2009年2月  HUMMER ESSAY 2009年3月      

2009.3.31.    石飛 毅氏

友野さんのHUMMER 専用ガレージは完成に近づいています。
開口部の高さがTOMONO-GOに合わせているため、3m以上あります。従って、小ぶりに見えますけど、結構大きいと思います。あとは電気のメーターが付いて、コンクリーとが乾燥して強度が出たら完了なので、あと2週間で完成します。
今まで母屋だった場所は、タイムズに貸出ますので、ガレージ、温室、ヘビ小屋は、外から丸見えなので、もうライオンとかトナカイとかの大型動物は飼えなくなってしまいました。多分、大きな蛇も無理でしょう。これで、やっと当方のガレージからTOMONO-GOがいなくなりますが、またすぐに帰って来そうな感じです。

2009.3.30.    石飛 毅氏

土曜日は、勤務先で来年度に向けての打ち合わせがあるので、午前中だけ出勤しました。午後は、東京ビックサイトで行われている『モーターサイクルショー』に行ってきました。現在は、さほどバイクには入れ込んでいませんが、88ハウスが出品してて、その説明員にヒロシがアルバイトとして雇われていたので、気になって様子を見に行ってきました。ビックサイトまでは混んでいるのは予想が出来たのですけど、高速道路の割引初日の様子を見たくて、故意にekワゴンで行きました。高井戸からお台場までの交通量は、思いの他空いてて、順調でした。ただ、意識しているからか、遠距離の他県ナンバーの車が多いような気がします。往きが空いていたので、帰りもお台場から首都高に乗りましたら、物凄い渋滞で、レインボーブリッジを渡るのに1時間も掛かってしまいました。
肝心のモーターショーですが、客足はマァマァと言う感じですね。国内主要メーカーと海外メーカーの主だった所は大体出展しています。その中で、当方が一番気に入っているのはYAMAHAのV-MAXが恐らく30年振りで新型になった事ぐらいです。V-MAXは、当方が大学生の時に海外でしか販売されていなくて、逆輸入車としてでしかお目に掛かれなかったのですが、何年後かに国内でも売られていたのですけど、リアタイヤが250ccより細く、設計の古さは拭えませんでした。所が、V-MAXも新型になって、今時のトレンドが取り入れられたスタイルになっています。エンジンだけでは無く、エンジンのモデルを見たら、ピストンが今川焼きみたいに薄くなっていたのには驚きです。もともと、モトクロッサーが2ストから4ストになった時、エンジンの高さを押さえるために始まった薄型ピストンが、もう一般的になっているんですね。
当方の様なオッサンには、レプリカは無理があるし、アメリカンじゃー自然とハーレーになるんですけど、あまりにも定番ですからV-MAXの様なバイクが欲しいです。ただ、冬の寒い時期に乗る気にはならない位堕落していますから、多分買うことは無いと思います。それ以外で気になったのは、スポーツモデルは海外製のバイクのほうがデザイン的には斬新だと感じました。ただ、トライアンフと言えば『高いトッツアンバイク』のイメージでしたけど、ドカッティとか、アプリリアの成功が羨ましくてか、あんな感じのバイクも出していました。モチロン、トッツアンバイクみたいな物出ていましたけど、どうもワザと古臭くしているだけなので、マニアから見たら、『レーサーレプリカ』ならぬ『トッツアンレプリカ』なんでしょうね。その時代の物を、そのまま使い続けているYAMAHAのSR400見たいなバイクとはチット違う気がします。そうそう、バイクも排ガス規制があって、触媒が付いていました、そのためか、昔だとマフラーメーカーがウンザリするほど出ていましたけど、随分減っていました。
88ハウスは、車関係のパーツは山の様に出していますけど、2輪関連には得意の『光物』の展示即売会をやっていました。隣も同じような出展でしたが、88の方は真面目な展示だったので、客数は全然多かったです。ヒロシも88のスタッフと楽しそうにやってて、溶け込んでいましたので、ちゃんと役に立っているみたいだったので、少し安心しましたので、長居はぜずに帰ってきました。

モーターサイクルショーはバイクのショーなんですけど、バイクの写真とるんじゃなくて、オネーチャンを狙っている『馬鹿』が相変わらず沢山いました。こいつらのカメラ皆凄いです!大井先生と同じCANONがゴロゴロ!こいつら、モデルのねーちゃんがターゲットだと思ったら、警視庁のブースにいた婦警さんにまで粘着していたのには驚きです!そんな馬鹿の写真を面白がって、あからさまにコイツの写真を撮っていたら、婦警さんが、そんな当方を見て笑っていました。本当は、モットアップで馬鹿を撮ったのですが、公開は不味いので苦笑いしている婦警さん(公務中の公務員には肖像権は無いので問題はありません。)を行為します。しかし馬鹿を撮る当方はモット馬鹿?

モーターショーの帰りに、そのままガレージにekワゴンで行こうと思い、途中、88ハウスにヒロシを使ってくれた社長にお礼方々寄って来ました。88のD-MAXを積んだH2は、現在右ハンドルにする改造中で、日本に来るのはゴールデンウィーク明けになるそうです。
88ハウスに寄った序に、ekワゴン用のLED球を購入しようとしたら、社長からLEDの材料を山の様に頂きました。色々他社製品を調査した残骸もあり、その中にあった豆粒タイプは絶対に使わないだろうと思ったのですけど、予想に反して直ぐ使う事になりました。
H1のシフトレバーインジケーターは、ATとトランスファー共に樹脂製の光ファイバーを使っています。ファイバーを平面に並べて、一端を一纏めにして電球に押し付けて光を均一に広げています。ただ、このライトは暗くて、インジケーターに照明がないと思っている方もいるぐらいです。従って、電球が切れても気が付かない事もあり、今回、当方も切れているのに気が付きませんでした。
早速、交換しようと思ったのですけど、ココに使っている電球は、電球から出た2本の針金のような足をソケットに差し込んで給電するタイプの電球で、バイクのメーターをバラしたときに、見た気がする程度で、他では見た事がありません。従って、ガレージに在庫は無く、何か代用しようと捜すと、88から貰った残骸の中にあった豆粒LEDの足を伸ばしてソケットに差し込んだら、無事点灯しました。ただ、ココのランプは2個のランプを直列にして、尚且つ直列に抵抗を入れて光量を抑えていました。光量を落としているのは電球の発熱を抑えるのと、寿命を延ばすためですが、これだとLEDに換えると光量が足りません。そこで、配線を変更して2個のLEDを並列にした所、多分電球と殆ど変わらないのでしょうが、何となく明るくなった気がします。
なんか、LEDにするのが楽しくなって、今まで照明が無かった時計に照明を付ける事にしました。この時計は、以前、TOMONO-GOに付いていたものと同じで、全く同じ物を名古屋の知人がレンジローバーに付けているのを見て『カッコイイなぁ〜。何処で買ったのぉ〜?』と物欲しげにした所、頂けました。もう10年近く使っているのです。そもそも、ただの目覚まし時計で、最近、友野サンはこれの10倍位ある『掛け時計』をゲットしてTOMONO-GOに付けています。幾らなんでもデカ過ぎると思いません?車用では無いため電池駆動です。したがって、夜間照明なんてありません。そこで、バラックの中からソケット式のLEDを選んで、時計の12時位置に穴を開けて配置しました。球切れが無い筈なので、時計への固定はホットボンドを使い、交換より強度を重視しました。
所が、今度はLEDが明るすぎて目立ってしまいます。LEDの表面にシェードを付けて調整するのが一番手っ取り早しのですが、ホットボンドで固定して仕舞ったので、今度は抵抗で減光する事にしました。使った抵抗は巻線抵抗で、最初1.5KΩを一個入れてもまだ明るいので、あと2KΩ追加したら丁度良くなりました。2000年までのH1で使っているメーターは、汎用メーターなので照明はタングステン電球です。電球自体は光の波長はブロードで出ていますので、半透過のメーターパネルの色が綺麗に出ます。しかし、問題はその発熱量が多く、当方のメーターは少し焦げ痕があるので火事にならないか心配です。メーターの電球はその素性から段々暗くなるので、この部分は発熱量の少ないLED化が好ましいです。
しかし、殆どのメーターはウエッジ球なので88からゲットした残骸にはウエッジ球が無かったので、エアゲージだけ何故か電球が違うので、これにLEDを入れました。ただ、こちらも明るすぎて夜間走行に支障をきたすので、LEDの表面にテープを張って調光しました。このLEDは白ですが、赤、黄、緑を同時点灯して白くしているタイプ?だからか、メーターの色がとても綺麗に出ます。写真ではオレンジに少し赤い部分が出ていますが、目で見ると写真より綺麗に発色しています。余り考えないで手元にあるLEDを使ったため、照明の色がバラバラですけど、メーターの色で判断できるので、これはこれで『良いかも』と思っています。今日の経験から、メーター用のLEDは高価な高輝度より少し安めの平面発光(広角)のLEDで丁度良いと思います。因みに、明るすぎてメーターのボリュームで調光すると交換できないタコメーターとバランスが取れないので、MAXで明るさ調整したほうが良いと思います。

2009.3.27.    松原義昭

皆さん、こんにちは!
宴会、宿泊幹事の松原です。
今回は、一番ややこしくなりそうな内容から先行して、受付を行いたいと思います。
4/18(土)の宿ですが、いつもの貸し別荘の雑魚寝用大部屋は押さえてあります。
もし、それ以外に個別で部屋が欲しい方のご希望を取ります。

基本3名用で¥14、700-からです。部屋が大きくなると料金は上がります。
ご希望の方は、人数を示した上で下記アドレスまで、ご一報ください。
york@zf6.so-net.ne.jp

なお、部屋を押さえる条件として、『キャンセルしない!』という事をお願いします。
貸し別荘側とやりくりの上で決めた部屋数を、「やっぱり、キャンセルしてください。」と簡単にされてしまうことが過去ありましたので、そこのところだけ、よろしくお願いいたします。

また、申し込みが遅くなったため別荘自体が一杯になってしまうこともあります。
その際は、ご了承ください。

一応、この個別別荘の申し込みは、4/2日までと、させていただきます。
また、それより前でも別荘自体が一杯になった場合は、お受けできなくなります。
ご希望を受けたときに、すぐそのお部屋の確保に入りますので、早めの希望表明を、お願いいたします。

宴会宿泊幹事 松原

2009.3.26.    石飛 毅氏

スカイオートが、アメリカにスクランブル発進しました。
月曜日の予定でしたけど、成田空港で着陸失敗の事故がありましたので、搭乗予定の飛行機が欠航になって、火曜日に出発していきました。これで、D-MAXコンバージョンの予定が決まると思います。
先週末は3連休でしたので、金曜日に狭山ハウジング組の電気屋さんが使っているハイエースにHIDを取り付けました。
現行の200系ハイエースは、この不況下でも人気で納車待ち状態だそうです。確かに四角いボディは無駄が無くて使いやすそうですね。同じ意匠で幅の広いのもありますが、これはアストロ位あるような感じで、マイクロバスまでのザイズは要らないけど沢山乗れる手軽さが受けているみたいで、結構目にします。
この手のワンボックス系は、衝突安全基準の関係で最近の物はボンネットを備えて運転席の前にタイヤを持ってきていましたけど、室内全長が短くなるのでノーズがまた短くなっています。その影響で、ヘッドライトの裏側のスペースが無くて、製品によってはHIDが付かないみたいですが、ファインビームはH/L切り替ユニットが小さいので、ちゃんと納まります。今回は、フォグランプもHIDにしましたけど、88ハウスの取付金具のお陰で4個のバラストを無理無く取付る事が出来ました。ただ、問題は、HIDにした時にハイビームのインジケーターが点灯しなくなるのですが、88ハウスのマルチキャンセラーを付ける事で解消できます。
H2に乗っている材木屋が、材木にマーキングする「焼印」を作って来ました。はんだごての親分みたいな奴に付いた焼印は、金色でとてもゴージャスです。ただ、焼印自体が大きいので電気を入れてから15-20分位しないと思うようにマーキングできません。それと、綺麗に印を付けるには、腕も必要です。木の他にも革や段ボールにもやってみましたけど、どれも平面であることが必須です。また、革は一瞬で縮みますし、段ボールは燃え始めるので、木以外は熟練が必要です。ミーティングに持って行きますので、何かに「焼印」したい方は、被焼印物を持参下さい。

2009.3.24.-2    石飛 毅氏

友野さんが、土曜日の朝(以前みたいに、6時襲撃と言う事は無くなりました。)に、572で登場!572を持ち帰ってから色々モディファイしています。まずは、以前紹介したBF-GoodlichのBAJAです。このタイヤは、レースをやっている人に支給しているタイヤですから、そう簡単には入手できません。その証拠に、普通タイヤには色々なモールドがされていますけど、このタイヤには内緒の事しか書いてありません。ボディがピカピカに磨かれているせいか、何となく雰囲気が違うと思ったら、内張りがボディと同色で貼り直されていました。自分で貼ったので、出来は。。。ですけど、遠くから見れば問題ありません。
今回来た本当の目的は、スピードメーターが動かなくなったためで、先ずは、これの修理。以前、572にパイオニアのナビを付けた時に、スピードメーターの配線には?が付いていました。?が、付いた理由には、スピードメーターは動いているのですけど、ナビのパルスは拾わないので、コンパレーターの配線を見たら、何本かカットされていました。そこで、一度、この信号の波形を見てみたかったので、今後の事も考えて、思いっきり調査することにしました。スピードメーターの修理ですから、道路を走るか、走っているふりをしなくてはなりません。現実的には道路を走る訳にはいかないので、とりあえず572をリジットラックの上に乗せてタイヤを回して調査することにしました。
一体、どのような信号が出ているのか分かりませんので、現状のままスピードメーターの信号線にシンクロスコープを充てて波形を見た所、何とか正弦波が出ていますけど、数100mvの電圧しか出ていません。こんな微量信号でメーターを動かせるか不安だったので、そこで、浜本さんがガレージにストック中のオートメーター製メカ式センダーを持ち出しました。しかし、オートメーターのセンダーはHUMMERのセンサーとは異なり、電源を供給するタイプです。これはワイーヤー式のスピードメーターを抜いて、メカ的に回転させるタイプなのでチョット違います。ただ、本来、オートメーターに使われているものですから、参考になります。そこで、電源を供給して手でシャフトを回してシンクロで見たら、テストしたらちゃんと0−12Vの矩形波が出ていました。試しに、スピードメーターを外してこのセンダーに繋いだら、ちゃんとメーターも振れていました。と、言う事はメーターを動かすにはもっと大きな電流が必要だと言う事です。
HUMMERのオリジナルのスピードセンサーは2線式で、磁化された先端をギヤの山が横切るとフレミングの左手の法則で交流の起電をします。その時の電圧の波形は、0Vを中心にした正弦波です。この正弦波は回転が速くなると、幅が狭くなり、周波数が多くなり速度の変化と同調します。それをPCMの横にある白いプラスチックの箱に引き込んでいます。回路図を見ると、この他にACCとアース、そしてPCMに繋がる配線が通っています。もう一本配線がありますが、これはカナダ仕様に付いているオーバースピード信号なので、普通のHUMMERでは配線はありますけど、使われていません。従って、アクティブな線としては6本の配線が引かれていますので、その接続先からこの白い箱の役目は、センサーからの正弦波を電圧の高い矩形波のパルス信号にするコンパレーターだと想像できました。
コンパレーターだと確信して、改めて572の回路を見ると、殆どの配線がカットされて電源しか入っていないので、この箱はまったく使われていない事になります。センサーからの配線の一本は、スピードメーター、もう一本をアースに落として、ダイレクトにスピードメーターを動かしていた様です。そこで、カットされた配線をもう一度見直し、パルスが出るはずの配線を行ってみる事にしました。
572は、ベースが95年式だったので、95年の回路図を見た所、コンパレーターのコネクターが同じコンパレーターなのに、NAとターボでピン番号が異なっていました。どちらかを選択しなくてはなりませんが、カットされた配線の色と回路図を比較した所、ターボと同じでした。
これらをつなぎ直してエンジンを掛けて、シンクロで波形を見た所、結果は今一納得のできる波形ではありません。そこで、スピードセンサーを疑い交換する事にしたら、友野さんが572の補用部品の箱をゴソゴソして、中からスピードセンサーを出してきました。今まで長い間HUMMERに携わっていますけど、スピードセンサーを交換した事がありません。しかし、なぜか572の補用部品の中に入っているのは不思議です。
スピードセンサーの不具合としては、先端のマグネットに金属粉が付着して動作不良を起こすと聞いたことがあったので、とりあえず外して先端を見ると、微量の金属粉はついていましたけど、素人目にもこの程度なら大丈夫だと思う程度なので、センサーの端子間の抵抗を測ったら、ほぼショート。同じように新品のセンサーの抵抗を測ったら充分絶縁が取れていました。
この事から、明らかにスピードセンサーが壊れていると判断出来たので、とりあえず交換してテストしたところ、センサーからは±6V程度の正弦波がでてて、コンパレーターからのメーター線にはキッチリ0-12Vの矩形波が出ていました。このお陰で、カーナビもちゃんとパルスが拾えるようになったので、後はメーターの校正(キャリブレーション)を行えば、スピードメーターがちゃんと動く事になります。
今回のトラブルの原因は、スピードセンサーの故障でした。しかし、この部品はほとんど壊れた事を聞いたことが無いので、原因があるはずと思い、予想をしてみました。まず、572の補用品としてセンサーが用意してあると言うのは案外頻繁に壊れてしまうからで、これは572特有の問題と考えることが出来ます。そして、センサーの故障内容は内部のショートです。この事から、内部のコイル内の絶縁物がおかしくなったと予想できます。そこで、絶縁物の材質で良く使われる物を考えると、エナメル、樹脂、シリコン、紙、etcと案外熱に弱い物が使われています。改めてスピードセンサーを見てみると、樹脂のコネクターの爪はすでに可塑化して脆くなっていたし、近辺のホースとか配線は全て耐熱テープで保護されてて、一部は熱でおかされていました。この事から、センサーも熱で絶縁破壊されてしまったと予想できます。車体側のコネクターがボロボロなので、見た事があると思ってHIDのコネクターと見比べたら同一でした。最近、余り部品で幾つかあったので、ピンを抜いて交換しました。
この他に、オイル交換をしました。オイルパンは増量されていますので、12Lも入りますから通常の倍近い量で、さほど走行距離も伸びていないのにドレンアウトしたオイルは真っ黒です。オイル交換自体は量が多くても少なくても大変さに差はありませんけど、フィルターには閉口します。カートリッジ式のフィルターは実に面倒です。外してオイルがドバー!灯油で洗浄、パーツクリーナーで灯油を落として装着。。。友野さんも「これ嫌だね」って、オイラに同情してくれました。
もう一つ大きな問題発見。ボールジョイントのブーツが切れていました。ボールジョイントのブーツは、部品で出ないのですけど、TOMONO-GOの特注ブーツがあったので、それを流用。サイズ的には上の部分が大きいのですが、破れているよりはマシです。以前、誰かが国産で丁度いいサイズのブーツを見つけたと聞いた事があるのですけど、忘れちゃいました。そのうち探します。
このほかにも、ドアの当たり調整とか花壇の雑草むしりとか、色々やれてご満足で友野さんがお帰りになりました。

2009.3.24.    石飛 毅氏

桜の花は0.5分咲きって言うところです。
友野さんのガレージは順調に工事が進んでいます。先週末は、土台の枠が作られて、今週にはコンクリートが流されているはずです。当方の予想では、4月のミーテイングの頃に電気工事も終わり、イヨイヨ完成ではないかと思います。もともと自宅だった所はシンボルツリーのピーンと伸びたカナダ杉(記憶が曖昧です)は残されていますが、すっかり整地されて面影はありません。ここはコイン駐車場のタイムズに貸すそうですが、もともとジャングルだった庭は平らに見えても起伏があって、貸すためには傾斜を3%以内に抑えなくてはならないので、大型トラックで何杯も土を出したそうです。どうやら傾斜角が3%以上あると、車のドアが勝手に開いてしまうからだそうです。大手のコイン駐車場だと契約上、色々あるんですねぇ〜。

2009.3.20.    石飛 毅氏

当方が勤務している吉祥寺にある事業所は、桜並木に接道しています。
ここの所、暖かい日が続いていたので、桜がそろそろ咲くのではないかと思い、桜の木を観察したら、いくつか芽が出ていました。春はもうすぐです。
今週末は、友野さんがガレージに来る予定です。先日、ブーブー言ったので、ご機嫌を取りに来るのかしら?TOMONO-GOは、現在、バラバラなので、丁度良いかも。

2009.3.17.    石飛 毅氏

昨日、TOMONO-GOを長期間預かってHUMMER専用ガレージ完成の先が見えないと書きました。
だからと言う訳ではありませんが、友野サンから『今日から突然工事が始まりました。』と嘘のような出来すぎのメールが来ました。昨日の今日ですから、出来すぎと言うより余りにもタイミングが良すぎるので、ホント?と、思いましたが、本人も疑われるのは想定内だったらしくて『建築確認表示板』の写真も送ってきたので笑っちゃいました。昨日、当方が今日の事を予想をしてしまったような感じです。工事会社に念力が通じた様です。それと、前に当方が頼んであった『エアコンのダッシュボードカバー』も手配中だそうなので、一安心です。
工事は突然始まったにしては、案外進んで、回りを掘り起こして砂利を入れてセメントを流したようです。やる気を出せばドンドン進みますね。一応、完成は今月末だそうです。所が、友野さんから、昨日の写真を見て『オールHIDにしようかな〜!?』と連絡が来ました。最近、88の指導でHIDに関しては、何でも出来る様な気がし始めていますので、面白そうなので挑戦する事にしました。それには先ず、天井のランプ本体のバルブを調べて、これに適合するファインビームがあれば価格的には激安なので、88にライト本体を持ち込もうと思います。
当初、TOMONO-GOはヘッドライトとHELLAを除くと、それ以外の10個の補助灯は全てハロゲン球ですから、スモール系を除くと照明機器だけで690Wでしたから、57.5Aの電流が流れていた事になります。今回、HELLAを35WのHIDから、55Wにしましたので、+40Aで、サイドランプを55Wのハロゲン球から35WのHIDにしましたので、これはプラスマイナスゼロになります。ここで残りの8個を全て55Wから35WのHIDにすると160W下がりますので総電流は44.2Aになりますので、かなり省エネと言うよりオール点灯でも140Aのオルタネーターが付いていますので、アイドリングでもこれ位の発電量はありますので、バッテリーが上がる事はないでしょう。
問題なのは、一応、防水と言われていますけど、ルーフライト様のバラストの収納方法です。これはルーフラックに載ったジェリ缶を改造して収納するつもりです。ただ完全密閉すると内部が結露したり、万が一水が入った場合は水没する可能性がありますので、外観はそのままで通気性の良い容器にしようと思います。

松原さんから、タンブラー(バットマン カー)の途中経過を送って頂きました。映画に使っていたレプリカですが、本物は勝手に作れば良いのですけど、レプリカの方は少ない資料から、試行錯誤で作っているようです。従って、外板を何度も作り直したり、折角作った車体枠も作り直したりと大変な様子です。今回の写真は、まるで完成したような感じですけど、まだまだ時間が掛かるそうです。
しかし、カッコイイですよね〜ぇ。当方の様な素人には、これで充分だと思うのですけど、マニアの目は厳しいみたいですね。出来上がりが本当に楽しみな一台です。因みに、屋根の赤い線は、仮なのでしょうか。それとも完成状態なんでしょうか。当方的には、昨日のヒロシのマークみたいで赤い線は良いアクセントだと思います。

2009.3.16.    石飛 毅氏

TOMONO-GOは、お預かりして、もう半年。。。随分長いです。
情報によると友野サンの自宅ガレージは未だ姿かたちも無く、当分、当方のガレージに常駐しそうです。ただ保管する屋内ガレージだとしても、狭山とは言え月額15000円はするでしょう。所が、作業場のど真ん中においてあるため、毎週最後にガレージ内に収納しなくてはなりませんので、お預かりの間は作業スペースを占領するヘビーな作業が出来ません。さらに出し入れだけでは、バッテリーが上がって仕舞いますから、乗るか充電をしなくては成りません、そのために、先日、オプチマの充電器も買いました。
以前、当方のブレーザーをTOMONO-GOとの入れ代えで友野サンの所に預けた時は、朽ち果ててしまったのとは『大違いです。』(この部分は声を大にして言いたい!)当の本人は、調子を戻した572を普段の足に使い、タイヤまで入れ替えて、バージョンアップをしているなんて。。。。そのくせ当方が注文したダッシュパネルは未入荷です。こんな事を思いながらも、目の前にあるTOMONO-GOを見ているとツイツイ手を出してしまいます。
先ず、今週ムカつきながらも手を出して仕舞ったのは、ドアサイドに付いているライトのHID化です。この部分をHIDにするにはバラストの置き場に困ります。ライト本体からどう考えてもバラストが収まる場所が無いのです。意地悪してドアの外側にでも付けて『付いたよ〜♪』なんてしても良いのですけど、それが当方のレベルかと思われるのも悔しいので、どうにかバラストとライトの距離を延長できないかと思い、88ハウスに相談。88の社長に相談した所、案外アッサリと『ちゃんと処理すれば大丈夫です。』と、アッサリこちらの要望に回答を頂きました。ただ、単純に延長すれば良いわけでは無く、高周波、高電圧は色々悪さをするので、普通の電線材料ではダメみたいで、一般的には入手困難な材料を使わなくてはなりません。当然そんな材料は持っていませんから、『それって・・・・』と言う顔をしたら、『あますよ〜』と、良いながら材料を分けてくださいました。おまけに、接続方法も。。。。
TOMONO-GOのドアライトは、中身はCIBEのヘッドライトです。友野サンが買った時は、左側通行用のシールドビームが付いていたのですが、中身だけ当方がレイブリックのマルチリフレクターと交換したときに外した右側通行用のCIBIEと交換しました。本来はハイロー切換ですが、H4バルブは同時点灯が出来ますけど、HIDはバーナーを動かすので、時点灯が出来ませんので、今回はシングルビームにしました。ハイビームとロービームのどちらにするか悩みましたけど、TOMONO-GOのランプを見るとどれもドライビングか、スポットなので、あえて近場を照らすロービームにしました。
88ハウスでHIDのキットと電材を持ち帰り、改めてライトを見ると、ライト本体はサビサビです。余り出来の良いメッキじゃないみたいです。しかし、先ずは装着が先と思い、楽ちんな運転席側から作業を開始しました。運転席側は、延長が出来るとは言え、何メートルも伸ばす事は出来ませんから、ウォッシャータンクの横にボンネットの開閉でも邪魔にならない場所を発見。直接、ボディにベタ付けでも良いのですけど、毎回ではありませんが、ボンネットの開閉時に付いたと思われる傷があったので、取付板を作成する事にしました。
その前に、先ずは仮配線を行い延長が成功したかどうかの確認作業を優先しました。言われた通りに配線は問題無く加工しましたけど、ライトの配線引き出し口が取り付けボルトと兼ねてて、その穴がとても細いので、延長のノウハウとして配線の絶縁距離を取ることが必須でしたので、その部分が心配でした。しかし、配線がもともと高絶縁だったのと、配線同士の近い部分は短いためか、無事点灯。点灯を確認した時点で、金曜日の作業は終了。
土曜日は、先ず、アルバイトH2にココの所、使用頻度の固い配線材料の整理をお願いして、当方はTOMONO-GOの続き、バラストの固定板は加工が簡単な2mmのアルミの板を使用。狭山ハウジングの手動ベンダー(本当の名前を知りません。)も、アルミなら簡単に曲げられるので、心強いです。贅沢を言うならば、200mm位の巾で3mm位の鉄板を簡単に曲げられる機材があれば最高なんですけど、結局、鉄板だと塗装が必要なので、今の所、これで十分です。運転席側は上手くいったので、次は助手席側ですけど、助手席側はかなり距離を伸ばさないとバラストが固定できる場所はありません。そこで、色々候補を考え、エアクリーナーの下側のスペースとかドアの中とか意外な場所も探しましたけど、確か吸気キノコの中は案外スペースがあったのを思い出して、煙突を取り外して、ゴムのエルボーを強引にヨコチンして覗くと、十分なスペースを発見しました。作業のため、エアクリナーボックスを取り外してサイド確認すると、93年式は何故かこの部分が凹んでいるので、ライトからの配線はココにケーブルグランドを使えばカッコも良いので、迷う事なくバラストの設置場所は煙突下ボックスに決定しました。
場所が決まって余裕が出てきたので、運転席側より錆の酷いライトを『ぴかっとL』を使って磨き出したら、アルバイトH2が運転席側を磨き始めて、磨き競争をしましたけど、運転席側の方が状態が良かったので仕上がりは良好でした。しかし、磨いた状態でも細かい錆の種までは取れませんので、そのうちまた錆びそうです。一応、アルバイトH2がスシュワラスターを掛けてくれましたけど、気休めな気がします。
夜に、全てのライトを点けて写真を撮ろうとしましたけど、写った写真はまるで宇宙戦艦ヤマトの波動砲の様な感じにしか撮れません。そこで、照射範囲外から撮りましたがやはり、HIDとハロゲンの差は歴然です。HIDの白に対して黄色なら未だ良いのですけど、まるで裸電球の様な感じです。友野さんは『様子を見る。』と偉そうな事を言ってましたが、こうなったらオールHIDでしょ!バラバラやらされるなら、一辺にやって欲しいですよね。そう言えば、外にはこんなに沢山ライトが付いているのに、室内には全く照明が無いのが笑えます。
TOMONO-GOのはバッテリーが良く上がります。そのため、バッテリーにキルスイッチを付けています。もともと殆ど乗らないので充電が間に合わないのも原因の一つですけど、もう一つ原因がありました。実は、当方もそれには気が付いていたのですけど、正直な所、メンドクサイので聞かなかったことにしました。聞かなかったことにしたという表現はおかしいと思われますが、実は、TOMONO-GOのエアコンは93には『対応していない。』『付かない。』と言われているレトロフィットエアコンが付いています。これは友野サンがら『アメリカでは付けている人がいる。』と言われて、当方が『アメリカに負けてたまるか。』と奮起して取り付ける事にしたのですけど、実はアメリカで付けていたのは、汎用のエアコンで、それも室内にゴロンと置いてあるヒデー物でした。結局、騙されて無理やりレトロフィットキットをつけたのですけど、案外これが上出来で、満足していました。
実は、このレトロフィットキットに欠陥があるのです。それは、当方のレトリフィットキットもそうでしたが、レトロフィットキットの指示通りに取り付けると電源がアクセサリーに繋がらず、位置センサーが動作しているため、バキュームが落ちるとバキュームポンプを駆動します。レトロフィットキットはフラップの駆動にバキュームを使用するためNAのDIESELの場合はバキュームポンプを追加しています。TURBOやガスの場合は、バキュームラインを持っているので、このポンプが動くことはありませんけど、TOMONO-GOはエンジンを切っている時でもバキュームが落ちると、数分に一回ポンプが『ゲロゲロ』と音を出しながら駆動します。
本来、ACCから電源を取らなくてはならないのに、指示通り付けると、常時、電源に繋がってしまいます。
友野サンがバッテリーが上がり易いというので暗電流の測定をした事がありますけど、バキュームポンプが動いていない時に暗電流を測っても、意味が無かったのです。当方の場合はポンプはありませんでしたが、位置センサーが常時動いていたため電気を食っていました。現在では改良されている可能性もありますけど、レトロフィットキットにしている方は、一度暗電流の測定をお勧めします。
TOMONO-GOは、更に問題があって、普通、93年式には付いていないリアエアコンも付いています。これは、レトロフィットキットにはリアエアコンの口が付いていたため、これを塞ぐ手立てが無かったので、事故車からリアエアコンを移植しました。リアのブロアーの配線もキットに入っていたのですが、先の様にACCではなく常時電源に繋がってしまっていますから、リアのブロアーはスイッチを切り忘れるとイグニッションを切っても回りっ放しになります。
先日、この事を友野サンに言われて、この部分も修正する事にしました。配線を追うとバキュームポンプの電源は、リアエアコンのACC電源に繋がっていたのですけど、先の様にこのラインは常時電源なので、この部分をACCに変更が必要ですが、これはヒューズボックス内の配線を入れ替えなくてはなりませんので、リアブロアーの容量を調べて30A以下だったので、DENSOのリレーを追加しました。これで、キーをOFFにすると全ての電源は消える事になります。一応、全ての回路を確認しましたので、今週はバラバラのまま来週に持ち込みました。何度も言いますが、現在、作業途中に週を跨げるのはTOMONO-GOだけです。と、良いながら可愛くなってツイツイ触っちゃうんですよね。もしかして、もう要らないのかも?

強調月間は近い人間と、お世話になっている狭山ハウジングですから、ヒロシとアルバイトH2には規定額を頂いていますけど、当方はノーギャラで材料費は持ち出しでしたが、狭山ハウジング組みにはシェルター作成とか日頃のお世話になっている部分で十分相殺されます。なおかつ給食支給や差し入れもしてくれているので助かる位です。しかし、これが永遠に続くとなると辛いので、一応、電気工事屋さんの200系ハイエースで終りそうなのでホット一息です。
そんなHIDですけど、実は、H2のHID取り付けは3台で熟練してしまいました。88のH2専用取り付け金具を使うと機械的にドンドン取り付ける事が出来ます。そこで、その熟練が何処まで通用するか、H2用のポン付けHIDキットを作ってオークションに出してみようと言うことになり、88ハウスでECB JAPAN http://www.ecb-japan.co.jp/ オリジナルのファインビーム(別名:中華パイパイorセクシービーム)キットと取付金具を調達してポン付けキットを作ってみました。
もしかすると全く売れないか、反響があるのか解りませんけど、次が作れるように図面と配線仕様を作りながら1セット作ってみました。コンセプトとしては、バッテリー端子が外せて、10mmと17mmのボルト/ナットの締結が出来る人向けで、器用な人でも配線材料を細々買うよりお徳だと思う価格設定にして見ました。が、結果的には配線の固定を行うためにスタッドを立てるので、来てもらって取り付けた方が時間的には短時間で終るので、あんまり儲けが無いという事になりました。
88の取り付け板にスタッドを立てるために溶接が必要で、溶接後をサンダーで削るため塗装が必要になります。これが、実装だと直接タッピングビスを使えますので、ガンガン取り付ける事が出来ます。両面のペテップルを使えば簡略が出来ますが、強度が全然違いますので、今の所考えていません。配線もキットのままだと余剰分が醜いので、トリミングして電源とアース線は2スケの配線で延長しています。動く所ではありませんから、全ての後加工の端子は半田をしていますし、ほんの一部の配線以外はコルゲートまたはビニールチューブで配線の保護をしています。自分がこんなキットだったら許せる物を目指したので、案外、材料代と手間が掛かりましたので採算は思った程ではありませんけど、今のペースで作っても週に2セット出ると人件費と材料費を払って、当方にもD-MAX資金が転がりこんできます。
作るのが慣れたらモット効率が良くなって、3人で毎週焼肉が食えます。平行輸入のH2オーナーの方でまだHIDを付けていない方は、当方のD-MAXコンバージョンのために予備も含めて買ってください。なお、ファインビームでは納得できない場合は88ハウスのLOUDでも他メーカーでも組めますが、調達が楽なのでファインビームかLOUDにしてください。因みに価格は暫くは送料別で3700円ですが、確定申告をしますので消費税がその内付きますけど、そこまでの売り上げになる事は無いでしょうし、そこまでいったら内部努力で消費税は取らなくても済みそうです。なんて、取らぬ狸の皮算用は実に面白いです。

忙しい中、当方のH1も合間を縫ってオイル交換と、スカイオートLEDルームランプの取り付けを行いました。オイル交換は何てことない作業ですが、なんと!オイルフィルターが壊れてしまいました。松原さんのALPAHのオイルフィルターが緩まないので、スナップオンのディラーに『良い奴』と言って購入したのもですけど、壊れてしまいました。確かに当方は馬鹿力で、ヒロシに言わせると『変な声を出してた。』と言われるぐらいの力を入れて緩めていましたが、こんなに簡単に壊れるとは思ってもいませんでした。壊れた部分を見るとちょっとおかしい事に気が付きました。壊れたプレートの穴位置を見ると、片方はプレートの中心に空いているのですけど、壊れた穴は片側に寄ってて端面から1mm程度(壊れているから正確では無い)でした。これで良いのかどうか解らなかったのですが、とても使い易いフィルターレンチなので、もう一個買ってみようと思い、もし同じよう穴が空いてたらメーカーに『これは弱いよ』と進言しようと思います。また、もし真ん中に穴が空いてたら、『不良ですよ』と言う事で交換してもらいます。でも、その場合2個になっちゃうから、壊れた現物を見せてジャッジしてもらい、これで良いのだと言いきられたらプレートを作ります。
で、気を取り直して、もう一個別のレンチを出して緩めたら。。。。また壊してしまいました。スポット溶接が剥がれたみたいです。いい訳ですけど、当方の見た所、スポットが甘い感じがするんですけど。。。どうも力が余っているみたいです。最近、余計な事に力を出していないからでしょうか?ヒロシに『また壊しちゃった。』と見せると、『今もさっきみたいに変な声出していましたからね〜』と言いながら、剥がれた溶接を補修してくれましたけど、余り良い材質じゃなくて、簡単にTIGで溶けてしまいます。それでもどうにか再溶接したら、さっきより全然丈夫になって壊さずにフィルターを外せました。2個一度に壊すなんて、原因は当方でしょうか????
LEDのルームランプですが、スカイオートで買った奴は凄いです。現在使っているLEDと比較しても断然明るいので、秘密兵器の照度計でその差を測ってみたら、旧型は11ルックススカイオートは64.9ルックスでした。因みに、電球からの距離は50cmです。そして、ついでにマップランプも測定したら、28.1ルックスなので、今まで付いていたルームランプよりも明るい事になりました。照射角の問題もありますけど、ここまで違うと交換したくなりますね。
ヒロシのシルバラードは、折角エンジンが凄いのに工藤さんのタンドラと比べて余り強そうではありません。ボディカラーが白なのとフロントグリルのメッキが軟弱に見えるんじゃないかと思い、工藤さんのタンドラの手法を真似して『グリルを真っ黒にしようよ』と進言しましたが、とりあえず簡単そうなのでグリルセンターにあるボウタイマークを塗装しました。当方は当然『赤』を進言しましたが、『全面赤は嫌だ。』というので、100歩譲って枠を赤くしましたら、中々出来が良くてチョッと強そうになりました!写真ではバンパーとかも黒く見えますけど、まだメッキです。

2009.3.15.    石飛 毅氏

HID強調月間が終わったのに、まだHID関連の作業をしていました。詳細は後ほど報告します。女性のネールアートって、日本にも専門のお店とかがあって、若い女性の間では一般的になっていますね。確か、麻生さんの奥さんも、ネールサロンやっていましたよね。当方がネールアートを最初見たのはもう15年ぐらい前に、アメリカでネールに色々絵を描く屋台みたいなのを見ました。その頃の日本では、マニュキュアを一色だけベターっと塗るだけしか見た事がなかったので斬新でした。その頃と言うかアメリカでは、爪のおしゃれって普通だったみたいで、スーパーで付け爪とか爪の油とかが、ズラーッと並んでいるのを見た時に、意味が分からなかったのですけど、最近、若い娘たちがやっているのを見て納得しました。歯科医では、日常的な紫外線硬化樹脂もスカルプとかおしゃれな名前になっています。あれって歯医者さんで使っているのと同じ匂いがしますから、同じ???野澤さん教えてください。
で、藤本さんの奥さんから、可愛いHUMMERのネールアートの写真を送って下さいました。両手の指全部に色々書いてあるみたいです。一番面積の大きい両手の親指には、旦那さんの黒いHUMMERと、何故か赤いHUMMERです。カーキー色のもHUMMERです。H1のロゴも見えますね。これは3Dと言うらしくて、成形してから、色を入れて貼り付けるそうです。普通だと、お花とか☆とかなのに、HUMMERを入れるとは、藤本さんの奥さん、なかなか気合いが入っていますね。

2009.3.15.    友野 京氏

皆さん こんにちは!楽しい春のミーティングまで1か月となりました。
ミーティングの時に、持って来て欲しいパーツがございましたら、早めにご連絡くださいませ。502@hummer-club.jp 今回より、全ての在庫のパーツを積んでいかず、選抜して持っていきます。
毎回、那須の空気を吸っているだけのパーツは持っていきません。
特に、ガソリン HUMMERのパーツは、注文分だけ持っていきます。

では、道中 お気を付けて、那須PSガレージへいらして下さいませ。
                                         友野 京

2009.3.12.    石飛 毅氏

先日、スカイオートに連絡した時、『今朝、友野サンがタイヤ交換するために572を持って来ました。』と言うので、確か572はまだだ山のあるMTRを履いていたのですが、確かにフロントは岩場を走っていたので角が取れてて、スペアはトレッドがザックリ取れていました。しかし、何本かは生きている筈だったので、状態の良い奴はカットしないでくれとお願いしておきました。その後、友野サンに一体何のタイヤにしたのが聞くため連絡したら、タイヤは『GF Goodrich のBAJA 』との回答。これは、以前松原さんが履いていたタイヤで、オフロードレース用のタイヤで高価なので、中々手が出ないタイヤです。使用目的としてはバハ500などの、フラットダートを疾走する目的で、岩場とか泥濘を走る目的ではありません。日本でも以前は販売していましたけど、最近は余り目にしません。
当方の一番の目的は、MTRで今後の使い道を聞きたかったので、使用目的を尋ねた所、『もう使わない。』との返事なので、譲ってもらうことにしました。
忙しさに数日放置のまま、スカイオートに友野サンから了解を貰った事を伝える電話をした所、『友野サンが、今取りに来ています。』と言うので、友野サンに後で装着した写真を送ってくれとお願いしました。
夕方、友野サンから送ってきた写真を見てビックリ!送ってきた写真を見ると『GF Goodrich BAJA T/A KR』とホワイトレターが入っています!それも、モールドではなくてペイントですから、これは市販品では無くコンペション専用と思われます。市販はホワイトレターではありませんし、文字はモールドですから、現品は普通では買えないタイヤ の様な気がします。友野サンは一体このタイヤを何処から手に入れたんでしょう???ロッドホール辺りが一番怪しいですね。友野サンからはまだ何も聞いていませんので、正体は不明ですから、これを見て捜しても何処にも無いと思います。

小林さんのH1のタイヤは、何故かフロントの山と比べて極端にリアの2本が摩耗しています。これは、購入時からで多分前後交換時期が違うためアンバランスになったと思われます。それでも、当方は、これぐらいから2万キロぐらい走りましたので、まだまだ使えそうですが、このタイヤを交換するときに、まだまだ山のあるタイヤを使わなくなるのは勿体無いです。そこで、友野サンがバリ山のMTRを脱いだと聞いたので、早々にツバを付けていました。スカイオートに連絡した所、外したタイヤの状態を聞くと『どれも新しいですよ!まだまだ使えます。』との意外な返事。とにかく山がタップリあるというので、楽しみでした。
スカイオートに着いて、早速、タイヤの状態を見ると、どれも山はタップリです。実は、日本にこのHUMMERが届いた時は何本かザックリ傷が入ってて、かなりオフロードを攻めていた記憶があるのですが、どのタイヤもサイドウォールに一辺の傷もありません。まるで新品同様。確か友野サンの交換理由も『572のタイヤって岩を走っていたから傷だらけだったから』と、言ってたのに実に不思議です!自然に治ったの?交換したんだっけ?まぁそんな事より、今ココにあるタイヤが使えそうなので、そんな事はどうでも良い事です。
本当は4本交換してもいいのですが、572は、ついついカッ飛んでしまうので、4本のうち、前後のどちらかに履いていた2本はトレッドの角が若干丸くなっていました。通常だとフロントかもしれませんけど、572の場合はリアがデフロックなので、かなりスキッドしまうので、リアの可能性も十分あります。そこで、現在履いているタイヤと比較して、角の取れていない程度極上のタイヤを2本だけ交換する事にしました。当方が仕事が終った後に行ったため、遅い時間になってしまいましたが、当方も若干手を汚してお手伝いしました。タイヤのバランスは、一本はH1らしくタップリウエイトを使いましたけど、もう一本はほぼウエイト無しでOKでした。MTに比べてグーンとバランスが良いはずですけど、外形が大きいタイヤはバラツキが多いですね。CTISのホースが一本不調だったので、一本だけ交換しました。この時期は樹脂のチューブは硬くなるので、どうしてもセンターバルブを横方向に押してしまうので、エアが漏れることが多々あります。
572のタイヤ交換したときの写真も送ってきたので、紹介します。このホィールは、今は無きアメリカンオフロードのオリジナルホィールで、572以外では、以前、松原さんが所有していたのを見ただけです。実は、スペーアタイヤだけ傷んでいたので、再使用が出来ませんでしたので、これをカットして内部の状況を確認したそうです。このセットにはランフラットは入っていませんので、ゴムのリングをタイヤの中に入れて合わせホィールで挟み込んで、ビードが落ちないようになっていました。構造的には純正の2ピースホィールと同じですが、こちらの方が先です。

スカイオートには、毎月数回パトロールしていますが、最近は修理が多いですね。車の方は、時代を反映した車種が売れているみたいで、こんな時代でも帳尻はあっているのは、売りだけじゃない強みでしょうね。
今回は広い第2工場の方で作業したのですが、第2工場に来るのは久しぶりです。HUMMERが屋内に6台あって活気があります。先ずは、ある意味、今日の本命である浅井さんのサンドベージュにまっしぐら。しかし、夜間の倉庫内に置いてある場合は、遠くから見るとブラックになっていません。寂しい思いをしながら傍によると、ヤッパリブラック!良い感じです。その仕掛けを見ようと思いましたが、中が曇っててハッキリ見えません。本当はバラしたい所でしたが、久しぶりに関東も冷え込みが強く、私服のため、寒さに耐えられなくて断念。早く春になってほしいです。暖かければ、今頃ヘッドライトはブラックマジックだったのに。。。
それでもライトの中を覗いてみたら、やはりブラックにする仕掛けはありました。ライトはマルチリフレクターではなく、ただの放物面鏡でレンズにカットがあります。配光はドライビングなので、多分円筒放射状の高速なので、リフレクターが一番重要な役割をしていそうです。レンズの中は多分3個の円筒が放射方向と平行に入ってて、横から来る光の進入を防いでいました。光が出る方向には邪魔にならないし、正面から見ても邪魔には成りません。単純に焦点にあるものを黒くしただけでは無いんですね。
白のオープンは、オーナーが購入した時から知っているH1ですが。。。凄い進化をしていました。系統としてはラグジーなんでしょうが、嫌味がなかったのは当方もラグジーが好きなのかしら?と思いましたが、ガラスの粒々が張り巡らされたH1とHUMMERの文字にはビックリしました。この手のジルゴニアを張った物は色々見ましたけど、外に張ってあるのを見たのは初めてです。問題は、写真が撮り辛いのと、文字の判読が出来ません。大体の形でHUMMERと書いてあるのは解るのですけど、もしHAMMERと書いてあっても解らないかも。外観上は案外アッサリで、これとトノカバー位ですけど、小技としてウンカーとかのレンズと言うレンズが全てスモークになっています。ライトを点けていませんので、どれ位照度が落ちるか解りませんが、当方はこういうのは案外好きです。
ですから、外観はそんなに嫌悪感はありませんでしたが、室内のロールバーを見てビックリ!これはダメです。でも、この手の物が若い人の間ではイケているというのも知っていますけど、当方は若くないので『イケません』で、シートがヘビ柄でした!チョッと見ただけではべび柄だとわからず、良い色だな〜と思って傍で見たら『ヘビ!』当方はヘビが嫌いなので、これは遠慮します。が、友野サンだったら、『はぁはぁ』しながら喜んじゃうと思います。ため息をついて足元を見ると、カーペットが凄いゴージャス。当方はこんなゴージャスなのは必要ないですけど、キチンとキレイに作りこんでいるのには驚きました。さっきのロールバーも、色はダメでも、あれだけ綺麗に巻くのて結構大変なので、その労力には敬意を表します。
目をリフトにやると、何故か安心します。松本さんと大久保ママ号が車検で入庫中でした。松本さん、遂にエアコンをレトロフィットに入れ替えたようです。ココで明言しておきますが、前回、レトロフィットがベストだと助言はしました。あの時、当方の言うことを聞いていれば。。。。しかし家を建てたばかりで、レトロフィットにして、、、多分、地下鉄を掘っている時に埋蔵金が出て、内緒で皆で分けたに違いないです。でも、レンズが乳化しているのにそのままと言うアンバランスが微笑ましいです。
大久保ママ号は、なんと言ってもフロントに張られた『SEXY chu!chu!』のシールが当方のお気に入りです。この剥がれ掛かったシールは、このままセロテープで貼り付けて、長く乗っている証としてそのままにしてほしいです。女性がこのシールを貼っているのは、男が『御意見無用!』とか『寡黙』いうシールを貼っているのと同じ事ですから、このシールには硬派を感じます。
スカイオートの工場をウロウロしていたら、ワコーズのオイルが置いてありました。高価なオイルです。丁度配送されたばかりだったので、目立つ所にあったので気が付きましたけど、オイルタンクのある場所に、ひっそり同じ物がありました。スカイオートに聞くとDH-2対応ですから、どんなDIESEL車にも使えるんで、うちはDIESELは全部これです。』と威張っていました。確かに良いオイルなので、オイル管理が多少ものぐさな人でも安心かも知れません。因みに、当方はアメ車DIESEL専用のオイルを使っています。と、勝負しても仕方がないのですが、現在ではどちらも全く問題ありません。一時期、CF-4のエンジンオイルは燃料に硫黄分が多い日本の軽油では不具合が出たので、DH-1と言うオイル規格が使われて、それの現代版がDH-2ですが、低サルファー化された現在では、もう要らないとも言われています。
ATFもDEXRON V(H)が山積みされていました。これは、電子コントロールミッション用にバージョンアップされた物で、最近のアメ車はこれですね。当方もそうしています。特に低速での摩耗を減らすといわれています。因みに、アリソンのATFはこれよりサラサラしたDEXRON Yです。

2009.3.11.    石飛 毅氏

友野さんから、浅井さんの93年オープントップに、先日話題にしたHELLAのブラックマジックが装着してあると、教えてくれました。
添付してくれた写真を見ると、確かにレンズ面が黒くて、このオープントップには良く似合うと思いますね。今まで何度も見ているのですけど、このブラックマジックは近くで見るとあまり気が付かないので、写真のように遠くから見ると黒くなるので、全体の雰囲気に馴染んで目立たなかった様です。あの怪しい雰囲気には、キラキラした物より断然似合っているので、偶然、あのライトを買ったのかと思ったら、友野さんの話だと、最初、友野さんが、カッコイイから買おうとしたらしいんですけど、浅井さんから「サンドベージュに良く似合うライトが欲しい。」と言われて注文したそうです。
一応、考えて選んで買ったとしたら良いセンスですよね。柏組は中々やりますね〜。浅井さんもライトを付けてから随分経っていますので、今更、話題になるなんて思っていなかったでしょうし、これだけ似合っているんだから、この際、ヘッドライトもブラックマジックにしちゃった方が良いですよね。確かレイブリックのマルチリフレクターのブルーを付けてて、若干浮いた感じがしていたので、ブラックマジック化したら、逆にあのブルーが何か特別な物に見えるような気がしますので、ヤッチャイタイですね。多分、黙ってやっちゃってもあまりにも馴染んでて本人も気が付かない様な気がします。今度行った時、スカイオートに耐熱のペンキがあったら。。。。。ヒヒヒヒ・・
随分前に、通勤途中に対向車のヘッドライトを見ていると、丸型2灯の規格品を装着している車が少なくなったと報告しましたが、最近、また対向車のヘッドライトの観察をしています。以前はH1に使っている丸型も少しは目にしましたけど、もう皆無です。乗用車だけではなく、軽トラから大型トラック、塵芥車までの殆どの車がマルチリフレクターの異型ライトで、本当にレイブリックとかが辞めたら右側通行用は絶滅の危機にさらされそうです。
以前、当方が乗っていたブレーザーも、少し小さめの角型4灯で、規格品でした。しかし、右側通行用はイズズのピアッツアにしか使っていなかったので、ボッシュ製しかありませんでした。そのお陰で、価格は1個25000円位で、4個換えると10万円オーバーです。ボッシュはガラス内の鉛の量が少ないので、点灯中に水が掛かると簡単に割れてしまいます。それと、ライト本体が小さいので、ハロゲンの熱で反射鏡の曇りが早くて、交換周期が非常に速いです。そのライトを必要としている人が少ないと言う事は、需要が無いので高価なのですけど、競争相手が出ません。従って、価格が下がる可能性は皆無だし、無くなっても何ら不思議はありません。
丸型2灯も、まだJeepで使われていますから、年間数千は出ていると思いますが、製造する企業が減って、そのうち丸型2灯がプレミアム価格で販売されても不思議じゃないですよね。ワンセット予備を買っておこうかなぁ!?

2009.3.10.    石飛 毅氏

D-MAXのコンバージョン計画は『一体どうなっているの?』と聞かれますけど、当方も聞きたい状態です。
多分進行している筈です。この辺が中々掴めない所が面白いのですけど、計画している2人ともA型だというのに、フワァ〜ンと計画が進行していると言うのは周りから見ていると気をもむかも。長く乗る車なので、そんなに慌てない事にしています。まだ先になりそうなので、ソロソロ、メンテナンス時期なので、来週はオイル交換と天気が良かったらクーラントの交換でもしようかと思います。
補助灯についてですが、当方はあまり大きな物を付けていませんけど、30年程前は大きな物が好きでした。一番好きだったのは、CBIEのオスカーで、これは付属のカバーのガラス面をくり抜いて、その部分にアクリルの板を丸くカットしてストーンガードにしていました。補助灯の左右で色が違うのは違反でしたが、黄色と白をそれぞれ一個づつ付けて、右のライトは左に、左のライトは右に大きく向けて出来るだけコーナーの奥が見えるようにしていました。車の巾だけでも出来るだけ角度を付けると、とても運転がしやすかったです。黄色は、やはりキリやガスが出ているときは見やすいので、なかなか棄てがたいです。
そんな話をヒロシとしていたら、奴も『本当に見えないときのために補助灯が欲しい時があるけど、余り目立つ物は。。。』と、当方と同じ意見でした。以前、大井先生の所から帰ってくるときに、ヘッドライトが役に立たず苦労してから何か探しているのですが、中々良いのが無くて、先日、88ハウスでH2のバンパー用のHIDフォグが色々あったので、真剣に導入を考えてみようと思います。
HIDについて少し書きます。解り易くするために極端な表現とか、詳細を端折りますけど、概略説明します。呼び方は、キセノン、ディスチャージとか色々ありますけど、どれも同じです。従来のランプは、白熱灯と同じくフィラメントに電気をかけて発光させます。光っているフイラメントは高熱ですから、酸素があると燃えて無くなってしまいますので、通常ガラスの中は真空にしてあります。。しかし、酸素が無くても、長時間高温で発光していると、段々フィラメントは剥離して細くなり切れてしまいます。ガラスが黒くなるのはタングステンが昇華してガラスに付着したからです。そこで、これを防ぐためにガラスの中にヨウ素等のハロゲンガスを入れて、この蒸発したタングステンをフイラメントに戻してフイラメントが痩せるのを抑えるのが、現在主流のハロゲンライトです。
ハロゲンライトの中に入っているガスのお陰で、フィラメントの温度は上がるし化学反応は促進されますので、化学変化を妨げるからライトを付けたり消したりするのが良くないという伝説が生まれた理由です。この他にも、点けたり消したりを繰り返す事で熱分布によってフィラメントを『ピクピク動かせるから』と言う話もありますけど、ローダウンしてガタガタ走る方が切れ易いというのは本当だと思います。当方の体験では、電球式のシュアファイヤーは点灯中に落とすと必ずバルブが切れますけど、消灯している時に落としても切れません。だから最近はLEDシュワファイヤーにしてます。
この事から、点灯中の電球に振動は掛けるのは厳禁なのですが、振動の多いブルトーザーや建設機械用はどうしても振動が多いので、フィラメントに補強用の針金?を付けて耐震対策がされています。外観が同じで全く違いは解りませんけど、建設機械屋で買うとバルブが非常に高価なのはそんな理由があるからで、決してボッタクッテいる訳ではありません。
HIDの発光方法は、簡単に言うと放電ですから、直接発光にはフィラメントを使いません。簡単に理解してもらうと、電球と強引に対比するならば蛍光灯のようなものです。従って点灯させるには、安定器とグロープラグが必要で、これがバラストとスターターだと思ってください。最近は、ラビットスターターの蛍光灯もありますが、HIDにもバラストとスターターが一体になったものがあります。フィラメントが無いため、振動に強く寿命が長いと言われる要因です。また、色温度はバーナー内の物質によって、3500Kから1600K程度まで色々選ぶ事が出来ます。明るさは、バラストとの効率で左右されます。
光には波長があって、この波長の違いは光の色として現れます。表し方は色々あって、色をそのまま言う場合、波長の長さで言う場合、色温度で言う場合等があります。色は感覚的な問題で、赤と紫の間が目に見えて、それ以外は赤外とか紫外と言います。波長の場合は、可視光以外の光を現す場合には便利で、nm(ナノメーター)が単位です。当方の仕事では、特定の物質を測定する反応時に出る紫外や赤外の量をフォトセンサーで測定して量を測ったりします。簡単な所では、テレビとかのリモコンにも使われています。テレビのリモコンの発光部をデジカメ等のCCDで見ると、光っているのが見えるのは、CCDは人間の目より可視巾が広いからです。最後の色温度ですが、単位はK(ケルビン)です。この定義は書くと長くなるし、日常生活には余り関係ないのでカットしますが、日中の太陽の明るさは5000-6000Kで、真っ赤な朝日や夕焼けは2000Kです。解ると思いますけど、Kが小さいと赤くて大きいと青くなります。
HIDは明るい、青いと言うイメージがありますが、この色温度を選ぶ事ができます。高価な時はヤンチャな連中は、どうしても青い光を好むのですが、実は色温度が高いと明るいと言うのは間違いで、どちらかと言うと、明るさは減少しますし視認性は格段に落ちます。そこで、本来のHIDを実用として使うには太陽光に近いとか6000K位下が適切です。白い光なので、同系色の白線とガードレールは雨天時でも見易くなりますが、逆に浮き過ぎと言う人もいますが、HIDの場合は先にも書いたように、色温度を選択できますので、HIDにしたと言って『あの白くて眩しい奴?』と短絡的に言う人はお勉強が足りません。
電球は、フィラメントを一つの電球の中に複数配置することで、異種ワット数や発光源の位置を変更する事が出来るが、HIDの場合は発光源が一箇所なので、2灯式の場合は、H/Lの切替が必要になります。シーラカンス的なH4バルブとか、防水性向上したHB5等のダブルフィラメントは、フィラメントの位置は規格で決まっているので、バーナーの光源をその位置に移動させる事で解決しています。この駆動は、ごく初期にはワイヤーで引っ張ったりモーターで駆動していましたが、最近はロービームの位置がデフォルトでバネて押さえ、ハイビームの時にソレノイド(電磁石)で移動する方法が主流です。特に小型のソレノイドとバネを上手くバランスさせる部分に開発者は苦労しています。
ハロゲンランプの場合は、フィラメントの材質も行き着くところまで達していますが、明るいバルブと言うのは、先日、大工が使っていた『極太バルブ』の様にハイワッテージで消費電流が膨大になりますので、市販車の場合は配線を溶かしてしまうことも多々あります。おまけに、『極太バルブ』ガラスを青くしてフィルターにしているので、サングラスをしているのと同じで、透過しない色が出て実は暗いという間抜けなバルブです。安心して使ええるHIDが5-6万円していたときには手が出ないので、せめてバルブ交換で青い光を求めていた人には魅力的な商品だったという気持ちは解ります。
HIDのイメージはやはり高価であるし、一時期、安価なHIDを出していた某自動車用品メーカーのHIDが良く壊れるので、安いHIDはだめだと言うイメージが植え付けられた様です。この会社は、新品交換で対応していたのですが、一般の人は交換するにはメカニックにお願いしなくてはならないので、その工賃とかはオーナーが負担しなくてはなりませんから、買った人は新品交換(それも壊れたそうです。)だけでは納得できなくて、一時期、ネットでも大騒ぎでした。最近は、その手の話が余り出ないと思ったら、その会社はHIDから手を引いたようです。まぁ、そのお陰でレイブリックとか、88ハウスは大儲けした様です。
その後、中国製が段々出てきたのですけど、これも酷い物で安いけど、ランプにUVカットしてなかったり、バラストの信頼性が低かったりと、粗悪品だったのですけど、極端な安価なので、そこそこ売れていたようです。しかし、一昨年の秋にスカイオートが『3年保証の中国製HIDが入ってきたんですけど、試してみませんか?』と言われ、レイブリックの半額であるのは魅力的だったので、ekワゴンに付けてもう1年半使っています。ekワゴンはローダウンしていますので、振動がかなりありますし、取り付けは両面テープとタイラップといういい加減な状態ですけど誤動作も一切ありません。加藤電機のメカニックとか、ヒロシ、大工等数台取り付けていますけど、この『中華パイパイ』は当りでした。そうそう、572も『中華パイパイ』です。
この話を、以前88ハウスの社長がガレージに来た時に『高いHIDの時代はもう終った。』と言った所、どんな物か見せろといわれたので、ガレージの在庫品を見せた所『実は、これはテストしたんですけど良い物なんですよ、うちにも在庫があるんです。』と言われて、その後、大量に取り付けに至った次第です。実は、最初のうちは余り楽屋事情は解らなかったのですが、88ハウスも仕入れたまでは良かったのですけど、自社製品とのバランスがありますので『売れなかった。』様で、その在庫の殆どを当方が買ってしまった様です。価格が安いと取り付ける人の数が増えるというのは、88ハウスの社長も十分解ったみたいで、取り合えず、一番需要の多いH4は大量に入荷したみたいです。それだけではなく、新たに入荷したバラストにはステッカーが無く『これを貼ってください。』と新しいステッカーが渡されました。どうも、88ハウスでも『中華パイパイ』を真剣に売り始める様です。
自社製品があるのに、一体どうして?とは思いましたが、起業家ですから、当方が心配する事も無いのですけど、目論見をお聞きしました。
中国製の品質はまだまだなのですが、現在、バラストは5種種類あって、テストすると殆どダメだったそうです。しかし、何故か、このバラストだけは出来が良くて、十分3年保証を付ける事が出来る商品だそうです。スカイオートで買ったのも、これと全く同じで、88ハウスと同じく3年保証付けているのは同じような事をしている人が他にもいたようです。それでも、不良率は日本製にまでは届かないけど、そのリスクはさほど多くないので、十分な採算が取れるそうです。現実として、今、同じ物をオークションで販売している人が沢山いるけど、どれも売りっ放しで、取り付けの問い合わせも出来ないし、大体、3年後にその会社があるかは解らないので、単なる売りっ放しに対抗して新しいステッカーを作って責任を明確にして、オークション並みの価格で販売をするそうです。
確かに、ユーザーから『極太バルブ』2セット分位下の価格であれば、寿命だけでも十分元が取れるし、HIDにしたという満足感が持てます。だから、当方の所に取り付け依頼で溢れるのは解る様な気がします。
『中華パイパイ』改め『セクシービーム』を売り始めたら、88ハウスの豪華版に影響するのでは無いかと心配してしまうのですけど、社長は自信たっぷりに『大丈夫です。』と胸を張っています。その違いは、何か色々聞きましたけど、今一ピンと来ません。そんな心配をしながら、先日取り付けた狭山ハウジングのH2の配線をやり直して点灯テストをしたときに、少しと言うか違いが解りました。まず、セクシービームはスイッチを入れてからの安定時間が少しあるので、最初、青くて暗く感じます。これは、大体2-30秒で安定しますが、88のは短時間で安定します。それと決定的に違うのは、同じワット数でも明るさが違います。恐らく、バラストの性能差かバーナーなのか解りませんが、ルーメンとかカンデラとかルックスとかが違う様な気がします。恐らく、セクシービームは品質は上々だけど、性能はまだまだ追いついていないと言うことでしょうか?88ハウス物は、車種別に取り付けステーとか色々細かい配慮がされています。例えば、R32用のバーナーはバーナーのワイヤーが出てしまうために、ワイヤーを捻ったバーナーを作っています。ですから、細かい事が気になるカスタム派には88オリジナルで、セクシービームは細かい事を気にしない拘らないエントリーモデルと言うか、普及品、実用品として、住み分けが可能な気もします。当方は、安いからセクシービームで十分満足できます。取り合えず、まだ88ではセクシービームは販売していませんので、通販で安心中華パイパイを買うのは注意が必要なので、本当の3年保証と取り付けの事を考えてスカイオートで買いましょう。

光物の話が続きます。当方も光物が案外すきなのかもしれません。ただ、光関係は仕事でも密接なので、色々興味があるのは事実です。仕事では、白熱球、キセノンフラッシュランプ、LED、ハロゲン球等、色々扱っていますし、放物線ミラーとかも触っています。学生時代に自動車部にいて、草レースのラリーに出た経験があります。当時、ランサーが高値の華と言うか憧れの時代です。その時に、ラリーの景品でHELLAのヘッドランプを貰いました。当時、周りで4灯式の車は当方だけだったので、先輩達は既にCIBIEとかマーシャルのヘッドライトと交換していたので、当方の所に来たんだと思います。30年前は、現在と異なり、ブランドとしては、CBIE、マーシャルの方が人気があったのでしょう。でも、現在では、マーシャルは無くなり、CIBEよりHELLAの方が。。。偏見?
そのヘッドライトは不思議なライトでした。貰ったヘッドライトは、H1でロービームも固定式でした。何処が不思議かと言うと、このライト近くで見ていた時は余り解らなかったのですけど、点灯していないときに離れているとレンズが真っ暗になります。真っ暗と言うと少し大げさですけど、反射鏡がピカピカしていませんでした。従って、前から見るとグリル全体が真っ暗で、ヘッドライトが無いように見えました。しかし、その後、国内ではそんなヘッドライトも見ないし、どちらかと言うとヘッドライトは点灯していない時はキラキラが主流になり、そんな当方もマルチリフレクターにしているぐらいですから、そんな事はスッカリ忘れていました。
ところが、アメリカのサイトでHELLAの『ブラックマジック』という補助灯が、なんか異様だったので、http://www.realtruck.com/hella_black_magic_driving_lights_kit/R141401P1C1T.html 良く見ると、あの時のヘッドライトと同じでレンズ面が黒くなっていました。これを見て一気に『ブラックマジックが欲しい〜』モードに突入。確か、工藤さんもタンドラのヘッドライトのキラキラがいやだから塗りたいと言っていたのを思い出し、そう思っているのは当方だけではないと思い、ヘッドライトの『ブラックマジック化』を検討しました。
こう書くと、凄く検討したのかと思われますけど、実は、答えは簡単で、焦点にある物を黒くすれば正面から見ている場合は、焦点近辺の像でしたら、バルブ周りのキラキラを黒くすればそれでOKでした。試したのはekワゴンで、早速『中華パイパイHID』の遮光板を黒くして差し込んだら、大体、当方の希望を叶えてくれました。本当はモット黒くなって欲しいのですけど、反射鏡に陰影が付いてチョッと良いかも!と思っていますが、どーでしょう?
野澤さんのH2のボンネットにライトが4個並んでいます。ランチャ ストラトスがラリーで活躍してた頃、ボンネットの先端をフォグランプの形状に合わせていたのを見て、当時工作能力が無かった当方としては、スゲーと思って見ていましたけど、あれを見ると、その事を思い出します。H2のボンネットに予め穴?があるから、あのパーツも考えられましたけど、先日、88ではサバーバン用にあれと同じ物を作っていました。中のライトはHIDにして、ポジション球としてLEDを組み込んで、フラットケーブルでハーネスも作っていました。防水のためか配線口にはシリコンが塗られていましたけど、ランプの鉄則である空気口がオケツに付いていました。結構高級そうなランプです。
この手の改造作業の一部は、社長が『ねーちゃん』と呼ぶ方がやっています、細かい作業とか女性のほうが向いている様ですが『ねーちゃん』はフライス盤も使います。丁度、H2のミラーを追加工していましたが、中々腕が立ちます。回転系の工作機械には手袋はNGですけど、フライスは小型で刃物交換はしなさそうなのと、寒いし、指ぬき軍手で、尚且つ可愛いので、嫌われるのが嫌ですから、見なかった事にしました。

2009.3.9.    石飛 毅氏

まだ、『おくりびと』は観に行っていません。
忙しいなんて生意気な事は言うつもりは全くないのですけど、気が付いてみると一日が終っています。特に今週は、金曜日の夜、小学校の同級生と都内で『飲み会』をして、深夜ガレージに着くと、新潟で『薪ストーブ用の薪』を作っている友人がガレージの駐車場で車中泊をしていました。当然、事前に連絡しての車中泊で、勝手に来た訳ではありません。連絡を頂いた時には、既に予定が決まっていましたので、『当方はお相手できないけど、それでも宜しければ』と言う事でした。
HUMMERの心地よいエンジンサウンドで目が覚めたらしく、そのままガレージ内にお招きして暫し歓談。翌日、CCV編集長とディスカバリーの解体を行うためにお見えになったので、睡眠時間を減らしては申し訳ないと思ったのですが、ココの所、薪屋の仕事に追いまくられて自分の時間が取れないので、リフレッシュでこちらの方にお見えになったと言うので、そのまま新聞配達のオートバイが走り出す時間まで四方山話をしていました。そのお陰で、電車に乗ったときにメインの携帯電話を『マナーモード』にしたままシェルターに置きっ放しだったため、帰るまで携帯を放置。土日に電話を頂きました方々には大変迷惑をお掛けしました。以後注意致します。
土曜日は、そんな状態だったのですけど、朝9時にはアルバイトが来て起床。でも、ヤッパリ寝足らないので10時まで2度寝させて貰い、10時から今週もオーダーされているHIDの取り付けを開始しました。一台目は狭山ハウジングのプロボックス。これは、エンジンルームが広くボンネット内の作業だけなので、難易度は低い方ですが、メンテナンスの事を考えて、助手席側は取り付け金具を作成しました。この取付金具の作成ですが、今まで当方が作っていた取付金具より出来が良いです。形自体は何時と変わりませんけど、曲げ加工がキレイに出来る様になりました。今までバイスで挟んで、ハンマーとレバーで強引に曲げ加工していたのですけど、狭山ハウジングに手動のベンダーを発見して、先週より使わせて貰える事になったので、今までこの手の金具を作るのはブルーでしたけど、どちらかと言うと苦痛から楽しみに変わりました。
このベンダーは、建築関係に使うものらしいので、板厚は1mm以下の鉄板用だと思うのですが、当方はアルミ板を使いますので、曲げる時に手で板を当てて補助してあげれば、2mmまで曲げれそうです。当方の場合は色々な所から頂いた端材や廃棄材を頂いたり拾って使っていますが、以前、是枝さんから貰ったカバーの廃棄材が一番重宝しています。これは、コの字型に曲げ加工された物なので、この部分を上手く使うと結構便利でした。しかし、このベンダーを使うと、もう思う通りの物を作る事ができるので、当方には水を得た魚の様にワクワク出来る魔法のお道具です。ただ、合わせながら作るには曲げるために狭山ハウジングの倉庫まで行かなくてはならないのは面倒で、本当は横に置きながら使いたいのですけど、思いの他、重量があるので移動は困難です。まぁ、今までの事を考えたら、そんな贅沢を言ったら罰が当たりますので、壊さないように大切に使いたいと思います。
プロボックスはブラケットを作りながらでしたが、お昼前には完了。お昼は狭山ハウジングが準備してくれたので、面倒な事から開放されて、気分は上々です。土曜日の2台目は、2回目のスズキエブリーです。一度取り付けした事のある車は作業量が見えているので、気が楽です。ブラケットも、先日にはベンダーが無かったのですけど、今回は思い通りに曲げ加工が出来るので、前回の反省点を反映して、ストレス無く作業が進みます。翌日も同じスズキエブリーに取り付ける事が決まっているので、ブラケットは同時に2台分作成しました。ただ、このエブリーも、ヘッドライトのコネクターが溶けていました。前回の物より酷くは無かったので、そのまま使用することが出来る程度でしたので、そのまま使用しました。大体の取り付けが終わり、配線作業をしていると、前回、極太バルブを付けていた大工がやってきました。
彼は、顔を見るなりいきなり『ヘッドライト治りました?』治しているんじゃなくて交換しているのに『治りました?』と言う質問には理解が出来なかったので、『何それ?』と返すと、『聞いてないんですか?このエブリーロビームが点かないんですよ!?』と驚きの発言にビックリしていると『聞いていないし、もし聞いていたら、先ず交換作業は受けないよ!』と返答。どうやら狭山ハウジンググループは皆知っていた様子で、『そのままどうにかしてくれるだろう。』と言う確信犯の様子。点かないままHIDに交換して、当方が『どうにかするの待ち』と言う作戦だった模様。
当然、激怒しましたけど、原因は気になるので、取り合えず電圧を確認しましたが、電圧は無し。次にヒューズを確認しましたが、問題ありません。ヘッドライトのリレーを疑いましたけど、あまりこの手の車でリレーを使っているというのは聞いた事が無いのですが、エブリーの配線図がありませんので、元スズキのメカニックに電話して聞いた所『リレーは使っていない。』との返答。そうなると、以前、当方のワゴンRも譲った後コンビネーションスイッチから煙が出て、交換したけど、その後直ぐまた焦げたと聞いたのを思い出して、『もしスイッチだとしたら修理できるのか?』と聞いた所、『修理は出来ないので、アッセンブリー交換になります。』『価格は?』『2万ぐらい』との返答だったので、エアーバック付きのハンドルなんて外している間にエアバックが開いたら大変な事になるので、このまま元に戻して帰ってもらおうと思いました。
そんな、全くやる気を無くした当方を見て、友達思いの大工が『エアバックを外した事があります。』と言うので『じゃー、お前が外したらスイッチの様子を見るよ。』と、これ以上壊れる事はないし、もしスイッチが悪かったら、どうせ交換するので、そのまま大工にハンドルを外させて、様子を見る事にしました。ところが、大工は自分のハンドルを交換したのは随分前だったらしく、うる覚えなのでチョッと不安が過ぎりました。しかしエアバックを破裂させる事も無く無事ハンドルを外す事が出来ましたが、不安はそれよりも凄いものが的中しました。
ハンドルを外した時のビスを、大工が一々当方に説明するので、おかしいなと思って『どうせ、お前が組むからそんなの一々言わなくても良いよ。』と言うと『いや、僕は今から結婚式の2次会があるので、帰ります。だから組み立てるのは石飛さんです!』と、ぶん殴ってやりたい事を平然と言い出し、当方は唖然!要するに、作業を止めようと思った当方を見て、ヤバイと思って進めるために、そう簡単に中断させないための作戦だった模様。。。。『大体、この車の持ち主も知らないのに、何でそこまでやらなくちゃなんねーんだよ、お前の友達の車なんだから、2次会なんて行くな!』と作業放棄寸前。『6時に立川なので、もう既に遅刻なんですよ!』と泣きそうだったので、取り合えずコンビネーションスイッチの様子は見たかったので、もう少し進めてみる事にしました。当方が、大工と交代して運転席に乗り込もうとすると、大工が『この円盤を放すとエアバックが壊れるので、絶対に放さないで下さい。俺はこれを放してズーットエアーバックのランプが点きっ放しなんですよ。』と、言いながらズーッとハンドルの中心を握っていました。当方としてはエアバックの構造とかロジックは解りませんので、経験のある大工に従わ無い訳にはいかないので、押さえながら作業しようと思いましたが、押さえながら作業をするのは無理なので、タイラップでガンジガラメに縛り付けて、両手を使える様にしました。
当方がコンビネーションランプを取り外し始めると、大工が『ココから先は知りません。僕には未知の世界です・・・・・・』と、防衛線を張り出しましたが、この辺の部分はさほど特殊な事がないので、無視して作業を進めて、コンビネーションのコネクターを外すと、見事に焦げていました。コンビネーションはワイパースイッチと一体で、確かに部品としては高そうな感じがします。一応、何処かにこの部品が無いか、もう一度元スズキのメカニックに電話すると、部品は早くても月曜か火曜で、新しい部品を入手するのは無理だと解り、電話を切りました。
そこで、皆で知恵を出し合って相談の結果『どうせ壊れているんだから、一応分解して見ても良いんじゃ無い?』と言う事になり、分解する事になりましたが、コンビネーションスイッチの裏面は数本のスルーホールでプリント基板がハンダで付いているため、職種柄この分野が得意な新人アルバイトに分解依頼。大工は立川の2次会に行くというので『シュークリームを買って戻って来いよ!』と罵声を浴びせながら見送りました。
アルバイトは、案外アッサリと分解してくれて、分解したパーツを見ると焦げているのは一箇所で、部品には欠損が無いので、余り被害は酷くなく、このまま使えそうな雰囲気でした。パターンを読んで、テスターを当てながら導通テストをすると、ロービームの位置では通電が無かったので、ロービームが点灯しない原因が特定できました。
接点に付着した汚れをふき取り、耐水ペーパーで磨くと綺麗な面が出てきたので、基盤から銅パターンを剥して、徹底的に磨き上げたら新品同様に復元。擦動面には何を塗ったら良いか解らなかったので、ウレア系のグリスを塗布して組み上げて導通テストをしたら、見事に復元しました。
ハンドルポストにコンビネーションスイッチASSYを組み込んでヘッドライトの点灯テストをすると、ちゃんとロービームが点灯。なんか、とても達成感があって、車同様、当方もご機嫌です。このままハンドルを取り付けるのですが、先の放してはいけない部品を固定しているタイラップを慎重にカットして組み込んだのですけど、何かの拍子で手を放してしまいボヨーン!となってしまいました。仕方が無いので、部品を観察すると案外簡単に分解できそうなので、バラしてみると、中には固めのフラットケーブルがコンベックス(巻尺)の様に巻いてありました。ホーンスイッチは回転接点ですが、エアバックですから導通不良があってはならないので、ケーブルがコイルになってハンドルを回しても車体からエアバックへの電源と信号を供給出来る様になってました。ただ、このフラットケーブルは伸縮はしないので、右回転と左回転には限界があります。そこで、ロックtoロックをした所、4回転半だったので、ハンドルを真っ直ぐにした状態で丁度半分になる位置で固定しました。
ハンドルの組みつけが終わった頃、オーナーのペンキ屋が仕事を終えて恐縮しながらガレージにやってきました。この頃は、当方も機嫌が良く色々話を聞くと、彼もチョッと前まで『極太バルブ』を入れていたのを素直に告白。純正のフォグもワット数を上げているのも白状していました。素直な態度は好感が持てました。心配そうにしていたのですが、今までは、ヘッドライトの電源はコンビネーションスイッチで直接ON/OFFしていましたが、HIDは別電源を引いてリレーでON/OFFするので、接点の負荷が減るので、多分このまま使える事を伝えると、少し安心していた様です。
おおむね組み付けが終った頃、大工が再来場。2次会だったので、飲酒したため、奥さんとシュークリームも同伴。どうも、宴会には遅刻したため、食べ物も無くチョッと顔を出して帰ってきたらしいです。まぁ、大工も自分の友達の車なので気になったんでしょうね。なかなか友達思いです。

土曜日は、新聞屋さんのバイクよりは早かったのですけど、深夜まで歓談していたので爆睡。朝は、材木屋の奥さんが使っているHONDAのザッツにHIDの組み込みを行いました。ザッツはスぺースが十分にあるので、ブラケット等、特別な物は一切不要で作業は1時間掛からないで完了。セレナ並みに簡単でした。これで、お昼を頂いてコーヒーをワンケース頂けて申し訳ない感じです。HIDにしたら、ヘッドライト内にあるポジション球と色が違いすぎて違和感があったので、イエローハットでLED球を買って来て交換しましたけど、あまりにも高いのでビックリです。
午後か3台目のエブリー水道屋号が来ました。これで、17台目です、もう強調月間は終っているのですが、水道屋は前から言われていたのと、もう3台目ともなると、簡単に終るので案外気楽に受けました。しかし、落とし穴があるのでチョッとブルーだったのですけど、来た途端に『容量の大きなバルブは付けていません。』との挨拶にビックリ、既に狭山ハウジング組内には情報が回っているみたいです。
オーナーの言葉通りで、車には何も問題が無いし、ブラケットも作成済みなので取り付け時間も2時間弱位で、前の2台より完璧に取り付けました。エブリーの問題点はバッテリーがエンジンルームに無い事だけで、ヘッドライト回りにアースを取れる場所もあるので、配線の加工は電源ラインだけで、室内を通すので内装を剥すのが面倒な位です。HIDの取り付けに関しては、アルバイトも、ヒロシまではまだ行きませんが、かなり頼りになる働きをしますので、これも時間短縮と高品位作業が出来るのだと思います。
ヒロシのシルバラードは4灯式ですが、ハイビームにした時にロービームは消えてしまいます。そこで、ハイビームとロービームの同時点灯をしたいというので、改造を行いましたが、これが迷路に入ってしまいました。ロービームは、オリジナルの車体ハーネス2本をリーレーの駆動コイルに特設繋いでHIDに電源を供給しています。そこで、ハイビームの電源から一本引き出して、ロービームのリレーに入れて同時点灯させれば良いのですけど、これだけだとロービームを点灯したときに電流が逆に流れてハイビームも点灯してしまいます。ここにダイオードを入れて逆流防止しても良いのですけど、ハイビーム点灯時に駆動するリレーを追加してハイビームとロービームと絶縁しました。回路的には間違え様のないものですが、点灯テストをすると同時点灯しません。
色々配線を変えてみたりしましたが同時点灯はしません。そこで、直接、ロービーム用のリレーのコイルに電源を入れたのですが、何故か全くロービームが点灯しません。これって凄く不思議なことで、この次点で迷路に突入。
そこで、もう一度原点に戻って、ロービームのコネクターからテスト。所がココでおかしいことを発見。実は、ロービームのマイナスがグランドに落ちていません。どうもマイナスコントロールだけじゃなくて、何かマイナスもギミックが入っている感じです。そこで、ロービームのコイルのマイナスを別線にして、直接グランドに落としたら、無事点灯するようになりました。最近の車って、ヘッドライトを付けるだけなのになんでこんなに複雑な事をしているんでしょう?実に不思議です。
ガレージに、新しい武器が導入されました。先ずは、先日お亡くなりになったOPTIMA専用充電器の2代目です。初代がお亡くなりになった後、ネットで検索した結果、初代と同じ物が手に入らなくなったので、新型は普通の充電器と同じような四角い取っ手とメーターが付いた物になっていました。
価格的には、初代より安価にはなりましたけど、それでも他の充電器に比べると高価です。他にも、OPTIMAを充電出来ると書いてある充電器はありますが、以前、当方と同じ充電器を使っていたランドマップが購入した2代目がそれでしたが、先日壊れて放置されていたので、やはり『純正かな?』と思ってネットで探したら、リンエイで安売りしていたので、先日『おでん』を頂いた方がH3に乗っていた時からのお友達に、リンエイに勤めている方がいたので、紹介していただいた所、土曜日に配達してくださいました。直ぐに手配して頂いた上に配達までして頂けて、ありがたい話です。因みに、この方のH3はマニュアルです。
もう一つの武器は、チョッと自慢できます。最近、電気配線の作業が多くて、丸型の被覆をカシメ無い端子とか、エンジンルーム内の配線が多いので、ハンダ付けの頻度が高く、半田ごてを暖めるのに時間が掛かりすぎてイライラしています。当方は、余りハンダ付けの頻度低く、勤務先でもハンダ技能検定は受けていません。従って、当方がハンダ付けをした物は販売してはいけません。ですから、会社にはハンダ付けの上手い奴らがゴロゴロいるので、当方は会社でハンダ付けをする事は殆どありません。
しかし、道具オタクの当方は、良いハンダゴテを持っています。温度設定をデジテルで出来きて直ぐに温まる半田ゴテですが、机の上にオブジェ化していたため、勝手に持っていかれて、使われてしまっています。時々、所有権の確認はしていますが、もう返してもらえそうもありません。所が、今回、ガレージに持ってきたハンダゴテは電源を入れてから外気温によると思いますが、数秒で半田作業が出来る代物です。これは、この温度上昇機構を分析計に使おうと思った先輩が研究資料として、数台購入した物で、随分前に、この方が退職した時にダンボールに一箱棄ててありました。会社のゴミ箱に入った物は、会社の物で、回収業者さんのトラックに乗った次点で、会社の所有権はなくなると勝手に解釈して、仲の良い回収業者さんに『一応』お断りして確保していました。
もしかすると、仕事で使うかと思って『良いぞ、これ!』とアピールしたのですけど、この半田コテは温度設定が出来ないし、パワーがありすぎて、チップ化された電子機器には使いづらくて誰も使いませんでした。
そこで、今回、ガレージで使う事にしましたが、当方の利用目的には、この半田コテは優等生です。まず、スイッチを入れて10秒で丸型端子をアッチッチに出来、ギボシなんて一瞬で綺麗に半田が流れてくれます。どうも、構造的には電磁調理器と同じみたいです。欠点は、半田ゴテのほかに電源部があって、これがないと使えません。また、こが重いので移動は不便です。これまで直ぐ温まると、ヒロシの様な素人でも半田付けが上手くなります。そこで、このコテでヒロシに練習させた所、今までのイモハンダが嘘の様に半田がキラキラして綺麗に流れていました。スンゲ〜パワーがあるので、今度はウインチとかバッテリーケーブルの半田付けに挑戦したいと思います。

2009.3.6.    石飛 毅氏

ekワゴンに乗せているiPodが不調になりました。
iPodのminiですから、もう5年使っている事になります。原因は、バッテリーの寿命が来たみたいで、「Appleのバッテリー交換プログラム」に依頼すると、バッテリー交換ではなく、本体ごと入れ替えてしまうみたいなので、折角の刻印サービスを受けているのに、自分の使っていた個体じゃなくなるみたいです。まぁ6800円で完調品が来るのは、とても有難い話ですけど、それは悲しいので、電源に繋ぎっぱなしの状態で聞いていました。
暫くそのままで使っていましたけど、後輩が、第一世代のiPod nanoを持ってきて「バッテリーが20分位しか持たない。」と言うので、一応、バッテリー交換が6800円で出来る事は教えましたが、2GのiPodに6800円と言うのは本体の価値と比較するとあまりお得とは思えないので、以前「バッテリー交換プログラムが異常に高かった時に」自分で交換したと言うWEBサイトを見たことがあったので調べて見たら、案外、普通にiPodのバッテリーが市販されていました。nano用は2600円で、mini用は2100円。YOU-TUBEで分解方法の映像が出ていたので見たら、案外簡単そうでした。映像に出ていた分解工具は、電池には付いていましたので、流れでそのまま購入しました。
その電池が届きましたので、早速交換。まずはiPod miniからやりましたが、上下の白い蓋は両面テープで付いているだけなので、付属の工具を差し込んでアルミを少したわませながら入れ、剥がし方向に徐々にストレスを掛けるとペロッとはがれます。裏蓋のスナップリングみたいな板金をはがし、ホィールのコネクターを剥がします。今度はスイッチ側にある小さなビスを2本外して、下から押し上げると中身がスルスル出てきます。中身の殆どは、マイクロドライブとバッテリーで、バッテリーのコネクターを抜いて、新しいバッテリーと交換すれば、後は元に戻すだけですから、非常に簡単です。強いて言えば、最後に被せる蓋の両面テープを新しいものと交換してあげた方が良いので、古いテープを剥がすのが一番面倒なぐらいです。
これに味をしめて、続いて第一世代のnanoのバッテリー交換に挑戦しましたが、これは結構大変でした。上下2分割のケースはとても制度が良くて、そう簡単に分離できません。付属のヘラは簡単にへこたれちゃいます。そこで、ケースのプラスチックの方をへこます感じでNTカッターの先っぽを差し込んで、徐々に開く方向にストレスを与えると「噛みこみ勘合」部分が外れて分割できます。中を開けるとバッテリーの部分が大半で、miniとは構成が異なります。また、バッテリーもコネクターでは無くハンダで固定されています。
ハンダを溶かして、古いバッテリーを取り除き、新しいバッテリーを取り付けます。この時、3本の線をショートさせない様に注意が必要です。剥がすのは面倒でしたが、組み込みは実に簡単で、パチパチはめ込んで完了。
両方とも何事もなく無事復帰しました。特にminiの方は電池の容量が増えたので、今までよりも長時間再生が可能です。本来は色々な事情から自己責任でバッテリーの交換を行いましたが、バッテリーの破裂事故とかがあるみたいなので、交換しない方が良いと聞いたことがあります。あくまでも自己責任での作業になります。ただ、こうして再生できると、また、愛着が増してしまうのも事実です。
iPodの場合は、内臓バッテリーですけど、電動ヒゲソリとか交換なんて考えたことも無かったのですけど、捨てる前にどんな電池だか見たくなっちゃいますね。ビデオとかの携帯機器の場合は、バッテリーは別売りで、予備品として売っているけど、あれってなんで共通にしないのでしょう?メーカー間の共通は無理だとしても、せめて、メーカー内では共通にして欲しいです。そうすれば、充電器だって何個も持たなくていいし、パナソニックなんて、何でも品ぞろえがあるんだから、ビエラリンク(スゲー便利!)なんてやるより、デジカメからビデオから美容器具まで全部バッテリーリンクすれば良いと思います。容量が違う!って言うけど、その場合は何個か入れれば良いと思います。デジカメは一個だけど、ビデオは2個とか。直列とか並列で使わなくても、内部電圧を測って順番に切り替えて使えばいいし、面倒な人には、3連パックとかも売れば良いと思います。そうすれば充電器も一個で済んで、とても便利だと思います。量産効果もあるし、やがてそれがスタンダードにもなりますよね。
パナソニックは、販売力に物を言わせて、VHSとか色々他社技術を偉そうに選定しているけど、たまには家電業界を引っ張る規格を作れって言いたいです。でも、何気なく家の中を見ると、力を入れないでなんでも良いと思って買った物の殆どがパナソニックなのを考えると、パナソニックってそんな所が会社の方針なのかな?パナソニーッツクリとかマネシタ電気って言われても、実を取る会社堅実な会社ですよね。

日頃から、キョロキョロして落ち着かない性格の当方ですが、昨晩、当方ではなくても誰でもわかる事故に遭遇しました。実際は、家の前ですから遭遇とは言えないかも。自宅まで最後の角を曲がったら、道路上に倒れた自転車を発見。当方の自宅は駅から3分ぐらいの所で、駅まで乗って来た放置自転車が何時もゴロゴロしていますので、日常的な事なので、車から降りて自転車をどかそうとしたら、横に人が倒れているのを発見。一応「大丈夫ですか?」と声を掛けたら、頭を持ち上げて反応をしましたので、倒れていると言うより「寝ている」に変更。
東京ですけど、雪は降っていなくても冬の路上で寝込んだら、凍死まではいかなくても体には悪いので、警察に連絡。自宅ですから場所の説明は完璧で、ちゃんと通報にはさほど時間が掛かりませんでしたが、その短い時間に寝ていた人がムックリ起きだしてフラフラ歩き出し、写真の右側にあるフエンスに激突!。そしてスローモーションの様に受け身なしで仰向けに転倒。完全に頭から落ちました。後頭部をアスファルトに激打。当方は電話越しに、うわー、とかギャーとか言っているのを電話の方はなんと思ったでしょう。電話を切ったあと、再びムックリと起き上がったと思ったら絵に書いたような千鳥足で、フラフラと歩き出しましたけど、2-3歩で今度はうつ伏せに転倒。まるで、たけし軍団が卒倒するような感じで当然アスファルトに顔面を強打。そのまま倒れたままなのですが、頭の辺りから血が。。。。
実は、当方、血を見るとだめなんです。そこで、今度は119番に電話、場所の説明と状況を説明している間に、血だらけの顔を当方に向けながらゾンビの様に向かって来たので「ぎゃ〜ぁぁぁぁああ!」と思わず言ってしまいました。。。電話がつながったまま「血が出ているんだから寝てた方が良いよ!」と、その人の持ち物らしい鞄を枕にするように足で頭の当たりに押し込みました。手を使わなかったのは、電話を持っていたからで、決して気持ち悪いからではありません。しかし、彼は、また起き上がろうとしましたけど、顔の半分は血だらけなので「抑えないと出血多量で死んじゃうよ!そんなんで死んだら勿体ないだろ!」と言ったら、本人も手に着いた血に気が付いたのか、鞄からタオルを出して顔を抑え始めました。
この様子を聞いていた119番のオペレーターはさすがで、血液には触るな、とか色々指示をしてくれました。
異変に気が付いた愚息が来たので、救急車が来た時に誘導するように大通りで待機させて、当方は様子を観察。かなり痛いらしくてビクともしないので、ちょんちょんと突いて見たら少し動いたので、一安心。ところが、赤色灯が見えたのですけど、なんか音が変?確か救急車って「ピーポ ピーポ!」なのに、サイレン。通りに出たら、来たのは消防車!?あれ??????「ラーメン」を頼んだつりなのに「チャーハン」が来たら驚きますよね。出た処は同じで何時も仲良く消防署に並んでいるけど、それって違うよね!間違いだとしたら初歩的すぎるので、一応乗っている人に「あの〜俺、きゅうきゅうしゃ呼んだつもりなんですけど」と聞いたら。
「良いんです、これで!石飛さんですよね、直ぐに救急車は来ます」との返答。最近は2台で来るのかな?道路の血を流すのに消防車は大げさだろ〜。と、思いながらも、大きな救急箱を担いでいるので決して通りがかりじゃ無く、最初からここに来る目的だったと判断できたので、そのまま案内をして、処置を開始。ここまでくればもう安心です。大方の処置が終わったころにノコノコ警察が来て、事情を聞いていますけど、消防の迅速な作業に比べて、ノーンびり。当方が話そうとしても、あまり聞く耳をもたず、どちらかと言うと邪魔扱い。そうなると、もうどうでも良いので車が移動できる状態になるまで待っていたのですけど、当方の話を聞かないので、この人は自転車に乗って転倒してけがをしたことになっちゃいました。写真で分かると思いますけど、最初倒れていた所と、処置をしている場所は違いますよね。これでだけでも充分状況は分かると思います。
オイラは、様子をデジカメで撮って、周りの野次馬に見せていたんですけど、それが解ってても見ようとしません。デジカメで撮った時点の様子、消防が来る前の様子も知らないくせに、警察官は事実を知ろうとしない????ビックリですね。まぁ、この手の被害者のいない自爆事故ですから、時間は掛けられないのも分かるけど、掃除しておくようにバケツに水を入れて家に入りました。
晩御飯も食べ終わり、様子を見ると警察官が増えていました。事故の実況見分をしていました。それも、事実とは違う空想物語を6人で。。。こうやって色々な事件がねじ曲がるんだろうなぁ〜。。。良い勉強になりました。

2009.3.3.    石飛 毅氏

日曜日は、朝一番から材木屋のH2にHIDを組み込み始めました。
もう3台目ですから、楽勝です。汎用品とは異なり、バラスト等の取り付けや電源アースラインの取り出し口を考えないで済むと言うのは、実に効率が良いです。先ず、キットのプレートにバラストとH/L切換のユニットを貼り付け、バルブの入れ替えを行います。中国製やレイブリック等の場合、このH/L切換ユニットは左右を一つのユニットでコントロールします。88のキットは左右別々にコントロールします。また、中国製はプラスコントロール専用で、レイブリックの場合は、車体側の測定を行いリレーコントロール配線を差し替えが必要ですが、88ハウスのコントローラーはプラスコントロール、マイナスコントロールのどんな車体にもプラグインンで取り付けが出来る所にメリットがあります。車両入れ替えや何かのトラブルが起きた緊急時に、片側だけバーナーを抜いて元のハロゲン電球を差し込むだけで復帰できます。
作業中、ヤマト運輸がタイヤを4本運んできました。オークションで入札を行い、ドンドン競りあがって上限を決めていたようですけど、酔っ払った勢いで落札してしまった様です。当方は、この手の大径ホィールは良く解らないのですが、ホィールがドンドン大きくなてゴムの部分が少ないのが流行らしいのですが、幾らなんでも、このセットのゴムは少なすぎる様な気がしますす。一応、本人も反省しているらしく、タイヤの交換は時間の問題の様な気がします。
日暮れ前に、88ハウスから大工が帰って来たので、ガレージ内のH2と大工のスズキエブリーと入れ替え。ボディサイズが大きくなってからのワンボックスは、フロントに小さなボンネットがありますので、案外スペースがありますけど、平らな部分が少なくて、早い次点から取り付け金具を作成しました。バッテリーが助手席の下にあるため、ハイロー切換の信号は助手席側のヘッドライトと接続しますので、熱で溶けた運転席側のヘッドライトカプラーは使用しません。従って、今後、解けたカプラーから開放されます。
今回は、一連の狭山ハウジング組みの作業だったため、土曜日のステーキ弁当(から揚げ付き)と、日曜日昼のCOCO壱カレー、晩御飯ピザーラ等を黙って準備してくれますので、何時もの様に空腹との戦いは無く、幸せに作業が出来ます。ただ、量が多いのには参ります。ついつい良くしてくれるので、あと3台、狭山ハウジング系の車にHIDを取り付けるのを受けてしましました。結局、HID取り付け強調月刊は2月の第2週から始まりましたので、3月の8日までとして数えると、総取付台数は15台という事になります。

先日、スカイオートで入手したLEDの電流を調べました。やはり消費電流は小さいですね。時間が無かったので、メインの室内灯は交換できませんでしたが、頭の上にあるライトだけ交換してみました。このライトはさほど明るくないのですが、位置的に便利なので、当方はコストコで購入した電池式のLEDライトを貼り付けています。ライトの交換は非常に簡単で、撮影のために本体を丸々外していますけど、外す必要はありません。ただ、強引に外すと中の爪が折れてしまいますので、当方の外し方を紹介します。
必要なのは小さ目のドライバーだけ。透明の部分の長手方向に四角い透明の部分がある方にマイナスドライバーを差し込んで、テコの原理で透明部分を撤去します。この時、あまり奥まで差し込まないで1mm位の所まで差し込んだ方が簡単に外れます。こちら側のツメの方が反対より丈夫なので、ツメを折る可能性が低いです。この透明な部分が折れてしまうと、良好な回転が出来ず不快な気分になりますので、クレグレモ注意が必要です。透明なカバーを外すと解るのですが、こちらの方はスイッチになっています。ですから、装着の際は、本体に接点がある方にこちら側を差し込みます。
LEDは極性がありますので、向きが反対だと点灯しません。LEDの表面では判断できませんが、裏面の黒い抵抗が並んでいる方を先ほどのスイッチの接点がある方にして、LEDを差し込んでください。
透明のカバーを装てんする時は、先ほどの透明の四角い方を先に差し込んでから、反対側を押し込むとレンズが中に落ちません。このスイッチはローラーが接点になって、ベース部分と接点の間にローラーが入ると導通して、ライトが付くようになっています。通常、プレートがローラーを押していますが、このプレートのバネとしての力が落ちると、走行中にライトがチラチラ点いたり、レンズに触れただけでカタカタレンズが揺れたり、軽く触れただけでスイッチが入ってしまう場合には、真ん中のカブトムシの角(当然、オスカブトです。)見たいな金具を起こしてバネ力を強化してください。この調整でレンズも動かず、スイッチのクリック感が増します。
さて、LEDに交換した状況ですが、これは、お勧めです。まず、頭の近くにあるので元々便利なライトですが、光量がアップした分、頼りになります。目線からの照射なので、影になる部分も少なく、地図を見たり(ナビのお陰で地図自体が車載されていません。)するマップランプとして、もう室内灯を点ける必要はありません。LEDは、寿命も長いし今回の様に光量がアップしても白熱球とは比較にならない程熱が出ません。因みに、オリジナルの白熱球は点灯時には熱くて触れないのは、ご家庭の電球で体験済みだと思います。従って、電球に変わってヒヨコを育てる事は不可能です。寿命も長ので、交換の手間が省けます。ただ問題なのは価格ですね。今回購入した価格は1600円ですから、電球の5倍ですね。
ドアを開ける度に点灯する室内灯と異なり、ココの電球が切れたと言う話は殆ど聞いた事が無いので、LED化は自己満足だけ?と言われたらそれまでですけど、使えないから使わないのであって、ココまで光量が上がると使えますよ!そんな訳で頭の上に付けたコストコLED灯は、切り捨てるようと思ったのですが、これは取り外し自由なので、備え付け懐中電灯として存命させました。
一般的に、LEDにすると消費電力が下がるのは事実ですが、LEDにすることで光量もアップさせますので、言われているほど消費量が少ないとは限りません。今回、ekワゴンの場合、オリジナルの電球の消費電流は0.6Aでしたが、交換したLEDは0.4Aでした。とても地図なんて見えない暗さから読める明るさに変わったので文句は言えません。ただ、電流測定中に触れないぐらいアッチッチになる電球よりは遥かに効率が良いので、どちらかと言うと、発熱によるレンズの劣化とか、配線保護と言うのをLED化のメリットに入れてあげても良いかと思います。また、売る側も家庭用と異なり、商品説明が雑で、滅多に消費電流の表示はありません。LEDの場合、電球と異なり消費電流と明るさが比例しませんので、明るさの判断基準にはなりませんが、それでも商品情報として記載するべきでしょう。因みに、スカイオートで買ったLEDの消費電流は全て測定しましたけど、忘れちゃいました。一応、ホワイトボードに書いてあるので、後日お知らせします。

2009.3.2.    石飛 毅氏

HID強化月刊は無事終りそうですが、中国製のHIDが欠品になってしまいましたので、2月中に頼まれた残り3台は積み残しになってしまいました。万が一品物があっても時間的にはイッパイでした。
今週は、金曜日にやる気満々でガレージに行きましたが、HIDを取り付ける車が一台も無かったので、とりあえず、TOMONO-GOの55Wコンバージョンの続きです。片側で既に取り付けの段取りが解っているので、反対側は簡単に作業が続ける事が出来ます。そうなってくると、最初の時に気が付かなかった事が出てきます。HELLAのライトは、キッチリ作ってあるのですが、使用しているネジが鉄製なので腐食が始まっています。普段はストーンガードが付いているので気が付かないのですが、ストーンガードを外すと頂けない状態です。このネジは、メトリックサイズ(M4)なので、在庫のステンレス製と交換。ライトの後ろにある赤いカバーも直射日光が当たる上の部分が赤からピンクに変色していました。この部分の塗装はチョッと見た目、重視部分なので、勝手に塗るわけには行かないので、そのままにしておきました。塗るとしたら、ちゃんと塗装屋さんに頼んだ方が良いと思います。あと、配線を2本止めてコルゲートチューブを被せるだけの状態まで来た所で、2□(スクエアー)に使うギボシ端子用の絶縁チューブが無いので、ココで中断。
小林さんのHUMMERのバックミラーは高年式なので、最初からミッキーマウスミラーです。このミラーは、横長で大きく見えるのですが、実際に計ってみると内側からミラー部分があるので大きく出っ張っているように見えますが、縦型とはほぼ同じです。サイドウインドウから測定したのですが、大方の予想では5cmぐらいは全幅が広がっているだろうと予想していたので、以外でした。しかし、小林さんのミラーは、車体と同色にペイントされているので、大きさ以上に大きくはみ出ているように見えちゃいます。
オーナーは気になっていた部分だったのですが、縦型のミラーは生産中止になって入手難なのを知っていたので、諦めていました。当方としてもせめてペイントを元に戻した方が良いかなぁ〜?とは思っていましたが、何度も見ているうちに慣れてしまいましたので、あまり気にならなくなっていました。所が、先日某ショップの社長が『このミラー????ですよね!』と自社のデモ車には醜いシャモジを付けている癖に、他人のミラーをとやかく言う資格なんて無いのに言われちゃって、ムッときていました。しかし、確かに当方もペイントされたミラーは気になっていたので、この際、オーナーに『縦型にしない?』と聞いた所『もう無いんですよね??』と聞かれて、先ずは、友野サンに相談した所、助手席側の新品と運転席側の中古があるとの返答。価格的にも特にプレミアムが付いているわけではありませんが、壊れている訳ではない身には、即答できる価格ではありません。
当方も予備を持っていますが、これは悪いんですけど当方用として地道に集めたものですから。。。そこで、以前、縦型と横型をトレードした事があったので、ミッキー型を好む関西方面なら、トレードしてくれる人が要るかも?と思い、試しに一番派手系の吉岡さんに連絡。。。しかし、吉岡さんからの回答は『僕のはミッキー型ですよ』との回答。遅かったか!と思ったのですけど、アニバーサリーは最初からミッキー型だったのをスッカリ忘れてしまっていました。次に藤本さんに連絡すると『僕は縦型が好きです。』とあっさり断られましたが、片岡さんが欲しがっていたとの有力情報を頂けました。
早速、片岡さんに連絡して『程度抜群ですが、白くペイントしてある事』を告げると、即断で交渉成立しました。そこで、当方の在庫を出して調べた所、多少塗装の傷んでいる部分があったので、分解して塗装をしました。冬で夜間でから塗装は乾きが遅いのですが、石油ストーブで被塗装物とスプレー缶を暖めて塗装すると、艶も良く乾燥も短時間で済みます。乾燥が思いの他、速いので、防食性の向上目的で何度か塗装していたら、新聞屋タイムになってしまいました。
朝9時に小林さんが『カレーパン』と一緒に到着。体が起きるまで朝ごはんを食べながら歓談。ミッキー型のミラーは、電動の他にヒーターも備わっています。従って、配線は5本になります。対する縦型は、電動だけなので配線は3本。配線を行うためにドアの内張りを剥すと、ミラー周りの配線は、バラバラでクリップに止まっています。一応、片岡さんが絶望的にならない様に、ミッキー用のカプラーは生かしで配線をカットしました。ミラーの配線は割と簡単で、同じ色同士を接続すれば問題無く動作しました。しかし、運転席側は、ミラーと車体側の配線色が合っていません。そこで、大体似ている色同士で配線したら、レバーの動作とミラーの動きがシンクロしません。そこで、青と緑(だったと思います。)を入れ替えたら無事動作しました。いずれにしても、最大6通りですから数分で配線は捜せます。従って、片岡さんのミラーが当方の予備となりますので、片岡さんもゆっくり塗装ができるはずです。
ミラー交換を始める頃、ナビの交換作業に来ました。車両はイプサムです。この後輩は、友野サンのLEDウインカーを修理した奴です。新車で購入後、ステレオはセルフで、ナビはカーショップで、ETCはディラーで取り付けたそうです。電気的な事にはメッポウ強くても、なかなか車を触る場所が無いので、ショップ等に依頼するのは一般的な方と同じです。それでも、ギボシ端子とか簡単なことは自分で出来る工具とパーツは持っていたので、少しやる気は感じます。内装の撤去とか一部手伝いながら、ショップの配線を見ましたけど、噂通りの処理でした。加藤電機がDENSOの絡みで土日にナビの取り付けに行くけど安くて。。とは聞いていたのですが、安かろう悪かろうだとは思っていませんでした。
日曜日に加藤電機が来た時(何か失敗をするとガレージに来てご機嫌を伺いに来ます。)に聞いたら一台辺りの単価も安いですけど、一日10台付けなくてはならないそうです。ですから、当方が後輩の配線事例を話した所、『動けば良いから配線のカットとかなんてやらないよ。』要するに付いていれば良いそうです。そうじゃなくちゃ一日10台も出来ねー。。。だから、最近は余程じゃない限りお断りしているそうです。因みに、HIDの取り付けは?と聞くと、言葉を濁していました。要するに点いていれば良いそうです。そんなこと言ってる加藤さんも、社内の従業員のナビの取り付けを見て『懲りすぎて赤字なんだよ。』と、当方に嘆くことがしばしばあります。加藤さんも、技術者としてと経営者として両方の立場がわかるので、苦しみながら仕事をしているんですね。
後輩の一連の取り付けは、全て、泥棒ジョイントを使用しているため、配線は迷路状態です。ユニット別の配線も、くもの巣状態。せめて何の配線かぐらいは解るように、分類させました。動かない部分の端子はハンダ上げをし、稼働する可能性のある部分は、圧着テープ巻き(ハンダをキチンと流すと芯線にしみこんで硬い部分と柔らかい部分の結合部分から折れるので、やみくもにハンダ上げするのはダメだ。』と、電子楽器メーカーの開発をしてロバー好きな知人が言ってました。今でも、この手の作業をするとき天国から見られていると思うので、ちゃんと守っています。だから、当方は一生彼の事は忘れません。)を行い、少なくとも接触不良は起こさないように作業しました。
ナビの作業中に、狭山ハウジング組みのクロス屋がハイエースで登場。旧型のハイエースですから、あまりヘッドライト周りには余裕が無さそう。一応、チャイナタイプはH/L切換でもバルブの駆動部を入れても、ハロゲンのコネクターとほぼ同じ長さなので、ライト部位分には問題はありませんが、バラストを取り付ける部分が心配なので、バラストを片手に車内を探って、どうにか取り付きそうな部分があったので、そのまま作業開始。イプサムは段々慣れて来た後輩にまかせて、時々呼ばれたときにお手伝いする事にしましたけど、結構間抜けな後輩は呼ばないけど動作が止まっている時に声を掛けると、大抵何かの『ドツボ』に嵌ってました。
ハイエースの方は、クロス屋は案外器用なのと、自分で車を弄っているので、作業補助としては役立ちましたので、案外、順調に取り付き、ナビの作業に戻ると狭山ハウジングがHID第二弾のトラックをガレージの駐車場に持ち込み、イプサムの作業にプレッシャーを掛けてきます。新人アルバイトが、明日行うH2のHIDの下準備に来てくれたので、取り付け板の追加工をやってもらました。思った以上に時間が掛かったナビの交換が終った後、『キャンターガッツWキャブ』を入庫。とりあえず、ライト周りを調査しましたが、ライトの外し方が解らない。。最近のトラックはまるで乗用車の様にボルトが見えません。大体、トラックなんて大型の免許は持っていますけど、最近、全く触ったことなんてありません。悩んでいると、HIDのお金を払いに来たクロス屋をゲットしてお手伝いさせました。
案外ハイエースと繋がる部分もあり、どうにかヘッドライトを外す事が出来ましたが、思うように作業が出来ないので、段々イライラして当方のイライラが絶頂になった頃、クロス屋はスーット逃げて行きました。彼は賢明です。
しかし、段々、バラストの位置が決まり、配線のレイアウトが決まったときには、このトラックにも馴染んできて、先が見えて落ち着いた頃に、ソーッとクロス屋が様子を伺いに来て『どうですか?』との問いかけに『慣れてきたよ。』の返事を返すと、拍子抜けした顔で『狭山ハウジングに石飛さん荒れているよ。』って言ったら『晩飯、晩飯!』と言いながら慌ててましたよ。と、当方がイライラしていないのが困った様子。そして、『切換が早いですね〜』と感心しだしたのが妙にツボに嵌って咳き込んでしまいました。チョッとすると、大工を従えて狭山ハウジングが登場。彼が悪いのではないのに、これまた恐縮しているのがとても愉快です。
キャンターガッツは大変そうだった電源も、エンジンルームを上手く通せたので、配線の延長で無事完了。ライトを組み上げてテストをすると、片側のヘッドライト内にあるポジション球が点きません。どうやら球切れの様子。いきなり作業を始めたので、そんな事は確認なんてしていません。構造を見ると、片側はライトを外さなくてもタマ交換が出来そうですが、反対側はまたライトを外さなくてはなりません。球も無いし、同じ事を繰り返す気力も無くなったので、これは明日に繰り回しにしました。
大工は、キャンターが終るころ、仕事で使っているスズキキャリーターボにHIDが付くか『見て欲しい。』的な事を言うので、キャンターと入れ替えて入庫。軽自動車なんですが、一応、ボンネットが付いているので案外楽な感じがしたので、バラストに関してはOKを出しました。次に、バルブの種類の確認をするためにヘッドライトを外してもらったら、大問題を発見。ヘッドライトのコネクターが解けてボロボロになっていました。ヘッドライトのコネクターの中は、ファストン端子なので、ショートが起きることはないのですが、一部配線も解けていましたので、大電流が流れたと言うか流れている可能性があります。
そこで、『なんか変なバルブを付けていない?』と聞いてみたら、待ってましたとばかりにニコニコ顔で『極太バルブ!が付いています!』と即答!『それがダメなんだ』と言うと、不満そうに『何でですか?これ高いんですよ〜』と納得していない顔をしているので、その『極太』とやらを抜いてみると、確かに今まで見た事が無いぐらい『ぶっとい』バルブが付いていたので、思わず笑っちゃったら、大工が得意そうに『凄いでしょ!明るいんですよ〜』と言うので、バルブの定格を見ると御法度の”ハイワッテージバルブ”でした。当方の心情としては『太さは関係ない!』と、声を大にして言いたいのですが、ヒガンでいると思われるのも嫌なので、あまりその辺は深く追求しませんでしたが、狭山ハウジングは大きなお腹を抱えて大爆笑!
最近の車は、コストダウンで配線がギリギリですから、ハイワッテージを入れると、この手のトラブルは覚悟しなくてはなりません。一応、大工にはこの手のバルブを使うには『リレー』を入れて配線を強化しなくてはならない事を説明したら、これまた即答で『バルブと一緒に売ってました!』『ジャーなんで買わねーんだよ!』『スイマセン高かったんです。』と解り易い回答。このままでは、危険なので、『極太』の変わりに標準のバルブを入れてヘッドライトを元に戻しました。
実は、この次点であともう一個HIDのセットはあったので、交換作業を始めて良かったのですが、キャンターのヘッドライトは防滴構造になってて、簡単に配線を引き出す事が出来ませんでした。そこで、出来るだけ小さな穴を開けて、配線をコネクターから抜いてランプケースを通そうと思い、コネクターからピンを抜く時に失敗して配線を切ってしまいました。その次点で88ハウスに電話した所『修理可能』の回答を頂いていたので、後日、持ち込む積りでしたが、『明日、大工がそれを88に持って行くならば、明日取り付けても良い。』と言うと、犬ッコロの様に喜んでいました。
スンゲ〜長い一日だったので、死んだように寝ました。。。

 2009年2月