2005年7月  HUMMER ESSAY 2005年8月      

2005.8.29.    石飛 毅氏

HUMMERの話ではないのですが、ヒロシ君がいつの間にかアストロから32GTRに乗り始めたと思ったら、暇を探しては色々改造しています。
エンジンルームを見るとカムカバーが違う様な気がしますし、ラジエーターも違うかな?何でストラットバーが無いんだ?トランクに羽も付いていません。でもブレーキは前後ともブレンボウ様が付いていますのでやる気は満々ですね。この手の車の改造内容は良く解らないのですが、とりあえずタイヤの山が無いので、早めに交換しろとだけ口を出しております。それなのに以前野澤さんのH2と同じように上に開くドアーにしたいとズーッと言ってました。結構高額なのでまさか本当に買うとは思って居ませんでしたが、本日、ついに買ってきてしまいました。買ってきたということは、今日は自分の車を触るつもりで当方の手伝いをするつもりが無いと判断して、今日はTOMONO-GOはお休みして、たまにはヒロシのお手伝いをする事にしました。
部品を見ると基本的な部分は先日H2に取り付けた部品と似ていると言うよりも全く同じ構造だしステーの形状が多少異なリますけど、同じ物でした。広告には日本語取説付きと、えらそうな事が書いてありましたが、全く使い物にならない取説で、以前H2に来てた英文取説のほうがマシでした。このドアにするのは2回目なので、そんな取説を無視してドンドン作業を進めました。フエンダーを取ると中に明らかに車外品の補強金具が入っているし、発砲ウレタンが充填されていました。無知な当方には全く不思議な車です。H2と同じメーカーですがH2の時と違うのは、取り付け寸法が車体と全く合いません。H2の時は取り付け寸法は多少穴を広げました。しかし今回は、多少合わないどころか、全く合わないので当惑。元々アメリカ製なので32のGTRと言うよりスカイラインそのものが輸出されて居ると聞いた事が無いので、もしかすると似ている他車用をスカイライン用として売っているのでは無いかと思ってしまうほど合っていません。
もうフロント外装はバラバラだし、磨り減ったタイヤ交換より、やりたい改造だと本人が強く言うので、思い切ってヒンジの溶接を外して再度溶接をする事にしました。そこで問題なのは溶接です。当方の溶接機は実は凄く調子悪くて簡単に扱えない代物です。今まで竹ちゃんはその調子悪い溶接機の特性を掴んでどうにか溶接して居ましたけど、竹ちゃんは来ないので、当方かヒロシでじゃ溶接に自信が持てません。これは当方だけではなく、大手自動車メーカーの生産ラインで溶接をしている方も『自信を無くした』と言わせた、超おバカな溶接機です。おバカなこの溶接機で荷重の掛かるドアヒンジの溶接なんて自信がありません。万が一出来たとしても恐らく、ドアを開けたら溶接が外れてそのままドアだけ前転とか、上に上がるはずのドアが下に下がる可能性が大きく九分九厘笑いものになるでしょう。止まっている時なら良いですけど、走行中に外れたら危険極まりない事です。それでもヒンジをカットしてしまったのは、ちゃんと溶接がもしかすると出来るかなぁ〜と言うかすかな期待があったからです。
それは先日ランドマップが当方のガレージで作業した時にこの溶接機を使いましたが何時もの様にご機嫌斜めで、溶接する機会の多いランドマップでも手に負えず、結局溶接部分は自分の工場に持ち帰ってしていました。この溶接機は元々ランドマップからの中古品で、ランドマップが工場へ逃げ帰る時に『こんな使えないものは持って帰ってくれ』と、ランドマップに言ったところ、『修理が出来るか聞いてみる』と言いってその場は逃げられていました。ただ、そのまま放置されていたわけではなくて、数日後ランドマップから『電源はちゃんと取れています?』と聞かれて、どきっ!としました。当方のガレージには動力電源が引かれてて、この溶接機は動力に繋がれています。所が当ガレージの動力配線は曲者で先般もコンプレッサーが頻繁に止まるようになってしまったときも、100万円近いコンプレッサー壊れてしまったと思い、ショックで凹んだ事がありました。資金的に代替コンプレッサーのランクを落としてしまうと、沢山空気を使うサンドブラスターは、まともに使えません。
そこでどうにか自分達で修理が出来ないか?とロシと色々探った所、モーターが逆転していました。原因は4本ある線の一部が途中で色が変わってて、配線を追うと配電盤から出ている配線の色と、コンプレッサーの端子台の色が異なって居たのと、さらに端子盤のネジが解けてて接触抵抗が多くなっていた事でした。これらを治した後、コンプレッサーは止まる事無く稼働すると言う事がありました。電気工事屋に聞いたところ、この手の誤配線による逆転とかは良くある話しで、逆転は解り易いけど、定格が出ない場合もあるそうです。その状態で運用すると、今回の様に不完全な接続だとスパークが出ることもあるので、今回の様に段々端子が解ける事があるそうです。
そんな訳で、期待をこめて、溶接機の配線を調べると、信じられない事にコンプレッサーの時と同じく配線の色が入れ変っていました・・・これを確認しながら正常に繋ぎ直して、溶接機の電源を入れ、その辺に落ちている鉄板で試してみたら、今までとは比べ物に成らない程強いスパークがバチバチ出て、誰でも溶接が出来る様なお利口溶接機に変身しました。こうなると強気になってしまい、ヒンジをガンガンをカットして、ピッタリの物を作る事が出来ました。今日は溶接機が復活してとても満足です!いい事は続くもんで、行方不明だったTOMONO-GO用のスピーカーが瓦礫の山から発見、同じく行方不明だったリコーのデジカメも洗濯物の中から発見出来ました!このまま永遠に幸運が続く事を望むのは欲張りでしょうか?
今週は溶接機の修理とヒロシのお昼ねで時間が無くて片側しか出来なかったので残った運転席側の作業は今度の土曜日にする事にしました。
今週は、面白いお客さん達がお見えになりました。ACコブラの達人と、森の達人、もう一人はココには書けない達人です。コブラの達人からは、ACコブラに係わる面白いお話を沢山聞くことができ、森の達人からは、来年たけのこと山菜が頂ける事になりました。もう一人の達人からは、人間は表だけを見ても解らない事や想像する事が出来ない事があると再認識しました。

2005.8.28.    石飛 毅氏

先日北海道に行った時キャンピングトレラーを引いているツーリストを沢山見ました。
タマタマでは無い事に、駅の側にある魚長のお土産やさんにある大きな駐車場にキャンピングカーを引いて入らないでくれと書いてありました。国内で引いているキャンピングトレーラーは免許の関係で750kg以下の物が多い様です。もっともデカイトレラーは日本には向いていないでしょうから。しかしアメリカ辺りではドデカイキャンピングトレーラーが沢山おります。明らかに家と思われるような物もあって、少し憧れを感じます。今回スカイオートがアメリカでどでかいキャンピングトレーラーを輸入してH1で引っ張ったという話を聴いたので写真を送ってもらいました。話によると2台輸入したのでH1とナビゲーターで引き取りに行った所、ナビゲーターはウイリー状態になってしまい引けなかったそうです。確かにH1の方が重量はありますけど、リアータイヤの位置がリアのギリギリにあるので、牽引には有利だったのでしょう。流石にこのデカイトレーラーを引いてしまうと巡航速度も80Km/hが限界のようですし、車体のためにも3速(Dレンジ)で走行しないとミッションが壊れちゃうらしいです。写真を見ると形はキャンピングトレーラーですけど、トレーラーハウスですね。当方も折角牽引免許を持っているので、引っ張りたいですけど、こんなデカイキャンピングトレーラーでキャンプする場所ってあるのかしら?
前回のミーティングで柳本さんが特注ミラーのチラシを持ってきて、麻生さんが購入して紹介してくれたミラーの購入先の会社からメール頂きました。次回のミーティングで色々自社製品を紹介したいそうです。H1のマーケットは小さいのでワザワザ来ていただくのも大変だと思いますが参加してくれそうです。そこで再度会社のHPを見たところ、H1用としては旧型電動ミラー用と新型電動ミラー用が販売されています。単純にコンベックスミラーであれば、プレデターから出ていますがココのは色付があるので、多少趣向が凝らしてあります。プレデターでは新型用のコンベックスミラーはありませんから、新型のオーナーはココにしか頼れません。麻生さんが犠牲になって型代を負担しておりますので、購入者は麻生さんにお会いしたときに敬意を表して下さい。http://www.alpha-progress.com/aut_html/aut_other.html 
高年式のHUMMERでエアコンのファンから異音がするというH1を見ました。新しいタイプのエアコンですがファン本体の形は94年からは同じです。でも確か94〜95年式は回転方向が96〜97前期と逆で、97以降と同じ回転方向です。95年まではファンの交換はとても面倒で、96モデルは多少改善され、最新型は直ぐ見える位置にファンがあります。このファンは余り丈夫ではなくて、当方は今までに2回交換しております。一番最初は5年以上持ちましたが軸受けが磨耗して交換。2個目は新しいエアコンに交換した時に付いてきた物をドレンの詰まりで水没させてしまい、キコキコ音がしだしてロックし過電流が流れてレジスターの温度ヒューズを飛ばしてしまいました。従って異音と言うと単純にファンの寿命と思ってしまうのですが、今回の症状はチョッと違っておりました。症状はファンの風量を2又は3でピーッと言う笛の様な音がしています。当初ファンの寿命と思い新品ファンとの交換を思いついたようですが、手元にあったコルベットのフアンと取り付ピッチは同じで回転方向が違う事が判り極性を変えて試したら同じ症状だった様です。H1以外もそうですがダクトはブロー成型品を組み合わせて装着しているので、これらの組み合わせでファンの風量が同調して笛になってしまう事が時々あるようです。
エンジンを掛けていない時は風量Vで音がして、エンジンを掛けると電圧が変わるので風量Uで笛が鳴ります。この電圧差で回転数がピッタリ逢う事は稀なので笛になる風量には結構幅があるようです。『ピー』と言う音は人によってはガマン出来るかもしれませんが、気になるといったら気になります。この原因を探すのは大変だったと思います。笛になっている部分はどうやら外気導入口近辺で再度ダクトの組み合わせをやり直すのは室内機をずらしたりダクトドアの向きを変えたり、症状が小さい割には手の込んだ補修が必要です。オーナーには気の毒ですが珍しい面白い?トラブル例でした。当方のファンもソロソロ寿命が来る前に補修用にファンの手配をしておこうと思います。
エアコン修理30年というエアコンに詳しい方から色々お話しを聞けました。アメ車にも詳しく、今までのトラブル事例をお話して解決のヒントを幾つか頂けました。コンプレッサーの取り付け方法、ガスの入れ方など色々なノウハウをお聞きできました。未だ実践でやっていませんから何とも言えませんけど、どれも理にかなった事でした。エアコンのトラブルの殆どは配管内の水分が原因で色々な不具合を起こすそうです。大体が配管内の凍結で、エキパンを詰まらせて異常に高圧になったりしてコンプレッサーを壊したり、やわい所からガスが漏れたりするそうです。厳密には水分除去は当方の行っている様なセオリー道りの真空引きだけでは十分に水分除去が行えていないらしいです。これを解決するノウハウは近いうちにやってみます。この方の所にはエアコンのエバポレーターとかコンデンサーの洗浄器もあって、どうしても調子悪い時は、ドライヤー(レシーバー)エキパンを交換して、配管も専用の洗浄器で洗浄をした方が良い様です。

2005.8.25.    石飛 毅氏

当方はあまり洗車をしませんしWAXを掛ける事もしません。
その代わり定期的にポリマーを掛ける事にしております。塗装の表面はツルツルしている方が、汚れたボディのホコリを雨が流してくれるので洗車をしなくて済むんです。あまり雨の降らない時は高圧洗車機で丸洗いをしますけど、ふき取りはいい加減です。本当は2年毎が良いらしいのですが、当方は前回の処理から5年近く経ってしまいましたが、表面の艶が未だあったのでそのままにしましたけど、何となく表面がぼやけてきたのと、汚れが付き易くなってきたので、今回ポリマー加工をしました。依頼先は前回の時付き合いのある修理工場の弟さんが始めたばかりで未だ仕事が無いので出してみてくれないかと言われて義理で出したのですが、加工後の評判が良いので、今回も同じ所にお願いしました。
伺った時には相変わらず看板も出していないのですけど、業者からの依頼が多くスタッフも3人になっておりました。どうやら看板を出さなくても良いぐらいの仕事量があるみたいです。ディラーからの仕事が多いので新車の仕事も多いし、ポリマーをするような車を大切にしているお客さんの車での自走は申し訳ないでと積載車も所有していました。しかし残念ながら当方のHUMMERはその積載車には乗らないので自走でした。ポリマーって薬剤の良否もあるでしょうけど、結局施工者の腕と性格が出るので、ここの会社は安心してお願いできました。当方が入庫した時に社長が丁度H2の引取りから帰って来ました。
こんな(失礼!)な所にH1とH2が揃うなんて大変珍しい事だと思い、乗ってきたH2を見ると『右ハンドル!』噂には聞いていたけど88ハウスの作った右ハンドルです。興味シンシンで中を見せて頂きましたがとても良く出来ています。事情を知らないここの社長は最初から右ハンドルだと思ったそうです。持ち主が居ないので承諾が得られ無いので座ったり弄り回すことは行いませんでしたが、これなら満足できるレベルです。タイヤ、ホイール、メッキパーツ、マフラーetc.のH2の定番ドレスアップは一通りされているのですが、何となく違うと思って色々見るとサイドステップに特徴がありました。ドアを閉めるとサイドロッカーパネルにピッタリ付いて、ドアを開けると電動で下がって使える位置に出てきます。博君のアーリーブロンコに付いていた電動ステップより大型で強度も高く、移動方向が横に開くタイプなので使い勝手も良さそうでした。
完了連絡があり本日取りに行って来ましたが、当方のHUMMERがまるで新車の輝きを取り戻しておりました。赤は特に表面の状態が解り易いのでしょうか、色が朱色から赤に塗り替えたように変っていました。昨日、笹本さんから、H1は沢山のリベットが付いているので、どうやって磨くのか聞かれたので、スタッフに磨き方を聞いたところ、リベットは一個づつマスキングして磨くそうです。またリベットの周りは一部手作業にもなる様です。以前H1を所有しているこの業種の方がガレージに来たとき、ご自信のH1がとても綺麗だったので、H1の加工について聞いたところ、自分のは仕方が無くやったけど、H1を磨くのは高い工賃を貰ってもやりたくないと言ってたのを思い出しました。当方はモチロンそんな大金を払わないで帰ってきましたけど、ボンネットに筋も無く写る街頭を見ながら大満足で帰ってきました。

2005.8.22.    石飛 毅氏

ALPHAの排気系です。
排気管の太さは心持太いです。車外品のハイフローマフラーと同じぐらいはあると思う太さでエンジンから触媒を通って・・・太鼓が無い!消音機は触媒だけみたいです。配管の途中にバッフルが入っているのか、ターボによる消音効果があるのかは不明です。これじゃー低速トルクが細くなるような気もしますけど元々トルクのたっぷりあるエンジンなので、こんなもんで良いのかも?音は野太いです。

排気音の動画 AVI

CCV誌主催の『Jeep機能美展』が開催されておりましたので行って来ました。場所は恒例の『入間博物館』です。この催しの面白いのは、見学に来る来場者の中に色々面白い車があるので展示車両以外も楽しめます。普段余りお目にかかれない車を見せた頂いたり、お話をお聞きして、情報収集が出来る事がとても楽しみです。
今回は、展示車両でもあった水陸両用車をお持ちの方が、展示終了後に当方のガレージに遊びに来てくださいました。この車はイギリス製の水陸両用車で、ベースはジムニーの1300です。ジムニーベースとは言うものの、フレームは使用せずに、FRPで作った船体をモノコックボディとしております。しかしジムニーの部品はかなり多く流用されて、エンジン、駆動系、運転席ダッシュパネルなどストックのままです。ですから、特殊な車ですが部品供給の心配が無いのは魅力的です。GPAと異なり車高が低いし小さなドアがある分、乗降性がとても良く通常使用にも耐えられそうです。入間博物館から一緒に走りましたが、陸上を走りも軽快そうでした。船舶としての性能は未知ですが、観察すると緩いですけどV型船底なので、タイヤは船底から飛び出して居ます、従って水の抵抗はありますがタイヤが舵にもなるし、方向を変えることが出来る水流の吐き出し口との合わせ技で回頭性が良さそうです。元々この手の2兎追うものは・・・ですが、陸を走る上で不利になる条件の重量増はボディの殆どが最中構造のFRP製なため軽量です。しいて言えばフロントのオーバーハングが長い事ですが、車高が低いので直ぐに慣れそうな程度です。船としての構造は、フロントのボンネットに入った水は両脇に分離して客室の手前で外に流れ出す構造でした。その直ぐ後ろのドアはとてもキャシャですが、閉めた後はキチンとシールされて水の浸入を防ぐには十分そうです。当然ビルジポンプを備えておりますので、万が一浸水してもOK?です。あまり複雑な構造を持たずに、とても合理的に出来ているような感じで、一度浮かんでいるところを見てみたいです。このオーナーはGT40のレプリカや911、356、スーパー7等、色々な車歴でこれから色々お世話になれそうです。
TOMONO-GOのステレオですが、Yahooオークションに入札しておりましたけど、惨敗続きでした。どれも落札価格は予定金額より高く、動作が保証が無いと結局無駄遣いになるので色々検討した結果、クラリオンの『お客様相談室』に問い合わせた所、DC-DCコンバーターがクラリオンのサービスセンターから単体で買える事が解りました。申し込みは毎日午前なので金曜日の午前中に注文した所、夕方に在庫があるので本日発送しますと、ご丁寧に連絡がありました。自宅に送る手はずをしてましたが、その時点でガレージに送ってもらうことに変更して、土曜日に入手できました。代引き着払いでオークション落札価格を大幅に下回る15000円弱で新品が手に入った事になったので一応満足です。早々、接続して動作確認をして見た所キチンと音が出ました。この後、ウーハーの接続をするために2個あるアンプの動作確認を行った所、1つは壊れていました。浜本さんや、浅井サンが’93純正のアンプは直ぐ壊れると言ってましたが、TOMONO-GOも同じようです。
さて、一応デッキから音が出ることが解った後はウーハーの接続です。ウーハーはイコライザーに入れていないデッキのフロント出力からアンプにつなぎ、アンプをモノラルにしてアンプの2本の出力を一本にまとめて接続します。これも取説が無いので色々試して行いました。また、使えるアンプの配線は接続がネジ止め式では無くて専用コネクターなので応用が利かないタイプなので扱いは最悪です。デッキは高級品ですが、サブウーハーの端子が無い、イコライザーを入れるアンプは2個で一個は汎用品で一個は純正組み込みタイプ、更に純正組み込みタイプは配線が車体に付属なので置き場は限られてて後部座席をまた取り外さないと収める事ができない。更にこのアンプの信頼性が低く交換する時に配線はコネクターから端子に変換しなければなりません。またRCAの配線はモールドタイプですが異様に長くて本当に必要な長さの3倍ぐらいあるのでこれを何処に収めたらよいか悩みます。ワイドレンジはデッキ→イコライザー→アンプ→フロントリアのスピーカー。ウーハーはデッキ→アンプ→スピーカーとなります。デッキ、イコライザー、アンプ2個、DC−DCコンバターにはそれぞれ電源、アース、アクセサリーを接続し、個別にはコントロール、イルミネーションの配線、そしてアンプには入力配線と出力配線、の合計40本の配線が室内中を行ったり来たり走り回ります。この外にカーナビも入れたら50本近くになる訳で、先日ガンちゃんに取り付けたカーナビステレオ一体型の3倍近い配線になります。それも長さの合っていない配線で椅子や内装を外して綺麗に行うのって気が遠くなります。恐らく完成させた後アブノーマルなお約束通りの配線ではないため次に触る人は全部撤去やり直しすると思います。そうならないために接続回路を書いて自分でやった方が良いと思います。おー!もう3時半なので寝ます。

2005.8.19.-2    石飛 毅氏

ボディリフトにともなって何時もてこづるのは燃料タンクの給油口との接続部ですが、燃料タンクも2インチアップに対応して燃料タンクの高さを上げております。フレームとボディの間の隙間はハケのようなものが取リ付けて隠しております。ボディリフトもスペーサーを入れるのでは無くブラケットを作り直しているので剛性は高いです。リアのインナーフェンダー内もコーティングされております。ボディリフトに伴いフロントのインナーフエンダーに出来る隙間も内に雨水が入らないように板が追加されております。今まで車体番号はフレームに入っていませんでしたが、フレームのフロント部分に車体番号が刻印されています。登録の時にこの番号が使えそうです。
ボンネットのキャッチも改善されております。ゴムだけですと万が一ゴムが切れた時にボンネットを全く固定できませんが、ゴムの横に鉄板を挟む事で、万が一の時も多少ガタが出ても開く事は無いでしょう。またキャッチも従来は固いゴムだけでしたのでボンネットが前後に動いてしまいましたが、今回は車体側は凹み付きのゴムになり、ボンネットにはこの凹みにピッタリのブラケットが付いております。
外装は喜ばしい事に殆ど変っておりません。変ってるのはフロントのグリルガードでセンターバーの無い初期型と形状は同じで、太くなっておりますが開閉方式は新しいタイプになっております。サイドマーカーは薄い反射板のような物になりましたが、これはLEDでした。その外のマーカーはLEDかと思いましたが、従来の物と同じく電球タイプです。ワイパーアームはUフック型になり、尚且つアームが盛り上がってて押し付け圧を上げてふき取りを良くしているようです。そして、ALPHAのパッチはリアゲートに貼られております。このバッチの付いたH1欲しいです。
今回の変更点で誰が見ても直ぐに解る内装ですが、本当にスッカリ変ってしまいました。今までの変更はプチ成形程度の変更でしたが、今回は内装に関しては95%変更されております。変っていないのは室内灯とヒユーズボックスの蓋ぐらいでその蓋も多少モデファイしてあります。ステアリングコラムのカバーも変っております。
全体的な雰囲気は、綺麗になりました。以前の室内は当方としては合理的に出来てて好きでしたが、多くの人は価格に対して部品が粗悪で、絶えられない物だったと良く耳にしました。今回と言うより04モデルからはスッカリその様子が変っています。色に関しては写真で撮ると茶色い部分の色が鮮やかですが、実際の色はもっと暗くてベージュにも見えます、プロのカメラマンじゃないので、中々この色を再現できないのは残念です。当方も最初写真で見た時は内装の色がちょっと困ったと思いましたが、現物は落ち着いてて良い色でした。
ドアのサッシの内側以外はスッカリトリミングされて、得に天井は低くなっております。オーバーヘッドコンソールも無くなりシートも小さくなって室内の開放感が上がりました。その中でもリアシートの開放感は格段に上がりました。それに引き換え、運転席ダッシュパネルの高さが高くなり、サンバイザーもビックリするほど立派な物になってその分内張りが厚くなりウインドウの上下方向が狭くなり、尚且つ運転席を取り囲むようなクラスターパネルになったので、夜間走行は函館山から見た夜景並みに綺麗です。
今までの細めのハンドルは2-トンの皮まきになり、ホーンのスイッチもハンドルの真ん中になりました。エアバックは付いておりません。メーターパネルは樹脂製のパネルに丸型メーターを組み込んでいる雰囲気を出しております。01モデルのパネルの様に明らかに一体になっていると言う感じでは無くメーターが孤立しております。オドメータがデジタルになっています。パネルも一見平面に見えますが、微妙に湾曲しております。コラムのスイッチはウインカーとライトの切り替えとオートクルーズの操作のみです。ライトの減光、室内灯、パワーミラーのはハンドルを挟んで右側にワイパー、間欠ワイパー、燃料タンク切り替え、シートヒーターのスイッチは左側に配置されております。CTISのメーターも絵文字になってて解り易くなっております。
足元のカバーは新しくなってて、ヒューズボックスの蓋にはヒューズの配置図もあるし、ヒューズを抜く『ツマミ』も付いております。ヒューズボックスの形状も変っております。従来はメインヒューズを交換するとき、足元に頭を突っ込んでカバーを外して交換しておりましたが、少し改善されているようです。シフトレバーは普通になりましたので、これであれば、みんなの大好きな『手りゅう弾型』が簡単に付きそうです。しシフトポジションが一個増えたので横のポジションの表示はとっても解り易くて助かります。シフトレバーの奥には前後デフロック、オーバードライブ、牽引モードの選択スイッチがあります。その上にドアロック、パワーウインドウのスイッチがあります。
今まで運転者の事しか考えておりませんでしたが、助手席にも物置が付きパワーウインドウスイッチ類も解り易い位置にレイアウトされております。センターコンソールは一見深そうな収納箱に見えますけど、蓋と同じ位の深さしかないのは笑えます。後席にもカップホルダーが付きますけど、ゴムの成形品で取り外しが出来ます。取り外す意味は解りませんのでこれから考えます。後席にもヘッドホーンの端子やスイッチ類があるけど、残念ながらオーディオを交換すると使えません。シートは背もたれの高さが低くなり日本人体体型にピッタリです。今まですわり心地が今一でしたが、座面もよくなっています。今までグラブハンドルは天井についておりましたけど、A、Bピラーにも付きました、この存在を知らない人が乗り込むときにどうしてもドアの取っ手に体重を掛けるので直ぐ破損していましたから、直ぐに解るグラブハンドルはとても便利です。モチロン従来のグラブハンドルも残っております。内側のドアノブはメッキされています。ドアを閉める音も少し重くなったようですけど、ラッチは同じ物なのでドアの内部に吸音材が入っている事が予想できます。
荷室もフルトリムされております。荷室のフックも増えてカーペットも逃げを作っておりますので、今までは使えませんでしたが今度は使えるようになりました。この部分は従来はボディの色がそのまま出ていましたけど、ここにもコーティングがされています。遮音にはあちこち気を使っているようです。リアゲートのラッチですけど下側だけ変わりました。今までは信じられない構造で物を出し入れする時に邪魔なキノコのような突起が有りました。このキノコは本当に邪魔で後ろに乗り込む時とか降りるときに衣類を引っ掛けたり(村上さんはズボンを破いたそうです)敏感な部分をぶつけたりしました。リアゲートの内張りも樹脂ですがフルトリムです。
今回、普段整備したり我慢している部分を中心に見ましたが、実に良くマーケットの意見を取り入れて手を抜く事無くシッカリ改良されています。生産台数や生産終了が間近という事を考えると良くココまでやったと感心します。確かに室内は無骨さが無くなりゴージャスでH1ラシさがなくなったと思う方もいるでしょうが、色々な変更点を見るとマーケットの意見を随分取り入れていると思われますので、この価格で買えることが出来る多くの人には受け入れてもらえると判断したのでしょう。
本国でもH2が発売されてから、H1の売れ行きはがた落ちでしたし、新車の売れ行きは今一でした。そこで本来なら今年の秋に発売予定のALPHAが前倒しで発売され、従来のH1の生産は休んで?居るようです。所が現在、H2の販売も落ち着き知名度が上がったお陰?で、H2の価格と変らない低年式のH1がタマ不足で市場には無いそうです。あっても価格の高い01、02年式の高い物しかないようです。あれだけの台数がリンチHUMMERにもあったのに今は殆どありません。そういえば、スカイオートに赤のALPHAのオファーがあったそうです。未だ話だけですけど羨ましいですねぇ。本来なら狭山にマンションが買えるぐらいですから、指をくわえて見ているだけのはずだったALPHAをココまでジックリ見たり乗ることが出来た事は松原さんに感謝したいです。

2005.8.19.    石飛 毅氏

昨日の続きです。
H1-ALPHAと従来までのH1との違いを解り易く説明すると、スカイラインのGTとGTRのような違いだと思ってくださると解り易いかと思います。GTRは外観も異なりますがH1場合は外観は殆ど変わりなく、使われている部品が全く異なると言う感じです。モチロン00年モデルから徐々に変っている部分もありますけど、我々の一番目にする99年モデル以前との比較では、一番解り易い表現だと思います。
先ず、エンジンですが従来の195馬力から300馬力ですから馬力で1.5倍になります。エンジンの大きさそのものは明らかに従来のエンジンより大きく、オイルパンやブロックなどの仕上がりは、明らかに良く、新しい設計のエンジンであることが解ります。インタークーラーも備わったために、稼働状態でのエンジン高が増えたので96年に1/2インチ程ボディリフトされて以来の2インチのボディリフトを行いエンジンルームに押し込んでいます。エンジンが大きくなったために、フロントのプロペラシャフトもオイルパンを大きく避けるためにダブルカルダンジョイントを2個使って迂回しております。更に驚いたのは、ラジエーターのアッパーは樹脂製になっている事と、冷却用のフアンは従来ウォーターポンプに取付けられておりますが、エンジンとラジエーターの間隔が狭いためにラジエーターシェラウドが短くなって、この中にファンが入っております。ファンの駆動方法はエンジンのクランク軸を延長するような形でラジエーターシェラウド内に置かれたギアボックスのインプットシャフトにカップリングを隔てて接続されて、ラスラントしたラジエーターと平行になる角度にアウトプットシャフトが方向を変えられ出ております。このギヤボックス内では恐らくベベルギアで角度を変換されているようです。このギアボックスにはオイルのドレン口が付いていますので定期点検項目が一箇所増えた事になるでしょう。普通であれば電動ファンを取付けるのが当たり前ですが、機械式で行っているのは、ラジエーターの熱を取り去った熱気の中にモーターを入れてモーターがダウンするからでしょう。
エンジンルームの中で気になったのはエアクリーナーが小型になっていることです。狭いエンジンルムに詰め込むために小型化がされているようです。元々H1のエアクリーナーは色々な環境に対応するために巨大な物でしたから、必要十分なサイズになっているとも予想できます。エアインテークのキノコもマルから四角に変わっております。ぺヤングのソース焼きそばと同じでマルより四角の方が大きくなっております。このキノコの吸気部分に従来は気持ち程度のメッシュでしたが、今回のものはキチンとしたメッシュが備わっております。細かい所ではエアコンのコンデンサーは従来ジョイントは本体に溶接されており、ホースの交換の時はこの部分の強度が低く破損する恐れがありましたけど、今回フランジ式に改善されております。
ヘッドライトのブラケットも変更になりました。従来は金属製でしたが、樹脂製に変っております。これは軍用車の物と共通部品なので、軍用が変更になったようです。従来型のほうがHIDへの変更が楽だと思います。メリットは水の掛かり易い場所なので樹脂化により腐食の心配がなくなります。12Vの取り出し口はCTISポンプのリロケーションにより使いやすい場所に変更されています。2インチのボディリフトに伴いヘリコプターフックも角度的に補正して延長されております。さすがにメーカーで行っているだけあってシッカリしててヘリコプターで吊っても大丈夫そうです。ボンネット回りではボンネットの蝶番が従来ライトの下あたりの2箇所でしたが、今回フロントのセンターに変更されております。シャフトも太くシッカリしたステーですが、開放時したときの安定性は従来の方が良好です。ボンネットの裏は素材に塗装だけではなく、アンダーコート?よりも丈夫な良くピックアップの荷台に塗布するコーティングが部分的にされております。これは車体の内側にも施されており、固有振動数を低周波に持ってきてドラミング対策のようです。これらの細かい細工が走行音や外部からのノイズを低減しております。ラジエーターグルも格子状からダイヤモンド型になっております。
下回りに潜るとアンダーガードの変更に気が付きます。従来丸パイプで組まれておりましたが、部分的に鉄板が貼られている。これは5速となったミッションが大きくなりアンダーガードのパイプがミッションの下を通らなくなったためです。パイプを下げて最低地上高を変化させないように真面目に変更しております。ATFのフィルターもカートリッジ式になってメンテナンス性の向上も行われております。トランスファーに関しては従来と同じ物を使用しております。ただ先に書いたように大型化したエンジンミッションを避けるために、フロントのプロペラシャフトは従来直線レイアウトであったためジョイインとは普通のクロスジョイントでした。今回はレイアウトが湾曲しているためにダブルカルダンジョイントを2個使用しております。
リアのプロペラシャフトは従来と同じ形状ですが長さは短くなっている様な気がします。この時に気が付いたのですが、燃料タンクはボディリフトをしているのですが、タンクの上に隙間が無い事からALPHA専用設計です。デフの固定方法は何となく従来とは違う様な気がしますけど、変更点は不明です。デフの両側に取付けられているブレーキは明らかに異なります。従来はブレーキキャリパーを固定しているブラケットはデフの横に取付けられているだけでしたが、今回はブラケットからメンバーにシッカリとしたステーが追加されております。H1の場合は制動力にステーが負けて振動してキャリパーがゆれるため、急ブレーキを踏むとジャダーがおきます。特にブレーキを強化した572やTOMONO-GOは急制動すると止まり間際にグググ・・・・と凄い音が出ます。以前はこの理由が解りませんでしたけど、この対策を見ると間違いない事が解ります。
ローターの直径も大きくなりローターからハブリダクションに繋がるハーフシャフトも巨大化しております。ハーフシャフトのカップが大きくなったために取付けボルトのアクセスが出来なくなるので、固定ボルトの部分はえぐられております。今回は見ることが出来ませんでしたが、ハブリダクションも平歯車からヘリカルギアに変っているそうですが、パワーアップに伴い駆動系ブレーキの強化も行っている姿勢は立派だと思います。この中でブレーキのキャリパーの強化はぜひ取り入れたいと思います。
寝板に乗ったままフロントに戻るとエンジンのフイルターが見えます、取り外しのしやすそうな感じですけど、緩めるとオイルがタラタラするのは従来と同じです。ステアリングリンケージは従来と変らないので、念のためにアイドラーアームを点検した所、我々が入手しているスパーヘビーデュティーと同じ物でしたが、ステアリングアームは取付けナットが無いのでおかしいと思ったら、ギヤボックスは2周りぐらい大きな物が使われておりました。スターターと見間違えるぐらいに巨大なギヤボックスは耐久性が格段に高そうです。

2005.8.18.    石飛 毅氏

本日夕方ALPHAを見にスカイオートに行ってきました。
当方が行く前に松原さんがスカイオートに出向いて、試乗を済ませておりましたので、当方の試乗も了解済みだったので、ワクワクしながら向かいました。スカイオートは店舗以外に数箇所の車両置き場と、工場がありその中でも整備を中心に行う工場にALPHAは保管されておりました。外観は従来のH1とは殆ど変わりが無いので、見慣れた光景ですけど、H1はノーマルでも十分存在感があります。色はガンちゃんの色を薄くした感じで、ソリッドカラーとは異なり高級感があります。ものぐさな当方は汚れが目立たなくて良いかなという感じです。車体そのものの観察をまず行いましたが、一見同じように見えても、なんだかの形で手が入っており、従来モデルの80%以上に手が入れてあります。変更の内容の詳細は後記しますが、全体的に品質向上、強度向上という感じです。一通り眺めての感想は生産台数を考えると、価格には『納得』できる物でした。あまりにも違う部分が多すぎて一体何から報告して良いのか迷いますので、とりあえず30分ほど試乗しましたので、その感想を報告します。
キーは例の『H1』刻印入りの少し長めの鍵です。スイッチを入れてグローを行うとグローは一瞬です。エンジン音は明らかに今までの『騒音』とは全く別物です。静粛性は今回のエンジンはかなり高いと思われます。夏ですが一応暖気を行い広い道に出るときにハンドルを切ると、これも今までとは大違いで剛性が上がっている事が良くわかります。広い道に出てアクセルを少し大目に踏むと以前のエンジンとは異なり原付バイクのようなストールは小さくエンジン回転と速度のリニアリティが取れている感じです。これは以前のエンジンより低回転型なのと低速トルクが太くなりている上に、ミッションが5ATでとなり全体的にローギアードになったためです。アクセルをそのまま踏み続けると全く振動無しでドンドンシフトアップして行きます。エンジン音が小さい分速度感があまり無いのですが、メーターを見るとビックリするような速度になっています。
H1のフル加速が原付バイクとすると、250ccスクーターぐらいの違いがあります。エンジン音に比べて大きいのは排気音です。排気音は低音で腹に響く感じです。H1の排気音は高回転になると隙間から空気が漏れているようなシューッと音がしますが、無理なくエンジンが回転している余裕がある音です。新車のDIESElエンジンは当りが付くまでは吹け上がりが悪いので、今後もっと吹けが良くなる可能性があるので楽しみです。速度以外の部分では、全体的に剛性が高くなりフラフラしたところは無く異音や妙なゆれはありません。モチロン新車なので最初からオカシイ事は無いでしょうが、大変スムーズに走ります。この静けさとスムーズさがあったら当方の家族からH1が嫌われる事は無かったと思います。写真も沢山撮ってきましたし、沢山報告がありますのでALPHAのネタはまとめてから報告します。
スカイオートに行った所、大きなタイヤがありました。20インチのアルミホィールにトラクサスの外径39.5が付いている在庫があったので、村上サンに『何用?』と聞いたら『H1用です』との事なので『誰の?』と聞いたところ、客注品なのですが取りに来ないとの事だそうです。在庫が長くなるのがお店としても困るそうなので、欲しい方がいらしたらスカイオートに連絡してください。また、キラキラのタイヤを止めるテーパーナットも在庫が沢山ありました。これもご希望の方はスカイオートに問い合わせしてください。

2005.8.15.    石飛 毅氏

夏休みの後半は、函館に高校の同窓会に行ってきました。
北海道も暑いと聞いておりましたが、やっぱり過ごし易い気候でした。HUMMERに乗り始めて10年で長いと思っていますが、今回はその3倍の30年振りに逢うので、緊張してドキドキして同級生に再会しましたが、そんな心配は全く無用で、30年分を取り戻すのは数分でした。同級生は皆さん風体こそ年輪を重ねていますが、笑い顔やしゃべり方等変わっていないもんですね。同級生の話では当方も高校1年生の時から全く変っていないようです。30年振りに人と逢うのは面白い物でしたが、なぜか今回は色々な人に謝ってばかりいました。人間はどうやら自分の都合の悪い事は忘れてしまうようで、色々な方に『あんな事された』とか『あんな事してた』と指摘される度に『すいませんでした』『ごめんなさい』と過去の自分に代わって謝っている姿は、とても素直で、現在の当方を知っている方々にはとても見せられないかっこ悪さでした。
確かに当方は下宿のご飯が合わなくて、お昼ごはんはどうしていたかすっかり忘れておりましたが、どうやら毎日、お昼ご飯はクラスメイトから少しづつ恵んでもらっていたようです。今回滞在中ズーッと親切にエスコートしてくれた同級生によると、毎日誰かのお弁当箱の蓋を拝借してそれを持って『タクハツ』するので、この彼女はお弁当を多めに持ってきていたそうです。教科書に落書きをしたり、3階の窓から外に放り出して吊り下げてしまった事は今では悪い事なのでやっていません。
今回、函館で宿泊したホテルはLANケーブルが各部屋にあって、インターネット接続が可能でした。寝る前と起きてからメールをチェックした所、スカイオートから膨大な添付ファイルと共に、ALPHAがスカイオートに到着した連絡が入りました。日本初上陸です!04モデルが入荷したと言うのも聞いておりませんので、あの内装を備えたH1も国内初登場と言う事になりますね。メールには『排気音がシビレマス』とマフラーの写真と一緒に送ってきましたが、写真では・・・スカイオートの夏休みが終わったら、見に行きます。ちなみにALPHAはスカイオートの倉庫に保管しておりますので、店頭には出ておりませんので、見に行っても見ることが出来ませんし、オーナーに渡るまでは封印です。
函館から帰ってきて、早速本日はガレージに出向きTOMONO−GOの続きを行いました。相変わらずステレオのDC-DCコンバーターユニットは行方不明です。ヒロシ君とガレージ中を探しましたが、やっぱり見当たりません。配線図も見当たりません。そもそもアンプレスのために昇圧した電源をアンプ部に供給するための物ですが、それとは別にアンプを入れているのでこんな高級なステレオにしなくても良かったのにと思います。TOMONO−GOはどうせアンプを使いますので、どうにかダイレクトに電源を供給できないか検討しましたが、配線図が無いので諦めました。どうにかDC-DCコンバーターを手に入れるためにオークションを見たら案外出品が多かったので入札しました。
H3の正規代理店である三井物産オートモーティブ株式会社http://www.hummer.mitsui.co.jp/2005/index.html
はかなりH3の売り込みに力を入れているのが、HPからも良く解ります。いつの間にか価格もハッキリしていますし、HP上で登録をすると、今のところ2月に一回ですけどHUMMER H3 ウェブマガジンニュースが届きます。価格はアメリカのHPで見積もりを取るとフルオプションで4000ドル程ですから約440万円程になります。これが575.4万円で売られている事になります。モチロンこれは車体価格ですから、登録に伴う費用は別です。価格帯ではランドクルーザーシグナスと同じぐらいですね。多少装備は違うけどシグナスは約$60000で販売されて居ますから単純に考えると物としてはシグナスのほうが上だと言うことが解りますね。このギャップを埋めるにはH3と言う希少性では難しい様な気がします。チェロキーも価格が高い時は殆ど売れませんでしたが、価格を下げた頃は爆発的に売れました。恐らく数は見込めないでしょうね。当方としてはトレールブレーザー程度の価格であったら売れると思うのですけど、本当はH3のベース車の車恪とトレールブレーザーの車恪を比較すると本当はトレールブレーザーよりも安くなければいけないんじゃないかなーとも思います。これではH2に続いてH3も平行輸入車の方が多くなるのが簡単に予想できますね。

2005.8.11.    石飛 毅氏

今週は夏休みですが、週末は軽井沢方面に行ってきました。
軽井沢のスーパーで白いH1がいて、何台かのH2とはすれ違いました。でもさすがにH3は見ませんでした。軽井沢から帰ってきた後は、何時もの様にガレージ三昧ですが、今回はデジカメを忘れて来てしまい、写真は携帯電話で行いましたので画質は悪いです。
高速道路はETCと知恵を使うと、割引の恩恵をえる事が出来ます。行きは事故渋滞で、もうどうでもいいやと思い、駐車場と化した高速でじっと我慢しておりました。その代わり帰りはタップリ稼ぎました。帰りは20時過ぎに軽井沢ICから乗りましたので、通勤割引http://www.jhnet.go.jp/commutation_discount/index.html が使えないので、早朝夜間割引http://www.jhnet.go.jp/morning-night_discount/index.html を利用します。ただし軽井沢から所沢ICまでは100km以上あるので一旦富岡ICで降りて距離調整をしました。富岡でそのまま料金所を通過後一般道に出ないで直ぐにUターンして再入場します。軽井沢から富岡までの料金は1000円です。ここから所沢ICを22時過ぎに出ると通常2600円の道路代が半額になるので、1300円になりますので合計金額は2300円です。何もしない通常料金は3300円ですから、一旦富岡ICで出るだけで1000円お得になります。本当は下仁田ICで降りると800円と1400円で更に100円お得でした。行きは、朝9時前までに東松山ICで降りる小技を使うとトータル2400円で軽井沢まで行けるはずでした。更に説明をしますと、20時前に軽井沢ICに乗った場合は通勤割引を使えるので東松山ICで降りて距離調整を行い、所沢ICを22時過ぎに出ると、早朝夜間割引が適用されて、東松山−所沢間が半額になりますので合計1850円となります。注意しないといけないのは通勤割引はその対象時間帯に1回しか使えません。この他には深夜割引とか前払い割引とか理解するのに色々面倒な事がありますけど、一旦覚えると有効に使えるので、お勉強してください。ちなみにシュミレーションするにはhttp://search.jhnet.go.jp/route/hinavi.htmlがとても便利で、『ETC割引料金』『表示する』 にしてから をクリックすると各種割引料金が表示されます。
 
当方のHUMMERが車検から帰ってきて、不具合があった部分の補修と、各オイルの交換、グリスのリパックを行いました。今回の不都合部分は、サイドブレーキの固着でした。これを解決するにはキャリパーのOHが必用です。今まで、リアブレーキの分解は行った事がありませんので、これが通常利用に問題があるか無いか、取り外してあるキャリパーを分解して構造の勉強を行いました。リアのキャリパーはサイドブレーキと一体で、専用のブレーキを備えておりません。H1のサイドは、レバー自体がカム式なので、通常のサイド一体型の物と異なり走行中に弾く事や、甘めに引く事ができません。従って、停車中の保持をする事だけが目的なので、キチンと調整した場合の保持力は強力です。月曜日の夜にヒロシ君がフラ〜っと来たので、手伝いを兼ねて当方の後継者であるヒロシ君にもお勉強して貰いました。サービスマニュアルとパーツリストを見て、現物を見て、機構を見ることは一番手っ取り早い方法です。何時も最初に触る時はこの様に壊しても良い個体が手元にあるので、恵まれた環境です。
案の定色々触っている間に壊してしまった物もあります。それと引き換えに構造をバッチリ勉強でき、今回の当方の不具合は早急に修理をする必用は無いので暫くそのままにします。また、この固体は、直ぐにOHしては勿体無いので、ランドマップとスカイオートに見せて、当方のキャリパと一緒にOHして、一旦当方のHUMMERに装着して、動作確認をしてから補用品として保管する事にします。フロントのスタッドボルトだけ、延長しておりませんでした。アルミにしているのでオフセットが2ピースホィールよりプラス気味なので、これを補正するために10mmのスペーサを入れていますので、スペーサーの分とアルミのフランジが厚くなったのでロングスタッドボルトに交換しております。ただ、32本のスタッドを注文した所、スタッドの長さは同じですが3種類の混在で納入されました。その中の一部の根元が太くて、スペーサーのガタが嫌なので、ヒロシ君にマシニングセンターで高精度の割り出しとピッタリの穴あけを行いましたので、スペーサーをピッタリ押し付ける事ができなかったので、スペーサーに追加加工してもらう間だけ、短いスタットで運用しておりました。これですとナットの食い込み量が明らかに少ないので、早めに交換しようと思っていたのですが、肝心のスタッドが何処かに入り込んでしまって、すっかり忘れておりました。先日車検の時にランドマップから指摘されて思い出し、気が付いた時にやらないいと忘れるので、今回ハブリダクションのオイル交換のついでに、スタッドの植え替えを行いました。
そんな時に便利なのが、以前倉持さんから頂いたタイヤキャリアー?です。これは一人で作業する時には大変重宝です。スタッドを抜くのは、本来プレスで行う方法がベストですが、スピンドルを取り外すのは大仕事になるので、ハンマーで叩いて抜いてます。案外抜くのは簡単ですが植え込みは結構大変です。以前この作業でインパクトレンチを摩耗してしまいましたので、今回は大体のところまでインパクトで締めこんでその後は、ブレーカーバーを使って手で締めました。ナットの食い込み量は貫通式のナットの厚みプラス5mm以上は欲しいです。アルミやスペーサーを入れている方は一度寸法を測ってみてください。

火曜日と水曜日は、友野号のオーディオの検討を行いました。アンプの配置を決めて、配線を行いましたが、バッテリーからの配線にヒューズを入れるために、オーディオ用のヒューズボックスとアース線を買いに行きましたが、あまりにも値段が高いのにはビックリしました。ヒューズボックスはヒューズも入っていないのに2079円もします。アース線も単独で買うと3000円もします。配線は余っているプラス用の線で加工する事が出来るので、買うのを止めてどうしても必要なヒューズボックスだけ買いました。セットで買う場合はオークションでも良いのですけど単独だと送料が馬鹿にならないので店舗買いするしかありません。配線はバッテリーボックスに穴を空けてグロメットを通して配線しました。今までブラブラしてたアクセサリー用のヒューズボックスもついでに固定しました。アンプの方は特に問題なかったのですが、ステレオ本体に問題があり未だ解決しておりません。当方が今まで色々触っているアルパイン、パイオニアはネットで取説、取付け説明書がダウンロード出きるのですけど、TOMONO−GOに使っているメーカーはこのサポートがありません。もっとも、もう7年近く経っているので仕方が無いとも思いますけど、それ以外のスペックとか機種の説明の能書きは見ることが出来るのですが、今回一番必要なものを見ることが出来ません。更に、大抵のメーカーは本体裏や配線に名称が書いてありますが、このメーカーの物にはそれがありません。博君も当方も今までこの手の配線では迷った事が無いのですけど、今回は閉口しております。
症状は電源は入るのですが、音が出ないのです。アンプに問題があるのかと思い、他のステレオヘッドを持ってきた所、ちゃんと鳴りました。更に、この手の物が得意な是枝さんもフラフラと来たので、事情を説明して違った視点で見てもらいましたが駄目でした。HPでこのステレオの能書きを読んだ所、大手メーカーに対抗するためにかなり高性能な様ですが、サポートがこれじゃ当方は触りたくないですね。やる気が無くなったので一旦本体を諦めてスピーカーのレイアウトを行う事にしました。ウーハーは2個付いた箱型の物を使っていましたので、ロールバーが邪魔で入るか心配でしたが実際に入れてみると、案ずるより有無が易しで、測った様にピッタリ入りラッキー!でもワイドレンジのボーズの行き場所が苦しくなりました。もう少し小さいか2分割なら椅子の下に入るのですがウーハーは無理。ボーズを椅子の下に入れるのも良い方法かと思いますけど、これは音が出てから再考する事にしました。
フロントは、ヤハリ大きなボーズを入れるのはほぼ不可能なので、色々考えた結果、ボースは買った値段でヒロシくんが引き取っても良いと言うので、今まで使っていたスピーカーを、ガンちゃんと同じように足元にツイーターと一緒に足元のサイドに押し込む事にしました。これであれば、スピーカーが邪魔にならないので『お楽しみ』部品のレイアウトが楽です。さて、ステレオ本体ですが、何かほかに必要な物があるのでは無いかと、色々調べましたがメーカーのHPでは良く解らないので、このステレオの実態を知るにはオークションで見たら良いのでは無いかと思い早速Yahooのオークションで見ると疑問は解けました。どうやらこのステレオにはDC-DCコンバーターが付いているようです。恐らく音の部分の電源は別系統らしいです。(たぶん・・・)所が、このコンバーターの行方が解ら無いのです。3人でガレージ中を探しましたが、行方不明です。友野サンに自宅に無いか聞こうと思いましたが、もう既に友野サンの就寝時間を2時間も過ぎているので、今日はこれで終わりにしました。無計画な出たとこ勝負のカスタムは中々進みませんですいません。

今日、会社の人がプリウスでお見えになりました。昨日の会社で一番給料の高い人が来た時は夕方来て色々作業をさせられましたが、今日の方は最近当方が興味を持っているプリウスなので大歓迎です。今まで、自動駐車をしているのを見た事が無いので、今日は切望した所、オーナー曰く『実は、未だやった事が無いんだよ・・・』そこをヒロシと一緒に『見たいなぁー、見せてよ、みして、みてーよー』と無理をお願いして、どうにかデモ走行をしてもらいました。その結果は、凄い!です。ハンドルは勝手に切ります。自動でハンドルを切るんです。写真では、枠からはみ出ていますけど、これはオペレーターのセット方法が下手糞なので、プリウスが下手なわけではありません。それこそ、切り返しはしませんが、縦列駐車も可能です。これが研究室レベルでは無くて売ってんですから凄いです。モチロン当方は『こんなの車じゃねー、堕落だー』と車好きの立場としては言いたいのですが、工業製品としてキチンと評価できないほど意地っ張りじゃありません。
今となっては信じられないでしょうけど携帯電話だって、12前に当方が購入してその利便性と将来性を布教した時にかなりの人がネガティブだったけど、今では当方の様なサラリーマン家族だって、携帯電話は全員持っています。EメールもCCVの石川編集長が20年以上前に初めて、近い将来誰もが使うようになると言った時は、誰も本気にしておりませんでした。インフラが揃い、時代の要求が大きく色々な物が変化します。一部の人はハリアーのハイブリットの高性能ぶりは無視できなくなっているようです。車に求めるのがステータスとかと思っている人種には、受け入れがたい物でも、何でも良いと思っている人には(実はこれが大多数)すんなり受け入れられて街中をズーとエンジンを回しながら走っている車はドンドン減る様な気がします。HUMMERが骨董品になるのは、それほど時間は必要じゃないでしょうね。モチロン当方は趣味として車を捕らえているので、HUMMERはモチロンですが、近い将来教育費が減少した際には子供の時からの憧れの車に乗る予定です。ジジイになったらHUMMERの部品は重くて辛いですから・・・

2005.8.5.    石飛 毅氏

車検のために、昨日ランドマップにHUMMERを持ち込みました。
当方のHUMMERはエンジンを積替えてありますけど、原動機変更の届けは済ませておりますし、タイヤもノーマルなので車体枠からのはみ出しも無いので殆ど問題になる所は無いのですが、灯火類は検査員の見解により、マーカーライトに問題が出る場合があるので、これの消灯、テールランプはノーマルに交換しました。そのときナンバー灯が点灯していない事を発見。何処かにぶつけたのかと思うような凹みと側面がパッカリ割れておりました。一応電圧を測ると、電気は来ているので間違いなく球切れのようです。ナンバー灯は以前バックの時に柱にぶつけて潰したので、予備を多めに購入しておりましたので、ガレージに在庫があるのですが、ランドマップには在庫が無いので入庫中のHUMMERからお借りする事にして、そのHUMMERのナンバー灯を見ると、殆ど同じように破損しておりました。別の2台のHUMMERが全く同じようにヒットする可能性は天文学的な確立の低さなので、よく見ると内部の電球の加熱でケースが破損するようです。へこんでいる部分は解けてその変形により側面が割れるようです。
2月ほど前に、松本さんのHUMMERのリアタイヤ上部辺りのアッパーボディとベースボディの重なっている部分が腐食により錆が浮いていたのを発見しました。この時は中から錆をホジクリだして、錆びの進行と水分を保持しないようにしました。この時、当方のHUMMERを見た時は別に問題は無くてホッとしておりましたが、当方のHUMMERにも同じような腐食を発見しました。この腐食が大きくなりアッパーボディを浮かせて板金修理を行った方の話によると大変な出費だったと聞いております。早速当方も錆を穿り出して腐食の状態を見たところさほど大きな物ではなかったので、とりあえず後で完全に錆を取って防錆処理を行う事にしました。そのままHUMMERをランドマップに置いて帰宅しました。
本日、ランドマップから、無事に車検を取ることが出来たと連絡がありましたので、当方のガレージで待ち合わせて、引渡しを受けました。ランドマップの話ですと、左リアキャリパーに問題があってサイドブレーキを引いて戻すと完全に戻らないようです。これにはキャリパーのOHが必用ですけど、当方は殆どサイドを使わないので(どうやらこれがいけないみたいです)OHは後日行う事にしました。それ以外の不具合項目はハンドリングが良いので当方はトーアウトをキツメにしているのですが、このままですと車検に通らないので、トーの変更をしたそうです。例の錆びに関しては、ランドマップがスポットサンドブラストを掛けて、防錆剤を塗りこんでくれたので、乾燥後タッチペイントをすれば良い状態にしておいてくれました。(錆びとCCVステッカーに因果関係はありません)
車検の費用ですが、3ナンバー登録の場合はリサイクル代26260円+480円でした。重量税は88200円自賠責は29780円(24ヶ月)モチロン、リサイクル費用は次回からは掛かりません。この外に印紙代、テスター屋代等が掛かります。これが原価でこれ以外に手数料整備が必要な場合は整備・油脂代が掛かります。H1の場合は係員に説明を求められた時にキチンと応答が出来たり、保安基準に熟知していない業者は、やりたがらない様です。車検はその瞬間がOKであれば良いので、その後5km走行したらパットが無くなっても良い訳です。一概に車検代と言われても、付帯する整備内容によってもまちまちなので返答には苦労します。
本日、TOMONO-GOの燃料漏れの様子を見ましたが、完治したようです。TOMONO-GOがA-Cars誌最新号に出ています。記事は当方が書いておりますが、この場合、内容に関する責任は当方にあるのでしょうか??最新号のA-Carsはかなりの分量でHUMMER兄弟(親子)が掲載されています。広告も沢山・・・その中でスカイオートの広告に『ALPHA』が出ていました。価格はASKになっています。この広告に出ている『ALPHA』はもう購入済みで、次の次の便で入って来るそうで常時1台は在庫として、店舗にでは無く工場の奥にある倉庫に保管しておくようです。それと、今のところ国内には『ALPHA』で同色は無いそうですが、当方にとっては個人的に大好きな赤が入ったら物凄いジェラシーになりそうです。早く実物を見てみたいですね・・・もうちょっとの辛抱です。

燃料について、少し体感した事がありますので報告します。
当方は親戚がガソリンスタンドを経営しておりますので、殆ど同じ場所で給油をしております。また、他で入れる場合も元売が発行しているカードを使用しているので、銘柄は95%同じ銘柄です。現在は直接携っておりませんが、10年程前は蒸気圧、沸点、引火点、流動点、曇り点、色度計等の石油プラントオンラインプロセス分析計の仕事をしておりました。プロセス以外でも石油活性化センターでラボラトリーオートメーションシステム実証試験機の設計、実地試験も行った事があります。当時、既に低硫黄軽油が現場では話題になっており、実験室レベルでテストもされておりました。この当時、世論ではDIESELエンジンの触媒は効果無しと言われておりましたが、実験室レベルでは触媒のテストを行っていたのが不思議でした。同時に噴射ポンプの性能劣化も大きな問題になっておりました。低硫黄軽油が当たり前になっている10年前に噴射ポンプが駄目になる事が解り、数年間掛けて車自体の対応を待っていたのかとか、古い車が壊れるから、規制して表沙汰にならない様にしているのかとも思っちゃいます。ちなみにH1は日本より先にアメリカの一部で低サルファー軽油が販売されていたので噴射ポンプはこれに対応しております。
先般、時間が無く慌ててHUMMERで外出した時に、何時もと違うスタンドで給油しました。その後、同僚のステップワゴンを従えてガレージに行く時、ちゃんと付いて来ているか何時もより大目にバックミラーで確認しながら走行した時に、何時もより排気煙の量が多い様な気がしました。特に出力低下とかは無く、何時もと同じように気持ちよく走るのですけど、排気煙だけが何時もと違っておりました。同僚からも前より多い様な気がするというので、走りながら色々原因を考えました。煙の多くなる要因はノズルのスプレー異常、バルブの合わせ不良、噴射次期遅れ、過給不足があります。しかしこれらは、ちゃんと燃えていない訳ですからエンジンに何か不具合が出ても良いので、五感を研ぎ澄まさせても異変はありませんでした。症状はアクセルを大きく踏むと膨大で、普通に走る分にはあまり気になりません。普通に走る時は気にならないのでそのまま使用して忘れていました。
ところが本日、ふと思い出してミラーを見るとあれだけ出ていた排気煙は収まっていました。違いと言うと昨日何時ものスタンドで70L給油した事ぐらいです。国内で販売されている燃料はJIS規格に則っております。ただこれらの数値は上限であったり、下限であったり多くの場合は巾を持っております。恐らく何時ものスタンドの軽油は、低沸分の割合が、別のスタンドよりも多いのではないかと思います。プラントから出る時の価格の高い軽油(LGO)留分を多く取るために引火点のカットラインをJIS値のギリギリまで持って行くと重い分を軽油に入れることが出来ます。モチロンその下の灯油留分もできるだけ持ち上げると製油所は儲かります。原油が高騰すると、この辺の温度を1℃で随分変わります。色々うだうだ書きましたが、石油製品はバラツキが大きいし看板と製品の出処は必ずしも同じでは無く、燃料によって排気の状態が変わるという事があると言う事です。
今回当方のHUMMERも車検場でアクセルをメイッパイ踏む黒煙テストを受けましたが、新たに入れた燃料では問題は無かったようですが、前の奴だったら通らなかったのでは?と思います。それぐらい大きく違います。

2005.8.2.    石飛 毅氏

先日、娘が友達と普段当方が足にしているワゴンRで、軽井沢に行くので地図を書いてくれと言うので、軽井沢は殆ど高速ですから簡単に地図を書いて見送りました。
心配ですが、可愛い子には旅をさせろと言う気分でした。ところが、それを見た下の娘が、『海に行く』と言い出して、地図を書けと言うのですが、海までは簡単には書けません。そこで、ガンちゃんから外したカーナビは他の車に移す予定ですが、とりあえず、海用にお借りしました。普段足にしてはいるのですが、全く触る事が無く11年目に入った走行9万キロ弱の『ワゴンR』をチャンと触ったのは初めてだと思います。さすが乗りっぱなしでも特に問題なく運用しておりますけど、冷却水は入っていないし、落ちている領収書は9年前の日付・・・テールランプは片方切れてて、タイヤはトレッド面がひび割れてバーストしてもおかしくない状態でした。
テレビは使用しないのでカーナビの取り付けは案外楽でしたが、車速パルスは中々見つからないので、ランドマップに似ているジムニーの回路図を見せてもらいながら、結局メーターをバラシて結線、恐らく一旦付けたら取り外すと文句が出そうなので、一応カーナビを入手したら簡単に取り付ける用にしておいています。ワゴンRは1DINがバラバラで2個なのでステレオを移動しました。さて、タイヤですが一応今までもミシュランを使ってて7年ほど持ちましたので、ちょっと高いけど同じミシュランにしました。賞味期限まで秒読み段階ですけど、安物タイヤで酷い目に合った事があるので無駄では無いと思っています。
タイヤ交換は、何処でも大差無いと思って近所のイエローハットに行ってきました。よくこの手のショップの事をわるく言う人が入れるけど、外から見ていると案外シッカリしていると思いました。モチロン、オイル交換とタイヤ交換しているのしか見ていませんけど、毎日やっていると熟練すると思います。でも、取り付けが終わった後に、トルクレンチを片手に『お客さん』立会いのもとで、締め付けトルクの確認をします。HUMMERは190N・mなので、一体ワゴンRは幾らだろうと思って『トルクは何ニュートンですか?』と聞くと『850ニュートンです』と返答。『えっ!?そんなにデカイの、間違いでしょー』と言うと『850ニュートンです』ときっぱり言われちゃいました。ツナギがヤマハのサロペットだったので舐められているみたいでした。最も先方は『プロ』ですけど、あそこまできっぱり言われるて当方も『もしかして自分が間違っているのかな?』とスッカリ自信を無くしてしまうから不思議です。当方が不思議そうな顔をしていると更に『4駆は1600ニュートンです』と言われました・・・『そんなバカな??????』彼は家はいつもこれでやってて問題無いんだから、と言いながら、さっさと自分の職務を終わらせたていた様子なので、サインして終わりにしました。
トルクは馴染みが無いので他に例えるとバッテリーの電圧を聞いたら『120Vです。』と言われているのと同じです。ハイブリットかよ?と思うのと同じで、850N・mで軽自動車のタイヤを締めたらタイヤがその場で回りだすトルクです。タイヤが回らなかったらボルトが折れる・・・単位をN・cmだとしたら8500だから単位は間違えていないと思うんですけど・・・もしかしたら850kg・cmの事だったのでしょうか?ガレージに帰って思わずトルクレンチを見ましたけど当方の大きいほ方のトルクレンチも850もありませんでした・・・
帰って来るなりトルクレンチを見ているオイラを笠原さんとヒロシがその話を聞いて大笑いしておりました。やっぱりカーショップは今一なのかなぁ?確かに折角タイヤを外したのだから、パットの厚みはあと何ミリ残っていますよ、とか教えてくれても良いんじゃないかと思いました。そうそうタイヤには何か光るケミカルを塗っていましたけど、スタットには何も塗っていなかったな。
スカイオートの村上さんが部品を取りに来て、TOMONO-GOのボンネット自動開閉を見て感激しておりました。しかしTOMONO-GOは、綺麗な床にお漏らしをしています。後ろの方で透明なので、燃料です。友野サンがガレージに持って来たときに近くのスタンドで満タンにした時から漏れ始めたみたいです。漏れている状態で下に入るのは、お漏らしを浴びるのでいやなのですが、取り合えず床掃除してから、下に潜っ漏れている部分の特定をします。一応濡れている部分より上から漏れているのでタンクの濡れている部分を追いかけると、結局一番上からの漏れです。上はセンサーの大穴と給油口、ベントホースの接続口があります。センサー以外の部分は燃料タンクを降ろさなくてはなりませんけど、それ以外はそのままで修理が出来るので、とりあえず給油口のホースバンドを『良い奴』と交換しました。
その後、燃料だらけのタンクを洗浄するのにリフトしないと角度が浅くなうので、久々にエアリフトをゴロゴロ引っ張り出して、高圧洗車機で洗浄しました。HUMMERでも簡単に上がるこのリフトはとても便利ですが、場所を取るのであんまり使っておりませんが、もっと有効に利用しないと勿体無いです。TOMONO-GOは先般撮影のために泥道を走ったらしくて、珍しく下回りに泥が付いてました。HUMMERを降ろして、水を落とすために近所を一回りして乾かして給油口を見たところ燃料漏れは止まっておりました。このホースは機会があったら交換したほうが良いと思います。そのときにホースのルート上どうしても無理がある部分をケヅリ取った方が良さそうです。今回の燃料漏れは、恐らく膨大なボディリフトをしているので燃料タンクの固定が甘く、車体が傾くとタンクが振れていると予想が出来ますので、この辺も点検したいと思います。
そうそう、友野サンが『バナナ屋』に行ったらしく大量の変わったバナナを送って貰いましたが、幾ら当方がバナナが好きだからといっても、サルじゃ無いのでこんなにいっぺんには食えません。でも帰る時には4本しか残っていませんでしたけど・・・
倉持さんがエアコンの流路洗浄が無事終わり、エアコンが稼働したようです。当方の所からエバポレーターをお持ちになってから2月以上ですから、長丁場でした。コンデンサーの洗浄は上下に接続口があるので下ろさなくても洗浄出来たそうなので、そのうち、作業過程お聞きしたいと思います。夏になって、やっと涼しい室内になって何よりです。
夏場は車にとって過酷です。一番過酷なのは、バッテリーですね。昨日GASエンジンのオーナーから、ハザードを出すと電圧計の針が振れるのでオルタネーターの状態を心配しておりました。GASエンジンはエンジンルームの温度がDIESELより高いのでバッテリーもかなり暖められております。バッテリーは化学反応ですから、温度がある程度高くなると活発になりますけど、あんまり上がり過ぎるのも逆に駄目です。バッテリーは冬場に暖めて夏場は冷やす方がよろしいかと思います。
今回もオルターネターの心配をしておりましたけど、GASエンジンのオルタネーターは定格で124A(エンジン回転1842rpm)で、電圧コントロール範囲は13.35-15.9Vです。従って、単純に700rpmのアイドリングの時のオルタネーターの発電量は大体30%程ですから電流で35A程度です。夏の夜にブレーキ踏んで(50W)ライト(スモール)点けて150W、エアコンブロアーMAX200W、リアブロアー100W、オーディオ30W、GASエンジンはエンジンマネージメントに100W程使いますから、合計53Aほど使います。53Aのうちオルタネーターからは35A発電しているので、不足する18Aはバッテリーから供給しております。85Ahのバッテリーですと、4.5時間で空になります。現実は85Ahのバッテリを半分も使ったら電圧が下がってしまい、エンストしてしまうでしょう。この事から解る事は、電圧計の読み方です。アイドリングの時の電圧、高速走行中の電圧をキチンと読み取ると、バッテリーの状態や、今、オルタネーターが充電中かバッテリーが放電中か読み取る事が出来ます。
トラック(ランクル40)なんかはこの辺の事情を踏まえてハンドスロットルがあったりします。電装品のモーターや電球は電圧が下がっても動いていますけど、エンジンマネージメントなどの電子機器、ホーン、リレーなどは誤動作します。結論、アイドリングで負荷が増えて電圧計が下がるのは、オルタネーターというより、バッテリーの性能が低下してて負荷があると電圧降下していると思われます。バッテリーの性能低下は充電のために電流を通しても蓄電より熱になったりします、硫黄の匂いなんかしたら即バッテリーの交換をお勧めします。話を元に戻すとこの場合はオルタネーターというよりバッテリーの交換をお勧めしたいです。
ガレージに忘れ物していたので取りに行きました。今週末はHUMMERに乗れなかったので、HUMMERで行くために車庫に行った所、そろそろ車検だったと思い、車検証を見ると、5日まで。3日はHUMMERを使うし、その後、夏休みに入って直ぐ、軽井沢にお付き合いがあるのでHUMMERを使います。大慌てでガレージに向かい車検対応の作業をする事にしました。当方のHUMMERは一番の違法?ポイントはテールランプが、車検にに対応しているかどうかが不明なので、これの交換ですが、ノーマルのテールが有ると思ったのですが、取り付けのスタッドが折れてて使用不可能。竹ちゃんのYJのテールランプがある事を思い出して、探し出した所が中身のソケットがバラバラになってて使えません。ランドマップに電話した所、在庫があるというので本来リベット止めですが、M6ネジ止めに変更して簡単に交換できるようにしておきました。3列目のシートも普段取り外しておりますので、荷物を全て降ろしてシートを付けれるようにしておきます。何時もの事ですが、自分のHUMMERは外で整備、作業場にはTOMONO-GOがドーンと我が物顔。時間があれば自分でやれるので、無駄な出費が無くて済むのですけど、後の作業はランドマップに頼む事にしました。
防水携帯、職場で増えています。同じ開発の機械設計チームの同僚はFC東京のサポーターで、FC東京仕様にしました。3枚のシートを重ね合わせた力作です

 2005年7月