2015年10月  HUMMER ESSAY 2015年11月      

2015.11.9.    石飛 毅氏

無事に第30回目のミーティングが無事終わりました。
今回は途中で止まってしまうHUMMERもなく、スカイオートが積載車で参加してもらいましたけど、使う事もなく名実共に無事に終わりました。今回の参加台数はカウントしていませんが、那須PSガレージの駐車場がほぼ一杯になりましたので盛況とします。当方は恒例の一成さん前夜宿泊はありませんでしたが、藤本さんが木曜日、片岡さんが金曜日からガレージに来ていました。実は毎回節目に作成しているステッカーは松原さんがデザインして当方が加工してカットしていましたが、今回はデザイン原稿が届かなかったので、仕事じゃありませんし、あくまでも好意でやっていることなので『今回はなし!』と決断しましたが、松原さんのfacebookに30thのロゴが入ったタンブラーが出ていたので、慌てて連絡したら『送るの忘れてた。。。。』と早速送ってもらいました。
ところが、送られたデーターはイラストレーターのデーターで、イラストレーターどころかMacを持っていない当方のパソコンには取り込めず、Macと言えば君島さんなので、連絡を入れましたが宵の口だったためか飲酒中らしく返事なし。そこで、各方面に連絡をして返事を待っていたところ、君島さんから連絡があり、とりあえずbmpに変換して頂けました。ところが、ステッカーが細かくて老眼の当方は余白部分の剥きをする事が不可能で、何時もステッカー作成をしてくれる給食当番に連絡したら、深夜なのに来てくれました。
出力は当方が行い、ステッカーの余白剥きは目の良い給食当番と片岡さんが行い、藤本さんは中ハイを飲みながら応援と言う体勢で、サンプルの作成が完了しました。終わったのは朝3時で、とりあえず出発は8時なので7時起床する事にして就寝しました。
翌朝は、雨も霧雨になり、マァマァの天候。前夜慌ててて、ビンゴの景品を宅配屋に取りに行くのを忘れていたので、関西二人組みとは別行動にして、当方は景品の引取りと給油を済ませてから追いかけましたが、関西組みは途中で道を間違えてしまい、結局、外環回りルート。当方は県央道回りで那須を目指しました。因みに圏央道は今月の31日に東北道まで繋がるので、ガレージから那須までは物凄い時間短縮になります。
当方のHUMMERは絶好調なのですけど、燃料フィルターがソロソロ詰まっているらしく燃圧が足らなくセフティモードになってしまい、最高速が100ピッタリでしか走れなくなってしまいました。エンジンを一旦切れば戻るのですけど、そのうちセフティモードになってしまいます。そのお陰か今回の燃費は殆ど高速で渋滞もなかったので、6キロ台後半を記録しました。早速帰宅後フィルターの交換をしましたので、この後暫くはガンガン行けます。

キャサリン家にあるTURBO-DIESEL HUMMERにFSDクーラーを取り付けました。キャサリン家にパパ号もあるので2台一気に取りました。キャサリン家には次女出産時に妻がドイツに行ってしまい、男ヤモメ生活時に支援があり餓死しないで済んだりと色々お世話になっていますので、やっとお返しが出来るので、やる気満々で作業しました。実は、当方は小学生から中2の夏まで東武スカイライナー線沿線だったので、一応、埼玉県民でしたが中央及び西埼玉の地理に疎くて、キャサリン家に引き取りには高速だと思っていましたが、実は下道でも30キロちょぼちょぼと言うのが発覚。引き取りの時は通勤時間帯だったので1時間程掛かりましたが、帰りは40分を切るようなご近所でした。
最初はパパ号を引き取り、先ずはHUMMERの状態を大まかに見ましたが程度良好。殆どのHUMMERではウォッシャータンクにハーネスを固定しているネジが腐食していますが、健全。アース端子も美しい。せこのHUMMERは99年式でABS付きです。従って、初期のTURBO車と異なりフェンダー内にFSDユニットを取り付けが出来のでませんので、桧谷さんのHUMMERと同じくウォッシャータンクの上に取りつけることにしました。
ステーを当初アルミで作成しようと思いましたが、調子に乗って厚物を曲げたためベンダーを破壊してしまったので、とりあえずアクリル板で作成してみました。今回導入したアクリル曲げ器はちゃんと寸法を合わせると数回まげても直角が出るので仕上がりは上々です。ただ、現物合わせなので数回作り直しをし、仮止めした所、強度は十分でしたが、共振点を上げるため、最終的には補強版を接着しましたので叩いてもビクともしない強度になりました。納得行く場所に収めるにはケーブルの長さが足らないので30cmほど延長してコネクターに負担が掛からないようにしました。取り付けたファンはIP67のタイプでベアリングタイプです。これに防水用のコネクターを使って接続しました。
高年式で大型のヒートシンクでの取り付けは初めてでしたが、納得の行く仕上がりになり満足しました。時間と部品があればボンネットダンパーも取り付けたいのですけど、ダンパーのキットは完売してたので今回は見送りました。ボンネットダンパーは5台ロットですが、キャサリン家2台確定なので近い内に手配します。
作業が終わり、遅い時間になりましたが道路が空いているメリットを利用して、ママ号と入れ替えに行きました。現地に到着後ボンネットに手を入れたところFSDはほんのり暖かいだけで、ファンの効果が絶大なのは確認できました。
翌日は、ママ号に取り付けました。2台目なので、作業はスムーズな筈でしたが、何しろ複数曲げ加工は初めてなので裏表間違えたりして、結局時間は掛かってしまいました。初日は是枝さん、二日目はタケちゃんがベトナム並みの時給で作業を一緒にワイワイやってくれたので、加工を失敗した時は延長作業しようかと頭を過ぎりましたけど、落ち込む事なく作業を終える事が出来ました。ママ号は、パパ号の反省を盛り込んでいますので、細部で品質向上は出来ています。ただ、ウォッシャータンクのネジは錆びて折れてしまいましたのでココは再加工しました。

ガレージがオープンしてから16年目を迎えてますが、当方の物欲に任せてマダマダ設備が増えています。
増える一方で、消耗により入れ替えも必要になってきます。ガレージの工具関連は基本的にスナップオンが主流で、基本工具以外の物もスナップオンの物が多いです。その中で電動工具もスナップオンのディーラーに営業を掛けられて主流はスナップオンです。10年ほど前に車載用にと、上口さんからマキタの充電インパクトセットを頂いてスナップオン軍団の中で孤軍奮闘していました。当方の使い方はインパクトやドリルを数台並べて下穴、中穴、仕上げ穴、タップ等のビットを差し替えないで一連の作業をするため、複数台数を並べるという贅沢な事をしています。
古いマキタはチャックを付けて使うことが多いのですけど当時からLEDライトやブレーキが付いて、尚且つ軽量で大トルクで一回り大きなスナップオンと同等の仕事をしてくれました。7-8年使っているうちに2個あるバッテリーの内一個が充電できなくなり、ホームセンターで追加購入した事がありましたが、同じ型番でも小型化されて、より便利になりました。その後4個あるスナップオンのバッテリーも充電出来なくなり、ディーラーに注文すると『生産中止になりました』と驚きの返答。マキタはもっと古いのにちゃんと買えて尚且つ、小型バッテリーになっているのにスナップオンは生産中止となると今まで使っていた充電ドリル2台と電動インパクトが使えなくなってしまいます。
当然クレームを付けると、『安心してください、新型バッテリーにアダプターを付ければ使えます』とアダプターを見せてくれて、尚且つ今なら新型バッテリーが二個付いている電動ドリルがお求め安くなっていますと言うので、今の財産が使えなくなるのは困るのでそのセットを購入。その後、古いバッテリーが段々脱落して、一年ほど前に旧型バッテリーが全滅してしまい、アダプター一個を3台の旧型バッテリー工具に差し替えながら使い続けていますので、このアダプターも一個追加購入。マダマダ本体は使えるので、バッテリーを追加購入しようとしたら、今度は『電圧が上がりました!』今ならバッテリーが、、、、』こんな事の繰り返しんは絶えられなくなり、今のバッテリーがお亡くなりになるまで使い切る事にして新規電動工具の購入は中断しました。
そんな折、ファクトリーギアでBOCHの1/2インパクトとビット兼用の奴があって、店員に『150N-mで締めたホイールナットが緩みます?と聞いたら』『ハイエースのタイヤ交換も出来ます!何しろ最大トルクは180N-mありますから』という営業トークに乗せられて購入しガレージに戻って150N-mで締めたホイールナットが緩まず撃沈。。。
そして、一年が過ぎ、最近気になる工具が出て使えないBOSCHに光が当りそうな雰囲気になって来ました。気になる工具は、カットソーでヘラみたいなブレードの先端にギザギザが付いてて、ぶるぶる震えてカット出来て、アダプターを変えるとサンディングも出来る優れものなんです。価格もそれなりなんですけどBOSCHの物を買えばバッテリーは不要なので案外お手軽価格になるんです。そこで、この工具を使っていそうな藤本さんに聞くと『とても重宝に使っています。あると便利ですよ』と言うのでプロが言うなら間違いないと思い、買う気満々になったところで、藤本さんが『BOSCHより、マキタの方がいいですよ!』と悪魔の囁き。更に、片岡さんも『マキタでしょー』と被せて来てとりあえず買うのは中断。その後、回りの職人さんに聞くと一押しは皆マキタ。
そこで、一旦振り出しに戻してガレージの電動工具の将来について考え直す事にしました。確かに今はBOSCHがあるので、安く上がりますけど、使用頻度がそれ程高くない当方としては、部品供給とかバッテリーの将来性を考えるとシェア60%で経常利益10%以上のマキタは安心です。現に10年以上前に生産されたインパクトドライバーの電池はそれよりも新しいスナップオンが生産中止になってても、いまだに供給されています。悩んでいるうちに藤本さんが格安マキタの情報や『マキタにしたら弟子のハヤトが充電器を進呈すると言ってますよ!』と煩い位にマキタを進めてきます。
そこで、決断しました。当方は今までのシガラミを絶ってマキタメインで行く事にしました。スナップオンは全て新規購入しない。BOSCHはヤフオクで売る。ベテランのマキタはマダマダいけるけども、2011年に買ったバッテリーが一個しかないので、貸し出しまたは車載用にする事にして、マキタ党に(教)に入信する事にしました。入信したからには最強の18Vで揃える事にして、ポチポチ。先ずガレージに届いたのは、18ボルトのバッテリーと充電器がセットになってるインパクトドライバーセット。そしてマキタではマルチツールと言われている今回1番興味のあった奴。小型充電ドライバーセット。そして藤本さんも片岡さんも自宅で使っている掃除機の4点。早速バッテリーコーナーにある古い充電器を退かして並び替えをするために、古いマキタの充電器を下ろしてスナップオン14.4V用、スナップオングリップドライバー用、マキタ18V用、マキタドライバー用、ドレメルルター用と並べました。何気なくマキタの充電器にオールドマキタのバッテリーをさして見たら何と!そのまま充電開始して無事充電できました。ヤッパリ マキタは凄いです。従ってオールドマキタはそのまま常駐工具に格上げにしました。
こうなると、スナップオンが目障り、、、後、電動ドライバーとインパクトレンチがあれば古い電池パックのスナップオンが廃棄できる。。。多分、近い将来マキタとスナップオンの立場が逆転しそうな気がする。
今回来たインパクトドライバーはブラシレスモーターで、防塵・防滴で噂では丸洗い出来ちゃうそうです。インパクトの強さも調整できて兎に角小さい。トリガーを引くと点灯するLEDもオールドマキタに比べて数段明るくなっています。マルチツールは初めてなので早速試し切りをしてみました。先ずは付属のカットソーでアクリルをカット。最初は中々切れませんが、きっかけが出来るとぐんぐんカットできます。一応もうすこし幅の小さいカットソーも注文してあるので角穴を開けるのに有効です。次に金属用のカットソーでアルミの板をカットして見ました。振り幅が小さいので切子が細かく案外簡単に穴あけが出来ました。次にスポンジをカットしてみたところ、まるでパン切り包丁で切るように綺麗にスポンジを切ることが出来ました。スポンジはキザギザのとカッターの刃のようなのと二種類買いましたが、どちらでも綺麗に切れます。次にサンディング用のベースを付けてヤスリがけをしました。大きな面をやるよりもコレでなければ出来ないところに手が届くので、これも利用価値があります。また、新しい道具が入ったら紹介します。

 2015年10月