2004年12月  HUMMER ESSAY 2005年1月      

2005.1.31.    石飛 毅氏

雪子さんのオーダー分の作業は、終わりました。
バックカメラは、工藤さんのHUMMERに使っているパナソニックの画像が暗い時でも写りが明るくて良かったので採用しました。バックカメラは業務用を除くと、価格帯が2種類あります。実勢販価で15000円クラスと25000円クラスで、紙に書いたスペックは殆ど変わらないのですが、高い方はパナソニック、パイオニア等の名前の通っているメーカーなので、実際に比べてみたわけでは無いのでどちらが良いかは明言できません。今回購入したパナソニックの物は電源と信号線は一本のケーブルで、アンプ部は別体です。配線は3本でACC電源とアースもう一本はバックスイッチに繋いでバックの時だけにカメラに電源が入るようにするものです。今回は常時バックを見るのでこれはアースに落とします。カメラ部分は非常に小さくて、慣性モーメントが小さいので振動等でカメラが動く事も無いでしょう。写りの方は、25万画素としては上出来だと思います。実際の取り付けて感じたのは、HUMMERにはもう少し広角のほうが駐車時には便利だと思います。また車体枠を捉える位置にカメラの設定をすると、バックミラーの役には全くなしません。常時稼動でバックミラーに使うには、もう一台カメラを付けたほうが良い様な気がします。
当方は後方カメラはミラーで見えない範囲をカバーする位置に付けて、バックで路地から出るときに、横から来る人、自転車、車を見るために使っています。長年その位置ですが、最近は反対側に付けたほうが良いかなと思っています。一台で全てを賄うのは無理があります。確か友野サンは3個でしたね。
ガレージの中でエンジンを長時間掛けて置くと一酸化炭素中毒で楽になってしまうと、こんな当方でも悲しんでしまう人が未だ居るので、雪子さんを外に出して暖気してからヒーターとクーラーのチェックを行いました。さすがにレトロフィットの風量は多くて暖房もスグに温まります。リアのヒーターも順調でした。クーラーはレシーバータンクのプレッシャースイッチに繋がっている外気温センサーを直結にしてクラッチを強引に繋いでテストしましたけど、関東とはいえ真冬では効いているのかどうかハッきり解りませんけど、とにかくHUMMERの中は『スンゲー寒い』くて大人なのにテスト中におしっこがしたくなりました。とりあえずこれでヒーターの切り替えはキチンと出来ている事だけの確認は取れている事にして、温かくなったらまた再テストという事にします。
一応終わりましたが、追加作業です。ボディリフトと、HIDライト、ハンドル交換。最近の車の部品はインターネットで買うほうが、街道筋の用品店で買うより格段に安いので、キチンとした商品はネットで買っています。今回も遅い夕方に商品があるか無いか解らない店舗に車で買いに行くより、どうせ作業が来週なので、HIDライトと、ハンドルをYahooオークションで購入しました。ハンドルとHID両方で合計9万円弱ですから、ハンドル代はただという事に成ります。取り付けが出来ない人には意味が無いですけど、我々には良い時代です。最近の用品店は以前悪評が多かったのですが、質は上がっているようで、いい加減ではないと思いますけど、HUMMERの場合は経験が必要ですから取り付けを出来ない人は、高い部品を買って高い工賃が請求されるようです。当方が、一番最初にHUMMERにカーナビを買ったときに、確か『取り付け費5000円!』と書いてあったので、これなら自分でやるよりいいやと思って頼んだら、外車は15000円HUMMERは50000円と言われて『何で?』と聴いたら、国産車はシッカリマニュアルがあるからいいけど、外車は出張外注が来て作業をするそうです。更に面倒そうな車はレベルの高い外注に出すか出来たら断るために高い値段を言うそうでした。確かに、HUMMERの回路図が無い状態でセンタートンエンルを開けたら、オーディオに来ている配線しか解らないでしょうね。オート店で友野サンが取り付けたときには車速を未結線のままでした。
雪子さんをガレージから出して床を見るとミッションの下あたりにATFの溜まりが出来ていました。緊急を要する量では無いのですが、無視できる量でも無いので、漏れ箇所を調べるとクーラーから来ているスチールの配管とゴムホースのツナギ目から漏れていました。ミッションの横にはオイルクーラーが詰まっても、一定の圧力でバイパスするバルブがあるために、オイルクーラーに行くホースと戻りのホースが分岐していますので、12箇所の接続部分があります。ホースバンドの規格がゴムホースの規格と合っていないのか。大抵この部分のどれかがもれているケースが多いです。増し締めすると止まる事もあるのですが、ホースバンドがホースに食い込みすぎてホースが破損したHUMMERを複数見ています。どうせ1箇所外してもATFがこぼれるので、丸くしまって尚且つ食い込みが少ない『高いホースバンド』(当ガレージではこう読んでいます)に交換します。このバンドの欠点は当方のガレージで、あまりにもこのホースバンドがゴロゴロしているのと気前良く使っているので、交換してもらった人たちが、日頃の付き合いで済まされる事です。と、ここで書いても『幾らですか?』と聞かれても覚えていなくて即答できないのも当方の責任ですけど、全てを覚える事は無理ですから・・・まあいっか!で終わってしまいます。こんなあやふやな生活が楽しいのかもしれません。

ミーティングの方は、水面下で色々進んでいます。反響は、アメリカからのほうが多いのは何ででしょう?H2オーナーからは全く連絡はありません。待っているのに・・・まあ当HPを見て居るH2オーナーは数が少ないでしょうから、ここで書いても仕方が無いですけど・・・一応これはと思うH2オーナーにはメールしましたが返事が未だ来ません、残念!今のところ未だ雑誌とかの告知は未だなのでなんとも言えませんが、ぜひ連絡が欲しいですねぇー。サンプルのステッカーを作って色々皆に見ていただきました。素材はヤハリ白がいいと思って、材料を準備したのですけど、反射素材の評判が良くてコストアップになるけど反射素材をメインに作る事にしました。早速今日来た浜本さんが風呂桶号に張りました所、夜間には目立ちます。帰りに後ろを走ったのですけど、いい感じでした。でも白い車体の人はどうしよー?このステッカーのデザインは、ヘッドライトの部分の左がH1で右はH2のライトを表しています。(実は今日知って、なるほどと思いました。)
ミーティングの告知用にもう少ししたら、専用のHPを作ります。一応ポスターを掲示してもらうために協力依頼用の企画書が出来ていますので、懇意にしているショップ等がありましたら当方に一報ください。メールします。
一応2月15日までに名乗りを上げていただくとカッコいいポスターに協賛としてそのショップの名前を入れることが出来ます。


2005.1.24.    石飛 毅氏

ガレージのコンプレッサーの電源が入ったときと、切れる時にブレーカーが落ちるようになりました。
恐らくプレーカーがへたれになってきたのでは無いかと思うのですけど、洗車機や溶接機を使っている途中に落ちると困るので、笠原さんがコンプレッサーのスイッチを付けてくれました。これで、外の200Vを使っているときに落ちる事がなくなりました。根本的には漏電ブレーカーを交換することが必須ですが、意外と高価なので、暫くはこのままにして様子を見ることにしておきます。
雪子さんですが、配線確認のためにセンターコンソールカバーを取り付ける前に、一旦全ての配線を行い動作試験を行いました。カーナビ、オーディオは問題なく機能しましたけど、バックカメラが写りません。最近のカーナビは外部入力は、ハードだけではなく、ソフトで入力の選択も行うので、取説をインターネットでダウンロードしてプリントを行い色々操作しましたけど写りません。カメラの電源を調べましたが、ちゃんと電源は通っています。ナビ系統はモニターを2台にしているので、配線が複雑なんですけど何度確認しても正常でした。念のため別モニターに直接繋いでカメラの出力が正常か確かめっる必要が出たので、友野号用に在庫しているモニターを繋いで見ました。
所が!このモニターに電源を入れても画面にはスタート画面が薄っすらとしか写りません。モニターを色々操作しているとメニュー画面が出てビックリ!言語は中国語でした。色々操作すると英語、中国語、そしてもう一つはロシア語でした。友野さんには悪いけど、このモニター信頼性が低いので、ガレージにあるDVDプレイヤーを繋いで見ると、どうにか画像は出ますけど、まっ正面以外ではキチンと見えません。色も全体的に赤っぽくって変でした。信頼性の低い物でテストしてても仕方が無いので、今度は当方のHUMMERから映像の切替器を外してきて、テストした所やはりカメラからの信号は出ていませんでした。オーナーに確認した所、入庫前の動作状況の記憶が無いそうなので、折角内装まで剥がして配線したヒロシ君には悪いのですが、これはスナオに入れ替える事にしました。バックモニターの配線はセンタートンネルカバーをした状態でも、配線が出きるので、センタートンネルを設置しました。ACコントローラーの固定方法は毎回違います。今回は横に穴を開けて固定するタイプになっています。
リアACユニットの修理が完了しました。当方が発見した漏れ箇所以外にも2箇所危ない所があったそうです。曲がりやい所は補強してくれておりました。今までにヒーターコアが壊れた事が無いのですが、雪子さんはフロントもリアの両方共だめでしたから、ヒーター関係に関しては悲運です。ヒーターコアはエバポレーターも一体で、上下2分割のケースで挟み込んで10本のビスで固定されています。ただ、この熱交換器その物はネジ等での固定はなく、ケースの内側にスポンジが貼ってあってそれで抑えているだけです。ドレンパイプも折れていたので、これは金属の物と交換しました。土曜日中にこの辺の配管を済ませえて、冷却水を満たしテスターをサージタンクに付けて加圧してクーラントの漏れを試験しました。
以前はこのテスト中に漏れを発見しましたので、これは効果的です。テスト圧はラジエーターキャップのリリーフ圧と同じ圧力(15ポンド)まで加圧しましたが、特に漏れはありませんでしたが、念のために2ポンド程追加圧したところ、今回触っていない部分からの漏れがありました。一旦、減圧して、増し締めを行い、先ほど漏れた圧まで加圧してそのまま数時間放置して漏れの無いことを確認しました。AC配管は、バキュームポンプで真空引きを行い配管の漏れを大まかにチェックした後、真空引きを1時間以上行い、そのまま日曜日まで放置しました。日曜日にゲージを見たところ真空を保っていましたので、ガスを高圧側から液状で所定の量を注入して、その後に漏れ検地用の染料を注入しました。この染料は可視光線下ではハッきり見えませんけど、UVランプを当てて、専用のフイルターグラスを掛けて見ると漏れていると染料が黄色っぽい蛍光を出して漏れ箇所が解る染料です。最近の国産車では新車の時から入っている車種もあるそうです。当方が使っているスナップオンのセットには冷却水用とエンジンオイル用の染料もオマケで付いておりました。未だ試していないので、何色の蛍光を出すのかは解りません。まさか同じ色ではないと思うのですが『甘い』でしょうか?エンジン回りはこれで終了です。
エンジンにクーラントを入れて、下に漏れたクーラントがこぼれたので、床を水洗いした所、床にオイル漏れを発見!ヒロシ君に見てもらったところ、どうやらATFが配管から漏れている様子です。これは来週点検してみます。
 
当方のHUMMERのエンジンオイルとATFの継ぎ足しを行いました。HUMMERのエンジンはオイルの消耗が国産車より多いような気がします。当方の場合で、2000kmで1L程度です。ATFも1L継ぎ足しました。急発進のときになんとなく少し空回りしている感じがあったので、点検したところ不足しておりました。継ぎ足した後は好調に戻りました。ホンの少しでもずいぶん違うものですね。


2005.1.18.    石飛 毅氏

10thミーティングのロゴマークテッカーを作成しました。
原稿が届いてカッティング用のソフトに取り込みましたが、そのまま直ちにカットできたのには驚きです。さすがにプロの仕事は凄いですね。そのままダイレクトにカットして、変換ソフトの読み取り精度が悪い部分を手直ししましたので、仕上がりは上々です。早速パソコン用のカバンに張りましたところ、周りの評判も上々でした。色は、白、黒、赤、グレーを作りました。材料代は高いけど反射の赤と白もやってみようと思います。このステッカーの配布方法は現在検討中です。気持ちとしては、行く時から張りたいと思うのが我々の中では当たりまえですから、事前配布を検討します。

2005.1.18.    松原 義明氏

#10 HUMMER OWNERS CLUB Meeting Logo 決定
皆さんありがとうございます。
満場一致でこれに決定とさせていただきます!
      松原

2005.1.17.    石飛 毅氏

『雪子さん』のACリアユニットが未だ修理から上がってこないので、バックモニターの移設、後付のカーナビ類の配線をトリミングしました。
元々カーナビの配線は、本体を何処につけても良いように配線の長さは大変長い物がデフォルトで付属されます。後の事を考えて、そのままセンタートンネルの隙間に押し込んだりしていますが、以前写真でお見せしましたけど、雪子さんの配線はドンドン重ねられていたため、煩雑なので、AC配線を交換するついでに全てハーネスを作り直しました。バラ線を束ねただけの状態の配線だと外の機器の配線と混同するので、全てチューブを被せて、解りやすくしました。カーナビはHDDタイプなのでセンターコンソールに本体を設置してあります。モニターは2台なのでTVのチューナーは2個あって、これはセンターコンソールの中に置いてあります。このために、カーナビ本体−チューナー−モニター間の配線は硬くて長いのですけど、これはシールド多芯ケーブルなのでカットすると問題が出そうなので上手く束ねてリアエアコンの開いている部分に隠しておきます。
以前のバックカメラは、通常の画面は本体と同じで、バックに入れたときだけサブモニターのみに後方を映し出しておりました。今後常時後方を写してバックミラー代わりにしたいそうなので、配線の変更をします。以前はDVDを両方のモニターで見ると言う希望だったので、バック入力を上手く操作することで、DVDを見れるようにしたいと思います。バックミラーにするからには、カメラの位置も変更しました。今までカメラの電源はバックライトから拝借しておりましたけど、常時稼動の場合は電源が必要なので、配線を1本引きます。信号線電源をリアゲートの外側を這わせるのが定説ですけど、車体色が白なので配線が目立って『ヤボ』なので、配線の取り込み穴を開けました。これで、スッキリ付いております。もちろん空けた穴には雨水の混入を裂けるためにグロメットを入れます。

2005.1.14.    from Mr. David Vowell  友野 京氏

皆さん こんにちは、

HMR マガジンのディビットさんとカメラマンとディレクターさん3人が来日決定です。
4月6日に成田へ到着 帰りは13日です。
9−10日はミーティングでその他1日狭山ガレージ取材です。

ではまた
友野 京D

ear Kei,
Our flights have been arranged and we will be arriving in Tokyo on the 6th of April and staying through the 13th. I will be traveling with one of my staff photographers and my Director of Sales and Marketing (unless things change at the last minute). We would love to visit your garage! Maybe we could even do some trails if you and/or your club members have some time!

I look forward to meeting all of your club members!

All the best,
Dave

2005.1.9.    from Mr. David Vowell

Dear Kei and Yasuyuki, 

I was checking to see if the latest issue of HMR has arrived yet? I’m not sure how long it will take for them to get to Japan by convention mail.

Also, I am trying to free up my schedule so that I may attend your clubs tenth anniversary meeting. I have two of my staff freeing up their schedules as well! For now, we have flights booked into NRT. We have been researching hotels and are thinking about staying at the Hotel New Hankyu Tokyo. Do you have any suggestions about hotels? If we come, we are planning to stay for about a week and would also like to take in some of the tourist spots in Tokyo (I’ve never been there) and the surrounding area. 

I’m hoping we are in time for the cherry blossoms!

Please stay in touch,
Dave

David Vowell
Editor in Chief
HMR
818-667-8121 

davowell@HMRmagazine.com
 

2005.1.9.    石飛 毅氏

新年が始まり、沢山の方々がお見えです。おみやげありがとう御座いました。
浅井さんがパワステのオイルが未だ漏れているということでお見えになりました。確かにオイルは漏れていましたが、エンジンを掛けている時に漏れています。パワステオイルタンクの注入口の周りにATFが滲んでいます。量は少し多めなので、少し抜き取り再度エンジンを掛けるとやはり漏れています。ポンプの回りにはにじみが無いので、下にもぐって見るとステアリングギアボックスにATFの雫が沢山垂れていました。通常ですとギヤボックスは直接見えるのですが、浅井さんの01年式は、ABS、TT4のユニットが邪魔でよく見えません。ギヤボックスの配管を隙間から覗くと漏れているのは戻り側の配管継ぎ手からでした。増し締めすると、簡単に回せたのでしっかり締め付けて、エンジンを再始動したところ漏れは止まりませんでした。配管を取り外して先端のOリングを見ると綺麗にスッパリ切れていました。Oリングを交換して完治です。この他にはブレーキラインからも漏れがありましたので、増し締めしました。
雪子さんに精清水クーラントを入れて、ガスと、PAGを添加して、ACの動作確認をしました。エンジンも一発で掛かり、エアコンの動作は特に問題がありませんでした。気温が低いのでガスのチャージは一応真空引き状態に少し足しただけで、満タン?には気温の上がっている時に追加する事にしました。気を良くして、オーディオの動作確認を行い、モンスーンオーディオシステムは問題無く稼動しておりました。ここでまた悲しい事が発生しました。カーナビの配線を整理し始めたときに、ヒロシがリアエアコンのユニットのドレンにクーラントが溜まっている事を発見「見たく無かった」・・・今度はラジエーターキャップテスターで冷却路を加圧すると、クーラントの量はドンドン増加します。この時点で、このままと言う訳には行かないのでリアのユニットを分解しました。この状態でまた冷却路を加圧すると、ホースのつなぎ目あたりで漏れていますが、室内なので噴水状態にする事が出来ないので直ぐに減圧。ほのかな期待を込めてホースの繫ぎ直しをして、再加圧。噴水は止まりませんでした。よく見ると漏れているのは銅パイプのL型に曲がっている部分でした。更によく見るとこの部分は漏れてもおかしくない曲がり癖が付いていました。「ハズレ」と諦めるしかないですね。
この程度であれば修理が可能なのでこのユニットの取り外しをしました。面倒なのは、熱交換器はヒーターコアとエバポレーターが一体なので、折角入れたアエコンガス、クーラントを抜かなくてはなりません。とっても悲しい結果でした。今回初めてリアユニットを分解しました。構造は左右にそれぞれACのジョイント、温水のジョイントが一つの固まりになっています。ケースは上下の2つ割りになっていて、8本のビスで合わせてあります。構成部品は熱交換器と、ブロアーとケースだけです。


2005.1.6.    石飛 毅氏

雪子さんの室内配線は・・・悲惨!でした。
一体何処から手を付けていいのか定まらず、先ずは回路の読み込みと、元々の配線を元通りにする整理を始めました。ここで問題なのはモンスーンオーディオシステムです。別付けのアンプの電源とステレオヘッドの配線がハーネスで一体になっているので、オリジナルの配線とごちゃごちゃになっています。そこで、回路図を見たのですが、この部分の回路図は、沢山線の引いてある一般的な回路図ではなくて、ブロック結線図しかありません。このほうが延々と配線を追う必要が無いので便利です。結線はあの悪名高き『泥棒コネクター』を多用しております。このコネクターは案外セキュリティ取り付けでは多用しておりますけど、今までこのコネクターのお陰でおこしたトラブルを沢山経験しております。当方はそれ以降殆ど使った事がありません。
大体、配線の被服を食いきって、隙間に配線を挟み込むという方法は、配線の強度ダウン、酸化による断線は時間の問題です。結局これを取り付けた本人に聞くと『とりあえず鳴らすだけ』のつもりだったようです。配線も結局は同じコネクター周辺にたどり着くのですが、長さがバラバラ、引き回しも色々でこれを長さをそろえて束ねて、チューブを被せて終わりです。と簡単に書くけど、配線の分岐は圧着端子を使って熱収縮チューブを被せてドライヤーで縮めて絶縁をします。これは大変手間がかかるし圧着する時に回りに障害物があると作業が出来ません。従って業者の方はこの手の『泥棒コネクター』を使います。近所のオーディオの専門店では、さすがにこの辺の加工はすばらしくて、きちんとやっております。この手の部分を解ってもらわないと単純に価格だけで比べられたくないと言ってました。当方でも圧着器を4種類使っています。皮むきもニッパーでは芯線を切ってしまう事があります。
さて、昨日のACのコネクターのピン数が違う件ですが、ACクラッチのコントロール配線がマイナスコントロールかプラスコントロールかの違いがありました。古いモデルはリレーのマイナス側がアースに落とされていますが、レトロフィットの場合はPCMに入っております。この部分の回路の論理を変換するコネクターが以前はありましたけど、今回の付属には無いので、結局この部分の回路を全てひき直しする事が必要でした。
次回はこの状態で、冷却水、PAGを入れてエンジンを掛けて標準装備品とステレオのテストを行う事から始めます。


2005.1.4.    石飛 毅氏

AC交換ですが、キットの配線と現車の配線に整合していません。
何でだろー?写真でも解るように、キットのコネクターは3ピンですけど、車体側は6ピンのコネクターです。以前友野号の時には、この辺の配線を無理やりバラシて取り付けましたが、高年式なので本当はアダプターがあっても良いと思いますけどキ、ットには含まれておりません。ジャンクから同じ形のコネクターを探して別配線にするしか無いようです。後付のナビとかモニター、ETC、バックカメラ、後付モンスーンオーディオシステム等が徐々にドンキホーテの店舗みたいに継ぎ足して取り付けられているのでセンターコンソールの中は、友野号並になっています。ぱっと見ても何がなんだか判らない状態で、ATのゲージを固定するためにエンジンハッチを開けようとしても、配線で全開が出来ませんでしたので、そろそろこれ以上の装備追加も無さそうなので、一旦全撤去して整理します。
ACの配管は年末に真空引きをしてそのままの状態で数日放置しました。結果は良好で漏れは無いようです。一応再度2時間ほど真空引きをした後に真空の勢いを借りてガスを高圧側から液状で注入しました。液状だと気温が低くても、スルスル3缶飲み込んでくれました。これではガスの量は足らないのですが、PAGと漏洩検地剤を入れるために、ショートの状態で一旦休止しておきます。今回はエバポレーターとレシーバーの交換なので、98年のマニュアルに従って5ozのPAGをチャージします。


2005.1.2.    石飛 毅氏

昨日の中古屋サンの看板の文字がなにかへんだ、と文字をスーッと見つめてて「こんな形だったけ」と変な感じをしたのですが、夜にテレビを見ていたら、そう感じる現象を「『ゲシュタルト崩壊』と言うそうです。
これは心理学の『持続的注視によるパターン認識機能の低下と回復過程に関する研究』に書いているそうです。これが起きる原因は人間の感覚はいつも全てに反応するのは大変なので、特に変化があるものに反応するように出来ているそうです。ですから同じ文字をズーッと見続けていると変化が無いのでその文字を認識する力や知っているという感じが薄れて来るそうです。この現象は『意味飽和』とも呼ばれて『意味の無い記号のような感じがする』のが一段階。『こんな文字でよかったかな』と感じるのが第二段階。「始めてみるような新鮮な感じがする』と言う第三段階。だそうです。
当方の感じた『ゲシュタルト崩壊』は第2段階ですね。『ゲシュタルト』はドイツ語で「まとまった全体としてのかたち』と言う意味だそうです。中古屋の看板を昼間に見て、その日の夜に解決が出来てよかったです。これって文字だけなんでしょうか?例えば幾ら綺麗な女性を見てても飽きてしまうと言う事を良く聞きますけど、多少個性的でも表情が豊かで、色々変化のある女性の方が飽きないと言うのと同じでしょうか?
ちなみにHUMMERは何時も見つめていますけど『ゲシュタルト崩壊』はおきません。(情報源:トリビアの泉〜あけましてムダ知識SP)

2005.1.2.    石飛 毅氏

大晦日に降った雪は、元旦の交通網に影響を残してて、外環道、関越道、首都高の一部が通行止めになっていました。
実家へは通常外環を利用していますが、今回は川越街道→環7→水戸街道のルートで下道を利用しました。下道の面白いところは、周りの景色を楽しめる事や、変わった物を発見できます。今回は環状7号線沿いのトラック専門の中古屋サンで面白いものを発見しました。都内のトラックは首都圏の規制がありますので、中古車の表示にはDPF等の取り付けの有無は非常に重要な項目です。この中古車屋サンのトラックには写真の通りの表示がされていました。ぱっと見たときには、なんとなく変だと感じたのですが、一体なにが変なのかは気が付きませんでした。最初は「『条例』でいいのか?「条令」じゃねーか?いや『条例』でいいんだよなー。あれ?『摘合?』『適合』じゃねーか?」と短時間の信号待ちでしたので、早速デジカメで記録撮影しておきました。殆どの展示車両に同じ表示を堂々と表示してあって、尚且つこの張り紙は、適度に日焼けして長時間の使用感が漂っていましたので、万が一間違っていたら、誰かが指摘する可能性は高いと思います。漢字には弱い当方なのでその場では?????なんか変と、その後とても不思議な世界に浸っていました。いま帰宅して確認したのですけど、これってオカシイですよね?


2005.1.1.    石飛 毅氏

謹賀新年!

2005年明けましてオメデトウございます。
今年もよろしくお願いします。まあ新年になったからと言うわけではありませんけど、今年もクラブの繁栄のあために、当方も昨年以上に頑張ろうと思っていりますので、皆さん宜ししくお願いいたします。
関東地方は、年末には積雪があり交通網はかなり影響が出ました。当方も三鷹まで用件がありましたので、HUMMERで移動しましたけど、とにかく酷い状態でした。まず、積雪量は10cm程でしたけど、とにかく亀状態でした。積雪地の方々でしたら温厚な方でも史上最大の怒りを覚える状態でした。雪道に慣れていないのは仕方が無いとは思うのですけど、チェーン、スタッドレス等の対策をしないでの走行は車両間の速度差、制動距離が違いすぎて危険度はかえって上がってしまうと思います。明日の朝はの気温が下がったら今日より酷くなりそうです。


 2004年12月