2005年9月  HUMMER ESSAY 2005年10月      

2005.10. 31.   石飛 毅氏

色々あって面倒なので、HPの更新頻度を抑えようかと思いましたが、お詫びもあるので、頻度を落とすのは、これを書いてからにしようと思います。

自分のHUMMERのリフレッシュ計画の続きを再開をしました。先ずは、クーラントの交換です。クーラントはエンジン交換した時から3年弱無交換でした。95年はデフォルトでラジエーターの漏れ止めが入っていましたし、赤いクーラントは使わなくなったらしく、エンジン交換見舞いに貰ったものを入れていたので、リザーバータンクは交換した時からかゲロのような色をしておりました。あの色は気分的に余り良くないのと、以前ディフェンダーとローバーライトウエイト(現在はランドローバーシリーズTに乗り換え)を所有している知人から、『クーラントの希釈を純水で行うと、汚れが付かない』と言われ純水なら会社に蛇口をひねれば幾らでも出てくるので、今度交換の時はと1年以上前から決めていました。勤務先は化学系の社員が沢山いるので、この話をしたところラジエーターの内部に付着するのは、ミネラル分である炭酸カルシュウム、シリカであると説明を受けて超純水でなければ意味が無いと言われて、化学薬品屋さんから購入しましたけど、自分のには入れる事が無く、ガンちゃん、雪子さん、TOMONO-GO、勤務先の会長のジャガーに入れてしまって無くなってしまい、再び超純水を購入しました。クーラント原液は18リッター缶を振ると半分ほど残っている感じでした。

土曜日はクラス会があるのと、天気予報が『雨』だったので、作業は金曜日に開始しました。先ずはラジエーターのロアーホースを外してクーラントをドバーッと抜きます。ローアパイプのドレンからだと全量抜くのに1時間以上掛かるのでこの方が手っ取り早いです。H1のエンジンはこれだけでは、冷却水は抜けません。何時もはエンジンブロックのドレーンを外しますけど、横着なのでエアリフトでリアを上げてエンジン内に残っているクーラントを抜きます。でもこれでも計算では3L程エンジンに残ります。そこで、車体を元に戻して先ずは水道水だけを入れて、10分ほど一回りしてまた同じように水(お湯)を抜きます。エンジンを掛けたままでは、中々水温が上がってサーモスタットが開きませんので、走り回ったほうが良く混じります。これを2回行い最後に超純水を入れてまた一回りします。これをドレンアウトして残った水の水道水分をできるだけ少なくしておきます。ポリタンクにクーラントと超純水を入れて50%のクーラントを20L作りました。クーラント原液はピッタリ10Lありました。H1のスペックシートを見ると冷却水量は25Lなので、少し足らないくらいで、足らない分は原液を入れて濃度調整を行うことにしましたが、エア抜きバルブを開けてクーラントをゆっくり入れると簡単に20Lを飲み込んでしまいました。予定外です。20L入れてもサージタンクには全く残ら無いという事は、ケツを上げると案外いい感じで抜けたみたいですけど、今日に限ってはあんまり歓迎できません。仕方なくガレージをあさって何処かに残りが無いか探しましたが、在庫ゼロ!これでは冷却水不足で走れない。もう時間は4時を回っているので、クーラントを手に入れることは不可能。以上で金曜日の作業を終わる事にしました。
そもそもココの所ついていない。先週、『うなぎ』の日程を間違えて、『来週ですよ』と言われてホッとしたのもつかの間で、金曜日の昼に『H2OC』のHPを再確認したらテッキリ日曜日だと思った『うなぎ』の日は土曜日でした。土曜日は3時から高校の同窓会で、当方が幹事の一人でこちらを休んだら、お世話になっている友達が北海道から来ているのに奴とはもう2度と口を聞いてもらえなくなる。なにしろこの人からはメークイーンを一箱送って貰っているので、『親が死んだ』(まだ死なれては困ります)以上の理由じゃないと許してもらえない。一方、『H2OC』の方にはミーティングに顔を出したから、『せめて日程だけでもHPで判るようにして』と言っておいて、行かないなんで信頼関係の崩壊につながる。当クラブのミーティングにはH2OCのメンバーが来てくれたのに『浮世の義理』だけでは無く『これからの友好』を考えたら、ぜひ行かない訳には行かない。。。それに2回も日程を間違えたなんて言う事がばれたら、当方が間抜な事がばれて絶対にかっこ悪い。会社の同僚には『うなぎパイを』買ってくると調子のいい事を言ってしまった。。。そこで考えたのは、朝一番で『うなぎ』に行き、ご挨拶をしたら、とんぼ返りするしかない!と史上最大の名案を思い付きました。しかし問題は朝早く起きなければなりません。それだったらガレージで作業をして、そのまま5時頃に出発して『うなぎ』に行けば良いと思って金曜日の夜にクーラント交換を始めたのです。

色々考えたら眠れない。そうだ『ワゴンR』で行くか!と思ったけど、ガレージからどうやって家に戻るかが問題。走れる乗り物は4輪バギーとレーサーのCR。4輪バギーはナンバーは付いているけど、オフロード用のタイヤでデフ無しだから家に着いたらタイヤが間違いなく無くなります。CRは燃料が混合なので先ずは燃料を作らないといけません。最も国際ナンバーのままで、日本のナンバーを最近見ていないから探すのが面倒だなぁ、、、と色々考えているうちに夜が明初め、新聞屋のバイクの音が聞こえ始めた。かっこ悪いけど下手に取り繕うよりH2OCの方に電話をして謝るしかないと決めたら気持ちが楽になり、何時のまにか寝てしまいました。ハッと!眼が覚めたら、お昼ちょっと前、3時間ぐらい寝たけど寝不足気味で慌てて同窓会の行われる東京駅に電車で出発。電話しなくちゃと思いつつも、こちらには遅刻しないで到着。30年以上振りに逢う友達とは中々話しはつきません。気が付くと終電間際。それでも未だ皆元気に飲んでいました。本当はもう寝たいけど、意地でも帰るとは言えない雰囲気。当方の希望と裏腹に皆が『今日は帰らない、朝までだ〜』なんて言い出している。『お前ら主婦だろ良いのかよ。誰か帰るって言えよ』と心の中で叫んでも、誰にも届かない。。『くっそー!終電に間に合えば家まで500円で帰れるのになぁ〜』と思いながら東京駅を皆でフラフラ4次会の場所を探し始めた時に、急に睡魔が襲い『ギブアップ!もうだめ、許してくださ〜い』と言い後ろ髪を惹かれる思いで帰宅。タクシーの中で『日曜日は娘の卒業作品展があったな〜ぁ、ヒロシに明日は休みだと連絡しないと、あいつ一日中待ちぼうけになっちゃう』と思いながら死んだように爆睡。
遅い朝に起きてスケジュールボードを見ると、娘の作品展は来週!『またやってしまった!ヒロシが着ちゃう!』慌ててガレージに出発。ヒロシより早く到着、ヒロシが来たらガンちゃんのブレーキをやろうと思い、その前に当方のH1で気になっていた所をチェック。先ずは電圧計、最近電熱計の気前がよくて16V近辺を指しています。アイドリングででも16Vはおかしい。メーターの裏をテスターで当たると電圧より3V近く高目を指している。どうやらメーターの不良で一応開けて針を触るとちゃんと刺さっていなくて案外簡単に動く事を発見。メーターの針が軸にちゃんと刺さっていなくてエンジンを止めた時にストッパーに当たって針が少しづつズレたのが原因でした。これが終わってもヒロシが来ないので、スターターの系統をチェック。実はもう3月前ぐらいからキーを捻ってもエンジンが掛からない事が始まりました。最初の頃は3回に一回ソレノイドがから『カチ』と言う音がするけど、スタータが回りません。そこでもう一度キーを捻ると何事も無かったようにエンジンが掛かるので、取りあえずそのまま乗っていました。所が1月前から状況が変り『カチ』っと言う音がするけど全く掛からない時があって、下に潜ってスターターソレノイドに直接バッテリーに繋いでエンジンを掛けていました。それでもその後、何事も無く掛かる事もあるので、頭の中で原因究明をしました。先ず疑う要因として一般的な部位はスターター、バッテリー、スターターリレーです。しかし原因は意外な部分でした。これは次回に報告します。次の機会にはH2OCの参加しますので、今回はごめんなさい。

2005.10. 25.   石飛 毅氏

ブレーキの話続きです。
昨日書いたように98年まではDOT5シリコンブレーキオイルを使用しております。正式にはDOT5はシリコンですが、ポリエチレングリコール系のDOT5相当の物もありますけど、これなら良いかというとそういう問題ではありません。実はポリエチレングリコール系のものはDOT5.1と表示がされています。一番解り易いのは価格がかなり違います。さて、シリコン系のメリットは鉱物系ですから水分と馴染みにくいので、この場合はシリコンオイルと言ってもOKですけど、ポリエチレングリコール液は水分を吸収しますので(親水性がある)水と馴染んでしまいます。水分を含むと沸点が下がるので高温時にベーパーロックを起こします。ただし混合しているので、極端に下がるわけではありません。ブレーキフルードも色々添加剤を入れて水分を直ぐに吸収しない対策は打ってありますので、取り扱いにそれほど神経質になる必要はありませんけど、雨の日に屋外で作業するとか、蓋をしないと言う事は避けるべきです。水分混入は作業時だけでは無くリザーバータンクの空間に溜まった水分が気温の下降で結露します。微量ですが、これがブレーキフルードに混ざる可能性は馬鹿に出来ません。そこで樹脂のマスターシリンダーが多いのがうなずけます。H1の場合はレベル変動に対してゴムの風船見たいな物がマスターシリンダーの蓋に着いてて空間を少なくしております。シリコン系の場合は万が一水分が混入しても馴染まないので、水はそのままの性質を発揮してしまい100℃で沸騰、0度で氷結しますので、シリコンも水分には注意が必要です。どちらも一長一短です。ゴムに対してはポリグリコールの方が対薬品としては強くないので、シリコン系に対応したシステムには問題は無く使える事に成ります。どちらを選ぶかはオーナー次第です。ちなみに99年式から指定はDOT3ポリエチレングリコールです。

スタットレス用の17.5インチホィールは現在6セット分の希望が集まっております。先方との話しは未だ始まっておりませんけど、始まるまでに数量を特定したいので、ご希望の方はお早めに連絡ください。当方は先方との交渉等は行いますが、全てボランティアですから集まらない場合に私財を出して大目に買ってストックするつもりはありませんので、後から幾らお願いされても無理は無理です。前回も当方の分を無理やり取られました。当方の勤務先も山形県に工場があるので、当方が転勤の恐れも十分あるので今回は絶対に手放しませんから・・・

2005.10. 24.   石飛 毅氏

今日はヒロシが所沢で開催されたクラシックカーのイベントに行ってしまい、休みで、当方意外誰もいないので、ランドマップに行ってエア抜きをしてもらいました。
ワンマンブリードではどうしても心配なのと、キャリパー内のOHをしたときには内部部品がブレーキ液に馴染んでいないために、エアが残る事が多いので、少し走ってからの方が抜きやすいので、OH後のエア抜きは日を置いて2日に分けて行わないと、幾らブレーキ液があっても、完全に抜くことが出来ません。ランドマップでエア抜きをしましたが、分化したキャリパーからはエアが出ました。今回は全てのブレーキ液を交換したのですが1L程で済みました。請求書にこれ以上の量があった場合は、エア抜きに苦労したという証拠ですね。ATのOHの時にパーツをATFの中に浸けてから組んでいくのは、この目的もあると聞いた事があります。今回、キャリパーのOHの時はテフロン系のグリースを使ってゴム部品を馴染ませましたが、ブレーキ液を使って組み立てるのも一つの方法だと思います。丁寧に組んだので、キャリパーからの漏れも無くサイドブレーキの戻りもバッチリです。昨日は眠かったので、詳細を書きませんでしたが、OHの補足をします。キャリパーが駄目になった方は、この部分をコピーして修理やサンに渡してください。但し、当方はやり直しが一番効率が悪いので、『横着厳禁』作業をモットーにしておりますので、部分的にはその通りじゃなくてもOKです。

A キャリパー外し。
1 キャリパーに付いているサイドブレーキワイヤーの先端の割りピンを外し、シャフト、ワッシャーを外します。
2 ワイヤーの外皮の先端にあるEリングを外してワイヤーをハウジングから抜きます。
3 リターンスプリングの中心に、レバーを止めているボルトがカップの奥にあるので、それを外します。この時にスプリングがボルトをラジアル方向に押し込む事があるので、スプリングにレバー等を挟んでおくと良いでしょう。
4 スプリング、レバーを外します。
5 ハウジングを止めている3個の6角穴付きボルト(頭はなべこ型)を緩めてハウジングを取ります。
6 ブレーキキャリパーを固定している上下2本のボルト(14mm)を緩めます。上のほうは非常に外しにくいので、上から外す事をお勧めします。上ボルトを抜いてから下のボルトを緩めて、キャリパーをずらしてからブレーキラインを緩めます。この状態でないと工具が入りにくく、ブレーキラインを止めている六角を舐め易いからです。
7 ブレーキラインを完全に外して、漏れない様に適当なゴムキャップをします。ブレーキラインは、スチールのパイプなのですが、とぐろを巻いているので多少の移動は可能です。
8 下の14mmのボルトを外してキャリパー、パッドを取ります。

B キャリパー分解
1 ブレーキ液をできるだけ抜き取ります。
2 ピストン先端に打ち込まれた薄い板金で出来たキャップをタガネ等で取ります。この部品はOHの時には新しい物と交換するので再使用はしません。
3 ピストンのセンターにある6角のネジを緩めます。これはサイドにOリングが入っているので、回転は渋めなので、潤滑剤をかけてから緩める事をお勧めします。このネジは緩みきった感覚が明確では無いので、ボルトを少し傾けて曲がるようでしたら抜けています。このネジはピストンに残したままでもOKです。
4 SSTで左回りに回して手応えが変るまで続けます。手ごたえが変ったら、内部のネジ部分から分離が出来ています。幾ら回してもピストンが出てこない時は、ピストンの内部のクラッチが空回りしているので、ピストンを押し込みながら回してください。
5 ピストンをキャリパーから抜きます。ピストンは抜く時に固いのですが首が振れれば抜けます。最後の一抜きは、ピストンの頭にある6角の頂点を、キャリパーの反対側にある溝に合わせておかないとピストンは抜けません。ピストンから先ほど緩めた6角穴の開いたボルトを抜きます。ダストブーツをマイナスドラーバーを入れて取ります。
6 ピストンを抜くと中にサークリップがあります。これを抜くとプレート、スプリング、カムプレートが出てきます。スプリングの向きに注意してください。
7 キャリパーの横にある6角レンチが入るキャップがあります。これを緩めます。この時に中に何にも固定されていないカラーが入っているので、落ちないように注意してください。
8 キャップを外すとマイナスの様な溝がありますけど、これは先端の形状の向きを表す物で決して工具用の溝ではありません。カラーを取り除きマイナスの溝の入った黒いパーツを中から外に押し出します。(逆も可能です)
9 3個のボールを取り除き、黒いガイドプレートも取ります。
10 サイドブレーキレバーの止まっていたシャフトを外から軽く叩き、ピストン側から抜きます。Oーリングで止まっていますけど、スラストベアリングが根本についています。
11 これで分解は終わりです。

C 部品交換
1 取り外した部品の全ての洗浄を行います。ピストンには傷を付けない様に十分注意してください。オイルシールの接する部分は、研磨仕上げですから、こびり付いた積層物は物理的に削ってもOKですが、仕上げは青棒を使ってバフ仕上げしてください。
2 ピストン側と反対にあるオイルシールを抜きます。オイルシールの向きに注意してください。内部に侵入を抑えるため通常と逆です。
3 シリンダーにあるシールを抜きます。
4 再度洗浄します。
5 オイルシールを打ち込みます。向きには注意してください。
6 シリンダーにカップグリス等を十分馴染ませて、シールを入れます。
7 サイドブレーキシャフトの付け根にスラストベアリングを入れて、カップグリス等で馴染ませたOーリングを入れます。
8 マイナスマークの付いている黒いパーツのO-リング、キャップの根元のOリング、ピストンの中にはいっているパーツのO-リングも、カップグリス等で馴染ませてから入れてください。

D 組み立て
1 サイドブレーキのシャフトの先端に、グリスを塗って差し込みます。
2 ボールを3個入れます。
3 ボールガイドを入れます。
4 マイナスマークの付いたパーツを押し込みます。(回転防止用パーツです)それに合わせてクラッチプレートを入れます。
5 カラーと、キャップをしてマイナスマークのパーツを固定します。
6 スプリング、プレートを入れ押しながらサークリップを下の溝に入れます。サークリップはシリンダーに傷を付けない形状になっているので、一度に押し込もうとしても、中々上手く入らないので、端から順に溝に押し込んでいくと簡単に入れることが出来ます。
7 ピストンにダストブーツを下から入れて、ダストブーツをピストンの溝に入れます。後からは入れることが出来ませんし、キャリパーにつけてからピストンを入れるとダストブーツを破ってしまいますので、ピストンを入れる前に必ず行ってください。
8 ピストンに傷をつけないように十分注意して、ピストンをキャリパーに入れます。ピストンが直立したら、ピストンを下に押し付けながらピストンを右回転させます。この時点でピストンの中身が同時に回っていればOKで、段々ピストンは下がって行きます。SSTでピストンを最後まで押し込みます。この時点でダストブーツが溝に収まるように注意してください。SSTで押した状態で、ダストブーツを均一にキャリパーに押し込んでください。
9 ピストンに6角穴の付いたパーツのO-リングにカップグリスを塗ってからシッカリねじ込みます。
10 ピストンの先端にキャップを打ち込みます。
11 ダストブーツを平ポンチできっちり打ち込みます。

E 組み込み
1 組みつけの逆でOKですが、リターンスプリングの取り付けは一見面倒ですが、以下の手順で簡単に取り付けできます。
2 レバーを入れてスプリングを所定の位置におきます。レバーでスプリングの腹を押して中心がフリーになるようにしてから、レバー固定用のボルトを締めるると簡単にレバーを固定する事が出来ます。
3 エア抜きを行いブレーキ配管が回転部フレームなどに接触していないか確認して取り付けは完了です。

上記手順は、面倒なリアブレーキキャリパーの整備手順です。フロントは一般的な車と同じなのでピストンシールとダストブーツの交換だけですから手順は簡単です。サイドブレーキ兼用のリアーキャリパーは、各メーカー色々な機構を持っていますので、上記手順を修理屋さんに渡せば問題無くOHが可能です。キャリパーのOHが必用なのは以下の症状が出た時です。サイドブレーキの戻りが悪い(室内のレバーではありません。サイドを緩めた時に、レバーがハウジングに当たって止まるまでの位置に来ていない時です)パッドのヘリが左右でバラバラな時。ブレーキが引きずっている時、ブレーキ液が滲んでいる時。この時にはOHが必用です。H1はインポートディスクですから下に潜れば簡単にブレーキの点検は可能です。一度下に潜って異常が無いか見てください。
ブレーキオイルですが、当初DOT5(シリコン系)がH1の指定グレードでしたが、現在ではDOT3以上が指定です。DOT5(シリコン)はハーレーで使われているものと同じです。H1はHUMVEEの名残でOHまで無交換が原則です。しかし無交換とは言っても、車検などで一般的な修理屋さんがマスターシリンダーの中で黒く色の変ったブレーキ液を見て(シリコンオイルは基本的に透明で、色が変わっても性能には影響がありません)交換してしまうことが考える事が出来ます。これらの混入は一体どうなるのかは、未確認ですけど、どちらも耐熱性があって内部で分離したとしてもあくまでも圧縮した時の容積が変るわけでは無いので、直ぐには大きな問題には成らないと考える事ができます。しかし2つの液が混ざって凝固して固体になると配管が詰まると困ります。以前車のサバイバルで緊急時は液体であればなんでも良いけど、できるだけ沸点の高い物を使えと記憶しております。
一時期、噂でキャリパー内部の部品が違うと、インチキ情報が流れましたけど年式別のパーツリストでは全て同じ部品でした。一般の修理屋に車検とか修理をした場合に混入されている事は十分考える事ができます。当方も一時期混入されてしまい、解った時点でキャリパーを逆さまにしてブレーキ液を全部抜いて(完全には抜けては居ないと思いますけど)内部をDOT4で共洗いしてその後7年運用しています。今回もキャリパー内をOHしましたが、中は綺麗な『ピンク?』でした。今回のトラブル原因はオイルシール(ダストシール)の不良でのシャフトの固着ですから、ブレーキ液の接している部分の劣化ではありません。勤務先に高沸点のシリコンオイル(信越シリコン)が各種有るので一般のブレーキ液を混ぜて観察してみます。その状況を見て私のブレーキ液は・・・と心配している方の対策を考えたいと思います。

おまけ
本日ブレーキのエア抜きを慌てて行ったのは『うなぎ』を食べに行こうと思っていたのですが、遅くなりそうで、連絡したら、なんと『うなぎの日』は来週でした。TOMONO-GOから開放されて暇つぶしにひつまぶし・・・なんちゃて。
浅井サンが、ミーティングの時に作ってきたノベルティーですが、当方と作った浅井さんには少々小さくて、土曜日に浅井サンが大きいサイズを作って持ってきてくれました。喜んで家に着て帰ったら、息子が珍しく異様に欲しがったので、気分が良かったけど『おれにも頂戴よ・・マークの無い奴』親不孝者です。
実は、雑誌に出ているのは余り家族は知りません。最初の内は言ってましたが、感心が無いらしく全ては知りません。そんな折、娘の友達がHUMMERファンでA-car'sで当方を見つけたと娘に報告があったそうですが、娘から『汚いカッコシテ出るの止めてよ・・・』解りました。
TOMONO-GOの修理中に壊れたワゴンR未だ不調でした。時間が無いのでお金を掛けて修理に出したけど、今回は自分で色々やったら治っちゃいました。最初から自分でやればただだったのに・・・修理代は修理屋に募金?

2005.10. 23.   石飛 毅氏

2月まえからサイドブレーキの戻りが悪かったので、リアブレーキのOHを行いました。
以前、572HUMMERに付いていたリアブレーキからブレーキ液が漏っていたので、アセンブリー交換しました。その572のキャリパーを分解した事があるので、今回のOHは案外楽でした。一回バラシをしているのと、いないのとでは大違いです。バラシて見ると固着していた部分は、サイドブレーキのレバーのシャフトで表面に沢山の固着物があってリターンスプリングでは戻しきらなかった様です。交換した内部部品はOリング4個とシリンダーのシール、ダストブーツ、とオイルシールを交換しました。これらはブレーキのOHキットを買うと全てセットになっています。これらのパーツの中で目視ですが、駄目だったのは、オイルシールとダストブーツでした。ピストン固定用のボルトのカバーは、ついでにキャリパーの塗装も行いましたけど、片側だけです。この修理で一番厄介なのはエア抜きですね。

牧野さんのブッシュガードは前のオーナーが右側、ご本人が左側をブツケたので交換しようと思って買ってきたのですが、合わないので穴を開けてくれと購入したブッシュガードを見ると形が少し変でした。これは93式に付いていたもので、94年以降のブッシュガードとは構造が異なり、尚且つブラケットの位置も異なります。結局当方が交換した奴を保管して置いたので、それを取り付けて帰っていきました。一見同じ物のように見えますけど、並べて見ると微妙に異なります。

2005.10. 22.   石飛 毅氏

20日に東京モーターショーに行ってきました。
19,20日はプレスと招待客だけの日です。当方は毎回CCV編集長のカン持ちとして同行しております。現地では松原さんがブガティーから招待されていたので、お会いすることが出来ました。一番の目的は未だH3を見た事が無いのでGMのブースには一番時間を割きました。
GMのブースに置かれたH3は平場に置かれているので、つぶさに見ることが出来ました。先ずH3を見て感じたことは、大きく張り出したオーバーフェンダーが勿体無いと感じました。H1,H2共に車体幅はほぼ車体側面の外板ですから、広い車体幅はそのまま室内の幅に比例しておりますけど、H3の場合は室内幅はかなり圧迫されているので幅は狭いです。昔のサファリの様に、車体は大柄でも室内が4ナンバーの時のままと同じです。ボンネットを開けてもらった所、開き方はリアヒンジでした。H1,H2の様にフェンダーから開く方法では無く普通です。展示車にはオプションのルーフマーカーが取り付けられているので外観はかなりH2を意識している雰囲気が伝わりますけど、内容的にはH2の縮小版という感じでは無く、H2の様に買う人が『覚悟』を決める部分は少ないと思われます。時間を掛けたとは言ってもさほど長時間だった訳ではないので、気が付いた部分だけ少し触れます。
ちょっと・・・と思った部分はリアゲートを開けるとガスダンパーが全開まで開こうとするので、リアを一杯に駐車した時は、壁とかの障害物に勝手にぶつかってしまいます。これは国内では外した方がいいと思います。リアドアを開けると驚いたことにタイヤが丸見えです。スカートの人とか泥道を走った場合は乗り降りに注意しないと、衣服を汚してしまうことが考えられます。今後、一体どれぐらい販売されるかの予想は正直な所、予想が立ちません。価格的には国内でシグナスに近くなりますけど背の高い4輪駆動車のマーケットは冷え込んでいます。
その辺を考えると苦戦しそうです。車としては、パジェロのように一体こんな物誰が買うんだ?と思うようなことは無いので、GMの車に精通している、しっかりした平行業者がワールドプライスで販売すれば、日本でもタホ程度の数は走り回るかもと思います。(写真を整理していたら詳細写真ばかりで、全体を撮った写真がありませんでした。)
モーターショーを見て率直に感じたことは、プレステージカーと言われる部分はごく少数ですが残るでしょう。ただ商売的に何処まで保てるかは判りません。エネルギーの事とか考えると、これからの時代にこの手のショーで例えプレステージカーであっても、我々の古い車と同じように化石燃料を常に燃やしている車は時代遅れになるんでしょうね。確かに華やかでも、会社の内容は来年なくなるかも知れない会社と、トヨタのようにレクサスを立ち上げてハイブリットプレステージカーを販売している方が会社もお客さんもクレバーな感じがします。本当は嫌なんですけど、ソロソロ車の時代が大きく変わってくるんだろうなぁと予感するショーでした。

雪の多い地域でH1を乗っている方々から、スタッドレスがどうにかならないかと良く聞かれます。倉持さんがMTRに寒くなると固くなるゴムのピンを打ち込んで路面にやさしいスパイクタイヤを作成しました。これはホィールサイズが合わないメガクルーザー用のスタッドレスを履くことが出来ないからの苦肉の策です。モーターショーでは自動車メーカー以外でも部品や工具メーカーもブースを出しております。その中にメガクルーザーのホィールを供給している国内最大手のホィールメーカーのブースがあったので寄って見ました。プレスディにはこの手のブースは案外暇らしく、当方の事情を話してみた所、じっくり聞いてくれました。当方の要望は以下です。HUMMERとメガクルーザーのタイヤは外形と幅は同じだがホィールサイズが異なる。メガクルーザーのホィールサイズで有る17,5インチのホィールは市販されていない。そこで、メガクルーザーのホィールは5穴なので、8穴の物を作って欲しいと言う事です。対応してくださった方は、ワザワザ設計の方に電話をして下さり。技術的に可能かどうかの問い合わせをしてくれました。
ところが問題は大きく分けて2つあります。先ずメーカーの都合は、品質保証をしっかりするために、強度テストが必要なこと。直接エンドユーザーには渡せない事。我々の問題は数量をどれぐらい集めることが出来るかです。それによって価格がずいぶん異なると思います。メガクルーザーのホィールはバルブの穴が2個あるのでCTISの配管も出来ると思います。欲しい人居ますか?価格的にはトヨタ共販で調べたらメガクルーザーのホィールは5万円/本位でした。ブリジストンのスタッドレスタイヤは定価5万円程で実質的な販売価格は3,5〜4万円程で日本国中のタイヤ館で購入可能です。欲しい方は当方にメールを下さい。数がまとまれば話を進めます。

2005.10. 20.   石飛 毅氏

本日は、ガレージ近辺で仕事だったので、上口さんに送るプーリーを取りに行きました。
新品はありませんでしたが、エンジンを交換したときに、当方が使っていたプーリーがありましたけど、確かプーリーには何種類か取り付けピッチがあって全てが共通ではない事を思い出しました。早速、外してあるファンを見ると確かに2種類確認できました。外径は同じでした。ファンも上口さんから送ってきた写真で確認するとファンは鉄製ですけど、当方のファンは乳白色の樹脂製です。
クーラント漏れの村上さんが本日漏れ箇所を確認した所、当方の予想が当たった様です。漏れているのはクロスパイプからウォーターポンプに行くバイパスホースでした。短い余り無理の無い取り付けなのでストレスが掛かっている所ではありません。恐らく10年間一度も変えた事が無いと思われます。当方もエンジン交換したときにこの辺のホース類は全て交換しました。交換したのはACホース、ATFホース、ヒーターホース、アッパーとロアーホースです。未だオイルクーラーに行くホースは先般メッシュ入りを調達しておりますので、近いうちに交換します。ATFのホースはATFクーラーの所とAT本体の横にあるバイバスバルブ周辺と、トランスファー内のATF熱交換器の出入り口です。ATFの配管は殆どが金属配管ですけど一部高圧用のゴムホースを使っています。このホースが走行中に破れてエライ目に合った方は2名おります。応急処理で同等品を使って直ぐに破裂しますから、Yahoo!で友野サンが販売しています。ソロソロ10年目を迎えるH1はそいつを買ってちょん切って交換しましょう。それと、これに使っているホースバンドは交換時に良い奴とも交換した方が良いです。交換したときの締め込み不足で、今まで折角漏れていなかったのに漏れ出す事もあります。ただ、圧力と熱が掛かると最初の締め込みが緩むと言うか、ゴムがやせるので、少し走った後のマシ締めは必須です。

2005.10. 19.   石飛 毅氏

大井先生のHPに写真をアップするのが早くてビックリしました。
寄り道した麻生さんや、ゆっくり帰った村上さんは家に着いたらもうアップしてあったと言う状態だったはずです。村上さんからHPに載っている集合写真は、村上さんがレンズを取りに行っている間に撮った物なので、ご自分のカメラに入ったデーターと交換して欲しいと切望されておりますので善処願います。
早いと言う話でもう1つ、今回取材に来たA-Car'sの原稿依頼が来ましたけど、もうページも決まっててレイアウトの原稿も来ました。とっても早いですねぇ。当方も終わったばかりで記憶がシッカリしているので、早めに書いてしまいました。今回はこのページの囲みの欄はPSガレージの紹介ですから『任せておけ』と言う感じで書けちゃいます。
 
先日よりしつこく書き込んでいるGoogle Earthですけど好評です。HUMMERの工場の写真とテストコースの写真は如何でしたか?実際に行きたくなたのではないでしょうか?もっとクラブに力があったら、ツアーを組んで工場見学と、近所にあるAM Gneralの提携ゴミ屋さんに行きたいですねぇ。ただ現在ミシャワカの工場はテロ対策で以前の様に簡単には工場見学が出来ないようです。当HPを見た方がこのGoogle Earthにハマってしまい、勤務先の某エアシリンダー会社で紹介した所、大流行して現在は部署内の殆どのパソコンにインストールされて、皆さん自分の家を見たり、プチ海外旅行モドキを体験しているようです。A-car'sの編集部も流行っていると報告があり、さらにスナップオンのディーラーからもHPに出ていた奴はインストールしても大丈夫ですか?と言ってました。
今日は火曜日なので、スナップオンの日です。キャンペーンでアーレンキーとトルクスレンチのセットが出ていたのでディラーから紹介されまましたが、ココの所出費が多いので控えようと思ったのですけど、良く考えてみると中々有効だと思い結局アーレンキーのmmと”そしてトルクスの全てを購入してしまいました。アーレンキーは通常はL型の組レンチで、PBとかの有名メーカーのセットが良く売られています。所が、当方のような性格だとセットで全て揃っているのなんてほんの数日でいつの間にかバラバラになります。バラバラになってても針金が曲がったこの工具にはオーラが無いので、まぎれてしまって中々見つかる事が出来ません。当方がメンテナンスしたあとに、L型レンチを忘れてしまって、それを後日オーナーが見つけても、絶対に『あったよー』とは言ってもらえません。このセットって案外高価で平気で6000円とか言われます。一本のために、またセットを買う時は凄い自己嫌悪に陥ります。そこで最近、当方はソケットタイプの物を購入して使用しております。この場合のメリットは忘れてもオーラがあるので帰還率が大幅に上がります。ただ先端の長さの違う物ををある程度揃えないと、先端から少しの所で太くなっていと狭い所では入らない事があります。もう1つの欠点は価格です。mmとインチを揃えてしまうと定価ベースで8万を少し切る価格です。悲しい事に既にもう2個紛失して、一個補充しましたが1個は未補充です。(サイズを忘れて買えない)そこで今回購入したセットはL型レンチの曲がり角に樹脂のグリップが付いている感じで、長い方と短い方と両方使えます。太い方は良いのですが、細い奴はこれぐらいの取っ手が付いていると存在感が大きいので、紛失の機会が減るし何が無くなったか直ぐ解ります。だから買っちゃたんです。もう1つの理由は、相対的に価格が安いことです。スナップオンですから絶対的には高いけど、無くさなければ一生物ですからと納得しております。
ミーティングの時にも販売しましたけど、クラブステッカーは小さくなって当方では抜くのが面倒なので、社内アルバイトに外注化しています。ミーティングが終わったばっかりですが、新種を作成してきました。中々手が混んでいます。一応『赤いH1』用という事で車の部分は『赤』で白い台紙に張ってあります。友野サンに見せたとろ、車体が白いから抜き文字のままで良いから欲しいと言われたので早速受注しました。今後一割をクラブに上納金として巻き上げる事にします。

2005.10. 18.   石飛 毅氏

先週お知らせした、衛星写真のソフトであるGoogle Earth http://cowscorpion.com/dl/GoogleEarth.html ですがお楽しみ下さっていますか?
HUMMERの故郷であるHUMVEE、H1、H2を生産しているミシャワカの工場と、隣町のサウスベントにあるテストコースの写真を掲載します。写真の下にある数値は緯度と経度を表しておりますので、これをダイレクトに入力しても見ることが出来ます。先日A-Car'sで紹介したHUMMER工場の写真も中々手に入らない物でしたが、今回真上から見た写真です。これであれば、おおよその大きさが解ると思います。テストコースはホームカミングで行った時には殆ど森の中という感じでしたが、案外近くに住宅があって驚きました。テストコースの一部が森になっていたんですね。この森の中には何本もオフロードコースがあります。変形オーバルの中だけでモビリティ パークの建物から見えるコースと同じぐらいだと思います。

2005.10. 17.   石飛 毅氏

ミーティング参加の皆さん有難う御座いました。
今回の参加台数は2日間でのHUMMERの述べ台数は27台でした。毎回、問題無く開催できるのは、那須PSガレージのスタッフの皆さんのお陰です。改めてこの場でお礼申し上げます。
初日の土曜日は生憎の小雨でしたが、日曜日はうす曇だったので、天気予報が外れて良かったです。今回は特に遠方より参加された方が多く、初参加の方も多く、更に買いなおしをしてリバイバルされたメンバーもいらっしゃいました。今回、一番の遠方からお来しになった方は、福岡からの参加で、通しで運転はきついと予想して、木曜日の夜にフェリーに乗られたのですが、台風の影響で海がシケて拷問のような30時間だったようです。これに懲りて帰りは自走でお帰りになりました。自走で一番遠方から来られたのは、淡路島からH2で参加された方です。この方はH2オーナーの平均年齢としては上のほうですが、最初、HUMMERだけを見た時はキラキラしているので、正直な感想としては意外でした。(すいません)この方は単純に購入した物だけではなく、オリジナル部品をオーダーしています。当方は余り詳しくはありませんので十分な説明は出来ませんけど、天井も皮で張ってありましたけど、仕上がりにはビックリしました。恐らく業者さんに相当顔が聞かないと引き受けてくれそうにもない出来栄えです。前回、H2でお見えになった柏の方が今回はランボルギーニLM-002でお見えになりました。以前松原さんがお持ちで、当方も相当な時間運転しましたけど、あのハイパワーは雨の日には怖そうです。
当方達、都内方面から那須に向かうメンバーは何時もの様に朝10時ごろ佐野サービスエリアに一旦集まり、何時もの様にグダグダしているうちに、松原さんがALPHAでやって来ました。以前、下道で試乗したときにはALPHAの性能を十分に発揮できなかったのですけど、今回、高速道路でのフィーリングは当方の予想どうり快調その物だった様です。静粛性、パワー、燃費のどれを取っても、今までのH1とは別物だったのはALPHAから降りてきたときの松原さんと、併走してきたスカイオートの顔を見たら瞬時に判断できました。佐野からは小集団に分かれて那須まで移動し到着。何時もは仕事明けで来る広田さんと平野さんが、そしてキラキラのH2がおで迎えしてくれていました。
日中は、松原さんが気前よくALPHAのハンドルを皆さんにお貸しして、大試乗会をしてくれて皆さん大満足!スカイオートがステンレス製のフオールディングマフラーの試作品を作って装着してきました。このマフラー2重になってて、そのままでも熱く無いのですが、中を魔法瓶の様に真空にしてもっと断熱性を上げる予定だそうです。前回より、友野商店とスカイーオート那須店がHUMMER関連の用品や部品の露店をやってくれました。土曜日の午前中には、浅井商店もありましたが、準備していた商品が完売したので早々に閉店してしまいました。浅井商店は他にも商品を予定しておりましたが、間抜けな事に商品が間に合わなかったので、その商品は、春のミーティングまでお預けとなりました。御影石オーナメント、タオル、携帯ストラップなど、手ごろな商品で、ミーティングでの出店の先駆者で、尚且つ販売する商品は全て完売してしまう『好評!工藤商店』は、諸般の事情で工藤さんに時間的な余裕が無く、今回は出店を見合わせたようです。小声で『タオル売り切れですか』と聞かれる程、毎回みなさん楽しみにしているので次回に期待です。
会場に来て車体に問題が出て修復したのは、ブレーキ液の入れ替え1件。ドアロック不良の修復2件。メーターパネルのショート1件。カーナビ不良1件と軽めでした。参加されている車体の変化というか流行り?としては、タイヤホィール関係が多いです。先ずアルミ化は半数以上となり、H2では当たり前のホィールの大径化もH1にヒタヒタと浸透してきて、3台キラキラの20インチ代のホィールを装着しております。ホィールが標準サイズでもタイヤの大径化率も上がっています。以前装着率の高かったスワンパーも新型のトラクサスは2台居ましたが殆ど見なくなりました。進化の良し悪しは自己満足の世界ですから、特に当方は良し悪しをとやかく言うつもりはありません。誘惑に負けないでオリジナルを保っている事も大切です。改造の結論としては、長くなると自分に合わせて段々個性的になるのかなと思いますね。とココではそれぞれ違うと思っていても、関係ない人から見たら違いが解るのは色ぐらいで皆同じに見えるはずです。
面白かったのは、野澤さんのH2のホィールですね。走っているときにスポークが止まってて、止まると慣性力でくるくる回りだし、そのまま止まってバックするとそのまま回り続けるので気持ち悪いです。クラブメンバーも始めて見るので、歓声が上がり野澤さんの満足度はピークに達していました。この変なホィールはスピンナーと言うらしく、これに近い物を関西のタクシーで見た事があります。バーチカルドアと言えば、ケンメリやJAPANスカイラインに乗ったグループの方がPSガレージのお客さんとしてお見えになったので、大慌てで、ドアを持ち上げてこれ見よがしに見せびらかしたのですが、この方々HUMMERを見入ってて中々気が付かないので仕方が無く『スカイラインの皆さ〜ん、ココのGTRを見てくださ〜い』と呼びかけをしてしまいました。ヤハリ同じスカイラインの方々なので気が付くと取り囲んでくれましたので、取り付け協力者の当方としても満足でした。
話は全然時系列ではありませんが、他のお客さんでCHP(カリフォルニア ハイウエー パトロール)のカッコをしている方もいらっしゃいました。構成はパトカー2台と白バイ1台でパトカーの2台はそこそこ遣れていましたが、それが返って本物っぽくてリアルでした。白バイも高価なBMWのバイクをベースに作り上げられてて、本物につかまった事がある当方としては、あんまり思い出したくない容姿です。車両だけでは無く、衣類、小物まで色々拘ってて、オイオイって居る感じです。小物の中には電波法、銃刀法あるいは迷惑条令などの見地から、それまずいんじゃねーの(多分彼らには他人から今まで耳にタコができるほど聞かれているはずなので、煙に巻く適切な返答が頭に入っていると思われます)と言う物もあります。更に感心するのは、ご本人達も背筋を伸ばしてちゃんと演じています。こういう趣味をコスプレというのでしょうか?全てを完璧に近づけるための努力は感心します。でも一回頭の中を見て確認してみたいです。多分当方と同じと予想できますから。この人達をおだてる訳でも、助長する訳でもなく、同じ日に同じ場所であったのも何かの縁なので、HUMMERで取り囲むような形で記念写真を撮りました。何度も言いますけど、他人から見たら『馬鹿じゃねーの』と言われるのを承知の上での行動です。
そう言えばミリタリーのイベントに行くと、アメリカでも日本でもコスプレ兵隊を見ました。面白いのは衣装の調達が楽なのか、コスプレするのは士官では無く現場に一番多い兵卒ばかりです。話を少し戻してCHP組に『お仲間はどれぐらい』と聞くと結構いるそうです。一応次回4月にミーティングがあるので、そのとき大量検挙ごっこしに来てくれといったら嬉しそうでした。日程はHPがあるからそこで見てくれと言ったので、覚えていてくれたら来るかも・・・おもしれー


2005.10. 14.   石飛 毅氏

いよいよ明日はミーティングですね。
すでに昨日の夜にフェリーに乗ってこちらに向かっている方もいらっしゃいます。関西以西の方々もソロソロ出る時間じゃないかと思います。先生も明日は朝早くに出ますよね、毎回ご苦労様です。当方も現在ガレージに到着して明日の準備をしております。TOMONO-GOの乗り降りで少しひざが痛いので、ミーティングの時に見てください。

先日、知り合いから面白いソフトを紹介されダウンロードをした所、とても面白いソフトでした。これはGoogle Earthと言うソフトで、衛星から撮影した写真を繋ぎ合わせて地球儀を作り、そのデーターをサーバーに入れておいて、それを専用のソフトで世界中の衛星写真を見る事が出来ます。今までもGoogle Mapと言うソフトがあったそうですが、これの存在は知りませんでした。このGoogle Earthは機能を大幅にアップした物だそうです。今まで当方も日本国内の航空写真も国土地理院 http://mapbrowse.gsi.go.jp/airphoto/ 国土交通省http://w3land.mlit.go.jp/cgi-bin/WebGIS2/WF_AirTop.cgi?DT=n&IT=p 等複数のWebサイトで見ることが出来きましたが、最初は面白くて実家を見たり、ガレージを見たりしましたけど、古い写真が多くて、最近はあまり見ていませんでした。さらに大体の見当を付けて一枚づつ開くのがとても面倒でした。ところがこのGoogle Earthは連続的に見ることが可能です。問題の画質ですけど場所によって大きく違いがあります。当方も早速無料版をダウンロードして、先ずはHUMMER関連施設の発見を開始しました。デトロイト近郊を拡大してサウスベントを探し4年前の記憶をたどって先ずは、ホームカミングを行ったテストコースを発見しました。オーバルだと思っていたコースはコナーの大きさが違う物でした、大きな山の中だと思っていたコース全体は、空から見ると町の中にあるみたいです。こんなものだったかと思って見ると、この地域は画質が悪くてスケールを考えるとやはり巨大でした。同じ高度でガレージ周辺を見ると狭山市が入っちゃいそうな面積でした。
次にミシャワカの工場です。現地ではミーティング会場からバスに乗って行きましたから、あまり道を覚えていませんでしたけど、近くに川があるのと、当日ハンビーが疾走していたテストコースがあったので、それらを頭において探し出しました。このソフトでは緯度、経度を入れると簡単に到達できるので、来週この2箇所のデータをここに書き込みますので、興味のある方は先ずはGoogle Earth http://cowscorpion.com/Desktop/GoogleEarth.html をダウンロードして練習しておいてください。ちなみに当方のガレージには、当方のHUMMERが写っております。この近辺は土日に撮影したみたいで、近所に住んでいる同僚の家にも平日は置いていない車の写真が写っていました。ピラミッド、スフィンクス、皇居、ナイアガラの滝、グランドキャニオンなど、めったに見ることが出来ない場所を、飛行機の数倍もの高さから一度に見ることが可能です。
このソフトをダウンロードしてお使いのパソコンに不具合が生じても当方に文句を言わないで下さい。 

2005.10. 11.   石飛 毅氏

TOMONO-GOの電源用の素材をランドマップで調達しました。
ランプの定格電流を合計すると、65Aになります。長時間全てを点灯するような事は無いと思いますが、万が一の事を考えるて、これを2本パラって使うことにしました。太いのを一本が良いのは解っていますけど、狭いダッシュボードの中をくねくねさせるには柔らかい方が良いので良しとします。ヒューズホルダーは一個にして、他と共通にする為に80Aのヒューズを入れました。93年式はバッテリーボックスが助手席の下なので、追加のヒューズはこの中に納めます。ボックスにケーブルを通す穴を油圧パンチで開けてキルスイッチの後から電源を取り出します。ココから取り出した電源は、オーディオアンプ用、追加電装品用、そしてライト用の3系統のヒューズボックスが入っている事になります。ライトの点灯は30Aまで使えるリレーを使用しています。ライトはスモールが点灯の時にだけ点灯させたいので、これもリレーを通してスイッチに配線して、それぞれのリレーを駆動します。
スイッチ配線をする前にリレーを直接電気を流して配線確認をした所HIDが一瞬点灯してその後ダウン。個別ヒューズを見ると切れています。またヒユーズを入れても切れるだけですからスナップオンのパワープローブを使います。パワープローブを通して電源を供給する事にしました。パワープローブはブレーカーを内蔵しているのでショートしている場合は内蔵の即断ブレーカーが切れます。HIDの消費電力は交渉35Wなので2個で7Aそこそこしか流れないはずですが実際は2個で30A以上流れる様です。パワープローブは30Aのブレーカーですけど即断なので実際は30A以上の電流が流れるのは一瞬なので30Aのヒューズを入れても即断ヒューズではないため十分使用できます。電球タイプのライトは2個で15Aのヒューズにしています。スイッチの配線は6芯のケーブルを3本引いています。フロントのHIDとPIAAと屋根の6個(2個3ペア)で一本、サイド(ハイロー切り替え)で一本、そして、ボンネットのスクープ駆動用に一本引いています。
ボンネットの開閉のリレーはエンジンルームに配置していましたけど、自動車用のリレーではないため水が入り込んで動作不良になっていました。そこでこのリレーはセンターコンソールに移動して、駆動用の2本だけエンジンルームに引きました。モニターは動作時間が短いのですが電流量が多いので2芯づつ束ねて使用し残りの2本は熱伝対を設置した時に使用することにします。全ての配線を行い、いよいよスイッチ投入です。恐る恐るスイッチを入れると・・・点灯しません。テスターで調べると、スモールをつけてもスイッチに電気が来ません。リレーボックスをばらして点検すると、リレーにも電源が来ていません。ライトのコネクターボックスをバラスと誤配線でした。これを治して再度スイッチを入れると未だ点灯しません。色々調べると約30個の圧着不良でした。これを全てやり直して、再再度スイッチを入れると無事点灯しました。
エンジンルームを元に戻している時に、ふと気が付くとエアーポンプの塗装が取れてみすぼらしくなっていましたので、塗装する事にしました。ポンプは配管を外すとエアクリーナケースと同じく大き目のホースバンドで固定されています。汚れを落として、非鉄金属用のプライマーを塗り下地の白を塗ってから、何時もの様に赤を塗りました。ボンネットを閉めるとエアダクトが『閉』にしても、ピッタリ閉まっていないことに気が付き、これを修正してキチンと閉まるようにしました。サイドのライトはレンズ部分をヘッドライトを利用している物でしたが、中身はシールドビームでレンズカットがオールドスタイルなので眠そうという指摘がありましたので、CIBEのハロゲンライトと交換しました。これは当方の先代のHIDライトにした時に買ったものですが、一瞬使ってマルチリフレクターにしたため、そのまま放置してあった物です。これを組み込んで良く見ると少し傾いています。ライト本体の溝とライトの爪でこの位置は決まっているのでこの溝を修正して傾きを修正しました。修正した画像はカメラの電池が切れたので撮影しておりません。後はエアコンのガスを入れて掃除をして作業を終了しました。エアコンのガスは参りました。エアコンのバルブが漏れててガスが漏れるのです。今回は時間切れですから次回この修正をします。

久しぶりにTOMONO-GOに乗ると世間の目が『痛い』です。見て居る人の気もちは、多分色々だと思います。始めて見たら当方でも『えっ!』と驚き『あいつなに考えてんだ?』と思います。外観とは裏腹にTOMONOGO-は乗り心地も良く、速度が遅いからか接地感があって運転もしやすいです。以前、TOMONO-GOは運転したくないと思っていた当方が180度変貌した理由はバックカメラのお陰です。カメラは全部で3台有り、助手席ミラーにフロント(1カメ)とリアー(2カメ)に向いている2台と、リアゲート下(3カメ)にも一台設置しています。本来は視界が悪く運転しにくいTOMONO-GOですが、これらのカメラを有効に使うと楽に運転できます。1カメは狭い道でのすれ違いと、駐車場などで旋回中にフロントの先端を見ることが出来るので無駄な切り返しが不要。2カメは車線変更用に設置しましたが、車線変はミラーでも確認できるので、便利度は@です。しかしこれを下に向けて右旋回時の巻き込みのモニターが出きる様になると便利度はBまでアップします。3カメは通常の後方確認には必須です。これで以前H2 OCの方が付けていた3方向同時に見えるプリズムでしたらなお結構でしょう。バックカメラ以外は速度の遅い時に使うので、モニターを運転しながら駆動しても安全率は高くなっても低くはならないでしょう。
もう1つCCDカメラの良い所は、夜間暗がりでミラーでも見えない時でもCCDカメラだと見えます。今時の改造でステップに照明を付けていますけど、車庫入れとかでこれがあるととても見やすくなると思います。当方の自宅駐車場はとても狭く、両隣には何時も迷惑を掛けております。お隣は軽なのでラッキーと当初思っておりましたが、時々枠イッパイに当方寄りに止まっている事があります。モチロン毎日使っているお隣に悪意は微塵も無いのは解っています。それは時々切り返しが要らないほど遠く離れて止まっている事があるからです。バックで入れているので、その日の最初に止まる位置で停止位置が決まるみたいです。また明日乗るから止める位置には拘りは持たないでしょう。反対側の方は使用頻度が少ないので止める時は気合を入れて要るらしく、何時も反対側にピッタリとめてくれているので助かります。
友野サンの家からの帰りは久しぶりにガンちゃんに乗りました。TOMONO-GOとの動力性能の違いは大きく、同じH1でも全く別物ですね。しかしガンちゃんにも不満がありました。TOMONO-GOとは速度が違いすぎるので、単純に比較は出来ませんが、ガンちゃんのハンドルは軽すぎてセンターリングが解りにくいので、直線でキョロキョロします。アライメントの調整が必要ですね。もう1つ事故で交換されたミラーは平面のままなので、久しぶりに運転しにくさを味わいました。追い越しの時に上体をくねくねさせて車線変更をしたり、狭い所では背中を伸ばしてアゴを上げてミラーを覗き込んでいます。アゴを上げて運転している人を時々見ますけど、あれってあんまりカッコ良くないです。どうやら年齢が上がって目が悪くなると目を細めるらしく、その時に上瞼を下げるよりアゴを上げて細めた方が楽だからだそうです。これは運転が上手かった人が年をとった場合で、元々若いのにあごが上がっているのは、自信が無いから本能的に余計な物を見ないように目を細め視野を狭くするからです。ミラー1つでも随分疲労度が異なりますね。最も疲労度だけではなく予測運転が多くなるので、安全面でも大きく違いますのでガンちゃんは早急に局面ミラーと交換します。

A-carsの記事が好評で、今までお会いした事が無いH1オーナーだけでは無く、オーナー以外からも沢山メールが来て驚いています。読み易かったとか解り易いといわれました。全て当方が書いた物ですが、一部の接尾語はリライトされています。また、今回はガレージの紹介も出ているので、今まで一体どんな所で作業しているのか不思議だった事が色々明らかになったようです。そのためか、今まで誰にも頼らないでH1とお付き合いしている方からも『これからよろしく』的なメールも頂いております。一応皆さんには、今週末のミーティングにお誘いしておりますが、予定が入ってて参加できない方が多いようです。どうやら、当方にメールを出すには結構気を使うみたいで、もっと早く連絡して予定しておけばよかったと後悔されている方もいました。ミーティングにはお気楽に着てくださって結構です。
友野サンとの話の中で柏駅で黄色いHUMMERを見たのでH2かと思ったら「H3」だったそうです。柏はHUMMERの基点の様ですね。友野サンのH1、友野サンのご近所のH2の方、そしてH3も早い時期に生息し始めています。それとも柏は新しい物に飛びつく人が多いのかしら?そのH3ですが当方は現物を未だ見た事がありません。今回のミーティングに誰かが来たら面白いと思うのですが、未だH3オーナーからの連絡はありませんので、先日三井物産オートモーティブに連絡しました。『もし良かったらH3のお披露目でもしませんか?』というお誘いをしたのですが、担当の方は大変興味を示してくれて、色々現在の事情を説明して下さり、好感が持てました。残念ながら広報車は日程がメイッパイで今回の様な急な日程では手配が付かないそうです。(ミーティングの直ぐ後にモーターショーも控えています)担当の方は何処の馬の骨だ解らない当方にもキチンと対応してくれてありがたい話です。

ちょっと前ですけど、通勤の途中で追いついた車の後方を見て、ビックリ!。一人の人がこの張られた全てのステッカーの対象者なのか?このトランクを見ながら色々考えました。高年齢方が配偶者の通院のために奮起して免除を取って乗り始めたのか?でもナンバーの車両区分は2桁なので登録から少なくても9年以上は経っているはずですから、同地域内で業者名義にする前に購入したのか?同一地域内で個人売買で買ったのか?ズーッと見ていると、張り方も初心者と高齢者マークを狭いスペースを効率的に使っていることに感心する。でも初心者マーク下端の角度とトランクの角度はほぼ同じなので、初心者マークを正しい上下にして右イッパイに張るとナンバープレートエリアの角度と高齢者マークの末広がり角度に合うので正しく張れば収まる様な気がします。左右に分けられた意味を考えたり、なんで初心者マークは逆さまなのか?上下が解らないのか?へそ曲がりな当方はメーターのステッカーをワザと逆さまに張っているけど、この車種を選ぶ方はコンサバティブな方が多いはずなので、やっぱり天地を知らないのか?無造作に貼り付けたにしては見る人を圧倒している。かと言って両方の中心線が微妙にずれている。張りなおし可能なマグナットなので日本人の持つDNAはキチンと合わせるはずですから決して慎重に張ったとは思え無い。同時に張ったのでは無いおじいちゃんの分と孫の分としたら、恐らく心理的に『別』という意味を込めて離して張るのが無意識の行動として予想が出きる。でもこの重なり具合は、余程仲が良いか、同一人物であると考えるのが、自然だろう。この論理からすると、身障者マークは別の方という予想はロジカルな結論だろう。この車の後ろを暫く走りましたが、他の車と大差ないスムーズな運転だったので疑問は深まる一方でした。関係無い話ですいません。

2005.10. 7.   石飛 毅氏

ミーティングも間近と先日書き込んだばかりですが、突然松原さんからALPHAのTシャツの写真を送って来ました。
『内祝いTシャツ』を、密かに作成していたようです。ありがたい事に、このTシャツを今回のミーティングに参加されたクラブメンバーの先着20名にプレゼントしてくださるそうです。サイズは基本的にLとXLなので早い物順と言う事になります。面白い事に今回はワンサイズだけ、もしかするとALPHA繋がりになりそうな方のために、超特大のXXXLサイズも作成したそうです。シャレが利いておりますね。シャツの色はネービーブルーで、袖にはクラブマークが入っております。数が限られているのと、土曜日にはどうしても来れない方のために一家族一枚になりますのでゴリ押しはしないでください。また、他のメンバーに『絶対行くからキープして』と言うのは多分駄目にする予定ですが余り状況によっては、日曜日に来た方のために12時に抽選と言うもの考えております。今回来れない方は諦めてください。あくまでも『内祝い』なので販売はしません。

先日、知り合いでCRR(クラシックレンジローバ)を所有している方のブログを見ていたところ、ヒュージブルリンクの話が出ていました。バッテリーから車体への電気を供給する+の電源は殆どヒューズボックスまで引かれております。ココで各負荷に分けて負荷に応じたヒューズを接続されています。所が、ヒューズを通っていない部分もなるのと、なんだかの不具合で大電流がれた時に全部の電源を遮断する目的でヒュージブルリンクがセットされております。名前はゴージャスですけど形は単なる配線にしか見えません。普通の電線と異なり中身は熱溶融材で大電流が流れた時に溶断します。配置場所はバッテリーのプラス端子に繋がっている太い線スターターに行く配線の陰に隠れている赤い細い方の配線がヒュージブルリンクです。バッテリーから長さは20cm程度がヒュージブルリンクでそれ以降は普通の銅線です。
TOMONO-GOは、電気をタップリ消費するランプが多いので、このヒュージブルリンクを通した後の回路に電源を追加するとトータル電流がヒュージブルリンクの容量を超えてしまう恐れがあります。そこで、特製ランプのリレーボックスの設置した端子台まで別系統のケーブルを引く事にしました。モチロン大元にはヒューズボックスを追加します。あれって高いけど、太い配線(ランドマップから調達予定)ですから万が一ショートした時には大変ですからちゃんとやります。今まで作成しているセンターコンソール内の電装品の電源と、ステレオアンプの電源は既に別電源で引いてあります。特にセンターコンソール内では、常時電源のほかにリレーを追加してACCの電源もこの別系統回路にしております。そのため、以前書いた回路図も現状に合わせた物と書き換え中です。これを基本にして現状の電線の色を追記して図面を完成しておきます。

2005.10. 5.   石飛 毅氏

今月号のA-carsの表紙は松原さんのALPHAです。
巻頭のはHUMMER(Hワン・ツー・スリー)の特集です。その中でもスタジオに持ち込んで撮影した松原さんのALPHAは一番ページを割いています。さすがにスタジオに持ち込んで撮影した写真はとても綺麗でまるでカタログの様ですから今回は皆さん買ってゆっくり時間を取ってご覧ください。ちなみに、この国内一号車であるALHPAの紹介はどうしても当方が・・・・と、思っていた所、A-carsから依頼があり喜んで原稿を作成しました。ついでに色々と他の部分も書きましたけど、ALPHAの紹介は今後、他誌でALHPAの記事が掛かれる場合にも負けないように気合を入れて書きました。恐らく我々オーナー以外では解らない事も盛り込んでおりますので、当HPの8月に書いたエッセイと合わせて読んで頂けば、ALPHAの殆どを理解してもらえると思います。特集の中に珍しい写真があります。37ページの左下にAM Gneralの工場の航空写真で、写真の左側の白い建物群がH2の工場、その隣の少し小さい建物がHUMMVEEの工場です。その横のL型の小さな建物がH1の組立工場です。H1はハンビーの工場で途中まで作られて、その後に別棟のH1工場に運ばれて組み立てを行っています。H2はベアシャーシは別工場で作られてココで最終組み立てを行っています。その隣の写真はH1の組立工場の内部です。一番手前の白いH1がホィール、グリルガード、H1エンブレムからすると高年式でこの時のカタログには2Drは無いはずですが、こうして実際は作られています。
このALPHAですが、来週(10/15-16)行われる当クラブのミーティングに参加する予定です。ブレーキテストが間に合わないので未登録のままですが、スカイオートが『必ず持って行きます』と確約しておりますので皆さん楽しみにしてください。


さて、ミーティングですが、前回は記念イベントとして開催しましたが、今回は通常モードでの開催です。とは言っても前回と異なる部分は、記念ノベルティーが無い事位で、さほど内容に大きな違いはありません。2日間開催しますが、特に集合時間は決まっておりません。10時に『那須PSガレージ』がオープンしますので、それ以降であればご自身の都合に合わせてください。また、土曜日の夜は会場で簡単なパーティ行いますので、参加ご希望の方はご連絡ください。また、貸し別荘を一棟借りておりますので、宿泊をご希望の方も連絡願います。 red-hummer@hummer-club.jp モチロン前回からオールHUMMERのミーティングですからH2オーナーもぜひ参加してください。(H2 O C http://www.h2oc.jp の皆さん今回もよろしくお願いします。)当方は未だ見た事が無いH3のオーナーもお待ちしております。また、会場の『那須PSガレージ』は通常通り営業を行っておりますので、この機会にオーナー以外の方も来てくだされば、一度にコアなH1,H2を見ることが出来ます。(たぶん・・・)

職場とガレージで何時も見ているカレンダーはアメリカ国内で販売されている物なので、日本の国内の祝祭日が書かれていないので、来週の月曜日は『体育の日』であることに昨日気が付きました。と、言う事は今週は3日間丸々作業が出来る事が判明しました。となるとTOMONO-GOを仕上げる事が出来そうな気がしてきました。工程的には日曜日はヒロシ君が来るので、土曜日に配線の得意な是枝さんに来てもらうことで足りそうです。あわよくば月曜日に当方自信のHUMMERをメンテナンス出来そうです。TOMONO-GOのスイッチパネルの写真は先週末撮影しているのですが、当日のお楽しみにしてください。

2005.10. 3.   石飛 毅氏

TOMONO-GOのセンターコンソールは付けたしが多くて九龍城の様ですが、浅井さんと佐藤先生に見て頂いた所好評でした。浅井さんは、カッコ良すぎて見た瞬間に鳥肌が立っていました。93のオープンは収納が少ないし、ステレオも膝元に強引に取り付けているので、興味を持った様です。佐藤先生は元々綺麗な内装には興味が無いので、無骨さを気に入ってくれました。配色も良いと言ってくれたので、一安心です。
TOMONO-GOの配線作業を開始しました。
電装品が多いので、オリジナルのハーネスを分岐しても、配線が細いので電圧降下や電流が多く損焼の原因になるので、後付の電装品全て別配線とします。別配線はバッテリーから電源とアースを太いケーブルを端子台まで引いて、常時電源はそのまま配線を行い、ACCは電源を分岐してリレーを通して供給します。この端子に、3Pのカプラーとギボシ端子をしこたま接続しておき、電装品のケーブルを端子の直近まで引いて色をあわせればどれに繋いでもOKにします。この3本で殆どの電装品は賄う事が出来ますが、イルミネーションを必要とする電装品も多いので、イルミネーションの配線接続端子も端子台の近傍に設置しました。電装品の付属の配線の殆どは長めなので、ナビのアンテナとかの信号線以外は全て無駄な部分はカットして、コルゲートチューブで保護しています。
フロントのスピーカーは色々悩んだ挙句、足元にフロントのスピーカーを配置することにしました。当初BOSEのスピーカーを用意しておりましたが、あの大きさのものはどうやっても足元には入りません。そこで元々オリジナルの頭の上に付いていたスピーカーを取り付けることにしました。しかしオリジナルのスピーカはツイーターとセットなので大きい方はミドルレンジでした。そこで金網部分はオリジナルを使用して中身はアゼストのワイドレンジに入れ替えて足元の側板に穴を開けて取り付けました。ステレオ本体は、イコライザーとの位置関係が近くなったので、金メッキの短いケーブルと交換し、ラジオのアンテナが届かなくなったのでアンテナ延長ケーブルを使用しました。TOMONO-GOには3個のCCDカメラを装備しています。助手席側のミラーに、すれ違い用に前向き、車線変更用の後向きの2台を設置し、リアゲートの下にバックミラー用として一台装備しております。これらはナビの画面ではなくて、増設したイカガワシイ液晶モニターに切り替え器を通して接続しました。ETC等を含めて走るために必要な部分の配線が終わった時点で、電源スイッチを入れて全てが完璧に動作することを確認しました。ステレオもフロントスピーカーの距離が離れたおかげで、いい音が出ています。
後は、ライト類のスイッチの取り付けです。スイッチは先日取り付けた他に、単独の物を6個パネルを追加して取り付けて、拡張用のブランクパネルもベルトサンダーを使ってヘアライン仕上げにしましたので、パネル面はゴージャスになっています。いよいよ再来週はミーティングなので、それまでに作業が出来る時間は来週はだけです。来週はランプ類のスイッチ配線と、CCDカメラの切り替え器を固定し、剥がした内装、オーディオアンプの固定、シートの装着を行って作業は終了する予定ですけど、終わらなかったらミーティングには間に合わない事になりま〜す。そうだ助手席側のカバーも出来ていません。時間が足らない!

2005.10. 1.   石飛 毅氏

半年振りにHUMMER-STUFFから通信販売で「HUMMER物」を購入しました。
以前は物凄い量の品揃えでしたけど、最近はだいぶ品数が減りました。今回購入した物は、衣料品ではなくて小物類ばかりです。カラビナ付きのキ-ホルダーは以前購入して使う目的がありませんでしたけど、機種変した携帯電話に取り付けたところピッタリなので予備として2個購入。ナンバープレートとタイヤのバルブカバーは「HUMMER」のロゴが入っているのですけど、あまりにも小さくてよく見えません。筆記用具のボールペンと鉛筆を買いました。ボールペンは金属製でちょっと重量があります。鉛筆はペンケースがほしくて買ったのに、開梱するとボコボコでした。別に無理に押し込んで梱包した様子や輸送中に損傷した様子は無いので、おそらく最初から凹んでいた物を発送されたみたいです。ロゴ入りのFOSSILの名刺入れも買いました。カード用の財布に一緒に名刺を入れていましたが、お客さんの所で財布を開いて名刺を出すのも野暮かなと思いますので、何を買っても同じだし、当方の風体がブランド物というのも似合いませんので、どうせならロゴ入りを使うことにしました。クリスタルキーホルダーは以前頂いた三井物産オートモーティブで配布しているH3の物とブランクはまったく同じ物です。BUCKの丸っこいナイフは数種類のナイフと共にズーッと前からカタログに出ていますけど、これだけが残っていたので「売れ残り」→「少ない」という事だろうと思って購入しました。ブレードを出した後、ブレードロックがきっちり掛かって力を入れても手を切ることは無いようになっていますけど、逆になかなかたたみ方が判らないで、このままブレードが出たままでこのナイフの一生が終わるかと思われましたけど、暫く放置した後再挑戦したところアッサリたためました。焦ると何事もだめですね。
ハブオイル交換時にエンジンオイル用の受皿けを使っています。エンジンオイル用は容量が10L以上ある大型の物です。このオイル受皿でだと大きすぎて、色々工具を使用してハブオイル交換していると邪魔です。そこで、容量の小さいオイル受けを購入しました。本来は大型自動車のハブを分解するときにタイヤを装着したままホイール内に置いてハブから出てくるオイルを受ける物です。容量的に手ごろで、色も赤なのでオイルの汚れ具合が良くわかります。先端が、動くレバーを購入しました。先端が固定しているレバーの場合は障害物があると、こじれない事が時々あります。狭いところで使うのに発揮しそうです。


ここの所、毎週ホームセンターに行っています。ホームセンターに行くと、ついつい色々な物に興味が湧いてしまい、いつも長時間滞留してしまいます。TOMONO-GOのセンターコンソールは殆ど金属なので、手の触れる部分は天然素材の温かみがが良いと思い「木」を探しに注力しました。当方は木工は殆どやった事がありませんし、木材の種類の選び方も判りません。木材の選択条件は厚さが9mmというだけで特にこだわりがありません。ところが売っている材料は中々9mmが無くて色々探したら棚の材料を売っている所に9mmで大きさも手ごろな材料があったので購入しました。ガレージに着いてから木工用の道具が一切無いことに気が付き、金属用のブレードのままエアーソーで試したら、気持ちよくスパスパ切れるので、一安心。ところがその後にびっくり!溝を切るためにタガネで叩いて切り口を見たら、板の中身はパイみたいになっています。中身は紙を圧縮して表面に木目のプリントがしてあるマガイ物でした。リアルウッドだと思っていると不思議なことに直線カットしている時には気がつきませんでした。一応形はピッタリなので、これ以上の木加工は諦めてこのままにしておきます。後で木工が得意な人に作り直してもらいます。明日は配線を行います。

 

 2005年9月