2010年10月  HUMMER ESSAY 2010年11月      

2010.11.27.-2   石飛 毅氏

ココのところ、電子機器の導入が続いています。
既にお知らせした、ポータブルカーナビは更なる性能アップを目指してワンセグの外部アンテナの作成を行いました。パイオニアのAVIC-T07は一時期35000円まで価格が下落しましたけど、在庫が無くなって来たためか、現在は37000円台になっていますので、ハード、ソフト共に全く同じで地図の無料バ-ジョンアップが半年長いAVIC-T07Uとの差額は1万円です。半年の差を高いと思うか安いと思うかは購入者の価値観ですが、当方としてはマダマダ高いと思います。
標準のアンテナは内蔵のロッドアンテナで、余り性能的には期待できないし、室内では受信する条件は余り良くないと思います。そのためか、ナビには外部アンテナの端子が付いています。ただ、このコネクターの規格が特殊で、調査の結果、同軸ケーブル用のMCXという規格です。色々調べれば解るのでしょうけど、中々探しても出てこないので挫折しかかっていたら、是枝さんがアキバのラジオデパートで探してきてくれました。彼も、プラグかジャックか解らないので取りえず両方買ってきてくれました。早速これを使って外部アンテナの作成を行いまいました。外部アンテナに関しては、以前、自宅のテレビアンテナ工事のときに小さいテレビ試映したとき、アンテナのジャックにアンテナケーブルを挿していないのに、鮮明に地デジが映っていたので、条件が良かったら適当な物でも良さそうな印象がありました。
先ずは、後輩のekワゴンを使って試作開始。概ね地デジの周波数に合わせて、銅線2本を使って作成しましたが、一番面倒なのはMCXへの配線。ケーブルはゴミ箱に沢山あるアナログカーテレビのアンテナケーブルを使用しました。結果的には感度アップに大成功。本当は水平がエレメントの長さがダイレクトに解るのですけど、Vにした方が感度が上がったので取り合えずこの状態で狭山を走り回った所、多少途切れますけど、十分視聴に耐えれるようになりました。ただ、銅線のアンテナはどう考えてもかっこ悪い。。。
そこで、当方はアナログのアンテナを出来るだけ開く様に改造して作成。ロッドアンテナなのでエレメントの長さも調整できるのでとても便利。フィルムアンテナ全盛の今で、ロッドアンテナというのもどうかな?と思いますが、毎朝の通勤時に情報ゲット出来るのは魅力的です。所が、後輩のと比べて当方の受信状況は余り良くありません。これは、色々違いを確かめて見たらアンテナケーブルの長さが当方の方が長いのが一番の違いです。ただ、日によっては当方のアンテナも自宅から、会社までの95%位感度良好状態の時もあります。取り合えず、設置場所を決めてアンテナケーブルを短くしてみます。
念願のiPadを導入しました。スカイオートと工藤さんが発売早々ゲットして指をくわえて見ていましたが、費用対効果というか資金的に辛いし、wifiモデルにはGPSが付いていませんので欲しいのは3Gモデルですが、ソフトバンクが今一好きになれない当方は時期早々と考えて、欲しい物リストの順位は下がっていました。所が、先日スカイオートが新アイテムのMac book airを導入しました。アメリカ出張にiPadを持っていってたそうですが、データの取り込みとか少々不便だった様で軽量のMac book airに鞍替えしたのが理由です。
そうなると、今まで使っていたiPadの行方が気になり聞いたところ、3Gを解約して放置してると言うので直ちに価格交渉に入り、納得できる価格の提示があり即決。気が変わらない内に即金で支払いゲットしました。とてもご機嫌です。iPodの良い所は、立ち上がりの速さと、操作性の高いところですでも、時々不思議な動きをするのが気に成りますけど、その内その辺のバグはファームウエアのバージョンアップで良い方向に行きそうです。お勧めのAPPはスカイオートに教えてもらったhttp://itunes.apple.com/jp/app/alpine-crawler-desert/id401153690?mt=8 です。
携帯電話は初代Gショック携帯が発表された時、松原さんと『男気一号』と命名して使いはじめてからズーッと使い続けています。最初一体型でしたが、一体型の最終モデルは『男気』を感じなくて、旧モデルを使い続けて、折りたたみ式に変わった初代は多少丸くて少し不満でしたが、当方の使用状況から、防水、耐衝撃性の高い携帯でありませんと何年も使えないので新規購入。その後、Gショック携帯は段々難破に成り、今のが使えるからという事で欲しい物ランキングの下位に低迷していました。さらに、iPhoneとかのスマートホンがドンドン出てきて、単独の携帯電話自体が負け組み?に感じ始めて次はアンドロイドなのかな?と、思い始めていました。そんな折、新しいGショック携帯が出たと言うニュースを聞いても余り触手が動ごきませんでした。
所が、チョッと前に後輩が『今度のGショック携帯デカイですよ』という言葉に、発売前でモックアップしかないのですけど、auショップに行って確認すると、写真では解らないかった大きさを実感。この時点では欲しい係数は70程度で、予約までして買う積りはありません。しかしGショック携帯を使っている後輩達は盛り上がってて、『発売日に買いに行く』とか『どの色にするか』とか、盛り上がっていましたけど、当方は案外冷静。後輩の情報では『関西は一日早い発売でずるい』とか言い出して、そんなもの日付変更線の位置関係で日本はボジョレヌーボが一番最初に飲めるとかと同じでどうでも良い事だと思っていました。
そして、発売日になりましたが、解禁日を迎えた後輩達はザワザワしていましたけど、当方は冷静。所がそれを一転したのは友野さんのブログを見て一変。実は、ココの所、色々な物を買いすぎて収支がマイナスだったので、6万円近い携帯電話を買うのは贅沢と思っていたのが一番大きな問題だったのですが、友野さんは春にGショック携帯を購入したばかりだったのですが、『使えない』という事で購入たのですが『何時もはポイントが溜まっているからただ同然で買っているけど今回は大枚を払った』と書いてあった事です。当方の現在使っているGショック携帯はもう少しで3年目を迎えます。その間にタップリポイントが溜まっている筈なので上手くすると格安でゲット出来るのではないかと思いauショップに直行。
ショップで早速ポイントを調べてもらうと予想を遥かに上回る額で何と7000円でゲットできました。現物は今まで軟弱化を続けていまいたが、一気に先祖帰りをして『男気』がムンムン伝わってきます。前モデルでは頑丈なカラビナを付ける手段がありませんでしたが、新型には立派なバンパーが復活しています。早速カスタマイズの開始で、先ずは、部分的に大好きな『赤』にして満足。次にカラビナの装着ですが、今回は穴が2個になっているので、ベルトが使えないのでベルトの変わりにロープを採用。色々ロープワークをしてみましたが、手持ちのロープが太すぎて余り手の込んだ物にすると、ベッキーさんの携帯みたいになるので、結局シンプルな方法で完成。ロープの繋目はアルミのパイプをタガネで叩いて万力で潰しました。これで、大満足!!
先日、歯が折れて野澤さんの所に通院していますが、治療後の宴会で野沢さんに大うけ。群馬1組の仲間も当方の携帯を見て絶賛して、ドコモから乗り換えて、当方と同じ仕様にすると言ってくれました。宴会後、土曜日に那須PSガレージにスピーカーの台を作りに行くため、ガレージに藤本さんと弟子のHIDEが来ましたが、既に藤本さんも同じ携帯に機種変していました。当方としては『同じ携帯で良かったね。』と思ったのですが、藤本さんは『僕の方が一日早いです』と自慢し始めたので、ムナグラを掴んで往復ビンタをしてやりました。尚且つ、当方のロープワークにケチを付けて最悪の気分にさせてくれました。一体彼はどう言うつもりなんでしょう?もう完全に奴を嫌いになりました。

オイルクーラーの取り付け準備を始めました。
まず、オイルクーラー本体の確認。今回調達したオイルクーラーはプル方向のファン付にしました。このクーラーはオイルの出入り口は1/2のストレートでOリング式のアダプターを使用します。一応、ファンには方向があるのですが、アメリカの部品は取り付ける人を試す傾向があるので、念のため回してみたら、予想がピッタリ当って逆回転しています。このまま黒をホット側に接続すると当方が配線を間違えたと思われるのが嫌なので、配線の途中で繋ぎなおしてファンが外せるように、防水タイプのギボシ端子を圧着しました。
さらに良く見ると、オイルを上抜き(普通はエアを噛まない様に上抜きがセオリー)にするとファンの水抜口がが逆さまなので、これだとファンがイチコロになるので付け直しました。ファンの向きが当方はプッシュにしていますが、今回はプルにしました。通常ラジエーター等はオリジナルはプルで、後付の場合はプッシュになるので、プルの方が良いかと思い変更したいと思っていますので、今回は最初からプルにしました。
未手配というか注文を忘れていたギヤオイルポンプは、キノクニに注文しましたので日曜日に届きます。今回はパーツの他にANのアルミ継ぎ手用のレンチも購入しました。既に以前一成さんと柳本さんのCTIS配管ステンレスメッシュ化の時にアルミレンチは購入しましたが、使いすぎて磨耗して緩くなったので、このまま使い続けるとジョイントに傷を付けたり舐めたりしますので、新たに購入しまいした。新しい物と今まで持っていた物とブランドは異なりますけど、全く同じものでした。
ステンレス配管の多くは2本引きなので、揺れに対しての剛性を高めるために2本の配管を束ねるアルミ削りだしのクランプも同時に購入しましたが、これは当方のHUMMERにも使用していますが、目一杯閉めても緩いので、振動で移動してしまいます。そのままガンガン締めこむとネジを舐めてしまいますので、ベルトサンダーで片側を削ってピッタリ締まるように忘れないうちに加工しました。
オイルクーラーの構成は、トランスファーのドレンボルトにNPT1/4のタップをたてて、ニップル差込み、これにTを付けて温度センサーとATFの吸出しに分岐します。今回、温度センサーはBLTZのセンサーなので、NPT1/4をPT1/8にするブッシングで変換します。この組み合わせは市販されていますが、入手困難なのと高価なので、何時も当方が作成してます。温度センサーだけを付けたい場合(桧谷さんの方法)は、オートメーターの場合はNPTサイズで付属に1/4から1/8に変換するブッシィングが入っていますので、ダイレクトにセンサーを入れると内部と干渉するのでドレンボルトには1/4のタップにしたほうが良いと思います。
ドレンプラグから抜いたATFはフィルターを通して、ギヤポンプの入り口に接続し、ギヤポンプからオイルクーラーの入り口に接続し、オイルクーラーの出口からトランスファーのATFの吸入口に戻されます。ギヤポンプは当方と同じく運転席側のリアタイヤの裏側に設置します。ATFの交換時はオイルクーラーにオイルが残りますので、オイルクーラーは燃料タンクがシングルなので、今回もデフの裏側に取り付けています。この位置はトランスファーとほぼ同じ高さなので、ポンプが動いていない時もトランスファー内の液面は一定になります。従ってATFの交換時にオイルクーラーに残りますので、全量交換は出来ませんが、オイルクーラーは見た目より容量は極端に少なく、メンテナンスをキッチリやっている場合は問題にはならないでしょう。ただし、ある程度距離が嵩んだ時はオイルクラーを外して中のオイルやキョウザツ物を取り除き、洗浄する必要があります。
電気周りは、ポンプとファンは一つのリレーで駆動させます。従って、常時電源とアース、リレー駆動用の配線の3本です。余り水の掛かる場所ではありませんが、ポンプにも防水型のギボシ端子にして、プレートを外す時のためにファン用の電源もココ取り外せるようにします。写真では車体側からの配線は未施工ですが、車体側にヒューズを入れます。
ギヤポンプのプレートは今回もアルミで作成しました。前回はこのプレートを作成するのに大変でしたけど、今回は電動のこぎりを使う事を覚えたのでトントン拍子に進む筈でしたが、どうも切り口がヨレヨレになります。そこで、チョッと前に藤本さんから頂いた名前の解らない武器を引っ張り出しました。この武器使い方が良く解らなかったのですけど、何となく真っ直ぐに切れそうな気がしたので使いましたが、素人なので、中々上手く行かなかったのですが、日曜日に藤本さんがガレージに帰ってきて付き方を教えて貰ったのと、T定規みたいな奴を使うと上手く切れる様になりました。ただ、今使っている丸鋸で藤本さんが切っても切り口がヨレヨレなので、良く見ると丸鋸のフレームが割れててガタガタしていたのが原因でした。
折角手に入れた丸鋸が壊れてブルーでしたが、同行の従業員のヒデ君が『今度入れ換える』と言うので、そいつをゲット出来そうです。以前上口さんから頂いたインパクトもそうでしたが、プロ用の道具はなんかホームセンターで売っているのと違う気がします。そのインパクトも2個ある電池の一個が駄目になったので、新しいのを買おうと思ってホームセンターに行って触ったのですけど、音とか回り方とか違う気がして、今一シックリしないので、新しい電池パックを購入して使い続ける事にしました。
オイルクーラーの固定方法は、付いている金具では小さいのでアルミの板で作成。以前はアルミの板はホームセンターで買っていましたが、先日のミーティングの時に茨城の方が沢山持って来てくれたので、今の所、材料が豊富でガンガン使えるので裕福になった気がします。道具と材料が沢山あると加工品のクオリティが上がるのでとっても満足できます。
これで、大体オイルクーラーの目処は付いたので、仮止めして配管作業をしようと思って各ジョイントを取り付けたところ、マタマタ手配忘れのパーツが発覚。忘れたものはNPT1/4のニップル。これ一個をキノクニから調達したら送料と代引き手数料は品物の倍以上になっちゃう。。。。。と、悩んでいたら、日付が換わりそうになったのでこのまま明日ガレージから会社に行こうかと思ったのですけど、4日も家に帰っていないので、いい加減に怒られそうなので、帰る事にします。

2010.11.27.    石飛 毅氏

火曜日に、柳本さんがランクルで来ガレージ。
メーターパネルの試作をみて心配だったのでしょう。メーターパネルの上に乗せているので、前方視界が心配だったようです。確かに、レイアウト的には良い場所なんですけど、大柄な当方が作成しているので前が見えなさそうな気がするのも仕方がないです。ただ、その辺は十分考慮してて、加工担当の『越谷ちびっ子ギャング』のメンバーをガレージに呼んで、お試しに座ってもらってあますので、その点は十分考慮してあります。従って、柳本さんも大満足でした。
ただ、アルミで作成していますので、キラキラして眩しいのではないかと思い進言したところ、後から来たスカイオートも同意権でアルミに塗装をすることになってしまいました。従って、今後の予定が少し変更になって、先ずは正式な図面作成、加工、試装着、修正、塗装、組み付けと言う事になり、工期が少し延びそう。。。
昨日、アメリカから配管関連の部品が届きましたので、パネルの加工が終わるまでにトランスファーのオイルクーラーの設置を行います。そこで、アメリカから来たパーツを点検したら、一番大きなオイルポンプが入っていません。確か注文した筈なんですけど入っていないので、インボイスを確認したら入っていませんでした。恐らく最初に注文した時にATのオイルパンがバックオーダーだったので、入荷を2回に分けて後から装着できるオイルパンと、これまたバックオーダーだった502用のオイルクーラーの取り出し口を後納入の処理をした時に間違えてデリートしてしまったようです。
オイルポンプは単独では送料とか手数料を入れると即納の国内調達の方が便利なので、柳本さんに断りを入れてキノクニに注文する事にしました。因みに、先日トランスファーの温度計を取り付けた桧谷サンの話では、オリジナルの状態でも高速道路を爆走するとトランスファーの温度が結構上がり、ATの温度はあまり上がらないそうです。症状的にはDURAMAXのコンバージョンと温度の上がり方は同じ様です。たしかに、時々、トランスファーが壊れるHUMMERがありスカイオートでも時々トランスファーのOHをしていますが、ATFの管理が悪かったり、ATFではなく無知な作業者がギャオイル入れてしまったために内部部品が摩滅してしまっています。トランスファーの故障は兆候があって、走行中にトランスファーが抜けて空回りをするようになります。
この症状は、内部の消耗部品が磨耗して起こる症状なので、この時点で速やかに先ずは被害を広がらないためにATFのチェックをして、そのままOHして下さい。このまま、レバーを押さえて抜けないようにして走行を続けると、磨耗してはいけない部品まで、磨耗してしまいますので、多額の出費になります。トランスファーのトラブルの頻度はスカイオートでも、年に1-2台ですが、大抵の場合は前述のATFの管理が悪いために発生していますので、温度計を付けたりオイルクーラーを付けたりまでする必要はないと思います。
柳本さんが折角来たので、YANAGIMOTO-GOの作業を手伝って貰いました。CTISのパーツがやれていたので、部品磨きをしてもらいましたけど、狭山水準までやってくれません。後から来た桧谷サンは何かに取り付かれた様に没頭して狭山基準を上回る出来です。CTISのポンプも煤けていたので、取り外して柳本さんお気に入りのハンマートーン塗料で再塗装。エンジンルームが締まりました。

2010.11.23.    石飛 毅氏

95年式までの内装は、ダッシュボードのパッドが運転席から助手席まで一体で、エアコンユニットまでカバーしています。大きなパーツで発泡材をビニールレザーで包んでいるため強度的には弱く、固定方法も脆弱で大抵のこの年式はパッドがグラグラしています。また、メンテナンスのために外す機会が増えると更にヘロヘロになってしまうため、作業を依頼された方は現状復帰が不可能な可能性があるため、余り触りたくない部分です。当方の知っている限りでは93年式の友野さん、浜本さん、一成さんはこれを撤去して運用しています。
柳本さんのHUMMERも随分前から外していて、今回コンバージョンで増えたタコメーターとブースト計をセンターコンソールだと見辛いので、正面にクラッシュパッドの変わりに、大き目のアルミで作成して更にATとトランスファーのATF温度計を追加する事にしました。当初、スカイオートに依頼した作業ですが、現在進行中の502も同様であるし、更にレトロフィットキットを組み込むと、この辺りの改造は、この先行わなくてはなりませんので、手始めに柳本さんのHUMMERが人柱になるので、無理やり作業を分捕りました。最も、この手の作業は面白そうですし、502以外の低年式HUMMERの参考になるので本腰を入れて見ました。
まず、この年式になると、もう15年以上経過しているので、樹脂類は過疎化して触るとボロボロし始めます。センターコンソールはファイバーですから経時変化は少ないのですが、元々が精度は良くないので、この辺をビシッと締めるために大きな部品になりますけど、ダッシュは運転席から助手席まで一体で作成する方法がベストです。ただ、このパーツは整備のときに外すのは面倒なので、一度取り付けたら外す必要が無いようにする必要があります。
先ずは、位置関係を測定して、そこそこの精度でボール紙をカットしてモックアップを作成します。オリジナルのダッシュボードは、ブロアー成型のメーターパネルに固定していたため、これもグラグラの原因ですした。そこで新しいパネルのアンカーはフロントウインドウの枠をアンカーにします。ただ、そのままポンと乗せるとメーターパネルとの隙間が多くなり、見た目が悪くなるので、新しいパネルにフラットバーを使って段差を付けて固定します。基本的な構成は大きなパネルになるので、スイッチ類とか更にメーターの追加に対応するため裏面に手が入る必要がありますので、部品としては2部品にしてベースにカバーを付ける構成にします。ただこの蓋は、取り外しを容易にするため、スプリットウインドウのセンターピラーで左右に振り分ける事にします。ベースには曲げ加工が3箇所入りますので、2次断面係数は大きくなりますので、2分割にしても綺麗なラインを保つ事が出来るでしょう。
ダンボールで、まず、蓋を含めた形状を作成して当たりを見ます。小さなダンボールで色々な形状を作り最初に断面の形を作りました。最終的には現在付いているメーターの角度より少し立てて奥行きはオリジナルとほぼ同じ位置にしましたが、追加メーターの後ろの余裕によっては、もう少し手前になる可能性があります。
ダンボールでおおよその形を作成した時に、一成さんがお見えになり物凄く興味を示していました。ダンボールが小さいため運転席側と助手席側をダクトテープで固定して一応完成させた状態は中々良い出来になりました。
ボール紙で全体を見ましたが、ボール紙ですと曲げ部分はカッターで甘切なので形状を保つ事が出来ませんので、詳細には寸法を決められないので、次に1mmのアルミでプロトタイプを作成しました。これで見るのはメーターの当りと、干渉をみました。次のステップは蓋の形状を見るために何通りかのカバーを作成してみようと思いますが、実際には先ずはベース部分を作成して色々なパーツを取り付けて採寸してからから最終的なカバーを作ろうと思います。

先日のミーティングでゲットしたワッペンを何処かに付けたいと思っていたのですけど、中々決まらずに放置状態でしたが、お誕生日に買ってもらったバックに貼り付けました。貼り付ける方法ですが、この手の物を当方が貼り付けると家族からバッシングが出る事が多々あるので、『剥がせ』と言われた時に糊付けだとバックにダメージが出ますので、久しぶりにお裁縫をしました。実は、当方は中々裁縫が上手くて、小学校の家庭科は『5』だったし、当方が若い頃は体に合う大きなサイズの洋服が少なくて、気に入った小さいシャツを買ってきて、糸を解いてバラバラにして、体にあわせたシャツを作ったりした事があります。
カバンはナイロンで、荒めの織りなので、細い糸で縫えばダメージは殆どありません。また、ワッペンの淵をカガルと糸が見えてしまうので、枠取りと印刷面のギリギリの所を縫いました。出来としては大満足なんですが、家にもって帰ったら予想通り不評でしたけど、不評係数は剥がすほどのことではなかったので、そのままカバンかワッペンが使い物にならなくなるまで、貼り続ける事にしました。このワッペンの絵柄は刺繍ではないため、絵としての精度が高いので小さいですけど詳細に表現が出来ています。また次回販売されるかもしれませんけど、出来たら毎回違う絵柄が良いですね。
ガレージに遊びに来てくれた方にお土産を用意しました。たいしたものではありませんけど、先日紹介したメタルプリンターでHUMMERの絵と名前とを印刷した物で出来は中々良いです。今回、一成さんと翼が事前連絡してから来たので『お土産』を差し上げました。お気付だと思いますが、これってガレージでは作れませんので、事前に準備するため、桧谷サンの様に毎回突然来る場合はお土産は渡せません。因みに、柳本さんは来ていませんけど、HUMMERが来ているので作成しました。

2010.11.16.    松原義明氏

皆さん、こんにちは!宴会&宿泊幹事・松原です。
早いもので、もう忘年会のお知らせをする時期となってしまいました。

12月18日(土)〜19日(日)いつもの蓼科となります。
参加希望の方は(とは言っても、ちゃんと決まる前から参加表明をしている方が多数ですが...)
york-h1@zf6.so-net.ne.jp まで、ご連絡を下さい。
定員に達し次第締め切らせていただきます。
それでは!

松原

2010.11.15.    石飛 毅氏

関東地方もスッカリ冬の気配を感じる気温になってきました。
それでも酒田に比べればマシなんでしょうね。日中の日が出ているときは暖房は要りませんからガレージでもマダマダ活動的になれます。冬支度と言うわけではありませんが、ガレージの清掃を行いました。どう言う訳か、以前の職場は根が生えるほど通っていましたので、色々荷物が置いてあって処分はしましたけど、それでも結構あって、自宅には持ち帰れませんので、ガレージに持ち込んだのですが、中々整理が出来ませんでした。
引越しの産物としては今まで使っていた什器類は殆ど廃棄となりましたので、マダマダ使える棚を拾ってきたので、それをガレージの倉庫の中に入れて、今まで床にゴロゴロ置いてあった物を収納して、少し床面が増えました。これから寒くなると、この手の事はメンドウになるので、時期的には良かったと思います。
土曜日に桧谷サンが来ガレージ。最近、スカイオートでメーターの増設をしたそうで早速見せて貰いました。今回は増設だけではなく、標準装備のメーターの内、電圧計、油圧計、水温計、油圧計をパルス(ステッピング)モーター駆動のハイテクメーターと交換。追加で、ブースト計、エンジンオイル温度計、トランスファー温度計、ミッション温度計を追加して、全部で8個のメーターを交換していました。全てのメーターの枠をシルバーで塗装しているので、交換していないスピードメーターと燃料計も一体感があり、照明もLEDに交換したため夜間も綺麗です。特筆できるのはオーディオをセンターコンソールに移動して空いた場所にメーターが3個並んで、とても綺麗に収まっていました。
全てのセンサーは、ノーマルを流用しないで、センサー類は追加されていますので、エンジンマネージメント用にPCMに取り込んでいる物もありますので、それらには影響はないでしょう。ステレオの方もナカミチを入手して、今までのゲルマラジオ並の音からスッカリ『良い音』に変わっていました。ヘッドセットを交換したので、使えないCDチェンジャーは撤去して、iPodと置き換えていました。色々手を入れていますが、当方達のHUMMERと異なりダッシュボードはとてもシンプルです。一番シンプルな理由は、ナビや監視用カメラ用のモニター類が全く無いからかも?全て良い仕事なんですけど、なぜか?ATの温度計のセンサーが下から突っ込む方向で付けられているので、折角アルミオイルパンが付いているので、何処にでも付けれますから下に出っぱらない場所に変更した方が良いですね。
桧谷さんは、以前から『あんな高いもの要らん、地図で十分』と豪語していましたのですが、一応エアナビを薦めて置きました。最も『あんな高いもの要らん』と言う割には高いメーターや取り付けの面倒なステレオにサイバーナビが買ってもお釣りが来る位お金を掛けている人から言われても余り迫力がないのですが、ナビとしてのコストバリューの高いエアナビには、触手が動いているようです。
エアナビですが、少しバージョンアップしました。当方のガレージのある狭山の隣には自衛隊の入間基地があって電波が乱れているらしく、テレビの難視聴地域です。従ってガレージの周りはテレビは全てケーブルが敷かれています。それ位電波の悪い地域なので、エアナビのアンテナでは戦闘力がありません。アンテナを交換すると少しは良くなるかもしれないですけど、恐らく東京スカイツリーが出来上がれば改善が期待できますので、以前使っていたワンセグチューナーの映像信号をエアナビのビデオ入力に入れて、音声信号をカーステレオに入れてステレオから音を出るようにしまいた。
当方のekワゴンに付いているステレオにはAUX端子はありませんし、ソースの切り替えボタンを押してもAUXは出てきません。しかし、勤務先の後輩が調べたところ、IPバスのコネクターに直接音声信号を入れて、ステレオの設定をかえるとAUXとして使える事が解りましたので、IPバスの端子機能を調べて直接配線をハンダ付けを行い、エアナビのしょぼいアンテナよりはマシなデジタル放送が見えるようになりました。
エアナビが『使える』のが解りましたので、NOZAWA-GOのナビの修理に挑戦しました。壊れているのはバックライトだけなのですが、インダッシュのモニターの場合は、恐らく画面の移動があるのでフレキシブルPC板が使われているので、これが駄目だと切れたパターンをジャンパー線を飛ばすわけには行きませんので、ココは賭けです。構造自体は然程面倒な事はないので簡単に分解は出来ましたが、分解してパターンを見るとパターンの一番弱そうな部分が切れていました。パイオニアもそれなりに対策はしてありましたが、修復は不可能なので、諦めました。ただ、このナビを今使っているモニターに接続できそうな気がしたので翼を呼び寄せて、あれやこれややってみましたが、無理でした。ただ、アナログ接続でリモコン受光部を入手すると接続できそうな感じなので、今度時間があるときに再挑戦してみます。それが駄目なときはエアナビです。
友野さんから、アワーメーターが送られて来ました。大抵のアワーメーターはアクセサリー電源に繋がれている物が殆どですけど、これはエンジンの振動を受けて時間のカウントを行います。まるで自動車用の万歩計みたいな感じです。配線も全くなくて使うときに裏の配線をカットすると使えます。取扱い説明書が何もないので、電池の交換とか一体どうなっているのか?不思議です。ただ、走行距離だけでは、本当のエンジンの稼働時間が解りませんので、時間と距離の両方で管理するのは良い方法だと思います。

2010.11.6.    石飛 毅氏

友野さんからカレンダーが届き、もう今年も残り2ヶ月を切ったと師走を意識しました。
友野さんはアメリカのHUMMER仲間とのお付き合いで、日本にはこんなに沢山HUMMERフリークがいるんだと言う実績のため、毎年余り気味だというのに、タップリとカレンダーを輸入してくれています。是非、日本のHUMMERオーナーの元気さをアピールするためにも、是非購入してください。因みにヤフーオークションにも出品していますので、面識のない方でも購入できます。
スカイオートが来年の正月早々オートサロンにプレデターJAPANとして、出品する予定です。その時の衣装?としてショートとロングスリーブTシャツを作成しました。残念な事に、このTシャツはイベントのスタッフ用なので販売はしないそうで指をくわえて見るだけでしたが、先日、スカイオートに顔を出したときに、なぜかガス屋が着ていたので、その場で脱がして取り上げました。パッと見も凝視でも結構カッコイイTシャツで、裏にはサンディエゴ、越谷、ヨーロッパと書いてあるのには驚きです。知名度と言うかエリアとかスケールがバラバラなのは笑えます。どうも話によると、途中のデザイン案を、業者が最終原稿だと思って早々と作ってしまったようです。しかし、このアンバランスがとても愉快でシャレが聞いてて、当方的にはとても気に入っています。

2010.11.5.    石飛 毅氏

ミーティングの後、やっと黒いHUMMERをお返し出来て、仕事場の引越しもどうにか落ち着いて、何となく脱力していましたが、車漬けの生活から脱却して、先週は大阪で椎間板ヘルニアで入院している上司のお見舞いに強行軍で出かけましたが、藤本さんにお世話になって余り体力を消耗しないで無事タスクを終了。大阪から帰って来て、久しぶりに吉祥寺と新宿で買い物に行ってきました。週末にHUMMERを触らなくても禁断症状が出ないのは、恐らくほぼ毎日帰りにガレージに行っているためえだと思います。
平日は、余りディープな事はしていません。眺めてて気になった事をチョコチョコっと触る程度です。先日、ワイパーブレードを交換しましたが、ワイパーの擦り後がウインドウに付いてて、気になったので溶剤で擦って見ましたけどワイパーで擦った部分は親水していましたが、それ以外は破水しています。しかし、この破水部分が中途半端でキレイに流れてくれません。そこで、一旦ガラスの汚れを取ってみようと思い、取る方法をネットで調べたら「キイロビン」と言うのが好評だったのでイエローハットに行ってきました。
この手の商品は色々とあって高額なものから安価な物まであって悩むところですが、何かコーティングをするのではなく、汚れを落とすだけなので専用品ならどれでも同じなので、素直にお勧めの「キイロビン」を購入しました。ラッキーな事に「キイロビン」は現品処分?なのか、他と比べてバーゲンが掛かってて格安で購入。
ガラスに水をスプレーして、キイロビンをスポンジに付けてでゴシゴシ擦ると、最初は破水部分は弾くのですけど何度か擦っていると段々水分を弾かなくなって、破水剤やシリコンなどの汚れが取れた事が解ります。完全に乾燥した後に乾いたタオルで拭き取るとガラスはピカピカになります。何時もはココで破水剤を塗るのですけど、全面が親水性になっているのも悪くないと思ってそのまま水を掛けてワイパーを動かした所、ワイパーが擦った後が破水し始めて、今度は施工前と逆になってワイパー部分が破水で、それ以外が親水になってしまいました。これは、最近のワイパーはゴムにコーティングがしてあって、ワイパーが擦るとその部分は破水をするようになっているようです。ゴムに破水剤がコーティングされているのですけど、これが剥がれたらただのゴムになるのでしょうけど、新品のうちは確りガラスに破水性を持たせるようです。
ワイパーの跡が付くのがいやだったので、処理したのですけどまたガラスを磨くのは面倒なので、フロントガラスに破水剤を塗りこみました。序にサイドガラスには光触媒で親水性になるTOTOのチタンコーティング剤を塗りこみました。紫外線が当たると親水性になって、雨でぬれても汚れが付かないという便利なもので、雨の日にサイドウインドウとバックミラーに水滴が付かないので視界が良好になります。
話は前後しますが、NOZAWA-GOに搭載していた柳本さんから頂いたナビですが、色々やって見ましたけど元には戻りません。そこで、藤本さんと物々交換したナビを当方のeKワゴンに付けようと思っていたのですが、NOZAWA-GOに移植しました。壊れたナビの修理をしようと思いメーカーに問い合わせたら、何だかんだで4万円弱で、場合によってはもう少し掛かる可能性もあるというので、eKワゴンにナビを付けるのは諦めていました。しかし、諦めていたのですが以前と異なり通勤でeKワゴンに乗る時間が多くなったのと、以前より通勤帰りに色々な所をウロウロする事が多くなり始めたので、最近好評なポータブルナビが気になって後輩と色々検討していました。当方の選択としては、サイバーナビの修理とポータブルナビ、そしてiPhoneかipadで通信しながらナビとして使うという方法もあり、とても悩むところでした。そんな訳で、次の一歩が出ない状態で悩んでいたら、後輩が先に買ってしまいました。
まだ悩んでいました当方としては、現物を見せて貰っても良し悪しは使ってみないと解らないので、後輩が買っても直ぐに手は出しませんでした。イメージとしては、やはりビルトインのナビと比べて「劣る」と思うのは自然な流れでしたが、先日、その後輩と一緒に後輩のエスティマの助手席でズーッと触りながら大阪往復をしましたが、その高性能ぶりには目からウロコでした。後輩のエスティマにはディーラーオプションのHDDナビが付いていましたが、ポータブルの方が地図ソフトが新しい分「使える」ナビでした。そこで、即断して当方も帰京後すぐに購入しました。
購入したナビは、パイオニアのエアーナビでAVCH-T07で価格は37000円。11月の半ばにはT07Uと言う新モデルが出ますので、現在底値だと判断してあえて旧モデルを購入しました。情報では新型は殆どハード的には変わらずに、ソフトだけ変わる予定でしたが、最近のポータブルナビは競争が激しく先月の中頃ソフト的なバグ対策と性能向上のためファームウエアのアップデイトがあり、パイオニアのHPでは「ファームウェアのアップデイトでT07Uと同じになります」と書いてあったので、新型が出ても暫くは価格が高いと思われるので悩む事なく旧型を購入しました。なぜ?新型を出すのかと不思議ですが、それはパイオニアのシステム上何も変わらなくても新型を出さなくてはならない事情があるのです。
パイオニアの場合、他社と異なり地図ソフトはオリジナルですが、他社のほとんどは地図ソフトは「ゼンリン」から購入しえています。従って、パイオニアは3年間無償で地図のアップデートというお得な販売が出来るのですけど、他社は地図を仕入れていますのでそう簡単に無償と言うわけにはいきません。逆に、パイオニアとしてはバージョンアップの3年間と言うのはエアナビの場合は購入から3年間ではなく、発売日からは3年以上あります。従って、次のモデルが出て生産中止から3年間のようです。従って、当方が購入したT07は2013年の10月末まで、無償でダウンロードが出来ます。この無償バージョンアップの期間は、買ってから3年間だと個別の期間になってしまうので、とてもじゃないけど管理ができないため。無償バージョンアップは型名ごとに決めています。従って、型代とかの償却させるため内容が変わらなくてもバージョンアップの期限を分けるために新モデルを出さなくてはならない事があります。従って、今回は何も変わらないけど出す新型なので、旧型のデメリットは、半年ほど無償ダウンロードの期間が短いだけです。
カーナビのメーカーは今辛い時期ですね。新車のときからライン装着が増えて、後付の売り上げが落ちて、さらにOEMで自動車会社に値切られて踏んだり蹴ったりです。特に高額ナビを買ってくれるようなの車両ほどライン装着率が高いので、ドンドンマーケットが変化しています。良い例が三洋の「ゴリラ」です。数年前から、馬鹿にされてたゴリラですけど、ポータブルでは老舗です。ただ、ゴリラの間違えたのは、ビルトインのナビに対抗して、DVDが見れたりHDDにしたりと盛りだくさんになってしまい、とてもポータブルとは言えないズッシリとした置物になっていました。さえらに、地デジとか色々装着すると結局はビルトインと価格的には変わらず、その組み合わせの配線は全てがシガーライーターソケット接続ですから、まるで機関銃の薬きょうの様になってしまいました。
しかし、三洋って、ある時期に間違えに気が付き、再びポータブルの原点に戻り、カーナビ=高級品から必需品へと元に戻り始めて、売り上げに悩む高級ビルトインを尻目にガンガン販売を延ばしてきました。ソニーはもっと潔く、カーオーディオから完全に撤退をしてしまいましたが、ちゃっかりポータブルナビで復帰を果たして好評です。総合電気メーカーのパナソニックもちゃんとポータブルを発売していますが、何時もの様に目立たず虎視眈々と狙っているはずです。
ポータブルナビの潔さは、原点に戻ってナビに特化した事だと思います。携帯電話やスマートホンで小型高性能化したGPSや加速センサーとかジャイロ、小型で安価になったメモリーチップの性能を上手く取り入れています。例えば、ナビを手で持って動かしながらでも、高性能ジャイロのお陰で車の方向が迷う事はありません。GPSのアンテナは一体何処にあるのか?解りませんが、助手席の膝の上に乗せてても、確り衛星をキャッチします。演算の速度も早く、電源を切って持ち歩いて他の場所で電源を入れても直ぐに自位置を映し出します。内部の記憶媒体はメモリーなので、実は振動とかホコリにも強く消費電力も少ないっため熱が余り出ません。それと、電源も内蔵バッテリーが入っているためえ、持ち出して自宅でジックリ地点登録もできます。操作も、ハードのボタンは3個で、その他の操作は解り易いタッチパネルで、字が読めれば数分のレクチャーで直ぐに使う事が出来ます。
ナビの機能としては、初期のHDDナビで出来る事は全て可能と思って良いです。地図は、当方がHUMMERで使っているサイバーナビと多少地名とかの表記が少ないかもしれませんが、全く同じで違和感はありません。リルートなんかサイバーナビより早い気がします。それと、FMビックスも付いていますので渋滞情報も取れます。ただ、アンテナがショボイので余り期待はしていません。ナビとしても問題点は、トンネルなどのGPSからの信号が途切れるとその時点で現在地が止まってしまいます。ただ、トンネルを出ると数秒で直ぐに自車位置を確認するのはかなり演算頻度が多いと思われます。これの対策としては、別売りで「車速」を接続するケーブルが販売されています。ただ困った事に、このケーブルはシガーライターソケットを使わない直付けのケーブルと抱き合わせでしか購入できません。当方はこのセットを購入してビックリしました。車速は良いとしても、電源ケーブルユニットは電源用にギボシ、アース用に矢形端子が付いているのは普通ですけど、反対側は、シガーライターのメスソケットで「ゴリラ」と同じでした。
これには理由があって、小型化のためとHDDやDVDナビの様にモーター等の駆動部が無いため消費電力が少なく発熱量が少ないので、本体の電源は12Vではなく5Vです。要するに、内部にはDC-DCのコンバートを行なう物がなくシガーライターのプラグの中で12Vを5Vに落としてますので、このシガーライタープラグを使わない訳にはいかないからです。この部分は是非如何にかしたい部分です。
ナビ以外ではワンセグも付いています。大昔から車載のテレビのアンテナと言うのはでかくてその割には映りもわるくて、こんな小さなロッドアンテナで観れるのか?と思いましたが、さすがデジタル放送で、思った以上にちゃんと映りますが、まともに見るには外部アンテナが欲しいところです。外部アンテナの接続口はあるのですけど、MCXとか言うコネクターで余り市販されていません。別売純正のアンテナは5000円ほどで販売されているのですけど、当方のekワゴンには、以前付けていたワンセグ用のフィルムアンテナが付いているので、F型とMCXのアダプターがあれば高額なアンテナを買わなくても済むので今捜しています。一応、パイオニアの最高級モデルとポータブルの両方を使っているので比較は容易でしたが余りにも差がないので、時代はドンドンよくなっていると実感しました。

2010.11.1.    松原義明氏

いま、グアムで藤本さんとミーティング中です!これからファミリーで夕食です。

 2010年10月