2009年5月  HUMMER ESSAY 2009年6月      

2009.6.29.    石飛 毅氏

関西ミーティングに行ってきました。
天候に恵まれて、とても良いミーティングが開催されて、とても喜ばしい事です。麻生さんから報告があると思いますので、とりあえず詳細はそれにお任せします。
先々週、DURAMAXのコンバージョンがあり、その後、会社の方でも色々ありまして精神的にも肉体的にもかなり疲労がたまっていた模様で、先々週の中頃から風邪を引いてしまい、自己治癒を目指していたのですけど、遂に起きれないぐらいヘタってしまいました。そもそも木曜日の午後から調子が悪く、それまでは、咳、クシャミ、鼻水少々だったのですけど、熱を出してしまい、体も痛くてとても関西ミーティング所ではない状態でした。半分諦めかけていたところ、吉岡さんから『葛根湯をお湯で溶かして飲め。』と指示があったので、その通りにした所、分単位でグングン良くなり、風邪は何処かに逝ってしまいました。
そうなると、長距離を走るし、まだ完成とは言いがたい部分があるので、勤務終了後、ガレージにすっ飛んで行って作業を行う事にしました。ところがガレージに着くと狭山ハウジングが大量の『ホタテ』を入手してBBQをやっていたので、飛び入り参加。美味しいお肉もあって、晩御飯はそれで済ませました。本当はもっと参加していたかったのですけど、翌日の事を考えてホタテに後ろ髪を惹かれる思いでしたが、作業を開始。
とりあえず、エンジン関係のハーネスの取り纏めと、エンジン以外の装備品の配線が仮配線だったので、これの処理。そもそも、エンジン関係の配線は綺麗だったのですが、作業中ダンさんがタグを外して一本何の配線か解らなくなってしまい、折角綺麗だったのに、バリバリ剥いてしまったため、酷い事になっていました。とりあえず繋がっているので、トリミングは後でゆっくり出来るので、コンバージョンの時はそのままにしておきました。元のエンジンのハーネスが通っていたバルクヘッドも、とりあえずダクトテープで塞いで置いただけだったので、エンジンの熱気と音が室内に入り込むのでこれもアルミ板で塞いで接着。今は接着剤のままのためにダクトテープで貼っています。
バッテリーのターミナルのボルトが舐めてあったので、これも交換。ボンネットと一部干渉する部分があったのですが、気にするほどではありませんが、ボンネット裏のリム部分だったので、これも削って処理。今の所、干渉している所はありません。ココまで作業したら、空が明るくなったので、ウインカーとワイパーが仲良くなってしまった修理は、パス。これでとりあえず琵琶湖往復は出来るでしょう!
と思って、翌朝起きると!ショック!燃料タンクがお漏らし。辿ってみると定番の給油口のゴムホース。もう14年間使っていますから広がっているし、ホースバンドの形も押し付けられています。この状態で関西まで行くのはダメと判断して、再組付けを行いました。
給油口はそのままで、どうにかゴムを刺し直そとしましたけど、2.5インチアップにはどうしてもボディマウントの一部が給油パイプに当たるので、結局、ボディをカットしました。これでどうにかゴムホースは収まりましたが、今度はホースバンドが中々上手く締めこめません。タイヤを外せば簡単なんですけど、どうも横着な性格が邪魔をして、そのうち意地になってしまいましたが、結局、友野サンの手を借りで締めこむ事にしました。所が、いつも迷惑なぐらい早く来る友野サンが一向に来ません。
今年も、藤本さんの奥さんの親友ちゃん(トリガーソウル)を乗せていくため、鼻の下を伸ばして『お昼頃行きま〜す。』と言ったものの、友野サンが来たのは1時ごろ。その頃、桧谷さんと連絡が取れて、彼の話では『高速メッチャますぜ〜』の情報を得て、余り早く行っても、渋滞に巻き込まれるのは嫌なので、慌てないでジックリ作業に取り掛かりました。トリガーソウルちゃんをピックアップして、そのまま、入間博物館に立ち寄りました。実は、毎年夏に行われている『Jeepの機能美展』は、博物館の日程が合わずに、今年は先週末開催されました。以前は、夏休み中の開催でしたので、微力ながらお手伝いしたのですけど、今年は平日に搬入と搬出なので、今回は見学者として参加して来ました。
当方達が到着した時には駐車場がイッパイで、短時間なので、枠外に駐車。数分違いで、ヒロシ君も到着。駐車場にお見えの方々は、ドチラモ顔見知りで、この時だけお逢いする方も沢山いますけど、見慣れているのは、もう16回(16年)も開催しているからだと、パンフレットを見て感じました。これだけの事を4WDブームに関係ない分野とはいえ、凄い事だと思います。
沢山の顔見知りの方と、ももっとお話がしたかったのですけど、先の予定があるので後ろ髪を引かれる思い(後ろ髪に反応しちゃうのは当方のサガなんでしょうか?)で、琵琶湖に向けて出発。友野サンは、前回のバックファイヤーでトラウマになっているためか、速度は控えめなので、制限速度を超える事なく走行。お陰で疲れもなく燃費も良好の筈でしたが、どうも当方の腰に違和感を感じて嫌な予感。燃費の方は、半分高速、半分前回一般路走行で5.5km/Lを記録。これってマァマァだと思います。ついでに、この後の諏訪湖→琵琶湖→栗東ICまでは6.7km/L。栗東→浜名湖で7.1km/Lを記録!NA時代に数回7km/L台を記録した事があますが、これは買ったばかりでアクセルを踏めなかった時で、それ以来久々の好燃費です。ただ、今回は何も気にしないで『踏んで』の燃費です。コンバージョン価格から見たら、燃費で元なんて取れませんが、ココまで好いと嬉しいです。あと、現在、フロントのプロペラシャフトが装着されていない2WD状態なのも燃費の良さに貢献しています。
さて、高速道路のインプレッションですが、室内に入って来るエンジンノイズが少ないのと、エンジン回転が低いので(100km/L@約1900rpm)運転が楽です。また、一番パワーが出るのは2000回転を超えたところなので、その状態でアクセルを踏むと、とても気持ちの良い加速をしそうです。後輪駆動なので、多少直進性が落ちますけど、ハーフシャフトもデフも付いていますので、余りフワフワした感じにはありません。音だけを聞いたら松原さんのALPAHより凄そうな感じはしますけど、音と実力は比例していません。ただ、ALPAHみたいに、ゼロヨンに出たくなる様な加速とかはしませんけど、6.5ターボの様に引っ張ってパワーを出し来るという感じはありません。また、帰路、桧谷さんと一緒に帰りましたが、桧谷さんと同じペースで走ると桧谷さんのHUMMERは水温がかなり上がるみたいですけど、DURAMAXの水温は殆ど上がりません。同じ速度でも回転数が低いので差が出るのだと思います。キット、エアコンのコンプレッサーとかの回転部分の摩耗は少ないかも?
と、HUMMERの方は完成という状態ではないにしても、絶好調です。今回は、まだ扱いにコツがいりますので試乗提供は出来ませんでしたが、完成した際にはコンバージョンにリーチをしている方々には試乗して頂こうと思っています。それ以外の方は、大事なHUMMERなので、同乗以外はダメ!
と、HUMMERの方は満足出来る状態ですけど、腰のほうはドンドン悪くなってきました。まず、諏訪湖では違和感がある程度でしたが、栗東に到着した次点で、車から降りれませんでした。どうにか降りて暫く立っていると何事もなかったように動く事が出来きる状態でした。翌朝、ヤンマーマリーナに着いたときも同じような状態でしたが、座った状態から立ち上がって歩ける状態になるまで時間が掛かる様になり、吉岡さんにシップを貼ってもらい、飲み薬を頂いてミーティング中はどうにか普通に歩行していましたが、帰路についてから段々酷くなって、途中、休憩地点でHUMMERから降りるのが一苦労でした。御殿場でスカイオート、友野サン、桧谷さんの4人で解散式を行いましたが、ここまではどうにかなっていましたけど、遂に自宅に帰ってから、まともに歩けなくなってしまいました。明日、一番で行き付けの整骨院に行って来ます。

麻生さんからのレポートです。

第3回関西ミーティングレポート by 麻生

2007年6月の第1回関西ミーティングは、琵琶湖畔の長浜にある小さな一般駐車場にH1が17台、H2が6台、その他4台と、関東組が新幹線で参加し、総勢27台+40名の立派なミーティングになりました。
第2回目は、同じく琵琶湖のヤンマーマリーナさんの施設をお借りしてH1が15台、H2が1台、その他1台の総勢30名の方が集まりました。

梅雨の中、休みも終わり、いよいよ雨に祟られるかと思いきや、天気予報も見事に外れてピーーーカンの大快晴状態。今回のミーティングの幹事である麻生、片岡さん、藤本さんは、昨年、石飛さんやスカイオートを現地の駐車場で待たせた教訓から、am7:30頃に現地入り。途中で待ち合わせをしたのですが、片岡さんが乗ってきたのは白の厳ついタンドラ。これにパイロンやジュース一式を積み込んで登場。HUMMERに積めないので、わざわざタンドラを出してくれました。荷台からはみ出るカラーコーンやチャリンコが妙にかっこよく、アメリカの工事業者さんのようでした。
ヤンマーマリーナさんに到着後、お借りした駐車場の2/3をミーティング用に縄張りし、テントの設営、ノベルティグッズやジュースの販売準備をテキパキと進めること約1時間。準備が整ったところで、石川の上口さんが到着。スカイオートの村上さんがエマージェンシー用に積車で登場。
今回、関東組の石飛さんや村上さん、友野さんは、名神の多賀SAでキチンと睡眠をとって登場されました。続々と登場するH1の中、「シューーーーー、シューーーーー」というスゲー音を発しながら近づいてくる車が!木陰から姿を現したのは、先週完成したばかりの「石飛DURAMAXコンバージョン」。松原さんのALPHAとは一味違った音で、ディーゼルエンジンとは思えない音です。今年の石飛さんは、ちゃんと睡眠をとってきてくれたので、到着するなり元気いっぱい「おはよぉーーー トイレどこぉ? う○こ 行ってくるっ!」と心身共に快調なご様子に、我々も一安心。4月に那須に向かう途中、東北道で爆発事件を起こした友野572号もカッコイイ音を響かせてご登場。ヒロシくんはデュラマックスのトラックで快調に到着して、今回は今までにないノンビリモード。
そのあとにはパトカーが。。。。誰か事件でも?と思いきや、関西のグルメアメ車アニキのTAKAオートさんがアメリカンポリスカーで登場。カプリスで普通に来ると思っていたのでビックリ。その後ろにはダブルキャブ+ロングベットのデューリーとベタベタローダウンのサバーバンが。TAKAさんのお友達です。
次は、黄色の派手なH2が到着。これはトビさん号などでおなじみのオートラウンジさんの石原社長号。厳つさは私を凌ぎます。しかし、とってもイイ人ですよ。グレーのALFAがご到着!松原さんの登場です。今回は、前日から京都入りしてご家族で観光されたそうです。一成さんも、前日から京都にお泊りだったようで、次回から遠方組の方は京都に一泊して観光した後にミーティングに来る、松原さん&一成さん方式が正解ですね。そういえば片岡、嫁がいないと思ったら、何と!H1で登場!片岡さんも、とうとう嫁にH1を譲ったのかと思いました。しかし、片岡嫁もキャサリンに次ぎ、なかなかH1の運転席が似合うなぁと思うのは私だけ?
だんだんミーティングらしくなってきましたが、H1が20台、H2が2台、H3が1台揃ったあたりで、駐車場がいっぱい状態になってきました。片岡さんと状況を確認しながら、微妙に車を移動させてもらいながら場所を確保してる尻から、まだまだH1がやってきます。到着するメンバーさんへの挨拶&話のお相手をしながら、交通整理とバタバタ状態で、誰と何を話したのかよく覚えてない状態です。結局、予定通りの台数が昼前に揃い、昼食のビュッフェタイムになり、皆さんを会場へご案内するつもりが、まだH1が到着してくる始末。参加を聞いていない方も何台か来られた上に、姫路のハンビーが到着され、石飛さんとの面会をご希望になり、あーだこーだと話をしているうちに、メンバーの皆さんは昼食の会場へ。片岡さんや藤本さんが段取り良く準備をしてくれたので、そのまま昼食開始と思いきや、私に「乾杯の音頭と挨拶してください。」との電話が。。。
会場に入りきれなかったスカイオートと錦さん、桧谷さんにテントの留守番をお願いして、会場へ。会場は、テラスも含め満席状態。那須のミーティングでの昼食は勝手に始まって勝手に終わるフリースタイルなので良いのですが、関西ミーティングは場所の都合上、みんなで一斉に食事を行うスタイルのため、確かに幹事として何か一言言わなければ。。。となるのは当然の流れ。しかし、バタバタ&暑さで頭が回らないなが、とりあえず集まってくれた皆さんへのお礼と、乾杯の挨拶をさせていただき、昼食会スタート!
エアコンの効いた室内と、琵琶湖を見渡せるテラス組に分かれて食事を堪能してもらえたと思います。思えますというのも、食事が始まったと思ったら、またまた来客が到着。お迎えに行き、受付を済ませ、会場を案内し、おしゃべりしてたら、あっと言うまにランチタイム終了。藤本さんの奥さんの計らいで、私の食事を取り置きしておいてくれたので、美味しいランチにありつけました。今回のミーティングも、あちらこちらで、みなさんモディファイの話、修理の話、パーツの話などなど、炎天下の中、楽しそうに歓談してました。
テントの中は、麻生嫁が用意したデコデコグッズが盛況で、奥様や彼女連れの皆さんにもウケていたようです。特に、石飛さんにはサプライズのプレゼントがあり、喜んでもらえたと勝手に思っているのですが、本人のコメントを聞いてないので、どうなんでしょう?
オートラウンジのMr.Oさんは、初参加のミーティング以来、初めてセキュリティやLEDの取り付け作業もなく、のんびりとミーティングを過ごせていただいたようです。また、秋のミーティングでは何か企んでいるのかな?また、今回のミーティング用に作ったステンレス製のノベルティグッズの人気は、昨年以上で、仕上がりの良さに皆さんにお誉めの言葉を頂きました。当初は、携帯用ストラップだけの予定でしたが、ネックレスバージョンも準備したところ、思わぬ人気で、ほぼ完売しちゃいました。また、スカイオートが持ってきた「AM General」エンブレムはメッチャカッコよ く、私も正面とサイドに貼りつけました。GMのHUMMERでないことを視覚的に誇示したいだけですが、生産数量が少ないので、欲しい方はスカイオートに問い合わせてみましょう。
そんなこんなで、15時過ぎに名古屋の服部さんのH1が到着。これで、今回のミーティングの参加車両はH1が30台、H2が3台、H3が1台、その他7台と総勢41台。参加人数も60名を超える大型ミーティングになりました。これだけの車両とメンバーさんが集まってくれるとは思ってもみなかったので、本当に感謝しています。今回、西は広島から、東は埼玉、群馬から参加していただき、関西ミーティングというローカルミーティングではなくなってきました。今回のミーティングでの課題を次に活かし、第4回につなげたいと思っています。
夕日が差し始めると関東組が帰宅準備に。スカイオートが何やらし始めたと思ったら、成瀬ちゃんのH1を荷台に積み込んでるじゃないですか。何やらエアコン不調とのことで、お引き取りです。このおかげで、スカイオートは名神と東名高速の上り坂を60km/hで登るハメになったそうな。。。積載車もデュラマックスコンバージョンした方が良いかも。
また、今回は車両トラブル等もなく、皆さん無事に帰宅されたとの報告を受けて一安心です。

2009.6.29.    友野 京氏

とても良い天気でH1は30台は来ました。 本物ハンビー1台 H2 は3台 H3は1台 その他の車10台位 とても盛大なミーティングになりました。             友野 京


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2009.6.25.    石飛 毅氏

今日は、仕事の都合で狭山の事業所に用件があったのでHUMMERで、行ってきました。
当然、テスト中ですから、色々な事をして見ましたら、急にアクセルを思いっきり踏んでもエンジンが吹けなくなってしまったのです。多分、4速ホールドで、それ以上にシフトアップしない模様。エンジンも2000rpm以上には上がりません。チョッと常識を超えた事をしたので、暫し反省。そのままアクセルを全開にすると、吹けませんけどソーット踏むと100km/hでは走行できます。高速を降りてから、TECH2をあててみましたけど、当方のTEC2にはキャンディが付いていないので対応できず、諦めて再スタートすると通常通りバオーン〜と吹け上がりました。スカイオートに聞いたところ、エマージェンシーモードに入っても機関に問題がない場合は、再スタートでリセットできるそうです。この年式に合った簡単なスキャナーがあれば良い様です。ちょっとヒヤッとしましたが、このトラブルはエンジンではなく人間に問題があったようです。

2009.6.23.    石飛 毅氏

先日、スカイオートに珍しいオーシャンブルーのHUMMERが整備されていました。
どうも格安でH1を販売しいているショップで購入した直後にスカイオートに持ち込んで、修理を依頼して来たみたいです。色々整備をしたので多分かなりの高額になるみたいですけど、購入された方はそれは想定済みだったみたいです。どうせなら、スカイオートで買えば良いのにって思うんだけど、消費者は我がままですよね。それでも、整備を受けるのはスカイオートも中々太っ腹ですね。逆に、どんなにボロイ車でも輸入して儲けている業者も酷いですけど、スカイオートの話では、解る所は修理できるけど全体的に見てまだ何かが出そうな気がすると言ってましたが、それはオーナーの自己責任ですよね。
日曜日に、そのオーシャンブルーのオーナーとお逢いし、お帰りになった後、すぐまた別の黒いH1が飛び込みで入って来ました。もれ聞こえた話では、どうも納車されてそのままの足で、スカイオートに来た模様です。来た理由は、ハブとATのオイル交換をしたかったそうですが、購入先でお願いすれば良いと思うのですが、疑問です。ボンネットが開けたまま置いてあったので、ソーット覗いてみたら、ラジエーターのシェラウド上部が無くなっているでは有りませんか!エンジンルームも全体的に汚れてて、現状販売?車検整備付きと言っても、主要部分を整備した跡は皆無なので、恐らく車検付きと聞き間違えだったのかも。
足回りが油っぽいのは、ショックアブソーバーが抜けて中のオイルが飛び散っている模様。PSオイルも飛び散っています。全体的なネジ類やリアの車体の間が腐食している様子から、海辺で使われていた模様。ちょっとリアドアを開けて見たところ、ドアキャッチの辺りが腐食でガッポリ穴が開いていました。タイヤもフロントとリアの銘柄が違うし、フロントのGSAは、もう摩耗限界を超えています。更に偏摩耗ですからアライメントはNGでしょう。今思うと、リアにヨコハマのバリ山が入っていたので、リアホィールは17インチ?もしかしてフロントは16,5?混合だったら困りますね。これだけ痛んでいると、総点検しないと怖くて乗れないです。結局、オーナーは置いて帰ったようですけど、これから大変だろうなぁ〜。。
今までに、何台も購入相談を受けていますけど、HUMMERの場合は、単に年式だけで判断するのは非常に危険です。現地では、この様に程度の悪いHUMMERは破格です。これをそのまま現状販売をすれば、整備されたものより安価で販売できます。それも、販売だけで、その後のフォローをするための設備とか技能とか無くて、売りっぱなしなら回転も速いですから案外儲かります。程度の悪いのを破格で買って、補修して販売する場合は、その時に解っている不具合だけ補修しても全体的にヤレていますので、時限爆弾が順次破裂する恐れがあります。従って、程度の良いものを整備して販売する方が、のちに原価も掛からず結局お得な買い物になるのは明らかです。これから価格だけを見て、補償も何も無い状態での購入は、くれぐれも慎重にしてください。モチロン程度の悪い物を高価で販売しているのは言語道断ですから、ヨーク見て買いましょう。所詮車です。絶対に無理をして買わないようにしてください。
最近、困った事があります。ライトを点けたり、ウンカーを出すと、ワイパーが動きます。雨の日は良いのですけど、晴れの日には困ります。この話は、以前だれかから聞いた事があります。関西ミーティングに行く前に修理しないと・・・・。

2009.6.22.    石飛 毅氏

今回、当方のオーダーは、『エンジンはLBZ、ミッションは6速、フルスロットルで黒煙がまったく出ないか、オリジナルの6.5と同等で、出来るだけパワーを!』と言うものだけでした。
途中で、情報が錯綜してLMMが来ると言ってましたが、これは間違いで、到着したエンジンはLBZでした。ミッションは6ATだと言われても余りにもスムースなのと、タコメータを睨んでの運転は未だしていませんので、これは正確には未確認です。
今回、搭載したエンジンは2006〜7年式シルバラードの搭載されたエンジンで、燃料噴射とEGR制御のロジックを変えて、パワーと排気の浄化を良好にし、オリジナルで360馬力あります。当方には、これでも十分だと思いますが、コンバージョンを行うためにはオリジナルのシルバラードのボディコントロール系を含めた10数個のプログラムを書き換えてHUMMERには搭載しますので、プレデターお任せプログラムにしてもらいました。
実際に到着したエンジンのハーネスは作りなおされて、エンジン→PCM、エンジン→室内、PCM→室内、と、配線がH1用に変更さてています。これのお陰で、タコメーター以外は全てオリジナルのメーターが使えます。ナビの車速も従来の配線で良い事になります。 車速に関しては、案外簡単な事と思われがちですが、アメリカの車は国産の車と異なり、ナビの多くはGPSのみで運用しているので、日本の車の様に、丁寧にセンターコンソールに車速が来ているという事は期待できません。
実際、ヒロシ君も色々な所から車側を取ってみましたけど、繋いだだけで車に異常が出たり、認知しなかったりと苦労していました。当方も今回は、PCMが変わるので、念のためヒロシ君に聞いた所、答えは「余りにも色々な所に繋いだためか何処に繋いだが覚えていないです。』だったし、ALPHAに繋いだ事がるというオートラウンジさんに聞いても『確かこの辺。。。。』と、曖昧でした。あの膨大な配線全てをチェックする覚悟だったのでホッとしました。ただ、困ったとにPCMから出てくるパルスが多いため、メーターが多めに振れるので、メーターは目安で実速度はナビの速度計を使っています。この部分は次回のバージョンアップで解決してもらおうと思っています。
DURAMAXをHUMMERに搭載するのは、かなり難易度は高いと思います。一番簡単な方法として思いつくのは、シルバラードを買って来て、両方からエンジンを降ろしてから採寸し、比較してからエンジン搭載位置を決定し、新しいマウントを設計して、大よその搭載位置を決めます。ただこの採寸は、各配管等の補器類を含めませんと、後で車体を乗せる事が出来なくなるので、何度か作り直しが必要になりそうです。エンジンの搭載位置が決まったら、次に大きさが全く異なるので、ラジエーター、インタークーラーの作成等。。。個人で行うのは大変だと思います。まぁ色々なパーツを作る力のある方なら何れ物理的に搭載させる事は可能だと思いますが、その後が問題です。それは、エンジンを動かすためのPCMソフトウエアがシルバラードのままでは、エンジンを掛ける事も大変です。PCM内のプログラムを見るためのハード、そして解析力がないと、絶望です。。。
当方の場合、作り直したソフトウェアでエンジン始動後、ミッションのイニシャライズ、各データーの整合、試走テストを行い、マッチングを取りました。それでも、一部プログラム変更を要する部分が一箇所でて、再セットアップが必要でした。新世代DIESELエンジンへのコンバージョンは、ハード、ソフトの両方を兼ね備えて経験を積まないと難しいと言う事ですね。
当初、プレデターは米国内でのコンバージョンが多いため、キットを輸出しなくても十分利益が上がっていますので、社内でのコンバージョン以外は考えていないため、コンバージョンのキット化は想定していません。実際のコンバージョンには細かいパーツが多く、在庫したパーツを必要なだけ持ってきて作業する方法なので、事実上ビスに至るまでのキット化は莫大な工数が掛かります。従って、コンバージョンするなら車体を送って来いというプレデターの気持ちは良く解ります。当方も、どうにか自前で行えないかと色々シュミレーションして見ましたが、コンバージョンするには細かい部品調達時間を考えると、中々決断できませんでした。
また、創業時から現在までヘビーユーザーである友野さんがオーダーすれば、キットというか必要部品を揃えて送ってくれると思われますが、それだと、その後のコンバージョンは当方がやることになったら大変です。一時期、工藤さんのHUMMERを送ってコンバージョン!と言う他人の褌で相撲を取って、その後、自分のHUMMERをと企みましたが、これは工藤さんが手放してしまいましたので、頓挫してしまいました。
そんな感じで、いつかはDURAMAXと思っていた頃、一昨年スカイオートと一緒にプレデターを訪問した際「何時かはやりたいね〜」との話は出ていましたけど、中々具体意的な話には進みませんでした。ところが、今年の1月頃、コンバージョンの話が再浮上して、とりあえず見積もりを。。。。と言うことになりましたが、段々話が進んで、スカイオートが代理店になると言う話が出て、2月の頭頃に第一号として「やっても良いかなぁ〜」程度の話を当方がしました。頭の中では、費用対効果とか悩んでいた頃、88ハウスがH2に搭載するオーダーを出したのを聞いて、スイッチが入っちゃいました。ただ、決心はしてもコンバージョン費用が払えないのでは駄目なので、制度の高い見積もりを頼んだのですけど、結局、概算でGOしてしまいました。
人間の心理としては、決まったからには直ぐ取り掛かりたいのですが、スカイオートとプレデターとの代理店契約は、弁護士を立てて、何度もスカイオートは渡米して、キッチリ書類を作成して行ったため、結構時間が掛かってしまい、やっと今回コンバージョンに漕ぎ着きました。途中でフルタイムではないと気が付いたのですけど、当方としては日程が決まってからの変更は混乱を招く原因になるので、グッとコラエテとにかく載せてしまう事を最優先しました。
コンバージョン最終日は、テストドライブの結果を踏まえたプログラムのバージョンアップ項目の確認を行ってから、スカイオートと一緒に成田までHUMMERでプレデターを送っていきました。スカイオートは、シルバラードを用意して来ましたが、乗らないと解らない事があるし、もし何かが出たとき電話やメールでは伝えられない症状を体感してもらいたいので、多少冒険でしたが、当方が強く希望しました。また、これからは当方が殆ど乗るのですが、一番最初の雰囲気を解って貰いたいのと、プレデターともっと沢山話がしたかったので、往復の運転はスカイオートに委ねました。
お待たせしましたDURAMAXのインプレッションですが、未だ400km程度しか走っていませんので、正確性は落ちますけど、とりあえず報告します。キーを捻るとグローランプの点灯時間は一瞬です。暖かいためか「追い炊き」はありません。スターターを捻るとリダクションタイプ(現物未確認)特有の高回転で甲高い音を発します。エンジン音はDIESELノックは皆無で、ガソリン車程ではありませんがかなり静かです。ただ、排気音にかんしてはオリジナルよりちょっと大きめでアイドリング中はボボボボボーーーじゃなくて、シューーーーと連続した甲高い飛行機のエンジンの音に似ています。
音だけでなく、振動も激減でミラーの共振もありません。シフトレバーをDにしても、変速ショックは全く無く、クリーピングもさほど強くないので、572の様に強くブレーキを踏む必要はありません。アクセルを軽く踏むと1速のギヤー比が低いので直ぐロックして、アクセルを戻すとエンジンブレーキが強めに利きますので、低速のコントロールは非常に楽です。乗り始めは、やや変速のタイミングが早めでしたが、ミッションの学習機能があるので、ドンドン乗りやすくなってきます。アクセルに軽く足を乗せて発進するとオリジナルのやや踏み気味以上の加速を行います。そのままアクセルをキープすると、1600rpm辺りで次々にシフトアップして行くのですが、変速ショックも無いし段数も多いのでまるでCVTのような感じで、各ギアーで引っ張る感じではありません。パワーがある分、苦しいエンジンン音を発して引っ張る必要は皆無です。走行中もエンジン回転が低いので、断音材がチープな95年式でも室内に入るエンジン音も激減で、大好きなYUIの歌声をさほどボリュームを上げないでも聞く事が出来ます。
低速走行中にアクセルを全開にすると、2000rpmまではチョッと良い加速かな?と言う感じがしますが、2000rpmを超えると、下品な爆音と共に(黒鉛は殆ど出ません!)シートに背中が押し付けられ、その後、シフトアップしても2000rpm以上を保つので、そのまま豪快な加速を続けます。このまま、何処までも加速が続きそうですが、一応140km/hでリミッターが係り、それ以上の速度には上がらないそうです。ただ、その速度までは一気に上がるそうです。と、言う事は、プレデターチューンのターボDIESELの最高速155km/hより遅く、160km/hでリミッターが効くALPAHの足元にも及びません。因みに、計算上6速140km/hのエンジン回転はたったの2600回転ですから、未だ600rpmのこっています。
前回のミーティングで、シルバラードが見せたパホーマンス程ではありませんが、発進でアクセルを強く踏むとリアタイヤが空転しますけど、タイヤの摩耗、駆動系の損傷が嫌なので直ぐアクセルを戻してしまいます。雨の日は走行中全開にするとオシリをフリフリしてしまいますので、雨の日はかなりジェントルに走る必要があります。そんな訳で、出来るだけ早くフロントタイヤを回したいです。
成田の帰りに、88ハウスが右ハンドルのDURAMAX搭載したH2を展示しているインポートカ-ショーに行ってきました。結構面白い車が出ているのですけど、一番面白かったのはイギリスの軽トラみたいな奴で、電動と、DIESELエンジンとを搭載して、電動車は近い内に販売を開始する予定ですけど、DIESELはまだ見たいです。価格を聞いたら結構高額で、絶対に誰も買わないと思います。

2009.6.20.    石飛 毅氏

本日は、少し早めにスタートして各部のセッティングを行いました。
大抵、組み付け後の試乗で色々な不具合を探して、駄目出しを行いますが、今回は燃料ラインの取り回し部分とトランスファーのリンケージに不安があったので、これの修正をスカイオートのメカニックにお任せして、プレデターのお二人を都内観光に連れて行きました。予定外でしたから、物凄くベタなのは承知の上で、浅草と大好きな東京タワーに連れて行きました。殆ど日本に興味が無いというか関わりの少ない2人は、勿論、案外、東京に住んでいても行かない場所ですから、色々新たな発見があり、案内したスカイオートと、工藤さんも楽しんでいました。
外人が一体どんな物が好きなのか興味があったので観察していましたけど、直接、浅草に関連したものより日本的?な物にやはり興味を持っていました。例えば、絶対に日本人だと着ないし買わない浴衣のようなバスローブを買ったかと、思ったら創業130年の刃物屋さんで高価な包丁を買ったりで、焦点が定まりません。ただ、どの店も英語を話す店員さんがいたのには感心しました。逆に、度が過ぎて、怪しい雰囲気の工藤さんに対して「人形焼屋」が、ずーっと英語で対応して、途中で全員気が付いたけど余りにも一生懸命な店員には何も言えず、少し離れてから、大爆笑でした。 
本日の〆は、DANNさんにコンバージョンプレートを貼ってもらって完了!

2009.6.19.    友野 京氏


画像をクリックするとDURAMAX Conversion の写真集が開きます。

2009.6.19.    石飛 毅氏

本日は、全ての配線チェックと、オイル、クーラーント等、全ての油脂類を入れて、エンジン始動をし、ATの初期設定を行なってから、工場の周りを試乗、現状としてはそーっと走るのが精一杯で、とても実力を発揮できません。
テスト走行の結果が良かったので、明日は是非プレデターに観光をさせてあげたいということで、早めに初めて、最後にボンネットを取り付けて、とりあえず完成。だた、実は余分な配線を外すためにメーターパネルをはずしましたが、これの組み立ては実に面倒。コンバージョン以外にも色々な配線が乱れて、これはプレデターには全く???なので、当方にはもう気力がなくなっていたので、オートラウンジさんにパネルの組上げをお任せしましたので、当方的にはもう殆ど終わっています。一応、明日、ガレージに戻り、エンジンルームの配線の処理を行おうと思います。
まだ完成していませんけど、コンバージョンのプレートが届きました。よくアメリカで2WDを4WDにコンバージョンした会社が、車体に貼っているのを見たことがありますが、今回はスカイオートがプレデターの総代理店契約が終わり、当方のH1がプレデターJAPANの第一号と言う事になりました。プレデター自体は、DURAMAXを初めとして、色々なプロダクトがあります。詳細はまだ解りませんけど、今後、H1を乗り続けるにはありがたい話です。

2009.6.18.    石飛 毅氏

本日、エンジンに火が入りました。
一発で始動するのはさすがです。本日からは、特別なノウハウの伝授なので、当方はもっぱらラジエーターの取り付けとか配管と配線を元に戻すだけだったので、良く解らないんですけど、スカイオートのスタッフは付きっきりで指導されていました。
プレデターは、創業14年(多分)のHUMMERのグリルガードを製作したのが始まりで、その後、雨後の竹の子のように競合メーカーが出て、一時期はスティンガーとMACが合併したSMAに水をあけられていましたが、アフターパーツも外装やアクセサリーだけではなく、H1用のパワーアップパーツ等のパフォーマンスパーツの作成を始め、外装関連のコンペキターとは違った商品展開をしています。SAMが倒産した後、その商品を引き継ぎましたが、一時期のビレットパーツのマーケットも縮小気味で心配していましたが、DURAMAXコンバージョンがブームになり、現在、経営状態は良好な模様です。ちなみにDURAMAXコンバージョンは、景気が悪いといわれている現在でもキャパシティー一杯の台数を製作している様です。
普段は、工場内で現物を見ながら製作しているため、初めてのキットとして日本に輸出しため、色々な部分でボルトオンと言う訳には行きませんでしたが、スカイオートのネットワークと設備のお陰で、予定通り作業が進んでいます。本国内であれば、不具合が出た場合はアフターサービスを簡単に受けることが出来るのでしょうけど、日本の場合はそうは行かないだろうと言う事で、立ち会って日本のセンスでのコンバージョンをさせていただきましたが、殆ど当方のしゃしゃり出る部分は無く安心できます。
当方のHUMMERは人柱になり、プレデターも完璧なキットにするため、色々スカイオートが要望を出していましたので、次回からは精度が飛躍的に向上するでしょう。
明日は、いよいよ、残りの配管を繋ぎ、油脂類を入れれば、とりあえずテストドライブ出来そうなので、もうワクワク状態です。。。ちなみに、当方の使い方をスカイオートが正しく伝えてくれたお陰で、エンジンの仕様は、スモークをださない、ジェントルなパワーに抑えてあります。とりあえずこれで乗って、ある程度のエージングが終わってから、もうちょっとパワーを出そうかな?と、思っています。。。。

2009.6.17.    友野 京氏

おはようございます。
Ryanより画像送られてきました。
石飛さんとスカイオートのチームは、とても能力があると褒めてました。

今日、エンジンスタートさせる予定だそうです。
明日は、テストドライブの予定。

明日 朝、見に行ってきます。また写真撮ってきますね。

2009.6.17.    石飛 毅氏

プレデターが昨日来日して、先ずは質問攻め。単純に機械的に乗せるとは言うものの、やはりノウハウの塊で、我々の疑問は一つずつ解決して行くのは気分が良いです。
本日は、配線、配管、エンジンの固定を行い、見る見る間にコンバージョンは進み、夕方にはボディが!乗りました。その後、作り直したプロペラシャフトも届き、あれよあれよと言う間に組みあがって行きます。何しろ、作業をしている人数は半端じゃありませんから、普通ではこの速さは無理でしょう。プレデターの話では、現地のコンバージョン作業より早いみたいです。

2009.6.16.    友野 京氏

2009.6.15.    石飛 毅氏

積み替え2日目です。
昨日、エンジンを下ろしたシャーシを外に出して、まずは14年間の垢を落としました。錆は殆ど無く一安心ですが、やはり、油汚れ、埃は性能には関係ありませんけど、見ちゃったからには、そのままと言うわけには行きませんから、一旦、外に出してスチーム洗車。フレームの塗装もそれなりに落ちてチョーキングを起こしていたので、再塗装を行いました。ここで、一つ目の問題が発生。ミッションマウントのクロスメンバーがフレームの幅より少し狭くなっています。このまま閉めこめば付かない事は無いのですが、あまり気分の良い物ではありませんので、スカイオートの友人で金属加工を行っている方にスペーサーを作成して頂き、取り合えずクリアー。
エンジンを降ろしたときと同様に、フォークリフトで吊り上げて慎重に降ろして、案外あっけなく無事搭載。ここで、本日2件目の問題発生。エンジンとミッションを固定するネジが送られた荷物の中にありませんでした。とりあえず、このままで本日のコンバージョン作業は終わりにして、それ以外の不具合部分の修理にあてました。
まず、CTISの漏れですが、当方の95年は前後の切り替えはマニュアルバルブで行いますが、スカイートでは大体エアー漏れの原因は、この切り替えバルブの腐食とバネの圧力不足が原因なので、この部分の清掃を行いました。確かにバルブを分解すると、中は水分をタップリ含んで、錆が浮いていました。ドリルにブラシを付けて、中身をピカピカに磨いて再組付けをしましたが、まだ接続ができていませんので治ったかどうかは解りません。
本日も沢山の陣中見舞いの方がお見えになりました。遠くからは、一成さんと九州の村上さんもお見えになりビックリしました。それも、徒歩で。。。。最寄の駅からは、徒歩だと結構時間が掛かります。出来たら誰かに電話するか、タクシーで来たほうがいいと思います。
来客数も多いので、急遽、夕食は工藤さん主催のBBQを開催。男気あふれたBBQは、ボリューム満点でおなか一杯になりました。
いよいよ明日は、プレデターが来日します。それまでに、電装関係の撤去と整理。リアパーキングブレーキのOH等を行います。

2009.6.14.    石飛 毅氏

DURAMAXコンバージョン作業始まりました。
朝10時からスカイオートのタケさん、オートラウンジさん、と、当方の3人でスタートしました。タケさんと当方は、ボディの切り離し作業、オートラウンジさんは室内のナビ、セキュリティ等の取り外しを兼ねて、ドックハウスの取り外しと、分担して作業を開始。特に問題もなく、本日中に車体の切り離しと、古いエンジンの撤去まで完了しました。さほど、苦労もなくドンドン進んでいくので、気分は最高です。実際、切り離しや、エンジンを下ろすときはスカイオートのスタッフ総出でお手伝いしてもらいましたので、大感謝です。
工藤さんがギャラリー用のセットを持ってきてくれたので、沢山お見えになったギャラリーも、快適に楽しんでくれていたようです。夕方休憩していると、柳本さんがS2000で突然お見えになり、一同ビックリ!こちらに用件があったらしく、そのためにお見えになったようです。

2009.6.12.    石飛 毅氏

盛り上がっています。
正味なはなし、エンジンコンバージョンですが、将来的にコンバージョンを考えている方が見学に来るみたいです。実際は、ALPHAを買った方が手っ取り早いのですけど、ALPAHは値崩れも無く高値をキープしていますし、何といっても長年連れ添った相棒を処分しての買い替えは当方には辛すぎます。この時代に大パワーを求めるのは時代錯誤もはなはだしいのですけど、DURAMAXエンジンはコンピューターの書き換えでパワーをコントロールできますので、ジーさんになって持て余したパワーを落とすことも可能です。設計自体はターボDIESELよりも新しく、特に、今回当方の搭載するLMMはEGRの量を増やし、NOxの量も激減しています。当方としては、出来るだけメカ的にはオリジナルを保ち、パワーコントロールに関してはPCM/TCMの書き換えだけで行くと思っています。このプログラムの書き換えは、従来、アメリカに送り返して書き替えを行っていましたが、エンジンとのマッチングがあるため、何度かやり取りしないと満足の行く性能を出せないことがありました。
そこで、スカイオートはプレデターと長い期間の交渉の末、この度、提携を締結したことで、コンピューターのプログラムを自社で出来るようになりました。実際、正式な契約を行うためには高額な契約費とか、何度も訪米していますので、我々コンバージョン以外にも、DURAMAX搭載車両のオーナーには心強いです。
今回、当方が選んだLMMは07.5年の物で、オリジナルのパワーは365hp(272kw)@3200rpm 660ft-lb(895N-m)1600rpmです。このエンジンに組み合わされるミッションはALLISON1000の6ATです。6速目は0.61と言う超オーバードライブですが、そもそも3200rpmしか回りませんし、ハブリダクションで1.92:1ですから、実質的には1以上です。更にALPHAのファイナルが2.56:1に対して2.731ですからローギヤードなので、6ATで、ほぼ同じ位の減速比になります。ただ、トランスファーがパートタイムになるため、普通に走る分には燃費が良いのですけど、リアの駆動系に掛かる負荷は倍になるので、ちょっと心配です。これはフルタイムを選んで置きたかった所なので、案外早い時期に交換するかもしれません。
本日、さらに、詳細が詰まりまして、オートラウンジさんがタマタマ、セキュリティの取り付けに来ているため、滅多に見れることではないといって、電装系の処理を手伝ってくれると言ってくれました。現在搭載しているエンジン、ミッションは再利用しますので、PCM等の撤去はオートラウンジさんのお言葉に甘えさせて頂く事にしました。出来るだけ途中経過報告を更新しようと思いますが、どうなるか解りませんので、スカイオートのブログ http://ameblo.jp/skyauto も参考にしてください。

2009.6.11.    石飛 毅氏

ショーでは見た事がありますけど、30インチのホィールを装着したH2がスカイオートにありました。さすがに30インチもあるとデカイですね。ただ、このH2あんまりギラギラしていないので、好きかも。

友野サンが、572を車検のためにスカイオートに持ち込んだ所、本日、プレデターからエンジンが届くと聞いて連絡を下さいました。その後、直ぐにスカイオートからも木箱の写真が届きました。この木箱の総重量は850kgです。梱包材料を除いても中身は800kg程度になります。スカイオートが夕方に『開梱式』を行うというので、当方も仕事が終った後、スカイオートに向かいました。
木箱の大きさは2mX1mX1m程の大きさで、確り梱包されています。はやる気持ちを抑えて木箱を分解すると、中には発泡剤で確りパッキングされ、沢山の段ボール箱が出てきて、一同ワクワク状態です。段ボール箱や梱包材を取り出し、あらわになったエンジンは、中古ですが、とても綺麗なエンジンで、オリジナルのターボエンジンより2回り位大きく、アリソンのミッションは倍ぐらいの大きさがあります。余りにも大きくて、思わずスカイオートは跨っていました。(本当は当方が先に。。。)中古エンジンをチョイスしたのは、補器類が全部揃っている事でコンバージョンの工数と価格が低減できます。エンジン自体は木のパレットにワイヤーで固定されて、色々点検した所、一部はH1コンバージョン用に多少モディファイされています。部分的にちゃんとペンとしているのは、多少気を使ってくれているみたいです。
今回交換されるパーツは、エンジン、トランスミッション、トランスファー、エクゾースト、ラジエーター、インタークーラーの大物と、アクセルペダル、タコメーター、各取り付けブラケット等、プレデターのオリジナルパーツが沢山あります。スカイオートとこれらのパーツを並べて、改めて、ある程度の価格なのは納得してしまいました。当方としてはエクゾーストが黒くペイントされていたのは嬉しかったです。
実は、昨日、友野サンからプレデターが来るまでにやっておくコンバージョン・マニュアルを頂いていたので、それを翻訳しているうちに、その指示書は当方のHUMMERのために書いてある様な気がして、ありがたいと思ったのですけど、更に読み進むと、車体の分離方法のあと、新しいエンジンの積込み方法まで書いてありました。って言うことは、15日の夕方までに、当方達が新しいエンジンを搭載するまではやらなくてはならないの?と、何となく読み取れました。そこで、友野サンに問い合わせを頼んだら、『出来るだけそこまでやって置いてくださ〜い。』って言う回答がありました。そこで、インチキ翻訳じゃ不味いので牧野さんに修整をお願いした所、ヤッパリ最後の方に時間がないから頑張れ!的な事が書いてありました。
そこで、スカイオートにプレデターは何時帰るの?と、聞いたら『20日です。』って言う事は『あいつ等は4日間しか作業が出来ねーじゃねーか!』と呆然。もっと早く言えよってな感じでしたが、スカイオートのスタップも『やるしかないでしょう。』と、皆心強いお言葉を言ってくれたので、チョッと予定を早めて金曜日に工具類を用意してHUMMERに積み込み、土曜日にヒロシに溶接機を運んでもらう事にして、当方は出来るだけ早めに作業をする事にします。従って、一番アカデミックな状態なのは、日曜日から月曜日だと思われます。なんかチョッと忙しくなりそうな気がして来ました。

2009.6.10.    石飛 毅氏

当方のエンジンコンバージョンの日程及び、詳細が決まりました。 
実は、具体的な工程と詳細を話し始めたのは今日からでした。スカイオートも全く準備していなかった訳ではなく、雑誌社の手配、場所の確保、プレデターの受け入れ準備等は行っていました。当方も、友野サンから色々聞いてたいので、ヒロシ君の確保、溶接機の準備(ガスの購入)等は行っていました。お互いに準備が終わり、それの擦り合せを始めたと言うのが本当の所です。
実は、以前より『コンバージョン作業を見に行っても良いか?』とか『陣中見舞いに行くから』と、言われていたのですけど、スカイオートの工場をお借りするわけですから、自分勝手にOKを出す事はできなかったので、ウヤムヤにしていました。スカイオートも同様で、当方のHUMMERのコンバージョンですから同じように気を使っていたのですけど、木曜日からオートラウンジさんが仕事で来るとか、取材のため雑誌社が一人張り付き、その際窓口になった旧知の方が久しぶりに顔をだすとか、通訳を牧野さんにお願いしていたり、成田へのお迎えは友野サンがしたりとか、何かイベントの様な感じが出てきました。それ以外にも、仲の良い同業者で積み替えを見たいという方もいるようなので、作業中は案外人の出入りが多そうな様相が漂っています。
そこで、どうせなら、この際、『見学者歓迎』のオープンにしてしまえば、来た人も遠慮なく見学エリアから『高見の見物が出来ると言うのは良いんじゃないか。』と言う事になり、イベントとして受け入れ態勢を整える事にしました。じゃーど〜する?と、具体的な話をし始めたら結構案が出てきて、椅子とテーブルを準備して大型のアイスボックスを用意しよう!とか、上手い肉探してBBQでもしましょ〜よ、とか蕎麦を打って皆で食べよう!!!!お調子者の2人ですから、ドンドン話が盛り上がって、どこか違う所に行ってしまいそうなぐらい盛り上がりましたけど、一体何処まで出来るやら。
作業の方は、土曜日(13日)に工具等準備を行い、夜にスカイオートに搬入、14-15日で車体とフレームを分離します。16日からプレデターとスカイオートのメカニックがコンバージョン作業を開始します。多分、当方は錆落しとペンキ塗り位です。すでにリアのアッパーアムをアジャスタブルブラケットに交換位はしたい所です。予定では、18日までにフレーム周りを完成させて、19日にはボディを載せて20-21日で結合を終えて完成!。。。。の予定ですけど、一体どうなるか。作業の山場というか見ごたえがあるのは17-18日辺りで、生憎その2日間は平日ですが、時間のある方はお気軽においで下さい。多分、当方は暇なのでお相手します。

GMのHUMMERブランド売却に関して、自動車雑誌以外のマスコミからも連絡が来ます。今回の売却の話は、大分注目されているみたいですね。ただ、先日もお話したように、未定の部分が多くて先が見えないのも困った事です。ただの生産中止ならメーカーとしての責任がありますから、長期間の補償には問題がありませんけど、ブランドが売却された場合は責任の取り様はあるのでしょうか?売却先のビジョンが解らない現状では、買い控えは当然起こると思います。そもそも、車が売れないこの時期にインポーターは火の車なのが予想できます。
逆に、GMより先に破綻したクライスラーですけど、先日、クライスラーJAPANのHPをみたらクライスラーJAPANの社長が日本語で『ご挨拶』している動画が出ていました。http://www.chrysler-japan.com/ この人、日本語が胆嚢ですね。モチロン原稿を読んでいる可能性がありますけど、英語が堪能な方だと、日本人でもそうですけどローマ字の原稿だともっと発音がグルグル巻き舌になるはずなので、恐らく暗記しているのでは無いかと当方は思います。そう考えて動画を見ると、何となく安心して来ますから不思議です。現に、当方の後輩も、今回の破綻に関しては余り心配していないようでした。中には、社長パホーマンスだから意味が無いという人もいるけど、テキストだけより伝わるのは事実ですよね。結構好感が持てました。

2009.6.9.    石飛 毅氏

『HUMMERブランド売却の真相』について、当方の予想を裏付けるニュースが出ています。
ニュースによると、米軍がこの様な声明をするのは異例の事のようです。http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200906041734 このニュースは、田島さんから教えてもらいました。何か他の方でもそれらしいニュースがありましたら、お知らせ下さい。因みに、このニュースに出ているハンビーの写真はラジエーターグリルが少し前に出た(カッコ悪い気がする〜♪)A2モデルです。
一時期大騒ぎしていた『インフルエンザ』ですが、本日早朝に次女がドイツに出発するために持つ運搬係りとして成田まで行ってきましたが、マスクをしている方を殆どお見受けしませんでした。空港の売店でも普通に売ってます。と、もう収束に向かいつつあるので大分落ち着いたんだな〜と思っていた矢先。本日、スカイートがアメリカから帰国した際、同行していた仕事仲間が、発熱のため、現在、成田で拉致されているそうです。表面的には収束と感じる雰囲気でしたが、水面下ではちゃんとやる事をやっているんですね。
当方は、昨日、ガレージにパソコンを忘れてしまったので、成田からガレージに向かい、パソコンをピックアップ。その後、無事出発を長女に連絡した所「コストコ」でコントレックスが安いから(約110円/1.5Lペットボトル)買って来てくれと切望されたので、コストコに立ち寄り会社に行こうとしたら、スパイクのタイヤが変。もう3年間使っていますのでクラックも入って仮死状態。先日、酒田に行ったのが最後のお勤めだった模様。そこで、ヒロシにこの近辺で何処で交換したら良いか電話しましたけど、不通。鶴ヶ島で時々H1のタイヤ交換している『マーク』は案外安いと聞いていたので、マークに向かいました。
スパイクのタイヤは、205-45-16という余りポピュラーではないタイヤなので在庫はありませんでしたが、近所のブリジストンに在庫があるというので、そのまま価格交渉。中々渋っていましたけど、その間、ヒロシから電話が入り『BMとマークのどっちが良いか聞こうと思ったんだけど、マークに今いるんだけど。』と対応していたら端数を切ってくれました。タイヤの入庫を待ち、入れ替えが終った時はもう良い時間だったので、会社に戻っても残業規制中なので、そのまま帰宅。明日は成人病検査だというのに長い1日だったためか、そのままウタタネしてしまい、ちゃんと晩御飯食べていません。
日曜日に、桧谷さんがレンタル中のタイヤを返却に来ました。どうもe Beyに出ていたホィールを『赤メタを混ぜた半つやの黒』で塗装して、BF-GoodrichのマッドテレーンKM2を装着するそうです。問題なのはCTISで、まだレイアウトが決まっていないので、とりあえずバルブが無いとタイヤも組めませんので、虫ゴムジョイントを渡しました。問題の理由はウレタンチューブの『ソロバン玉』でインチサイズの物は入手が面倒です。このソロバン自体は規格品ではありませんので、大抵の場合はジョイントメーカーに消耗品として手配しますが、まだ買った事がありません。そんな話を桧谷さんにした所、ホームセンターで非常に近いサイズの物を探し出した様です。多少形状が違っても、上手くすると空気漏れをしない事もありますので、試す価値があります。もう一つ、桧谷さんが悩んでいるのは、ホワイトレーターです。単純に裏組で見えないようには出来ますが、裏側がチョロっと見えてしまうのはシミチョロ(死語ですね)みたいなので、それを染めQで処理しようと思ったのですけど、上手くいかないみたいです。

当方のD-MAXコンバージョンの日程が決まりました。
プレデターが来るのは15日ですが、来日前にある程度分解をしなくてはならないので、作業自体は今週末から始まります。車体切り離しまでは当方とヒロシで行う予定です。既に、スカイオートのリフトは開けて貰えています。イヨイヨエンジンコンバージョンスタートです。
当方より一足先にD-MAXをコンバージョンした88ハウスのH2は、オリジナル化のt5あめに、モデファイしていました。H2にコンバージョンした場合は、エンジン全長が伸びるためボンネットを数センチ前に出しています。その昔、チンクエストやビートルでエンジンフードがチルトされているのを見かけましたが、この手の事はコンバージョンには付き物だと思います。しかし、H1とは異なりH2の場合は、エアロ等を装着する確率が高く、フェンダーとエンジンフードが一体である構造上、エアロのチリが合わなくなるので、これはどうにかしなくてはならないタスクです。
このボンネットを正規の位置に戻すため、88ハウスは電動ファン化で対応する事にした模様です。既に用意されたファンは、シルバラード用のツインブレードで、当方が装着している補助用より風量の多そうな物です。電動ファンにすることでエンジンレスポンスと風切り音の低減、低速走行や渋滞時でも走行風の助けが無くても冷却能力に期待が出来ますので、今回は一石二鳥です。
ただ、単純に入れ替えれば済む問題ではなく、見えない部分のクーラント配管のレイアウト変更等の改造は、結構ヘビーです。床に並んだエアロパーツも物凄い数で、専用のエンブレムも作成済みでした。内装は天井も張り替えられています。ココまでは金曜日で、本日チョッと顔を出したら、スッカリ外装は出来上がっていました。このH2は、今週末のメッセで行われるインポートカーショーにはその勇姿を見る事が出来ますので、お楽しみに!

 

2009.6.8.    石飛 毅氏

スカイオートもブログで書いている通り、今回のGMの破綻は日本のほうが過剰に反応しているみたいですね。
普段殆どHUMMERブランドに対しては無関心だったのですけど、HUMMERの売り先がどうのこうのとニュースになっているのは良い例だと思います。まぁポンテキアックに関しては相変わらず殆ど触れられていないのは、エコが流行の現在ではHUMMERと言うのは時代に乗り遅れた破綻の原因みたいな存在だからでしょうか?
さて、ココの所、佐藤先生がガレージにチョコッと顔を見せますが、土曜日に佐藤先生の情報によると『まだ、HUMMERブランドの仮契約が済んでいない。』との事でした。その原因は、中国側がGMは嘘をついているというらしいです。ココからは当方の予想ですが、佐藤先生に、中国はHUMMERブランドを買うことはハンビー、H1,2,3の全てを買えると思っていたのに、実はH2とH3しか入手できないからではないか?その理由は、ハンビーは現在でもAM Gneralが生産してる軍用車で、H1はそれの民間版ですから、GMとしてはAM GneralからHUMMERブランドを購入した後、H1はあくまでもOEM製品として販売していただけですから、その製品自体、生産設備はGMとは別会社のAM Gneralの持ち物です。従って、GMが販売するのは民生品としてのH2,H3だけだったのに対して、中国はハンビーとH1を含むと思っていたのではないか?と話しました。
これに対して、佐藤先生が『たしかに、日本のテレビ解説でもGMはハンビーも作っていると訳の解らない事を言ってたけど、その辺が問題となっている可能性があるな。』と、おっしゃり、『購入した会社は、建設機械等を生産してる日本で言う”コマツ”とか”三菱重工”のような会社だし、中国軍はハンビーが欲しくて欲しくて仕方が無いので、揉めている原因はとして十分考えられる。』と、当方の予想をあながち外れていないと言ってくれました。
これからの展開としては、米国政府が、最近幾ら仲が良いからと言って、GMの持ち物ではないハンビーのプラントを売れる筈がありませんが、中国にハンビーの販売をする可能性はあるかもしれません。そうなると、中国は独自の基準ですからH1を要望する可能性も全く無いとは思えません。以前、モンゴルにH1を運ぶために中国を通過する際、物凄く時間が掛かったそうです。理由としては、H1は民生品なのに、『軍用車』だと因縁を付けていたそうです。従って、本当は日本に持ち込んで、修理等をしたほうが良いのですけど、中国通過が物凄く面倒なため、当方とスカイオートが昨年モンゴルに出張修理しに行った理由です。
ヒロシ君のシルバラードは、現在600馬力?にしてありますけど、インジェクションノズルを交換して更にプラス50馬力にする作業を行いました。もともとコモンレールのインジェクション交換は非常にナーバスなので、今まで出来るだけ行わないようにしていたのですけど、当方もD-MAXにコンバージョンしますし、これからもD-MAXが増える可能性があるので、ヒロシには人柱になって貰いました。
ヒロシのD-MAXはLB7ですから、ノズル本体はタペットカバーの中に入っていますので、ノズル交換のためにはタペットカバーを外さなくてはなりません。もっとも、カバーを外さないLLY以降のD-MAXも、コモンレールとノズルを繋ぐ配管を取り外すためには、多くの補器類を外さなくてはなりません。当方は、ノズル交換は2回目、ヒロシは4回目なので、左右バンクに分かれて作業を行いました。
LB7の場合は、ノズル駆動の配線もカムカバーに入っているので補器類を外すと案外サッパリしています。当方は助手席側を担当したので、燃料コントロールユニットの取り外しに気を使いましたが、それ以外は特に難易度の高い作業はありません。強いて言えば、バッテリーが重い位のことでだけです。以前、コモンレールのジョイントを外すのに苦労しましたが、その時に必要なサイズのフレアーレンチタイプのクローフットを購入したあと、各サイズ揃ったセットを購入したので、必要なサイズが2個あるので、工具の取り合いにもならないので、カムカバーを開けるまで2時間ほどでした。
しかし、ココで問題が発生。燃圧が高いため、リターン配管もスチールで確りした物で、バンジョーボルトでノズルに固定されていますけど、ヒロシが工具の選定を間違えて舐めてしまいました。そこで、工具の選定をしなくてはなりませんが、舐めているので物と形が解らず、スナップオンに聞いた所、この年式はトルクスプラスは無いので、当方の工具で該当する物があると言われ、とりあえずこのボルトは、リムバーを打ち込んで外して見た所、ただのヘックスでした。そこで、元のヘックスより一回り大きいサイズの6角穴を作り直して修整に成功しました。
取り外したノズルを見ると、先端のチップに開いている穴は、以前、松原さんのALPHAに付けた物より穴が小さくて、余り期待が持てそうにもありませんでした。しかし、元々ついていたノズルの先はカーボンが貯まっていたので、最近出てきたアイドリング不調はこれが原因の一部かもしれません。全てのノズルを交換して、先ずは燃料のエア抜き。これはALPHAとは少し異なり、エンジンをいきなり掛ける前に、燃料フイルターのエア抜きを数回行いスターターを回します。その次点で掛からない場合は、数回エア抜きをすると燃圧が段々上がって45psiで始動可能になります。これはTEC2を接続するとモニター出来ます。
さて、試乗の結果ですが、新しいノズルになってアイドリングはフラットになりましたが、平坦路では余り変化がない様です。ALPHAの時は格段に違いが出たのですが、シルバラードの場合は、パワーを増やしても、既にパワーが余っているのでATである限り、これ以上の馬力を上げてもエンジン回転が吹き上がる速度に大差がないので、体感できないのでしょう。それに比べて、ALPHAの場合は車体重量、駆動系のロス、減速比の違いがあるので、パワーが上がった分、加速が良くなったと思われます。
一日中エンジンルームを覗いていたためか、翌日の背筋の筋肉痛は並大抵の物ではありませんでしたが、ヒロシも筋肉痛だと言ってましたので、チョッと安心しました。
日曜日は、義弟が季節はずれのスタッドレスからノーマルタイヤに交換と、ロービームのヘッドライトをHIDに交換。アストロの交換は実に簡単です。配線は何も改造しなくて良いし、グリルも面倒なスナップで止まっていません。強いて言えば、助手席側のバラスト固定金具が必要でしたけど、これは88ハウスでから調達したマルチ金具で簡単に固定できました。

2009.6.5.    石飛 毅氏

関西ミーティングの参加台数はH1が25台以上だそうです。
人数も50人近くなので、盛大に行われそうです。その時のノベルティーは、現在、鋭意製作中だそうですが、丸型のサンプルが届きました。恐らく、実際に実費販売される物と殆ど同じもだと思われます。
早速、詳細に見ましたけど、精密に抜かれた作品はとても綺麗な仕上がりで、とにかく細かい。H1の文字の部分もちゃんと削ってあって、裏面も。。。あれ?切り抜いてある?あれ〜ぇ〜と思って光にかざしてみると、溝が彫ってあるんですけど、Hと1の間がホンの少しだけ数箇所つながっています!ステンレス製ですから、何時までもピカピカです!デザインも良くて、これは『HUMMER H1マニア』垂涎の逸品です。早速、携帯に取り付けようと思いましたが、もし落としたときの事を考えると気絶しそうなので、頻度の低い物に取り付けようと思います。
関西ミーティングまでには、当方のエンジンコンバージョンも完了している筈ですが、ザックリと積替えは完了するとは思いますが、細かい部分の詰めが終っていない場合は、便乗での参加になると思います。ヒロシが旅に出る予定でしたが、当方のコンバージョンのお手伝いをすると言ってくれてて、予定がドンドン延びてしまいましたが、やっと予定が決まったので、ヒロシは関西ミーティング参加するついでに、そのまま旅行に出る事になりました。
予定では、まず関西ミーティングに参加した後に、石川県の方に向かい、能登半島の先っぽまで行くそうです。次にそこから山陰地方を回り、鳥取砂丘、出雲大社を回り、そのまま日本海沿岸を走って、関門トンネルで九州に渡ります。九州を時計回りで回って、鹿児島に到着後、トラックのフェリー代が高いので、トラックをフェリー会社に預けて、積んで行ったモンキーをフェリーに乗せて沖縄に向かいます。未定ですが、往きは直接沖縄に向かわないで、途中の島で降りるのも考えているそうです。沖縄本島をモンキーで回って、帰りは直接鹿児島に戻って、時計回りに九州を回ります。
九州を一周した後、本州に戻り、今度は瀬戸内海沿いを走り四国に渡ります。四国では、一応4隅の岬を全て回り、淡路島に渡り、一度大阪に戻ります。大阪から紀伊半島を回って名古屋に入り、知多半島も攻めて来るそうです。静岡から、太平洋岸を走り伊豆半島を一周、三浦半島を一周して埼玉に戻ってきます。基本的に、テントコットと車中泊が基本の旅なので、一番大変なのはお風呂でしょうか?ただ、温泉の多い地方ですから、色々な温泉めぐりが出来るかも。
恐らく、1月以上掛かると思うのですが、現在、リストラ中ですから時間はタップリあるので、ゆっくり回って来るみたいです。まぁ、滅多に無いチャンスですから、東京以西の岬めぐりの旅は貴重な体験だと思います。とても羨ましい話です。途中、何かあった場合は、各地のメンバーの方には、お世話になる事があるかも知れませんので、もし緊急時に面倒を見ても良いよと思われる方は一報願います。

第3回 HUMMER OWNERS CLUB JAPAN 関西ミーティング
日程:2009年6月28日(日) 9:00〜日暮れ 雨天決行
場所:ヤンマーマリーナ
    〒524-0102 滋賀県守山市水保町1380
    http://www.yanmarmarina.com/outline.html

交通
大阪/京都方面より>>>名神高速「京都東インター」または、湖西道路「真野インター」より琵琶湖大橋経由約10分

名古屋/東京方面より>>>名神高速「栗東インター」より県道477号線経由約20分 
 東名東京IC→栗東IC 457.9km 5時間3分
 八王子→栗東IC    430.8km 5時間16分

昼食:バーベキューです!※事前申し込みが必要です。h1-meeting@highest-one.com (麻生)に申し込みメールを送ってください。
※昼食のBBQは予約が必要なため、昼食時間に参加される方は、必ず、5/31までに下記要領でお知らせください。場所を無償で提供してくれるヤンマーマリーナさんに対してのせめてもの支出なので、ご理解願います。ミーティング時は、冷房完備のクラブハウスの施設利用は可能ですから、女性やお子様連れでも安心です。

<申し込み要領>
件名:関西ミーティングBBQ申し込み
代表者のお名前:
住所:
電話番号(携帯番号を希望します):
参加人数(代表者を含みます):   人

尚、場所確保のため、昼食時間に参加できない方も、できるだけ事前にお知らせいただけると助かります。

【関西ミーティング記念ノベルティグッズ】
第3回となる今回は、携帯ストラップです。コストを下げたいので皆さんからの事前購入申し込みを受け付けします。
ステンレス製のバフ仕上げで、サイズは両タイプとも幅30mm程度です。予定価格は、1個あたり¥1500〜¥1800程度です。
※ハート型についているラインストーンは見本ですので、現物にはついてきません。

現物はミーティング時にお渡ししますが、ミーティングに参加できないクラブメンバーの方には、ミーティング後に郵送することも可能です。
購入を希望される方は h1-meeting@highest-one.com(麻生)宛に参加申し込みと別に、下記要領で申し込み下さい。
尚、100個以上の注文も歓迎しますが、納期等、別途相談させてください。

<申し込み要領>
件名:関西ミーティング記念ノベルティグッズ購入希望
お名前:
住所:
電話番号:
数量:(丸型  個、ハート型  個)
受け渡し方法: ミーティング 郵送

2009.6.3.-2    石飛 毅氏

昨日は予想だけで書いていましたけど、HUMMERブランドの売却先は中国みたいですね。
当たり前すぎて、つまらない。このまま、H2,3の生産を続けるのか?細かい話はわかりませんね。ブランドを売却しても、いきなり生産設備を整えるのって時間が掛かりますから、このまま今の設備を生かして、OEM生産を行い、順次、切り替えるとしてもH2は発売してから7年目ですから、新しい設備を作るとしたら、最初の MADE IN CINA はH2のNEWモデルって言う可能性もありますし、ノックダウン生産手法を取るとしたら、AM Gneralの生産設備を移転する可能性もあると思います。
そこで思い付いたのは、中国では、ずいぶん前からH1のフェイクが生産されています。笑っちゃうような変な奴もありましたけど、最近のはよく出来ているのも見受けられて、それでも良いから欲しいという人もいました。フェイクH1は実際に警察軍関係に使われているみたいですけど、今回の売却の中にH1の権利が入っていたら???もっとリアルなH1を作っちゃうかも?更に歪んでみると、そのまま、あれにHUMMERバッチが付いちゃうかも?どちらかと言ったら、チャンとH1の再生産をするならまだ良いんですけど、あの変なのには勘弁して欲しいですね。まぁ、なにがあってもおかしくないし、車に関してはセンスのかけらも無い中国ですからねぇ。
何れにしても、安価で沢山生産するのが得意な国ですから、安くはなるでしょうね。何があるかは解りませんので、ちょっと面白くなってきました。どうか、「ブランド消滅の方が良かった。」と思われないようにして欲しいです。

2009.6.3.    石飛 毅氏

GMが破産しました。
あれだけ繁栄していたGMも、金融危機でこんなに簡単に崩れるとは一体誰が予想したんでしょう?日本車がドンドン入って来た時、会社の改善とか効率化とか一切行わずに政治的に輸入規制を掛けて生き延びた『つけ』が回ってきたと聞いた事がありますけど、確かに日本の企業とは商品や生産技術の企業努力とは違うような気がします。
さて、我々の一番気になるHUMMERですが、今の所、『HUMMER ブランドの売却』と報じられていますが、譲渡先は隠されたままです。契約上の約束らしいですけど、非常に気になります。まず、売却する商品ですけど『ブランド』となっている部分です。現状、当方の知っている限りでは、H1は生産中止ですが、1992年から2002年まではAM Gneralのブランドでした。GMにブランドを買い取られてからも、生産、設計は、あくまでもAM Gneralで、販売から手を引いただけでした。そのお陰で、それまでのHUMMERディーラーは販売出来なくなりました。
GMにブランドが移って発売されたH2は、GMの工場から運ばれたフレーム(ベアシャーシ)にボディを作成して、架装するのはAM Gneralで、当初、爆発的に売れたので、当方が見学に行った時はフル生産状態で活気がありました。牧野さんに教えてもらったのですが、その後、ロシアでもH2は生産開始されています。どの程度の事を行っているのかは解りません。ソースが古いので、当初、ロシア国内向けだけらしいですが、現在は輸出している可能性もあります。H3の生産は、デトロイトと南アフリカ(メキシコでも生産されているかも?)と聞いています。この事から、HUMMERシリーズを生産しているGMの自前の工場は、H3を生産しているデトロイトの工場だけという事になります。
従って、HUMMERブランドを譲渡してもH2の生産はGMの工場とは直接関係無いので、生産に関しては特に問題はありません。しかし、H3に関しては微妙な気がします。先日、佐藤先生に聞いた所、軍用に関しては『政府の監督下からははずす事はない。』と、言ってましたので、米国内か親近国に譲渡された場合には、H2の生産は引き続き行われる可能性はあります。ただ、これが、中国、インド、ロシア等だと、軍事施設でもあるAM GneralでH2の生産継続は危ういですね。
さて、HUMMERブランドの譲渡先ですけど、全く予想が出来ません。ある意味特別ココなら買うだろうと思う自動車メーカーが思い当たらないのです。現状、アメリカ国内のメーカーだと、FORDだけがどうにか頑張っていすけど、アメリカ国内では『終ってる』H2は要らないでしょう。となると、現在、H2が一番売れているというか大人気なのは中国とロシアだと聞いていますので、人気のなる国の企業は有力です。インドも自動車ブランドを買っている『タタ』が有名ですから、少しは可能性があるでしょう。
素直に考えると、一番有力なのはH2の生産設備を持っているロシアというのが一番信憑性があります?そうなると、一番困るのはH1オーナーです。ロシアで生産されるとなると、AM Gneralでの生産が止まってしまう可能性が大きくなるからです。現在、AM Gneralが稼いでいるのはH2の生産です。現在ではフレームから生産していますので、従業員の多くが職を失ってしまいます。AM Gneralそのものも、企業としての体力が落ちてしまいますので、今後の部品供給に支障が出る可能性があります。と、予想していますけど、案外、ブランドとして車関係ではないマイクロソフトみたいな会社とか?
H1の場合、ハンビーと共通の部品とか、GMのトラックとの共通部品の場合は流通量が多いので殆ど心配はありません。ところが、内装とかの専用部品は危ないですね。先日、当方が交換した助手席のクラスターパッドとか、丈夫になったドアハンドルとかは、段々値上がりしているそうです。現状でも値上がりしている事から、この手の少量生産で消耗品以外のH1専用備品は、早めの手配が良いと思います。それ以外のパーツは、無ければ作っちゃえばいいので、トータル的には焦るほどの事じゃないかも。。。と言いながらも、CTISのバルブとか、ミラーとか、セコセコ集めている当方は、心配性なんでしょうか?タイヤゲージメーターも特殊だから、注文しておこうかな〜?

2009.6.1.    石飛 毅氏

ユッカ・トンプソニアーナ満開宣言をしました。
花が咲きながらも、まだ成長して本体より伸びてしまい、余りにも辛そうなので、狭山ハウジングの親方が添え木を持って来てくれました。親方は花壇を作ってくれた方で、植栽する時も見ていました。そこで、親方に『この植木は日本に数十本しかない貴重品で、こんなに綺麗に咲いているのはココだけなんです。』と言ったら『ほーーーーじゃー天ぷらにして食うか!』って。。。。。余りにも唐突な親方の言葉に『そんな・・・』と言いつつも、この花を天ぷらで食った人なんて世界中にだれもいないかも?と思ったら、急に食べたくなりました。しかし、未知の植物ですから、体に毒は無いか?味は?と考えると中々食べるには勇気が要ります。しかし、なまこを最初に食べた人の事を考えると、世界初は棄てがたい。形はフキノトウみたいだし。。。しかし、当方は未だ浮世に未練があるので、一番は追い先短い親方に譲る事にしました。来週、親方が生きていたら毒は無いと思います。『味』の報告も出来るかも。
当方の5万円パソコンは絶好調です。普通に使うには速度も問題ありません。イー・モバイルの方も問題なく、全てのPCを接続しても問題なく動作しています。まぁ、一度に数台使う事がないので1台も3台も同じです。そんな話を狭山ハウジングに話した所、狭山ハウジングのノートも当方と同じくバックライトの接触不良で、使えなくなってしまったので『俺らの使い方じゃ5万円で十分ですね。』と、速、ヤマダ電機で買って来ました。修理代を見積もると2万とか5万とか色々言われているみたいで、どうも修理しながら使うのは納得していなかったので、引き金になった様です。
狭山ハウジングの買って来たのはTOSHIBAのDYNABOOKで、購入価格は約4万5千円チョッとです。早速、見せてもらいましたけど、当方のFUJITSUより画面が綺麗で、電池の持ちが良いみたいです。FUJITSU同様電子辞書も搭載してて、その辞書はネットに繋いでいると内臓辞書とは別に自動検索して情報を表示します。その中にある語句にもリンクが張ってあるので、疑問がドンドン解けてきます。因みに、ハマーと打ち込むと辞書形式でちゃんと説明が表示されました。是非、この辞書は欲しいソフトです。
その他は、殆ど差は無く優劣は付けられませんね。実は、当方のスタッフの間でも5万円パソコンブームが到来して、先週末、まだ5万円パソコンを持っていない4人が全員購入しました。どうせなら同じ機種を買っても意味が無いので、全員違うPCを購入しました。これで当方の課は会議はペーパレスで行われます。

雨漏りがし始めました。もともと新車のときから微量の雨漏りがあったのですけど、カーペットにチョッと溜まる程度でしたから、あんまり気にしていませんでした。しかし、今回は運転中にズボンがビチョビチョになるぐらいの雨漏りなので、今回は処置しようと思い、雨漏りの順路を辿る事にしました。
まず、直接雨が滴っているのは、クラスターパネルの足元灯上からで、Aピラーの付け根にも水が溜まっていました。フロントウインドウの溝にも多少溜まっていましたので、それを拭き取ると、Aピラーから流れて直ぐに水が溜まり始めます。そこで、先ずはAピラーの内装を剥してみると、上から水がツーっと流れていました。そこで、スピーカーの付いている内装を外して指を入れると、内装を固定しているビスが入り混んでいる部分の溝にタップリ水が溜まっていました。
とりあえず、水が溜まっているのは気分が悪いので、水を拭き取り漏れて来る場所を特定しようと思いましたが、中から見る事が出来ません。そこで、ガレージの照明を消してライトで当ててみましたけどだめでした。屋根に水を流して、手で触って確認しましたけど、漏れているのは手が届かない所らしく、さっきの溝にはドンドン水が溜まってきます。そこで、今度はエアガンにホースを付けて中からエアを噴いて見ると、中から結構な勢いでエアが出てきます。漏れているらしい所にドライバーの先を当てて、音の変化する場所を探したら、フロントウインドウ枠に屋根が被さっている部分の一番端で、レインガーター(雨どい)の終端部分でもある部分でした。
この部分には、ゴムパッキンが挟さんで、シールをしているので、恐らくゴムの弾性が落ちたためかと思われました。ただ、このゴムパッキンは挟んであるだけではなく、シール剤が塗布されているので、このシール剤が劣化したとも考えられます。
実は、この部分は以前麻生さんから、『吉岡さんの雨漏り修理をしました!』と写真を送ってきたのですけど、たびたび言いますけど、最低画質でピンともあっていないため、まるでスリガラスの向こう側みたいな写真だったので、余り見る気がしなかったのですが、多分、同じような場所だと思います。
とりあえず、この部分の清掃を行い、エアで水分を飛ばしてシリコン系のシーラントを穴にチューブの先端を当ててハミ出るのは承知の上で、ブチューっとインジェクションして暫く放置。若干固まった後、ハミ出たシール剤を除去して、とりあえず完了としました。
丁度、週末は雨だったので、外に一晩おきましたがズボンを濡らす様な雨漏りはA-ピラーに若干溜まる程度までになりましたので、雨漏りの量は新車なみ!に戻りました。本当はもっとココだ!と明確な部分が解っているならば、もう少しちゃんと雨漏りを止めることが出来ると思いますが、内側からとかシールすると入ってきた水が途中で止まるけど、その場所にズーット留まると腐食の原因になるので、新車並みの雨漏り程度なら良いかな?と思っています。一応、来週末にまたエアで吹いてみて漏れ箇所の点検をして見ます。
さらに、フロントウインドウの枠も外してみました。今までに数回外した事があるのですけど、この部分は、先ほどの様に水が溜まりやすい場所です。剥すと予想通り厳しい状態になっていましたので、清掃して根性の無いシール剤は撤去して新しいシールを塗布しました。白っぽいのはアルミの腐食かと思いましたが、コーティング剤が溜まっていただけの様で簡単に拭き取れました。アルミは錆に強いですけど、始まるとドンドン進みますので、出来るだけ汚れとか水分は避けたほうが良いと思います。
さて、H1の雨漏りの状況ですが、組み立て式のボディはある程度は諦めなくてはならない部分はあります。ただ、当方の様にズボンがまるで『失敗!』した位になるとチョッと多すぎますので補修が必要かな?と思います。特に、今回、当方がシール施工した部分は屋根の部品とドレンガーターの2つの部品をスポット溶接で結合している部分です。従って、屋根材とドレンガーターの合わさった部分はただ重なっているだけなので、塗装前にシールをしていると思いますが、この塗装の下のシールが駄目になると、その隙間から水がしみこんで来るのは設計上ダメです。今回は、ドレンガーターには何もしていませんけど、ドレンガーターを堰き止めて、ミスがもれるようでしたら、ドレンガーターの底にシールをしようと思います。
もう一箇所、良くある漏れポイントは、ワゴンだけですけど、ルーフのツナギ目の部分から雨漏りがあります。これは頭辺りにあるロールバーカバーを外すと観る事が出来ます。この部分で漏れた雨水は、ロールバーカバーを伝わって、Bピラー辺りで、屋根とドア枠の接合部分を伝わってAピラー辺りで室内に流れ落ちてきます。この部分は腐食の原因になりますので、点検してください。今回、当方の場合は、この部分は大丈夫でした。
前に紹介したプレクサスですけど、狭山ハウジングのH2の黒い樹脂バンパーに塗布して2週間経ちました。この間、数回雨が降っていますが美しさを保っています。今まで色々な保護剤を塗りましたけど、大抵、一雨で白い筋が何本もついていましたので、今の所、これがベストみたいです。後部だけプレクサスを塗布しましたが、この部分も輝きを保っています。そこで、今週、ボディ全体をプレクサスで磨いてみました。狭山ハウジングのH2は露天置きなので、プレクサスの耐久性のテストには丁度良い様ですね。さらに、ヒロシが汚れを雨で流すという親水性のコーティング剤をシルバラードに塗布したらしいのですけど、今日は雨が降っているのに汚れが付いていましたので、ボンネット一枚チョッとで2000円と言うのは価格だけ立派で、性能は今一でした。
狭山ハウジングの話では、オイルとか添加剤で有名なワコーズのコーティング剤も凄いそうです。いつか機会があったら試してみようと思います。
今回使っているプレクサスですが、麻生さんから電話で『俺は2年前から使っている!』『トビさん知らなかったんですか?』と、小自慢されました。どうも、バイク乗りの間では有名らしいです。さらに『高いけど、良いですよ〜』と、上から目線。。。『確かに高いけど麻生さん幾らで買っているの?』と聞いたら『3-4000円ですけど、僕は3000円弱で買ってるんですよ』と、ドンドン調子に乗り出したので『俺は送料代引き別で1700円、箱で買うと更に安い!』と言ったら、『ど、何処で買うんですか???』と言われたのですけど、上から目線だったので『自分で探せ。』と言っておきました。当方が購入している所は代引きしかしていないので、6本入りの箱買いだと2000円ぐらいで、12本入りだと2000円切ります。今回は12本入りの『大人買い』しまして、狭山ハウジングと分けましたが、既に当方も狭山ハウジングも在庫が一本ずつしかありません。ガレージの訪問者は何時も汚い当方のHUMMERがピカピカしているのを見ると欲しがります。因みに、価格は3種類ある中で一番デカイ缶で、ちゃんと洗車してケチって使うとH1で2回分です。
麻生さんにも言われたのですが、周りは何で今更と言うか、当方らしくなくボディ磨きに精進しているのかと疑問を投げかけられるのですが、それには当方なりに理由があります。今月中旬に、エンジンスワップを行う際、作業者が気持ち良く作業をしてもらうためと、大事にしている事をアピールして、作業レベルを落とされないようにするためです。これが、お願いする人の常識です。

 2009年5月