2004年11月  HUMMER ESSAY 2004年12月      

2004.12.31.    石飛 毅氏

雪子さんのAC交換はちょっと難産です。
補助等と、電動ファンの配線が入り乱れてて、なお且つ、圧着不良部分があってトリミングをしました。GAS HUMMERはバッテリーがシングルなのでバッテリートレーに余裕があるのでファンのコントローラーをバッテリートレーに載せています。この部分にライトのリレーも載せていますが、DIESELの場合とオルタネーターの位置が逆なのと、エアクリーナーが2個なので泣く泣く電源をバッテリーから取っています。本当は電源端子から取りたいのですが、延々と電源を引き回すよりはこちらのほうが合理的なので、悩んだ挙句の策です。GASエンジンのバキュームは量が少ないので、バキュームを貯めておくためのアキュムレーターを追加します。これの配置は、一旦全ての配管を行った後でないと取り付かないので、一旦全てを取り付けてから取り付け場所を探った所、エアクリーナーの下に取り付けました。(黒い丸いタンク)
ガスの配管が終わって、漏れを確認するためにゲージと真空ポンプを取り付けて1時間ほど引いて放置しております。年が明けてゲージの針を確認します。この後は内部作業の再開です。と思ってATのゲージを触った所、がたがた振動でステーが取れたみたいです。内装を外してあるので、ついでにハッチを開けてエンジン回りの点検増し締めをやっておこうと思います。


今年も、大晦日を迎えております。
あっという間に一年が経ちます。子供の頃は一日は長かったし、人生も永遠にあると思っていましたが、大晦日の様にドンドン迫ってきているんでしょうね。大晦日までの過ごし方が人それぞれ違うように、人生の過ごし方も多様です。当方の場合はそれまでにやらないといけない事が沢山あるので、大変忙しいです。今年も年賀状は今日完成です。来年こそはと何時も思うのですけど、もう諦めています。
来年はクラブの節目になる、10回目のミーティングを行う事は既報です。内外問わずご協力をお願いしておりますけど、海外のHUMMER関係の方は「ポスター欲しさ」に沢山協力を得ております。名刺ではありませんが、どの関係者も当クラブとの付き合いは長く、一応名前も通っているし、出来が良いので、この手のイベントポスターには興味を持つようです。松原さん印刷数が掴めませんねー。

前回のミーティングで大好評のクラブのタオルの第2弾が昨日完成しました。
前回は当初完売になるか心配で、押し売りしましたけど、勤務先でも大変好評でした。そのほかからも、お礼とか、ご挨拶に大変便利だったとも言われてもう一度作成しました。前回と異なるのは色だけで、サイズ、肌触り、全て同じです。量は前回と同じなので、なくなり次第終わりです。ご希望の方はガレージまで来てください。


2004.12.24.    石飛 毅氏

クリスマスですねぇ。当方の所にも数十年ぶりにサンタが来ました。
当方が大の「赤」好きを知っているサンタが赤いオイルライターをプレゼントしてくれました。このメーカーにこんな色物もがあるの?と思いましたが、保証カードも付いているので珍品?では無いかと思います。心よりお礼いたします。赤い珍しい物がありましたら一報ください。
本日、ローバー系の知人がBIGチェロキーに乗ってきました。ノンレストアでオリジナルのチェロキーは経過年の歴史を感じます。このチェロキーは新たにボルテックエンジンに積み替えの予定だそうです。古い車体でもエンジンは新品でハイパワーというのは中々おしゃれですね。
今日のメインはたっぷり時間を取って雪子さんのAC交換を行いました。メインはエンジン側の作業で、温水配管と配管配線を行いました。GASエンジンのコンバージョンは初めてなので、キットのパーツを確認しながらの作業になってしまいます。毎回思うのですが、このコンバージョンキットはフルコンバーチブルでは無く、毎回、不足部品があります。今回も温水ラインの切り替えバルブ回りのレイアウトがDIESELとは異なるので、マニュアルと当方のHUMMERとを見比べながら作業を進めました。色々見比べた結果、配管のフローは理解できましたけど、どうしても届かない配管があります。今までのキットではループになった配管が入っていたのですけど今回は入っていません。結局、形をつけられた配管をカットして、スリーブを入れて延長しました。
GASエンジンのDIESELとの違いはオルターネーターとACコンプレッサーの位置が逆です。従ってキットの配線はDIESELと共用なので届きません。ACのホースもユニット側にコンプレッサーがあるので低圧側のホースレイアウトを変更すると配管にストレスが溜まり、亀裂が入る恐れがあるのでレイアウトを変更しました。DIESELのNAはマニホールドがほぼ大気圧なので、コンバージョンした時は、電動のバキュームポンプを備えます。ターボはウエストゲートバルブのコントロール用と元々温水の切り替えバルブがダイヤフラム式なのでバキュームポンプが付いています。GASの場合も温水切り替えバルブのコントロールはマニホールド内から配管を引いて温水切り替えバルブを作動しています。しかしコンバージョンキットは、室内の風向切り替え等の駆動をバキュームで行うためにダイレクトでマニホールドからのバキュームで駆動するとマニホールド内の減圧度の変化が起きてエンジンコントロールマネージメントに支障がでます。そこでレトロフィットキットを取り付ける際にアキュムレータータンクを備えてこれに対策しております。プラスチックの直径15センチほどの球形の物です。よくサバーバンとかにも付いていたし、572にも付いてた記憶があります。これ以外の部分は特に障害になる部分はありませんでした。
雪子さんの作業を淡々と進めて、ソロソロ帰宅しようと思ったら、北陸の方でエンジンがかからないのでFSDが欲しいと連絡が入りました。年末だし、先方も何日も入庫してて手を焼いている様子です。こちらに回送したら?とも言いましたが、ヤハリ年末だし北陸からの回送じゃ費用も馬鹿にならないので、どうにか現地修理をしたい様子でした。事情は解ったので快諾しました。エンジンはターボDIESELで始動不可能。それまでに時々エンストがあったそうです。ソレノイドポンプは動いているようです。でも吐出圧が十分かどうかは不明(始めて見て解るわけ無いけど)ただ完全に掛からないのではなくて、バッテリー端子を一旦外した後の一発目は始動するそうです。当方の見解はオプチカルセンサーの疑いも否定できないのですけど、現状を見ていないのと、情報が少ないので、取り合えず解りやすいFSDの交換に取り合えず同意しました。
FSDの交換は、エンジン上部のインテークマニホールドや、場合によってはクロスパイプも外すために冷却水も抜き、尚かつポンプを緩めて進行方向に向かって時計回りに回転させ,尚かつ、T規格のレンチを使って交換をしなくてはなりません。たった一つの箱を交換するために非常に大掛かりになるので当方はケネディDIESELで販売されているリロケーションキットとヒートシンクとの交換を薦めております。当方のHUMMERもポンプの横に付いているFSDは健全に動いていますけど、念のためにこのキットを組み込んでおります。FSDの新品もリロケーションの配線もあるのですけど、ヒートシンクの在庫はありません。ヒートシンク無しでリロケーション配線だけ使ってエンジンを始動すると、このユニットは手で触れられないほど発熱します。この場合はあっという間にトランジスターが自分で発生する熱で壊れてしまいます。北陸の工場の方の腕をどうのこうの言うつもりはありませんが、万が一この辺の事情を知らないで試しに付けて直ってもスグにまたFSDを壊してしまいます。その結果高価なFSDがパーです。そこでFSDが原因とは未だ特定できていないので、取り合えず被害軽減の目的で中古品に当方が手作りで、ヒートシンクを作成しました。試しに当方のHUMMERにこれを取り付けて(リロケーションキットを取り付けているので5秒で交換可能です)テストしたところ、最初のヒートシンクでは放熱不足でアチッチになってました。そこで、放熱部の表面積を広げてサイドテストした所、良好でした。一応この状態で交換して復調したら原因はFSDなので、改めて新品と交換すればいいと思います。
エンジンが時々止まる程度の時点で解る所に入庫しておけば、こんな迷惑な事を当方が背負い込む事が無いのにと思い、完成の報告を要求先に連絡したらもう居ませんでした。恐らく北陸の業者もコタツで一杯だろうし、オーナーは誰だか知りません。帰りに三次パーキングで夜中に一人でカレーライスを食いながらふとこんな事を思います。一体皆どういうつもり???とは行っても、お人よしは明日元払いで荷物を送ってしまいます。北陸の人!ここを見てたら関東方面に一礼してもバチは当たりませんよー。ちなみにFSDは買ったままでは使えません。コネクターに車種別の抵抗を入れないとだめです。HUMMERの場合は「9番」これは抵抗に書いてありますので、一旦挿入すると交換は不可能なので注意してください。写真の黒い箱がFSD、白い小さいチップが抵抗です。挿入は番号が見える方向に入れてください。番号はロットによって黒い時と白い文字で書かれております。

2004.12.22.    石飛 毅氏

松原さんが作成して下さったポスターは如何ですか?
当方は大変気に入っています。大きく変わることが無いと思いますので、このまま掲載してください。
今年最後の工具の購入をしました。買ったのは、スナップオンからハンド インパクトレンチ、マグネット ソケットラック、セラミック ソーです。ハンド インパクトレンチは固着したボルト、ナットをエア インパクトレンチで緩まない時に、使用するもので先端にソケットを付けてエリンギみたいな部分を握ってハンマーでしこたま叩く物です。ソケットに負担が掛かると思いますので、使用するソケットは頑丈なものを選ばないと駄目でしょう。これは、友野号の足回り交換用のボルトを見たところ、大きなボルトがゴロゴロしていました。インパクトで緩まない時には今まで、ブレーカーバーで少しづつ緩めていたので、力を入れていると脱腸か痔になりそうでしたが、これで力仕事を減らせそうです。以前、友の号のスプリング、ショック交換をしたときは、週末疲労して、平日に体を休めて、そして週末体力を使うという、本来とは逆のパターンでした。大きいネジをこれでガンガン叩いて概ね緩めてからエアインパクトを使用すれば、当方の体力消耗軽減に威力を発揮しそうなので早く使いたいです。
マグネット ソケットラックは、HUMMERの下にもぐったり、エンジンルームで作業をするときにソケットを紛失しないようにする目的で購入しました。これはかなり強力で、1/2角のディープソケットを付けても落ちません。
セラミック ソーは、何でも切れる「のこ歯」です。ふれこみでは、ガラス、ステンレス、ヤスリ!も切れるそうです。見た目は今までのノコ歯とは異なりスチールのブレードの先端に硬そうなふりかけがかかっています。このふりかけがどうやらセラミックらしいです。早速ガラスを切って見ましたけど、確かに切れますというより削れます、という感じです。一体どんな時に使ったら良いかは未だ決めていませんけど、一本ぐらいあってもいいかなと思います。
ドイトでも買いました。まず、買ったのはエア リベッター。既にガレージにあって出番は結構多いです。所がこれはリベットの大きさが一種類で、細い物とか太い物には対応していませんでした。特にACのレトロフィットキットに付いて来るリベットは、一本打つ毎に分解して中のピンを取り除いています。一度この快感を味わうと、もう手でリベットを打つ方法には戻れません。従って、今回は先端の交換並びに中身も交換できる物に交換しました。色がバーガンディ レッドに近い色で、もう少しだったのですが、赤に塗り直しをしました。ついでにリベットも遂に箱買いしました。今までバラで買うと一本20円ぐらいだったけど、箱で買うと7円位になります。何かに使うと直ぐに20本ぐらい消費するし、失敗もあるので積み重ねるとバカにならないのです。パーツクリーナ、ネジ類、ウエス、色々消耗品を積み重ねると結構な額になります。これを少しでも抑えるには、大量仕入れは鉄則です。それも、思いついたときに買わないと、使いたいときに「無い」と買出しに時間が掛かるので、そっちの方が無駄ですから。それと、面白いのでカラーリベットというのも買ってみました。これはリベットの頭に塗装がしてあって、黒い部分に打っても目立たないという物です。
リベット以外にもう一つ便利工具を買っちゃいました。これは六角レンチの違うサイズが一体になっているものです。一体になっているものは、ビクトリノックスの万能(7徳)ナイフみたいな奴で10本ぐらいのものがポピュラーですけど、今回購入した奴は4サイズと割り切っています。大体工具箱の六角レンチ入れは、インチ、ミリが入り乱れて探すのが大変です。これだと思って持って行くと合わないケースが当たり前の様になっています。これであれば、ミリであることは確定ですから工具箱からのピックアップも楽です。先端がひょこひょこ動くので早回しも可能で、折り曲げて本締めも出来そうです。メーカー名はCRABで、購入先はドイト。価格は1200円前後と記憶してます。この手の便利工具は多分に計画倒れが多いので暫く使って様子を見て、また報告します。
ミーティングの協賛にCCV誌も参加して下さりました。恒例の豊島園で行われる、CGクラブのイベントに今年も協力要請の話の後でしたので快諾してくださいました。石川編集長からは、メディアに出すイベント企画書等の作成指導をしていただきます。

2004.12.22.    石飛 毅氏

忘年会からガレージに帰ってきて、浅井さんのHUMMERのパワステポンプの交換を行いました。
HUMMERのパワステポンプは年式によって違いがあります。ポンプとタンクが一体になっている物と、タンクが別になっててホースで繋がっているタイプがあります。浅井さんのHUMMERは別体式でインタークーラーを取り付けた時に配管と干渉するために若干位置を下げてありました。しかし、この状態ではタンクのキャップを開ける事も外す事も出来ないのでパワステのATFを交換する事が出来ません。また、パワステポンプからの漏れもあってガレージに転がってた一体式のポンプと応急処置で交換しておきました。長い間エンジン回転が低い時に油圧が上がらないのでハンドルが重くて大変そうでした。新品部品が届いたので元の別体式のポンプにもどしました。
パワステポンプの交換は、サーペンタインベルトを外し、ファンブレードを外します。これはプーリーを外す特殊工具を使うときに邪魔なので作業性をあげるためです。浅井さんのHUMMERのファンは新しいタイプで、従来の細いボルト4本で固定するタイプではなく大きなナット1個で固定するタイプです。このタイプは特殊工具があれば簡単に取り外す事ができます。この工具が無いと外す事は困難極まります。ポンプのプーリーも特殊工具が無いと取り外し取り付けが困難です。無理に隙間にスパナを差し込めばポンプの取り外しは可能ですが、新しいポンプにプーリーを取り付けるので、この時点で外した方が効率が良いと思います。
ポンプは正面からは3本のボルト、後ろには2本のナットでステーが固定されています。このステーは、エンジンブロックにボルトで固定されていますが、このボルトは六角の部分が途中にあるもので、外側の部分に、寒い時にエンジンブロックを予熱するヒーターの電線がクランプで固定されてますので、これを外してからステーをエンジンブロックに固定しているボルトを緩めます。ボルトは新しいエンジンなのでインチサイズではなくmmです。従って使用する工具は15mmのスパナ、ソケットが必要です。配管はゴムホース2本と高圧ホース1本です。高圧ホースは必ずフレアーレンチを使いましょう。
ポンプはとくに問題なく交換できますが、タンクはインタークーラーの配管が邪魔ので、そのままで取り付けても問題は解決できません。ホースの長さも決まっているし、01年モデルはABSやTT4のユニットなどでエンジンルームは一杯なのでタンクの位置を決めるのが大変です。ココと思っても、固定するためのステーが複雑では作成が大変ですし強度確保も必要です。ガレージに転がっている素材をすえながら色々考えたところ、角パイプの寸法を測るとカットしてあてたところ上手いことフィットしました。パワステにATFを入れてエアー抜きをした後、テストドライブをしてATFの量をチェックして作業は完了です。
当方がパワステポンプを交換している間、博君は工藤さんのHUMMERに先般紹介したメーターと交換しました。このメーターは水温と電圧、油圧、ブースト計があります。電圧・油圧計はオリジナルの配線で動作しますが、水温計はオリジナルの配線のままでは、ゲインが違うので正しくメーターが動きません。オリジナルの水温センサーはPCMにも繋がっているので、メーターに付属のセンサーを増設して配線を引きなおしました。ブースト計はマニホールドにRc1/8のタップを建てて圧力を引き出します。このメーターは本当に綺麗でガラスが凸レンズにもなっているので、文字盤が大きく見えます。これを見た松原さんが「即オーダー」でした。何時も早いです。スピードメーターはオリジナルのままで他のメーターに合わせて電球を交換しました。ピンボケですけど、雰囲気を感じてください。

H2の発売以来HUMMERが自動車雑誌以外にも取り扱われる事が多くなりました。当方に色々書かせて、そのままリライトしてとぼけている女性週刊誌の話を以前にしましたけど、今回はきちんと見本誌を送ってきましたし、当方の名前も入れてくれました。この冊子はセルコホームという会社が、購入した方や、これから購入をしようとしている方に配布しているようです。セルコホームが展示している住宅展示場で配布さてれているとも聞いております。A-carsの方も本日お見えになりました。この手の方々でも好印象な方々も沢山いるんですね。
先日の忘年会はバカ騒ぎをしてばかりいた訳ではありません。実は来年行う「第10回 HUMMER OWNERS CLUB JAPAN ミーティング」についての相談も行いました。そもそも小ぶりな内輪のミーティングなので、さほど告知等は行っていませんでしたけど、我々の「クラブ活動も5年も経過して、それなりに活動をしているチャンスもあります。そこで、今後の発展があるか衰退があるか不明であるし、今までの区切りとして第10回のミーティングは少し盛大に行おうという事になりました。そこで、問題なのはH2についてです。以前にも触れましたが、我々の上位団体である本国のHUMMER CLUBはH1、H2問わずメンバーが同居しております。当クラブは、そもそもH1を維持していくための「互助会」ですし、他には頼れないという状況下にあったオーナーの集まりなので、H1のすみからすみまで知る事が目的なので、同じ車種を持っているだけという理由だけではありません。今までにも何通かH2オーナーからの連絡を頂いておりますけど、そんな理由から入会はお断りしています。
しかし、本国のCLUBの動向からもHUMMER OWNERS CLUB JAPANという事であるからには、日本にも浸透しているH2を無視するわけにはいきません。そこで今回は色々なメディアや販売店にも協力をお願いして、H2オーナーへの呼びかけを、当方が行い、そこに集まって頂いたオーナー間で上手く話がまとまればクラブを作っていただき、運営をして頂けたら宜しいのではないかと話がまとまりました。当クラブの発足時にはHUMMERはH1だけでしたが、今後H3.H4?・・・と出てきた時に、クラブ名を我々が「本家」とか「正規」くだらないことを言って独り占めするすることは単なるエゴですから。現在の当クラブの名前を使いたければ、さし上げ手も構わないと思います。もちろんクラブ名は共有して、H1の部、H2の部でも構いません。ステッカーの車の部分を以前松原さんが作ったH2になっている物にするだけでもいいと思います。まあクラブ名を共有すれば、そのままGMのHPにも載っているオーサライズされたクラブとなるのでお得かもしれませんね。
早い話が、当方の方針では多数のメンバーのクラブには対応できない事と、行きがかり上日本国内でのH2向けのクラブを立ち上げるきっかけを作る責任はあると考えて、10回目のミーティングをそれにしたいと考えているわけです。もちろん守って頂きたい方針はその車体の出所は問わない、ということだけはシッカリ守って頂こうと思います。ミーティングには協賛も集めますが物乞いではなくて当クラブの作成したポスターを作製し、それを貼ってもらってミーティングの告知をお願いするだけと考えております。年が明けたら企画書を作成して一回りしたいと思っています。
そのポスターですが、もう出来ています。凄いのが!このポスター告知だけではマジ勿体無いので参加者にも配布できないか現在検討中です。このほかにも現在ノベルティの準備として上がっているのはベースボールキャップと、バッグ、タオル等が上がっています。数量の問題があるので、以前我々が訪問したHUMMER CLUB主催のHOME COMMINGの様に事前受付が必要かもと考えております。未だ参加台数等の把握が出来ていないのと、大規模と言ってもスタッフが少ないので、ある程度の台数制限もしないとパニックになるのではないかとも思います。行き当たりバッタリで来た方にも失礼があったら困るので、当HPをごらんの「やっても言いよ」と思われるH2オーナーがいらしたら、ぜひ当方に連絡を頂きたいと思います。H2オーナーが来そうな所でポスターを貼ってもいいよといわれる方も連絡ください。
現在、A-cars、スカイオート、ランドマップからは協賛を受けました。また、この件についての進展はエッセイとは別項目で随時決まった事を掲示したいと思います。ポスター(案)の原稿は明日、先生宛に送ります。


2004.12.20.    石飛 毅氏

忘年会旅行に行ってきました。
場所は昨年と同じ軽井沢でした。出発早々16号で多重衝突。出る時に知人からメールで「注意をするように」とメールを貰いましたけど、いきなり身代わりになってくれた方がいました。キャブオーバーのトラックの運転手さんが潰されたキャビンをウインチで引っ張って助け出されたみたいです。6台ぐらい事故にあっていたのでひと目では原因は解りません。このトラックは足場のパイプを積んでいたトラックに突っ込んでいて、パイプがキャビンに刺さった様です。当方のこの車の後ろを走らないリストにパイプを積んだトラックを追加します。まあ当方達の同乗者には「神主」がいますので、お札より強力なはずです。
サービスエリアで「風呂桶号」と待ち合わせしました。高速を風呂桶積んで走っている姿に郷愁を感じます。宿泊先は松原さんのお陰で凄い豪華な所で、当方には全く相応しくありません。今回泊まった部屋は出来たばかりのハイグレード版でとても綺麗でした。部屋も広くて特にお風呂は、どうやって入ったら良いかわらない不思議な風呂でした。浴槽はジャグジーで水中照明の色は自動で変わります。当方も試しましたが、体の色がゾンビみたいになって、健康状態が解らなくなります。一人ではいるのは広すぎて少し寂しいです。いまだ入浴は良いのですが、併設のトイレにいたっては広すぎて「野○そ」している感覚です。
夕食をレストランで取った後、この部屋に集まって宴会で話の内容はもちろん「H1賛歌」です。友野サンは何時もの様にMYパジャマに早々着替えて、何度も仮眠してましたが、宴は朝方まで続きました。この部屋は凄く広いのに貧乏臭くなく2ベットなので、大柄な、工藤、浅井、石飛はエクストラで布団を敷いて就寝。今回初めて気が付きましたが大柄な奴がうつ寝返りは迫力満点でした。
帰りは、一成さん以外はガレージに集まって解散。柏組みはパワステポンプ交換の作業があるので居残りです。作業については次回報告します。


2004.12.15.    石飛 毅氏

HMR誌が届きました。
全体的にH1よりH2の方が中心の専門誌ですね。定期刊行物なのにページ数がフライディより少ない50ページの雑誌です。まあ英語力の無い当方には読むのに時間が掛かるからまあいいでしょう。全般的にアメリカのこの手の雑誌は、ペラペラの物が多いのですが、紙の質は立派で全ページフルカラーです。これでアメリカ国内にはHMRとHUMMER CLUBの会報そしてもう一冊あるので(これは海外には対応していないので未入手)HUMMERの専門誌が3種類ある事になります。H2の販売が好調であるから成り立つんでしょうね。DVDも2種類来ているので、これは後でお風呂上りにでも見てみます。とりあえず受け取りの確認です。

2004.12.14.    石飛 毅氏

エアコンの取り付けは順調に進んでいます。
本体が入りました。後2cm幅が狭ければユニットを入れるのが楽なんですけど、今までの物は幅が小さいけど固定が横だったので、ユニットを入れてから左に振らないと入りませんでしたが、レトロフィットキットは、下側をアングルに載せて、そのまま前後で固定するので、ユニットを奥に入れてゴチャゴチャ動かさないでもよいのでラクチンです。ユニットの配管も取り付けて、オリジナルのダクトをカットし、新たなダクトと交換しました。一応配線とバキュームホースを仮止めしてみたところ、ダクトコントロール用のバキュームホースが一本途中で切れていてこれを補修。この他には今のところ特に問題はありません。
また一人、HUMMERが欲しいという若者が訪問してきました。今回は19歳!オイオイ無理なんだよねー。工藤さんのHUMMERをスカイオートに何度か見に行ったらしいけど、村上さんにも止められたみたいです。(誰にでも売るんじゃないんだと少し安心)もう、アレは売れちゃったよ、と言うと少し落胆してました。ある程度車の知識を持って自分でやれれば、どうにかなるとは思うんですけど、当方の所に尋ねてきた若者には薦める訳にはいきません。また、ターゲットにしている中古車の場合、良否の判断は価格だけで判断できないのが実情です。幾ら頼まれてもこの良否のジャッジは勘弁して頂きたいとお願いです。

アメリカからの、御協力有りがたいでしたね。
これからも本家との関係を大切にしたいと思います。先週はA-carsの取材でした。御世話になっているトムラガレージさんからの紹介で連絡があり、3月頃にH2のガイドブック第2弾を出版予定で、H2の本ですがその中にH1の紹介もするそうです。内容はオーナーの生の意見ということで近隣のクラブ員と、タマタマいらしたオーナーを交えて取材を受けました。この手の取材に欠かせない友野さんは生憎都合が付かなかったので、後日再取材の予定です。
倉持さんが、H2のホィールに塗装をして持ってきました。タイヤの組み換えをスカイオートで行うために、当方のガレージでホイールとタイヤの受け渡しを行いました。丁度良かったので試作のCTISカバーに作ったばかりのステッカーを貼って、ホイールに取り付けました。装着した感じはH2流用品らしさが消えてかっこいいです。


2004.12.14.    from David Vowell   Editor in Chief HMR

Dear Yasuyuki,
You and your can members can subscribe on-line via our website, www.HMRmagazine.com. Fill out the information on the subscription page and you can pay by card. We won't charge your club members any additional money for the international shipping. I'll cover the extra cost to mail it!
Consider it a discount for your club members!

Hats, DVD's, and other merchandise will soon be available on our website too. However, if you and your members would like things sooner, let me know how many you'd like and we will make it happen!

I received the pictures of Kei Tomono's truck. They look great! It's a very neat looking Hummer! I plan to run the pictures in the next issue, if I receive his paragraph in time.

Please stay in touch.
Dave 

2004.12.12.    from David Vowell   Editor in Chief HMR

 

 

2004.12.12.    石飛 毅氏

HUMVEE.NETで販売されているバンパーステッカー HUMVEE.NET Bumper Stickers!この図柄は先生が作成した物をパクッていますね。著作権のうるさい御国なのに無断使用とは恐れ入りました。ただスキャンしただけなので、画質が悪いみたいですね。オリジナルが、先生から送られて先方も驚いているんじゃないでしょうか?

2004.12.10.    石飛 毅氏

デービットさんからのメールありがたいですねぇ。
内容はともかくとして、写真の量とか文章の量(読めないはず)などの物量は多いですから恐らく、なんかこいつらスゲー!と思ってくれたんでしょうね。少しずつの積み重ねがいかに重要なのか身にしみます。先生には申し訳ないですけど、今度もデービットさんとのコンタクトはよろしくお願いします。

カッティングマシーンのトラブルは・・・解消しちゃいました。できるだけ無駄をなくそうと思って使用可能な枠を目一杯使うと、カッターがリミッターにあたってしまい。パルスモーターが脱調して、位置がズレル様です。カット中に図柄が段々右にずれているのを見ると左側のリミッターに当たっていると考えられます。図柄を少し右に移動したら、ちゃんと綺麗に出来上がりました。新品手配が早すぎました。一応作図枠を一杯に使えないという事は、「壊れている」事には間違い無いので、当方が子供の時からのセオリーで分解調査をすることにします。
当方は小学生の頃、動いている目覚まし時計を分解して怒られたり、おばの家に遊びに行くと、当方が帰った後には何かが壊れているとよく言われておりました。どうなっていのか不思議に思うともう止められないみたいで、少ない工具でバラバラにして研究を重ねていました。一番今でも覚えているのは小学1年生の時に運良く家族がいないかったので、テレビの中にいる皆に逢いたくて裏を空けた所、訳が判らなかったので真空管を抜いたり入れたりして色々触っているうちに銀色の筒の先をドライバーで触ったら、大きな音と閃光で心臓が飛び出るぐらいびっくりしました。何も無かった事にして蓋を閉めてそのままとぼけて放置。後で、オカンが電気屋を呼んで修理しているのを見ていましたがコンデンサーという言葉をその時初めて知りました。その頃のテレビの価格は現在のプラズマテレビぐらいの価格だと思うのですが、当方の子供がこんな事をやったらと考えると、今でも脈拍が上がります。もちろんオカンにはバレテイマセン。
話は戻りますが、メールでこのカッティングマシーンの事を聞かれたので、簡単に紹介します。メーカーはローランド(OEMでライオン事務機もあります)で、歴史は古くて15年程前に「漢字るメイト」という名前でX-Yペンプロッターの先端にオフセットが0,2mmぐらいのカッターをセットして平面に置かれたWフェースのシール素材をカットするがけの物が原型です。当時としては画期的な物でした。その当時パソコンもウインドウズなんて無くてDOSですから操作は面倒ですし、遅かったけれど、既成の英文字や数字をカットした物をハンズで買うより、大きさも色も選択できる事が画期的でした。何より一番大きなメリットとしては「漢字」をカット出きる事でした。
この頃から業務用の自動車の看板も直接ペンキを塗らないでシールで「名入れ」する方法が出てきたと記憶してます。デメリットは、作成するステッカーの大きさがそのプロッターの大きさによる事で、専用の素材用紙が高価なことでした。この後、現在の原型となる門型のスキャナーを兼ねた機種が出てましたが短命でした。理由はスキャナーを備えたためのコストアップ。スキャナー性能が悲しかったためと考えられます。唯一この機種のメリットは中川ケミカルなどの市販の「カッティングシート」を利用出来る事で、安価にオリジナルステッカーを作成できるようになった事です。
次のモデルはウインドウズ95が出た頃に登場しました。外装以外は殆ど現行のものと同じです。使いやすい感心したのは付属の作図ソフトの使い勝手が良くなったことです。この時期に幅の広いシートが使えるものが出てきたと記憶しております。このソフトは一般のデザインソフトよりは機能は少ないですけど、操作は簡単で、マニュアルを斜め読みするだけで直ぐ使えます。一応スキャナーで撮ったり、画像を取り込むことも可能です。発売から10年程経ってても基本的に現在のソフトが変わっていないところを見ると、我々アマチュアレベルには充分とメーカーも判断しているようです。
肝心なステッカーの仕上がりはどうかというと、マシンやソフトの出来より原稿の出来の良さが一番大きな要因です。絵が下手な奴が書いたものは出来が悪いのは当たり前で、丸い物はちゃんと丸く書かないと丸くは切れません。ハサミの無い蟹の絵を描いてもはさみを追加してくれる様な事もありえないのです。写真の世界と同じで、良いカメラ、良い被写体、良い天気で同じ場所から撮っても才能が無い人の作った物は駄目です。当方もマダマダ使いこなしていないのですが、大変重宝しています。


2004.12.10.    from David Vowell   Editor in Chief HMR

Dear Yasuyuki,
I will have my web people put a link from our magazines website to your clubs site.  It should be done in the next day or so!

Also, the package I sent to you is on its was by Fed Ex and is scheduled to arrive on Monday the 13th.  The tracking number is, 790360704110.  Let me know when you receive it!

All the best,
Dave

2004.12.10.    石飛 毅氏

先日試作したH2ホィール用のCTISカバーの製作に入っております。
カバーそのものはt2.0で材質はSUS304の片面磨き板です。これ自体は、業者に手配中で近日中に出来ます。このカバーに張るステッカーは、クラブのステッカーを何時も作っている「ステカ」ですけど、今まで酷使したために、最近調子が悪い上にステッカーを懲りすぎたので、はがすのが大変です。ヤハリ老眼が進んでいるために細かい作業は自覚症状以上に不得意になっています。ダマシダマシ操作してやっとカットした後に余分な物を剥がす時に失敗してしまい歩留まりがあまり良くありません。
そこで長年愛用のステカには見切りを付けて新しいものを購入しました。当方の会社にはA3サイズの同型があるのですが、小さいステッカーを作ると素材の廃棄部分が多くて無駄が多いので同型のA4サイズを注文しました。以前は定価販売でしたが、最近はネットでバーツ付きでも値引きされています。古いほうはまだごまかせば使えるので、ガレージの常備品にします。しかし剥がす方は解決されないので、昼休みを利用して勤務先の社員達に声を掛けて見た所、現金に魅力を感じてアルバイトを受けてくれました。こんなもでも得て不得手があるみたいで、ヤハリ目の良い人は早いし、爪の伸びている、女性社員の方がむいているようです。男子社員は当方より酷いので、見ているだけで良いカット係しかできません。昼休みだけでは足らないので、お持ち帰りをしてくれましたので助かりました。どうせ雇用を確保できたので、ついでに最近作っていないので欠品になっていたクラブステッカーも黒、白、グレーを作成していますので、劣化したり未入手の方はメールください。


2004.12.8.    from David Vowell   Editor in Chief HMR

Hello, Tsuyoshi and Yasuyuki!

My name is David Vowell and I am the Editor in Chief of HMR magazine.

HMR is the leader in Hummer lifestyle, off-road adventure and technical information. It¹s the only Hummer publication in existence that meets the exceedingly high standards for style, quality and authoritative content that Hummer owners expect!

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David Vowell

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2004.12.8.    石飛 毅氏

気が付くともう年末です。
年賀状の準備は・・・まだです。スナップオンのカレンダーを頂きました。一見同じようですけど、今年の物は昨年の物と比較して、書き込みする部分が大きくなっています。このカレンダーの欠点は、アメリカ本土仕様なので、日本の祝祭日が書いてありません。このカレンダーを基本に生活しているので、今月の23日が休みというのを気が付かないで予定をたてるのに大失敗しました。来年は予め赤いマジックでシッカリ赤丸をつけておこうと思います。
スナップオンは基本的に毎週来ていますが、ここの所、会社に不在がちだったので、週一回しか無いチャンスを飛ばす事が続いていましたけど、先週と今週は、タイミングが合ったので、ハンドルを新調しました。3/8□12インチ首振りラチェット、3/8□12インチブレーカーバー、そして通常では1/4□用のハンドルですが、3/8□の助っ人が付くようになっているハンドルを購入しました。首振りラチェットは数種類既に持っていますけど、状況に応じて用途を分けたり、ガレージでは、複数人数が同時に使うので増量しました。本当はインチソケットのディープとショートを追加したいのですけど、案外ソケットは高価なので、現在は一番使う(ダブル)1/2 9/16 15だけ複数用意しています。今回は変な形のスクレーパーを買いました、使い道?そんなの解りません。単純に歯の部分の形が美しいのと、これだけ変な形をしていると言う事は、「キット便利に違いない」と実際は未知の機能美と感覚で買ってしまいました。便利に使える事が解ったら紹介します。


2004.12.6.    石飛 毅氏

昨日、寒くなったと書いたばかりなのに、今日は物凄くよい天気でした。
最近、田辺製薬のナンパオを毎日飲んでいるので、朝はナイスな気分で起きれるし、疲労が溜まりません。と言うより不思議と筋肉痛にならないのです。現在、当方の元気の元はこれです。そういえは今日の最高気温は26℃だとラジオで言ってました。当方は汗が出るほどの天気なので、日中はTシャツでした。さすがに夕方にはツナギの中にトレーナを着ましたが、一体どうなっているんでしょう。異常気象なのかな?写真でにっこり笑っている手に持っているのは、竹下君が調達した知恵の輪です。どうやら、かなり難易度が高いと聞いていたのですが、案外簡単に取れたので喜んでいます。その後、色々調べると、当方が外す前の状態は、ある程度進んだ状態で、この前にもっと複雑に3個のリングが絡んでいる事が解りました。ヒロシも当方より早く外していました。
ヒロシ君が、早速話題の携帯電話を購入しました。ここの所、毎年変えていますけど、前に使って御用済みの「NISHIKIGOI」でさえ、当方の使っている携帯よりぜんぜん新しいのに勿体無いです・・・この携帯は文字を大きくする事が出来るので、ちょっと欲しい魂がぐらついています。当方の防水携帯電話はHUMMERに乗っている方に人気で当方以外にも、ファンが沢山います。新型が出ないでしょうか?
雪子さんのAC取り付け、かなり丁寧にやっています。今日新たに行ったパネルカットはフットボードに逆トの字型にカットしました。この後、エアコンユニットを支える下側のステーの取り付けですが、テンプレートはキットにありましたが、L型の金具は欠品してました。以前もこの金具が欠品していた記憶があります。この金具は、事故車から寸法を取って新たに作成しました。お手本に事故車があると便利です。この部分は何時もテンプレートに騙されるので、穴開けも常に事故車と比較して作業をしています。
加工時にエンジンルームの銀色の断熱材を剥がした所、汚いのでそのまま取り付けるには心が痛むので、マスキングをして塗装する事にしました。生憎、在庫のスプレーに白が無かったので、ヒロシ君に近い色を買出しに行って貰った所「日産のホワイト」を選んで来ました。下地を脱脂して塗装した所、偶然に色がピッタリとあっていました。運が向いてきたようです。天気が良いので、シートの虫干しもしました。雪子さんのシートは黒です。これは本皮のシートで手入れをしないとカビが生えます。黒なので一見外のHUMMERに良くあるビニールレザーの様ですが、匂いで解ります。そういえば以前オークションで、ビニールなのに本皮となっている出品がありました。ご注意ください。
そうそう、昨日サンドビックスの写真を載せ忘れました。これが高性能、金ノコの歯です。


2004.12.5.    石飛 毅氏

すっかり寒くなって来ました。
ガレージのメインの暖房は御存知のように灯油ストーブです。灯油の消費量は仕切りのビニールを付けたので、グンと低くなりました。本格的なシールではありませんけどストーブは全開燃焼ではなくて、とろ火でも充分です。全開稼動の状態でストーブにあたっていると、裏と表の差があって余り居心地が良くなかったのですが。現在は、暖気で充満している温室のような感じになります。問題なのは灯油の購入価格が高くなったのには驚きました。何時もは4輪バギーでラジオフライヤーを牽引して、スタンドに買いに行くのでカードで支払うのですが、先月でカードの期限が切れてて、更に荷物が多くてラジオフライヤーを出すのが面倒なので、今回は配達をしてもらったので現金での支払いになり、値上がりをしているのに驚きました。原油価格の高騰が原因ですよね。これでも円高のお陰で少しはましなのでしょう?産油国じゃない日本にいる限り安定は無いですね。
先週、雪子さんを引き取りに言った時にバッテリーがダウンしていたのですが、オプチマの専用充電器で充電した所、無事復帰しました。さすがにディープサイクルのイエロートップだと感心します。このまま通常運用は可能でしょう。当方のバッテリーも冬に向かって考えないといけませんね。冬の影響がもう一つあります。コンプレッサーは10馬力なのでブレーカー容量は十分なんですけど、コンプレサーの起動時にブレーカーが落ちます。先週辺りから頻繁に落ちるようになって、エアクリーナーを掃除した所少しは良くなったのですけど、昨日からガンガン落ちます。国産のしっかりした物なので、そう簡単には壊れないので、色々考えるとコンプレッサーオイルの粘度が寒さで上がっているから起動時の突入電流が上がっている様です。オイルはマルチなんですけど、明日、量と汚れ具合を見てみます。暗い所でブレーカーが落ちると火花が中々綺麗でした。
雪子さんのエアコン取り付けの続きです。
エアコンのレトロフィットを取り付けるには、古いエアコンと取り付け方法が違うので、新たに取り付けのために穴を開けたり塞いだりします。穴空けはテンプレートが付いてくるのでそれに従って行えば良いのですが、何度もこのテンプレートにはだまされているので、穴あけは、このテンプレートと事故車の寸法を測定して行っています。最初のテンプレートはエアコンのユニットを止める穴ですが、先に開けると絶対に位置が合わないので、これは後から穴あけできますから、一応ポンチだけ打っておきます。次のテンプレートはファンのレジスターの取り付けと、バキュームホースをエンジンルームから室内に通すグロメット用の穴を開けます。これは位置的に大騒ぎする問題ではないので、テンプレートをそのまま利用します。レジスターを止める方法はリベットなので5mmのキリで空けます。グロメットは大体26mm位の穴なのですが、丁度良いサイズの油圧パンチが無いので、24ぐらいの穴を開けて半マルやすりで仕上げました。古いユニットを外した時にGASエンジンの場合は室内に熱気が入らないように、いたるところにシールを施しているので、この手の穴もピッタリが良いでしょう。
次はユニットの外気導入口の加工とユニットを吊り下げる金具、エアインテークのゴムパイプが落ちないようにする支え金具を一枚のテンプレートで行います。この部分はユニット上部の位置決めなので慎重に行います。外気導入口はオリジナルは○ですが、レトロフィットキットは□です。テンプレートを使ってマーキングして、先ずグラインダーでマークの上をカットします。その後にエアソーでカットすると綺麗に切れ取れます。最近は信濃製のノンストップエアソーとサンドフレックスのノコ歯を使っています。一度この組み合わせを使いますと、もう他には戻れません。何が良いかと言うと、まず信濃のノンストップエアソーは、名前の通りデットポイントで停止しません。従ってカット中に停止して、再起動するときに歯を曲げたりしません。このメリットはエア量を下げても止まらないので、ゆっくり動かしてカットが出来ます。サンドフレックスは、本来は弓につけて使用する物ですけど、エアソーにつけて使用して曲がっても折れないんです。普通ですとぱきぱ歯が折れるのに、なぜか?折れないんです。御値段は張りますが、性能で元が取れます。写真に写っている使用済みがこんなに溜まってますが切れなくなるまで一本も折れていないという証明です。当方ではステンレス、アルミ、鉄、樹脂、何でも切っています。切れないのは腐れ縁だけ。
作業の途中で雨が降ってきました。最近降っていなかったので当方のHUMMERも適当にホコリを被っていたので好都合です。所が、急な雨で作業するために外に出しておいた荷物を収納するには大事でした。久々に一人で集中作業はとても満足。


2004.12.1.    石飛 毅氏

当方は、女房の実家が不動産関係なので当方は宅地建物取引主任の免許を持っています。
この免許は、5年に一回更新があって、1日缶詰になって講習を受けます。大体1時間に一回ある休憩時間に喫煙するのですが、ここは千代田区なので、喫煙場所以外の路上でタバコを吸うと反則金2000円取られます。大量の受講者が一度にタバコを吸うと狭い喫煙所ではさすがに煙いので当方は建物入り口にある外の喫煙所を使っていましたが、それでも沢山の人がいるところでは煙いので半歩(捕まったら1000円?)道路に出ていました。
ふと隣の小さな自動車屋さんに、美しいボディーラインの綺麗な車が入庫していました。何に驚いたかというとプレスラインの美しさで、テールは一見真っ直ぐなんだけど緩い曲線でした。最近のお車の様に真ん丸じゃないんですけど真っ直ぐじゃない非常に手の込んだプレス加工をしてありました。最初はイタリアあたりのの車かと思ってエンブレムを見ると、セドリックなんです。もしかしてY130?誰も居ないので外からだけ写真を撮らさせて頂きました。車体の状態は、曇り一つ無いボディ、欠品の無いモール、そのモールにも曇りスリキズもありませんでした。間違いなく塗装もオリジナルだと思います。ナンバーが「5」ですから、35年以上経過している車体である事は間違いないはずです。講習中は眠気との戦いでしたが、最近は携帯メールがあるので、暇つぶにもってこいです。机に携帯を置いてボールペンの先で突っついて作文している姿は高校生並?です。休憩時間のたびに何度も見に行きました。3回目の休憩時間に工場の方が2人と部品商の方と談話中だったので、本当は見せて頂きたかったのですが、この楽しそうに談話しているご年配3人にはとても「すいません」と言って割って入る事が出来ませんでした。
都会の平河町は日本の政治の中心である永田町の隣です。こんな都会の真ん中の修理工場は決して大きくは無いのですが、作業されている年配の方は紳士で、見るからに仕事に自身を持っていそうな方々でした。その次の休憩間にはセドリックはもう無くて結局車の前には回れなかったのですが、あの状態であればまた何処かで見る事が出来そうです。その時にその整備工場の名前を言ったらオーナーは驚いてくれるかも。長く大切に使っている物には、何か凄い迫力がある事を思い知らされました。本来は写真でナンバーを消すと不自然で作為的なところがイヤなので消したくなかったのですが、今回は無断撮影なので、ナンバーは消しました。


 2004年11月