2005年11月  HUMMER ESSAY 2005年12月      

2005.12. 27.   石飛 毅氏

1995年からカーグラフィック誌に連載されている『ペーパーミュージアム』は、車を中心としたストーリー性のある作品です。
当方はあまり芸術にはうといのですが、単純に芸術性という訳の判らない部分ではなく、誰が見ても不思議に取り付かれてしまう魅力があります。作者の太田氏は豊島園で行われているCGクラブ主催のミーティングで何度かお目に架かった事があり、お話をした事もあります。作品はわずか数センチの厚みとは信じられない位の遠近感と言うか、広がりを持たせて丹念に作られております。作品を見るのは写真で見る機会が多いのですけど、豊島園では現物を見る事が出来るので、毎回楽しみにしております。ココで太田氏の作品の解説を出来るほど当方には表現力が無いので、一度見てもらえばその魅力は直ぐに判るとおもいます。http://www.paper-museum.com/index.html 唯一不満なのは、未だ太田氏はHUMMERを題材とした作品が無い事です。毎年お会いする度に『どうですか?未だですか?』とお聞きしておりますけど、返事ははぐらかされています。毎月カーグラフィックに作品を作成し、更にCGクラブ用カレンダー用の作品を作るだけでも大変だと素人にも判ります。たとえ大枚(モチロン小枚しかないけど。。)を積んでも芸術家の太田氏の感性にピンと来ないHUMMER作品意欲は中々出ない様です。CGクラブ http://www.paper-museum.com/index.html のカレンダーは毎年配布されており、先ほどCCVの石川編集長から、来年のカレンダーを入手してたと当方に連絡をしてくださいました。ワザワザ連絡して下さった理由は、来年のカレンダーの一月の作品題材が『那須PSガレージ』だったからです。そういえば、以前松原さんから『太田氏がPSガレージを訪問された』と聞いていましたけど、カレンダーになったのは驚きです。当方としてはぜ欲しいので、石川編集長に入手出来ないかと相談したところ、編集長の手持ちを分けていただける事になりました。その後、また連絡があり、このカレンダーは市販されているらしいのですけど『完売』だそうです。ところが、石川編集長の特別ルートで若干入手する事が出来るそうなので、図々しいとは思いましたが全て回して頂く事になりました。未入手で何部来るかは判りませんけど、希望者にはお分けできると思います。この写真の掲載は石川編集長から頂いた物で、二玄社に了解を頂いております。(来年もミーティングに協力しますのでその節は皆さんにもご協力願うと思います)

全国的に寒波で雪が降っているのに、なぜか関東南部だけは全く雪が降っていません。
それでも近所のタイヤ販売店ではスタッドレスタイヤが売れているようで、サイズによっては売り切れだそうです。希望のサイズがあっても『4時間待ち!』だそうです。先日お見えになった山形の方は外径の小さい16インチのスタッドレスを装着しておりました。この方のH1は被るタイプのオーバーフエンダーが付いているので、違和感はありませんでした。適切なホィールが無いので、ノーマルですと大きくはみ出してしまうのが残念です。
LAのオウエンス・エキスポート・サービスの社長であるスティーブ・コピートさんが突然(毎年来ていますけど、今年はなぜか連絡が無かったので来ないのかと思っていました)電話を掛けて来たのでガレージでお会いしました。オウエンス・エキスポート・サービスは日本人のスタッフがいるので日本語で部品の手配が出来るので大変便利で、国内の輸入車を扱っているショップとの付き合いは多いようです。話は色々出た中で、彼も HUMMER CLUB のメンバーなのでホームカミングの事は良く知っておりました。当方に来ないのかと言うので未定だと言った所、もし当方が行くなら、彼も行くと言っておりました。彼がホームカミングに来てくれるなら大変都合が良いので、真剣に参加するのを検討しようと思います。
彼の宿泊先が品川プリンスホテルなので、例のレーダー探知機のテストを兼ねてHUMMERで送っていきました。関越、外環、首都高を使いましたが、思いのほか『自動速度取締装置』があるのにはビックリしました。特に首都高は設置の間隔が数キロと言う状態で、中にはレーダーでは無く『ループ式』もあります。ただ、首都高は取締装置の前には必ず『自動取締装置』を設置している旨を書いてある看板が必ずありました。探知機は音声と警告音と表示で知らせしてくれた後、『速度は80キロ以下です』と自車の速度を教えてくれます。クリスマスイブで人出が多い六本木近辺では、あまりにも緊急自動車が多いので、うるさい位探知機は喋りっ放しなので、都内を走る時は警報の選択をしたほうが良いですね。もう1つ驚いたのは、当方の自宅近辺に自動ドアのレーダーがあるらしく、全く何も無いところで警報音を出しておりましたけど、今日の帰りは自動的にキャンセルして画面に『キャンセル』の文字が点灯して警報を行ないませんでした。取説によると自動キャンセルのロジックが入っている様です。また何か使っているうちに気が付いたら報告します。
ココの所数台レーダー探知機を注文しているので三鷹の電装屋さんが愛車のJeepでガレージを訪問してくれました。このJeepは先日発売されたCCV誌で取材されたJeepで、外観はボロですけど、色々手が込んでて、前後にデフロックが付いていたり、2DINのステレオが入っていたり、ホロに沢山窓が追加されています。さすがに電装屋らしく、ホロのJeepですけど物凄く冷房が効くそうです。フロントグリルをカットしてクーラーのコンデンサーを付けているのを見るとウソとは思えません。御本人は貴重なJeepとおっしゃりますが、TOMONO-GO同様あくまでも自分だけの世界の様な気がします。この電装屋さんは、世田谷にある有名アメ車販売店屋を初めとして、近隣の日英独伊等の輸入車を扱っているショップの駆け込み寺になっています。訪問すると作業場には何時も変な車が修理を受けています。
ガンちゃんがソロソロガレージから出庫なので、細部の作業を行ない始めました。先ず、塗装が綺麗ですがドアノブとボディの間にあるベゼルがUVで白くなっているので友野サンから送ってもらい交換しました。この部品は樹脂製で露天駐車で保管をしていると紫外線に侵されて白く変色します。部品代としては安価なので、こまめに交換しても良いと思います。その時に何気なくパワーウインドウを動作させた所、運転席以外のウインドウは全部動きが渋かったり動かなかったりデタラメな状態でした。考えてみると塗装から帰って来てから運転席以外のウインドウは開けた事がありませんでした。
どうせドアノブを取るために内装を外すので、ついでにウインドウの調整を行いました。動きが一番悪いドアは運転席側後方のドアで、下げる時はまぁまぁですが、上がる時の速度はミミズが這うような遅さでした。ウインドウの調整は窓枠下部の位置とウインドウと駆動レールを固定している位置で調整出来ます。良くグリスを塗るだけで終わらす話を聞きますけど、先ずはドライである程度の調整をしてからグリスを塗布する方が宜しいかと思います。ちなみに今回は根気良く調整をしましたので、グリスは塗布しておりません。当方がドア周りを修理している間、床にクーラントとATFが垂れているのでヒロシに潜ってもらうと、ミッションのにあるバイパスホースからの漏れでした。この部分は当方も1年程前に漏れ始めて交換しました。ガンちゃんも車齢が10年目ですからソロソロ駄目なのかもしれません。補修はヒロシに任せて、当方はクーラントの漏れを点検しました。クーラントのホースは全てABAのホースバンドに交換してあるので、漏れるとしたらヒートアップして馴染みが出たのかと思われましたので、一応全てまし締めしました。増し締めはしましたが、どこも漏れた形跡は無いので、漏れ箇所を探すと、一箇所だけオリジナルのままの部分がありましたので、ココのホースバンドを交換しました。ABAのホースバンドは価格は高いのですが、高品位でネットで調べると、色々な改造車に重宝がられているようです。食い込みが無いのと円周方向に均一な力で締めこむので漏れが少ないバンドです。今回ミッションのバイバスホースにも使いましたので、全部で11個交換して在庫が無くなりました。納入先が今までランドマップにお願いしておりましたが、ネットで調べるとスナップオンからも買えると書いてありましたし、会社の取引業者からも買える事も解りましたので、購入し易くなりました。ブリーダーホースも硬化して割れていたので、交換しました。
ATFとクーラントで汚れた下回りをパーツクリーナーで掃除するのは大変そうですけど、この寒い時期で、更に夜なので高圧洗車は頭から水を被ってしまうのでやりたくありません。しかし床も汚れているので結局下回りの洗車をしました。関東は雪は降ってはいませんけど寒さは厳しく、アスファルトに溜まった水は直ぐに凍り始めます。ヒロシとツルツル滑りながら洗車してガンちゃんの下回りはピカピカです。
友野サンから2006年HUMMERカレンダーが届きました。今年はH1の写真が去年より多い気がするのでちょっとご機嫌です。オークションでも直接でも配布してくれますので、欲しい方はお早めに。。。スナップオンのクリスマス限定品としてサイン入りラチェットドライバーが出たので、クリスマスだと言うのに、当方と一緒に過ごしているヒロシにサンタしました。喜んでくれたのですけど、サインしてくれた人を指差して『これ誰?』『えっつ!知らないの?』『知りませんよ』『ゼッケン8番の人だな・・・・・キット』『そんなの見れば解りますよ。石飛さんの写真とサインの方が面白かったかも?』どなたかこの人知っていますか?。

2005.12. 20.   石飛 毅氏

月並みですが後1週間でもう今年も終わりですね。
本日、友野サンに忘年会の報告の電話をしたところ、友野サンが今年もHUMMERのカレンダーを輸入して現在Yahooオークションに出しているそうです。売れ残りが出るとどうにもならないので、ぜひ皆さん買ってください。オークションにIDの無い方は直接友野サンに連絡を取って下されば送ってくれるそうです。来年あたありにタイヤ&ホィールを輸入するそうで、その時に大型貨物扱いにするそうです。大型貨物はデフォルトの価格は高いのですが、増加分はお手軽になるので、プレデターの商品を依頼する予定の方はこれに便乗するとお得だそうです。何か欲しい人は今がチャンスかもしれません。当方もエンジンクーリングキットを購入したいのですが、現物を見てからにしたいので、何でも付けたがりの友野サンにお勧めした所、とりあえず、エンジンクラックの呪縛にかれれてるオーナーの特効薬になる可能性があるので、クラブとしてのやる価値があるのではないかと判断して、一個輸入して見る事になりました。出来るだけ早くに現物を見て評価したいと思います。
なぜか商品説明ばかりですが、先日報告したレーダー探知機を麻生さんも早々に取り付けたそうです。当初『カーロケ』機能は大阪では『方式が違う』と聞いておりましたけど、麻生さんの話では使えるところもあるそうです。使い心地は中々良好で、従来のダッシュボードに置くタイプと異なり、配線が露出したり本体を視界内に置かなければならないのと、警告音だけでは無くディスプレーに状態が絵と文字で表示され、更に音声案内がある物は、今までのものとは違うと言ってご機嫌でした。当方は今回の忘年会に工藤さんのH1に同乗して参加しました。工藤さんのH1にはフロントガラスに吸盤で取り付けるタイプの物が使われておりました。電源はソーラーパネルなので本来は電源は不要ですけど実際はソーラーだけでは足らないために、常時シガーラーターから電源を取っているそうです。移動中に色々警告音と音声案内を出していてGPS機能も搭載されているので、性能的には中々な物でした。ランプの色も色々変わるので光り方に意味があるみたいです。価格を聞いたら案外高価で、やはりちゃんと使えるものは、それなりの対価を払わないと駄目なんですね。最近知ったのは専門店でしか入手出来ないのが不満ですけど、基本的にレクサスと同じくワンプライスだそうです。麻生さんはショップモデルでモニターテストと言う事で若干の値引きがあったそうです。当方も電装屋さんに『H1に関しては、そっちでやってくれ』と言う理由から、取り付け説明とサービス窓口を当方が代行する事で麻生さんの価格と大差無い割引をしてもらえますので、欲しい人は申し出てください。取り付け説明と言っても大した内容ではないので、その程度のことで安く買えるのは喜ばしい事です。ココでキッパリ言いますけど電装屋サンからはカレンダーしか貰っておりませんので安心してください。そのほうが何かあった時にキチンと言えるじゃないですか。
浜名湖での忘年会は朝方まで起きていたので帰りの車の中の温かさは、睡魔が何度も襲ってきます。東名も御殿場を過ぎて海老名サービスエリアの手前で、軽い渋滞に巻き込まれた時、隣の車線に自衛隊の高機動車(メガクルーザーの軍用バージョン)を発見。少しこちらの車線の方が進みが速いのでジワジワ追いついて、動いている高機動車をジックリ観察しました。写真とか停まっている高機動車を見るチャンスは良くありますけど、演習帰りで、泥にまみれて動いている状態を観察出るチャンスは滅多に無いので、工藤さんと興奮しながらあーだコーダと会話が弾み目が覚めました。微速で追い越し際にふと高機動車の中を見ると、中のJ隊の方がこちらを見て興奮していました。運転中の隊員はこちらを見たときに助手席の人に『前を見ろ!』と言われているらしく、小刻みに視線を変えながら此方を見ておりました。残念な事に当方が『オッチッコ!』宣言をしたために、やむなく海老名に入ると前方に複数の高機動車を発見!さっ・・・更にあの軽装甲車もあるじゃぁー無いですか。じえーたーいご一行様は大型車両エリアの隙間に点々バラバラに停めているので、ココにもあそこにもと言う感じで、一体何台停まっているのか数え切れない程で、もう死にそうでした。特に軽装甲車は、喉から手が出ると言うか、もし取り替えてくれるなら当方の95年を差し出しても良いと思っている位欲しい車です。
生憎日曜の午後ですから海老名SAはほぼ満車で停める所は中々無いのに、当方は『止めろー!』『何処にですか?』『何処でも良いから停めてくれー』・・・先ずは軽装甲車に駆け寄り、横で見張りをしているおっさんに『見せてください』と断ってから、そこいらじゅうの迷彩を着ている奴を捕まえては質問攻め、もう子供状態。。自分でも子供になっているのは解っているけど、もう誰にも止められない状態でした。質問の内容も実に下らない事ばかりでオッチコをするのも忘れてしまいました。一通り落ち着いて取り合えず大人なので、漏らす訳にはいかないのでトイレに行きましたが、ココでまた子供みたいに『もう少し見たいから、おしっこしている間に行かないでね』と言った時は爆笑されてしまいました。全力疾走でトイレで一息した時点で工藤ちゃんがいない事に気が付きトイレから出ると工藤ちゃんが『とびさーん。こっちこっち。すっごいのが、すっごいのが タイヤ、タイヤ、イッパイイッパイなのが』とオイラを呼びに来ました。奴もおいら並みに興奮しているようでした。奴が指を指す方向に目をやると目の前に兵員輸送車があるじゃねーですか。走りながら何度もタイヤの数を数えながら走りより、後方の出入り口に向かい『何人乗りです・・・』と言い終わらないうちに『10人です』と工藤ちゃんが答えているじゃねーですか。奴はズーッと何処に行ってたんだろうと思って、いましたがどうやらこれをズーッと見ていたようです。とにかく海老名で急遽始まった軍用車展示質問会は最高でした。そうそう、当方達がHUMMERに戻るとHUMMERの回りには迷彩服を着た若い自衛官が沢山取り囲んで写真を撮ったり覗いている人もいました。先方にしてみれば仕事で見慣れている軍用車よりHUMMERの方がカッコいいと思っているようでした。

寒波来ていますねー。
東京近郊は未だ降雪はありませんけどとても寒いです。先週、当方のHUMMERのフロントヒーターの効きが悪かったので点検しました。実際はヒーターの効きと言うよりファンが回っていたのに風が出ていなかったので、先ずは助手席のダッシュパットと下のカバーを取去りコントローラーの風向きダイヤルを動かして、バキュームダイヤフラムの動作を確認しました。ダイヤフラムはユニット右側のカバーを外すと全貌を見ることが出来ます。上中下3個のうち上がフロアドア。中がデフロスターブロックオフ、下がフェースの切り替えです。デフロスター用は引っ込むとデフロスターになります。下は引っ込むとダッシュからの噴出しになります。この3個の後ろに縦に付いているのがデフロストドア用で一番奥にあるのが外気導入ドアの切り替え用です。コントローラーの左のダイヤルを切り替えるとダイヤフラムが出たり入ったりする事を確認します。これがキチンと動いていない時はバキューム配管の緩みや外を考える事が出きます。
コントローラーのホースは色々な色のチューブの束と黒と白の2本の2種類のホースがあります。白黒のチューブの白い方がバキュームポンプから来ているチューブなのでエンジンを掛けている状態でココに指を当てて吸い込まれればOKです。このチューブはエアコンユニットの所と、エンジン右バンクの上にツナギ目がありますので、この部分を点検します。カラフルなホースの束はコントローラーの後ろからエアコンユニット前で一旦中継継ぎ手があって、その後それぞれのダイヤフラムに繋がっております。この辺を点検して動作を確認してください。次に温度コントロールですが、リアは温度調整はありません。風量でコントロールするだけです。フロントは冷たい空気と温かい空気をドアの開き具合で調整しております。従ってこのモーターの動きが悪いと温度調整が出来ません。このモーターがキチンと動いているかの確認は解り辛いので、モーターを外して手でレバーを動かして温度の調整が出きるかを確認します。
ヒーターの室内熱交換器はフロントとリアは直列になっています。エアコンの冷媒は並列です。従って、ヒーターは片方だけ効かない場合はこの辺の調整を行なうことで多くを解決できると思います。ちなみに当方のヒータは現在完璧です。工藤さんのはダイヤルをいじっている内に治ったそうです。

2005.12. 19.   石飛 毅氏

恒例の忘年会は関西方面からの便宜を考えて浜名湖にしました。
参加者は関東3人関西3人静岡1人なので地域バランスが絶妙でした。柳本さんは、家を出て直ぐにトラブルが発生してしまい、L/C80で参加されました。実は、参加者の殆どが『下戸』なため、例年に比べてアルコール消費量が1/10程度という微量でした。参加人数は少ないけど、少ない成りの楽しさがあります。一晩を共にすると、お互いを知る事が出来る有意義な時間を過ごす事ができますね。
最近、立て続けに浜名湖近辺には縁があり東名高速を利用しておりますが、設計が古いためか何となく当方は走り辛い印象があります。加えて、最近大型トラックの速度リミッターのお陰で、このリミッター速度より微妙に遅い速度で走行している車両をリミッター付き大型トラックが追い越しを掛けると、追い越すために時間が掛かるので、追い越し車線が次第に渋滞してしまい、トラックが走行車線に戻ると目の前が急に開け速度を上げるので、一定の速度での走行が出来ません。
当方は、今回工藤さんのH1に同乗させて頂き、途中で松原さんから連絡が入りましたので、海老名で合流しました。モチロン松原さんは金曜日に納車されたばかりのALPHAでの参加です。登録したばかりで松原さんには申し訳無かったのですけど、早速ALPHAの高速試乗をさせて頂きました。
ALPHAでの高速走行の印象は『楽』です。全てが『楽』です。ハンドルをお借りして、いきなりアクセルペダルを全開にして本線合流しましたが、エンジン音は軽快に回り、けっして無理をして回っているという感じでは全く無く、速度とエンジン回転がシンクロしています。H1はハイストールのコンバーターのお陰で、図体に似合わない加速をしますが、エンジンが先ず回ってから速度が付いてくるという感じですが、ALPHAのエンジンは大変ジェントルにグイグイ車速を上げてくれます。理由はトルクがフラットで許容回転数が低くいので、シフトアップ時にエンジン回転数の落ち込みが少ないので、全開でもクロスミッションを組み込んだ車の様にリニアな加速をします。加速の落ち込みが少ないと体内速度計は麻痺を起こしてしまうため、速度計を十分注意をしないとビックリするぐらいの速度オーバーをしてしまいます。従来のH1より100馬力もアップしているので動力性能のパフォーマンスは当然の結果ですが、実は400kgの車重増加をしているので数値以上にエンジン特性を含めた動力性能の向上を感じます。新車ですからサスペンションのアライメントも工場出荷状態をシッカリ保っているので当たりまえですけど、今までに無い程直進性が良好で『当て舵』は全く無用です。エンジンが変ったご利益として従来あった特定速度での共振振動が撲滅されています。振動が減ったことにより運転者へのストレスは大幅に低減できたので、結果として運転が楽と言う事になります。帰りに工藤さんもALPHAのハンドルを握り、試乗が終わっての第一声は『別物!』で、さっそく『宝くじ』を買うそうです。
忘年会での話題の中にエンジンクラックの話が毎回出ます。エンジンの価格、乗せ換え工数および方法、交換のついでにやれる事など、対象年式のオーナーには一番の不安項目です。しかし今年は少しこれらのほかに1つ試したい事が出ました。エンジンブロックのクラックの原因は、ウォーターポンプでキャビテーションによって発生した気泡により、シリンダーブロック上部に気泡が溜まり冷却水の触れない部分の温度が上昇して、冷却水の触れている部分との温度勾配が大きくなってブロックの厚みが変わるシリンダーのトップ部分に応力集中が出て、クラックが入ります。そこで、この部分に気泡を貯めないキットがプレデターから出ている事が話題になりました。これはエンジンブロックの後方にあるウォータージャケットのメクラ蓋から気泡を抜くバイパス流路を設置する物です。このメクラ蓋は7,8番シリンダーの脇に、最初からある物なのでエンジン自体に加工が不要です。単純にココから気泡交じりの冷却水をバイパスすると、本来流れるべき流路の冷却水の流量が変わってしまうので。バイパス量の調整が必要です。プレデターのキットを見るとバイパスホースの途中に何か入れるようになっています。一応、DIESEL TURBO用ですけど理論的には対策エンジンや NA DIESELの場合でも気泡が全く溜まらない訳ではありませんので、保険としてこの部品を取り付けるのは無駄ではないと思われます。NA 用は一度ターボ用を見てから取り付けたほうが宜しいかと思います。この部品の取り付けはセンタートンネルカバーを外すので、何かの作業のついでに行なうと宜しいかと思います。

2005.12. 15.   石飛 毅氏

以前、トラブルの続いたワゴンRは現在絶好調です。
しかし、一旦失った信用を取り戻すのは無理だった様で、新しい車を増車しました。我が家では当方の他に3人が免許を持っていますけど、足はワゴンRだけです。従ってワゴンRは取り合いで、最近は『ナビがあれば何処にでも行ける』と娘は豪語しております。スッカリ信頼を失ったボディがボコボコのワゴンRですが、とりあえず車検も残っているし、まだまだ使えるので当方の通勤用として使うことにして増車しました。モチロン当方は欲しい車も気になる車もありませんので、選定は家族に任せました。車の事なら何でも『お父さん』と言うのはあまり良いことではないと思いますので、5人乗れること(家族全員で出かける時は当方が自転車で移動)だけで次女が主任選定員になりました。
当方は好きな車もありませんけど、嫌いな車はあります。それはHONDAのスパイクと言う車で、ガレージの近所にHONDAの狭山工場があるためかこのスパイクを良く見かけます。嫌いな理由はリアのナンバープレートの部分が凹んでて、尚且つ灯火類がバンパーに付いているので、後ろに付くとナンバーに吸い込まれそうな気分に成ります。実は家族用の車選びは1年以上前にもありましたけど、さほど必要性が無かったので、話が出ては消えてを繰り返しておりました。半年ほど前に話が出た時に、娘がHONDAのスパイクが欲しいと言い出したときには、目が点に成りました。『ケツの穴が締まった様な後ろが嫌いと』言いましたが、次女は『開いているよりまし』と、意見を聞き入れてくれません。この頃は夏前なので色々な所に行きたかったらしく、かなり真剣でしたが、また立ち消えになりワゴンRに元気が無くなった頃、また、話しがぶり返し、ガレージに遊びに来る本田技研狭山工場に勤務している友人が『ぜひ本田車を』と言うので営業も紹介してくれておりました。
しかし、我が家の家族は営業マンが来る事をあまり好まないのと、この時にHONDAのHR-Vに興味を持ち出して紹介された販売店では扱いが無いので仕方が無く近所のHONDAにHR-Vの見積もりを取りに行くと、つい最近生産中止になり、在庫は後3台しかないと聞かされ慌てて主任選定員を連れて販売店に出向きました。主任選定員は、HR-Vを気に入りましたが一応モビリオとスパイクとを見せてもらた所、友達とワイワイ言いながら乗れるほうが良いらしく、あれよあれよと言う間にスパイクに決定。ラッキーだったのはスパイクが今月の初めに大きなマイナーチェンジをしていたために、あのケツの穴が無くなって普通になっていたことです。スパイクであれば、以前紹介してくれた営業から買わないと申し訳ないと思い電話をしたら『お掛けになった電話番号は。。。』営業には運が無かったと諦めて貰うしかありません。今回購入した車は、当方の財布ではありませんから、強い意見を言いませんでしたが、それにしても当方の車選びには絶対あり得ない車です。なにしろ契約書に捺印する直前まで排気量も解っていなかったぐらいですから。。。
レーダー探知機の『ユピテル』の営業マンに連絡して、色々『ユーザーの声』をお伝えしました。営業マンとしてはサラリーマンですから、こちらの意見に対して即答できないのは仕方が無い部分かも知れませんで、一応当方を説き伏せたかもしれないと思っているでしょうけど納得なんてしてません。今回購入したレーダーは自分でも身銭を切って購入しております。確かにアップデートしてもさほど使用に大差無いと思うのも事実です。ただ、ユピテル自身がアップデートを年間に数回やる会員の費用の額は初年度に一万円を超える物であることから、お客さんは、アップデートの内容は凄い物じゃねーかと思うのは当たり前です。代理店専用商品ですから、販売量は少ないと思います。その中でアップデートをする会員は微量であると思われるので、当方が言わなくても自分で気が付くと思うので、これ以上意見を言う事は辞めようと思っただけです。まぁ2年に一回ぐらいアップデートをする事にします。それと、ユピテルのセキュリティ『パンテーラ』(昨日のパンサーは間違です)は、共同開発品でユピテルでは販売していないようです。同等品として『ゴルゴ』という商品は買えるみたいです。詳しく聞きたかったのですけど、営業の担当が違うそうなので、カタログも持っていませんでした。
先週末修理した名古屋のH1は、その後の状況を詳しく知りたかったので連絡した所、絶好調との事でした。ヒーターもガンガン効いて上着も要らないほどだったそうです。これにて一件落着。
この方のヒーターは効きが良いようですけど、当方のフロントヒーターの効きが弱く、走行中は特に酷くなっています。リアユニットからは暖かい風が出ているのでフロント用ACユニット内のダクトの動作不良かもしれません。当方のエアコンユニットはサーボモーターとバキュームで動作しておりますので、先ずはこれらが正常に動作しているかを見ます。そう言えば工藤さんのH1もヒーターの効きが悪いといってたので、同じような内容かも?

2005.12. 13.   石飛 毅氏

名古屋から来たHUMMERをガレージ内に入れて、挨拶もそこそこにエンジンを停止。再始動するとスターターを何度か長めにクランキングすると、不安定な不整脈の後にアイドリングをします。当初、グローも疑いましたけど、クランプ式の電流計で測定すると14A程度の電流が流れていましたのでグローには問題が無いことが解ります。こうなると燃料系統の問題と特定できます。燃料系はフィルターは未交換なので、フィルターの交換再始動しても状況は同じ。スキャナーを当ててリセットしてみましたが、オプチカルセンサーがダウンしている状況に変化はありません。次に、オプチカルセンサーのコネクターを抜いてサービスマニュアルの指示通りに点検を行いついでに、オプチカルセンサーとPCMの配線の導通テストも行いましたけど、オプチカルセンサーのカプラーまでは問題はありません。ココで問題なのはオプチカルセンサーは単体部品で入手する事ができません。噴射ポンプASS'Yでしか入手が出来ない事になります。以前リビルトのポンプを購入した時は1500ドルでコアを返さないと、更に500ドルプラス往復の送料を考えると部品代だけでかなりの出費になります。また、ポンプの交換の場合、当方確実に行なうために、クーラーントを抜いて、ボンネット、ラジエーターを取り外して行ないます。手探りですと後で冷却水、燃料の漏れが出るとやり直しになるし、一度に複数人同時に作業できて時間的に考えても、取り外しにの2時間掛かっても無駄にはなりません。このためにポンプの交換は丸々1日掛かってしまいます。
このオプチカルセンサーを今までに見た事が無かったので、当方が以前オークションで入手した噴射ポンプを思い切ってバラバラにしてみました。オプチカルセンサーはメインシャフトの切り欠きを光を当てて非接触で回転カムの位置を検出しているようです。当方の予想ではエンジン始動時に噴射位置を確認して噴射タイミングを調整していると思われます。従って、始動時に不調で一旦エンジンが掛かると問題なくエンジンが回転し続けるようです。この外に、燃料の温度もこのユニットで測定している事がマニュアルから解ります。このオプチカルセンサーは燃料ポンプのリターン側の蓋に設置されてて、蓋ごとであれば交換が出来そうだし、特に調整が必要な部分はありません。HUMMERの場合はFSD以外はASS'Y交換なのでマニュアルには全く記述がありません。名古屋から来た本人は『泊まる覚悟』といきまいておりますが、土曜日に来て下されば時間も取れますけど、来たのは日曜日の夜9時過ぎで、翌日は仕事もあるので、どうにか追い払うには、出来る事をやると言う意味で、このポンプのオプチカルセンサー部分を交換してみました。
元々当方の持っているポンプは交換されたものなので、以前の履歴が解りません。当方としてはポンプの交換理由の多くはFSDとオプチカルセンサーなので、このどちらかが壊れているはずなので、交換して直る確率は5割です。ポンプはエアクリーナーからタービンまでの導入パイプを取り外すとオプチカルセンサー辺りにアクセスできます。燃料のリターンパイプを取り外してT-25のロングレンチで固定ボルトを緩める事が出来ます。内部には燃料が満たされているので吸引ポンプで燃料を吸い上げてポンプ内のボルトを緩めてセンサー部を取り外します。配管、クリーナーを全て戻し、エンジンをオーナーに掛けてもらうと、見事に一発でエンジンを始動する事が出来ました。
このH1にはまだまだ問題がああました。先ず、水温が160(華氏)までしが上がらないとの事で、これは購入時より水温不安定のOBDのトラブルコードが出ていたらしく、クーラントを少し抜いてサーモスタットを点検すると2個あるサーモスタットのうち1個がバラバラになっていました。何度も言いますが、DIESELエンジンは燃焼温度が低いので、この時期でもクーラント温度が上がりませんので、このまではオーバークールでエンジンに悪影響を及ぼす事があります。このトラブルコードも購入時から点きまとっていた懸案で、面倒を見てくれた修理屋さんからの指導でサーモスタットを持っていたので、これと交換しました。更にエンジン始動時にクランクの元気が無いのでバッテリーを見るとBOSHのサイドターミナルが搭載されていましたけど、固定金具は取り外されたままで、端子にもHIDライト用にバッテリ端子に挟み込みされておりました。端子にスパナを掛けるとかなり緩んでいて接触不良でスパークが出ていたので端子が解けていました。この辺を修正してHIDの電源は電源取り出し用の端子に接続するように薦めた所、結局HIDの配線もする事になってしまいました。この外にFSDのクーリングユニットはガムテープで固定されていたので、良い場所を探してステーを作成して固定。カーナビの車速を結線など今まで溜まっていたモヤモヤを一気に取去る事が出来たようです。
しかし一番痛いのは、車体が若干曲がっている事です。これは最初からか事故が原因かは元々ボディの作りが粗いH1の場合特定出来ません。アメリカでVIN Noからその車体の履歴を調べる事が出来るので、不安であれば調査依頼することも可能です。車体の不具合はバッテリートレーが変形しているので修正しようと思いましたけど、板厚が厚くてハンドツールでの修正は出来ません。かなり大きな力が掛かったと思われます。運転席のドアは、ドア開閉時に引っかかるので修正をしようとしたところ、ドアの形に対して収まる枠の形がひし形になってました。助手席はちゃんと閉めてもドアの上部がウインドウ枠から外にはみ出ています。オーナーの話ではフロントガラスの破片がセンターコンソール内に落ちていたそうです。購入店をあえてお聞きしませんでしたが、メーターをkm表示に交換している事は販売店から聞いていたそうですが実走行距離は不明だったようです。外見は非常に綺麗で年式も新しいのですが、良く見ると色々納得のいかない部分があるようです。オーナーも他のH1が解らないので、こんな物だと思っていたので、当方が試運転をして走行性能に特に問題が無いと告げると安心していた様です。今回は急な話であったため、短時間で見れる分が限られているので全てOKではないと思いますけど、一応安心して外が明るくなり始めたころ名古屋に向けて出発しました。
以前から透明のクーラントがあると聞いていましたけど、今回H1に使われていました。少し薄茶色になっているのはエンジン内の錆か漏れ止めかは解りません。一応比重を測ったところ、濃度は十分でした。5年も経っているので、これも近いうちに交換をお勧めします。彼は忘年会に来るそうです。皆さんよろしくお願いします。

さて、今週の当方の作業ですけど、日曜日の喧騒を予想するような状態でした。先ず、ユピテルのレーダーを取り付けるために説明書の熟読し、取り付けをしました。レーダーのセンサーは基本的に車外のボンネット先端に取り付けるのですが、当方の持ち物ではありませんので、室内にベルクロで固定しました。GPSアンテナもフロントウインドウ下部にカーナビのアンテナと一緒に並べました。表示部は大きさ的にピッタリな場所があったので、これもベルクロで固定します。配線はアンテナとコントローラー別々に2ペアだけで後は、配線を目立たなくする工夫だけです。悲劇は表示部を取り付けたときにやってきました。表示部を貼り付けて配線をトリミングするために外したタコメーターの取り付け枠にビスを通して固定しようとした所に電話が入り、電話を取るために片手を離したときにタッピングビスで表示部を『ガリガリ・・あっ!』この時点で今付けている物は当方のお買い上げ品になってしましました。磨いても取れない傷を指で擦りながら、こうなったのも電話を掛けてきた人、早く付けてテストしろと言った人の顔が浮かび、挙句の果てにはカーナビの様に表示部を保護するテープを張っていないユピテルにも頭が来ました。
そもそも、これのレポートで沢山問い合わせはきて、既に2台購入依頼が来ているけど儲かるのはユピテルと販売店の両者で、時間を使ってレポートという持ち出しは当方だけでむなしさがメラメラ暫く大きく落ち込んでいました。傷ついた部分を指で擦ったり磨いたり色々したけど傷はシッカリ目立っています。スッカリ意気消沈していると、追い討ちを掛けるように、野澤さんから電話があり『あのレーダー凄いですね!何処で買えるんですか。。。』あまりもタイムリーで死にそうでした。
レーダーに嫌気が差して気分転換のために、当方の下回りを覗くとフロントのデフからオイル漏れを発見。シールがNGな模様。先般オークションで購入した中に沢山シールがあったので交換する事にしました。フロントのプロペラシャフトをクロスジョイントの部分とエンジンブロック辺りにあるサポート金具を外してプロペラシャフトをフリーにします。デフオイルを抜いてデフに付いているヨークを取り外します。この部分はブレーカーバーで回すとタイヤが回るのでインパクトレンチが必要です。シールの離脱はデフがアルミ製なのでデフ本体に傷を付けない様に注意が必要です。シール抜きを使うと簡単に取れますけど、外した後に付いているシール剤やバリをスクレパーで綺麗に剥がします。これを中途半端に行なうとシールが上手く入りません。シールの取り付けは専用のインストーラを使用します。シールを変形させないで入れるには必須です。作業中、漏れたオイルをふき取っていると視界にブレーキが目に入り何気なくパットを見るとパットの残量が3mm程しか無く、これも交換することにしました。リアパットの厚みは未だ7部山なので、次回はフロントと一緒に交換するために、以前誰かが捨てたパットをヒロシが保管しててくれたので、中古のパットにしました。ブレーキのパットぐらい新品が常識ですけど、思わぬ出費のレーダー代があるので、何も考えないで中古を採用。ブレーキはキャリパーのピンを以前からキチンと整備しているので片べりも殆ど無く均等に摩耗していました。今回もこの部分を磨いてからAM Gneral指定のテフロングリスを塗布しておきました。次回は前後新品に交換します。
少し暗くなってレーダーを見ると傷が見えない、少し喜んで目を凝らすとやっぱりありました。テストをしないと駄目なので電源を入れいると表示部は小さいけど凄くきれいです。取説を片手に色々設定すると、この表示部は3色表示する事が解り、取説を見ると表示部は『有機ELパネル』でした。この有機パネルは今後プラズマや液晶にかわる薄型テレビにやがて登場する物で、表示部のドットが細かく小さい絵や文字も綺麗に表示します。バックパネルが無くても昼間も夜もハッキリくっき入り表示します。
とりあえず狭山市内をドライブしてテストすると、色々な情報が入ってきます。ためしに狭山警察に向かうと『○○m先に警察』と表示してくれます。この他、レーダーとか色々な物に反応します。カーナビの音声案内に慣れている当方には音声案内には慣れているので、レーダーの音声案内は気になりません。これから運用しながら使いこなすつもりです。このレーダー探知機は内部のデーターを有料にて書き換えをする事が出来ます。会員になって年会費を払うとデーターダウンロードが出来るそうですが、正直な所『高いです』それよりも『高すぎます』カーナビのソフトも有料だからと言う理論でしょうが、商品の性格上、使えないと言う評判が立ったりすることはデメリットだと思います。会員にならなくても販売店に持っていくと有償でアップデイトしてくれますけど。この中には販売店の手数料とか流通コストが含まれているのでしょうけど、今時この手の手数料はこれだけインターネットの進んだ時代では時代遅れですね。ユピテルは 『ドンドンダウンロードして使えるようにしましょう』と宣伝しているけど、ユピテルには自己矛盾があります。それは当方が入手した物はメーカーから入荷したばかりの物ですけど、箱の中に『ダウンロード会員の半額を05年9月まで延長!』と言う物が入っておりました。(現在では06年3月まで半額だそうで、会員数が伸び悩んででいるのは明白ですね)と言う事は当方の入手した物はそのチラシ以前のデーターと言う事になります。要するに賞味期限切れ品と同様と言う事です。
データーのアップデートは年に数回行なわれるそうで、これを有償としていることで自分で販売製品に鮮度を付けてしまっている事になります。製品が作られて棚置きして、お客様に渡るリードタイム中に古いものになっているくせに、ダウンロードを進めるのは購買意欲を下げます。このモデルはキチンとした代理店でしか購入できないのですから、購入後1〜2年はダウンロード無償とするべきでしょう。これで製品の鮮度を保つ事が出来るし、お客さんにも『買い得感が増します』。システムとしては販売店が販売した日付をメーカーにフィードバックして、お客さんがオンラインでダウンロードした場合だけに限り有効で、販売店を通して行なうアップデートは従来通りに有償とすれば良いでしょう。特に緊急車両の周波数変更などもファームウエアの修正で行なえると製品の巾が広がり、これからの定番品になる期待が持てます。純正装着が増えたために売り上げの落ちているカーナビメーカーが付加価値を上げるためにカーナビに取り込んだら、折角ユピテルが切り開いた新しいマーケットを全て取られちゃう事になるでしょうね。カーナビであれば、これらのバージョンアップもあるからソフトの買い替え周期を短縮するメリットも出ますから、参入の可能性は高いはずです。ユピテルとしては売った後にも金に成る良い案だと社長に褒められてシステムを考えた人は自己満足でしょうが、社内で意地を張ってこの制度をやり続けてもシステムの広がりだけではなくて製品の広がりにもマイナスなのでぜひ再検討をしてもらいたいです。
消費者はメーカーの思惑には騙されません。例えばパソコンの時代になって、それまで圧巻していた『プリントごっこ』も割高で高飛車だったので今じゃ悲惨ですよね。ある程度儲かっているうちに時代を読んで顧客満足度を上げて進歩していかないと、気が付いた時にはどうにもならなくなると思います。ユピテルは年商100億ぐらいの会社ですから、小回りが利いて大手の隙間をつく良い商品を出しています。特にカーセキュリティーは外国製の物が国内で圧巻しておりますけど、当方の様に自分で使う立場ですと、アメリカでの価格とか修理サービスとかちゃんと読める取説とかを考えると日本の会社が作った物の方が日本の事情に合ってて良いと思っています。セキュリティ屋さんで質問して解らないと『それは内緒です』『企業秘密です』と言うのは本当は知らないんじゃねーかなと思っています。ユピテルの『パンサー』には非常に興味があります。これから売り上げの落ちている大手に負けないためには、大手や自動車メーカーが出来ない事をして欲しいです。商品は間違いなく良いものですからね。。

2005.12. 12.   石飛 毅氏

週末は山形からオーナーがガレージに見えました。
元々金属絞り加工を始めて、現在は特殊表面処理等の付加価値の高い加工をしているようです。板金物は図面を渡せば作って下さるそうなので、当方にとっては頼もしい方です。忘年会にお誘いしましたが、お忙しい方なので、次回のミーティングには来ていただきたいと思います。この方のH1には16インチのスタッドレスが装着されてて外径は850ですけどオーバーフエンダーが被っているのでルックス的には違和感がありませんでした。ウインチもマイルマーカーが装着されててスッキリしています。
数週間ほど前に名古屋の方からメールがあり、お持ちのH1が納車時より不調で、現在修理中との事でした。現象はエンジンの難始動で、ご本人からはバッテリーが上がるほどスターターを回さないと掛からないと言う事でした。地元には欧州車のオーソリティがいて、その方がOBDUでスキャンした所、トラブルコード251が出ている事を調べてくれていると言う事でした。この現象は、エンジンさえ掛かってしまうと正常なので、この時点では当方も地元の修理屋サンも簡単な部品不良とか接触不良程度の事と思い、電話で相談した結果、燃料系かグロー不良が予想出来たので、リフトポンプ、燃料フィルター、グローリレー、グロープラグ、そして万が一のためにFSDの交換もお勧めしました。部品は全て友野サンから送ってもらいましたが、年式が2000年だったのでグローのモジュールは最新式の弁当箱で、送った部品が合わないので修理は中断しました。色々な情報を聞いていると、この時点でそう簡単な修理じゃないなと思い、これ以上のリモコンン修理は不可能と判断して、これ以上は現車を見ないと無理と判断して、その旨をお伝えしておりました。所が、日曜日の夕方にヒロシとホノボノしていると『現在、そちらに向かっています』との連絡が入り、時間的な問題で躊躇していると『駄目ですか?』と言われましたけど、そうムゲには断れないので、とりあえず待っていますと返事して、そこから受け入れ準備を始めました。
オーナーが来たのは9時少し過ぎで案外早く到着しまし、早速ガレージの中に入庫してトラブルの状況を現車を前に聞き取りを始めました。そもそもトラブルは納車時からで1回目の納車時は横浜辺りでエンジンチェックのランプが点灯し、そのまま引き返し購入先に入庫、2回目に引き取りに行った時は、数百メーター走った所でエンジン音が大きくなってまたチェックランプが点灯して引き返し再入庫。3回目でやっと納車されたらしいです。無事、名古屋に持ち帰ってから少ししてチェックランプの点灯し、現在までに至ったそうです。現車を見ると綺麗な車でしたが何となく変な所がありました。当方が気が付いたのは、なぜかバッテリートレーの先端が変形している事。クリーナーを開けると泥の混入、クリーナーの汚れ状態は新車から未交換と思われました。その後もっと凄い事が。。。

2005.12. 10.   石飛 毅氏

年末ボーナス時期にあわせて、近所のオートバックスやオートテックからの広告が我が家の新聞折込に入っておりました。
広告の品物はカーナビ、ETC、スタッドレス、リモートスターター、レーダー探知機と同じような物ばかりですね。取り付けが面倒な機器はネットで買った方が明らかに安くても、普通の人は取り付けに自信が無いので高いのを承知でこの手のショップで買うみたいですね。当方は自分で取り付けたり、仲間内の取り付けをしているのであまり気にしておりませんけど、確かに取り付けの段取りとか慣れていないと大変でしょうね。特にHUMMER以外に取り付けるときは車速パルスには苦労します。少し古い車だとSONYのHPに出ていますけど、以前ワゴンRに取り付けた時違っていましたので、あてになりません。先日もランサーワゴンに取り付けたときに、ネットで調べてもハッキリ判りませんでした。取り付けたナビはパイオニアのHDDだったので処理速度が速いのとジャイロと加速センサーの性能が良いから、GPSだけでも十分なのでとりあえず車速無しでも使えそうなので配線の端末を処理して、いつでも繋げるようにしておき車速なしで一旦終了しておきました。その後何時も懇意にしてくれている三鷹の自動車電機屋さんに出向いて、車速を聞くと、色々な車種の車速が入っているCDから検索してもらって配線図を頂きました。これで次回チャンスがああったら接続できます。
以前、この自動車電機屋さんから、レーダー探知機を薦められました。当方は以前レーダ探知機を使っていましたけど、ダッシュボードの上に載せておくと如何にも法の目を潜り抜けていますという感じがしたのと、誤動作でピーピーうるさいので、いつの間にか使わなくなってしまいました。また、この手の物は相手側の進化が早く、全てのものを感知できないらしいし、性能も怪しい物が多い感じがして、それに頼ってしまうと怪我の元なので、常に五感に頼って運転しています。電気屋さんが薦めた物は、レーダー探知機には古くから製品を供給している『ユピテル』の物でした。当方の知識でこの手の物はシガーライターやソーラーパネルから電源供給している今までの物と異なり、きちんと車体に組み込む物なので、量販店での販売はしないそうです。シガーラーターはいざと言うときに抜けてたために役に立たなかったり、ソーラーは太陽光が十分に当たらないと充電量が足らなくて誤動作する事があるので、これはハーネスから電源をしっかり取る方法で安定した電源供給を行うシステムになっています。機能的にはもう既に一部のモデルで使われているGPSで自車の場所を測位して、予めメーカーが調べた常設速度測定器がの設置場所に近づくと警報を出す機能が入っています。この警報識別の種類はループコイル測定、トンネル出口オービス、レーダーオービスなどを含めて14種類もあります。また、13種類の無線バンド受信機能を持っているので、近い所で無線機を使っている事を知る事が出来ます。
具体的には最近の緊急車両はGPSで自分の位置を測定して、それを本部に407.7MHzのデジタル無線で発信しております。本部はこのデーターを地図上に表示して何処に緊急車両がいるか管理しておりますので、この電波を解析すると自車の近くに緊急車両が来る事が判り、安全に緊急車両に道を譲る事が出来ます。また治安のために無線機を使うと、近くに治安維持者がいる事も判ります。モチロンレーダーによる速度測定、Nシステム、LNシステム、Hシステム、レーダーオービス等の測定システムが使っているX・Kツインにも対応しています。この中にはヘリコプター専用無線もあるのには驚きです。
最近、走っている車に短時間のレーダー照射を行う『ステルスシステム』には前車に照射した一瞬のレーダーを測定する方法と、連絡用の無線を受信する方法と、更に常設では無く過去に臨時測定を行った実績のある場所を本体にインストールして警告するハイブリッと測定を行い対応しているそうです。これらを測定する事自体凄いのですけど、今までの音による警告では一体何が何だか判りません。そこでこのシステムにはそれらを表示する表示板が付いております。この表示部は小型で本体とは分離されているので、場所の制約をあまり受けないで設置する事が可能です。本体はETCより一回り大い位で通常操作する事が無いのでダッシュボードの下にでも隠して置けます。レーダーアンテナ部はボンネット先端に取り付けるので、室内に置くより感度が上がりそうです。このアンテナと本体の通信は無線ですからアンテナには電源とアースを繋ぐだけです。GPSアンテナはカーナビ等と同じ大きさでカーナビが受信できる位置であれば室内でもかまいません。操作は赤外線リモコンで行い、リモコンの受信部は表示部にあるので、表示部に向かって操作出来るので特に意識する事無く自然に操作できます。
さて、これだけの盛りだくさんのレーダーは見た事が無いので特に必要としませんが、新しい物が好きな当方としては試しに付けて使用感を体験したいのですが、非常に高価です。そこで、このシステムの説明をした所、興味を持ち購入依頼を受けたので、『お使い』をしてきました。取り付けに関しても出たとこ勝負では申し訳ないので、当方のH1を取り付けの見本にして一旦取り付けて機能テストを行ってから移設しようと思います。

2005.12. 9.   石飛 毅氏

先ほど松原さんから連絡がありました。
どうやら忘年会の出席率が低いみたいです。年末も押し迫った日程だったので仕方が無いのですが、ギリギリまで頑張って『やっぱり行けない』という方が多く、大幅に予定数を下回っております。折角、宿泊先も取れているので、万が一遠慮したり気後れしている方がいらしましたらぜひ参加してください。来れば多分良い事が沢山あると思いますよ〜。モチロン、初対面の方も友人と一緒の参加でも歓迎します。と言うより参加していただくと予約の都合上、とっても助かります。特に関西方面の方は近いので、ぜひこの機会をお見逃し無く!

2005.12. 5.   石飛 毅氏

ガンちゃんには以前Dリングブッシュバーが付いていました。
松原さんの所に来て、前のオーナーの雰囲気を変えるためにブッシュガードをシンプルな物と交換しました。そのため、ヘリコプターフックに溶接された受けを取るのにサンダーで削り取っても、その後の成型は面倒だし、そもそも当方であればまだまだ使える状態なのにタイヤ、ホィールも交換したし、塗装も光沢は十分だし傷も無いのに塗り替える程ですから、ヘリコプターフックを新しい物にすれば良いと思いカットしてしまいました。その後不幸にも当てられてしまいましたので、それの補修と全塗装で暫く離れていたので、後々になってしまい、やっとヘリコプターフックを作成しました。棒材の曲げ加工をやってもらう所が解らなかったので、先ずは丸棒を『とちきん』で購入してプレスを使って、どうにかしようと色々やってみましたが、普通のプレスでは、同じ物を2個作るのは至難の業でした。そこでヒロシの知っている金属材料屋さんに聞いた所、引き受けてくれそうでなので、簡単な絵を描いて渡しました。
今週、その材料が出来てきました。仕上がりもお値段もご立派でしたが、当方が四苦八苦するより結局は安上がりです。ココで問題は、ALPHAの場合はボディリフトをしているために単純に延長しているわけではなく、少し角度を変えております。96年以降オリジナルから0.5インチボディリフトした時は、オリジナルのままだったのでヘリコプターフックの飛び出し量は少ないです。当方のH1はトータル2インチのボディリフトをしているので、更にヘリコプターフックの飛び出し量が少ないです。TOMONO-GOはストレート部分を溶接で延長しておりますので、シコタマボディリフトしておりますけど、飛び出し量はオリジナルと同じぐらいです。試しにこのまま仮止めしたところ、ボンネットの開閉時に当たってしまします。プレスで開きを調整して少し曲げて。。。。。出来上がりをお楽しみに。ガンちゃんは過保護にガレージ内に保管しているんですけど、もうボルトが錆びています。黒染めのハイテンションボルトは、錆び易いのですけど、新品の時には綺麗だから使ったんでしょうね。真っ赤です。要交換!
TOMONO-GO修理中に不調になった当方の足であるワゴンRは、2回修理屋に出しましたが治らず、当方がいじっている内に治ったと以前報告しましたが、また不調になりもう駄目かと諦めておりましたけど、無事復帰しました。ワゴンRも11年目を迎えて普通の方でしたら、多い人で2回少なくとも1回は乗り換えるペースですけど、愛着と言うより他に欲しい車が無いのと、あくまでも足なので見栄を張る必要も無いので便利に使っております。これからH1も10年を超える固体が増えて、恐らく今回のトラブルと同じ様なことが起こると思うので、参考になると思うので詳細を報告します。
現象は、昨年の夏に次女が停止中ステレオが停止してエンジンが止まり大騒ぎ、所が暫く放置するとエンジンが掛かり無事帰宅。修理屋に出すとバッテリーを交換して帰ってきました。そのまま一年たった今年の夏マタマタ次女が『海にワゴンRで行く』と言い出したので、勿体無いけど磨り減ったタイヤを新品に入れ替え、更に松原さんにカーナビを借りて『ワゴンR』に装着し、使い方を教えて鹿島の海と、そこから近い『ゆらり館』をメモリーして、送り出しました。この時は無事帰還、しかし、今一ハンドルが重く、今一エンジンの調子も止まりそうになったりします。今年の夏、ここでも報告しましたけど、道路に人が倒れてて、警察が来て事情聴取が終わるまで、エアコンとエンジンを掛けっぱなしにしていたらカーナビとステレオが消えていました。直感的に電圧降下と思い、出来るだけ電気を使わないようにして走るとカーナビは復活。カーナビで電圧を見ると『10V』しかない。深夜なので翌日修理屋に出そうと思いそのまま帰宅。朝、電圧降下の事をすっかり忘れて何時もの様にワゴンRに乗るとスターターは元気良く回ります。暫く走った所で、昨日の電圧降下を思い出し、仕事が終わったら修理屋にもって行くことにしました。仕事が終わりスターターを回すと何事も無くエンジン始動。充電不良だたっと考えて修理屋には行かないで帰宅する事にして、途中GSで給油に立ち寄りエンジンを掛けようとしたらスターターが回らない。何度かキーを捻るとどうにかスタート。そのまま修理屋に直行しました。修理屋に行くとオルタネーターの不良じゃないかと診断。その工場で出入りの自動車電気屋が来ると言うので、そのまま代車で帰宅しました。
翌日修理が終わったと言うので、引き取り暫く走りカーナビで電圧を計ると『10V!』治っていない。翌日修理屋に持って行くと、修理をした自動車電機屋を呼んで現状説明。修理内容の説明を受けて内容は理解したけど、直っていないので納得はしない。エアコンを入れたりライトを点灯したり、ハンドルを回したり(パワステは電動なため)そうすると酷い時は『9.5V』位まで落ちる。特に酷いのは電動ファンが回るとガックリ電圧降下します。そこで電動ファンに疑いを持ち、電気屋と話し合い電動ファンとオルタネーターを再度交換することでコンセンサスを取って、また代車で帰宅。翌日仕事が終わった後にもう大丈夫だろうと車を引き取り帰宅。翌日は、松戸にある某プラント会社にワゴンRを使い出張。外環を走行中の電圧は12V以上あるので一安心。しかし不幸は帰りに起こりました。電圧は10V辺りを行ったり来たり。AC、ステレオ、カーナビを止めて、ハンドルを切る時には出来るだけパワステの負荷を小さくしてどうにか会社に到着。帰るまでの数時間バッテリーを充電。仕事が終わった後に修理屋に直行、カーナビで電圧をモニターすると修理屋まで後5分ぐらいの所でカーナビがダウン、とにかくブレーキもあまり踏まないように、修理屋に着いたとたんEPAがダウンしてバッテリーをピッタリ使い切りました。とりあえず徹底的に治してくれと告げて代車で帰宅。この後一応オルタネーターは交換したけど、症状は同じで電気屋もお手上げ状態。その後当方がちょこっといじったところカーナビで電圧をモニターした所13.5Vまで上がるようになり一安心しておりました。
しかし、最近また10V代になるようになり、止まって居る時は『N』エンジン回転を上げながら走るので、人を乗せたら『気持ち悪くなった』と言われこれではどうにもならない。子供達はカーナビがあれば『何処にでも行ける』と思い始めているので、遂に増車する計画が持上がりワゴンRは本当に駄目になるまで当方専用車にする事にした。しかし、いざ新しい車を買うとなると『車選び』は大もめになって中々決まりません。そこで、もう一度キチンと原因究明をする事にしました。先ず、オルタネーターからチェックしようと思ってオルタの場所を見るととてもじゃないけど、エンジンが掛かっているときにテスター棒を当てれるような雰囲気ではありません。オルタはリビルト品で、壊れたオルタネーターをリビルト屋さんが部品交換してテスターに掛けて電圧チェックをした物です。ですから、元々のコアが一体何が原因で交換されたかは解らないで、ベアリング、ブラシレギュレーター等の消耗品を交換して終わりと言うのが多いそうです。一応一回は電圧が上がったのでこの部分は端子の増し締め程度でOKとしました。ベルトの張りも点検だけです。次にマイナス端子にテスターを充てて色々な所の抵抗値を測定しました。先ずは端子から直ぐにボディに落としている部分の抵抗を測定したら。。。。『50Ω!』ギクッ!エンジンに当てると『100Ω!』ボディの適当な所に充てると『オープン!』多くても自分の今までの知見では『一桁Ω』であったけど、これほど大きかったら、かなりの電圧降下というより機能障害が起きてもおかしくない抵抗値です。バッテリーの電圧は12Vなので少し放電気味。そこで、室内にあるアースと思われる配線を全て測ると同じような感じです。オルタの本体とエンジンブロックは数Ωでした。
とりあえずバッテリー端子と、エンジンブロックと車体を繋いでいるアース線に菊座金を入れて、再度測定すると殆ど1Ω以下に復帰。そこでエンジンを掛けるとカーナビのモニターは『13.8V』を刺しました。修理はたったのこれだけです。費用は10円以下、時間は10分。。。。エンジンの調子は見違えるようになり、エアコンを入れても電圧は少し下がる程度。全ての電装品をフルに使っても12.5Vを下回ることはありません。ヘッドライトも室内灯も何時もより全然明るいし、ブロアーも強くなりました。諸悪の根源はアース不良だけでした。これで色々つじつまが合います。先ず電気の回路はオルタネーターの付いているエンジングループとバッテリー回路の2系統成り立っていたと思われます。従ってオルタはバッテリーのマイナスとの間に抵抗を持っているので、一所懸命13,8Vを出して発電しているのに電圧が上がらない。バッテリーも電圧が上がらないし、電装品に出した電気も途中の接触抵抗が大きいので、電圧を更に上げる事が出来ない。更に沢山の電装品を使うと、更に電圧が下がってEPAのシステムダウンかスパークが弱くなってエンジンが止まる。しかしバッテリーは少し休むと電装品を止めてあればスターターを回わす程度の電気は残っている。接触抵抗は恐らく湿度にも影響を受けそうです。菊座金を入れるために外したボルトは錆が浮いててイカにも電気を通すようなキャラクターではありません。恐らくオルタネーターはエンジンが掛かっている間、常に全開で充電していたと思われます。これはオルタにも大きな負荷ですし、エンジンの燃費・性能低下を行なっていたと思います。最近の軽自動車は急加速時にAACクラッチを切ったり、オルタからの発電を止めると聞いた事があります。当方のワゴンRもそれであるがために、あまり性能低下に気が付かなかったかも。
結論、一回目のオルタネーターは壊れていなかった。2回目のオルタネーターはリビルト不良でオーバーロードでお亡くなりになった。最終結論、自分の車は自分で治そう。。。よくオルタネーターが壊れた話を聞きます。古い車は多かれ少なかれアース不良は付き物です。アーシングなる物を良く効きますけど、これは古い車には効果的だと思いますが、先ずは元々の配線類を確実に結線しておくことが最優先で、万が一オリジナル部分が駄目になった時に、その配線が肩代わりしてる状態は本来の逃げ道作りという事です。以前アース不良の車で残ったアースがアクセルワイヤーで突然アクセルワイヤーが燃えて驚いたと言う話を聞いた事があります。オルタネーターはマイナスがエンジンブロックなのでこのハーネスはキチンと行なった方が良いですね。
当方のH1もカーナビの電圧が低めです。ハマーの電装品はプラスもマイナスも一旦端子で受けてデリバリーしています。バッテリーターミナルの端子と、パワーピックアップの端子台はあまり清掃する習慣が無いので、近いうち電気の通り道を整備して見ます。ガソリンの場合はバッテリーが一個なのでDIESELよりパワーが落ちてワゴンRの様にエンジン不調の原因にもなります。DIESELの場合は急に落ちると思います。カーナビに電圧モニターがある方は時々走行状態に応じた電圧を知っておくと良いでしょう。こんな事は古い車のオーナーには常識なのでしょうか?古い車はエンジンのマネージメントがアナログなので、案外弱いスパークで調子が悪い事が多いような気がします。コイルの1次電圧が下がれば2次電圧は下がります。CDIやフルトラの場合は少しはマシですけど、これも定格電圧で無ければまともな動きはしないはずです。

2005.12. 2.   石飛 毅氏

4X4 MAGAZINE 1月号を見た所、今月から『 HUMMER PARKING ONLY 』と言うコーナが始まりました。
今月は『 2Dr ピックアップ 』と『 格闘家 』が出ています。2Drはシンプルで良いですねー!この先、ローダウン、チョップトップ、エンジンスワップをするそうなので完成が楽しみです。当方は格闘技をあまり知らないので、この方は良く知りませんでしたが、大相撲の力士だったんですね。スンゲー太い腕をしています。以前に乗っていたプラドよりH1の方がピッタリです。他のページをめくると、愛知県の『ウイングオート』のショールームの写真が出ていますけど、凄いです。まるでアメリカのディラーみたいでHPには『心踊り、胸高鳴るハマーショールム』と書いてあるけど確かにその通りで驚きです。H3も発売が始まり本格的な販売が始まったと言う感じです。SEMAショーのレポートでライアンさん(プレデター)のDuramaxにコンバージョンしたH1が出ていたはずなのですけど、レポートがありませんでした。残念!このDuramaxにコンバージョンしたH1にアメリカで試乗した方とお話しましたけど、凄いらしいです。DuramaxエンジンはH2にもコンバージョン出来るみたいです。http://www.predatormotorsports.com/index.asp?PageAction=Custom&ID=6
本日、スカイオートの村上さんと電話で話をした所、H1のブレーキに不満がある場合ALPHAの12インチディスクにコンバージョンする事が出来そうだと連絡がありました。NON-ALPHAのディスクブレーキの直径は10.7インチですから直径で3cm半径で1.5cmですが、元々小径ですからか、パットが同じであれば制動力の違いは体感できるはずです。当方もローターが摩耗したら交換したいです。
ALPHAは今年の1月から5月までに425台生産されました。9月から年末までに375台の生産が予定されています。(多分もう完成しているかも?) 最初の425台は”Wave1”と呼ばれており、次の375台は”Wave2”と言います。段々生産台数が減少して、04モデルが246台しか作られなかったので心配でしたけど、ALPHAが800台も生産されたので、マダマダメーカーもやる気があるのではないかと一安心しました。ココで不思議なのは6.7.8月に生産がされていない事です。夏休みにしては長すぎますから増産体制準備?なんて勝手な事を想像しているのは期待しすぎでしょうか?
友野サンからの情報ですが、2002年から開催されていなかったHUMMERエンスーには待望のHOME COMINGが来年6月に開催されるようです。前回から4年振りです。少し開催期間は短くなって3日間ですけど、H2、H3オーナが増えているので、もっと沢山のオーナーが集まる様な気がします。以前はトラビスとかマイクさんが色々コーディネートしてくれて上げ膳据え膳でしたが、次回皆さんが参加するかどうか解らないので、もし行くとしたら色々準備が必要です。参加は事前申し込みでHUMMER CLUBのメンバーである事が必要です。前回はH2が発売したばっかりで、H1も『メガクルーザ?』と間違えられる事がしばしばありましたけど、現在はH1もメジャーになっているので国内オーナーとかメディアの参加もありそうですね。現在テロ対策で単独での工場見学は不可能なので、イベントに工場見学があれば、H1、HUMMVEEの生産ラインの見納めになる可能性もあります。以前は8月だったのでハイシーズンですから飛行機代がバカ高かったけど、今回は6月なので飛行機代は半分以下ですから行き易いと思います。
当方もH1オタクとして、ぜひまた行きたいのですが、義弟がパラリンピックの代表になっているため、3月にトリノに行くので6月にアメリカに行くのは無理だろうなぁ〜。それまでに子供達も就職しててくれれば良いんですけど。。。大井先生も飛行機を信じていないので行けませんね?友野サンも固有の事情で無理でしょうから、行けた方はシッカリ写真を撮ってレポートしてきてください。開催地のサウスベントにはHOME COMING以外にも、HUMMERのジャンク屋さんがあってお宝を格安で買うことが出来ます。リアゲートは50ドルだったな〜。前回のレポートはPast Essayの2002年8月にログがあります。

2005.12. 1.   松原義明氏

ハマーオーナーズクラブジャパン 2005年度 忘年会のお知らせ

      12月17日(土)〜18日(日)
         場所 エクシブ浜名湖 
         定員 一応10名です

現在正式に参加表明されている方は、私を含めまして5名です。
参加ご希望の方は、12月16日までに下記アドレスまでご連絡ください。
ただし、定員に達し次第締め切ります。
誠に申し訳ありませんが、12/13〜15までメールをチェックできません。
ご了承下さい。

        幹事 松原  york@zf6.so-net.ne.jp

2005.12. 1.   石飛 毅氏

以前から今まで知らなかったH1オーナーやオーナー予備軍の方からのメールが来続けております。
皆さんに大したアドバイス等は出来ませんが、中には少しは役立つ事もあるようです。その中で、さほどメリットも無いのにクラブ入会の希望も多く驚いております。スカイオートの話では、最近H1の問い合わせも多く、実際良く売れて在庫が薄くなったので仕入れを積極的に行なっているそうです。しかし米国内には破格のH1もありますけど、程度の良いH1は実際現地に出向いて確認しないと駄目だそうで、またアメリカに行くと言ってました。ブレーキテストが受かり、高年式のH1がこれから輸入されると、第2次のH1ブームの予感がします。第1次のH1ブームは96年苫小牧にHUMMER JAPANが出来た辺りで、通勤途中に新青梅街道を走ると、清瀬にある予備検査屋さんから多摩陸事に向かう沢山のH1を目撃しました。この頃、日産サニーと提携してて、バンパーに『TOKYO NISSAN』のステッカーが張ってあるH1もありました。先日、スカイオートの村上さんのH1を見たら、未だこのステッカーを貼ってあったので、かっこ悪いから剥がすように言いました。
クラブ入会時に配布しているプレートはオーバルと波型の2種類あります。このうちオーバルはもう在庫が数枚しかありません。アルミにアルマイト印刷した物ですが、これを再生産したいと思いますが、どなたか小ロットで作成してくれる所をご存知でしたら、紹介して頂きたいと思います。
世の中は、株価が上がったり下がったり、買い占めたり、M&Aだの蜂の頭だの色々あって、他人事だと思っていたら、勤務先に突然外資が入ってきて筆頭株主になってしまいました。この件で会社が右往左往している時に、当方はスカイオートとブレーキテストに行ってましたので、未だちゃんと話を聞いていません。表面上はアメリカの分析計メーカーですけど、その統括グループは有名な買取会社?です。働く物にとって一体この先どうなるのか皆不安ですけど、当方は楽観的です。経営者が今時の事をするなら、働く方も今時にすれば良いことですからFA宣言し易いと言う事にもなります。日本の社会では転職は道義上同業他社には行かないと言う伝統がありましたけど、これからはステップアップしても良いという事になります。今までいわゆるヘッドハンティングは2回来ましたけど、1回目はあの『会長』に止められて、2回目の時はプロジェクトを持たされて失敗しましたけど、今度来たら真剣に考えようと思いますが、同業大手は殆ど東京以外ですけど雇ってくれるかどうかは解らないです。ただ、今の会社の力を落とすメリットがあると思えば、そこの会社で使い物にならなくても、雇うかも知れませんけど、恐らく当方一人が抜けたところで会社は安泰でしょうからその可能性も少ないかも。。今の地理的条件やガレージやヒロシ、日本国中のH1オーナの事を考えると(大げさ?)、今の生活を辞める事が出来ないので、このままズーッと今の会社に居る事になる確立のほうがかなり高いです。
面白かったのはこの会社のアメリカ版HPを見たら、同じグループにスナップオン並みの品揃えをしている工具メーカーがありました。元々この工具メーカが買取会社創世記に中心だったようです。今一番の心配は派遣された役員にスナップオンを使ったら怒られるんじゃないかと言う事です。買い取った会社の不良社員がH1に乗ってスナップオンを使っているのを知って『奴の給料を下げろとか言われたら』命の続く限り家族全員で会長を恨みます。ふと工具メーカーの名前を聞いたときに、初めてじゃないと思って5年ほど前に会長から『そのうちココから安く買えるぞ』と工具のカタログを渡されていたのを思い出し資料棚を探すと、発見しました。この工具メーカーのカタログ!表紙を見ると1998-1999年と書いてありました。この話はもう5年以上前から水面下で動いていた見たいです。知らなかった・・・・・・。

 2005年11月