2009年12月  HUMMER ESSAY 2010年1月      

2010.1.29.    石飛 毅氏

ブッシュガードは多彩です。
オリジナルの物は4種類あります。初期の93年物、その後、取り付けが少し変った物、オプションの少し太い奴、ALPHA用の縦が伸びた太いタイプで、それ以外には社外品や、自作品も多数出て個性を出している方が沢山います。しかし、少数ですが、当方を含めてブッシュガードを外している方もいます。ブッシュガードが付いていると、補助等を付けるのに便利ですから、本当は外したいけど、補助等のためにブッシュガードを付けている方もおられると思います。
大きなブッシュガードをお気に召さない方に、友野さんから朗報です。ブシュガードの代わりに取り付ける小型のスキッドバンパーで、フォグランプの取り付けとボディリフトのためにできた隙間を埋める事が出来ます。作成者はプレデターで、プロトタイプなので商品化は決まっていないようです。多分、要望があれば販売すると思います。当方は40インチにしたとき、あまりイカッチクなるので、フロントグリルガードは取り外しましたが、少し寂しい気がしていたので、コレなら良いかな?と、思っていますが、如何でしょう?

2010.1.28.    石飛 毅氏

ミーティングのロゴが正式に決定しました。
前回報告した物は、シールの作成が難しく、デザイナーに再デザインして頂いて、再度シールの試作を行い、製作工数削減もできましたので、コレを正式なロゴとしますので、各位ノベルティを作成する方はデーターをお送りしますので、お申し出してください。シールの色は「白」「黒」を予定しておりますが、どうしても特色をご希望の方は素材の有無がありますが、早めであればお受けします。ただ、新たに素材を購入する場合は、材料代を上乗せ致しますので、ご了承ください。また、ステッカーを貼って参加したいという方のために、事前配布にも対応しますので、その旨お申し出て下さい。

2010.1.26.    石飛 毅氏

日曜日は、ヒロシ君が来るのでトランスファーの角度を変える作業を行なおうと思い藤本さんのHUMMERを外に出そうとした時、かなり前下がりに感じたので、コレもハンドルが安定していない原因のひとつだと思い、出来たらコレを直したほうがいいと助言した所「コイルスプリングは高いですよね〜ぇ」と言うので、ジャー我慢しろと返答しておきましたが、オーシャンのスペーサーが転がっているのを多分見たらしく「スペーサーはどうだろう?」という事になりましたが、あれはオーシャン用なので駄目です。
一応、どれ位下がっているのかレーザーを使って自分で計らせた所、50mmほど下がっていると申告がありました。一応スペーサーを入れると2インチアップなのですが、あれはオーシャン用なので、駄目です。もともと藤本さんのHUMMERは96年でウインチ無しなので、NAエンジン時代の標準のコイルスプリングが入っていますし、グリルガードもジャングルジムみたいなごつい奴が付いています。そのため、フロント荷重が大きいので、同じスプリングのNOZAWA-GOと比べるとガッツリ前下がりになっています。そのため、ブレーキを掛けた時の姿勢変化も大きいし、キャスター角も立っていますので、NOZAWA-GOのように安定していません。
出来たらコイルスプリングの交換の方が良いと思うのですけど、あくまでも「コイルスプリングは高いから。。。」と言う癖に上げたいと煩いので、在庫してある秘蔵品のスペーサーを出して見せた所「コレが良いです。」と言うので仕方が無いので、交換する事にしました。ヒロシも来ますので、スペーサーの交換自体は2時間もあれば出来るので、早い所片付けて、トランスファーの角度を変えるつもりで、作業を始めました。
タイヤを外し、ハーフシャフト、ショックアブソーバー、ボールジョイント、タイロッドを外し、スプリングを外して。。。。ふと、藤本を見ると、外したパーツの錆を落とし始めだしました。「おい!そんな事始めたら2時間でオワラネーじゃねーか!」と怒鳴り飛ばしたら「へへへへへへ。。。。」としてやったり、と笑っています。天気がいいので塗装の乾きはまぁまぁなのですけど、この時点で4時間コースです。
更に、困ったことに片側のショックを固定ししている上部のピンが固着して抜けません。大抵プラスチックハンマーで叩くと抜けるのですけど、固着が酷くてブッシュが共周りしています。そこで、禁断の2ポンドハンマーで力いっぱいぶん殴ってどうにか抜けましたけど、ピンの状態を見ると物凄いさびです。水中走行を激しくした事があるのかも知れませんね。
この後、塗装が乾くのを待って、組付けを終わらせてタイヤを着地した時点で、藤本はスケールを当てて車高を計りだし「100mmも上がっちゃいましたけど。。。」と予想以上のリフトアップに翻弄。「あのねージャッキを降ろした時はサスペンションが延びたままだから高いの」と説明して、取り合えず、HUMMERを前後させて馴染ませてから、再測定したところ70mm位上がったようです。一応2インチアップ用のスペーサーなんですけど、コレばっかりは付けて見ないと解らないですね。
そのまま試乗させましたが、感想は「いいです。」だけで、何がどういいの言わないのですが、細かく聞いたところで車高がどうなのかの方が彼には重要みたいなので、そのままアライメントの調整をする事にしました。この時点でまだトランスファーの角度を変える作業時間は確保されていたのですけど、この後悲劇が。。。。
当方は「大相撲千秋楽」が気になっていたのでヒロシに任せましたが、ヒロシから「タイロッドが回らないんです。。。。」と不吉な申し出があり、当方が回してみても、固着して動きません。どうせハンドリングが悪くても解りはしないとは思っていましたが、この時点で当方のトランスファー作業は微妙な状態です。バーナーを持ち出したりラスペネを塗り捲りました。更にスカイオートの社長直伝の技も使いましたけどビクともしません。
ヒロシと相談した結果、「タイロッドを外せばどうにかなるだろう」と言う事になり、再びジャッキアップしてタイロッドを外して、その後はヒロシに任せて、当方は「大相撲千秋楽」の続きを観ていましたが、苦戦している模様。当方もチャレンジして見ましたけど、固着の程度は劣悪で、まさしくビクともしません。
さらに、片側のタイロッドはブーツも破れていますので、コレが回った所でそのまま使うのはチョッと。。。。なのですが、本人はとりあえずこのまま使いたいみたいなオーラを出しているので、「無駄」な作業ですけど続けました。しかし、タイロッドは全く動きません。そこで、事故車のタイロッドがないかと、探しましたけどフロント用は以前使ってしまったので、リア用があったので、これのジョイントを使おうと思い分解しましたが、2本の内一本しか緩みません。それでも、どうにか流用できそうなので、車体に合わせてみたところ、リア用のジョイントはフロントより長くて使えませんでした。
この時点でやっと新品のタイロッドを使う決心をしてくれたのですが、両方を交換する決断は中々しません。
もう、この時点で当方はトランスファーの事は諦めました。そこで、本人には「修理屋だったらドンドン交換するんだけど。。。」と言いながら、動かない片側はブーツも破損していないので、そのまま使い、片側だけ新品と交換する提案をしました。コレによる弊害はハンドルが真っ直ぐにならないけど、それは「自分で調整しろ」と言う事にしました。
新しいタイロッドは手でも回る位柔らかくて調整が楽チンです。先日調整したオーシャンも簡単に回りました。どうも、このタイロッドが緩まなくなるのは、構造的な問題で、スリットから水が入るのと、調整した後にクリップを締めすぎて変形させてしまうからではないでしょうか?この部分は緩んでも、解る部分ですから、軽く回らなくなる程度の締め込みで良い様な気がします。汚いけど、溝に耐水グリスを塗りこんで置くのも良い方法かも。
とりあえずトー調整も終わり、やっと一息。散らばった工具や外に出しっぱなしのプラズマテレビを中に仕舞い、念のために電源を入れたらプラズマが復活してしまい、作業場に置く事にして作業場の3台のテレビはもう暫くは「アナログ環境」で使うため、当方がヤマダ電機にアンテナ線を買いに行って帰ってくると、藤本さんは着替えてスッカリ帰る準備をしていました。
もう、口では「トランスファーの手伝いします。」と言ってましたが、本心ではなかったみたいです。。。とりあえず去るものは追わないので、納得してお別れを告げたら「あっ!オイル交換を忘れた!交換して良いですか?」というので、コレで最後だと思ったので、「ヒロシ君にたのみなよ。」と告げながら、頭の中で「出入り禁止」を誓いました。

藤本さんのHUMMERに装着しているタイヤはTAIWANのMAXXIS(マキシス)です。MAXXISのHPでは世界100カ国に。。と書いてありますが「世界の支店」には9カ国しか出ていないのは不思議な気がしますけど、他の91カ国は支店をおかずに代理店なのかも?一般的にはMAXXISはあまり耳にしませんが、国内はオフロード用のタイヤとしてブランド名は広がっています。藤本さんの使っているタイヤはクリーピーローラーというスワンパーのTSAとかと同じようにオフロード用なので、ブロックが大きくて排土性が高そうで、サイドウオールまでのパターンはヌタヌタの泥でも確り攪いてくれそうです。実際、指でブロックを押すとゴム質も柔らくオフロード用だという事が良く解ります。タイヤのサイズは40X13.5X17で、タイヤ強度は8プライですから、HUMMERに十分な荷重を確保しています。乗った感じではエアが多いので乗り心地は悪くないが、操作性も大きいタイヤが付いてる感じはあまりしません。ブレーキを踏んでもタイヤが依れている感じがしないのは、サイドが柔らかくないからだと思います。
これのトレードオフとして、耐摩耗性が悪いのは仕方がありません。新品の状態を当方は覚えていないのですけど、現状は長距離は大阪→那須3回。大阪→狭山が2回で、もう5分山だそうです。このまま使い続けると1万マイルは持たないと言ってました。当方の予想では。ブロックが大きい時は摩耗が早く、小さくなるとブロックの剛性が上がるし、センター部が摩耗すると設置面がサイドも接地するようになるため、ココから先は摩耗の進行は遅くなると思います。現に、フロントとリアではトレッドのサイド部分の接地状況が違っています。その代わり、接地面が大きくなると転がり抵抗が大きくなるので、燃費と動力性能が落ち騒音も増えるでしょう。体感的にはハンドルが重くなり、キックバックが増えると思いますので、スワンパーのTSA同様、摩耗より先に乗り辛くなって嫌になると思います。
価格は60,000円強/本で、あまり市場に出回っていないそうです。http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t148766414

2010.1.24.    石飛 毅氏

週末は、当方のトランスファーを降ろして角度を変える作業を行なう予定で、以前、一人でやってて手を怪我しましたので、今回は予定を立てて人の確保をしていました。
ところが、木曜日に藤本さんから連絡があって、金曜日の夜に来るというのですが、今週の予定はあくまでも「当方の作業を優先するけど、それでも良かったらどうぞ。」と伝えた所「手伝います。」と、ちょっと嬉しい事を言ってくれたので、人数も多いので、手伝いなんて要らないのですけど、そういえば藤本さんは大工なので土曜日に搬入されるテレビを設置するのに棚が欲しかったので、作業の手伝いよりも棚を作ってもらった方が助かると思い、材料調達のために材木屋に連絡したら、材料を分けてくれると言うので早速藤本さんにその旨を連絡して道具を積んできてもらう事にしました。
藤本さんは予定より早かったので、1000円割引の時間に合わせるため、新しく出来た「狭山PA」で、時間調整を行い、12時チョッとすぎに到着。7時間掛かったそうです。藤本さんが来た理由は、以前から「曲がるとパキパキ音がする」というので、電話で色々相談を受けていたのですが、話の内容からハーフシャフトが駄目になるとパキパキというかカチカチ音がするので、それの点検をしたかったようです。
到着して一回りというか走り出して直ぐに原因は解りました。電話では「パキパキ音がする。」でしたが、実際は「ポコン」か「ゴトン」もしくは「ガタン」の低音(低周波)音で、聞いていた異音とは違っていました。この音は、ボディマウントの緩みで、ボディリフトした時に良く起きる問題です。ボディマウントの数は6箇所ありますが、運転席の足元はインパクトが入りませんので、チャンと締めても馴染んでくると増し締めが必要になります。今回もこの部分を確認しましたが、締め込み代が残っていました。やはり電話とかメールでは不具合は上手く伝わらないですね。
そんな訳で、藤本さんの不具合は無事完了しましたので、土曜日は朝から棚作りの作業をしてもらえました。先ずは材木屋と打ち合わせをして、棚の大きさと構造を確認してもらい、材料を入れてもらいましたが、結果的に材料の量はピッタリで2人に脱帽です。
棚の大きさは、高さ3000、横幅2100、奥行400で、シャッター一枚を塞ぐ大きさになりました。一応、テレビは予算の都合で42型ですが、棚の耐久性は高そうなので、52インチまでのテレビが入る大きさにしました。それ以外は冷凍庫、電子レンジ、アンプ、ビデオ等の機器とおもちゃ類を収納してあります。今まで、あり合わせの物で配置していましたので、かなりスッキリするはずです。
棚の構造は単純に板を付き合せて止めるのではなく、固定棚板と枠は溝を掘り込んで差込んでいますから、重いものを乗せても大丈夫なように考慮してくれました。それ以外の棚は、レールで位置を変えることが出来ますし、小さい棚はダボにして貰いましたので棚間は自由に変更が出来ます。アンカーも狭山ハウジングから振動ドリルをお借りして固定できましたので、多少の地震でも大丈夫でしょう。コレだけの大きさですから、完成は夕方まで掛かってしまいましたが、出来の良さに当方も藤本さんも大満足です。でも、今まで50型に見慣れていたので、家庭では42型でも十分な大きさなんですけど、正直な感想を言うと「小さい。。。。」
日曜日にヒロシが来て、テレビ交換しても良かった。。。と言い出しました。ヒロシは3年ほど前に衝動買いでWooの55インチを持っています。電動でテレビの向きを変えられてスピーカーもでかいのが付いてて、HDDも付いています。しかし、家では大きすぎたので42インチ位と交換したいと思っていたそうです。先週の日曜日は、当方は法事だったし、ヒロシは先生の所に健康診断に行ってたりでテレビ入れ替えの話はしていませんでした。どうせなら、55型が入ればよかった。。。。

2010.1.22.    石飛 毅氏

デフレスパイラルを体感しました。
ガレージのパイオニアのプラズマテレビは、3年以上前に映らなくなったのですけど、電源部分のクーリングで延命し、その後、電源部分のコンデンサー交換で更に延命しましたけど、最近は映っている人の顔色が悪くてRGBが適正に出ていないようです。更に、海外製の地デジチューナーもカード読み取りが出来なくなり、一旦は地デジ環境になったのですけど、またアナログに逆戻りしていました。
50インチのプラズマが、もうソロソロ駄目だと思ってバックアップ用に娘が一人暮らしをする時に当方が買った15インチのアクオスが家で放置されていたので、コレをガレージに持ち込んで、最近は50インチから15インチで観ていました。コレのメリットは、今まで使っていたプラズマにはチューナーが付いていなかったので、テレビを見るためにアンプ、デッキ等の電源を入れてからテレビの電源を入れないと見れなかったのですけど、テレビの電源だけで見れるし、小さいので近くに置けますので案外便利で満足していました。所が、急に娘が「返せ」と取り上げられてしまい、結局、瀕死状態のプラズマをまた復活させましたけど、時々消えてしまい完全に賞味期限を切れてしまっています。
そこで、視聴覚設備をもう一度見直すことにし、機種条件の検討をしました。画面の大きさは小さければそばに置けばいいのですが、一応、皆んなで観るには最低25インチ以上は欲しいのですけど、画面の優しさからプラズマにしたいので自ずと37インチ以上になってしまいます。画素数ですが、今はフルハイビジョンが当たり前ですけど、ブルーレイは多分殆ど見ないし37以上となると現在の場所に置く事になるので、案外、距離があるので画素数にはとらわれません。当然、録画はしませんからHDD内蔵の必要性はありません。そもそも、地デジの画素ってフルハイビジョンじゃないですから地デジを見るだけなら十分です。
そこで、目を付けたのがパナソニックのベーシックモデルで、価格は37インチで8万弱、42インチで8万5000円弱と格安です。さらにエコポイントが付くので、実質的には37が6万弱になりますけど、エコポイントが画面の大きさでポイントランクが違うため、42インチの方がエコポイントが多いので、差額はたったの4000円です。定量的に計算すると37インチはインチ当たり2200円で、42インチは1500円でとなります。
こうなると、42インチの方が断然お得なので機種はコレに決定。あとは毎日価格が変動するので何時買うかが問題で、毎日価格を監視していた所、昨日当たりから価格の動きがすこし上がって来たので「時は来た!」と思い、84980円で購入。税、送料込みで、エコポイントが23000円分付きますので、実質購入価格は61480円で42インチのプラズマが買えた事になります。今まで使っていたプラズマは160万円で、コレを中古で15万円で買った事を考えるとその暴落は信じられません。
購入後、パナソニックのHPを見ると、当方が購入したモデルはモデルチェンジしていました。モデルチェンジ後の価格は15万円以上ですから、売れ残り在庫処分だったと思われますので、良い買い物をしたと思いまけど、末端価格でこんな価格になってしまい、メーカとか小売店は一体儲けがあるのでしょうか?小売の人も「ネットで買う奴らがいるからだ。」と、おっしゃいますけど、「ジャー自分が買うときはどうなのよ?」と問いかけています。今の時代、テレビの後ろを開けて修理している電気屋さんっていないので、何処で買っても同じジャンと、思いながら愚息が使っているビクターのハイビジョンブラウン管テレビを観たら、プラズマよりも液晶よりも断然美しかったです。真空管アンプみたいに、またブラウン管の時代は来るのでしょうか???

2010.1.20.    石飛 毅氏

ヒロシは、そちらで元気にしていますか?案外、年齢が行ってますから健康診断は必要ですよね。
次回の記念ミーティング時に使うマークが決まりました。デザインは10回の時と同じく松原さんの会社の専属デザイナーさんで、10月頃からスタートして当方が見ただけでも5-6点のデザインを見ましたが、やっと決定したみたいです。一応、2デザインありますが、どちらにするか悩んでいます。どうせなら両方でも良いとは思うのですが、2個もあるのはダメかなぁ?と言うのが本音です。
現在、ステッカーのサンプルを作成していますので、どちらかに決まりましたら報告します。ノベルティを作成される方は、原稿が当方の所にありますので、ご請求してください。

2010.1.18.    石飛 毅氏

オートサロンに行ってきました。
先日、段々寂しくなるショーと書きましたが、なんと今年は不況だというのに規模は今まで最大だったそうです。確かにプレスDAYだというのに幕張メッセの駐車場は満タンで、モーターショーのプレスDAYより多かったです。オートサロンの特徴は、日本のメーカーも結構真剣に背負っているのですが、モーターショーよりもユーザー目線で出品されている点に好感が持てます。正直な所、一番モーターショーとの違いはモデルさん達の露出度で結構過激で、車を見に来ているのかモデルさんを見に来ているのか?疑問です。面白かったのは、同行したスカイオートの先輩は顔が広くて、そんなモデルさんに顔見知りがいて、「久しぶりィ〜♪」なんて挨拶されたのにはビックリしました。メディアも沢山来てて、ベストカーで取材を受けた記者や、以前、A-CarsでH1、H2、H3の取材をした時のレーシングドライバー等専門家だけでは無く、キー局のテレビ局等のマスメディアも取材していましたから、以前のヤンチャな奴等のショーでは無くなって来ている気がします。
兎に角、今、日本でカスタムしているかなりの割合がココに出展されている感じで、エコカーの出展も時節柄ありますが、余りそういうことには神経質にならずに、車好きのショートしては思いのほか楽しかったです。
さて、今回、オートサロンに出向いた理由は、ドーナッツの勇姿を見たい願望があり、さらに、スカイオートの知人で、以前、SEMAショーで同行した車屋さんが出展しているため、プレスDAYの招待券が手に入ったので、都合を付けて行ってきました。因みに、数千台の参加者があるのに、チケットをくれたスカイオートの知人のブースとドーナッツのHUMMERは隣同士なのは、偶然にしては凄すぎで、更に、その真向かいには林ボディーのNEWビートルピックアップが展示されていました。毎度、恐ろしい確率には段々慣れてきましたので、ソーなんだぁ〜ってな感じです。
色々目を引く車が沢山ありますけど、ドーナッツのハンビーは異質です。しかし、決して浮いていたのではなく、注目度は抜群でした。何しろ完全武装の状態で屋根にはM60を載せて、顔を出しているんですから目立たない訳がありません。さらに、屋根から参加者に手を振ったりロックオンしたり。。。。色々パフォーマンスもしているので、アミューズメントパークのキャラクターのようです。当方がいた時に、余り目立たない服装の可愛らしい女の子とカメラマンがかなり興味を持ったので、ドーナッツが特別にHUMMERから降りて写真を撮りましたが、その時、彼女が上着を脱いだら余りにもセクシーでスカイオートとと当方は思わず「おおおおぉぉぉ〜!」と叫んでしましました。
ドーナッツは、恥ずかしいから今回の出展を黙っていたそうで、来週辺りに見せに来るといってました。しかし、こんなに出来の良い物を目の前にして指をくわえて見ている訳にはいきません。そこで、内部とか色々見せてもらいました。ドーナッツのバンビーは、元色が当方と同じ年式なので同じ色の赤です。内装がタンなので、サンドベージュに塗られた車体でも、内装に違和感がありません。当然、中には無線機とかが装備されて、スラントバックを開けると、武器も沢山積んであります。FRPで作成されたスラントバックは、製作した有働さんの話では4プライあるそうで、非常に確りしています。開閉のための取っ手も作成されたそうで、これはとてもFRPとは思えない出来です。リングマウントもドーナッツがぐるぐる回していましたけど、スムーズに回転します。この、コンバージョンパーツは型がありますので、複数生産可能ですから、興味のある方は、とりあえず、スカイオートに問い合わせれば宜しいかともいます。

週末、ブリ大根を食べていたら歯に骨が引っかかり、無理やり抜いたら差し歯が取れてしまいました。この差し歯は会社の近所で入れたものなんですけど、そのまままた差せば良いと言う訳では無いと思ったので、野澤さんに連絡して予約を取りました。折角、野沢さんの所に行くのですから、NOZAWA-GOで行こうと思ったら、バッテリー上がりでセルは「カカカカカカ・・・・・・」と言うだけ。現在、NOZAWA-GOは自宅の駐車場に置いてあるため、何も手立てがないので、ekワゴンで向いました。野沢さんは、この日は夜に送別会があるので素直にガレージに戻り、当方のHUMMERの不具合を調査。不具合と言っても、ターボチャージャーのベーンコントロールの学習が出来ないため、MILが点灯しています。
それ以外のエンジンに関しての不具合は全くなく、これも走行には支障がありませんが、そのまま放置して置くと他のトラブルコードが出ても解らないし、スカイオートとはベーンポジションセンサーの不良だという予想はしてて、現在、部品は手配中なのですが、部品を交換して終わりと言うもの芸がないので。原因だけは正確に掴んでおこうと思い、テスター片手に調査しました。
DURAMAXエンジンのLLY以降には、付加に応じてターボチャージャーの回転しているタービンの外側に風量をかえる翼が付いています。これでタービンを通る排気ガスを通しずらくする(タービンに沢山排気ガスを当てる)スカスカに(排気抵抗を下げる)したりします。従って、このベーンで排気ブレーキにする事も出来ます。
このベーンは、ソレノイドで位置決めをしてエンジンの油圧でベーンの位置を変えます。その時のベーンの位置を測定してフィードバックを掛けるのが、ベーンポジションセンサーの役割です。まず、ベーンポジションセンサー配線の導通テストを行いましたが、これは全てOK。次にベーンポジションセンサーを取り外してみましたが、ポジションセンサーはマグネット式ではなく、プランジャースイッチでベーンを駆動するシャフトにカムが付いてて、それの変位をスイッチが出たり入ったりして抵抗値を変えている様です。ただ、単純に抵抗を変えているのではなく、電源を供給して駆動するアンプが付いています。恐らくこのアンプは電源が5Vで、単純に抵抗だと温度変化による抵抗値の変位や電圧変動に対して影響を受けないっための回路が入っているようです。
外したセンサーに電源を入れて、プランジャーを出したり入れたりして電圧を測定しましたら、電圧が0-3.5V程度まで可変しました。この状態ではまだだセンサーが生きているのではないかと思いましたが、このセンサーをタービンに装着しない状態でTECH2を接続し指で出し入れしてみました。この時にはTECH2の表示は電圧ではなく0-100%の表示ですが、メイッパイ出ている時には100%になっていなくてはならないのに、MAXでも50%位にしかなりません。指で押し込んだ状態では0%にはなりますけど、これではベーンの位置が何処にあるのかPCMは判断できません。これで、間違いなくベーンポジションセンサーだと確信できましたので、一安心です。
夕方、以前、アンプを作ってくれたアライアンプさんが、どうも当方の使っているスピーカーに不満があったらしく、ダイアトーンのスピーカーを持って来てくれました。ただ、このスピーカーを床に置く事ができませんし、棚もありませんので、丁度、大工の小林さんが狭山ハウジングで作業をしていたので、「後でチョッとお願いがあるんですけど。。。」とお願いして、スピーカー用の棚を付けて頂きました。確かにこのスピーカーで聞いたほうが良い音が出ています。作業場のBOSEは、そのままで良い音が出ているのでOKだそうです。

バッテリー上がりをしているNOZAWA-GOを動かすために、バッテリーパックを持ち帰ってジャンプしてエンジン始動。GASエンジンはグローが無い分簡単に掛かるので助かります。そのまま、ガレージに持ち込んで暗電流を見ましたが、たったの20mAです。これで、バッテリーが上がる訳がないので、もしかすると半ドアのままだった可能性がありますけど、自宅からガレージの間でしか充電していないので、一応、オプチマ専用充電器を繋ぎ、来週、再度暗電流のチェック等を行います。
NOZAWA-GOをガレージに収納したので、当方のHUMMERを持ち帰りました。ベーンポジションセンサーの不良が解りましたので、そのまま自宅に帰らないで、シャバを一回りしてきました。ココの所、冷え込みがきつくて、エンジンを始動してから暫くはピストンが渋い感じがします。前の6.5-TDの時も冬場はエンジンを始動して暫くはエンジンが回りませんでしたが、それよりもう少し時間が掛かります。以前、北海道に住んでいるオーナーが目的地に着いてもまだ温まらないので、ヒーターが効かないと言ってた事を思い出します。DURAMAXの場合はラジエーターもアルミになっていますし、エンジンオイルクーラーもありません。しかし、サーモスタットが開くまではラジエーターは関係ないので、エンジン自体が熱的には余裕があると思われます。当然、エンジンだけではなくミッションも冷間時にはATFの粘度が高いので、チョッとシフトが変です。水温が上がるにつれて、段々回るようにはなりますが、当方のガレージからだと川越インターの入り口でやっと良い感じになります。ヒーターの効きも今一で、川越までは人間も冷えたままです。
ココの所、NOZAWA-GOに乗る機会が多いのですが、この年式のエアコンと言うかヒーターは、外気導入にしているとフロントのヒーターは信じられないぐらいに利きません。リアの吹き出し口からは、ホットコーヒーが出来るぐらいの温度なのに、フロントから出る風はひえひえです。この調子だと、夏場も外気導入にして置くと冷気が出ないでしょうね。今後、GAS-HUMMERは基本はMAXで使う事にします。
さて、PCMを最新バージョンにした当方のHUMMERですが、燃料が足らなくなる症状はその後出ていませんので、アレは何かの間違いだったのかと言う感じです。以前はマスフローセンサーの異常が出ていましたが、マスフローセンサーの角度を変え、同時に汚れていたK&Nのフィルターを外して洗浄乾燥をしたため、一旦ノーマルに戻してあありますので、どちらがフローセンサー異常に対して効果があったのかは掴んでいません。エアクリーナーが久々にノーマルなのですが、この状態でも満足出来るパワーが出ていますので、暫くこのままでブラッシュアップが終った頃に交換してみようと思います。

2010.1.12.    石飛 毅氏

金曜日に、当方の新しいプログラムを組んだPCMが届きました。
クリスマスとNEW-YEARの休暇中でしたので、こんなに早く来るとは思ってもいませんでしたので、上機嫌です。スカイオートで現在コンバージョン中の柳本さんのHUMMERは、既にコンバージョン自体は完了していますが、現在、内装を全て剥がしていますので、内装関係で完了です。とりあえず、現状を見させてもらいましたが、2台目なので色々な部分で改善されています。
さて、当方の新しいPCMですが、1stバージョンは概ね良好でしたが、エアフローの設定とかEGRに不具合、スピードメーターが合っていなく、少なめに出ていたのと、最高速にリミッターが掛かっていました。2ndバージョンは、これらの不具合は解消されていましたが、設定馬力が多すぎてアクセルを踏んだ途端に飛び出す感じで、下が合っても燃料が足らなくて全開走行をすると以前より最高速が出ないというオカシナ設定で、幾ら馬力があっても、乗り辛くて仕方がありません。
今回の最新バージョンは、低速はノーマルよりレスポンスが上がっていますがマイルドです。このままの状態であれば、オリジナルのT-DIESELと同じような感じです。しかし、一度アクセルを踏み込むと小気味良くエンジンが回り出し、アクセルコントロールもしやすくなっています。馬力も1stバージョンより出ている様で、高速での追い越し加速も以前より鋭くなった感じです。ただ、年式が古い車体ですからインシュレーションとかボディの建て付けが悪くなっているので、振動と騒音が激しく、室内は大騒ぎです。15年も経っていますから、一度ボディー周りの増し締めをその内やらないと駄目でしょう。
振動の原因は、フロントのプロペラシャフトのレイアウトにも、問題があります。シャフトそのものに問題があるのではなく、トランスファーをフルタイムに変えた時に位置が変わってしまい、シャフトに角度が付いてしまいました。柳本さんのにはアダプターが付いていますので、角度がオリジナルと同じなので、当方のと比べると綺麗なラインで配置されています。一応、対策部品としてコレは入手済みなので近いうちに交換しようと思っています。
残りは、ターボの可変ベーンのセンサーが上手く稼動していませんので、ベーンの学習が出来ていません。当方のPCMを柳本さんのに付けると、この部分は上手く行ってますので、恐らく当方のエンジンのハードウェアーの問題です。それと、燃料が中速で足らなくなるアラームも出ます。コレはオリジナルの燃料配管を使っていますので、一番燃料を使う時に足らなくなってしまいます。コレも、柳本さんのは一回り大きいサイズのパイプを使っているので、当方のよりは良いかと思います。コレに関しては運転手のアクセルの踏み方で(足らなくなるような加速をしなければ良い。)コントロールできますので、変更は先になります。
オーシャンブルーですが、リアのハーフシャフトがサイドブレーキのワイヤーに当たる問題と、ハーフシャフトの行き場が無くなる事で壊れてしまうのは心配です。それをどうするか色々勧化得ていた所、同じような使い方をしている友野サンから連絡があり、ハーフシャフトが壊れたぁ。。。。そうです。そうなるとイヨイヨ心配になり、もう一度整理して対策を練る事にしました。
問題は、ハーフシャフトの長さ、角度、ハンドリングの悪さ、乗り心地の悪さです。もともと、スペーサーを入れたのが問題なのですが、コレだけ大きなタイヤを入れると、ある程度の車高を稼がなくてはなりません。浅井さんは、タイヤとフェンダーの隙間があまりないと口の中に肉まんをほお張っているみたいで嫌らしく、当方もその気持ちが良く解ります。それと、オーシャンはウインチが付いていますので、フロントヘビーで車体の姿勢は前下がりです。そこで、車体の角度を三平方の定理で測定した所1.3度の角度が付いていました。
もともとオフロードレーサー等は、荒れた路面でハンドルを取られないためにキャスター角はオンロードより大きな値にします。解りやすいのはオートバイで、オフロードバイクはフロントフォークが寝て柔らかめのサスでストロークを多くとって、ストロークを多くとっても車体の変化量も少なくなるようにして、直進性を向上させています。しかし、デメリットとして回頭性が落ちますが、その分リアを滑らす事でグイーン〜と回る事ができます。となるとハーレーのチョッパーはオンロードをキビキビ走る機能としては全く駄目な物ですが、直進性に関してはタップリありますので、アメリカ大陸を横断するにはあれで良いと思います。しかし、いろは坂の下りは怒アンダーで怖くて大変だと思います。
そこで、HUMMERのオリジナルのキャスター角を調べると+2.5〜3.5度と極めて小さいことが解りました。その数値から考えると、オーシャンの場合はオリジナルの状態で3.5度だったとしたら2.3度となり、もし規定値の最小である2.5度でしたら1.2度となってしまいます。そうなると、今の直進性が悪いのはこれではないかと考え、スペーサーを抜いて様子を見るのが一番だと考えて、浅井さんに連絡した所「抜いちゃってください。」と了解を得れたので、抜いて見ました。リアの車高は4cm程下がりましたが、ほぼ水平なので、当方はこの方が良いと思うのですが、果たして浅井サンは納得してくれるかどうか。。。
作業が終わったのは夜の9時ごろでしたけど、作業場のエアコンが壊れたママなので、ここの所、寒くてとても作業が出来ません。灯油も高騰していますので、暖房無しでは辛いのでキャスター角の測定は翌日に回して、ヒロシとカレーを食べて作業終了。
キャスター角の測定ですが、コレは測定器が無いので非常に難しいですが、タイヤの下にダンボールを敷いてサゲフリを使って基準線を出して、ハンドルを切ってタイヤの回転中心を探して寸法を測ってどうにか左右のバランスを取りました。角度的には3度になったと思うしかないのですけど、あとは何時もの実走行で確認。
近所を走り回った感じでは、今まで舗装のウネリにハンドルを取られていましたけど、余程でない限りハンドルの修正は殆どいりません。直進時もハンドルに軽く手を載せているだけでOKです。この様子だと、高速で良さそうなので、このままスカイオートに預ける事にしました。本当はもう少し預かってフロントのスペーサーをもう少し薄くしたいのですが、ガレージが満タンなので外置きになってしまうので、一旦スカイオートに預ける事にしました。
スカイオートに直行だと試乗距離が短いので、関越→外環ルートで、松戸の実家に届け物をし、松戸から越谷まで下道で向かいました。一般道での乗り心地を含めた状態はエンジンを含めた全体的に良好です。オーシャンブルーのエンジンはレスポンスが良くパワーもあります。一般道の合流でちょっとした隙間に刺したい時、スーッと車体を滑り込ます事も出来ます。高速の追い越しでも期待した速度に直ぐ乗れるのでストレスがありません。アクセルオフでのフリクションも小さく、前方が赤信号の時にかなり前でパワーを抜いていも良く転がります。インシュレーションも高く、室内に入るエンジン音も少ないので、疲労感も少なく無理して走っている感じがありません。
騒音レベルとしては、GAS-HUMMERにはかないませんけど吹け上がりの良さは比べ物になりません。電子式ブースト計を見ると、最大で1.2まで上がっています。逆に一般道を流している時は0.2程度なので、エンジン単体でのパワーがあるという事だと思います。オーシャンは、プレデターのPCMとインタークーラーを装着していますが、記憶が曖昧ですけどタービンもハイフローにしているかも。排気管もストレートではなくタイコが付いていますので、低速が良いのはコレの効果だと思います。インタークーラーは諸刃の剣で、間違いなくパワーは出ますけど、インタークーラー本体を含めて吸気配管が長くなるので、この間のトラブル発生要素が増えるので、配管の状態を常に監視が必要だと思います。
実際、オーシャンもインタークーラー入り口の配管がチョッと不安です。差込量が浅いし角度が余りよくありません。コレも次の機会に修正したい所ですね。預ける際、第三者の目で見てもらうためにスカイオートに試乗してもらいましたが、感想は「普通になりましたね。」でしたから、とりあえず合格でしょう。

先日、オーシャンのスモールランプを点灯するようにしましたが、スモールが明るすぎてウインカーとの差をもっと明確にしたいのと、LEDの寿命を延ばすために抵抗を入れました。もともとウインカーリレーを動かすために誰かが抵抗を付けた所に追加しましたが、この部分は水が掛かるのはあまり好ましくないので、直接水が掛からないようにカバーを作成しました。材料は先日片岡さんから頂いたアルミ板で、マジックで5052と書いてありましたので、強度と耐食性は高いアルミです。
アルミ板なので、カットはエアソウで、曲げは狭山ハウジングにある手動ベンダーで作成しています。カット自体は色々手段がありますけど、曲げに関してはベンダーが無いと綺麗には出来ませんので、一応、装飾品レベルとは程遠いですけど機能は十分果たしていると自負しています。これに、スモール点灯時にウインカーを出した時に、スモールが自動に消えるユニットリレー(スカイオートで入手可能)を入れれば車検にも対応できます。

オートサロンが、今年も幕張メッセで行なわれます。一時期は改造車で盛り上がっていましたけど、こんな時代ですから段々落ち着いて来ています。そうは言っても、モーターショーと異なり、色々カスタムされた車体や新しいパーツを目に出きる国内最大のショーですから、行かれる方も沢山いらっしゃると思います。その中に、どうやらドーナッツのHUMMERも出品されるみたいです。みたいですと言うのは本人から聞いた訳ではなく、オートサロンのHPに出てきたんですけど、どー見てもこんなHUMMERは99.999%奴のに間違いありません。 http://e-system.e-autosalon.net/gene_site/2010tas_car_detail.php?f1_r_no=1613&f01_no=&f01_detail_no=3246
そう言えば、今回作成したスラントバックとかリングマウントとか型があるので、一台コッキリで終わるのは実に勿体無いと思っていたのですけど、当方としては自分で直ぐに買わないものを、売らないのですか?等と期待を持たせることは言えません。先日、松原さんから電話があって「あれカッコいいですよね〜」と言われ「FRPの型は残っているから作れると思うよ。」とは言いましたが価格も解らないし、作ってくれるかどうかも解らないので、話はそのまま終わってしまいました。
その翌日にドーナッツから連絡があり、今回作成した有賀さんが明らかに一台では赤字なので、何台か販売する事で穴埋めが必要で、それの販促用パンフレットをドーナッツが作成しているそうです。そこで、このキットは松原さんのハンビーから寸法を取ったリアルに近い物だという一文をパンフレットに入れたいので承諾を得たいと言うので、当方判断でOKを出し、松原さんには事後承諾を取りました。当然、松原さんは快諾してくれましたし、「沢山売れると良いですね。」と応援してくれています。
当方の知る限りとしては、このスラントバックは屋根の傾きをハンビーのスラントバックと同じにするため、ルーフを少し室内に食い込む事になりますので、多少、居住性は悪くなる気がしますけど、ヘルメットを被った米兵が乗れるのですから、日本人には全く問題がないでしょう。リングマウント等は、実にリアルに出来ています。もともと素材はFRPですが、船舶もFRPですから強度的にスチールには劣っても戦争で使わないのであれば一般使用には十分だと思います。万が一壊れても補修がきく筈です。ただ、降雨降雪に関しての養生は不明なので、その辺はオーナーの努力になるかもしれませんが、そんな事位このパーツをつけたい人は言ってはいけません。他人と違う事をするには、ある程度の覚悟が必要なんですから。とは口でいってますけど、一体、何人の人が屋根を切るか?興味のあるところです。
ドーナッツがオートサロンの後に見せに来ると言ってましたので、詳細はまた報告しますので、お楽しみにして下さい。そうそう、価格はドーナッツが支払った金額を知っていますが、製品版はその1/3になっていましたので、良心的な価格設定ですね。この後、誰かが同じ物を1/3でゲットしても許してしまうドーナッツに男気を感じて、偉いと思うのは当方だけでしょうか?問い合わせ方法とか詳細はパンフレットが完成してから報告します。

2010.1.6.    石飛 毅氏

新年を迎えても希望者には積極的にSeguwayに乗せています。
が、さすがに次女は前に進み方を教えただけでいきなり乗り始め、20秒で自由に動き回っていました。それも、ピンヒールで・・・・・ヒールで乗るのは違反です。ゴムマットに穴が開くから。。じゃ無くて、センサーにチャンと荷重が乗らないので駄目です。今年80歳になる両親も興味シンシンで、冥土の土産に乗せてあげました。両親共に直ぐに乗車出来ました。
最近、高齢化問題で、今まで不自由なく生活していたお年寄りが、骨折とか、やけどとか、通常、寿命には関係無い事で入院すると、ボケてしまったり急に老齢化してしまう話を聞きます。治療するための病院ですし、医療費が下げられてしまうことで治療以外の部分に手が回らないのが実態ですね。
当方の両親は今年80歳になるのですが、足腰の衰えはあるみたいですけど、近所は電動アシスト自転車で用を足しています。しかし、自転車の場合は速度と安定度が比例しますので段々心配です。かといって、3輪自転車は恐らくプライドが許さないでしょう。従って、自転車の次はシニアカー?と急激に老齢化してしまいそうです。その間を埋めるのにはSeguwayを位置付けたら面白いです。超信地旋回も出来ますし、オンロード用の「i2」なら、歩行者との共存も出来そうです。
Seguwayジャパンも日本で普及させたいなら、最高速度がシニアカー並みの物に安全対策をしたSeguwayをスペシャルオーダーしてみたら如何なもんでしょう?Seguwayであれば、駅まで乗っていくと置き場所がないので、恐らく便利な移動手段を手に入れたお年よりは、近隣を動き回る用途に限られるため、遠方に電車に乗って出かけるより、近隣のシャッター街になった商店街に戻ってくるような気がします。そうなれば一挙両得ですね。
2日は、昼間は「箱根駅伝」を見るぐらいしか用がなかったのですけど、夕方からは新年会があり、終了後、そのままNOZAWA-GOでガレージ生活に向かいました。スノボーに行った翼からのオーダーは、バックカメラの動作不安定改善と、バックランプの照度アップで、それ以外は昨年末に未履行のオイルの交換を行ないました。バックカメラは、もともとスペアタイヤが付いていたので、右端に付いていましたが、バックランプの照度不足と相まって、全体が見えた方が良いということから、リアゲートのセンターに取り付けました。
オイル交換は、前後のデフと、パワステのオイルを交換しました。パワステはATFが指定なのですが、少し汚れていたので、ホースを外して全て抜き取りたかったのですけど、寒さで粘度が高いのでタンクからアスピレーターで吸引して新油を入れました。今回は、エンジンオイル同様フラッシングの意味にして、後日、配管を外して下のほうに溜まっている蓄積物を取り除きたいと思います。
配線の引き回しが面倒なので、配線を車体に穴を開けてグロメットを通してで防雨処理しました。そのため、一旦、配線を引っ張り出して見た所、一部潰れていた箇所を発見。コレが動作不安定の原因だったような感じです。バックランプは、以前、是枝君がJeepから外したPIAAのドライビングとフォグが一体になったランプがあったので、これのフォグランプの方だけ使用。(ドライビングに配線をしないだけですけど)外側が汚かったので分解して清掃しましたが、4輪駆動業界がバブル期に販売されていただけあって、ボディはダイキャスト、パッキンも厚手の成型品で、配線も被覆がフッ素系とゴージャスなため、中は新品同様でした。コレだけお金を掛けて販売価格が高額でも売れた時期があったんですね。今では考えられません。
そういえば、フロントとリアのポジションランプは使っていなかったので、ランプの状態を見るためにレンズを外した所、バルブが抜いてありました。コレはウインカー点灯時にポジションは消灯しなくてはならないのですけど、それを回避するユニットを使わずにポジションとしてランプを使わなくしたためだと思います。そこで、バルブを入れてみたところ点灯しません。電球を抜いて、配線も外した模様。このポジションを使っていないHUMMERは結構あって、オーシャンもポジションとして使っていません。もし、ポジションとして使っていない場合は、スカイオートにポジションを使うユニットと言えば購入できます。このままでは車検に受かりませんから、後日、このユニットを購入して取り付けを報告します。
話は戻って、このスモール用の電球の在庫が無かったので、久々に16号沿いのイエローハットに出向きました。しかし、当方の欲しい10Wのソケットタイプのシングル球が売っていません。以前はスタンレーのオレンジと白のパッケージがあったのですけど、交換用電球の多くがガラス面がキラキラして1000円位する奴とかLEDが殆どで、一応、お洒落じゃない普及品の電球の在庫もあるにはあるのですけど、その殆どがクリプトンタイプで、ソケットタイプはW球がチョッと置いてあるだけです。
ガレージの近所には、ココと、もう一店舗イエローハットがあるのですけど、同じイエローハットなので商品構成が同じ様な気がしましたけど、以前、松原サンのカーナビを買うときに「別の店だと思ってくれ。」と店員に言われた事があるので、期待薄でしたが行ってみたところ、フィリップスの2個入りが380円で売っていました。在庫が3セットでしたので、念のため全買い。20年前なら規格のヘッドライトも売っていましたけど、少し前から注文品になっていますから、こんな普通だった物も注文品になる時代が、もうそこまで来ていますね。
フロントの軍用ウインカーを外した時に、一番下の車間距離の目印の所にLEDのバルブが入っていました。後から入れたものか、最初から入っていた物か解りませんが、取り外して電源を繋げて見たら、ボンヤリ点灯。裏に何か書いてあるので、リーディンググラス(老眼鏡とも言います)を掛けてみたら、「28V」と書いてありました。恐らくコレは軍用ランプに最初から付いていた物のようです。簡単に分解できるので、基盤を見るとLEDが6個直列に繋がってて、更に直列に28Vでの電流を測ると50mAです。コレを12Vで動かすために抵抗値を変えてあげれば良いと思って電気設計の奴に聞いたら、「LEDは抵抗値を下げれば良いってもんじゃないです。」と忠告を受けました。その理由は、LEDの負荷に見合った抵抗を入れることで、危険回避が出来る事だそうで、LEDは潰れた時にオープンになる場合と、ショートになる場合があるし。。。。。と色々言われたのですけど、要するに、このLEDを12V使用にするには計算上の抵抗値はほぼ直結状態になるので、何かあった時に、危険だそうです。「素人じゃないんだから・・・・」と怒られながら、回路を見直して、結局6個シリーズを3個づつパラにして、それぞれに適正な抵抗を付けました。それでも、電流は100mAですから、電球より電流は低く、このままでも省エネだし、本来、LED化の目的である長寿命になります。
そう言えば、先日、スカイオートでボリーちゃんに逢ったとき「自分でLED化したら、色々考えられないような誤動作をしだして、元に戻らなくなって偉い事になってしまったんですよ。」という話を聞きました。よくある話はウインカーが点滅しなくなったとか言う話は聞きますが、コレはウインカーに流れる電流が少なくて接点が付きっ放しになるためで、LED用に回路を組んだ物と交換しなくてはならないので、それかと思ったら、それだけではなくて、ブレーキを踏んだら関係ない何かが点いたり・・・・コレは車体には色々な電線が張り巡らされてて、その中にはコンデンサー的な要素もあるので、数ミリAでもLEDは点灯してしまうからです。暫く放置しておけばやがて消えるので、さほど心配がないと思います。原理は違いますけど、蛍光灯を消した後何となく光っているのと同じに考えて、さほど心配は要らないでしょう。因みに、電磁誘導の漏れ電流でも点いちゃうそうです。LEDって凄いですね。
一通りNOZAWA-GOのメンテナンスが終ったので、オーシャンブルーのパワステのタンクがオイルまみれになっていたので、全て取去ってレベルを指定の位置にして1月ほど経ちましたので、点検しました。スカイオートの話ではタンク別体式の場合、溶接が剥がれる事が多いと聞いていたので、少し心配でしたが、今の所、タンクの周りはサラサラです。強いて言うなら、インタークーラーのジョイント部分も前回油まみれで、配管を増締めしました。この部分も今回はサラサラでしたので、定期的な点検で油まみれになる事はない模様。序に、オーシャンのポジションランプも点灯させていなかったので、レンズを外してみると、LEDが装着されていました。一旦外してソケットを見ると、接点が2個あったので、W球のLEDでした。ジャンクションボックスに付いていたセメント抵抗はウインカーリレー対策でした。
とりあえずスモールの配線を行ないましたが、オーシャンにもスモール消灯ユニットが付いていませんので、ウインカー中にスモールが点いたままです。さらに、ポジションとウインカーの明るさに差があまりないので、NOZAWA-GOよりも判別がつきません。オーシャンにもユニットを後ほど追加します。

HUMMERのメーターは、93年式のスピードメーターと全モデルのCTISのゲージを除いて全て電気式です。因みにメーターがピクピクする話を以前スカイオートが言ってましたが、先ほど麻生さんからもそんな現象が出ているHUMMERがあるといってました。何を隠そう、当方もそんな事があり、止まっているのにカーナビがドンドン進んで行ってしまい困りましたけど、その時の原因はアース不良でした。
さて、先日、柳本さんから翼が頂いたナビの箱が送られて来ました。中身はナビの取説とお手持ちで不要になったパーツが幾つか入っていましたが、その中に針が出鱈目の所を指しているCTISのゲージが入っていました。CTISのゲージは、直接配管が2本引かれてています。多分、中はブルドン管式と思われますが、現物を見た事がないので分解してあわよくば修理出来たらと期待してゲージを解体しましたが、既にゲージを分解した履歴があるので、誰かが開けたみたいです。
HUMMERのゲージは、基本的に非分解でガラスのベゼルがカシメてあります。従って、余程の人でないとゲージには開けた履歴が残ります。今回は壊れているので、この辺は気兼ねなく爪を起こして、まず、ベゼルとガラスを外します。次に、裏面のナットを取去ると内臓は簡単に出てきます。他のゲージに比べて案外精密に出来ているのにはチョッとビックリです。真鍮の半円になっている部分に圧が掛かると広がり、その力をレバーで増幅してギヤを使って針を回転させています。従って、この真鍮部分を押したり引いたりするとゲージの針がピクピクします。先ず、このブルドン管の曲がりを成型して針を大体ゼロの位置に戻し、ブルドン管の先端の板を少しづつ変形させてゼロのピンに針が触れるか触れないかの位置に調整します。念のためレギュレーターで2.1kg/cuに調節して圧を掛けたら、2本とも30psi辺りを指していたので、修理完了。

2010.1.2.    石飛 毅氏

明けましておめでとうございます。
昨年中は皆様に色々ご協力を頂き、充実したHUMMER LIFEを送る事が出来ました。100年に一度の不況と言われていますが、30年前のオイルショックの時の方より今回の方が楽ちんな様な気がするのは、その時に就職活動で痛い目にあった当方だけでしょうか?とは言え、この打撃をモロに受けている方もいらっしゃるでしょうから、人によって色々なんでしょうね。ただ、今回、日本の不況の発端はリーマンショックですが、それを切っ掛けに「自動車が売れない」事が一番影響があった様な気がします。一昨年の4月辺りから自動車の売り上げが下がって、その後、派遣切りとかが社会問題になったと思うのですが。以前、DIESELの排ガス規制の時に、「国を掌る人たちは日本の経済を支えている自動車を軽視している。」と書いた事がありますが、日航と違って自動車会社は独立した企業で、今まで政治力に頼らず経営を行い繁栄して来て、貿易黒字解消のためとかで勝手に輸出量を決められてしまったために、その後、アメリカ国内に工場を作り、結局、BIG3を撃沈した日本の自動車会社はスゲーと思います。
DIESEL規制も政治力販売規制されて、開発が遅れたお陰で、新生DIESELエンジンの心臓部であるコモンレールの技術はすっかりボッシュに先行されてしまっています。あのHONDAでさえ、現状でも自社製品でないというのは嘆かわしい事です。これから数年でかなり良いレベルに追いつきそうな後進のアジアメーカーにアドバンテージがあるのは、ハイブリットと、新生DIESELだと思うので、今年は何かときめく様な技術が国内メーカーから出て欲しいです。

さて、年末は翼のHUMMERのオイル交換を行うために、先週格闘したオーシャンと入れ替えのために、オーシャンのエンジンを掛けると、ホンの少しスターターの回りが悪い気がしました。と、今回初めて気が付いた様に描いていますけど、お預かりした時から薄々気が付いていたいのですけど、余り乗っていないので、当方が乗りこなせば戻ると思ってそのままにしていましたが、今回は、その後、ガレージで年越しなので、一応バッテリーのチェックしました。オーシャンのバッテリーはACデルコの標準で、一応、充電状態の「窓」が付いていますので、覗いてみたら真っ黒。それでも電圧は12.5Vあるので、サルフェーションを起こす前に充電。充電後は快調にセルが回っていましたが、加藤電機の話では、「充電しても直ぐは良いけど暫くすると電圧が落ちるのはダメ。」と聞いた事があるので、注意してみます。
オイル交換の予定は、「全ての油脂」のつもりでしたが、ハブのオイル交換に難航してしまい時間切れで、結局、エンジンとハブのオイル交換とグリスアップで終ってしまいました。ハブのオイル交換が難航した理由は、4箇所あるドレンプラグの内2箇所が舐めてしまい、それの撤去に時間が掛かってしまいました。ハブのドレンプラグはテーパーになっていますので、締め込みのアンバイが解り辛く、尚且つ、6角の穴がマグネットのお陰で浅いため、非常に舐め易い形状です。当方のガレージでも何度か舐めてっしまったことがあるので、予備は常設しています。一応、緩める前にオマジナイをしているのですが、テーパーネジなのでオマジナイが効いたかどうかは実際に緩めて見ないと解らないのが舐めてしまう原因です。
舐めたドレンプラグの撤去は、ドリルで穴を開けて、エキストラクターを打ち込んで、ソケットレンチで回します。撤去自体は案外楽ですが、穴を空けた時にドレンプラグに付いたマグネットがハブの中に置き去りになってしまいます。マグネットですから、硬くはありませんけど、粉になってもマグネットですから、ベアリングとかギアに絡み付いて余計な事をしでかすに決まっていますので、ハブのプレートを外してマグネットを撤去しました。ココまでやると作業を遂行した充実感はあるのですけど、ドレンから排出されたハブのオイルが物凄く綺麗で全然交換する必要がなかったのを見で、少し悲しくなりました。

ハブに引き換え、エンジンオイルは結構使い込んでいました。使ったエンジンオイルはTOYOTA純正の10W-30です。古い設計のエンジンですから鉱物系で十分だと思ったのと、交換頻度を一応3000mileに設定しましたので、さほどロングドレンの必要はないと判断しました。安いエンジンオイルでも、交換の効果は直ぐに出て、回転が滑らかになります。これで、高い添加剤を入れると、これが持続するのでしょうが、当方は鈍感なので余り違いは解りません。因みに、燃費ですが、怖いのでまだ計測した事がありません。せめて3.5km/Lは走って欲しいです。

30日の日中は、狭山ハウジングの「餅つき」で、確かに餅もつきますけど、トン汁や焼肉と魅力的な物もあります。しかし、夕方からは恒例の工藤さんの事務所での忘年会があり、毎年、ホッペの落ちるような食材なので、やや抑え気味にしましたが、つきたての暖かいお餅は本当に美味しいです。
日も落ち始め、ソロソロ出かけようと思ったら、浜本さんが到着するや否や、悲しそうな顔で「駐車場でワイパーとアンテナをヤラレタ。」と、言うので早速状態を見るとアンテナはブラブラ、アンテナはひん曲げられていました。アンテナは予備もあるので、さほど問題にはなりませんけど、ワイパーは手で触ると簡単に動いてしまう状態でした。恐らく犯人は、ワイパーを力いっぱい動かして、リンケージの支点を飛ばしてしまった模様。両側のワイパーがグラグラなので、ワイパーモーターのリンケージと、特定できます。
早速、内装を剥してワイパーモーターを外すと、予想通りリンケージは外れていました。構造上、犯人は運転席側のワイパーを動かしたと予想できます。先ず、ワイパーモーターのクランクが曲がっていたので、これの修整。欠品しているのは、黒い樹脂のカラーと抜け止めのクリップ。しかし、ワイパーリンケージの収まっている部分は袋状になっているので、何処かに飛散していることはないと思い、マグネットで探るとクリップは直ぐに見つかりましたが、樹脂の方はマグネットに付きませんので行方不明のまま。開口部が狭いので中をのぞく事ができません。そこで、以前、狭山ハウジングが床下とかの狭くて暗い部分を見るスコープを見せてくれたのを思い出して、狭山ハウジングから借りて来ました。
このスコープは胃カメラと同じで、先端にLEDの照明があって、本体に液晶パネルが付いています。プローブの長さは1m程あり、当然フレキシブルです。早速、ワイパーモーターの穴から差し込むと、直ぐに黒いカラーを発見できました。以前、価格を聞ききましたけど、結構高額なので欲しいけど申し訳ないのですが、買わないで、今後もレンタルさせて頂く事にします。
浜本さんの修理に手間取って、予定開始より遅れて忘年会がスタート。恒例の「御殿場の馬刺し」の他に、今年は「かに!」が加わり、なかなかのごちそう!そうそう、忘年会新顔の桧谷さんが、末娘の愛嬢を連れてきて参加しました。もう去年の事なので年齢は忘れましたが、幼いお嬢ちゃんなんですけど、フンワリした京都弁は良いですねぇ〜。。。
忘年会が終わり、ガレージに帰ると、アルバイトが終った翼がガレージに到着。桧谷さんはお嬢ちゃんが眠くなってしまい途中で帰宅しましたが、残りのメンツで朝まで下らない話で時間を潰してしまいましたけど、毎年「これで一年が終ったなぁ。」と言う感じで、とても楽しかったです。

前にも、ちょっと触れたのですけど、アメリカ国内では外径37インチ以上のタイヤは作らないという話しがありました。翼が将来的にMTRにしたいと言う事でホィールは狭山ハウジングから頂き、タイヤは一本は当方のスペアにそして、松原さんから572のスペア用のタイヤを一本頂きましたので、あと、2本タイヤがあれば一応「コンプリート!」なので、スカイオートに「その内2本注文するから宜しくね!」と軽い気持ちで頼んでみたら、何時もは「解りました!」と心配になるぐらい軽く答えてくる筈なのに、「いーやぁ〜無いんですよ。」と暗い返事。「いや、スカイオートの在庫じゃなくて、注文だよ?それに直ぐじゃないし、それも37で良いんだけど。」と言うと、「40は無いし、37も無いので、聞いたら生産中止だって言う連絡が来たんで、うちも困っているんですよ。」とさらに暗い返事。「そうなると、まとも(当方基準)なタイヤはGF-Goodrichになるな。」と、当方も深刻。折角2本あるMTRが中途半端。前後で違うタイヤを使うのもチョッと変だし、右左で違うタイヤと言うのはもっと変だし。。。
サブプライムの影響が、遂にメーカーだけではなく、部品メーカーにも影響が出ても仕方がないと思いながら、先ずは、本国のHPを見る事にしました。GOOD YEARのHPはなんか変更が多すぎます。以前と全く様変わりしています。色々方針も変わったのでしょうか?とりあえず、SUV&TRUCK TIRESのタブを叩くと数種類のタイヤが出てきて、一番上にはMTRが出ています。出ています。出ています。。。が、パターンが違う!?今までのほぼ対象形と言うか一応殆どトレッド面の体裁は同じ物とは大違いで、外側と内側のパターンが全然違います。HUMMERに装着できるサイズが残っている事を願いながらサイズ一覧表を見ると、37X12.5も40X13.5も残っています。さらに38X14,5と42X14,5と言う今まで37や40を装着していた人がもうワンサイズアップするようなサイズが加わっていますが、適合リムサイズは大きめの設定ですから、タイヤの性能をちゃんとだすサイズのホィールを装着するには苦労が必要ですね。
HPによると、サイドウォールがケブラーになったみたいで、10段階評価で、ドライ、ウエット、ノイズ性能が1ポイント上がり、オフロードトラクションは同等、スノートラクションが1ポイント下がっています。トレッドは外側がブロックパターンで内側が細かくなって、排土性の向きを考えると左右同一タイヤだと左右の特性が変わりそうですけど、どーせ走る場所の殆どが舗装ですから、あんまり関係ないし、むしろオンロード性能が上がったのは良かったと思うんですけど、実態はさほど変わらないでしょう。
スカイオートがなかなか手にはいらないと言った理由は、単純に工場の入れ替え次期だったのと、新車装着がないサイズのタイヤは生産されない時期が多少あっても問題がないので、カタログには掲載してもまだ生産されていないと思います。もう暫くすると、アメリカもオフロード競技のシーズンが始まりますので、その頃には生産されると思います。しかし、旧MT/Rが無くなったのは痛いです。http://www.goodyeartires.com/goodyeartireselector/display_tire.jsp?prodline=Wrangler+MT/R+with+Kevlar&mrktarea=Light%20Truck

 2009年12月