2006年9月  HUMMER ESSAY 2006年10月      

2006.10.29.    石飛 毅氏

今日は、沖縄行きの準備をしてから工藤号の整備。
先ずは、スカイオートから送ってもらったオイルプレッシャースイッチの交換をしました。オイルプレッシャースイッチは油圧スイッチも一体になっています。これは本体が長くねじ込み部分に面取りをした6画取りがあるので、普通のソケットでは入りませんし、スパナだと平面部分が少ないので、強く力を入れて回す事が出来ません。12ポイントのめがねもココまで面取りしていると滑りそうです。緩める時は上の部分が取れていたので、簡単に取れましたけど、新しいオイルプレッシャースイッチをねじ込むのは困難です。当方が困るのを予測して、スカイオートが専用ソケットを一緒に送ってくれました。さすがに専用工具なので、センサーに確り組み付いて簡単に締めこむことが出来ます。ソケットの部分を見ると面取りされた形とスイッチの6面の形状が同じで、確り組み付ける事が出来ます。
壊れたプレッシャースイッチは、そのまま捨てるのは勿体無いので、分解してみました。センサーはオンオフの接点と、変化する油圧を同時に計る事が出来るので、高級品だとストレンゲージを使うのでしょうけど、PCMに取り込んでいないゲージ専用なので、大雑把な構造でガソリンメーターのセンサーと同じく可変抵抗が入っていました。油圧を半透明のフイルムで受けて、圧力が高いと機械的に膨らんだフイルムの移動エネルギーを歯車で増幅してレバーを動かして、抵抗のレバーを動かして電気的な抵抗変化をさせます。このフィルムは物凄く丈夫で、破ろうと思いましたけど、そう簡単には破れなかったことで、フイルムの丈夫さを知ることが出来ました。オイルプレッシャゲージが動いていなかったのは、このセンサーが壊れていたのと、後付けゲージとセンサーのレンジが合っていなかった可能性もあるので、これは個別にテスト中です。マニュアルを現在読んでいますけど、ゲージのレンジが出ていないので、ゲージの値が合っているか不明です。
最近はipodをはじめとする、MP3のミュージックサーバーが流行っています。当方はHUMMERのオーディオをリプレースした時に、CDチェンジャーを購入しようと思いましたけど、最近はHDDナビのミュージックサーバに押されて、やがて無くなりそうな商品だと言うことが、カタログでの扱いの低さで察知し、当時出始めのipodと専用接続ケーブルを購入しました。専用ケーブルではなくてFMのトランスミッターでステレオに飛ばす商品も沢山出ていたのですが、CDチェンジャーが出始めた頃、CDチェンジャーに対応していないデッキ用にFMトランスミッターで飛ばすCDチェンジャーが沢山販売されはじめました。この時、当方はCDそのものを買うのが難しかった経済状態だったので購入しませんでしたが、知人の車で聞かせてもらいましたが、当時トラックで使われていた違法無線のノイズの問題とか、チューナーがアナログなので、温度によって周波数がずれてしまったり、音質も今一だったので、FMトランスミッターには余り良い印象が無かったので、ipodは接続ケーブルを使うことにしました。ところが、先日お見えになった松本さんがipodにトランスミッターを使用して、良好だと言ってました。狭山ハウジングもH2にトランスミッターを使っていたし、スカイオートも使っていたのを思い出して、ワゴンR用にFMトランスミッターを購入しました。使ってみたところ『駄目』です。駄目なのはノイズが多く、ハウリングのように音楽が聞こえます。おなじみのアルバイトちゃんににも自慢したけど、彼女は既に自分の車用にFMトランスミッターを購入したけど、ノイズが多くて見切りを付けたそうです。
当方が購入したのは『コジマ電機』で、結構色々な品揃えがあって、どれにしたら良いか悩むほどです。安いのはipodに充電出来ないし、子供達はipod、ipodmini、ipodnanoと全員バラバラですけど、全員ipodなのでホルダー無しでdockコネクター式で、解りやすいように周波数が表示されるタイプを4280円で購入しました。説明書を読まなくても使えるほどの解りやすさなので、購入と同時にパッケージはゴミ箱に直行させたので、メーカー名型名ともに不明です。せっかく買ったのに、使えないのは腹立たしいので、ガレージのバッテリーパックに繋いで家庭用オーディオに飛ばした所、全く問題なく使えました。そのままの状態でワゴンRのステレオも周波数を合わせたところ、やっぱりノイズが多くて駄目です。ついでに作業場所においてあるラジカセも周波数を合わせたところ、これはバッチリでした。テストはガレージにあるFM受信機を全て同時に鳴らして比較したのですけど、これってまるでミニFM局の様です。何処にいても聞こえます。
調子に乗って狭山ハウジングのトラックも周波数を合わせたら、30M以上あるのに案外聞こえました。固定用での使用には問題が無いみたいです。と言うことはワゴンRのオーディオが今一と言うことになります。アンテナなのかFMチューナーが駄目なのか、全くわかりません。あれば便利なので、ワゴンRとのマッチングを研究してみます。同じような話ですけど、当方は運転中に良く電話が掛かってきます。基本的に電話は用がある奴が掛けてくれば良いという姿勢なので、運転モードにしたら、リダイヤルしないとならないので、電話代も節約している生活なので出来るだけ掛かってきた電話に出る事にしています。ワゴンRは何処でも止めれるので、携帯には細工をしていませんけど、HUMMERの場合はそう簡単に路肩に寄せることが出来ないので、イヤホンを繋いで置くことが多いけど、大変です。
当方は同じモデルの電話を2台使っていますけど、運良くヘッドセットが繋がっている方に掛かってくればラッキーですけど、違う方だと運転しながらヘッドホンを差し替えるのは至難の業です。ヘッドセットを2個買えば良いじゃないかと言われればそのとーりです。当方も2個繋いだこともあります。でも、2台まとめて持っていると、その配線がこんがらがって、電話が出た時にもう一個の電話も耳元に来たりして、だいたい一個は直ぐ壊してしまいます。。。今までに一体何個のヘッドセットを買ったか。
所が、最近の携帯はbluetoothに対応している携帯があるので、物凄く羨ましいです。所が、当方のキャリアであるauはこの辺の所が遅れています。一番凄いのはソフトバンクですね。ナンバー何とかで番号が変わらなくなるけど、通話料・メール代『0円』なんて言うからスゲーと思ったら、未だ十分理解できない当方の頭の中では『詐欺?』のような気がして仕方がありません。『物は言い様』で、27ヶ月掛かって分割で携帯本体を買って、他社のキャリアに掛けると2倍以上の通話料なんて・・・それならウイルコムの掛け放題の様に明朗会計の方が好感持てます。当方の会社のソフト開発者は携帯を3台持っています、理由は『趣味』最近売り出したソフフトバンクのスマートホン見たいな奴なんて発売されるズーット前にブラジルから購入して、中身を日本語に入れ替えて使っている強者です。そいつが、bluetoothを持ってて見せてもらったんですけど、補聴器の親玉みたいな奴でバッテリー式で、携帯に触らないでも出たり切ったり出来るのは、便利そー。当方も欲しいと思っていたのですけど、残念ながら使っている携帯は非対応。非対応でも使える奴もあるけど電話に点滴みたいな物を何かつけないと駄目です。ヒロシとそんな話をしてた時、ヒロシの携帯はワンセグ携帯ですけど、この場合はbluetoothが良いです。ヒロシは仕事中このワンセグ携帯を付けたまま仕事をしているそうですけど、イヤホンだとケーブルが邪魔だし、音量を上げても携帯のスピーカーなんて、最悪ですから便利そうだけど、ヒロシの携帯も非対応。じゃーボーダホンの『アクオス携帯』はどーなんだとHPを見ると、さすがに対応していました。というよりボーダホンの携帯の殆どがbluetooth対応です。どうもこの辺のマニア受けする携帯電話はボーダホンが一番かも。さすがにシェアNo1のドコモも近日中にワンセグ携帯の新機種を投入します。一つはbluetooth対応ですけど、もう一台はFMトランスミッターでした。今、マーケットもこの分野では、模索中という感じがします。ネットで調べると日本以外では携帯のハンズフリーにbluetoothがかなり普及しているそうで、ボーダーホンは元々グローバルスタンダードだから、標準装備だけど、携帯電話鎖国だった日本では、ボーダホンはシェアが低いからスタンダードになっていないのでしょうね。
明日、工藤さんと一緒に沖縄に出発しますが、ヒロシはどうやら一緒に行きたかったと、今になって言い出しました。そもそも沖縄のスピードボックスはヒロシが皆に紹介してくれたのですけど、そのお陰で当方がこんな目にあったんだから我慢しろと言いましたけど、一回も行った事が無いと、しょぼくれていました。それならもっと早く言えば良いのに、何で言わないのか聞いたら『誘われなかったから・・・』当方としては旅費も掛かるし、休みが取れないと思ったので、誘ったら悪いと思ったのでしたが、すれ違っていたみたです。だから、今回は工藤さんと2人で沖縄を堪能してきます。

2006.10.27.    石飛 毅氏

 

昨日から、携帯のアドレスの解っている方に当方のイラストを送っています。
なかなか好評で色と顔を変えた自分用が欲しいという人もいました。未だ届いていない人は当方があなたの携帯のアドレスを知らないからです。この画像が入っているとHUMMERのお守りになるかも?(嘘)最近の携帯電話は、特定の人から電話が掛かると画面に予め登録した画面を表示するので、当方の電話番号に画像に登録して置くと当方から電話が掛かると直ぐに解ります。便利ですね〜。
DVDの郵送を始めました、初メールの方にも送っていますので、住所とお名前を明記の上ご連絡下さい。無い人は送りません。
麻生さんから電線保護用のコルゲートチューブが箱で届きました。一番頻度の高い10mmの物です。ちょっと前にHID取付け用に20M購入しましたが、2台付けたら殆ど無くなってしまいました。この手の消耗品は案外大量に使うので気が付くと無くなっているので、在庫管理をしていないと、作業中に欠品と言うとが多々あります。加藤電機で購入したDENSOの防水リレーも何時の間にか、在庫ゼロです。コルゲートチューブの場合は無くても良いのですけど、配線は微妙な振動で擦れてしまうので保護チューブを施さないと、断線、ショートの原因になります。後で、やろうと思っても殆どの場合はそのままなので、取り付けた時にちゃんとやっておかないと駄目ですね。

2006.10.26.    石飛 毅氏

ALPHAのサービスマニュアルを松原さんから支給されましたが、上手くインストールできませんでした。
この手のインストールって面倒ですし、インストールの手引きは英語でしょ。更にパソコンには疎い当方には面倒ですけど、インストールしないと使いも荷なら無いので、牧野家にノートパソコンを持ち込んでインストールする事にしました。ところが、当方の使っているノートはHDの容量も少なく、尚且つ、DVDドライブどころがCDドライブも付いていません。致命的なのはメモリーの容量も小さいので、結局外付けのHDとDVDドライブを購入。しかしDVDドライブは在庫無しで、とりあえずCDドライブは借り物を用意して、牧野家に行きました。キャシュは何を買っていいのか判らないのでそのままです。
HOMECOMINGのDVDの申し込みが思ったより多かったので、牧野さんに焼いてもらっていたので、丁度それの引き取りもあったので都合が良かったです。ですから、住所と名前をキチンと書いてきた方には、直ぐに送りますので少々お待ち下さい。書いていない人は直ぐに住所を送ってください。(案外多いんですよ)
ALPHAのサービスマニュアルは、牧野さんがやったら得に問題なく無事インストール完了。早速マニュアルを見てみると、以前のものと違って使い易くなっています。家に帰ってからも、自宅用のPCにもインストール(本当は一台にしか入れちゃいけないと思うけど、同時に見ることは無いので、許してもらいました)して、詳しく読み始めた所、ALPHAは今までのH1とはちょっと違っています。一番の違いはファンのギヤボックスのオイルも定期交換しなければなりません、このインターバルが案外短いので、ALPHAにはちゃんとカルテを作らないと忘れちゃいそうです。この他にも読んでいると色々あるので、一回目を通さないと。。。。ちなみにページ数は1000以上!とりあえず、推奨メンテナンス周期は9000マイルですけど、日本の交通事情と松原さんの使用状況から考えて覚え易いので5000マイル毎にサービススケジュールを遂行することにします。
牧野家から50歳記念のメモリアルイラストレーションを頂きました。それも赤い額に入れてくれていました。図柄は当方がHUMMERに乗った物で、HUMMMERの細かいディテールもシッカリ書き込んであります。そしてなんと言っても、窓から出ている当方の顔はそっくりでした。早々家に持ち帰り、玄関にイラストを掲示したところ、何時もHUMMER(と言うより当方に)にネガティブな家族からも、イラストの出来の良さに圧倒されて、掲示許可を頂けました。当方は余り絵が上手くありません。でも書くのは好きです。どうも図面を書いているので、キッチリ書きすぎるのと、何時も構図が悪くてバランスが悪く、安定感が無いので、見ていると疲れちゃいます。写真も同様で大井先生や松原さんみたいに、頑張っても良い写真が撮れません。だから、絵(写真)と楽器の出来る人に憧れるんです。
当方はナルシストではありませんけど、やたら嬉しくてこのイラストをPCの壁紙にしたいと思い、家に帰ってから壁紙用のデーターと携帯の壁紙用の物も作ってもらいました。これを色々な人に見せて携帯に入れて、当方から電話が掛かってきたらこのイラストが出るようにしてくれと頼んだところ、お願いした人は出来が良いので、快諾してくれます。携帯のメルアドを知っている人には強制的に送りますので設定してください。

2006.10.23.    石飛 毅氏

工藤さんのエンジンを洗浄しました。
昨日、分解したフィルターは脱脂のために一日放置しておきました所、やはりキラキラが濾紙に付着しておりました。写真は裏側との比較ですけど、案外ろ過している様にも見えますけど、オイルフィルターって全てのオイルが通過するわけではありません、フィルターの抵抗があるとバイパスしてしまいます。従って、当方をはじめ多くの人はフィルターを並列に並べているデュアルフイルターに交換しております。ですからフィルターに引っ掛かっているのは一部です。同じく、一晩置いたドレンアウトしたオイルを見ると底の方にキラキラが大量に沈殿していまいた。。。
エンジン内の洗浄方法は中古のタービンを取り付けてオイルラインを閉ループにします。オイルフィルターは新品を使うまでも無いので、蓋として中古のフィルターを取り付けました。スターターでエンジンを回転させるので、ロスを減らすために、グロープラグを抜いて圧縮しないようにしました。スターターでは回転は200回転位までなので、オイルポンプのプレッシャーが無いので、オイルポンプはオイルパンの下から吸い込んで表層に戻ってくるし、攪拌は少ないので、古いオイルが再循環しないような時間だけ回してエンジン内の洗浄を行います。
先ず、一回目は6L入れて、スターターを20秒ほど回してスターターが焼けていないかチェック。スターターは殆ど熱を持っていないので、更に10秒ほど回して回転は完了。暫くオイルが落ちきるまで放置しておきます。ドレンアウトはオイルパンの形状はドレン口からだと全てのオイルが排出できないので、助手席側のタイヤをジャッキアップして、オイルがキチンと抜けるようにします。一回目のドレンは一瞬新油が出た後、直ぐにカーボンタップリのオイルが出てきます。エンジンの色々な所にオイル貯めがあるので、エンジンを掛けていなくても数十秒でもドレンしたオイルは黒くなります。フィルターを外して、オイルを出すと中からキラキラ入りのオイルが出てきます。オイル受けの中も手を突っ込んでさらすと、マダマダキラキラがタップリ入っていました。2回目は同じく6Lのオイルを入れて、今度は少し長めにクランクしました。2回目は1回目の洗浄に効果があったらしく、2回目はキラキラの量は激減しました。オイル受けに溜まったオイルの表面にマーブル状にキラキラは存在していましたけど、沈殿はありません。3回目はオイルの量を8Lにして、クランクの時間もバッテリーがヘタルまでクランクしました。さすがに3回目になると、キラキラは殆ど出ません。それでも、まだドレンアウトしたオイルは黒いです。ターボを取り付けた後にエンジンを始動して、殆ど色が付かなくなったら洗浄は完了とします。後はエンジン始動後メタルを打っていないかが最後の心配事です。それとセンサーもテストします。
先般、ミィーティングの後に麻生さんと一緒に来た滋賀の方が、一緒にお見えになりました。麻生さんのHIDの取り付けを見ていたのですけど、ライトのベゼルを延長するために、当方が万力とパイプを使って円柱を造っているのを見て、結構器用に曲げているので驚いていました。この方はスチーム配管などの保温材を巻くのが仕事だそうで、この手の円筒を作るプロでした。最近は円筒を造るのは機械でやるので、当方の作成方法はその方のお父さんの時代のやり方だそうです。当方としてもそんな機械は欲しいですけど、頻度の問題でそこまで準備はできません。そんな彼が綺麗に巻いた円筒を送ってくれました。次回からはこの円筒を使ってHIDの取り付けを行います。
以前、HUMMER CLUBからHOMECOMINGのDVDが送られてきた事を報告しましたけど、あんまり楽しいDVDではありませんでした。我々の撮影した写真を個人で持っていたのでは、一番欲しい自分が映っていないので、皆で写真を集めて牧野さんの奥さんにお渡しして置きました。この写真をただ集めただけではつまらないと思った君島さんは、スライドショーにしてDVDにしてくれました。案外面白い写真があるので、ミーティングの時にでも、『実費で配布したら』と軽く言ってました。当方もミーティングの当日にゲットしたので、内容が解らないので、皆さんに告知が出来ませんでした。元々参加した当方達の記念品だと思っていたので、余り宣伝するのも、おけつがむずがゆいので、欲しい人が持って行けばいいという程度で考えていました。ところが、ミーティングから帰ってからも忙しくてさわりだけしか見る暇が無かったのですけど、野澤さんから、『あれすごいですね、HUMMERの好きな人にはたまらないです。帰りのHUMMERの中で続けて2回見ました』と言うメールが着て気になっていたので、金曜日の夜にガレージで最初から最後まで通しで見た所、度肝を抜かれました。
単純に当方達の記念品としてのレベルを超えて、ちゃんとHOMECOMINGの流れとか、様子を手に取るように解ります。写真は、ヤラセのプロモーションと異なり、全てドキメントですから迫力も有ります。もちろん写真の順番、めくり方などプロの仕事ですから、感心するばかりです。ヒロシとも一緒に見ましたけど、あいつはデジカメもパソコンも持っていないので、全て頭に現像して来たそうなので、DVDなら何処でも見れると言ってとても喜んでいました。確かに『アホ面』並べた我々の写真も入っていますけど、それは一部で1000枚の写真の殆どがHUMMERの写真ですからぜひご覧下さい。出来るだけ沢山の人に見て頂きたいので、ガレージに在庫しておき、実費で配布しますので、ゲットして下さい。
そこまで、石飛が言うなら見たいけどガレージには行けないと言う方はメールを下さい。送料とDVDーR代は、悪意の無い方には何時かあった時でも払ってくだされば結構なので送ります。詳細はメールを下さい。

2006.10.22.    石飛 毅氏

大井先生がHUMMERを手放されるのは非常に残念ですが、次のオーナーは浜本さんのご友人ということなので何処か知らない所に行くわけではないので、一安心です。HPの方も今後続けて下さるのも真に厚かましいのですけど、今まで道り宜しくお願い致します。
さて、工藤さんのHUMMERのタービンの取り外しを行いました。今回は、以前のような潰れ方ではありませんが、再利用の可否は微妙な所です。この状態を沖縄のターボ屋さんに報告した所、エンジン内に前回の金属粉が未だ残っている可能性があるので、オイルフィルターを分解して点検する様に指導して頂きました。今まで、オイルフィルターなんて分解したことが無いので、2個のうち最初の一個はエアソーで切り取りました。これは失敗でエアソーから出たキリコが混じってしまい、今一状況が解りません。そこで2個目はタガネで切り裂いてキリコを出さないようにしました。開けてみると一瞬これが正常か異常かは全く解りません。そこで中のろ紙を抜いてみると、中からは見たくないものがドロドロして、かなり凝縮されたキラキラした物が出てきました。もう一度、さっきドレンから抜いたオイルを見ると一見普通ですが、疑って良く見るとやっぱりキラキラしています。更に、フィルターを手で絞るともう死にたくなるほどのキラキラで、アバンギャルドなおネエーちゃんが、使いそうなラメ入りのマニュキュア位にネットリしながら出てきました。
これを見る限り、今回の物だけではなく前回の分もエンジン内に溜まって、これが研磨剤になっていた様な気もします。初めてフィルターをばらしましたけど、中のろ紙は案外長いのでビックリ、中身はワンウエイのバルブと固定用の板バネ、そしてフィルターだけです。然し良く出来ていると思います。フィルターの流れは先ず外側から圧力の掛かったオイルが、ワンウエイバルブを押して中に入ります。次にフィルターを通り、フィルターを通れない大きさの物はフィルターの中で交換されるまで残ります。この汚い物はワンウエイバルブがあるので、エンジンが止まった時にエンジン内に逆流する事がありません。ですから、フィルターの外側には汚いものが溜まっている事になります。
今回もフィルターを壊した時に出てきたオイルは、300km程度しか走っていないのに、色は全く別物でした。フィルターは偉いですね。当方はこれを1000円以下で購入していますけど、ランドクルーザー用のフィルターは、これの数倍の値段なのでもっと凄いものが入ってのでしょう。一度分解して見たいですね。大体フィルターなんて油だらけで、その油が何時までもトロトロ出てくるので、出来るだけ早く捨てたいから、いちいち分解して見る『ヲタク』はいないでしょうね。でも、これを見ると、毎回外したくなりますね。この写真をターボ屋さんに見せて、これが原因の一因か見てもらおうと思います。一応オイルパンの中を掃除してオイルフィルターをシングルに交換して、オイルを満たしてグロープラグを抜き、中古のタービンを付け、ウエストゲートバルブを開けたままスターターを回し、尚且つ、エンジンを始動しないでスターターの力だけでエンジン内の洗浄を行なおうと思います。これなら殆どタービンは回さないし、そのタービンをハイフローにしますので問題は無いと思います。
現在の当方のこのトラブルの考えになるベースを書きます。先ず、前回と今回では壊れ方が異なりますので、原因は別かもしれません。これは倉持さんの意見で、やはり前回の壊れ方は異物の混入では無いかと指摘されました。これはターボ屋さんも同じ意見でした。然し、今回はコンプレッサーのブレードは綺麗です。ただ、ハウジングには触れていますけど、前回ほど酷く振れていません。異音がしてからの走行距離は、今回のほうが長いです。異常加圧については、HUMMERのウエストゲートバルブは吸引式のアクチエーターです。これはソレノイドバルブがONになっている時に、ウエストゲートバルブを閉めます。従ってウエストゲートバルブのコントローラー(3方のソレノイドバルブ)が壊れた時は過加給にはなりません。ターボの潤滑方法は、今一当方も良く判っていません。オイルポンプからターボ、シリンダーヘッドの上に戻すのか?シリンダーヘッドの池から自然に伝わっていくのかは、十分理解しておりません。現在、ターボエンジンの残骸は全て処分してしまっているので、分解して見ることが出来ません。沖縄に行く前に、これらの知識も頭に入れておかないと駄目かも。。。マニュアルを片手に色々調査して、また晩御飯を忘れていたら、狭山ハウジングがモツ焼きとサンマの晩御飯を作ってくれました。麻生さんの奥サンが炭水化物が足らないと、力が入らないと言ってたので、このタイミングでのご飯は有り難たかったです。
マニュアルを読み続けていると気が重くなるし、明日はヒロシが来るので、肉体労働も明日に残して、風呂に行こうとしたら、シフトの部の照明が付いていないことに気が付きました。とりあえず明るい所に移動して点検してみました。シフトノブの照明は今まで一度も見たことが無いので、先ずマニュアルを見ると、この照明はファイバーになってて、ランプは透明の板と表示板の下に入っているようです。透明の板は真ん中辺を薄いヘラで持ち上げて湾曲させると、前後の爪が外れます。表示板は挟まっているだけなので持ち上げると表示板から出ているファイバーの先端にランプが入っています。このランプは頭にレンズが付いていて簡易並行光にしてフアイバーで面発光にしています。
ランプを抜いて、ライトのスイッチを入れても点灯しません。最初にATシフトレバーの方を外したので電圧を測ろうとしたら、反対側の配線がトランスファーの方に行っているので、トランスファーの方も外しました。すると中に大き目の抵抗が入ってて、配線を辿ると両方の電球はシリーズで繋がっていました。この電球は電圧を落としてギンギンに光らせないでお上品に点灯させているようです。点灯しない電球が切れているのかテスターで当たった所『切れてな〜い』ので、電源を計ったら『ゼロ』セオリー通りアースを確認したらトランスファー側にあるアース線が緩んでいただけでした。締めなおしてスイッチを押すと、お上品な明るさで光りました。組み込みをしようとしたら、一番上の透明の板が傷だらけだったので、極細コンパウンドで磨いて先ず傷を取って、その後、仕上げの超極細コンパウンドで磨いたら新品の透明度を取り戻しました。

2006.10.20.    石飛 毅氏

ミーティングに参加された沢山の方からご丁寧なメールを頂いております。
またターボの破損についても色々参考になるご意見を寄せて頂き有難う御座います。今週末に壊れたターボを取り出して、工藤さんと2人で沖縄に持ち込みます。その前に、当方のHUMMERで色々な測定を行い、それを参考にして検証してみます。
名古屋の方から電話が掛かり、突然エンジンが止まり、その後再始動しても直ぐに止まってしまうと連絡がありました。半年前にリフトポンプとFSDを交換したけど、これが駄目か?との色々悩んでいる様でした。当方の判断としては、燃料がキチンと来ていないからと思い、ブリーダーを行ってもらいましたが、症状は変らないようでした。結局、レッカーを呼んで自宅に戻ってから、もう一度燃料ラインのエア抜きを行ってもらい、無事、本調子に戻ったようです。通常は燃料ラインにエアが溜まる事は殆ど無いのですけど、この方がご自信でリフトポンプを交換したときにエア抜きを行っていなかった事が原因だったと思われます。リフトポンプは、新品から使用している内に段々性能が劣化してきます。交換当初は元気が良かったので多少の燃料内のエアは問題無かったのでしょうが、段々経時劣化して、時々エンストや息継ぎを起こして、今回、遂に燃料を供給出来なくなったと思われます。エア抜きをシッカリやっている状態でも、更に劣化をすると同じような症状になります。この時は新しい物と交換する信号ですから、例え時々でも交換するか予備を搭載して、何時でも交換出来る様にして、自己解決出来る様にしておきましょう!

大井先生、写真有難う御座いました。今回のミーティングで、君島さん(自称牧野サンの奥さん)がホームカミングのDVDを作ってくれて、ゲットしました。出来は当方としては、大喜び状態です。自分の撮った写真は殆ど自分が写っていなくて、自分以外の人が撮ってくれた写真を写真集にすると、とても記念になりますね。そこで、皆さんが今回のミーティングで撮ったデジカメの写真を当方に送ってくだされば、君島さんの奥さんの様には行きませんけども、一纏めにしたいと思います。大井先生や君島さん等の本格的な一眼レフデジカメで撮影した写真はとても綺麗です。スカイオートも一眼レフを持っていましたけど、撮影しているのを殆ど見ていませんから期待できません。一応、当方が撮った物と大井先生から送っていただいた物は当方のPCに纏めております。写真はピンボケを含む全てを送ってください、写っている人にとっては、価値があるかもしれません。
今回は4X4マガジンから写真を貸してくれと言われていますので、あなたが撮った写真が誌面を飾る事があります。その場合の著作権は面倒なので放棄してください。また。写真が紙面に出るとまずい方は、予め当方に一報下さい。写真は出来ましたら、CD−Rに焼いて下さると返却の工数が省けて有り難いです。また、当方に直接お会いする方はSD,CF、メモリースティック、何でも結構です。配布は次回のミーティングを予定しておりますが、当方の都合とテンションが下がる前に送ってくださると都合が良いです。送ってくださる方で当方の住所が解らない方は、メールを下されば返信します。どうぞ、よろしくお願い致します。ちなみに当方の撮った写真はこんなもんです。ですから、ミスショットでも何でも全て送ってくださいね。今のところ1.4M分溜まっています。

2006.10.18.    石飛 毅氏

原油高と車重の大きさから、タイヤの消耗(純正のMTRで30000km程度)の激しいH1用にリンチハマーで販売されている再生タイヤ(アメリカではリトレッドタイヤと呼ばれてて、案外受け入れられています)の話をしましたが、デジカメのバッテリーが切れていたので、写真を撮る事が出来ませんでした。変わりに麻生さんが撮ってくれました。この再生タイヤはパターンがMTとMTRの2種類あって、どちらも、サイドウォールには『UNCURE』とレターが入っています。普通に使うにはこれで十分です。オーナーは、このまま暫く我慢して、みんなの意見を聞いてから減るまで使ってから交換準備をしましょう。

工藤さんのターボが短期間で潰れたショックは当方には重く掛かっています。一旦は工藤さんと、新しいエンジンに交換しようかと話をしていましたけど、明らかに何かが悪くて、壊れたはずなので、このまま新しいエンジンと積替えただけでは何も成長が無いし、他のメンバーにも不安が残るので、お金は掛かるし後ろ向きな事なので、思い切ってもう一個タービンを潰す覚悟で、再挑戦することにしました。ターボが破損した事を、ターボ屋さんに報告と共に原因のヒントを頂こうと思い電話しました。このターボ屋さんはとても親身に考えてくださり、落ち込んだ当方に色々と教えてくれました。原因は、色々考える事が出来るのですけど、お話を聞いていると、今回のケースは、工藤さんだけの問題では無く、他のHUMMERでも十分考える事が出来、特にハイフローにする際の『こうしたら良いよ』という項目を幾つか助言して頂けました。しかしノウハウを電話だけでお聞きするのは失礼だし、感覚的な説明を頂いても、解り辛い事なので、このターボ屋さんのショップにお伺いすることにしました。
とは言っても場所は沖縄です。当方は沖縄には仕事で20時間いただけなので、今回行くのも始めて見たいな物です。それに、壊れたタービンと、再挑戦のタービンをコスト削減のために手荷物で持って行こうと思っています。先週、沖縄でハブに噛まれた友野サンに話をしたら、沖縄には電車が無いしバスも不便なのでレンタカーが必要だそうです。そんな経費が無いので、ちょっと困ったのですけど、レンタカーホテル付きのパックだとセットで3万円程のパックがあると紹介してくれたので、思ったより安く行けそうです。ショップで解析して頂き、更に新たにハイフロータービンを作っていただき、これを搭載して、更に、色々な計器を付けてテストしてみたいと思います。

2006.10.17.-2    石飛 毅氏

麻生さんのヘッドライトは、HIDの販売を早い時期に始めた結構有名なショップのヘッドライトです。
浜本さんもこのライトのHi-Lo切り替え式を使っています。来る途中の山の中で突然消えて、片目で走ってて、その内生き残った方もチカチカして、賞味期限が切れそうな状態だそうです。回路を当たると電源がはチャンと来ているので、恐らくバラストの不良が考えられますが、これの点検なんて当方は判りません。単純に電源を入れてキーーーーンって音がすればいいって言う問題じゃ無さそうだし、どうせならこの機会にHi-Lo切り替えにした方が、良いと思うので、結局レイブリックのHIDとの交換をお勧めしました。スカイオートに在庫があるというので、ヒロシを麻生さんのHUMMERに乗せて先にガレージに向かってもらい、当方がスカイオートと一緒越谷まで取りに行くことにしました。実際はスカイオートの遠藤さんが浦和インターまで持ってきてくれたので、当方はそのまま浦和から高速に乗って外環→関越と乗り継ぎましたので、麻生さんより早く着いちゃいました。
早速、壊れた?HIDを取り外して、取り付けにかかりました。ヘッドライト本体はボッシュの2灯だったので、内部に遮光板が付いていたので、バーナーの遮光板を先の部分が無い物と交換したけど、ライト本体に付いている遮光版と当たります。そこでライト本体の遮光板を撤去して、またバーナーの遮光板を戻して取り付けることにしました。ボッシュのライトは、ランプの口金が狭くて、一見取り付いているように見えるのですが、若干バーナーが浮いてしまいます。そこで、リューターで口金を広げてからじゃ無いと取り付けられません。リューターでライトを削ると、削りカスが中に入るのでそれを洗ってライトの中をエアで乾燥させます。この作業はご自身でやっていたのですけど、ライトの中が未だ湿っぽいので当方がエアは強く吹いても層が出来るので思いのほか乾燥が出来ないので、エアを軽く出して乾燥するように指示して当方は配線作業をしていると、『ガッシャーン!』と大きな音。ボンネット越しに見える麻生さんは顔面蒼白。それを見た奥さんは麻生さんに罵声を浴びせていましたが、どうやら立場が逆の時に攻められるので逆襲だそうです。麻生さんも何時もなら逆切れで対抗するらしいけど、今日はギャラリーも多いので神妙にしていました。こんな夜遅くにヘッドライトを入手すること事態がいくら大都会東京に隣接する狭山市でも不可能です。また、この状態でボロイライトを入手しても何時か交換しなければならないので、ガレージから近い順に連絡しましたけど、中々連絡が取れません。どうせならマルチリフレクターが良いので、無理を承知でスカイオートに連絡すると、丁度自宅の車庫に付いた所でした。村上さんには『面倒で来る気がないなら、在庫はありませんって言って良いよ』と言ったのにも関らず、再び会社に戻ってライトをピックアップしてガレージまで持ってきてくれました。このお陰で、ライトの枠をマルチリフレクター用にカットして、作業が終わったのはもう新聞屋のバイクの音がする時間でした。
翌日の3時頃、体に鞭打って会社にいると、田島さんから電話があり、日光で駐車場に止めて置いたら、地面に『どら焼き』位のオイル漏れがある。と報告、ご本人も先日車検をしたスカイオートに連絡したけど、今週は月曜日と火曜日は連休なので連絡が取れ無いし、携帯も繋がらないようでした。スカイオートも小さな3人の子持ちで、今週は家族サービスの予定だったのに、ミーティングの準備から始まって、あと少しで帰宅できるのを無理やり深夜まで、付きあわせてしまったので、連絡が取れない事は暗に予想できます。本来なら確かにスカイオートが見るべきでしょうが、昨日の仮もあるので、田島さんには当方が業務終了後にガレージに行くので、来て貰う事にしました。
ただし、当方にも予定があるので業務終了後、ドタキャンした加藤電機に賞味期限のあるお土産を届けなければなりません。加藤電機に行くとブレーキがどうのこうの、車検がどうのこうのと言い訳を並べていましたけど、車からも降りないでお土産を渡して、そのまま関越の大泉インターに向かいました。この時間は一般道が混んでいるので、何時もの節約コースを取らないで贅沢に大泉から乗りました。最近はETCの割引が色々あるので、定価で乗ると高速代はやっぱり高いと痛感します。
ガレージに着くとほぼ同時に田島さんが到着。晩御飯を頂いてからオイル漏れをしている場所を探すと、パワステの配管からの漏れである事が判りました。高圧からでは無いので、漏れている量はさほど多くは無いけど、リザーバータンクタイプではないので、後50cc位で『オモステ』になる所でした。このHUMMERの配管のデフォルトでのレイアウトはあまり良くなくて、気になったので、高圧ホースも緩めてちょっと変更しました。怖いのはブレーキホースとの干渉なので、この辺は注意が必要ですね。戻り側のホースは肉厚なので、熱によってゴムに弾力がなくなると漏れが出ます。この手の部分にはバネ式のバンドが良く使われていますけど、ホースが劣化すると、バネの力では足らなくなるので、時々ホースバンドの増し締めは必要です。自分で締めると判るのですけど、細いホースバンドは機械的な強度が低いので、閉めこみすぎると今度はホースバンドが壊れます。パワステの低圧ホースは『何で?』と思うぐらい長いので、締め込み部分が昔のホームレスがゴザを体に巻きつけているような状態になったら、ホースの先をカットして差込見直してください。交換した後もホースの初期馴染みが出るまでは漏れる可能性があるので、パワステに限らず、時々点検(見るだけで十分)しましょう!
これらの作業は、単純作業なので、体力が全てを解決してくれるのですけど、工藤さんのHUMMERのタービンがまた。。。。今頭の中はそのことで一杯です。なんで?先ず、今色々考えているのですけど、何かが悪さをしているはずです。オリジナルと違う所としては、インタークーラー、ハイフロー、チューンコンピューター、ハイフローマフラー。今回わかった事は、壊れる直前に『物凄く早くてアルファーを煽っちゃいます』との連絡の後に『あれれれ????変な音がする〜。。。』まるでギャグ漫画のようでした。その話を聞いていた当人以外の人は、他人事ですから笑えたかもしれませんけど、本人にとってはショックだったし、それ以上に当方はショックです。これの原因をキチンと整理しておかないと、多分同じ事を繰り返すのは愚か者ですから。今、恥をしのんでタービン屋さんに連絡を取っています。この問題は工藤さんだけの問題ではないです。

2006.10.17.    石飛 毅氏

 

ミーティングの報告が遅れてすいません。
ミーティングに大阪から来る途中麻生さんのHIDがお亡くなりになり、このままでは帰ることが出来ないので、修理をすることになりました。その種理の途中にアクシデントがあって、結局3時ごろまで修理に時間が掛かってしまいました。そして、本日はミーティングの延長で旅行を続けていた田島さんから連絡が入って、日光でオイル漏れがあったので。。。仕事が終った後に高速に乗ってガレージに行ったので報告が遅れてしまいました。
ミーティングは2日共天候に恵まれました。天気が良いお陰で、友野商店並びにスカイオート臨時那須店の売り上げも好調でした。スカイオートは可愛い『まるこ販売員』の功績が『大』、工藤さんのタオルは完売でしたけど、浅井さんのジャケットは暖かいためか、次回まで持越しがあります。参加台数は延べで33台、内訳はH1沢山、H2は2台で、H3はゼロ。相変わらずH1が殆どです。ココの所、スカイオートの販売が好調なのと、案外個人売買で購入した方を合わせて新規の参加者が占める割合が多い様な気がします。現地修理は、2台ですからトラブル率は低い?と思われますが、如何でしょう?土曜日の夜は当方のお誕生会をやって頂き光栄でした。大きなケーキを前にしてロウソクを消したのは一体何年振りかなぁ??土曜日の夜は単独参加者が宿泊する貸し別荘では、大人のビンゴ大会もエスカレートする一方で参加者の3倍以上の景品が並ぶので、3ラウンドもビンゴをやっちゃいました。景品には国産マツタケ詰め合わせから、歯ブラシまで揃いましたけど、松原さんの作ったTシャツ、松葉さんの部分骨格模型など面白い物が並びます。単独参加で参加するのが恥ずかしい方は、交流を深まる事間違い無しの『お泊り』に参加してください。
さて、先ずは現地でのトラブル。ミーティングの前にオーナーから連絡があって、発進の時、カーブを曲がる時にゴロゴロ音がすると言うもので、更に話を聞くとバキバキ音がするというので、当方の判断ではハーフシャフトだと思ったので、中古の部品を持って行きました。今までのオーナーのハマーに対しては、駄目になるまで使い込むタイプなので、新品を持って行っても価格を聞いて考え込まれても困るので、中古のハーフシャフトを持って行きました。多くのメンバーが参加するようになって、特定の方の修理を行うと全員のハマーを2日間で見る事は不可能なので、当方はミーティング会場での作業は最近はよっぽどの事がない限りやら無いことにしております。日曜日にはランドマップと、今回はドタキャンした加藤電気が来るので、プロに任せて当方もマッタリしたりおしゃべりをしたいですからね。
ところが、翌日ランドマップに作業を行ってもらおうと思ったので、ハーフシャフトだと当方は予想していたのですけど、オーナーは心配で色々な知識のある人に相談を始めていたらしく、その結果は『デフが壊れている』報告があったので、まさかと思って車体を前後させたり試乗したけどデフが悪い症状が無いので、ジャッキで上げてタイヤを回した所、ハーフシャフトのシャフトは止まって居るのにCVジョイントが回っていたので、ハーフシャフトが悪いと言う事が誰でも判ってもらえました。
当方の今までの経験では、H1の場合はハーフシャフトが駆動系のヒューズになっています。またデフのトラブルの時はサイドベアリングの摩耗の時は、継続的なゴロゴロ音から唸り音になるし、リングやピニオンが駄目な時は、先ず、走ることが出来ない事が多いです。当方がハーフシャフトだと確信したのはバキバキ音です。ハーフシャフトのCVジョイント部のボールが摩耗したり破損した時に、極圧を逃げる事が出来ないので、ボールを引きずってバキバキ音がします。翌日取り替えたハーフシャフトのブーツを抜いてリテーナーの外周の摩耗をオーナーは原因だと当方に説明してくれたのですけど、それは2次的な摩耗で、原因はボールとカップのギャップが大きくなって、中間に収まっているはずのリテーナーがカップの山に当たったためです。車輪を上げた状態のときに、既にラバーブーツも緩んでいました。リアゲートにも油の点々が付いていたので、ここからかなりのグリスが飛び出たので潤滑不足からのトラブルで有ることが明白です。後からランドマップから聞いた話ではフロント周りのボールジョイント、アイドラー、パイロットも限界に近いと言ってましたけど、それは以前、当方も指摘した部位ですけど、破壊するまで使い続けるような気もします。(言過ぎ?)ハーフシャフトが一本壊れた時にグリス漏れで無い場合は問題は深刻です。キチンと潤滑されているのに壊れると言う事は、この固体は過酷に使えれていると言う事なので、他が壊れるのは時間の問題ですから怖いですね。今回はグリスの飛散が原因ですから、他は大丈夫でしょう。オーナーはハーフシャフトの周りのグリスの飛散に注意してください。
今年の3月にノークレーム、ノーリターンで購入された00年モデルは、エンジンの再スタート時に始動不良があるという問題を抱えていたそうです。先ず、当方がエンジンを掛けた時にスターターの周りの悪さに先ず違和感。オーナー曰く、バッテリーは交換したばかり。。。まぁ今回はエンジンの掛の悪さのチェックなので、それはパス。次に燃料ラインのエア抜きバルブを押すと、燃料ではなく空気が入ったか出たかの、『シュッッ』っと言う音が一瞬して終わり。正常であればココからちょっとでデモ燃料が染み出ます。こうなると一番疑わしいのは、リフトポンプ。イグニッションを入れてもらったところ、例のコトコト音は聞こえません。ポンプのコネクターをテスターで当たったけど、テスターはピクリともしないので、リレーとヒューズの点検。リレーは直ぐ判ったけど、ヒューズは行方不明。もしかするとテスターの当て方が悪いかと思ったのですけど、やりづらくて面倒なので、手持ちの車載ポンプを持って来て繋ぐとちゃんと動くので、これはポンプの不良だと分かりました。
ココから先はランドマップ(この日ヒロシはランドマップの臨時雇いです)に任せて、当方は撤収。結局バッテリーも接触不良があったのでランドマップが補修していました。これがスターターの回転が遅い原因でしょう。リフトポンプが故障すると、普通に動いてしまうので、気が付かない事が多いです。中速で息継ぎをしたり、燃料タンクが空になって満タンにすると70Lしか入らない何ていうのはリフトポンプの不良です。そいうえば今回のミーティングで誰かそんな話をしていたなぁ。この方が気の毒なのは、購入した遠方の工場に、この修理のために2回も行ったけど、治らなかった事と、修理の見積もりが数十万になると言われてビビッていたそうです。
今回もミーティングに行くといったら、途中で止まると言われたみたいです。オーナーもココからはノークレームなので格安での購入(オーナー以外は全員お気の毒と思っています)だったので仕方が無いと思っていたのですけど、みんなでワイワイやって数分で『これが悪いから友野商店で売ってるから買ってきな』と言う我々の言葉に『まさか』と思っていた様ようです。でも、治ったんだから納得しているはず。ただ、この方は麻生さんと一緒に帰りに当方のガレージに寄ったのですけど、タイヤを見たら見た事が無い表示が付いていました。当方が一目見てお気の毒と思ったのですけど『これって再生タイヤだよ』と通告。再生(リトレッド)タイヤと言うのは、磨り減ったタイヤの山を削って糊をつけてトレッドを貼り付けて加硫してもう一回使うタイヤです。再生タイヤが悪いと言っているわけじゃ無いのですけど、知っておくことは必要だと思います。ジャンボジェットのタイヤは10回位繰り返して台を使う再生タイヤだから、ジャンボジェットのタイヤの1割しか新品タイヤを使っていません。ですから、ちゃんとした再生タイヤは結構使えます。
もう深夜なのでこの続きは明日にします。

2006.10.14.    石飛 毅氏

今日は工藤さんと50周年のお誕生会をやってきました。
お寿司屋さんです!くらげ、マグロの皮焼き、かに味噌サラダ、そして御寿司、どれも美味しかった!食い物で喜ぶなんて人生の半分を過ぎてしまってもマダマダ子供ですね。工藤さんの駐車場にHUMMERを2台止めたんですけど。この駐車場は工藤さんもハイラックスとHUMMERを止めるために3台分使っていました。当方のHUMMERをココに止めさせて頂きましたけど、3台分で2台がピッタリです。やっぱりHUMMERは大きいのかな?当方の愚息は体重は余りないのですけど、当方より身長が高く着る物には苦労しています。と、言うより多少色気づいているので、工藤さんが愛用の衣類の放出に愚息は何時も大喜びです。久しぶりに工藤さんの自宅に行きましたが、以前よりコレクションの量が増えててビックリです。幾つかを愚息に頂戴しましたので、多少ストックが歯抜けになっていますけど、圧巻写真を撮りましたので、ため息をついてください。
このApeと言うブランドはプレミアムが付いてて、コレクションするのも大変難しいです。色々な趣味とかコレクションがあるけど。。。まぁ当方のスナップオンコレクターと同じで他人から見たらバカバカしいけど、本人は至って真剣です。ガレージに着いてから、明日の用意を始めました、ボンネットダンパー、ハーフシャフトを積んで、リアゲートロックの寸法を測って、もしかするとハーフシャフトを交換するかも知れないので、工具を用意し始めましたけど、工具が多量になってしまい躊躇しました。以前もこの手で工具を無くした経験があるのと、万が一の場合を考えると、やはりチャンと修理をした方が良いと判断しました。それに、ハーフシャフトが悪いと決まったわけじゃないし、緊急度が低いので、これは現車を見て、もし、交換がその場で必要な時は日曜日に来るランドマップに連絡して、チャンと仕事としてやってもらった方が良いと思いました。だから、工具は再び収納。。。もっともハンドツールは那須PSガレージにありますから。。。。割りピンとかの特殊工具だけにしておきます。
本日CCV編集長から、ISUZU自動車が発行した「ディーゼル・コミック」の紹介がありました。今、追風のDIESELエンジンの教本として良いのではと、紹介してくださったので、早速『お客様相談室』に『欲しい』と相談した所、ワザワザ送ってくれると言うことでした。この本は誰にでも送ってくれるのかと聞いたところ、指し当たって希望者には配布してくれるようです。一杯DIESELエンジンが好きな奴がいると言ったら、3部送ってくれるというので、ありがたくご好意に甘えさせて頂きました。ついでにというわけじゃありませんけど、本当はこれがメインではなくて、先般、色々調べたAlphaのエンジンオイルに付いて質問をしました。出た方は女性ですけど、チャンとデュラマックスエンジンを知ってて、当方の質問の内容もチャンと聞いてくれ、一旦誰かと相談して質問にキチンと答えるために、一旦切ってから折り開始連絡をすると言ってくれました。夕方、回答がチャンと来ました。ISUZUとしては、指定オイルを使って貰いたい所ですけど、CF-4でも、直ちに駄目になるようなことは無いだろうと言ってくれました。こちらの質問の軽油中のサルファー量も日本とアメリカの含有量を調べての回答は100点でした。従ってALPHAのエンジンオイルはCF-4を、半年または3000マイルで交換する事にしました。恐らく半年の方が先に来ると思うので、ミーティングの前に交換という事にしておけば忘れないと思います。

2006.10.11.    石飛 毅氏

加藤電機にインターセプターが板金修理を終えて戻っていました。
前に来た時はエンジンがバラバラしてて排気音も大きく、近所迷惑はなはだしい爆音でしたが、プラグの状態が悪くイリジュウムプラグと交換したら、夕方でもエンジンを掛けても大丈夫ぐらい安定して排気音も小さくなっていまいた。プラグは一部錆びていたりで最悪でしたけど、同時に入庫しているランドローバーは2本づつ銘柄が違っていたので、それよりはましだと言ってました。ちなみに、このランドローバーのエンジンも調子良く回っていました。それとインターセプターのスターターの調子が余り良くないのでスターターを分解した所、ブラシのスプリングが変形していたようです。確か、このスターターは交換したばかりと聞いていましたけど、クオリティーが低かったのかも、、、一通り修理したので街中でも使える様になったようです。ただ、ヘッドライトのHID化は無理かも。。。。ALPHA用にイラックスチューブも加藤電機で10m巻きで調達しましたけど、短い物より使い易いです。巻いてあるので癖が付いていないし、今回のは硬くないので綺麗に配線ができます。配線は擦れて思わぬトラブルの原因になりますので、出来るだけ被覆をしたほうが良いですね。

昨日の結露の話と同じ事を体験した方からメールが来たり、今、まさにその現象で悩んでいた話も聞きましたので、ちょっと補足します。当方が使っている梅干ライトは、防滴に対しては積極的ではありません。ただ、オープンかと言うと、合わせ目はかみ合わせの様になっています。雨が降るとレンズに少し水が溜まります。夜テールランプを点けると、内部の温度が上がってその水が結露になってレンズを曇らせます。そこで当方は内部温度が上がったら圧力も上がると思って、レンズの下端に1mm程の穴を開けて見たところ見事にそこからドレンをする様になりました。昨日付けたレイブリックのマルチリフレクターランプも、後ろのゴムキャップに2本のチューブが付いています。今まで海外のライトを付けたときには、ゴムキャップの下端が少しめくれていた物はありましたけど、レイブリックのは2本のチューブが付いています。(昨日の例との後ろの写真を参考にしてください)
なぜ2本かと言うと空気の流れは一本のチューブだと換気の効率は良くありません。そこで2本のチューブを付けると、その部分に少しでも温度差や気圧差があると流れが出来ます。煙突を立てると下に穴が開いていると空気が吸い込まれるのは、たった数十メートルでも気圧差があるので空気の流れが出来ますけど、下に穴が開いていない場合は煙突の中の空気の置き換わりは殆どありません。したがってレイブリックの場合は結露防止の換気のために入り口と出口を付けているんだと分かります。また、チューブにしているのは、単純にホコリ避けでしょう。良く言われることですけど、輸入品が現地では沢山使えれているのに、なんで日本に持って来ると壊れるのか?ヨーロッパの大衆車に向かって塗装が良い!と感覚的な技術的な裏付けが無い事を言ってますけど、それぞれのお国柄があるからです。紫外線の強い国では耐UV性能の高い塗装や樹脂材料が必要だし、乾燥した国では大抵暑いのでエアコンの効き方が強烈で、ヒーターの無い車が沢山あったりします。スタッドレスの無い国が当たりまえで、先日、義弟がスイスに行った時、一般道雪道できつい登り坂の前で思いっきり加速してまるでヒルクライムの様に順番待ちして登っているのを沢山見たそうです。
日本の車が何で世界中で沢山売れているのかと言うと、ガキのころに習った『加工貿易』が飯の種なので、これらの耐環境性が高いからだと思っています。南北に長い海に近いし、寒暖の差が激しく、頻繁に台風も来ます。人的にも要求の厳しい国だから良い物ができたから売れるんだと思います。でも当方の業種に比べれば甘いですよ。何かトラブルが起きたら最終手段の『新品交換』でも許してもらえないケースが多いです。原因究明報告、改善報告、再発防止策、クレーム対応組織表、酷い時には24時間連絡先なんて要求される事があります。そう考えるとトヨタの車なんてチョロイです。ユーザーに馬力証明書出しています?当方の会社の製品にはそんなの使い方で違うから分からねーよ?と思う物まで要求されます。セルシオだって耐震データー出します?塗装膜の厚さ、グロス、材質、板圧、、、年間補修用品リスト、消耗品リスト、24時間自動運転で3ヶ月間ノーメンテナンスですから、24時間90日を時速40kmで走ったら84600kmです。この間燃料は何回入れるんでしょう?オイル交換は何回?だから車は消耗品と考えて売っているのかな〜とレイブリックのチューブを見て思いました。
メルセデスベンツがDEISELエンジンを復活させましたけど、これの指定エンジンオイルって何だろうと疑問に思いました。もしCH-4やCI-4だったら、日本では壊れちゃうんじゃないかな?排気ガスのクリーン度も違いそうです。型式承認のテストはメーカーがやるから、そのまま欧州仕様で運用方法も同じだったらどうなるんだろー。最近のメルセデスってオイルゲージも無くて、車がオイル交換の時期を教えてくれる筈だから、オイルの劣化が実態と合わなくなっちゃうと思います。メルセデスのメカニックもマニュアルどうりに整備するでしょうから、軒並み不調になって、また『DIESELは駄目だ』にならなければいいけど。。。。意地悪な考えですけど、レクサスのハイブリットでの経済性に対抗するためのDIESELエンジン搭載車でしょうけど、レクサスのハイブリットを選んでいる人の方が頭が良さそうな気がしますし、リセールバリューは高いと思います。

2006.10.10.    石飛 毅氏

3連休連休は天気に恵まれて、絶好調でした。
CCV編集長から天気が悪いから丁度良いだろうと原稿依頼がありましたけど、CCVは厳しい読者がいるので、どうもキーボードが進みません。それに天気も良いし、ミーティング前で作業は満タン、可愛らしい後輩のガールフレンドも遊びに来るし、下田ケンタはハブの修復のためにハブの組み立てに来たり、最終日はALPHAにHIDの取り付けをしたので、結局、当方のリアエアコンはバラしたままで、手付かずです。
雪子さんは、ヒロシが平日にガレージに来てシールの補修をしたらしく、試乗してオイルは漏らなく無くなった見たいです。雪子さんの今のオーナーは、海に近い所に住んでいるため、ちょっと汚れが酷いので洗車をした後に腐食部分のメンテナンスを行いました。腐食が激しいのは鉄部分が主体ですが、ボディの鉄部分は塗装が案外シッカリしてて、殆ど腐食していません。しかし、メッキ部分と、後付けのパーツはちょっとやれていました。特に酷いのはライトバーとそれに付いているフォグランプで、時間が無いので一旦取り外してから再生したいので、オーナーに取り外しても良いかと確認した所、取材が入っているので、そのままで良いと言われたのですけど、余りにもフォグの腐食が激しいので、フォグランプだけ取り外して再塗装しました。このライトのメーカーは解りませんが、塗装の質は良くないですね。分解して、サンドブラストで腐食部分を取り除きサフェーサーで下地を作って塗装しましたけど、缶スプレー塗料が一体何処まで潮風と戦えるか解りません。作業終了後、ヒロシが配達しに行きました。
その入れ替わりに4X4マガジン社の方がお見えになりました。オーナーには全く了解を取っていませんが、オーナーが『嫌だ!』と言ったら困るんですけど、一応502の組み立て状況を不定期で連載するらしいです。これは、以前からJeepレストアラーの白石さんが4X4マガジン社にリコメンドしていた事で、やっとその気になった見たいです。これって作業が進まないとまずいので、当方にとってはソフトプレッシャーです。ですからオーナーにとっては喜ばしい事になるので、ちょっと考えれば『嫌だ!』なんて言えないはずです。ちなみに、前回当方のハブリダクションのオイル交換とスピンドルの増し締めは撮影済みなので、当方が原稿を書いた時点で掲載されます。もちろんCCVの原稿を先に。。。
下田ケンタの北海道産93年は以前走行中にスピンドルごとタイヤが取れて大変な事になりましたけど、継続車検が取れるまでになりました。しかし取れたスピンドルをそのまま付けると、ハブの壊れたオイルシールからダラダラオイルが漏れるので車検が取れません。そこで地元の部品屋さんに聞いた所、『部品が取れる』と言われたので注文した所、2ヶ月たっても部品が来ないし、いまだに納期未定。更にキャンセルも出来ないと言う信じられない、状態なので、このままでは乗らないうちに車検が来てしまうので、友野サンに注文したら1週間も掛からないで来たそうです。船便で一寸位ぐらい安価だと思って普通の部品屋さんに依頼するのは危険ですね。
友野サンは、個人としては膨大な量の購入者ですから、アメリカの業者もとても大切にしてくれますから、対応は抜群です。誤部品の確立も低いし、細々としたネジ一本まで対応してくれます。結局、価格の張るスピンドルは高価なので前に頼んだ業者さんからの待ちでらしいので、当方の所に持って来たスピンドルはネジ部を補修した物でした。シールの打ち込みが終わり締め込み方法を伝授して帰りました。今までハブを組んで、組み立てがちゃんと出来ているかの確認のために、ロックナットを一定のトルクで緩める確認方法を取りますが、今までこれでNGになった事がありませんでした。ですから、こんな物を呪い程度と考えていましたけど、下田ケンタが帰宅後組み付けをしたところ、確認作業でロックナットが緩んでしまったと連絡がありました。。。やっぱり補修したネジは、締め付け力が足らないのかな〜と思うと共に、確認作業の重要さが解りました。
アルファーのHID化は以前からの念願でしたが、ライトのべセル後方の形状が今までの丸型と異なり、逆おむすび型になっているので、当方がお勧めのレイブリックのHIDが入らなそうでした。当方のライトべセルは一番最初にレイブリックの丸型マルチリフレクターライトを装着したので、試行錯誤の加工をしたのでボコボコなので、もしALPHAにのべセルにHIDが装着できたら自分用にすれば良いと思って、先日アメリカの怪しい部品屋さんでライトべセルを購入して送ってもらいました。価格は思ったより高かったので、価格交渉モードに入ってライトは要らないと言ったけど、俺も要らないと言われて値段は同じでした。でも、送るのに重いのでライトはその場で取り外して捨てました。
ALPHAのライトの話しに戻ります。ALPHAのライトべセルはレイブリッックのHIDは入りません。そこでライトべセルを用意していた従来型と交換しました。先日、色々な人からHIDのユニットをケースに入れている話を沢山聞いていたので、当方もケースに入れるかと思いましたが、仕事で、色々な分析計を設計する時に、温度と湿度と言うのは非常に神経を使います。まず、湿気ですけど湿、気と言うのは物凄く分子が小さいので、これなら。。と思う様なパッキンでも湿度は入って来ます。ペリカンのケースでも中にはちゃんとシリカゲルなどの除湿剤を入れておかないと結露を起こします。空気は暖かいときの方が沢山水分を持つことが出来るので、その時の状態では結露しなくても、温度が冷えると驚くほど結露します。まして、HIDのユニットはヒートシンクが付いているし、点灯中に触ると案外温度が高いので、ケースに入れたら放熱が悪くて中のトランジスターが。。。と思ったらちょっと怖いので、ケースに入れた人の様子を暫く待ってから採用する事にして、ALPHAには従来と同じ方法で取り付けました。
そうそう、松原さんがH2のLEDライトが曇ると言う話をしていたので、この件について話しましたけど、そのライトだけでは無くアメリカで買ったライトは良く曇ります。当方のH1に付けている梅干ライトも買った日に曇り始めました。それも雨天ではないのにです。これの原因としてシールが悪いと言うのはあると思いますけど、殆どが空気の流れが無くなって呼吸が出来ていないから曇るケースが多いです。H1のスピードメーターが曇るのもこれです。メターパネル内の温度分布がそのまま出るから、メーターが曇るのは下のほうで、温かい空気は上に行くので上が曇る事はありません。メーターパネルが曇るのは大抵湿度の高い時や、冬に雨や雪で濡れた状態で暖房温度が上がると、空気の動きの無いメーターパネルは湿気の溜まり場所になります。メーター内に結露と言う事は、室内の方が冷たくてメーターが暖かいからと言うことで、更にメーターの上部は電球の熱で暖かから。。。。とにかく結露には密閉するより空気の流れを作る事の方が格段に減ります。当方も梅干ライトに穴を空けた所結露は無くなりました。残念なのは、穴あけのタイミングが遅くて右の反射板のメッキはちょっと剥がれてしまいました。早い話が自然現象相手に勝負を避けて、放熱、結露回避優先したと言う事です。まぁ一番良いのはカバーを付けると言うのが一番いいかも。。。とココまで書いてライトべセルの茶筒をネジ止めするのを忘れた事に今気が付きました。。松原さんガムテープで張って落ちないようにしておいてください。
ALPHAを買ってから未だオイル交換をしていないと言う事で、先週松原さんが来ましたけど、オイルフィルターも無いし、大体エンジンオイルに何を使って良いのか解らなかったので、今回交換しました。マニュアルでの指定オイルはCH-4またはCI-4です。。。ネットで色々調べたけど、こんなオイルそう簡単に売っていません。まず国産メーカーには全く無し、あるのはアメリカ物ばかりで、ペンゾールとかのアメリカで使われていると思われるオイルばかりで、尚且つどれも高い。でも指定オイルなので、あちらこちら探し回って見たけど、土曜日だから何処も休み。。。やっと大阪の業者さんに連絡が取れたけど、在庫無し。問屋は休みなのですが、何か聞いたことの無いメーカーにはあるかもと言って探してくれましたけど、やっぱり無し。諦めかけていると先方から、『何に使うんですか?』と言うので『HUMMETR H1です』と答えると『DIESELですよね、それならCH-4はサルファーフリー用のエンジンオイルなので、日本で使うなら駄目で、低サルファーにはCF-4で大丈夫です』確かにCH-4の多くはSF規格などのガソリン兼用のオイルが多く、このご意見には納得!さらに『逆に日本の燃料にはCH-4は駄目だし、必要が無いから国産メーカーは持っていないんです。。。。。』
当HPを熟読されている方は覚えていると思うのですけど、以前サルファーの含有量が高い時にCF-4を国産車にいれてエンジンが壊れる事が多いので構内でAPIのCF-4/DH-1と言うエンジンオイルがあると書いた事を思い出しました。多くの人がトラックに使われている為にDIESELエンジンは荒っぽいエンジンだと思っているのですけど、ガソリンエンジンより精密なんです。。。この大阪のオイル屋さんのお陰でCF-4を選択する事が国内ではベストと言うことが解りました。じゃあ何でCH-4があるのよ、と言われますけど答えはマニュアルにありました。CH-4はロングライフなんです。ALPHAのオイル交換のインターバルは9000マイル!今までのインターバルとは比較になりません。昔、4輪駆動車が大流行の時に、ランクル80のDIESELのほうが燃費がいいので流行っていたけど、DIESELターボにはみなさん高価なオイルを入れて毎回高いフィルターを換えていましたけど、インターバルを3000kmとするとオイルとフィルターで2万円近いお金を払っているとガソリン車と変らない人は沢山いました。ショップはこの高いオイル交換は儲かるので、『ターボが壊れますよ〜。パワーが上がりますよ〜』と煽っていました。オイルで10馬力も上がるわけが無いのは一寸考えればわかるのですけど、そんなおバカなショップにはおバカな客だったけど、幼稚すぎてバカな客も段々利口になって4駆業界が没落状態になったと思っています。ちょっと聞いた話では、陸事に改造申請とか構造変更に手馴れたその業界が福祉車両の仕事が多いそうです。車を福祉車両にして維持費を安くする方法だそうですけど、これが物凄く忙しいそうです。そのうちまた同じように没落だけじゃなくて、今度は世間から追放されちゃいそうです。
結局、ALPHAにはCF-4 15W-40。これで、関東近辺は一年中使えます。寒冷地(−18℃)の場合は冬は5W-40でOKです。10W-30は夏の渋滞でパンクする恐れがあるので、ショップが薦めても断固止めて下さい。真綿で締められる様に(真綿って簡単に切れちゃいますよね?)ジワジワ壊れます。そんなショップは壊れて修理に来れば良いと思っていると思ってください。更に20W−50を入れられた場合は、裁判を起こしてください、マニュアルにもDon't use SEA 20W-50 or any other gread oil not recommended.って書いてあります。プロが適合をろくに調べないで入れた場合は職務怠慢ですから、多分勝てます。
本当はドラム缶で買っているオイルが使えると当方は助かるんですけど、まだ汲み上げポンプを購入していませんので、現在180Lのドラム缶は邪魔なだけです。仕方が無いのでちょっと高いガロン缶を使いました。そうそう、今までのH1のオイルの量は8L弱で、それでも多いと思っていたのですけど、ALPHAは11.6Lも呑みこみます。ガロン缶3本、これを3000kmに一回交換ですから大変です。ちなみに当方の使っているオイルは購入価格が400円弱/Lですけど、何となくオイルジョッキが曖昧なので500円/Lにして当方が損をしない様にしています。でもドラム缶一本無くなってやっとオイル組上げポンプが買えるので、ご理解願います。ちなみに前回のドラム缶での利益は使い物にならなくなった先代の加圧式ポンプで消えています。
好評の『工藤屋!』タオルが完成しました。今回は新色が2枚追加になって4色です。ただ、色による売れ行きに差が出たり、お釣が面倒なので、えげつないクラブステッカーと抱き合わせ販売を当方から提案しておきました。要らない色やステッカーはご自身で値段を付けて現地でトレードしてください。もちろん当方はピンク/赤タオルがお気に入りです。当方のガレージに来てノベルティを所望される方が時々いますけど、そのために一体幾つ買ったら良いか毎回悩みます。ですから、欲しい人は『買っておいて下さい』とメールしてください。日曜日まで残って居いら良いんですけど、限定60セットですから当方の様に自分用に5セット買っちゃう人もいますから売り切れ間違い無いでしょうね。。

2006.10.6.    石飛 毅氏

アメリカの方から以下のメールが届きました。10thアニバッサーリーモデルです。もし欲しい方がいらしたら、直接メールをしてください。もちろん入手の手続きとかナンバーをご自信のネットワークの中で処理できる方にして下さい。当方はこの場で紹介しているだけなので、登録までのお手伝いは一切出来ません。

Dear Hummer Owners Club Japan:
 
I am a fellow Hummer owner located in the state of Indiana in the United States.  I have recently decided to sell one of the three H1 Hummers that I have owned for the past 2 1/2 years.  I would appreciate it if you could pass this info on to any of your club members that you feel would be interested in this collector's model by either forwarding this email to them or putting it on your club's mailing list or bulletin board.
 
This Hummer is a 2002  Tenth Anniversary Limited Edition H1 that is number 41 of the 65 that were made.  It is orange in color; in pristine condition inside and out, and only has two thousand and six hundred miles on it.  I have it currently listed on Ebay Motors auction site under item # 150040933486   My seller name is roger9121 and the Hummer is located just south of Indianapolis at Greenwood, Indiana, United States.  The auction ends on this Friday at Oct-06-06 15:00:00 PDT.   Any interested individuals can contact me on my cell phone at 317-796-1108 or by email at overlookk@msn.com .   I had a low reserve on this auction which has already been met so it is ready to go to the highest bidder. 
 
Here is the URL address for my seller page on Ebay Motors.  Just click on the Hummer listed and you will go to its page on Ebay.
 
 
Again, I would greatly appreciate it if you would pass this info on to anyone you think would be interested in it.
 
Thank you..... Bob Kearney
 
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Here is additional info that I have listed on Ebay Motors plus lots of large size photos of the Hummer.
 
 
 
Vehicle Description

 

10th Anniversary LIMITED EDITION H1 (41 of 65 made)

This is a 2 owner vehicle that has been completely smoke free. It has been meticulously cared for, is damage free, has always been garaged, and properly serviced.  Regular oil changes, and hasn't needed repairs due to only having 2600 miles!  That is right, only 2 thousand 6 hundred miles!  Note the odometer in the photos (on ebay motors site).  This car has been selectively driven and never been offroad.  As perfect as any H1 could be.  Additional information concerning this vehicle may be obtained by calling the owner direct (Bob) at (317) 796-1108.  LOW RESERVE.

  • GM 6.5L V-8 Turbo Diesel Engine
  • Automatic Transmission
  • Central Tire Inflation System
  • 2 fuel tanks (25 gal and 17 gal reserve)
  • Power Windows
  • Power Door locks
  • Power Brakes w/ ABS
  • Power Steering
  • Power Deluxe Heated Mirrors
  • Heated Windshield
  • Front and Rear Air Conditioning
  • AM/FM Factory Stereo
  • 6-disc in-dash CD Changer
  • TT4 (torque track control)
  • Cruise Control
  • Underguard Drive train protection
  • Heavy Duty BrushGuard
  • Towing package
  • Goodyear Tires w/ Runflats
  • 17in Aluminum 1 piece premium wheels
  • Aluminum rocker panels
  • Deluxe rear-view mirror
  • 2GC package
  • and much more

Buyer responsible for shipping and delivery.  Local pickup is acceptable.  Seller willing to work with delivery company on getting loaded.  Seller is willing to accommodate third party inspections.  Seller is selling vehicle as-is.  We have made every effort to disclose all information regarding the condition of the vehicle. 

2006.10.5.    石飛 毅氏

船が来てよかったですね。やっと船舶免許が役に立ちますね。当方の船舶免許は使わないうちに更新です。
さて、スナップオンのディラーが夏休みの終わった後2週間ほど、当方とのタイミングが悪くて来れない日があったので、その間に出た新しいカタログを貰い忘れてそのままになっていました。今回その新しいカタログをゲットできました。前のカタログは3年前に出ていますから、大体3年毎に出るようですね。立派なこのカタログはスナップオンのHPでも購入できます。
先日ALPHAを見たところ、以前より明らかにメトリックサイズのボルトが増えていたので、メトリックのフレアーレンチを購入しました。元々H1はメトリックは殆どありませんでしたが、エンジンの一部はメトリックに段々変わっています。しかしALPHAになってメトリックが増えています。当方のガレージはインチ工具が大半を占めてて、メトリックの物が少なかったので、最近メトリックを増やしています。おおむね、メトリックの基本的なものは揃ってきましたけど、今回のフレアーレンチの様な余り頻度の低いものは未だ無いので、ALFPA用にこれからも少しずつ揃える必要あるかも。
昨晩のワールドビジネス(東京12チャンネル)でDEISELエンジンの特集がされていました。内容的にはバイオディーゼル燃料とかの代替燃料の方に重点を置いていましたけど、どれもこれもあのPM規制の時に当方が言ってた事であって、今更なんだよね〜と言う感じでした。DEISELエンジンの黒煙に関しても、DPFとかを使って低サルファー軽油を使えば、かなりの有害物を除去できる事が明白だったのに、5年以上前はDIESELに触媒なんて効果が無いと言うのが大多数の意見でした。その頃『びっくりドンキー』の配送車はすでに自社のレストランから出る使用済み食用油を回収して、それを元にしたバイオディーゼル燃料を使っていました。このトラックはたしか『このトラックは環境ににやさしいVDFを使っています』と書いてあって、更に簡単な『VDFの説明』も書いてありました。このトラックは当方のガレージの周りをよく走っていたので結構見かけ、その後『びっくりドンキー』のHPにもこのことが書いてありましたけど、最近のHPには記載が無いので、偽善的なことだからもう辞めちゃったのかと思いましたけど、親会社の『アレフ』のHPを見たら、もっと凄い社会貢献をしている事がわかってちょっと赤面。後学のために『アレフ』にあの時のバイオディーゼル燃料のトラックはどうなったのか知りたくなって問い合わせた所、資料を送って貰う事になりましたので、後日紹介します。

2006.10.3.    松原義明氏

現在、宿泊の承りメールを受け取られている方で、宿泊の定員に達してしまいました。
あと、二名まではエキストラ可能です。まだ、ご連絡を頂いていない方は一刻も早くご連絡ください。くれぐれも、当日「泊まれますか?」は、ご勘弁を!!

                                     松原

2006.10.3.    石飛 毅氏

ZZ4エンジンを搭載したH1がガレージに来ています。
お久しぶりに見た雪子さんは色白の肌は綺麗でしたが、ボンネットを開けると、ホコリだらけです。下回りを見るとパワステのポンプ、リアのデフからお漏らしがある程度ですが、雪国を走ったらしく案外錆が出ています。雪子さんのオーナーがヒロシに依頼されたので、一体何をしたいのか、何をどの程度の気持ちで頼まれてるのか、どれ位預かれるのか今一ピンと来ていないのですけど、とりあえず悪い所を治さなければいけないので、リアデフの漏れているのを補する事にしました。ブレーキキャリパーを外し、ハーフシャフトを外して観察すると、漏れている部位はインナーシールでは無く予想道りサイドシールでした。ただ不思議な事にサイドシールの枠の周りにウルトラブルーがしこたま塗りこんであるので交換か補修の履歴です。ガレージの中を探しましたけど、サイドシールの在庫が無いので友野サン、スカイオート、に連絡したけど丁度発注中で欠品(本日入荷したと連絡がありました)ランドマップに電話したら出ない。仕方が無いのでもう一度ガレージの在庫を見ましたけど、やはり欠品していました。
暫くして、ランドマップが捕まり在庫があるということなので、ヒロシが引き取りに行きました。部品があれば交換するだけなので軽い気持ちでヒロシが交換を始めましたけど、アルミのケースにオイルシールを打ち込む場合は物凄く注意が必要です。ハブなどは鋳物なのでさほど神経質になる必要はありませんけど、シールの枠が鉄板のプレス品でハウジング部分がアルミの場合はケースの方が柔らかいので注意が必要です。また、シールを挿入する前にハウジング部分の清掃と仕上げ面の傷の確認も必要です。ヒロシが30分以上潜ったままコンコン打ち込んでいる音がするけど中々入らないようです。覗いてみると、どうしても斜めに入ってしまうらしく一旦シールを抜いてみると、ちょっと変形していました。これを補修して外径を整えて選手交代して当方がシールを当ててみると、軽い力で最初は入るのですけどこのまま打ち込む気持ちになれないので、一旦抜いてハウジングを見ると中にバリが出ているのを発見。駄目じゃないかとヒロシに聞くと外した時に髭のようなアルミのカスが出ていたと現物を見せてくれました。恐らく前回交換した人が力任せに打ち込んでハウジングのボアを斜めに広げてしまっていたようです。アルミなので逆にハウジングのバリ取り補正は簡単ですけど、シールのアウターとの間に隙間が出来る事になるので、シールのゴム部分はリフレッシュ出来ても外側からオイルが漏れる可能性はあります。。。
とココでさっきのウルトラブルーの訳が解りました。恐らく前作業者はアウターから漏れるのでウルトラブルーを塗り込んでいた模様です。とりあえずオイルシールを打ち込んだ後からシール剤を塗りこむのは余り良いセンスでは無いので、一旦このまま組み上げて試乗してもらうことにしました。そうそう、ハウジングを綺麗にした後にオイルシールを打ち込んだら、真っ直ぐスコンと入りました。デフのオイルレベルはサイドシールより低いので、走行しないと漏れの確認は出来ません。試乗から帰って覗くとほんの一滴滲んでいましたが、これは前に漏れたオイルかもしれないという希望をこめて、シッカリ洗浄してからもう一度試乗しましたけど、先ほどより少ない気がしますけど、何となく滲んでいます。結局、今週やり直しとジャッジしました。
ただ問題なのは、ハウジングの傷がそのままですと幾ら新しいオイルシールを入れても同じ事になります。ロックタイトのアルミ用の勘合剤を持っているんですけど、バカ高い上に一回開封すると次ぎ使う時にガチガチって言う事があってチューブの1%使って残りはゴミになるのは当方が可愛そうです。しかし普通のシリコンガスケットの場合は、きめが粗いのと粘着性が低いのでオイルシールを打ち込んだときに残れないと思います。浸透性の高いシール剤もありますけど、固まりすぎると次に取れなくなるし。。。週末までに結論を出します。雪子さんはフレームの溶接部分から腐食が始まっていました。ガリガリ削ってみると中からではないので一安心。錆を落として塗装しました。本当は『さびチェンジャー』を塗った方がいいような感じです。

2006.10.2.    石飛 毅氏

ミーティングまで、後2週間を切りました。
ココの所天気が安定していないのでちょっと心配ですけど、天候に関係なくミーティングを行います。ミーティングについてですが、毎回同じ事を書いているのですけど、最近読み始めた方のために再度お知らせいたします。ミーティングの参加資格は特にありません。駐車場をお借りして、そこを中心にうだうだするだけです。ただ、毎回場所をお借りしている『那須PSガレージ』はレストランなので、ミーティング参加以外のお客さんが沢山お見えになります。従って品位を落とすような行動は慎んでください。また、場所をお借りしている都合、飲食は『那須PSガレージ』をお使い下さい。永年お借りしておりますが、甘えは許されません。お互いの利害関係をキッチリ保つ事でお借りしておりますので、勝手な事をされると迷惑ですから、よろしくお願いします。H2OCのメンバーも毎回参加してくれるお陰で、H1、H2が集まる事は確実ですが、未だにH3の参加はありません。我々には未だ新鮮なH3オナーの参加も期待しておりますので、この機会にぜひ見せびらかしに来てください。
今回『自主作成ノベルティー』は、好評の『工藤タオル』が新色を検討しています。このタオルは使い心地も良く、知人に何かの時にちょっと渡すのにはとても便利なので、楽しみです。毎回売り切れますので、早めの購入をお勧めします。また、HOME COMINGの時にアメリカで好評だった、オーバルマークのステッカーも少量残っていると思うので、キット持ってくると思います。これも見逃せません。少量ですが、ココの所ジャケットを作成している浅井さんも、ちゃんと新作ジャケットを作りました。これは毎回初日で売り切れますから、野澤さんは何時も買えません。サンプルが当方の所に届いており早速試着して使っていますけど、未だ暑いですから、着続けれません。クラブのオーバルマークが背中にプリントされています。ボディは若い人に人気のハーレーですから着ると若返りますので、おっさん連中に人気がでそう?。(写真を参考にしてください。)
この外には、スカイオートが前回好評の『Tシャツ』と『車検証入れ』そして去年から売っている『カバン』が未だ若干売れ残っています。売れ残っていると言うと聞こえが悪いのですけど、このカバンは案外使い易くて、今日逢った時に松原さんが使っていました。かなり使い込んでいるので、重宝している様でした。当方も車内に小物を入れるのに使っていましたが、小物ごとどこかに行ってしまったので、今回再購入します。この外に友野サンが『友野商店』スカイオートが『那須特設支店』を出店します。当日の作業は時と場合によりますが、友野商店でお買い上げの商品は『ヒロシ』または『ランドマップ』が行うと思います。もちろんスカイオートは村上さんが対応してくれると思います。毎回衣服が汚れてしまうので出来るだけ当方には頼まないで下さい。
本日松原さんにお会いした所、クラブメンバーで貸し別荘に雑魚寝で泊まる方のエントリーがボチボチ集まっているそうですけど、未だ十分に空があるそうです。貸し別荘はタオル等の洗面用具だけで宿泊できますので、お気軽ですから一人で宿に泊まろうと思っている方はぜひ貸し別荘をご利用下さい。この貸し別荘組みには今年から楽しみが1つ増えました。それは『大人のビンゴゲーム』です。これは野澤さんが個人的な趣味で始めた物ですが、案外面白いので継続イベントにしました。景品は全て野澤さんが用意しますが、勝手に景品を用意している人もいます。当方としても、何かと思ったのですけど、野澤さんの景品は欲しくても中々買いに行けない景品ですが、当方にはその手の景品を用意する事が不可能なので、オーソドックスに考えて『丸々2日間でやるHUMMERリフレッシュ券』でも出そうと思っています。部品代は別ですけど、ずべてのオイル交換を行い、下回りを綺麗にする作業をするという程度を考えておりますが、結構太っ腹な景品だと思います。ただ、有効期限をメチャクチャ短くして使いづらくしております。

麻生さんからビックリする写真が送って来ました。タイヤを交換してクリップナットを締めてたらドンドン回るので変だと思ったらスタッドボルトが折れていたそうです。折れたボルトの写真を見ると、引っ張りによる破断と思われます。断面がねじれていないので、フランジ面との境に応力が残っていたのか、それとも熱処理の失敗かと言う感じです。最初はインパクトでガンガン締めたから?とかも考えましたけど、今までの経験では、先にねじ山の方が駄目になるはずだし、周り止めのブローチが残っているので、過荷重による破断ではないと思います。この辺の部分はプロが見るとその破断形状から、直ぐに判ると聞いたことが有るので、調べてみたいと思います。(麻生さんミーティングに持って来て下さい)。
今回は締めて行く内に破断しているのが判ったのですけど、恐らく表面の腐食状態からもっと前に破断していたのでは無いかと思います。写真で見ると左後輪だと思うのですけど、麻生さんが当方のガレージに来た時、なぜかこのタイヤだけハブオイルの点検をしていませんでした。恐らくあの時にやっていればもっと前に気が付いていたと思われます。当方はの手の部品が壊れた時にはロット不良と考えられるのと、もし整備上のミスだとしたら全てに同じような事をしている事が考えられるので、全部交換しちゃいます。当方は以前長めのスタッドと交換しました。理由はオリジナルのスタッドは元々テッチンホィール用のスタッドの長さなのでアルミホィールに交換したとき、フランジ部分が厚かったのと10mmのスペーサを入れたために、ナットの掛かりがが短くなってしまうので少し長い物と交換しました。


 

 2006年9月