2007年2月  HUMMER ESSAY 2007年3月      

2007.3.31.    石飛 毅氏

最近慌しく生活しているので、気が付いたら4月21日に行われるINDYの参加の締め切りまで後1日(31日まで)なので、一日しか残っていません。お約束ですから、本日中にメールを下されば参加申し込みを行います。
オルタネーター監視装置の作成は担当者が結婚式を控えているので、全く催促をしていないのですが、気になったのか途中経過を見せに来ました。この装置はオルタネーターの状態をランプで知らせてくれて、尚且つ過充電を防ぎ、オルタネーターが壊れた時にバッテリーを保護してくれます。エンジンルームに置く事を考えて防水のケースに入れてあります。もう少しで完成しますので、温度試験やノイズ試験を行ってからテストを始めます。TOMONO-GOとISSEI-GOにはこの装置が付く様に、オルタネーターを改造してありますが、当方のは未だです。先ずは、当方が試したいので、当方のオルタネーターを改造してから取り付けます。

2007.3.30.    石飛 毅氏

寒い地方の方も、今年は凌ぎ易い冬だったと思いますが、まだまだ上着を離す事が出来ないと思います。
当方の勤務先である吉祥寺(武蔵野市)は、昨日より物凄い勢いで桜が咲き始めました。昼休みに会社の屋上から見ると、桜の絨毯の様でとても綺麗です。気温も28℃近くまで上がり半袖が丁度気持ちよい気候で、グングン春に突入しています。ガレージでも、暖房が要らなくなって活動的に成れるので、何となくワクワクします。。。
本日、ステンレスにテフロンコーディングをしたネジが届きました、写真に写っている分だけで7728円です。。。1000円以上買うと送料は無料なので、使う分だけ小まめに購入していますけど、装着時に落としたら必死で探します。今回の分は当方と一成さんの追加の一部と、野澤さんから頼まれた2台分の一部なのですけど、ため息が出るほど高価です。後10年乗るにはこれぐらい仕方が無いと思うにはかなり無理があります。他のネジはもうこれは使いません。
最近の作業状況から、照明とエアの配管がもうひと組あると重宝なので、もう一組購入しました。エアリールとコードリールに照明を付けて定価ベースで85000円です。以前購入したオークションのIDが見当たらないので、色々な項目で検索した所、同じ方が違うIDで販売していたのを見つけ出してどうにか安価で買うことが出来ました。しかし作業灯は出品していなかったのですが、落札メールを送ったときに、作業灯は無いか聞いた所、以前よりは高くなるけど客注で取り寄せてくれると言うので合わせて注文しました。これで作業環境がまた良くなりました。
加藤電機ではISSEI-GOのエアコン修理は着実に進んでいます。昨日、様子を見に行った所、すでに断熱材をまいたホースの再加工が終っていました。また、以前はコンプレッサーの接続口はコンデンサーからのホースとエバポレーターからの配管と、全て一体になっていました。これはホースが一部破損した時に全て取り外さなくてはなりません。また2本のホースのストレスがこの部分に掛かるので、漏れの原因になります。両方のホースの両側がOリング式の継ぎ手にする事で、配管のストレスが減り、漏れる可能性が低くなります。と書きましたけど、一番のメリットは作業性の向上なんです。万が一、エンジンヘッドを降ろす時も、このタイプじゃないと、ホースを完全撤去しないとエンジンをまたぐ様に配管があるので邪魔になります。先日の交換する前の写真と比較すると、良く解ると思いますが口金の部分は以前カシメでしたが、口金を改造してあります。一応、今週中にエバポレーターとヒーターコアが入ってくる予定です。

2007.3.27.    石飛 毅氏

能登半島の地震で、被災地の石川県と言えば、当方はまず上口一家を先ず思い浮かび、ニュースでは上口さんの自宅がある加賀市にも被害があったと報道されていたので心配しておりました。
親戚でもありませんし、何が出来ると言うわけでは無いため、当日だとご迷惑と思い、昨日電話してみました。幸い上口家は震源からの距離があったので、おおきな揺れはありましたが、物が壊れる程の被害は無かったようです。未だ余震があるようなので、これ以上の被害が出ない事をお祈りします。
加藤電機は、既にACユニットを降ろして、ヒーターコアとエバポレターの再生(殆ど新規)作業に移っていました。エアコンのユニットはスペースが無いためと、熱容量を持たすためにヒーターコアとエバポレーターが一体になっているため、加藤電機では工夫をしてオーソドックスにそれぞれを分離しますので、殆ど新品になります。これだけ年数の経っているエバポレーターの場合はコアの肉厚が薄くなって破裂しやすくなるので、確実な作り直しをしてくれています。配管類も取り外されて作り直しをしますので、スポンジ状の断熱材から本日届いたホース用の断熱材に交換します。ファンの力が弱いので、ダクトの途中に入れるためのファンも届いたので加藤電機に渡しました。一成さんから外気導入口の開閉機構が壊れていると聞いたので補修を頼んでいますが、加藤電機の話では、なぜか93年式の外気導入口はヒーターコア(エバポレーター一体です)とファンの間にあるため、外気導入口を開いてしまうと冷気(暖気)の比率が極端に落ちるそうです。この部分は、理解した上で上手く空調を行わないと効率が悪くなります。今、思い出しましたけど、電動ファンの取り付けを行う予定があることを言うのを忘れました。。。。
断熱材は、利用目的を相談した所、耐久性と見た目のよさから5000円/m以上もする高級品を薦められました。廉価版でも4000円以上しますので、単純に耐久性だけを比較してもお得なので、薦められるままにしました。ファンの方は、色目が悪いので粗悪品かな?と思いましたけど現物は案外確り作られていましたので一安心。電源を繋いでテストしたら風量も予想をはるかに上回っていたので、一安心。後は耐久性ですね。ちなみに電流は2A程流れました。
加藤電機に、来週TOMONO-GOが来る話をした所、既に完成しているオルタネーターに監視ユニットの配線を引き出す改造を終わらせているので、当方に取り付けろと命令されました。来週TOMONO-GOが入庫したら取り付けます。電源監視ユニットは、回路の組み立ては終了しておりますが、防水ケースにセットすれば終わります。しかし、開発者の結婚式が間際なので、色々と忙しそうなので、催促はしておりません。もう暫くお待ち下さい。

2007.3.26.    石飛 毅氏

金曜日に、加藤電機に入庫中のEタイプをチラ見した後、加藤電機にISSEI-GOを引き取って頂くためにガレージに同行して貰いました。
加藤電機には複数のHUMMERを扱っている業者からHUMMERの修理依頼を受けていますので、稀に引き取りや納車があるので運転の方は大丈夫だと思っていたのですけど、どれもハンドルが取られたり振動が多かったりと、あまりHUMMERの印象は良くないみたいです。一通りISSEI-GOの引継ぎを行い、加藤電機の修理が終った時点で再度ガレージに入庫してもらい、アンダーガード等の装着を行うつもりです。ただ、エアコン修理は10日近く掛かるでしょうが、4月7日は友野サンの弟サンが参加しているミーティングに動員されているので、ミーティング前には8日の一日しか作業出来ません。弟(立さん)の分野はHPを参考にしてください。http://web.mac.com/kustomkar
この集まりには、沢山のカスタムカーが中心でSUV系の参加はさほど多くは無いようです。ですから『是非H1で来て』と言うのですが、友野サンに頼めば良いと思うのですけど、友野サンは腰痛で運転が出来きないので、当方がインパクトの有るTOMONO-GOを運転して参加しようかと思います。4月はこれを皮切りに、次週は当クラブのミーティング、そしてINDY、同僚の結婚式とイベントが目白押しです。ちなみに加藤電機から翌日連絡が入りISSEI-GOの調子の良さに感動して連絡が入りました。もう少しパワーが当方は欲しいと思うのですけど、加藤電機はエンジンの吹けも良く、十分なパワーだと言ってました。特に真っ直ぐ走るのと振動が無いのは当たりまえなんですけど感心してくれました。高速道路を走っていないので化けの皮が剥げていないだけかもしれません。
今週は、ガレージの清掃と部品の整理と当方のHUMMERも少し可愛がってあげました。ココの所、疲労が嵩んでいたのでのんびりできる作業として、先般入手したテフロンコーティングのステンレスボルトを当方のHUMMERにも奢って上げました。当方のHUMMERは普段は囲われていませんけど屋根付き駐車場なので、露天駐車より錆びに関しては進行が遅いと思います。しかし、12年目に入って鉄製のボルトで表面処理の甘い奴は錆が出始めております。工藤さんの時の様に塗装面に貰い錆びは有りませんが、丁度変え頃でした。
フロントウインドウ周りのボルト類は全てインチサイズです。そこで、当方はこれらを入手性の高いミリサイズに交換しています。その時の気分でサイズは色々ですけど、最近はサイズアップをしております。先ず、ガラスの下の部分は、オリジナルは5mmよりチョイと細いサイズのビスを使っています。この部分は車体側はナッターなので、ドリルで揉んでナッターを撤去し、M6のナッターと交換します。ナッターを入れた後、防水目的でシリコンを塗布します。次に外側から上部を固定しているビスは、先ほどのビスより一回り小さいサイズのタッピングです。この部分もM6にしております、車体側はナッターではなく直接タップを切ります。板厚は3mm以上ありそうなので、親の敵の様に締めこまなければ大丈夫でしょう。センターピラー部と、おでこのマカーライト部は、今回ビスが未調達なので施行していませんけど、この部分もミリサイズに交換します。この外にリアコンビネーションランプの外周も以前リベットからビス止めに交換していましたので、これもテフロンSUSに交換しました。この作業中、野澤さんからテフロンSUSを2台分欲しいと連絡が入りましたので、数量が足らなくなってしまったので、燃料タンク部分は次の機会に回します。
当方のHUMMERはサンバイザーの辺りから、夏は暖かい風、冬は冷たい風が進入します。H1の基本はオープンで、HT系の屋根の部分は被せてあります。分解した事が無いのでハッキリしませんけど、部品リストでは、この部分にパッキンは入っているはずですけど、フロントウインドウと屋根の隙間から走行中に風が入ってくるとしか思えません。そこで、今回はこの部分に詰め物をして見ました。何か適当なサイズのゴムホースでも入れてみようと思いましたけど、隙間の大きさが一定でないのと、キチンと塞ぐには結局シリコン系のシール材が必要になるので、今回は、シリコンシール材だけでシールして見ました。外から見えるとかっこ悪いので、出きるだけ奥の方に入れて体裁を整えました。帰りに高速で確認しようと思いましたけど、ボーっとしていたので、確認するのを忘れていましたので、これも次回気が付いた時に報告します。ミ
ラーも補修しました。買ったときから12年間の間に雨風に絶えてきたミラーも、樹脂部分は油が抜けてしまったように可塑化が始まり、ベースのアルミ部分も塗装が浮いてしまっていたので補修しました。自分の車だと横着になってしまい、車体に付いたままペーパー掛けを行い、いざ塗装と言う段階で何気なくスプレーを押したら出口の方向が悪くてボディに塗装を吹きかけてしまい、横着した罰が当たってしまいました。結局、取り外したので、ベースにはサンドブラストを掛けてサフェーサーも塗って艶あり黒で塗装し、ミラー部分は艶消しの黒に塗り分けました。実は助手席側もと思いましたけど、こちら側は11年前に対向車とぶつかって電動が効かなくなっていたのですけど、電動なんか要らないと思っていたのですが、(本当は形があるのに廃棄は勿体無いから)やっぱり電動の方が車庫入れのときに便利なので、ちょっと前に交換していたので、当方基準では『綺麗』なので、今回はそのままにしておきました。
当方のタイヤは、ショートサーキットでは扱い易い状態でしたが、もうかなり摩耗しています。ただMTの時とは異なり、一般道で滑ることが無いのは、さすがに設計の新しいMTRです。しかし、未だバリ山の時に『日光サーキット』を走って、運転が下手なのでコースから飛び出してしまった時に、思いっきりロックさせて数箇所フラッスポットを作ったので、2本だけ止めている位置が悪いと貧乏臭い位山がありません。これは外見だけでは無くて、走っているときに縦の振動を感じます。元々小さいスポットだったのですけど、使っているうちに段々差が大きくなった気がします。
一部では、当方の走り方が乱暴だと言う噂がありますけど、それはあくまでも噂で、サーキット走行がタイヤの摩耗を早めたのが事実です。ですから、H1でサーキットを走るのは辞めたほうが良いです。ただ、サーキットを走る事があるかも知れませんで、ちょっと注意事項があります。先ず、当方は頑張って走る時は左足ブレーキです。理由は直線から小さいコーナーに入り、時にフルブレーキに近くなり、車体が不安定になるので、飛び出しそうになってハンドルを切るのに勇気が要ります。そこで躊躇していると、車速は落ちるしコーナーがドンドン近づきます。当方は古いタイプの運転なので、切ったら踏むというスタイルなので、ハンドルを切った時点で、お尻が出るのを想定しているのですけど、フロントタイヤが流れちゃうとどうにもならないので、左足ブレーキだとブレーキングからアクセルを踏むちょっとしたタイムロスを稼げるし、フロントが逃げたときにも対応が直ぐに出来ます。酷い時は両方踏んでしまうので、どうしてもフロントタイヤが段ベリしてしまったようです。従って当方のH1の足のセッティングは『フロント頑張れリアは流れろ』にしてあります。
そんな当方にラッキーな話しが来ました。近い内に友野サンがタイヤのサイズが気に入らなくてMTRから、違うタイヤに交換するそうです。友野サンのMTRは2年位経っているけど殆ど乗っていないし、TOMONO-GOは元々『亀速度』ですから、ほぼ新品です。気になるのはタイヤを駄目にするタイヤをピカピカする奴を塗っている事位です。あのタイヤに塗る奴は、タイヤにひび割れを誘発するので、駄目ですね。当方はタイヤは年に2回の洗車の時にスチームを掛けるだけです。そこで、本当はスワンパー系のタイヤは嫌いなのですけど、どうせ殆ど乗らないし、亀速度で見た目重視ですから、この際、自分の事だけを考えて早く交換することを薦めて『外したMTRは邪魔だろうから、当方が半額程度で買う事にするよ』一方的に通告しました。さらに『自分で輸入すると、大きな重いタイヤが自宅に届くので腰に良くないから、スカイオートに頼んだほうが良い』とも付け加えました。そうすると入れ替えもタイミングを計ってスカイオートに当方のH1を持ち込めば、タイヤの移動もしなくて良いし交換も楽チンです。
そこで、ちょっと問題です。友野サンのMTRは40インチです。当方のH1はフロントコイルは軟弱ソフトからミディアムに交換していますが、リアはソフトのままです。ボディリフトは元々が95年なので、96年式以降のH1よりも1インチ低いです。従って40インチにするとフェンダーのクリアランスが好みのサイズにはならないので、少し車高を上げる必要がでました。これ以上ボディリフトは面倒なのと、車体の厚みが出るのが嫌なので、40を履くならこれだと思ってHDサスは入手済みだったので、40インチ作戦を開始しました。
手始めとしては、コイルの塗装を行いました。以前渡部さんの時に綺麗だと思ったのでコイルは渡部さんのと同じ色に直ぐ決定。ショックは・・・・ノーマルのつもりでしたが、倉庫に以前TOMONO-GOから外したGTのアジャスタブルショックがあるのを思い出して探しに行と、チャンと棚に並んで当方が来るのを待っていました。しかし、ショックの状態が余り良くなかったのでこれもついでにレストアする事にしました。このショックは調整が付いているので、色々試してみようと思います。ただフロントだけなので、ベストはリアと同じぐらいになるともう既に結論は出ている様な気がしますけど、ちょっと楽しいです。友野サンが返せと言われると困るので、一応ショックのアダプターも付けてユニット化して、簡単に交換出来る様にして置こうと思います。(2本しかないので売り物にならないから返せとは言わないかもしれませんけど、リアはこれを使っているので予備にして置きたいかも)
そこで、今問題なのは、リアのコイルです。ガレージには、これまたTOMONO-GOから取り外したリアコイルがあるのですけど、このコイルは浜本さんがフロントとセットで友野サンから購入しましたけど、ケツ上がりに成り過ぎるから辞めたほうが良いよと忠告したのに、やりたいと当方の忠告を聞かないで交換した代物です。しかし、結果として物凄いケツ上がりになってしまい(HTなので元々お尻が軽いので余計上がったと思う)これでは駄目だと泣きついてきました。浜本さんの93に付いていたコイルに戻したらケツ下がりになりすぎるし、もっとも付いていたコイルは折れていたので再使用はできず、悲しそうな顔をしていたので、当方の手持ちだった、HDのリアコイルと、友野サンから買ったコイルと交換して上げたので、当方のガレージに未だあります。ただ、この超HDリアコイルだと、浜本さんの程ではないけど、かなりケツが上がってしまう様な気がします。本当は浜本さんと交換したHDコイルがベストなのですけど、今更返せなんて言ったら今までの関係が音を上げて崩れますから、これは駄目です。
そこで、考えたのは友野サンが今回2インチアップのスペーサーを購入したのを紹介しましたが、先週お伺いした時にフロントは未だいけそうでしたが、リアにはそれを入れることが出来ないことが判明して2個余るのを確認しています。どうせフロントに入れるときに当方のところに持ってくるはずですから、その時にリア用をガメテしまうことにします。これであれば、簡単に2インチ上がります。ガメる話ばかりでは、当方がセコイ奴と思われますので、この他にも策はあります。それは事故車には未だリアのコイルは付いています。これはスペック上は多分HDコイルじゃ無いかと思われるので、これも作戦の中に入っています。
整理すると、リアはTOMONO-GOサス、2インチスペーサー、事故車コイルの3作戦を色々入れ替えて試してみようと思います。そこでまた問題、コイルスプリングを交換するとキャンバーが変わるのでキャンバー調整が必要です。96年まではこのキャンバー調整はアッパーアームとフレームの間にシムを入れて突き出し量の調整をします。これって随分昔に大井先生のHUMMERでやったことがあるんですけど、物凄く面倒でした。この機構はアッパーブラケットとボルトを交換し。カムを追加することで、どのHUMMERも調整機能式に出来ます。当方は、フロントコイルを交換したときに、この機構を事故車から外して(片側だけ生きていました)取り付けています。リアは面倒なので、何かの時に交換しようと思っていましたけど、一時期は要らないと思って、もうちょっとで浜本さんのHUMMERに付けちゃう所でしたが、リアとフロントはブラケットが違うので取り付けられなかったため、未だ手元にあります。これも、今回の作戦には必要です。入墨とは違うので、乗り辛かったり下品になったらまた元に戻せば良いので、今回色々やってみて皆さんの参考になれば良いかなと思います。この作戦を行うと間違い無く下品になるので、ちょっとイメージを柔らかくしようと思っています。現在ブッシュガードを外しています。リアバンパーがちょっとデカ過ぎるのですけど、当方の場合レスキューがあるのでスペアタイヤが必要なので、下田家の様に取っちゃう訳には行きません。今後この辺の所が重要検討項目です。

先日の取材中、ALPHAのクロスジョイントを破損してしまいましたので、交換を行いました。一応、松原さんはセンターデフをロックしてFR状態で帰宅しました。あのパワーでFR状態で乗ると一体どんな感じなのか体験してみたかった気持ちもあったのですけど、ちょっと自信が無かったので、松原さんが『乗って良いですよ』と薦めてくれたのですけど、ショートコースとは言え、スイッチが入ってしまうので辞退させて頂きました。(でも、今はお言葉に甘えておけば良かったと後悔しています)クロスジョイントの交換はプレスが必要です。HUMMERの場合は、プロペラシャフトの角度が小さいので、殆ど交換する必要はありません。しかし、メンテナンスが悪いとガタが出てお亡くなりになります。当方もブレーザーに乗っていたときにリフトアップしていたためプロペラシャフトの角度が付きすぎて、やっちゃったことがあります。まず、壊れたクロスジョイント(スパイサーとかスパイダーとかUジョイントとか色々言い方があるけど、どれが正しいのか解りません)の撤去を行います。ヨークの溝に入っているリングを撤去し、ヨークに入っていない部分をベースにニードルベアリングのカップを押し込みます。こうすることで反対側のカップをドーンと出して、今度は反対側のカップを上にして、カップより大きいスペーサーを入れてカップを抜き出し中身を取り出して、カップを取って完了。新しいカップをジョイントから抜いて、ヨークに入れて軽く押しこんでジョイントの中身をいれて両側のカップを同時に注意しながら押し込んで、その後、溝の位置を確かめながらカップを押し込み、新しいリングを入れます。フリーになっているカップを抜けないように固定して、グリスを入れて終了です。シャフトのリペアが終了したので、近いうちに松原邸まで出張取り付けに行きます。

数年前に、笹本さんが中国の展示会で『なんちゃってHUMMER』の写真を紹介てくれましたけど、あの時はさほど気にしていませんでしたけど、どうやら中国で真剣に作っていたようです。田島さんからの紹介で写真が送られてきたのですけど、写真に版権者のクレジットが入っているので、ここで紹介することが出来ませんがベースとなるハンビーのフェイクは武器メーカーのHPに掲載されていますので見てください。http://www.sinodefence.com/army/transport/eq2050.asp これをベースにシビリアン物もあります。田島さんは中国に良く行くお友達から以下の情報を聞いた様です。
『経済成長(バブル?)目覚しい中国では、富裕層が急増しています。同時に格差社会で、極貧層も急増みたいですが…。街中には高級車が普通に走っているそうです。HUMMER H2も目にする機会が増えたそうです。しかし、H2オーナーとHUMMERファンが欲しいのはH1だそうです。そこでお国をあげて(共産主義なので…)の生産開始だそうです。大部分は軍部への納入らしいですが、一般販売もするそうです。怪しい自動車業の中国人に聞いた話らしいですが、始め、国が個人名義でアメリカからH1を数台輸入したそうです。それを工場でバラバラにして、部品単位でコピーだそうです。それを知ったアメリカのメーカー(AMゼネラル)は怒って抗議文を出したそうです。H1の輸入は1990代後半モデルと言う事です。始めはアメリカ製パーツの使用も検討されたらしいですが、100%中国との事です。5速の最大速度130km/h、CTISを始め、GPS、暗視装置、空調、ウィンチ、兵器マウント付き。ワゴン、ハードトップ、トラックとバリエーションも豊富だそうです。エンジンはターボディーゼルで6500cc!』
ハンビーとHUMMERのパチ物を作ったのは日本のが先です。最近は日本製乗用車のパチ物が沢山作られているそうなので、日本もやっと真似される様になってよかったです。高度急成長を色々なパチ物で成し遂げた日本ですから、今更中国を批判するのは自国の生い立ちを振り返れば、偉そうな事を言えません。当方としては、ここはひとつ冷静になって、良く作ったと褒めてあげたいですね。H1に見切りを付けて中国が作ったのを文句を言うのは辞めて、AM GeneralにはまたH1を作って欲しいですよね。そうする事で、なんちゃってを日陰に追い込む事が出切ると思うんですけど、どう思いますか?もうひとつ付け加えると、思ったより良く出来ているからクレームを付けたとすると益々実物が見たくなります。
もっと良く似たフェイクのHUMMERが以前Yahooのオークションに出ていましたけど、あれってどうなったでしょう?作り物としては興味がありますけど欲しいとは思いません。もし買った人を見たら、心の底から『それで良いの?』と口には出さないけど心でつぶやきます。この手のフェイク物の存在自体が当方にはあまり理解が出来ません。趣味で作ったり、パロディでなら解るけど、大手では光岡自動車がジャガーマークUのフェイクを作っているけど、図面を引いている人は悲しくないかな?
先般、勤務先の会長と本物のマークU(売るつもりらしく、当方に売ってこいと言っていますけど、色々問題があって、この状態での売却は当方の信用に係わるので、チャンと修理をさせてからと思ったら、今度は乗るとか、翌日にはやっぱり売るとか、ちょっと困っています。ちなみにまたEタイプをアメリカで買ってきましたけど、これもとんだ代物で、現在、加藤電機で修理中)で走っていると、女性が運転しているビュートとすれ違ったのですけど、どうも同じだと思っている感じでした。これの場合は、元々のオリジナルを知らない人が買う場合が多いから許されるのかな?でも、殆どのHUMMERのフェイクは確信犯だと思いますから、買った人はどんな思いなのか解らないです。工藤さんの近所にJeep(YJ)のハマー顔がいて、すれ違うと助手席の女性は大喜びしているけど、運転している人とは絶対に目が合わないそうです。最近は見ないそうなので、もう売っちゃったのかな?これの場合は元々HUMMERの顔はJeepのバクリだと当方は思っているので、真似した車のさらに真似と言うことになるので、とてもおかしな事になってますね。Jeepはあのままの方が絶対にカッコいいのにワザワザ歪にする必要を理解できませんね。

2007.3.23.    石飛 毅氏

ISSEI−GOの作業は、仕上げ段階に入り、バラバラになっている内装の組み付けを行い、更に自分で色々な電装品を取り付けるときのために、電源、アクセサリー、アース、イルミネーションの電源を引き出しておけとの命令があったので、これの設置を行いました。
内装では、シフトレバーの周りにある内装と同じ色をしたタッピングビスは数個馬鹿になっていたので、穴を空けてタップを立て、テフロンコーティングのキャップスクリューと交換しました。樹脂部品なのでタップを立てたものの、あまり強く締めるとまた馬鹿になるので、次に取り付ける時は表面の板の穴を大きめにしてナットサーとを入れて枠を作成するしかありません。電源は、エンジンルームのジャンクションからバッテリーラインを車内に引き込み、これをハモニカ端子台に受けました。アクセサリーは、他のアクセサリーラインを使うのでは、電気容量的に足らないと困るので、明確にするためにDENSOのリレーを使ってアクセサリー用の電源を作りました。イルミネーションは大電流を使う可能性が低いので、そのままです。ところが、アース用の配線材料が無いので、この分は加藤電機にお願いしちゃおうと思っています。
CTISのエアー漏れは、短期間での話ですけど、直ぐに解るような漏れは無いようなので、これで完結にしました。色々いじくり回しているので、完成したところで試乗に出かけましたが、燃料タンクに殆ど燃料が入っていなかったので、先ずは満タンにして燃料計の動作状況、リペアーした部分からの燃料漏れを確認しました。とりあえず漏れは無いのですが、この手の物は時間を掛けないと解らないので、週末まで放置して確認します。週末に加藤電機にガレージに来て貰って引継ぎをします。長い間の作業でしたが、思ったより良好なリフレッシュ作業だったと思います。
話は少し変りますけど、当方が乗った事があるアーリモデルは殆どシートを交換しているのであまり気が付きませんでしたが、ノーマルシートの場合、後方へのスライド量が少なく一番後ろにしても185cmの当方が運転すると、ピグモンの物まねをしているような状態になります。当方が自分のH1に乗っているときに、左を見るとドアピラーが顔の横にありますけど、アーリーモデルの場合はチャンと窓ガラスの位置に顔が置かれます。これって運転しにくいです。

先週お亡くなりになった『湯沸しポット』ですが、HPを見ている会社の同僚から頂きました。頂いた時には電源コードが付いていなかったのですが、2代目も同じメーカーだったので、電源コードは流用できました。これで『金ちゃんヌードル』を食べる事が出来ます。
さて、本日、A-CARSの取材に行ってきました。取材対象は、当方が喉から手が出るほど欲しい550hpにチューンした松原さんのALPHAです。目的地は千葉県にある『NUTS』http://www.nats.ac.jp/2006/home.html という自動車大学です。ココには馬力測定が出来るシャーシダイナモや、ショートサーキットがあります。今回は、以前『ツインリンクもてぎ』でALPAHに乗ってもらった所、結構厳しい評価をしたレーシングドライバーにココのコースで『その後のALPHA』に乗って貰いインプレッションしてもらいました。
馬力テストは荷重が足らないのか?ロードが掛からないためか、上手く測定できませんでした。折角シャーシダイナモに乗せるために、プロペラシャフトを抜いて2WDにしたのに。。正確に測定できませんでした。。。残念。
その代り、サーキット走行を終えたレーシングドライバーに『どうでしたか?』と聞いたところ、興奮気味に『凄いパワーだ!パワードリフトするなんてシンジラレナ〜イ』ととても気分の良い返事を貰えたので大満足でした。レーシングドライバーには当方のH1にも乗って貰いましたけど、当方のH1もサーキットで乗りやすいと褒めて頂けました。何かやっているのかと言う質問されて、フロントのコイルだけ堅めにして、後は、アライメントの調整だけと伝えた所、それがいい結果を引き出していると説明がありました。フロントのコイルを固めにしているのは、ブレーキング時のダイブ方向の姿勢変化を抑えてコーナーでブレーキを抜いた時に、外に逃げない様にWウインシュボーンのアライメント変化が良くなるように効いている様です。アライメントの調整は、ロールした時に後輪が極端にトーインやトーアウトにならないように、デフォルトのリアトーを調整しているのがこのコースにはあっていたようで、リアが流れてもカウンターを殆ど当てないでも良いぐらいのアンダーのまま抜けて行けました。
この学校は、とても面白かったです。。学生が作った車も変な建前の無い自由な作品で、多くが改造申請を行って登録されていました。学生、職員の全ての人が車好きですから、H1に対する接し方も素直で交換の持てる方々です。A-carsのスタッフに貸切なので、ご自由にコースを走ってくださいと言うので、長年愛用しているMTRも賞味期限が切れていますので、摩耗は全く気にならないので、路面にタイヤをゴリゴリこすり付けてきました。数人の学生が集まっていたので、どいつもこいつも乗りたそうな顔をしていたので、乗せてコースを走ったところ、その後ゾロゾロ蟻んこの様に学生が集まりだしたので、遊園地状態になってしまい、何セットか走り回りました。午後の授業が始まり学生が退散。。と思ったら、オフロードコースを案内してくださった職員の方が『わたしも・・・』車好きばっかりの当方にとって天国のような学校でした。

取材の後、友野サンに最近逢っていないので、友野家を訪問してきました。お庭の様子は様変わりしていて、大型の植物が大量に並んでいました。TOMONO-GOには、もうミーティング用のパーツがHUMMERに積み込んでありました。何時の間にかコイルスプリングスペーサーも入手していました。これ以上車高を上げるなんて????友野サンの在庫部屋にお邪魔して(写真は純正のタッチペイントならぬ純正補修用スプレー缶です)。シュワファイヤーの数も何時の間にか増えていたり、TOMONO-GOイラストの下絵も見せてもらいました。先般、ISSEI−GOで使用したパーツを数点受け取り、帰るつもりでしたが、美人母上と益々色っぽいカレンちゃんに晩御飯を誘われたので、ツイツイ。。。何時も無言で威厳のある怖そうな苦虫を潰した様な顔をしている父上とご飯を食べるのは緊張しましたけど、折角なので頂きました。しかし友野サンのお父さんは外見とは全く反対で、物凄く温厚で、優しい人でした。『怖い顔選手権』で間違い無く優勝できそうなのですけど、意外と言うか、こんな人っているんだという感じでマジビックリ、何も言われた訳ではないのに母上と並んで食器洗いをしている後ろ姿を見ると、まるで詐欺にあったようです。今後、友野サンのお父さんにお会いした時には、もうビクビクしないで、フレンドリーにご挨拶ができます。
短時間ですが、友野サンは顔は母上、性格は父上譲りだと直ぐ解ります。食後に近々始まる友野家の新築計画モデルを見せて貰い、その造型の凄さにオッタマゲた瞬間、友野サンの様子がおかしいのに気が付きました。。。正確には食事後椅子から立ち上がった後、体が前のめりで右に傾いててまるで、爺サンの様になっているのです。何で?と思い詳しく聞くと、昨年の10月に当方と前後して腰痛になってから未だ治っていないそうです。当方が来たときは気が付かない程度だったので、母上が『あら、今日は真っ直ぐじゃない』と喜んでいたのを見てオーバーな人だと思っていたのですが、今、目の前にいる曲がった腰の友野サンをみてしまうと、母上の驚きが理解できました。昨日、今日になった軽い腰痛位なら、腰痛経験豊富な当方の知識でちょっとは楽になって、その内、回復する事もあるのですけど、ココまで酷く、更に半年近く良くならないと言うのは、そう簡単には治らないでしょう。母上からの話では、ちょっと出かけた時でも友野サンが痛さに負けて『運転代わって』と言うそうです。従って家族からミーティングに行って悪化することをかなり恐れています。友野サンが来ないと。。。。。
今日の時点では、当方がTOMONO-GOの運転代行を行う事で、家族からミーティングに参加する許可を得ることが出来ました。当方がいるとジックリ休めなそうなので、食い逃げに近い状態で友野家を後にしましたけど、心配して柏インターも通り過ごしてしまうほどでした。家に帰ると、タイミング良く麻生さんから電話がありました。この度、麻生さんの後輩で、新たにH1オーナーになった方が、著名な方々の体を任されてマッサージをされている方だと聞いていたので、相談した所、今週末から東京に出張らしいので動き回る事が出来ない状態なので、是非お世話になりたくお願いしました。こうなったら焦らずに、ジックリ治して頂きたいですね。
ミーティング参加者にもう1つお願いがあります。カレンちゃんは、未だ補助無し自転車には乗れません。しかし、友野サンは腰痛で無理が出来ません。そこで、今回のミーティングの間に乗れるように特訓します。当方の3人の子供は、『ペンギン乗り作戦』で一日でどうにか乗れるようになりましたが、かなり体力を使います。従って日頃ボディビル等やレスキュー訓練等で体力の余っている参加者に是非体を張って頂くことになります。ちなみに、帰りがけにカレンちゃんの愛車を確認した所、友野サンらしく『ちょっと変わった』自転車なのでバーハンドルは子供ちゃんにはちょっと乗りづらいのが心配です。。。
 

2007.3.19.    石飛 毅氏

先日、工藤さんの犬の話をしましたけど、今帰って来てニュースを見たら、体長1.5Mのあの犬が、小牛を噛み殺したと報道されていました。やっぱり危ない犬なんですね。触らないようにします。。。
昨日寝る前に、ラジエーターに加圧したまま放置してあるISSEI-GOを確認した所、エンジンの下あたりに水溜りが出来ていました。これは冷却水ラインが漏れているという事です。水溜りから漏れ箇所を特定するために、車体の下に潜って見上げるとウォーターポンプの辺りから漏れている事が判明したので、上からウォーターポンプを見るとガスケットからジワジワ漏れていました。ウォーターポンプは裏面は開放で、板状のエンジンフロントカバーに紙製のガスケットを挟んで、オワンの様に被せてポンプの姿になります。この紙のガスケットは頼り無いのですけど、これが無いとポンプのブレードがフロントカバーと接触します。新車の時は紙のガスケットだけで、他の部分で液体ガスケットを併用すると漏れの原因になるので、何時もこの部分は紙のガスケットだけしか使っていません。しかし今回は紙のガスケットだけでは駄目だったようです。気分が落ち込みますけど、このままというわけにはいきません。漏れ止めをチャージすれば収まる程度の漏れなので、それでは悪徳業者になってしまうので、泣く泣く再組付けをする事にして、昨晩はそのまま就寝しました。
翌朝、一成さんがパーツクリーナーをお土産(自分用なんですけど・・)に持ってお見えになりました。ウォーターポンプのやり直しの説明しましたけど、一成さんは生まれ変わった自分のH1に見とれてて、最初はどういう事か十分理解していなかったようです。細組み付けでの一番の心配は、工数ではなくて先ほどの紙のガスケットが再利用できない事です。最悪ポンプをトレースしてガスケットシートで自作する事もできますけど、新品があるに越した事がありません。ヒロシに取り外しを頼んで、当方はHIDの取り付けを開始しました。HIDの取り付けの準備は、昨日から始めてライトべセルのカットと塗装は終了しています。配線はもう手馴れた物で取説も必要はありません。毎回、少しだけアレンジを変えていますけど、今回もちょっとおしゃれにしました。
ウォーターポンプを降ろして、フロントプレートから取り外して表面の上体を見ると一件良さそうに見えますけど、腐食による細かいディンプルがありました。幸い、紙パッキンは当方の在庫の中にあったのでラッキーでした。(友野サン、在庫補充分の手配願います。)これで心配事は無くなったので、これから先は工数だけの問題だけになったのでホッと一息できました。フロントプレートを再度表面研磨して、紙ガスケットの両面にシリコンパッキンを塗りこんで組み立て、エンジンに装着して再び漏れテストを行ったところ、良好になりました。
昨日修正したCTISのジョイントが変形した原因が判明しました。ヒロシがエンジンルームに入り込むときにタイヤを止めているスタッドボルトに足を掛けて登っていました。その時にちょっと踏み外すと、あのジョイントに足が掛かってしまうようです。昨日当方が折角治したのに、本日同じジョイントを再び破損させました。本日は完全にバラバラになったので、ついでに構造を確認する事ができました。2個の部品の結合はねじ込みだったので、この部分に嫌気性の高強度ロックタイトを塗りこんで更に、『魔法のテープ』を巻きつけました。この状態で漏れは完全に止まっていますけど、何時抜けてもおかしくないので、新品が来るまでは走行中は外しておこうと思います。(友野サン、手配願います。)本来、この部分を保護するセンターキャップを一成さんは持っているのに、なぜか使用していません。この部分は非常に弱いので取り付けておきます。
今回、アールズ部品を注文した時に、ヒロシが耐熱テープを買い込んでいたので、理由を聞いたら、最近エンジンから火が出た車があったそうです。発火の原因はエキゾーストパイプの近辺にあるゴムホースが熱で侵されて可燃性GASが噴出して火が出たようです。その事を念頭にエンジンルームを改めて点検すると、CTISとOILクーラーの配管がエキゾーストに近いので、エクゾーストに耐熱?テープを巻きました。更に、ゴムホースを片っ端からステンレスメッシュにしたため、ACホース以外で一番目立つラジエーターのアッパーホースがおしゃれじゃないので、低温耐熱のアルミテープをグルグル巻き付けました。DIESELは発熱量が小さいのでメリットは全くありませんけど、気分はチューンドエンジンみたいで面白いです。後はエアコンホースですけど、エアコンのホースも遮熱するとエアコンの機器が良くなるはずなので、今回、ホースは加藤電機で作り直すので、耐熱被覆を渡して被せて貰います。こうなると燃料ホースもやっちゃおうかな〜。。。。
CCVの編集長が新型のJeepに乗って、パーツクリーナの試供品を持ってきてくれました。(本日はパーツクリーナーの日?)このJeepはクライスラーの広報車で試乗目的だそうです。TJよりタイヤの外形が大きくなり、車幅も大きくなって全体的に角のあるデザインになっています。この中で面白いのは、サイドアンダーミラーのかわりに、液晶モニターが助手席ドアに付いていました。サイドアンダーミラーよりこっちの方が当方は良いと思います。あれはカッコ悪いですから。この写真を撮る時『ヒロシに死人が倒れている様に横たわれ』と言ったのには引いちゃいました。。ブラックな人です。
以前、ターバン野口の紹介をしましたが、今回は『ミラー万』です。最近この手の折り紙の本が流行っているようで、ヒロシが『紙幣折り紙』の本を買って、色々作っているみたいです。当方も最初面白がって色々作りましたが、この状態で持っていると紛失してしまったので、もう作るのは止めました。

2007.3.18.    石飛 毅氏

天気予報を見ると、酒田は寒いみたいですね。
関東も近頃、寒くなって来ましたけど、それでも例年より過ごし易い気候です。ISSEI-GOはCTIS配管と手動切り替えバルブを交換し、通気テストを行いました。とりあえず全てをセットしてエアの減少をゲージで確認しながら漏れている部位を探します。ISSEI-GOのタイヤからのCTIS配管は、純正品ではなくステンレスメッシュの配管で、スピンドルとの結合はワンタッチコネクターを使用しています。従って、車体とCTISラインをカットする時は完全に車体から取り払うので、この部分に限ってはオリジナルの方が好きです。先ずフロントタイヤをスピンドルに結合すると、いきなりスピンドルのネジ部辺りからエアの漏れる音がするので、手を当てると音が変わるので、この部分のテーパーネジシールが不完全なためと思い、シールのやり直しを行い再度結合すると、同じく漏れます。ネジ部には柔らかめの液体シールなので、キチンと締めこめば漏れる訳が無いので、ネジ部をタップでさらい直しました。しかしCTISホースを差し込むと全く変化が無く漏れています。
よく観察すると、実は漏れているのは、ネジ部では無くてコネクターから漏れていました。コネクターを取り外して構造を見ると、コネクターは一体ではなく、途中で分割されており、そのつなぎ目の太さが円周方向で異なるため、更に観察するとコネクターが曲がっていました。この曲がり方だと、ねじ込みでは無く、圧入と思われるのでバイスでカシメ直してエア漏れをチェックした所、もれる音の感じでは全く変化ありませんでした。このコネクターは純正の部品ではないのと、ネジの規格はUS規格だし、コネクターも普通のエアコネクターより小さいので、ドイトやカインズホームでの調達は出来ません。
そこで、田島さんが来た時に『魔法のテープ』を持ってきてくれたのを思い出しました。このテープは自己融着のテープですが、皮膜が強力で、田島さんの話では『ラジエーターホースが破れた時にも使える』と豪語していました。田島さんはそんなテープをグリルガードがメッキが嫌だからとグルグルこのテープを巻いていました。D-リング、ブッシュガード全てに巻いて余った分を頂きました。ラジエーターホースでもOKなら、この程度の物であれば簡単だと思い、とりあえず、適当な大きさにカットしてチョッと伸ばし気味に巻きつけて見ました。漏れテストを行った所、相変わらず漏れていましたけど、漏れている音は『シュー』から苦しそうな『ピー』に変わったので、もう一度今度はキツメに三重に巻いてみました。さらに、この手の物は化学的に結合するはずなので、化学反応を加速するには加熱がセオリーなので、ドライヤーで暖めてみました。さめてから漏れテストをすると、見事に漏れはストップしました。スピンドルに取り付けて、曲げ方向に少し力を加えても全く漏れません。しかし、新しい部品が来るま持って欲しいので、少し意地悪な力を加えましたけど、完璧にシール出来ています。『魔法のテープ』使えますね。。。。
フロントは、この部分からの漏れだけで済みましたが、リアは物凄いスローリークが数箇所ありましたので、エア入れ→増し締め→確認→エア入れ→増し締め・・・を返します。確認は1時間程放置しないと判らないので、時間ばっかり掛かります。その間、他の作業を行いながらにして、他のゴムホースをメッシュに交換したり、フロントウインドウの周りのボルトを交換しました。メッシュホースはインテークダクトからエアコンプレッサーまで、冷却水のバイパスパイプからサージタンクまで、ラジエーター上部からサージタンクまでの3本をメッシュと交換しました。ボロッチかったエンジンルームもすっかり見違えました。
フロントガラスを固定しているボルトは黒染めのスチィールです。そこで、今までステンレスのキャップスクリューと交換していました。なぜキャップスクリューかと言うと、単純にカッコイイのと、ネジとしての精度はプラスの切ってあるネベコネジや六角ボルトより高いからです。もっと高級なARPのボルトが良いのですけど高すぎます。それとISSEI-GOの場合はキラキラ系より黒い方が良いのですが、黒いのは鉄ベースの物しかありません。先日、会社でNBKの特殊ネジのカタログを見た所、ステンレスベースのコーティングされたキャップスクリューに黒い物を発見。しかし価格が高いので躊躇していたのですが、テフロンコーティングされたネジを調達しました。ステンレスにテフロンですから、錆びに関しては完璧で、何時までもへこたれないでしょう。一部長さが短くてピカピカのボルトを使っていますけど、これは後日再手配します。ちなみに一本590円(http://www.e-nedzi.com/product/snss-tf/index.html)ですが、錆びて取れなくなったり、再塗装する事を考えたら安いと思います。
このNBKって言う会社は、昔はダサい取っ手とかボール盤のレバーの先っぽを製造販売していましたけど、ここ数年、段々おしゃれな物を売り始めました。ちなみに、HUMMERの足元ヒューズボックスのロックや、リアゲートを開いた時に固定するゴムと同じ物を輸入販売しています。実は、当方はココからインチサイズのネジを調達しています。オンライン注文が出来るようになったので、お気軽に購入できます。注意して欲しいのは、HUMMERの駆動系や構造物に使う場合は、ネジ強度をチャンと確かめて購入してください。
メッシュホースをコンプレッサーの入り口に接続しようとしたら。。。1/4ではなくて3/8でした。よく見ないで買ったのが失敗だと思って、再度、カタログを見ると45°のタイプは3/8の物が無く、元々ブッシュを入れてサイズを下げないと駄目でした。在庫にブッシュは無かったので、元々付いていたジョイントを加工してブッシュは作りました。
ラジエーターには、クーラントを入れる前に、エンジン内を洗浄する意味も含めて、水道水を入れました。ラジエーターの加圧テストをし、エンジンオイル、パワステオイルを入れてエンジンを掛けようとしたところ、セキュリティが働いてエンジンはウンともスンとも言いません。意気消沈して休憩。一成さんに連絡してセキュリティのリセット方法を聞いてから気を取り直してエンジンを掛けて、各部の漏れや不具合発電状態が良好な事を確認しました。
いまだ認知症ではありませんが、今日もご飯を食べるのを忘れてしまい、セキュリティに作業を阻まれて緊張が切れて、何も食べていない事に気が付き『金ちゃんヌードル』を食べる事にしました。ガレージには湯沸しポットがありますので、狭山ハウジングに無駄にならない位の水を汲みに行き、コンセントに繋ぐ時に、ふとポットの中を見るとチョッと足らない感じがしたので、もう一度、さっきより多めに水を汲んで戻る途中に何となくポットから水が滴っているのに気が付き、来た道を振り返ると水の跡が付いていました。そういえば、先週帰る時にヒロシがポットを棚から落としたのを思い出しました。その時に・・・・念のためポットを振ってみると中でガシャガシャ音がしているので、臨終間違いありません。腹立たしいのでヒロシに電話で『ポットがお亡くなりになった』というと『すいません』と言う返事を待っていたのに『金ちゃんヌードル食べようとしたんですね』図星なので素直に『うん』と言って電話を切りました。

2007.3.15.    石飛 毅氏

先日の工藤さんと『一緒に写っているのは誰?』と聞かれます。
彼女が『凄腕訪問販売員』です。さて、INDYの参加ご希望の締め切りまで後10日余りです。未だ、当方に連絡をしていない方は、お早めに連絡ください。
先週の土日は天候も良く、ちょっとオーバーペースだったらしくて、朝、起きた時から筋肉痛らしく、体を動かすのに一苦労でした。更に、首を持ち上げすぎたためか、首の筋も痛くて我慢できないので、以前、ギックリ腰を2日で治してくれた『スポーツマッサージ屋』に行きました。1時間半ほどジックリ筋肉を緩めて貰ったので、スッカリ体が軽くなりました。月曜日に手配したアールズの追加パーツも揃っていますので、週末が楽しみです。
当方の作業が終わったら加藤電機でエアコンの修理をします。冷房能力が落ちているそうですが、主原因は室内循環のモーターが壊れているからでは無いかと言われていますけど、冷房も暖房もアーリーモデルの能力は決して高い物ではありません。主原因はヒーターのコアと冷房のコアがくっ付いているため、温水バルブの切れが悪いと幾ら冷やしても冷気が温まってしまいます。この辺の部分は加藤電機に『策』があるらしいのでお任せします。もう1つの原因としては、ブロアーの風量が足らないからだとも考えられます。そこで、何か追加ファンが無いか探していたところ、円筒ダクトの間に割り込ませるためのファンを探したので、これで効果があるか、加藤電機と相談して見たいと思います。メインのブロアーの風量が足らない場合は、追加しても他に行こうとしている冷気を引っ張るだけなので、『今だけ』強くしたい時には有効ですけど、全体の量は同じになります。所が、離れてて、なおかつ曲がりくねって圧力損失があるために、冷気の量がブロアーの周りで共回りしている場合には、効果は抜群になります。

先日のスターターのリビルト費用が概算で出ました。修理の内容と交換部品の内容で大きく違いあがりますが、一成さんの物で4万円程度で、ギア・ブッシュとフィールドコイルを巻き直した物は7万円程度でした。価格の違いは返却されたコアの状態に寄ります。一成さんの症状は、力が無く、時々動かないと言うもので、もう一個は全く動かない物でした。何度も言いますが、バッテリーが元気で、短時間で日頃スタートしているスターターは、そう簡単には壊れませんので余り心配は要りません。とは言うものの、加藤電機では今まで数台リビルトしているようです。10年以上経過してて、回りが悪くなっている方は、コアが元気な内だと、リビルト費用が安価なので、チャンスかもしれません。現在、クラブ員用の在庫は1台ありますが、自分のコアを生かしたい方はそれをリビルトする事も可能です。ご希望の方は加藤電機商会(0422-51-9463)に直接連絡してください。尚、前にも言いましたが、加藤電機は非常に扱いにくい所があるので、必ず当クラブのHPを見たと一番最初に言ってください。HUMMERの電装関係には、かなり詳しいのですが、とぼける事もありますので、ノウハウだけを聞こうとしたり、面倒だなと感じると直ぐに居留守を使います。

2007.3.12.    石飛 毅氏

ISSEI-GOの足回りと駆動系の組み付けが終わりました。
この後、ハブ、デフにオイルを入れて、新しくなったボールジョイントにグリスをさします。フロント右のアッパーアームを新しいタイプと同じようにする金具を、ヒロシが作ってくれて当方が金曜日に来る前にガレージに持ってきてくれていました。これで全てのアッパーアームは、グレードの上がったボールジョイントになりました。
ブレーキは、今回OHを見送りましたけど、キャリパーのスライドピンは清掃と傷の補修を行いました。普通、このピンは汚れや錆でスライドの障害になっているはずですけど、とても綺麗でした。綺麗なのはピンだけではなく、ディスクローターもピカピカで、厚みも十分残っています。通常、ローターはパッドの当たる部分と、当たらない部分には段差があるのですが、殆どありません。このまま10年は大丈夫でしょう。チョッと気になるのはリアの左右のパッドの減り方に多少違いがあった位です。
スピンドルのナットの裏面に少し段差があったので、オイルストーンで軽く磨きました。この部分は締め付けの度合いをトルクで管理していますから、この面の辺り具合は、平滑にしておく事は必須です。作業内容は案外少ないのですけど、4輪全部同じ事をやっていると作業にアキが来ます。リア右ハブのハーフシャフトの固定ボルトが折れていましたけど、この時に折れたボルトを回収したのは覚えていましたけど、ワッシャーを回収したかを忘れてしまったので、リアハブの蓋を開けて点検しました。蓋の裏側もとても綺麗で、今までの管理の良さが良く判ります。
明日は、ヒロシが来ますから、タイヤを付けて、燃料タンクを取り付け、CTISの配管を行い、クーリングキットの取り付け。。。ソロソロ終わりが見えて来そうです。あっ!HIDがあったんだ。。。

今日、ガレージでHUMMERの下に潜って作業をしていると、物売りが来ました。普通の物売りは当方が『作業の邪魔をしないでくれ』というと引き下がるけど、今日の物売りは根性があって商品の話をし始めました。どうも、当方になんチャってゼロハリ風の名刺入れと、マネークリップのセットを売ろうとしています。当方が要らないというと『私お勧めの水戸黄門のライターもつけます』と粘ります。『飲み物上げるから帰ってくれ』と追い返すためにHUMMERの下から出て、『お飲み物コーナー』に行こうとと思い、販売員を見ると、商品を色々抱えながらの営業で、車では無く、コロコロカートに大きなダンボールを乗せて販売しているようです。奴が売ろうとしているものより、アメリカっぽい大きな箱が当方の目に入り、つい『それ何?』と聞いたら『UFO』です。『焼きそばか?』『空飛ぶ円盤の事ですよ』『飛ぶの?』『物凄く飛びます』『幾ら?』『2100円です』一個購入。
そのまま当方のガレージから左方面に行こうとするので、『この先は隣の狭山ハウジングしか買ってもらえないよ』というと、『紹介してください』『紹介なんてそんな大きく出るなよ』『いやご紹介です。有難うございます』と言いながら、狭山ハウジングに、『押し売りが来たんだけど、UFOが面白そうなんだけどどうよ?』というと、人が良い狭山ハウジングは笑いながらUFOを購入。その営業中、粘り強く当方が相手にしなかった水戸黄門セットを薦めはじめ、結局、これも笑いながら購入』この困った営業に当方達だけが、困るのも詰まらないので、狭山ハウジングによく来ている『竹内木材』(大きな材木やサンで、車高の低い車にジャッキが入らないときの下駄をつくって貰いました。)に、こいつを送り込んで困らせてやることにしました。嵐のが去った後、狭山ハウジングが『もう行っちゃいました?』と慌てて家から出てきて、どうやら笑いながら付き合って買ったものでも、男の子が二人いるので、もう一個買わないとケンカになるので、追いかけてもう一個買い足していました。何となく奴の十中八九にはまって仕舞いました。
暫くして工藤ちゃんが、友野さんに『ライオンを飼ったほうが、安全』と言われた犬と一緒に来ました。前に見たときより2周り位大きくなっています。当方も友野さんに『子供のうちは良いけど、大人になったら触っちゃ駄目だよ』と言われているので、何となくビビッて仕舞い、触れませんでした。工藤ちゃんに、買ったばかりのUFOを見せて、初フライトをすると案外良く飛ぶので、工藤ちゃんが欲しくなり『何処で買ったんですか?』と聞くので、さっきゴロゴロカートで来た押し売りから買ったと言うと、工藤さんが『あれかなぁ?』と指をさすので、その方向を見ると実にタイミング良く渦中の『押し売り』がこちらに向かってトコトコ歩いて来ているじゃないですか。こんな事ってあるんでね。と、言うより工藤さんは『スカパー伝説』とか、こんな事が多すぎます。
道路の反対側を歩いている『押し売り』に向かって『UFOくれよ』というと『おかげさまで完売です』と言いながら、体に似合わない大きなダンボールを転がしながらイヌコロ見たいに小走でガレージに入ってきました。豪腕押し売りは、希望の商品が無くてもひるみません。さっきから要らないって言う『水戸黄門セット』を工藤ちゃんに売りつけました。ところがいきなり工藤ちゃんは『なんセットあるの?』『4セット買ってもらった4000円で良いです』さっきより100円引きになりました。この豪腕、いきなり工藤さんの犬をみて『この犬って凄い犬なんですよね。『知ってんの?』『はい知っています、珍しいですよね』ここでチョッとビックリ。しかし、話をそれ以上掘り下げません。そして、『あのー。。7セットでも良いですか?』と数量増加。。。『じゃあ7セットで良いよ』『あの数えたら残りが15セットあるんですけど』『じゃあ良いよ、全部置いてけよ』とダンボールを覗き込むと中に、チョッと面白い『鶏』が入っていたので、これに当方が食いつくと、すかさず商品説明。工藤さんも『これ面白いけど一個しかないから』というや否や、奴はかばんからもう一個出して結局売れる物が何も無くなり、事実上の『完売』してしまいました。
チョッと雑談したとろ、『HUMMERって生産中止になりましたよね』と突然発言。。。こいつバカな振りして、本当は本当に凄腕の頭の良い奴かもと思ってしまい、何となくやられたーと言う感じです。ガレージではUFOを入れると合計2万円をちょっと超えていますから、恐らくアイツの段ボール箱の大きさから、この辺を一回りして10万以上稼いでいる事になります。一見やらされている感じに見せているけど、竹内木材に行く時に走っていた所から、アイツが親玉かも。。。。スンゲー押し売りでした。完敗です。ちなみに押し売りの名前が『濱田』なので、奴が自分の名前を言うときに『ハマーだ!』と聞こえます。
結局、当方のガレージには『水戸黄門セット』が山積みになっています。ただ、名刺入れはアルミなので、これにカッティングシートを貼れば案外面白い物が出来そうなので、これはミーティングの夜中に行う『大人のビンゴの景品』にする事にしました。

工藤さんから、先生が次回のミーティングに参加されると聞きしました。嬉しいです。。。。
昨日、残っていた右リアのアッパーアムを組み上げて、ハブにオイルを入れ、適切な量のグリスを各部に注入しました。燃料タンクを降ろすには、リジットラックの位置が邪魔になる事と、安全を考えてタイヤを装着してリジットラックから下ろしました。この間、ヒロシにはガスケットが欠品していたのですけど、スカイオートがワザワザ佐川急便で送ってくれたので、クーリングキットを取り付けをしてもらいました。ヒロシの作業が終わるまでの間に、当方はデフオイルの交換を行いました。前後ともドレンアウトしたオイルの状態は良好で、ドレンボルトのマグネットには殆ど金属粉も付いていません。オイルの管理と、乗り方が丁寧だからだと思います。クーリングキットは、取り付ける理由は『メッシュの配管が綺麗だから』なので、レイアウト上、エアインテークの『オオサンショウウオ』の下にジョイントの塊が隠れるので、出きるだけ見えるように配管の長さを調整しました。インテークを取り付けた後、他の配管もメッシュに出来そうな部分は交換する予定です。
タイヤを装着する時に、ハブオイルの漏れているホィールと、漏れていないホィールの内側の比較の例として写真を撮りました。黒い点々はグリスなので、これが付いていても酷くない限り余り気にする必要はありません。薄っすらと油が出ている部分がある時は、ハブからオイルが漏れていると考えて良いでしょう。酷い場合はタイヤに油が流れた跡が付いています。この油漏れを発見したら、直ちに、整備工場に入庫してオイルシールの交換をして貰いましょう。整備工場が嫌がったら、オイルの補充だけ行い、整備を受け入れてくれる工場に入庫しましょう。
ついでに書きますが、サスペンションアームに大量のグリスが飛び散っている場合は、ハーフシャフト(日本ではドライブシャフトと言うのが一般的)のブーツが破れていたり、カシメが取れていますので、出来るだけ走行を控えて下さい。どうしても走らなくてはならない場合に、素人の場合は、ビニール袋をキッチリ巻いてグリスが飛び散らないようにして整備工場に入庫しましょう。中身のCVジョイントにガタが無ければ、ブーツ交換で済みます。ただし、94年までの蛇腹が尖がっていないブーツの場合は、ブーツが破れ易くてジョントの大きさが違います。従って、旧型に新型のブーツを取り付けることが出来ませんから、長く乗る方は新しいタイプのハーフシャフトと交換することをお勧めします。ちなみに、一成さんのフロントは新型で、リアは駄目型で、友野サンは全て新型の、更に高強度のアフターマーケットの物と交換しています・・・が、TOMONO-GOにはノーマルも壊す事が出来ないパワーしかありません。
 
燃料タンクを降ろす理由は、燃料漏れとCTISの配管を取り付けるためです。92年式はミッションの長さが短いので、タンクの取り外しは比較的簡単です。しかし、それは『一般的に』、であって、ISSEI-GOには当てはまりません。理由は、あの刺しっぱなしのグリスです。先ず、プロペラシャフトを外しますが、スパーイサーのクロスジョイントを取り外すにも、グリスを取り除いてからではないと工具が滑ります。モチロン、部品が付いた状態では全てを取り除く事が出来ませんから、分解した後に再度洗浄が必要です。モチロン使用した工具も毎回グリスのふき取りを行います。作業中、ヒロシとISSEI-GOで使用するパーツクリーナーとウエスの量は恐らく普通の5倍ぐらいじゃないかと意見が一致しました。
以前、工藤さんのスラントバックのフレームを洗浄したときに、かなり使ったと思いましたが、あれの倍以上です。仕方なく、ウエスとパーツクリーナーおよびラッカースプレーは、各タイヤに専属の物を置きっぱなしで作業しています。部品のグリス漬けだけなら、ある程度はがまん出来ますけど、不用意に手を奥に入れるとグリスがつなぎにべっとり付いてしまいます。ある程度までは、雨の日に傘が無くて濡れ始めると最初は気になりますけど、ずぶぬれになると諦めがついて、どうでも良くなるのと同じですけど、ツナギにグリスが付いたままですと、他の部分に触わってグリスを撒き散らしてしまうので、限度を超えたら一応着替えます。しかしこれも一日2回が限界で、洗濯が間に合わなくて、今日は遂に夏用の半袖ツナギしかありませんでした。。。グリスの場合2度洗いしても落ちないので、所有ツナギの汚さがドンドン上がっています。今回の場合は、色々な作業を同時進行しているので、アチラコチラからオイルが落ちている部位もあって、作業が終わると油まみれになっています。今日も半袖だったから、当たり前ですけどトレーナーの袖は。。。。
そんな訳で、燃料タンクをパーツクリーナーで掃除するのは効率が悪いので、タンクを外に出し、燃料タンクをアルカリ洗剤をしみ込ませた後とに、スチームで丸洗いしました。今回は、折角燃料タンクを降ろしたので、燃料レベルセンサーと給油口のパイプを交換しました。燃料センサーはバージョンが上がってて、レバー式から浮き子式に変っています。配線は単純な可変抵抗なので、配線はどちらに繋いでも問題ありません。この方が燃料計の揺れが小さいかと思っちゃいますけど、殆ど変りありません。燃料タンクには殆どバッフルがありませんので、レベル計の揺れは同じです。
タンクから燃料の漏れていた部位は、一箇所ではなく、給油口パイプと、レベル計の付いているプレートの一部、そしてドレンプラグで、一番酷いのは給油口パイプでした。給油パイプとドレンプラグは交換しますが、プレートのガスケットはコルクなので、再使用は出来ません。耐油ゴムシートは以前持っていたのですけど、タンクが機械的な平面が出ていないので、単純に交換しても漏れるので、シリコンガスケットを盛り上げて、乾燥させてからプレートを止める作戦にしました。これで駄目なばあいは、大井先生の時に使ったゴアテックススポンジしかありません。
ヒロシに燃料タンクの作業指示して、その間、当方はCTISの配管の引き回しを行いました。用意されている配管は96年式以降用ですから、手動切換式とは配管のレイアウトが異なるためISSEI-GOでは、『帯に短し襷に長し』の状態でした。フロント回りは当方の在庫品と用意してもらった配管を色々組み合わせて、短い物はアールズの部品で延長して、つじつまを合わせましたが、遂に最後の一箇所で長さが余ってしまいます。長さが余ったのは右のリアで、ココだけ他の物と比べて極端に短いため、この配管は端末がカシメ式なためカットが出来ません。苦肉の策としてサスアームの邪魔にならない場所でワンループさせましたが、不本意です。とりあえず構造物から下に出ていないので、これで我慢して貰うことにします。燃料タンクが無い時の方が作業し易いので、ついでにATのチューブ配管のうち、2本だけ先に交換しました。通常、ゴムチューブは金属部分に3-5cmほど差し込んで、ホースバンドを締め付ける方法が一般的ですけど、この部分は10cm以上差し込んでありました。何か意味があると困るので、そのまま同じ長さで交換しましたけど、こんなに長く差し込んだのは初めてです。もしかすると、この部分はとても切れやすいので、切れた場合に余剰部分で普通に接続して応急処置が出来る様になっているのかも?。燃料タンクが出来上がった時点で、もう『黒バラ』の時間でしたが、来週一人で乗せるのは効率が悪いし、作業の切れめも悪いので、ヒロシに無理を言って、タンクを車体に固定するまでの作業をしてもらいました。来週はエンジンオイル、冷却水を入れて、漏れチェックを行う予定です。恐らく次工程の『加藤電機』には、今月の末に押し込めちゃいます。

2007.3.9.    石飛 毅氏

加藤電機からエアコンの修理が上がりました。
昨日報告したレシバータンクとエキスパンションバルブの交換が済みました。ただ、レシーバータンクは、加藤電機に合う物があると言うことでお任せしました。ただ圧力スイッチはジョイント部分が異なるので、スイッチも交換です。これのお陰で機能アップが出来ました。H1のオリジナル圧力スイッチは、アエコンのGASが抜けてしまった場合に、コンプレッサーの保護を行うため、配管内の圧力が一定圧無いとコンプレッサーが回らないようになっています。今回取り付けた圧力スイッチは、圧力が2.5Kg/cu以下と、最大18Kg/cuでOFFになる物です。エアコンのGASが入っていない場合、冷媒によって搬送されるOILがコンプレッサーに回らなくなるので、コンプレッサーがロックしてしまいます。また外気温が高く、コンデンサーで冷媒が十分に冷やされない時に圧力が上がりすぎて、これまたコンプレッサーに負荷が掛かりすぎて駄目になるばかりか、配管から漏れてしまいます。
加藤電機から冷媒の重量を聞かれたのですが、マニュアルでは0.900−1.2kgだったと記憶していたのですが、即答できなく、逆にどれ位入れたのか聞いたところ1.1kgが丁度いい感じだと言うので、それで良いと回答しました。その前には当方は圧力上昇が怖いので量的には少なめにしておりましたが、加藤電機にどれくらい抜き取れたか聞いたところ8-900g位入っていたそうです。ただ、オイルがちょっと多めだったらしいです。ついでに、各エアコンのジョイントの漏れ点検も行ってもらったので、当分は大丈夫じゃ無いかと思います。
エアコンの点検とはいえエンジンルームを覗いてくれたお陰で、ベルトがソロソロ駄目なのを見つけてくれました。まだ、キリキリ音がするほどではありませんけど、音が出始めたらプーリーにも影響があるので、これは近いうちに交換しようと思います。ちなみにベルトは4年前に交換して走行は3万キロ程です。HUMMERのレシーバータンクは大昔からあるスタイルですけど、最近の国産車は色々形が変っていて、写真の黒い筒が最近のレシーバータンクです。これに依ってエアコンのメーカーで相互互換性が無くなって来ているそうです。取り外したレシーバータンクは、思ったより重量が少なくて、まだ使えそうでしたが、レシバータンクの中には乾燥剤が入っているので、長期間使っていると重量が重くなります。また、長期間使っていると中の乾燥剤が配管内に出てきて、エキスパンションバルブを詰まらせる原因になるので、消耗品と考えた方が良いようです。
本日、加藤電機から教えて頂いた事で、心当たりのある部分は以前に報告した事ですけど、H1のエアコンのトラブルや冷却能力不足は、他の車種より多い気がします。しかし、調子の良い固体は全く壊れないし、良く冷えています。多いのはGASのオーバーチャージ、配管からのGAS漏れ、コンプレッサーのロックと、GAS漏れ等があります。当方としては、これらを恐れてGASを少し少なめに入れています。近々の冷房力よりシステムの保護を第一優先にして、冷房力のアップは、電動ファンを追加する事で補っていました。電動フアンは効果が確かにあって、吹き出し口から出て来る冷気は冷たくなります。GASの漏れは、配管の品質が良くないと思っていたのですけど、レシバータンクだけを頼りに良く冷えるようにGASを入れすぎてしまい、高圧側の圧力が上がりすぎてしまってGASが漏れてしまうのでは無いかと思います。
以前、当方もひえが悪いと感じてGASを7缶以上チャージされた事があり、結局コンプレッサーを破損し、配管も破損しました。渋滞の多い日本ではアメリカ使用のままでは、高圧側が上がりすぎちゃうため、GAS漏れを起こし易い気がします。今回取り付けた、デュアルタイプの圧力スイッチは、このトラブルを回避するにはピッタリだと思います。コンプレッサーからのガス漏れは、上記の問題の他に、取り付け方法に問題がある場合があります。加藤電機の言いつけを守って当方のコンプレッサーも交換しましたけど、全くGAS(オイル)漏れがありません。しっかり綺麗なアルミ色をしています。暖冬でしたから、エアコンを使うのは今年は早そうなので、エアコンでお悩みの方に早めに良い報告できそうです。

2007.3.7.    石飛 毅氏

当方のHUMMERのリアエアコンが、昨年の秋頃から効かなくなりました。
加藤電機がガレージに来た時に、リアのエキスパンションバルブが開いていないと言う事だったので、暖めたり叩いたり、色々やりましたけど、交換しないと駄目だという事になっていましたけど、何時になっても交換する時間が取れないのと、加藤電機が春先になるとエアコンの修理がドーンと来て忙しくなると時間が取れないので、今のうちに『やらない?』と言うので、本日入庫しました。修理状況は余り画像は良くないのですけど『こんなでした』と言う写真が送られてきました。故障は予想通りエキパンの詰まりでしたけど、ゴミや水分が原因で詰まっていたのではなく、バルブを開閉する機構(熱による膨張・収縮でバルブを開閉します)の不良で、締まりっぱなしだったようです。
当方のACは、エンジン積み替えの時にレトロフィットキットに交換済みで、この時にレシーバータンク、ホースの交換を行いましたが、リアエアコンは、今までメンテナンスしていません。この外に、昨年はコンプレッサーの交換を行いました。せっかくガスを回収して修理をしているので、ついでにレシーバータンクも交換して貰う事にしました。加藤電機の話では、気になる配管内のオイル劣化は無いとの事なのですが、コンプレッサーを長持ちさせるには量と質は大変気になるので、『10年持ちます?』と、脅かしていたので、配管の洗浄とオイルの交換はするかも。
先日、加藤電機に渡したボッ壊れスターターが完全修復しました。思ったより状態は悪くなく、フィールドコイルの巻きなおしも楽だったようです。ピニオンギア、ワンウェークラッチとブッシュは交換されていました。これでスターターは即納です。価格ですが、未だ計算していないのと、返却コアの状態によって修理費が異なるので、価格は『時価』になりそうです。ただ、せめて幾らから幾らの間と言う事位は解らないと困るので、チャンと価格を出してもらいます。そんな状態ですけど、現在、即納状態ですから皆さんご安心ください。以前にも報告しましたけど、H1(除くGAS)のスターターは、排気量の割には大きいです。従って大電流が流れるので、バッテリーが弱っているのに、無理して回すと消耗が激しいので注意が必要です。
先月末に松原さんから、ALPHAのイラストが送られてきました。そして昨日、友野さんから、TOMONO−GOのイラストが送られてきました。広島の方の業者さんに依頼した物で、写真をベースに作成するようです。データーはお代を払った後は、色を変えたり伸ばしたり勝手にして良いそうです。『お袋さん』の作詞家みたいに勝手に変えても怒らないそうです。ちなみにお値段はTOMONO−GOは、ゴチャゴチャしているのでALPHAのイラストの倍だそうです(納得)。興味のある方は、詳細は松原さんに聞いて下さい。

2007.3.5.    石飛 毅氏

ボールジョイントの交換作業をフロント左側から開始しました。
作業をする順番は特に決めていないのですけど、大体フロントの左から作業を始める事が多いです。ちょっと前に友野サンのHUMMERのボールジョイントが新車の時のままでビックリした記憶があります。あれだけH1の部品を輸入しているし、ゴージャスな部品で装備しているのに、ボールジョイントは頭が丸いヘナチョコボールジョイントのままでした。しかし、交換した時は普通の物ではなくて、市販品ではないボールジョイントに交換して、一気に強度アップしました。一成さんのボールジョイントを外した写真は、昨日アップしているので参考にして欲しいのですけど、ボールジョイントが入るサスペンションアームの先端に丸い穴が開いています。そして、取り付けの穴は使っていたボルトより遥かに大きな穴が開いていました。この形状はALPHA前までと同じで、今まで来た先端の丸いボールジョイントを使っている場合は、半欠けの部分にボールジョイントが付いていました。
最初の一個目で色々検討して、それからの段取りを決めますが、新しいタイプのボールジョイントと交換するには何も問題は無いと判断して作業を始め、先ずは、フロント左を組み上げて、リア左に行くとなんとアッパーアムの形状が違っています。そして念のためフロントの右側を確認すると、右側はリアと同じく開放型でした。。。開放型だと、ブーツが潰されたときに変形してグリスが飛び出してしまいますので、この部分は円形にする必要があります。
新しいボールジョイントを付けるには、円筒のリングを作って取り付けるか、サスアームを交換しなくてはなりません。この形状のリングを作ると言っても、そう簡単にはいきません。色々考えた挙句、とりあえず、今まで付いていたボールジョイントのボール部分を取っ払って、そこに大きな穴を空けて、それをアッパーアームに取り付ければ、形的には同じようになります。そこでボールジョイントを分解して見ましたが、意外と分厚くて、これを使うにしても手ばっかり掛かってしまう事が判明。そこで思い切ってフロントはどうにか時間が掛かっても、この部品を作ってサスアームに溶接する事にして、リアは事故車のアッパーアームを使うことにしました。このほうが確実に早くて、信頼性が高いからと、サスのブッシュも硬化しているし、10年持つには交換を選びました。
事故車のアッパーアームをボールジョイントごと外して、そのまま使おうとしましたけど、最新版のボールジョイントは、ボールの寿命よりブーツの寿命の方が早いので、ボールは健全でしたが、10年では確実にブーツが破れるので、新品と交換しました。このお陰で、リアの足周りは、まるで新車の様になっちゃいました。H1の初期モデルはこの辺の部品はハンビーと同じで、地雷を踏んだときにフロントタイヤが車体から綺麗に分離するべくボールジョントを止めているボルトもピッチが荒く細い物を使っています。一般的に軍用車と言うのは走行距離は案外短くて、耐久性があるとは言い切れない部分があります。ただ、ハンビーの場合は、それまで、大きさが数種類あったのを1つにまとめたため、2ドアの軽い物から、アンバランスや、シェルターのベースになったりと、かなりペイロードの高い役割もこなすため、比較的耐加重の高い構造になっていますが、所詮消耗品です。
従って、シビリアンモデルのHUMMERになってから、耐久性に問題のある部品が色々と出ています。これらのパーツを古い車体にも使用できることがHUMMERの偉い所だと思います。ただ、残念なのは、これらの部品を交換は可能ですが、新しい年式の方がボルトオンで対策部品だけ交換すれば良いのですが、古いHUMMERの場合は周辺の部品も交換しなくてはならない場合があります。一成さんのサスアームはこれにあたりまして、95年以降は何もする事無く最終バージョンのボールジョイントと交換できます。フロント左のボールジョイント以外の取り付けが終わり、リアデフのサイドシール交換を行いました。4輪独立懸架のH1はデフは車体に固定されています。固定ポイント左右のアウトプットフランジの所と、インプットシャフトの所です。
デフのサイドシールを今まで交換した時は、ローターとスピンドルフランジを外して、そのほか何も外さないでシール交換できましたけど、なぜか一成号はこの固定金具がオイルシールを塞ぐように取付けてありました。どう考えても無理なので、素直にステーを取り外してシールの交換を行いました。毎回この部分のシールを外す時に苦労をしますが、新しい角度の変るシール抜きだととっても簡単に抜くことが出来ます。また、この部分のインストーラーもNEWアイテムとして入手していますので、インストールも楽チンで、失敗する確立が減りました。
取り外した取付金具を98年式の物と比較すると全く同じでした。色々考えた結果、デフの穴あけ加工のミス以外は考えられませんでした。とりあえず、使う上では問題は無いので、この部分はそのまま元に戻して終わりにしました。ちなみに、リアデフの左はインナーシールのみ、右側はインナー、アウターの両方を交換しました。この後、ハブのインプットシールとCITSのシール交換を行いました。ハブのインプットシールは、段無しの円筒に所定の位置に止めるため、専用工具が無いと最新のシールを使うことが出来ません。自慢みたいになるけど、この専用工具もNEWアイテムとしてゲットしましたので、安心してボーっとしてても組み込めます。作業をしている間に気が向くとハーフシャフトにペンキを塗っていたので、ハーフシャフトは綺麗な発色をしています。
さて、ブレーキですがパットの減りも、ローターの減りも均一で、正直な所ピストンの動きを確認して良かったら、キャリパーがチャンと動くようにピンの清掃と純正指定のテフロングリスを塗り込むだけにします。ここまでやっているので、キャリパーのOHは面倒なわけではありません。OHするのであれば、回すとお亡くなりになりそうなブレーキ配管を準備してからじゃないとチャンとOHが出来なさそうだし、ブレーキ液の漏れが無いからです。
来週は土曜日に足回りを組み上げて、タイヤを付けて時間があったらHIDの取り付けを行い、ヒロシが来る日曜日に燃料タンクを降ろして、燃料計センサーの交換、燃料漏れの補修、CTISのリア用配管まで出来ると思います。そうそう、クーリングキット用のガスケットが無くなったので、今の所部品待ちはこれぐらいです。ヒロシに溜まっていたバイト代を払ったので、晩飯は田島さんが持ってきてくれた静岡限定の『きんちゃんヌードル旨塩味』で誤魔化されました。
今日の出来事。。アルバイトの配達員が、全員当方のガレージを知っているから、ピザハットからピザーラに乗り換えた事は先日報告しました。本日も、お昼はピザーラにスパゲッティーを注文した所、『場所が解りません〜ん』と電話がありました。騙されたのに腹が立って、配達のアルバイトちゃんに『店の地図にハマーカレージと書いておいてよ』と言ったら元気良く『ハイ!』と返事をしていたので、ピサーラにはもう一回だけチャンスを与えてあげようと思っら伝票を見たら『ハマオ』って書いてありました。これじゃ牧野さんのHUMMERの名前じゃん。http://www.rickey-net.com/goofy/参照
デジカメ。。。当方のガレージ用のSONYのデジカメ(T-10)は小汚い手で使っても良いし、落としても、水に濡れても安心なスポーツパックと言うケースに入れて使っています。これが物凄く便利で自慢しています。だから、『良いですね』なんて言われちゃったら、調子に乗ってしまうぐらいです。金曜日に会社の旦那がH2に乗っている同僚が、子供チャンとスキーに行くと言うのでスキーにはこれが持ってこいだから使って。。。と押し付け貸ししました。
当方にはバックアップ用(見栄っ張り用)の柳本さんからお借りしている、CASIOのS770があるので、作業報告には問題が無いと思ったのが命取り。。。土曜日の夜、作業報告を書いて先生に送った時までは、ちゃんと動いていました。撮影のたびに手を洗うので、いつもより手が綺麗で、汚れを気にしながらの方が良いかな〜と思えました。しかし、日曜日の朝、数枚写真を撮ったら、途中で勝手にレンズを引っ込めてお休みしちゃいました。電池切れかと思って、クレードルに刺しても直ぐに充電を始めません。そのまま数分放置すると赤いランプが点いて充電を始めてくれたので、そのままにして2時間ほど経ってランプを見ると、グリーンになっていたので、クレードルから抜いて電源を入れても、レンズが一回出るけど、直ぐにクビを縮めてお休みしちゃいます。今日は事故車からのパーツの分捕りとか、ダイナミックな作業が多かったので、一成さんに『俺はここまでやってんだ〜』と恩着せがましい写真を撮ろうとしたのですけど。。。何回か充電を繰り返したのですけど駄目なので、明日はCASIOに電話だ!と決めました。しかし写真が無いのは残念なので、以前、野澤さんから分捕った、『オバQ』みたいな形をしたデジカメを保管していたのを思い出して、電池を入れて、これで撮影をしました。おもちゃみたいなデジカメなのですけど、チャンとSONYのサイバーショットです。家に帰って、CASIOに状況をキチンと説明するために、トラブルを再現させるためにスイッチを入れましたが、ガレージの時と全く同じでした。一応メディアには朝の写真が残っているので、これをPCに取り込むためにSDカードを取り出して、取り込んだ後にSDカードを入れて何気なくスイッチを入れると、何事も無かったように正常動作をしています。まさか、と思って何度もさっきから何十回もスイッチを入れたり切ったりしていますけど、全く問題ありません。。。どーしよ?
ハブにシールをハンマーで叩いて打ち込んでいる時に、酔っ払って電話して来たメンバーがいます。『カンカン音がしていますね〜』。。。『ご飯食べましたか〜』『まだ』『家はウニと、イクラと。。。。ケンも来ていますよぉ〜』『俺は今お湯を沸かしているんだよ』『カップ麺だー!当りでしょねぇ、ねぇ当りでしょ』『・・・・』『あー黙っちゃった。。。あのさーいんでー(INDYです)誰が行の?何台?俺もメンバーに入っていますよね?行くって言ったの俺が一番先でしたよね〜』『チャンと野○さん入っていますよ、でも希望者が多かったら俺は行かなくても良いかなぁ?』『だめ。駄目ダメダメ〜ェッ』『インデーですよ、行かなくちゃ!男と見込んで頼まれたんだから、どんな事があっても行かなきゃ!俺は今度は皆と前日から入りますから、そして朝一番のインデーのコースをHUMERで・・・・・・』『ちょっと待った。HP見ていないの』『すいまちぇーん、今日は家だから見ていまチェーン』『あのね。今年は無いの、コース走行は無いのよ』『えっ、じゃあ止めます』ガチャ。どうも観客が居なくても、そう簡単に走る事が出来ないコースを自分のHUMMERで走りたい人がいるのを再認識しました。現在、申し込み車は松原、村上、松本、軍歌、酔っ払いと当方を入れて6台です。もてぎに連絡する最終日は3月31日なので、当方への締め切りは29日にします。またH1オーナーでクラブ員以外の方でも結構です。ただし、団体行動のチャンと取れる方(普段は身勝手でも、その日だけ猫を被って御利口になれる人)であればメンバー以外でも構いません。red-hummer@hummer-club.jp

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2007.3.4.    石飛 毅氏

先般、第一報として報告しましたINDYの打ち合わせを行うために、『ツインリンクもてぎ』のスタッフ3名と、HUMMER H2 OWNERS CLUBのメンバーがガレージに来てくださいました。
昨年に続き『HUMMER スペシャル』として、H1.H2の展示を行います。場所は前回と異なり、もう少し南よりに直線道路に一列に並べます。日程は、4月21日(土曜日)ですが、昨年同様早朝より展示体制を敷きます。残念ながら、今年は昨年の様にINDYレースが行われるコースの走行はありません。展示のみれです。一応、先方の展示予定台数は30台ということですが、前の週に『春のミーティング』がありますし、現在、参加希望者は当方を含めて5台です。締め切りは未だ提示されていませんが、まだ間に合います。ただ、締め切り後の参加表明はご遠慮ください。H2 OCの方は、新しいメンバーの参加ご希望者が見込めますので、無理して申し込まなくても大丈夫です。
INDYの打ち合わせの後、H2 OCのメンバーと暫く綺麗に掃除されたガレージで『おしゃべり』しました。H2 OCも2年が経って、メンバー数が100人を超えて、体制を整えるため組織化したようです。100人もいると色々で、とりあえず幽霊メンバーの整理を行って、現在70名にまでダイエットしたようです。これから色々メンバーで盛り上げていくために一頑張りしなくては成らないようでしょう。そんな事があって、今までH2 OCの田村さんがH2 OCを卒業しました。今まで田村さんは、2年前に当クラブのメンバーになっておりましたが、同じ頃発足したH2 OCの方に注力していましたので、余りメンバーとの交流はありませんでしたか、今後はミーティングやガレージに顔を出す機会が増えると思いますので、いじめないで上げてください。更に、H2からH1に乗り換えたH2 OCのメンバーもいますので、今後は、H2 OCとも、コマメに連絡を取りながら、クラブ活を続けますので、宜しくお願いします。
そもそも、当クラブ自体も松原さんと発足した当初は色々ありました。ホンの初期には、全てのメンバーの意見を受け入れで仲良くと思いましたが、10人いれば10個の意見があるので、これをまとめる事は不可能に近く、尚且つ、多大な労力を注ぎ込んでも、所詮、道楽ですから熱を入れすぎても息切れして長続きしなくなると判断して、お決まりの会費を無くし、(実態は誰も2年目に払う意思が無かったし、誰も請求し無かったからです。)更に、名簿や会則も作らずに運営する事にしました。
その当時、不満のある人は、『クラブを別に作ってくれても結構です』と公表しましたし、2つほどH1のクラブが出来たようですけど、実体は何もありません。その代わり、お会いすればメンバーも非メンバーも同じように扱うし、入会してしまったがために、嫌々お付き合いする嫌な思いをする必要もありません。ですから、顔を見れる年2回のミーティングか、当方のガレージに出向いてもらい、クラブの事を見極めてもらってからメンバーになる希望があればお受けしています。ただ、発足当時メンバーからは入会金と年会費の合計2500円を頂いているので、これは頂き、ステッカーとプレートを配布していますけど、もうプレートの在庫が無いので、これもどうしようかと思ってます。
こう書くと、メンバーは極悪に聞こえますが、そんな事は無く、HPのサーバーのレンタル代をカンパして頂いたり、当方の負担を軽減するために維持のために色々な形で協力してくれています。その協力の度合いなんて色々な形ですから、誰がどうしたこうしたなんて一切問いませんし関心もありません。一寸した事でも、タイムリーだったりする事もあるので、単純に比較する能力は持ち合わせていません。ガレージに来て応援と言うのもあるし、励ましのメールを頂くだけでも張り合いが出ます。遠方の方の場合は、念力だけ送ってくださっても結構です。個々のメンバーが、自分なりにクラブを盛り上げていくつもりがあれば良いっていう事です。長々と書きましたけど、これからH2 OCとは何かと色々関わりが増えると思いますので、宜しくお願いします。
今日、H2 OCメンバーとの話の中で、H2の制動力をアップする話が出たので、ブレンボーの価格をプレデターで調べましたが、アメリカでもフロントフローティング6ポット15inで4395ドル、リア4ポットで3595ドルと、思いの他高いですね。部品代だけで100万円超えですね。ディスク交換はボルトオンですから、面倒なのはブレーキラインのエア抜きだけなので、恐らく半日掛からないで交換できるでしょうから、工賃はさほど掛からないか、器用な人なら自分でも交換できちゃうでしょうね。少しパーツを落としてウィルッドだと、フロントが16インチ6ポットで3500ドル程度で購入可能なので、前後交換してもこれなら80万円位で行けそうですね。誰かやるなら手伝います。

久々に、倉持さんがお見えになりました。最近、お仕事の方が忙しくてHUMMERには乗っていないようで、インプレッサでお見えになりました。もう少しすると時間が取れるそうなので、アメリカにでも行こうかと言ってました。羨ましい。。。。
一成さんのHUMMERは、以前ボールジョイントを交換したときに、ブーツを破損されてしまって、ボールジョイント自体は元気でしたがグリスが漏れて、触りたく無いほどきったねー状態でした。友野さんの所に今週入荷して、送ってもらう予定でしたが、燃料レベルゲージと、給油口のホースとドレンプラグしか来ませんでした。従って、他の作業をしようと思いましたが、確か、当方用のボールジョイントがあったはずなので、棚を探すとアッパー4個とロアー2個(ロアーだけ以前交換したため)、ボールジョイント交換作業が出来る事になりました。
ボールジョイントを外すのには、当方は2本爪のホークを使っていますけど、これは大ハンマーでボールジョイントに差し込んだフォークのお尻をガンガン叩くので、余り精神衛生上、良くありません。ロアーアームとかステアリングアーム用のプーラーはあるのですが、ボールジョイント用は未入手です。この作業をするときは、今度買おうと思うのですが、最近は頻度が低いので、忘れてしまいます。ボールジョイントを抜いて、新しいボールジョイントを仮に載せた所、取り付け用のボルトのサイズが94年までのと、新型では違う事を思い出しました。このサイズのボルトとナットは在庫していますが、ワッシャーの在庫はありません。同じような大きさであるM10用のワッシャーは在庫がありますけど、外径が大きいので収まりません。ランドマップに在庫が無いか問い合わせましたけど、ランドマップにも在庫が無いので、仕事中のヒロシに電話して、32個ワッシャーを作ってもらいました。これを、明日当方がインチキ焼入れして、硬度を上げて装着します。
ショックアブソーバーのブラケットを塗装して乾燥している間に、エンジンルームの配管のクランピングと、先日メッシュホースがかっこいいから増やすために、エンジンクーリングキットを付けろという命令があったので、アールズの配管の組み立てを行いました。配管の設置はエアクリーナーを付けても良く見える様にするため、仮に置いてみました。ショックを2本交換して、ハーフシャフトを見ると、これもグリスまみれになっているので、サンドブラスターで、汚れを取ると、焼きの入った鉄部分がとても綺麗だったので、黒で塗装するのは勿体無いので、下回りのワンポイントとして色物にする事にしました。スプレーの在庫を見て、本当は嫌だけど『赤』に決定、サフェーサーを塗った後に赤で塗装したら、塗った直後は良い色だったけど、乾燥すると発色が今一でした。納得出来ないので、一度白を塗って再挑戦する事にしました。気が付いたら、また12時を回ったので、白スプレーを塗って、本日の作業は終了。

 

 2007年2月