2010年11月  HUMMER ESSAY 2010年12月      

2010.12.28.    石飛 毅氏

日曜日の前半は、配線処理を行っている最中に桧谷サンが来ガレージ。
『クリスマスも一人で何処も行く所がない』人ですから、年末とは言え普通の休日に行く所がないみたいです。ただ、毎週HUMMERを乗り回せるのですから、当方には羨ましい限りです。パドルシフトの方は実際にテスト走行を行いました。シフトレバーをマニュアルにして、パドルを操作するとチャンとシフトアップ、シフトダウンを行います。一番起きそうな失敗である左右逆と言う恥ずかしい間違えはありませんでした。長いレバーを短くするためにカットした部分の当方の仕上げが悪くて、多少触り心地が悪くはなりましたが、ハンドル操作には支障もなく、操作のために視点をずらしてレバーを探す事もなく、自然にレバー操作が出来ます。ただ、別の問題があって、現在当方のHUMMERは不動状態です。一通り当方の作業予定に目処が付いたので、桧谷さんのHUMMERにオイルクーラーを取り付ける準備を始めました。最初は準備だけだったのですけど結局取りける事になりました。
購入したオイルクーラーは、前回柳本さんのハニーちゃんに取り付けた物と同じオイルクーラーです。このオイルクーラーはファンとセットになっているので、ファンを別手配したり、取付金具の必要がありませんので、とても便利です。大きさも、当方や572に付いている物よりも大型で、柳本さんの話では当方のものよりも冷却能力が高そうです。これをまず設置する場所ですが、外から見えない場所がいいと言うリクエストがあるため、先月取り付けのスペースを探した結果、助手席側のリアフェンダーの後方に収める事にしました。
高年式のAUX燃料タンクが付いているタイプは燃料ホースがあり、これを保護する目的で、フェンダーにあわせて保護板で隠されています。そこで、先ずコの保護板を取り外して、中をチェック。オイルクラーを取り付けるには、左右に足場が必要です。フェンダーの中を見ると外側には給油口を止めているボルトがあり、内側は先ほどのプレートを固定している部分に固定をすると、大きな力が掛かっても取り付け板が吸収してくれますし。オイルクーラー自体のATFが流れる振動はあまり大きくはないので、強度的な問題はなさそうです。
オイルクーラーの設置場所を決めてから、次に左右のステーを作成します。給油口側は単純な直角曲げなので、まずこちら側を作成して反対側をそれに合わせて設計しました。内側の板は斜めに曲げを行うので、この傾きを間違えると、オイルクーラーに捻り方向の力が掛かりますので、長い期間使っていると割れの原因にもなります。従って、今回作成したプレートは板厚は2mmで、曲げ部分は長めに取り形状保持力は高めていますが、変形には順応させるようにしました。
次に、ポンプの位置ですが、これはボディの後端部分は悩みましたが、オイルクーラーの下側には厚さ9mmと6mmのインナーフレームがあって、コの字型になっています。位置的には、リアのコンビネーションランプのコネクターを隠しているコの字型のプレートの部分で、ここにそれと同じようなコの字を作り、そのままではポンプの取り付け寸法の方が大きいので、もう一枚アルミの板をこれに貼り付けでポンプを固定しました。貼り付ける板は、両側を多少曲げる事で強度は十分あると思いますので、この位置はお薦めです。
配管はあまり圧が掛からないのですが、一応AMタイプでステンレスメッシュホースを使います。まず、トランスファーのドレンボルトを改造して、センサーと抜き取り配管をします。その後、フィルターをフェンダーの内側に取り付け、ポンプ、オイルクーラー、トランスファーの順で配管を行いました。配管が一通り終わった後に、トランスファーにATFを入れてポンプを直結で駆動させ、オイルクーラーにATFが満たされたと思ってポンプを止めてATFを追加補充しようとしたら、ATFの量が減っていません。要するにポンプがATFを送っていなかったと言う事です。今回はポンプの位置がトランスファーより高いので、吸い上げが出来ないのかと思って、色々点検した所、ポンプの入り口のジョイントがまだ締めこんでなかったため、ココからエアを吸い込んで循環されていなかったようです。ステンレスメッシュの配管は調子が良いとドンドン進むのですけど、ホースのカットに失敗すると上手く袋ナットの中にホースが入らず一個付けるのに30分位掛かってしまいます。この部分さえ上手く行くと然程面倒な事はありません。
この後、戻り配管を外して再度ポンプを動かすと、ポコポポコ音がしてやがてATFが出てきました。流れ出る量は、水道で手を洗う時位の勢いで、ビシャーッと飛び出す事なく確りオイルクーラー内でATFがそれなりの時間留まる事が出来そうな量です。あまりポンプの勢いが良すぎると、オイルクーラー内で十分に熱が取られる前に戻ってしまいますので、これ位の量が良いと思います。
この時点で、作業開始から12時間近く掛かっているので、集中力も切れてとても電気配線までやる元気がありませんので、残りの作業は後日と言う事にしました。そこで、電動ファンのスイッチの準備をしてほしいと、桧谷さんに言うと、現在使っていないパワーウインドウのロックスイッチを使えとか、電動ファンのスイッチが2段階になっているので、と、まるで順調だった様に思えますが、途中でアールズのアダプターが足らなくなり、持っていそうな所に連絡したけど結局ないため、当方のHUMMERから取り外したため、現在当方のHUMMERからジョイントを外してしまいましたので、現在不動車状態です。先ほどキノクニにて手配しましたので、明日には届きます。

2010.12.26.    石飛 毅氏

金曜日に、パドルスイッチが入荷されたので、今日は早速取り付けをするだろうから遅くなる覚悟だったので、会社の忘年会に参加して『晩御飯』をタラフク詰め込んで30分程参加して、ランドマップに取りに行きました。
頼んだのは、レガシーのパドルスイッチで、届いたダンボールを見たら思いのほか大きくて、予想が大きく外れました。これだけ大きいと、MOMOのステアリングだとスポークの間から『角』が見えなさそう。。。取り合えず、コラムカバーも購入しましたが、これまた大きくてHUMMERの物より倍位の大きさです。この時点でこれは使えないと即断できました。価格的にも3000円ほどですから、人柱改造に然程大きなダメージではありません。価格は両方で15000円で手を打ちました。ネットで買うよりは4000円安かったし、社外品だと5万円と言う事を考えると鼻くそです。
ガレージに帰って、クリスマスプレセントを開ける子供のように、むさぼり付いてダンボールを開けてハンドルを外してあるコラムに当てると、思いのほか前後方向の長さがあって、一番奥に付けると鍵が回せません。かと言って、手前にするとまるでハンドルの換わりになる位の位置まで来てしまいます。この状態で、試しにハンドルを当てて見ましたが、ハンドルを所定の位置にするとハンドルよりパドルシフトレバーの方が前に来てしまいます。
軽く挫折感を味わいましたが、立ち直りの早い当方ですから、取り合えず、このパドルシフトをステアリングコラムに固定する方法を考える事にしました。先ずコラムカバーを外すと破れて広がった扇子の様な形のプレートを発見。このプレートはフォードの流用品なので、HUMMERには付いていないパーツを避けたりするために変な格好をしているようです。このプレートを作り直して、パドルシフトのフレームを固定する事にしました。取り合えず取り付けてからでないと前後方向の対策を行えないので、早速加工作業を始めました。
色々考えているうちにコラムカバーは若干削ると殆どそのまま使える様な気がしたので、円盤プレートを作成して、この円盤に外人が困って、oh〜No!って言う時のポーズの様な形のステーを作成してみた所、これがピッタリで操作してもビクともしません。
ただ、このままではハンドルが付きませんので、色々考えた結果、パドルのハンドル部分を途中でカットして、それを内側に重ねて、短くすると半径を小さく出来ますので、一石二鳥です。新品の美しいレバーをカットするのは躊躇しましたが、このまま『パドルシフトにする』と大見得を切っていますので、ノコ刃も新品にしてアルミのレバーをカットしました。これを重ねてボルトで固定するのですが、レバーは3次元的な形をしていますので、ピタリは重ならないのですけど無理やりボルトで固定。ワクワクしながら取り付けてからハンドルを重ねてみると、ハンドルとの隙間は15mm程でハンドル操作時に指が当ります、後、1cm程下がればバッチリなんですけど、もうどうにもなりません。恐らく標準のボスであれば余裕なんですけど、その場合はウインカーレバーが遠くなるのでNGです。こうなると何か入れてハンドルを10mm位浮かせればいいと思い、後回しにしました。パドルシフトレバーの直径は恐らく8mm位両側から内側に入ったため、これは全く問題はないというよりピッタリの位置になりました。この時点で、寒さと眠気に耐えられなくなり、暖かいお湯の出る水道で手を洗って就寝。
翌朝も早くから目が覚めて、一服してメールをチェックすると『クリスマスは一人で何もする事がないのでガレージに行きます。』って言うメールが桧谷サンから来たので、一昨日『ショートボスは短いのでボスにスペーサーを入れている。』と言ってたのを思い出して、まだ持っているかと思い電話すると『ある』と言うので、命令口調で『すっ、すぐにもってこい!』と、大興奮。桧谷サンが来てから、納得のいかない仕上げのステーを作り直してから、ボスにスペーサーを入れて間隔を調整したら、もうバッチリ!まるで最初からついていた様な位置になりました。
コラムカバーを加工して付けただけなので、パドルスイッチのメカ部分は丸見えですけど、HUMMERの室内には違和感がないので、このまま悪あがきは辞めて、簡素化しました。配線の方はコモンと左右別々の常時オープン接点なので、スイッチとしては何も改造が要りません。今回はセメント抵抗はやめて小型の抵抗を利用しましたので、小型化が出来て、このユニットもステアリングコラム内に押し込めましたので、ステアリングから出ているケーブルは2本だけです。ハンドルを仮止めして、幼稚園児みたいに、口でエンジンの音を出しながらバーチャルで、試乗しましたが、とても良いフィーリングでした。後は、ハンドルの位置を真っ直ぐにセットしたら、この部分は完了です。
注文していたブースト計が到着したので、これも装着しました。当方以外はどうでもいい事でしょうが、同じメーターでの3眼は視覚的に安定してて、自然な感じです。配線ですが、BLITZのブースト計はメーターに直接配管をするのではなく、センサー部分は別体です。配管は既にしてありますので、センサー部分はオリジナルでタコメーターの付いていた場所からタコメーターを飛び出させたので、広いスペースが出来たのでこの中に押し込みました。この場所は配線を中継させるのにとても便利な場所で、メーターぐらいの消費電力であれば、電源もアースもイルミネーションのラインがメーター裏に来ているので、とても便利です。
オートサロンに出したいと、スカイオートから言われて『じゃー磨きに出してピカピかにするね!』って言ったら『どちらかと言うと中の方が。。。』と失礼な事を言われたので、改めて色々見ると、ごちゃごちゃしていてとても大勢の人様にお見せできる状態ではないと思ったので、色々な物を整理初めました。先ずは外に出ている色々な配線の整理と固定。床にチラばっている工具とか部品とかの整理を始めたら、つまらなくて本日の作業は完了。明日にはテストドライブに出れると思います。
秋先にALPHAを購入し、ミーティング、忘年会に参加した滋賀県の方が来ガレージ。スカイオートでタイロッドとアイドラーアームの交換をしたそうです。ALPHAでこの手の部品が駄目になるのは早すぎですが、恐らく新車の時から放置状態だったとしか考えられませんね。これからは、ちゃんと面倒を見て大切にすると言ってたので、このALPHAも幸せになりそうです。ただ、彼はオープンのボディは使い勝手が悪いと不満があるみたいですけど、ALPAHであればボディの形なんてどうでもいいと思っている人やボディなんていらない、エンジンとミッションだけでも欲い人も沢山いるのに、実に贅沢。前回は罰ゲームみたいなスゲー臭いフナ寿司を持ってきてくれましたけど、今回は甘いチョコレート八橋だったので合格。ウインチ付きのHUMMERを見るたびに思うんですけど、ナンバープレートの位置はどうにかならないでしょうかね。絶対にカッコワリーです。

2010.12.24.    石飛 毅氏

メーターパネルはヤッパリ同じメーターを3連にします。
本当はタコメーターは正面の一番前が良いのですけど、カッコ良さを求めて、タコメーターは元の場所に戻す事にしました。ただ、このタコメーターはノーマルより大きくて、元々タコメーターの付いていたパネルは広げて、付けていました。更にこのパネルはつけたり外したりの繰り返しで、もうボロボロなので、パネルを作り直す事にしました。新たに作るので、チョッとオリジナルより自分好みに改良しました。まず、メーターをもう少し運転席に向けること、裏側に色々な配線が通っているので手前に出して、取り付けるときに、メーターが他の部品を押しつぶさないようにしました。
 当然、作るのはアルミですが、出来るだけ一体にしたいのですが、ベンダーはリターン型(グースネック)になっていないので箱曲げの場合曲げる事が出来なくなるので、小さいアルミの板で望みの形が出来るか試し曲げを行いました。その結果、パネルは2部品で作成しました。オリジナルのパネルは長方形ではなく下のほうが少し短くて、先ずはこの角度を測定してアルミの板に直接展開図を書き込んで、名前の解らない大エ(忘年会から藤本改め大エ(オオエと読みます。大工ではありません。)さんから頂いた機械で角度を付けてカットしました。この名前も知らない機械ですけど、これのお陰でより細かい工作が可能になり、これで後はベンダーさえあればもう何でも好きなものが作れます。
今回作成したパネルは前回と異なり、厚さは1.5mmの材料を使いました。材料も以前片岡さんから沢山頂き、更に先日のミーティングで福島のタケダさんからも、色々な厚さの物を頂き、ガレージにはアルミ板が潤沢にあり、とても幸せです。曲げは前回同様、90度だと曲げきらないので度曲げ2箇所で、115度に曲げました。面部分が出来るので、この方が美しいので、今後大いに採用します。今回は箱断面の蓋を別部品で作りました。形状的にビス2本での固定しか出来ませんでしたが、対角で止めたのと、プラスティックとは異なり剛性が高いので、グラグラする事はありません。表面に出ているボルトは上2本は蓋を固定していますが、下側の2本はカッコイイと思ったので付けただけの飾りです。下の空いている部分にはiPodを付けました。
今日はこの箱作りで終わってしまいましたが、明日は待望のパドルシフトの部品が来ますので、ステアリングとコラムカバーを外して受け入れ準備万端です。
アルバイトちゃんが久々に来ガレージ。購入時からO2センサー異常のためチェックランプが点いていたのですが、時々掃除してごまかしながら使っていましたけど、遂に交換しました。以前、スナップオンから何も欲しい物がなかった時に専用のレンチを購入しましたが、全く使う時がなかったのですけど、今回やっと役に立ちました。交換後、TECH2でリセットを行い完治。序にクーラントの交換を行いました。H2のクーラントはデキシクールで、最近流行のスーパーロングライフクーラントです。
交換は、ドレンプラグはないようで、サービスマニュアルを見ても『ロアホースを抜け』でした。素人のアルバイトには自分で作業して欲しいので、確実に作業を行うために、インナーフェンダーを外して作業をしてもらいました。序にラジエーターから出てきた廃クーラントの量もデカイメスシリンダーで計測してもらいました。計測の結果、エンジンブロックから抜かない手抜き交換では約8Lのクーラントが出てきました。デキシクールは4Lなので、これを精製水で50%に希釈するとピタリ8Lになるので、無駄がなくてなんか得した気持ちになります。
総量は14Lなので、半分以上のクーラントを交換できた事になります。デキシクールは5年または24万キロのどちらか早い方で交換ですから、年数的には賞味期限が来ていますけど、走行距離数は1/10ですから、これから手抜き交換を3年に一回のインターバルで十分だと思います。
佐藤先生が久し振りに来ガレージ。真空管アンプを返せと言われるのが嫌みたいで、ガレージから遠ざかっていましたが、来年のタイガーオートのカレンダーは佐藤先生の力作だそうで、見せびらかしたかったらしく来ちゃったみたいです。当然、どんな絵なのか興味津々だったので、無理やり取り上げてみた所『絶品!』今週も来ている桧谷サンもアルバイトも切望して頂き、有頂天。再来年はカレンダー部分をカットして飾ると言ってます。当然、中古の軽自動車一台分の真空管アンプを貸してあげている当方は2-4枚では許せませんから、10本以上!ゲットしました。
皆が欲しい欲しいと言うので、気分が良くなったらしく、『来年はHUMMERのクラブのカレンダーを俺の絵で作れ!』と言い出しましたが、只かと思ったら『格安にして置くぞ』と、言ったので、どうしようか考え中です。だけど、HUMMERのカレンダーなら、アメリカでも興味のある人がいるはずなので、来年セマショーに行くなら持って行こうかなぁ〜とも思っています。更に気を良くした先生は、最近発売された、『戦後の日本の戦車』という本の表紙と裏表紙を書いたらしく、それもJeepから出してきて自慢していました。確かに自慢するだけの力作で、まぁチョッとぐらい自慢しても良いかな。
タイガーオートのカンレンダーはガレージに置いてありますので、希望の方は取りに来てください。こんな梱包の面倒な物を一々送るのは面倒なので、ご理解してください。1月25日までに取りに来る!という方はメールを下さい。先着順で受け付けます。

2010.12.23.    石飛 毅氏

先日のメーターですが、写真をズーット見ていたら何となくカッコ悪い気がして、何処が可笑しいのかと考えた結果、タコメーターが出っ張っているので、ハンドルの向こうにオートバイのメーターユニットが付いている感じで一体感に欠けていたからバランスが悪かった様な気がして来ました。
これの対策としてハンドルの後ろに並んだメーターを同じもので揃えた方がいいのか、タコメーターをもう少しローダウンして、高さを揃えれば良いのか悩みだして来ました。恐らくカッコいいのは同じメーターの3連ですけど、BLITZにはDIESEL用のタコメーターはありません。実際、タコメーターは白い文字盤で外径も若干大きくて目立ちます。しかし、実用上はタコメーターは一番見ますので、今までの場所では、小さい目盛りは見えませんのでチャンと見るには正面が最適です。取り合えずオートサロンに間に合わせたいので、どちらに転んでも良い様に、BLITZのブースト計をネットで購入。そして、居ても立ってもいられないので、仕事が終わった後に取り合えずガレージに向かいました。
仕事の帰りにガレージに寄ると帰りが遅くなって、現在、規則正しい生活を送らされているため家族から怒られるので、19時までならバレないので、19時までの間に、大急ぎでオートメーターのローダウンに挑戦しました。オートゲージのメーターケースはカップを被せてバンドでカップをベルトで包むようにしてブラケットに取り付けます。このブラケットとカップの間はかなり開いているので、締め付けバンドの穴を長穴にして、更に、ブラケットを薄くしてメーターの中心を合わせて見ました。この状態であれば取り合えずオートバイのメーターからは脱却して、違和感が減りました。取り合えず、BLITZのブースト計が届いたら3連メーターにも挑戦してみます。
さて、メーターパネルを諦めた時点で問題になったのは、マニュアルシフトのスイッチが取り付かなくなった事です。色々知恵も絞って現物も購入して色々な所に置いてみて試しましたが、スイッチ操作時の剛性とか、位置とか中々納得できません。悩んだまま、19時になってしまいましたので、月曜日はそのまま帰宅。8時には到着したので、家族にはバレませんでしたが、食事中ズーッとスイッチを眺めていたので、薄々気が付いている模様。
マニュアルシフトに関しては勉強不足で、翌日、桧谷サンからパドルシフトに関する資料が送られて来たので、何気なく見て少し勉強をしました。その結果、市販されている物は大抵元々ハンドルにパドルが付いている車種で、ハンドルを社外品に変えた場合にボスとハンドルの間に入れるタイプが殆どでした。当然、HUMMERには元々パドルスイッチは付いていませんし、工藤さんのGMCもハンドルではなくてシフトレバーに+と−の記号付きのスイッチがあります。
それに、価格はベラボウに高くて5万円位はザラで、車種によっては10万円以上するものもあります。従って、当方の様な庶民には手が出ません。それに、買えたとしても使えませんので、これはパスだなぁ〜と、思って引き続き桧谷サンが送ってくれた資料を見ると、当方は知らなかったのですが、パドルシフトにはハンドルにスイッチが付いている物とコラムに付いている物があるみたいで、その場合はクルクル回っても大丈夫なカップリングとかは不要なので、最近鍛えたアルミ板加工技術で乗り越えられる気がして来ました。
さらに、調べるとパドルスイッチが左右分割の物と、左右一体の物があり、オークションで調べるとランサー用とレガシー用のパドルシフトスイッチが出ていました。特にレガシー用はアウトバックとかはパドルスイッチが付いていないけど、幾つかのレガシー用の部品でシフトレバーでアップダウンする方法プラスパドルシフトを追加する事が出来るらしく、スバルチームの中ではポピュラーな改造な事が解りました。オークションでは配線を探して割り込ませる手間を省いてカプラーの抜き差しで簡単にパドルシフト化するキットが沢山販売されています。価格的にもこの改造を施して2万円以下で販売されてて、これなら当方でも購入できます。さらに、当方の場合は、カプラーインでの改造は不要で、どの道スイッチ回路は作らなくてはならないので、レガシーの純正部品を購入する事にしました。
その場合は、価格は15000円程と、とてもリーズナブルなので、もう直にでも手に入れて位置関係とかが見たいのですけど、オークションで売られている物は改造手数料が入っているし、送料とか代引き手数料等を加算すると結構な価格になるので、こんな時はスカイオートに頼もうと思って連絡したのですが、メールは見事『スルー』。そこで、純正部品なら中村オートパーツなんですけど、当方のガレージの傍に中村オートパーツはあるんですけど、アソコはプロ御用達なので、以前、窓口に買いに行ったら冷たくされたのでもう二度と行くものかと心に決めています。だから、時々ガレージの前を信号待ちで止まっている中村オートパーツのドライバーがチラ見しても無視しています。もし、オイラがプロの修理屋になったら『トラノモン』としか取引しない積りです。
そこで、中村オートパーツと取引があってアゴで使えると言ったら、ランドマップしかありません。そこで、ランドマップにパーツ番号と価格を言ってお願いしたら24日の夕方に入るので、取りに行ってくれると言うので、何時も強気に色々意見してますが、猫なで声で『おねがいちました。』と手厚くお礼をしました。
パーツを頼んだ後に、次女のスパイクで食事に出かけて翼が運転しているのを横で見たら、スパイクにもパドルシフトが付いていました。CVTを7分割してマニュアルでシフトが出来るのをすっかり忘れていました。でも、スパイクはハンドルタイプでレバーが余り目立ちません。派手さではコラム式ですねぇ!

なんで、急にパドルシフトに執心したかというと、先ずは松原さんのALPHAを6速化する準備として現代的な内装にはパドルシフトは欠かせません。それと、工藤さんもシフトレバーは使い辛いと言ってたし、本家プレデターでも、この改造はやっていませんので、技術屋魂にメラメラと火が付いてしまい『やってやろうじゃネーか』という下らないプライドで、また、ハードルを上げてしまいました。因みに、松原さんのALPAHが6速になったら、800馬力が有効に使える事になるので化け物になるでしょうね。その手の改造は当方はとても、楽しみですけど、恐らく当方より松原さんの方がいても立ってもいられないのが手に取るように解るのは多分当方だけでしょうね。

ガレージに新設備です。先ずは、温水器です。余りにも寒さが厳しくて手がカジカンでしまい、その内、指がツッてしまい動かなくなります。特に配線作業などの圧着とかで力を使うので往生してしまいます。そこで、最近、新築した当方が勤務しているビルは、トイレを含んで数十箇所の流し台がありますが、全て温水が出ます。昔でしたら給湯ボイラーが常識的ですが、今度のビルは環境にやさしい省エネ設計で、太陽電池、雨水利用、断熱ガラス、風力発電、LED照明、高効率蛍光灯とか大々的では無い物もありますが、物凄く気を使っています。
そのため、給湯もボイラーではなくて、個別に取り付けた電気温水器でした。要するに、料理をする訳でも食器を洗うわけでもないですから大量のお湯を必要としない場合は効率的な器具だと思います。一度沸かすと保温は然程電力も使いません。それと、エネルギー源はオンラインですから、面倒ではないし火を使いませんから、その場はとてもクリーンです。とても気に入ったので、価格を調べると手の届く価格だったので、真剣に導入計画を立て、出入りの水道屋に色々聞いた所、本体の価格はネットより低い値段を言ったので、工事込みの見積もりを取ったら、結構な金額になり、ハニーちゃんのお布施では設置が無理なので一旦は諦めて、水道屋にはガスにするので。。。と言ったら『社長と交渉するのでやらせてください。』と、ガンガン押されて、結局押し倒されました。この電気温水器は色々な容量があって最終的な大きさを決めるため、会社で色々なサイズの物を散々試してガレージの手洗いには、十分な性能であるサイズを選定して導入しました。
見積もりが高くなったのは、設置費用があるだけではなくて、水栓と、バルブ等のパーツ代もあったからで、当たり前の見積もりでしたが、先立つものがないので結果的に値切ってしまったのは申し訳無い気持ちがあります。だいだい、この手の作業は狭山ハウジングに頼むのが筋ですが、会社の設備をやってくれている水道屋なので。。。。
さて、器具は最初INAXだったのですけど、TOTOの電気温水器と温度調整自動のサーモ、シャワー付き水栓が納入されました。序に洗車機と洗濯機の配管もやり直して貰い、水周りは完璧になりました。特にシャワーは要るのか?と思われますが、夏場水浴びが出来るというのは中々重要ですし、目にゴミが入った時に洗えます。時々オイルを被った時もこれで直に洗い流せるので、シャンプーも備えます。
ただ問題は、蛇口が長い。。。洗面台は移動が出来ませんので、水栓との位置関係が悪くて勢いを付くとOBしそうです。オプションで短いのがあるそうなので、その内これは交換した方が良いかも。早速、温水器の電源を入れて使い始めましたが、もう天国のようです。手を洗うたびに冷えて行きたくなかったのにトイレに行きたくなる事もありません。ただ、温水で手を洗うとカサカサするので、ニベアとかでお肌のお手入れが必要になりましたけど、そんなのを大きく上回るほどの生活向上です。
最近入手したドレメルですが、長い間放置された中古品で、細いリューターの刃がなかったので、入手してからも殆ど使っていませんでした。先日、スナップオンがドレメルを貸したお礼にと、細いリューターの刃を置いていってくれたので、早速使ったら、大きな音がした後、モーターは回っているのですけど、先端が動かなくなってしまいました。そこで、分解してみると中にあめ色の塊がバラバラになって散らばっていました。
恐らく回転継ぎ手だった部品が長年の放置で硬化して久し振りに使い始めて限界を超えたみたいです。折角入手したのに2回使って終わりというのは、敗北感一杯でどうにかならないかと思い、ネットで検索したらこの部品は消耗品らしくネットで購入できる事が解ったので、直ちにポチしました。届いた部品はとて柔らかくて壊れて散らばっていた物とは全く別物でした。分解も修理もトルクスレンチがあれば誰でも出来る構造で、直に元気を取り戻しました。この手の工具ってこうやって部品を交換して使い続ける事が出来るのはドラゴン製品では無理でしょうね。本当に良い物はこうでなくちゃイケマセンね。
車関係のお友達のお店(伊勢廣)で当方のおもりをしてくれている課のメンバーで忘年会をしてきました。スポンサーは当方がおもりしている会社で一番偉い人。毎年、ココでやっています。ホテルニューオータニの中にあるのですけど、本当に美味しいです。裏メニューを出してもらい、とても感激して今年を締めくくりました。でも、ガレージの締めくくりはまだです。

2010.12.20.    石飛 毅氏

恒例の忘年会に行ってきました。
今回の参加者は15名で中々盛況でした。土曜日の朝、友野サンが572で来ガレージ。久し振りに見る572はメーターが増えてて、合計で19個!多すぎです。まだ、一部配線と配管が終わっていないので、やらなくてはなりません。忘年会でハニーちゃんを柳本さんに引き渡すため、スカイオートが当方のHUMMERに乗って来る前に、PLXのお試しを行いウインカーの点灯不良の準備をして待っていました。スカイオートの前に工藤さんがGMCで到着し、まもなくスカイオートが到着してから作業開始。早速、スカイオートがウインカーを調べると、ユニットが壊れているのではなくて、アース不良。原因は当方もスカイオートも大嫌いな『泥棒配線』の接触不良でした。
この他にももう一箇所泥棒配線がありましたので、同時に圧着スリーブで結線し直しました。簡単な方法ですが、チョクチョクこれが原因でトラブルになります。普通の車ですと運用期間が短いので、駄目になる前に車を手放したり配車するケースが多いのですが、HUMMERの場合は大幅に車齢が長いので、泥棒ちゃんの賞味期限を過ぎてしまいますから、使うのを辞めましょう。そんな訳で、出発時間が遅れてしまい、当方は572に便乗させて頂きました。
572は冬場で熱には有利な事もあり絶好調で、もう安心して乗れます。約イチマンccの気になる所は燃費ですが、大排気量の割には高速では4km/L弱ですから決して極悪燃費ではありませんし、友野さんは年間走行距離数は2000km程度ですから、楽しみの方が大きく上回っているので気にしていないようです。早めの宴会の後は、部屋に戻ってグタグタと2次会が始まり、何時もの様に話は尽きません。当方は途中で脱落しましたが、最終就寝者は朝方の4時だったそうです。
帰る途中、コンビニによりましたけど、駐車場に将来乗りたい車がありました。当方がこれに乗る年齢になったら、チューンして爆走しようと思っています。帰りは572には浅井さんが乗りましたが、とても寒かったらしくコンビニで軍手を買っていました。

忘年会からの帰り、当方は工藤さんのGMCに便乗して帰ガレージ。到着はお昼をチョッと過ぎた時間だったので、ちょっとした作業が出来ると思い、久々に当方のHUMMERの作業に取り掛かりました。お正月明けに幕張で行われる『オートサロン』にスカイオートが、プレデターJAPANとして参加します。その時に、現在スカイオートが作成中のデモカーと、DURAMAXにコンバージョンした当方のHUMMERを展示するので、それまでに色々準備があります。
当方のHUMMERは室内がごちゃごちゃしていますので、これはハニーちゃんを作業している時からメーターパネルを作って整理しようと思っていたので、早速パネル作成から始めました。まず、ダッシュボードパネルを引き剥がし、アルミで作った試作のパネルを載せて、どんなデザインにするか、ワクワクしながら『お試し』をしていましたが、どうもピンと来ません。要するにカッコ悪いのです。あんなにハニーちゃんはカッコ良かったのに、96年以降の内装はセンターコンソールが高くなっているため、どうしてもダッシュボードのラインが一直線にする事が出来ず、運転席の前だけ高くなって目立ってしまい、一体感がないと言うかバランスが悪くて物凄くカッコ悪くなります。ハニーちゃんが折角人柱になってくれて大成功したので、是非!当方のにも。。と、ワクワクしていたのに幾ら考えてもどうにもならないので、メーターパネルの作成は断念しました。
ただ、現在当方のHUMMERに付いている追加メーターは3個で時期が違う時に空いている場所に取り合えず付けたので、雑然としています。当然、関連性もなく、取り付けには素人臭さが漂っています。中々整理する機会もないし、慣れて来るとこのままで『良いや』と思っていたのですけど、他人のHUMMERにアレだけ力を入れてメーターパネルを作リましたので、当方のを放置する訳にはいきません。折角テンションが上がったのに、このまま断念するのは負けたような気がして何かをしたくて、せめてメーターの見やすい場所はないかと色々考えた結果、結局ハニーちゃんの様に視線を変えない場所はダッシュボード正面しかありません。高さを上げないで設置するには、ダッシュボードのパッドを撤去してそのままメーターを単体で単純に並べるしかないのですが、見た目は最悪です。それと、ダッシュボードのパッドはエアコンのダクトを兼ねていると言うか、ダクトそのものですから、エアコンの噴出し口が一個少なくなります。
当方はナビでセンターコンソールの噴出し口が半分位塞がっていますので、ダッシュパッドの噴出し口も必要です。
色々考えた結果、そこでダッシュボードパッドを改造するしか方法はありません。ハンドルの裏側の一部をカットしてメーターのベースが付く部分を低くして取り付ければ、ダクトの機能はそのまま残せます。しかし、随分前にスカイオートがこのパッドを輸入した時に『物凄く高くてビックリした。』と言うのを聞いた事があります。生産中止になってから、この手のHUMMER専用のパーツは価格が一定でなく、最近は値上がり傾向なので、失敗したら大枚を払う事になります。しかし、高くても入手できれば良いのですが、生産中止になったらもっと悲しい事になります。
しかし、上がったテンションは一向に下がる気配がなく、気が付いたらカッターで表皮を切り始めていました。そうは言っても所詮麻生さんの次にビビリですから、最初小さな穴を開けて構造のチェックしました。ダッシュパッドは基本的に最中の様に2つのパーツを重ねた構造で、それをビニールレーザーを被せているだけでした。従って、パッドをカットして半分ぐらいを塞いでもダクトとしての機能は保てそうなので、思いきってカットしました。
カットしたのは手前を15mm程残し、スラントした裏側を半分ぐらいカットしてこの切り口を斜めにアルミの板で塞ぐ事にしました。これであればダクトの断面を半分以上残す事が出来ます。アルミ板を斜めにした理由はもう3つあって斜めに台座を取り付けることでメーターの高さも若干下がった上に取付金具も隠れます。次に、ダクトの断面積も増やす事が出来ます。3つ目はパネルが運転席からも見えるので、この面にスイッチを付けることも出来ますし、見た目のカッコ良さが倍増します。序に配線もダクトの中を通せますので隠す事が出来ます。なんか良い事ばっかりで、小踊するような構想が出来上がりました。さらに、忘年会で新しい丸ノコも藤本さんの所で働いている『ヒデ』さんから頂いたので、これも試してみたいので、今やらない理由がないのでウキウキしながら作業を開始しました。
まず、レザーは断面を隠すために見えそうな部分は出来るだけ丁寧に剥がします。ハニーちゃんで散々剥がしたので手馴れたものです。レーザーを剥がすと中身は黒い樹脂です。これは案外粘っこいので、Pカッターがあれば直線部分を綺麗にカットできます。大きさは、先ず、メーターを配置して横方向の寸法を出します。左側はダクトの形状が少し異なるので、出来るだけ断面形状が同じ部分だけにしたほうがいいと思います。また、欲張ると所詮最中ですから剛性がなくなり曲がってしまう恐れもあります。当方の出した寸法は幅250mm以上。手前を15mm。スラントした裏側を半分程の位置でカットしました。工作物に合わせると大きめに開けると、元には戻れませんのでカットを先に行いました。
次にアルミの加工品ですが、ベース部分を作成します。カットはヒデ丸(ヒデサンがくれた丸ノコ)で行いました。さすがに壊れていない丸ノコは断面は直線的で綺麗にカットできました。曲げ加工はカットしたダッシュボードパネルに合わせながら手動のベンダーでチョコチョコ曲げました。横っちょはダクトを塞ぐのに必要です。L金具をこれまたヒデ丸を使ってカットした後リベットで固定します。加工品が出来た段階で一度装着してみます。この時にダクトを塞いでいるアルミ板の余剰部分は多少大きめにしておいて、ダッシュボードパネルに合わせて印を付けてサンダーやヤスリで形を整えます。
この後、一度タッシュボードに取り付けて、センターに印を付けて、そこを基準にメーターを取り付けるタップ加工します。当方は配線を通しますので、ダクトから余り空気が出ないようにグロメットの穴も開けました。当方のメーターの配置は、真ん中にタコメーター、左右にトランスファーとATの温度計にしました。本当はココにタコメーターではなくて、水温計と同じブースト計を付け様と思いましたが、当方の着座位置だと一番美味しい回転数がメーターの枠で隠れるのでブースト計をタコメーターの位置にする事にしました。今の所、これ以上のメーターを付ける予定がありませんので、3個分だけにしました。
本当はハニーちゃんの様に試作して図面を書いて業者さんに作ってもらおうと思いましたが、計画が変わってしまい、更にダクトを塞ぐ部分はとてもじゃないけど、図面化は難しいので、高年式様のメーターパネルを作って一山当て様と思って忘年会で大口を叩きましたが、ごらんの様にカッコ悪いものを作りたくないので高年式の人は諦めて下さい。低年式の方は頼まれればちゃんとした物を作成しますので、欲しい人は言って下さい。穴の数とかオーダー数によって価格が異なるので、その都度見積もりを取ります。

2010.12.15.    石飛 毅氏

ここの所、桧谷サンが毎週来ますけど、彼には作戦があった見たいです。
来る度に『トランスファーの温度が上がるんですよ〜。高速を走ると数十分で。。。』と何度聞いたか数え切れません。この温度が上がる話は色々な所で言ってるみたいで、『温度計なんか付けるから気になってしまったね〜』と言われたそうです。しかし、本人としては知らなくて良かった事と、実際温度を計って温度が上がっているのは事実なので、どうにかしたいみたいです。
何となくこの話をしているんですけど、だからどうしたいという話はしないのですけど、何度も同じ事を言うので『もしかして、オイルクーラー付けたいの?』と聞くと、即答で『付けれます〜ぅ??』って言うので、取り合えずパーツの拾い出しを行い注文。この時点で取り付け位置は未定。ハニーちゃんのテストドライブに出ている間に、ハマ吉(本人はこう呼んでいます。)をガレージに入れて貰い、取り付け位置の検討しました。
当方のやハニーちゃんには燃料タンクがシングルなので、『ココに付けろ』という感じですっきり収まりますが、AUXのタンクがあるので同じ場所には付けられません。色々探した所、助手席側のリアオバーハングに空間を発見。この場所はAUXタンクの給油口からの配管を保護するプレートが付いているので、タイヤが巻き上げた小石とか雨からも守れますし、オイルクーラーを入れるには十分なスペースがあります。ただ、この保護プレートのため熱がこもる可能性があるので、この保護プレートの上にホースを繋げて、タイヤの巻上げた物が入らない構造に出来ます。
桧谷サンにはリアフェンダーに穴を開けてNACAの吸入口を付けろと言ったのですけど、ボディに穴を開けるのは。。。とか、やる気満々にはしたくないので。。。。と、案外消極的。新しいタイプのハンビーはこの辺りはメッシュかエキスパンドメタルになっているので、NACAダクト程度の穴を開けても強度的には問題ないので、個人的には好きです。もし冷却効率が悪かったら、無理やり付けちゃおうと思います。この場所は案外広くてポンプも取り付け金具を工夫すれば収まりそうなのでチョッと面白そう。この位置ならもっとパワーのあるALPHAでも付けられるので、トランスファーの温度上昇が気になる方はどんな感じになるか楽しみにして下さい。
大井先生のHUMMERもトランスファーを一度壊れた事がありましたけど、確かあの時は何で壊れたのか不思議でしたけど、分解したトランスファーを見た時内側にニカワみたいなのがビッシリ付いていました。先生も結構高速を一気に走る方だったので、結構トランスファーの温度が上がっていたのかもしれませんね。4速ATになってからのトランスファーはハンビーの物とはチョッと違いますが、そもそも100+αkm/hで走り回る仕様ではありませんので、余り高速走行を続けるのは想定外かもしれませんね。
当方の勤務先は月に一度第3水曜日は『ノーカーディ』として、通勤に車が使えません。ISO1400の項目に載せてあるかららしいのですけど、今までに2回経験しましたけど、お子さんを保育園に送り迎えがある方とか、困難な方がチラホラいますけど、皆キッチリ守っています。当方もちゃんと電車と駅からの会社のバスで通勤しましたが、案外会社の送迎バスが空いていました。一体どうやって通勤しているのか不思議だったのですけど、この日は会社の中もバス同様ガラガラ。どうも、この日を有給休暇消化の日にしている人が沢山いるみたいです。
そこで、今回の『ノーカーディ』は当方もお休みにして、火曜日からハニーちゃんの追加作業と気になった部分の補修を行う事にしました。まず、夜間走行時にマニュアルシフトのレバーが判り辛いので、照明の追加。スモールを点けるとウインカーが出ない事。パワーウィンドウの動きが悪い事。一度押し込んだバッテリーの配線が何となく排便を途中でやめたみたいな気持ちで納得できないので、これの補修をしようと思います。
まず、優先順位の高いマニュアルシフトの照明ですが、これはスイッチを買いに行った時エーモンの棚にLEDとベゼルが売ってて、以前より格段に安価になっていたので、購入しておいたのでパーツとしては揃っていました。LEDはΦ5mmでベセルは8mmの穴を開けて挟み込むとLEDが固定できます。手順としては実に簡単なのですが、出来るだけスイッチに近くないと間延びしちゃうので、少しベゼルがスイッチに当るのでベゼルを加工してギリギリにしました。配線は切りっ放しなのですが、中にダイオードか抵抗が入っているし、LEDの単線を処理するのは面倒ですが、この辺りは加工済みになっていますので、ギボシを点けるだけです。
点灯させるまでは、短時間で済みましたが、落とし穴がありました。今回はブルーのLEDにしたのですが明るすぎて眩しくて夜間運転時には目障りと言うか邪魔でした。そこで、電流を下げるために先ず350Ωの抵抗を追加してテストしましたが、350Ω程度では殆ど明るさが変わりません。そこで、もう一個同じ抵抗を入れて見ましたけど、直結に比べて多少減光しましたけど、まだ眩しいので、今度は思い切って、5.1kΩを入れたら結構減光しましたが、まだ眩しい。そこで、更に同じ抵抗を入れてやっとお上品な明るさになりました。でも、まだ気になったのでLEDの先端がになっているので集光しているのが眩しい原因じゃないかと思って先端をヤスリで擦ったら少し光が拡散されて、目に優しくなりましたので、セメント抵抗を直列にして収縮チューブで武装した合計10.2Kオームで妥協しました。万が一の事を考えて、リスクの小さいアース側に抵抗を入れました。もし、この状態でも眩しい様でしたら、抵抗を追加しすれば幾らでも減光出来ます。
キーを捻って、このLEDが点灯していると『動いてる』って言う雰囲気が出るので常時点灯にしましたが、メーターパネルには予備の電源と、アースと、イルミネーションの配線を余分に付けて置いたので、端子を差し替えれば夜間のみにも換えられます。常時点灯にしたもう一つの理由は、今回追加した4個のメーターの内、3個はBLITZなのは、何度も報告していますが、BLITZのメーターは昼間もバックライトが点灯してとても見やすいし、『動いてる感』があります。このメーターは夜間は減光しますのでバックパネルが眩しい事はありません。それに対してオートメーターのタコメーターの照明は昼間は点灯しませんので、何故か『動いていない』様に見えてしまいます。そこで、オーナーに相談なくオートメーターの照明も常時点灯としました。因みに、他の純正のメーターはやりだしたらキリがないのでそのまま夜だけ光ります。

2010.12.13.    石飛 毅氏

本日は、ハニーちゃんの最終仕上げ段階ですが、ヒロシくんは仕事が忙しいためにお休みなので、土曜に続いての桧谷さんに加えて翼が来てくれたので助かりました。
作業の方は、昨晩ATFを入れるときにゲージ穴が見つからずに、探し回って配線の裏側にひっそりしていたので、今後のために配線をウインドウ周りからボンネット周りに変更しました。リレーとかヒューズボックスをバッテリー周りに配置するのはよく見かけます。バッテリーから電源を取るのは手っ取り早いので心情的には良く解るのですけど、段々電装部品が増えて色々な人が触ると好き勝手に配線をするので、先ずは理解するまで時間が掛かります。また、サイドターミナルに丸型端子を挟み込んでのバッテリー側のネジを痛めているのも良くお見受けします。ハニーちゃんはオプティマのサイドターミナルをオリジナルの配線にして、増設分は通常のトップ端子から取っているので、ゴチャゴチャしていますが解り易い配線だと思います。
今回やり直しをした理由には配線の取り回し以外にも一部の端子が痛んでて、近い将来通電不良を起こしそうだったので、序にこれの交換が必要と思われたからです。バッテリー周りの配線は、フロントのHIDフォグ、リアフォグ、ルーフの3系統です。ただ、どのスイッチがどのランプか見極める前にバラシ始めたので、結局、回路をそのままにしながら配線の引き回しと延長交換を行いました。そこで、問題なのはリレーの置き場所です。この際、樹脂のバッテリーケースに固定するのは止めて、将来的にこの樹脂が割れた時にアルミと交換するのを前提に欠損して雨が直接掛かりそうだった前側をアルミ板で塞ぐようにしてリレー取り付け板を作成しました。丸ノコと狭山ハウジングのベンダーがあるので、最近はこの手の加工は随分楽になりましたが、アレだけの回転で回っている丸ノコを扱うのはビビリます。改めて、藤本さんとか、大工の小林さん達が手足の様に使うのは凄い事だと感心します。配線をやり直した後に、エンジンを始動したらチェックランプが点いていました。恐らく、ATFの量をチェックする時にエアフローメーターの配線を外していたためでした。
チェックランプを解除しようと思いましたが、当方のTECHUはHUMMERに乗せたままなので、どうしようかと思っていたら、桧谷さんがスキャナーを持っていたので助かりました。所が、スキャナーを差すコネクターがー見つかりません。そこで、スカイオートに連絡すると「95のGAS車はハンドルポストの裏側にある」と言うので、アンダーカバーを外して覗いて見ると確かにありました。ココの所、見える場所にあるHUMMERしか見ていないので、すっかり忘れてしまいました。ただ、今後こんな場所にあったのでは不便極まりないし、PXLを接続する度にゴソゴソやるのは面倒なので、何も外さないで点検できるような位置に移動する事にしました。ただ、配線は全て延長しなくてはなりません。実は配線を延長する際、当方は必ずスリーブとヒシチューブを使いますが、何時もこれらのパーツは潤沢にあるのですけど、今回使いすぎて一気になくなり、在庫が底を突いていましたので断念しようかと思いましたが、桧谷さんがガレージの中に散らばっているヒシチューブを集めてくれたのでどうにか無事延長ができました。取り付け位置は隠そうかと思いましたが、思い切ってライトスイッチの下にドーンと付けました。
見た目が既に改造車丸出しですから、このほうが似合います。配線作業は朝から行なっていましたが、結局終ったのは夕方近くで、この後、助手席側のエアコン吹き出し口の取り付けを行いました。通常はこの吹き出し口を外してダクトを抜いてからダッシュボードを外しますが、構造的に簡単にダクトにアクセスできるのでタッピングビスで止めて嵌め殺しにしました。吹き出し口を付けるのに、元の場所の少し下になるため、固定できない部分がありましたので、この部分にはアルミの板を裏板として補強を兼ねて固定しました。また、Aピラーの下の部分でエアコンカバーを固定しているネジがバカになっていたので、この部分もアルミ板をリベットで止めて補修しました。朝からやってた作業ですが、テストドライブが出来る状態になった時は既に日が暮れていました。
テストドライブはまだ何かあると面倒なので、メーターパネルのカバーはつけないで行ないました。久々のDURAMAXだったためか、改めでパワーの凄さを感じました。テストドライブでのトラブルはウインカーが点灯しないのと、ライトを付けるとポンプが動いているのですが、スイッチのランプが消えてしまい、ライトを付けるとポンプが回ってしまうという珍現象事がありました。それ以外はマニュアルモードでのシフトダウン、シフトアップもちゃんと動作していましたし、メーター類も完動。カバーはしていませんが、パネルはビビリもなく振動もありませんでした。
ガレージに戻り、先ずはポンプの配線の再確認。メーターの電源は既設のメターはそのままで、BLITZのメーターアースは燃料計か端子から分岐しました。ただポンプのスイッチのアース線はオートメーターから拝借した時に、イルミネーションのラインと誤配線してしまったのが原因でした。配線を直して、エンジン停止の状態で何度かポンプの動作をさせている時に、タコメーターの針がケイレンを起こしていました。ウインカーを初めとする電装機器を動作させるとピクピクします。DURAMAXコンバージョンのタコメーターはオルタネーターの磁界を検出して信号に変換しているため非常に敏感なので、アース不良や電源の振れが原因でこの様な事は多々あります。確かTOMONO-GOでもそんな事があったと記憶しています。そこで、念のため配線を確認すると大嫌いな泥棒端子がゴッソリ出てきました。これが原因かどうかは解りませんけど、全て撤去して配線も延長して端子で分岐を行ないました。しかし、タコメーターのケイレンは止まりません。エンジンを掛けると針はシャキッとしますので、今回は諦めました。
これで、一先ず終わりましたので、室内の掃除を行い、遂にカバーの取り付けを行いました。パネルの固定しているボルトは見える部分で40本です。全てのボルトを付けたのは初めてなので、神藤物でした。カバーをする際中の配線の状態は土曜まではガラスに顔を押し付けて中を見ていましたけど、土曜の夜にスナップオンが来てLED照明付きの鏡とLED付きのピックアプマグネットをタマタマ持って来たので、今まさに使いたい物だったので即買いしました。この外に、パネルを窓枠に取り付けるときにボールポイントの六角レンチはネジが倒れるのとガラスに当たってしまうので、何度も差し替えながら締めこまなくてはならないので、丁度長いボールポイントではないソケットタイプの六角レンチ(4mm)も購入、締めて2万弱ですが、当方も同じ構造のパネルを作るつもりなので、今後も大いに使えます。
本日は、翼にNOZAWA-GOをガレージに保管して、ekワゴンで帰ってもらい、当方がハニーちゃんで帰宅しました。ハニーちゃんの足回りは柔らかめなので、高速での乗り心地はとても快適です。追い越しのときに指先でシフトダウンすると狂ったように加速します。しかし、高速コーナーとか車線変更は足回りがチョッと緩いので、この辺は今後の課題ですね。肝心のトランスファーの温度ですが、高速に乗ってからポンプのスイッチを入れましたが、55℃以上には上がりませんでした。この上がった温度も下道に戻ったら数分で50℃以下に落ちましたので、オイルクーラーの効果は認めれました。

2010.12.12.-2    石飛 毅氏

長野の大村さんから『HUMMERが止まった』と連絡が入りました。
桧谷サン曰く『絶対FSDですよね!』当方もそう思います。大村さんには一応エンジンが冷ええたら掛かるかもしれない事と、燃料系統をチェックするように指示しておきました。このように突然止まる原因の殆どがこの2点なので、以前から当方が何度もFSDはリロケーションしてクーラーを取り付ける様に言っているのですが、言う事を聞かない人がまだいるんですよね。一応、大村さんには今回例えFSDではなくても、FSDクーラーを付けていない場合は、こんな連絡が来ても、『スルーします。』と通告しておきました。一応、エンジンが冷えてから長めにクランクしたら復活したそうで、一応、自宅までは辿り付いたようで、これから色々点検するみたいです。
以下、本人からのレポートです。

止まった際の状況です
『本日の日中気温:12〜14℃ 晴れ/曇り、地点Aから地点Bまで10km程走行後、60分弱の停止再走行を始め、20km/hにて数百m走行一旦停止後広域農道に出てアクセルを踏み込み回転があがり加速3000近くまで上がったと思います。
急に回転数が頭打ち(ガバナーが開いたような感触)となり(回転数も下がったかも??)1〜2秒でストンとエンジン停止。。かな?
電話でお話いただいた後、直に、レッカーサービスが来まして、セルを長回しにて始動に成功しました。その他の試験は行なっていません 。そう言えばいつもより燃料ポンプの音もおとなしいかも知れません。どう思いますか?交換は自分でやろうと思います。完結の自信はと言われると??ですけれども・・・お伺いするとなると年内は25日頃になってしまいます。』

大村さんのお住まいはサムーイ長野県です。もしかしたら、燃料が夏用でそのままの燃料でパラフィンが出て、使い込んだ目の詰り気味の燃料フィルターの通りが悪くなった可能性も考えられます。まぁ、これから原因究明をするようなので結果が解りましたらまた報告します。
さて、FSDのヒートシンクですが、以前究極のヒートシンクをゲットしましたが、今は当方にとっては必要のないものなので放置していましたが、大村さんのFSD事件で思い出して、桧谷サンに見せたら欲しそうな顔をしていたので、今どうしようか考え中。だって、上げたら付けろって言うから。。。。

2010.12.12.    石飛 毅氏

また、健保から呼ばれて再検査だったのですが、健保のドクターが紹介状を書くから大きな病院に行けと言われたので、そのままの足で以前入院した病院に行って来ましたが、当方が入院した後、建て直しが行われて凄い設備になっていました。
受付に診察券を自動販売機みたいなのに入れると、もぐら叩きみたいな感じで携帯電話みたいなのが出てきます。これに、色々指示されながら病院の中を移動するのですけど、なんか誰かに操られている感じで気持ち悪いです。精密検査の結果、一番心配していた腫瘍は全く無くて腫瘍マーカー(19-9)も4でした。序に他の部分も見てもらう事にしました。
そんな訳で、久しぶりに都内をウロウロして、長女が恵比寿にいるので呼び出し、長女の紹介でコジャレたお蕎麦屋さんに行ってきました。その後、長女の仕事場の傍まで行ったら何と笹本さんのお店のまん前で、長女と別れた後に久々にお店に行きました。笹本さんのお店は何時行っても欲しい物がドンドン発見できて楽しいのですが、余り余計なものを買ったと家族に怒られるので、ダルトンのキャラクターのメジャー人形とピンバッチとワペンンだけ買ってきました。本当はガレージの椅子がソロソロ壊れかけているので買いたかったのですけど、今回は電車移動なので、断念。
この後、最近痩せてきてズボンが緩くなって来たので渋谷に向かいましたが、今一欲しい物が無いので、今度は新宿に移動するため渋谷の駅に戻ると、山手線のホームで変なお店を発見しました。うどん屋なんですけどショーケースに並んでいるのは全部カップうどんの『どんべい』。要するに、『お湯を入れて食べる場所』です。一応地域限定のどんべいもあってメニューは多いけど、調理はしないでお湯を入れるだけの場所です。中を覗くと案外人がいて人気のお店のようです。
新宿にも良いのがなかったので、久しぶりに以前当方が働いていたというか手伝っていた下北沢のブラックダイヤモンドに何かないかと思って行ってきました。久しぶりのブラックダイヤモンドはシーズン直前で、スノーウェアーが沢山あって一般アパレルはないかと思ったら、若干ストックがあったので、試着したら『オラージュ』のジーンズがピッタリだったので、購入。この他にも違うブランドの奴も良いのがあったのですが、サイズが合わなかったのですが、そのブランドは以前当方と一緒にブラックダイヤモンドで働いていた奴が展開しているブランドなので、連絡を取って直接送ってもらう事にしました。(実は送ってもらったのですけど、宅業者から連絡があって、輸送中お酒のビンが割れてお酒だらけになってしまったので『どうしましょう』と言われて、現在処理中)昔の仲間が色々頑張っているのはとても嬉しいです。
家に帰ると、ハニーチャン用のボルトとATのオイルパンが届いていました。ボルトは黒い鉄製の六角穴付きボルトで、平ワッシャーとスプリングワッシャーが組み込まれた『組みボルト』です。使う量を数えたら80本位だったので一応100本購入。室内で使うのでステンレスベースではないので一本70円ぐらいです。
ATのオイルパンと一緒に探していた502用のオイル取り出し口も購入しました。これは、丁度いいサイズが中々なくて、やっと探したのですけど、サイズがチョッと不安ですが、取り合えず買ってみました。最悪なかったらこれを手本に図面を書いて作っちゃいます。それと、TOMONO-GOの横っちょに張ってある502のプレートも買いました。完成した時に車体に張ったら絶対にカッコイイと思います。

ハニーちゃんの作業はかなり進みましたので、今週中に終わると思いながら作業を進めています。先ず、ポンプと電動ファン用のパイロットランプ付きのスイッチを購入するためにイエローハットに行ってきました。以前は量販店に行くと色々な会社の電装部品が販売されていたのですが、今はエーモンのスイッチしかありませんので、エーモンのなかでのチョイスになります。大きく分けてトグルスイッチ、プッシュスイッチとシーソースイッチの3種類がありますが、パイロットランプ付きはプッシュスイッチとシーソースイッチの選択になります。
色々悩んだのですけど、結局、両方購入して似合う方を取り付けることにしました。その他に、ヒューズホルダーとLED用のベセルが売ってたので、何か使えそうな気がしたのでLEDと一緒に購入。イエローハットでカレンダーを貰いましたけど、まだ丸まったままです。
先ずは、スイッチの選択ですが、プッシュ式はよく見たらパネルに両面テープで貼り付けるタイプだったので、折角メカ丸出しのパネルなのに配線がチョロチョロするのはかっこ悪いのでシーソー式にしました。このスイッチの良い所は、OFFの時に薄く光ってONになると明るく光ります。夜間スイッチの場所が解りやすくて良いと思います。(因みに、テストでは薄く光っていないのでどうなっているのか解りません。昼間だと見えないぐらいの明るさかもしれません。)そのため、回路の中に逆流防止のダイオードが入っているので、配線が少々面倒です。
配線は実際に引き回すと思いのほか多くて、特にブースト計の裏辺りはギッシリしてます。もう少し整理をすれば美しくなるかも知れませんが、パネルの裏側になるため、ガラスに顔を押し付けながらでも、良く見えないので、この辺りは後でもう一度試走してから、誤配線がない事を確認してから整理しようと思います。配線をしている途中に桧谷サンが先週配線した車速パルスが気に入らないみたいで、4Pの超ミニピンジャックを持ってきました。でも、忙しいから直にはやってあげずに、これから始まる面倒な作業の手伝いをさせるために拉致。
配線が完了して次に行ったのは、ATのオイルパン交換のためにATFをドレンアウトして、新しいオイルパンに温度センサー用のPT1/8を加工。ATFが落ちきった所でオイルパンを外して、フィルターをロングタイプに交換しました。ロングタイプとは言ってもほんの少し長いだけですが、万が一フィルターが落ちるとATFを吸い込めませんので、ATがお亡くなりになります。当方のはロングタイプのフィルターを入手済みですが、まだ交換していませんのでドキドキです。
ギヤポンプのプレートはブレーキの配管と干渉する部分がありましたので、一旦外してから本止めしました。このプレートは本来両端で固定する方がいいかも知れませんが、今回は3mmのアルミ板を使っているので、サスペンションのアッパーブラケットを固定しているボルトの余剰部分にパネルを挟んで3ヵ所で固定しました。強度的には問題はないでしょう。ファンの配線を行い、次に配管作業を行い、一応、オイルクラー関連の取り付けは終わりました。トランスファーのATF充填方法ですが、最初に通常と同じく注入口からオーバーフローするまで注入します。注入量は約2.4Lでしたが、通常のトランスファーは約3Lですが、これはコンバージョンの場合は中身が多少違うため、少ないと思われます。この状態で配管をもう一度接続して、オイルポンプを数分動かして配管内とポンプ、クーラーにATFを充填して再度注入口を外してATFを追加注入します。この追加分を含めてのATFの量は約3.6Lなので、オイルクーラーを追加して1.2L増量になった事になります。
これで、後はATにATFを入れれば試乗する状態に持って行けたのですけど、イザATFを入れようと思ってゲージを探した所、行方不明。そんなバカな話はないと思いエアダクトを外して見たら奥の上の方に張り付いていました。見えなかったのは沢山の配線がエアダクトと車体の間にゴソゴソ山盛りになっていたためで、ムカついたのこの配線を桧谷サンに頼んで取り合えず撤去。整備性がこのままでは悪くて、万が一当方以外の人がATF交換した時に当方が手を抜いたと思われるのは嫌なので、見なかった事にしていたバッテリー周りの配線の整理を行う事にしました。だから、今日は試乗が出来ませんでしたので、寒くて手がカジカンデ来たので作業は終了にしました。因みに、今日はスカイオートは物凄く忙しいみたいです。だって、一回も連絡がありませんでしたから。。。

2010.12.6.    石飛 毅氏

金曜日に、小林さんのHUMMERが車検なのでスカイオートに届ける序に、ハニーちゃんのメーターパネルを塗装してもらうために持ち込みました。
久々にスカイオートに佇んでいる当方のHUMMERに逢えて嬉しかったです。そのまた序に、石飛家と小林家で『つくし』に行ってきました。今回は小林家の接待なので、美味しさも倍増、何を食べても美味しいです。大井先生もご長男の所においでになる時に近くですから、是非ご一緒しませんか?酒田は美味しいものが沢山ありますが、こちらでしか食べられない物も多分あると思いますので、ご連絡ください。
さて、金曜日は一瞬帰宅しましたがハニーちゃんが当方も待っていましたので、そのままガレージに向かいました。土曜日の予定はオイルクーラーの配管と、マニュアルシフトの配線を探したりメーターの配線を。。。と、予定満載でしたが。。。先ず、昼前までに不足していたNPTのニップルとセンサー用のブッシュングを入手しましたので、これの下準備をしていたら、義弟がスキーシーズンが始まったのでスタッドレスと交換に来ました、その序にオイル交換とATFの漏れがあったので、オイルパンの増し締め。そのほか一通り点検しているとバッテリートレーが腐食でミルフィール状態だったので、削り落とせる錆びを削りだしグラインダーで少し磨いて塗装をしました。
その最中、桧谷サンが来ガレージ。予告なしの来ガレージでしたが、やる事が沢山あるので手伝わそうと思っていたら、ナビを買ったので配線をして欲しい様子。『このくそ忙しい時に何で?』と、責めたら、どうやら『昨日メールした』というので、PCと携帯を見ましたら『無い』どうやら、3日に一回ぐらいの頻度でしか見ない携帯の方にメールをしたようです。(ezweb携帯メールのhummer95は殆ど見ません。携帯にメールする方はhummer95-2の方にメールください。)
桧谷サンは『初ナビ』なので、早く使いたい気持ちは解るし、どうもフロントガラスに熱線が入っているためかGPSの感度が悪いらしく、地図の動きが尺取虫のような動きをするらしいので、車速パルスは必須の様子。それと自慢のナカミチにはAUXが2系統あり、そこにも接続をしたい様子でした。ディ・アゴスチーニの編集の方が賢そうな可愛らしいお子様と一緒に打ち合わせに来ましたが、お帰りの際、桧谷サンに駅まで当方のekワゴンで送ってもらいました。その時、短い距離だったのですが同じナビなのに『動きが全然違う』というので、そんなに違うのか?と思ったので更に話を聞くと、桧谷サンは購入してからまだ一度も更新をしていない模様でした。
このエアナビは10月と11月にファームウエアと地図のバージョンアップが2回行われています。このバージョンアップは結構大掛かりで、画面の一部も違うそうです。無料バージョンアップがこのナビの一番のアドバンテージなので『なんで?やらないの?』と聞いたら、『まだSDカードが届いていないんです。』との回答?すかさず『何で一緒に買わないの?』と聞くと『トランゼントのカードが永久保障だから。。。』また細かい拘りという悪い癖が出ていました。永久保障だから良いとは限らないし、もし壊れた時はデータも消えるので『サンディスクで十分、壊れたら安い物なんだから買え!』と当方に怒られました。
そうそう、ディ・アゴスチーニの編集の方から聞いたのですが、ディ・アゴスチーニのHUMMERのサイトで読者の意見交換掲示板があり、楽しそうに情報交換がされているそうです。その中にHUMMERオーナーがいて、実車の情報を提供して盛り上げてくれているそうです。実車を見れない方にはとても役になっていると思います。誰だか解りませんが、今後ともよろしくお願いします。当方はまだ組み立てを始めていませんので、遅れを取っていますので、ソロソロ始めるかなぁ。。。。
てな事で、桧谷さんのナビの設置をやる事にしました。やったのは電源、AV OUT、車速パルス、FMVICSの配線。ポータブルですが、一応配線は出来るだけ見えないようにしたので、思ったより時間が掛かりました。電源は通常シガライターソケットに入れますが、HUMMERの場合はシガライターは常時ONなのと、エアナビはシガライターに差し込む部分で12Vから5Vに変換していますので直結の場合でも、このプラグを通さなくてはならないので、プラグを改造しました。設置場所は運転席の正面ですが、視界の妨げには全くなりません。顔から50cm程ですから画面の大きさも丁度良くて操作も楽です。車速パルスはインチキ臭い方法で行いましたが、試運転の結果、無事パルスを拾っていました。これで、ナビの動きが良くなるでしょう。
そんな訳で、ハニーちゃんの作業を再開できたのは夕方になってしまいました。ペイントの方が気になって連絡した所、スカイオートは日中お子さんのイベントがあったので、丁度塗っている最中でした。昨日、当方が渡した後、プライマー処理は終わっているので、塗装をするだけなのですが、乾燥出来るか解らないので土曜日中に持ち込めるかチョッと微妙との事でしたが、兎に角、出来るだけ早く持ってくるようにお願いしまいた。
それから数時間後、スカイオートから連絡が入り、一応磨きを掛けたいとの事でしたが、塗装屋さんから『今日は乾ききらないので磨かない方が良い』と言われたらしく、『今日は駄目かも』との事でしたが、『汚いのか?』と聞くと『綺麗ですよ〜』というし、柳本さんからは『荒々しい雰囲気』と言う事だったので、磨がく必要は無いと判断して『がてん寿司の特製2段ちらし寿司買っておくから、そのままで良いから』と食い物で釣りながら無理を言って持ってきてもらいました。
夜半過ぎに、当方達はエアコンのカバーで四苦八苦していた所にスカイオートがニコニコしながら、珍しくちゃんと梱包をして運んできました。しかし、この梱包が。。。。
写真でも解ると思いますが、スカイオートが傷を付けてはいけないと思ったらしく、何時もだと何もしないで持ってきそうな感じですが、当方と同じく時々A型がでて、大き目のプチプチで梱包したのですが、梱包を開けるとまだ塗装が完全に乾いていなかったので、パネル全体にプチプチの丸い跡が付いてしまいました。もう一個のカバーの方もタオルで包んできたので、細かい繊維が付いていました。
所がスカイオートの偉いのは、ちゃんと塗料と硬化剤と微粒子コンパウンドとポリシャーも一緒に持ってきた事で、これさえあれば、最悪な状況になっても塗りなおしが可能です。当方としては機能的には問題がないので、そのままでも良いかな?と思ったのですが、回りは皆『絶対に磨いた方が良い』と言うので、『特選2段ちらし寿司』を取り合えず食べてから、ヒーターと電球で乾燥させました。
スカイオートと桧谷サンが帰った後、まだエアコンユニットのカバーの構想が決まっていなかったので、そのまま作業続行しました。ここの所、ヒロシ君は仕事が忙しく、日曜日に来ないとなるとパネルの塗装をやらなくてはならないので、出来るだけ前に進めないと忘年会に間に合わないので、夜中なので音が出ない作業を前倒ししなくてはなりません。
エアコンのカバーは運転席のクラッシュパッドも一体なので、先ず、必要と思われる部分をカット。更に試作のパネルを当てながら、パネルが掛かる部分をカットしました。ただ、この部分は表のレザーを巻き込むので、レザーを剥いて、中身だけをカットしました。15年間使われた内装はストレスの掛かっていた部分はちょっと触るだけでポロポロしますので、その部分は大胆に取り除き、アルミの板を金鋏で欠損部分と同じ形状に切りだして修復しました。そのお陰か不安定なパッドも確り固定できました。
パネルと、カバーの間には大きな隙間が出来ますので、この部分はアルミの板で蓋を作って余ったレザーを張って蓋をしましたが、チョッとレザーが足らなくて少しアルミの板が見える所が出来ちゃいましたが、作り直す気力がないので、そのまま見ない事にしました。この蓋の固定は窓枠の下に一箇所とセンターコンソールにも一箇所、そしてカバーに2箇所L金具を取り付けて、純正のタッピングビスで固定しました。因みに噴出し口はボロボロになっていたので、これは新品と交換が必要ですが、当方の所にはないので、友野さんに手配します。また、カバーを車体に止めるビスが一本バカになっているので、これもその時に裏板を当てて補修します。この時点で、記憶がなくなりそうだったのでそのまま就寝。
日曜日は、ヒロシ君が来てくれたので、先ずパネルを見せてプチプチ跡を消せるか試して貰いました。結局、コンパウンドで磨いただけではプチ跡は取れないので、1000番位のペーパーをあててから磨く事にしました、、が、プチ跡は思いのほか深く、一部下地が出てしまいましたが、『ワイルド仕上げだから、このままで良い』と言いましたが、ヒロシ君は塗装の準備を初めました。塗装は何度か重ね塗りをしても余るぐらいあったので、序にヒロシ君の軽トラとかポストとか脚立とかも序に塗装。日曜日は天気が良くて日の当る所において置くとドンドン乾きます。段々日が傾くので移動しながら乾燥させ、最後は軽トラの屋根の上に乗せて完了しました。
乾燥させている間に、当方はマニュアルシフトの回路図を持ち出してトランスミッションコントローラーの配線を探し出して運転席まで引き込み、温度計の配線とオイルポンプの電源とリレーのオペーレトラインを引き回しました。ポンプのスイッチは解り易く温度計の横に付けようと思いましたが、ポンプが動いている間にランプが付くタイプが良いので、これも手元にないので、後日購入。
その間、桧谷サンがゴミ袋(ゴミ袋が先週からなくなり、ゴミ箱が凄い事になっていました。)を持って来てくれました。概ねパネルも乾燥したと思い裏になる部分を触ると、昨日スカイオートが持って来たときよりも硬くなっていました。冬とは言え太陽からのエネルギーは凄いです。これなら、磨けると言うのですが、下手に磨いてまた味のある仕上がりになってしまいそうなので、『このままで良い』と言いましたが、また却下されて、ヒロシが磨き始めました。確かに磨くと更にピカピかになって良い感じになります。ただ、もう一回磨こうとしたので、今度こそ『このまま!!』と当方の意見がやっと通りました。
桧谷サンの話では、スカイオートはあの後どうなったか不安そうで、当方に連絡も出来なかったそうで、当方が夜中に送ったメールの返事もありませんでした。概ね良好になった時点で連絡するとホッとしていましたが、切り替えの早い奴で『じゃー道具の返却よろしくお願いしま〜すぅ!』でした。土曜日に下塗りをしてくれたので今日は仕上げだけで済んだので、十分な功績です。
磨きが終わり、パネルにメーターやスイッチの取り付けを始めた時点で桧谷サンがスカイオートから借りている道具を持ち帰ってくれるというので『閉店に間に合うように帰る。』という事で帰宅。この2日間桧谷サンには、給食当番とか、お買い物係とか、アッシーとか色々お世話になったお陰で、予定を大きく上回る進展が出来ました。柳本さんは桧谷サンの方に足を向けて寝てはいけませんね。
メーターと、マニュアル回路の作成を行い、メーター内に組み込んでイヨイヨパネルの取り付けです。まだ塗装の硬度は十分上がっていないので、ヒロシと慎重に室内に運んで固定。今まで低年式のHUMMERの内装はショボイと思っていましたが、パネル以外の部分も色々施工してあるためか中々良い感じになりました。特に運転席から助手席までよれよれだったパネルがキッチリ一直線になったのが一番だと思います。2分割ではこんなに綺麗な直線を出す事が出来ませんので、少し高く成りましたが一体で作って良かったと思います。
反省点としては、やはり塗装ですね。急いでいたので自分が出来ないので短納期でスカイオートに押し付けましたが、次回は時間を掛けるか塗装業者に出して低温焼付け塗装にします。
思いのほか工程が進んだので、晩御飯は何時もの『すきや』ではなく、ヒロシ君と一緒に『ヒレステーキ御前』。お風呂にも行って気持ち良くなったので、睡眠時間を確保するために明日の会社はガレージから行く事にしました。

2010.12.3.    石飛 毅氏

YANAGIMOTO-GO(スカイオートはハニーちゃんと呼んでいます。)のメーターパネルの部品が出来上がりました。
パネルに塗装をするとかしないとか仕様変更がありましたので、工程が増えてパネルが行ったり来たり移動しなくてはならないので、パネルの作成は当方の近所で作成しました。水曜日に図面を渡して、その日に見積もりを貰い、無理を言って昨日納品してもらいました。最初の見積もりを出した所では穴が増えるとドンドン高くなると言われて、図面上ではメーターの穴しか開けていませんでしたが、今回お願いした所では、あまり関係ないみたいなので、マニュアルシフトの穴とか、メーターの操作ボタンとかの穴も開けて置けば良かったです。
パネルを引き取り後、マニュアルシフト用のスイッチを買いにカーショップに出かけ、自分で戻るタイプのスイッチを2個買ってきました。当方としては一個のスイッチでアップダウンの方が良いし、出来るだけカッコイイスイッチが良いと思ったのですけど『探して』と一言で言われても結構時間が掛かるし、挙句の果てに、それじゃーと言われても凹むので、あまりマニアックな物にしないで何処でも手に入る良い物か悪い物か解りませんけど『エーモン』のモーメンタリースイッチにしました。これなら、壊れても日本国中で入手可能です。
完成したパネルは全部で6ピース。メインのパネルは横幅1950mmと長尺でekワゴンに積み込んだらフロントからリアガラスまで一杯一杯でした。ガレージに到着後、パネルの組み立てを開始。先ずはパネルと車体とを接続するL金具を運転席側用と助手席側用を左右に取り付けます。この金具はパネル側はポップリベットで半永久的に固定し、反対側は窓枠の内側にタップを建てて、片側6本のビスで固定します。
次にカバーをパネルに固定するフラットバーを取りつけます。フラットバーにした理由はカバーとパネルの合わせ目が面一にするためと、パネルがコの字になっていますので、現物合わせて車体に穴を明けるので、ドリルがアクセスしやすくするためです。このフラットバーには固定用の穴が40個開いています。理由は、アルミは材質的に柔らかいので、太いボルトで止めるとネジ部分に大きな力が掛かり変形したり壊れやすいので、沢山の細かいネジでとめる方法を取りました。また金属の固有振動は樹脂よりも高いので、航行中にビビリ音を出さないためにも細かく止めて共振を防げます。それよりも何よりも美的にメカニカルな感じがしてカッコ良いと思ったからです。
因みに、写真ではステンレスのビスで固定していますが、実際には黒い六角穴付きボルト(土曜日納入予定)を使うので、赤いパネルとの色合いは、相当カッコイイと思います。この状態で車内に入れて干渉しましたが、全ての寸法はピッタリで何処も追加工する事なく装着が可能でした。特にフロントガラスのセンターピラー辺りはピッタリでカバーを被せた状態ですと、殆んど隙間がなく惚れ惚れします。ここで、本止めに入りますので、先ずはフラットバーを外して、一番端にドリルで窓枠にタップを立てます。固定はM5のビスを予定していますので、本来L金具は5.5-6mmの穴を開けますが、ガイド穴にするため、穴は5mmにしてあります。位置を決めたら先ず5mmのドリルでコの穴を利用してモミツケを行い、次に4mmのドリルで穴あけを行い、M5のタップを切ります。一番をビスで留めて今度は反対側の一番端にも同様にタップを切って固定し、その後、全ての穴を同様に加工します。全部でビスの数は16個になります。
ココで一箇所トラブル発生。タコメーターの穴が小さくてメーターが入りません。恐らく当方の計測ミスだった模様。これは後で車外にだして加工することにしました。仮止めをした後、残りのメーターを入れて様子を見ましたが、実にカッコイイ!とりあえず今回は追加する穴はマニュアルシフト用のスイッチとメーター用のスイッチを取り付ける穴の加工が必要です。マニュアルシフトは2個のスイッチをそれぞれシフトアップ用とシフトダウン用にして、ハンドルを握った状態でも操作できる位置にしました。当方の娘の車にもこんなのが付いてて、右がシフトアップで、左をシフトダウン用にしました。ハンドル操作時にこのスイッチが手に当たらないように、スイッチはハンドルより少し高めにしてハンドルを10時10分で握った状態で指を伸ばすとスイッチに触れる事が出来る位置にしました。
スイッチを固定して、試しに操作した所。。。なんで自分のより先に。。。と少し辛くなる位の操作性です。現在、当方のマニュアルスイッチは運転中見えない所にあるので、実に羨ましいです。メーターの操作用のスイッチもメーターが左側にあるので、それぞれのメーターの左下に設置しました。付ける物を全て付けて、カバーをしますが、カバーの固定はほぼ上部に依存して、フロントガラス側は溝にして、固定用のビスを軽く止めてそこに差し込んで最後に締めこむ方法にしてあります。この部分はドライバーでは無理なので、六角ボルトか、ローレットネジにします。横の開口部は、コストダウンのため作成していませんので、コの部分は時間があったら当方が作成しようかと思っています。

2010.12.2.    石飛 毅氏

週末は、藤本さんがPSガレージのスピーカー台を作るために、金曜日にガレージ泊。そしてPSガレージで作業後、スカイオートの近くで晩御飯を『つくし』で頂きました。嫌な奴ですけど大工としての腕は良いので、PSガレージのスピーカー台の出来を楽しみにしていたので、写真を見せていただいたのですけど、写真のセンスが全くなくて、何がなんだか全く解りません。
土曜日は藤本さん達は遅くなりそうなので、スカイオートで待ち合わせにしましたが、彼らは飲酒するでしょうか、帰りの事を考えると当方がガレージからスカイオートまで車ではなく電車で行かなくてはなりません。しかし、当方もオイルクーラーの作業を終わらせないと、スカイオートで人質になっているHUMMERが戻ってきませんので、出来るだけ作業を進めたいので、時間が掛かる電車では結構早めに出なくてはならないし、藤本さんが何時ごろ帰ってくるのか予想が出来ないので、時間が無駄になるので、悩んでいました。
出かける準備をしていた所、藤本さんから『難航している』との連絡があり、もう少しガレージで作業が出来るかな?と思っていた時にスカイオートからも『夜の8時まで用事がある』との連絡があり、予約をしないと駄目なので夜8時に予約を入れました。その時、桧谷サンが既にスカイオートでスタンバイしているというので、『迎えに来てくれると凄く嬉しい!』と伝言を頼み、これで思う存分作業が出来るし、大嫌いな電車にも乗らなくて済みました。
桧谷さんのHUMMERを当方が運転して、高速は混んでいるので16号を使った方が早いので、ナビのない(12月に買うそうです)桧谷さんの『ハマ吉』(本人が命名しています)を当方が運転しました。桧谷さんのHUMMERは、先日沢山メーターが付いててとても綺麗でした。だけど、ゲージの計が小さく目盛りが細かいので、近くが見え辛い当方には見辛いので、針の角度で判断するしかありません。多分慣れれば多分不便さはないでしょう。
色々トラブルがあったHUMMERでしたが、乗ってて気になる事はあまりありませんでした。先日セッティングを変更したためかパワーも十分ありました。ハンドルがオリジナルより多少小さいのは良いと思うんですけど、桧谷さんのは小さすぎます。幾ら人とは違う物が良いと自己主張するにしても小さすぎます。そまで小さいのが好きなら、ねじ回しの枝でも付けるぐらい徹底しなきゃ。そもそも小さいハンドルって言うのはダイレクトのカートとかギヤ比が小さいサーキット用、遊園地乗り物用ですから、アップライトで座っている場合、ハンドルを沢山回すには体に肘が当たって危ないです。
以前、HUMMERブランドの長靴を作った引進ゴムからHUMMERブランドの『安全靴』が発売されました。早速、仕事柄か狭山ハウジングが3種類購入。安全靴ですから硬くて、丈夫そうです。ただ、毎回ロゴに『H2』と入っているのがマーケットを狭めている気がします。直販サイトを見ると長靴も新製品が出ています。
コストコに会社でドリップしているコーヒーを買いに行ったら、工藤さん一家と遭遇。当然、子供ちゃんも一緒で、もう10ヶ月になるそうですけど、顔立ちが凛々しくて顔だけ見ると軽く1才オーバーに見えます。愛想が良くてニコニコしているので、子供好きの当方としては調子に乗ってガンガン触り始めたら、泣かれちゃいました。。。ちょっと淋しい。
先日購入した男気X号ですが、とても気に入っています。当方は乱暴者なので、これぐらい丈夫でまいと当方の伴侶にはなれません。この電話会社でも好評で、当方の周りには複数の愛用者がいますそのため、カラーリングを変えたりしていますが、標準では3色しかありませんので、どうしても被るためステッカーで区別しています。色々試行錯誤の結果、当方は前回同様レーシングライン一本と中にH1の文字というシンプルな物にしました。圧巻なのは後輩の『FC東京』バージョンは、中々良い感じに出来ています。
今回のモデルは、バッテリーカバーとバッテリーが分割されているので、色違いのカバーと交換する事が可能です。当方は黒を買いましたが、赤を買った小林さんの奥さんは『赤すぎる』のと、黒の場合は表面がゴムの様な触感で滑りにくいので『黒にしても良かったかな?』と洩らしていたので、当方とコンバートしました。従って、当方のは赤と黒のツートンになり、嬉しさのあまり仰け反ってしまいました。

 2010年11月