2006年12月  HUMMER ESSAY 2007年1月      

2007.1.31.    石飛 毅氏

オイルフイルター(エレメント)が最近変化しています。
DIESELエンジンには、ACデルコのPF1218が純正指定されています。このフィルターの長さが何時のまにか短くなっていたのは以前報告しました。また、フイルター外筒の厚みも薄くなっている気がしました。全長の変化はさほど問題にはなりませんけど、外筒が薄くなったのはちょっと問題です。今まで数え切れない数のフィルター交換をしていますけど、稀に緩まない事がありました。このフィルターを回すためには、フィルターの外筒にチェーンを巻いたり、外筒の径に合わせたプライヤーのような物が一般的です。当方はH1が中心なので、一番確実なフィルターの先端にプレスで成型された多角の部分と同じ大きさのキャップを専用工具として使用しています。専用工具で外すと言うのはマニアとしてはたまらない喜びがあるので、満足していましたけど、最近この専用工具では滑ってしまい緩める事が出来ない事が多発し始めています。専用工具で緩まない時は、外径にあわせたプライヤーで大抵緩みますので、フィルター交換の作業時間は非常に短時間で終了できます。
更に、とても初歩的な作業ですからワザワザここで書くような事でもなかったのですけど、先日、ALPHAのフィルターを交換した時は手持ちのフィルターレンチの全てを使っても外筒が凹んでしまうばかりで、難航しました。これは外筒の肉厚が薄く外筒を強く締めれば締めるほど昆布巻きの様に絞られてしまいます。オマケに引っかかったと思っても、アンダーガードが付いているのでレンチが大きく振れないため、チョコチョコしか回せません。フイルターがドンドン変形してしまいレンチが掛からなくなると、最後は、フイルターに貫通式のドライバーを打ち込んで回す乱暴な手段を使うしかありません。今回のALPHAの場合もこの手段を最終的に取りましたけど、ドライバーを打ち込む際も柔らかか過ぎて凹むけど穴を空けるのも今までとは勝手が違います。更にドライバーをやっと差し込んで回そうとすると、今度はコンビーフの缶詰の様に外筒がピラピラ剥けてしまいフィルター本体はそう簡単には動きません。そのうち穴からは溜まっていた汚いオイルがドンドン垂れてきて、作業に取り掛かる前には綺麗だったフィルターはオイルまみれのグシャグシャになった哀れな状態で頑固にエンジンにへばり付いています。当然作業をしている当方の手も汚い油だらけ、ツナギも、床も。。。。
加藤電機やスカイオートにもこの話をしたところ、加藤電機は『最近のフィルター?薄くてダメダメ固いのは最初からガツンだね』スカイオートは『時々どうにもならない時があるんで、油だらけになって壊すしかないんすよ。』と言っていました。やはり最近のフィルターで当方と同じ苦労をしているみたいです。作業をする方としては出来るだけ綺麗に外したいし、当方の様にオーナーの目の前で作業をする場合は、たかだかフィルターゴトキで苦労していると、技術力が無いと思われるのもイヤなので、何か良い方法は無いか探ってスナップオンのディラーにも相談しました。スナップオンのディラーも最近のフィルターが外し辛くなっているのを知っているので、『これなら万全です』と言う回答はありませんでした。ただ、『昔あからあるベルト式のレンチでサイズをキチンとあわせて、ズベリ止めとしてベルトとフイルターの間にゴムを部分的に入れて外す方法にもどっています』と提案がありました。最近はフィルターの先っぽを3本の爪で掴むタイプが主流でしたが、国産ディラーもフィルターが華奢になって、潰れてしまうので、昔の方法に戻っているようです。一応ベルト式を購入しました。
もちろん、これで外れない場合も考えておかないと駄目なので、フイルターの先端を回すキャップのバージョンアップ版を作成する事を想定して、レンチの設計をしておきました。ただ、フイルターの先端は15角で計測してもキッチリ採寸できないため、大体の図面を書いてプリントアウトした後切り抜いてフィルターに合わせて、少しづつ寸法を変えてピッタリの寸法を出しました。材質を金属にしてキャップが変形しないようにすれば、軟弱でもしっかりへばり付いているフィルターもスマートに取り外しできます。
本日はフィルターレンチ以外にも、ALPHAの燃料パイプを外すディープフレアーレンチ、アングル型エアインフレーターの口金、そしてオイルシール抜きを購入しました。オイルシール抜きは普通先端が固定されていますけど、ハブのインナーシールの取り外しの時や、デフのサイドシール、トランスファーのシールを抜く時にスペースが無くてハンドルが振れない時にマイナスドライバーやレバーでこじると、ハウジングに傷を付けてしまう事があるので、これであればハンドルの向きがフレキシブルなので便利です。

2007.1.28.    石飛 毅氏

一成さんの92年は、パワーウィンドウではありません。
最近はETCがあるので、高速道路の料金所ではさほど不便さは無くなりましたので、マニュアルウインドウの不便さは減ったと思います。マニュアルウインドウの方が、パワーウインドウよりシンプルなのでかえってこちらの方が良いかなと思っていたら、運転席の窓ガラスに手をピッタリ押し付けてガラスを下げると、スルスル下がるようになってしまいました。他の窓ではそんな事が無いので、どうやら頻度の高い運転席だけ何かが摩耗しているようです。ドアの内装を剥がすと、レギュレーターのユニットをドアフレーム固定している6本の大き目のビスが全て見れます。雨水が入らないようにドアフレームに張ってあるビニールの状態からみて、何度か剥がした痕跡が残っています。パワーロックのアクチュエーターは汎用品を後から付けているようです。レギュレーターのユニットとガラスはガラス下端に8mm位のナット2本で固定してあるだけです。一成さんはガラスのレールになる枠も購入しているのですけど、特に劣化していませんので交換の意味が無いので、これの交換は無視しました。組み上げてレギュレターハンドルの位置決めを行い、上げ下げのテストを行い、ドアロックのテストもしたところ不動。。。。折角組んだドアを再度分解してテスターでチェックした所、異常が無いので、モーターの軸に注油すると何事も無かったように動き始めました。
これからエンジン周りの整備のためにボンネットの開閉があるので、当方が楽をするために、強制的にガスダンパーキットを取り付けました。ガスダンパーは一度取り付けるともう辞められません。先日大量にパーツが渡部さんから納入されましたので、在庫があります。
10年持たすために、CTISの漏れ、ハブの締め付けを折角行うので、ハブのインプットシール、アウトプットシール、エアシールは交換する事にし、友野サンに発注。新しいタイプのインプットシール、アウトプットシールはダストシールがシャフトの根元とオイルシールの間に挟みこむタイプになったので、この間隔を決めるには専用のインストール工具が必要なので、これも同時に注文しました。マニュアルを調べると、ALPHAはこの部分の工具はサイズが違うため、後々生産中止になって入手出来ないと困るのでALPHA用も同時に注文しました。
加藤電機が一成さん用のオルタネーターを持ってきてくれました。もちろん赤く塗った140Aです。加藤電機と色々オルタネーターについて色々話をしましたけど、発電しなくなるトラブルはある程度ましなトラブルで、故障によってはワゴンRの時の様に、電圧が上がりすぎてしまう方が、被害が大きいという結論になりました。この話になったのは名古屋の堀田さんから電圧計が18Vを指しているので、どうしたら良いか加藤電機に相談が来たそうです。普通電圧計が上がりすぎると、電球が切れてしまったり、保護回路の付いていないオーディオ、ナビ、PCM等が故障してしまいます。その他にも電源を必要とするエンジンのセンサー等にも悪影響があります。ですから、万が一、電圧が15V以上になった時は要注意です。
ただ、HUMMERのメーターは使っているうちに針がズレテしまい、大目に電圧を指す事があります。今回も、当方からはメーターを外して006Pの電池を繋いで、電圧計の指示を確認するようにお伝えしました。その後、留守電に、電圧計の針がズレていたと連絡がありました。今回は電圧計のトラブルでしたが、実際、我々の使っているACデルコのオルタネーターは過電圧のトラブルが多いそうです。当方がワゴンRで経験した過電圧の時は、ヘッドライト、オートマチックの表示用の電球(そのときDポジションだったので、その電球だけ切れた)ストップランプの電球切れでした。加藤電機には過電圧の保護機構として過電圧を検知してフィールドコイルの電源を切れば良いのでは無いかと提案した所、レギュレーターの壊れ方としてはフィールドコイルの電源をカットしても、フィールドコイルに電気が流れっぱなしになることもあるので、それだと不十分だと回答がありました。過電圧を検知したらB端子からバッテリーの間をドデカいリレーでカットする方法がオーソドックスな手法だろうと教えてくれました。しかしB端子から出ている電流は大きいので大掛かりな装置になってしまうし、高価になります。
そこで何かオルタネーターに仕込めないか考えてもらった所、『良い方法』を思いついたらしく、その方法はオルターの何処からか配線を2本出して、内部がどんな状態になっても、これをショートの時は発電、カットすれば強制的に発電を中止出来る様になるようです。もちろん、これだけでは不十分で、過電圧を監視する回路と、カットするリレー、過充電の表示灯が必要になります。また、オルターの中にはチャージランプの端子はありますけど、HUMMERの場合は電圧計があるので使用していませんが、どうせオルターを改造するのですから、チャージランプの配線も引き出してもらいたいですね。これであれば、オルタネーターがレアーショート(コイルが途中で短絡して発電量が下がります)とかレギュレーターのトラブルで充電していない時はチャージランプが付いて、オルターのトラブルを知ることが出来ます。逆に過充電の時は保護回路が働いて過充電ランプが点灯します。過電圧モジュールの復帰電圧を11V位にしておけば、過電圧ランプが付いてバッテリーだけで走行を続けてバッテリーが弱ったら、オルターがまた動き出してバッテリーを充電するので、お家にまでは帰ることが出来ます。とりあえず一成さんのオルタネーターを持ち帰ってもらい、改造をしてもらいます。加藤電機製既納入品については、どうしたら良いか加藤電機と相談します。その前に検知ユニットを作らないと。。。。
来週は、ウォーターポンプとグロープラグ辺りの作業を行う予定です。友野サンからステンレス製のラジエーターパイプが入荷したと言うので水周りで2番目に弱い(一番はヒーターの切り替えバルブ)部分なので、今まで再塗装とかで逃げていましたけど、多くのH1はこの部分の腐食が激しく、幾らホースバンドを締めこんだり、2本にしてもジワジワクーラントが漏れています。ホースバンドでパイプを締めこみすぎる事が多いのでホースの劣化も早まっていますね。10年乗りたい人は交換をお勧めします。
日曜日は、末息子が入部する大学野球部の懇親会があったので、ランドマップで雪子さんの納車がありましたけど、立ち会うことができませんでした。大学はランドマップから至近距離なので、帰りに寄ったら丁度帰る所だったので、ご挨拶も満足に出来ませんでしたが、ミーティングには来るそうです。愛知県の方なので錦さん宜しく。

燃料噴射ポンプのオプチカルセンサーのトラブルコードが多発すると言う相談が複数あるので、現在勉強中です。今のところ、オプチカルセンサーのコードとタイミングのトラブルコードの同時に出る場合の事例を考察していますけど、直接オプチカルセンサーが悪い場合、意外にも他の原因もある様な気がします。今のところ考えられるのは、燃料の圧力と、量の問題ではないかと思います。ランプが点灯してスッキリしていない方は、燃料の圧力と量を計測してください。特にプライマリーポンプ以前の燃料配管(燃料タンク切り替えバルブも含みます)の漏れ、(先日の片岡さんの場合はここからのエア混入もエンジン不調の原因でした)と漏れ、燃料リターン配管の点検、プライマリーポンプと燃料フィルターの詰まりの点検も行ってください。何時になるか解りませんけど、この症状が出ている方はもう暫く我慢してください。
 

2007.1.27.    石飛 毅氏

日曜日の夜から、セキと鼻水そして頭痛が激しく病院から沢山の薬を貰いました。
翌日は月曜日よりはマシだったので、仕事に行きましたら日中は良好で、残業もしてしまいました。当方としては完治までは行かないけど、治りつつあると判断して余り薬を飲むのは体に良くないと思い、中断し入浴後床に付いたら、月曜日を上回る劣悪な体調になり、結局寝込んでしまいました。木曜日の夕方になって火曜日の状態に戻りましたので、同じ間違いをしてはいけないと思い、薬も飲み続け、金曜日には80%位復帰しました。金曜日は、協力会社の訪問を兼ねて飯能のYsガレージに行きました。
お馴染み勤務先の偉い人がマタマタ、アメリカでジャガーEタイプを購入し、船積みまでは現地のコーディネーターにお願いしましたけど、その後の輸入手続きと車検の取得を当方に『丸投げ』してきました。当然全てを当方が出来るわけが無いので、飯能の業者に引取りをお願いしていました。現地に着いて会長の開口一番は『こんな色だったんだ』?でした。一体買うときに見ていなかったのかとても不思議です。以前もEタイプを購入した事があるのですけど、12気筒のシリーズVでした。この車を先輩であるCG誌の小林氏に見せたところ『Eタイプは8気筒が良いんだよ』と言われてガッカリして速攻で売却してしまいました。その後アメリカでEタイプを探してあましたけど『ジャガーマークUの良いのがあった』と言って購入してしまい、現地で2年近くレストアしてから輸入して乗っています。しかしアメリカのレストアはあんまりレベルが高くなくて、Ysガレージで、エンジンのフルオーバーホール、加藤電機でプラスアースのオルタネーターをワンオフで作成してもらい、つい先日、林ボディで『松仕上げ』の全塗装を終らせたばかりでした。色々な人に迷惑を掛けて、全て終らせたばかりなのにEタイプを買ってしまい、突然マークUは要らないから売却すると言い出しました。色々骨を折ってもらった方々にはなんて言ったら良いか解りません。
ご自慢のマークUを当方が運転して帰路につき、圏央道に乗り最初の5kmは絶好調で2.4LのマークU(12気筒ジャガーの前にもマークUを持っていました)とは大違いでした、50年近く前のAT車とは思えないぐらいの程度で、法定速度をキープするのは全く問題がありません。しかし、5kmまでの話で100km/hで走行中、突然エンスト。そのまま路肩に寄せて、ボンネットを開けると多少クーラントの漏れがありましたけど、特に悪い所はありません。数回セルを回すとエンジンは生き返りましたので、そのまま近くのランドマップに持ち込み色々点検してもらう事にしました。ランドマップで、一本飛びの悪いハイテンションコードを作ってもらい、ちょっと漏れているホースバンドを交換し、クーラントの補給をして帰宅しました。その後、連絡がありエンストの理由は燃料ポンプのギボシ端子が抜け掛かっていたためガス欠状態になったようです。
風邪で寝込んでいる間、WEBサーフィンをしていたところ、面白い物を見つけました。HORIBAアイテックの『どら猫2』http://www.itech.horiba.com/seihin/dora02/dora02.htmlと言うもので、飛行機に付いているフライトレコーダー見たいな自動車用のドライブレコーダーです。機能は事故が起きた前後の20秒間の画像を保存出来る装置で、事故前に15秒、事故後5秒間の動画を自動手動の両方で記録してくれます。自動モードは急ブレーキを踏んだり、急加速を加速センサで感知して事故と判断して記録をします。『どら猫2』があるなら、一体『どら猫』は一体どんな物かと思ってHPを見ると、『どら猫』は『どら猫2』よりは、機能が沢山で、記録時間が前後30秒でウインカーの出し入れや速度、GPSによる位置データーも記録するみたいです。『どら猫2』は廉価版に当たるようです。
自動車事故の状況はブレーキの跡とか、破損状況を調査して事後に予想して状況判断をしています。この時に表現力の無い人や、相手の保険会社の巧みな言葉や『裁判』という我々には馴染みの無い言葉で過失割合が変ってしまいます。所が、第三者的な映像があれば事実関係がハッキリします。例えば信号の色など第三者の善良な記憶力の良い人がいれば、ほぼハッキリしますけが、当事者だけでは、水掛け論になってしまいます。そんな時には『どら猫2』は大変便利な装置です。定価は高いのですけど、時勢最安値販価は35500円位でした。親会社のHORIBAは民生品が少ないのですけど、自動車排ガス測定器の大手計測器メーカーで、しっかりした会社です。子会社でもHORIBAのブランドですから、品物の品質はしっかりした物だと予想できます。
仕様を見ると、モニターやAVのアウトプットが無いので設置の時に、多少面倒でしょうけど万が一の時に自分を保護するには有効な装置だと思います。
 

2007.1.22.    石飛 毅氏

CTISからのエアー漏れがあったので、エア配管のチェックを行いました。
漏れているのはリアだけなので、タイヤ交換の時にやればいいと思って、今まで放置していましたけど、最近漏れる量が多いので重い腰を上げました。切り替えバルブの位置と内装の位置が合っていないので、バルブを操作するとエア漏れの音がしていたので、もしかして切り替えバルブからでは無いかと思い、干渉している部分の撤去を兼ねてバルブの取り付け部分を大きく開けてバルブの様子を見ました。折角穴を大きくしたのですけど、そこからは何も手がかりは見つかりません。結局、外からバルブはアクセスするみたいなので、下に潜ってオイルフイルターの上にあるバルブを点検しました。しかし、この部分からの漏れはありません。仕方が無いので、リアタイヤから来ている配管を外して、この先端に勤務先のゴミ箱で拾ったゲージを取り付けて、単位時間当りの減圧量を調べる事にしました。
2ピースホィールなので、一応リアメーターでの漏れも確認するためにタイヤ側のSTISホース先端にゲージを取り付けて、こちらも単位時間当たりの減圧量を確認しました。結論としては、タイヤは一日放置しても減圧は無しなので白。配管内の減圧量は配管の量が少ないので、2時間程で半分以下になってしまいましたので、漏れの位置はスピンドルから切り替えバルブまでの間と言う事になります。従って、バルブは白と言う事になります。一番疑わしいのはスピンドルのシールなので、タイヤのCTISホースを繋ぐスピンドルに減圧弁を取り付けて、常時一定圧を掛けて漏れている部分を探し始めた所で時間切れになってしまいました。従って未だエア漏れは治っていません。
日曜日は、朝一番で(お昼に近かったです)倉持さんがお見えになりました。現在HUMMERはエンジンブロックにクラックが入ったときに禁断の漏れ止め剤を入れたために、エンジンを交換したのに、それが残っていてヒータコアがパンクしたようです。クーラント、エアコンガス、オイルの漏れに人情的に使いたくなるのは、良く解りますけど、根本的な対策にはならないですし、2次被害を考えると、絶対にやめたほうがいいと思います。倉持さんが来て直ぐに一成さんがお見えになりました。ガレージに来た理由は『長い付き合いなんだから俺が後10年間安心してHUMMERに乗れるようにしろ』とても我がままな事を言ってHUMMERを持ち込んできました。答えは『アルファーを買え』しか無いのですけど、リミテッドエディションを大切に乗りたいようです。H1で安心して10年乗れるなんて当方も誰かに頼みたい位のことで、余りにも抽象的な我儘には当惑しています。
とりあえず解っている不具合点は、ゴロゴロ異音が出ているウォーターポンプと、手で下がってしまうウインドウ、CTISからのエア漏れは補修が必要なので、やらなくてはならないでしょう。リフレッシュの部分としては、エンジンハーネスの交換、温度センサー、オイルプレッシャーゲージの交換、バッテリーケーブルの交換、Uジョイントの交換、燃料タンクのシーリング、燃料ゲージのセンサー交換、ハーフシャフトの交換、ブレーキキャリパーのOH、エンジンオイルクラーホースの交換、ATFクラーのゴム配管の交換、パワステポンプおよび配管交換、グローリレー及びグロープラグの交換、リフトポンプの交換、噴射ポンプの交換、燃料噴射ノズルの交換、オルターネターの交換、ハブ、デフのオイルシール交換が思いつきます。本当だったらエンジンを下ろしてメタルの交換、ヘッドガスケットの交換、オイルパンのシール交換もやっておけば、8年位は油脂類のメンテナンスだけで間違いなく乗り続けることが出来ると思います。
更に、サスペンションとスタビライザーブシュの交換をして、ついでにアッパーアームの調整がカムで出来る物にしつつ、コイルスプリングとショックアブソーバーも交換しておくと乗り心地も良くなります。乗り心地の改善にはエンジンマウント、ボディマウント、ミッションマウントの交換も必要ですね。更にトランスファーのATFクーラーも漏れの原因ですから交換しておいたほうが良いですねぇ。ここまでやれば10年は間違い無く乗れます。困るのは、ネジ類が固着していますから、交換時にポッキとかボキッと言って再利用できない物がある事です。サー!一成さん何処までやりますか?
工藤さんが、ドデカイプッチンプリンを持ってきました。もちろん、後ろのタブを折ると『プッチン』が出来ますけど、落ちる時はドッカンと言う感じです。当方の近い人間にプッチンプリンが大嫌いと言う奴がいるので、そいつが見たら卒倒しそうなぐらいの代物でした。ヒロシに頼んでいたタンドラのホィールリングの金アルマイト化が出来上がったので取り付けをしました。中々良い感じです。ついでに当方が部品置き場に使っていた(一部)『はがき用』の分類棚の一部を石の見本棚に使いたいというので、引取りに来ました。これはCCVの石川編集長から入間郵便局で自動化のために廃棄にになった棚で、当方の倉庫の中で結構場所を占めていたので、有効利用できる所にお嫁に行きました。
浜本さんのハーフシャフトが届いているので、交換をしました。93年式のオリジナルはブーツがしょぼいので数年で破れます。94年以降はウレタンになっているので、当方も12年目から同じ物を使い続けています。当然今回は長持ちする高年式の(ABSのセンサーリングは付いていません)物と交換しました。今後12年は使えるでしょう。
一成さんと入れ替えに野澤さんが、スカイオートにHUMMERを預けた後にガレージに寄ってくれました。スカイオートには、これまた、CTISのエア漏れ修理だそうです。野澤さんは流行りに敏感のようです。
当方も、流行り物には敏感というか、子供の時から母親には『新し物好き』と言われていました。ですから、今話題のワンセグチューナーを買ったので、ガレージで試して見ましたが、残念な事に、電波が届いていません。価格は1万円位で、ドライバーをインストールしてUSBメモリーていどの大きさの物をUSBに差し込むだけです。地上波デジタルのワンセグは携帯電話での使用が多いのですけど、今後HINTENDO-DSやPSP用のも出るらしいです。ガレージにはケーブルが来ているのですけど、寝床にしているキャンピングカーではテレビが見れないので、寝ながら見るために買ったのですけど、また無駄なものを買ってしまいました。
帰りに雨が降り出したので、先週塗布した親水性コーティングと破水コーティングの様子を見ることが出来ました。サイドガラスとミラーに塗布した親水性コーティングは全く効果無し。水玉がビッシリ付いて以前と全く同じです。当方の自宅駐車場は屋根付きなので、紫外線の量が足らなかった可能性があるので、執行猶予を与えて様子をみます。しかし破水性は良好で、今までワイパーを必要としてた高速道路でも、全くワイパーは要りませんでした。H1の直立したウインドウでも一定の効果を見ることができますのでお勧めです。

2007.1.15.    石飛 毅氏

昨晩、松原さんにALPHAを渡し、HPの書き込みをしている最中に、松原さんから電話がってALPHAの凄さのレポートがありました。
HPの書き込みを終った後、お風呂に行こうとしたら、松原さんから『チェックランプが点灯して2速ホールドになってしまいました』と連絡がありました。一旦停止して再始動しても、ランプが点灯したままだというので、ミッションのリセットをしなければなりません。出来たら戻って来て貰いたかったのですけど、もう環八を走っていると言うのと工具は一切持っていませんから、お付き合いのあるJeepで有名な白石さんのガレージに近いのでそこで一通り見てもらうことにしました。従来のH1の場合センサー類の故障で無かったり、センサーからのデーターで計算が無理な時は、バッテリーのカットで治る事があるのと、ATFの量に問題があるかもしれないので、一応ATFの量をチェックしてもらう事にしました。一応、当方もTECH2とALPHAのマニュアルをイントールしているパソコンを持って、直ぐに向かえる態勢を準備していると連絡があり、チェックランプは点灯したままだというので、そのまま世田谷まで向かいました。当方は引渡し前まで100km以上乗りましたけど、ミッションのチェックランプが点灯した事が無かったので、何が原因か色々考えながら向かいましたが、特に思い当たる事はありません。
白石さんのガレージに着くと、顔見知りが集まった新年会の最中で、挨拶もそこそこにAECH2を接続するとトラブルコードが出てきました。コードの内容はミッションのPCMが、速度、エンジン回転、スロットルポジション、負荷率等で演算してギヤの段数を選んでいますけど、その時に計算が不可能になってしまい、一旦ニュートラルになって保護モードになって2速ホールドなるようです。TECH2ではトラブルコードと簡単な説明だけなので、マニュアルを見ると数例こんな事をチェックしろと言う項目があったので、松原さんに聞いた所、その中のひとつに思い当たる事があったようです。しかし、これはかなり意識していないと再発の恐れがあるので、松原さんには簡単なODBUのスキャナーを車載してもらう事にしました。海外のD-MAXエンジンに関するWEBサイトを見るとOBDUのコネクターに差し込んで、色々なモニターをする表示機器を使っているようでした。一応トラブルコードの読み出しが出来てコードの削除が出来るだけで十分なので、それだけなら10000円程度でも買えるみたいですけど、万が一重要な項目だと困るので、出来たらもう少しグレードの高い物が良いと思います。
作業は数分で終わりましたので、深夜でしたけど、そのまま当方も新年会に合流しましたのでガレージに戻ったのは朝方でした。翌日は久々に当方のH1のメンテナンスを行いました。メンテナンスと言ってもグリスアップを含めた油脂のチェックがメインで、CTISのバルブの洗浄も行いました。久々にカーケミカルを買い込んで、ちょっとやってみました。使ったのはガラスのコーティング材でフロントガラスは破水剤を塗りこみ、バックラーとサイドガラスは親水性のコーティング剤を塗りこみました。フロントガラスは直立しているので、走行風での雨滴を飛ばすことは期待しないで単にワイパーの滑りを良くする程度です。万が一雪が降った時は付着しにくいと聞いたことがあるので『やっておくか』程度のことです。
サイドガラスとバックミラーは雨の日に付着した雨粒はミラーを見難くするので、粒にならないし、汚れも落ちるので、かなり期待しております。メーカーはTOTOです。10年ほど前にフィルムに酸化チタンをコーティングしたシールをミラーに直接張る物を販売していましたので、当方も購入してとても効果があったのですけど、価格が高いのと、フイルムの形状が大雑把過ぎてミラーの一部分にしか張れません。それと、半年ほどしか効果が続かないので物は良かったのですけど、2回程購入してその後は買っていません。本来、酸化チタンの塗布は難しく、しっかり付けるには蒸着とか加熱とか色々あって、当時TOTOは素人に塗布を任せることが嫌だったんでしょうね。商品としては直塗りは所定の性能が出ないと判断してフィルムタイプで販売したのは、真面目に考え過ぎだったと思います。その後、考えが変ったのか、塗りやすいものを開発したのか、価格も安い、ガラスに直接液体塗る物が売っていました。自分で濡れるほうが寿命は短いでしょうけど、効かなくなったらまた塗ればいいのですから、費用対効果は高いです。10年前に比べて光触媒も色々な物に使われて一般的になりましたから、これなら売れているんじゃないでしょうか?ヘッドライトには親水と破水のどっちがいいだろ?

2007.1.14.    石飛 毅氏

ALPHAのオーディオ類が全く動いていませんでしたので、これの補修を行いました。
ALPHAのステレオは、セキュリティがかかっているので、ヘッドセットを交換するとオリジナルのアンプが使えません。もっとも、最近のオーディオは性能が良いし、カーナビと一体ですから配線の引き直しをして使うほうが良いと思います。しかし内装を剥がさないで、色々取り付けていますので、配線がごちゃごちゃしてしまうのは、仕方が無いことですね。それにしても継接ぎ過ぎるので、これを整理して次に何かを追加する時に簡単に出来るようにしておきました。
ALPHAのパワーアップは、当方の意見だけでは偏りがあると思い、昨日スカイオートに見せびらかしに行って来ました。スタッフの方々にも性能アップを味わってもらったのですけど、HUMMERだからこの加速が凄いと言うのではなく、一般的に車としても凄いとビックリされました。こんなH1に一度乗ったらやめられませんねー。
早速松原さんが、本日、引き取りに来て、帰りの途中に連絡がありましたけど、大変ご満足の様です。
D-MAXエンジンはアメリカではK-2500に随分前から採用されてて、アメリカ本国ではチューンして乗るのは一般的なようです。H2やH3にもノーマルのエンジンにスパーチャージャーを付けるよりパワーアップできる事から、D-MAXにコンバージョンするのが憧れになっているようです。D-MAXへのコンバージョンは、何と言っても低速からの膨大なトルクによる加速とGASエンジンではまねが出来ない燃費の良さでしょう。今回、燃費も測定ましたけど、結構加速を楽しんで乗りましたけど4.5km/lLと当方ののH1とさほど変わりません。普通に乗ったら軽く5km/lを超えるでしょう。もう一つの長所は、これだけのパワーがあっても低速走行でも扱いやすいことです。改造は面倒でしたけど、一週間550hpを乗り回して楽しめましたので、満足です。

2007.1.10.    石飛 毅氏

仕事で入間に行く用件があったので、ラジエーターのエア抜きを兼ねてALPHAで行って来ました。
ラジエーター関係のホースは一旦外すと案外しめこんでも漏れる事があるし、エンジン内に溜まったエアは簡単に抜けないので高速を使いました。用件が済んだ後、ガレージに寄って点検すると、リザーバータンクのレベルが下がっていたので、クーラントを精製水で希釈して補充し、その後ラジエーターに加圧をして、最後の一絞りを行いました。ALPHAのクーラントは赤というかピンク色なので、ガレージの赤いクーラントはALPHA専用として在庫しました。最近は赤いクーラントは見ないのですけど、一体どういう理由で未だ赤を使っているのか解りません。
昨日の0-400mのタイムに計算間違いがありました。『タイムは17秒ほどで、通過速度は90マイル位』が正しい予想タイムです。しつこい様ですけど、試した訳ではありません。
A-carsが発売になりました。一成さんの92年式HUMMERの特集です。92年のリミッテッドエディションは国内でも大変貴重です。前日磨き上げた車体はとても美しく写っています。同時に松原さんのインターセプターも特集されています。これは1号車で大人しい方です。そのうちド派手な2号車(マッドマックス2)も登場する可能性が大きいです。松原さんはインターセプターを皮切りに、デロリアンを作成して、現在、バットマンで使用したガンダムみたいな車を作成中です。この車の凄いのは横幅が3mぐらいあるそうです。この記事を読んだ会社の同僚が『こうなると、ぜひカーズのマックイーンが良いですね』と言ってました。

2007.1.9.    石飛 毅氏

ALPHAの組み上げが終了しました。
組み付けたエンジンは外観的には全く変化が無いので、エンジンを見ただけでは感激は全くありません。クーラントを入れる作業を残して、内装の組付けを行いました。内装の精度は従来に比べて格段に上がっています。しかし、国産車に比べると格段に落ちますので、慣れていない人には信じられない品質です。精度が上がった理由には内装材が分割され、小型になったので、力任せに組み込むような部分が減ったので気分的に楽です。その代わり、やたらとネジの数が多くなったので、組み込みには時間がかかります。それと、当方もALPHAの内装にまだ慣れていないので、内蔵物のレイアウトが上手くいきません。従って、組み込んだ所、アッパートレーが内蔵物と干渉して上手く取り付かなかったりしました。
組み上がった後、オーディオ類の動作確認をしたところ、一切電源が入りませんでした。しかし、もう11時を過ぎてしまったし、エンジンを早く掛けたいのでこの辺の作業は来週にして、クーラントを入れて、燃料の手動ポンプをコキコキ数回行なって一応エア抜きをして準備万端。自慢じゃないですけど、今までエンジンを積替えたり、修理した後殆ど一発に近い状態で掛かるので(除くGASエンジン)、あんまり心配していませんが、今回は一気に550馬力になったエンジンですから、何時もよりハラハラしながら、『エンジンが掛かりますようにぃ』と、願いながらキーを捻ると、元気よくスターターは回りますけど、エンジンはウンともスンとも言いません。全く始動する気配は無いのですけど、燃料ホースは色々な所で外していますから燃料配管にはタップリエアが入っているはずなので、メインポンプがコモンレールに燃料を満たすには時間が掛るので、暫くクランキングをすると、5回目位でエンジンは始動し、安定したアイドリングを始めました。暫くガレージ内で暖気を行い、冷却水の漏れが無いか確認が取れた時点で試乗する事にしました。ただ、折角の550馬力を一人で堪能するのは勿体無いので、晩酌中の狭山ハウジングを引っ張り出して、一緒にドキドキする事にしました。狭山ハウジングもH2に乗り始めてからタップリ時間が経ってて、H2のパワーにも十分慣れているので、横に乗ってもらい感想を聞かせてもらうのにも丁度良い人選でしょう。
昔の大馬力車と異なりアイドリングの状態では、全くノーマル状態です。狭山ハウジングを助手席に乗せて、ガレージを出るためにアクセルの上に足を乗せた途端、全く別物なのが直ぐ解ります。ガレージから出るような低速ではアクセルペダルに足が触れるだけで、元気良くALPHAは走り出します。橋のたもとの信号までは、アクセルを軽くひとふみするだけで十分です。信号待ちから青に変りアクセルを目一杯踏むと、一瞬コンなものかと思いましたがそれはほんの一瞬の事で、そこからはフロントを上げてドドドド・・・と加速します。加速の度合いをジェットコースターに例えると、この加速は完全に『花屋敷』のジェットコースターを上回っています。安心して全開に出来るのは発進から5秒ぐらいまでで、そこからは怖くて踏めません。ゼロ発進を狭山ハウジングと数回試しで試乗は終了。
彼の感想は、『H2より加速が良いかも』でした。実際にハンドルを握っているより、助手席の方が速く感じるので、実際は解りませんけど、前回より格段にパワーアップしています。これで一応完成なので、本日は当方のH1をガレージに収納して、ALPHAで帰宅する事にしました。こんなにパワーがあるH1は危ないので、お兄さんが暫く預かっておく事にします。ちなみに『ALPHAが☆ー』と言う当方の発言に、狭山ハウジングは『赤く塗って、入れ替えちゃえば』という提案にちょっと心が動きましたけど、中身を入れ替えるのは大変なので、暫く預かる事で我慢します。
『お侍さん』は良い刀を手にすると試し切りをしたくなるという気持ちが良く解ります。。16号でアコード、関越で『新聞屋』で試しました。フェラーリを探しましたけど、夜中なのでいませんでした。残念!チョロイ相手で自慢は出来ませんけど、ゼロ発進加速でのALPHAはとても良く切れます。もう12時を過ぎていたので、関越の入り口がガラガラなのを幸いに、0-60マイルを試しましたが、何んと5秒台でした。前回を一秒上回っています。絶対にやってはいませんが、0-80mileは13秒台、0-90mileは16秒程ではないでしょうか。高速道路の横には100m置きに標識がありますので、空いている高速だとバス停を上手く利用すると0-400mが計れます。もちろん当方はそんな事をした事がありません。仮にやったとして、当方の予測ではALPHAは18秒ぐらいで400m地点での到達速度は100mile/h位のパフォーマンスがありそうです。一人の時はデジカメを動画モードにして、スタート、ゴールを自分で言って家に帰ってから、ゆーっくり何度も計ればかなり正確な測定が出来るでしょう。念のため重ねて言っておきますけど、これらは全て予想です。日本では100km/h以上の速度は出せません。ココに色々な車の動力性能が出ていますから、比較してください。http://www.geocities.jp/kwwhivp/data.htmlココに出ている車と比較すると、デブで、空力を全く考えていないH1がどれだけパワーがアップしたか良く解ると思います。80km/h以下の性能は信じられない事にかなり優秀な成績です。(当方の測定したタイムを信じなくても結構です。。。)やはり80km/h以上になると空力の影響が大きくなるので、ボディの先っぽに新幹線みたいなカウルでも付ければ更にタイムアップできると思います。今回高価なALPHAに国内では誰もやっていないリスクのある、550馬力チューンと言う何とも勿体無いオーダーでしたが、これだけ性能がアップするとやらないと損?と思ってしまいます。カムの変更とか圧縮を上げたりのメカチューンとは異なり、リミッターカットと燃料の最大吐出量をアップしただけですから、当たり前ですけどアクセルをうんと踏まなければ普通に走ります。水温系やミッション温度計をしっかり見ながら、ちょっとアグレッシブルに走って帰って来ましたけど、針が多めに触れるという事はありませんでした。エンジンへの負担はあんまり無いみたいですが、駆動系の負担は大きいと思います。
狭山ハウジングからシュワ・ファイヤーのLEDフラッシュライトを『お年賀』で頂きました〜(^_^)/~(HP初登場の顔文字)10年ぐらい前に電球タイプのシャワファイヤーを買ってから、もうマグライトの時代は終ったと思っていたのですけど、電池が高価だし、バルブの寿命が短く長時間使っていると熱くなるし、明るい分、電池の持ちも良くありませんでした。数年前、友野サンと夜に会った時、暗がりで使っているライトを見たら、シャワファイヤーでした。それも当方のただ黒い奴とは違って、カーキっぽい良い色でした。『それ電池すぐ無くなるよね』と当方が言うと『長持ちだよLEDだもん』この時初めてシャワファイヤーにLEDがある事を知りました。しかし友野サンは元々電球タイプに後付でLEDヘッドを購入したので、合計金額は2万円を軽く超えてしました様です。懐中電灯マニアの当方はそれから、気が付くと探していましたけど、国内では広告には出ていても殆ど『在庫無し』が続いていました。
昨年アメリカからスカイオートが帰って来て、当方に『これ凄いでしょー』と自慢げに出した物が当方の探していたLEDのシュワファイヤーでした。どうにか騙して取り上げようとしましたが、頑なに拒んで手放さないので『次回買って来る』と約束したので、その時は諦めました。スカイオートが次のアメリカ出張から帰ってきた時、『買って来ました』と言うので大喜びで受け取ると、違う物でした。『違うじゃないか』と怒りをあらわにして文句を言うと『アメリカでも中々無いんですよ〜。これも明るいから良いでしょ!』と全く悪びれた様子も無く差し出したライトを点灯させると、これまたとても明るいので早速コレクションに追加しました。
その後、ホームカミングに入った時BLUE HUMMERがシュワファイヤーを販売していました。しかし売っていたのは123リチウム電池が2本の物で、当方が欲しいのは1本の短い奴なので、当方には珍しく悩んだ挙句購入しました。価格は130ドル程なので国内で2万円以上するのでお得でしたけど何かスッキリしませんでした。先日HUMMER STUFFの荷物を狭山ハウジングに持って行った時、LEDのフラッシュライトを数本買っていたので『懐中電灯が好きなの?』と聞いたら、仕事で使うので何時の間にか集まってマグライトを中心にコレクションしてる様でした。ちなみにこの日にLEDのマグライトを購入したと見せてくれました。そこで、懐中電灯オタクとしては、シュワファイヤーを見せびらかさないと駄目だと思い狭山ハウジングに『これがオイラの一番だ!』と見せびらかしたところ、奴はシュワファイヤーを知らなかったらしく自尊心が傷ついたらしく異常に欲しがり始めました。
2人でネットを検索すると、以前より扱っているショップが多く何時の間にか在庫も豊富で、尚且つ安価になっていました。実は当方もやっぱり電池が一個のタイプには未練がある事を狭山ハウジングに言うと、奴は『一個のを買う』と言い出し当方にアドバンテージを取る行動に出ました。以上は年末の話で、年が明けてから『一個の奴』を見せて貰おうと思って何度か狭山ハウジングに行ったのですけど、ズーット不在でやっと今日逢えたので見せてもらおうと思ったら『2個買いましたので使ってください・・・』涙がチョチョ切れました。。。埼玉近郊でリフォーム・カーポート取り付け等ありましたら、狭山ハウジングをご贔屓にしてください。(単純明快でしょ)
当方は子供の時から体が固い方でした。体が柔らかい人が手を捻って信じられない位の角度になる人がいます。休みの間、一人なので近所のラーメンチェーンに行ったら隣りにいた人の足が物凄い角度なのでビックリしました。この方は普通にしているので、もしかして当方も出来るのかな?と思ってためしにまねをしましたけど、ちょっとの間だけなら出来ますけど、隣にばれないように隠れて色々工夫していましたけど、やっぱり無理でふと前を見ると従業員の人も隣の人を横目で見ながら足を横にしていました。もしかして体が調子悪い人かと思っていた所、セルフサービスのお水の御代わりを取りに行った時に歩行状態を確認したら。全く正常な人でした。この時点から彼は当方の中では『凄い人』になってしまったので、皆さんに驚いてもらおうと思い写真を撮りました。

2007.1.8.    石飛 毅氏

東京は雨は降りませんでしたけど物凄い突風でした。
シャッターはかなりガタガタ揺れて、唸り音も相当なものでした。風が収まり外にでると、バスケットゴールが倒れていたのを見てビックリ!慌てて車を見ましたけど、何にも当たらないで転倒した模様で一安心。バスケットゴール作った時に、風で倒れるんじゃないかと予言していたことが当たってしまいました。HUMMERに当たったら。。。。。ALPHAにしてもらおーっと!

ALPHAのインジェクションノズルの交換は、ドックハウスを開けたら、ターボチャージャまで外さなくても、抜くことが出来ました。ノズルはノーマルとスペシャルを比較しましたけど、従来のノズルとは異なり、外観では全く区別が出来ません。従来のノズルでしたら燃料噴射口が見えますから穴の大きさの違いは簡単に判断が出来ます。ところが、コモンレールのノズルは先端に穴が無くて、先端の部分はスプレーを均一に行うためのガイドらしく光っている元の部分からリング状に燃料は噴射されるようです。シリンダーヘッドへの取り付け方法も従来のねじ込み式とは異なり差込式です。また電子化されているとは言え、従来のノズルは噴射ポンプの圧力でシリンダーに噴射していますけど、コモンレールはノズルに付いた電気的なバルブで噴射しますので、コントロールは正確になります。ですから、燃料パイプの他に電気配線も一本づつ行います。
内装の分解は、従来のものと比べて精度は上がっていますけど剥がすのには苦労します。配線もシンプルですけど、納車時に取り付けられたオーディオ、ETC等の配線は内装を剥がさずに行ったので、いささか煩雑になっています。内装の取り外しは面倒でしたけど、ドックハウスの開閉は従来のより楽です。この辺は内装を変更した時、検討された事がわかります。
もっと大掛かりになるかと覚悟しましたが、補器類の取り外しが最小限で済んだので、本日中に、折り返し地点である補記類の組み付けを始める事が出来ました。内装を組む前に煩雑な配線も整理しながら組み込みを行おうと思います。

2007.1.7.    石飛 毅氏

年が明けて、ALPHAの馬力アップ作業を再開しました。
ALPHAのエンジンをいじくるのは初めてなので、マニュアル片手に慎重に年末から始めました。ALPHAのチューンのステップは4段階に分かれてて、今回はインジェクションノズルを交換して、一気に一番上のステップにします。これで155馬力アップになるそうです。以前のDEISELエンジンでインジェクションノズルの交換を今まで数回交換しましたし、時々チェックのために外したことは数回ありますが、NAにしても、ターボにしても、さほど難易度は高くありませんし、時間的にも短時間で作業は終わります。所が、ALPAHはコモンレールで、燃料は高圧にされるためインジェクションノズルは、両バンクにあるレールから短い距離の配管で接続されています。また、このレールとインジェクターの配管は、両端のジョイントは並行ではないため、両方の配管を緩めても配管を抜くことが出来ません。従って、ノズルを外すには、インジェクター側のジョイントを緩めてレールごと持ち上げなくてはなりません。所がこのレールはエンジンのうえにある補記類を全て撤去しなければなりません。もちろんオルタネーター、ACコンプレッサーは外しますけど、エンジンの上にあるターボチャージャーや冷却水のパイプまでも取り外さなくてはならないので、気合を入れて作業を始めましたけど。。。地獄の一丁目を見ています。
このALPHAは無理やりH1に詰め込んだので、ある程度は仕方が無いと思いましたけど、一つの物を外すのに関連して取り外さなくてはならないものが予想を遥かに上回って、結局、バッテリートレーまでも取り外さ無くてはなりません。それも、インチとミリの混在した纏りの無い設計には腹立たしさを覚えます。一つ一つのボルトナットに一々あわせて確認をするのも面倒ですけど、工具が倍になりますので、予想をして数本の工具を手にしてからエンジンルームによじ登りますけど、使わない工具を置く場所が無いので、また降りて工具を置いてから再びエンジンルームによじ登るという事を繰り返しているうちに、腹立たしさから怒りに変わっていく自分が解ったので、ラジエーターの上に工具置き場を付けました。ガレージに転がっていた衣装ケースの蓋の両側に紐を付けただけの物ですけど、とっても便利!運転席や助手席のどちら側からもアクセスできるし、大切な工具を床に散らばらせると言うだらしなさも改善されます。これからガレージで正式採用します。当方のはプラスチックの蓋なので、工具がこぼれ落ちることも無いのですが、強度的にはチョッと問題があります。
ALPHAのエンジンには、今まで無かったものが沢山付いています。フローセンサー、インジェクション用のFICM。フローセンサーはHITACHI、FICMはBOSHとアメリカ製部品より海外製のパーツが目に付きます。余談ですけど、エアコンのコンプレッサーは加藤電機が泣いて喜ぶDENSOでした。このほかにも、燃料クーラーやヒーター用の循環ポンプなど、今までに目にした事が無いパーツが付いています。一応エンジンルーム側の取り外しが終わり、ノズルが取り外せる段取りが付いたら、室内のドックハウスを開けようと思います。

2007.1.1.    石飛 毅氏

ガレージは30日で終わりにして、この日にガレージに来たメンバーで工藤さんの新しい事務所に押しかけました。
新しい事務所はアメリカンハウスが立ち並ぶちょっと変った雰囲気の場所で、とても良い雰囲気です。ウッドデッキも屋根付きでドデカイBBQグリルが置いてあります。隣が公園なので、借景できますから、本来の占有面積を大きく上回った余裕がありました。集まって一体何をするのかといえば、大した事するわけでは無いのですけど、とても楽しかったです。この日の昼間、偶然マンションの耐震構造の取材を受けている人が知り合いだったのですが、夜にも工藤さんの知り合いがテレビに出ていました。。。
このHPも9回目のお正月を迎えて、今年も昨年同様頑張って行きたいと思いますのでよろしくお願い致します。

 

 2006年12月