2008年10月  HUMMER ESSAY 2008年11月      

2008.11.28.    石飛 毅氏

ガレージの近所には航空自衛隊の入間基地があって、自宅の近くには陸上自衛隊の朝霞駐屯地があります。
どちらも、色々な物を展示している施設があるのですけど、さほど宣伝をしていませんし、どうも敷居が高いのと、余りにも近所なので、何時でも行けるという場所なので、ついつい行きそびれてしまっています。特に朝霞駐屯地にある『陸上自衛隊広報センター』http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/ は、今までの閉鎖的な雰囲気と異なり、積極的に自衛隊を理解してもらおうというコンセプトで、色々な装備を気前良く展示していると聞いていたので、出来た時から行こうと思っていました。一度、正月休みに行った事があるのですが、生憎休刊日でした。この手の施設には、一人で行くと『軍オタ』と思われるのも心外だったので、小林君をお借りして同行してもらいました。
駐車場にはコマツが置いてあり、建物には、そこまで大きく書く必要があるか?と思う程の大きさで『陸上自衛隊広報センター』と書かれています。川越街道にも案内板が出ていますし、入り口には信号もありますから、とても入り易い施設です。駐車場が広いのも便利です。建物はガラス張りで、室内はとても明るくて、とても武器を展示しているオドオドしい雰囲気が無く好感が持てました。この手の施設は、アメリカでは数箇訪問しましたけど、お国柄か『どうだ!』と言う感じで、入場料も思いの他高いのですが、ここは無料です。軍隊と自衛隊の差ですが、その辺には色々配慮が感じられます。
管内には、自衛隊の活動内容とかの展示ブースもありますが、今回は、小林君には全く興味の無い物ですから軽ーくながして、90式戦車と、対戦車ヘリコプターAH-1Sを中心に見学しました。90式戦車は、実配備されている物とちょっと違いがある試作車ですが、触れる位の所から見たり、普段だと見る事が出来ない、上からも観る事が出来るので、満足できます。ヘリコプターに至っては、操縦席の真横から内部を観る事が出来ますから、マニアにはたまらない筈です。これらの展示品には『登るな』とは書いてありますけど、『触るな』とういうけちな『お願い』が無いので、見て触れるのは喜ばしい事です。
さすがに、小銃、機関銃は透明ケースに入っていますが、普通だと『触っても減るもんじゃねーだろ!』と思う意外でも、大番振舞で実際に装着する事も出来るようにもなっていました。
屋外にも、まるで駐車場にあるような感じで、74式戦車、89式装甲戦闘車等、総合火気演習の展示でも触らせて貰えない装備にも、見て触れる事が出来ます。大人的にはこれで十分ですけど、子供的には、フライトシュミレーターとか、射撃シュミレーターに興味があるみたいでした。フライトシュミレーターは、遊園地にあるタイプと同じで、箱に入って中のスクリーンの映像に合わせて箱が動くタイプですけど、動き出してスクリーンの映像を見てビックリ。映像は、フェイクや特撮ではなく実写です。さらに、『発射!』の掛け声とともに実弾を発射した時には『オイオイ。。。実弾発射かよ!』。。。。迫力が違います。係りの人が制服を着た女性自衛官なのですが、物腰が柔らかく、かと言って、全くスキの無い対応には思わず背筋が伸びてしまいます。
来館者はパラパラですが、ゴチャゴチャした展示方法ではありませんので、監視も厳しくなく、十分堪能できましたので、気が済みました。今度は、入間基地にも行って見たいです。
因みに、売店では、色々な陸上自衛隊グッズが売っています。なかなか面白い物もあって、当方は、ビスケット、おせんべい、陸上自衛隊限定キューピーちゃん、陸上自衛隊限定phiten(マラソンの高橋尚子さんが所属している会社)の迷彩ラバーブレスを買いました。なんで、アスリート向けのphitenのブレスレットの自衛隊限定品があるのか、とても不思議でした。それもプリント柄ではなくて、ちゃんとモールド成型された特注品でした。

胆嚢摘出後の2回目の検診に行ってきました。お陰様で、術後の経過は良好で、検査の結果は正常値になりました。今回、あれだけ高かった腫瘍マーカーも12になり、先生の予想どおり正常値に戻りました。
そもそも、今回の手術は、先生に検査をして頂き胆石がある事が解り、腹痛で病院に運ばれた2件とも、もう少し様子を見てと言われましたけど、入院した病院に行った時、色々検査して胆石以外原因が解らないのだからと言う事で、急遽、入院して胆嚢の摘出を行いました。その時に出てきた石以外の物も、検査の結果、悪性の物ではありませんでした。そして、順調に腫瘍マーカーの数値も下がり、これで暫く長生きが出来そうなので、今後とも宜しくお願い致します。

2008.11.25.    石飛 毅氏

金曜日は、後輩のH2の名義変更に行ってきました。
所沢陸運局事務所に行くのは初めてですけど、何時も行く多摩陸自みたいに狭くて混んでいないし、空いているためかとても親切でした。このH2は、03年モデルの貨物登録なので、初年度登録は17年なので、多少取得税が取られると思いましたけど、余り沢山払いたくないので、赤本で取得税をジャッジされてそのまま払うのを拒否するために、窓口のとても可愛いおねえさんが『H2のタイプはGですか?Sですか?』と聞かれたので、並行輸入なのでそのどちらでも無い。』と答えたら『じゃーココでは解りませんから、5番の建物に行ってください。』と言われて、そこで取得税の計算をしてもらったら、減免扱いになりました。
国内初年度登録からは3年ですけど、車齢は6年経っているので、残財は減免価格になるみたいです。初めての左ハンドルと、少し大きめの車体に当人は多少戸惑っていたので、最初はガレージの中で車両感覚を掴む練習を30分ぐらい行って、その後、公道での練習がてら吉祥寺の勤務先までドライブさせたら、もうスッカリ乗りこなしていました。自宅の駐車場は、標準的な大きさですから左右の車には大迷惑。ただ、両側共、同じ会社の同僚の車なので、意地悪をされる事は無いのですけど、左側は奥さんが運転するので出し入れには不安があるけど、反対側の方は運動神経が良く頭の良い奴なので、安心です。
土曜日は、久しぶりに友野サンが訪ガレージ。訪問理由は、当方に572を盗られていないか?の確認と、運転席のドアを閉めるだけで、ドアロックが掛かってしまうので『何とかして?』と言う事です。以前の様に、早朝の襲撃ではありませんが、恐怖感からか当方も朝7時に起きてまってましたけど、到着したのは9時。3連休の渋滞と事故で、柏から2時間も掛かったそうです。
四方山話をした後、早速ドアを確認。久振りにTOMONO-GOに乗り降りしましたけど、相変わらずデカイので上り下りは大変ですけど、全身麻酔後は体が軽くて筋肉痛も無いので、上り下りは全く問題なく身軽に裁けましたけど。。。。。時間はタップリあるというので、先ずドアロックの様子を見ると、アクチュエーターが固着してロックノブが上がりっぱなしになっていました。H1のドアは、ロックしてても中のハンドルで開く事が出来るので、そのまま外に出るとロックが解除されるのですけど、アクチェーターが固着しているので、そのまま閉めるとロックが効いてしまいます。
アクチュエーターの不良の多くは、モーターの回転始めの位置が毎回同じなので、その部分のブラシと接する部分が焼けてしまうために起動トルクが不足します。セレブはそうなった場合はアクチェーターを新品と交換しますが、当方は分解してモーターを取り出し、暫くエージングして自己研磨させています。これは、案外簡単に復帰できますが、新品の時よりは寿命は短いです。今のところ、この自己研磨を3回程行った事がありますけど、段々寿命は短くなっています。友野サンの場合は、これよりモット酷い固着です。一応固着の原因は見ないと納得できないので、分解してみると、モーターが固着していました。とりあえず、持参したアクチュエーターと交換。所が、TOMONO-GOの場合は、アクチュエーターからリード線が出ているタイプですが、新しい物はアクチュエーターにコネクターを差すタイプです。単に、これは新しいタイプか古いタイプかの違いです。
新しい物は、アクチュエーターと、配線が別部品になっています。従って、この配線がないと新しいアクチュエーターを接続は出来ません。さすがの友野サンも、こんなパーツの準備はしていませんから、このパーツは事故車から拝借。取り付けた後にドアロックスイッチを動かすと。。。運転席以外のドアロックはまともに動いていません。運転席側後ろのドアもアクチュエーターが固着していました。他のドアは動作不良なので、自己研磨で済みそう。
一通り作業が終って、総合テストを行うと、面白い現象。運転席側のロックスイッチでロックすると、運転席側の前後はロックするけど、反対側のドアはアンロック。助手席のスイッチでロックすると、助手席側の2枚はロックするけど、運転席側がアンロック。これじゃー意味が無いので、助手席側のスイッチを逆モーションにして、誤魔化しました。不思議な車です。それと、買ったときから助手席側のキーシリンダーがクルクル回ってしまい、買ってから14年間ズーッとそのままだったそうです。どうも、友野サンは細かい事を気にしない様です。当方も、どちらかと言うと大雑把ですけど、友野サンには負けます。そこで、ドアの内張りを剥した次いでに、キーシリンダーの様子を見たところ、内部のリンケージが外れているだけでした。ただ、このリンケージを止めるのにはEリングが必要ですけど、そんな物、在庫なんかしていません。そこで、また事故車から調達し無事修復。初めて、鍵でロックできる様になって、友野サンはご機嫌。
前回のミーティングの時に、当方がTOMONO-GOに乗った時にiPodを聴いていましたけど、とてもじゃないけど音が歪んでて、ウーハーもバリバリ言ってて、とても聴けた物じゃなかったのを思い出したので、これの原因を調査。原因は、イコライザーが壊れてて、これを撤去してアンプとデッキを直結しました。配線を交換して音を出すと良好で、低音も出ていたのでウーハーも治ったの?と、思ったらBOSEのボックススピーカーが頑張って低音を沢山出しているためで、これだけ低音が出ていれば『オイラ達レベルでは問題無し』なので、ウーハーを撤去。室内が広くなったと、友野サンは喜んでいましたけど、この後、折角広くなった部分も使う事になりました。
作業をしていたら、リアに如何にもドラゴンの国製の箱を発見。『これ何?』と聴くと『なんだっけ?』と期待外れの返事。箱を開けると、中から出てきたのは、マルチレコーダー。どうもカレンちゃんを乗せているときに黙らせるアイテムとして、フリップダウンモニターは以前取り付けましたが、メディアを再生する手段が無かったので、買ってあったらしいのですけど、もう2年以上も前の事だったので忘れていたそうです。そこで、これをさっき外したイコライザーの場所に取り付ける事にしました。所が、ここで問題。このレコーダーからの音声を接続する手段が無いのです。
ナビとステレオは音声的には別で、ステレオにはAUX端子が無い。従って、ガレージにある物でどうにかしようと思うと、スピーカーを別にするしか手はありません。『音が出れば良い。』と言うので、ガレージの中を物色すると、YAMAHAのホームオーディオのスピーカーが転がっていたので、これをウーハーのあった場所に置きました。ですから、スピーカーが4個並んでいます。色々な物がTOMONO-GOには付いているのですけど、それぞれがバラバラで、無駄な物が実に多くなります。当方も、浅井さんのオーシャンも一気にオーディオとナビを入れ替えちゃう事で、色々無駄な部分が減ります。友野サンの場合も、思い切ってナビを入れ替えれば、ナビ、DVD、別付けモニター等リフレッシュ出きるのですけど、殆ど乗らないので流行り物には余り関心がないみたいですね。

TOMONO-GOの配線を色々触っていると、マタマタ、床に置いてある部品の箱を発見。『これ何?』と聴くと『ボールジョイントのブーツ』と今度は即答。TOMONO-GOのボールジョントはロッドホールレーシングのスペシャルボールジョイント(これで、最高級ナビが買えるのに。。。)なので、ブーツが部品で出ます。元々、サスペンションで車高を上げすぎているので、ボールジョイントのブーツはお気の毒なぐらい潰れています。従って直ぐに破れてしまうので、ブーツは消耗品です。『何時変えるの?ブーツが破れていると車検に通らないよ?』と、何気なく友野サンがガサガサ始めました。一体何をやっているのか覗いて見たら。。。『あれ?今年は平成何年だったっけ?車検切れているかも?』と恐ろしい事を言い出しました。当方が車検証を見ると、来月の19日まで有効期限が残っていたので、一安心。だけど。。。。突然、友野サンが『ジャー!ブーツ交換しないと。』と、言い出したのは、何処かの家から美味しそうな晩御飯の香りが漂い始める時間でした。
まぁ、普通の場合はブーツ交換はさほど時間が掛からないので、やっても良いかととは思いましたが、他もあるなら、一気に治さないといけないので、全てのブーツを点検したほうが良いと言うことになり、当方はリア、友野サンがフロントを点検し始めたら、突然『あーーーオイルが漏ってる。』と言うので、フロントに回って見るとインプットシールから漏れたオイルでハブが油だらけになっていました。友野サン曰く『今日漏れたから直ぐ治さないと。。。』と、訳のわからない事を言い出し、当方にプレッシャー。インプットシールの交換は、ハーフシャフトを抜きますが、当方のHUMMERの場合だったら、修理に1時間も掛からないのですけど、チョッと前から筋肉痛だし、アンダーガードを外す事や、ワイヤーリングしている強化ボルトの事を考えると、超ブルーです。友野サンには、このまま572で帰ってもらい、お預かり修理をする事も考えたのですけど、どうも572をもう少しガレージに置いて、モット不具合箇所を治させようとしているみたいです。
結局『ダメだよねー、、治さないと!』と、何度も言うので、修理をする事に決めましたけど、お腹が空いたし、気分転換をしてリセットしたかったので、昼から買ったばかりのH2を掃除しに来ていた後輩に、晩御飯の買出しに行かせて残業の準備をしました。因みに、後輩のナンバーは5839で『ご飯サンキュー』と読めてしまいます。
晩御飯は大好物のカレーだったので、やる気が戻り、休憩もそこそこに、作業を再開。後輩も一飯の義理から、手を貸してくれたので、無駄な動きが少ないので、疲労度はさほど上がりません。アンダーガードを外して、強化ボルトを外しましたが、このボルトと言うより、緩み止めワッシャーは強力で、脱肛するぐらい力を入れないと緩みません。恐らく安物のアーレンキーでしたら折れちゃうぐらいのトルクを掛けないと緩みません。これだけ、確り締まっている方が安心ですね。当方も未交換ですけど持っているので、その内、交換しようと思います。当方も、その内換え様と思うパーツを幾つか持っていますけど、TOMONO-GOの下に潜って作業をしていたら、未だラジエーターの配管が鉄のままでした。自分で何本もステンレスの対作品を販売しているのに、鉄のままです。この部分を友野サンに指摘したら。。。それは未だ序の口で、既に40台分位売れた『ステアリング強化パーツも未だだもん。。。。』呆れた人です。『持っているなら交換するよ。』と勢いで言いましたけど、持って来ていない様なので、ホッとしました。この2つは長く乗るのには必須アイテムですから、これも後日一緒に交換する事にします。
ハーフシャフトを抜いて、シールの様子を見た所、シールがバラバラになっていました。今まで摩耗で漏れたのは見た事がありますけど、バラバラになったオイルシールを見たのは初めてです。付いていたシールは旧型なので、新しい物と交換したので、今度は少しテーパーベアリングに近いので、少しはスラスト方向の移動量が少ないので、少しは寿命延長になるでしょう。
友野サンは、毎日、8時半には寝ている(朝は4時起き)ので、作業が終わった頃は何時もだと真夜中だったためか、帰る頃には眠そうでした。

やっと。。。502 HUMMER製作が始めりました。先週、松原さんからは『急がなくても良いから。。。』と言われて仕舞いましたが、ヒロシと相談して10月から始めようとしていたのは、本当です。しかし、当方の体調不良とかヒロシが来れない日もあって、なかなか一人では出来ないので、やっと作業を始める事が出来ました。
メインの作業場所は、シェルターのある場所で、この部分には荷物が沢山あったのですけど、柳本さんから棚を頂いたので、かなり整理で来ました。先ずフレームを引っ張り出して、外で長年のホコリを洗い流して清掃。乾燥後フレームを移動。足回りの部品、ハブの部品を運び込んで、まずは足回りの組付けを行います。フレームを移動するための台車は作成した時に溶接機の調子が悪かったので、再度、溶接をしなおして補強しました。この台車はタイヤが付くまでは使用しますので、これから重要な役割をします。タイヤが付いた後は、今度はボデイ運搬用の台車に改造する予定です。
フレームが出た後を清掃したあとに、色々整理しました。居室エリアの煩雑になっていた雑誌類、以前、このエリアで作業していた頃の不要部品とかがそのままになっていたので、それを片付けて整理収納しましたので、かなり床が見えるようになりました。
月曜日は、早速、502の作業に掛かろうと思いましたが、急に冷え込んでスキーシーズンが始まったため、選手を引退してチェアースキーの運営をしている義弟がスタッドレスタイヤに交換しに来るというのですが、天気予報は雨なので572を外に出す事にしました。
前日、502のフレームを置いた場所にあった572を、ヒロシに出してもらったのですけど、その時、エンストを繰り返していたので、チョッと嫌な予感がしていたのですけど、案の定、572のスターターを回してもエンジンがポッポポとしか言わず、何時ものバオーン!と言う爆音がしません。プラグがカブってカーボンが溜まってしまったみたいです。ある程度スターターを回しましたが、この状態で掛かったとしても、何れプラグ掃除か交換をしなくてはなりませんから、諦めてプラグを外す事にしました。
572の運転席側のプラグは、10分もあれば全て外せますが、助手席側は、倍以上時間が掛かります。これはエンジンが助手席側にオフセットしているH1の独特な搭載方法のためで、特に8番のプラグは取り外すのは至難の業です。外したプラグを見ると、カーボンがベッタリと言う感じです。多分ですけど、カーボンの付着は、ツルツルのプラグの時は多少燃料で濡れても、どうにかなるけど、カーボンが付いていると燃料を保持してリークしてしまい、良い火花が出ません。。。付いていたプラグはオートライト製の、イリジュウムプラグでした。プラグ自体は殆ど摩耗していません。カーボンの除去は先っぽだけでは無く、中心電極の奥のほうも取らないとダメですから、荒療治ですけどサンドブラスターを弱くして清掃しました。3秒も当てればキレイになります。ブラストを当てるなと言う人もいますけど、棄てるのは勿体無いです。
572のエンジンは温まっている時は多少プラグがダメでもエンジンは掛かります。所が、冷間時はどうしても燃料の気化が悪いので、燃料が濃くなり、出来るだけ一発でエンジンを掛けたら、止めないように少しアクセルを一定に保っていないとダメなんですけど、あの爆音ですからどうしてもアクセルを踏み続けるのには根性と図々しさが必要です。また、水温が上がる前にアクセルから足を離すと、アイドリングが暴れます。この暴れている状態が一番燃焼室の状態はベーパリッチになるので、プラグが被り易くなります。マニュアルの車ですと、この状態でもクラッチ操作でどうにかなりますけど、ATの場合はアクセルとブレーキを同時に踏んで車を動かすしかありません。
当方は古い人間なので、昔のキャブレターが沢山付いている車に乗っていたことがあるので、この辺の事は体で覚えていますけど、最近のインジェクションの車では、殆ど暖機無しで走れますから、若い人には余り経験が無い事だと思います。一応、新品のプラグはワンセット車載していますが、友野さんにはプラグの交換位出来る様にレクチャーしようと思います。

572のプラグ交換をしていると、弟が来たので、先ずはタイヤの清掃をさせました。義弟は、何故かアストロが大好きで、当方がHUMMERを買った時に義弟はアストロを買いました。それからズーッとアストロですけど、当方と異なり、4台目のアストロです。チェアースキーの選手をやっていましたから、遠征に行くには荷物も多いし、車中泊もしますからアストロは丁度良いサイズらしいです。彼の今一番の悩みは、もうアストロが生産されていない事で、今の内に一生分のアストロを買って置こうかと考えていると言うのですけど、多分冗談だと思います。因みに、スカイオートに放置してある白いアストロは義弟の前に乗っていたアストロです。
ガレージの土地の所有者というか管理している会社は、義弟が社長ですから、マスオさん的立場の当方としては、心を込めてスタッドレスタイヤの交換をして、タップリゴマを擦っておきました。ただ、少しでもそんなそぶりを見せないために、タイヤに詰まった石取りをさせて上げましたら、車椅子なので、タイヤを回すには気の毒だったので、倉持さんが置いて行ってくれた、『タイヤキャリアー』を出してあげたら、簡単にタイヤを回転できるので『スンゲー』と感動していましたので、ポイントアップです。新しいカーナビを付けたいと言ってましたので、それも喜んで引き受けました。ただ、『何が良いかな?』と聴かれたので、当方のより劣る『楽ナビ!』を推薦したのは、チョッとでも自分の立場を良くしておこうとする本性が出てしまったかも。
筋肉痛は、少し引きずっています。ココの所、疎遠になっていた救急箱の中にある湿布があるのを思い出して、貼ったところ痛みがドンドン無くなり、気分が良かったのですけど、皮膚の弱い当方は痒くて痒くて仕方がありません。ついつい無意識の内に体を掻いてしまうので、体中赤くなってしまいます。

2008.11.21.    石飛 毅氏

昨日、スカイオートでALPHAのホーンボタンを発見。
ALPAHは旧タイプと異なりGLANTのステアリングホィールで、センターボタンには『H1』ロゴが入っています。従って、ホーンを鳴らす時はウインカーレバーを押し込むタイプからハンドルの真ん中を押す普通のタイプになっています。このボタンの取り付けサイズは、当方が交換しているMOMOと同じサイズなので、交換が可能なので、ゲットしました。ただ、ハンドルのスポークと握りの部分が赤なので、色変更をしてみました。ホーンボタンは簡単に分解できるので、H1の抜き文字をステカで作成。これに中性洗剤を水で薄めて位置合わせをしながら貼り付けました。ホーンにモールドされている正露丸みたいなマークを削り取ろうかと思いましたが、とりあえず雰囲気を見るためなので、そのままの状態で貼り付け、ドライヤーで馴染せました。早々に取り付けたら、良い感じだったので、次回は本気を出してラッパのマークを削って作り直します。
夏休みにピンホールカメラを作った小林君のお父さんが、03のH2を勤務先の後輩に売却したので、明日、名義変更に行くためにH2を引き取って来ました。久しぶりにノーマルのH2に乗りましたけど、乗り心地も良いし、とても静か。寸法的には余り変わらないのですけど、着座位置がドアサイドからH1より離れているので、車体の中心に近いためか、右側が近いので、運転は楽かも。しかし、色々な物が付いてて訳が解らないので、何も触らないでいましたけど、ハンドルに付いているボタンを触ったら、色々なメッセージが出るのでチョッと面白いです。でも、操作方法を知らないから『それがどうした?』的な物もあります。
今度買った後輩は、ローン返却のためにヒロシがいない土曜日に、アルバイトをしながら返却しますので、ガレージに時々顔を出しますので宜しくお願いします。因みに、彼の奥さんは、以前、桧谷さんのHUMMERを牽引した時に、コストコに放置した『パンダ』です。彼は、とてもアメ車に乗るような種類じゃなかったのですけど、ガレージに出入りしているうちに、段々興味が出たというか普通に感じてきたみたいです。彼は、研究熱心だし、サービスマニュアルも読めるし、電気もソフトも解るのですけど、車に関してはチョッと。。なのですけど、当方とヒロシに欠けている部分を持っていので、心強いです。
スカイオートが、久留米まで、ガス検に来たので、チョッと面会しました。スカイオートは良い奴ですけど、毎日逢うと誤解されちゃうので、暫くは逢わないようにしたいと思います。会った時にYUIのCDを見せたら、予想以上のリアクションだったのでナビのミュージックサーバーに入れてあげました。スカイオート曰く、『YUIの、顔を歪めながら一生懸命歌っている姿』が好きなんだそうです。奴にそんな純粋な気持ちがあるとは、思わなかったので、チョッとビックリです。因みに、買い損ねたYUIのDVDは藤本さんが責任を持って捜すそうです。

2008.11.20.    石飛 毅氏

物欲があるかと言えば『あります』。
芸術とか感性を満足させる物に興味があるかと言えば『ある様な気がします』。大井先生みたいに、陶芸とか、写真とか、喜多郎(ゲゲゲじゃありません)とか、エンヤの様な音楽をワザワザ旅費を払って聞きに行ったり、クラシックコンサートに自ら行くような事もありません。でも、好きな音楽はあります。特に最近はiPodのお陰で、生活の中に音楽が浸透しています。でも、聞いているのはオッサンには似合わない物で、以前も書きましたけど、一番旬なのはBUMP OF CHIKENとYUIです。どちらも透き通る声とか歌が上手いとかじゃなくて、当方の感性に響いたんだと思います。ですから、BUMP OF CIKENのメンバーに万が一お逢いしても顔も知らないので、その辺のお兄ちゃん達と区別が付きません。YUIさんは映画を見ましたので、逢えば解りますが、ジャー逢ったからどうするとかこうするとかはありません。ご本人が好きじゃなくて、歌が好きなので、子供の頃好きだった桜田順子とは違います。
昨日、YUIのDVD付きCDが売っているのを知って、買に行ったのですけど、TUTAYAの駐車場に着いた所で、藤本さんの所の大愛君(タイト君6歳)から電話。内容は、いきなり『なにやってんのぉ〜?』今年52歳になったんですけど、タメ口です。。。お前が掛けてきたんだろ?とは思いましたが、話が合うので世間話を暫くしてから、TUTAYAに入店。CDコーナーの入り口には、かなりデカイYUIコーナーが設置されているのを見て、こんなに人気があるんだと初めて思いながら、YUIコーナーに行くと、商品は全く無し。レジの兄ちゃんに『DVD付きの。。。。』『スイマセン、今入れ違いで完売です。』と、すまなそうに対応してくれました。大愛の電話さえ無かったらと、あの剃りこみ頭を殴り飛ばしてやりたくなりましたが、まさか売り切れるとYUIを見くびっていた当方も悪いと思い断念。
仕方が無いので、CDだけを買う事にして『じゃーCDを。。。』と言い終わらないうちに『CDは先に完売でした。』と、これまたガッカリ。何も買わないのは、物足らなかったので、春に発売したCDを手にして『これで、良いや』とレジの兄ちゃんに渡すと『CDは。。ディスプレーの奴が中身入りかもしれませんので、チョッと調べてきましょうか?』と言うので『ハイ待ちます!』と即答。このお兄ちゃん、小走りに立ち去りましたが、直ぐに満面の笑顔で、『有りました!』とCDを肩の高さまで上げて振りながら帰ってきました。気分が良いので、結局最初に買おうとしたのと一緒に2枚とも購入。なんか、勝ち誇ったような満足感に満ち溢れました。一応、オイラにYUIを教えてくれた人に報告をしてからi Tunesにダウンロード。
先日、愚息のゼミの見学会を行うので、『どこか良い見学すると事が無いかな?』と聞かれたので、当方の時間があったら行きたい所として、JALの整備工場、造幣局、陸上自衛隊広報センターを教えたところ、『自衛隊はちょっと。。。』と言うので、JALと、造幣局の場所をネットで調べたら、面白い物を見つけちゃいました。それは、造幣局なんですけど、ナンとHPでお金を通信販売しているんです。コレクションアイテムとして、現在流通している未使用貨幣の全てを、ケースに入れて販売(1700円)しているのは知っていたのですけど、一覧表にプルーフ貨幣セットと言うのがあって、それは(7350円〜)で、販売されていました。しかし中身は基本的に現行通貨なので、中身の原価は666円なので、10倍以上と超ボッタクリです。一体、このプルーフ貨幣って何なんだ?と思ってHPを探ると、素材を磨いて、型も磨いて2回プレスして、検査して、防錆塗装をしている貨幣だそうです。ですから、普通に使えるお金なんですけど、キラキラして刻印も鮮明な『普通のお金』と言う事になります。
それを知ったら急に現物を見たくなってしまい、買ってしまいました。当方が買ったのは平成19年銘、通常プルーフ貨幣セット(年銘板あり)で、7500円でした。周りの人間に、このプルーフ貨幣の事を話しましたが、殆どの人は『見たいけど買わない。』でした。。。やはり、当方は物欲が強いのでしょうか?
独立法人になったとは言え、まさか造幣局がお金を売っている事に驚きましたし、ミント(未使用)があったとしても、丁寧に作ったお金があるというのも驚きですから、このプルーフ貨幣セットはトレビアでもあるし、一つは手にしてみたいと思うのが普通だと思うのですけど、ダメでしょうか?
きっと、大井先生は欲しくなるタイプですよね?
今時、注文してから『受注しました。』のメールは早かったのですけど、今時、注文してから、手元に届くまでに1週間と言うのは、未だ官僚体制の慣例が残っていますが、本日、無事届きました。因みに配達業者は同じ穴のムジナの『ゆうパック』じゃなく、ペリカン便でした。
早速ダンボール箱を開けてると、内側にお買い上げのお礼が印刷してあります。中身はVHSビデオの様な体裁の外箱があり、中身を出すと案外ズシリしたビニールケースに入っています。表面には『JAPAN MINT』『2007 PROOF COIN SET』『造幣局』『五七桐の紋』が箔押しが施してあります。
構成は、3枚折で三角にして飾る事ができますがロックはありません。内側は、綿入りのビロードみたいな青い布が張ってあります。お金が入っている部分は樹脂製で、お金の部分は裏表は透明の材料で、お金の大きさに合わせて鏡面仕上にして中身を良く見えるようになっています。余白部分はシボが掛かっているので、反射しないようになっていますので、この表面ガラスは成型品ですね。ケースには、お金のスペックシートが入っています。そして、中身のお金ですけど。。お金ってこんなにキレイなんだ〜、と、思う程、素晴らしい出来上がりです。傷どころか一点の曇りもホコリも付いていないお金は、パット見ると金かプラチナのようで、素晴らしい出来上がりです。正直、一見の価値があります。このセットは結構数が沢山出ていますので、コレクターズアイテムにはならないでしょう。一通り身近な知り合いに回覧後、ガレージに保管して、ミーティングに持って行きますので買わなくても良いですよ。。

 

先日、スカイオートに行ったばかりですけど、その時にエンジンのヘッドを降ろしたナビゲーターのバルブが、もう入荷していました。こんな細かい部品でも、さすがに手配が早いですね。早速タケさんがバルブのすり合わせをして組み込んでいましたけど、もう来週中には終る勢いです。
本題の柳本さんのHUMMER用のCTIS用の配管部品が入手したので、スカイオートに渡しました。現状では未だ漏れがあるので、配管を少し触るとCTISのストップバルブからの漏れが若干あります。バルブの方は再度スカイオートがどうにかすると言ってましたので、もーちょっと経過を見ます。

2008.11.18.    石飛 毅氏

話は前後しますが、アメリカ遠征隊の隊長に、不在中、色々な用件が溜まっていたのでそれの整理をするため、金曜日の夜にスカイオートを訪問しました。
10日以上店を開けていたので、色々走り回っていたので、ショールームでお茶を頂いていましたが、当方の相手をしてくれた遠藤さんと高橋さんの手を止めて、明らかに邪魔になるので工場の方に移動しました。工場では、タケさんが、リンカーンナビゲーターのエンジンルームに入り込んでモクモクと作業をしていました。タケさん曰く、このナビゲーターは一年前に他店で購入した物で、外観と内装はバッチリ!しかし、PCMの配線が腐食して断線していたそうです。それを修復してもエンジンのバラツキが酷く、調べた所、一気筒だけ圧縮が無かったので、ヘッドを開ける事にしたそうです。
買ってから一年以内の故障で、なぜスカイオートに持ち込まれたのか不思議ですけど、ピカピカの外観とキレイな室内の見た目とトラブルの内容が以外でした。勝手に車体を見せて貰いましたが、何となく怪しい雰囲気が漂っています。というのはとても普通じゃ汚れないテールランプの裏側上部に薄ら土コーティングがあったり。下回りの錆び方とかが不自然でした。PCMの配線が腐食していたというのも、実に不可思議で、通常環境下でむき出しの配線でも腐食して断線なんて普通は考えられません。そこで、当方のジャッジは『水没車?』でした。それについてはスカイオートは何も言いません、というか、他店の悪口を言う事はこの業界では御法度ですから言う訳ないですね。以前聞いた話では、あの大天災になったカトリーヌで被害にあった車は、相当な数だったようです。アメリカでは、通常、水没や大きな事故で保険を使うと、車検書に『サルベージカー』の記入がされます。ただ、カトリーヌは天災なので、保険が使えないとその烙印は押されません。
オーナーは水没車を修理して乗ることもあるでしょうし、手放す方も多いと思います。そんなサルベージ登録されていない車をカトリーヌカーと言いますが、これは格安ですから日本も結構入って来ている様です。仕入れが安いので、単純に格安で販売されていますが中には普通に売っている事もあります。
室内を勝手に見たら、面白い物を見つけました。それは『この車の修理は必ず行います。。。。。』と、思わず笑ってしまうような内容が書いてある『念書』でした。これは販売店が発行した手書きの紙一枚で、角印は押してあるけど、収入印紙は張ってありません。法律的に、これが有効か無効かは解りませんが、この手の物は契約書に書かないと難しそうな気がします。こんな子供だまし見たいに売る方法もあるんだと、その販売店の貪欲さといい加減さには、驚きました。オーナーがお気の毒です。
同じような話で、以前にチョッと話題にしましたけど、お世話になっている、協力会社の従業員がエスカレードを購入しましたが、何気なくCAR FAXを取ったら、走行距離が誤魔化してあったそうです。モチロン販売店にそのことを告げると、のらりくらりで時間ばっかり経ってしまって、その内『そんなにダメなら何で今まで乗っていたの?ちゃんと乗れていたんじゃない。』とか、自分の都合と屁理屈で、無かった事になっちゃう事が多いみたいですね。だから、差額を貰うとかの話し合いなんて意味が無いので、直ぐに車両を返却してお金を返してもらい、無かった事にするように薦めました。
そんな事より、当方はタケさんの作業しているヘッドの方に興味シンシンで、『邪魔しないから見せてね。』と言うが早いか、ついつい手が出てしまい、結局ヘッドの取り出しは当方にやらさせて貰っちゃいました。剥したヘッドをひっくり返すと、吸入のバルブが一本溶けていました。タケさんは予想が当たったので、無駄な事をしなくて済んだので、少し嬉しそう。確かに、苦労して外したのに、トラブルの場所が違っていたり、再生不可能な壊れ方だと、疲れがどっと出ます。
溶けた部分は機械的に擦れる所じゃないので、明らかに熱による破損です。他の気筒は全く問題が無いので、構造的な問題か?シリンダーの後方なので、熱バランスが崩れてて、一番弱い所が破損したみたいです。ただ、熱にサラサレる排気側じゃなくて吸引側は燃料冷却とかもあるでしょうけど、シリンダーの中って不思議ですね。バルブを抜いた後のバルブシートは解けてはいないので、そのままバルブとちゃんと当たっていなかったので、新しいバルブとすり合わせて再使用可能みたいです。ヘッドが下ろされて内臓が見えているエンジンを覗くと、オイルの焼けた臭いが結構きつかったです。これだけ臭いとオイルは過酷な状況で使われていたみたいです。オイル不足によるオーバーヒートだったとしたら、アルミのヘッドが歪んでいないか心配です。ツイツイ面倒で点検をしないで、こんな事にならない様に、オイル、冷却水の管理は大切にしたい所です。
メインの用件である柳本さんのHUMMERは、倉庫に佇んでいました。一番気になるホィールの継手は差し込み式からステンレスの食い込み継ぎ手に交換しましたので、その後、エア漏れは無い模様。他のホィールも、この継ぎ手にする事にして、本日手配しましたので、今週中に入手できます。アメリカで走っているピックアップとかが、大きなタイヤをはみ出したまま走っているのを見かけますと、正直な所、カッコイイと思っちゃいます。日本では法的にはみ出しタイヤはNGですから、(本当はアメリカもダメですが、余り取締りは無い様です。)大きなタイヤを取り付ける場合は、オーバーフェンダーが必要です。
HUMMERの場合は、サードパーティのハードオーバーフェンダーが2種類あります。どちらも樹脂製で、フエンダーラインの内側に貼り付けてタイヤとのクリアランスを狭くなる物(A)と、フェンダーのクリアランスをそのままで取り付く物(B)があります。機能的には、大差ありませんが、Aの場合、一枚物なので、強度的に劣ります。Aのタイプは海外製なので、リペア不能な破損時は4枚セットで購入が必要です。以前、日本でコピーした物を売っていると聞いた事がありますが、当方は未確認です。FRPの一枚物は現物があればそれを雛形にして簡単に製作する事が可能なので、コピー品が出回る事は十分予想できます。従って、価格も送料とか色々変るので、聞き取り調査では5-15万まで色々です。中にはゲルコート仕上げもありますので、そのまま装着する事が出来る場合もありますが、大抵塗装をしています。
Bの方は箱型で、強度があります。積雪地でAタイプを使用していたメンバーは、良く破損していましたが、これであれば、跳ね上げた雪が付着する事がないでしょう。柳本さんは以前、ラバーフェンダーを付けていましたが、今回、Bのオーバフェンダーに交換しました。リアはフエンダーの耳があるので取り付けは安易ですが、フロントの場合は一枚物なので、取り付け方法が気になっていたので、ボンネットを開けて見たところ、フェンダーラインとピッタリ合ってて、良い仕上がりです。塗装してあるので、本体の仕上げ状態は解りませんが、以前見たときはキレイな仕上がりでしたけど表面に塗装するケースが多いので、塗装の付を良くするために磨き跡がありますので、中にはそのままという方もいますけど、水分吸収を防ぐ意味でも、塗装が必要だとスカイオートが言ってました。
因みに、国産特注ですが、個別生産が可能なので、破損時にバラ売りが可能なのは喜ばしい事です。因みに、価格もワンプライスで115000円だったと思います。当方としては、これだけ大きな張り出しのフェンダーと、ツライチにするとするには、タイヤサイズが大きくなるので、もう少し張り出しの少ない物もあったら良いと思います。

昨日、ココに棚の話しを書いたら、柳本さんから連絡があり、残りの棚が一両日中に届く様に手配して下さったようです。後、2つ棚が来ると、未だ床の上に置いてある物が収納で出来ますから、床の上が片付いて広く使える事になります。
これも、昨日、572の腐葉土撤去の掃除をした腹いせに、友野サンに悪たれをついたら、今は七五三のシーズンで大忙しだそうですけど、今週の土曜日は仏滅で、暇になるからガレージに来るというので、棚作りと整理整頓のお手伝いをさせて上げようと思います。
またまた、昨日頂いたオバマTシャツを着て行った長女から、会社で大うけで真剣に欲しがっている人もいたそうです。未だ、『一番見せたかったヨッシーに見せていない』ので、また着ていくそうです。当方も、一日中着ていましたけど『さすがに早いですねー』とか『何処で買ったんですか?』と上々でした。先日、工藤さんがアメリカでは『何時暗殺されるか。』と言う事に興味があると報告がありましたけど、日本でもそんな話が持ち上がっているみたいですね。
GMが、SUZUKIの株も手放してしまった様です。一時期は20%の大株主で、スズキの販売店でもK-5ブレーザーを買う事が出来た時もあったのですけど、2006年からは持ち株比率を3%にして、今回、全て手放す事になった様です。これで、220億円の販売益が出るそうですけど、GMはエスクードとかを北米で販売してて、今手放したくない筈ですけど、その辺はそのまま提携関係は保つそうです。これってスズキがGMに対する援助と言うか情けとしか取れません。逆の立場でしたらGMはスッパリ切ると思うのですけど、スズキは温情の厚い会社ですね。
当方の興味は、GMがHUMMERブランドをどうするかと言う点です。売却するとしたら、現在フレームから生産しているAM Gneralは元々別の会社ですから、H2はそのまま生産を行う事は可能だと思いますが、HUMMERブランドを買った新しい会社は、どの販売ルートで売るのか?今まで通りGMの販売ルートに乗せるとなると、ブランドを買い取る会社の意味が当方には理解できません。
他の販売ちゃんねんるを持っている残りのフォードも、クライスラーも買い取る力なんて今はありません。日本のメーカーは優等生ですから、こんな時代にそぐわない、車なんてラインアップに、はいらないと思います。インドのタタが良く話題に乗りますけど、通常ですと、もうモデル末期のH2とH3を買うかな?そう考えると、HUMMERの生産を止めてブランドだけを売る様な気がしてなりません。
でも、GMも何もしない訳には行きません。もう少しグローバルにヨーロッパとアジアのマーケットを見れば、HUMMERにも少しは行き残る手はあります。以前、アメリカの雑誌で見たのですけど、D-MAXの6気筒をいち早くH3の搭載するべきです。H2だってシルバラードのD-MAXを搭載すれば、売れると思います。ただ、当方の知識不足で良く解らないのですけど、アメリカの排ガス規制はパッセンジャーカーに厳しいみたいで、昔はサバーバンにもブレーザーにもDIESELはありましたけど、今はシルバラード等のトラックにしか搭載されていません。
我々の印象では、アメリカはグローバルスタンダードだと思い込んでいますけど、これって言うのは金融についてはグローバルですけど、それは日本だって同じです。概ねアメリカンスタンダードの押し付けで、アメリカ自身が変ろうなんてちっとも思っていません。元々、マーケットがデカイアメリカ国内の事を考えていれば十分だったわけですから仕方がありません。その点、日本は同じ車に見えても輸出先の環境、風習に合わせて、きめ細かく物凄い種類を作り分けていますけど、クライスラー以外は、そんなきめ細かい事なんて全くしていません。ですから、GMとTOYOTAが売り上げとか台数でしのぎを競っていますけど、会社の技術的というか物作りの力の差は雲泥の差です。これってヨーロッパの車にも言えることで、メルセデス、BMW以外のメーカーなんて、全然グローバルじゃありません。だから、ゴーンさんが来た日産は、このまま地の底まで落ちるのは目に見えています。
概ね日本の自動車評論家は、アメリカの車に冷いのは、とても良く解ります。けど、欧州車に関して評価が高いのは何かに取り付かれているとしか思えません。あんた達はどんな速度で毎日何処を走っているの?日本中の車がそんな性能を使う速度で走ったら、交差点中ブラックマークです。ヨーロッパの車が良いといえば頭が良さそうに見えるし、皆が知らない車の名前を言って、その車の事を語られても、そんなの評論家の自慰行為としか思えません。若い時から車好きの当方達は、そんな洗脳を受けてしまったために、本当の車の良さとか楽しさがブレてしまい、一時期ドイツの車を新車で購入した事もありましたが、当方は1年乗ってこんなのダメだ!と気が付いて、あいつらの言っている事は嘘だと解りましたが、大抵の同世代は、そのまま洗脳したままなので、間違えた価値観で車を見てしまったため、車の文化や伝統が育っていないんだと思います。
それが証拠に、小金を持つと皆メルセデスとBMWを買います。松原さんには悪いんですけど、メルセデスを買いそうになった時、普段極悪な車に乗ってんだから、毎日の足は環境に優しいレクサスのハイブリットにして辻褄を合わせるべきだと無理やり買わせちゃったのですが、その後、力を入れないで大変満足してくれてホッとしましたが、ちゃんと自分の物差しを持っていると思います。これって大井先生が、HONDAのレジェンドを買ったのも同じですね。普通、解っている人じゃないとレジェンドなんて買いませんよね。
当方は、誰が何と言っても良い車は日本車、それもTOYOTAだと思っています。でも、当方は一生TOYOTAを買うことは無いはずです。しかし、誰かに良い車がありますか?と言われたら絶対にTOYOTAの車を薦めます。それって一体何なんだ?と言われそうな矛盾した事ですけど、良い車ですけど全く魅力が無いからです。それは、当方がTOYOTAの策略である80点主義の中に入っていない残りの20%の中にいるだけの事で、TOYOTAには当方はユーザー対象外の人間だからです。従って、当方が欲しくなるような車をTOYOTAが出したら、TOYOTAの危機になる訳です。今のところ、当方がほしくなる車を作っていないTOYOTAはブレていない健全な経営と開発をしています。
再度繰り返しますけど、GMは真剣に日本に車を売る気が無かったと思います。それを一部のユーザーが欲しがるから、輸入元はそう沢山売れるわけじゃ無いから、高くても良いと思っています。だから、ディーラーで販売しているH2、H3の価格はちっともグローバルスタンダードじゃ無くて、高価です。売る気なら、アメリカとの価格差はせいぜい送料プラスアルファーであるべきだと思います。ただ、一例だけアストロに限っては、爆発的に売れたので、平行輸入とディラー価格との少なかったのは、数あるYANASEの歴史でも稀な事だったと思います。逆に、カマロは安くして販売したけど、それは物が悪すぎて失敗だったようです。見る目の無い奴らが己の策に溺れた愚行です。その点、クライスラーは良い選択と集中をしていましたね。チェロキーが爆発的に売れたのは、物が良くて価格を下げたからだと思います。あれ以来、クライスラーの並行輸入車は、国内未発表か国内展開していない色やグレード等の特別な物以外は余り目にしません。
そんな角度から見ると、日本の自動車メーカーと言うかTOYOTAは、企業と言うかまるで一つの国のような感じがします。今回、TOYOTAは減産とか、利益の下方修正をしましたけど、こんな物、他社(特にGM)に足並みを揃えているとしか思えません。内部留保の多いTOYOTAとしては、短期的には、確かに派遣社員の切捨てとかしていますけど、それは短期的な物事で、このまま攻めると貿易黒字の問題とか政治的な事になりそうなので、引いただけだと思えます。国内で、日産やHONDAを潰した時みたいに攻めて落とす方法じゃなくて、GMの衰退、そして破綻を待っている様な気がします。TOYOTAは販売力があって、生産計画通りに売り上げの操作が出来ますから、本当は余裕タップリだと思います。
クライスラーとメルセデスが別れた事で、楽になったアメリカを制覇すると思います。そしてまた、体力をつけてから欧州を制覇する様な気がします。
今日は書いててよく解らなくなって来ましたけど、最近のGM衰退のニュースを見て、色々考えさせられる事が多くて頭が一杯です。

2008.11.17.    石飛 毅氏

何時も家族から不評で、肩身の狭い思いで生活していますが、先週末から株が上がっています。
先ず第一弾は、群馬の小堀さんから頂いた『お肉』、小堀さんは群馬で酪農をしていると聞いてて、クラブでBBQするなら牛を一頭。。。なんて言ってたのですが、こればかりはご遠慮してましたが、自宅にカットしたお肉を送ってくださいました。その箱の中に入っていた説明書を見たら、小堀さんは『宮古牛』とうブランド牛を育てているのを知りました。この説明書には、牛の履歴がこと細かく書いてあり、こんな物を見た事が無いのでビックリしてしまいました。
赤城山の麓で、自然の餌と地下水で育った牛はストレスが無い低脂肪牛になるみたいです。大柄な我が家は、肉食系家系なので大喜び。肉を見ただけで、部位名の解らない教養のない我が家は、とりあえず、おろしポン酢醤油、エバラ焼肉のタレ、塩、を並べ、それぞれが思い思いの味で勝手に食べましたが、この肉はこれが良い、あれが良いと言いながら、楽しい夕食の時間を過ごせました。小堀さんが丹精に育てたのに、ガツガツとガサツな食べ方でしたが、天を見上げて『うんめ〜ェ〜!』と叫びながら、お腹一杯頂きましたのでどうか許して頂きたいです。実は、一緒に頂いたご飯は、毎年、上口さんから頂いている石川県の『新米』で、これもとても美味しくて、食がすすんで子供達はまた一回り大きくなりそうです。
もう一つ、アメリカ遠征隊が3時間の遅れはありましたが、無事帰ってきました。ヒロシからの土産話が傑作で、暫く聞き入ってしまう話でしたが、夕方に部品を取りに来たスカイオートが加わって写真を見せてもらい、輪を掛けて、その楽しさが伝わって来ました。話しの他に現物も傑作で、特に今が旬の『オバマセット』は、アメリカ遠征隊らしいヒットでした。当方も、それなりに『楽しいもの』でしたが、これを家に持ち帰ったら、子供達には当方の予想を上回る程大うけで、『そんなにか?』と思うほどでした。とりあえず、明日は『オバマTシャツ』を着て、仕事や学校に行くらしく、衣装合わせをしていました。乗りの良い方だと思っていましたが、わが子ながらこんなに乗りの良い子供達だとは思いませんでした。チョッと考えると、オバマセットは一発芸お笑いと同じで、年を越した辺りで終ってしまいそうなので、『今しかない』長短決戦物ですね。本当は見せるだけの積りだった首振り人形は、年が明けたら、ガレージに持ち帰ろうと思います。

松原さんが、来ガレージ。乗ってきた車にビックリしました。松原さんと言うとスーパーカーと言うイメージが定着していましたけど、最近は一ひねりした車が多いです。直近では、AW11のフルレストアで、当方も、以前半年ぐらい乗っていた事があるので、その当時にワープできて、とても楽しませてもらいました。そして本日は、スカイラインJAPANターボです。西武警察で一世風靡したスカイラインは、まるで新車です。外観だけではなくエンジンルームに収まるエンジンもドレスアップしてあり、これは当方的には5つ星です。マフラーも、当時流行した『デュアル』で、足回りも車高調をスペシャルオーダーで入っています。ホィールはカンパニヨーロをゴールドにペイントし、シートもレカロのレトロタイプを新品でオーダーしたそうです。ステアリングはナルディのアルミスポークで、これも新品で入手出来る様です。松原さん曰く、これらの変更は『軽〜く西武警察仕様』だそうです。ココまでするのに、部品集めは大変だったろうと思いますが、小まめにヤフーオークションをチェックすると、細かい新品部品が時々出るそうです。ですから、一つ一つの部品にストーリーがあって、話を聞いてても面白いです。このスカイラインが出た頃は、スカイラインは大きな車だと思っていたのですが、ヒロシのトラックが横にあったのを差し引いても、車が小さく見えます。何時の間にか車の寸法に対する物差しが伸びてしまったのを実感しますね。
このスカイラインで走っていると、スパーカーに乗っているときに感じる『冷たい視線とは違った暖かい視線』を感じるそうで、精神衛生にはとても良いそうで、この車は日常の足として暫く使うそうです。車は走ってナンボですから、当方もそれには賛成ですね。
日の落ちる前に、帰宅しましたが、ガレージから走り去るL20エンジンで、おおはやりしたデュアル管からの排気音は、今聞いても良い音だと思います。

ガレージに居着いてから4ヶ月の572ですが、当初乗れる様にした後、友野サンの自宅に持ち込む予定でしたが、中々「ガレージが出来たよ〜』と、言うお言葉が来ないので、ガレージでの作業の都度、出したり入れたりするのが面倒で、チョッとイラつきだしました。このまま572を貰っちゃおうかとも思いましたけど、そうすると友野サンが可哀相なので、仕方なく毎週入れ替えていました。
永倉さんが出ていった後のスペースを整理整頓すれば良いのですが、床面は広くても部品類の収納スペースが無く、後で取りに来ると言ってた物も、一体何時になるのか解らず、床に広がったパーツを見て、ヒロシと『これを片すには、棚が無いとどうにもならないねぇ』という結論が出て、棚を調達する事にしましたが、スチール棚は買おうとすると案外高価で、ガレージにある棚の殆どは『拾ってきた物』ばかりです。しかし、今回はヒロシは以前オフィス家具の仕事をしていたので、調達してもらう事にしていました。ただ、当方の胆石が暴れて動けなくなり、その後、入院したり、ヒロシもアメリカ遠征したりと、ココの所旨く予定が立っていませんでした。そんな折、柳本さんから『スチールの棚が出るけど要らない?』と言う天の声。当然図々しく『☆ー!』と即答しました。
柳本さんの会社の改装を、藤本さんに依頼して、今まで使っていた棚が不要になるいう事らしく、同じような物が3本不要になるというありがたい話でした。ただ、改装の日程が未定なので、送るのは暫く先だと言われガッカリ。その改装が終らないと棚が来ないと言うことなので、早速『早く仕事を終らせろ。』と藤本さんに電話。いきなり『終らせろ。』言われた藤本さんは、何のことか解らなかったみたいですけど、素直な藤本さんは『頑張ります。』と良い返事を返してくれましたので、お友達ランキング2ポイントアップ!
そのプレッシャーが効いたのか、先週、柳本さんから棚がワンセット届きました。この棚は、良くお店にあるタイプで、ボルトを使わない差込式の棚ですが、見た目より頑丈で、少々重いものを乗せてもビクともしません。この棚に、以前、是枝さんが片隅に寄せておいてくれた荷物を収納したら、かなりの物が片づいて、HUMMERが入るスペースを確保できました。
試しに、奥のスペースに、572を押し込んで、当方のHUMMERを入れた所、両車の作業が出来るスペースが確保できてご満悦。ただ、ピットの蓋の一部は仮のままなので、乗ると大きくたわんで、その内ぶち抜きそうな感じがします。キチンとHUMMERが収まると、不思議な事に、何かしたくなって、以前、572を整備している時に『見なかった事にした部分』が気になって、少し作業を始めたら、見なかった事にしなくて良かった状態だったので、お風呂タイム前にチョコッと現状確認を開始しました。
見なかった事にしたのは、別に572を大切にしていない訳ではなくて、プライオリティの高さは、当時エンジンが不安定だったので『安心して乗れる』という事だったので、この部分は『今度ゆっくり』と言う積りでしたので、くれぐれも誤解の無いようにしていただきたいです。
 
HUMMERは、ドアを開けると通常の場合、昼夜問わず各シートの足元にフットランプと天井のランプが点灯します。ところが、572は、運転席以外のフットランプは点灯しませんでした。従って、夜間ドアを開けても殆ど真っ暗で何も見えません。色々な部分に手を入れているORAにしては、お粗末だと思い、どこか断線しているのでは無いかと思い、運転席と助手席のロッカーパネルとセンターピラーの内装を剥したら、ライトの配線はスッパリカットされていました。特に、運転席側は6本ぐらいの線がスッパリカットしてあるので、ヒロシと相談して見なかった事にして、内装を元に戻しました。しかし、後味が悪かったのと、余りにも暗いので、ドンキホーテに行った時、LEDのランプセットを購入して、ミーティング前に取り付けました。
このLEDですけど、本当は白い方が良かったのですけど、何故か、青い方が激安だったので、貧乏性の当方は、迷う事無く青を買ってしまいました。
この選択は取り付ける前のテスト点灯の時に『失敗』だと気が付きましたけど、無いよりはマシだったのと、ミーティング直前でしたから決行しました。ドアを開けると薄青いライトはスポーティな572の雰囲気と全く正反対な『ムーディ』な雰囲気をかもし出してしまい、ドアを開ける度に何か抑え切れない変な気持ちになるので、どうにかしたいと思っていました。
そこで、先ず、配線図を読んで照明の実態配線を確認するために、トウボードサイド、ロッカーパネル、センターピラーの内装を剥しました。車体と全ての室内灯の配線は、ライトスイッチの裏側辺りに黒い6Pのコネクターがあります。ココから運転席ドアスイッチと、ライトの配線が分岐されて、ハーネスは、運転席のロッカーパネル内を通りセンターピラーに至ります。ここで、運転席側後席のライトと、ドアスイッチが分岐され、ハーネスはセンターピラーを登って、天井の中心でライト(前後2個)が分岐されます。その後ハーネスは、天井を横断して助手席側のセンターピラーを降り切って、助手席側後席のライトとドアスイッチに分岐されます。そして、助手席のロッカーパネル内を前方に向かい、助手席のライト、ドアスイッチに到着します。要するに、運転席と助手席をグルーッ半周している感じです。今回カットされていたのは、後席の足元で、室内をオーバーパスする部分の配線が全て撤去されていました。
ドアスイッチを確認した所、助手席ドアスイッチ以外は存在していましたので、一個だけ在庫のスイッチを押し込もうとしましたが、ナンとロールバーが邪魔して入りません。運転席側を見ると、ドアスイッチはお気の毒なぐらいロールバーに押されて一度抜いたらもう入る事が不可能な状態でした。そこで、助手席側後席のスイッチは諦めて、他のスイッチの機能テストを行いました。お気の毒なスイッチは、機能的には問題ありませんでしたが、斜めに付いているためと、ドアのスイッチが当たる部分が凹んでいたため、ドアを閉めてもスイッチが切れませんでした。
そこで、ドアは内側から叩いて凹みを戻して機能回復。配線は、今更ロールバーに配線を這わすのは美的感覚が許せないので、運転席足元からダッシュパネルを横断して、助手席側の配線を新規に作成しました。
と、書くと案外簡単ですけど、見たくないものを見てしまい、これに時間が取られました。サイドロッカーパネルを外して床材の無い部分を見たら、底には泥と言うより砂?がビッチリ詰まっていました。色と手触りから、砂漠の砂のような感じですが、アメリカで溜め込んだ物であることは間違いありません。渡河の時の泥水に含まれた固形物が溜まったのか、室内に舞い込んだ砂が隙間から入って抜けなくなったのかは、解りませんけど、アメリカでの酷使した状態が解ります。
この砂は、固まっているため、掃除機で吸い取りが出来ません。そこで、ワイヤーブラシで擦り取り、細かくしてから掃除機で吸い取り、その後、パーツクリーナで拭き取りました。砂の中から見た事が無い虫とか蛇とか出てきたらどうしようと思いましたが、砂以外は、小石と腐葉土化した葉っぱだけでした。

2008.11.13.    石飛 毅氏

アメリカ遠征隊がまだ帰ってきません。
そこで、ヒロシに電話したら、まだLAにいました。夕方に掛けたので、向こうは真夜中だった様で、スカイオートは寝ぼけていました。遠征隊一行は、あと2-3日で帰ってくるみたいです。次女がオーストラリアに出発して、もう2ヶ月になります。正月休みに慰問に行こうと思いましたが、正月料金は異様に高いのと、まだ原油高の料金なので、サーチャージが下がってから行く事にしました。しかし、長女だけ正月休みに行くというので、チケットはネットで取りました。オーストラリアのイメージとして、アメリカ同様は要らないのかと思っていたのですが、娘が何処からか『ビザが要る』と聞いてきて、慌ててオーストラリア大使館のHPを見ると、ビザが必要な事が解りました。そこで、HPの観光ビザの部分を読みながらクリックすると、オンライン申請のページがが出てきたのですけど、全て英文、そこで何とか読みながら進んでいくと、突然中断。それを何度か繰り返してみたけど毎回同じ事の繰り返しでラチがあきません。長女は『大使館に行くために休みが取れないんだから、ど〜にかしてよ』と泣きそうになるし、本当は泣きたいのは俺の方だと思いながら、英語の得意な牧野に助けを求めたけど、不在。。。。
気を取り直して、再度、大使館のページに戻るとETAと言うシステムがある事が解ったのですけど、HPの説明が理解し辛くて、どうにかETAの申請を行うと、ビザが無くても良いように取れるのですけど、はっきり解り易く『観光ビザの代わりにETAの登録でOK』と誰もが解る様には書いてありません。しかし、何度か読み続けると『ETA』の登録だけでオーストラリアに入国できるという事は理解できるのですけど、一つのページに簡単な観光様申請以外にも、就労、移民等の複雑な申請も一緒に書いてあるし、書いてある日本語も原文を直訳しているらしく、対象は日本人だけでは無いのでとても不親切です。
どうにかETAの申請をするために、色々ページをめくると大使館のHPとは別口の日本語で案内している登録システムにたどり着きました。http://www.eta.immi.gov.au/ETAAus5Jp.html その申請フォーマットは、実に簡単で、パスポート番号とか住所生年月日程度の簡単な事しか記入する所が無く、カード番号を入力して、『登録』ボタンを押すと、数十秒で『登録が完了しました。』と表示されました。申請を開始してから3時間も掛けて、英文の申請書に苦労して記入していたのは一体なんだったんだ?と思うぐらい実に簡単に完了してしまいました。
良く解らないと思うので、整理すると、オーストラリア観光には基本的にはビザが必要なのですけど、日本人はメンドクサイ観光ビザの申請をしてスタンプやシールをパスポートに貼らなくても、ETAと言うと登録をネットで行えばOKだということです。普通の人は『地球の歩き方』とか読んでいるので、そんな事は解っていたのでしょうけど、まるで大阪辺りに行く感覚の我が家では、大騒ぎでした。
現在、仕事がお休み中のモンゴルのアスリートから連絡がありました。彼がお休みするだけでニュースになるんですから凄い人です。治療のために首都から800km離れた温泉に行っているときにHUMMERのタイヤが飛んでしまった様です。もともと、タイヤのサイドが穴が空いたと聞いていたのですけど、どうにかチューブを入れて治療に行ったみたいです。所が、もともと道が道じゃないところで、腰まである雪の中を走行中にタイヤに木が刺さって、バーストして仕舞ったようです。穴が空いてからそのまま20km位ランフラットで走行したらしく、『雪道の中は空気が入っているより走りやすいと運転手が言ってたけど、チョッとゴムが焼ける臭いがしたよ。』と報告がありました。その後、ゲルの中にHUMMERを押し込んで、予備のタイヤを取り寄せてHUMMERは無事帰ってきたそうですが、現地での使われ方を見ていますけど、話を聞いているとドンドン凄い使われ方をしているみたいです。恐らく、アメリカ本国のオフローダーより過酷で、恐らく世界一過酷な使われ方のをしている様に気がします。
自分で運転するわけじゃないし、他にも車があるけど、本当にHUMMERに乗るのが好きみたいです。そこで、疑問?チューブを入れたということは、エアバルブを出すためにホイールに穴を開けちゃったのかな?ちょっと寒気がして来ました。

2008.11.10.    石飛 毅氏

土曜日は、野澤さんの結婚式のために群馬に行ってきました。
既に、3人のお子さんがいて、尚且つ4月にはもう一人。。。野澤さんと知り合ったときには、既にお子さんがいたので、結婚した時の事は知らなかったのですが、日程的とか色々重なって、その時期には結婚式をしていなかった様です。子供さんも参加した結婚式と言うのも、中々良い物でした。野澤さんの結婚式ですから、披露宴の後にもイベントが続き、2次会のビンゴの景品は、ナンとアクオスの大型液晶テレビでしたが、残念ですけど逃しました。。3次会まで参加させて頂き、4次会へのお誘いもありましたが、当方でも、体力的について行けませんでした。特に、奥さんのお友達は未だ20代もいますので、皆さんとっても元気で。。。結局、群馬を出たのは未明になってしまい、自宅まで体力が持たずにガレージに帰還して昼過ぎまで爆睡でした。疲れましたが、楽しい群馬の夜を堪能できました!

テレビでは、緊迫した経済の話をしていますけど、ボーっとしているためか、普段生活し居ている上では余りピンときていませんでした。所が、本日、後輩が車を売却するために買い取り屋さんに出向いた所、驚愕の見積もり金額だったとガッカリしていました。
売りに行った車はレガシーのツーリングワゴンでブリッエンという限定モデルで、7月ごろ見積もりした時は70万円位したのですが、ガリバーでは20万円を切っていたそうです。気を取り直して行ったT-upの方が真剣に見てくれて、リサイクル代と、余った税金の返却までちゃんと計算してくれても40万円程度だったそうです。T-upの話では、燃料代が上がって北京オリンピックを境に中古車の価格が暴落したそうです。ただ、ガソリン価格も下がり、ボーナス後の12月の始めには、一旦値が上がる可能性があるので、売るのはその頃の方が良いとも助言してくれたそうです。
今までのパターンは、新車が売れない時は、下取りの中古車のタマがないので割高になります。良い例は、軽トラックは擦り切れるまで使うためか、かなりのボロでも信じられない位の価格で取引されています。最近は、燃料価格の暴騰で車の総量が減っている過程なので、マーケットに中古車がかなりダブついているみたいです。
この話を聞いて、売るならロクに車も見ないで接客時間を短くして、足元を見た価格を提示して買い叩くお店と、売る人の気持ちになるお店の、どっちが良いかは誰にでも解りますね。
じゃーHUMMERはどうなんだろう???と思い、久しぶりに色々な店舗の中古車情報を見ましたけど、H1の場合は例によって価格差がバラバラで相場が掴めませんね。年式と販売価格には全く相関がありません。特に、H1の場合は個々の状態にバラツキが大きく写真だけでは全く内容が解りません。ですから、H1を購入する場合は、出来るだけ沢山の固体を見てからの方が良いと思います。
H2も沢山出ていますねぇ。新車のディラー価格が高かったのですが、販売されてから5年たち中古車も沢山出回ってきた時点で、価格がグローバルになってディラー車もアドバンテージが無くなり、並行輸入車と同じ土俵になってしまいました。そのお陰で、新車で大枚払った方が、その下取り価格に呆然としているという話も聞いていますが、売却する時点で本来の価格との差額を知り、H2が安くなったと言うイメージが出ているのだけだと思います。
最近、当方の近所で、今まではH2用のパーツを取り付け販売していた業者が、今まで殆ど中古車販売なんかしていないと思っていましたけど、最近、工場を移転して、暫くしたら大量にH2を安価で販売し始めました。安価なH2は、以前もポチポチありましたけど、その殆どはリース上がりの過走行車で、メーター巻き戻しが横行していた様です。そのせいか、チョッと前までは、業界人しか知らなかったCARFAXも、最近では誰でも知っているワードになってしまい、この手の事はもう通用しなくなっています。
業者も、H2の価格にプレミアムが付いていた時には営業的には良かったのですけど、先の理由で価格がグローバルになって『旨みが無い』と言い出していますが、この時期に、今までのノウハウをベースに大量に販売し始めたというのは、中々クレバーだと思いますね。

2008.11.7.    石飛 毅氏

アメリカ遠征部隊の工藤さんから、楽しそうなSEMAショーの写真が送られてきました。
本来なら、当方も同行する予定でしたが、退院して即、海外に出るほどの根性はありませんでした。工藤さんからのメールによると、昨年同様、展示されている H1、H2共に、数が少ない様です。H3については、特にレポートがありませんので不明です。面白い事に、日本では新しいアメリカ大統領の話題は、かなり大きく報道されていますけど、アメリカ国内では思ったより静かだそうです。日本だと、円高だとか車の売れ行きが悪いとかヒステリックに報道されていますけど、アメリカ国民は、そんな事あんまり考えていないようです。当方も含めて、何かあると皆評論家になってしまう日本とは大違いですね。
それよりも新しい大統領が何時暗殺されるかと言う方が話題になっているそうですから、全く関心がない訳では無くて、方向が違うだけなのかも?
最近の車の話題は暗い話ばかりですが、今一、信用できませんね。TOYOTAは決算の下方修正をしましたけど、これとて、当方は世界的にTOYOTAの一人勝ちを目立たせないための演技だと思うのは、疑いすぎでしょうかね。燃料価格も、ニュースでは全国平均で141円になったと報道されていますけど、当方が狭山近辺で見る表示価格は128−132円で、実際に給油すると給油機の横にクーポンが付いていて実質125円です。一体どんな計算方法をしているのか不明ですが、販売全量の単価を積算した物であれば解りますけど、割高な離島とかも埼玉の行列のできるスタンドも同じ一件としてカウントするのはおかしいですよね。だらか、メディアは信用できません。
ちゃんと取材をした報道であれば『全国平均は141円と発表されましたが、最安値は108円(http://gogo.gs/rank/47.html 沖縄では税金が異なるそうです。)関東近辺での約125円 http://gogo.gs/rank/13.htmlで販売されています。最高価格は、高速道路では162円http://gogo.gs/rank/?ws=%A1%DA%BE%E5%BF%AE%B1%DB%C6%BB%A1%DB です。』と書いて欲しいです。高速道路は、毎月市場価格を眺めながら価格を決めるらしいので、今は、高速道路で入れるのは40円/L位高くなりますので、ご注意下さい。

2008.11.6.    石飛 毅氏

浜本さんからSOS。
何時もはHUMMERの事ですけど、今回はインターネットの接続について。先週末の3連休はこれの修復で潰れてしまった様です。2台のパソコンをネットで接続しているのですが、開設当初から接続の状態が悪く、途中で切れたり繋がったり不安定だったようです。それでもどうにか使えていたのですけど、先週末突然使えなくなってしまい、先ずは、自分で使用しているルーターの交換をしたみたいですけど復帰できず、その後、光通信の業者と、プロバイダーと、ブロードバンドルーターのメーカーのカスタマーサポートセンターと色々連絡を取り合って、光通信業者の信号が来ていないことが判り、メディアコンバーターの交換に技術者が2名来て、通信確認を6時間掛けて修復作業をしましたが、一台のPCを直接メディアコンバーターに繋ぐと繋がるけど、ルーターを通すと接続不可能だったそうです。光通信業者としては、一台繋がる所までは責任があるのですけど、2台目以降は範囲外と言う事で帰ってしまったそうです。その後、色々やってみたけどお手上げ状態だったようです。
ネットの接続方法は進化が激しく、普及の当初は、色々設定がありましたけど、最近では何も考えないでも繋がるまで来ているので、今時おかしいと思いましたけど、とりあえずSOSが掛かったので、会社の後輩を騙して、仕事が終った後に浜本さんの所に行ってきました。
現状確認をしたところ、OSはXPなのですが、接続方法に不思議な接続用のアイコンを発見。とりあえずPCから接続を試みてもルーターの中には入れません。色々やりましたけど、この構成では上手くつながらないので、ルーターを交換。それでも、上手く接続しないので、今まで使っていた接続方法のPPPoEを辞めて、一から普通に設定し直した所、無事接続出来る様になりました。原因究明のために、ブロードバンドルーターを持ち帰り、テストした所、ルーターはちゃんと動きました。
この事からの推測は、まず、急に使えなくなった理由はメディアコンバーターの故障。これを、ルーターが原因と思い、新しいルーターと交換。ところが、原因はメディアコンバーターだったので、復帰するはずですが、パソコンの通信方法がPPPoEだったためにルーターが受け付けず。。。。。。スイマセン、ココまで書いたんですけど、上手く書けません。光通信も接続方法が色々代わり、色々な組み合わせのお陰で、古い物が一つ介在するだけでちゃんと動かないケースがあるみたいです。浜本さんのブログを見たら、無事サクサク動くようになったので一安心と共に、後輩のお陰で『顔』が立ちましたので、ご褒美を上げる事にします。
話は変りますが、今までに色々なトイレに入った事がありますけど、浜本さんの家で生涯最大のトイレに遭遇しました。便器が大きいのでは無くて、広いという意味です。お風呂も一緒なんですけど、それを考慮しても30畳位ある広さは、さすが『水道屋』と言う見事な物でした。置いてある機器の殆どは、浜本さんが販売しているDOT DESIGNブランドです。いずれにしても広々としたトイレはなれないので全く落ち着きませんでした。
その広大なトイレに、ヒトキワ小さな湯船が置いてあるので、何に使うか聞いたら『ペット用』だそうです、殆ど使っていないらしく、現在、この湯船は当方の家にあります。

柳本さんから、エアロコンセプトの第二弾として、キーホルダー http://www.e-nedzi.com/product/snss-ry/index.html が、到着しました。実に重厚な存在感のあるキーホルダーです。金属に糸を通すという斬新なデザインと質感は、中々な物です。HUMMERのキーを整理しました。本体に対して、直角に付いたスパー(拍車)が付いて、立体感がそれっぽく見えます。まるで、何か機能を持った感じがしますけど、栓抜きでも、ナイフでも無く、キーホルダーとしてしか使い道はありません。
そこで、今までゴチャゴチャしすぎたHUMMERの鍵の固まりを整理しました。今まで、リアゲートの外鍵とかグローボックスの鍵を付けていましたけど、オートロックにしてから使った事が無いのでリストラ。セキュリティのリモコンでロックの開閉が可能なので、リモコンもリストラして、カラビナをベースに、セキュリティのリモコンとエアロコンセプトのキーホルダーだけにしました。当方は良く鍵を無くしますので、これぐらいの存在感が無いと何処かに紛れ込んだりしますし、落としたときに大きな音が出るのを期待しています。そのお陰で、HUMMERの鍵は一度も無くした事がありません。

2008.11.5.    石飛 毅氏

先日、ミーティングに参加した大阪のインストラーが、セキュリティシステムの取り付けのめにスカイオートに出張しているので、柳本さんのHUMMERの塗装が終ったというので、チェックするためにスカイオートに行ってきました。
柳本さんのHUMMERを見て、印象が随分変っていました。当方と同じ95年式で、塗装色も同じ赤で、今までは、はみ出したタイヤを覆うためにラバーフェンダーが付いていましたけど、スカイオートオリジナルのオーバーフェンダーを同色で塗装した物に変えてあるためです。更に、赤いボディの天井をミニの様というか、4輪駆動なので、ランクルの40の雰囲気と言う感じに白くペイントしてありました。もともと赤い塗装なのでイカツイ感じは無いのですけど、屋根を白く塗ったことで、随分柔らかい雰囲気になっています。屋根を白く塗るのは、室内の温度上昇を抑えるのには、効果的なので、ランドローバーでも行っています。柳本さんの目的は、日除けではなく、屋根にペイントをするためにベースとして白と言うよりキナリの白にペイントしたそうです。H1の屋根は平面で、材質はスチールなので一番痛むのは屋根ですから、当方もソロソロ塗装を考えているので、白くするのもありかなと思いました。
確か、タイヤも交換すると聞いていたのですけど、今回は見合わせた様で、新しいホィールには使えないCTISのカバーを外したままだったので、チョッと慌てましたが、納車は未だなので、一安心です。でも、ホースのジョイントが不安なので、このまま乗るのはどーかな???とても危険な気がします。ドアを開けると、何となく何時もと雰囲気が違います。何となく新しい感じがしました。その理由は足元の電球が白色LEDに交換されて居ました。天井のランプは交換してありましたけど、足元のランプは電球のままだったので、色温度が同じになって明るく感じます。オリジナルのシールド式ランプは、時間と共に暗くなりますが、それに加えてランプには何故かグリスが塗ってあるため、このグリスが解けだし、更に焦げてレンズ部分に流れ出して、発光部分を隠します。
取り外した電球を見せてもらいましたが、かなり暗くなっていた様です。このLEDランプはセキュリティ屋さんが、吉岡さんの注文で作成し、今回、試しに持ってきたようです。当然、そんな良い物を指を加えて見ているほどの玉じゃないので、スカイオートのHUMMERにも付いていると聞いたので、分捕りました。ご存知の様にLEDは消費電力が少ないので、色温度の変更だけでは無く消費電力の低減に役立ちます。因みにドアを開けて全ての室内灯を点灯させてもLEDだと500mAしか消耗しません。これなら、WバッテリーのDIESELの場合は一日中ドアを開けても問題ありません。
当方に取り上げられたスカイオートの分を、もう一セット作ると言うので、その作成過程を見せてもらいました。まずシールド電球裏側の白い樹脂を全て取り除き、予め作ってきた基盤を貼り付けて、接着剤で固定します。この基盤には、反射用に銀テープも張ってあるので光を有効に照射出来ます。この外に、セキュリティ屋さんがLEDテープなるものを持って来てました。このテープは、樹脂でモールドされてて、裏面がWフェースになっています。装飾系に使用する目的で作られた様ですが、一定のパターンでカットする事ができるので、チョッとした照明にする事が可能です。今回、セキュリティを取り付けた『軍歌』のHUMMERのダッシュパネルの暗がりに張ってありました。
軍歌のHUMMERには、青色のLEDテープが張ってありましたが、色は、これ以外にも沢山あるので、利用目的に合わせて選べるようです。更に、防水なので屋外仕様も可能です。因みに、ミーティングでお披露目した吉岡さんの『浮き上がるH1マーク』の照明も、このLEDテープを使用しています。
軍歌のHUMMERも、セキュリティの他にも色々変化していました。室内灯のLED化とテールランプのLED化もされていました。最近のLEDは、本当に明るくて、十分な発光量が確保されていますが、TOMONO-GOのウインカーは球切れがありましたので、耐久性は心配なので、その辺の事をスカイオートに聞いたら、スカイオートのHUMMERでも取り付けて耐久性のテストをしているそうなので経過を見たいと思います。
スカイオートには最近顔を出していなかったので、久しぶりに展示車を見たら、カッコイイホィールが付いていました。(当方のレベルでです)先日のミーティングにも艶消し塗装のH2が来ていましたけど、ジジイである当方は、あんな感じのH2が好きです。キラキラ系も人気でしょうが、艶消しのホィールは強そうに見えます。そう言えば、工藤さんのタンドラも艶消しになってて『良い感じ』でした。
バイパーのエンジンを搭載したダッジラムも展示してありました。ダッジも、段々顔が怖くなって来た様な気がするのは当方だけでしょうか?スゲー迫力で、ガチャピン顔系のHUMMERがとても可愛く見えます。

セキュリティ屋さんは、スカイオートに宿泊しながらの作業で、3日間スカイオートで作業をしていました。日曜日に、スカイオートと、その他がSEMAショーに出発するので、色々用意があるでしょうから、土曜の夜は、当方のガレージに宿泊してもらいました。色々セキュリティの話をお聞きしましたけど、この近辺もセキュリティの営業で回っていたので、地理的には良く知っているようです。その話の中で、面白い話を聞きました。実は当方の取り付けているセキュリティは、ユピテルの中で最上位機種では無いそうです。ハイエンドはパンサーと言うモデルで、これは、そもそも大手セキュリティショップが、ユピテルと共同開発して作成した物で、基本的にはOEMに近い物だそうです。これは、色々な設定が可能で物凄い物だそうですが、操作が難しく、流通形態もユピテルの通常品と異なるために何処でも取り付ける事が出来ず、更に高価なため、『爆発的に売れる』と言う訳には行かない様です。
そこで、ユピテルがセンサーやオプションのスターターを共通化して、操作を簡略化してユピテルが発売したのがゴルゴだそうです。廉価版とは言え、出力ポートも4chあるので、必要十分な顧客の要求も答えられるし、性能的には同等で、何処でも取り付ける事が可能なので、ゴルゴは爆発的に売れているそうです。当方はオプションを1chしか使っていませんが、スカイオートには、日本語、軍歌は英語のボイスコントローラーが付いてて、操作や警告を発声します。この他にもセキュリティとは関係なく、リモコンで他の操作も可能だそうです。
4ヶ月間セキュリティを使用して、細かい設定の変更をしてもらいました。殆どの設定は、リモコンで出来るのですが、クリエを使っての設定変更は簡単そうです。スカイオートもクリエを準備して設定できる様になるそうなので、今後はそれに期待です。
11月3日は、ガレージの傍にある航空自衛隊入間のお祭りです。地図で見ると基地は狭山市にある様な気がするのですけど、名称は入間基地です。このお祭りは結構人気があるので、基地周辺は渋滞します。一番の見世物は『ブルーインパルス』の曲芸飛行ですが、母親の誕生日が、お祭りと同じ11月3日なので、今まで本番の曲芸を見た事はありません。ただ、何時もガレージの上空は自衛隊の飛行機の離着陸の航路になっているため、飛行機の音がしても気にしないのですが、今日は、やけにうるさいなと思って外に出たら練習をしていた、と言う偶然で数回見たことがあります。今回は、先週の平日にガレージに寄ったとき、ブルーインパルスが入間基地に着陸するのを偶然見たので、今回は、初めて見るセキュリティ屋さんと一緒に、大空を自由に飛び回るブルーインパルスを堪能しました。特に、白い煙幕で書くハートと星印は中々上手いもんです。ただ、書いた煙幕が消えるのを待つためか、演技の間隔が10分以上あるので、その間は少年野球の見学をしたので手持ち無沙汰にはなりませんでしたが、本番を一度ジックリ見てみたいもんです。

今年は、母親の誕生日にはガレージから直行する事にしたので、のんびり支度をしていると、複数の離陸音が聞こえたので、外に出ると、離陸しているのはブルーインパルス!早速カメラを持って外に出ると、生憎の天気。これじゃー白い煙が解り辛いと思ったのですけど、自衛隊の事なので、そんな事は想定内で、赤とか黒とかコントラストを考えた煙幕を撒き散らすと思い、パジャマのまま外で待機。中々、飛行機の音がしないので、チョッと足を伸ばして入間川の河川敷まで出ると、花火ほどではありませんけど、ポツリポツリ観客がいました。込んでいる基地で見るより、周りに高い建物が無い河川敷の方が良いと思っている人がいるようでした。
上空は、編隊で何度かブルーインパルスが水平飛行を繰り返し、単独で宙返りとか急旋回とかやっていすけど、中々演技が始まりません。。。小一時間待っていましたけど、結局空には何も書かないで、ブルーインパルスは何処かに行っちゃいました。その代り、かっこ悪い豚みたいな飛行機が何度か行ったり来たりしましたけど、ブルーインパルスに比べたらF1の後の清掃車みたいでつまらなくなり、その内、河川敷の観客も帰り始めたので、どうやら『終わり』の雰囲気を感じ、当方も帰還しました。当方は前日の練習を見たので満足しましたけど、昨日みたいない人はお気の毒です。

当方のHUMMERの暗電流(あんでんりゅう)撲滅作戦の続きを行いました。90mAまで落ちたので、一安心していましたけど、『加藤電機から、モット少ない筈だ。』と言われたので、チョッとガッカリ。そこで、今回は腹を括って徹底的に異常暗電流を捜す事にしました。
先ず、バッテリー端子を外してルームランプのヒューズを抜いてドアを開けても電流を流さないようにしてから、テスターをセット。数値は、前回同様90mA辺りをウロウロしています。ウロウロしているのは、一旦、バッテリーを外しているので、エンジンスターターのアラーム音がなるためじゃないかと思い、スターター屋さんに電話して、電源の引き出し場所を聞いてスターターをカットしたら、電流は安定しました。
ヒューズボックスカバーを外して、全てのヒューズを順番に抜いて、テスターの数値を確認して、ドーンと電流が落ちるのを確認します。この作業は体力が必要で、しゃがんで、ヒューズを抜き、立ち上がって窓越しにテスターの数値を確認しますので、ヒューズの数だけスクワットをしなければなりません。ヒューズは1−Aから初めて、殆ど数値が落ちないので、何となく悲しくなってきて、最後の7の列をチェックして、やっと一個だけ数値の下がるヒューズを発見しました。これは、エアコンの30Aのヒューズでした。当方のHUMMERは、エアコンをレトロフィットキットに交換しているため、配線は既存のコネクターにあわせたコネクターを差しています。そこで、コネクターをコントローラーからはずせば電流が無くなるはずです。所が、コネクターを抜いていも、電流は変化ありません。
そこで、車体とレトロフイットのハーネスを繋いでいるコネクターを抜いてみたら、電流ががーんと落ちました。と言うことは、レトロフィットのハーネスがおかしい事になります。そこで、ハーネスが繋がっているリレーとコネクターを一つづつ抜いて、電流値を抜いて点検しました所、エアコン室内機のダンパーを動かしているサーボモーターのコネクターを抜くと、一気に37mAまでダウンしました。恐らくダンパーのサーボは変位を見るために微弱電流を流してダンパーの位置を見ている様です。原因がレアーショートではない事が解ったので、エアコンの電源を常時電源から、ACCに変える事で解決できます。ただ、この配線は、MAX以外のファンを回すための電源なので、大電流ですから、適当にACC配線に繋ぐのは厳禁です。従って、電源ラインにリレーを入れて、常時電源をACCに変換しました。これで、暗電流は当初の1/7になりましたので、2ヶ月ぐらい放置しても安心です。
この話をスカイオートで話をしたら、今回、レトロフィットキットを付けた柳本さんのHUMMERもバッテリーが弱い感じがするというので、ギク!柳本さんのGAS-HUMMERの場合は、バッテリーも一個ですから、DIESELより心配ですけど、スターターの消費で電流も少ないから同じぐらいはもつ様な気もします。ドタバタしているので、スカイオートがアメリカから帰ってきたら、暗電流の測定をする事にしました。

 

 2008年10月