2008年11月  HUMMER ESSAY 2008年12月      

2008.12.22.    石飛 毅氏

天皇誕生日なので、お休みでした。ココの所、当方のHUMMERのメンテナンスをしていませんでしたので、気になっていた項目の、調整、修理しました。
先ず、使用頻度が高い運転席以外のパワーウインドウの動きが良くなかったので、調整しました。一番動きの悪い運転席側後席は、上下共に動きが悪く、エンジンが掛かっていない時や同時に他のウインドウを動作させると、全く動きません。窓ガラスとメカ部のチェーンの動きが悪くなったのが原因と思われます。もしかすると、元々ガラスレールのセッテイングが悪かったのか、長年使用してモーターの力が落ちて、動作不良したのかもしれません。そこで、ドアの内張りを剥し、窓ガラスの枠を止めているプラスネジを緩めて、一番動きの良い場所を探し、駆動用のチェーンとレールに注油。チェーンにはモリブデン、レールにはベタベタしないタイプのシリコンスプレーを塗布しました。他の窓を同時にスタートさせたら、ほぼ同着で閉まる様になりましたので、ウインドウユニットとモーターはまだまだ使えそうです。
グリスリパックも行いました。大体半年に一回位リパックしていますけど、押し出されたグリスを見るとマダマダ十分使えそうなので、インターバルはもう少し長くしても良い様な気がします。使用しているグリスは、10年位使い続けているスミコの水中ブルトーザー用のモリブデングリスです。粘着性と耐極圧性が無類の強さですから、雨程度ではボール部分に水が浸入しません。
トランスファーからの漏れは、以前、フロントペラシャフトのシールから漏れていたのですが、これは完璧に止まりました。ただ、シフトレバーの付け根のシャフトと、分解時にピンを抜くためのアクセスホールのゴムキャップから漏れがありました。シフトシャフトは以前Oリングを入れて、暫くは漏れが無かったのですが、また微量ですけど漏れていたので、Oリングを交換しました。アクセスホールのキャップは、当方の年式はゴム製なので、これが硬化していました。もっと早い時期に漏れ始めるのですけど、当方のは長持ちした方だと思います。ゴムキャップを新品にしても、その内また硬化するでしょうから、M10のタップを立ててボルトにシール材を塗ってプラグの代りにしました。
ATの横にあるATの配管からも、漏れがありました。この部分は、以前ホースバンドをABBAの物と交換しています。ホースバンドを増締めした所、確り締めこんだ筈ですけど緩くなっていました。この部分は温度が高いので、ホースの弾力が無くなり癖が付いた様です。ホース自体は傷も膨らみも無いので、まだ使えそうなので、一応、全てを増締めで様子を見ることにします。

先日の忘年会の時に、スカイオートが新しいウォレットを持って来ました。以前、ミーティングの時に朝井さんが作ってきた物のシリーズ品です。表面の模様が簡略化されて、プレーンな物です。表面には何も塗布していませんので、使っている内に風合いを楽しむために、あえてプレーンな物にしたようです。当然、加工の手間が減ったので、価格も抑えて15000円だそうです。前の物は25000円でしたから、社会情勢を踏まえて価格を抑えています。スカイオートの話では、入荷後、店舗に展示した所、好評だそうです。欲しい方はスカイオートに直接連絡してください。
因みに、茶色い良い感じになっているのは、当方が現在使用中の物です。

加藤電機から連絡があり、メガクルーザーが入庫していると言うので見に行ってきました。特に、メガクルーザーに興味があった訳ではなく、都内登録のメガクルーザーと言う部分に興味がありました。メガクルーザーは、型式登録をしている貨物登録車なので、例えキャンピング登録でも首都圏の流入規制対象車なので、どうしているのか気になったからです。
白いボディのメガクルーザーは、余り乗らないため、バッテリー上がり防止のためにカットオフリレーを取り付けるために入庫していました。キャビンの高さが高いので、覗かしていただきましたけど、H1より室内容積はとても大きく感じます。床面からシートの高さはH1より高く、更にリアは前方視界を確保するためか、フロントより若干高くしてあります。リアのセンターシートもH1のオプションシートの様に小学生の低学年しか座れない物とは異なり、大人がちゃんと座れそうです。HUMMERの場合は、ベースのハンビーが敵から見つからないために極力車高を下げるために、高さ方向は必要十分しか確保していないためで、H1を見慣れた当方としては寸法以上、大きく感じます。下回りは、HUMMERの溶接構造のパーツに比べて、沢山の鋳物や鍛造品が使われています。HUMMERのコイルスプリングに対して、トーションバーを使っていますので、足回りを見ると非常にあっさりしてます。
当初、これで大丈夫なの?と思っていましたけど、殆どの雑誌では鍛造アルミで鉄板で、最中構造のH1とは違うクレバーな設計だと、H1が揶揄されましたけど、チョッと前にサスアームが強度不足でリコールになった時には『ヤッパリ』と思いました。フレームは、キックアップの無いストレートフレームで、駆動系は高い位置から吊り下げられています。従って、フレームの捩れに対して不利になるためか、クロスビームは溶接構造になって強度確保しています。フロント側は見ていませんが、リアデフはオフセットされて、燃料タンクと排気管のレイアウトはH1と正反対になっていました。排気口は、リアタイヤ前にサイドで出口付近に小型のDPFらしき物が付いていました。取り付けが大雑把なので、これを後付して、流入規制をクリヤーしているようです。ただ、これを付けても数年しか延命出来ません。都内の空気もキレイになって来たので、流入規制はソロソロ廃案にならないでしょうか?
エンジンルーム内のレイアウトは、H1と良く似ています。ただ、H1よりはエンジンが前にあるため、エンジンは室内に飲み込んでいませんから、整備性は良好です。ラジエーターは小型で、H1の様に大きくスラントしていません。フロントガラスが『一枚もの』なので、ワイパーは3個付いています。フロントガラスから直接エンジンルームに雨が入らないように大きな溝が付いています。エンジンは16バルブの4気筒ターボですけど、パワーは控えめで、必要十分という感じです。
カーグラフィックのイベントで、メガクルーザーを開発した方とお話をした事があるのですけど、ハンビーを見本として高機動車を開発し、その後、HUMMERを見てメガクルーザーを開発したので、メガクルーザーの見本は恐らく93年モデルだった筈です。従って、進化しているHUMMERと比較すると、少し寂しい気がします。全体的なパーツも国産らしくスキの無い設計をしています。しかし、直接走行に係わらない、細かい部分に色気がありません。ボンネット止めはツールボックス用風、ドアの取手は建設機械風、タイダウン金具は板に穴を開けただけで曲がりそうです。
強度という点では、実は軍用だから丈夫で長持ちだとは当方は思っていません。実際、米軍から出てくるハンビーの走行距離は1万マイルをチョッと超えた程度です。ただ、航空機からの投下や、重量物の牽引とか、積載を考えていますから、それなりの強度はあると思います。ですから、乗用車的に使用する分には一般的な車よりは遥かに丈夫だと思います。
アメリカの場合は、軍用のハンビーよりもオフロード愛好家が所有するH1は、我々の想像を絶する程過酷に使われています。アメリカのオフロードの環境は日本の比ではなく、そこに惜しげもなくガツガツ走ってガンガン壊し、AM Gneralにクレームを付けます。そんなオーナーは10年以上問題なくハンビーで使っていたボールジョイント、アイドラーアーム、タイロッド等を壊してしまい、AM Gneralは真面目にそれに答えて、より強度の高い物を供給しています。1万台以上作られたH1に対して、数百台しか作られていないメガクルーザーはマーケットからの『声』は殆ど無かったでしょうから、作りっぱなしで済んでいたと思われます。サスペンションアームも、その後、メガクルーザーのフレームを使ったトラックの方から問題が出て、解ったんじゃないかと思います。数が少なく非常に貴重な車ですから、オーナーには是非大切にしてもらいたい物です。

2008.12.22.    石飛 毅氏

忘年会は無事開催されました。
友野サンが572で行くと言うので、土曜日の朝にガレージにカレンちゃんと一緒にお見えになりました。その後、572は絶好調ですが、不安があるとしたら、蓼科の朝が冷え込むと思われるので、朝一の始動です。念のため、ブースターケーブルとプラグとレンチは準備して行きました。そのまま、その後、朝井さんがお見えになり、TOMONO-GOからオーダーしていた『テントコット』を降ろし、ワイワイ良いながら組み立て。詳細は後ほど報告しますけど、予想より優れていたので、感動!浅井さんも会社とか自宅とか用に3個購入する事にしました。浅井さんに留守を頼んで、572の燃料を入れに行き戻ってきたら、組み立てておいたテントコットに、大きな物体が収まっていました。留守中に到着した工藤さんが『お試し中』だったのですけど、寝心地の良さに工藤さんも一個購入決定。テントコットは見たら欲しくなる逸品です。
当方と浅井さんは、工藤さんのタンドラに同乗。572は特に問題なく並走していました。何時も『パパのHUMMERは遅い!ドンドン抜かれる〜ぅ』と何時も不満そうなカレンちゃんもニコニコで、ご満足の様子。途中のパーキングエリアで、松原さんと合流。松原さんはなんとGT-Rで来ていました。先代のGT-Rは、スカイラインベースですが、新型のGT-Rはスカイラインとはまたく別物です。エンジンはフロントタイヤより後方にあるので、H1と同じくフロントミッドシップですね。タイヤも凄そうなのが付いていましたので『このホィールは何インチ?』と、松原さんに聞いたら、、、『エッ!気にしていないから知らないです。』との回答は、さすがで、参りました。(その後、タイヤのモールドを見たら20インチでした。)アチラコチラにカーボンパーツが付いていましたけど、車検証入れまでカーボン!ボディ剛性を上げるためか、トランクの開口部は物凄く小さいのですけど、中の容量はタップリで、ゴルフバックが2個楽に入るそうです。
最新のGT-Rは、リミッターが付いているためか、色々言われていますけど、当方にとっては、もしかしたら買えるかもしれない『最速車』であることは間違いないので、とても興味があります。松原さんから『乗ってみます?』とのご好意には、待ってましたと言う感じでしたが、GT-Rは乗りにくいというイメージがあって、チョッと考えましたけど、ATですからクラッチがない分楽チンなので、お借りました。シートもレカロに換えてあるためか、運転席も大柄な当方が乗っても余裕があり、シートバックを寝かせた不自然な運転姿勢を強要されることもありません。
松原さんのGT−Rは、普通じゃないので、どのGT-Rも同じジャーないと思いますが、当方の乗った感想は、言うほど早くないと勘違いしてしまうほど、凄い車でした。余りにも車が良すぎて、AT免許を取ったばかりの人でも普通に乗れてしまう乗り易さで、当方の理性範囲内でも手に汗をかくような事が無く、高速道路はまるでゲーム機の様です。一般道では大馬力車を全く意識する事なく、普通の車の様に乗れてしまいます。トータルバランスを考えると世界一のスポーツカーだと思いますが、言いすぎでしょうか?。環境問題とか車業界の衰退を考えると、もうこんな車は最後かもと感じてしまいます。
スカイオートは、翌朝、茅野駅まで柳本さんがHUMMERを引き取りに来るため、積載車で参加。柳本さんのHUMMERが大阪に帰るのは、久しぶりになります。そのため、全員早起きして、朝7時半に起床して朝食。出発前に、来る途中、FSDが不調になった成瀬さんのHUMMERにFSDのリロケーションキットの取り付けFSDが冬にダウンするのは珍しいと思ったら、既にFSDが壊れたらしく、なんとFSDがオルターネーターの上に乗っていました。当然、ヒートシンクが付いていませんから、放熱が悪かったみたです。とりあえず、タイラップでバッテリーの上に移動しました。落ち着いたら、ちゃんと固定した方が良いですね。記念写真を撮影。帰路を急ぐメンバー以外は茅野駅に回って、柳本さんとご対面。HUMMERを無事引渡しをして、関西方面と関東方面に分かれて帰還しました。
ガレージに戻り、暫くすると関西方面から連絡『チェックランオプが点灯してエンジンがシャクリ出した様子。とりあえず、最近多発しているブーストソレノイドの不調と判断して、トラブルコードを読んで貰ったら『正解』。ブーストソレノイドのトラブルは色々症状がありますけど、バルブそのものが駄目になるだけではなく、バキュームラインからのリークもありますので、現状負荷が小さければ問題ない様なので、そのまま帰ってもらいました。この症状は、ブースト計を付けているとブースト計の振れがおかしくなるので事前に症状が解るので、ブースト計の取り付けはお勧めしているのですけど、フルLED化とかストロボとかにお金を掛けているんですけど、順番が違いますねぇ〜。。。
柳本さんにも連絡しましたが、こちらは順調な様子で、一安心。しかし、その後、また関西組みから連絡。高速道路で、一台止まった様です。。理由はガス欠。。。『大馬鹿野郎』です。我々シングルタンクのH1に乗っているオーナーは、予定走行距離と燃料残量を常に頭の中に入れて乗っていますが、サブタンク付きの高年式に乗っているオーナーは、どうも燃料の残量には無頓着です。当方が常に燃費の話をしているのは、エコ運転がどうのこうのと言うより、ガス欠を気にしているからなんです。ガス欠の本人からも連絡がありましたけど、いいわけは『サブタンクに燃料が入っていると思ったけど、空だった。。。』だそうです。そこがダメと言う事なんです。この人も色々趣味の物を付ける前に、燃料を入れましょう。

金曜日は、H2をこのたび導入した新人アルバイトの奥さんが運転するために、バックカメラの取り付けをするための予定を入れていました。ところが、前の日に運転席がビショビショになってて、『走っていると足元からチャプチャプ音がする。』と言うので、先ずは雨漏りの様子を見ることにしました。とりあえず、室内に溜まった水の撤去作業。ステップの内装を外すと、少し凹んだフロアに水がタップリ溜まっていました。そこから水を吸い上げたのか、オーバーフローしたのか、カーペットと遮音断熱材もタップリ水を吸い込んでいました。まず雑巾で水を吸い取り、カーペットを剥してフロアのグロメットを外し、新聞紙、断熱材、新聞紙、カーペットとサンドイッチにして、ゴムハンマーでカーペットを叩いて新聞紙に水分を吸収させました。これを何度か繰り返すと、概ね染みこんだ水は取り除く事ができますが、完全ではありません。その後、ホットジェットで乾燥させて、念のため新聞紙を挟んで、後でジックリ乾燥させるつもりです。
全てのHUMMERがそうだとは言いませんが、雨漏りに関しては、ある程度想定は必要です。そこで、殆どのH1オーナーはフロアにあるプラグを抜いたままにしています。H1の場合はフロアがアルミなので、水が貯まっても腐食する事がありませんけど、H2の場合はスチールですから、水分は禁物です。しかし、完全な雨漏りを止めるのは案外大変そうです。今回は量が多かったので解りましたけど、微量なためにカーペットまで来ていないケースも考えられます。だから、ロッカーパネルに穴を開けちゃえば良いと思います。H2は耐食性を上げるために、メッキ鋼鈑を使ってて、ホワイトボディの状態で、ドブ浸けにしていましたから、ロッカーパネル内に水が貯まっても落ちそうな気がします。
H2が雨漏りするという噂は色々聞いていましたけど、今回、マーカーランプとかサンルーフからの雨漏りが原因と聞いていたので、先ずは、この辺を点検。サンルーフの方は雨漏り以前にドレンが詰まり気味だったので、エアで清掃。キチンと貫通すると良い勢いで水が流れます。
マーカーの方もキチンと付いているので、ココから漏るのかな?と思う程です。そこで、ペットボトルに水を入れて屋根から散水したら、水の道が変でした。車体側のパッキンは金属バネの入ったモールドですけど、屋根からピラーに行く部分が浮いてて、これがドアの前の方の蝶番付け根辺りの面に水が流れると、ドアのウェザーストリップが接着式でないため、隙間から水がドンドン車内に入ってきます。更に、Aピラーのモールドは屋根からの水の雨どいになっているのですけど、ドアを閉めると先端の液落部が閉塞されてフエンダー方向に排出出来なくて、先ほどと同じドアの面に水が流れてくるので、ドアの内側に流れ込んで同じように室内に入り込みます。ドアのウェザーストリップが確りしていれば、雨漏りは無いはずですけど、取り合えず、おかしいと思う部分を修復。Aピラーのカバーを外すと、ルーフ部分と一体になったモールドは簡単に外せます。外してみると、一部接着と言うか両面テープが貼ってあったのですけど、これの粘着はもう駄目になっていました。
そこで、ココにシリコンパッキンを塗り込んで、少し防水力のアップをしました。このパッキンの先端はドアを締めると潰れてしまうので、先端を少しづつカットして、ドアを閉めても潰れないようにしました。更に、先の2箇所に不具合が再発してもドアのウェザーストリップに水が掛からないようにするため、ドアの蝶番の上とウェザーストリップの間にスポンジゴムを貼り付けて、水が流れないように土手を作りました。暫くこれで、様子を見て、まだ雨漏りがするようでしたら、ウェザーストリップを接着しようと思います。
このH2はスペアータイヤが付いているため、バックカメラのベストポジションを決めるのは至難の業でした。色々検討した結果、一番見たい所は、助手席側の後方とリアの車両感覚と言う事なので、思い切ってリアゲートガラスの端っこの角に下を向けて取り付けました。配線を通す経路はダッシュボードを右折して、助手席側のサイドフットパネル、ロッカーパネルのリアフェンダーを通し、リアのコンビネーションランプの所に穴が空いていたので、この部分を通して、リアコンビネーションと、その上の排気口の中を通しました。この部分は樹脂なので、配線の通る部分を少し削ってストレスを掛けない様にしました。H2の樹脂部分の内装パネルは、差し込み式なので、実に簡単に外せます。ただ、強引に剥すと、欠けや白化してしまいますので、内装剥がし用の樹脂レバーがあると便利です。
センターダッシュパネルの取り外しは、2本の化粧ボルトを外すと取れそうでしたけど、この部分はコンソールも取り外して作業したほうが安全そうだったので、コンソールは外しました。構造を十分理解すれば簡単に取り外せる可能性もあるのですけど、壊すのは嫌ですから、とりあえず見えるものは全て外しました。まず、コンソールの中箱を外して、蓋も取り外して、更に、アンカーのボルトも緩めました。シフトレバーは裏側の☆ネジを緩めたら簡単に抜けます。シフトレバーのカバーは3個の爪で止まっていますので、コンソールボックス側から手を入れて持ち上げると、簡単に取れます。ただ、爪の金具のコシがないため金具が脱落しますので、要注意です。
センターダッシュパネルとコンソールは、2本の頭が7mmのタッピングボルトで止まっていますので、これを取る前に余り強引な使いは止めたほうが良いですね。センターコンソールを外すと、2DINのナビの全体が現れます。とりあえず、ナビを固定しているビスを外して手前に引き出したら、奥行きが狭いためか、幾つかの配線はプレスされていました。全体的にダッシュパネルの裏側は隙間が多くて、当方の手でも上手く隙間を捜して手が入ります。しかし、配線が終ってナビを押し込むと、あと数ミリあれば楽勝なのですが、上手く入れないと収まりません。折角配線を上手くまとめながら押し込みましたけど、一本配線をし忘れて、再度取り外し、裏を観察しましたら、樹脂製の配線のガードなのかダクトのベースなのか、樹脂の構造物が邪魔をしていました。これも、もう少し観察してカットしちゃおうと思いましたけど、ローインパクトを目指していますので、そのまままたダマシダマシ、挿入しました。
H1アルファーの時も、あと数ミリ奥行きがあれば楽なんですけど、この当時、GMの設計には2DINのナビなんて想定外だたのでしょうか?ダッシュパネルの構造が都合がよくて、ナビさえ押し込んでしまえばオッパイダクトの部分はスペースがタップリあるし、サイドにも余裕があるので、余剰配線の置き場が沢山あって便利です。忘年会で、H2にナビを沢山付けているカーエレクトロニックス-スーパーバイザーに聞いた所、『ナビによってはカットする場合もある』との事でした。ナビの後ろでプレスされた配線の事を考えると、救ってあげたい気持ちです。
ナビの周辺を触っているため、作業中、バッテリー端子を外していましたけど、接続確認の度に接続してキーをオンにしますと、その度にヘッドライトが点灯します。これを何度か繰り返して、出来上がってエンジンを掛けようとしたら、バッテリーが上がってしまいました。キット何か良い方法があるのかも知れませんけど、H2ド素人の当方には知識が無いので、ジャンプしてエンジンを掛けましたけど、バッテリーのサイドターミナルの場所はスペースが少なくて、なおかつワニ口で掴むんでも接触面積が小さいので、電流が足りません。以前、狭山ハウジングが、ジャンプしても中々掛からなかったと話していましたけど、恐らくそれが原因だと思います。そこで、マイナスはオルタネーターの付け根に(ジャンプポイントがありましたので、そこに繋いで、プラスはオルタネーターのB端子とバッテリーからの太い線が繋げてあるジャックションボックス内のナットに繋ぎました。ココの端子はまだ余裕があるので、H2の場合はこの部分から電源が取れます。何も配線していない端子を挟んでおけば、ジャンプするのも便利そうです。

先日から話題にしているテントコットを、友野サンが運んでくれました。国内では、このCabela's(カベラス)http://www.cabelas.com/ のテントコットは正式発売されていません。Cabela'sは、L.L.BeanとかREIと同じアメリカのアウトドア用品の通信販売会社です。この2つに比べて一般人には知名度はありませんけど、日本でも、愛好家が多いそうです。L.L.Beanは、20年位前にアメリカから直接通信販売で購入していましたが、その後、日本にショップが出来てメジャーになりましたが、国内にショップが出来てから、アメリカからの通販ユーザーには扱いが冷たい感じで、国内では別扱いと言う感じで、アメリカから通販してのクレームの窓口は無い様です。REIも一時期、日本に窓口があったのですけど、今は無くなってしまった様ですが、日本語でアメリカからの通販の方法を丁寧に書いたサイトがあります。http://www.rei.com/pdf/help/rei_jp.pdf#search='REI'
今回、荷物が届いて開梱したら、日本語コピーが入ってて、返品等のクレームの窓口が日本にある事を知りました。早速、HP http://www.cabelas.co.jp/ を見たら、国内通販もしていますけど、商品量は少なく、『欲しい物はアメリカに直接買ってくれ。』と言うスタンスです。そういう意味では海外通販ユーザーには一番フレンドリーな感じがします。
テントコットを知ったのは、名古屋の宝石カメラマンの知人の紹介で、友野サンに話した所、そのままの乗りでWサイズを2個注文してしまいました。注文してから、『Wサイズは、でかくて日本に送れないよー』と言われて、Sサイズに変更の連絡をしてから1週間で届きました。アメリカにしては迅速な対応です。
さて、今回のテントコットは、総額で42000円(為替によって前後します。)でした。これには、通関の費用も送料も消費税も全て入っていますので、単価は21000円で済みました。同等の国内での価格は、2本足で25000円4本足だと45000円もしますので、円高万歳!です。更に、宿泊頻度が高いというか自分達が使うからと言う事で、検討の結果、当方、藤本さん、片岡さんの3人で割り勘にしましたので、当方の出費を抑えることが出来ました。感謝します。
まず、重量は20kgですから案外重いです。骨組みはスチール製なのと、強度を取るため肉厚のパイプを使っていますので仕方が無いでしょう。ダンボールから出して、専用収納袋に入れて肩から提げると、運び易いです。チャックはコの字型に開くので、チャックをあけた後にゴロゴロ転がして逆さまにすると簡単に取り出せます。横にしてから足を開いて、なすがままに開いていくと概ね形になります。次に、コット部分のスナップを足に回して固定し、テント部分を吊っている左右3個の幅広ベルトを締めると、テントがピンとします。このままでも使用できますけど、ちゃんとフライシートが付いていますので、シャンプーキャップのような感じで被せて4箇所を足に固定して完成です。初めての時は多少手こずりましたので、5分程掛かりましたけど、慣れれば3分ぐらいで完成できそうです。
フライシートを付けると出入りは片方からしか出来ませんが、4方向全て大き目のZIPを開くと網戸には出来ます。当然、巻き上げておくフックもあります。ZIPはベロ無しで紐付がダイレクトなので、ベロが破損して取れてしまって開閉が出来なくなる事がありません。ピッチも大きいので、強度もあって、滑りが良いので、開閉にストレスを感じません。ZIPの風除けカバーも良い位置にあるので、噛みとかの心配もありません。フライシートはちゃんと縫い目にシールテープが貼ってありますので、雨でもOKでしょう。フライシートには内側が結露した時に、通気が悪くなるなりますので、アイデア物のベンチレーターも付いています。また、開口部の角にハトメがあり、ポール、ロープ、ペグが付属していますので、日除けになります。テント内に入り込むときに、履物を下に入れておく事が出来ますから、雨が降っても履物が濡れる事がありません。
テント部分の床面は、強そうな繋目の無い一枚物で、フレームにも開かないように同じ布が貼ってありますので、部分的には2重になっています。床面に縫い目があるとテンションが異なるので寝心地が悪くなりますが、これは一枚物なので寝心地がとても良いです。フレームはテントの床面積とほぼ同じなので、蝶番部分には擦り切れ防止のために補強がしてあります。テント部分は、今時のサラサラしたテント生地で、この部分は軽量化しています。フレームが確りしているので、テンションを掛ける必要が無いし、テンションを掛けないので痛まないでしょう。
室内の広さは、当方の体格(185cm 85kg)でも十分で、特に、長手方向には余裕があります。足元と頭の横にはメッシュの物入れと、頭の横にカップホルダーもあります。天井には、テントの垂れ下がりと、過大なテンションが掛からないように補強ストラップが一本通っています。これには、衣類とかを掛ける事も、ライトを下げる事も出来ます。顔の辺りには、カーテン付きの天窓があって、フライシートを掛けてても外というか空を見る事が出来ます。
以上の事から解る事は、昨日、今日出来た物ではなく長年の歴史とか経験を積んだ商品だと感じました。特に、細かい部分の気配りと工夫は、どれも簡単ですけど、必要十分という感じがします。当方の場合は、ガレージ内での運用となりますが、就寝時以外は簡単に外に出せますので、とても便利だと思います。
全て良い事尽くめなのですけど、問題は足がスチールなので、ガレージの床では滑る事です。足が4本なので、ある程度平面の場所以外では使い辛いかもしれません。ただメインの荷重は真ん中の2本で前後の足は、転倒防止のアウトリガー的な存在だとしたら、大丈夫かも。まだ、今後運用することでマダマダ色々出ると思いますが、ファーストインプレッションとしては満足の一品でした。
因みに、友野サンを始め、浅井さん、工藤さん、レゲエちゃんは、一目見て欲しくなったようで注文をするそうです、もし、ご希望の方は友野サンに連絡してください。

2008.12.20.    友野 京氏

忘年会の写真。

2008.12.18.    石飛 毅氏

メールありがとう御座いました。紹介されたWEBサイトを見ましたが、パナソニックの小型デジカメLUMIX-G1は画期的なデジカメであると解りました。
マイクロフォーサーズとかライブビューファインダーとか知らない言葉が沢山出てきて、何がなんだか良く解らなかったのですが、オリンパスのHPを見たらフォーサーズ規格がデジカメの事を考えた凄い事だと言う事も知り、さらに液晶のライブビューファインダーは詳しい後輩に聞いたら、普通液晶のドットにはRGBの独立したフィルターを3個配置して駆動しています。したがって、液晶の表面には駆動していないフィルターのお陰で荒く感じます。それに対してパナソニックは、これを180HzでRGBを別々に駆動するフィールドシーケンシャル液晶のお陰で、ファインダーの画面そのものが素晴らしくキレイになるそうです。このフィールドシーケンシャル液晶は、チラ見の場合、その瞬間に駆動している色しか見えないため、画面の色が正しく見えないという欠点がありましたので、普通のモニターには使えないため技術的には凄くても、使い道がごく限られていたため普及はしていなかったみたいです。
その他にも、カメラの知識を得たら、何故か現物をどうしても見たくなってしまい、後輩と一緒に『YAMADA電気』に行ってきました。展示品は、生憎、黒いボディしかなかったのですけど、ライブビューファインダーと大きさを見るのには十分でした。大きさは、今使っているCANONのG9より一回り大きい程度で、手にスッポリ入ります。価格は、レンズ2本付いて111000円と価格ドットコムの価格と比べると高めです。ただヤマダ電機の場合はポイントが18%付くそうなので、実質的には約2万円引きということになります。それでも、少し高いのですが、一応店員さんに、赤を見たいと言ったら『売り切れで在庫はありません。』との事でした。店内には表示価格より更に値引き!更にポイントアップで・・・』と放送していたので、表示価格からの値引きがあるのか聞いた所『このままです。』と実にアッサリ。まったく『やる気』とか『売る気』を感じない方です。
このヤマダ電機のやる気の無さは、郊外店に多いそうです。先日、後輩がテレビを近所のヤマダ電機に買いに言った時、事前に調べた池袋店で出している価格と大きな差があったので、『他店チラシをお持ちになれば。。。』ってヤマダ電機は謳い文句にしているのですが、同じ会社なんだから同じ価格になるだろうと思って、店員さんに聞いたら『無理です。池袋店で買ってください。』と、これまたアッサリ断られたそうです。お客はヤマダ電機が一体どんな価格を出してくれるんだろうと期待をしながら行くのですけど、近所にライバルのいない店舗は往々にしてこんな感じの様です。確かに、池袋はビックカメラ、ヨドバシカメラの競合があるので、確かにある程度頑張っているのは理解できますが、それを知っているお客さんには『そこまでは出せませんけど、これでどうでしょう?』と電卓を見せる位の事をしてくれれば、チョッと位高くても『買おうかな?』と、考えるのではないかと思います。
ヤマダ電機の会長さんをテレビで見たときに、お客満足度の高い志を持った立派な人だと思って『頑張れヤマダ電機!年間売り上げ3兆円を目指せ!』と思ったのですけど、末端まであの会長の思いは伝わっていないようですね。あの会長は『裸の王様』なのかな?
話を戻して、こうなったら『打倒ヤマダ電機!』でネットで検索しましたが、最安値店は売り切れです。大好きな『熊谷のアーチ』には、商品そのものがありませんでした。こうなると、何時もの当方ですと、後先考えないで『☆ーーッ!』モード全開になるのですけど、G9で撮った写真を改めて見たら『猫に小判』と言う文字が物凄い勢いで頭をよぎりました。
 
今年の上期に、『エイシン オートサービス』と言う格安自動車工具用品屋さんが、飛びました。工具自体はドラゴンの国製が中心ですが、余り頻度の少ない『あれば良い』と言う物や、作業用消耗品の購入には安いだけではなくて、難入手品もありましたので重宝していました。所が、この会社には大きな欠点があって、直ぐには送って来ないのです。早くても1週間、酷い時は1月以上経って、忘れた時に納品される感じでした。一度に頼む商品の合計金額が、設定された金額を超えると代引送料は無料で、分納された場合は、その時に着いた分だけ払えばOKでした。従って、時々、代引き手数料の方が高いんじゃねーの?と思うこともあって、『この会社は大丈夫?』と思っていました。それ以外にも、立派なカタログが年に2回送って来るので、この費用だけでも大変そうでした。ですから、倒産した時には『ヤッパリ。。』と直ぐに納得できました。
しかし、エイシンが無くなってしまい、送料を払っても欲しいのは沢山あったので残念で、同じように当方の周りの自動車関連の知人も『残念だ』と言ってました。
エイシン倒産後に『モノタロウ』http://www.monotaro.com/と言うWEBショップでエイシンの商品の一部を販売していましたけど、ほんの一部です。そこで、最近はココと決めないで、ヤフオクを使って色々な所から必要な物を購入しています。所が、先日、ガレージのポストにチラシが入っていました。そのチラシには『ツール王国』の文字が印刷されていました。『ツール王国』と言うのは、倒産直前にエイシンが出展した直販店舗で、この店舗も連鎖倒産していましたのに『なぜ?』と思いながらチラシを見ると、商品量は少ないのですけど、安い物が羅列してあります。
早速、小林さんにも、自宅用のクリパーの購入を勧めました。WEBサイトもある事を知り早速覗いたら『新スポンサーにより。。。』と書いてあり、どうもエイシンの残党が始めたみたいな雰囲気です。良く見たら名称は『ツール王国MAX』http://www.tooloukoku-max.jp/index.htmlとなっていました。
早速、ホィールクリーナー、タイラップ2種類、余り使わないサイズのコルゲートチューブ、一斗缶ラック等を購入してみました。モチロン、まだ怪しい会社ですから、購入方法は『代引き』です。

2008.12.16.-2    石飛 毅氏

テントコットが友野さんの所に到着しました。
結構大きな段ボールに入ってて、中身が気になって仕方がないみたいで、友野さんから「写真撮ってあげるから開けてい良い???」と連絡がきました。お互いに子供みたいな性格なので、段ボールの中をスゴーク見たい気持ちがよく分かるので、開墾を了承して撮影して貰いました。
ダンボールを開けると、専用の収納袋に入っています。重量は案外重そうなので、多分丈夫かも?設営は開くだけですから簡単で、内部にはカップホルダーや物入があったり、フライシートには明かりとり?もあって、工夫されています。撮影モデルとして試寝してくれたのは、自然派で友野家専属である植木職人のレゲーちゃん(国籍、年齢、本名不明)です。彼も、快適なテントコットを「☆ーーー!」と言ってまたし、15才からアマゾンのジャングルで熱帯魚を追いかけて野宿していた友野さんからも「凄くイイねぇ〜」との評価が得られました。これで、ガレージ宿泊者が快適に過ごせること間違いなしなのです。
ガレージに到着しましたら、まず当方が試しに寝て感想を報告します。因みに、円高のお陰で、送料を入れても国内販売価格で2個買えたと言う感じです。円高だと、輸入はグーンとお得ですね。

2008.12.16.    石飛 毅氏

先生のPCの調子は良くなったみたいですね。
原因はマザーボードだったのでしょうか?最近、写真を撮っていますか?当方も、最近はHPと記録用の写真が多いのですけど、G9で少しはアートしています。物を撮るのはカメラ本体より光の当て方の方が重要ですね。デジカメは光学系も重要ですけど、受光素子の大きさとか、性能、カメラ内のソフトで、色の作り方とかデーターの圧縮方法など色々あるから大変ですよね。銀塩の頃は、フィルムで選べたのに、今はカメラ由来になるから、カメラ選びは大変ですね。ハイアマチュアやプロはROWで撮るのでしょうけど、当方達はそれ以前の技術が無いのでJPEGです。
実家のテレビは、物凄い大型のブラウン管TVでしたが、薄型に入れ替える時、軽く相談されたのですが、今までの大きさからか42インチ程を候補に挙げていましたが、細長い部屋なので50を推薦。メーカーもビエラリンクが使い易そうなので、パナソニックを推薦しましたら、その通りのセットを購入したのですけど、折角なので、今だに銀塩カメラを使っています。PCに写真を取り込む事位は出来るのですけど、あまりPCはいい場所にないため、紙焼きしています。
そこで、折角SDスロットル付きのテレビなので、デジカメにして格安に成った512M位のSDカードをフイルム感覚でそのまま保存すれば良いと考えて推薦しようと思いました。そこで、どうせならデジカメもパナソニックでと思い、HPを見たら。。。見た事が無い小さな赤い一眼デジカメが出ていました。詳細を見たら、ミラーレスのデジイチです。名前もなぜかキャノンに対抗して?G1です。デジタル一眼レフは、光学ファインダーから覗いて、写真は受光素子ですから、目で見た物と写った物が違ってて、当方のようにOM1でフイルムの半分以上が真っ黒とか真白だった腕の無い奴にはハードルが高すぎます。このカメラは見たままで撮れて、大きな液晶モニターとファインダーで撮った写真が直ぐに確認できるため、今、使っているコンパクトデジカメと全く同じ感覚で使えそうです。レンズ性能が高くて簡単に撮れそうなこのカメラは、とても気になります。先生や柳本さん達の詳しい方はどう思われるのでしょう。。。。

2008.12.15.    石飛 毅氏

先日購入した小林さんのH1の2回目の作業です。
前回、ペンディングになっていたブレーキローターが濡れていた件と、今後の整備性の向上を狙って、ボディリフトとボンネットダンパーの交換をメインの作業です。この程度なら大体2日で楽に終ります。ただ、当方のガレージの2日はMAX時間作業しますので、普通の4日分位でしょうか?所が、土曜日は、お台場の衣料品バーゲンの運転手(荷物運び)を長女から任命されてしまい、ガレージに到着したのは3時半で、新人アルバイトはスタンバイしていましたけど、当の小林さんが遅れてしまい、スタートしたのは4時過ぎでした。
先ず、ボディリフトですが、必要最小限と言うことで、キットの内容を考えて(何度も途中で訳が解らなくなってしまい、確認しならが作業しました。)ベースH1より2インチアップ。ターボはオリジナルで0.5インチアップしてあるので、1.5インチアップする事にしました。ブロックはキットの物を使わず、1.5インチの削りだしのブロックをリア以外の4箇所に追加して、リアはヒロシに加工して貰ったボディマウントベースでアップしました。これの利点は、ブロックが2個になるので、運転席足元の長いボルトを差し込み易くなる事です。また、ステアリングシャフトとボディが干渉して、ロックを挿入する際、ステアリングシャフトでフレームを吊ってしまうので、ステアリングギヤボックスをフレームから落としました。
プロペラシャフトを落とした時に、トランスファーのスプラインから漏れたATFを見たら。。。汚れているのを発見。そのままトランスファーのATFを交換しました。
ブロックを入れる際、どうしてもブロックプラスアルファー分だけボディをあげる事になりますので、燃料ホース、アエコンホース。ヒーターホース、配線等、クランプを外して出来るだけフリーにしておく事が必要です。これらの部分は、個体差があるので、必ず全てが必要ではありませんが、用心のためには外して置いたほうが気が楽です。
今回は、最初からリアにはブロックを挿入しないバンパーアップ式のボディリフトだったので、先ずは、リアから作業を開始しました。オーナーとアルバイト3号に解り易いバンパーの取り外しをしてもらい、その間、当方は厄介なアンダーガードを取り外したりの下準備を開始。序に、オイル漏れしているブレーキ部分を点検しましたけど、先々週、キレイに落したのですけど、ローターには油が付いています。しかし、ブレーキのピストン周りは殆どオイルが滲んでいません。漏れているのはローターのベンチレートの穴からです。
普通、デフオイル漏れの場合は、アウターからの漏れですと、ローターの内側。インナーのギザギザからだと、ハーフシャフトの根っこの部分にオイルが滲みます。ブレーキピストンからの漏れだと、時間が掛かるし、実際の原因が掴めないという事は、原因究明に時間が掛かるので、これは、後回しにしました。
最近、アルバイト3号のお陰で、作業中、床が工具と外した部品で散らかりっぱなしになるのですが、常に片付けと清掃をしてくれるので凄く快適です。工具の名前と収納場所を覚えていないため、中々、出てこなかったり頓珍漢な物が出てきますけど、作業効率は飛躍的にアップしています。どちらかと言うと慎重派なので、ジャッキを始めて降ろしてもらった時も、ドーンと落としません。逆に、チョッとモタモタしちゃう事があるのですけど、どちらかと言うと、そのキャラクターのままで良いと思っています。
バンパーを外して貰った後に、プロペラシャフトと遮熱板を緩めます。プロペラシャフトは降ろさないでも可能ですが、燃料タンクを下ろしながらボディを切り離すより、燃料タンクは後でゆっくり作業をしたほうがクオリティの高い作業が出来ます。遮熱板はプロペラシャフトを抜くときに、遮熱板を止めているボルトの頭が邪魔になるので、緩めておきます。オーナーがいなければガンガン外しちゃいたい所ですが、すんなり取れたほうが結局楽チンです。ココまで来たら、あとはボディを上げてブロックを入れる段階です。先ず、全てのボディマウントを緩めて長いボルトを刺します。これは、ボディをあげたときにフレームとの位置ズレを最小限にするためです。
当方は、ボディを左右同時にジャッキで上げます。ワゴンの場合は、屋根があるためボディの歪みは出ませんが、4DrHTは荷台が下がりますので、リアも同時にジャッキアップが必要です。今回は、バンパーアップしますので、先ずリアのボディマウントブロックを追加工した物と交換します。この作業が思ったより大変で、リアのブロックは同じボルトを何度も締めたり緩めたりして、やっとボルトを挿入。最終的に全てのボルトを仮止めして、全てのボルトが穴に通した次点で順に締めこんで行く方法がベストでした。但し、全てのボディマウントのボルトを通すまでは、マウントのボルトは、仮止めにしておきます。センターボディマウントは全てのパーツが見えるので楽チンです。注意する事は、給油パイプに締めこんだボルトが干渉しないように注意が必要です。
フロントのボディマウントの難易度は高いです。まず、助手席側はエアコンとヒーターホースが邪魔してしまい、ホースを掻き分けてソケットを差し込まなくてはなりません。ただ、上側はエンジンルームからアクセス可能なので、ナット側さえどうにかなれば道は開けます。一番厄介なのは運転席側です。この部分は、インパクトレンチが入らないため全てハンドツールです。更に、レンチの振り巾が取れないので、差し替えながらの作業で、ラバーを潰す段階では、力も必要なので、筋トレ状態です。インパクトであれば数秒の事なんですけどねぇ。更に、個体差があるのですが、この部分は全ての方向に余裕がないため、ロングボルトがボディと干渉してしまい、素直に入りません。今回も、ローインパクトを目指しましたけど、少し超鋼リューターでボディを削りました。
全ての、ボディマウントのボルトが通ったら、最初の時と同じぐらいにマウントラバーを潰すまで、締め込みを行います。部品を外すと、錆や汚れがありますので、これを取去り塗装をしながら作業をしていますので、この次点で夜中の1時を回ってしまいましたので、作業を終わらせ風呂にも行かないで、爆睡。。。

テントコットが、まだ到着していないため、小林さんは、HUMMERの中に電気毛布を敷いて寝袋でしたが、快適だったそうです。H1の窓は全て全開だったのに。。。。彼は寒さに強いみたいです。
朝は『窯焼きパン』のカレーパンを食べて、作業2日目。まず、ボンネットアップから始めました。ボンネットは蝶番部分の小さいブロックを取り除いて、2インチのスペーサーを挿入。この状態だとH1の特徴の一つである、本当に吊れるペリコプターフックですが、ある程度顔を出すので、ヘリコプターフックの延長は行いませんでした。小林さんにはバンパーの取り付けをやってもらいましたけど、小林さんは腰が悪いので、肉体労働である50kg位あるバンパーの運搬は当方が行いました。あの重たいスペアタイヤを固定してもビクともしないためには、これ位の物が必要なんでしょうけど、クソ重たいのにはムカつきます。
ステアリングシャフトの干渉はホンの少しで、室内からアンダートレーを外して、アクセルペダル付近のパネルをカットして、4本のボルトで止まっているブーツを剥します。ステアリングギヤボックスを固定して、ボディパネルとシャフトの当たる部分を確認した所、2mm程当たっているので、ボディパネルを超鋼リューターで削り取り、パネルに切り込みを入れて万が一触れたときにボディパネルが変形する様にカットを入れて、ブーツの移動はしなくてすみました。トータル2インチアップだと、ブーツの移動をしたり撤去してパネルを作成しなくても大丈夫な場合もあるようです。因みに、当方のトータル1.5インチの場合も、この部分は全く加工なしです。
昼過ぎにヒロシが来たので、燃料タンクダウンはお任せしました。燃料タンクのステーはキットに付いているものは、アンダーベルトを延長した物と吊り下げベルトを延長した物がありますけど、プロペラシャフトとの干渉を考えると、吊り下げを延長した方が良いかと思います。しかし、キットに付いている物は、どれも作りが悪いので、これらを利用してオリジナルに溶接して延長する材料にするのがベストだと考えています。そこで、今回も吊り下げ金具の方も延長してもらいましたが、チョッと前に作業環境向上するために溶接コーナーを作ったのですけど、狭いかな?と思いましたけど、なかなか居心地が良さそうです。
燃料タンク上部にもブロックを挿入します。そのために、燃料タンクを一旦落とします。小林さんは、当方の言いつけを守って、殆どからの状態だったので、タンクの上げ下ろしは楽です。燃料タンクをダウンさせるには、車体を通っているブリーザーホースと給油パイプが邪魔するので、これらは素直に取り外した方が良いです。給油パイプとタンクの間にあるゴムホースは、タンク側に残しておいたほうが作業は楽です。ブリーザーホースは、抜く時に力が必要なので、先週ホース抜き工具を購入しましたけど、今回は使わなかった様です。
燃料タンクの吊りバンドは、所定の寸法を延長してもタンクの形状に馴染んでいませんと、届かない事がありますので、最初は長いボルトで引っ張りあげてから、元のボルトに戻すと楽ちんです。
ヒロシが、燃料タンクと格闘している間に、ボンネットダンパーの取り付けと、ブレーキの点検を行いました。ボンネットは、今まで立て付けが悪かったのか、新しいH1はボンネットの隙間を埋めるゴムが付いているので、これが引っかかってて、ボンネットを開けるのに苦労をしていましたけど、ボンネットダンパーのお陰で、運転席側はラッチを開けると少し上がるので、助手席側に回ってチョッと持ち上げると簡単にボンネットを開ける事が出来ます。これは、オーナも大喜びです。
ブレーキの方は、組んだ状態では全くブレーキに問題が無いので、キャリパーを外してみる事にしました。ここで、今までABS付きのエア抜きをした事が無いので、マニュアルを見るのが面倒だったので、スカイオートに聞いたら、当方でも対応出る事が解ったので、万が一、ピストンからのブレーキ液漏れであった場合でも安心したので、キャリパーを外す事にしました。
キャリパーを外してピストン周辺に異常はありません。その代り、パットの残量が2mm程度しかないのにはビックリでした。パッドはもう賞味期限が切れていますけど、未だ油まみれになる可能性があるので、新品を取り付けるのは、勿体無さ過ぎます。そこで、ガレージに転がっている、有料中古品と交換。万が一、ピストンの位置によって漏れない可能性もあるので、キャリパーとスライドピンの清掃を行いました。スライドピンは、抜いた次点で、キナコ餅の様で、これをコンパウンドとバフで清掃。スライドピン専用グリスを塗布して動作を確認した所、良好。これでブレーキには何も問題が無い筈です。
ヒロシが燃料タンクダウンを終らせたので、プロペラシャフトの取り付けと遮熱板を取り付。プロペラシャフトのUジョイントを固定しているポルトは、ネジロックを使用します。最近は、ジェルタイプの物を使っていますが、このタイプは残量がわかりません。今回も3本塗った次点で幾ら絞っても出てきません。幸いもう一本在庫がありましたので、事なきを得ました。無駄がなくて使いやすいので便利ですが、このタイプは価格(10g約1500円)と残量が解り辛いのが難点です。
シフトレバーの調整は、エンジンを掛けてみないと解り辛いので、バッテリー端子を接続して始動後、シフトレバーを操作しましたけど、これもまた、調整無しで全く問題ありません。そのまま、一回り試乗してもらい、異常が無いか確かめてもらいました。試乗後の感想を聞くと、異音等、全くなくボディリフト自体は完了しました。
所が、例のブレーキローターの方は、あれだけキレイにしたのにもうベトベトでした。おまけに、クーラントも噴出しています。クーラントは、ブリーザからの漏れだと思ったので、小林さんに『飛ばした?』と聞いたら、『チョッと何時もよりアグレッシブルに。。。』と、言うので、一応確認のために、ヒロシにペットボトルでブリーザータンクを作ってもらいました。しかし、問題はブレーキです。一体、何処からこのオイルは来るんでしょう?
スカイオートの話では、『パワステタンクのカシメが甘くて結構飛び散る。』事があるそうで、交換頻度は高いそうです。しかし、現車のタンクは全く問題ありません。もう一度原点にもどって、この部分のオイルはブレーキとデフ。しかし、普通考えるとデフのオイルの場合、アウターの方は直接目で見る事が出来ますので、これは全く異常なし。インナーの場合は、ハーフシャフトの付け根とディスクの間から漏れる事で、シール不良を知る事が出来ますが、現車には全く漏れは無く、反対に乾き切ってて、滲みもありません。
もう一度構造を考えた所、インナーシールの場合、ローターとアウトプットフランジの間から漏れるのでベンチレートの穴に落ちる可能性もある事に気が付いて、ハーフシャフトを外してみたら、いきなりオイルがドバドバ出てきました。ディスクとハーフシャフトの密着が良くて、この部分からは全くオイルが漏れる事なく、沿面の長い方のディスクの裏側の方にオイルが流れた様です。出て来たオイルも色が汚かったので、序にデフオイルも交換。生憎、ガレージにインナシールの在庫がないため、応急処置として『オマジナイ』をして組み上げました。試乗した所、オイル漏れはピタッと止まっていたので、とりあえず様子を見る事にしました。今日も遅くなってしまいましたので、本来なら、他のフロントデフ、ハブリダクション、パワステオイルも交換したいところですが、この部分は次回という事にしました。

2008.12.12.    石飛 毅氏

ガレージの工具はスナップオンが中心です。
高いですけど精度が良いし、ソケット、レンチドライバーなどの保証付きの工具は壊れた時に交換してもらえるので安心して使えます。壊れたら買えば良いとも思いますけど、案外レアな工具でもパーツの補充もあるので、紛失した時にセットが揃わなくなってしまうことも少ないです。スナップオンはテリトリーがあるので、当方は通常勤務先がテリトリーのディラーに来て貰っています。しかし、使う場所は狭山ですから、ガレージには来て貰えません。ただ、今回は、使用中の工具の点検というお願いをして、無理やり点検に来て貰いました。この場合は販売拡張行為やテリトリー侵害じゃなくて、顧客サービスですから問題無いです。
実際に使っている工具を見てもらった所、ソケットとトライバーは使いすぎで使用限界を超えていたようです。それでも、ボルトを舐める事はありませんでしたから、さすがだと思います。数本あるラチェットハンドルも、OHして、洗浄してくれたり、緩みを取ってくれました。当方も久しぶりに工具を点検しましたけど、インパクトレンチでも緩まない時に最終兵器として1/2のブレーカーバーを使いますが、決してパイプで延長して使うことはしていません。パイプで延長すると、オーバートルクで1/2のヘッドでもバーの部分が折れたり、ヘッド部分が開いて破損してしまいます。
しかし、当方のブレーカーバーを見ると、ヘッドに新しい傷が付いていました。当方のバカ力は1/2のブレーカーバーの使用限界以上に力があるみたいです。このままじゃ、先端が破損する恐れもあるので、ディラーに相談した所、ソケットの差込のサイズを1/2から3/4にしないと駄目じゃないかと指摘されました。今まで、このブレーカーバーは余り登場が無く、そんなにヘビーに使った記憶が余りないのですが、。。。。おぼろげな記憶では、一成さんのショックアブソーバーを交換するときに、暖めたり潤滑剤を塗布して、インパクトレンチでガンガンやってもウンともスンとも言わなかった時に、パキパキ音をたてながら緩めたのを思い出しました。
確かに、あの時は当方の100kg以上もある背筋を使って緩めていましたので、500Nm以上の力で緩めた事になります。メイッパイ力を入れているときにレンチが折れたら、その勢いで大怪我をしそうなので、3/4のブレーカーバーの導入をする事にしましたが、3/4のソケットは今まで固着した経験のあるサイズのソケットだけピックアップして購入する事にしました。サイズの大きいソケットは、精度誤差が多少あっても問題ないためか、価格的に20mmを超えたら、スナップオンの必要もないという話も聞いた事があります。かと言って、どうでもいいかというと、大きなトルクが掛かるので、ちゃんとしたメーカー品じゃないと危ないです。
材木屋のH2は、知り合いの修理屋さんで車検を取ったらしく、その時にオイル交換をしたそうです。H2は、メーター内ディスプレーにOILの賞味期限が表示されますけど、これのリセットを行なっていないため、表示が古いオイルのままでは気分が悪いので、TECH2を使ってリセットしました。新しい車は面倒ですね。メルセデスとかBMWにも、こんなのが付いているって聞いた事がありますけど、別にオイルの品質を測定している訳じゃなくて、運用時間と走行距離をパラメーターにして演算しているだけですから、面倒だから要らないですよね。因みに、当方は走行距離をベースに粘度と動物的にオイルの香りで交換時期を決めていますが、NAの時代はオイルの消耗が激しく1000Kmで1L程補充していましたけど、エンジンをターボにしてからオイルの消耗は半分位な感じです。しかし、ターボの方がオイルの負荷が大きいので、交換のインターバルは短くなりました。

友野サンのLEDランプの修理をしましたが、結果的に半分しか修理は完了していませんです。ランプは、一個のLEDをポジションとウインカーに使っています。従って、LEDに流す電量を変えて明るさの強弱を付ます。ウインカーとして昼間使う時は、電源はウインカーだけですが、夜間ポジションランプとして使う場合はウインカーのスイッチを入れたときにポジションは消灯しなくてはなりません。ただ、これは日本の保安基準なので、改善屋さんの改善方法で、ポジションをカットしてウインカーとしてだけ使う場合と、ウインカーを使うときにポジションを消すユニットを入れている場合があります。
今回、ウインカー、ポジションを単独で使う場合は問題無いのですけど、両方点灯したら動作不良を起こしてしまいました。回路を設計した後輩には、単純に電気が入ったらそれぞれが点灯する様にと言ったのですけど、もしかするとウインカーリレーに逆電流が流れて打ち返しあってしまっている可能性もあるので、回路をもう一度見直ししてみます。
先週、加藤電機のお父さんがお亡くなりになり、月曜日にランドマップと一緒にお通夜に行ってきました。月曜日は、会社の後輩のお父さんのお通夜もありましたので、生まれて初めてお通夜のハシゴをしましたが、同じ開始時間だったので大忙しでした。丁度、大井先生のPCが壊れていたので連絡が出来ませんでしたので、クラブ名でお花を出しましたので不義理にはなりませんので、ご心配なく。とは言え、加藤さんが、あいつが来なかった!とか思われると困るので、本日、その旨を伝えるのと同時に、小林さんのETCが動かなかったというので、加藤電機でETCのチェッカーでテストしてもらいました。ETCの方は特に問題は無かったので、恐らくカードの入れ違いだと思われます。
加藤電機にタホがエアコンの修理で入っていました。何気なく交換されたコンプレッサーを見ると、見慣れないものが付いていましたので、加藤電機に聞くと、ACデルコのコンプレサーが、『ハリソンからサンデンに変わったみたいだよ。』との返答。タホの場合、H1のコンデンサーと同一形状、型番違いなので、今後、H1のコンプレッサーも変わる可能性があります。
構造的にはハリソンの場合ボディの中央にツナギ目があり、このツナギ目のOリングが軟弱なためコンプレッサー内部の摩耗より先にガス漏れが発生します。このOリングの交換が出来れば修理費を抑える事が出来るのですけど、未だ挑戦したとこがありません。何個か廃棄されたコンプレサーがガレージにあるので、その内、、と思っていましたけど、サンデンUSAの物に変わっていたので、恐らく耐久性は高くなったと思われます。でも、H2のコンプレッサーもデンソーUSAですけど、キーキー音がしていたし、国内ではOHが出来ませんので、過度な期待は出来ませんけど、今まで2回コンプレサーを交換した経験のある当方としては、非常に興味があります。因みに、現在のコンプレッサーは慎重に取り付けを行いましたので、3年目を迎えていますけど、オイル漏れも無く、全く新品のようです。取り付け方法が悪いとアット言う間にオイル漏れが始まります。
サンデンの物ですけど、銘板にはACデルコと書いてあります。何処にもサンデンとは書いてありませんけど、今まで星の数程コンプレッサーを見ている加藤電機には解るみたいです。ハリソンとの違いは、少し小振りになり、一体のボディの両端がフランジで固定されています。取り付け方法は全く同じで、クラッチの配線は向きが変わったので、リード線で延長されて先端にカプラーが付いています。高年式のH1で使っている圧力センサーも付いています。ソロソロ、コンプレサーが交換時期に来ている方はサンデン待ちも得策かも知れません。サンデンのコンプレサーに不具合があれば、また加藤電機に入って来るでしょうから、情報が入りましたら、また報告します。因みに、ガソリン車用はどうなっているのか解りません。

2008.12.11.    石飛 毅氏

当HPは、当方が大井先生に『ネタ』を送りますと、大井先生が即刻掲載して下さっています。
所が、先週辺りから、アップのタイミングが遅れていたので、何かあったのかな?と、思っていたら、予想通り大井先生のHP用のパソコンが不調になって、電源を入れても上手く起動せず、何度か繰り返すとやっと立ち上がる状態が続いて、今週の頭から全く起動しなくなったそうです。大井先生の話では、ザーボードの交換をするそうなので、暫くHPのアップが出来そうに無いと連絡があました。それまでは更新が無くても良いと思っていましたが、更新が無いとアチラコチラから当方がまた体調が不良になったのでは無いかと心配のお問い合わせが多く、サーバーのお世話をしてくださっている牧野さんに「表紙に『現在PCメンテナンス中に付き、更新が止まっております。』とメッセージを載せて貰えないか」と相談した所、君島さんがアップにトライして下さいました所、無事エッセイの更新に成功しました。暫く、君島さんにお手数を掛けて申し訳ないと思っていたら、先ほど大井先生からPCが復帰したと連絡があり、一安心しました。今後とも宜しくお願いします。今回の件で、君島さんがバックアップとして機能してくれるので心強いです。

年末に入り、ガレージに色々な食糧支援ありがとうございます。『おでん』『リンゴ』『あんころ餅』『ミカン』『ラスク』等、全て無事届いておりますのでご安心下さい。お陰で、ガレージの食環境が充実しております。ありがとう御座います。余り、沢山の支援をしてもらいますと調子に乗りますのでお気遣いなく。。。

本日は、友野サンの所に軍用LEDランプの修理を終えたので、取り付けに行ってきました。友野サンの自宅は新築中で、今月の22日に出来上がるそうです。今まで庭を埋め尽くしていた植物は、新たに新築した温室に大半が移動していました。この温室はビニールで囲われていますけど、骨組みは立派な鉄骨で、暖房は重油ヒーターが設置された本格的なものです。自宅も温室も出来上がっていましたけど、肝心のガレージは未だ影も形も有あません。建設予定地も建設会社のプレハブがあるので、着工まではマダマダって言う感じですね。
自宅は、母屋と弟さんの棟に別れてて、何となくマリブの別荘を思わせる雰囲気です。新築お披露目会には呼ばれる予定なので、その時に詳細を報告します。
いまだメインのお庭には工事用の車両が入っているのですが、裏と言うか建物の横の庭と言うか、敷地内のお墓に通じる道の周りには、物凄い量の友野サン好みの植栽が完了していました。ユッカロストラータの多頭の地植えは初めて見ましたけど、日本でもこんなに沢山一箇所に植えられているところは無いでしょう(多分)。
温室は、内部は2階建てになってて、足の踏み場も無い程植物で満杯です。中に入って見ましたけど身動きが取れません。これで、バナナも実を付ける事が出来そうです。
新しい温室を立てたために、ヒヒの檻は取り壊されてしまいましたが、一番端にあった『ヘビ小屋』は残っていました。一時期はニシキヘビを始め100匹のヘビを飼っていましたけど、家族から止められて、一時期、殆どヘビはいなくなり、『赤いイグアナ』と『ハイギョ』がいる程度でした。カミングアウトしますけど、当方は爬虫類は『大嫌い!』です。従って、以前はこの『ヘビ小屋』に近づくのは嫌でしたけど、最近は草食のイグアナと水槽を泳いでいるハイギョだけなので安心です。先日、カレンチャンの自由研究用の『カメレオン』を飼い始めたと聞いたので、カメレオンの色が変わるのを見た事が無いので、興味本位で『カメレオン見せてよ。』と言ってしまったのが運のツキでした。
以前、ヘビ小屋は余り暖かくしていませんでしたが、小屋に入ると中は南国の臭いと温度を五感に感じ取り、何となくいやな予感がして真正面を見ると、恐ろしい事に『デカイヘビ』がトグロを巻いていました。一応、カギ付きのケースに入っているので、安心ですけど余り良い眺めじゃありません。『気持ち悪いね〜』と友野サンの方に振り向くと、いきなり当方の顔の前に突き出したのは『トカゲ〜ゲ〜!』余りにも恐ろしかったので、取り乱してしまい『お前バカじゃないの!』と、友野サンを罵倒してしまいました。『見せてあげたのに〜。。。』って、言うけど、当方には今世紀最大のありがた迷惑だって!。
まぁ、見せてくれたのは『アゴヒゲトカゲ』って言う奴で、さっきの3m位ある頭の黒いヘビは『ズグロパイソン』と言うらしいです。一番太い部分の直径は15cmぐらいあってケースに入っているから近くにいられるけど。。と、思った瞬間に、友野サンがケースの扉を開け始めて、ヘビを鷲掴みにして引っ張り出し始めました。とりあえず、友野サンの体に絡み付いているので、少し安心したので写真を取りましたら、『写真撮ろうか?』と言い出したのですが、『お願いだから勘弁して〜』と逃げ出してしまいました。
外には赤いイグアナ、カメレオン、大うなぎ、ハイギョその他、ウジョウジョ変な物が沢山います。因みに、ハイギョの水槽には一緒に良く見る金魚が泳いでいたので少し安心して、『何で普通の金魚なんか飼っているの?』と聞いたら、『ハイギョの餌』と、いとも簡単に答えるんですけど『聞かなきゃ良かった。』と言う感じです。ですから、その後見た変なものは何を食べるのか聞かない事にしましたけど、何を食べるのか多少は興味があるので『草食?肉食?』と聞く事にして、『アゴヒゲトカゲは草食?』と聞いたら、予想外の『雑食』との答えに、その後の会話に詰まってしまいました。
そのとき、何かコロコロと虫の鳴き声がしたので『この音は何?』と聞いたら『餌のコオロギ』何に食わすんだ???と思っていると、怪しい粉の入ったケースにコオロギを入れ始めて、その粉をコウロギにまぶし始めました。さすがのコオロギも体中粉だらけにされて締まったためか動きが止まってしまいます。
『その粉は何?』と聞くと『カルシュウムの粉だよ』だって。。。。白くなったコオロギをアゴヒゲトカゲの前に出すと、急に動きが俊敏になって舌をペロッとだして、コオロギをムシャムシャ食べ始めます。弱肉強食と言うか食物連鎖ですからトカゲがコオロギを食べるのは仕方が無いんですけど、さっきまで元気に動き回っていたコオロギが。。。と考えると寒気がしました。ふと横でトグロを巻いているズグロパイソンは『何を食べるのか?』と頭を過ぎりましたけど、これ以上寒気を感じたくないので聞きませんでした。
恐ろしいヘビ小屋を出た後、小林さんに頼まれていたユッカロストラータとチューブレスタイヤ修理キットを受け取って帰りましたけど、何時も友野サンの家からの帰りは『異次元から生還した』開放感になるのは当方だけでしょうか?因みにアイスボックスは柏(野田)名物のホワイト餃子を入れるために持って行ったものです。

2008.12.8. -3    石飛 毅氏

92年の発売以来、H1のパーツは進化しています。大抵は、耐久性に問題が有って強度をアップした物です。特にそれが如実なのはアイドラーアームと、ボールジョイントで、数回バージョンアップしています。今回502には全て最新版の物に交換しますが。ベースの93年式は強度的に一番華奢な物が付いていましたので、その進化が良く解ると思います。写真の様にアイドラーアームはフレームへの折りつけステーは直線になり、フレームとの間にスペーサーが入っています。スイングする部分の太さも全然違うのが解ると思います。サスペンションアームの先端に付いて居るボールジョイントも明らかにボール部分の大きさが違います。今回は初期型と最終版の比較ですが、この間にも数種類有りますので、ご自身のH1に付いて居る物と比較して、最終版と違う物が付いて居る場合はその内交換しなくては成らないと思っておいてください。因みに規格外の太いタイヤやオフセットが大きく異なるタイヤの場合は安心せずに、小まめにグリスのリパックを行いましょう。

2008.12.8. -2    石飛 毅氏

今週末は寒くなるという天気予報で、防寒用の下着はUNIQLOのヒートテックを着用して、更にインナースーツ(ツナギ)を近所のホームセンターで購入しました。しかし、天気予報は大外れだったので余り寒い思いをしませんでした。しかしこれからドンドン寒く成るので、薄くて体にピッタリするヒートテックと袖なしのインナースーツは暫く手放せなくなりそうです。
土曜日は、先ず502のデフのレストアから行いました。デフ自体は走行距離が少ないのですが、アウトプットフランジと、インプットのヨークは深度の浅い錆が回っているので、サンドブラスターで錆を落として、サフェーサーを拭いてから塗装を行いました。デフカバーも同様にシリコンシールを落とした後に、ブラストを掛けて塗装。
松原さんが、バラシタデフを見てATをシフトした時のバックラッシュが大きかったと言われたので、バックラッシュを確認しましたが、デフに限って言うとバックラッシュは殆ど有りませんでした。以前TOMONO-GOもバックラッシュが大きいので、デフの調整をしましたけど、取り切れませんでした。恐らくメか制御のATの固有問題のような気もします。
502はフレームの色を黒ではなく、サンドベージュにしますがフレームに色々なブラケットを取り付けると現在の錆止めには何も塗られなく成るので、一度組んでもバラさなくては成らないので2度手間に成ります。そこで、ヒロシと色々相談した結果、金曜日にホームセンターで見た缶スプレーの中に、似たような色が有ったので、それを見えない部分に縫った方が良いのでは無いかと言う事になり、ホームセンターにヒロシのシルバラードで行ってきました。先日もヒロシのトラックには乗せて貰いましたけど、オシリを降りながらの加速は凄いです。今度572と競ってみたいですねェ。
ホームセンターで、缶スプレー3本とハケ塗り用の塗料を購入。昨日当方が購入したインナースーツを一人で着ている訳にはいかないので、博と新人用も購入。因みに新人は先週は頑張ったのですけど、今週は風邪でお休みでした。
缶スプレーのお陰で、ブラケットをドンドン付けれるのですけど、缶スプレーは効率が悪いので、ある程度で取り付けはやめて、できるだけ早いうちにガン吹きを行おうと思います。そこで、天気の良い日に、直ぐ塗装が出来る様に、各パーツの養生と塗装の準備をする事にしました。
所が、サンドブラスターの吸塵機にトラブル発生。実は随分前から異音がして居たので空けど、今回は音だけでは無く熱も出てきたのでこれは尋常じゃないと思い、分解したらモーターのベアリングがお亡くなりに成って居ました。このままブロアーモーターだけを交換すれば良いのですが、この吸塵機はアメリカから輸入した物なので。そう簡単に補修部品は入手できませんので、とりあえず破損したベアリングの寸法を測定しましたので、このベアリングだけ交換してとりあえず使えるようにします。

2008.12.8.    石飛 毅氏

502作業視察に松原さんが、お嬢ちゃんと一緒にお見えに成りました。キッカちゃんは3歳だそうですけど、少なくとも当方の見る限りでは非常に手の掛からない『おりこう』です。言葉も確りしているし、ベタベタしてくれませんけど、人見知りはません。当方と松原さんが話をしている間も全く邪魔をしませんでテレビを見て居ました。時折当方が面白い事をすると言うとニコーッとしてくれるんですけど、可愛くて解けちゃいそうです。
さすがに、子連れですからスーパーカーや旧車じゃないTOYOTA車で来ましたけど、シートとチャイルドシートはレカロでした。。。。さすがです。

2008.12.4.    石飛 毅氏

そんなに多くはないんですけど、宿泊者用のテントコットを注文しました。
アメリカのアウトドアサプライヤーのネットショップでお願いしました。最初はシングルを一個買えば良いと思ったんですけど、寸法を見たら巾が狭いので、これでは普通の人が使っている封筒型の寝袋にはキツイと思い、Wサイズに変更。ただ同時に、2人の場合には足らなくなるので、緊急用にもう一個シングルを買おうと思ったのですけど、その場合どちらにどちらのテントコットを貸し出ししたら良いか悩みそうなので、結局Wサイズを2個購入しました。
ただ、年間に一体何回使うのか考えたら、今までの実績で10回/年程度なので、1泊辺りのコストが入間第一ホテルの宿泊費と変わらない事を発覚しました。入間第一ホテルなら、泊まる人が払うので当方の懐は痛まないのですけど、テントコットは。。。。まぁ良いでしょ。
502の作業が始まりました。今週は、先ずは、足回りと駆動系のパーツ出しを行い、フロント側から仮組付けを開始する事にしました。502はボディリフトを行いますので、ヘリコプターフックをフレームから取り外してフックをカット。延長はボディが乗ってから行います。デフはバラス前からサイドシールがもれていたので、フレームに取り付ける前に交換したほうが10倍楽なので、スチームで洗浄。デフはアルミ製なので、アルカリ系の洗剤で漬け置き洗いした後、付着している黒い塗料を剥離剤を使ってキレイにしました。仮組みにする理由は、フレームをサンドベージュに塗装するためで、一旦、組み付けた後にバラシて塗装し、再度組み付けてから塗装をするためで、この工数は大きいです。サンドベージュの缶スプレーがあれば、合わせ目に塗装して組み付ける事が出来るので、この辺の事はもう一度松原さんと相談して決めたいと思います。

2008.12.2.    松原義明氏

ハマーオーナーズクラブ・ジャパン忘年会 締め切りました。

参加希望者のみなさん、迅速な参加表明ありがとうございました。
12/3 PM12:00で定員に達してしまいましたので、締め切らせていただきます。
参加者の皆さん!当日をお楽しみに!!

       宴会宿泊幹事 松原

2008.12.2.-2    石飛 毅氏

先日、片岡さんがガレージに2泊泊しましたが、何時もの様にガレージ内の床に建築用の断熱材であるスタイローを敷き、その上に持参の布団を敷いて寝ていました。ただ、余りにも寒い時期なので、風邪を引かしてはいけないと思い、以前、使っていた電気毛布を敷いてあげました。朝起きて一番に感想を聞いたら『暖かかったです。』との返事で安心はしましたが、どうも、ガレージの床にスタイローと言うのは客人に申し訳ない気で一杯です。一番最初にスタイローを使った藤本さんは『何時も昼休みはスタイローですから問題ないです。』と言うし、その後、真似してスタイローに寝た一成さんも、『思ったより良いよ。』と、上から目線でしたが、さほど不満は無かったのですけど、当方が同じように床に寝ろと言われたら嫌です。シェルターは大柄な当方一人でも一杯なので、もし一緒でも言いと言われても、違う道に逸れてしまうような状態で寝る事になるので絶対に勘弁して欲しいです。
キャンピングカーは、窓が閉まらなくなっていたり、雨漏りのお陰で、晴天が続いていない限りにおいては、とても使えません。従ってガレージに寝る事になります。夏場はコット(ボンボンベットみたいな奴)に薄掛け一枚でも良いのですけど、冬季はかなり保温性の高い寝袋じゃないと寒すぎます。先日、夏用のベットとして浜本さんからハンモックを2個頂いたので、滅多に味わえない快適な空中睡眠を体験出来ます。当方も一度ハンモックに乗せてもらいましたが、その寝心地の良さはまるで雲の上で寝ている(雲の上に寝たことは有りませんが)様な気分でした。ホコリ除けだけなら一人用のテントを張って中で寝てもらうのも良いのですけど、テントは設置面積を沢山取りますし、冬場のコンクリートは良く冷えています。そもそも、なぜ泊まる人の事をなんでそんなに気にしているかと言うと、当方の使っている超快適な冷暖房完備のシェルター内はぬくぬくで、毛布一枚で過ごせると言うのに、オーバーパンツを履いてダウンを着て寝ている片岡さんとの格差がありすぎて、申し訳ない気持ちで一杯になって、小さな胸を痛めてしまったったからです。
そんな優しい思いをしながら仲間内の掲示板を見たら、名古屋の先輩がテントコット(商品名 Cabela's Deluxe Tent Cot )を紹介していました。名前の通りテントとコットが一体になってて、簡単に収納できて狭いですけどホコリ除けにもなるし、なんと言ってもプライベートが出来ますので落ち着くと思います。夏場は虫除けにもなるし、肝心な冬場でも屋外用のテントなので体温熱を保ってくれそうなので、保温効果が期待できます。早速、日本でも買えないかと思い、何時もの様にオークションを見たら、一件だけ出ていましたhttp://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d86767270 これはアメリカのKamp-Rit社のもので、写真のCabela'sの物より足の本数が少ないので耐久性が心配なのと、最低落札価格が解らないので、これならアメリカから買ったほうが良いかな?と思って未だ入札していません。どちらの会社もダブルサイズがあるのですけど、収納とか設置場所を考えると多少狭くてもシングルの方が良いですね。まあ、宿泊される方はそんなに多くは無いので、また無駄遣いにならない様に慎重に考えます。
宿泊者の心得としては、夏は暑すぎてHUMMERには寝れません。冬は寒すぎて寝れません。車中泊可能期間は、4月上旬から6月位までと、9月から10月頭まで、それ以外の時期では快適車中泊は無理だと思います。そこで、ガレージ泊は夏はハンモックで快適に過ごせますが、冬は寝袋と確りした防寒着を準備してください。出来ましたら上記の理由からせめてボンボンベット位は用意して下さると都合が良いでしょう。電気毛布はあるに越した事はないです。
クドイ様ですが、健康のためにもスタイロー布団は辞めましょう。スタイローも度重なる使用で最近は汚れが目立っていますので、使用限界はもう目の前まで来ています。かと言って、新しいスタイローを持ってくるのは辞めてください。宿泊準備の無い方は近所の入間第一ホテルに泊まってください。ホテルはすこぶる快適ですよ!

2008.12.2.    松原義明氏

2008年 ハマーオーナーズクラブ・ジャパン忘年会のお知らせ

さてメンバーの皆さん!今年も押し迫って参りました。
通例の忘年会のお知らせです。

日程は、12/20(土)〜21(日)
場所は、例年どおりの蓼科の施設です。
定員は12名 達し次第締め切らせていただきます。
宴会は6時くらいからで、私は3時くらいまでには現地に到着している予定です。


参加希望者は、12/15(月)までに、宴会宿泊幹事・松原 
york@zf6.so-net.ne.jp
まで、参加表明をお願いいします。

また、上記のアドレス以外の参加表明は無効ですので、なにとぞ、くれぐれも、どうか、よろしくお願い致します(笑)。

                宴会宿泊幹事・松原義明

2008.12.2.    石飛 毅氏

ミーティングに、何時も友野サンと一緒に来るカレンちゃんは、もう小学1年生です。
自宅が神社ですから、勿論、七五三は自宅で行われました。彼女は1年生にしては体格が良くて、写真を見ると小学2-3年生に見えます。毎晩8時半に寝るそうなので、寝る子は育つを地で行っているみたいですね。
先日、友野サンがカレンちゃんの夏休みの自由研究は『カメレオンの色の変化』だったそうで、カメレオンを飼育しながら、色を塗った箱に入れてカメレオンの体の色の変化を調べたみたいです。この自由研究は、柏市で金賞を取って、千葉県でも佳作に選ばれる出来栄えだったそうです。さすがライオン、ヒヒ、ワニ、トナカイ、ニシキヘビ等を自宅で飼育していた友野サンですから、普通とは違う研究だったでしょうね。

倉持さんから、質問がありました。
『ちょっとお聞きしたくメールしました。高速道路を100km/h程で走行してまして、分岐に差し掛かりアクセルオフで進入後、再度アクセルオンしましたが一瞬アクセルに反応しなくなりました。アイドリングはしていました。その後は問題なく走行できましたが、どうも気になりまして、何か不具合場所があるのでしょうか?』
倉持さんは、以前、ご自身でサーキットを運営されていましたので、運転の仕方は本能的にアクセルを緩めて、クリッピングポイントを過ぎた後にアクセルを踏んでいる癖が付いているんだと思います。タマタマ、この時はアクセルをパーシャルではなく完全に戻して、クリッピングポイントを過ぎてからアクセルを軽く踏みなおしたと思われます。
当方の場合は、コーナーを回るときには、アクセルを完全にオフにすると飛び出してしまうので、大抵パーシャルからチョイと踏み気味にしてコーナーの出口が見えたらアクセルを踏みます。この方法だと、車体が安定して速度を上下させる事無くコーナーをキレイに抜ける事ができます。
ですから、コーナーでは、この様な経験がありませんが、ガレージからの帰りに良く寄る三好サービスエリアに入る時、頻繁に経験します。これは、三好のPAは、本線から若干下り気味の直線で分岐して、自家用はきつい左カーブになります。そのため、本線からアクセルをオフにして進入ています。所が、この直線で前車に追いつきそうになりますが、その先もあるので、ブレーキをギリギリまで我慢して、そのまま速度が段々落ちて前車よりは遅くなったときにアクセルを軽く踏むと、エンジンが直ぐ反応しないで、一息付きます。
これは、4速でそのまま進入してATはフリーになりますけど、ミッションは4速に入ったままで、アクセルを軽く踏むと、そのギヤでの速度よりアクセルペダルの開度が小さいとエンジンは反応しないからです。従って、もう少しガバーッと開けば即反応するはずです。色々な条件が重なった時に出る反応なので、そう頻繁には出ませんが、始めての経験だと『どこか壊れた?』と言う感じになります。
ただ、FSDが不調だと、この現象に似た状態がでて、そのままエンジンが止まります。この現象が今まで以上に頻繁に出るようでしたら、燃料フィルター詰まりか燃焼ポンプの吐出量不足と思われます。燃料フィルターとポンプの問題の時は、これ以外にもアクセルを沢山踏んでいるのに息付きやパワーが落ちて、たるい感じになります。ただ、新たに手に入れた方は現状が良いのか悪いのか解らないと思います。燃料圧力計を当ててエンジン停止時とエンジンを掛けた状態の燃圧を計測すれば、状態把握が出来ます。しかし、燃圧は何処でも計れる訳じゃありませんので、思い切って燃料フィルターとポンプを交換してみたら如何でしょう?もし、パワアップしたなら、それは『交換時期』だったと言う事で喜ばしく、変らなかったら、そのままポンプは予備品としてキープ(残念ながらフィルターは廃棄になります)して置けば宜しいかと思います。

2008.12.1.    石飛 毅氏

土曜日の朝方に、片岡さんが滋賀県からやってきました。
水道の保温工事の続きと、以前からスターターを暫く回さないと始動しませんでした。当方の見解としては、スターターの回りが悪いと感じたので、スターターの交換をお勧めしたので、さらにそれの交換をするためにやって来ました。
片岡さんが来るまで、ウトウトしながら待っていましたら、3時半にバームクーヘンと一緒に到着。そのまま、スタイローを引いて、電気毛布を入れてガレージ泊しました。
翌朝起きると、片岡さんが、ガレージの掃除を始めてて、義弟がアイスホッケーの早朝練習を終えてガレージに来ていました。新人のアルバイトも来て、朝からガレージの駐車場は満タン。とりあえず、片岡さんが買って来てくれた『石窯パン』で朝食。朝一でカレーパンはきつそうですけど、ココのカレーパンはとても美味しいです。
義弟は、先週、スタッドレスを交換したときに、ナビを付けてくれと言われたので、早々に調達しました。今年は一気に冷え込んで、スキーの活動開始が早そうなので、早く付けろと言うので、緊急取り付けになりました。片岡さんは、日曜日までいると言われたし、スターター交換は、さほど時間が掛かりませんので、悪いけど義弟を優先させて頂きました。
今回、楽ナビの2DINタイプを調達しました。選定理由は、コストパフォーマンスが高く、基本的に当方が操作を解っているからです。購入先は、熊谷『アーチ』で、安いし、水曜日に注文して木曜日には到着しましたから、今週取り付ける事が出来ました。アストロは車速パルスがオーディオの所まで来ているし、三井物産物はオーディオが既に2DINになっているので簡単です。また、ステレオの後ろ側も、スペースがあるので、工夫が必要な部分は殆どありませんでした。一番大変だと思われたアンテナの取り付けも、新人にウインドウの洗浄と取り付け位置を外側からマーキングしてくれたので、アッサリ貼り付け完了。面倒なのは、カメラの取り付けかな?自分がサイバーナビにしたからって偉そうに『楽ナビ』の事を蔑んでいますが、実際、アストロで触ってみましたけど、当方レベルでは音も十分だし『地デジ』の感度と映りも全く遜色ありません。正直、ヒロシがサイバーにしたから、サイバーですけど、十分です。ココの所、タッチパネルのナビばかり触っているためか、ekワゴンに乗った時についつい画面を触ってしまいます。本当は一番乗っているekワゴンこそ良いナビなんでしょけどね。

ナビを付けている間に、知らない人だったら街ですれ違ったら目を合わせたくない人相の2人組が登場。浅井さんは、また、中国に行くみたいで、束の間の時間が取れた模様。工藤さんは、冬でも履きっぱなしのクロックス好きなのを知ってか、革張りのくろっくすを持って来てくれました。当方、片岡、572のH1が3台、狭山ハウジング、新人のH2が2台、カプリスワゴン、ダッジ、アストロの合計8台がウヨウヨしていました。当然、BGMはYUI。
アストロのナビ取り付けをしている間に、片岡さんは駐車場で自分のH1を色々触っていました。まず、グリルガードを2インチアップしたのでボルトが当たってしまい、ボンネットを開けなかったので、それの修整。スターターを交換するためにアンダーガードの取り外しを行いましたが、いまだ当方の手が空かないので、スターターの取り外しを開始しました。スターターの取り外しと、装着までは当方も手伝いましたけど、殆ど自分でやってくれたので、助かりました。
その最中、小林君一家が金曜日にスカイオートから納車されたH1に乗ってきました。H2の前はK-1500でしたから、運転の方は問題ないので、『もう慣れた』そうです。乗ってきた理由は、購入前に当方が現車確認をしていましたけど、念のため心配が無いように再度点検する事にしました。とは言え、今後の手間にセルフで下に潜ぐって貰い、気になる所を捜してもらいました。乗り始めて直ぐに、車体が振動すると『鈴虫』みたいな音が気になっていたみたいでしたが、彼も技術屋さんですから、それぐらいの事は自分でやって欲しいので、放置していたら、自分で見つけて補修していました。
その他に、ラジエーターシェラウドの下側にATFが漏れた跡があったのですが、これは漏れ箇所を探しましたけど、パワステクーラーの付け根にあるホースバンドが怪しかったのですが、付着したATFの量が漏れる程では無かったので、これは補修済みとも考えられるので、この部分を清掃してもらってからエンジンルームの洗浄を行いました。エンジンルームの洗浄は、当方は良くやります。キレイにしていると、オイル漏れ等があった時に漏れの箇所や漏れの程度が直ぐに解ります。
また、何かするときにも汚いよりもキレイな方が良いですから、当方は常にエンジンルームはキレイにしています。小林さんのH1は、ボディリフトをまだしていませんので、エンジンルーム内に汚れが入り辛いため、比較的キレイです。これ位の時からキレイにしていると、当方のエンジンルームの様に何時でも舐めれる位に保てるはずです。

エンジンを洗うというのは余り馴染みが無い事ですけど、DIESELエンジンの場合は、オルタネーター、配線コネクター以外は、スチーム洗車機を使ってガンガン洗っちゃいます。オルタネーターも余程中に入る様な当て方をしなければ、シールドベアリングですから、大丈夫だと思うのですが、一応、そう言った方が有り難味がある感じがするからです。まず、全体を濡らして、エンジン洗浄剤を『シュッ、シュッ、シュッ』と満遍なく振り掛けます。数分放置した後に、スチームでドバドバ洗い流します。終ったら直ぐにエンジンを掛けて、自己乾燥とエアガンで水分を吹き飛ばします。これで、大抵の油分やホコリは取れます。
小林さんのH1は、当方の通勤経路上にあるので、時々現状確認が出来ますから、正真正銘の『様子を見ましょう。』が可能です。ですから、クリッパーと、照明は不在の時でも使える様にしてもらう事にします。
小林一家が帰宅後、片岡さんの顔を見ると羨ましそうだったので、『やる?』と聞いたら『お願いします♪』と言うので、2度めのエンジン洗浄。新人アルバイトには、初日から残業ですからお気の毒でしたけど、一生懸命やっていました。片岡さんの場合は、もう一泊する予定で来ていましたので、時間はタップリあるので、少し念入りにエンジンルームの洗浄と清掃を行いました。まず、アルミ部分はワイヤーブラシとクリーナーで磨いてゴムホースも汚れを落として、白化している部分にも油分を与えます。エアと冷却水系のジョイントは真鍮が多いので、ワイヤーブラシを使うと光ります。エアコン、ブレーキブースター、パワステの配管のジョイント部分はスチールなので、錆び易く、この錆が進むと配管が緩まなくなりますので、ワイヤーブラシでよく擦って、本当はペイントをしたほうが良いのですけど、マスキングとかの手間が掛かるので、この部分は省略しました。
また、96年式以降のマニホールド式のCTISのソレノイドバルブは、マニホールドの隙間から泥とか水分が入ると、乾燥しづらくて材質のイオン化傾向の違いで腐食して固着してしまいます。ですから、ソレノイドバルブを固定しているボルトを一本づつ緩めて(一度に全部緩めると、ソレノイドバルブが取れちゃいます。取れたらOリングの交換が必要になります。)先端に油分をつけて締め直しておくと良いでしょう。このボルトが固着したのを見た事がありますけど、マニホールドの中に、折れたボルトが残ってしまうと、かなり高い確率でマニホールドの交換か、ヘリサートを入れる事が必要になります。万が一、ボルトが緩まなかった場合は、ソレノイドが壊れるか、漏れるまで、そのままにして置くか、気になるなら修理やさんにやってもらった方が良いと思います。
狭山ハウジングが、カレンダーとHUMMERのニット帽とネックウォーマーを持ってきてくれました。作業服の『ワークマン』で売っていたので買い占めて来たそうです。なぜだか頭が寒かったので、早速ニット帽を被って作業しました。新人と片岡さんはネックウォーマーを早速使っていました。ただ、天気が良いのでネックウォーマーは暑過ぎたみたいです。
話はそれますけど、最近、ユニクロの『暖かい下着』を使い始めました。この下着は、東レとUNIQLOが共同開発した素材で、薄いのですけどとても暖かいです。昔はこの手の下着はパタゴニアのカプリーヌが有名でしたが、とても高価でしたが、さすがのUNIQLOでパタゴニアの半額の8割引の価格です。

小林君の家に01年のH1が来ました。元々、03年のH2に乗っていたのですけど、入れ替えです。H2の場合だと03年はチョッと古いと判断されている様ですが、H1の場合だと『新しい』となるのは何か不思議です。このH1は、以前、間中さんが乗っていたH1で、以前からチョクチョク見ていました。先日、野澤さんの結婚式で、間中さんにお逢いした所、H1が嫌になった訳ではなくて、人生の大英断のため早く買い手が出て欲しいと聞きました。彼のH1は輸入された時から見ているし、彼の潔癖な所も知っていたので、大切に使っているのは知っていました。整備も全てスカイオートで行っていましたので、その後のメンテナンスも確かなので、お勧めしても恨まれる事が無い物なので、家を建てたときに『H1でも入る車庫にした。』という小林さんにお勧めした所、『お任せします。』と一任されてしまいましたので、何度かスカイオートに通って、状態を見せて貰いました。
外観、室内は、前のオーナーの性格が出てて、センス良くスッキリしています。室内は当方の様にゴチャゴチャしていませんし、欠品は何もありません。メーター周りはカーボンプレートが張られて、ステアリングも同じようなデザインのMOMOと交換してあります。シートは純正の革張りと張り替えてあり、普通は無い筈のリアシート用の肘掛もスカイオートオリジナルの革張りになっています。外観はメッキバーツが所々使われていますけど、基本的にはノーマルです。しかし、良く見ると腐食し易いウインドウ周りのボルトはステンレスボルトに変えられてて、特にドアのヒンジを止めているボルトはARPの高級品と交換してあります。
ホィールもH2のメッキを流用しています。ただ、リアタイヤの摩耗が少しアンバランスなのが気になる程度でした。試乗した感じでは、多少、エンジンの回りが硬い感じがしますのは、走行距離が未だ短いためだと思います。HUMMERのエンジンは、5万キロを超えた辺りから、馴染みだします。当方のと比べて最終減速比が高いのと、コンピューターがノーマルなので仕方が無いでしょう。ただ、燃料高騰の時代ですから、暫くは燃費重視のままでも良いと思います。ただ、タイヤを40インチにした場合は、最終減速比は変えたほうが、色々な面から良いと思いますが、そこまでする人は今まで一人しかいません。
納車は、金曜日には間に合う予定でしたが、それは全てが上手く行った場合の事で、納車までに、車検と所有権解除、移転登録があるので、首を長くして待っているオーナーは納車の予定が延びると可哀相なので、具体的な納車日は黙っていました。その代り、スカイオートとは連絡を取り合い、常に状況は把握していましたけど、当方が指摘したリアタイヤの偏摩耗については気になったらしく、アライメントテスターに掛ける事にしたので、もしかすると間に合わないかと思ったのですけど、スカイオートがどうにか頑張ってくれて、金曜に全てが終わって届けてくれました。そこで、当方が受け取りオーナーの自宅に置いて、そのまま何事も無かったように会社で仕事を続けていましたので、同じ職場の奥さんにはバレずに済みました。彼女は、家に帰ったらH1が置いてあってビックリというか罠に掛かったような感じで、『酷い!』と笑いながら怒っていました。嬉しい事で人を騙すのは楽しかったので大満足です。
気になるアライメントテスターですが、H1が乗るアライメントテスターは、滅多にありません。スカイオートが生まれた時から知っている方で、昨年、一緒にセマショーに行った藤原さんの工場にH1が乗るテスターがあるので、そこで調整をしています。以前に、浅井さんのオーシャンブルーがぶつけられた時にタイヤにも当たったので、このテスターで調整をしていました。『トビさんのも今度テスターで測って見ましょうよ。』って言ってくれています。ただ、98年以降のH1はアライメントの調整が簡単なのですが、当方の場合はフロントだけこの調整式にしていますけど、リアはトーイン以外はシム調整方式のままなので、簡単に調整が出来ません。しかし、調整した小林さんのH1の方が、当方のより直進性が高いので、当方のも、もう少し直進性を高くしたいですね。

 2008年11月