2007年5月  HUMMER ESSAY 2007年6月      

2007.6.29.    石飛 毅氏

昨日のH2用のパワーアップコンピュターを早速注文した方がいますので、入荷後取り付けて評価してみますので、とりあえず、この様子を見てからの購入をお勧めします。
数日前に、タクシーに正面衝突したワンボックスの映像がニュースに流れましたが、これは最近流行のドライブレコーダーの映像です。これとは違いますけど、走行中に当て逃げされてYOU-TUBEに出て、大騒ぎになったりしていますが、何かの時に映像が残っている事で事実が捻じ曲げられる事は無いでしょうから、ドライブレコーダーが今後躍進しそうです。以前ココでも紹介しましたが、加藤電機のお客さんがエクリプスのドライブレコーダーを購入したので見に行ってきました。当方の手抜き調査では、我々一般車両用としてはHORIBAの『どら猫2』と『マルハ』と、今回見たエクリプスの物が出ています。これからもっと増える事と思います。現在、この手のドライブレコーダー装着率が低いし、販売量もさほど多くは無いので、見た感じでは仕上がりや使い勝手は『未だ』と言う感じですね。当然、ドライブレコーダー自体に問題があるのではなくて、レコーダーの映像の保存が本体またははCFカードでした。今日見たエクリプスは直接PCカードを挿入するのではなくて、一旦、PCカードアダプターを通しています。CFカードがメモリーとしてはあまりシェアが大きくないので、PCにCPカードのスロットが無いケースが多いので、PCカードアダプターにしているとしたら、チョッと偉いかも。どのモデルも設置する時にビデオ画像信号が出ていないので、カメラの位置を決めるのに不便そうです。恐らく次世代では装備されそうですね。その次の世代は、バックカメラ等マルチチャンネルも予想できます。当方も、現状モデルでも良いので、前向きに導入を検討しています。http://rakunavi.daijiten.com/drive_recorder/

2007.6.28.    石飛 毅氏

プレデターのHPに
H2 http://www.predatormotorsports.com/index.asp?PageAction=VIEWPROD&ProdID=191
H3 の http://www.predatormotorsports.com/index.asp?PageAction=VIEWPROD&ProdID=425
パワーアップコンピューターが出ています。
昔からアメ車のチップは色々な所から出ていましたけど、最近はチップ交換式から、書き換えになっています。H1ではかなりの台数がプレデターのコンピューターと交換してるのを見受けます。ターボの場合はブースト圧の変更と燃料増量ですから内容は明確で、お手軽に交換できて、結構パワーアップを体感出来ます。このコンピューターは+64hp(H2)+40hp(H3)の馬力と79ft/lbs(H2)のトルクアップですけどGASエンジンの場合は、どの程度体感できるかは体感した事がないので解りません。HPに出ている価格は、コア(元々付いているコンピューター)を返却する価格です。従って、今使っているコンピューターをそのまま手元に置いておく時は、更に450ドル掛かりますので注意が必要です。更に、送料と通関時に消費税と手数料が取られるので、実際に買って見ないと総額は解りません。誰か試したら結果を教えてください。

2007.6.27.-2    石飛 毅氏

しつこいですけど、先日のナンバー見えない作業車の最終報告です。
車両は特定できて、破損した塀は修復する事になりました。また、見えないナンバーは後方の操作盤のカバーを閉め忘れたためだそうです。たまたま、昨日同じような車両を見たら、確かに操作盤にはカバーが付いてて、それを開けると同じようにナンバーが見えなくなるのを確認しましたので、これにて全て完了です。最近、一寸した事でも、世論が大きく盛り上がるととんでもない事になるので、大手の会社でも、さすがにこの手の話の対応は早かったですね。一件落着
今まで、タービンの改造をしてくれていたスピードボックスのHPが、良い感じになってオープンしていました。HPのトップ写真が出ているオッサンがチューナーです。ハイフロータービンに改造する場合は、今付いているターボチャージャーを外して送ると、大体1週間で返送されます。モチロン送る前に、価格と納期と仕様の連絡してからじゃないと駄目です。ただ、壊れてしまってからの修理の場合は、駄目な場合もあります。ターボチャージャーは非常に精密で高回転で回っていますから、軸受けのクリアランスが大きくなってブレードがハウジングに当たってからでは、リビルトが出来なくなりますので、もうソロソロ危ないと感じたらノーマルオーバーホール(価格は少し安いです)も、してくれますので、相談してください。今まで、HUMMERでスピードボックス起因のトラブルはありませんので、アメリカ産リビルトより安心です。
ALPHAのターボチャージャですが、当方の予想どおり、かなり高級品だそうです。このタイプはVNTターボチャージャーで、低速時にキチンと風が当たる油圧駆動の羽が付いているそうです。最近では、ランクルプラドにもこの手のタービンが使われているそうです。さて、この手の元々ハイパフォーマンスのターボチャージャのチューンは、かなり難易度が高いらしく、一体どの部分をアップするか聞かれましたけど、一応全部!と希望を言いましたら『ちょっと検討します』と案外素直な回答がありました。手ごわい相手ですけど、やりがいはあるみたいです。今までは低速重視とお願いしていましたけど、ALPHAの場合は低速は十分あるのでどちらかといわれたら、高回転重視かなとも思いましたけど、ヤッパリ一番使う低速も『ドカーン』ですよね!どんな事になるか楽しみです!

2007.6.27.    石飛 毅氏

昨日のナンバーが見えない高所作業車の件について、手掛かりになる会社のお客様相談室に電話して状況をお話しました。
ご担当も大変恐縮して、当方からこの車両の写真を送り写真を見ながら説明しました。車のフロントウインドウ越しに撮影したので、わかりづらいですけど、リアバンパーの白い部分が本来のナンバーで、当方が消したと思われそうですが、ナンバーはその部材の裏側で、昨日の写真ですと、ナンバーの下端だけが少し見えます。担当もこれはまずいと思ったのと、気が付かなかったとしても、塀を損傷したのであれば御詫びをしなくてはならないと言うので、地区担当に報告をするので詳細を打ち合わせしてくれと頼まれました。直ぐに担当から連絡があり、車両を特定して改善と被害を受けたお宅に御詫びに行くようです。さすがに、明らかに落ち度があるので、対応は早かったのですけど、ナンバー取り付け位置に付いては今頃気が付く事自体がオカシイと思うのは当方だけでしょうか???これは持ち込み車検だったら間違いなく注意を受けるだろうし、改造申請の予備検査とかの時に注意を受けないのでしょうか?こうなると、明らかに何処かで車検を受けているはずですから、その車検を通した機関とか事業所は、しかるべき対策と処罰を受ける内容だと思います。全てが終わったら報告をすると申し出がありましたけど、一応辞退しました。

2007.6.25.    石飛 毅氏

最近、本が出たためか、ボーナス時期だからなのか『H1が欲しい』というメールが多めです。
昨年、生産が終了してしまったためかな?と思いましたが、元々ALPHAは高価すぎて、そう簡単に手が出ませんから、あんまり関係が無いと思われます。現実問題としては、04年モデルが実質的な最終ですから、現実的に入手できるH1は、もう3年も前に生産が終っている事になります。そうは言っても、01年モデルでも10万ドル以上していましたから、中古とは言え、浮世離れした価格です。また、アメリカから来ている中古車の程度は、非常にバラツキがあります。同じモデルでも、かなり状態に差がありますので、購入後に出費が嵩まないように複数の固体を見てください。前のオーナーの使い方によっては、見た目の外装や足回りが綺麗でも、一皮剥いたら目も当てられない状態な事は多々あります。H1の場合は、大きなプラモデルのような物ですから、かなり酷い物でもお金を掛ければそれなりになります。しかし、それに伴う出費を考えると、出来るだけ状態の良い物を買うに越した事はありません。どうぞしっかり見て購入してください。
土曜日に、松原さんが注文していたALPHAのターボチャージャーを持参してガレージにお見えになりました。早速、梱包を開いてターボチャージャーを拝ませていただきましたが、実に立派です。6.5L用のターボチャージャーと、GTRのターボチャージャを比較すると、さほど違いは感じませんでしたが、ALPHAのそれは超デラックスで、カローラとセルシオ位の差があります。早速、スピードボックスに連絡して、チューニングの相談をしました。スピードボックスはさすがで、当方のタービンの説明をすると、どんなターボシャージャーが直ぐ解ったみたいです。現在のチューニング方法と度合いを説明して、550馬力なんですけどと言った所、ちょっと信じてくれていませんでした。しかしコンプレサーの径を計って伝えたら、そのでかさにはビックリして『それなら5-600出ますねー』と太鼓判を押してくれました。
スピードボックスには、兎に角ギリギリのチューンをしたいと伝えた所、それに見合う羽は持って居るので可能ですが、コンプレッサーの削り代がどれ位残っているかによるそうです。おおねのケーシングの厚みを伝えた所、結構行けそうな感じでした。それでは新品のタービンを。。。と伝えると、今付いて居るのと新品があるなら、付いている方を送って新品は何かが会った時のために保管しておいた方が良いと薦めたられました。松原さんは、新品をやっっちゃってくれと言いましたが、スピードボックスにしても当方にしても、何かあった時に直ぐに復帰できるために予備が残っていた方が気が楽だし、どうせなら新品をキープしておいた方が良いので、先ず、今週は取り外しをして来週改造が終ったら組み込む手はずにしてもらいました。
ALPHAは、以前からATFのフィルター近辺から漏れがあったので、カートリッジ式のフィルターを手配するように言ってましたが、量的にはさほど多くは無かったためか中々手配していませんでした。しかし、前回オイル交換した時にソロソロ交換したほうが良いと伝えて、自宅に戻ったら、ALPHAの下にチョッと大目のオイル漏れを発見して、これはまずいと思ったらしく、大急ぎで手配したようです。そのついでにターボチャージャも注文をした見たいでしたが、オーダーを受けた友野サンからそれを聞いて、一体何をするのか聞いたところ『ハイフローにするらしいよ』との回答。そうなると当方の所に作業がくる可能性が高いので『タービンだけの手配ではダメダメALPHAはバリアブルターボだし、水冷だし、オイルラインも別配管(だと思った)だから、ガスケットが沢山必要だから、調べるから手配を待って』と伝えて、半日間パーツリストとにらめっこ。一応、必要だと思われるパーツは拾ったが、それはあくまでもターボチャージャを交換するときに飛鳥なガスケット類であって、それを外すために、色々な補器類を外すのに必要なガスケットもありえるため、主だった周辺のガスケットキットを購入しました。また、ブローした時のために、ヘッドガスケットもついでに購入。また燃料フィルターも定期交換部品に入っていたので、これも注文しました。色々なレポートを見ていると、燃料フィルター起因のトラブルも出ていましたし、これだけのチューンをすると、燃料フィルターの圧力損失がそのままパワーダウンに繋がるので消耗品です。
まず、ガレージに入庫して、松原さんから報告のあったオイル漏れの点検をすると、漏れているのはATではなく、ドレンボルトからエンジンオイルが漏れていました。前回交換したのは当方なので、これは申し訳ないと、締め込み状態を確認するとしっかりしまっていました。ドレンボルトを抜くと、ドレンボルトのガスケットは銅ワッシャーでした。当方はドレンボルトをOリング式に変えているので、オイル交換のときにシールを余り気にしませんし、ISUZU製のエンジンですから、ドレンボルトの仕上げは良いと勝手に思い込んでいましたので、交換していませんでしたが、これが原因だったようです。これは、前回一成さんのH1用に買った物と同じアールズで売っている物と交換します。
さて、タービンの交換の報告をします。6.5Lのターボ交換で面倒なのは、内装のバラシと熱で固着しているエクゾーストパイプの取り外しで、インタークーラーが付いている時は、配管が一番面倒になる位です。それでも、エアコンのコンプレッサーやオルタネーターを外す事はありません。ベルトすら外しません。従って、よほどの事が無い限り、1日でターボの交換が可能です。内装のバラシも手馴れているので、一人でも30分掛からないで、ドックハウスの蓋を開けることが出来ます。ところが、ALPHAはそう簡単にはいきません。まず、エアインテーク自体を取り外すにも、強引に引き抜く荒っぽい方法であれば抜けるかもしれませんけど、取り付けの時にまた苦労するのが目に見えているので、エアコンプレッサーからエアコンのコンプレッサーまで外しました。これらを外すのは、高レベルな作業ではありませんので、面倒でも失敗の無い作業が出来ます。それに、始めての作業ですから、慎重にするのは当たり前の事ですから。それでも、以前学習してベルト交換用のSSTを購入しましたので、ベルトを外すためにバッテリートレーやサージタンクまで外した前回よりは手抜き?が出来ています。
タービンの位置は6.5Lの時と同じです。遮熱板は6.5Lの大きな物をとは異なり、必要な部分に芸術的なプレスされた板で付いています。更にタービンも水冷になっていますので、ターボチャージャーもシェラウドで囲われています。左右のエクゾーストパイプはターボシャージャーの下のマニホールドに繋がれ、そのままタービンに導入されて、排気は物凄く太くて重いダウンチューブに繋がれいています。コンプレッサー側は、吸入口が大きくなった分
太くなっています。この辺までは、案外余裕で作業していましたけど、タービンを摘出する為にタービンに繋がっている配管配線を一つづつ外して行く内に段々不安がつのって来ます。ALPHAはエンジン車載状態でのタービン交換は、想定していないのではないかと思われる点が数点見受けられます。タービンのシェラウドもホンの少し当たってしまい綺麗に外すことが出来ません。ホンの少しカットすれば簡単に取り付ける事が出来るのに。。。特にオイルラインに関しては、エンジンへの戻りはタービンの下!部分的にはメッシュになっているけど、タービンを半分ずらしてレンチもふれない狭いところにあります。タービンを上から抜けるトラックなどは問題無いですけど、後方にズルズル引き出す(恐らく重量は30kg位ある)引き出さなくてはならないH1の場合は力の要る知恵の輪の様な状態です。まだ固い配管は良いのですけど、冷却水の配管は悲惨です。ホースバンドがクリップ式で固着の塊、更にクリップの選択が悪いのか、全開にしてもパイプの膨らみより小さいので、組み立ての簡略化には役立つが使い捨て部品だった。恐らく、この辺の部品を修理で外すことなんか考えていない様です。この部分は国産の部品に同じような物が沢山あるので、部分的にカットして使うことが出来るので、来週一杯かけて、加藤電機に探してもらう事にします。このまま積替えが出来ない可能性もあるけど、とりあえずタービンの摘出をしました。予想道り、周辺のガスケットやパッキンは再利用が出来ない状態だったので、ガスケット類を購入しておいて良かったです。
ちなみに、ALPHAターボチャージャーの調達コストは当方の月収(税込み)より高かったので、6.5Lの3倍近いですね。。。。
さて、本来であれば、ターボチャージャーの性能アップは、ブースト圧の上昇速度や到達度ですけど、未だブースト計が付いていません。ターボ車の管理には、ブースト計は必須なんですけどALPHAの室内をスッキリさせていたい松原さんには、ダッシュボードの上にぽんと乗せたメターが嫌みたです。今までに無く外見は普通で、その気になると凄いALPHAを目指しているので、それは当方も同感です。しかし、性能や機能を十分満たしていないのは考え物なので、ヒロシに『何かデジタルか何かで良いのが無いか探して来い』と言った所、『ブースト単品じゃ無いかも』。どんなのがあるんだと聞いたところ、『色々付いている物をなんですけど』ALPHAのメーターはメモリのいい加減な物なので、色々見ることが出来るなら、それはそれで便利そうだし、『何か』あった時に苦労するのは当方なので、ヒロシには『全部』と言っておきました。
今日、ヒロシが来ると、チャンと調べてきてくれて、行き付けのショップの人に聞いたところ、メーカーの適合表にはHUMMERは無いけど、OBDのコネクターに差し込んで使う便利な物を教えてくれたそうです。価格的にはちょっと高価ですが、ちゃんとしたブースト計を買っても2万近いし、浅井さんの伝送式ブースト計にいたっては、確か3万ぐらいだった記憶があるので、それに比べると配線は楽だし、見る気になると30種類一画面で6項目のデーターを見る事が出来、トレンドもグラフで見えれたり、アラームも設定できますから、メーターの見落としによるトラブルを未然に防げるので、即注文!来週までには間に合いそうです。
もうひとつ、タイヤです。HUMMERのタイヤは先祖と言うか兄弟である初期ハンビーのバイアスタイヤよりはマシです。元々砂漠地帯で運用中に砂に潜ってしまい、当時、カルロスゴーンがミシュランをアメリカに根を張る展開を行っていた時期で、米軍にラジアルタイヤの技術を供出して初期のHUMMERにも使われていたMTが誕生しました。しかし、あのタイヤのサイドウォールにはミシュランとは書いてありませんので不思議でしょうが、アメリカ軍は他国の物を使っている時にはその国のブランドを表示しません。例えば現在米軍で使われているオーストリアのプフのトラックだってマークは使いません。実に傲慢ですけど、それが伝統というか決まりみたいです。実際はミシュランの設計で、そのままOEMでミシュランが作っているのかGOODYERAが技術提携で作っているのかまでは判りませんけど、タイヤの構造は明らかにミシュランのものでした。(サイドの構造がXCLに良く似ていました)確かに価格的にも現在のMTRよりも高価ですし、あんまり市販の事なんか考えていないため、マーケットでも常に在庫が薄く、高速性能が劣悪だったため、HUMMERに関してはMTRに移行しました。ところがそのMTRでも、タイヤの強度は十分で、タイヤの変形やグリップ力は舗装用のタイヤではありませんから、ALPAHには向かない様な気がします。そこで、タイヤの性格を違う物にする事が賢明だと思います。ブレーキ性能そのものは、ブレーキテストでもローターの温度上昇も低く、制動力そのものは十分なので、出来たら、チョッと効きの良い材料にするぐらいで十分でしょう。
ガレージの近くに、大きなホームセンターが出来ました。ALPHAのターボチャージャーを外す時に12ポイントの頭のボルトを外す時に、スナップオンのソケットを使ったところ、割れてしまいました。確かに固くしまっていたのですけど、パッきり割れてしまいました。残念な事に、当方の手持ちにはmmサイズの12ポイントのソケットは一個しか無く、仕方が無いのでこのホームセンターに買出しに行きました。オープンしたばかりのホームセンターは、珍しいものが好きな日本人の習性で、道路は渋滞を起こしていました。渋滞嫌いな当方としては、いつものカインズで良いのに、もう昨日開通した圏央道を八王子周りで走った位の新しい物好きなのでどうにか底に行きたいらしく、軽トラで畑の中を走ったり、割り込みを拒絶しながら確実に他車より早くホームセンターに近づけて、当方の気持ちを宥めてくれました。どうにか看板が見える所に来ると、さすがに渋滞も最盛期になり、もうこれ以上は駄目だろうと思った時に、未舗装の道路に轍を見受けて走っていくと、なんとそのホームセンターの駐車場に着いてしまいました。ガレージを出て15分ぐらいで付いてしまった事になります。世の中、上手くいく時は信じられない位上手くいく事があるようです。しかし12ポイントのソケットはそれ以外は要らないセット売りの物にしかなく、ちょっとガッカリ。でも、スナップオンのソケット一個より安いけど。。。スナップオンのソケットは3/8角でしたが購入したのは1/2角の物だったので強度は高いけど全く問題なくボルトを緩める事が出来たので、チョッと複雑な気持ちです。そういえば関西ミーティングの時に、ラッツさんのオルタネーターを緩める時にブルーポイントのT-40がポッキリ折れてしまったけど、コストコのセット工具に入っていたT-40は折れなかった。。。2回続くと悲しくなってきます、、、この件については当方の胸中を察して触れないで下さい。
先週、大阪に行く直前に修理したIT担当のXRは絶好調で、翌日、そのバイクで早速ツーリングに行ったみたいです。女の子でもやる気があると出来ちゃうもんですね。棄てる気持ちがあったようで、ヒロシが拾おうとしていたのですけど、もう暫く乗るみたいです。となると、スタンドの修理をしないと。。。。
下らない話ですけど、金曜日の日中に、前を走っている高所作業車が対向車とすれ違うのがやっとと言うような狭い道を通行中、対向車が来てしまい、少し窪んだ所に退避したのですが、その時に真新しい外壁をガリガリ削ってしまいました。削れ方は、当方がその家の持ち主だったら『おいこら、待て!』と言うぐらいの破損でした。運転者はガリガリに気が付いたらしく、助手席からニンジンライトを持ったヘルメットを被った叔父さんが出てきて、謝るのかなと思ったら、その作業車を誘導してから乗り込んでしまいました。。。おいこらと思った正義感の強い(除く自分の事)当方は、ナンバーを控えようと思ったのですけど、ビックリ!ナンバーが無いんです。と言うよりナンバーが何処にあるか解りませんでした。コンクリートミキサーなんか、上に付いていることがあるので、色々見回したけど解らず、まさかと思って、傍によるとなんとナンバーはバンパーの向こうに付いているのです。最近ナンバーの上に半透明の板を張っている人がいますけど、ナンバーを完全に覆っています。バンパーの下にまるで、テレビの『お着替えタイム』みたいに一部しか見えません。これって良いのかな?一応某東日本って書いてありましたので、しっかりした会社のお仕事をしている車両だと思うのですけど、こういう悪い人は物損当て逃げ、および整備不良で逮捕して欲しいですね。
さて、目撃者の当方はどうしたら良いでしょう。最近、色々な不祥事が致命的になるので、この人たちの将来を考えてこのまま見逃す。一応、あのナンバーはまずいよ』とだけは言っておく。被害を受けた家に人に『ココのところを壊した人知っています。大きな会社なのでゴネレバいい金になりますけど、教えてあげる変わりに何か下さい』。この犯人を見つけて、『見たぞ〜家の人に言いつけるぞ』といってキャバクラに連れて行ってもらって、なかったことにする。NTT東日本に電話して、今月の電話代をまけて貰い無かった事にする。古館の番組に投書する。色々悩んだけど、やはり一番駄目なのはナンバーが見えない事じゃないかな。何かあった時に、これじゃ初動捜査に影響を及ぼすし、それに伴う捜査の費用は我々の税金(昨年、主婦の所得限度を3000円超えてしまったので扶養控除が減ってしまい、今年はそれなりに高率納税者です)ですから、間接的に我々の負担になりますよね。まぁどうでも良いけど。。。

2007.6.19.    石飛 毅氏

金曜日は、狭山市駅でIT担当と待ち合わせてからガレージに向かい、先ずはIT担当のXRの組み立てを行いました。新品のロッカーアムは予想どおりカムとの接触面は凸型でした。ハンドルのベアリング交換と、ヘッドの組み立てを分担して、大急ぎで組み立てましたが、予定より遅れ気味で、ヒロシにもブレーキのエア抜き等、色々手を借りて曜日が変わった1時には無事完成し,自走で帰っていきました。素人がマニュアル片手にやった修理なので、暫く気に成ります。
そんな訳で、ガレージからの出発は1時30分。燃料は家を出るときに満タンにしておいたので、間違い無く諏訪湖までは持つので、国道16号で八王子インターに向かいました。日中の16号の渋滞は有名ですが、夜間は空いてはいますけど、信号が多い上にタイミングが悪くて思ったより時間が掛かって、八王子インターまでは35分も掛かってしまいました。来週でしたら、圏央道が中央高速に繋がるので随分便利になると思います。目的地までは500km以上ありますから、慌てても仕方が無いし、法定速度を上回っても神経を使って疲労度が上がって休憩を取ってしまったら意味が無いし、万が一速度違反をして無駄な出費があるのも勿体無いので、メーター読みで95km/hを保つようにして走行するように心がけて走りました。
諏訪湖で物凄く遅い晩御飯を食べて給油。今後の計画のために燃費計算をすると4.7km/l。自宅からガレージまで、極悪運転をしていた割には良好で、残りの距離を考えると、ここで満タンにすれば大阪まで十分持つことを確認できたので、燃料の心配から開放されました。諏訪湖を出るときに、夜が明け始めました。大学の自動車部にいた時に、ナイトラリーに出ると、この夜明け頃が一番眠くなったのですけど、今日は眠気が来ませんでした。ヒロシの話では、眠くなってからだと効きが悪いので、早めの『ミンミン』を薦められたので、迷わずドーピング。諏訪湖を出てから150km程走ったところで、すっかり夜が明けて、5分間のトイレ休憩を取って、結局そのまま大阪まで一気に行っちゃいました。大阪到着は7時半でしたけど、途中道が解らなくなって、柳本宅に着いたのは8時ちょっと過ぎ。ガレージから大阪まで速度違反無しで6時間30分と言う事になります。しかし、翌日の事を考えて、到着後、昼近くまで『お昼寝』をし、柳本さんのランクルで大阪市内に向かって麻生さんと合流。『どこか行きたい所は?』と聞かれたので、以前から行きたかった場所に連れて行って貰いました。
夜は、麻生・柳本御夫妻に、柳本さんがお世話になっているメカニックの方と美味しい焼肉でミーティングの前夜祭。翌朝、6時半に起床して、バタバタと出発。高速に乗る前に給油をすると、燃費が5.5km/l!コンピュターチューンとタイヤの外径が大きくなたので燃費がもっと悪くなっても良いはずですが、これなら満足です。ちなみに車体の速度計は誤差があるので、距離はナビのトリップメターで計っています。ちなみに今回の区間燃費での最高記録は、名古屋→三鷹の5.7km/リッターでした。
関東組みは、スケジュールの都合で、新幹線での参加で、当方は月曜日を休暇を取っていたのですが、ヒロシは仕事があるので帰りは新幹線組みと一緒に乗ってしまったので、帰路は一人なので、のんびりドライブ旅。ミーティングが終った後に、当方は名古屋で親しくして貰っているグループの基地に立ち寄り、夜間割引の始まる12時までお相手して頂きました。この基地は、仕事場を兼ねているのですが、どう見ても仕事場より趣味の車スペースの方が広い楽しい場所です。12時を過ぎて一宮から高速に乗り、暫く走りましたが、視野が狭くなりペースが上がらないので、多治見近辺で仮眠を取る事にしてパーキングに入り、後席の荷物を片付けて就寝。。。起きたら翌朝の10時でした。
睡眠不足気味だったので、仮眠では無く普通に寝てしまいました。目が覚めて走り出し、全く土産が無い事に気が付き、とりあえず小さめのパーキングに入り、お土産コーナーに行くと、包装紙だけその地方名が入っているいい加減な物しか無く、チョッと良いかなと思う物も山の中だと言うのに『海産物』だったりで、どれもこれもピンと来ないので、いっその事貰ったら迷惑な物とか、使い道に困る物でも買って帰ったほうが良いかと思うぐらい酷い状態だったので、別のパーキングに移動して見つけたのが『きしめん』。会社の連中には名古屋に行った事にして『きしめん』を購入。2時頃には東京に着きそうなので、スカイオートの荷物が積んだままだし、先日紹介した知人がスカイオートでH1の購入を決めたので、それの再確認するためにスカイオート周りで帰る事に予定変更。
スカイオートに着くと、白い02年のH1はほぼ仕上がっていました。再度、色々確認すると、この固体の状態は良好です。ボディリフトのスペーサーやブレーキのキャリパー等ほぼ新品。価格は張りますけど紹介できて満足でた。名古屋は大雨で、ワイパーを使うと拭き取が悪くて、イライラ。。。前回ブレードを交換したのは記憶が無いぐらい昔なので、スカイオートで交換。。。実はスカイオートはH1用のワイパーを1000円/本で売ってて、尚且つ、今買うと一本サービス!と言うので即交換したのが本当の理由です。
H1にはワイパーアームが3種類あって、92→93年式までは、まるでMBの様なお粗末な物。それ以降はピン式とUフックの2種類あります。当方のH1はピン式で、アームとブレードが一直線になっている白のH1に付いているのがUフック式です。このスカイオートで売っているワイパーはUフック式の場合はそのまま取り付きますけど、ピン式の場合はアダプターが必要です。このアダプター(@200円)も一個買うと一個付いて来ます。だから、一台分1000円→1200円で梅雨を快適に過ごせます。このキャンペーンは来月一杯位までだそうなので、今、スカイオートに入庫中の方は交換をお勧めします。ちなみに東京はピーカンなので、このワイパーが良いものかどうかは解りません。

さて、本題のミーティングの話題に戻ります。今回のミーティングの場所は、琵琶湖の湖畔にある滋賀県の長浜市でした。最初の予定では、長浜城の大駐車場でしたが、当日、他のイベントがあったため、駐車場が満タンだったので、急遽地元の片岡さんと、錦さんが探し回って、代替地を探してくれました。変更したミーティング会場は、長浜ドームの前にある湖水浴?(琵琶湖は淡水なので、海水浴とは言わないですよね)用らしい駐車場で、長浜ドームがあるので、トイレも食事にも便利な絶妙な場所でした。
予定では、10台満たないプチミーティングの予定でしたが、関西近郊だけでは無く、九州からは村上さん、四国も自走で93年式のオーナーがお見えになりました。モチロン、日頃顔を合わせている、石川県からお馴染みの上口一家、静岡からも一成さんと田島一家が参加したので、H1の台数は17台!さらにH2OCからも6台の参加があり、この外に錦さんのタンドラ、カマロ、コルベット、ディフェンダー110を加えると、車両27台でした。
参加人数は、スカイオート、ラッツ、アーマッテックのこれからHUMMERの育成環境を応援してくれる業者の方と、新幹線で来た浅井・工藤の肋骨ポッキリコンビ(以前この2人に乗られて肋骨を折った人がいる)、そして九州からは10thアニバーサーリーを最近購入し、初期トラブルのために新幹線で九州から参加してくれた方もいました。結局、総参加人数は40人+犬3匹と言う立派なミーティングになりました。ミーティング自体も、当クラブのミーティング参加経験者が半分以上いましたので、雰囲気は全く同じで、マッタリと一日を過ごしました。初対面の方も沢山いましたのでH1オーナーかH2オーナーか見分けが付かないためか、関東よりH2OCのメンバーとゴチャゴチャになった分、交流が深かったです。関東方面も関西に負けないように頑張りましょう!今後、年に2回ほどミーティングを行うようです。近隣の方で興味のある方は次、回をお楽しみにしてください。

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ワイパーの写真が抜けていましたので、ついでに、このワイパーの取り付け手順を書きます。Uフックの場合は、説明書に従って取り付ければ問題ありませんので割愛します。
ピンフックの場合は、ちょっと複雑です。まず、なれない方は両方のワイパーのアームをはずしたほうが作業し易いです。ちょっと器用な方は運転席だけワイパーアームを外して、練習してから助手席のアームに取り掛かってください。自信が無いけどやってみようと思うチャレンジャーは、両方とも外してください。全く自信の無い人は、熟練した人に頼みましょう。雨の日には乗らない方や、他人を信じられず、不器用な人は、拭きムラがあっても、全く見えない事は無いでしょうから、取り替えないでも良いのではないでしょうか。
先ず、ワイパーアームの取り外し方は。ワイパーアームをガラス面から起こします。次にワイパーアームの根元にあるフックを持ち上げるとロックが外れて、そのまま簡単に抜くことが出来ます。この時に注意する事は、固くて無理やりロックを持ち上げた時に『曲げた!』と思ったら、キチンと補修するか交換したほうが良いと思います。古いワイパーブレードのピンを固定していると思われる板バネを落ち上げると、ワイパーブレードが抜けます。新しいアームの中心の棒にパチンとはめ込んである樹脂を力ずくで外します。樹脂は使わないので、ボロボロになっても結構ですが、そこまでしなくても外れますから、構造を良く見て外してください。
アダプターを見るとパチンと入りそうな凹みが3個あります。真ん中の一個はさっき外した樹脂部品が付いていたブレードのピンにはめ込みます。両端の凹みは大きさが違います。H1の場合は、小さいほうの凹みを使います。ブレードにも2個穴が開いていますけど、勘の良い人は解ると思いますけど、小さいほうの穴にワーパーアームのピンを差し込んで、ワイパーブレードの間に両方同時にアダプターを嵌め込みます。この時、回転防止のカバーが邪魔をして知恵の輪状態になりますが、ピンを半分入れながらアダプターを嵌め込むと、パチンと偶然入りますので、根気良く丁寧に嵌め込んでください。ブレードが付いたら、ワイパーブレードを取り付けます。取り付けのときの注意点は角度の問題がありますので。何時もガラスが綺麗な方は外す前にテープで印をつけておくと解り易いです。たかがブレードですが、キチンと付いていないとブレードが外れてガラスをゴリゴリしてしまうことがあります。キチンと付けてください。
ワイパーを取り付けているときに、ビックリする車が走っていました。ボディパネルの殆どがメッキ仕上げ。以前、全面メッキのビートルを見たけど、あれはレース用だったので、公道を走っているメッキ車は始めてみました。H2でメッキパーツが流行っていますけど、オールメッキボディはいるかな?参りました。先日よりレポートしている、バンパーステップ等ですが、本日大量入荷しました。木枠の凄い梱包にビックリ。試作品が付けられていた白の02年式も交換しました。製作者より取り付けのときに錆びないように、防水テープを張る様に指示があったようです。

2007.6.15.    石飛 毅氏

本日、大阪に向けて出発します。ETCの深夜割引を利用しますので、出発は深夜なので、のんびり向かいます。
本日、マガジンボックスから発売された『HUMMER H2 ULTIMATE GUID4』の見本誌が未だ来ないので、本屋に向かいました。会社の回覧用、後輩用、ガレージ用の3冊必要なので、近隣の車雑誌が豊富にある本屋に向かいましたが、在庫は一冊。嫌な予感がしたので、そのまま他の本屋へ行くと見当たらないので、カウンターで聞くと『本日3冊入荷しました』でも、書棚には無いので『売り切れ』。そのまま次の本屋に行くと、同じく売り切れオイオイ。。。最後にひばりヶ丘のTUTAYAでやっと3冊あったので、2冊購入して一応満足。アメ車系の雑誌が山積みされて在庫があるのに発、売まもなくなのに入手難なのは、原油高騰で売れ行きの鈍った『アメ車』の中で元気なのはHUMMERだけと聞きいていますが、その縮図を本屋で見たような気がします。
帰宅後、かなり真剣に読み込んで、やっと一息ついたところです。今回の記事は今までの概念的な紹介から一歩突っ込んだ内容だと感じます。そう感じるのは、駄目な事を隠す事無く正直に書いている所が色々な所で見かけたからかも知れません。H2オーナーでレーサーである織戸学さんのH2に対する接し方がとても自然で共感が持てました。走りも攻めるし、乗り心地も、自分でいじるし、レーサーなのにミーハな所もあります。山本キッドのドレスダウンも『あり』ですね。多少の間違いもありますが、当方も寄稿しておりますので、H1に関しての正誤表を近いうちに作ります。
H2オーナーにはもう周知で、終った話かもしれないけど、今回GUID4を見て度肝を抜かれました。三井物産のH2に対する姿勢と言うか、やる気の無さには失望と言うより失笑です。何気なくH2の写真を見ていた所、ボンネットの先っぽに『おたま』を発見。『シンジラレナイ』と言うか『勘弁してくれよ〜』です。本文を読むと、前方視界の保安基準が変わって、車の直前を見るために設置した物らしいのですけど、JeepだってCCDカメラを使ってドアに液晶モニターを取り付けていると言うのに、安直なセンスの微塵も無い物を付けて『基準クリアーハイ終わり〜ぃ』って言うやり方が残念です。こんな方法は単にコストだけを考えているとしか思えません。液晶の信頼性とか言ってるけど国産液晶モニターの方がHUMMERの信頼性より低いなんて勘違いもはなはだしいです。そんな言い訳を誰が信じる???モニターのコストとCCDのコストを合わせても10万円以下で済むでしょう。
H2のディラー新車価格の1パーセント強じゃないですか。甘んじてこのオタマH2を購入した人が、これを取ってCCDにしたら、穴埋めが必要ですよね。このオタマが国内で、ゴリゴリ穴あけしてそのまま取り付けていたら防錆はどうなるの???これって買う人の事なんか全く考えていないですよね。正規ディラーもお金掛けてショールム作って未だ償却もできていないのに、こんなことをされてしまったのだから、キチンと三井物産に『こんなことしやがって』とか『なんてことしやがる』『俺ら現場にやらせろ』って文句を言って、やり直しをした方が良いですよ。アメリカのH2デザイナーがこれを見たら卒倒するか、おふくろさんを作った耳から毛の出ているおじいさんみたいに『デザインを冒涜(ボウトク)した』と言って訴えられても誰も弁護できないでしょう。ちょっと興奮してしまいましたが。平行輸入業者には、間違い無く追い風ですね。HUMMERを買う人って、実用車?性能が良いから?、品質が高いから?でしょうか?多くの人は勘違いだとしても『カッコいいから』と思って多少の犠牲を承知で乗っているんじゃないでしょうか?今回の愚行は顧客の意向を全く無視した安全対策だとしか思えません。一担当者が行った事では無く、最終的に決裁権を持った役職のセンスの無さが最大の原因だと思いますが、ここを読んでいる方に、三井オートモティブのドナタカをご存知の方がいらしたら『やる気あんのか!』とお伝え下さい。

2007.6.14.    石飛 毅氏

以前から親しくしている佐藤画伯とも親交のある方が、H1に興味を持たれているとガレージの永倉さんから連絡が入って、急遽スカイオートに同行しました。
最近は高年式のH1が多いために、価格的にはお高くなっていますが、さすがに価格なりに程度の方も良くなっています。スカイオートの話では、先週アメリカに行ったそうですけど、アメリカでも程度の良い個体が中々出てこないそうです。価格が手ごろでも、結局は持ち帰ってから手が掛かるし、本国使用のままのメーターであるため、ガチンコの走行距離を守っいるので過走行の物は中々お客さんに気に入ってもらえないので長期在庫になるので、回転の高い物を仕入れているそうです。
ちなみにスピードメーターの表示が信じられない場合は、有料ですが、アメリカ本国にVINナンバーを手がかりにインターネットで調べる事が出来ます。走行距離や大きな事故歴が心配な方は調べてみてください。現在、国内に持ち込んでから試運転期間が終って展示前点検中のH1に、先日紹介したバンパーステップとラゲージベゼルが取り付いていたので、装着状態を確認しました。先ず、バンパーステップはステンレス製の縞鋼鈑(チェッカープレート)で未計測ですが4mm以上はあるしっかりした物です。手前側は、バンパーが被るように折り曲げが入っており、ボディとバンパーの間を塞ぐように反対側は上に折り曲げてあります。天地部分の巾がバンパーより巾が広いので屋根の洗車時に乗っても安定感が格段に上がります。また泥ハネも防ぐし、ボロ隠しにもなります。また、曲げRが大きいので、角に汚れが詰まらないし清掃し易くなっています。ラゲージベゼルは1.5mm程度のステンレスの磨き板を曲げ加工して作成されています。一部ボディをカットして取り付けてU型パッキンをはめ込む事で、雨水の浸入を防ぐ事ができます。何よりもこれのメリットは、荷物の積み下ろしの時に気にしないでガンガン引きずる事が出来ます。当方のH1の場合はこの逆で傷が沢山付いているので、ボロ隠しに最適です。これらはスカイオートで販売されていますので、直接お問い合わせ下さい。
スカイオートに行ったのは、これだけでは無く、スケジュールの厳しいスカイオートは関西ミーティングには浅井さんと一緒に新幹線で参加する予定なので、スカイオート露店の商品をハンドキャリーでは商品量に限りが出るので、当方が商品を運搬を請負いましたので、引き取りもしました。商品はTシャツ、バッグ等のアパレルと、前出のバンパーステップとラゲージベゼルも積み込みましたのでお楽しみに!
H2アルチメイトガイドWが発売されます。(早い本屋さんにはもう売っていました)http://www.magazinebox.co.jp/ クライアントであるスカイオートには見本誌が届いておりましたので、パラパラめくりました。第4弾になると記事の内容も深くなって、これ一冊でHUMMERの事が良く解る一冊でしょう。前回の第3弾は売り切れ続出で、現在もプレミアムが付いている位です。本屋さんで見かけたらサッサと買ったほうが賢明でしょう。H1.H2.H3の車種別の方よりも無く、H1に関しては92年から10thアニバサーリー、そしてALPHAまでカバーしています。
これを書いている間に、今回の幹事である麻生さんからメールが入り、参加者の名簿が届きました。参加者は、関西近郊以外に石川県の上口さんや、福岡の村上さんもお見えになるようです。H2OCの方々とも連絡が取れているそうなので、楽しみです。日程が決まったのが直前だったために予定が入っていたり、健康上の理由で、クラブの重鎮が参加できなくて、とても残念ですが。これだけ集まると参加できない方には申し訳ないですけど、楽しくなりそうです。写真と最近入手した旬のビデオカメラを持って撮影してきますので、臨場感溢れる報告が出来ると思います。

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2007.6.11.    友野 京氏

関西組 第一回ミーティングおめでとうございます。オイラは腰痛が有るので、残念ながら参加できませんが楽しんでください。

ちなみに、次回、第15回、秋の HUMMERミーティングは、10月20日(土曜日) 10月21日 (日曜日)です。 どうぞ皆さんお楽しみに。

2007.6.10.    石飛 毅氏

一年ほど前らしいのですが、野澤さんがダッジラムバンの6輪車を購入した話を聞きました。
何でダッジラムの6輪を購入したのかは全く理解できませんでしたが、一度見てみたいと思っていましたが、その後、すっかり6輪の話は殆ど出ませんでしたが、たまに話が出るとどうやら手元には無くて、近隣の下田家に『お預け』だったと言う事だけは存じていました。最近、野澤さんが下田ケンタのお父さんと飲んだ勢いで、ジェットスキーを購入した話を聞きましたが、本当に購入したそうです。しかし、ジェットスキーの管理場所が無いので、またまた下田家に預けているとも聞いていました。そのジェットスキーを買う頃に、ジェットスキーの置くための艇庫を作りたいし、牽引する車の購入計画も聞いていました。けど、そのためには馬鹿でかい6輪ダッジバンが邪魔になったという話しも耳にしていました。
そんなある日、その6輪を乗らないかという話が舞い込んできましたけど、当方は現在増車をする余裕は全く無いので難色を示しましたが、一応最近乗る車が無いヒロシに聞いて見てから返事をしようと思い、アヤフヤにしてヒロシに『ダッジの6輪に乗らないか?』と聞いたところ、『面白そうだけど幾ら?だろう?余裕が無いからなぁ』と、勢いで50インチのプラズマテレビを買ってしまったヒロシとしては、あまり言い返事ではありませんでした。価格は忘れましたが、記憶では野澤さんが案外高額で購入していたはずなので、ある程度の価格をする感じがしたので、そのまま次のアクションを待っていました。そして、先々週に野澤さんから、『ダッジあげます。煮るなり焼くなりどうにでもしてください。』と言う電話があり、丁度ヒロシがいたので『ヒロシ!ダッジ無料だけど持ってくるか?』と聞いたところ、『ただなら貰いましょうよ』という事になりました。予め、エンジンが掛かる事が確認できたので、金曜日に業務が終わった後に、ヒロシと引き取りに行く事にしました。
実は、ダッジの状態は全く知りません。年式は90年ごろで、仮ナンバーを取るために車検証を送ってもらった所、走行距離は10万マイル。。。。何となくやな予感。出発前にバッテリーは上がっていないか聞いたところ、『大丈夫です!』エンジンは?『エンジンは掛かりました。』。。。エンジン『は』掛かっているというのがチョッと気になりましたが、高速で群馬に向かいました。
下田家に到着すると、雨が降り出し、ダッジはエンジンが掛けられてライトも点灯して出発準備が出来てて、物凄くお膳立てが出来上がっていました。夜で雨なのであまり良く見えないのですが、何となくエージングが進んでいたので、『この車大丈夫なの?』と質問すると、『ワイパーとウインカーは動くようになりましたから大丈夫です。』『えっ!買ってから乗っていないの?』『1年ぐらい前に、前橋から高崎まで乗っただけです。』当方が中を見ようとしたら、何となくあまり車を見せないようにしている感じがしますし、ダッジの詳細を話そうとすると逸らされるような気がしました。雨も強く降ってきたし、夜なので、HUMMERとハンビーが4台並んだガレージも良く観察しないで、下田家を後にしました。出発する時に下田家の人々が何となく嬉しそうな顔をしているのが気になりましたが、悪い方に考えないでそのまま帰路につきました。
高速に乗ってから、この日から学会に行くために逢えなかった野澤さんに電話した所、やけに野澤さんが嬉しそうなので、おかしいと思って、ちょっと追求した所、どうもこのダッジはオークションに出てて内容の割りにライバルが出たために競争になってしまい、意地で大台に乗せてしまったこと。新しく買ったジェットが現在雨ざらしなので、早く艇庫を作りたかった事。普通に乗るにも売却するにも、手間とお金が掛かりそうで使い道も決まらないので、メンドウクサくなって、姿を目の前から消したかった様です。ですから、『もう、その車は関係無いから。。。』と疫病神を押し付けた感じでした。さっきの下田家の笑顔も厄介払いしたから???
そうなると目の前を走っている、ダッジの状態が気になってしまい、高坂のSAに止まって、内部の状態を見る事にしました。SAに入って停止位置に停める際に、突然大きな音と共に最後端のタイヤがドリフトし始めました。タイトコーナーで接地圧の少ない最後輪が横方向の荷重に耐えられなくなってドリフトする様です。とりあえずヒロシに聞くと、『運転席の後には壁があるし、センターのドアの窓ガラスが埋められているし、ミラーが平面なので全く後が見え無いので危ないです。』止まる前に大きくハンドルを切ったらビックリするぐらい物凄い音がしました。』後を走っていた当方にも聞こえた音ですから、乗っている人にはたまらない音だったようです。それと『エンジンの回転をあげるとロッカーアームが当たっている様な音がします』どうやら、バルブリフターがチャンと動いていない様です。長期不動の場合は良くあることです。食事をして、ヒロシがトイレに行っている間に、当方が外からじっくり見た所、何と中にテレビが付いてて、それも薄型。ヒロシが戻ってきてドアを開けて確認すると27インチの液晶テレビでした。
とりあえず、ガレージに欲しかったテレビが手に入ったので、2人ともニンマリ!色々その場で点検したけど、センターのドアが自動ドアらしいけど、追加されたスイッチのどれからしいけど、全部スイッチを入れても何も動作しません。エンジンを掛ける時にも普通にキーを捻っただけでは駄目で、ヒューズをショートさせてからでないとエンジンが掛かりません。ダッシュボードの下にスダレのように下がった行き先のわからない配線を見たときには卒倒しそうでした。当然液晶テレビの電源スイッチを入れましたけど、動作しません。これも駄目かも。。とりあえずヒロシが確保した置き場に運んで、ガレージに帰還し早速取り外した液晶テレビの動作確認をしました。良く見ると、このテレビ殆ど使っていない様で、画面にはフィルムが貼ったままです。電源を入れてビデオケーブルをつないだ所、無事に画像が映りましたので一安心。
なんで、野澤さんはこれを付けたままなんでしょう?もしかするとテレビが付いていたのも知らない???その場合は返却します。この車は何となく不思議です。後付のスイッチも高級品だったし、ホィールはアルコアです。(それも6本)助手席はキャプテンシート(でも邪魔な物があって回転できません。)だし、開け方は解らないですけど自動ドアです。ラウンドした後席も座り心地が中々です。不思議なので、ヒロシから今後の報告がチョッと楽しみ。
IT担当が、XRのエンジン異音の原因を調べるために来ました。邪魔になら無い様に事故車の横に作業スペースを作ってあげました。エンジンの異音の原因は、ロッカーアームとカムの異常摩耗でした。オイル管理が悪いとこうなるという感じの見本ですね。信じられないぐらい摩耗していましたが、実は結構調子よく走っていました。さずが日本のバイクは凄い。。。作業そのものは簡単ですが、パーツリストからの拾い出しに苦労していた様です。部品が揃えばすぐに治るでしょう。
H2OCのメンバーから、関西ミーティングについて、参加の可否についての問い合わせがありました。幹事の麻生さんにその旨を連絡した所、快諾してくださいましたので、H2OCのクラブ内告知板に、小林さんがインフォメーションをしてくれているようです。
当クラブの定例ミーティングは年2回なので、遠方のメンバーから、たまには他でもという話が出ていますが、ミーティングの企画は場所探しや計画を新たに行う事が大変な労力なので、当クラブは『那須PSガレージ』で歴史を積む事にしていますので、定例ミーティングの場所を変えるつもりはありません。確かに遠方の方には毎回、申し訳ないので、最近人数の増えた関西方面のメンバーには、ぜひ独自にミーティングを行って欲しいとお願いしておりました。そこで、麻生さんが幹事になって、今回はその第一回ミーティングを起こしてくれました。このミーティングが定例化すれば、時々遠方からの入会希望があっても、『顔も知らないのにメンバーにする事は無理だから、ミーティングに来てくれ。』と高飛車な事ばかり言ってて申し訳ないので、関西地区の方には朗報だと思います。第一回なので今回は当方も参加します。日程が急だったので関東のメンバーには、動員していませんが、数名予定次第で参加出きるかもと連絡がありましたが、当方以外は未定です。ヒロシは来週の土曜日は休みなので、『たこ焼き』が食べれるからと誘ってみます。たまにはHUMMERでの長距離ドライブも楽しいですから、もし時間が取れる方は是非参加して盛り上げて下さい。
詳細は当方red-hummer@hummer-clubu.jp または、麻生さん hummer@highest-one.XXX (迷惑メール防止のため、最後のXXXをcomに変えて送信してください。)ちなみに現在のH1参加予定は11台です。

2007.6.8.    石飛 毅氏

関西プチミーティングのお問い合わせは、ポチポチあります。
当方も無事参加できそうなので、皆さんにお会いするのを楽しみにしていります。と、書いていたところ、柳本さんからメールが来て、土曜日に大阪まで来ないかとお誘いがあって、50歳の当方には金曜日に出て、仮眠を取りながらトボトボ行のも良いかな?と、思っています。大阪までだと600km位なので、走行距離が150km程伸びるけど、そんな長距離をHUMMERで走った事がありませんし、大阪まで行くと色々な人にも逢えるし、この際だから大阪まで足を伸ばそうと思う気持ちで一杯です。そうなると、金曜日に会社が終った後に、一旦ガレージに行って、色々な補用品を積み込んで、11時頃ガレージを出て中央高速に乗って、眠くなったら何処かのサービスエリアで仮眠。目が覚めたら、そのまま一気に大阪まで向かっても良いし、途中で観光でもしても良いかな?どんなにノロくても夕方までには大阪に入れるでしょう。そのまま、大阪の見たいところを数箇所回ってから柳本宅に寄せてもらって、ミーティングが終ったら、18日は一応休暇を取ってありますので、名古屋周りに顔を出し、そのまま帰路に着いて、また眠くなったらサービスエリアで仮眠して、目が覚めたらまたのんびり走れば、体にも車にも悪くないです。
ただ、燃料タンクがシングルなので、給油ポイントが問題です。当方、訳があってエネオス以外では給油をしません。そこで各日本道路株式会社のHPをチェックしたら、日本国中のガソリンスタンド銘柄一覧表があったので、それを参考にして計画を立ててみました。先ず、当方のH1は100アベレージでは大体5.0Km/lを下回る事はありませんので、96Lのタンクだと400kmは十分安全圏内なので、400kmに一回給油をする事にします。中央道のエネオスは先ず150弱で諏訪SAがあって、その次は。。。無い!吹田までエネオスが無い!と言うことは150km程走った諏訪で給油したら、大阪まで、給油ポイントがりません。残りの400km弱は無給油です。。。実は、当方、関西方面に全く地理感がありませんので、どこかの大きな町のインターチェンジで降りて給油すれば良いと思っても、折角降りてもエネオスが無いという事態も十分考える事ができます。これは十分計画を練らないと、途中ガス欠と言うことも十分考える事が出来ます。さらに、40インチにしてからの燃費は未だ把握をしていませんから、諏訪以降は大村並みの1800rpmキープで7km/lを目指すしかありません。
そう言えば、大村さんの保管中のHUMMERのエンジンが掛からなくなったといってたので、帰りに大村さんの実家に行ってバッテリーの交換が出来たらいいなぁ。大村さんの実家は一体何処だったっけ、何処のインターで降りれば良いのかしらねーや。、色々やりたい事が出てきたので、整理しないとだめだ。ミーティングまで2週間しかないので、とりあえず、週末に油脂類の点検ぐらいしておきます。こう考えると、毎回関西からミーティングに来る方たちの気持ちが良く解ります。
時々、暇を見つけてGoogle Earthを見ていますが、本日、HUMMERの工場の写真を見たところ、工場の周りにおいてあるHUMMERやHUMMVEEがはっきり確認できる解像度に変わっていました。また、テストコースも今まで余り見えなかった森林オフロードコースも見る事が出来ます。工場は、大きく分けてHUMMVEE.H1.H2の3セクションに分かれています。H1は途中までHUMMVEEの工場で組み立てられてから、左側のHUMMER専用工場に移動されて完成されます。完成したH1が外に置かれている事が解ります。黄色の枠で囲んだ物は、これから組み立てられるH1のベアシャーシです。完成車を良く見ると、ソウフトトップは屋根の色が同じなので、2トーンでワゴンは全て同じ色です。当方が、昨年6月に工場へ行った時は全くH1が無かったのとHUMMVEEの数はこれの何倍もありましたから、草花の色からすると、一昨年の秋か昨年の春先ぐらいの写真と思われます。テストコースのオーバルは、スケール機能を使うと一周900m位でした。よく見るとHUMMERのビデオで見るウォータースクリーンも見る事が出来ます。写真のマークした部分を拡大して見て下さい。楽しいですよ!

工場

工場拡大

テストコース拡大

2007.6.6.    石飛 毅氏

関西のプチミーティングの日程が、6月17日に決まったようです。
関西方面のメンバーには、幹事の麻生さんからメールが行くと思いますので、お待ち下さい。それ以外の方で参加ご希望の方は、当方に問い合わせてくだされば、詳細をメールします。
さて、この日程は微妙です。。。未だ、家族には申しておりませんが、子供の部活の総会とピッタリ当たっています。まだ、一年生だし。球拾いコースなので、出なくても良いかな?という感じなのですが未だ、子供に確認を取っていません。残念なのは、その翌週の23日から圏央道と中央道が繋がるので、とても便利になるのですけど、今回はその新しい道路が使えません。毎回、遠方から那須まで来ているのに、遠いいから行かないなんていう理由は全くありません。どちらかというと最近は長距離を走っていないので、たまには愛車でのんびり走りたいと思っているぐらいです。
場所は、滋賀県の観光地で参加台数は10台ぐらいを予定しているそうです。先ほど、ハイウェーナビゲーターで調べた所、八王子インターから、420km位です。のんびり走って5時間ですから、体調が良ければ何でも無い距離です。ちょっと不安なのは、当方のH1は燃料タンクが一個なので、燃料は満タンでもギリギリだな事ぐらいです。途中で、入れればいいのですけど、一旦走り出すと中々止まらない正確なので、ガス欠にならない様に注意が必要です。

2007.6.4.    石飛 毅氏

工藤さんのHUMMERのバンパーリフトアップが完了しました。完璧です。
工藤さんも出来上がりを見て、最初からこうだったと思うぐらいだと言ってくれたので、ご満悦です。燃料タンクが後ろに付いている96年以降の場合は、ボディマウントブラケットとフレームを挟んで固定されているバンパーブラケットで吊っています。そのため、このブラケットには2本のバンパーを固定するボルトが付いているので、このブラケットをどのようにするか問題です。しかしこのブラケットは、フレームの下側に入り込むような構造なので、バンパーと共に上げたくてもフレームとの間隔が33mmしかなくて、尚且つ、燃料タンクを吊り下げているために、ナットが溶接されているため25mmのアップが限界です。
最初は、このブラケットは溶接したナットを撤去して限界までブラケットをアップして、燃料タンクとの間にタップを切ったカラーを溶接して、上げ切れなかった分だけバンパーを固定しているボルトとにずれが出るので、その分は穴を広げようと思いました。しかし、どうせ穴を空け直すのであれば、そのままの位置でバンパーを取り付けた後に穴加工する事にしました。
次に、レシバーヒッチですけど、これもそのままバンパーと共に上げてしうと、サスペンションのロアーアムまで伸びた補強ステーがフレームに当たってしまうので、アップする事ができません。従ってヒッチメンバーの強度が落ちます。そこで、この補強金具はブラケットを入れ替えてダウンさせる事にしました。ダウンしても、ほぼ燃料タンクの位置と変わらなく、どちらかと言うと燃料タンクの保護にもなるので、かえって良い位置になります。また、若干レシバーヒッチ補強金具がバンパー側からロアーアームまで下がり気味になりますが、これもこの方が美しく見えます。全てのパーツを取り付けた後に、左右のバンパーブラケットに2個(合計4個)穴を空けて、ボルトを締め込んで完了です。
今後の課題。最後に穴あけをしたブラケットは、少し寸法が足らないので、2個あける穴のうち上の穴が半欠けになってしまいます。この部分はさほど強度が掛かりませんが、上から覗くと見た目が良くありません。この部分はバンパーを取り付ける前に、同じ板厚の鉄板を溶接しておけば良いと思います。ただ、今後、先日スカイオートで見た、縞鋼鈑(チェッカープレート)のカバーを付ける場合は、そのままでも良いと思います。ボディマウントブラケットは、今回、工藤さんのHUMMERから取り外したブラケットを追加工しておきます。一応、取り外したブラケットの状態が酷くない場合は、コアとして追加工したブラケットを常時ワンセット準備しておきます。繰り回しが嫌な場合とか、ブラケットの状態が酷い場合は、新品のブラケットを購入してください。
工藤さんのH1は、実は高速道路でフロントタイヤがかなり暴れていたようです。アライメントがオカシイか、タイヤのバランスがおかしいのではないかと相談され、キャンバー角にも納得していないようでした。工藤さんのH1は、サスペンションのアッパーアム調整はシムを挟んで行うタイプなので、キャンバー、キャスター角の調整が面倒なので、今回、これをカム式のアッパーアムと交換しました。アライメントは、当方の今までの経験でのインチキ調整を行ってから高速道路でテストしてもらった所、かなり改善された様です。当方は未だ乗っていませんが、調整前にはカーナビのモニターがガタガタ揺れて壊れそうだったそうです。振動は全く無くなったわけではないけど、問題無いレベルになったようで、かなりご機嫌でした。以前のタイヤも振動が多かったので交換をしたのですけど、MTRに交換しても余り改善されなかった様です。
話を聞くと、もうひとつ気になる事があって、タイヤを交換した帰り道に、バランスウエイトが全部じゃないけどボロボロ取れたそうです。当方がタイヤを外してホィールの裏側を清掃している時に、ウエイトがまだ残っていたので、かえってこれがバランスが乱れている可能性もあるので、再度、バランスを取り直して変化が無ければ、もう少しアライメントを触ってみようと思います。ちなみに、当方のH1はタイヤを交換したばかりですけど、友野サンがスカイオートのバランスウエイトを殆ど使ってしまったため、全くバランス取りをしていませんが、多少高速でブルブルしますけど問題になるほどではありません。新車のときのアライメントは酷くて、最初に履いていたMTは、段減り、偏摩耗の山で酷い状態でした。この時に色々触って、その後MTRに交換した後にも色々触ったお陰で、MTRは物凄くきれいに摩耗して天寿を全うしました。アライメントは、実際触って走って一番良い調整をする事の方が数値で追うより間違いないと思っています。
ガレージのIT担当のバイクは、かなりエージングが進んでいるらしく、バイク屋も見てくれないところか、廃車しろと言われている様です。確かに古いバイクですけど、動いているのですから勿体無い話です。先週は、加藤電機にポロっと取れたサイドスタンドを溶接してもらいましたが、今週はハンドルを切るとゴリゴリ音がするので、ミツマタにグリスアップをしたいと言って持ってきました。一応バラシましたけど、JSSEI-GO並みに色々触っていると、小汚いので、触っている人間が汚れます。きっと、バイク屋も薄汚れて小汚いので見る気がしないのでは無いかと思い、洗車を命じました。
燃料タンクとシートを外して、スチーム洗車機を使ってアルカリ洗剤で、とりあえず触っても大丈夫なようにして、パーツクリーナーで、油汚れもかなり落ちました。泥がこびり付いたマフラーも、サンドブラストを掛けて耐熱塗装して、エンジンからタペット音が出ていたので、ついでにタペットの調整もしました。綺麗になって大分見れるようになり、熱が掛かるとマフラーに塗った耐熱塗料から暫く毒のような煙が立つし、何か不具合があると困るので、一回り試乗させてきました。帰ってくると、未だタペットの音がするのと、途中から参加した元々IT担当を連れて来た方が、エンジンが焼けているし『臭い』と言うので、オイル交換する事になり、言いだしっぺの彼がオイルを買って来てくれました。
さてココからが問題で、ドレンボルトを外すと出てきたオイルはホンの少し。量的には数10cc、当方の基準では『空』です。IT担当は呆然。自分の不甲斐なさにプライドも何もガタガタ。。。お気の毒です。とりあえず、ガレージに在庫しているオイルでフラッシングしましたけど、一回目は10000km走ったDIESELエンジン並み。一回二回のフラッシングではどうにもならないので、ガレージに一番多く在庫しているDIESELエンジン用のオイルを進呈して、数回フラッシングして、やっと『黒』から脱却した所で規定の新油を注入しました。色々話をして、当方はヘッドを開けてカムとかロッカーアムの状態を見て、摩耗しているようであったら、交換したら?と薦めましたが、どうも煮え切らない様子。連れて来た方はHONDAに勤めているので、『パーツを取ってあげれば』と言った所、『こんなバイクのパーツは恥ずかしくて取りたくない』と意外な発言。当方はかなり何でも言うのですが、ショックを受けている人に、とてもじゃないけど言えない言葉に、ショック。誰だって人に頼る事があると思うし、お互い様じゃねーのかな?そのまま、IT担当は、飼い始めた子猫に餌を上げなくてはならないので、そのままタペット音を轟かせて帰宅。当方は、その後、狭山ハウジングを巻き添えにしてバンパーアップ作業を開始しました。
日曜日に、昨日のお礼らしく『朝パン』を手土産にIT担当が朝一で来ましたが、帰宅途中一回エンジンが止まった様ですが、無事帰宅できたようです。モチロン、今日もXRで来ました。これからどうするのか聞いたところ、回りに色々言われて、廃車が頭に回っているようです。チョッとするとヒロシが来て、『あのバイク捨てるかもよ』と言うと『勿体無い!』。『バイク屋にも見捨てられているんだって』というと『きっとバイク屋が欲しいから廃車しろって言うんですよ』。れを聞いてオイラの心の中で「良いぞ!ひろし」『ココで治せば良いじゃないですか』『でも、カムとか色々大変で。。。』とIT担当が言うと『GTRはカムが2本でバルブは24個だった。。。。パーツは何処でも買えますよ』。。。『ヒロシは棄ててあったら拾う?』『いいバイクだから拾いますよー』。
当方の所には、色々な所で買った色々な方が困って来ます。でも、困っている人の気持ちになると、面倒でも結局、自分の出来る所までですけどやっています。少なくともヒロシが当方と同じ考えでいる事にはホッとしましたし嬉しかったです。昨日は、色々と当方も世話になったけど、『そんなバイクのパーツ。。。:』と言う発言に物凄いショックを受けたので、ヒロシがそんな奴じゃなくて良かったです。。。これだけの話しです。
帰宅すると、『どれが必要ですか?』とパーツリストが添付されたメールがIT担当から来ていました、やる気があるみたいです。折角手に入れたバイクですから、廃車したら結局何も得るものが無い事ですし、能力が無かったりノウハウを隠して大した事でも無いことをもったいぶっている奴らは嫌いです。当方の見放されたHDをレスキューしてくれたIT担当には、設備と多少の知恵とネットワークで手助けをしてあげたいと思いますので、ちょっとの間、ガレージで姿を見ることがあると思いますが、温かい目で見てあげてください。また、バイクに知見のある方に、ご協力を頂く場合があるかもしれませんが、その時もよろしくお願いします。

2007.6.3.    石飛 毅氏

96年式のバンパーをアップする方法を色々考えておりましたが、先週、ヒロシと相談の結果、良い案が出ました事はお伝えしました。金曜日にガレージに着くと、机の上に追加工したボディマウントブラケットが置いてありました。ヒロシが、今週末に誰かがやるのでは無いかと思って準備してくれた様です。朝、浅井サンがベルトを持ってきてくれましたが、サンドベージュに塗り替えたサンバー?だったので、バンパーアップできませんでした。一成さんがHUMMERの引取りに来て、暫くすると久々に工藤さんが来たので、工藤さんであれば近所なので、何か当方の計画が上手く行かなくても、色々後からでも何か出きるので、工藤さんのHUMMERをドナーにしてバンパーアップをする事にしました。結果としては、部品を一切作成する事無く、付いている部品の追加工だけで、バンパーアップに成功し、ヒッチメンバーもオリジナルと同じ強度で使う事が出来ます。加工には時間と精度が必要ですが、殆ど工数だけなので、費用が少なくアップする事が出来ます。工数はボディマウントブラケットの追加工以外で3時間位でした。計画どうりに作業が進むので、ついつい深夜まで狭山ハウジングを巻き込んで、ほぼ完成近くまで仕上げました。アップ方法については、考えるのに時間が掛かったので、そのまま直ぐにパクラレるのもチョッと悲しいので、後日報告します。

 

 

 2007年5月