2008年5月  HUMMER ESSAY 2008年6月      

2008.6.306.    石飛 毅氏

修理旅行の報告は如何でしたか?
当方にとっては楽しかった。。。が、正直な気持ちです。現地には、行って見るのと、聞いた話とは大違いです。この国に砂漠から来る黄砂の観測を、JAICAの仕事で同僚が数年に渡って訪問して調査していますが、当方が仕事で行く事は無いので、さほど興味は無かったのですけど、今回、突然、話が出て、『ノリ』で『連れて行け』とスカイオートに無理を言っての訪問をしましたが、ノリは軽かったのですが、大変勉強になりました。最近の日本の若者に『夢や希望は何か?』と聞いても、『無い』と言う答えが多いそうです。何かやろうとしても、先の見えてしまう日本では仕方が無い事の様な気がします。安泰で底辺にならない人生であれば良いと思うのは、とても寂しく感じます。成長を遂げた日本では、資金が乏しい若者にはチャンスが無いと思うのは仕方が無いかな?
今回の訪問先は、社会主義から1990年に民主化が始まり、現在はどんどん近代化している最中で、当方の様に勇気が無いために30年近く同じ会社で、微温湯に漬かって生きてきた人間でも、色々なビジネスネスチャンスを回想できるワクワクするような環境です。最先端技術も、昭和30年代以前の生活もあったり、色々な時代が一同にパックされている感じです。例えば、草原の真ん中でも携帯電話は通じるし、電話代も国際電話を使っても5000円を超える事が無いと通訳が言ってましたので、この部分は、既にグローバル化は日本より進んでいます。もっとも有線電話のインフラを整えるより合理的で、安価に広範囲に電話網を作成できる携帯電話の発達後だったからなのは、上手く良い所取りを出来たからだと誰でも納得できます。
逆に、露天で物を販売している人もいますし、遊牧民も思った以上に実在しています。交通機関も、自家用車から馬まで巾が広いし、オートバイはノーヘルです。道路は都市部は舗装率は高いけど一部未舗装もあります。また、舗装されていても排水が悪くて水が溜まるし穴が空いています。地方は、幹線道路以外は、未舗装です。この状態は、丁度当方が子供の頃の日本と同じぐらいです。今から45年ほど前の当方が、小学校1年生の時に父親のオートバイの後ろにノーヘルで乗って、隣の駅である草加の駅前の自転車屋さんに行った時、その自転車を買って貰い、松原団地の自宅まで持ち帰った時は、草加中学から松原団地までの道は砂利道で陥没したところには泥水が溜まっていました。毎日、8時に寝かされていたので、時間的にはさほど遅い時間では無かった筈でしたが、回りは水田ばかりで、明かりは父親のオートバイのヘッドライトだけだったのをはっきり覚えています。
しかし現在では、この近辺よりズーッと郊外まで、住宅で埋め尽くされていますから、今、この近辺に住んでいる人には信じられない話だと思います。
草原を散策して、遊牧民を見ていると、本当はテレビとか携帯電話とか持って欲しくないけど、それは観光できている我々の我がままです。この国の遊牧民は、アメリカのインディアン、日本のアイヌの様に観光化している訳では無く、リアルに生活しているので、近代化や娯楽を求めるのは当たり前の事だと思います。この遊牧民の人達が、質素な生活をしている事に誇りと使命を持っている間は良いのですけど、この生活様式が近代化によって崩れ始めたら、大変な事になりそうです。
国も、全寮制の学校とかを整えて色々対策をしているみたいです。もう一つ気になったのは、日本でも問題になっている、都市への人口集中が途上国なのに感じます。300万人の全国人口に対して、首都には100万人集まっているそうです。この人たちの、雇用とかは果たして十分なのでしょうか?土木工事や建築関係は、工事の様子を見る限りでは、未だ近代的とは思えません。見た目はかなり良い感じですけど、マダマダこの分野の近代化は必須だと思います。最近、日本の土木建築関係の仕事が芳しくないと良く耳にしますけど、こちらでは沢山仕事がありそうです。狭い日本で夢が無いなら、移住するのも悪くは無い気がします。
当方が見て感じた範囲で、車の事情をすこし報告します。ガソリンの価格は、写真の表示金額から『0』を一個取ると大体日本の円で、『ДT』と書いてあるのは、軽油です。80とか85と言うのはガソリンのオクタン価で、幅広いオクタン価のガソリンが販売されてています。オクタン価92が日本のレギュラーガソリンに相当しますので、123円/L。軽油は132円/Lと言うことになります。スタンドの銘柄は、シェルとかモービルのメジャーは目にしませんでした。
都市部を走っている乗用車で一番多いのは、日本の車、次に韓国、次にロシアとドイツの車が多いと思います。以外だったのは、アメ車も結構目に付きます。先ず、日本車ですが、日産とTOYOTAのディラーがありますが、販売されている車種は限られています。しかし、街を走っている日本車の殆どが右ハンドルですから、相当な数の中古車が日本から輸入されています。乗用車系の多くは、日本国内のシェアとほぼ同じですけど、HONNDAは圧倒的に少ないです。当方の予想では、車高の低い乗用車は敬遠されているからだと思います。RV系は圧倒的にランドクルーザーです。視界の何処かに必ずいるという感じです。中心は80ですが、100の割合もその半分位います。が、その次で70もチラホラいます。モチロン、レクサスのLX470も日本より目にします。サーフも、130以降の物が沢山います。日本では低迷していた三菱は、パジェロとデリカはボロボロ見ます。どの車も『SAITAMA NISSAN』、『熊出没』や、車庫証明のステッカーは貼ったままでいるのを沢山目にしました。これはサハリンに行った時と同じです。ただ違うのは、右ハンドルのままでも問題が無い事ぐらいです。
韓国の車は、ヒュンダイが圧倒的に多いです。これは、乗用車からワンボックスまで満遍無く走っていました。ロシアの車はUAZのワンボックスとJEEPタイプの469を目にしますけど、圧倒的な動力性能の低さから、都市部では非常に少ない存在です。欧州車は、BMWが強いです。乗用車は元よりMシリーズも沢山目にしました。メルセデスも、目にしますが、BMW同様新しいモデルが多く、古い物は余り目にしません。日本で目にするGはサッパリです。現地の人の話では、維持費が高く壊れるかららしいです。アメ車は、エスカレードも見ました。H2も沢山いて専門店もあるそうです。H3も数台目にしましたから、日本より濃いかも。H1は5台ほど入ってきているそうです。
これが、郊外に行くと少し事情が変ります。まず、ランドクルーザーは不動の一位ですけど、都市部での割合が低かったUAZの数がグーンと増えます。その理由は、オフロードに強く、価格が安く、ローテクだからだそうです。ただ『人間が乗ることを考えていない』所が欠点なのと、品質が最悪だそうです。ただ救いは、ローテク故、誰でも修理が出来るのでどうにかなるそうです。確かに、都市部の用品店では売っていないベアリング、ブラシ、ヘッドガスケット、Vベルトを、田舎のマーケットでは普通に売っています。この手の部品は、日本では絶対にショーケースに入れて売ってませんから、UAZの部品はどんな物でも幾らでもあると言う感じです。
スカイオートは、初めて見たらしく、興味津々。湖のHOTELにUAZがあったので、頼み込んで一緒に試乗しました。オートアイドリングストップと言う整備状態だったのですけど、ココでは信号が無いので問題が無い?様です。乗り心地はマァマァですが、異様にブレーキペダルの位置が高いので、メーカーにその理由を問い詰めてみたいです。エンジンパワーはジワジワと加速するので、アクセルコントロールに神経を使いません。パワーに見合ったブレーキ性能は、実に神経を使います。アクセルを踏んでもオイオイ。ブレーキを踏んでも、オイオイ。。。実に味のある楽しい車です。
実はUAZを新車で買うことが可能です。当方の知り合いが『UAZ日本総代理店』をやっていますので、加藤電機で時々目にします。オリジナルの電装は、修理しながら乗るのが『常識』であるのは、加藤電機の様子を見ると良く解ります。当方の感覚では、これを日本や韓国車並みの品質を要求してはいけない様な気がします。ただ、未だに新車で買えると言うのが奇跡で、ありがたいと思う人しか乗ってはいけない貴重品です。興味のある方はHPを見てください。ただ、とってもウルサイHPなので、スピーカーをOFFにしてからの閲覧をお勧めします。http://www.kurumayayuji.com/index2.html

東京都東久留米のラーメン屋さんが殺されたと言う話を聞いて、ニュースを見たら、当方が何時もマッタリ紹介している『がんてつ』の並びにあるラーメン屋さんでした。http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/jikenbo/tanashi2/tanashi2.htm 『がんてつ』贔屓の当方としては、何時もここの『客入り』をチェックしていたので、ビックリしました。身近な所で、こんな犯罪があると、ちょっと怖いです。亡くなった方のためにも、早く犯人が捕まると良いですね。『がんてつ』のマスターも、近所の同業者が事件に巻き込まれた事は、ショックだと思うので、明日あたり励ましに行こうと思います。
麻生さんから、『関西ミーティング』の日程が決まらないと言う『お知らせ』が着ました。本来、6月中を予定していたそうですが、そのときのためにノベルティーを作って、驚かそうとしたみたいですけど、延期になって、隠しておくのも我慢が出来なくなったようでサンプルを送って下さいました。
現物を見て、先ず思ったことは、スゲーのを作っちゃったね〜。。。と言うのが第一印象です。品物自体は、樹脂のエンブレムですから良くあるものですけど、それは大量生産の話であって、当クラブの物を作ったと言うことが凄いと思います。モチロン、出来も良く一体どうやって作ったのか考え込んでしまいました。この手の製作は、樹脂の成型品ですから型が必要です。型にも色々あって、金型、樹脂型、があります。金型の場合は、沢山作るのには適していますけど、型代はこの大きさでも高額です。金型にも本型とZAS型と言って、ショット数が少ない場合に使いますが、それとて結構な額になります。
いずれにしても、成型の条件出しには時間が掛かるので、一度打ったら数百じゃー単価が高くなりますし、成型屋さんもやってくれませんね。じゃー樹脂型だと、トータルコストは安いですけど、製品の精度が劣ります。この仕上がりからすると、これは無いかな?後残されたのは、光造型です。UV硬化の樹脂を溶かした液体にUVを照射して、希望の形を作る方法です。これだと精度も良くて、仕上がりが綺麗で、偏肉にも耐えられます。ただ、若干対光性が劣るのと、コストがマダマダ高いですから、造型を見るための試作品か、付加価値の高い物にしか未だ利用されていません。しかし、この手の薄物には製作時間が短いので、案外いけるかも。
現品を見た所『ゲート』が無いので、光造型の可能性が一番高いですね。この他には、彫刻器で作る事も可能ですけど、肉抜きがしてあるから作りづらいよなー。。。今回送ってくれた物は、表面の印刷が白とメッキの2種類で、これの処理も立派です。裏面にWフェースが張ってありますが、これも『ビクガタ』で抜いてありますので、プロの仕事だと思われます。いずれにしても良い感じですから、皆さん欲しいでしょうね。入手方法等の詳細は解りませんが、是非『赤』も欲しい所です。

2008.6.26.    石飛 毅氏

3日間滞在したツーリストホテルは、グレードが高い方なので、海外からのツーリストも沢山来ます。ココまで来る方法は、地元のツーリストに案内されて車で来たり、自力でオートバイや自転車で来る人もいるそうです。近くに湖がありますから、水が豊富なので水洗トイレも備わっています。ただ、問題は電気はDIESEL発電機とソーラパネルなので、使う時間が限られている事と、シャワーも太陽熱を利用しているので、直ぐに温水が無くなってしまうので、水浴びになってしまいます。
ただ、一応ホテルですから、飲み物、菓子、タバコを買うことが出来ます。当然レストランもありますから、従業員も沢山働いています。この国は、既に学生が夏休みなので、その中には10代もいました。スカイオートがズボンを破いてしまって、縫ってもらったので、チップを渡したら『多すぎるから減らしてください』なんて、言うほど純朴です。ただ、かなり田舎なのですけど服装が都会的なので、チョッと違和感がありました。
レストランは、メニューが無くて、毎回、席に着くと運んでくる『お任せメニュー』で、毎回、一体何が出てくるか楽しみと言うか、少し怖かったのですけど、初めて見る食べ物でも大抵美味しくて、満足できる物でした。段々慣れてきて、晩御飯の時に席に座るとスパゲッティミートソースが出てきたので、『これは見たことがある食べ物だ』と、安心して食べ始めたら、突然、当方の前に、大きな洗面器がドーンと置かれて、硬直してしまいました。モチロン美味しく頂きましたけど。多すぎ。。
帰り際に天気が良いから、折角持ってきたんだから、バナナボートをやろうと言う事になったのですけど、幾ら晴れてても高地の湖の水温は物凄く冷たいのですけど、『乗れ!』と言われて断れないメンバーが、嫌々乗って振り落とされて湖でのレジャーを完了しました。ジェットをまたHUMMERに乗せて、ボートを引いて、カラホルムに戻りました。帰りは当方とスカイオートもHUMMERドライブをしましたが、オフロードは出しても40mil/h位が限界ですけど、一直線の舗装路では速度感覚が狂ってしまい、ついつい70mil/h以上出てしまいます。
カラコルムのホテルに戻り、3日間まともに風呂に入っていないので、先ずは入浴。実はココは乾燥しているのでさほど気持ち悪くなかったのですけど、豊富な湯量のシャワーを浴びたらとても気持ちが良くサッパリしまして大満足です。でも、ここのホテル関係者のレクサス LX470がオイル漏れをしているので、見てくれないかと言われて、快諾し点検しました。どうも、この車の雇われ運転手は速度をかなり出すみたいで、ATがオーバーヒートしてブリーダーからATFを吹いたようです。一応、オイルパンを外して清掃して、点検を行い試走してもらった所、問題が無かったので完了としました。
この日の晩御飯は、余りおなかが空いていなかったのでスパゲティにしたのですけど、食べている途中に現地の人のテーブルに置かれたのは、先日の羊より衝撃な、羊のホルモン系の固まりがドーン!と置かれて、人生の中で一番衝撃的な料理を見てしまいました。レバーとかナイフで切って分けてくれたので、味見をしたら、案外美味しいので、お代わりをしてしまいまいたが、マネージャーはやや暗い顔をして食べていたので、気になって聞いたら、この肉の生前は3日前に湖に出発する時に木に繋がれて、我々を見送ってくれた奴だと教えてくれました。食べる前に聞かなくて良かったです。
ホテルには沢山のお客さんが見ていました。その中に、イタリアの90歳になるおばあさんが、通訳とガイドさん2人の4人で旅行していました。イタリア人のガイドさんは、このホテルのリピーターで、また8月にも来るそうです。このイタリアのガイドさんは、この国の色々なゲル式ホテルに泊まっているけど、ココは最高と言うよりも別格だそうで、ここで、リフレッシュして、旅の後半の元気を溜めるみたいです。夜は、なんとカラオケルームまであって、そこで『長渕 剛』を皆で熱唱して過ごしました。そう言えば長渕さんも、ALPHAに乗っていたけど、調子はどうなんだろう?

土曜日に目が覚めて、カラホルムの街を見物しました。
先ず、市場の見学をしました。市場にはちゃんとした建物がありますけど、殆どのお店はコンテナを並べて、扉を開いて営業しています。衣料品、食品、雑貨品に混じって、車やオートバイのパーツを売っている店も沢山あります。なんと新車のオートバイも売っていたのですけど、メーカーは不詳、価格は日本円で7万円です。エンジンのクランクケースに書いてある文字を読んだら『スゲー事』が書いてありました。でも、これってココの人は読めるのかなぁ?(写真参照)
車関係のお店のショーケースを見てビックリ、オルタネーターのブラシ、ベアリング等の日本では決して、展示しながら売られることが無いパーツが並んでいます。田舎では、車をDIYで修理するんでしょうね。ちなみに一番衝撃を受けたのは、肉屋さんです。牛の頭が切り落とした状態でそのまま『ゴロン』と置かれています。実は、当方は血を見るのが嫌いで、一緒に行ったメンバーはそのお店の中に暫くいたのですけど、我慢できなくて直ぐに出てしまいました。ただ、乾燥しているからか全く生臭い臭いがしないので、目をつぶっていればその中にいる事が出来ます。
次に行ったのは、1300年前のお寺です。ここは、その当時この国の首都だったそうで、その頃からあるそうです。世界遺産にもなっているそうですけど、全体がなっているのか、石が世界遺産になっているのか解りませんけど、その頃の繁栄を知ることが出来ます。さすがにココには白人系の観光客が沢山いて、ヨーロッパと陸続きだと言う事を再認識しました。
ホテルに戻ったら、前日宿泊した時にお逢いした元映画俳優の叔父さんが、当方とスカイオートを気に入ってくれて『馬』をプレゼントしてくれると聞いたのですけど、『マジですか〜?生きている馬ですか〜?』と、驚いたら、『日本に持って帰っても良いよ』と言われましたけど、BOKUJYOUじゃあるまいし、自宅でもガレージでも馬なんて飼えませんから、ココに置いて。。。。。。真顔で『馬やる』って、言われて正気な所、その気持ちが、とっても嬉しかったのですけど、冷静に考えたら凄いことですよね。感謝の気持ちは素直に喜んで頂きました。
帰りは、HUMMERに何時ものメンバーで出発したら、5mも走らないうちに呼び止められて『この人を乗せていける?』と言い出し、一番断れない人が荷台に乗って帰る事になりました。乗ってきた人を見てビックリ。3泊したツーリストホテルのオーナーでした。このオッサンが乗ってきたために、HUMMERに乗っている人数は6人。4人はシートに乗れるけど、一人は後部のセンタートンネルの上で、可哀相なのは、荷台に乗った『ソーちゃん』でも、最初の200km位は荒れてはいるけど舗装路なので、荷台に乗ったソーちゃんはグッスリ寝て快適そうです。
一番大変だったのは、助手席に乗ったスカイオートで、実は後から乗ったオッサンは助手席の後ろに座っているのですけど、大きな声でズーッと喋りっぱなし。現地語なので当方には解らないけど、センタートンネルに座った通訳のEGIさんや、運転手に話しているのですけど、2時間以上ズーット喋ってうるさくて、眠れません。途中我慢できなくて、休憩を提案して止まってもらいました。
HUMMERから降りて、スカイオートに向かって『あのオッサンさー』と当方が言いかけると、すかさず『うるさくてぶっ飛ばしそうになりましたよ』と、困った顔をしていました。それを聞いていた通訳のEGIさんも『そうなんだよねーうるさいよねー』と同感だったようです。そこで、『あのオッサン、助手席に乗せようぜ』と作戦を立てて、乗り込むときにオッサンに助手席を勧めると、遠慮して中々乗ってくれません。通訳のEGIさんが必死に進めてもオッサン、後ろのシートに座ってしまったのを、どうせ通じないので『お前はコ・コ・だ・よ』と顔はニコニコしならが、皆で引きずりおろして、無事助手席に押し込みました。それでも、できるだけ離れたいスカイオートは荷台に逃げました。
再出発した直後、信じられないというか幻が見えました。前から、前から赤いH1が走って来るでは無いですか!余りにも突然だったので、言葉を失ったのですけどHUMMERに乗っている全員が大騒ぎ!この国には3台ぐらいH1があると聞いていましたけど、まさか草原の真ん中ですれ違うなんていうのは、物凄ごい事だと思います。
うるさい親父から離れたスカイオートは、快適なポジションをゲットして満足そうでしたが、、、直ぐに地獄がやってきました。舗装された道が終わり、ダートに変った瞬間から荷台の乗り心地は、最悪で、天国から地獄になってしまいました。大きく揺れる度に悲鳴に近い物を叫んでいる様子はお気の毒でしたが、決して代ってあげようなんて思えない状態でした。荷台よりはましですけど、センタートンネルに座っているソーちゃんも、頭や背中をボコボコ打ち付けて荷台以上に『痛たい』様子。スカイオートが絶えられなくなり、心優しいEGIさんが、スカイオートと交代してくれると言うので、シートチェンジ。スカイオートはよほど辛かったのか、オッサンを助手席から引き摺り降ろして、助手席をゲット。おしゃべり叔父さんはまたもとの位置に戻り、『痛いポジション』のソーちゃんはそのまま。。。走り出すとスカイオートはの第一声は『天国だ〜』でした。
しかしEGIさん、色々体の向きを変えたり枕を置いたりしたけど、一時間もしないうちに、車酔いの様相。みんなの『大丈夫?』の問いかけに、答えは『だいじょうぶ』ですけど、全然大丈夫ではありません。そこで、一番打たれ強いソーちゃんの『俺行きます!』の御発声でEGIさんとシートチェンジ。結局、このままゴールまで行きました。
我々は、一切の土産を買っていないのでEGIさんにデパートにつれて行って貰いました。当方達が買い物をしている間、運転手さんに『おしゃべり叔父さん』を送ってもらう事にしました。買い物が終って、外でタバコを吸っていると、ルーフライトを点灯したHUMMERが丁度入ってきました。HUMMERをデパートの前に置いて、晩御飯は、最近出来た『ラーメン屋!』久しぶりの日本の味です。最後に日本で食べたのは、カレーでした。出発間際で『食べる時間が無いな』と言ってたら『出発時間が遅れているみたいよ』とカメラマン先生に付いてきたプロデュサーが言うので、3人でカレーを注文したら、登場案内が始まり、やっと出来た熱々のカレーを慌てて食べたのですけど、猫舌の当方とソーちゃんは半分位残したのですけど、スカイオートは口の中を火傷しながら完食しました。
飛行機に乗ってから2時間ぐらい『カレー食いたかったなぁ』と、当方とソーちゃんは無念の思いを忘れられませんでした。奴には何時か仕返しをしてやる。。。ラーメンの他に餃子とチャーハンを食べて大満足。LAのラーメンより美味しかったです。久しぶりに帰ったホテルには、無断延泊している筈なのに、ちゃんと荷物は置かれたままでした。兎に角、置きっぱなしのパソコンを開いて、メールチェック。携帯電話に貰ったメールは、日本語フォントが無いため読めませんでした。メールをチェックしてHPの書き込みを行い、通訳と運転手さんと現地スタップを交えて、国際親善宴会。当方はとり合えず火曜日にHPをアップして以来、何もしていなかったので、皆さんが心配していると思ったので、報告を書いてから宴会に参加、、多少メンバーが変っていましたけど、気にしないで最後の夜を過ごしました。朝は前の晩あれだけ酔ってて日本語を喋らなくなった通訳が、皆を起こしてくれました。さすが日本人相手のツアーコンダクターは確りしています。
チケットが無いまま空港に行きましたけど、全く問題なく飛行機に乗れました。手荷物も20kg以上オーバーしていたのですが、それも、依頼人の名前を出したらディスカウントしてくれました。最後にHUMMERに乗ったメンバーと記念写真、大変だったけど楽しい旅でした。現地の皆さんと依頼人の暖かい、おもてなしは身に余るほどの物で、普段は余り思わないけど、この旅での事は一生忘れません。ちなみに、クラブに入りたいと言われたので、最後の日に工藤さんの作ったオーバルステッカーをHUMMERに貼ってきました。

2008.6.25.    石飛 毅氏

ボートを牽引してジェットスキーを乗せて到着した所は、標高1500の所にあるかなり大きな湖です。
さすがにマリンスポーツとは程遠い田舎なので、湖には全く何もおりません。ゴミも無く水の汚れも無く快適な湖です。しかし、この時期ですから水温は低く、水の中に入るのはチョッと厳しいです。当然、スロープはありませんけど、遠浅ですからバックで入ればボートを降ろすのはさほど力は必要ありません。HUMMERをバックで湖に入り、少しづつバックをしてボートを下ろしましたが、写真の状態位であれば、スターターには水は届いていません。現地の人は、もう少しHUMMERをバックさせようとしましたが、スカイオートは船のベテランですから、船外機を少しチルトダウンした状態で操船して無事進水させました。どうも、以前、ココでもう少し深い所までHUMMERを水に入れてしまったためにスターターに水を入れてしまったようです。
しかし、ジェットの方は、HUMMERから降ろした後、始動した途端にエンジンストール。その後、始動を試しましたけどスターターが回りません。チョッと戻るには岸から離れていたので、スカイオートがTシャツだけ脱いで、胸ぐらいまで水に入ってレスキューしに行ったので、短パンとおパンチュはビショビショ。ただ、この時点まで、天気が良かったので直ぐ乾くはずだったので、とりあえず、ボートだけ堪能しました。
暫く交代で遊んでいたら、突然の大雨。とりあえず、近所のツーリストホテルのレストハウスに非難しました。暫く雨宿りをしていたのですけど、雨はヒョウ混じりで、どんどん強くなる一方で、暫く上がりそうもありません。そこで、日帰りの予定を急遽変更して、ここのツーリストホテルに泊まることになりました。ここのホテルも『ゲル』で、遊牧民が実際に使っている物と同じ物です。ゲルの特徴は、内部に2本の柱があり天井部分を支えて、センターに薪ストーブがあります。この柱の間を通ってはいけないと聞いたのですけど、現地の人がどんどん通っているので、余り気にしていないようです。
ストーブの点火は、係りの人が来てやってくれるのですけど、どうも薪を足すのを忘れてしまい、何度も呼んでいたので、少し機嫌が悪るそうでした。この時期は、日が出ているとTシャツ一枚でOKなのですけど、夜は冷え込みます。当方は日帰り予定だったので、短パンとTシャツだったのですけど、ビショビショのままのスカイオートはガタガタ震え上がっていました。そこで、当方がHUMMERに積んだままのツナギを貸してあげて、短パンを乾かす事にしました。
晩御飯は、レストハウスで地元の料理を食べて、そのままゲルで宴会。当方はいつの間にか寝しまいました。2日目も雨でしたが、弱い雨なので、先ずはジェットの修理から始めました。故障の原因は、単純にバッテリー上がりで、遊牧民からバッテリーを借りてジャンプしたら直ぐに始動しました。一日中ジェットと船で遊んだため、この日もココのツーリストホテルに連泊。着替えの無いのが気になりましたけど、気にしない事にしました。
このホテルに働きに来ている遊牧民が、オートバイに乗ってきていたので、チョッと借りようと思ったら、気軽に貸してくれたのですけど、『チェーンが伸びていて、ブレーキべダルが戻らないから注意してくれ』と言うので、先ずは、これの修理をしてあげる事にしました。チェーンは、スプロケットを引っ張る部分が破損していたので、目盛り合わせで完了。ブレーキべダルは支点のロッドが無くなっていたので、タイラップを3本ぐらい突っ込んで、スプリングを張って終了。修理していたら、スカイオートが『乗りたくなくなった』と我がままを言い出して、そのまま返却しました。
晩御飯の後、外が騒がしいので見に行くと『ウサギ』を仕留めたそうで、血に弱い当方は遠巻きにして見ていましたけど、現地の人は、サクサク裁いていました。狩は生きるための手段ですから仕方が無いけど、突然だったのでビックリしました。気分転換のために、この日もゲルで宴会。目が覚めると、カラホルムのホテルから我々の荷物が到着していたので、とりあえず3日間着た下着の交換が完了。スッキリしました。。。
が。。。この時点で金曜日ですから、帰りの飛行機の前日です。ボートを運ぶ事を考えると。。。。昼には出ないと、とてもじゃないけど帰れない事になります。しかし、現地のメンバーは『月曜日に帰れば良いよ』と、とんでも無い発言!満面の大きな笑顔で『とびちゃん、わが国の良さをもっと知って貰いたいから、良いでしょ?!』と、言われたら断れるはずも無く、そのまま開き直って土曜帰りを諦めました。次の飛行機は月曜日なので、2日間延長になったわけです。結局、この日もココに泊まる事になり、夜は何時もよりも大宴会!月がとても綺麗だったので、外に出ると『狭いトイレより雄大な大地でしない?』と、誘われたので、お付き合いしまいた。LX470で、出来るだけゲルから離れた所に移動して、月を見ながら『スル』のは快適でした!

朝起きたのは、もう随分日が高くなってからです。天気はすっかり良くなったので、バイクツーリングに来ている人が出発の準備をしていました。ジェットでまたひと遊びしてから、ジェットを見学していた遊牧民のゲルを訪問して『リアル遊牧民』の生活を見せてもらいました。この遊牧民は、2棟のゲルと木造の小屋があって、バイク2台を持っています。飼っているのは馬と牛と羊です。我々が行った時は家畜の数が少なかったので、聞いたら多くの家畜はどこかに食事に行っているそうです。牛はお乳を取るためで、羊は食べるためです。馬は、近所への交通手段と子供が乗って30km走る『競馬』に出るために飼っているそうです。見せてくれと言わないのに、ゲルの中に案内してくれました。
ゲルの中にはテレビ!電灯と携帯電話があります。外に大きなパラボラアンテナがあったので、テレビがありそうな予感はしていました。しかし、電気が来ているはずは無いし、発電機も見当たりません。不思議に思って聞いたら、外にソーラパネルがありました。これで昼間に充電して、DC-ACコンバーターで昇圧しているようです。もう一つのゲルの使い道を聞いたら『観光客を止めるゲストハウスだ』と聞いて、一見素朴に見えても、実は中々商魂たくましいのには、驚きました。

2008.6.24.    石飛 毅氏

カラホルムまでの道は約350kmですが、その内120kmがオフロードです。
オフロードをHUMMERのドライバーはガンガン土煙を巻き上げて走ります。フラットダートは砂漠のような感じは無く、確りグリップしています。ただ、所々、水の流れた後の凹みがあるので、動体視力が良くないと車は跳ね飛ばされてしまいますので、運転技術のレベルは相当高い物が要求されます。通訳と我々日本人の3人は、余りにも運転手が飛ばすので、大騒ぎしながら乗っていましたけど、彼の運転技術が確かな物だと解ってきたら、段々慣れてきてきたら、もっと行けるよな感じがしましたけど、おそらくHUMMERには厳しい物になりそうです。この走り方で、エアクリーナーの詰まりとか、フロントサスペンションのヘタリとかが尋常では無いのが納得できます。それと、日本では滅多に抜けないショックもかなり抜けています。
市街地から離れると、『生き物にも出会わない』と聞いていたのですけど、生き物は掃いて棄てるほどいます。一番、目にするのは羊で、その他に馬、牛、ヤギ、ねずみ、ウサギ。。。一見何も無い様に見えても必ず目にします。文字道り『放牧』されている家畜?は、自由気ままに動き回り草を食べています。一体どのように統制しているのか解りませんが、基本的に飼い主の所に戻ってくるようです。この放牧された家畜が、道路を横断したり、道路でウロウロしていることが良くあって、少ない場合は、徐行してホーンを鳴らしますけど、多い場合は、蹴散らすことはしないで、車が道から外れて迂回するか、通り過ぎるのを待つのが礼儀だそうです。
大抵都市の近くが舗装で、田舎に行くほど未舗装になると思うのですけど、このルートの場合は都市から120kmは未舗装で、そこから先は舗装されていました。この理由は、元々都市近郊の道が舗装されていたのですが、痛みが激しく、作り直すために一気に120kmを壊してしまったそうです。余り物事を急がない風土のためか、工事の進展は余りはかどっていないみたいです。ただ、所々にアスファルトのプラントがあるので、少しは進んでいるようです。
未舗装が終わり、カラホルムまで100km位の所に突然砂漠が現れたので、砂丘をHUMMERで攻めてみました。エア圧を15psiに落としたHUMMERは、何処でも走れる感じで走り回ることが出来ます。この砂漠には子供達が観光でラクダウォークをやっていたので、記念になると思いスカイオートとラクダに乗りました。時間とかルートとか決まっていないのですけど、料金だけ決まっています。当然、当方にとって『初ラクダ』です。ラクダは馬と違って乗る時はしゃがんでて、立ち上がる時に注意しないと振り落とされます。でも、解っているけど立ち上がる瞬間に『おわ〜っ!』と叫んでしまいました。

途中、寄り道したので、カラホルムのツーリストホテルには約5時間で到着。当方とスカイオートに準備されたのは『ゲル!』。途中、何百個も見た遊牧民ご愛用の『ゲル』です。スカイオートと当方は『初ゲル』に大喜びで、子供のようにはしゃぎ回っちゃいました。このツーリストホテルは『皇太子』も泊まった事があるのですけど、その時は、センターのゲストハウスに宿泊されたそうです。当方としては、ぜひ『ゲル』だと思うのですけど、ココのゲルには、常設でエアコン、テレビ付きの高級版と、リアルに使われている通常版ゲルがあります。我々には高級版を用意してくれたのですけど、通常版も味が有って良い雰囲気が出ています。しかし、素人ゲラーには、この高級版から泊まってゲルに慣れてくるのにはピッタリでした。
ゲルの中は非常に清潔でチリ一つ落ちていません。両側にベットが置いてありセンターにはフカフカのカーペットが敷いてあります。扉も両開きで、少し屋根に掛かって上部がRになっているので出入りが楽です。夜になり、お客さんが就寝すると、係りの人が木製のドアに分厚いフェルトを、気が付かない様にそーっと掛けてくれるので、保温性は抜群です。また、朝、目が覚めるころに係りの人が巻き上げておいてくれるので、このもてなしに、気が付かない事もありそうです。客室はゲルですが、お風呂も内風呂、露天風呂もあり、シャワーの湯量はたっぷりですから、女性でも安心して泊まれます。当然ですが、ゲルにはトイレがありませんけど、ちゃんと水洗トイレがあり、ここの洗面所もお湯が出ます。ランドリーもあるし普通のホテルと同じ感覚で泊まれます。
そして、一番驚いたのは、センターにある巨大なゲルレストランです。外の質素さから考えられない内装で、4本柱のセンターがバーカウンターになっています。驚いたのは、こんな田舎なのに、一般的な洋食から、現地料理まで幅広いメニューが揃っています。我々が到着した時には日本人の団体が泊まっていたのですけど、ここの素晴らしさに驚いていました。
ゲルでの快適な睡眠から目が覚めて、まずスカイオートと散歩。事前に辣腕マネージャーから裏手に流れる川に金があると聞いていたので、川に行くと、砂の一部がキラキラしています。手ですくうと、本当に金が幾つもキラキラしているではありませんか!どうも上流には金鉱と精錬所があり、そのお流れじゃないかとの事ですけど、普通ならどうにか集めようとするのですけど、のんびりした風土に合致した当方には、どうでも良い事に思えてしまうから不思議です。
このホテルには、ココから50Kmの所にある湖で遊覧出来るように、YAMAHAのボートと、同じくYAMAHAとKAWASAKIのジェットがあります。しかし、YAMAHAのジェットは、日本から持ってきてエンジンが掛からないので、未だ未浸水だと言うので、スカイオートと、これの修理を開始。でも、全くパーツが無いので、2ストロークのエンジンのセオリーである燃料系と点火系のチェックを行った所、プラグが駄目だったので、これを清掃。そして燃料系は切り替えバルブの固着だったので、これを直結にして、オイルタンクにも水が溜まっていたのでオイルタンクの清掃も行いました。
無事ドライでエンジンが掛かったので試走したくなり、湖に行くことにしました。ところが、何度か乗ったことがあるボートの方も、今一、エンジンの調子が悪いと言うので、これも、修理しました。これも試走したいと思いますけど、HUMMER一台で、ボートとジェットは一度に運べないはずですけど、無理やり、HUMMER一台でボートとジェットを運んでしまいました。
湖までの45kmの内、舗装路が25km程で、残りの20kmは未舗装です。その未舗装には峠があるので、往路はすべてHUMMER選任ドライバーに託して、湖に向かいました。舗装路とは言え、道路の損傷が激しく、後ろに繋いだボートはガンガン跳ねます。なんか嫌な予感がしましたら大当たりで、走り出して直ぐにトレーラーを落としてしまいました。一番最初に気が付いたスカイオートが『トレーラーに追突されるから、止まるな!行けー!』と言い、それを聞いた通訳が『○×△#!』と言っため、追突されずに済みました。トレーラーが2軸だったので、トレーラーの損傷も殆ど無く、カプラーの増し締めを行い細心の注意をしながら走りました。でも、10分もしないうちにHUMMERドライバーはガンガン走りだしましたけど、それ以降一度も外れることはありませんでした。

2008.6.23.    石飛 毅氏

レポートが遅くなりました。理由は追々報告します。
まず、外したスターターに積んであったブースターケーブルを利用して直接電気を流したところ、ソレノイドは動きますけど、モーターは回転しません。交換するスターターがありませんので、現品を分解して簡易的にリビルトをすることにしました。ALPAHの場合はリダクション式のスターターで、日立のマークが付いていました。一応、防水型の様ですけど、従来型に比べると防水に関しては『簡易防水』です。慎重に分解すると、原因は直ぐに解りました。通常、ブラシの当たり面はピカピカしているはずですけど、銅の部分は黒くなり、ブラシも固着しています。明らかに浸水しての腐食です。しかし、ベアリング部分はバッチリなので、この部分だけ清掃すれば戻りそうだったので、これの修理を開始しました。
開始してから、パーツクリーナーとか、グリス類を買うために、オートバックスみたいな所に連れて行ってもらいました。商品量は少ないのですけど、アクセサリーよりも、維持管理に役立つ物の方が多いです。ココには、札幌市の交通局にいたという日本人おおじさんがDrとか言って、お店の顧問のような事をしていました。チョッと話をしましたけど、正直な所、車のメカには素人ですね。当方でもこちらでは通用しちゃいそうです。
ガレージに戻ってから、自信たっぷりで組上げたスターターを、先ほどのブースターケーブルを使って電気を入れましたが一向に回りません。おかしいと思って、悩んでも仕方が無いので、1分500円の電話代で、尚且つ、接続状態の悪い電話を使って加藤電気に連絡した所、電話に出てくれません。何度か掛け直しをしたところ、やっと出てくれました。どうも加藤電気は『表示不可能』だと出ないようです。一応、手順を話した所、間違いは無いので、何度も組みなおしては、バッテリーを繋いでも一向に回る気配がありません。あとはフィールドコイルの断線しか考えられないのですけど、焦げもないし、そう簡単に切れる物ではったりません。目をつぶっても組み立てできる位熟練してしまい、どう考えても回らないほうがおかしい位、セルは完璧にリリビルト出来ています。そこで、もしかするとバッテリーが弱っているので無いかと思い、近所のBMWのディラーにスターターを持って行き、元気なバッテリーに繋いでみたら、物凄く元気にスタータが回りました。原因は、バッテリーの電圧が足らないのが判明しました。
また、HUMMERの所に戻って、スターターを回した所、やはり回りませんので、バッテリーが弱っているとしか思えません。しかし、電圧を計ると12Vあります。そこで、バッテリーから引いているブースターケーブルを見たら、被覆は太いけど、芯線は物凄く細い物です。いくら小型になったとは言え、消費電流の大きいスターターを回すのには細すぎます。そこで、とりあえずスターターを取り付けてから、他車からジャンプしてエンジンを掛ければ良いだろうと思って、スターターの取り付けを行いました。もう時間も遅くなったので、とりあえずエンジンを掛けてみて、おわりにしようと言うことになり、スターターを回すと無事始動。しばらくアイドリングで放置してから1日目の作業は終了。
ホテルに戻り和食レストランで晩御飯。オーナーは午後から仕事が入っていたので、作業に立ち会えませんでしたが、出かけるまで、スーッと横で見ているのですけど、案外、メカに強く、ぶっ太い指ですが器用に工具を使うし、色々質問もしてきます。だから、誤魔化しは効きませんので、スカイオートも当方も必死でした。当方達に用意されたホテルはKenpinski Hotelと言うホテルの最上階で、何時も当方が泊まっているアメリカのホテルより広くてゴージャスです。当然、お値段も高いですけど、眺めは最高です。修理に来てこんなホテルに泊まれるなんて、幸せかも。。。でも、この後、急展開が。。。

作業2日目は、先ずは洗車から。暗いガレージでのオイル交換はやり辛いので、HUMMERの運転手さんが、洗車場にHUMMERを運んでいる間に、当方達は、昨日のジグザグ(オートバックス)でオイルを購入、ALPHA用のCH-4が売っていたので、これを12L購入して、洗車場に向かいました。洗車場に着くと、数人の従業員がHUMMERを洗っています。この国は、冬は寒いのですけど余り雪が積もりません。でも、屋外で洗車をしたら直ぐに凍ってしまいます。そこで、洗車場は屋内であることが納得できます。洗車の様子をみていると、外装ばかり洗車しているので、従業員にエンジンフードを開けてエンジンを洗うように指示してエンジンルームを洗って貰いました。
洗車が終わり、拭き取りをしてもらった後に、エンジンフードを開けたときに、丁度オーナーが来たので洗車場は大騒ぎです。拭き取りをする従業員の数がどんどん増えて、その内、従業員の殆どが集まっちゃいました。物凄い人気です。その中で、オイル交換と、PCMの交換を始めたので、観客の中で作業をするのは大変照れます。マネージャーさんも、初日から手伝ってくれるので、作業はドンドン進み、完了した後にテストドライブをお願いしたのですけど、オーナーは実は全く運転をしないことが、ココで判明。でも、助手席に乗り込んでスカイオートの運転で、テストドライブに出かけて帰って帰ってきたら、ニコニコでした。
なぜか、HUMMERを日本から修理に来たと聞いて、この洗車場のオーナーが自分の乗っている『セドリックの調子が悪いから見てくれ』と言うので、一通り見た所、地元の日産ディーラーで見てもらったトラブルコードを持っていたので、『何で日産で治さないのか?』と聞いたら、セドリックは正規輸入されていないため、トラブルコードは解っても、マニュアルと部品が無いので修理ができないみたいです。一応、トラブルコードの原因を説明して終わりにしました。帰り際に、オーナーがー従業員と一緒に記念写真の依頼に快く受けていました。ガレージに戻り、アンダーガードの取り付けとドアノブの調整を行い、一応、不具合点の補修は完了した頃、オーナーが、今からカラホルムにある『日本で有名なキャンプ場』に招待するから、『ホテルに帰って準備してください。』と言うので、とりあえず2泊分の下着だけを持って準備しましたが、今、泊まっているホテルはどうしようかと思い、散らかっていない当方の部屋は、チェックアウトして、一部屋だけそのままにして出かけることにしました。
待っている間、町の中を見回していた所、この町は建築ブームで360度を見渡すと、必ず建設中のビルを目にすることが出来ます。民主化から18年で活性化が始まっています。カラホルムは、距離にして400km位の所だと聞いていたのですが、巡航速度が高いので、さほどハードな旅だと油断していたのが、未知の世界への始まりでした。オーナーが折角HUMMER CLUBだからということで、スカイオートとマネージャーさん、通訳と当方を、専任のドライバーが運転するHUMMERにのせてくれました。HUMMER以外はレクサス(ランドクルーザ)、日本で有名な写真家が乗ったレクサスの3台でカラホルムに向かいました。
ちなみに、芸術関係に余り知識の無い当方とスカイオートは、行きの飛行機から、この写真家と一緒でしたが、余りにも気さくで、人の良い方だったので『カメラマンさん』と、普通に慣れ慣れしく接してしてしまいましが、同行プロディユサーから活躍内容の話を聞いて、その凄さにビックリして、遅ればせながら『○○先生』と呼び方を変えましたけど、やや手遅れでした。
この国での市街地の交通事情は中々厳しい物があります。信号が少ないのと、車の数が多いので合流での割り込み、車線変更は、まるでF1のスタート直後の様に少しの隙間を縫って行われます。歩行者も酷くて、横断歩道なんてまるで無視。とてもじゃないけど横断歩道を一人じゃわたれません。

2008.6.18.    石飛 毅氏

日本の皆さん。。っていうぐらいココに馴染んでいますが、スカイオートはもっと国際親善をしています。
心配していた食事は、今の所殆ど日本と変わりありません。今日のホテルでの朝御飯は、トースト、ソーセージ、オムレツ、オレンジジュースetcですから全く同じ。清潔で味も良いです。お昼ごはんは、作業をしている地下駐車場の上にあるレストランで、用意してくれたステーキ!を食べました。ココは、味は日本で、量がアメリカと言う感じです。渡航前に肉の中心は、茹でた羊とか言ってたけど、周りの人も牛豚を焼いて食べています。標高が1200mで、気温は高いのですけど、湿気が無いので汗をかきません。ですから、健康状態は良好です。
さて、作業のほうですが、本来の目的は修理と言うより改造が目的でした。色々な関係者に逢うと、殆どの人が『危ないから止めたほうが良いですね』と言うのですけど、本人はパワーアップを期待している様です。中には、乗せてもらったけど、あーだった、こーだったと大抵の人が乗り乗りで話をするのですけど、『オフロードが凄い』とか聞いても、素人が言うことだと思って余り真剣に聞いていなかったのですけど、こちらに着いてから凄いジャンプをしてHUMMERを壊してしまい、国外に持ち出して修理をした事があると聞いてから、チョッと心配になってきました。さらに、飛行機に乗る前に『エンジンが掛からない』と言うのを耳にして、それも、どんな状態かは解らないので、今日は、早くからHUMMERの所に行って状況を調査することにしました。
HUMMERは、オーナーが住んでいるマンションの地下駐車場に止めてあります。しかし、HUMMERの鍵がありません。普通だったら、鍵ぐらいオーナーの所に取りに行けばいいのですが、オーナーの所には鍵がありません。オーナーは運転をする事が望ましくない仕事なため、普段は全く運転をせず、一般車両の無い自身の敷地?に行ってからしか運転をしません。従って、HUMMERの鍵はオーナーは保管していないのです。さらに鍵を管理をしている人が上手く当方達に渡っていないことがバレたら、可哀想な事になるので、先ずは、そのまま地下駐車場に向かい、HUMMER所に行って、作業環境の確認をしました。
冬季にはー40℃になるので、セレブは暖房完備の地下駐車場に保管するみたいです。確かにスチームのラジエーターが駐車場にありました。駐車場にはトレイもあるし、バラバラにしたままでも常時警備の人がいてシャッターの開閉も行いますので、セキュリティも高いです。しかし問題は、電灯の照度が低いことです。一応、当方もスカイオートも高輝度LEDライトを持ってきていますけど、周りが暗いとスポットになるので作業性がグーンと落ちます。明るさ以外は全く問題が無いので、一安心しました。次に、HUMMERのボンネットのロックが掛かっていなかったので、ボンネットを開けると『キッタネー状態』一体どんな所を走っているんだろうと思うぐらい『砂漠の砂?』がたっぷり積もっています。これは早い所動かしてエンジンを洗ってから作業をすることにしました。
点検後、鍵が届くまでの1時間程、市内観光に行きました。観光とは言うものの、主目的は、我々に付きっ切りの日本人マネージャーさんが、日本のCIMカードが使える携帯電話を買うためで『携帯電話センター』に行きました。この携帯センターは、柱の無いワンフロアーに、透明のパーテーションで間仕切りをして、小さなショーケースが並んでいます。ショーケース毎に販売員が一人必ずいるので、良く観察すると、ショーケース単位で独立した店舗でした。ですから、ココには100店ぐらいの携帯屋さんがある事になります。当方もCIMカード式の携帯電話にしましたから、ついでにNOKIAの携帯を海外で使うために購入しました。価格的には80ドルという格安です。しかし、新品だというのに、裸のまま携帯とビニール袋からケーブルのほつれを解しならが充電器を出して渡されました。モチロン取説もありません。秋葉原のラジオデパートだって袋に入れてくれるというのに。。。外に出ると、タバコのばら売り屋さんを発見、金利が10%以上で急成長している国なので圧倒的に日本より高級車を目にしますが、それ故、格差が目立つ気がしました。
HUMMERの所に戻ると、鍵が届いていたので、早速現状把握を開始しました。まず最初にエンジン始動を試みましたが、スターター全くが回りません。ATのセレクタースイッチの不良も考えられるので、シフトレバーをガチャガチャやっても駄目でした。そこで、ダンボールを持ってきてもらい、HUMMERの下に敷いてスタータースイッチを入れて貰った所、ソレノイドは元気良く動いています。ソレノイドがガチャガチャ動くというのは、モーター部分の不良ですから、エンジンは掛けられません。エンジンが掛からなくては今後の作業も進みませんので、先ずはスターターを降ろすことにしました。ALPAHのスターターは、従来の物と比較して大きさで半分、重さでも半分以下なので、軽く片手で持てます。それでも、アンダーガードを取り外すさないと降ろせません。スターターが軽いのは大歓迎でしたが、アンダーガードには鉄板が張ってあります。チョッと見た所、板厚があるので重量はかなりあると予想できます。こんな物が必要な所を走っているんだ!と、関心すると同時に、何か色々ありそうで一気に不安が押し寄せてきました。
スカイオートが電気周りを色々調べていると、やたらとFUSEが飛んでいるのを発見して、それの処理をしているので、当方はこのくそ重そうなアンダーガードの取り外しを開始しました。アンダーガードは、鉄板以外に余計な物が付いていないので、ボルト24本取ればOKで、この部分をヒットさせていませんし、錆が無いので黒がありません。ただ、スターターボルトを限られた工具の中で作業するのは大変で、たまたま持っていたクロックスの携帯ホルダー用ストラップが大変重要な役割を果たしました。無い時は色々な工夫があって楽しいです。

2008.6.17.    石飛 毅氏

海外修理旅行は、初日からビックリすることの連続です。
とりあえず入国審査は無しで、そのままVIPルームに通されて、荷物の検査も無く素通りでした。気候は日本と殆ど変わらなくて、半袖で十分過ごせます。日本人のマネージャーは何度もこちらに来ているので全く不安なく、VIPルームには体の大きな依頼人がいて歓迎してくれました。到着が夜だったので、写真は殆ど夜景なので、明日からの写真をお楽しみください。とりあえず。。。無事到着の報告です。

2008.6.16.    石飛 毅氏

倉持さんが、LAに行ってたそうですけど、ガソリンの値段が4ドル50セント(軽油は5ドル以上だそうです)になっていたそうです。
当方がHUMMERを買いに行った時は、1ドル20セント位でしたから4倍弱です。これじゃーアメリカ人もアメ車には乗らないですねェ〜。
金曜日に、仕事が終った後スカイオートに『お出かけの準備』をしに行きました。小林くんのお父さんのH2の車検も終ったというので、HUMMERに小林一家を乗せて向かいました。小林家にはH1をお勧め中ですが、現在お気に入りの色が無いみたいなので、その内良いのが入ったら。。。晩御飯が未だだったので、スカイオート指定店である、蕎麦屋で晩御飯にしました。今回は、十割の天ざるを頂きましたが、何度食べても美味しいです。
小林一家をお見送りした後に、スカイオートが新しく購入した海外でそのまま使える携帯電話を見せていただきました。電源を入れるとWINのモバイルが起動して、まるで、パソコンと同じです。今まで使っていた電話機からCIMカードを抜いて入れるだけで使えるんですから便利ですね。ネットも出来るので便利だというので見せてもらったけど、上手くつながりませんでした。こんなの海外で使えなかったらど〜スンでしょう?
翌日、どうなったか聞いたら『使うのを諦めました』と言ってたので、今回は、使わないのかも?『スカイオートが新しい携帯買ったけど、全然使えな〜のよ』って工藤さんに話題を提供したら『俺も新しくしました』と黒い携帯を出してきました。噂の『PRADA』の携帯でした。タッチパネルで色々使えるそうです。Bluetoothも搭載しています。その話を狭山ハウジングにしたら『俺の携帯も見てください』と言って出したのは、金色のDOLCE&GABBANAの携帯でした。ブランド携帯って案外浸透しているんですね。当方はカシオがお気に入りなのは変化なし。
スカイオートには相変わらず沢山のH1が入庫していました。こう書くと誤解されてしまいますけど、他店で購入されたH1が結構入っているみたいで、今後のために、どんな故障が多いのか聞いたところ、もう少しで危ないという事例が2件ありました。先ず、一件目はフロントのブレーキパッドが4枚の内、一枚だけ異様に摩耗してローターもその面だけスリットのリブが出そうになっています。購入店ではローターを交換してくれたらしいのですが、暫くするとまた同じ症状になるのでスカイオートに持ち込まれたようです。
ブレーキの摩耗は、反対側にも同じ力が必ず掛かるので、この場合はピストンの戻りが悪いだけの場合は右左の摩耗に差が出るので、今回のはキャリパーのスライドピンの動きが悪くてキャリパーが全く動いておらず、摩耗していない方のパッドはディスクに触れていないと考え得られます。フルタイムの場合は、左右のバランスが悪くてもその症状が多少緩和されてしまいますので、気が付かなかったみたいです。
もう一台は、購入直後にミーティングにお見えになり、『ど〜でしょう?』と聞かれたのですけど、タイヤを止めているナットが一個無いのに気が付いて『とり合えず全部点検整備をしてみたら如何でしょう』とお勧めしたのですけど『購入店で整備をしたので・・・』と、何となく乗り気ではありませんでしたが、タイヤを止めているナットが無いのに点検したというのも絶対に可笑しいし、足周りのグリスニップルの汚れ状態を見て絶対に点検なんてしていないと確信を持って『そんなの信じちゃいけない』と、半ば無理やり点検整備を受けることにしてもらいました。
結果としては、全てのオイルがNGでトランスファーに至っては入っていなかったそうです。スカイオートも勝手に整備を進めるわけには行かないので、オーナーに来て貰い、現状を説明して、この後、整備を進める事にしたそうです。一応購入店で納車前整備はやったそうですけど、一体何をしたんでしょう??
蒔苗さんから送って頂いた『せんべい汁』これって一体何者か?ご飯?おやつ?一体どのタイミングで開けたら良いのか悩んでいました。中々開けるタイミングが掴めなかったのですけど、遂に開梱。中を開けると『南部せんべい』3枚とドライ野菜とスープが入っています。この量なら『おやつだな』と思い、パッケージの指示に従い、先ず南部せんべいを4つ割りにして、具とスープを入れてから、熱湯を入れて5分で完成。早速食べましたが、美味しいけど、微妙な食感です。お湯を含んで柔らかくなった南部せんべいが、具無しワンタン皮を柔わらかくしたのが一番近い感じだと思います。量的にはお湯でふやけると『ご飯』だと思います。

好評の佐藤先生がお見えになりました。先日の『入間基地チェック』の事を、HPに掲載させて頂いた事を事後報告した所『本当の事だから良いよ』と快諾してくれました。追加で、小さい双眼鏡で基地を覗いていたら、『向こうも見てた』と言う話も聞かせてくれました。ついでに、工藤さんが「狭山市役所からもパトリオットが見える』と言う情報を貰ったので、それを伝えると『そーナンだよ!』。。。。既にご存知でした。それ所か、HONDAモンキーに乗って入間基地周辺の高い所を探し回ったそうで、『教習所の隙間からも良く見えるんだよ』と教えてくれました。
そこで、小さい双眼鏡と言うのを聞いて、当方が持っているオートフォーカスの双眼鏡を見せたら『た・たのむこれ貸してくれ』と子供みたいに頼むので、ヒロシと笑い転げていたら、すこし間を置いて『石飛様お願いだから2週間だけ貸して下さい』と非常に丁寧なお願いをし始めました。どうも2週間以内に何か監視する対象が来るみたいで、その時に使いたい見たいです。モチロン、当方も双眼鏡なんて普段使いませんから、快く提供しましたら、余程嬉しかったのか、ニヤニヤしながら暫くガレージの中から外を見ていました。
そして、ケースにしまいながら『何でモット速く貸さなかったんだよ。これがあればモット良くパトリオットが見えたのに、お前意地悪だな』と、内緒で見に行ってたのに、訳の解らない事を言い出しましたので、子供みたいな事言うなと双眼鏡を取り上げようとしたら『すいません。私が悪ろう御座いました。もう一生そんなことは言いません』と言うので、取り上げは勘弁してあげました。
どうも佐藤先生は、当方より子供みたいな所があって、CATの工場見学をした時に、興味のある物があると見学コースを外れて勝手にその側に行ってしまい、案内の女性に『危険ですからコースから出ないで下さい』と注意されるのですけど、何度もコースアウトを繰り返して居るうちに『お願いですから、コースから出ないで下さい』になり、最後には『コースから出ない!』と言われたみたいです。通常この見学コースは45分で終るのですが、2時間半掛けて見学したのは、CATの工場が始まって以来だそうです。
秩父には、CATのデモ・フールドがあって、そこにも行った事があるそうです。モチロン、素直に行って返ってくるような佐藤先生ではありません。一通り超大型重機のデモが終わり、パワーアシスト付きでAT化された重機は運転がとても簡単なので、野蛮だと思われがちな重機のイメージを良くするために、デモのオペレーターは女性だそうです。見せるだけでは無くCATは気前が良く、見学者にも大型重機の体験運転も行っています。
当然、全員と言うわけには行かないので『何方かご希望の方はいらっしゃい。。。』当然、手を挙げながら前に進んで行ったそうです。そして決められたコースを一周すると、オペレーターの女性に向かって『お願い。も〜一周させて!』と頼んだけど『だめなんですよ〜♪』と丁重に断られたのですけど、そんな事でめげる佐藤先生ではありませんから、強引に発進させようとしたら、突然『緊急停止ボタン』を押されて『ダメ!』と怒られたそうです。当方が幼少の頃、憧れて見ていた田宮の模型が入っていた箱の絵を描いていたのがこんな人だと知っていたら。。。佐藤先生はタイミングが合うとガレージで遭遇できます。
今週は、ゲストが沢山でした。九州から上原さんがお見えになり、当方と同じG9を持っていました。レンズの赤いリングが羨ましそうだったので、気分が良くなってリングを交換してあげました。どうも、熊本では案外H1が生息しているみたいで、何台が遭遇してオーナーともお会いしたそうです。その内、関西に続いて九州にもコミニティーが出来るかもしれませんね。ミーティングは、阿蘇山でオフロード走行。。。。遠いーかな?狭山市駅まで当方のH1で送って行きましたが、当方のHUMMERは軽い感じがすると言ってました。これはファイナルが低いので、多少アドバンテージがあります。ただ、タイヤが大きいので相殺されているはずなので、一度試乗してみる事にしました。ちなみにインタークーラーの装着を考えているようです。
桧谷さんの会社の人が、最近、当HPを読み出して『どんな人か見てみたい』と言う理由で、ガレージにお見えになりました。当方は、直接逢うとココでのキャラクターとは若干のズレがありますから、失望する事が多々あります。今回もその例に漏れず、予想とは違っていたようです。ただ『今までに逢った事が無いキャラ』だと言われたのは、どう取って良いのか解りません。帰り際に大抵のオーナー以外の人が社交辞令で『また来ます』と言うけど、殆どの人は2度と来ないので期待していませんし、当方は一人が好きですから気にしていません。

面白い事を引き受けちゃいました。最初は『ギク!』としたのですけど、今は楽しくなって来ました。昨年、工藤さんから、町内会の『子供用の山車』を改造して欲しいと言われて、見に行きました。その時は、実際にやるのかどうか決まっていませんでしたし、柳本HUMMERが入庫していたので、その時に考えれば良いと思い、具体的なプランは建っていませんでした。柳本HUMMERの終わりが見えた頃に、プランを建て初め、ガレージも置く場所が出来たので、工藤さんのトラックで運んでもらいました。
この山車は、10年以上前に父兄が協力して作った物で、神社にあるような本格的なものではありません。ただ、父兄の思いやりが入っているので、大変微笑ましい山車です。見た目はチョッと華奢に見えても、ちゃんとフレームが入っていますし、軸受けにはピローブロックが入っているので、大変スムーズに転がります。これだけスムーズに動けば少子化で引き手が3人位でも動きます。
但し。。。真っ直ぐだけならです。それは、舵が無いのと、車輪は左右が直結になっているため、同じ方向に同じ回転しかしませんので、持ち上げて頭を振ろうとしてもタイトコーナーブレーキング現象の凄いやつで、頑なに方向転換を拒否します。ちなみに怪力だと思っている当方でも一人では動かす事が出来ません。そこで、先ず車軸を左右で切り離す事にし、トレーラーのカプラー付近に付いていて、車体から切り離した後に移動する時に使う収納式の車輪を追加して、ステアーできる様にすることにしました。
これは、余り大きな改造をしないで、オリジナルを一番生かすことが出来て、尚且つ、直進性保持が簡単に出来るからです。ただ、木製のホイールは突起物が多く、子供ちゃんが怪我をする恐れがあるし、サスペンションが無いため、万が一踏まれたときに確実に重量の半分が足に掛かるので危険です。そこで、タイヤの選定が一番上重要になります。工藤さんにその旨報告すると『ジョイフルホンダに色々売っていた』と言うので、山車改造委員会メンバー全員で『ジョイホン』に向かいました。当方は未だヒロシのトラックに乗っていませんので、工藤さんのダッジと、当方のHUMMERはガレージで待機させて、ヒロシのトラックで行くことにしました。
圏央道は、以前、入間インター付近は本線まで渋滞していましたが、今日はそこまで込んでいません。空いている圏央道を走るヒロシのトラックは快適で、マグナフローから出る排気音は素晴らしいサウンドで、とてもDIESELとは思えません。加速もとても3.5tのトラックだとは思えない加速をします。当然、燃費も良く、マグナフローから出る排気も透明ですから、悪い所は何もありません。多分160km/h出しても車体はピターッとしていそうです。断っておきますが、当方がメーターを見た時は針は一回も100を超えていませんでした。そうそう、高速道路では、後席の人もシートベルトが必要です。当方が『工藤ちゃんベルト』というと案外素直に装着しようとしたのですけど、どうもお腹回りが、、、『まぁ俺が捕まる訳じゃないから良いか』と暴言。でも、ちゃんとしていました。おりこう!
今回、買い物をしたジョイフルホンダは、日野自動車の工場跡地に最近出来た『瑞穂店』で、ココには当方は始めて行きました。この四里四方には、コストコ、三井アウトレットモール、ダイヤモンドシティー、名前は忘れたけど、ソコソコのショッピングモールと軒並みショッピングスポットがあるので、激戦区です。到着して駐車場入り口に止めた時に、さほど大きいとは思いませんでしたが、これは建物の長辺ではなく短辺の方で、長辺はアメリカ並み以上の大きさがあるホームセンターです。多分横幅は200mオーバーでしょう。アメリカと違って2階もありますから、売り場面積で考えたらアメリカより広いと思います。
商品量も凄く、日曜大工コーナーには、なんと!ロックタイトのディスプレーでの販売があって、これには正直驚きでした。品揃えも、液体から、ジェル、リップタイプまであり、ジックリ選んで購入できます。ガレージでの急な欠品の時に補充が簡単に出来ます。ネジ類も豊富で、値段は自分で書いて申告する方法はチョッと新鮮です。今見たら、ワッシャーは8枚だ!ど〜しよー。。。2階は売り場の他にフードコーナーがあり、マック、リンガーハット、ホブソンズ等のテナントが沢山入っています。これでパンダエキスプレスがあったらアメリカだ!タイヤも、もう少し外径が大きいと、良かったのですけど、必要十分なものが手に入りました。

リモアで行く旅は、お気づきだと思いますが、スカイオートに同行してHUMMERの海外作業です。最初、不確定な話だけの時に、面白そうなので『良いよ〜』と軽く返事をして、その後パスポートの問題、ビザの問題色々発生しました。そうなると、ハードルを越えたくなる性格なので、出来る限りの事をしました。しかし、ビザは通常1週間。特別な場合は3日間だと言うのに、なんか凄い力が陰で動いたらしく、一日で取れちゃいましたので、行く事が確定しました。しかし、実は金曜日まで、飛行機の時間どころか、何日から何日まで行くのかも知りませんでした。渡航の手続きはスカイオートに任せていたのですけど、『何時の飛行機?』と聞いても、スカイオートの返事は『解んないですよ〜』としか答えは返ってきません。奴の対応は、群馬に行く程度にしか考えていないみたいです。(業務連絡:武蔵野R&Dセンター以外の各事業所の人は、ボーナスの査定が終るまで、周りの人に『また、海外に行ってるね』等と、言わないようにしましょう!!)
群馬気分でも、やはり準備はしなくてはなりません。でも、正確な行く場所も知らないし、気候も解りません。挨拶の言葉も知りません。モチロン、ホテルにタオルがあるか無いかなんて、絶対に解らないので、聞こうとも思いません。そう言えばサハリンにバイクツーリングに行った時もこんな感じだったなぁ。真面目な人は『こんにちは』程度の言葉を勉強していたけど、当方はロシア語を全く勉強していかなかったし、行く場所の地名も聞いたけど覚える気が無かったかも。泊まる場所も知らなかったな〜。大体サハリンを走るというのにレース専用であるCR250の燃料タンクをチョッと大きくして、ハイギヤードにしただけのバイクで行くこと自体が舐めていました。。もしかすると、群馬気分はスカイオートじゃ無くて、埼玉気分しかない当方のほうかも?
工具類は、スカイオートと分担して持って行くことにしましたが、使用頻度の高い物は効率が下がるので重複させました。しかし、準備している途中に、幾ら何も無い所だとしても、もし必要が出たら一般的な工具は入手できる可能性はあるだろうから、ハンマーとかモンキー等の思い割には機能が低い物は諦めて、ホース抜きとか、ピックアップツール等の特殊な工具を重くなるのを承知の上で、多めに工具箱に入れました。ネット環境は期待できませんが、一応、パソコンとデジカメは持ちましたので、報告できる環境でしたら現場中継をします。じゃあ!

2008.6.13.    石飛 毅氏

ビザを取るために、虎ノ門まで行ってきました。
虎ノ門と言えば、アメリカ大使館があって、子供の時に田舎から出てきた親戚と『はとバス』に乗った時に、バスから見たことがあるのが記憶では一番最初でした。ついでに、アメリカ大使館の写真でも撮ろうと思いながら、地下鉄の出口を出たとたん、物凄い数の警察官が警備をしていました。理由は、サミット前の警備だそうです。まぁ、日本の場合はテロとかの心配は余り無いし、外交的な不満があるとしてもさほど大きな衝突やデモ行進も少ないと思いますから、そんなに必要ない気もします。しかし、先日の聖火リレーで、今までの日本では考えられない逮捕者が出たり、表面に出ていない小競り合いもあったので、気は抜けないと思います。
ちょっと話がそれますけど、佐藤先生はガレージ近所の入間基地にパトリオットミサイルPAC-3が配備される情報を入手して、一体、何時運ばれるんだろうと毎晩入間基地を張っていたそうです。何日目かに、やっとそれらしき巨大なトレーラーを発見して、Jeepで後を付けていたそうです。毎晩見張っている時点で、奇行ですが、まるで子供が『ちんどん屋さん』の後を付いて行くのと同じように取り付かれたように付いて行ったみたいです。本人は『国防の警備状況を監視する為の国民としての権利だ』と言っていますが、その時の話を聞くと、まるで子供のようでした。
16号を川越インター方面から来たトレーラーは、ガレージ傍のカルフール前を過ぎて、次のサティの交差点を左折して、入間基地に運搬した模様です。当然、自衛隊の最新鋭装備ですから、武装した警備車両が戦後を問わず、厳重警戒しながらの任務です。その、後ろから初老の怪しいJeepに乗った不審者を警備が見逃すわけはありません。一番近くの機銃を構えている自衛隊員は、直ぐに佐藤先生を標的にして銃口こそ向けませんでしたが、入間基地に到着するまで監視されていたそうです。
入間基地に配備されたスカッとミサイルは、6機で24発のミサイルが装備されているので、その奇行は全装備の搬送を全て見学したようです。当然、夜間だけではなく、昼間の入間基地も監視したようで、入間基地は航空自衛隊の基地なので、パトリオットPAC-3を運搬した陸上自衛隊が入間基地で野営していたらしく、その様子を見物したり、基地内を装備した監視車両を定点チェックしていたので、そんな不審者をそのまま放置しているほど間抜けではありませんで、先生の所に若い自衛隊員が質問を受けたそうです。また、逆もあって、先生のJeepを見て電車で移動して駅に着いた陸上自衛が、先生を関係者と間違えて、『入り口はどちですか』と、聞いてきたので、間髪を入れずに『後方300m!』と答えたらそのまま敬礼して走って向かったそうです。日本って平和だなー。。。と言うか、先生危ないですよね。
アメリカ大使館周辺は、自衛隊ではなく大勢の機動隊が中心となって警備していますが、大型火気類を持っていなくても、あまり良い雰囲気ではありません。折角なので、アメリカ大使館の写真でもと思ったのですけど、誤解されても困るので一旦諦めました。手続きが終って帰り際に、虎ノ門病院の横に、物凄く立派なビルがあったので、何処のビルかと思って看板を見てビックリ!、このビルは、昨日タバコが1000円になったらお気の毒だと思った『JTビル』でした。見上げるような高さのビルは、昨日、気の毒だと思ったのですけど、瞬時に取り消しにしました。
エントランスには、ガラス張りのスケルトンで高級そうなソファーが置かれ、その横には当然の様に灰皿が乱立しています。外のカフェにも、立派な灰皿が全てのテーブルにおいてあります。人口の20%がタバコを一日一箱吸うと、年間で2兆円。。。。と考えたら、なんか腹立たしくなってきたので、1000円になる前に辞めちゃおうかと一瞬思っちゃいました。でも、都心で働くサラリーマンを見ててお気の毒な感じがしてきました。虎ノ門の地下鉄の駅にあるベンチは、サラリーマンで一杯でしたけど、その殆どが寝ていました。。。こんな所でしか休憩が取れない生活なんて、マッピラごめんです。
自動改札を通る時に、他の人とタイミングが合ってしまたのでチョッと止まって譲ったら、そいつの連れらしい他の2人もそれに連なって、続いて飛び込んできたのですが、当方は『普通、交互だろう』と思っていたし、まさか連れだとは思わないので、当方が譲った奴に続いたので一個の改札に3人が折り重なるように入ろうとしたため、勢い良くぶつかって2人を弾き飛ばしてしまいました。当方が一番でかいためか、腰が入っているのか、当方は何事も無く通過。一応危ないので、『よく見な』と言いながら通り過ぎると、『野蛮人!』と吐き捨てられてので。。。教育上良く無いと思って振り向いたら『すいません』だって。。。
その後、ホームで、一応そいつらの監視をしたら、全員TUMIのビジネスバックを持っていましたので、良いもの持っているなと思い、気にして他のサラリーマンを観察したら、思いの外TUMIが増殖しています。当方は、JUNちゃんが当方用に作ってくれたトートバックですけど、これは他とは被りません。
TUMIも、女の子のビトンとかみたいに、持っていれば安心というマス・ブランドになっていました。案外、普通ぽいのと遠くから見ても気が付かない所が好きだったのですけど、あの赤い字でTUMIと書かれたネームタグを着けたまま使っているのは、ヤボだと感じました。ハイエンドの物は、とてもじゃないから買えないし、ギラギラ宝飾系は全く興味が無いので気になりませんけど、レアで『それなぁに?』と聞かれるぐらいのものか。

2008.6.12.    石飛 毅氏

リモワのスーツケースを買ったから、何処かに行きたかったのですけど、何処かに行けそうです。
パスポートが切れ掛かっていたので、慌てて更新したのを先週報告しましたが、パスポートの有効期限は頭に入っていたのですけど、この話が出たときに思い出して、確認したら16日に切れるのが判って更新をしました。12日に出来上がるのですけど、便数の少ないので、出来るだけ早く予約をしなくてはならないのですけど、航空券を買うためにパスポートの番号が必要だとトラベルエージェントから言われて、番号だけでも必要になりました。モチロン未だ出来上がっていないのですけど、番号ぐらいは電話で教えてくれるだろうと思って問い合わせたら、『本人が来ないと教えてあげない』と言うので、往復で一時間掛からないので、聞きに行ってきました。
事務所に着くと、申請書みたいなのに色々書かされて、暫く待つバックヤードから係りの人が戻ってきて、申請書の下の部分を千切って渡されました。そこには手書きで番号が書かれたいのですけど、癖のある手書きで、何となく信頼性が低そうな感じです。読み辛くてチョッと不安がよぎりましたけど、読め無い事は無かったのでそのまま受け取りました。
一応パスポートは今日貰えないのか聞きましたけど、答えは『明日の朝9時からのお渡しになります』と冷たい返事。『ジャー明日の朝、来るんですか?』『知らないんですよ』『知っているけど言わないんでしょ』。。。。相手の様子を見ると、もうパスポートは出来上がっているのに、ひた隠しにしているのがミエミエでしたど、時間が勿体無いので、直ぐに諦めました。先週は好印象だったのですけど、今回の印象はとっても『ケチ』。
燃料代がまた上がっていました。結局、ファンドマネーの人たちが儲けているのは、こうして我々庶民から広くお金を集めているという事が、実感として湧いてきます。先日、がんてつのマスターと話をしましたけど、材料は何もかもが値上がりしているそうです。麺の材料である小麦粉の値上がりは、我々でも耳にしていますけど、スープの材料である拳骨とか、煮干、カツオ節。。。今まで値上がりなんて考えられない物まで上がっているそうです。ガソリンの値段みたいに、ほぼ同等品であれば、価格を単純に比較する事が出来ますけど、付加価値のついた物は大変ですね。暫くは値上げよりも『回す』事の方が大切な時期みたいです。もっともファンドマネーの人達も、案外間抜けですから、儲けてもそれをドンドンつぎ込んで回している訳で、農作物の様に長期保管が効かない物なんかは、その内ストックが一杯になったら『下げ模様』になると思います。
ドルも、当方の予想通り何時の間にか戻ってきています。原油の方も、今は現物取引と言うより先物ですから、高い値段で買ったものを、高く売って儲けているのですけど、それにも限界があるので、産油国のどこかがやばくなると一気に下げに転じて、大損しますので、そこから手を引いたお金を使いたい奴らがウヨウヨして、色々な物に投資するから、マーケットが荒らされちゃっています。天井知らずの投資の限界を何処で見極めるか、儲けのピークなので、奴らは戦々恐々で、末期には足の引っ張り合いが始まるり、誰かが飛んで落ち着くと思います。
今は何もかも『上げ』なので、こんな時、一般市民は必要最低限の消費で凌ぐのが一番賢い方法だと思います。そう言えば、タバコも1000円になるという話が出ています。これで、増収になると本気で思っているのでしょうか?1000円に成ったら多分一気に皆止めると思います。健康だけを考えての増税だけなら、素直に受け入れますけど、タバコ税を上げると税収が上がって、消費税が下がると言っていますけど、それは嘘だと思いますよ。タバコ増税推進派の人達は、健康も良くなって、税収も上がると一石二鳥的な事を言うけど、単純計算で値上げ分を計算して効果を大きく出しているけど、1000円になったら当方も含めて大多数の人が吸わなくなって税収は下がると見るのが正しいと思います。
お気の毒なのは、大会社であるJTが没落の一途を辿り、街のタバコ屋さんも店を続けることが不可能になりそうで、片寄った負の経済効果が大きくなり、社会問題になりそうです。そうなると、タバコが良いとか悪いとかじゃなくて、世の中に不公平感が漂い、政治不安になると思います。現実問題として、タバコ屋さんもJTの社員も、タバコを吸わない人は沢山いると思います。それは、個人の自由ですから問題にしませんが、タバコで生計を立てているのは事実です。
自動車もそうだと思います。必要十分な物であれば、恐らく1500ccで十分だと思います。タクシーも殆どお客さんは一人だし、大人数での乗り合いだって大抵近場ですから、我慢出来ると思います。それでも、高級車といえば大抵デカイ排気量の車になるのが、普通です。これの増税とか、販売規制とかしたら、何となく、社会主義国みたいになってしまいます。正当性を打ち出しているタバコの増税ですけど、広い視野で見ての対策であれば良いですけど、取り易い所から無理な増税をするというのは、おかしな社会になる第一歩ですから、要注意ですね。だから、当方はタバコを吸いながら、HUMMERに乗り続けてアンチテーゼを訴えているのです。
ところで、GMがTOYOTAに撃沈されてしまいますね。シェア自体に大差はありませんけど、伸びているのと、落ちぶれて来ている状態での比較ですから、その差は数字以上の大差があります。単純にGMが悪いのか、TOYOTAがスゲーのかは判りませんけど、これもガソリン価格の高騰による影響である事は間違いないですね。出来の良い小型車中心のTOYOTAと、『基本はV8!』のGMですから、企業の体質からして大違いなのは、間抜けな当方でも理解できます。ですから誰がGMの社長でも駄目でしょう。小型車にも色々手を染めていますけど、サターンとかですからね。。。
日本では、HUMMERとかタンドラは特別な扱いですけど、アメリカじゃー普通に売っている車です。事実、TOYOTAでも新型のタンドラは苦戦していますから、今までのアメリカのマーケットが異常だったんだと思います。今、GMは『仕方が無い』で済まされませんから、GMがHUMMERブランドを売却するというのは3秒で気が付く当たり前の話だと思います。ただ、買う会社があるかが問題です。AM Generalは会社として、独立していますからハンビーが作らている間はボロイ工場の方は安泰と思われます。しかし、パーツが全てGM製のH2を組み立てている新工場の方は打撃がデカイと思います。H3に関しては直接AM Generalは係わっていませんから、この際、関係無いでしょう。GMが持っているのはブランドですから、このブランドだけが何処かに売却されたらH2の生産は、不可能になるでしょうね。
発売されてから5年経っていますけどNEW H2が出ませんから、もう継続はずーっと前から諦めていたのかもしれません。と考えていたら、カプリスワゴンとかアストロみたいに、アメリカで終ってても、日本ではブームが続く様な気がします。特にアストロは、日本ではとてもポピュラーで、楽しんで乗っているアストロを良く見ますが、アメリカでは程度の良いアストロは殆ど見ません。H2もアメリカをスタンダードとしない、日本での固有のH2文化が出来る様な気がします。燃料代が上がっても、日本の場合はそんなに長距離を走ることが少ないし、ヘタをすると洗車している時間のほうが長い事もありえますので、趣味として所有して、お買い物とか時々お出かけする程度であれば、燃料代が高騰してもさほど影響が無い様な気もします。
燃料代が大打撃!と言うような乗り方の人は、辞めちゃうでしょうが、販売開始から年数が経つと、手ごろな価格の物も出てきますからH2は日本ではマダマダ行けそうな気がします。H1は。。。。永久的に横ばいじゃないかなぁ?

2008.6.9.    石飛 毅氏

脳溢血って、処置が早いとそれほど心配する事無く回復に向かえるんですね。
チョッとだけ顔を見に行き安心しました。現代医学の凄さに敬服です。余りにも元気なので、安心してしまいましたが、血栓を溶かすために安静が必要なのが判ったので、同行の佐藤先生、笠原さんと共に慌てて逃げるようにして病院から帰って来ました。もう少しで回復の邪魔をして取り返しの付かない事になりそうだったので、大反省。、他にも攻めてきそうな連中には自分達の事を棚に置いて『本当に治療の邪魔になるから行っちゃだめだ』と連絡しました。入院中の本人は間違いなく暇だろうけど、後遺症を残さないためにも、チョッとは我慢して欲しいです。
関東エリアだけでしょうか?『ほっかほっか亭』が仲間割れして、ホットモットって言う名前になって、あまり印象がよく無かったのですけど、テレビコマーシャルで繰り返し見ているうちに、何となく食べたくなって来たので、ヒロシに買って来てもらいました。当方が食べたのは『スタミナ ビビンバ丼』ですが、美味しいかったです。喧嘩分裂して、頑張って美味しい物が安く供給されるのは、大歓迎ですね。そー言えば、土曜日に食べたcoco壱番のカレードリアも美味しかったです。未だ行っていませんけど、マクドナルドのコーヒーが美味しいと皆が言っています。関越の三好の下りだけだと思ったら、上里の上下線に『スターバックス』がありました。色々なチェーン店が何か生き残りに掛けて頑張っている感じがします。
最近、全く行っていないので、試しに来週は『リンガーハット』の変化をを偵察してみます。もしかするとコンビニの一人勝ちもソロソロ終焉かも。
最近、忙しい狭山ハウジングを、やっと拘束できました。ガレージに花壇を作る話をしたところ、彼も植物が好きなので『椰子の木を植えましょう!』と、ノリノリになってくれました。出来上がったら、友野サンにも植木のプロデュースをしてもらいます。狭山ハウジングが、いきなりマッサージ機を要らないかと言い出しました。どうも、酔った勢いで、ガレージの電気工事担当と一緒に買ってしまったみたいです。http://www.fujiiryoki.com/products/sks-3500s/index.html でも、フジ医療のマッサージ機は、ナショナルのリアルプロと双璧で、当方も家に買うときに一番比較したので良く知っています。当方が、リアルプロを購入した時には、今一スタイリングが悪かったのですけど、あれから2年近く経って、スタイリングもグーンと良くなりましたね。でも、コの手のマッサージ機は、家の中でとても邪魔です。狭山ハウジングも届いてから『どーしよう!?』と思ったみだいです。もう少し考えて買わないと。。。。お嫁の行き先を捜していますので、興味のある人は見積もりします。
タケちゃんが、ハーレーを、また買っちゃいました。サイドバルブの45エンジンのハーレーです。雑誌に良く出ているハーレーなので、その道の人たちには有名なバイクだそうです、さしずめ、我々の572 HUMMERの様な物です。購入前に相談があったので、『欲しいなら買え、後のことは永倉さんのトライクで経験しているから、どーにかなるさ』と返事をしたら、『なんか買う勇気が出ました』と言って、直ぐに商談に入り、買ってしまいました。ナンバーの付いたこのエンジンのハーレーは、400万位で売られているそうです。そのハーレーを本日引き取って来たので、ハイエースのリアゲートを開けてビックリ!話を聞いた時に当方には『高い』と思った値段なので、それなりのハーレーかと思っていたので、現物を見て第一印象は『ギョッ!』『まさか』でした。
このハーレーは、レース仕様なので保安部品は何も無いし、キャブですら付いていません。タンクもフェンダーもまるで子供が絵の具で塗ったみたいに雑で、フリーハンドで書いてある文字は、まるで、文化祭の展示品並みの酷さ。一瞬どーしよーと思ったのですけど、当方より本人の方がもっと不安そうです。今までと違って、自分で引取りとか、色々交渉して貴重なハーレーを手に入れる事が出来た満足感と、色々頭の中を回っているみたいで、チョッと複雑な雰囲気です。
とりあえず、エンジンが掛かれば安心できるだろうと思って、バイクを降ろして、キャブの取り付けを行い、燃料ホースを繋いで、エンジン始動準備を始めました。さんざん永倉さんのトライクで経験しているので、ハーレーマニアじゃー無い当方ですが、気が付くと手馴れた感じの作業になっている事に気が付きました。エンジン周りは、一番最初のトライクの状態からすると汚れはあっても状態は悪くない雰囲気だったので、自信を持って準備を行い、タケちゃんにキックさせると、数回でエンジンが始動しました。点火時期を、調整しながら、ココだ!と思うところで、マーキング。
これで、一応エンジンが掛かる点火時期は確保できたので、今後キャブレターをOHしたり、交換しても点火系には不安は無いでしょう。タケちゃんもエンジンが掛かって少し安心したみたいなので、当方も一安心。この汚い外装も、暫く見ていると、慣れてきたみたいで、案外と味があってだんだん良く見えてきましたから不思議です。タケちゃんの、もう一台の完璧なハーレーより当方はこちらの方が好きかも。外装は後でどーにでもなるので、タケちゃんには、レストアより先にナンバー取得を優先する様に進めました。これからチョッと楽しみです。そうそう、エンジンを掛けているときに、一回ゴロンと倒しましたけど、ご愛嬌ですね。
柳本HUMMERは、ほぼ完成です。今回は、ATのゴムホースの交換。バッテリークランプの作成。運転席側のインナーフェンダーの取り付けを行いました。CTISのエア抜けは未だ微量。。。
ATFのゴムホースは短い物が入り組んでて、曲げ部分もあるので、時々破損します。このゴムホースは、ナイロン系のメッシュがバイアス方向に入っている高圧用ですが、タマタマ弱い部分があると破損してしまいます。今までに数件このホースが破損したのを見たことがありますが、このホースはCTISのポンプの一次側に同じ物を使っていますので、何処かで破損した場合は、これを外してカットして応急手当をする事が可能なので、覚えて置いてください。オリジナルのホースバンドは、締め込みが甘いので微量に漏れる事がありますが、無理に締め込むとホースバンドを破損したり、ホースが片寄って漏れが酷くなります。そこで、当方はABAのホースバンドを使用しています。このホースバンドは高価ですが、締め込みが均一になるので、当方のお気に入りです。ステンレスの物もあるのですが、スチールの3倍近いです。
バッテリークランプは、既にオリジナルの物では無く、板厚が薄くペナペナしているので、廃棄。3mm位の厚いフラットバーで作り直しました。GASエンジンの場合は、バッテリーがシングルなので、片岡さんの作った奴だとリザーバータンクの蓋の開け閉めに都合が悪いので新たに作成です。フラットバーをコの字型に曲げて、固定ボルトの位置にあわせるために、別のフラットバーを曲げて溶接しました。溶接はヒロシに頼みましたが、ビードが出るとかっこ悪いので、板を合わせて溶接棒を使わないで共付けしてくれました。お陰でペンキを塗るのが勿体無いぐらい綺麗です。段々、ヒロシは溶接の腕が上がっています。一応、錆止めとして塗装をしました。塗膜を厚くするために、帰り際にもスプレーしましたので取り付けは来週にします。
運転席側のインナーフェンダーは、CTISの漏れチェックには邪魔なので、とりあえず外したままだったのですけど、CTISのエア漏れの点検が一応終ったので、取り付けました。CTISのチェックが、とりあえず終ったというのは、フロントから未だ微量の漏れがあります。接合部分は、もうこれ以上増し締めが出来ないぐらいの締め込みを行っているので、後はスピンドルと純正のホースしか考えられないので、スピンドルは少し走行して当りを付けないと何ともいえないので、とりあえず、スカイオートに移動して車検を取ってから試乗を行い、その後、再度点検しようと思います。
バッテリーを、もう接続しているのでCTISのゲージを確認する時にイルミネーションを点灯させたのに、点灯しません。電球を外したら、腐食をしていたので清掃すれば点灯するから、念のためフィラメントを見たら切れていました。普通、メーター用の電球はウエッジ球が多いのですけど、CTISのゲージに使われているのは2世代前の差し込んで回すタイプです。最近は、ブレーキとかもウエッジ球になっているので、捜しても簡単に入手出来ません。スカイオートに連絡したら、在庫しているそうなので、車検の時に交換してもらいます。
ATFの汚れを見たら、狭山基準では『要交換』レベルでしたが、この年式はドレンボルトが無いタイプなので、吸い込み交換する設備(あるのですけど、動かない)が無いので、これも車検の時にスカイオートにやってもらうことにしました。何時、交換したか判らないので、ATフィルターも交換したいところです。あっ!グリスのリパックも忘れていました!これは、やっておかないと。。いよいよ、来週出庫です!

2008.6.8.    石飛 毅氏

金曜日、群馬まで歯の治療に行った話は、昨日しました。
当方の糸切り歯は20年以上前に虫歯になり、樹脂を詰めていました。歯に詰めた樹脂は膨張係数が違うためか、境目からまた虫が食うので大体5年に一回ぐらい樹脂の詰め替えをしていますが、治療の度に歯の部分を削るため、歯の強度が落ちて神経までの距離が短くなったので、セラミックで被せる事にしました。痛みやすいのは、ハギシリが酷いのも原因だと思います。
先週は、神経の除去と切削を行い、歯の形状を整えて金属製の台の型を作成し、更に切削して小さくなった歯を保護するために、仮歯を作成してもらいました。今回は、金属製の台を入れて、これを残った歯と一体化するために面を整えてから、セラミック用の型を取ります。次回、はセラミックの歯が出来上がりますので、3回の通院でセラミックを入れることが出来ます!金曜日は早めに出たため、医院に着いたのが早かったので、以前から気になっていた事があったので、写真を撮ってきました。
野澤さんの医院は、モスバーガーの入ったビルの2階なので、道路を走っていると、モスバーガーの看板が見えます。そのモスバーガーの看板の上には、なぜか『歯』の文字があり、モスバーガーのMマークがまるで歯の様に見えます。まぁ、Mの文字だと矯正が必要なぐらい曲がっていますけど、毎回この位置の看板を見るとニヤ付いてしまいます。
正面の駐車場にHUMMERをとめて中に入ると、案内看板がありますが、この看板とても親切なんですけど。最後の『○』の位置がなんとなく離れているので、見るたびにもう少し左に移動したくなります。ここの所、何時も患者さんで溢れていますが、効率良く治療をしているので、案外待ち時間は少ないです。それよりも、集中治療をしてくれるので、群馬まで来ても予定が組めるので助かります。帰りも10時を過ぎると、狭山までの高速代が1000円で、エコ運転で帰ってくると交通費はさほど気になりません。今後も、群馬での治療が定番になりそうです。
Drに当方の歯と歯茎の健康状態をお聞きした所、歯自体は非常に大きくて、丈夫らしいです。仮歯を作るときも『でけーなぁ』と言われて恐縮してしまいました。歯茎のほうも、とても健康で歯槽膿漏の心配も無いそうです。案外、治療をしなくても良い人の方が、歯の磨き方が我流だったりで歯槽膿漏になる人が多いそうです。折角、自分の歯が元気でも、歯槽膿漏になったらポロポロ歯が抜けてしまいます。虫歯じゃなくても、歯医者さんに行くということは大切なことだと思います。ミーティングの時に、野澤さんの前で口をあければ診てくれるかも。。。

2008.6.7.    石飛 毅氏

色々我々がお世話になっている知人が、脳血栓か?脳溢血か?脳出血?良く解りませんが、それになって入院しました。
自覚症状があって、自分で病院に行って、そのまま入院だったそうですけど、ぶっ倒れる前に病院に言ったためか軽く済んだ模様です。それでも、現在は右半身が若干麻痺している程度だったそうなので、明日、見舞いに行ってこようと思います。大井先生はプロですから、色々な臨床例をご存知だと思いますが、前の日にキーボードを間違えたり、字が上手く書けなかったり、コップの水を溢したりしたそうです。多分、ご自身も『おかしい』と思ったらしく、少し予定をキャンセルして、ゆっくりしようと思ったそうです。連絡した知人が『2時間以内に飲めば完璧に治る薬がある』って聞いたのですけど、そんな凄いものがあるんですか?そんな凄い物があるなら、お守り代わりに持っていたいですね。先生がそんなスゲー物を知ってたら教えてください。
さて、本日はA-carsの取材が朝からありました。雨が心配だったので、集合時間が一時間早くなったのですけど、天気は最高でした。取材対象はスカイオートが在庫している黄色のオープントップでした。当方が到着すると、おなじみのA-carsの阿部さんと、今月号で浅井さんのオーシャンブルーを撮影したカメラマンが取材準備中で、洗車をしていました。とりあえず幌をしたまま撮影現場に向かい撮影開始。ここで、これ以上の事を書くと原稿に書く事が無くなっちゃうので詳細は来月号のA-carsを見てください。
一応、当方も合間にCANON G9で取材風景の写真を撮っていたら、カメラマンにG9を褒めていただき、有頂天。でも、大井先生がマークWを買おうとしていると言ったら、先生のことをご存知で『先生なら相応しいですねー』と言ってましたよ。スカイオートが何時も写真を送ってくれるお客さんの写真が綺麗なので、どんなカメラで撮っているのかと思っていたそうです。そのお客さんの所に行った時使っていたカメラがG9だったので、欲しいと思っているそうです。
プロのカメラマンが撮っているのをみて、なんとなく当方もHUMMERの写真を撮りたくなり、図々しくカメラマンの横で撮影していたら、阿部さんから、撮影テクニックを教えて貰いながら撮ったら、凄く良い写真が撮れたので、一枚だけお見せします。カメラマンの車のトランクを見たら、レンズがゼロハリバートンのアタッシュケースに入れてありました。フォーミグを自分でカットしてデリケートなカメラのレンズ類を固定しています。やはりプロのカメラマンのチョイスは丈夫さでゼロハリバートンみたいですね。使い込んだゼロハリにはカッコ良いオーラが出ていました。
取材が終わり、スカイオートに戻ったら、ショールームが模様替えしてありました。今まで、消耗部品が置いてあった所にホィールが展示されて、売る気を出しています。このほかに目立ったのは、珍しい2Drハンビーのミニカーがありました。
浅井さんが仕事用のカプリスワゴンを取りに来ると言うので、第二工場に移動して、浅井さんを待つ事にしました。第二工場に向かう途中に、スカイオートのオリジナルマフラーを作っている工場に寄りましたが、ここの工場は凄い!設備としては、リフト一台とベンダー2台、溶接機と必要十分な物ですけど、職人さんの腕が凄いです。ベンダーもNC化しているのは角度程度の物で、そのベンダーでこれだけの物を作っているのは、職人さんの腕が凄いのだと思います。時々、曲がりパイプをつなぎ合わせて『オリジナルワンオフマフラー!』なんて言っているショップには、ドロップキックを浴びせたいです。
この方が作るマフラーは、凄く綺麗です。きっと、今までの経験と神様がくれた感性がこの綺麗なマフラーを作っているのだと思います。スカイオートは気軽に付き合っているけど、もっとあり難味を感じて欲しいです。こーゆー人を業界はもっと大切にしなくてはいけませんね。ちなみに、スカイオートの熱くないステンレス煙突マフラーはココで製作された物です。煙突の是非は個人の趣味ですから何とも言いませんけど、仕上がりは凄いです。色々お話をさせて頂きましたが、その中で、HUMMERの低速トルクの落ち込みが無く高回転でも抜けが良いと言う都合のいいマフラーの話をしたら、良いアイディアを持っていました。うーん、、、作りたいですねぇ。量的には、ターボ用のほうがマーケットが大きいですけど、アメリカにも無いALPHA用なんて作りたいですねぇ。

スカイオートの第二工場に行くと、嫁入り修行中のガンちゃんがリフトに入っていました。何時見ても美しい塗装です。ALPHAも入庫していたので、ALPHA専用のグリルガードと従来品を比較してみました。ALPHAはD-MAXを飲み込むために、オリジナルで2インチアップしています。そのため、グリルガードの位置がずれるので、グリルガードが延長されています。この延長分はステー部分ではなく、ガード部分が延長されているので、松原さんは軽快感が無いので従来型と交換します。確かに、比べてみると随分長さが違いますね。当方もその方がかっこいいと思いますので、松原さんの意見に賛成です。
ALPHAの後ろに、浅井さんのオーシャンブルーも事故の部品待ちでひっそりとたたずんでいました。軽快そうに見えるのは、やはりタイヤに対してのフェンダークリアランスが十分あるからなのでしょうか?コイルにスペーサーを挟むのは、見た目での不満はコイルが倒れていること。メカ的にはハーフシャフトの折れ角が大きくなるため、ラバーブーツの耐久性が落ちることです。ラバーブーツの方は、先日もTOMONO-GOでブーツが外れましたので、未だ心配が残っています。アメリカでは案外スペーサーを入れているH1を目にしますので、TOMONO-GOはレアーなケースかもしれませんから、このオーシャンブルーでフィールドテストして頂きましょう。そこで、オーシャンブルーをみながら、もし、ハーフシャフトが大丈夫だったら車高を上げる良い方法が無いか考えたら、とってもいい方法が浮かびましたので、準備だけしてみますので、お楽しみに。
浅井さんに貰った子供服を入れたリモワを見せびらかせて、有頂天になってから、歯の治療のために野澤さんの所に向かいました。予約が7時なのですが、色々な人からアクセルの踏みすぎを指摘され、燃料代も高騰しているので、試しに『エコ運転』に挑戦してみたかったので早めに出ました。
まず、外環道の入り口で、満タンにしました。50Lの給油で約7500円!1年前なら5000円でお釣が来たのに。。。エコ運転は試ではなく、現実的な物だと実感しました。スカイオートも、両方のタンクが空で満タンにすると『2万円越えちゃうんですよ!』と驚いていました。まず、エコ運転の基本として、急の付く物を極力避けます。そして、エンジン回転は最大トルクを発生する1800rpmをキープすることを心がけて左側を走行しました。当方のHUMMERは、デフの減速比がローギヤードで40インチのタイヤを履いているので、4速でロックアップしたときに1800rpmだと85km/h位です。メーターは誤差の補正をしていませんので、速度はカーナビの走行状態表示で確認しました。
この速度のメリットは、燃料ゲージでも明らかで、草加から嵐山辺りまで走っても針がFのままです。疲れも少なくて、休憩の回数は激減します。エコ運転という目的のため、楽しみながらだったので、ストレスはありませんでし、ノロノロ運転で迷惑を掛けるようなこともありませんでした。デメリットは、一番左だと、もっと遅い車に追いついてしまうので、車線変更の回数が多くなり、その時にアクセルを踏んでしまいます。デメリットのもう一つは、アクセルをキープしていると足首が固まっちゃう感じがすることぐらいです。藤岡から帰って、ガレージまで210kmの走行で、消費した燃料は32.6Lですから、6.44km/Lという結果でした。これって案外良いと思うのですけど如何ですか?
実用速度だったので、決して無理な運転では無かったので、慣れない事をしたので、時々ついつい踏み込んでしまった時もありました。他の車がイライラするような速度だったらもう少し伸ばすことも可能だと思いますが、それは実用的な事じゃありません。同じように、殆ど高速を利用する那須までのミーティングの時には220km位で50L位那須で給油していますから、大体4.4km/Lですから、ほぼ2km/L位伸びていますね。大体1.5倍になるので、150円/Lになっても、エンジン回転を1800rpmで抑えて走行すると、100円/Lの時と同じ燃料代で済むことになります。
今日から石飛家の家訓である『アクセルはスイッチだ!』を『エンジン回転は最大トルク以下で』に変更しないと時代に乗り遅れそうです。
街中でのエコ運転の方法も、ついでに説明します。上記の方法も基本ですが、GOアンドSTOPが多く速度変化の多い街中では、アクセルワークが決めてです。まず、発進はエンジン回転を1800rpm以下の一定回転でキープします。これでも十分流れに乗れます。速度が上がると勝手にシフトアップしますので、制限速度になったら、その速度を保てる回転に落とすと勝手にATはロックします。速度をあ得る場合はトルクコンバータを滑らせないように、アクセルをそーっと踏みます。アクセルを完全に緩めるのは、止まる時だけのほうがトルクコンバーターが滑らないので、燃費にもミッションにもやさしいので、アクセルワークは真綿を踏むような感じが宜しいかと思います。
当然、前方の他車の動きとか信号のタイミングを歩行者用信号を参考にするとかのテクニックは、HUMMER以外のエコ運転と同じです。当方も街中でも6km/L以上を常にマークできるように心がけてみます。でも、何時まで続くか。。。。ちなみに、D-MAXを積んだヒロシのトラックは普通に走って常に6km/L代だそうです。HUMMERはD-MAXで20%の燃費向上をしていますので、最大トルク回転(1500rpm)を使ったエコ運転では理論的には7.6km/Lが可能になります。ALPHAオーナーのどなたか、ぜひ試して下さい。

2008.6.6.    石飛 毅氏

タバコを自動販売機で買うために、成人である証明書の『タスポ』ですけど、申込書を貰うのは速かったのですけど、写真を添付するという所でつまづいてしまい、未だ手にしていませんでした。
タバコの証明書なので『くわえタバコ』の写真を送ろうと思っていたのですけど、関東地方も、もうソロソロ タスポが無いと買えなくなるので、ソロソロ申請をしなくてはならなくなりました。後輩の話では、タスポの普及率が低くて、スパーマーケットとかで写真を撮ってくれて、申請書の記入も指導してくれていると言う話を聞いて、近所にそういうキャンペーンをやっていないか捜した所、会社の近所にあるJTの元タバコセンターでも同じようにやってくれることが判りました。しかし、ココの所、雨なので面倒だったので中々足を向けていませんでした。しかし、本日、パスポートが今月中に切れるので申請に行くため、外出したついでにタスポの申請もして来ました。
元JTのタバコセンターはタバコの流通センターで、トラックが沢山出入りしていましたが、現在は何処かに統合されたみたいでひっそりとしています。でも、さすがにJTの建物らしく入り口には、灰皿とベンチが置いてあります。元々、湿気を嫌うタバコの流通センターだったので、窓が少なく冷たい感じの建物で、ドアもロックが掛かっているので、インターホーンで中の人を呼んで、同行の後輩が『タスポの申請をしたいのですけど』と言うとロックを開けてくれました。
中に入ると、とても親切な人が2人で、免許のコピーも、チェキですけど写真も撮ってくれ申請書にそれらを貼ってくれて、横で親切に書き方を指導してくれます。年齢的に、専売公社時代に入社された方だと思いますが、以前、ココにタバコを取りに来た時(当方の住まいは煙草屋なので、在庫が足らなくなった時はココに取りに来ました)とは、全くの大違いの対応です。やはり民営化と言うのは必要なことなのでしょうか?個人情報の問題があるので、ポストへの投函まではやってくれませんけど、封筒に入れてセロテープで封もしてくれました。これを、道を挟んだ反対側の武蔵野郵便局のポストに投函して完了です。2週間ほどでタスポが届きます。
そのまま三鷹の駅まで歩くと、駅前の写真屋さんで面白い物を発見しました。公衆電話みたいな形をした有料充電器です。100円で5分、200円で10分、300円はチョッとお得で20分充電できるみたいです。この充電器は、内容の割には確り出来ているのですけど、何となくうさん臭い雰囲気も漂っています。それは、たかが充電器なのですけど、やたらと大掛かりで、急速充電だとしても5分の充電じゃぁ、携帯だってせいぜい待ち受けでも1時間持つかどうかだと思います。何となく気にはなったのですけど、時間が勿体無いので、余りいじらないでパスポートセンターに向かいました。
三鷹駅のホームに下りると、チョッと時間があったので、後輩と自販機で水分補給。そこで、また、変な物を発見。自動販売機の中に、アンテナみたいな物があるのを発見しました。一時期、NTTドコモがドーパシステムっていうのを開発して、当方の会社もそれに乗ったのですけど、どうも芳しくなくて、止めるみたいです。そのときのNTTドコモの説明に、自動販売機の在庫管理に使っているという話を聞きましたが、現物を見たことがありませんでした。この自動販売機の中に入っているアンテナがそれかもしれません。このシステムを自治体に沢山納めたのですけど、NTTドコモが止めちゃうので、携帯電話システムに入れ替えるのが大変だと、後輩が言ってました。NTTドコモは、うちの会社よりチョーでかいのに、負担は一切無し。だから当方はauです。でも、今度、パナソニックから出たビエラ携帯はスゲー。
中央線は列車の本数が多い割りに踏切が多く、高架工事をしているのですけど、未だ片側だけです。それでも、踏み切りが開いている時間は倍以上になったので、最近は中央線の踏み切りの渋滞はかなり軽減されました。当方が良く渡る西武線とは大違いです。昼間の中央線の下りなんて殆ど乗ったことがないので、外の景色も見ることは無かったけど、高架になって、我が町の名物『田無タワー』(以前写真を載せた事があります)が、物凄く良く見えるのには驚きました。田無タワーって側にあるから余り凄いと思わなかったけど、案外凄い物でした。今、下町に作っている『第二 東京タワー』は600m以上だから、ココからも見えるのかなぁ?と思ったらワクワクします。
立川のパスポートセンターは駅ビルの中にあるので、とても便利です。パスポートの更新は、有効期限の残っているパスポートを持っていると実に簡単です。はがき、写真、そして、今持っているパスポートだけで申請が出来ます。以前は住民票が必要だったと思ったのですけど『住基ネット』があるから、それも要らなくなった様です。笑えるのは、先ず、エスカレーターを降りると、葉書を売っている売店があり、次に写真やさんがあって、そしてパスポート申請所と、順番に並んでいます。葉書50円、写真は申請書に貼ったのがそのままパスポートに載るので、カラーで撮影。ポラロイドで1900円と言うのは、明らかに高いのですけどすが、撮影している女性が若くて綺麗なので、後輩と共に当方も納得。思わずにやけてしまったので、力の抜けた良い写真が撮れました。
そのまま申請書を勝手にラックから抜き出して、椅子に座って申請書の記入をします。雛形が見やすいので、中々親切。書き終わったら、先ずは書類チェックの人がいて、そこで、記入漏れが無いか見るのですが、ここのチョッと体格の良い人にはびっくり。当方が書類を出した瞬間に『2点お願いがあります。ココとココに記入漏れがありますので、記入してください』と瞬時に当方の申請書の落ち度を発見していました。慣れと言うか、熟練と言うか、凄い才能です。人当たりも柔らかく、リズミカルなので、指摘されたところを素直に修整したら、『有難うございます』とか『お手数お掛けします』って言われ2度びっくり。
当方のバラバラな書類をクリヤーファイルに入れてくれて、次ぎへの案内も丁寧です。待たすことも無く、申請窓口から呼ばれて、そこの人も親切丁寧。案外人の行動をチェックする方ですが、離席の時もPCの画面を消してPCを覗き込まれても大丈夫な様にしていました。この次点で申請書に写真を貼っていませんでしたけど、チャンと『ピット』で丁寧に貼ってくれます。申請書を点検してもらって受付が完了するまで、多分5分掛かっていません。後輩に『確かココで働いている人は東京都の職員だと思うんだけど、手際が良いね』と話したら、後輩も同じようなことを思ったみたいです。最近は役所も派遣さんがいると聞くので、もしかしたら窓口業務は職員じゃなくて、派遣さんなのかもと思うぐらい確りやっていました。
今までの役所のイメージは、ダラダラして待たせたりとか、やる気が無さそうな感じがしたのですけど、そんな事を微塵も感じませんでした。さっきのJTもそうでしたけど、時代が変ってきたのかな。所で、貰った書類を見るとチョッと驚きました。パスポートの申請をした場所は『東京都生活文化スポーツ局都民生活部旅券課立川分室』でした。何となく『文化スポーツ』とパスポートが結びつかないので違和感があります。ここに対しての文句はこれぐらいしかありません。
先ほど、あの有料充電器が気になったので、ネットで調べたら、ヤッパリキナ臭いものでした。あの充電器はモバピットとか言う代物で、連鎖販売の商品でした。名称もモバピットの他に「公衆型モバイル機器充電器」「公衆型携帯電話(急速)充電器」「CHARGER(チャージャー)」「2号機」とか呼ばれてて、一台50万円もするそうです。一台買って誰かを紹介するとインセンティブが入って。。。。。もう仕掛けた会社は飛んじゃっているので、このお店の人は被害者なのかな?50万円2台で100万。10000万人が充電しないと元が取れません。一日10人使っても1000日かぁ。。。誰も使った様子が無いから、店主はあれを見るたびに腹が立っているんだろうなぁ〜http://iwananome.blog68.fc2.com/blog-entry-48.html http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/・筵ミ・ヤ・テ・ネ/detail.html?LINK=1&kind=epedia 
おまけ。リモワがなんと大中小の3台揃いましたので、シールを貼って兄弟にしてあげました。3台並べていて、ふと気が付いたのですけど。当方が学生の頃、叔父が庭に『設楽焼きの狸』を手のひらサイズから、3mぐらいの物まで、庭にズラーッと並べていたのを見て、それを全く理解できずに『馬鹿じゃないの?』と思っていました。なんか並んだリモワを見ていたら、それと同じジャンと思ったら、急に我に返ってしまいました。だから、ココでは、もうリモワには触れ無いことにしようと思います。

ちなみに、携帯の充電が必要な時は、そのキャリアのお店に行くと充電設備があったり、充電させてくれます。次女が携帯ショップにいた時に結構充電しに来る人がいたそうです。

2008.6.5.    石飛 毅氏

先月、もう直ぐ3年目に入ったGショック携帯を、2個のうち一個だけ、類似のビジネス携帯モデルと機種変更しましたが、そろそろ、今まで使っていた新モデルが出る予測をしていたので、一個だけにしておきました。
防水携帯電話と言うジャンルだからか、毎回、新型が出るのは夏前だったので、もう少し待てばよかったのですが、『欲しい虫』が動き始めたので待ちきれませんでした。2個のうち1個しか機種変しなかったのは、少しは大人になったと思います。そして、予想道り昨日、auから新モデルが発表されました。販売時期とか価格は未定です。前モデルの時は、他機種と比べるとどちらかと言うと機能が何時も遅れていますが、今回は、他機種に見劣らないワンセグ、お財布携帯機能、Bluetoothまでも搭載している所を見ると、今回のモデルチェンジにはカシオも気合が入っていますね。他の機能は余り興味が無いのですが、Bluetoothが付いたのが喜ばしい事です。
それと裏腹に、今までカラビナ等を取り付ける事が出来た大き目のプロテクター(バンパー?)見たいな物が、無くなったのがとても残念です。当方の場合は、携帯単独で持ち歩くと、紛失する恐れが倍増します。色も黒、白、緑と3色で赤系統が無くなりました。2世代前は、モデル途中で新色が追加になりましたけど、余り期待できそうにもありません。この形状であれば、フィルムでラップするのは、簡単そうなので、色に関しては全く問題ありません。
AppleのiPhoneが、ソフトバンクがドコモに競り勝って契約できて、年内にiPhoneが発売されるそうですけど、どうなんでしょう?アメリカでも、値崩れしているみたいですから、キャリアを変えてまで欲しい人がどれだけいるのか疑問です。当方の場合は、携帯とiPodが一緒だと、3個必要になるし、置きっぱなしにしちゃいますので、駄目だなぁ〜。
長女の、自称『高尚な趣味』である、furee magazine 第3号が出来ました。3号までよく頑張っていると思いますが、今回も広告の協力を共用されました。一度に沢山集めても仕方が無いと言う事で、今回は、一成さんの会社とクラブの2本出しました。次号は、既にお声掛けしている方にお願いするかも知れません。部数も少なく、広告の効果はまったくと言って良いほどありません。事実、当方もクラブ員を増やす積りなんてサラサラ無いのですけど、広告を出しているぐらいですから、どうぞ、その節は宜しくお願いします。
先日、当クラブが出た番組がYou-tubeにアップされているという話を報告しましたが、アップした『下手人』が自首してきました。Yuo-tubeに番組をアップする事(方法も知りません)の是非は、当方レベルの人間がつべこべ言うべき事じゃないので、明言は避けます。ただ、あれって便利ですよね。見逃した人が何人も救われたと思います。だから、下手人を隠蔽する事にしました。

スカイオートからの情報で、ALPHAのチューンナップインジェクターに問題があったようです。プレデターで販売しているALPAH用のインジェクターは、2種類あった事が最近発覚しました。既に、交換している松原さんの物はチャンと取り付いているので問題ありません。しかし、これから取り付けようと思って部品で持っている場合は、イザ取り付けようと思ったら取り付けが出来なくて、大騒ぎになります。
プレデターも、クレームが殺到して、それの処理のために混乱してて、大騒ぎになっているので、何処がどう違うかの返答もありません。こんな時こそ、当方の設備とかクラブ員の協力が必要なので、現状把握のためにスカイオートとランドマップと当方で調査隊を結成する事にしました。
当方の知る限りでは、松原さんがノーマルのインジェクターを持っているので、これは間違い無くHUMMER用なので、これをマスターとします。ランドマップは、最近、お客さんから注文を頂いて、これを未だ装着しないで、部品で持っていますので、これは『疑惑のインジェクター』である可能性があります。万が一お客さんが入庫して、エンジンの頭をバランバランにして、交換するときに『トラブルインジェクター』だったら、部品が届くまで、そのままか、一旦戻さなくてはなりません。ですから、この調査隊の一番メリットがあるのはランドマップで、次にメリットがあるのは、ノウハウをゲットできるスカイオート。次は、インジェクターを買ったお客さん。当方は、『何となく楽しそう』なので、労力惜しみません。一番のメリットが無いのは、『寸法を測るから貸せ』と言われている松原さんですね。まぁクラブの発起人ですから、皆に喜んでもらえるならって言ってくれるでしょう。
早速、明日から行動開始しますので、心当たりのある人は準備して置いてください。

2008.6.4.    石飛 毅氏

A-carsが本日発売されました。
浅井さんのオーシャンブルーが4ページ特集されています。非常に美しい写真ですから購入して堪能してください。文章は当方なので、斜め読みしてください。それでも、浅井さんから『心温まる記事、有難う御座いました』と歓喜のメールが届きました。20冊は買いそうな雰囲気でした。
リモワ。。。大きい方(RIMOWA SILVE INTEGRAL 623.77)にもシール貼りました。カッコイイ!!!と思っているのは本人だけなのは、十分承知しています。小さいバックの時のデザインでは全面シールになってしまいますので、縦長にデザインを変更してみました。カバンがカッコイイと何処か旅行に行きたくなるから不思議です。最近はカットした後に余白を取るのが面倒なので、デザインは当方が行いますが、文字抜きは後輩を使っています。
今回は、丁度、柳本さんからGlicoの『濃厚おつまみ チーザ』が大量に送ってきたので、これを餌にして、労働させました。この『チーザ』はオレンジ色の方が『チェダーチーズ』、黒い方が『カマンベールチーズ』です。固いチップで歯ごたえはタップリです。そして、チーズの味もタップリで、一言で言うと『歯に付かないチーズ』と言う感じで、病み付きになりそうです。袋が小さい割りに高価ですが、満足度は高いです。柳本さんの話では、毎日これを『カリカリ』しているそうです。所が、関西では爆発的な人気なので、中々手に入らないそうで、Glicoのネット販売で購入しているそうです。
ご飯前だったので、3時に食べようと思ったのですが、小林君のお母さんが『開けろ!食わせろ!』と、ウルサイので、味見しましたが、確かに美味しくて、あっという間に2袋完食しました。お陰で、お昼ご飯が不味かったです。後輩の話では、関東では店頭に並んでいるそうなので、ブームは関西から流れている感じですね。その内、関東でも品切れになるのは時間の問題かも。ちなみに、当方は殆どコンビニに行かないので、始めてこれの存在を知りました。
『左足ブレーキ』ですが、『あたしやってるよ!』と言うメールが来ました。理由は、バックの時に窓からドーンと顔を出すと右足が動かし辛いから、左で踏んでいるのですけど。。。でした。無意識でやりやすい方法で自然に操作しているのは、頭が柔らかいですね。急坂で、クリーピングが車重に負けて下がる時に、左で踏むという人は案外いました。大抵の日本人は『ブレーキは右』と決まっているので、左でブレーキを踏むというのは、『戒律を破る』位に思う人が多いみたいですが、インド人が左手を使わないのとはチョッと意味が違うので、臨機応変にドンドン左足ブレーキを利用するべきですね。
当方は、明日は手とか頭とか色々可能性を試して。。。。。みません。

2008.6.3.    石飛 毅氏

昨日、ブレーキとアクセルの踏み間違いの話をしましたけど、大井先生は、奥さんに『左足ブレーキ』を強制してましたよね。当方も、車庫入れのときとか、思いっきり走るときは、左足ブレーキです。
HUMMERの様なAT車でオフロード走るときは、左足ブレーキにすることで、タイヤの回転を抑えて滑り安い所をタイヤを空転させないで、走行することが出来ますし、ヒルクライムの途中でのスタートも楽チンです。元々、右足でアクセルとブレーキを踏まなければ、踏み間違いも無いと思いますが、フットレストとか、フロアに足を置いている場合はとっさの時に、ペダルを踏むまでのタイムラグがありますので、フットレストを高めにするか、ブレーキペダルの上に軽く足を置くことになりますが、これには慣れが必要です。
多くの人がAT限定免許であるし、乗っている車自体も殆どがATなので、教習所で『ブレーキは左足で!』と教えれば良いと思いますが、そう簡単には受け入れられないでしょうね。左足ブレーキはカートと同じですから、左足でブレーキを踏むこと自体は問題が無いと思います。一般的な乗用車の場合は、構造的には問題が無いのですけど、ワンボックスや軽トラの場合はスエアリングシャフトがあって、左足ブレーキが不可能な車もありますので、一律左足ブレーキは難しい様な気もします。
ウインカーのレバーも、日本の車は右にありますけど、海外の車はほとんどが左です。初めて輸入車に乗ると、ウインカーじゃなくてワイパーを出してしまうことが多々あります。しかし、それもちょっと乗れば直ぐに慣れる様な気もします。左足ブレーキが一番有効なのは、少し登りだったり、差のある車庫入れの場合、抵抗が大きくなってアクセルを踏むと、エンジンが、ウワーン!と回転が上がって思った以上に車が動いてしまいビックリする事が多々あります。こんなシチュエーションの時は、ブレーキを左足でクラッチみたいに操作すると、アクセルコントロールにシビアさがなくなるし、直ぐに止まれるので、とても楽チンです。
 
ニュースを見ると、ガソリンの値段が上がったので、これを『どう乗り越えるか』と特集をしていました。セブンイレブンが天ぷら油を使ってバイオディーゼルにしたとか、プリウスが売れているとか騒いでいます。しかし、当HPで何度も書いていますけど、バイオディーゼルはもう7年ぐらい前に『びっくりドンキー』はやっていましたし、プリウスだって、もう2代目で近々新型も出るそうなので、この手の事は燃料代が上がったからと言うものではなくて、元々、省エネとか無駄を考えて新しい事ではありません。そこで、化石燃料に変るものとして、最近はバイオ燃料が着目されています。先日、スカイオートで見たアメ車に『バイオ燃料』のエンブレムが付いていました。ガソリン車の場合は、エタノール系の燃料になるので、燃料系統のゴムやアルミなどの金属部品を対応品になってて、尚且つ、PCMのオクタン価のパラメーターの巾を広げて、点火時期や噴射量のコントロールを可能にしているマークのようです。
天ぷら油を使ったバイオディーゼルも、燃料ホースにダメージを受けるので、DIESEL車にバイオディゼル燃料を入れると劣化します。そこで、プレデターからバイオ燃料対応の燃料ホースが販売されています。アメリカには家庭で作れるバイオ燃料作成キットが売られているのを見たことがありますが、プレデター辺りでもこんな物が普通に売っているのには驚きました。
以前にも書いたのですけど、元々、DIESELエンジンはマルチ燃料の内燃機関ですから、燃料の素性に関しては寛大です。以前は、燃料の粘度が低いと自動車用のDIESELエンジンは噴射ポンプが摩耗する事がありましたが、HUMMER位の年式の場合は、プランジャーの摩耗が抑えられていますので、灯油も問題ありません。(モチロン税制上の問題はあります)A重油そのものの場合は、着火不良で多少不調になります。分留温度が灯軽油に近いバイオ燃料であれば問題なく動きます。プレデターのバイオ燃料ホースは、軽油でも問題が無いみたいなので、次回、燃料ホースを換える時、これにして見ようと思います。何処かでバイオ燃料を入れるチャンスが会った時に試せますし、日本にもそんな時代が来た時に慌てないで済みます。
自分に旬な物は、しつこいのはいけないと思っていますが、続けます。最近は、ガジュマルの事を書いていませんけど、当方の管理下にあるガジュマルは全鉢全て元気です。写真のガジュマルは、以前、丸刈りにした奴ですが、可愛い葉っぱが一杯です。お嫁に行ったガジュマルの様子も、聞いていますが、聞いた人のは皆元気だそうです。
ガジュマルは、この辺にしておいて、RIMOWAの話しです。当方達が、ニコニコしながらRIMOWAを見ているのを、小林君のお母さんは案外冷静な目で見ていました。しかし、差し当たって使い道の無い我々を見て『家の旦那は出張が多いから必要だな』と、旦那さんに買ってあげちゃいました。太っ腹と言うよりスゲー羨ましい奥さんです。
そのRIMOWAが、本日届いたので早速点検。喜ばしいことに、届いたのは取っ手がアルミの新型でした。そこで早速、勝手にRIMOWAをHUMMER仕様にしてあげました。小林君のお父さんが乗っているのはH2なので、当方が作ったステッカーのH1の部分をH2に変えて作成しておきました。このステッカーは、カッコイイRIMOWAの中でもチョッと間抜けな部分だったので、当方の自作ステッカーで、カッコよくしておきました。
RIMOWAを買ったのは旦那さんには内緒だったので、家に帰ったらRIMOWAが置いてあったら、旦那は嬉しいだろうな〜。。羨ましすぎて、なんかムカつく。

2008.6.2.-2    石飛 毅氏

道路交通法が6月1日から改正されて、後部座席の人もシートベルトが必要だそうです。
75歳以上の高齢者には『もみじマーク』が義務だそうです。たしか、大井先生は。。。未だですよね。12歳以下の子供ちゃんも極力ヘルメットを被りましょう!と言うのが決まって、自転車は車道を走る事になったみたいです。これは、注意が必要ですね。
加藤電機が面白いパンフレットを持って来ました。高齢者を中心としたアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防止する装置の物でした。アクセルをフルスロットルにした時に、点火系をカットしてエンジンを停止させるもので、価格は取り付け費込みで25万円だそうですが、そんなもの高すぎて誰も付けないと思います。全開でエンジンが止まっても、ブレーキが利くわけじゃないから慣性で車は進んじゃいます。軽自動車なんか坂道で全開走行でも、普通車に邪魔者扱いされるのですから、全開でエンジンストップと言うのは、どうでしょう?アクセルを踏み間違える時は大抵の人は、『車が止まらない!壊れている』と思っているはずで、自分が踏み間違えているなんて思っていないし、この装置が完璧に事故を無くすか、かなりの高確率で回避できるなら良いですけど、どうも未完成な感じがします。なんと言っても価格がボッタクリすぎですね。安全のためと言うより『これで、儲かる』と思って作った物には、賛成できません。それなら、アクセルペダルを全開で踏むとブレーキも一緒に踏んじゃうようなレバーをアクセルに付ければ、数千円で済みますよね。
もう一つ、今月から石油の元売がガソリンで10円値上げしたみたいです。末端価格で遂に170円を超えましたから、流通関係者には手痛い事だと思います。その影響か、最近道路を走っている車の速度が全般的に低めで、エコ運転を遂行しているドライバーが多い気がします。高速道路も、そんなにカッ飛んでいる車が少ない様な気がします。実際、当方のekワゴンは、高速を法定速度ギリギリで走っているときと、7-80km/hで流している時では、1Lあたりで2km/h以上の差がありますけど、急いでいる時とかはそんな事考えていられません。
燃料代上昇の対策は、『乗らない事』ですが、それでは、車の意味がありません。思い起こせば、当方が学生の頃、スカイラインは150万円位で、その時のガソリン代は90円位でした。そう考えると、今スカイラインは350万円位ですから、単純計算だと、ガソリンは200円を超えてもおかしくはありません。だから、170円は未だ『安い』と思う方が普通です。まぁ200円を超えたら『チョッと高くなったね』で良いはずです。当方は今、51歳ですけど、40台の後半には、もう50代になると予測していたし、歳を聞かれると『もうすぐ50です』と言っていたので、50歳になった時、『やっとなれた!』と言う感じでした。
恐らく、今、28歳、38歳ぐらいの人も30代40代になると覚悟していると思いますが、未だ若いのでブルーになっていると思いますが、30代40代と重ねていると、もう、世代が変る事なんかどーって事無くなります。でも、大抵の人は年を取ることに不安と言うか挫折感が出る人が多いと思います。それが、生活を楽しむ障害になっている事に気がついた時は手遅れになるものです。今の日本は、時代に合わない法律が山の様にあるけど、ちっとも変っていません。あれをまともに読み取れる人ってそうそういないと思いますし、読めなくても生きて行けます。
もし、日本の憲法が200年前の物だったなんておかしいでしょ?もう、時代が変っているので、法律なんてしょちゅう変えて行かなくてはならないはずなんだけど、日本はちっとも変っていません。これをドンドン変えているような政治なら長続きするでしょうが、このままだと、日本もツジツマガ合わなくなって、ソロソロ破綻します。そのX DAYはもう近くまで来ています。それは、ガソリンの値段が200円になることよりスゲー大変な事です。だから、ガソリンの値上がりなんて、ぜんぜん小さな事ですから、あんまり気にしなくても大丈夫です。

2008.6.2.    石飛 毅氏

柳本HUMMERのタイヤの空気は後輪だけ未だ漏っています。
そこで、ブロックでプールを作ってタイヤを水に浸けたら、CTISバルブに横方向の力が掛かるとエアーが抜ける事が判りました。タイヤ単独では殆ど漏れが無かったのですが、車体に装着した場合は、バルブにホースのテンションが掛かるので、エアーが微量ですが抜けてしまう様です。これは、純正のアルミホィールの場合は、S字型のホースになっているので、横方向の力を回転方向で吸収できるので漏れにくくなっています。中古ですけど、在庫のCTISバルブと交換し、コップに水を入れて漏れを確認して装着しました。
CTISの切換バルブが友野サンから届いたので、新品と交換しました。切換レバーも変なのが付いてて、それが原因でバルブに変な力が掛かっていたので、新しい物を注文したのですけど、なんと!同じ物が来ました。こんなかっこ悪いもの使えませんし、内装と干渉してしまうので、これは作成する事にしました。一応これで漏れは無くなるはずですが、CTISのエアー漏れはそんなに甘い物ではありません。マダマダ油断は出来ません。一応、来週までタイヤのバルブをカットして、タイヤの漏れが無い事をもう一度確認します。
CTISのホースを組んでいるときに、ATの配管から微量ですがATFの漏れを発見しました。この配管は一部だけ以前交換していますが、それ以外の配管はもう寿命だと思いますので、これも交換する事にしたのですけど、丁度良いサイズのホースバンドが無いため、来週の課題としました。
エンジンを始動するために、エンジンオイル、パワステのATF、そしてブレーキ液を入れるのですが、なんとブレーキ液の在庫がありません。そこで、ランドマップに再度連絡したら、『ワコーズのが沢山ある』と言うので、ヒロシにホースバンドも一緒に買いに行って貰いました。エアー抜きが上手く行くときと駄目な時があるので、ブレーキ液は多めに調達しました。パワステのエアー抜きはは、実に簡単ですが、今回はブレーキのエアー抜きはは上手くいきません。どうもマスターのエアーが上手く抜けません。一応踏み代が出たのですけど、未だブレーキのランプが消えませんので、エアーを噛んでいるみたいです。これは来週もう一度やります。
加藤電機が、今回、エアコンの修理を行っていますが、少しジョイント部分にオイル汚れがあったので、先週、加藤電機と会った時にお知らせして置きました。特に、エアコンの機器がどうのこうのと言う問題ではなかったのですが、加藤電機がGAS検知器を持って点検に来てくれました。検査の結果はGOODで、オイル汚れは、Oリングを装着する時に塗った油が滲んでいただけの様でした。加藤電機も安心して帰っていきました。
バッテリーを繋いでスターターを回すと、一発で始動。さすが室内保管ですから、点火系のダメージがありませんので、当たり前と言えば当たり前ですが、気分が良いです。床が汚いので、一旦、ガレージから外に出してガレージの床を清掃。洗車機で清掃したのですが、未だ使い始めて間が無いのですけど、高速洗車機の高圧ホースが破損!相場だと、20m物は3-4万円するのですが、20mで2万円弱の物をオークションで買ったのが粗悪品だったのでしょうか?穴が空いてしまいました。。ホースをカットしてみたのですが、チャンと金属のメッシュが入っているホースだったのですけど、ホースに傷が付くと駄目みたいです。今度から、ホースを車で踏まないようにしてください。次回は、もうすこし耐久性のある物を買おうと思います。
あの、グチャグチャの配線は綺麗にしたのですけど、バッテリーを繋ぐと何故かバックランプが勝手に点灯します。それと、HIDのフォグランプが点灯しません。綺麗に収納した配線を、もう一度、剥して配線チェック。なんか配線の色がキチンと分類されていないので、一本づつ通電テストしたら、バックランプの点灯はマニュアルとオートがあるみたいなのですけど、この配線の方法が今一判らないので、聞こうと思って柳本さんに電話しましたけど、連絡が取れないので、これは車検のときにスカイオートがオリジナルにするので、2度手間になるので、マニュアルで点灯するだけにしておきました。
これ以外に、HIDのフォグランプが点灯しません。配線を点検しましたが間違いはありません。新品のリレーが付いていたのですが、怪しいメーカー(中国か韓国系の名前が付いていました)のリレーだったので、何気なく触ってみたら、リレーがケイレンしていました。そこでヒロシにエンジンを掛けてもらい、スイッチを入れてもらうと、チャンと点灯します。原因は、室内からの長い配線での電圧降下で、リレーのコイルがスイッチを引ききれなかったようです。
そこで、このリレーをDENSOの物と交換したら、エンジンを掛けていなくても無事点灯しました。確か、この配線はDENSOの代理店が作業したと聞いているのですけど、人にはDENSOの高いリレーを使えって言うのに、自分は変なリレーを使かって迷惑を掛けるのは酷い話です。ちなみに電動ファンとかはDENSOのリレーを使っているので、容量によって使い分けているのかも。

2008.6.1.   石飛 毅氏

当方の影響を受けやすい可愛い後輩が、RIMOWAの機内持ち込みサイズを購入しました。
ネットでは気が付いていたのですけど、2008年モデルは一部改良されていました。まず、ゴロゴロ転がすときに上になる取っ手が、引っ込むタイプからアルミになっています。外観は同じ取っ手ですけど、動きがフリーだったのですけど、たたんだ状態にすると少しクリック感があってブラブラしません。それと、他のバックを引っ掛けるフックも本体に内蔵されました。便利になっています。中を開けると、バインダーの使い勝手が変わっています。従来は、シェルを開くと左右のシェルに本を開くような感じでバインダーが取り付けられていましたが、新型は、シェルを開くと下から上のほうに開く様になり、ベルクロで内容量に合わせて荷物を閉めこむことが出来きるので、内容物が少ないときにしっかり固定が出来ます。この部分は大きな違いです。購入するときには十分注意してください。
金曜日は、野澤さんのところに、歯の治療に行ってきました。以前、欠けてしまった糸切り歯が痛くなったので緊急処置をして頂きました。今回は、その糸切り歯を本格的に治療していただくために、群馬に行ってきました。仕事が終わった後に、ekワゴンで関越を使って少しアクセルを強めに踏むと、7時の予約に楽々間に合います。今回も15分ほど前に到着しました。他の患者さんも沢山いる中、5台のユニットを飛び回る野澤さんが『あの人が?』と言うぐらい別人のようでした。
冗談はさておいて、実は、治療よりも凄いのは『高崎ナイトツアー』です。このツアーは何時も一切予定を知らされないし、一体誰が来るのかも解りません。毎回サプライズがあるので、飲まない当方でも、なぜかワクワクしてしまいます。先ずは、創作料理屋さんに向かい、そこで今日は下田親子が来ることを知らされました。下田家は、一番最初に購入した緑色の95年式を先日売却しました。とても、可愛がっていたので、まさか売るとは思わなかったし、チョッと前に『売らない』と言っていたのに、黄色のターボDIESELを手に入れてから、余り乗らなくなってしまったようなので、仕方がないかも。この日の最後は、何時ものカマキリ御殿で〆ですが、なぜか、野澤さんが間違えて。。。。楽しい夜を過ごせました。
九州のロドリゲス村上さんからDVDが送られて来ました。先日の『何これ珍百景』をダビングしたもので、デジタルとアナログの両方で送って下さいました。当方はデジタルでの再生機器を持っていませんから、当面はアナログだけしか見ることが出来ません。そこで、後輩にプレステで見れるか確認させた所『綺麗でした!』と報告を受けました。家宝にします。この番組を見逃した知人から『You-Tubeにあったよ!』と言われてビックリ。一体誰が・・・・ロドリゲスじゃ無いのは知っています。http://jp.youtube.com/watch?v=esQe9-Ju_gY

金曜日は、深夜にガレージ到着だったため、そのまま爆睡してしまったので、一番気になっていた柳本HUMMERのタイヤの空気圧を点検できませんでした。朝起きて点検した所、運転席側の2本のエアーが抜けていました。日曜日の夜に全輪30psiにして置きましたが、フロントは15psiまで落ちてて、リアは全部抜けてて大気圧でした。とりあえず、リアのタイヤを外してエアーを充填し、もれがあると、白くなるリークチェック専用の試薬を塗ると、タイヤとリムの間からリークを発見しました。ちなみに、この液体、満タンだったのですけど、先週転倒して殆ど溢してしまいました。残念です。エアーを抜いてリムとタイヤのビードをお掃除。再度組みなおしたら、一応、エアーが止まっている様だった。
フロントは、ホィールに取り付けたジョイントのテーパーねじからリークしていました。バルカーテープの巻きが甘いと思って、バルカーを巻きなおすためにジョイントを外すと、リムの薄さにビックリです。ねじの山は3山程度で、尚且つ、斜めに開いています。致命的なのは、ジョイントの六角部分の一部がリムに当たっているので、締めこみが不十分になっています。これは非常に厳しい状態で、H2のリムの場合も薄いですけど、4山以上はありますが、テーパーネジも深めに切ってあるので、首までねじ込めてしまいます。
とりあえず、ジョイントの六角部分を面取りして、より奥までねじ込めるようにして、バルカーテープも多めに巻いてねじ込んだところ、どうにかエアー漏れは止まった模様です。先週、ねじ込めなくなってしまったCTISのリアー配管の交換を行いました。CTISバルブからミッションの上をパスした処に、付き合わせのジョイントがあるので、このジョイントの部分からCTISのバルブまでを交換する事にしました。取り外したホースの寸法を測ると、ハブの部分に使っている配管がチョット長い程度で、丁度良かったのでこれを採用。付き合わせのジョイントをテーパーネジの物と交換して、ニップルを挟んでホースを突き合わせて結合。ホースを車体に固定しているボルトは、腐食が酷く再使用はしたくないので、ホースクランプも交換します。交換は、CTISのバルブが日曜日に友野さんから送られてくるので、配管を終われせてから行います。CTISの圧力をピックアップしているジョイントを間違えて買ってしまったストレートから、エルボウに交換しました。これで、レイアウトはスッキリします。
ブラックホールに落ちてしまい、諦めていたクルーズコントロールを取りつけるブラケットが見つかりました。外したボルト類と一緒にちゃんとジップロックに入れて保管してありました。俗に言う「仕舞い過ぎ」でした。ただ、一緒に入っていたボルト類はとても継続使用に耐えられなかったので、ステンレスに交換。アクチュエーターの固定はボルトナットでしたが、手が入り辛いので、ナッターを使ってナットを省略しました。これでエンジン回りはほぼ完了となりました。再度パネルを取り付ける前に、パワステのATFとブレーキのエアー抜きを行い、エンジンを始動して各部の状態を点検します。
先週、ステーを補強したマフラーを見ると、斜めになっているので、これを補正しました。元々のマフラーの位置がづれているので、テールパイプの部分を支えているステーだけの修正で出来る所までやる事にしました。使用したのは、以前、倉持さんが寄付してくれたラムジャッキです。油圧で伸びるシリンダーと、油圧で開く鉄の爪があり、これに色々なアダプターを取りかえる事で、色々な使い道があり、とても便利です。

スカイオートからの報告です。嫁ぎ先の決まったガンちゃんを、ガンちゃんはエンジンを積み替えてから、おそらく1000km程度しか乗ってなく、殆どガレージの中に入っていた模様です。松原さんが久しぶりに乗ったら、パワーが無く、排気煙も白かったそうです。そこで、パーツの移植のついでに、それの修理をしたそうです。燃料タンクをメインにすると調子が悪く、AUXにすると問題が無かったので、先ずは配管の点検。しかし、問題は無く、燃料タンクを下ろした所、燃料の吸い口にあるメッシュがヘドロまみれで、まるでオタマジャクシの様だったそうです。このヘドロは燃料タンクの底にウヨウヨいて、これがフィルターに詰まって燃料が薄くなっていたようです。
このまま、メッシュを掃除しようとしたらメッシュは腐食してもろくなっていたようで、ポロッと取れてしまったので、新品と交換したそうです。モチロン、燃料タンク内の洗浄も行い、綺麗にしたようです。もうひとつ、燃料レベル計も破損していたので、これも交換ですね。このヘドロみたいなのは一体何で発生するのか、不思議ですね。通常、燃料は腐る事は余りないのですけど、燃料には色々な添加剤が入っています。これらが長時間静止している間に、沈澱、凝固した事が考えられます。それ以外は、スタンドのタンク内は構造上清掃が出来ませんから、古いタンクのスタンドを使い続けると、ゴミの混入が考えられますけど、これだけの量となると考え辛いですね。
15年に一度ぐらいは、燃料タンクを下ろして点検するか、調子が悪くなってからにするか、その選択は難しいですね。徐々に詰まってて変化に気がつかない人には、タンクを下ろす事をお勧めしますけど、タンクを下ろすのは面倒ですから、詰まってからでも良いかも。ただ、AUXとメインでパワーの差があるなんて言う場合は、速、下ろした方が良いですね。

 

 2008年5月