2005年6月  HUMMER ESSAY 2005年7月      

2005.7.30.    石飛 毅氏

H1-ALPHAの到着を待つばかりですが、どうやら複数のALPHAが立て続けに入ってくるようです。
販売店間の情報なのでオーナーは判りませんし、当クラブのメンバーではありませんので、此処では特に詮索する積もりはありません。ただ、複数のALPHAが入ってくると言うのは大変喜ばしい事です。既に、雑誌取材のオファーが来ていますけど、当HPが一番情報は早いと思います。
先日購入した携帯電話ですが、また皆さんを裏切ってもう一つの方も新しい防水携帯と交換してしまいました。本体の色がメタリック系が嫌ですし、2つ折も嫌だったのですけど、文字が大きくバックライトが強力な表示部に慣れてしまうと、片方しか使わなくなってしまいます。今まで殆ど使った事の無かった携帯でのEメールも操作性が上がっているので便利に使っております。カメラは、データー転送が一癖あるので、今は面白がって撮影しておりますけど、そのうち飽きると思います。前回は赤を買いましたが今回は黒を買いました。でも、今一以前の様に所有する満足度が低いので少し当方の好みに変えてみました。本当は塗装をしたいのですが、工具も未入手ですし、塗装中に使えないのは困るので暫くしたら店頭のモックアップがオークションに出ると思うので、それを購入してからそれをコアとして塗装する事にします。このレーシングラインは、携帯を採寸して、作成しました。3次元面に2次元のステッカーを張るので多少のズレがありますけど3回ぐらい失敗すると上手く張れます。一旦全部張った後に細い線の部分を剥がすと綺麗に張れます。これで暫く満足です。

2005.7.25.    石飛 毅氏

TOMONO-GOは結局ガス・ステーを一本にして、バランスよく開閉するようになり、何度も開閉を行いエアシリンダーに供給するエアの量を調整するのですが、TOMONO-GOはいろいろな物を付けているので、ボンネットが干渉をしている部分が沢山あります。特に正面衝突時に運転席へボンネットが入らないようにバルクヘッドに引っ掛けるフックが擦れていたので、一旦取り外して削りました。運転席側から配管を一本取り外り出し、助手席側のタンクに分配して、そこから、切り替えスイッチに接続しました。スイッチから上昇、下降の配管を分岐して左右のエアシリンダーに接続します。
シリンダーのエアポートにはスピードコントローラー(絞り弁)を取り付けます。これはシリンダーが動作する時に、注入エアを制御すると動作が急激になるので、排気を絞る事で安定した速度でシリンダーが動作出来ます。特に荷重変動が大きい場合はバッタンと急激な動きもしなくなります。配管のトリミングも漏れ試験も行いテストを行いましたが、やはりエアタンクの容量が足りません。開閉一回分です。それと、どうも切り替えバルブがおかしいようです。配管自体は写真の様にちゃんと切り替えバルブとタイヤの間の配管からメーター用の配管が出ているのですけど、OFFの位置と、リアの位置でコンプレッサーを起動すると、フロント用のメーターが振り切れます。下に潜ったまま色々考えましたけど、どう考えてもバルブがおかし気がします。実はこのバルブの交換はたいした部品の交換では無いのですけど、色々取り外さないと出来ないので、手を出したくない部分です。
当方のHUMMERもACコンプレッサーの交換、ホーンの修理を行いました。エアコンのコンプレッサーはもう『ひと夏』使おうと思ったのですけど、倉持さんがコンプレッサーの内部が噛み付いてしまって、その切粉がエアコンの配管内にくまなく付着してしまいました。その後の処理はエバポレーター、コンデンサー、配管の清掃、レシバータンクの交換など物凄い手間が掛かっております。当方のコンプレサーはガス漏れはありませんけど、漏れたオイルで真っ黒になって居るので早めの交換をする事にしました。取り外したコンプレッサーは、オイル漏れをしておりますが、その外の問題は無いので信頼の置けるリビルト業者に出して、次回のために準備をしておきます。
来月車検ですが、金曜日からホーンが鳴らなくなってしまいました。原因解明のために、以下の手順で作業を行います。ホーンのヒューズ(6D−15or20A)が切れていないか、電源が来ているか、アースは取れているか、リレーが動作はしているか?です。ヒューズが切れている時はその原因を取り除く必用があります。ホーンの配線はヒューズ以降はホーン単独です。ヒューズを入れる前にホーンを外してからヒューズを入れて切れないか確認します。次にホーンスイッチを押して切れないかを確認します。これでOKであれば、ホーンを片側だけつないで同じ事をテストします。最後に両方つないでテストして問題が無ければ、そのままにして様子を見ることで良いでしょう。
電源とアースの確認はホーンのコネクターを抜いてチェックします。電源が来ているのに鳴らないのはホーンのトラブルですが、ホーンが一度に両方が壊れる確立は低いので、これはあまり無いでしょう。電源が来ていない時はリレーを見ます。リレーの位置はヒューズボックスの上に丸いウインカー、ハザードリレーと一緒に付いています。白くて四角い物がホーンリレーです。ホーンボタンを押してカチカチいえば一応コイルは大丈夫です。ただ接点が駄目な場合もあります。幸い、このリレーは今時には珍しく分解可能ですから接点を確認できます。
H1のホーンはウインカーレバーを軸方向に押すと鳴ると言う国産には無いタイプです。ホーンのスイッチはコラムを開くと確認できます。ガレージに取り外したスイッチユニットがあるので、ついでに分解してみました。分解して構造を見ると、ホーンの動作確認は分解しないでも写真でテスターで当たっている一対の小さな金属部分で導通をの確認が出来る事が解りました。ホーンスイッチを押して、この間が導通になればOKです。ホーンスイッチはマイナスコントロールですから、この部分をアースに落とすとホーンは鳴ります。そういえば以前テスターで抵抗を測ったら『ゼロ』と言う表現で、戸惑った事があります。抵抗値でメーターが触れない場合は『ゼロ』ではなく『オープン』と言う表現が適切だと思います。『抵抗値ゼロ』は抵抗が無い。すなわち『繋がっている』と言う事です。コネクター側は黄色い部分にマジックで『↑』が書いてあるタブがホーンです。色々調べましたが、当方の原因は、アース不良でした。それも微妙な不良でテスターでは導通ありでしたが、ホーンを鳴らすほどの電流は通せなかったと言う非常に難易度の高いトラブルでした。折角松原さんが『喜び』を分かち合いに来てくれたのですが、時間を沢山取れませんでした。『喜び』に付いては別項で・・・
土曜日は、浅井サンが秋のミーティング用のノベルティのサンプルを持って来てくれました。ところが当方は金曜日に会社の後輩が、ステップワゴンにカーナビを取り付けたいと言うのでお付き合いしました。どうせ取り付けるなら『後で』は止めて丁寧に取り付けようと決めたので、時間が掛かってしまい、結局朝方まで作業をしました。満足そうに帰っていくのを見ると疲れが取れましたけど、浅井さんと『泉ピンコ』のテレビを見ているうちに、うとうとしてしまいました。ですからノベルティの事をあんまり聞いていなくて、本日写真を撮っててビックリ!黒地のシャツにグレーのバックプリントがしてあるので、マークが余り目立ちません。しかし、フラッシュを焚いて写真を撮った所、マークが『クッキリでビックリ!』どうやらインクに反射材料が入って居るみたいです。浅井さんきっと後でビックリさせようと思ったのでしょうか。まんまとハマってしまいました。

日本には未入荷のH1-ALPHAですが、来月の頭に入ってきます。購入したのは、モチロン!誰もが納得する松原さんです。今頃太平洋上で船に揺られているはずです。現在H1はALPHAしか作っていないのですが、アメリカ国内でも品不足でらしく、色によってはプレミアが若干付いているようです。現地価格は仕様にもよりますけど、このALPHAは16万ドルの値札が付いていました。実勢販価で最低でも14万ドルを下回る物は無いようです。当方が丁度10年前に買った時は、ベースプライス(H1の場合はこれが曲者で、ベースプライスの車体は、殆どの装備が付いておりません)は60000ドル近辺でしたが、快適装備の付いた車体に付いていた値札は72,000ドルで8000ドル値切って64000ドルで買いましたが、当時は円高ですから、実際の支払い価格は4倍近くなりますね。これからお客さんに新車の見積もりを頼まれた輸入業者さんは、充分に調査をして見積もらないと、利益が出ないと言うより、持ち出しになりますから充分な注意が必要ですね。
最近は余り聞きませんけど、簡単に調べて安い見積もりを書いて実際その値段で買えないから、『探している』と言い訳して、中々現物が入ってこないなんて事もありました。今回はリアルタイムでアメリカの市場価格を聞きましたが、カタログ価格では『絶対買えない』事が解りました。今回入って来るALPAの色はダイヤモンドブラックと言う色だそうで、ソリッドブラックと異なりメタリックが入っているので、写真と現物は若干印象が異なるかもしれません。この後、ブレーキテストを行い(未確認ですがこれをやると排ガステストは要らないみたいです)ますので、皆さんには秋のミーティングでお披露目と言う事になりそうです。
吊るしの状態でも十分なんですけど、プレデターではALPHAを450-800馬力まで、チューンするプロダクトが用意されております。それを知っている松原さんは大変興味を持っていますけど、当方が説得して止めました。フェラーリにこれだけの価格の物を買う人は、日本にも沢山居るのは、カーグラフィック誌の輸入車登録台数と言うのを見ると解ります。ちなみに今年の3月にフェラーリは27台。あの雲の上に乗る様なマイバッハは4台登録されています。昨年はそれぞれ48台.4台と普通に数をこなしています。しかし、H1-ALPHAを買う人が日本にはそれほどいないと思います。普通にフェラーリ、マイバッハを買う人から見ても『ゲテモノ』である事は当方は自覚しておりますから、恐らく国内で他に買う人がいないような気がします。ですから暫くは吊るしで乗ってもらい、万が一複数台数になったら考えると言う事にしてもらいました。当方も早く乗りテー!当方は退職金(仕事を辞めたら即飯が食えません)も相続も期待できませんので、宝くじが当たったら絶対『赤』のALPHAを買います!H1生産終了まで後2年(メーカーは発表は2007年)の間に当たる可能性は低いので、買える人は今のうちに買って、日本に沢山入って来る事を心の底から願っております。

2005.7.24.    石飛 毅氏

東京を中心に地震があり、ガレージも結構揺れました。でも、物が落ちたり、工具箱が走ったりする事はありませんでした。一番の被害は暫く携帯電話が不通になったことぐらいです。   
TOMONO-GOのボンネット開閉装置は、ダンパーが強すぎてボンンネットフックを外すと閉まったままでいられなくて上がってしまいます。閉めるときもボンネットを押し付ける力がしこたま必要です。これではエアシリンダーの力が足らないので、ダンパーを一本にしました。先ず助手席側のダンパーを外した所、TOMONO-GOのボンネットは多少ゆがみがあるのでエアクリーナーに当たって開閉に支障が出ます。そこで、運転席側のダンパーを取り外して見たところ、スムーズに開閉しました。エアタンクは2個使用して助手席側の方がスペースがあるので、スイッチも助手席側にします。配管は当方のH1とは異なりコンプレッサーの出口にあるはずの逆止弁がリリーフソレノイドバルブの直近についております。逆止弁をポンプの直近に移動して配管をやり直して、リリーフソレノイドバルブの直近にエアシリンダー用の取り出し口を取り、ここにもタンクからの逆流を防ぐために逆止弁を取り付けました。
配管は未だ固定を行わないで、テスト運転をする事にしました。ポンプのリリーフ弁の設定圧を上げてコンプレッサーを起動すると、フロントのゲージが触れています。本来は切り替えコックをOFFにしてある場合は、フロントもリアも針が振れてはいけないので、恐らくエア配管がおかしい模様です。所々エア漏れがあるので、増し締めを行ってから再テストを行いました。コンプレッサーでタンクにエアを貯めて開閉を行った所無事開閉を自動で行いましたが、一回の往復動作を行った時点で、圧力はタイヤの空気圧より低くなってしまいます。タンクの容量が足らない模様。そこで、タイヤの空気で動作をした所、空気圧は低いのですが、タンクを使用するより動作が短時間で済みます。エアシリンダーが2本になったメリットと思われます。最終的にはタンクを更に増やす事にします。
当クラブのメンバーに絶大に人気のあるカシオの防水携帯が、3年振りにモデルチェンジされました。最終型は、余りカッコが良くなかったので、営業的に失敗だったために『防水携帯』の販売は見合わされていたようです。ところが、我々が使っている最終型の一個前の型は根強い人気があって、メーリグリストや掲示板もありました。そこに集まるユーザーはメーカーとauに働きかけもやってたみたいで、やっと今度はユーザーの要望を取り入れたモデルを発売しました。
最近は携帯電話は『使い捨て時代』だと言うのに、4年以上もの長い間単に『防水』の機能と造型が好きなのでシブトク使っていますが、携帯電話には当たり前になってしまったカメラも無く、表示部も暗くて小さい前時代モデルは老眼の当方には最近使うのが辛くなって来ました。モチロン造型には今までの方が良いのですが交換する事にしました。友野さんには『換えちゃうの?』と言われて、一瞬『もう暫くこのまま・・・』と、思いましたが、本日機種変更しました。皆さん裏切ってスイマセン。でも、2台のうち片方は未だ古いままですから御安心下さい。しかし、新しい携帯電話の機能って凄いですね。
ガレージの工具箱の下に、懐中電灯が落ちていました。誰のでしょう?LEDで単3電池というのは中々優れもので、作業に使ちゃってます。1週間以内に所有権の主張が無い場合は、当方が備品として頂きます。

2005.7.18.    石飛 毅氏

今日の前半は当方の日記みたいです・・・
当方は3連休です。金曜日に後輩のH2が納車されました。サンシャインオレンジという色です。アメリカではしこたま見たけど国内では余り見かけない色です。ガンちゃんと同じカーナビを付けて貰いましたが、ピッタリですね。明るい所でジックリ説明を一緒に聞きましたが、H2の折角付いているスイッチで使えない物が沢山あるのにビックリ。でも、もし使えたら『スゲー奴』です。このH2特長はタイヤを外に出して貨物登録なので税金が16000円!奴は家も買ったばっかりだし、奥さんヨットマスター買ったし、安いに越した事は無いでしょう。当方には安くて物凄く羨ましいです。ちなみに10年経った当方のH1は1割り増しの約12万円の税金を支払いました。来月の車検には95000円の重量税と25000円のリサイクル料を支払わなければ成りません。そういえばH2はエアバックが付いているからH1よりリサイクル料が高いです。H1を解体するときは、約800kgのアルミボディ(買取価格105円/kg)を外して売ると8万円位になるので元は取れますね。
金曜日は色々このほかにもありまして、キット用のガスダンパーの納品(立替費用の都合で今回は4台分)TOMONO-GO用の特注エアシリンダーが出来上がったので、取引先に引き取りに行き、そこで当方のボンネット開閉のデモンストレーションをして、取引先を喜ばせる!その後友野さんがガレージに来るので、晩御飯の手配。そうそう、壊れたiPodがAppleから帰ってきました。と、言うより新品が来ました。中身のデーターは”ぱぁ”です。壊れた奴は汚い手で触ったのでタッチホィールが汚くて幾ら掃除しても落ちなかったので、この分だけ儲けたと思って納得しました。もう壊れないで欲しい・・・
ガレージにガンちゃんの車検が終わってランドマップが届けてくれました。ガンちゃんの車検は持ち込みですから『ガチンコ』です。改善ポイントはヘッドライト、軍用テールの場合はウインカーの面積が足らないそうです。TOMONO-GOは追加してありますので、OKだったようです。友野さんが来て、H2のダッシュパネルのネジを受け取りました。当方から見てH2他の内装ってゴージャスなんですけど、何であの部分は、あんななんでしょうね?ネジ自体はフェイクじゃなくてチャンとダッシュボードの固定に使っている『本ネジ』です。ガンちゃんを友野さんに預かってもらい、明日からTOMONO-GOです。
土曜日は、息子が高校野球児なので、試合の応援に行きました。野球は良く判らないのでメガホンを叩いて応援しているのですが、どうも音痴なのでタイミングが皆と合わないので空振りしてました。でも、応援って休みが無いというより、結構大変です。周りを見ていると攻撃の時は、メガホン叩くけど、守備の時は案外皆休憩している様です。トイレに行ったり、お茶を配ったりザワザワしています。でも、ピッチャーの親としては、守備の時の方が緊張しますね。攻撃の時はお任せします。という感じですから・・・
TOMONO-GOのボンネット自動開閉作戦開始しました。でも、いきなり難航です。先ず、ランドマップからガンちゃんに付けたダンパーの開きが少ないとクレームが来ました。エンジンルームにアクセスする時にもう少し開いた方が良いというので『痩せろ』と言っておきました。ガスダンパーは反力が強いので余り角度を大きくすると開けた時にヨレヨレします。当方としてはボンネットステーが無くなったので、開口部は広くなったと思うのですけどねー。ただ、『開け閉めの軽さはもう辞められない』と言ってましたと褒めたので、この意見を参考にする事にしました。コレを採用すると折角作ったステーがパーなので、どうにかコレで済ませたいと思ったのですけど、色々頑張っても無理なので、ストラットのステーを作り直しました。もっとも、前回のステーはエアシリンダーが無かったので、余り真剣に作っていなかったので、今回はカナリ気合を入れて作る事にしました。アルミの板も高価な3mmで作成しました。
ところが、失敗の連続・・・角度が90°では無いし、曲げも2箇所なので、上手くピッタリ合いません。失敗した奴は出来上がりがかっこ悪いと、オナーがうるせーので当方にしては気を使っております。以前ラジエーターのファンを見たら友野さんが『カッコワリー』と言ったのを未だ根に持っています。それなら自分でやれと、先般内装の道具と材料を置いてきたのに、今回何もやっていません。そんな奴に言われたくねーよ、と思いつつも、どうにかしようと思ってやってます。実は、ダンパーの位置出しはダンパーを縮めることが出来ると簡単なのですが、ダンパーを縮めるのには物凄く力が要るので不可能です。ダンパーに穴を開けて一本無駄にすると伸びたり縮んだりが楽なのですが、ダンパーが勿体無くて出来ません。でも、時間を考えると、ダンパーを潰した方が早いなと、ごみの山を見ていると思います。

2005.7.12.-2    石飛 毅氏

TOMONO-GOの取材風景の写真です。
場所選びに2時間も掛かったそうです。写真は取材中に友野さんが撮った物です。マットは友野専用品です。これは先日当方が頂いた物と同じく印刷で作れる玄関マットで当方のと色違いです。今週末までにガンちゃんの車検が終わらなければ時間が取れるのでTOMONO-GOの作業を行えるのではと友野さんが狙っております。でもガンちゃんまだガレージにあるみたいです。

昨晩、HPの書き込みを行っていた時に、知らないアドレスのメールがクラブ用アドレスに入りました。クラブアドレスは色々なHUMMERに対する問い合わせと、訳の判らない『何度もメールしましたがお返事が無いので・・・』や『愛人クラブに申し込みありがとう御座いました・・・』みたいなが物が多くチョッと見て怪しいのは即削除します。今回も内容は『高校の時に同窓だった同じ名前の友達が居て・・・』という始まりだったので、自然とマウスが動いて一旦削除しましたが、消す瞬間チラッと当方の行って学校名が見えたので再度見直すと送信者の名前は見覚えというよりも、一番最後まで連絡を取っていた友人でした。
当方は、中学2年から高校1年の間は函館に住んでおり、高校2年からは仙台でトランジットして東京に戻り、そのまま現在に至っています。恐らくクラブメールアドレスに送って来てくれたので、インターネットで検索して探してくれたみたいです。大阪に当方と同姓同名の人が居ますけど年齢が違います。函館時代の友人とは、もう30年近く音信不通でしたが、このメールで一挙に時間が縮まり、高校時代の友達の顔が沢山頭をよぎり不思議な世界に落ちてしまいました。
さて返事をどうかくか迷います。当方は中学2年生から基本的に性格は変わりませんし、何時までも変わらないのですけど、30年の年月は余りにも長く、メールをくれた友達は一体どうなっているのか判りません。とりあえず当たりだった事を伝えて・・それとコレを書いて・・上手く返事がかけませんでした。まるで何時もの図々しさなんかドッかに飛んでしまい、メール交換をしましたが、長年不義理をしていた友人に感謝の気持ちと、何か長年悩んでいた何かを流せた様でご機嫌です。ここで足掛け5年間HPを続けたお陰で、30年を取り戻せたのは幸運です。ちなみに当方の通っていた高校は姉が通っていた高校と来年合併するそうで、それを機会に8月に同窓会を開くそうです。8月というと飛行機も一杯でしょうけど、そんな時は松原さんに頼んでヘリコプターででも行くつもりです。
ところで函館にHUMMERオーナーはいるのかしら?いたら逢って見たいです。

2005.7.12.    石飛 毅氏

ミーティングの日程が決まりましたね。
取り立ててイベントはありませんけど、また元気に皆さんとお会いできる事を楽しみにしております。一部のメンバーはミーティングのたびに色々と嗜好を凝らせて盛り上げてくれておりますが、ソロソロ準備に取り掛かっている方もいるようです。一部事情を存じておりますけど、小技を利かせた物や、まさかと度肝を抜かれる物とか色々ある様です。H3も既に一部で販売されているようなので参加の可能性もあります。今から予定を入れてお楽しみにしてください。
友野サンのHUMMERが A car'sから取材を受けた様です。撮影は A car'sのHUMMERコーナーと次期?アルチメイトガイドにも使える様に本格的な撮影だったようです。友野サンから送っていただいた写真を明日送ります。

2005.7.11.    石飛 毅氏

ハイパワーコンピューターとの相性が悪いので、色々調整中のガンちゃんですが、車検が切れてしまうので、急遽その部分を除いて組み上げる事にして車検を受ける事にしました。
電気部分の配線は仮配線でしたので、これらの配線の無駄な部分を省いて長さを揃えて全てコルゲートチューブに入れました。これは配線の保護とむき出しのままですと配線がごちゃごちゃして、次に何かするときに解らなくなるので、整理しました。特に今回は、今後追加する電装品のために『バッテリー』『アクセサリー』『イルミネーション』『アース』の端子を予備として数本出しておきました。これは当方のHUMMERでも行っておりますが、当方のコンソールの中はカーナビのチューナーやスピーカーの変換機等が沢山入っておりますので訳が解らなくなっております。ところが今回ガンちゃんに取り付けたカーナビは優秀で、2DINのユニットにカーナビと CD、MDステレオもTVチューナーも一体ですからセンタートンネルの中はガラガラで配線も少ないので大変便利です。カーナビの『お姉さんの声』もちゃんと聞こえるので、ステレオとナビの接続も意識しないで出来ているので使い勝手も良好です。モニターもタッチパネルですから解り易く、綺麗です。
今回、当方もステレオを交換しましたが、数行のドット表示とは比べ物になりません。試しにCDを入れたところ、曲名、アーティスト名アルバム名が表示されて、そのままHDに録音されます。音響マニアではなくて面倒な事が嫌な方にはお勧めです。2DINにした為、エアコンのスイッチは移動しております。元々エアコンの配線と配管(バキュームコントロール用のウレタンチューブ)が長めなのでセンターコンソールの中でトグロを巻くので大幅にカットしました。少し遠くなりますが、スッキリ付いております。ブーストメーターは見やすいと思って口径が大きい物を買ってしまいましたのですが、木目パネルですと巾が狭くて取り付かないことが解りましたのでそのままです。
車検を受けるために色々観察しているとバックランプが無い、オーバーフェンダーが全て付いていない。運転席のヘッドレストがありません。バックランプは当方の駐車場が大変狭くて、夜間帰ると駐車する時に隣の車と接触しそうになります。そこで、夜間助手席側の後輪が見えるようにフェンダーの中からタイヤを照らすようにするために確保して置いたランプをお貸しして取り付けました。微妙にはみ出したタイヤをクリアーするためにオーバーフェンダーも一部分は取り付いておりましたが未装着の部分を取り付けました。これで一応車検に出すことが出来ます。
買ってしまったブースト計は、無理やり当方のHUMMERに取り付けました。配管と配線はギボシ端子なので、取り付け自体は簡単ですけど、パネルをリューターで削って無理やり押し込んだ所裏から押さえる金具の都合で斜めにしか付きません。ところがこの方が一番みたいに良く見えて好都合でした。タコメーターの取り付けも少し上にずらしているので、少し斜めですけど余り気にしません。
先に取り付けたテールランプですが、土曜日の雨で中が曇ってしまいました。取付金具が出来たら、シール剤で防水しようと思います。また、ウインカーを付けた時に光が漏れて赤い部分も少し明るくなるので、これの遮光も行わないと車検に通らなくなります。
昨日、GAS HUMMERの方から問い合わせがありましたので、個別の返事だけでは勿体無いのでこのページでお答えしたいと思います。
問い合わせの内容は、96年式のGASエンジンにおいて、燃料メーターが動かなくてブレーキを掛けた時にだけ動くと言うものと、車速パルスが上手く取れていない様で、何処から取ったら良いかという問い合わせです。燃料メーターの件は、AUXタンクの時は良好だそうなので、単純にタンク内のレル計の断線でしょう。レベル計はレバーの先に浮きが付いていて、根元の抵抗線の上を接点が擦り付けられる可変抵抗器です。DIESELも同じ物ですけど、燃料の粘度の違いだと思うのですが、GASエンジンの方が断線が頻繁に起きます。当方が大井先生のところに入院中に、大井先生のHUMMERもこれと同じだったと思います。
最近はこのレベル計もレバー式から筒の中に浮きが移動するタイプに改善されて、ブレーキを掛けたときに起きる針の大振りも少なくなっているようです。これの交換は燃料タンクを降ろして行います。GASの場合は燃料ホースが特殊でFORDと同じ差込式のジョイントなので、これを抜くSSTが必用です。従ってこの工具を持っている所でないと、キチンとした交換が出来ないと思います。
車速パルスはセンターコンソール内のコンピューターの右横にある白い小さなプラスチックの箱から取り出す方法が楽チンです。最初の頃はメーターから取っていましたが、こちらの方からの方が楽チンです。この白い箱は『デジタル・レシオ・アダプター』と言ってミッションから来た信号を速度に変換している物で、デフのギヤ比を変更したらこれも交換します。この箱のコネクターのピン番号が1番の黄色の線にカーナビの車速の配線を繋いでます。これと違う配線だとナビが暴走する恐れがると思います。カーナビのバック信号はシフトレバーまで電源が来ているので、これ以降のバックランプまでの配線の間からジャンプするとバック信号が取れます。ガンちゃんの場合はセンターコンソール内のシフトレバーの横でセンターコンソールの淵から3cm位の所に穴を空けてそこから配線をシフトレバーの横に落として、シフトレバーの横から出ている配線でオレンジ色の配線からジャンプしました。ここには12Vが来ていますので、バックカメラの電源も一緒に繋いでココから電源を貰っております。バックランプから延々と配線しているのを見たことがありますけど無駄です。


村上さんがアメリカから帰ってきました。もちろんHUMMERディラーに出向いてALPHAの写真を撮って来てくれました。写真をオタク的な立場で観察すると、色々変わっているようですね。シフトレバーの配置が手前からパーキング、シフトレバー、トランスファーレバーの順番になっています。5速になったので、シフトレバーのポジションは1.2.3.OD.N.R.Pになってます。トランスフアーレバー横のパネルにはODスイッチ、トレーラー牽引モードなどのミッションのモードスイッチ、デフロックのスイッチもあります。残念なのはシフトレバーはランクルの80にそっくりです。これなら手りゅう弾型のほうがマシです。モードスイッチの上側がパワーウィンドウスイッチですけど、なぜかココに運転席の分もあるので、ドアの写真を見るとドアにはパワーウィンドウ、ドアロックのスイッチはありません。リアシートベルトのアンカーも変わりました。今までは横だしでしたけど前から出ていますCピラーの強度が上がっている雰囲気があります。荷室のウインドウ周りにも、今までよりゴージャスな内装が貼られている様ですが、相変わらずビス止めなのでドアのアッパーは外の色なのはなぜか安心しました。でも内装を止めているビスは少し気を使っている形状になっています。取っ手もキラキラしてますけど、ドアストッパーはベルトのままです。
リアーシトにはカップホルダーとシガレターソケットとACのスイッチがありますね。吹き出し口の形状が面白いですけど、どうせ何かからの流用と思われます。運転席のダッシュパネルは更に進化してゴージャスですね。ライトのスイッチも少し丸みが付いて、ディマースイッチはレバーが平行移動の可変抵抗から回転型になっています。でも、ワイパーのスイッチが何時もの所にありません。どうやらマルチレバーに小さく『IN』の文字があるのでマルチレバーになった可能性があります。ホーンボタンにはH1マークがあるので、ホーンもココに来たのかも。でもボルトは5個止めなのでPCDが小さいのでMOMOのハンドルには使えないかも?ハンドルは内装の色に合わせた2トーンですけど、ハンドルのカラーコディネートは当方の真似ですね。
CIISは元々オプションだったので発売当初はついでの場所しか貰えなかったのですけど、段々標準装備になってスイッチは手探りの場所から今までも段々良い場所になって来ましたが、今回は一等地をゲットしてます。オーディオもカセットが無くなりました。でもエアコンのスイッチの巾から推測すると規格の2DINは無視ですね。但し、高さは十分なので輸入後に2DINを入れることが出来そうです。外装での変化はエアインテークのキノコが『お便所』型から『H2』型に変わっています。この写真で気が付きましたがワイパーブレードもサイドタイプからインライン式になっているんですね。93年式の時もインラインでしたがヘボでしたので、まさかあれと同じとは思えません。恐らく視界を出来るだけ妨げないのか、拭き残しが多いので改良型だったら歓迎ですね。
サイドのマーカーはかっこ悪い物になってます。エンジンルームの注意書きが『2ヶ国語表示になっています』多分スペイン語?でしょうか。今までもH1にインタークーラーを付けた場合はギッチリでしたが、それよりももっとギッチリです。サージタンクもえらい所に追いやれられて形も変わっています。それにラジエーターのアッパーがプラスチックになっています!今までの面影は全くありません。H3はあのデカイオーバーフエンダーはダッチのお友達みたいで、ちょっと奇異です。あの巾の分だけ室内を広くしたら良いと思うんですけど、それだとH2と同じになりすぎるから個性を出したのでしょうか?デザイン的にはメイン構造物に見えるピラーの部分をもっと強調したらよかったと思います。
ピックアップはサイドパネルが少ないのでドアを開けたときの雰囲気がとても良いです。これじゃデュランゴにH2のグリルを付けたみたいですよね。H2からデザイン上の進化はあったのかしら?リアはリーフなのでディパーチャーアングルを小さくするためか小さく見せるためかリーフのシャックルがボディより後ろにあるのはゴマカシ?と書いてもこれって言うのは逆もまた真である事もあります。例えばドデカイフエンダーは赤城(未だ走れるのかな?)のV溝を走る時にボディに当たらないとか、リーフだと構造が簡単でアクスルの位置決めが楽だとか、シャックルの荷重を受ける部分がバンパーになっているので、オフロードでの牽引に絶える強度があるとか・・・最も実物を見た訳ではないし、これ以上書くとまた怒られるので止めときます。しかしでっけードアノブだなー。

2005.7.8.    石飛 毅氏

今週の頭に発見したテールランプを通信販売で手に入れました。
本日、届いたので早々開梱すると思ったとおりの物でした。12Vの電源に接続して点灯確認を行い、ランプ本体の構造を確認しました。通常はランプのレンズ部分が4個のタッピングビスで蓋をされておりますが、今回入手したランプはレンズ部分にビスは無くて本体の真ん中で2分割になっております。TJの場合は本体がむき出しで付いているので2分割になっている部分の固定ネジは問題なくアクセスできますが、HUMMERの場合は埋め込み型になっておりますのでアクセスは出来ません。レンズ部分をあわせて見るとレンズの大きさは殆ど同じなのでどうにかなると思い、一応ゆっくり検討してから取り付けるためにガレージに向かいました。ガレージに着いて直にオリジナルのテールライトを点灯させて様子をみると、片方のブレーキとスモールが球切れ。どうぜ球を交換するなら交換しようと決意して、テールランプ本体を取り外しに掛かりました。
取り外しはリアフェンダー内の3個のナットを取り外し配線をカットすると簡単に取り外せます。新しいランプをべセルに差し込もうとすると、どうあがいても新しいランプの方が大きくてコンパチでの交換は出来ない事が3秒で解りました。可能性を確かめるために高価なのは承知で、折角国内調達したのに3秒で終わってしまっては悲しすぎるので、この時点でのHUMMERへの取り付けは不可能と決定しましたが、工夫する事で付かない事は無いという実地例も必要だと思い、エアソーで思いっきりカットする事にしました。ガンガンカットしていると、是枝さんがお弁当を持って助っ人に来てくれました。
取り付けには3つの問題点があります。一つは既報のべセルに入らない。と、もう1つはオリジナルはテールランプ本体からスタッドが出ているのでベゼルの穴に差し込んで閉め込めば取り付きます。ところが今回のランプは、本体の底の部分は穴が開いているだけなので、本体の底を取り付けてから、レンズ部分を取り付けビス止めします。ベゼルに埋め込むタイプですと、このビスにアクセスできません。もう1つはベゼルのランプを固定する部分はカットして撤去してしまうとランプ本体の固定は出来ません。色々考えた結果、オリジナルからスタッドを溶接してあるプレートを取り外して新しいランプの中に組み込み固定はオートメーターの様にコの字型のブラケットをランプを差し込んだ後にねじ込んで固定する事にしました。板金はガレージに転がっている適当な鉄板を利用して作成しました。電球はこのランプとしてはバックランプをウインカーにるので、オレンジ球を入れました。固定する板金は適当だったので、これは後で図面を書いて加工業者に依頼してキチンとしたものにします。
取り付けて電球を点灯させてみるとキラキラして確かにランプは綺麗でしたが、どうもH1の場合はTJみたいにカッコ良くありませんでした。見方によっては良いのでしょうけど、全体のバランスを考えるとオリジナルの方が良かったような気がします。途中でヒロシが来たので、自慢しましたが、若者の間ではこの手のランプは『もう終わっている』そうです。当方にとっては出費を伴っておりますし、もう元には戻れないのでこのままで行く事にします。人と変わってて面白いと思っても、やらないほうが良いとおもいます。しかし懲りずにスモークタイプにすればもう少し良いかも?と思っております。それでも取り付けをしたい方は、まとめた方が安いので金具を一緒に作ります。出来たら今週中に連絡ください。その後は熱が冷めると面倒なので多分作りません。
HUMMER用にiPodをせかっく買ったのにもう壊れちゃいました。ガッカリです。娘はもう半年以上使っているのに問題なし、当方より少し後に買った息子のも絶好調。この2人はAPPLEの延長保証に入っているのですが、当方は入っていないので、保証は1年間しか利きません修理期間中の分だけでも延長してくれるとありがたいのですけど無理みたいですね。色々付属品も買ったのに、この調子では心配です。実はiPodの取説って凄く簡単な物しかありません。一台のPCで2台のiPodが管理できるのか購入相談室に電話したら『市販の攻略本』を買ってくれと言われたのにはビックリしました。若い年代は取説の無いゲームを買って攻略本を買うのが常識みたいですが、ゲームとはちょっと違うんじゃねーかな?と思うのは間違いなんでしょうか?修理の方法もネットで申し込んで、修理番号を貰い、販売証明をFAXで送って宅配便の着払いで所定の場所に送ると言う方法です。『一言』言いたい人には実に不満なシステムですが、修理に状況はネットで見ることが出来ます。買ってから1月ちょっとでカラー表示の新型が出た上に壊れたので、これぐらい言わせて貰ってもバチはあたらないですよね。

2005.7.5.-2    石飛 毅氏

本日、会社の帰りに前を走っていたTJのテールランプが車外の物と交換してあって、物凄くきれいだったので興味を持ちました。
基本的にH1のテールはTJとほぼ同じ物ですから、もしかして流用できるかなぁ?と思い家に帰って早速ネットで調べました。国内では探す事ができなかったので、英語でググルと簡単に出ました!面白いのは透明なこのタイプを、EURO and Altezzaスタイルと言うようです。Altezzaと言うとちょっと前に独特なテールライトで走りやサンに人気のあるFRコンパクトカーの事ですね。それって常識でしょうか?H1のテールは米国仕様は赤と透明で、HUMMER JAPANが輸入した物は、赤、黄、透明の一体式です。米国仕様のテールは透明の部分にイエローバルブを入れてウインカーにして、バックライトを追加してあります。ここの画像を見るとちょっと形が違うようですけど誰か購入して挑戦して欲しいと思います。種類も枠がクロームと黒ガラスの表面がスモークとクリアー、そしてLEDもあります。とりあえず電球のタイプを買って試して取り付くことが解ったらLEDかな?。しかしLEDだと黄色に交換できないとウインカーの問題があるので要注意ですね。同じお店にH2用もシコタマ出ています。http://www.streetbeatcustoms.com/hummer2.html

2005.7.5.    石飛 毅氏

先週から何度も行っているミニカー屋さんの写真を撮りに行ってきました。
毎回ドアの向こうに夢がある様でワクワクします。早速、中に入ってお店の方にご挨拶すると、なぜか、今年の『友野家』の年賀状が出てきました。一瞬何があったのか固まりましたが、どうやら友野サンの弟さんが『お得意さん』だったようです。HUMMER繋がりで解ったようです。友野サンの弟さんも車好きで、マニアックな車に乗っております。友野サンと異なるのはドンドン乗り換えるタイプのようです。ヤハリこのお店にはスキ物を寄せ付ける何かがあるようです。お店の方々も模型オタクと言うより、車好きな雰囲気が漂っております。今回はちゃんと撮影できたのでやっと義務を果たしような気がします。

2005.7.4.    石飛 毅氏

ガンちゃんに RapTorq ECM、RapBoost Turbo Boost Control、RapFlow High Performance Fuel Lifter Pump、RapJet High Performance Injector(ECM、ウエストゲートバルブコントロール、プライマリーポンプ、インジェクションノズル)を全て交換して、試運転をしたところ、結果は駄目でした。
駄目なのは、いきなりエンジン始動からで、短いクランキングではエンジンが掛かりません。アクセルを強く踏みながらスターターを長く回すとどうにか始動はするけれどアイドリングはバラツイています。そのまま暖気して2〜3分走行すると突然エンストします。再始動もなかなかエンジンは目覚めてくれません。どうにか始動して走り出すと排気管からはシコタマ白煙を吐いております。アクセルを踏んでも進むより白煙が濃くなる一方なのでアクセルを殆ど踏まないでアイドリングに近い回転でどうにかガレージにたどり着きました。
色々考えて、とりあえず一番怪しいのはウエストゲートバルブだと思い、これを一旦オリジナルに戻して見る事にしました。それ以外はそのままで、スターターを回しても殆ど変化はありません。白煙が出ていないのでそのまま不安なままテスト走行、エンジンにパワーが無いのでブースト圧を見ようと思いましたが、ガンちゃんのブースト計は出来が悪くて針が小刻みにふれています。一旦ガレージに戻り配管にオリフィスを入れましたが、今度は動きが緩慢になってしまいます。どうもメーターそのものがインチキ臭いので、ためしに当方のを取り外して再度試走しましたが、またエンストしてしまい、再始動するとブースト圧の点検をする以前に例のごとく白煙地獄に陥り、ガックリしてガレージに帰還。トラブル解決のセオリーは復帰が一番なので気を取り直してコンピューターを元に戻して見ることにしました。
最初にエンジンを掛けた時は少してこずりましたが2回目以降は全く問題なく一発で始動します。アイドリングも安定しているのでスターターを沢山回しているので充電をしている間に、ホコリを被っている車体を高圧洗車機で洗車。全塗装から1月以上が経っているので表面は固くなっていると思うのですが、どうもふき取りで擦るのが嫌なのでエアーガンで車体の水滴を落として久々に綺麗な車体に戻りました。ECMを戻して先ず近所を一回りしてても特に問題は無いので調子に乗ってフル加速時してブースト圧を見るとキチンと規定どうり、このまま当方のブースト計を付けっぱなしにしてお訳には行かないので、ガンちゃんのブースト計を取り替えることにしました。まずイエローハットに行くとガンちゃんのと同じのしか売っていません。これじゃー交換する意味が無いので、そのままドライバーズスタンドに行くと今度は選ぶのが大変なほど種類が沢山ありました。客層が違うのか品揃えの違い過ぎにちょっと驚きです。視認性のよさとメモリの分割が適正なのでHKSの物を選びました。口径が大きいのが気になりますけど取り付けはどうにかなるでしょう。15000円弱の投資ですがエンジンの調子のバロメーターなので正確な物が宜しいかと思います。
セットするには配線等が必要なのでとりあえず配管の接続だけ行いテスト走行しました。元のコンピュターでのブースト圧は0.7kg/cu掛かっておりましたので正常値です。ノズルの吐出量が多いので、全開にすると結構黒煙が出ますので全開には出来ません。本来なら黒鉛になった分の燃料が燃えるはずなので、ちゃんと動けば結構パワーの増大は見込めそうです。さっきまでの不調がウソの様に調子よく走るので、あんまり期待はしておりませんでしたが、再度コンピューターをRapTorq ECMに入れ替えてみましたが、相変わらず白煙地獄でした。この時ガンちゃんの置き場が悪くて排気管がガレージの中に向いていたので、エンジンを止めてガレージの中に入ると中は真っ白で、いかに白煙の量が多いかを身をもって体感しました。またECMを変えて暖気運転をしていると突然『DRAIN FILTR』ランプが点灯。このランプが点いたのを見たのは初めてです。燃料フィルターに水が貯まると点灯します。(この時点でドレン抜きを行ないましたが、ドレン抜きの手順は別項で行います。)
ガンちゃんでこれを繰り返しても、進歩は無いので、当方のHUMMERにRapTorq ECMを入れて見る事にしました。当方のHUMMERには旧型のハイパワーECMがついておりますので、これとの比較も出来るので、ちょっと楽しみでした。実験と言うより試したいと言う気持ちのほうが大きいです。入れ替えはカップホルダーとグローブボックスを取ると簡単に取れます。エンジンを始動してみるとガンちゃんの時と違って簡単に始動し、アクセルを踏むと気持ちよくエンジンは拭け上がります・・・そのまま近所を一回りすると全く問題はありません。しかし今までとの違いはあまり実感出来ません。そこで元々のECMとノーマルのコンピュータを持って外環に乗り0-40マイルの加速テストをしてみる事にしました。一人なので、デジカメのビデオ機能を使って、スピードメーターを撮影しながら走行して、ガレージに戻ってから再生した画面でタイムを測れば間違いも少なく何度も測れるので便利です。結果は案外ハッキリしていて、過給圧の違いだけです。タイムはRapTorq ECMが8秒旧型も8秒でノーマルが8.5秒でした。旧型もリミッターカットをしているので過給圧はRapTorq ECMと同じです。ヤハリRapTorq ECMはそのほかのパーツと同時使用をしないと意味が無いようです。それ以上の速度でも過給圧が多い分ノーマルより有利です。今度助手を乗せて再度測定しようと思います。
ここで気になったのは当方のHUMMERにRapTorq ECMを搭載した時に、アクセルオンでWAITランプが点灯する事です。ガンちゃんに搭載した時はその様な事が無かったので、この部分が不調の原因の様な気がします。当方が最初旧型のECMを購入した時に、今回同様WAITランプが点灯してしまったので交換してもらった事がありました。今回もこの辺の所が何かまずいのかと思いますので、また来週TECH2を接続して調査します。

燃料フィルターのドレンの手順を紹介します。GAS HUMMERには不要です。燃料フィルターはゴミ取りの役目もありますけど、どちらかと言うと水分分離の方が大きい役割です。水の分子の方が燃料の分子より大きいのでフィルターのメッシュを通りません。通らなかった水分はフイルターの底に貯まって、一定の量になるとセンサーが働いてダッシュパネルの警告等を点灯させます。点灯したらフイルターから適当な量の水と汚れと燃料を抜き取ります。またフィルターは小さいメッシュなので、汚れと言うより透過率が下がると抵抗になるので定期的に交換しないと燃料がキチンとエンジンに行かずにエンジン不調の原因にもなります。当方は2年に一回ぐらいの頻度で交換しております。ドレン口は燃料フイルターケースの底から配管されて運転席側のフエンダー内のバルブが付いております。
95年までは見るからにバルブだと解る格好をしておりますし、出口も外から見えるので簡単に出来ます。96年式以降は特殊なバルブでレバーが倒れている時には『閉』で少し起こすと『開』になります。写真を見ると解るのですが出口は取り付けパネルの向こう側になるので、外からは見えません。ドレン作業で用意するのは内径4mm程のチューブとペットボトルだけです。ドレンバルブ出口にチューブを取り付けてバルブを開けると中からフイルターに貯まった汚れが出てきます。当方は燃料フィルター内を正圧にしておく意味でエンジンはアイドリングのままこの作業を行います。ガンちゃんのフィルターから出てきたドレンをペットボトルにためると分離した水分、何かのカスが混じって燃料そのものも濁っておりました。ガンちゃんから出てきたドレンが案外汚かったので、当方のHUMMERも心配になりついでにドレンの抜きを行いました。しかし当方のHUMMERから出てきたドレンは透明でとても綺麗だったので安心しましたが、こんなに綺麗なのが正常とすると、ガンちゃんの燃料は問題なので再び結構長い時間ドレンしましたが燃料自体がなかなか透明になりません。水分がタンクに混入してエマルジョンになっている様な感じです。ペットボトルが2本並んでおりますが右側の透明な方が当方のドレンで黄色っぽいのがガンちゃんのドレンです。このまま静置して来週どうなってるか確認します。上手く沈殿していたら燃料タンクのドレンを行えば綺麗になると思います。ガンちゃんの燃料フィルターの交換も作業項目に追加しますので、友野サン部品手配願います。

2005.7.3.    石飛 毅氏

先日、友野さんから頂いた大径ホィールのオーナーから装着写真を送っていただきました。
オーナは麻生さんです。スワンパーと並べた写真を送っていただきましたけど、同じサイズなのに偉く大きさが違いますね。ホィール幅の違いも有りますし、乗用車用のタイヤと異なり、ハイトが大きいタイヤは適合ホィール幅が広いので装着したホィール幅でもずいぶん異なります。メーカーもいい加減で、同じメーカーでもバイアスとラジアルで大きさが表示を逆転している物も有ります。従って表示サイズはあくまでもメヤスですから、カタログに出ている実寸法で確認してから購入した方が宜しいと思います。
当方はマッドグラップラーを履いた車に乗った事が無いので、どんなタイヤかはよく判りません。タイヤの性能の項目は沢山ありますけど、当方が思う大切な物は、バランス、走行音、操縦安定性、磨耗量そしてカッコも外せないと思います。タイヤ自体の空気の量が多いので、今まで色々乗りましたが、どのタイヤも大差ありませんでした。
先ず、タイヤの性能は使用中に段々変化しますので、よく色々な雑誌でタイヤ・インプレッションをやっていますけど余り参考にはしておりません。例えば当方のMTRは装着時はタイヤノイズが低くハンドルも軽くハンドルのブレが無くなって大喜びでした。コレはそれまで履いていたMTが2部山でタイヤとしての賞味期限が終わっていた状態からの交換でしたかから、どんなタイヤに履き替えても好印象になったと思います。現在5部山ですが、ロードノイズは明からに大きくなっております。コレだけ大きなブロックですから音が出ない訳が無いです。スワンパーのトラクサスもブロックが組み合わさって音が静かと言われておりますけど、GSAの静粛性にはかなわないし、MTRに工藤さんが履き替えた時も静かになったとレポートしています。MTRはそれ以外の部分は余り大きな変化は有りません。元々ノーマルサイズですから、タイヤの接地面も前後方向に長めですから真っ直ぐ走ります。
ホイールが16.5インチしか選択肢が無かった時は、アグレッシブルなパターンで人気のあったスワンパーは、沢山の方が装着しておりました。しかしこのタイヤは、装着時は耐えられるのですけど、磨耗が進むと走行音が上がり、センターが磨耗してトレッド面のサイドがタップリ接地し始めるとドエライ事になってきます。ハンドルは重いし、真っ直ぐ走らない。なんと言っても磨耗が非常に早い事も困ります。2ピースホィールは交換工賃が高いのでタイヤの磨耗はタイヤ代だけの事ではありません。
マッドグラップラーはトレッド面が広いのでフットプリントは正方形に近くなると思います。地面に接している面積が大きいのでハンドルは重くなるでしょう。パワステだから問題になる事では無いと思いますけど、タイロッド、ピットマンアーム、パイロットアームに負荷が大きくなります。タイヤホィールの重量はオリジナルより軽いと聞いておりますので、この部分では有利でしょう。パターンはブロックが微妙に重なっているし斜めになっておりますので良いかなぁ?と思いますけど結構騒音は出ると思います。マッドタイヤですから進行方向のトラクション重視のタイヤなので横方向のリブは縦方向に比べて少ないのは仕方が無い事でしょう。暫く使用したらオーナーに報告してもらいましょう。

加工業者に頼んでいたガスダンパー用のステーが届きました。最近はガスダンパーが付いているHUMMERに触れる機会が多いのでガンちゃんもボンネットの開け閉めは面倒なのでガスダンパーの取付けを行いました。今まで数台取り付けましたが、段々良くなって来ています。御希望のあった方々にはほぼこの金具なので取付けを順に追って説明しますので、取り付けのシュミレーションをしてください。また、この取り付け手順は1.5or2インチボディリフトアップしてある場合のの手順です。ボディリフトをしていない場合は今度浜本さんのHUMMERで採寸しますので少々お待ち下さい。
ステーは3本で構成されております。先ず、下側のステーをライトのケースに合わせて水平にボンネットのリブに当てて見ます。リベットの部分がリブにキチンと当たるように万力に挟んで曲げます。リブとピッタリになった、ステーを、先ず一箇所だけリベットを打ちます。次に縦のステーを間に挟んで下のステーと平行に成るように上のステーを当てて、下ステー同様リベット部分がリブにピッタリ当たるように曲げ加工します。再度、縦ステーを当てて上ステーをリベットで固定します。次にコイルのアッパーマウントに、ガスダンパーのブラケットを取り付けます。この部品は未だ最終型になっておりませんが、ブラケットの中心で、尚且つ平らな部分との溶接ビードの上に下端を合わせてM6のタップを立てて固定します。一旦このブラケットにガスステーの下端だけ取り付けて、縦ステーの位置を決めます。この位置は車体と平行に成る様に取り付け、位置を決めてリベットで固定します。
次にダンパーを取り外して、ボンネットを一旦閉め、コイルアッパーマウントに取り付けたブラケットを基準として垂直に成る位置を縦ステーに印をつけます。この縦ステーからコイルアッパーマウントに取り付けたブラケットの穴までの寸法が420〜450mmである事を確認します。ボンネットを開けて再びダンパーの下端を固定して、縦ステーの印を付けた位置にガスステーの上が来るような位置にガスダンパーのアッパーブラケットを取り付けます。取り付けはM6のタップと念のためリベットを打ち、更に裏側にナットもねじ込んでおきます。ガスステーを取り付け、今まで着いていたボンネットのロッドを取り外して、作業は完了です。
今回はこの手順で取り付けは一発で決まりました。最もコレでキット化する自信が付いたのですけど・・・ガスダンパーは、しまっている時に直立にすることでボンネットを上向きの方向だけに力が掛かるので、ボンネットの引っ掛かりが無くて軽い力で持ち上げる事が出来ます。ボンネットが閉まろうとする力はフロントのヒンジを中心として閉まる方向への回転モーメントが発生します。このモーメントはボンネットの重心がヒンジに近くなるほど小さくなります。一方ガスステー力は一番縮んだ時が最大荷重で、伸びきった時が一番弱くなります。このバランスを計算し、尚且つガスステーが伸びる長さを、CADを使用して何度も軌跡を作図し何本もガスダンパーをオーダーして、尚且つ何人か犠牲になってこの位置を決めましたので関係者に敬意を評して頂きたいと思います。取付けにはリベット、ドリル、タップ等の工具類が必要なので、設備の無い場合はこれらが揃っている御友達を探してください。当方のガレージで取付けをしたい方は、御手伝いします。
この他、ガンちゃんの作業は、先日、試運転の時にライトボックスのカバーを閉め忘れて試運転の時に壊してしまったHIDの上下切り替えユニットと配線の交換を行いました。スタンレーはさすがで、細かい部品の購入が可能です。部品番号は、お客さま相談室に聞くと丁寧に教えてくれます。その他には座席の取り付け、内装の張り込み配線、ナイトビジョンの取り付けを終わらせて、いよいよ試運転出来る状態になりました。試運転の結果が未だ出ていないので、センターコンソールのカバーはしていません。
渡辺さんが05年式H2純正用のメッキアルミホィールにCTISのホースを取り付けに来ました。作業そのものはリムにジョイントを付けてノーマルのジョイントを取り付けるだけでした。渡辺さんの偉いのは、トルクレンチを持っていたことで、閉めている音を聞いててちゃんと使って居りました。ただ締め付けトルクを間違っていたのですけど、それは御愛嬌ですね。先日はホィールナットの準備をすっかり忘れていたのでタイヤを付けれなかったので、当方が探したナットはチョッと高価でしたが、中々カッコイイナットでした。6角じゃ無い奴でしたが、こんなのは最近の流行なんでしょうか?その後、大径ホィールを取り付けた麻生さんから、『工具屋に行ってトルクレンチを買った』とメールが来ました。どうもタイヤを交換した時に中々ナットが緩まなくて大変だったようです。当方はホィールナットにはスレッドコンパウンドとしてMMC77を使用して居ります。時々締め過ぎてナットが伸びている事があります。トルク管理はしっかり行いましょう!

 2005年6月