2006年7月  HUMMER ESSAY 2006年8月      

2006.8.31.    石飛 毅氏

当方がデジカメの消費が激しい件で色々ご意見を頂いております。
修理に出そうと思っても、落下などの物理的な故障は受付時点で高額修理代であることが書かれておりますので、修理代金に少し足すと、今回の様に2年前の高級モデルよりも高機能な物が購入できますので、迷わずリプレースを選択しました。不満だったメモリースティックも秋葉原でメモリーステックDuoがダイレクトに読み込めるカードリーダーを激安で3個ゲットしてくださった方がいて、メモリーに対する不満は無くなりました。こう考えるとデジカメってフィルムカメラの様に何時までも使える様な名機とかありえない、消耗品になってしまう様な気がします。特に高画質は必要ない当方としては、画面も大きくなったので、このまま出来るだけ長く使いたいけど、作業中のシャッターチャンスを逃さないためには、ついつい乱暴な扱いになってしまうので、貧乏臭いですけど何時もの様にカメラ全体をラップしました。そのままでガンガン使うのがカッコいいのですけど、フィルムが一枚貼ってるだけでも、汚い手で触るのにも気が楽です。裏面もラップして液晶にも保護シートを作って貼り付けました。
オークションに『フェイクのH1と6人乗りのハンビーが出ていますよ』と、これも色々な方からメールを頂きました。フェイクH1は確かに良くできていると思います。ボディ形状もワゴン、HT、スラントバックと多彩です。実物を見た訳ではありませんので詳細は判りませんけど、ぱっと見は見間違えます。ベースは日産サファリだそうです。以前東南アジアで作ったフェイクH1の形は何となく変でしたけど、今度のは造型は良好ですね。この手のフェイクの存在の良否は余り興味がありませんので明言はさけますけど、作った人の工作力は感心します。でも、HUMMERのエンブレムを付けている事は悲しさを感じます。フェイクのH1ハンビーは以前からアメリカにあります。基本的にK1500のフレームにリアルハンビーのボディを載せているので、外観も内装も本物と同じなのでパッと見は見分けが付きません。これは数年前まではハンビーの動体での払い下げが無かった時に生まれた物で、現在は本格的にフェイクを作っている会社があります。オークションに出ていたのもココのなんでしょうか?http://www.4x4bodies.com/index.phpハンビーのストレッチリムジン?は初めて見ました。何もストレッチにしなくてもそのままでも良いと思うのですが、登録の可否に関してはノーコメントとさせて頂きます。と思って確認のためオークションを見たら消えていました。
4X4マガジンに、当方が作文したHOME COMINGの記事が出ています。一応写真は代表で君島さん(牧野さん)となっていますけど、参加者の全員の写真をまとめて渡してありましたので、撮影者は君島さんの写真を一番使っているのでクレジットは君島さんになっています。

2006.8.29.    石飛 毅氏

デジカメやっぱり駄目です。
約1年半HPの撮影に頑張ってくれたのですけど、代替をしました。最近のデジカメは高機能ですけど、HP用に撮影するには画素数は余り関係ないので量販店で山積になっていた物を吟味して購入しました。メモリーを入れて合計で2万円ちょっとですから良いでしょうね。それでも画面は2インチですし、5.1メガピクセルですから、今使っているデジカメより性能は良いと思います。ちなみにレンズもカールツァイスですけど、青梅市で作っているレンズだと聞きました。今までのデジカメはレンズがにょきにょき出てくるタイプでしたが、今度はメカトラブルが少ないレンズが飛び出さない奴にしました。更にマクロ撮影は1cmからOKと言うのは、当方の使い方には大変便利です。
しかし、問題はお金を払うときに気が付いたのですけどSONYなので、メディアが独りよがりのメモリーステックの子供板のメモリースティックデユオとかいう奴なので、PCに取り込むとき不便です。USBケーブルが使えるのですけど、自宅、仕事場、ガレージとオペレートする場所が複数の場合は補器類をカメラと一緒に持ち歩かなければなりません。今まではマルチカードリーダーを全ての場所に置いてあるのですけど、この子供版には対応しておりません。メディアは他と同じく安いけどそのままマルチカードリーダーに入らないのは困ったもんです。
今までのカメラは毎回記憶メディアは違っています。初代、2代目は3.5インチのFD、3,4代目はスマートメディア、5代目はコンパクトフラッシュです。どんな記憶媒体でも書き込みの回数の制限があるらしいので、こうやって時々メディアを交換するのも良いかなと思っていまし、このカメラもまた2年以内で終わりでしょうから、この辺はあんまりこだりませんでした。毎回買う度に思うのですけど、デジカメに付属のソフトは特にいらない様な気がします、使うのにマニュアルを読まないといけないし、WINのOSとの関係がわかり辛いので、折角の画像が無くなってしまうこともありました。とりあえず今週からは美しい画像が復活すると思います。ちなみにこの写真は5代目の最後のお勤めです。

2006.8.28.    石飛 毅氏

一通り頼まれていた作業も一段楽したので、502の作業環境を整えるために作業場の整理を行いました。
作業スペースには、天井から下げているコードリールと電源リールは4セットありますけど、2セットしか繋ぎこみをしていませんので、これを機会に接続を行いました。コンプレッサーからはできるだけ太いゴムホースを使っていたのですけど、耐圧15kg/cuあるはずなのに表皮が破裂してエア漏れを起こしていました。一部だけでは無く、アチラコチラで漏れているので、ホースのクオリティが低くいのは明確です。この部分は、後日また交換しなければならなそうです。ついでに申しますと、遂にガレージ開設後5代目のデジカメが瀕死状態成ってしまったので、時々写真の写りが悪くなっています。しかしちゃんと動く事もありますので、少々我慢してください。レンズの動きが悪いみたいなので手で引っ張ると上手く動きます。いずれにしても、使い方が乱暴なので、徹底的に動かなくなるまで使います。
ここの所体調が良いのは、柳本さんから頂いた魔法のブレスレッドのお陰か、工藤さんから『使ってくださいと』言われたマッサージ器が良いのか判りませんけど、夏の暑さにも負けないで頑張れました。作業場に映っているエアコンは渡部さんがレンタカーのトラックでワザワザ持って来てくれた物です。早速、エアコン屋が下見に来たのですけど、このエアコンは寒冷地用らしく、灯油も必要らしいです。エアコン屋は始めて見たらしく、調べて来ますと言って帰ってしまいました。ちょっと涼しくなったので、ひとまず梱包して保管して置きます。

2006.8.25.    石飛 毅氏

仕事の帰りに前をH3が走っていました。
ヒッチメンバーに豚のマスコットが付いていたので、年齢的に若い方が運転していると思い、信号待ちで声を掛け手持ちのリストバンドをお渡ししました。驚いたことに運転していたのは女性で、助手席には男性が乗っておりました。恐らく奥さんが旦那さんを三鷹駅まで『お迎え』に行った帰りだと思われます。H3はサイズも小さくなって使い易いので旦那さんの送迎用途にも使えますね。当クラブもALL HUMMERのクラブですけど、発売されてから3回ミーティングが行われていますけどH3の参加者は未だおりません。10回記念の時は三井物産にもH3の展示でも如何ですか?と声を掛けたのですけど、後ほど連絡しますと言われて、もう1年半以上返事がありません。H3のオーナーにもミーティングに参加して頂きたいので声を掛けました。
昨日報告したホース類ですけど、換えたいと言う方からメールが来ました。ホースの種類はとても細かく分かれています。分類としては下記の通りとなります。
92.93年 NA DIESEL
94.95年 NA DIESEL
95年 GAS
96年 GAS
96-99年 DIESEL TURBO
97年 NA DIESEL
ATのホースは規格品をカットして使いますので、全車共通。
エンジンオイルクーラーの配管も規格品を使用しますので全車共通です。
エンジンオイルのホースはジョイントが袋ナット方式なので、アールズのステンレスメッシュホースが使えます。
ATのホースは狭い所での作業となりますし、ホースバンドでの固定となりますので、普通のホースの方が宜しいかと思います。
リアヒターホースは当方の場合、国産のヒーターホースをランドマップに分けて貰いました。エンジン横のヒーター切り替えバルブ近辺のホースは、成型ホースなので専用品が必要ですがエンジンからの引き出しホースは国産規格ホースがそのまま使えます。部品を友野サンにオーダーする時は年式(登録年度では無く製造年月)をキチンと伝えて下さい。細かい部分は個々に部品リストから拾い出します。(これが大変なんですよね)ちなみに、今まで当方の掴んでいる破裂(ホースが広がっての漏れを除きます)はアッパーホース、ロアーホース後方、サーモスタットバイパスホース、ヒーターリターンホース(GAS)がありました。年式エンジン別のリストを作ろうとしましたけど、物凄い労力なので直ぐに作るのは諦めました。その内、パーツリストからパーツ番号を引っ張りますのでお待ち下さい。

2006.8.24.    石飛 毅氏

夕方残業していると、牧野さんから連絡があってトランスミッションの脇からATFがダラダラ漏れているらしい。
写真を送ってくれと言った所、送ってきた写真はピンボケ。一体どうしえて欲しいのか相手になんか伝えたいと言う気持ちはあるのか!と思ったけどグットこらえて漏れているという擬音から、滲んでいると言うレベルではないのが判ったので、仕事のキリもいいのでワゴンRでレスキュー。工具はあるのかと言う問いかけに、『殆ど何も無いと思ってください』との事なので、一旦自宅に帰ってHUMMERに乗せてあるレスキュー工具、ライト、ペーパーウエスを積み込んで途中でパーツクリーナーを購入。場所は池袋近辺の物凄い狭い迷路の中にあってワゴンRで来たのは大正解。HUMMERの下を見ると少し床に流れてあたので、出血量は大した事が無いように思えたけどこれは誤算。配管を見ると予想道りゴムホースがパンクしていましたので、ホースに余裕があったので破損した部分をカットしてホースバンドを締め直しましたが、何となくホースバンドが不安だったので、エンジンルーム内からCTISホースに使っているホースバンドを拝借してWにして固定。
出血量は大した事がないと思っていましたけど、念のためATFのレベルを見るとゲージに殆ど付きません。オイルパンの寸法からすると約5L以上のATFが無くなっている事になる。確かに破損した部分はオイルまみれで今日始めて漏れた訳ではないようです。ガレージでしたらこの部分の洗浄をキチンと行いますけど、今日はあくまでも応急処置なのでこの後ATFを継ぎ足してからショップに入庫しなければなりません。何も出来なくてもオーナーが時々下に潜って異変を早く知ること位やって頂きたいですね。今日は時間が取れたから行く事ができましたけど、当方も多忙です。実家のBSアンテナの取り付けに中々行かないのに、何で、他人の車の修理は直ぐやるのかと親に怒られそうです。
そのBSアンテナですが、業者に頼めと言った所、設置費が15000円で尚且つ、そこからアンテナも買わなければならないので、インターネットで半額で買ったらしく、取り付けは当方に頼んで来ました。たかがBSのアンテナと思う方は知識のある人で、世の中のどれだけの人が自分で設置しているでしょう?結局76歳になる当方の母親はあてにならない当方を見切って自分でBSアンテナの設置と調整をやっちゃった見たいです。何も学も知識の無い76歳の婆さんが見よう見まねで、そこまでやるんですから偉そうにHUMMERオーナーを気取るなら、その程度の事はやって欲しいです。出来ない人は修理屋に定期的に出すか、修理屋を信じられない人は日頃から当方が断りきれない様な根回しをしておくべきだと思います。
と、思うままに書いたのは以前の様に、これぐらい言わないとどうも皆さんが甘く見ているからです。H1は高価です。でも古いものでは14年、新しいとは言っても国産車であれば、耐用年数に近い車齢の物だという事を認識してください。殆どのゴム部品は新車のときから交換されていない事が多々見られます。当方は車齢6年目の時にリアヒーターを含めたエンジン・ミッション回りのゴムホースは全て交換しております。この辺は古いH1を新車で買っているオーナーのほうがシビアに交換しています。今漏れていないから大丈夫なんて言うのは誰でも判る事で、漏れてから大慌てするのは目に見えています。どんな細いホースでも破損すれば、そう簡単に入手は出来ません。その結果レッカー移動、近隣の修理屋に入庫、公共機関で帰宅。勿論、補修部品は電話一本、メール一本で『在庫ある?』あったら直ぐに送れとか持って来いとかで、結局色々な人に迷惑を掛けます。一人一人はその時だけど、全員を合わせれば結構な頻度になります。出来るだけ対応できるように、友野さんは自分の価値観で大量にこの手の部品がいるはずと思って大量に在庫しているけど、『ゴム部品一式』というオーダーは93年オーナーぐらいしか無いようです。今度から、この手の依頼の時にはユニセフに5万円位寄付させることにでもしないと、甘えの体質から脱却できないですね。当方も今週末からは遅れに遅れている、502の作業を開始しようと思いますので、呼ばれても、そー簡単には行かないと心に決めました。。。。と書いても頼まれると行っちゃうんだろうなぁ〜〜ホント良い性格。

2006.8.21.    石飛 毅氏

9日間続いた当方の夏休みが、無事終了しました。
この間、数件の作業を行い、本日無事に渡部さんにHUMMERを引き渡しました。夏休みは入間博物館にて開催された『Jeep機能美展』に、日中の猛暑を避けるためにヒロシ君と3回見学に行きました。機能美展で展された車両の見学も楽しかったですけど、駐車場に集まった車を見学するのも楽しみのひとつです。また見学者も大変興味を引く方もお見えになっています。特に、今回は、ルパン三世 カリオストロの城で有名なアニメ界の大御所である、大塚康生先生http://ja.wikipedia.org/wiki/?、ァ?。??コキ???と色々なお話が出来た事です。
大塚先生は軍用車の研究では世界的に有名な方ですが、軍用車だけでは無く、広く車に興味を持たれています。先日紹介したFIATは大塚先生の所有車と書いてしまいましたけど、間違いでした。大塚先生も大好きで、以前は黄色いFIATを実際にお持ちでルパン3世にも登場させたぐらいです。でもFIAT500に乗ってみたけどちょっと小さいです。懇意にして頂いている佐藤先生も同じ絵の世界の方なので、何も知らない当方は『ライバル?』と思いましたけど、実はとても仲が良くてズーッと一緒にいました。当方が色々お話が出来たのも、佐藤先生のお陰です。当方は失礼だと思って色紙等一切持って行きませんでした。Jeep展参加の方々の殆どの人間もそう思ったのか、サインをお願いする人は殆どいませんでしたけど、入間博物館の職員が色紙を手に『次元を書いてくれ』と図々しく色紙を持って来たのにはちょっとムッとしました。でも先生はサッサッサと次元を書いて渡していましたので、すかさず『おいらもルパンが欲しい!』と泣きそうになりながら言ったら、佐藤先生が『今度先生のところに連れて言ってやるから』と言ってくれたので、『今度』が楽しみです。ただ佐藤先生の『今度』と『ちょっと』は普通の人とスケールが違うので心配です。
困りました。10年近く経ったGASエンジンのHUMMERに災難がドンドン降りかかっています。色々相談されますけど、当方も頭の中がグルグル回って一体どうしたらいいのか結論が出ていません。DIESELエンジンのHUMMERも今まで色々な問題がありましたけど、当方が所有しているし台数も多いので事例が多いのでノウハウも蓄積されていますので、どんな事でも解決しています。しかしGASエンジンは台数も少なく、当方もZZ4エンジンは『うんざり』するほど触りましたけど、ノーマルの350TBIは殆ど触ったことがありません。そもそも、当方の周りでは350TBIエンジンは丈夫でトラブルが少ないし、国内に蔓延しているエンジンなので信頼性が高いはずです。しかしHUMMERに限っては、ちょっと事情が違うみたいです。当方がLAで新車のH1を買った時は、2つのエンジンが選べたのですけど、現地のディラーマンは『GASはやめとけ』と言われました。理由を聞くと『オバーヒートしやすい』との答えで、当方も当時のメルセデスやBMWを含めて輸入車が日本の路上で止まっている事が多かったので、セールスマンの言う事を素直に受けいれてDIESELエンジンのH1を購入しました。そうは言っても、実際当方のNAエンジンは6年でヘッドガスケットが抜けてしまい、TUBOエンジンに乗せ換えましたけど、この原因はデトネーションが主原因でしたから、固有の問題(ハズレ)だと思います。
最近GAS HUMMERに乗るメンバーが増えたので、現在の不安要素を取り除くために色々考えています。先ずGAS HUMMERの冷却系等の温度分布は一体どうなっているのかを、先ず調べなければなりません。一部のオーナーは水温計の針を信じている様ですけど、水温計はサーモスタット近傍の温度を測定しているだけです。確かにこの部分の温度が一番高いのですけど、他の部分で特にラジエーターの出口(下のほう)の水温がどうなっているかが問題です。それは水温計の針が190度を指していても、他の部分の温度が低ければ圧力はさほど上がりません。しかし温度が低ければ圧力は下がっています。従って水温計の温度が同じでも圧力が同じとは限りません。じゃあ、何で水温はほぼ一定かと言うと水温が上がるとサーモスタットが開いてラジエーターに冷却水を送ってラジエーターの冷えた水をエンジンに押し込んでいます。サーモスタットの開き方はドカンと開くのではなく案外モタモタ動いて温度によって開く大きさも変えてラジエーターへの流量をコントロールしています。
最近、当方のH1にクーリングユニットを取り付けて、今までの水温計の針の触れ方が変ってきました。DIESELエンジンの冷却水の流れはフロント下から入って、フロントの上から抜いています。従って後方には熱くなった冷却水が残り易くなります。所が、クーリングキットを取り付けると熱くなった冷却水が水温計のそばに行くので水温計の上がりが早いです。高速走行で少し元気に走ると水温は何時もより高めになります、ちょっとやばいと思って速度を下げると徐々に水温が下がり2分ほどで正しい温度に戻ります。ここで今までと違うのは、フアンのロックする温度も上がっています。ファンはラジエーターの温度が上がってファンのカップリングの周りを流れる温度が高くなるとロックします。ロックする水温計の温度が高くなったということは、実際にラジエーターに流れている冷却水の温度はさほど上がっていないと言う事です。これってとても便利で、水温が上がってくれるのでターボエンジンのアフターアイドリングで普通の温度に戻ったら、エンジンを止めると言う目安にしています。
じゃあ一体どうしたらエンジンの水温の管理が出来るか、今のところラジエーターの出口に水温計を付ける事でラジエーターが十分に冷却水を冷やしているかが判るので、まずDIESELとGASで一体どれぐらいの差があるか比較したいと思います。

2006.8.18.    石飛 毅氏

クーリングキットの取り付けた後、一晩放置してクーラーントの圧力低下が無かったので、そのままドッグハウスを閉めました。
その時に気が付きましたが、このHUMMERはミッションの積み替えを行った履歴がありました。ミッションに、ミシャワカにあるリビルト会社のネームプレートがありましたので、AM Gneralから部品として購入したミッションだと予想できます。町の修理屋でリビルトされた物よりは信頼性が高いと思います。オーディオ類の動作確認を行った後、試乗したところ、下回りから金属音がしています。それ以外の走行テストは問題が無かったので、ガレージに戻って金属音の発生部位を特定するために下に潜ると、2個あるはずの遮熱板を固定しているバンドが一つしかなく、アンダーガードに接触していました。固定バンドは通常のホースバンドと異なり、耐震バンドが使われているので、在庫の専用バンドを取りつけました。
その後、スカイオートに在庫が無かったハブのアウトプットシールの交換を行いました。大きな穴の開いたホイールなので、漏れたオイルが均等にホィールの内側にコーティングされているのが直ぐにわかります。
漏れの状況はオイルシールの全周からの様で、スピンドルを抜いた後にシールの状態を見ると、硬化はしていますけど、傷の付いている部分はありませんでした。アウトプットシールは漏れる事が多かったためか最近新型になっています。従来はシールの断面はダストリップとオイルシールのリップが複数の一体型の物でしたが、新型はオイルシール本体のリップはシングルになってシールのみでしたけど、別部品でスピンドルの根元に入れるダストブーツが付きます。これで外部からの水やホコリの進入を防ぐことが出来ます。また、オイルシールのケースも全体が天ぷらの衣の様にラバーでラップされていましたけど、ケースはシール剤が塗布された金属製の物に変更されています。ゴムラップの物は打ち込んだ時に傷が付くと漏れの原因になりますので、オイルシール外周からの漏れを防ぐことが出来ます。リスクとしては価格が以前の倍近くなりましたけど、寿命も延びるのでトータルではお徳でしょう。
スピンドルの分解組み立てはCTISのシールの破損に十分注意が必要です。今回はCTISのエア漏れのチェックも、今晩一晩掛けて行う予定です。
このHUMMERは、以前、当方が一通り点検をしましたけど、限られた時間での点検でした。今回は時間が十分にあるので、他にも気になる部分を色々見てみました。現在、早急に修復する部分は、今回作業を行った部分のインプットシールと、デフのオイルが若干滲んでいる事です。これは、早急交換する必要はありませんので、ブレーキパットの交換のときについでに作業を行えば宜しいかと思います。定番のトランスファーからのATFの漏れは、今まで見た中で2番目に綺麗です。オイル漏れは全くありません。エンジンの繋ぎ目からは若干エンジンオイルの漏れがありますけど、さほど気にする必要は無いでしょう。この程度のオイル漏れを修復するには、作業の煩雑さを考えると、見なかった事にしても大丈夫です。テストドライブで気になったのは助手席側のミラーが落ちかけていました。スカイオートに問い合わせたところ、オーナーが手配中ということだったので、とりあえずガムテープでの固定では美しくないので、どうせ交換するならと思い再利用できないミラーが割れることを覚悟で、一応見た目を良くするために補修しました。案の定ガラスに負荷が掛かってヒビが入りましたけど、新しいミラーが来るまでこの方がマシです。それと、フロントが上がってしまったのでライトが上を向いてしまったのも理由の一つですけど、ヘッドライトが暗くて、点いているのに何度もライトのスイッチに手が行ってしまいました。これも調整をするつもりです。それにしても暗いので、明日電圧も点検してみます。
CCV編集部主催の『Jeepの機能美展』に顔を出してきました。石川編集長から、『急用が出来たので留守番をお願いしたけど不安だ』と言うので留守番の担当の名前を聞いたところ、確かに不安なので、ヒロシと昼飯を兼ねて入間市博物館に行ってきました。平日なので、来客者で混雑という訳ではありませんので、受付にちゃんと佐藤元信先生が座っていたので一安心しました。代わりを務めるので、昼食に行ってくれと言ったとたんに席を立った所を見ると、ジッとしているのに限界が来ていたようでした。Jeep展ですが、なぜかFIAT 500がありました。これはルパン3世カリオストロの城で有名な大塚康生先生の所有車です。大塚先生は、アニメで有名ですけど、軍用車の研究者としても有名な方です。大塚先生が最終日にお見えになると言う噂がありますので、お会いできたら。。。と、楽しみです。

2006.8.17.    石飛 毅氏

野澤さんのH1は無事帰宅しました。
色々な部分を補修しましたので、これから快適に乗り回せると思います。入れ替えに、野澤さんのH2がやってきました。補修の内容は、バッテリーの消費電力が多く、いざ乗ろうとするとバッテリーが上がってしまうことが時々あるそうです。これは加藤電機の仕事なので、当方は何もしません。ただし、当方は月、火曜の2日間バカンスの予定していましたので、不在時に外に車を置いておくのは嫌なので、夕方H2をドライブして加藤電機に届けました。お盆まえなので、渋滞を避けるため、帰りは、タクシー、電車、ヒロシタクシーでガレージに戻り、直ぐに自宅に帰りました。久々に長時間H2に乗りましたけど、H1に比べてサスペンションが柔らかく乗って直ぐは違和感がありましたけど、10分も乗ると慣れてきて、1時間乗ると疲れが少なく快適です。窓が小さいのですけど、車両感覚も掴み易く、静粛性も抜群です。野澤さんのH2に乗っていると、回りの視線を異様に感じます。最初は何んでだか判りませんでしたが、視線がタイヤに向けられていることから、止まっている時にグルグル回るスピンナーホィールに興味を持っている事がわかりました。
渡辺さんのH1の作業は日曜日から始めました。作業の内容はコイル交換と、クーリングキットの取り付け、ハイフロータービンとの交換です。コイルは車体色に合わせてシルバーにしました。ついでにショックも錆びていたので、白で塗装しました。当方が加藤電機に行っている間に、ヒロシ君が重ね塗りをして更にクリヤーも吹いてくれたので、綺麗に塗れています。渡辺さんがお住まいになっている地域では融雪剤が蒔かれているので、狭い部分の錆が結構出ています。ホィールのメッキナットにも腐食が出ています。何れも深い錆ではないので、塗装部分はワイヤーブラシで軽くこすって下地が出た後に塗装し、メッキ部分はコンパウンドで磨き直しを行いリフレッシュして置きます。取り付けは塗装が完全に乾いた方が良いので、バカンス中の2日間を乾燥に当ててから取りつけました。交換前後でコイル部分の長さが1.5cm程延びたので、タイヤ部分で3cm程上がりました。これで、前下がりが減って当方は良い感じだと思っています。
 
タービンの交換は、やって良かったです。理由は取り外したタービンの軸がガタガタで、このまま使い続けてブレードの先端が削れてエンジン内に入ったら大事になります。今回の芯ブレの大きさはハウジングケースに触れていませんので、賞味期限ギリギリという感じです。軸のブレが出ても大きなパワーダウンはありませんので、異常を知ることは判り辛いと思います。タービンの軸はオイルで潤滑していますので、オイル管理が悪いと早期の芯ブレが置きます。芯ブレが大きくなると軸部分からオイルが漏れてオイルを燃焼させますから、排気ガスに白煙がでます。白煙が何時もより多い時はタービンの点検を薦めます。
現在、クーリングキットの取り付けが終わり、クーラントの漏れテスト中です。これで、漏れが無ければ、センターコンソールを開けたままテスト運転を行い、排気漏れ等の点検を行います。とりあえず、オーダーされた事は以上ですけど、折角ドックハウスを開けたので、閉める前に、一通り点検を行うつもりです。

2006.8.13.    石飛 毅氏

夏休みに突入しました。
金曜日から早速CTISのエア漏れのチェックを開始しました。今回の症状を再度確認します。フロントタイヤの空気圧が極端に下がり、これは野澤さんも確認しました。エアが抜けたのはフロントだけです。ココで当方は大きな勘違いをしています。95年まではCTISの切り替えは。フロント、リア、BOTH、OFFの4モードをメカニカルバルブで切り替えております。従ってBOTHにしている場合はどこか一箇所漏れていると全てのタイヤがフラットになります。当方も今まで数時間でエアが漏ってしまう事例が無かったのと、その前にスピンドルの締め込み確認をしたばかりなので、直ぐにCTISのシールを疑いました。今になって気がつきましたけど、このときリアのCTISのラインをホイールの所で切ってあったので、96年以降の切り替えがソレノイドバルブのタイプはポンプが動いていない時は、メカニカルバルブのOFFと同じ状態ですから、リアのスピンドルシールが壊れている場合は、フロントのエアは落ちません。頭からCTISのシールを疑っていたのと、実際にリアのCTISのシールが壊れていましたので、これでOKと安心しましたけど、数時間してタイヤを見るとペッタンコになっていました。
あれれ。。。と思い、落ち着いて考えると上記の理由に気がつき、本格的にフロントの配管を点検し始めました。数時間で完全に抜けてしまうので、リーク音が聞こえると思いましたけど全く聞こえません。仕方が無いので、左右のフロントタイヤのスピンドルから順番に増し締めを行なった所、急激なリークは無くなりました。しかしそれでも微量のエア漏れは一日置くと目に見えるほどで、今度は経験上一番多いエアゲージの配管を点検増し締めしたところ、更にリークは減りました。しかしリーク量はこの程度は我慢しようと思うには多すぎるので、真剣に調査を始めました。先ず手ごろなところで、フロント用ソレノイドの所で配管を外して、配管にキャップをしました。このテストはタイヤから、フロントタイヤまでの機密を見るためです。エアの落ちる速度を半分にするため、ホイールのバルブは片方だけオープンにしておきました。それとエア圧も350kpaまで上げて単位時間当たりの変異量を多くしました。結果としては、この状態での機密性は合格でした。配管の途中やスイベルジョイントの配管の交換は非常に面倒なので、一安心。
次に、配管を元に戻してゲージのジョイントと圧力計を取り除き、ココにプラグを入れてソレノイドバルブのリークをチェックしました。この状態でテスト前と同じであれば、ソレノイドバルブがリークしている事になります。ただ、この場合フロントのソレノイドとブリードソレノイドの両方がNGという事になります。だから被害は甚大なので、この状態で漏って欲しくはありません。と思っていたらテスト前と同じ。。。。。とりあえず、ソレノイドの交換では能が無いので分解点検する事にしました。先ずはフロントソレノイドですけど、ゴムの弁座は跡が付いているけど傷は無いので相手側のポートは腐食で粉が吹いています。これではスローリークがあっても仕方が無いので、清掃と磨きを行い、更にプランジャーケースのシールが弱そうなので液体ガスケットで補強。次にブリードソレノイドも分解。こちらはフロントソレノイドよりポートが大きく一度に多くのエアが排出できます。こちらも中が腐食していましたので、同様に清掃と磨きを行って組上げました。結果から言うとこれで、ひとまずCTISの修理は完了。。。だと思います。
浜本さんが電動ファンの取り付けをしに来ました。エアコンの修理が終わり、走行中の冷えは良好だけど、渋滞で止まっていると冷えが悪いので電動ファンを取り付けることで、エバポレータの温度を下げる目的です。93年式の場合は、室内のブロアーの力が弱いので冷房も暖房も効きが悪く感じるので、電動ファンがどの程度効果が出るか楽しみです。
使用した電動ファンはレンジローバーの中古品で小ぶりなのでボディリフトしていなくても収まります。配線は加藤電機がやってくれていたので、繋ぐだけなので楽でしたけど、オイルクラーを固定しているビスが取れなくて代替も無いので、ヘリコプターフックに鉄板を溶接して固定しました。ボルトを入手したらこれは作り直しが必要です。
浜本さんは、先日当方の所でハーフシャフトのブーツが破れてオフロードアメリカのHDシャフトと交換しましたけど、本日ブーツのベルトが外れてグリスが飛び出していました。ハーフシャフトを取り外して再度カシメ直そうとしたところ、なんとブーツのサイズがカップと合っていません。そういえば以前も友野さんのハーフシャフトが同じ事になっていました。HDシャフトには純正の物とは違うブーツなので、シャフトやカップのサイズが違うのかと思っていましたけど、純正と寸法が同じだったのでシャフトを預かって、修理することにしました。オフロードアメリカに文句言いたいけど、もう無くなっているので泣き寝入りです。

2006.8.9.    石飛 毅氏

アメリカの HUMMER CLUBから先般行われたHOME COMINGのDVDが送られてきました。
映像は動画ではなく、音楽に合わせてスチール写真がペラペラスクロールする物です。動画の撮影も行っていたので、ちょっと残念です。ミーティングの時にでもお見せできると思います。 念のため、バックアップのコピーを試みたらコピーガードが掛かっていませんでした。また、今月号のA-carsにHOME COMINGの記事が出ています。本文は当方、写真は牧野さんの奥さんがメインで、皆が撮影した写真を使っています。アメリカで良くしてくれた92年リミテッドエディションのオーナーの写真がどーんと出ているので、その方に送ってあげようと思ったのですけど、住所も名前も判らないので、牧野さんに探してもらっています。売り切れると困るので、本屋に調達しに行ったついでに4X4マガジンを買ってきました。今月の4X4マガジンはHUMMERの特集です。もちろんH1.2.3 広範囲に渡っての記事ですが、ハンビーの記事も出ています。立ち読みでは覚えきれないので買かも?
先週末お見えになった方の勤務先はベアリングメーカーの方で、ハーフシャフトも作成しています。ハーフシャフトのブーツ交換もご自身で行えた環境は羨ましい限りです。その方の話ですと、H1のハーフシャフトのメーカーはGKNドライブラインで、以前『栃木富士』だった日産系の会社が、現在このメーカの子会社になっています。ちなみにH1で使っているトルセンデフはゼクセル製です。この方の話ではGKNの製品は大変標準化が進んでいるので、ブーツなども共通化されている可能性がありそうなので、もしかすると日産の車で同じようなものが使われている可能性があるそうです。H1の場合、ハブリダクションで減速されているので、車両重量に比例した大きさではなく、むしろLC100と比較しても小ぶりだそうです。以前にも書きましたけど、ハーフシャフトを日本ではドライブシャフトと言います。ハーフシャフトよりドライブシャフトの方が判り易いですけど、アメリカではドライブシャフトだとプロペラシャフトと勘違いされます。
CTISの漏れを探す方法を色々模索しています。フロンガスでも入れてフロンの検出器でもれ部位を探そうと加藤電機に相談しましたけど、ゴムを駄目にするので却下されました。それなら、COとか窒素等の無害ガスを充填してガス漏れ警報機や勤務先で製造している大気汚染分析計で探すかとも思っています。微量な程探すのが大掛かりになりますね。

2006.8.7.    石飛 毅氏

以前、大井先生のコルベットを狙っていた後輩がコルベットをゲットしました。大井先生のコルベットより程度はガックリ落ちますけど、走るのには問題の無い格安車です。完璧になるまで暫くは手を貸してあげようと思っています。
土曜日は、愛知県から以前お見えになった方がお見えになりますので、先週漏れを発見した野澤さんのトランスファーのシールがスカイオートに在庫があったので、ガレージに送って貰えたので、チャチャっと終らせようと思い作業を開始しました。アンダーガードを先週取り付けてしまったので、再度外さなくてはならないので、丁度遊びに来たYsガレージに手を借りました。この手を借りたのが後々大変助かりました。と、言うのもトランスファーのフロントシールを交換するには、結局プロペラシャフトを完全に落とさないとセンターナットを緩める事が出来なかったり、シールのアウターが接着されてて簡単に抜くことが出来ません。更に硬くはめ込まれているので、シール抜きでこじるとケースに傷が付いてしますので、シール抜きが使えませんのでチマチマシールを壊しながら抜くしかありません。更にミッションをサポートをしているクロスメンバーも邪魔でツールを思うように振れなくて、、、結局シール交換に4時間も掛かってしまいました。
プロペラシャフトの当り面は特に大きな傷がなく、漏れる要素は無いと思われましたけど、シール自体が硬化して柔軟性が無くなっていました。このまま硬くなったシールを使い続けるとプロペラシャフトに傷が付くので、今回の交換は良いタイミングだったと思います。この外にCTISからのエア漏れも未だ止まっていないので、静かな夜中の方が漏れの音が聞こえるので、Ysガレージと一通り点検を行いました。漏れを発見するために新種のリークチェッカーを使い、漏れの程度が判るようにメモリの細かいエアゲージを準備しました。今までCTISが付いているのでエアゲージは粗悪品が2個ありましたけど、エアを入れている間に大きな音と共に破壊してしまいました。ホビーユースには十分でしょうが、当方の使い方がヘビーなので、やはりちゃんとした物が良いです。リークチェッカーをあちらこちらに塗りたくりましたけど、ココだという部分は発見できませんでしたので、ホースのツナギ目は全て増し締めして様子を見る事にしました。
愛知からの方は、以前お見えになった時にサージタンクからクーラーントを吹く事があると、相談されました。一応COチェックと加圧テストを行い、コンプレッションテストもしましたけど、当方のできるテストではエンジンに異常は見られませんでした。このH1は97年式ですけど、エンジンはNAです。NAの場合はサージタンクのクーラントレベルがラジエーターのアッパーホースより低いので、アッパーホースにエアが溜まりそれがブローするとサージタンクのクーラントを押し上げてしまう感じがしたので、ボディリフトと念のためクーリングユニットを取り付けを行いました。このH1はCTISやアンダーガード、スキッドガードが無いので作業性が良好でした。先ほどクーラントの噴出しも無く、無事帰られたとの連絡がありましたので、今回の処置は上手く行ったみたいです。これでも未だクーラントが吹くようでしたら、サーモスタットからサージタンクにバイパスホースを接続する事でエアを抜けば完璧だと思います。
今まで、NAのボディリフトは初めてですけど、インテークマニホールドのオオサンショウウオに無理な力が掛かるのが気になりました。作業が終わった後、ヒロシと色々話しましたけどインテークに50mm程の円筒スペーサーを入れた方が良いと思います。
土曜日の作業はキリが良い所で早めに終らせて、くつろいでいると、ヒロシがこの作業の応援に来てくれましたけど、暑くてバテそうな環境なのに魔法のブレスレッドのお陰で、体の動きが良くて思ったより作業が早く進んでいたので、無駄足になってしまいましたけど、ランドマップから野澤さんのファンカップリングとテンショナー、アイドラープリーを預かってきたので、そのまま交換をしてもらいました。取り外したファンカップリングと新品を比較するとヘナヘナでへたりは大きいです。テンショナーのベアリングは大きな音がしていましたので、迷うわず交換。しかし、アイドラーは。。。。だったので。試しにそのまま使いましたけど、異音も無く綺麗に回っていたので、新しい物は予備としてキープにします。
先日、野澤さんのH1を夜運転した時にオーディオのパネルの照明が全く無いので、操作出来なくて参りました。野澤さんに聞くとズーッと点いていないと言うのですが、天下のパイオニアの製品でそんな事は無いと思い配線のチェックをすると、イルミネーションが未接続でした。ハンドルもショートボスに交換して、野澤さんのH1の作業はあとCTISのエア漏れだけです。ゲージの配管も取り外してジョイントも締めなおして、様子を見ましたけど、相変わらず微量ですけど漏れています。思い込みがあると困るので、ヒロシにも見てもらいましたけど、特にココだと言う場所はありません。こうなるとCTISのユニットを本格的にバラさないと、原因は特定できない様相をして来ました。現在一時間で0.02Kg/cu位低下するので直ぐに症状が出ないので、暫く手元に置いて時間を掛けないと駄目ですね。
久しぶりに竹ちゃんがハーレーで来ました。夏のバイクは気持ち良いでしょうけど、エンジンに跨るような位置にあるので股間が沸騰しそうです。スカイオートが来週作業を行う渡部さんのH1を持ち込んできました。野澤さんのも未だ出すわけには行かないので、どうにか2台ガレージに押し込みました。
ガレージで作業をしていると、時計をしていないので時間の感覚がありません。一番困るのは食事の時間が遅れ気味になるので、暑い夏を乗り切るのには健康面に良くないので、ホームセンターで時計を2個調達しました。この手の時計ってCASIOなのに1000円で買えちゃうんでね。例によって赤く塗ろうと思ったのですけど、ネジ止めなのでガラスを外してステッカーを貼り付けました。ちょっと高そうに見えます。今週末は先週とは大違いで体調がとても良いです。これって柳本さんから頂いた『魔法の腕輪』のお陰????
詳細はもう少し様子を見てレポートします。

2006.8.4.    石飛 毅氏

CCV編集部が毎年開催しているJeepの機能美展が、8月16〜20日までの期間に、今年も開催されます。
会場は恒例の埼玉県入間市 入間博物館です。展示される車両は、オーナーの好意で借用して展示しております。冷房の効いたカーペット敷きの室内での展示であるためジックリ堪能する事ができます。期間中、当方も時々顔を出しますし、最終日に行われる搬出のお手伝いをしております。このイベントは展示車両のほかにも駐車場に停められた来場者の中にもユニークな車両が沢山あります。入場料は無料ですから、大家族でも安心して見学する事が出来ます。
http://www.ictv.ne.jp/~ccv/JEEP2006.htm

 

 2006年7月