2005年4月  HUMMER ESSAY 2005年5月      

2005.5.30.    石飛 毅氏

当方のHUMMER10周年改善項目であるリアーゲート照明は、やってみたら実に簡単な作業でした。使用部品はドアスイッチとスイッチ用コネクター、配線2Mを2本で終わりです。簡単なので説明しますと、右リアゲートの蝶番(ヒンジ)の端を大きく面取りします。この部分にドアスイッチを取りつける穴を開けて、スイッチを付けます。専用のコネクターに配線を2本繋げて、室内の後ろの梁を外して一番太いチューブを引き出して、その中にあるダークグリーンとオレンジの配線にこの2本を繋げます。これで配線作業は終わりです。これでリヤゲートをあけると荷室だけの室内灯が点灯します。部品代はかなり安いと思いますが、費用に対して効果は大きく夜間の荷物の出し入れに絶大な効果があります。96年式以降のHUMMERには標準装備です。
10年間屋根に付いていたルーフラックをついに降ろしました。4-5年前に『磨き屋』さんでコーティングしてもらった後は、年間2回の洗車でワックスも掛けたことが無い当方のHUMMERですけど、前回と同じ所で磨いてもらうことにしました。前回はルーフラックが付いてて非常に面倒だったと言われたので、料金に響くといけないので、外しました。大変だと言われますが、洗車は年2回ワックスがけだけの当方にはコーティングは必須なので無理やりお願いして、尚且つ適正価格に値切っております。先日群馬のH1オーナーで磨き屋さんをやられている方がガレージに来たので、お聞きした所H1は面倒で『やりたくない』らしいです。当方のお付き合いしている所ではビカビカに変身しているはずです。(これも10周年改善項目の1つです)
群馬の下田パパがインパラですっ飛んできました。当方より少し年長ですが、下田パパを見ていると元気なので良い刺激になります。今回は良いものを持ってきてくれました。玄関マットです。これは白い物に印刷をした物で、仕事関係の知人が新たに導入したらしくてサンプルとして作成して、当方に提供してくださいました。実に良く出来てて、『これが印刷?』と思うような出来でビックリです。早々星条旗と居場所を交換して(星条旗は敷物には勿体無いのでリアゲートに広げて使う事にしました。これがまたカッコいいんだなぁ!)センタートンネルに敷いてみました。欲しい方は下田さんに注文すると作ってくれるそうです。価格はロットによるので、お問い合わせしてください。絶対に印刷とは思えない出来です。勿論違う柄も作成可能です。
倉持さんが、これまた便利な物を持ってきてくれました。タイヤころがし機?要するにタイヤを付けるときに、ボルトの位置を合わせるためにタイヤを回転させたり動かしたりする時に使う物です。ボルトの位置あわせだけではなくてCTISバルブの位置も合わせなくてはならないHUMMERにはに大変便利な物です。未だ使っていませんので、使用報告は後日改めて行います。

ガンちゃんのオーディオを、カーナビと一体式になった2DINの物と交換するために準備をしています。先ず、エンジンより先に行っているのは、ガンちゃんは前のオーナーがオーディオにかなりのお金を掛けているため、色々な配線が内張りを剥がすと縦横無尽に這い回っているので、これの整理をしないと作業がやりにくいのと、折角内装を剥がしているうちに二度手間荷なら無いようにするためです。正直何から手を付けて良いのか解らないというのも事実です。ここの所オーディオの話が多いのですが、当方はこの手の物に今まで全く興味が無かったので無知ですし、アンプの機能も、接続方法も全くの素人なので、ガンちゃんのアンプの配線を見ても何でこんなに沢山繋げるのかバカバカしくてアンプなんかいらねーと決め付けて、オーナーにも『撤去します』と了解もとってありました。
ところが最近色々知恵が付いてきて、あれだけ多くの人がアンプを付けているのですから、何か意味があるのではないかと少し興味を持ち、当方もオークションでアンプを買って見ました。少し無謀ですが沢山のHUMMERに(93年はオリジナルで装備)搭載されているので、無知のままで知った不利をするのもかっこ悪いので教材としての購入です。この手のものは身銭を切らないと真剣にならないので身に付かないと思うし、自分のHUMMERで比較するのが一番解り易いと言うのも事実です。
さて、ガンちゃんのアンプ解析前に、当方が購入したBOSEの4chのアンプの説明書を読み大まかな回路を頭に入れます。真剣に見たらブロック図は簡単でしたけど、実態配線はどのような接続になっているのか解らないので、ガンちゃんで色々観察したらどうやらオーディオには結構専用の配線材料を使っているように見受けられます。被覆が半透明で中の芯線が見える奴が多くて、芯線は細い物が使われています。この理由は、単純に電力を流すのは線の中を通ってくるので断面積が大きいほうが有利ですが、電気信号は芯線の表面を伝わるので表面積が大きいほうが良いからだそうです。従って単純な話としてはモーターを回すには、無垢の棒が良くて、スピーカーを鳴らすのには髪の毛みたいな太さの線を束ねた方が良いということです。ネットで調べるとスピーカーケーブルの凄い奴は2.5mで100万円を軽く超えていました。こんな物買う人がいるんですね。ガンちゃんにも、友野号のストック部品にも、この手の配線が使われているので、当方も真似してこの手の専用ケーブルにしてみようと思い、カーショップに行くと、結構な値段がします。それだけではなくガンちゃんも友野号も接続用の端子は、金メッキの端子でした。これも、4個で1000円ほどします。恐らく必要な配線材料と端子を買うと軽く『諭吉』が飛びます。
配線にそんなに払うのはバカバカしいけど、欲しい時はオークションですね。Yahooで オークション > 自動車、オートバイ > カーオーディオ > 取り付けキット、配線 で検索すると、4ch配線キットが出ていました。それも全て必要なものが入っているし長さも大体良い感じの量なので希望価格(3800円)は市価の半分以下なので『希望価格』で落札しました。圧着が失敗した時のために、落札後出品者に端子セットを追加依頼したところ1000円増で受けてくれました(要するに端子を倍にしたという意味です)。手馴れた出品者なので、振込み後スグに送ってきました。内容を見ると感心しました。■【 電源線10ゲージ(40Aヒューズ付き) プラス 6m・ナイナス 1.2m】 【RCAコード6kX2】【スピーカーコード(16ゲージ)9mX2】【リモートケーブル(18ゲージ) 6m】 】【各ターミナル・タイラップ】 RCAコードもターミナルも全て金メッキされてて、配線の太さとピッタリ合わせてあるので、圧着の失敗もしませんですし、仕上がりが綺麗です。
当方のHUMERには、先週スピーカーの配線は終わらせていたのですが、アンプの設置と同時に張り替えました。当方は荷物を積むのでリアスピーカーの配線は天井に這わせました。ついでにリアゲートを飽けた時にリアの室内灯が付くようにするための配線も行いました。リアの室内灯については後ほど紹介します。アンプはスピーカ配線の長さを均等にするためにサブウーハーの隣に固定しました。配線は、電源と、アース、デッキからの音声入力、デッキからのコントロール、スピーカーへの配線をします。電源はバッテリーから直接取るのがセオリーなので、室内への取り込みは助手席側のバルクヘッドからにしました。室内の内張りを剥がして配線を通すので、助手席側のシートは取り外して作業しました。この方が配線が隠れて邪魔にならない方法で通す事ができますので、横着をしないで外した方が懸命です。スピーカーのケーブルは同じような物なので4色のタイラップを用意してフロントは「黒」、リアーは「黄」、右は「赤」左は「緑」と決めて所々に2色のタイラップを付けて行き先不明にならないようにしました。アースは椅子を固定しているボルトから取り、デッキからの音声入力とコントロール(デッキがONになったらアンプを動かす信号)配線は運転席側のサイドパネルに押し込みました。
この配線キットはRCAケーブルが異様に長い以外は当方の設置方法でピッタリの長さで、全く余りませんでした。無駄なく使えたので、大満足でした。最近のデッキは、ビデオの端子みたいな出力端子が付いていますので、ギボシ端子のスピーカーの線は使いません。これでOKと思ったら、ウーハーの配線をする場所が無い!少し考えて、サブウーハーにはアンプが付いているので、先ほどのギボシ端子のリアスピーカー端子に接続して解決しました。これで音質改善(tobi HUMMER10周年10の改善の1つです)も後はデッキの到着を待つだけです。
さて当方のHUMMERで、この辺のお勉強をした後に、ガンちゃんを見ると、今までごちゃごちゃとしか思えなかった配線も霧が晴れたようにすっきり解るようになっているから不思議です。ガンちゃんのアンプの配線は当方の物とは少し違っていました。オリジナルのスピーカーはそのままギボシ端子のスピーカーを使ってアンプを通しておりません。その代わりフロントにウーハー(多分?)ツイーターを分配器を使って増設しています。アンプのリアの端子には左右の出力をWにして、2つのウーハーを左右のリアーシートの下に付けていました。4chのアンプはリアの端子を右の+と左の-で使うと3chアンプとして自動切換えが出来るので、アンプは追加したスピーカー用と判断できます。今回リアのBOSEのスピーカーを追加するに当たって、ヘッドセットからにするかアンプから取るかは悩みますけどウーハーにアンプを内蔵していないので本当はもう1つアンプを追加するとデッキのの負担も減るし、アンプの調整で各スピーカーの音量を変えて好きなセッティングが出来るのでベストと思います。
BOSEのスピーカーを配線するに当たってケーブルと端子が無いのでヒロシ君に買ってきてもらったら、値段にビックリ!やっぱりオークションは安いですねー。ガンちゃんは余り荷物を乗せる事がないので取付金具は用意しましたが、位置的な安定感があるタイヤハウスの上にしました。そのため配線を荷室の床に通すために床を剥がしてビックリ!なんでこんなに汚れるのか???床は簡単にはがれるし一部隙間から見えるんだから、塗装やサンも塗装してくれれば良いのにと思って雑巾がけをしましたけど、結構頑固な汚れで何度も拭かないと綺麗になりませんでした。ガンちゃんの配線の整理を始めた所ドンドン深みにはまって来ました。理由は、ガンちゃんのオーディオを取り付けた方が、HUMMERを良く解っていないために起きた現象で、防音シートを天井裏に追加したのは良いけど、内装の『芯』がカイダック板で局所的な力に弱い事を知らないで、ネジを締めこみすぎて、内装がクラックだらけになってしまっていました。恐らく防音剤を入れた時は良かったんでしょうけど、当方がCDチェンジャー、カーナビ、デッキの撤去を行うために内装を剥がし始めたらもう戻らないぐらいの痛み方でした。これも駄目、あれも駄目と外して行く内にとうとうガンちゃんのフロント側の内装は殆ど外してしまいました。

2005.5.26.    石飛 毅氏

300馬力にチューン中のガンちゃんの報告です。
チューンの中には噴射ノズルを大容量の物と交換する作業があります。噴射ノズルはエンジンを車載のままでの交換は数回あります。ガンちゃんはボディリフトをしているので、幾らかは楽なのですが、狭いエンジンサイドからの作業は根気の要る作業です。グロープラグの配線は案外キャシャなので、取り外して作業をお勧めします。先ずリターンのゴムホースを全て取り外します。金属のスプリングバックを利用したホースバンドは開き量が少ないのでホースに対して少しでもよこになると、取り外しが出来ませがイライラして引っ張ると簡単にホースバンドが壊れます。このタイプのバンドは特殊サイズで、余り見たことが無いので、流用品を探す事は困難と思われます。従って破損、紛失は命取りです。
次に、2気筒分ずつペアになっている燃料パイプを固定しているブラケット(4箇所)を外します。これは対辺8mmのタッピングビスで固定されています。次に、噴射ノズルから燃料パイプを取り外します。全てを緩めたらノズルを緩めるソケットが入る程度に燃料パイプを変形させます。この変形量が大きいと先ほど外したブラケットが元に戻らなくなります。ノズル本体はGASエンジンのプラグと同じくネジ込みです。ただ、サイズが数倍デカイです。普通のディープソケットだと狭いエンジンルーム内では上手くノズルに差し込めないので、当方はディープソケットをヒロシ君に旋盤で削ってもらって、入り易いように改造しています。ノズルを外した時に銅ワッシャーが残る事があるので、ノズルホールに残っていないか確認しておきます。新しいノズルは元々付いているノズルと同じくBOSCH製ですが噴射口が大きく改造されています。簡単にココでは書きましたがノズルの交換は、手を抜かないで、出来るだけ周りの部品を外した方が良いのですけど、冷却水は抜きたくないので、サージタンクを配管したまま動かして狭いところに手を入れたり、ハンドルが大きく振れません。出来る事ならエンジンが下りている時が良いですね。全てのノズルを取り付け、燃料ホースを締め付けて、リターンホースを配管します。外す時よりもこれらは楽ですが、配管を固定するブラケットの固定はどうしても燃料配管が変形するので上手く固定できません。電磁ポンプはハイパホーマンスの物との交換ですが、外観は全く同じなので違いは解りません。何かあるとまた分解が面倒なので、遮熱版とATレベルゲージを固定してセンタートンネルを外したままで、PCMを新しい物と交換して試乗することにしました。
バッテリーを繋いでクランキングすると電磁ポンプを交換したのでスグには掛かりません。数回クランクするとエンジンは何時もと同じ様にアイドリングを始めました。スグに試乗を行うのは心配だったので放置して暖気をしました。外はライトが必要かな?ぐらいの夕闇が迫って来たので、ガンちゃんをガレージから出してウインカーを出したところ点灯しません。色々操作して見ても駄目です。これは駄目だとガレージにガンちゃんの頭を突っ込んでライトのスイッチを入れても点灯しません。これでは試乗は不可能なので一旦電気周りを点検する事にしました。最初簡単に治るかと思ったのですけど大間違い。そういえばランドマップがガンちゃんを持ってきたときにウインカーが点かないと言ってたことを思い出しました。自分の手を離れて当方のガレージに持って来ればどうにかすると思っているのかそのままでした。そー言えばバックランプも付いていません・・・一体バックランプは何処にあるんでしょう?バンパーを外したのは板金屋さん。バンパーの取り付けはランドマップ。仕上げは当方。当方の作業は細かい事ばかりで、大きく見えないのでまるで殆ど仕上がっているようだけど、面倒な部分だけ押し付けられた様な気がします。両者とも決して安い代金じゃないと思うのですが、少しこの頃から腹が立ってきました。
ライト周りはハザードを点けるとフロントのウインカー以外の全ての電球がパカパカしています。外だけじゃなくてメーター内の電球までパカパカしています。何処かで、スモールとウインカーの配線が重なっているようです。最初、ボンネットの配線箱の中を見たのですが、点検したところ信じられない事に全てのカプラーの配線が間違っているのです。ヒトツヒトツの点検は面倒なので全ての配線を取り外しました。この部分での間違いであればフロント周りのランプが点灯しないだけで他は正常に点灯するのですけど、この状態でも症状は変わりません。どうやらリアも駄目なようです。結局リアのコネクターも全て外して一つずつ繋ぎこんで完了!夕方から初めて終わった時は9時を回っておりました。この話はもっと続きがありますけど、もったいぶる事にします。
CCVの石川編集長からATチェンジャーをお借り?お預かり?しました。この曖昧な取引は以前パイプベンダーの時もそうでしたが、立場によって置かして貰っているか、貸してやっているのか良く解らないので、突然回収されてしまう事があるので、普通は買う事にしております。只、今回はAT車の縁が無いCCVからの物なので、突然回収の可能性が低いので恐らく永遠に使えそうです。このチェンジャーは吸引タイプの物で、吸った分だけ入れるという方式です。ラインの途中に入れて回収した分だけ入れる物とも違うので、ドレンプラグから抜くのと(エンジンを掛けて吸引してしまうとAT内にATFが無くなるので壊します)大差はありませんけど、汚れ具合がひと目で解るのでご商売の方には交換を薦めるのには良いデモンストレーションになるし、機械を使っているのでお金も取れるみたいです。このチェンジャーが製造された事は、ATFを交換すると言うのは一般的ではありませんでした。従って国産のATにはドレンプラグが無い物もあります。ATフィルターが部品で出ないのが当たりまえだったのはホンの少し前の事です。ですからこのチェンジャーもATFのアクセスはレベルゲージから行います。そういえば最近のドイツ車にはオイルレベルゲージが無いみたいです。オイル交換のインターバルも量も車載のコンピューターが管理しているようです。『オイル交換しろよ』って車に言われるなんて当方には驚きです。そういえばトヨタの車は契約するとサテライトからこの手の指令が来るらしいです。
あんなに手を入れてたのに、ステレオの調子が今一です・・・ヘッドユニットも年代物ですから仕方が無いかも知れません。一旦はこれでおしまいと思いましたが、先週、工藤さんが当方のフロントスピーカーより『良い物』をくれたので、これに交換もしたいので、この際もう一頑張りして、10年間お世話になったステレオの全てをリフレッシュする事にしました。ヘッドユニットは決して高い物を買う気にはなれないので、ネットでCDとMDが聞ける物を探しましたが、アルパインにアクセントが『赤』の物があったので、あっさりこれに決定。でも2DIN・・・ついでに配線も気の効いた物を、ネットに配線、コネクター、ヒューズのセットが出ていたので購入。ところがCDチェンジャーを買い忘れてもう一度探すと、結構高価。(多分普通の値段だと思います)チャンジャーはいらねーやと思い『あきばおー』のHPを閉じようとした所、カーステレオにipodがつながっている写真を発見!そー言えばスカイオートの村上さんも繋いでいたのを思い出しました。
ipodは我が家の長女が当方の母親に買ってもらって持っているので何度か見た事はあるけど、ipodが一体何物か今一理解していないので、長女に見せてもらって『お勉強』しました。要するに大量の曲(5000曲)を入れられる録音機で、聞きたい曲を『一発検索』出来る物だと理解できました。嬉しい事に当方の選んだヘッドユニットはどうやら純正の変換機を付けるとヘッドユニットで直接ipodを操作できるみたいです。そんジャー松原さんのカーナビみたいに自分で聞いたCDがドンドン録音できるのか?と思いましたが、それは出来ないみたいです。いずれにしても、今までCDチャンジャーに一回入れたら暫く放置の当方としては中々便利!時々子供たちがHUMMERに乗ると聞いている曲が『古い』『暗い』・・・というクレームだらけでしたが、奴らのipodをヘッドユニットに繋いでやれば家庭円満になります。夢はドンドン膨らみ買う気満々になって、またまたネットで値段を調べると送料とか手数料を入れた合計支払い合計金額は何処もほぼ同じ。定価をしっかり守っているようです。
ネットで色々見ながら容量の少ないけど小型でおしゃれなipodミニを買って娘に『こっちのが良いぞ』と20Gをせしめようと長女に相談してみると、『私はおばあちゃんに買ってもらったから駄目』とあっさり言い切られました。『でも私は安く買えるよ』と信じなれない発言。どうやらAPPLEは学生には『アカデミー割引』があるようです。結局、本日長女に頼んで買ってきてもらったのですが、嬉しい事に銀座のAPPLEでキャンセル品を安くしてくれたそうです。APPLEの直売店で定価より5000円以上のお買い得にはビックリしました。銀座APPLEには時々、この手の特売品がある様で、娘も純正のハイグレードのイヤーホン(4500円)を同じくキャンセル品を1200円で買って来ました。ラッキーな親子でした。これで、当方も『今時』ですけど、未だ録音の方法が解りません。
加古川市で軍用無線を扱っている宮当さん(HUMMER HUMVEE、ウニモグ所有)がHPで当方の(tobi)マークを見て、非常に似ているマークが入っているピーナッツを送ってくれました。PHILIPPINESで生産された、オニオン・ガーリック味のピーナッツで、早速試食しましたが『美味しい!』くて大食漢が大量にいる我が家ではあっという間に完食です。品質表示と賞味期限の表記からすると対米用の『おつまみ』の佇まいです。

2005.5.23.    石飛 毅氏

オーディオ用スピーカーの配置には一応ケリがつきました。
ヘッドユニットの出力が2オームに対応しているのでオリジナルの場所にあるフルレンジのスピーカーを全てフロントにパラレルで結線しました。4オームから合算抵抗が2オームになると、音量が下がるのですけど、どうせフロントは顔の前にあるので音量を絞るのでかえって好都合です。リアスピーカーは荷室の一番邪魔にならない天井にBOSEの純正取付金具を購入して取り付けました。この位置であれば荷物が載ってても遮へいされることは無いし、直射日光が当たらないのでスピーカーのためにもなると思いました。アンプを使用していないので配線自体は簡単でした。スピーカーの取り付けですが、屋根の補強部分を事故車で確認した所、丁度良い所に張りがあったのでそこに鉄板ビスで固定しました。実は取り付け用のネジは4個ですが、確かに止まっているのはその内の2本だけです。多少ぐらぐらしてますけど、早く聞きたかったので急ぎ仕事になりましたが駄目だったら後で裏側に補強板を足します。
さて、実際に聞いてみると今までの音響とは大違いでした。広がりが出て臨場感が出て、耳障りでは無くなりました。色々な場所に座りましたが一番良いのは後席です、特にBOSEの歯切れの良い音はド素人の当方でも良さが解りました。これでもう満足です。と、ココまではガレージで組み付けている時の話です。早速エンジンを掛けて走行してみると、エンジン音、タイヤ音が小さくなる訳じゃありませんので、音響向上の7割ぐらいが水の泡です。やっぱりHUMMERに『良い音』を求める事は無駄な様です。それでもオリジナルに比べれば3倍(根拠はありません)はマシです。
土曜日には浅井サン倉持さん、浜本さんがお見えになりました。
浅井さんはヘッドライト、フォグ、電動ファンが動かないといってお見えになりました。ヘッドライトは電源ラインの端子が外れていただけでしたので、丸型端子と交換。フォグは中々原因は解りませんので、配線を色々探っている途中に、もしかしてと思ってボンネットの配線BOXを見るとスモールから取っているリレー駆動用電源を確認すると、カットされていました。車検のときにでも配線を殺したままだった様です。これを繋げると無事点灯しました。
倉持さんは、先日ACコンプレッサーがロックしていたので、コンプレッサーのコアとリビルトキットをお渡ししました。これを電装屋さんに持ち込んでOHを行いました。先週いざコンプレッサーを交換しようとしたところ、配管内に金属粉がビッチリだったので、どうしたらよいか連絡がありましたので、レシーバータンクの交換とコンデンサーの洗浄を薦めておきましたのでレシーバータンクを取りに来ました。倉持さんのHUMMERは購入時にスカイオートに入る前に新品のコンプレッサーが付いていたので、スカイオートとこれであれば安心と話しておりました。しかしほぼ新品のコンプレサーですが、ロックする程壊れてしまったのか、これには原因があります。この原因を倉持さんに教えたろ、倉持さんは思い当たる節があったようで、『なるほど!』と納得しておりました。今までの事例でACのコンプレサーの調子が悪い車体は幾らコンプレッサーを交換しても駄目であることが多くて、壊れないHUMMERはズーッと大丈夫な事があります。当方のコンプレッサーも最初の年はしょちゅうガス抜けでしたが、2年目から修正した所、現在は多少のガス漏れはありますのでソロソロリビルトしようと思って準備(今回倉持さんが使用した物)をしておりましたが、交換に踏み切る症状が無いほど問題無く動いております。
浜本さんは、ATFの交換に来ました。GWから頻繁にHUMMERの整備を行っているのは、不満だった部分が改善されて来て、快適になったHUMMERに乗る理由を作っている様にも見えます。
浅井さんと浜本さんも当方の音響向上作戦には興味があるみたいで、聞かせてあげました。以前サブウーハーを付けた時、浜本さんに聞かせた時は、『そんなに良いとは思わない』と当方にきっぱり言い切ったのですが、今回は明らかに向上しているので、同じスピーカーが欲しくなったようです。浅井さんも『オープンなので諦めている』と言ってましたが、友野サン用のスピーカーがあったので『試しに付けてみる?』と投げかけると、一応やって見たいとの返事が来たので、リアスピーカーを外した所、驚いたことに破れていました。更に良く見るとサブウーハーとアンプが付いているのを発見したので『後付け』かと聞くとオリジナルで装備されていた様です。浜本さんの93年を見ても同じく両方とも付いています。そういえば友野号、松原さんの502にも付いていたのは『後付け』と思っていましたけど、全てが劣ると思っていた93年には結構オーディオには凝っていたようです。でも、『良く壊れる』そうです。浅井さんのHUMMERに仮付けでBOSEを付けた所、一堂がビックリするほど良い音がでました。狭い空間では無い事が一番の要因と思いましたが、明らかに当方のHUMMERより良い音がしました。オープンモデルはフロントスピーカーが足元にあるので、ワゴンより条件が良いようです。
この音を聞いて2人とも購入を決意して、いざパソコンへ向かいオークションをチェック。浜本さんは当方と同じ101RDですが、浅井さんの場合は設置場所は『外』なので、ネットで色々調べた所BOSEに『お風呂用』がある事を発見しました。でも定価は一個で38000円2個買うと76000円になるので、良いのは解っても諦めかけてオークションを見ると新品2個で30000円と言うのを発見し、即、落札しました。こうなると我々の悪いくせでどうしても『今日欲しい』モードに突入。出品者は『埼玉』だったので、近所であるように念力を送っていると、出品者からメールが届き、住所を見ると『鶴ヶ島市』。当方達が良く使う『カインズホーム』のすぐ近く!念力は通じたようです。早速『取りに行きたい』と連絡をしたところ出品者は快諾してくれました。浅井さんは大喜びで取りにいった所、案外早く帰還。財布を忘れたからでした。引き取り後、浅井さんのHUMMERに取り付けたところ全天候型とはいえとても良い音で、浜本さんもうっとりしてました。走行中とってもうるさいオープンにBOSEなんて全くの無駄です。こうして皆は当方に騙されて行くのです・・・
ガンチャンの300馬力の報告は後日します。

2005.5.18.    石飛 毅氏

久しぶりにオークションを利用しました。
ここの所ご執心のオーディオ関連です。凄い低いレベルですけど出来る範囲の事はやってみようと思い、相談した結果、H1のスピーカーの位置と向きはおかしいと言う結論になりました。H1の後方スピーカーが後ろを向いているので、どうしてもバランスを取ると後ろの音量を上げる事になります。ワイドレンジのスピーカーは指向性があるので、後ろを向いているとどうしても音量が上がってしまい、後席は目の前のスピーカーがガンガン鳴っているためウルサイばっかりでとても音楽を楽しむと言うレベルではありません。そこで対策として以下の計画をしました。先ずオリジナルの前後のスピーカーは全てフロントスピーカーとします。そして荷室に前向きのスピーカーを増設する事にします。こうする事で全ての席でほぼ同じ空間を作ることが出来ます。後席でもリアスピーカーが付き、どの席でもフロントスピーカーの音を落とし気味にして目の前でキンキンする事無く聴き心地がアップします。そこでリアのスピーカーを何にするか相談した結果、取り付け部分の影響が少ない箱にスピーカーが組み込まれている方が、単体でできっちり鳴る設計をされているので横着な当方には向いていると考えました。
そこで何処のメーカーが良いか時間を掛けて色々真剣に機種選択を行った所、自宅でも使っていてハズレの無いBOSEを選定しました。早速BOSEのHPを見ると・・・お目当ての自動車用は無いのです!以前は何処でも販売されていたのですが、モバイル用の機器が全く出ていません。HPを良く見ると、現在、自動車用の機器はBOSEの目指す『良い音』が出ないので、自動車メーカーで行う工場組み込み以外では『音響チューニングが出来ない』という理由で一切自動車用のスピーカ販売は止めてしまったそうです。ですから現在BOSEのスピーカーを付けたい場合は、車ごと買わないとだめと言うばかげた状態になっています。ちなみにH2はBOSEの技術者がキチンと設計したスピーカーシステム搭載車です。こんな理不尽を解決する時にはヤハリ、オークションは我々の見方です。早速Yahooオークションで検索すると自動車用密閉箱型の物としては101RDと、111RDの2モデルが出ていました。111RDは今風の形なのと色も当方の内装色に合っていたので、これの方が良いかな?と思ったのですが、101RDはホーム用の101MMをベースに自動車用にチューンされ耐熱性を上げた物であるそうです。MM101は自宅でもう20年以上良い音を鳴らし続けている事で実績があるので、101RDの方に決めました。
2週間ほどオークションに程度の良いものが出るのを待っていたところ、ほぼ新品状態の物が出てきたので即決価格で落札しました。定価が48300円の所、2万5000円で落札出来たのは、人気のある絶版物である事を考えると安く買えてラッキーだと思っています。これだけ投資したのですから、今までの劣悪音響環境から抜け出して欲しいと思います。そういえば友野号も室内がむき出しなので、この手の箱入りスピーカを採用した方が良いと思います。先日この話を松原さんにした所、即、オークションに入札して買っていました。当方がテストしてからの方が良いのに・・・ワゴンはこれで良いけど4drHTとかはどうしたら良いか、スラントバックはリアガラスを空けたままならワゴンと同じかオーナーご自信で色々やってみてください。取り付けが終了したら、また報告します。

2005.5.16.    石飛 毅氏

金曜日からガンちゃんの作業をしました。
噴射ノズルの交換等を行っておりましたが、下回りを覗いて、久しぶりの点検もついでに行っております。ガンちゃんのドアの取っ手の芯が破損していたので、友野サンから送ってもらいました。一見同じに見えましたが手に取りますと、重さが違う。それと左右対称で従来の左右別部品では無くなっておりました。重量が違う理由は今まで樹脂であった『芯』は金属に変わっていた為です。H1は常に進化しています。勿論取り付けピッチは同じなので加工等は一切ありません。
土曜日に、群馬からお客さんがお見えになりました。95年のGASエンジンでFRPのオーバーフェンダーを取り付けて、ディックシーペックのFCをオフセットがマイナスのメッキホィールにセットしてます。このオーナーは磨き屋さんを営まれておりますので、ボディがとても綺麗です。更に内装も張り替えてて、リアルウッドに表面処理をしないで張り付けておりました。内装の張替えも窓口になっているそうなので色々と知見があるようです。色々見せていただきましたけど、丁寧に張り替えてありました。ガンちゃんの張替えを行うので、依頼先のチョイスが増えました。日曜日に、長野県の白馬で勤務先の後輩が結婚式を行うので、夕方には出発しなくてはならないので、余り長い時間お話が出来ませんでしたので、また、ゆっくりお話がしたいです。
白馬には、会社の先輩が最近購入したプリウスに同乗して行きました。話題のハイブリッドカーです。はっきり言ってこの手の車には全く興味はありませんが、それは実体験で乗った後は、正直な所カルチャーショックでした。全てが違いすぎます。先ず、パワーはタップリです。必用な時にはエンジンとモーターの両方で加速しますので、ココと言う時には鋭い加速をします。省エネを心がけて運転をした訳じゃ無くて、どちらかと言うと流れを引っ張る速度でしたが往路は19.5Km/Lでした。復路は、当方がかなりの部分を当方が早めに走りましたけどトータルで22.5Km/Lでしたから殆ど同じ行程だったので、復路は24Km/L以上の燃費だった事になります。これらの数値はモニターに出ていた数値なので間違いは無いと思います。大局的に考えると、往路は上り坂、復路は下り坂ですけど、こんなに差が出るの?と思う程で、原付並みのスゲー燃費です。今まで単なるアイドリングストップ車なので高速走行では普通の1500ccエンジンの車だから、高燃費はあり得ないと思っていたんだけどモロクモ当方の予想を根底からひっくり返してしまいました。
認めたくないけどプリウスは侮れません。ハリアーにもハイブリッドが出たそうですけど、こいつもどれ位の燃費と性能なのかスゲー気になります。ハイブリッドカーは少しお化けとかに似てて、見たことが無いと信じる事は出来ませんけど、もし見ちゃったらその瞬間『ウソだろ!何かの間違いじゃないか?』と思うでしょうが、本当に見たら今までのお化けに対する考えは一転すると思います。チョイ乗りじゃなくて長距離を自分の手で運転すると、その運動性能と高燃費は信じたくないけど事実として見せ付けられます。確かに、プリウスは高圧タイヤや軽量化、空力のために不恰好(すいません当方にとってです)なので、ある程度は燃費貢献は当たり前と考えがちですが、これらの見える部分だけではなくて、隠れたきめ細かい制御による努力は脱帽です。単純にトランスポーターとしてであれば、これからハイブリッドの時代が来る予感がします。しかしココまで世の中が進んでいるとは知らなかった自分が恥ずかしい思いをしました。このままではトヨタの一人勝ちは暫く続きそうですね。本当は物凄く悔しいのですがプリウスに乗っていると、エンジンを回しっぱなしで乗っている他の車がバカバカしくなってきますので、直に普段乗り車の選択にはハイブリッド車を無視できません。
そんな気持ちでガレージに戻った後に、佐藤先生がお見えになりプリウスの話をした所、先生も義兄の所有するプリウスで霧が峰に行ったときに、当方以上に悔しいけど同じショックを受けたそうです。佐藤先生も否定的な立場からの観点からの評価だったそうですが、『あんな物に感動したとは誰にも言えなかった』そうです。更に当方と先生の意見としては、あそこまで追求したのなら、エンジンをDIESELにすればもっと効率を上げる事が可能なのになぜやらなかったのかと同じ疑問を持ちました。現在の日本ではDIESELのイメージが悪いので、とりあえずGASエンジンで様子を見て、マーケットが受け入れるようになったら、トラック辺りから市販されるのでは?と予想しました。勿論ハイブリッドがどんなに良くても趣味としての車であるH1は、今まで以上に大切に乗ることは変わりませんけどね。
柳本さんから、星条旗のマット?を頂きました。インディアンの手作りで良いものでした。頂いた理由は、当方のH1は何時も室内が汚いので『これを敷け』と言う意味だそうです。全くありがたい話で涙が出てきます。

2005.5.13.    石飛 毅氏

既にお知らせしましたように、ガンちゃんに取り付ける300馬力キットが届きました。
内容はECU(商品名RapTorq High Performance Computer Upgrade)とウエストゲートバルブコントローラー(商品名RapBoost Turbo Boost Control)とインジェクションノズル(商品名RapJet High Performance Injector )そしてソレノイドポンプ(商品名RapFlow High Performance Fuel Lifter Pump)です。全てPREDATOR-MOTOR SPORTS INCの商品です。我々とプレデターのお付き合いは開業当時から色々な商品を通信販売しております。数年前までは社長のライアンさんは、副業だったのですが、H2が発売されてから景気が良いみたいです。商品も段々手が込んできて、更に、パフォーマンスパーツにはキチンと性能アップの表示を行っております。(表を参照してください)これによりますとノーマルの6.5TDは70マイルまでは28秒弱です。Alphaは18秒なので高性能振りがうかがえます。ところが今回のセットを全て付けると更に2秒の短縮が出来ます。ガンちゃんは既にハイフローのエグゾーストを取り付けているので、このグラフの赤い線の性能になります。と言うより、インタークーラーも付いているのでもっと凄いと考えられます。一体どれぐらい違うのかと言うと、一緒にスタートして、50M走ると20M先にいるという感じですから別物ですね。
以前のECUアップグレードと異なり、今回のECUは外装が塗装され、ビニールでパックされて、更に木箱に入っておりました。ビニールパックは良いですけど、木箱はやりすぎだと思います。ウエストゲートコントローラーは通常バキュームでコントロールされておりますけど、今回の物は機械式です。バキュームコントロール式はインテークマニホールドの圧力を測ってブースト圧をコントロールしておりますが、機械式と言う事は綿密な調整が必要と思いましたけど、キットの説明書にはノーマルECUとアップグレードECUではスプリングがを変えて、ウエストゲートバルブを閉じた状態でスプリングの長さを調整する事で良いみたいです。
取り付けはタービンには遮熱カバーが付いているのでセンターコンソールを外して、ハッチを空ける必用があります。以前塗装したカバーと再会しました。ノーマルのアクチェーターのロッドはクリップでとまっております。ロッドを外して本体を固定しているボルトを外してホースを抜くと取り外しは終了。新しいアクチェーターには4個の穴が開いていますので、一番動きがスムーズな場所を選びロッドを固定します。本体は微妙な曲がりのアルミステーで取り付けます。スプリングをアップグレード用の少し黒ずんでいる物を選んで、スプリングの全長を2インチにします。ステーの後端がグローリレーの配線に干渉しているので配線のレイアウトを変更しました。これで良いのかが不安なので念のため写真を撮っておいて、問い合わせをする事にしました。ライアンには友野サンが聞いてくれましたが、ライアンからは無事『パーフェクト!』と返事が来ました。バキュームの配管は抜いた後に開きっ放しでは、他のバキューム駆動の物(ヒーター切り替え、エアコンユニットのフラップ切り替え)に影響をきたしますので、樹脂のボールを入れて塞ぎます。週末にノズルとポンプの交換を行います。この300馬力キットの性能を維持するには燃圧を時々計らないといけないようです。この燃圧計も買って置けばよかったです。
HUMMER STUFFに注文していた少し背の高い椅子が届きました。スナップオンのロールキャブの上に置いてあるパソコンを操作するときに丁度いい高さじゃないかと思って買いました。座るところにH1のプリントが入っておりますけどH2もあります。このほかにはTシャツと、『H1』と『HUMMER』のピンバッチも買いました。
夏服(ツナギ)にネームを入れました。ラバー系のアイロンプリントなので、色も鮮明ですし耐洗濯性も高くて中々良好です。この半袖ツナギは博君がフリーマケットで大きいのを見つけたと言って買ってくれたので、大切に着たいのでネームを入れました。当方はステッカーとかバッチとかがどうも好きみたいです。ハマちゃんに貰った黒にはもう少し濃い黄色にしようと思います。ディッキースのツナギの場合、当方のサイズは色々です。この赤は48ですけど44でも着れちゃいます。ベストは46のトールサイズのような気がします。サイズによって体型の印象が異なるようです。44の時は痩せて見えて、48の時は太って見えるようです。

2005.5.12.    石飛 毅氏

最近の新型車は電球の代わりにLEDが使われております。
LEDにする理由は色々あるのしょうけど、消費電力が少ない、寿命が長い、熱をあまり持たないと、言うのが発光部そのもの代表的な特徴です。これの内、消費電力が少ないと言うのは、バッテリーへの負荷というよりも配線への負荷が少ないという事です。従って、配線を細くしたり、最近は色々な物のコントロールを複数のコンピューターを繋いで行っているので、電流が小さい事でリレーを使わないでもよくなります。例えば、今まではリアのコンビネーションランプの配線は全て運転席から延々と配線されていますが、トランクにCPUを持つ事で、電源ラインと信号線を繋ぐ事で済みます。先日のH2のドアを外した時もパワーウインドウと電動シート、オートロックは全てドアにあるCPUでコントロールされておりました。電流の大きな物までCPUでコントロールしているのには少し驚きを感じました。
さて、今回は普通の電球をLEDに交換するタイプの物が売ってたので買ってみました。電球と同じソケットで、今回購入した物はW球の代替タイプで21.5W相当品です。これをリアのブレーキとスモールに使うので赤LEDです。点灯テストを定電源発生器で行い電流を測ったところ80mAでした。電球ですと2A位流れるのでかなり小電流ですね。実際にテストしてみてまた報告をします。
新しい工具はソケットのハンドルです。1/4のハンドルはヘッド部分が回転するタイプで、今回4x4MAGAZINに紹介されていたのを見て買いました。3/4のヘッドは、色々なハンドルを差し込んで工夫のできる物です。これもとっても便利ですよー。

2005.5.8.    石飛 毅氏

ガンちゃんの作業が本格的に始まりました。
ランドマップがドア用の新品内張りを持ってきていて、本当はランドマップが依頼されていたはずですけど『お願いします』と押し付けられました。何で板金屋サンもやらなかったんだろう?板金屋サンは内張りのビニールも凄くきれいに張っているのに、なんで内張りを貼らないのか不思議でした。でも作業を始めて内張りを貼るのがスゲー面倒なのが解りました。先ず、新品の内張りを当ててみると合わないのです。合わない理由は表面を包んで裏側に巻き込んで固定しているんですけど、シワが寄ってて厚みを持ってしまっているので、当てて見てもあちらこちら浮き上がってて、ちゃんと付きません。外した古い内張りを見るとキチンとカットしてて浮き上がらないようになっています。先ずこれのトリミングを行いました。
ガンちゃんの運転席側のドアは新しいものと交換されています。ですから止め穴の開いていない内装を貼るのは同時に穴を開ければ良いので簡単です。ところが古いドアの方はもう穴が開いているので、新しい内張りに開ける穴の位置出しは至難の技です。裏から手が入れば良いのですけど、絶対に無理、とりあえず全ての内張りを仮止めして様子を見ると、再塗装側のドアはタッピングの穴が馬鹿になっておりました。馬鹿になっている部分は裏から当て板をリベットで止めて補強する事で解決。でも内張りの固定方法は悩んでいました。どうしても今開いている穴のほかに穴を開けないでやりたかったのですけど、それは無理なので、松原さんに連絡した所、内張りを手配した事は知らない模様で、そもそもガンちゃんの内張りは近いうちに張替えを考えているので、内張りはそのままでOKになりました。これで新品のドア側は古い内装に開いている穴に合わせて表から穴をあければ良いので楽勝です。
でも何で新品を手配したのかが不思議で、何かの間違いじゃ無いかと思って、ランドマップに問い合わせをしたところ、内装の芯が割れているとの事で慌てて見ると確かに一枚取っ手の所が割れていました。他にも色々チェックすると運転席の取っ手も割れています。後ろの取っ手は両方とも金具が錆びててしまいザビで色が付いています。割れている内張りは手持ちの中古品を松原さんに献上して、後ろの取ってはテープでラッピング。フロントの取っ手は新たに手配することにしました。あれやこれやで一日中ドアにへばりついていました。オーディオもカーナビも一日掛けて配線のトリミングと回路を調べて、バックモニターも買って来て取り付けをしようと思っていたのですが、これもカーナビを2DINの物と交換するそうなので、中断。配線を調べてて解ったのですが、電動レカロの配線が終わっていませんでした。皆さん仕事が中途半端で仕上げを全て当方に押し付けています。
そんなところに友野サンから宅配便が届き、開けてみると300馬力セットでした。今回の予定には入っていないのでしたが、これを取り付けるには内装を剥がさないといけませんので、尚且つナビ、オーディオの全てを交換するので、予定変更して内装を剥がしてセンタートンネルカバーをとることにしました。先ずは、ウエストゲートバルブのアクチェーターの交換を行いました。これは別項で報告します。前回報告を忘れましたが、今回取り付けたサイドステップは工具無しで取り外しが行えます。ステップの前後位置もナットを4個緩めると調整が出来ます。多少剛性が劣りますけど使用には問題が無い程度です。

先日のミーティング取材を掲載している雑誌が、新たに2誌発売されて居ます。
デイトナ誌とA-car'sです。
7日にテレビの取材がありました。HUMMERの特集をしたいと言うので、H2でしたらH2のクラブを紹介しますと言った所、H1の取材だと言うので話を聞く事にしました。以前もそうだったのですが、TVの取材は何時も急で、日程の変更は当たりまえでいい迷惑なので、体よく断ろうとしたらガレージに来てしまいました。一体H1の何をやりたいのか聞いたり、意地悪な質問をしたのでが、4X4 マガジンを手に、浅井さんと友野サンのHUMMERをお願いしたいと言うので2人に連絡した所、OKが出たので取材を受ける事にしました。実際は友野サンが来なかったので、代打は連休中4回も来た浜本さんにお願いして取材を受けました。どうせやるならキチンと協力するのが礼儀なので、言われるままに取材を受けました。一応詳細を報告すると、ガレージに来る前にスカイオートで取材を終えて、午後に一行が来ました。この一行は手際が良く到着後挨拶した後、直ちに撮影開始。女性レポーターがトコトコ歩いてきて『HUMMERがイッパーイ!』でもあのレポーターが歩いていきた方向は駅は無いしどうやってきたんだロー?そして日向ぼっこをしている当方達に、幾つかの質問。浅井さんは関西弁、当方は東北弁、浜本さんは広島弁で答えたのでやり直し。2回目は皆『しょうじゅんご』で答えて完了!と思ったら、カメラマンがディレクターに耳打ちした後、ディレクターが『石飛さん毛が・・・』『本物ですよ!』『いや・・鼻毛が・・・』どうも最近『毛』に反応してしまいます。
再撮影開始、インタビューの最初は当方の右からカメラが写していたのですが、当方が左を向くと、また、カット!今度は右耳に爪楊枝が刺さっていたままでした。『もう一回ですが?』と聞くと『ツナギますから良いですよ』との返答。テレビは便利ですね。そのまま日の高いうちに走行シーンを撮るために近くの工業団地に移動。土曜日なので空いている道路での撮影でしたが、空いている道なので、所々に駐車している車があるのですが、丁度いい場所にバキュームカーが止まってて、その中で運転手がお食事中!(凄い!)仕方が無いので場所変更。4台が連なってのシーンは一回目は速度が遅すぎてリアリティーが無いので、NG。次は少し早めにと言うので、速度を上げたら制限速度を超えていそうなのでもう一回やり直し。結局3回目でOK。
次に浅井さんの奥さんのHUMMERが交差点を左折するシーンの撮影。一応一人じゃ不安なのでオイラが後ろの席に同乗して走行しました。一回目は後ろの席でオイラがカメラを見ながらニヤニヤしていたのでやり直し。二回目はカメラが回る前に降ろされておいらは徒歩で歩行者の役になりました。2回目はOKでした。この頃からディレクターが当方達の行動に顔があきれ始めました。次の撮影は浜本さんのHUMMERがヤハリ交差点を右折するシーンの撮影。コースをこうしてくれと言われたんですけど、一時停止のところを止まらないで曲がるのは絶対無理と主張してコース変更して撮影開始。一回目は右折しようとしたら、対向車が来てNG、2回目はウインカーの出し忘れでNGというより、本当は音も一緒に撮っているとは思わなかったので大声で叫んだのでNGだったようです。
次の撮影は、浅井さんのHUMMERの荷台にカメラマンを乗せて、当方のHUMMERの走行シーンを撮影。浅井さんは例によって戦闘体制なので星条旗を掲げていましたので、それがハタメイてカメラを遮るのでどうにかならないかと言われましたが、浅井さんはHUMMERには星条旗がつき物だと中々譲らないので、デレクターの顔がどうにかしてくれと言う顔をしていたので、当方が『後で、オイル交換してあげるから』となだめてやっと下ろす事になりました。当方のHUMMERの走行シーンは出来るだけ大きく写った方が良いと思って車間距離をピッタリつけて走ったら、カメラには望遠が付いているからそんなに近づかないでも大丈夫ですと注意されたので、次は離れすぎて交差点でカメラから消えちゃうらしくて同乗してたディレクターが、しきりに手でオイデオイデをしていたので、ニヤニヤしてたら今度は『自然に!お願いします』と言われました。彼は当方の自然は『ニヤニヤ』なのを知らないから『これが自然です』と言ってやりました。
次の撮影は、レポーターの女性をHUMMERに同乗させて走るシーンなのですけど、ディレクターが選んだのは浅井さんのHUMMERでしたが、ここでもヒトモメありました。どうしても浅井サンの奥さんが『パパが他の女性を乗せるのは納得できない』と言い出して怒ってしまいました。色々考えてレポーターに『浅井さんは好みじゃない」と言わせたら、今度は『アンタにこの人の良さが解るわけないでしょ』と火に油を注いでしまいました。この頃ディレクターの目の下にはクマが出来ていました。じゃあ浜本さんのHUMMERに変更と言う事にして、その間、浅井さんの奥さんをコンビニに誘いだして、その間に浅井さんのHUMMERにレポーターを乗せて、撮影開始。適当に時間を潰して帰ってくると撮影は未だ終わっていなくて、運が悪く丁度止まってレポーターが質問をしているシーンだったのですが、浅井さんも浅井サンで、ニヤ付いて話していたので、それを見た奥さんが駆け寄って浅いサンのほほに平手打ち!涙目になっていたのはディレクターでした。子供たちに『ママ強いねー!』と言うと『何時もは往復だよ』冷静な子供たちです。
撮影が終わりレポーターの女性がHUMMERから降りるとき、レポーターのサンダルのヒールが引っかかって大転倒!膝から血が出ていました。撮影は予定が大幅に遅れていました。今度はオーナーインタビューですが、浜本さんの時に荷台に積んだ風呂桶に浅井家次男のイブ君が風呂桶に入りたいと言出だして、当方たちが『おー良いねー』と言うとディレクターは『もう何でも良いです』と快諾してくれたので、浜本さんのインタビュー中は風呂桶にイブがズーッと入って、浜本さんと、レポーターの間に顔を半分出していました、彼には良い思い出になるでしょう。この頃ディレクターは手を握り締めて震えていました。
余りにも撮影に時間が掛かったので、当方のインタビューはガレージに戻って撮影する事になりました。椅子にすわりレポーターから質問を受けました。ディレクターが紙に書いた質問をする形式です。『HUMMERの魅力は?』『壊れる所』『HUMMERの良いところは?』『不便な所』『HUMMERを買ってよかったことは?』『ナンパが楽になったこと』『これからオーナーになる人に一言』『やめたほうが良いです』ここで中断・・・ディレクターが『勘弁してくださいよー』と言うので、答えはウソをつく事にしました。撮影が終わり当方の『放送日は何時ですか?』の質問に『決まってません!』と言いながら撤収してしまいました。もしかすると放送は無いかもしれませんので、番組名等は控えさえて頂きます。万が一放送される事があったら連絡します。そうそう一番この顛末を喜んでいたのはロケバスの運転さんで『今までの中で一番面白くて、緊張感の無い、のびのびしている取材でした』と褒めてくれました。案外変わった車やバイクに乗っている人も緊張して制作会社のペースらしいです。それじゃー本当の事が伝わらないですよね。

2005.5.6.    石飛 毅氏

HUMMERのミラーは3種類あります。
マニュアルミラー、電動ミラー、そして現行車についているミッキーマウス型。アメリカ車のミラーは全てが平面ガラスと言うわけではありませんけど、HUMMERの場合は何れも平面です。ミッキーマウス型(ミッキーマウスの耳に似ているのでいつの間にかそう言ってます)は下の方にチョッとだけコンベックスのミラーが付いていますけど、殆ど役に立たないとオーナーは嘆いています。電動ミラー用のコンベックスミラーは、以前HUMMER JAPANから交換用のミラーが販売されていましたので、多くの方が既に交換しておりますけど、マニュアル用のミラーは数年前にプレデターから販売されるまではズーット平面ガラスでした。現在は、マニュアル・電動両方ともプレデターから販売されているので容易に入手できます。所が、ミッキーマウス型はまだ販売されていませんので皆さん苦労されているようです。そこで、ミーティングの時に柳本さんが紹介してくれたオーダーメイドでミラーを作ってくれるショップに、早々に麻生さんが注文をして入手されたと連絡がありました。
 
以下は原文の抜粋です。

アウトバーンのミラーが出来上がってきました。早速、取り替えて写真を撮影しましたので添付しました。不評のミラーですがアウトバーンミラーにするとかなり広角になり見やすくなりました。湾曲度合いは1000Rでカラーはブルーです。左右ミラー共、左右はかなり広角になり、普通に車線変更やバックを行うことができるようになりました。しかし上下の広角が少ないので左側はリヤタイヤ下部まで確認できますが、右側はチョット中途半端な位置までしか見えません。走行中は今までの平面ミラーとは比較にならないくらい良く見えて、車線変更の際の距離感もつかみやすいです。バックの際も白線が確認できますし、外側も普通に良く見えますのですんなり車庫入れも可能になりました。夜間の走行も行いましたが、カラーをブルーにしたため若干、暗く感じますがまぶしさが低減されるので走行には支障はありません。トータル的には合格だと思います。ちなみに価格は初回の型代が必要となりましたので\42000でした。今後、オーダーされるオーナーさんは20000円程度で出来るのではないでしょうか。交換について、私は、両サイドの出っ張り部分を考慮せずノーマルミラーより型をとったので、ノーマルミラーと交換することになりました。付属の両面テープを両サイドに貼り付けて差し込めば完全に固定されてOKです。

このタイプのミラーでお困りのオーナーさんがいるのであれば参考がてらHPに写真を掲載してください。(価格は出さないほうがイイかもしれませんね。アルファプログレスさんに問い合わせてもらってください。http://www.alpha-progress.com


写真を見るとカナリ改善されていますね。当方はコンベックスのミラーは運転席側には付けていません。これはあくまでも好みと慣れの問題で、運転席側は大きなRですと距離感が掴めないので、コンベックスは助手席側だけにしております。最近の乗用車は一枚のガラスで部分的に曲率を変えて車体側はフラットに近く外側のRをきつくしているようです。ココの会社のシステムは良く判らないのですけど、一番最初に買った人が犠牲になって『型代』を払うそうです。一体どんな型か判りませんけど、加工方法はダイヤモンドカッターかウォタージェットあたりでしょうから『型代』じゃ無くて『プログラム代』じゃないでしょうか?それとも型を作って、フッ酸で溶かして作っているのかも。何れにしてもこのファーストクライアントには、その後膨大に売れてもペイバックが無いので、太っ腹な人じゃないと面白くないでしょうね。松原さんもマニアックな車やバイクが多いのでココにオーダーした事があるそうです。平面ミラーで、危ない目にあうことを考えたら、多少高くても安全を買ったほうがクレバーですね。ココに書かれている価格は、確定ではありませんので購入時には御自分でお確かめ下さい。


2005.5.6.    石飛 毅氏

連休は全く曜日の感覚が無くなっています。
浜本さんは一日置きに来ています。先日友野さんが以前に交換したリアーサスは車高が上がりすぎてフロントのみを交換した時にはクロスメンバーまでの高さは50cmもあったのに、リアを交換した後に計ると45cmにまで落ちていました。結局ノーマルリアと交換するために、ついでにフロント同様にペイントを引き受けました。引き受けた時は片手間で出来ると思っていましたが、案外コイルの塗装が大変なのには閉口しました。コイルの外側は簡単なのですけど、内側は中々上手く塗れません。缶スプレーなので塗膜を上げるのに何回も吹かないと駄目なのでこまめに乾いたら塗り、そして乾いたら塗るという行程を何度も繰り替えして、やっと完了しました。天気が良かったのが幸いでしたが塗料も良い物を使いましたので費用もバカになりませんでした。
翌日、本人が来て赤くなっているのは、『どこでもドア』ですから感激してくれたと思うのですけど、めんどくささはやった人にしか判らないと思います。結局ショックも塗り替えましたが、組み込んだ姿はとても派手になりました。ノーマルのコイルとの交換は浜本さんが御自分で作業されていたので、当方は余り手を貸さなかったのですが、交換の手順はしっかり頭の中に入っているようで安心してみる事が出来ました。これにより上がりすぎたリアが程よく下がって、若干前下がり気味程度に収まりました。
ボンネットのガスステーも1セットだけありましたが、『早い者勝ち!』と言うことで、浜本さんのHUMMERに取り付けました。ただ、失敗したのは、浜本さんはボディリフトをしていないため、当方のHUMMERと同じ位置に取り付けるとボンネットが開きすぎてしまう事が発覚しました。ボンネット側のガスステーの位置をずらして開き角度を調整すると、今度は閉じた時にステーが運転席側に傾くのでTOMONO-GOと同じくボンネットが押されてズレてしまいます。ボディリフトしていないバージョンの寸法も測りなおして、ステーを作り直さ無ければなりません。とりあえず、それでもオリジナルと比較して全然軽いので、このまま取付金具が準備できるまで、そのまま使ってもらう事にしました。本日、工藤さんのHUMMERと比較した所、ボンネットの開閉は本当にラクチンでした。
浜本さんは、今回のGWをHUMMERのリフレッシュに当てている様で、今回は徹底的に作業を行っています。足回りの写真を見てもらうと判るように、当方と同様ボディ周りは汚いのですが、下回りは12年乗ったH1とは思えないほど綺麗で整備されています。イジル楽しみを元々知っている人ですが、忙しさを理由に放置しておいた事を後悔している部分が多々あったようです。例えば車の下に潜って見ると色々な所が凹んでいました。これは近所の修理屋さんに、簡単な整備を依頼した時にやたらな所にジャッキを掛けられた跡です。先日交換したクロスメンバーも左右均等に変形していましたので、これも間違いなくジャッキを掛けられた跡ですね。一見強靭そうに見えるのですが、素材がアルミで有る事を知らないと、案外簡単にクンニャリしますのでHUMMER整備に経験の無い修理に出す時は、キチント説明しましょう。

4日は、朝起きると工藤さんがもう来てました。
自分のHUMMERの下に潜ったり眺めたりしているのは良い事です。当方のHUMMERも、先日から行っているリフレッシュを行いました。大した事ではありませんが、やはり10年の歳月で痛んでいる所もあるので何をするかの点検程度です。これによると、ATのホースはソロソロ賞味期限が切れそうです。触媒コンバーターの遮熱板もまた溶接が剥がれてカラカラ音がしています。
これは後日行う事にして、夕方出かけようとしたら、スターターが回らない!理由は、イグニッションキーをACCに入れっぱなしだったようです。ちなみに、H1のイグニッションキーを入れて手前に回すとACCです。実は10年乗っているオーナーで、つい最近まで知らなかった方がいました。何でACCに入れっぱなしだったかと言うと、ボンネット開閉エアーシリンダーをガレージに来た人たちにとにかく見世物として、無理やり見せびらかしていたので、その時にCTISコンプレッサーのスイッチを入れるためにACCにしたまま放置してしまった様です。出かける時間が迫っていたので、バッテリーパックを繋ぎましたが、満充電時は13V近辺なのですが12Vチョッとでは、車載バッテリーに吸われてスターターを回しきれない様でした。工藤さんのHUMMERからジャンプしてもらい、事なきを得ましたが元の電圧に戻るまでは2時間位掛かりました。電圧計はオルターネーターの近くからピックアップしているので、14V近くを指していますけど、カーナビにも電圧計が付いているので、此れで末端の電圧を見ると、中々12Vにはなりませんでした。ただ、当方のカーナビはアースポイントに抵抗を持っているので、若干低めに出てしまいます。今回の連休中にこの部分をアーシングして抵抗を小さくしようと思っています。
5日は起きると浜本さんがもう来ていました。
リフレッシュ3日目です。今日のターゲットはACとCTISのエアー漏れ探求でしたが、朝一番でボンネットを開けると、パワステ配管辺りにブラケットが転がっているのを発見してしまいました。『此れなんですか!?』との問いかけに、当方としてはもう何度も落ちているのを見たことがあるブラケットなので『ACのケツのブラケットです』と即答。遂に浜本さんの93年にも来る時が来たようです。今までTOMONO-GO、松原さんの93年、以前メンバーだった方の3台で散々苦労した部分です。正直な所、この解決策は『無』です。93年のHUMMERはオリジナルのHUMVEEに無理やり色々な民間仕様部品を付けているために不都合箇所が数箇所あります。特にこのAC部分は、殆ど修復暦があって、ブラケットがオリジナルのままで現存しているのは、鈴木さんの93年位です。結局TOMONO-GOは、前周りを95年式にして解決。松原さんの93年は502エンジンに換装することで終結と、当方も逃げ回っております。
93年式のACブラケットは複数のブラケットやスペーサーを使用してて、ブラケットそのものが壊れる物と、ブラケットを止めている部分を壊すケースがあります。ブラケットその物は、溶接や新品交換という手があるのですが、今回落下していたブラケットは、取り付け部分を破壊する『松原型』の障害です。これはブラケットを固定している部分は、エクゾーストマニホールドのボルトと共有で、このボルトをエンジンの中に残したまま折れてしまいます。以前松原さんの93年で、当方もこのボルト抜きを行いましたけど、作業中何度も『エンジンを降ろしてー!』と思いました。結局浜本さんも朝から5時間このボルトと戦っておりましたけど抜けませんでした。ACについてはペンディングという事にしました。そういえば、工藤さんが40インチのMTRに履き替えて、以前履いてたトラクサスをガレージにて保管しておりましたが、邪魔なので売却をするように進めて、その気になったので、浜本さんに話した所、商談が成立しました。
当方にとってはガレージのスペースを塞いでいたのでラッキーでしたが、結局浜本さんがはいていたGSAがまた残ってしまったので、あんまり大きな差がありませんでした。このGSAは当方にて預かって居りますが、当方に迷惑なので、超格安で譲ります。ホイールはなんと2ピースの光沢ですから96年以降の物です。重いからランフラットも入っているはずです。CTISのバルブとホースは有りませんけど、現在使用中のバルブを使う事が出来ます。ホースは早くどかしたいので当方がサービスします。1ピースホイールからのコンバートはロックナット(ホイールを固定するボルト)が異なりますので、ナットをベット調達してください。タイヤの山は写真を参考にしてください。走行は10000マイル以下です。欲しい方は当方にメールをしてください。1週間後にオークションに出しますけど、それ以前であれば2ピースタイヤの交換工賃より安く出しちゃいます。
クレグレモ申しますが、今履いているタイヤを上げますと言われても要りません。また、送りは梱包とか運送屋の手配が面倒なのでガレージまで取りに来て下さい。当方のガレージには目一杯です。先日も此処で書きましたけど、外した物とかこれから付けるもの、色々有ります。御自分の家に置けない物とかをどうか出来るだけ持ってこないで下さい。先日もランドマップが、ガンちゃんの修理を当方のガレージで作業しにきた時に大きなダンボールを持ってきました。『何もって来たんだ!ココはゴミ捨て場じゃねー』と文句を言ったところ、『ガンちゃんの部品で交換した、ブッシュガードです。まだ使えるかもしれないので持って来ました』と言うし、日頃から『HUMMERの部品は勝手に棄てるな』とランドマップには言ってあるし、ランドマップも預かり部品が多いので当方と同じ苦労をして居ます。当方が吟味してから棄がどうか決めようと思いそのまま置いて行くことを了解しました。そんな状況なのに、ヒロシが加工したホィールを5本持って来てしまい、H2のホィールだけでももう9本になります。このままではガレージが作業場から物置になります。既に部品のほかにガンちゃんのサイドスキッドプレートやサイドステップの梱包材も大量で、事実もう足の踏み場も無い状態になっているので、意を決して今日ガレージに来たお客さんとガレージの清掃と整理を行いました。
再使用不可能な部品で、金属は、もう外に置く事にして、先のランドマップの大きなダンボールもそのままじゃ場所を取るので、分別しました。ダンボールの中身は曲がったブッシュガードは傷は大した事が無いのですけど、平らな所に置くと、右側は前に左側は後ろに曲がってSの字を描いています。ブッシュガードの構造は3分割で力の掛け具合が反対なので大きな力を狭い部分に掛けなくてはいけないので、プレスが良いのですが。溶接している部分があるので機械には掛けられません。もっとも機械に掛けるとパイプ部分が潰れるので機械での修復は不可能です。一番いい方法は車体に付けて、壊れた時と逆の方向に力を掛けると良いのですが、車体に付けて力を掛けるとボンネットに当てるぐらいの曲げ応力を掛けないと駄目なので、一体誰のHUMMERに付けてやるのか問題です。使えるかどうか判らない部品再生のためにボンネットを潰す人は何処にも居ないと思います。ベンダーにもかける事が出来ません。そこで、リスクは壊れた部品が背負うべきと考えて、色々考えた挙句に、大人数で乗っかる事が一番と考えて塗装が痛むのは仕方が無いと決めて、色々な方向に荷重を掛けて一か八かで修正しました。ヒロシに『ココに乗れ』『そこで飛び上がれ』『こっちにもう一人乗って・・・』完璧じゃないけど何となく元の形に近くなった所で当方のHUMMERに取り付けてみた所、左右のバランスは多少狂って居ます。皆は『此れ以上やったら元も子もなくなる』と言うのですが、当方としてはどうせ廃棄一歩前だった物なので、明日フォークリフトに縛り付けてあと少しに挑戦して完璧修正をしてみようと思います。

運転席のドアを内側から開ける時に、ドアノブが硬く有りませんか?今日4台のHUMMERのうち、当方、工藤、ガンちゃんの3台はとても固くて上手く開きませんでした。特に工藤さんのHUMMERは窓を開けて外の取っ手を使って開ける状態です。感じとしては内側のノブを引くと、途中で何か引っ掛かるような感じで、急に重くなってガツンと言う感じがしてやっと開きます。これの原因はドアノブの内側の爪が磨耗して段付を起こしているためです。ドアノブの4本のビスを外して、リンケージを取り外してドアノブの内側を見ると親指みたいなカッコをした爪がケヅレているはずです。この部分をヤスリで綺麗な滑らかな形にして、尚且つ、レバーとの当たり面を少し修正してやればOKです。若干グリスを塗るのも良いと思います。当方はテフロン系のグリスを塗布しました。ただし、この爪が磨耗する原因の除去も必要です。今回見た4台のうち軽く開いたのは、パワーウィンドウの無い93年式だけです。高年式の場合はドアパネル内のパワーウインドウのユニットを避けるためにリンケージロッドの形状が複雑です。本来はこのロッドも設計荷重には充分ですがドアノッチに負荷が掛かると変形して、押し切れなくなって、それを無理に押すため段々磨耗します。ドアノッチに負荷が掛かる理由は、ドアの下がりです。93年もドアが下がっていますけど、ロッド形状が良いのでドアノッチはちゃんと働いています。ドアの下がりは、蝶番の下側の3個のボルトを緩めてドアを持ち上げて調整します。ドアの位置をキチンとすると、内側のノブを触れる程度の力でドアを開ける事が出来ます。また、ドアを閉める時も、思いっきり閉める必要も無く軽く押しただけでキチント閉まるので半ドアになる事もありません。お試し下さい。

2005.5.2.    石飛 毅氏

連休3日目は、ランドマップの早朝攻撃より前に起床して待ち構えておりました。
ランドマップも自社で行う場合と異なり営業開始が早いので労働時間は長いと思われます。しかしバンパーの仮止めで取付けを行い、マフラーのステーを取り付けようとした所、バンパーに穴がありませんでした。元々ガンちゃんはシングルバンパーでしたが、HDバンパーに交換しました。ただ、このHDバンパーはサイドにフック用の穴が開いておりますし、ダボも付いているタイプなので95年式以前の物です。従ってマフラーの取り回しが無いので、このままではテールパイプを固定できません。このバンパーに穴を開けるのも手ですけど、結局既存の穴にあわせてステーを作り直しました。寸法出しとカットは当方のガレージで行いましたけど、溶接はランドマップに持ち帰って行う事にしました。理由はどうやら当方のガレージにある溶接機は今一つ調子が悪いそうです。確かに竹ちゃんが何時も苦労しているとは思っていましたけど、どうやら調子が悪いようです。先週もバイクのスタンドを溶接していましたけど、上手く行かなかったようです。ランドマップに『この溶接機は駄目です』と言われてガッカリしましたけど、元々、この溶接機はランドマップから買った物ですから、こちらとしては『あんたに言われたくないよ』と言いたいです。もしかすると、三相の電源の配線間違いという事も考えられるので、一応調べて見ます。それでも駄目ならば、修理しかないでしょうか。最悪は購入先に返品という事でも良いかなと思っています。
浜本さんは連休2回目の登場です。先日、フロントスプリングを交換して好感触だったので、リアも交換しに来ました。作業そのものは先週フロント交換の時に色々見ていたので、御自分で作業しておりました。ただ、当方の今までの経験ではリアのコイルは積載や牽引を考えているH1の場合はリアのスプリングレートが高くて尻上がりになる恐れがあったので、余りお勧めはしませんでしたが、赤く塗られたコイルをどうしても組みたいらしく交換しに来たようです。
コイル交換手順は、ハブリダクションのオイルを抜いて、ブリードパイプを外します、ブリードパイプの固定サドルも外してフリーにしておきます。ハーフシャフトの先端を固定しているボルトを抜いて、ハーフシャフトを抜けるようにしておきます。アッパーアームを外す方法と、ボールジョイントを緩める方法がありますけど、当方はアッパーアームを外す方法をお勧めします。それはあの手の大きなハブをボールジョイントの細いボルト穴を狙うのは微調整がいる事、ネジの強度の大きいアッパーアームのボルトの方が繰り返し締めこむ事に対しての耐久性が高そうだからです。次にロアーアームの下側にジャッキを当ててショックアブソーバーを取り外します。ショックを取り除いた後にジャッキをゆっくりおろすとコイルが取れやすくなります。ただこの時にコイルがボヨヨーンとなると大怪我をするので、コイルを予め紐で縛っておきます。
コイルの撤去は、レバーとハンマーで下側のストッパーから抜き方向に力を入れると案外簡単に外れます。ただ、今回この作業で取り外したコイルが折れていたことです。ですからコイルを外す前にコイルがザクツして折れていないか見ることを覚えました。しかし今まで色々見てきましたがコイルが折れているのを見たことはありませんでした。コイル交換作業を終わらせて試乗した所、オリジナルより柔らかく乗り心地は良いそうです。ただし予想どおり尻上がりになってしまいました。色々検討した結果、リアはオリジナルのままが一番良いと言う結論に達して、また連休中に来るみたいです。それまでにオリジナルのコイルに塗装をしておいてくれと依頼されました。
当方のHUMMERは購入して10年になりますけど、買った時からマフラーのタイコが曲がっているのが気になっていましたけど、放置しておりました。そこで、これの修正を行いましたが5分ほどで終わりました。曲がっている方の端にジャッキを当て『此処だ!』と思う位置で固定して、リアタイヤの前にある、オムスビ型のフランジのボルトを緩めてハンマーで叩くと自動に良い位置までズレてくれます。10年間気になっていましたけど5分で終わるならもっと早くやって置けば良かったです。

2005.5.1.    石飛 毅氏

GWに突入しました。
予定では、TOMONO-GOだったのですが、ガンちゃんが来るという噂を聞いて来なくなりました。ガンちゃんは塗装屋さんから上がって来て、ランドマップでレカロ、リアバンパー、内装の取付けをしてから、当方の所に来る事になっていたのですが、ランドマップとオーナーはそれを1日で終わらす積りだったのですが、当方の見積もりでは『絶対に無理』だったので、TOMONO-GOをやる予定でした。そんな訳で、29日はなにをするか色々考えていた所、浜本さんから、TOMONO-GOから外したコイルスプリングを譲ってもらったので交換してくれないかと言われ、コイルであれば簡単に交換できるので引き受けました。それがなかったら当方のHUMMERに先週配線以外を終わらせているリアーゲートのキーレス化を金曜日に終わらす事にしました。
キーレスの配線はドアまでは2本ですが、その先に何かモジュールが付いていました。一体これが何をする物なのか良く判っておりません。予想では、キーレス駆動はでは無く、モーターの回転運動を直線運動にしてリミッターは恐らくモーターがこれ以上回れないと言う所まで行くと電流が上がるので、これを感知して電源のオン・オフを行っているとすれば、このモジュールがその役目のような気がします。ソレノイドはリミットまで動いても短時間であれば焼きつく事はありませんが、モーターの場合はブラシ部分が焼けてしまいます。とりあえず、このモジュールの配線は厄介で、例によって当方のH1の配線作業は95年と98年の回路図をハードコピーして見比べながら作業します。
その配線中に今更ながら思ったのですけど、HUMMERの場合本当にアースする場所が無いですね。フレームはアースが落ちているのですけど、基本的に全てのオリジナルの配線のアースは、グランドに直接下ろさないで、所々にあるアースターミナルに接続されています。今までもHUMMERで後付の電装品が調子悪いとか機能しないという殆どの原因はアース不良でした。個体差はあるでしょうが当方のH1では95オームぐらいの抵抗があります。これを取り除くには車体をアースすれば良いのですけど、サイドマーカーのボルトを見ると4本のうち2本はアースが取れてます。このネジの腐食状態を見るとなぜかアースを落とせる2本は錆が多くなってます。電位を持って曝されると、腐食が早と言う理論は判りませんけど現象としては、時々見かけます。さて、配線はそんな訳で、結局リアーゲートの配線だと言うのに、助手席の足元まで延々と内装を剥がして行う事になってしまいました。結局終わったのは2時頃で、そのまま就寝。
金曜日は、渋滞を避けて早朝に浜本さんが、いらっしゃいました。コイルの交換と、ついでにフロントのハブリダックションのアウトプットシャフトのオイルシールが漏れているので、友野さんに手配しているけど在庫があったら交換してくれと言われたので、在庫を調べましたが、インプットシャフトのオイルシールは山ほどありますけど、残念ながらアウトプットはありませんでした。その時に浜本さんが言うには、フロントのクロスメンバーの下側を何かにぶつけたのかジャッキを当てたのか判りませんけど凹んでたので、この部品を注文したらしいです。友野さんにオイルシールの納期確認した所、既にランドマップに送ってあるというので、ランドマップに浜本さんが取りに行きました。
その間当方はキーレスの配線を行い、暫くすると、浜本さんが四角いフレームの一部と一緒に帰ってきました。本人は交換する気が満々ですけど、このクロスメンバーはサスペンションの中でも一番力の掛かるロアアームの漬け根になっててラジエーターの下側に位置してます。元々コイル交換のためにサスペンションは大幅に取り外しますが、ついでにやれるような作業ではありません。502 HUMMERをフレームだけにしたときも、この部分は分解しませんでした。理由はクロスメンバーを全て外すとフレームの位置出しが出来なくなるからです。今回の場合は一箇所だけですが、一旦組み込まれているフレームは色々な応力がバランスしているので、大抵外すのも組み込むのもフレームを開かないと、この手の作業は不可能です。ましてH1のメイン(サイド)フレームは肉厚も大きく構造も平断面なので、人力では不可能な事は容易に判ります。この時点で少しこの作業をする事を渋りましたが、恐らくこの難易度をご存じない方には口で説明する事は無理なので、結局やって見せるしかないと言う結論で、何時ものように、チャレンジする事にしました。
フロントのサスペンションの分解は手馴れた物ですから、写真で見ると『オー スンゲーこんなにバラバラだー』と感じますけど、今までに経験した失敗の積み重ねの結果ですからさほど大変ではありません。フロントサスを分解したついでにアッパーアームの突き出し量をエキセントリックカムで分解を行わないで、キャンバーとキャスター角の調整が出きるブラケットと交換もすることにしました。スプリングの交換は通常はアッパーのボールジョイントを外して行うケースですが、今回はアームの付け根を外しました。また、ロアーアームはクロスメンバー交換のために外しました。すっかりボディから取り除くと重量が重いので、サスペンションは山本製網製の細いロープで吊るしておきます。クロスメンバーの穴に冷却水が通っておりますので、此処でクーラントを抜き取ります。ロアーホースを外して、いよいよクロスメンバーを固定しているボルトを緩め始めました。サスペンションを外しているので普段届きそうも無いボルトも簡単に手が入るので2本を除いたボルトは簡単に取れました。
所が、この頑固なボルトは中々緩む事が無く、クロスメンバーはフレームの間でたたずんでいます。手を変え品をかえと言う例えのように2本のボルトに注力して外すのに費やした時間は1時間以上だった様な気がします。この頃からタマタマ遊びに来た、Ysガレージの相馬さんを臨時雇用、遊びに来た倉持さんを加えて、このままではその日のうちに終わらないと思われましたが、どうにか目途が付いて少し余裕が出てきました。クロスメンバーが抜けなかった理由は2本のフレームの平行度がハの時になっていたためで、他のクロスメンバーを緩めるともう少し楽だったと思われますけど、フレームのズレる原因なので、手が掛かってもこの方法が良かったと思っております。この後、少々また手こずりましたが新しいクロスメンバーを入れて、足回りを組み上げて終わったときは日付が変わっておりました。
今回交換したコイルスプリングは標準のコイルと比較して自由長は少し短いのですけど、線形が太く巻き数が少し多い(0.5ターン程)ものです。標準品を外して並べた時にさほど自由長が変わらないので、一瞬浜本さんも変えても変わらないんじゃないかと不安そうでしたが、バネと言うのは実際に装着してみないと判らない物なので『大丈夫!』と言う当方の言葉に対して『疑惑の目』をしておりました。結果はモチロン良好で、フロントが5cmほど下がって、情けなかった表情のHUMMERでしたが、先ほどのクロスメンバーでの地上高さは約50cmになりました。当方のHUMMERは約45cmですから、恐らく今回コイルを交換して10cm程車高が上がった事になります。この変化にはオーナーも満足してニコニコです。当方はヘタり易いフロントの交換だけで言いと思うのですが、オーナーの希望で後日リアも交換するようです。そうするとまたフロントが下がってしまいそうな気がするんですけど・・・

初日から重整備でしたが案外疲れていません。
今回は長丁場なので体力を温存しなければなりません。ランドマップの作業は予想どうり、1日では無理でした。折角友野さんが譲ってくれたのにガレージが空いてたら、今後の人間関係が怪しくなうと困るので、ランドマップに当方のガレージで作業をしてもらう事にしました。リアバンパーは塗装してありましたが、その他のステー類を塗装して乾燥している間にレカロの取り付けを行いました。レカロの取り付けは良く問い合わせがあるのですが、HUMMERの場合は幅が狭くて大変難しくて特に助手席は至難の業です。ランドマップも取り付けステーは毎回出たとこ勝負なのですが、今までに沢山取り付けているのでスキルアップしているらしく、今回も色々試行錯誤しておりましたが、リクライニングも、スライドも、高さもバッチリで、当方が有名レカロショップで取り付けた物より数段上です。運転席は以前502 HUMMERに付いていた物を移植したので、ポン付けでオリジナルのシートを外してビックリ。カーナビが置いてあるだけでした。このままでは不味いだろうからアルミの板を貼り付けてこの上にステーをネジ止めして固定しました。配線の処理とか色々納得が出来ませんけど、とりあえずこのままにしておきます。ステーも乾燥していないので弱っているバッテリーを交換して、今日は許してあげましたがランドマップin狭山ガージは明日も続きます。


 2005年4月