2010年12月  HUMMER ESSAY 2011年1月      

2011.1.23.    石飛 毅氏

エアコンユニットの交換作業を行いました。
是枝君がお手伝いに来てくれたので一日で終わりそうですが、クーラントを触るのは冷たいので、作業を始めたのは気温が上がってきたお昼チョッと前でした。先ずはチョッと期待をして本当にヒーターコアから漏れているのか確認しましたが、エアコンユニットのドレン口には確りクーラントが溜まっていましたので、ヒーターコアからの漏れなのは歴然です。先ずクーラントを抜きますが、DURAMAXとコンバージョンした時に交換したロアホースにはドレンプラグがないので、床に大きな水槽を置いて、ラジエーターのロアホースを抜くしかありません。
ホースからクーラーントを抜く場合は、ホースを完全に抜いてしまうと飛び散るので、甘抜きしてドライバーを突っ込んでタラタラ抜きました。その間エアコンユニットを外す準備を行います。先ず、エアコンユニット周辺には配線が色々ありますので、ショートさせる可能性が高いのでバッテリーのケーブルを外します。次にエアコンユニットはトーボードのエアクリーナ下で本体の固定とエアコンとヒーターの配管が接続されていますので、エアクリーナケースを外します。
室内は大げさですが椅子をベースごと撤去します。これは、エアコンユニットの幅はギリギリなので、内装があるとすんなり引っ張り出す事が出来ません。傷を付けるのを覚悟であれば出てきますけど、装着する時にイライラしますので内装を外した方が綺麗に作業が出来ます。椅子も作業する上で邪魔なので、どうせ外すなら作業環境を整えた方が良いと思います。それに、10年近く放置したフロアを序に掃除も出来ます。
センターコンソールとヒーターカバーは止めネジを全て外して少し浮かせれば作業できます。レトロフィットのエアコンユニットはトーボードで2箇所、室内も2箇所で固定されていますが、トーボードには受け金具があって、ユニットの重量はその受け金具が受けて其の外は位置決め程度の物です。ヒーターは入り口と出口は別々で、それぞれブロックを2個のボルトで固定されています。エアコンの低圧と高圧は一個のブロックで、固定もボルトが一本だけです。この部分は環境が悪いので、ボルトが固着しているので、緩めるのは慎重に行った方がいいです。
ユニットを固定しているトーボードのナットを全て外してから、室内に回って先ずユニット前の配線を処理します。エアコンに接続されている配線は案外少なく、温度スイッチの配線2本とダクト用のサーボモーターのコネクターだけです。この他はコントローラーからのバキュームホースのコネクターとバキュームポンプからの配管2本だけです。しかし、ユニットの前にはパワーウィンドウやパワーミラー等の配線が横断しているので、Aピラー下の内装の中にあるコネクター等は全て外さなくてはなりません。大抵の配線配管は解りやすいのですけど、サーモセンサーの配線は、どちらにも付けれるので一応写真を撮って元のようになる様にしました。
これで、外れると思いましたが、ドレンパイプが残っていますが、これを綺麗に外そうとすると、ドレンパイプの出口が必ず折れます。良い所で折れればホットボンドで補修できますけど、ダイナミックに折れると補修が大変なので、このホースはどうせ交換したくなるほど硬化して痛んでいるので、外しやすいようにホースをガンガンカットした方が良いと思います。残念ですけど今回も一本折れました。
ユニットは丁寧に梱包されていたのですが、ユーティリティプレートの周りに断熱シートが張られていなかったので、このままでは結露してしまうので、何か代替品がないかと探しましたけど何も無かったので、最近レンジローバーのエアコン修理を沢山やっているランドマップに連絡したら、少しあるというので買いに行きました。必要十分な量で200円だったので現金で支払いました。序にドレンホースのサイズを言って在庫がないか聞いたのですけど、そんな太いのはないけど、色々なホースがカインズホームの工作館にあると教えてくれたので、そのままカインズホームに立ち寄って、これと思われるサイズを2種類購入してきました。因みにホースのサイズはΦ12X17がピタリでした。
断熱のシートを貼り付けて、ユニットを室内に押し込んで、先ずは室内の固定を甘締めで仮止めして、トーボードで位置出しを行い固定します。エアコンのブロックのガスケットは新品が在庫してあったのですが、ヒーターのガスケットは在庫がないので、薄く液体ガスケットを塗って接続しました。恐らく変形の少ないブロックだし、面も綺麗だったので多分行けると判断しました。
エアクリーナーを付ける前にクーラントの漏れテスト行うためにスーパークーラントを入れましたが、まだラジエーターまで回っていないのに19Lも飲み込みました。オリジナルのデトロイトDIESELエンジンだと10L位なので、凡そ倍です。まぁエンジンブロックの残留分の違いかも知れませんけど、いずれにしても膨大な量です。ひとまずクーラントを満たしてラジエーターテスターで加圧して暫く放置。今回はクーラント配管の外した部分はラジエーターのロアとエアコンユニットだけなので、この部分だけ重点的に見ましたが漏れは確認で来ませんでしたので、次にエアコンの真空引きを行い、先ずはエアコンオイルを取りあえず50cc追加。現段階では漏れテストなので、後でマニュアルを見てエバポレーター交換時の推奨容量追加します。真空引きを行って放置して漏れの状態を見ましたが、これも特に問題ないので、全ての組み込みを行いました。室内ですが、前回運転席のフロア洗浄を行った時と同じく、リアを持ち上げて水洗いを行いました。フロアーのドレンの下にバケツを置いて洗剤を蒔いて、その後ホースを使って洗い流しても、バケツの半分ぐらいで完了できます。リアを上げないと流れが悪く、シートを固定しているボルトを錆びさせてしまいます。水洗いをした後、雑巾で拭き取り、その後エアで隙間に溜まっている水分を飛ばします。特にシートを固定しているネジ穴は水が抜けませんので、丹念にエアを掛けます。
今日は、夜になってエアコンのGASを入れるには気温が低いので、ガスは明日にする事にして、本日の作業は完了です。

2011.1.22.    石飛 毅氏

オートサロンの帰りに、ヒロシを乗せていい感じで加速を楽しんでいたら、何となく記憶にある匂いがしてきたので『あれ?』と思った瞬間、ヒロシも同じで『クーラントの匂いだね。嫌だな〜』と言った辺りから全てのウィンドウが曇り始めて、その発生源はエンジン回りからではなくて、ヒーターコアである事は間違いありません。
当方のエアコンは確かNAからTUBOエンジンに積み替えた時にレトロフィットに交換していますので、もう9年目を迎えています。この年式のヒーターコアは新品が出ますので、新品と交換して、もうつい先日のようですけど時間が経つのは早いですね。このユニットを修理をして使い続けてもいいのですが、面倒なのでエアコンユニットは在庫のユニットと入れ替える事にします。このユニットは、以前、倉持さんから帰って来た物で、倉持さんがエアコンコンプレッサーをロックしてエバポレーター手前のエキスパンションバルブを詰らせてしまい、交換するためにお渡しした物ですが、折角交換したのに配管内の掃除が十分ではなくて、また詰らせてしまい、外したユニットを修理してまた取り替えて、外したユニットをまたOHして返却してくれた物です。
ややこしい履歴ですが、要する当方の在庫のユニットがOH済みで帰ってきて保管しているユニットなので、これとそっくり入れ替えるのが、停滞時間も短くて済みますし、外したユニットはじっくりエキパンを交換したり内部を清掃して、ヒーターコアを交換か修理をすればまた使う事が出来ます。ユニットが2個あるので、今後もこの方法で入れ替え続ければ一生エアコンユニットは買わないで使える事になります。
本日、友野さんのHPを見たらスゲーブレーキがプレデターから出ていました。最近『うん』の付いているスカイオートに聞いたら『出ましたね〜』と既知でした。実は当方もこのパターンの強化を真剣に考えてて、プレデターではウィルウッドの大きなキャリパーを使っていたので、高価だし、そんなに大きなローターは入らないので、国産スポーツカーが使っているもう少し小さなキャリパーを流用しようと思って、オートサロンでもブレーキを出展しているブースに行って色々物色していました。基本的にアフターメーカーのローターは流用を考えているので、中抜きの物が沢山出ているので、リムを作れば問題ないので、欲しいサイズの物が結構自由に選択できますし、対向ピストンならキャリパーは動かないので、収まればフレームの加工も要りません。
入手できるキャリパーを決めて採寸して、キャリパーを固定するブラケットと、ローターにリムを付けてピストンの直径を計ってブレーキ液の量を計算して。。。と言う設計自体は当方の専門だし、配管はメンテナンス性のいいバンジョー型でステンレス配管にすれば良いので、物さえ決まればパドルシフトの時のように『やれる!』と思っていた矢先に発売されたので、ちょっとやられた感があります。
まぁ、先方はHUMMER専門の会社ですから仕方がないですけど。。。後から作ったら、マネッコだとバカににされるから多分欲しくなって買うんだろうなぁ〜。だけど、高いし、初ロットは大丈夫かしら???また、眠れない日が続きソー http://shop.predatorinc.com/predator6-pistonbigbrakesystem.aspx

2011.1.19.    石飛 毅氏

東京オートサロンで、HUMMER斜め前のハンコックタイヤのブースにやって来た韓流スターの名前なんですけど、全く興味の無い当方は忘れてしまったのですけど、確認をした所『リュ・シウォン』さんでした。
彼に群がっていたオバちゃんの人数は1500人・・・・スゲー人気です。リュ・シオンさんは韓流スターですけど、レーシングドライバーとして韓国内のシリーズ戦に出ているそうです。ハンコックタイヤは彼のスポンサーと言う事で招迎えしたようです。まぁ、彼は全く関係なくはない事が解ったので、許せるけど、オバちゃんたちはオートサロンにはかんけーねだろー!と言いたいけど、オートサロンを知ってもらえたのはいいことかも。
自殺したスカイオートのiPhone4ですが、遺体となってスカイオートの手元に戻りました。そこで、気になるのは姿とか梱包状態とかなんですけど、怖くて聞きたくなかったのですけど、好奇心からつい『どんな感じで送られてきた?』と聞いてしまいました。『ビニールのプチプチに包まれてビニール袋に入っていたんですけど、凄いです。』と言うのでツイツイ『何が凄いの?まさか現物が付いているの?』と聞くと『匂いです。。。ビニールを開いて嗅いじゃいました。』とその凄さを知りたくて『どれぐらい?』と聞くと、『直接匂いを嗅いじゃったので、この世の物とは思えない臭いというか嗅いだ瞬間から暫く気持ちが悪くて大変でした。』と、聞いただけでも身の毛のよだつ様な凄さが伝わってきます。『もし、電源が入って使えたらドーする?交換してもらえないよ。』というと『この匂いじゃ使えないですよぉ〜』『で、本体は洗ってあるの?』『匂いを嗅いだだけで、怖くて中身はちゃんと見ていません。』『まずは、洗うしかないから、バケツに水を入れて暫く放置しておいた方が良いよ。今はどうしているの?』『離れた所に放置しています。これでは持って歩けないので、そうします。』
壊れているかどうかソフトバンクに持っていくこと自体が間違いなく嫌がらせになるので、洗ったことで壊れたとしても、『味噌漬け』は恐らく超法規的な措置で対応してくれる筈ですから、この際、水洗いは仕方がないと思われます。下手をすると、イヤホンとかドックコネクターから入った『お味噌』は水に漬けただけでは落ちないかもしれません。ソフトバンクのカウンターでのやり取りも気になるので、後日、聞いてみます。

2011.1.18.    石飛 毅氏

オートサロンは盛況でした。
不景気と言われていますけど来場者数は結構凄くて、土日の一般公開日は通路は人とぶつかり合いしながらではないと進めないような状態でしたけど、当方が小学校の時に晴海で行われていた時代のモーターショーは全く身動きが取れず、展示してある車もろくに見れない状態でしたから、それに比べれば空いていますけど、うんざりします。
オートサロンを始めた80年代は、当時異端視されていたチューニングカーが中心で、名前も『エキサイティングカーショー』とチョッと時代を感じる名称で、とても真面目な自動車メーカーが参加する事はありえませんでしたが、軽い『乗り』でした。当方も何度か見学に行った事がありましたが、展示車両に入れ込んだ精神は来場者にもグイグイ伝わって来ました。若輩の当方には、車に掛けれる情熱はタップリあったのですけど、資金繰りは厳しかったので羨望の眼差しで羨ましげに見ていました。バブル全盛の頃は、HKSやJUN-AUTOとかのチューニングショップがイケイケで、排ガス規制もオイルショックも一段落して、首都高を走り回る走り屋が競ってエンジンチューンをガンガンやっていましたし、最近は全く影を潜めている暴走族も『晴海』が縄張りですからワンサカ集まり、手の付けられない状態でした。段々変な方向に向かいだしたし、分野の違う4輪駆動車に乗るようになってから、何時の間にか足が遠のいていました。
その後、オートサロンに対してはイメージが悪くて、オートサロンよりもその後開催され始めたインポートカーショーとかオートギャラリーの方が『お上品』に感じていたので、こっちでいいやと思い、全く興味を持っていませんでした。
ところが、昨年、ダックスガーデンさんが改造した上田さんのハマーが出展されると聞いて、『何でオートサロンなのか?』と思いましたけど、気になっていたので見学に行ってから、オートサロンのイメージが全く違っていたのに驚きました。一番大きく違っていたのは、自動車メーカーが真剣に出展していた事と、暴走族のイメージは払拭されてて規模は小さいけど色々な物があってセマショーの様な感じでした。何処がセマショーに近いかと言うとメーカーが幅を効かしている事がない、一体何処で買ったらいいのか解らないアフターパーツメーカーやショップの方が沢山出展している事です。さらに色々変わっていたけど伝統の乗りの軽さは継承されていました。後述しますが、出展者に対して主催者が平等なのにも驚きました。
話に聞くと、ここ数年は衰退しているモーターショーに勝るとも劣らない規模になっているそうです。要するに異端児も成長して、社会も段々ゆるくなり、お互いに歩み寄って来た結果の様な気がします。更に、お役所も歩み寄っているみたいです。初日の関係者とプレスの開催日には、国土交通省のIDカードを下げた役人が来て、一台一台チェックをしてタイヤがはみ出だしている車両があっても、取り締まるのではなく説明板に『公道走行不可』のステッカーを貼ってコンプライアンス維持活動をしていたのには激驚です。
期間中、沢山の陣中見舞いの方がお見えになり、思ったより時間が経つのは早かったのですけど、体力的には疲れていたみたいで、毎晩9時前には食事を済ませて、ホテルに戻り爆睡でした。桧谷さんは犬に餌を上げなくてはならないのと、家から近いので通いでしたが、たった周辺道路が異常な渋滞で2時間も掛かったそうです。
今回のオートサロンで面白かった事が2つありました。まずはオートサロンの会場は各棟にトイレがありますが、一番近いトイレは工事中で、隣の建物との間に仮設のトイレがありました。スカイオートがそのトイレから帰ってくると、何時もニコニコしているんですけど、それより数倍の『笑顔』というか『笑い顔』で戻って来て。『あのトイレ酷いですよね〜携帯落としちゃいましたよ。』とガッカリな話なのですけど、笑っているので、拾ったのかと思って『拾ったの?』と聞くと『駄目です。ドップリ漬かってて取れませんでした。』と少し落胆。落としたのはチョッと前に買ったばかりのiPone4ですが、搬入の時にiPoneは電波が弱くて使えないから辞めようかと思っていると話をしていた所だったので、持ち主に嫌われたiPhoneが世をはかなんで、自殺した模様。
状況としてはメールしながらそのトイレに入ったところ、ハンブルして落としてしまい、最初はどうにか蓋に引っかかっていたのですけど、ソーっと触ったらそのまま蓋が開いてドボン。ヤバイ!と思って覗いたら最初は上の方にあったので、取れると思って触ると、段々沈んで行ってしまい、アレヨアレヨと言う間に全没して見えなくなってしまい、思い切って手首の上までは突っ込んでかき混ぜたそうですけど、引き上げは無理だった様です。この時点でもうその時の手の感触とか状況は聞きたくない話です。
多分、何か保証があるんじゃないかと進言してソフトバンクに連絡した所、新品と交換してくれるそうですが、その条件としては、どんな状態になっていても、現物必要でない場合は買いなおしになるそうです。そこで会場の設備の方にあんなトイレは不良だという事を盾に、『取ってくれ。』と頼んだら『自分はアルバイトなので勘弁して下さい。』と切望されて、一応落としたトイレの今後は使用禁止にして、後日中身を回収する時に意識して探してもらう事にしました。昨日、連絡があって、『見つかったので送る。』と言って来たんだけど、一体どんな事になっているか梱包方法とか梱包前の処理とか、凄く気になるけど、絶対に見たくないです。 スカイオートとして一番辛いのは、一応洗った後にそのまま使える状態の場合は交換してもらえないので、エンガチョな携帯を使い続けなくてはならない事ですね。
もう一つは、HUMMERが優秀賞(一体何が?)を貰いました。最終日に会場に着くと、スカイオートのHUMMERに封筒が刺さってて、昨日悪行した『注意書』かと思って中身を見ると、予想道り事務局からのお知らせで、文面には『SUV部門で表彰されました。』と書いてあるのですけど、我々が何だこれ?イタズラか?とザワザワしていると、係りの人が駆け寄ってきて『おめでとうございます。』というので、大体の状況は掴めたのですけど、まだ事情が良く解らないので、詳しく話を聞くと、これは来場者の人気投票で決まるそうで、そもそもそんなものがあるのも知らない我々としては、それが一体ナンなのか?どんな事なのか解らなかったのですけど。とりあえず『良かった』と喜んで見たものの、余りにもあっけない受賞には鳩がマメを食らった感じでした。しかし、表彰式に行ったら、出展者にはとてもほしい賞らしく、表彰者の中には何年もチャレンジしてやっと貰えたと涙ぐんでいました。それをアッサりスカイオートは取ってしまうなんて。オートサロンには『うん』が付いていました。この賞で昨年ドーナッツのハンビーを作ったダックスガーデンも受賞していました。当方と同じくいんちき臭いおっさんですけど、出品されたNSXはとても良い出来で驚きです。当たり前でしょうけどダックスガーデンのカタログ写真の中で一番良いです。今年受賞して勢いが付いたんでしょうから来年が楽しみですね〜。
スカイオートが受賞して感じたのは、この表彰は裏工作や柵もなく、来場者の意見をそのまま反映していると感じました。まず、初出展のスカイオートや自動車専門学校等の、規模や実績のない所が受賞したり、3年連続で受賞したり、自動車メーカーも同じ土俵で扱われています。大抵、この手の物は主催者とお金を出している会社との硬い絆がありがちですけど、そんな事をしていたら来場者が納得しない事を十分解っているんでしょうね。
ショーの目玉が車ではなくてコンパニオンなのは何時もの事で、ショータイムにコンパニオンが上着を脱いで露出の高い服装をすると、高級カメラを持った『逝っちゃっている』人たちがワサワサ集まってきます。所が、今年は3日目のオープンの瞬間物凄い量のオバサン連がドカドカ走っていました。オートサロンには全く縁のなさそうなオバちゃんなので、最初、遅刻した掃除のオバサンが慌てて走っているのかと思いましたが、余りにも多いので一体なんだと思ったら、オバサン達の目的は当方たちの近くにある韓国やメーカーのブースでした。韓国のメーカーですから何かカンリュウスターが来るのは直ぐに予想が出来たので、面白そうなのでオバちゃんたちに向かって『誰が来るんですか?』と聞いたら、一斉に当方に向かって声を揃えて『○○さん!』と答えてくれました。物凄いオバンパワーです。『あんたも見なさいよ。』と誘われたので、オバサン連中の邪魔にならない最後列で見ることにしましたが、そこで係りのスーツのオッサンが近付いてきて『あの〜ショーが始まるのは1時半なんですけど。』と耳打ちしてくれました。その時の時間は9時半なので4時間後になりますので『じゃー、おばさんたち早過ぎないですか?』と聞いたら『場所取りよ、ば・しょ・と・り』と答えてくれたのは当然一人ではなく複数のオバちゃん。オバサンパワー全開です。さらに、スーツの係りの人が『そんな事で驚いたら駄目ですよ。ショーはたったの5分なんですよ。』との囁きに『5分のためにこんな朝早くから入場料(この日は2000円)払って来てんですか!』と驚くと、マタマタ複数のオバサンから『昨日は眠れなかったからだいじょうぶ。』とか『毎日、ニワトリと一緒に起きるから。』とかコーラスで答えて貰えました。
当然、当方はその場を去りましたけど、軽くカルチャーショックです。実際、そのスターが来た時には、疲れ果てたオバサン達が、その瞬間だけ年齢を感じさせないパワーでギャーギャー騒いでいましたけど、その時の顔はオバチャんが娘時代にグループサウンズに向けて騒いでいた乗りです。たったの5分というのもスターが忙しいのではなく、オバサンたちの健康を考えた主催者の優しさなのかもしれません。因みに、場所取り中に具合が悪くなって運ばれたオバサンもいたりして、つくづく日本は平和だと感じました。

2011.1.13.    石飛 毅氏

デフのシールを交換しましたけど、オイル漏れは。。。止まりませんでした。
原因は色々考えたのですけど、考えれば考えるほど納得がいきません。考えられる要因はデブのベアリングのガタ。デフダウンしてハーフシャフトが突き上げてフランジがアオラレて隙間が出来るのか?と眠れない夜が続いていましたので、再度、オイルシールを交換する事にしました。木曜日に幕張メッセに搬入なので、水曜日の夜にガレージに入れますので、作業時間は取れるのですが、最悪はデフの入れ替えが想定されたので、助っ人を頼むために是枝君に連絡したら快諾してくれましたので、お弁当を買ってからガレージに入り、一人で出来る所の部分の作業から始めました。
今回は、原因をハッキリさせたいのでシールハウスとかシールも採寸しながら作業をしました。まず、スピンドルを抜いてオイルシールの状態を見ると、変形もなくリップも確りしています。当然、走行した距離は3km程ですから磨耗もありません。シールの枠からは漏っていません。そこで、オイルシールを外してオイルシールが収まるハウジングの寸法を測定。深さは約10mmオイルシールの厚みも10mmですから、シールは面一になっているので、当り面にまで枠は到達しているので押し込み不足という事はありません。これで、漏れてしまうというのは納得がいかないので、在庫のデフのスピンドルを外してオイルシールの収まり状況をチェックすると、不思議な事にオイルシールはデフの面から1mmほど奥に収まっています。と成ると、デフのサイドベアリングがズレてしまったのかと思い、再び当方のデフのサイドベアリングを真鍮のフラットバーを充ててハンマーで叩いて見ましたが、カッチリとした音だったので、ベアリングの位置は正規の場所に収まっている筈です。
そこで、在庫のデフをガレージの作業場に移動して、サイドシールを外してオイルシールハウジングの深さを測ると。。当方のと同じく、10mm!だけど、シールが凹んでいるというのはとても可笑しいので、取り外したシールの厚みを計ると。。。9mm!となるとシールのダストシール部分はスピンドルの荒れた部分に当ってしまいます。シールの構造を見るとダストシールもオイルシールの役割を果たす形状と寸法なので、これでは漏るのは当たり前です。
となると、シールは何処かのタイミングで変更になったとしか考えられません。確かに今まで何度かシールを交換した事がありますけど、高年式の方が交換成功率が高く、当方のは今までに何度か交換していますが、直に滲み出す事が多くてデフのオイルシール交換は大嫌いでした。スカイオートにも『デフのオイルシール交換は好き?』と聞いた事があるのですが、オイルシールの枠がスチィールなので、インストール中に変形したりバネが外れたりで、そんな状態になったシールを無理に使うとやり直しになるので、また新しいのを使わなくてはならないので嫌な作業だと言ってました。
そこで、入れるときに絶対に失敗しないスペシャル工具を作ってから最近はデフのシール交換は結構好きになって来たのですけど、今回の件でまた嫌いになっていました。現状では、シールはいつの間にかサイズが変わったと言う事は明らかなので、当方の年式では9mmでなければ駄目だと言う事が解ったので、とりあえず削って9mmにしなくてはなりません。ただ、オイルシールは簡単なパーツですけど、精度は厳しいので、何時もお世話になっている勤務先の協力会社の潟Cンダストリアに連絡して縋り付いたら三男が快諾してくれて、是枝君と工場にカッ飛んで行きました。
結構遅い時間なのですが、忙しいため沢山の人が残業までして作業しているのに、無理やり加工をしてもらいました。旋盤に生爪を付けて加工をしてくれたのですけど、このオイルシールはプレス製品ですけど確り真円も出ているとの事でした。一応1mm削って頂き、挿入の時にハウジングを傷つけないために面取りもお願いしておきました。
ガレージに戻り早速組み付けを行いスピンドルをインストールすると、無事荒れた面を避けていました。恐らくこれで、デフのオイル漏れ騒動は終わると思います。デフのサイドシールを交換するときは、10mmか9mmか確り確認をしてからのインストールが必要です。
さて、深夜まで作業は続きましたが、デフのオイルはワコーズの結構高価なオイルなので、綺麗にドレンして、セコく再利用したのですけど、この寒さで粘度が上がってて、オイルを落とすまで、30分以上もかかってしまいました。こんなに時間が掛かるなら入れ替えちゃえば良かったです。

2011.1.11.    石飛 毅氏

磨き屋さんが帰り際に、フロントからオイルが漏っていました。と言うので、前々からデフのサイドシールからオイルが漏っていたのは知っていたので、とりあえず近いうちに治すつもりでいたので、ガレージに戻ってから修理をする事にしましたが、先ずはNOZAWA-GOのナビが外に出しっぱなしだったので、センターコンソールに埋め込みました。
NOZAWA-GOにはアルミのビレットパネルキットを使用していましたが、この年式では不要のCDチェンジャー用のパネルにHUMMERのロゴを埋め込んでいました。このパネルの空いた部分にナビ本体が丁度収まるので、センターコンソールに穴を開けて取り付ける事にしました。
センターコンソールはブロー成型品にスポンジ付きのレザーを貼っているので、先ずはレザーに印を付けてカッターでレザー部分を切り取り、その後ベースのプラスチックをカットします。形が長方形なので、先日、桧谷サンのオイルクーラー装着時にアクリル板をカットするために是枝君が買ってきてくれたPカッターを使って切り取りました。ジグソーと異なりPカッターの良い所は、削りカスが細かくならないので掃除が簡単なところと直線を切りやすい事です。カットした後、1DIN用の汎用オーディオキットを使って固定、キットにはベゼルも付いているので化粧板等の細かい加工が要らないので便利です。
NOZAWA-GOの作業が終わり、イヨイヨ当方のサイドシール交換なのですけど、記憶には昨春に交換したのですが、半年持たないうちに漏れて来ました。いくら当方の整備が下手だとはいっても短すぎです。短期間で漏れる要因は、スピンドルの磨耗、スピンドルのガタが大きくなった事が想定できますので、今回はスピンドルを交換する事にしました。取り外したスピンドルの状態を見ると。。特に大きな磨耗はありません。更に、シールを見ると傷や磨耗もありません。こうなると原因はデフのガタが問題かもしれませんのですが、デフを下ろすとなると大事になり、オートサロンには間に合わなくなります。従って、今回はシールの交換と、スピンドルの交換に留めて置く事にしました。
シール交換が終わって一息ついて下回りの点検をしようと思い、先ず助手席のキャリパーをみると、結構な量のオイルが垂れていました。こっちのシールも駄目かと思って更に見ると、漏れていたのはブレーキオイルなので、ドッキリ!デフとは違ってこの漏れはいくら度胸のいい当方でもブレーキは不味いので、どうにかしなくてはならないので、ジックリ原因を調べると、漏れているのはブレーキパイプがキャリパーに繋がっているジョイントからの漏れでした。ピストンシールだとすると、交換は大事ですから少しは気が楽ですけど、フレアーの作り直しも結構面倒で、その後のエア抜きも一人じゃ出来ないので、とりあえずワイズガレージの相馬さんに連絡したら夕方に来てくれるというので、それまでに下準備をする事にしました。
先ず、フレアー加工をHUMMERに付けたままやるにしても、外すにしてもハーフシャフトが邪魔なので、ハーフシャフトを抜きました。一応、緩みも考えられるので、増し締めをして見ましたけど変化なし。ココからの漏れとなるとフレアー部分の不具合でしょうから配管をカットして新しいフレアーを作るしかありません。相馬さんが来てから、先ずは配管をキャリパーから外してパイプカッターで配管をカットして、ダラダラ漏れて来るブレーキフルードを浴びながらフレアー加工を行いましたが、加工の状態が今一見えません。普通の車だと、ゴムホース部分を挟んで止める事が出来ますけど、HUMMERの場合はブレーキ配管は全てスチィールなので、それも出来ません。ブレーキフルードを全部抜くとマスターシリンダーのエア抜きがとても大変なので流れたままの作業になります。
一応、良かろうと思った状態でキャリパーと接続して、ブレーキペダルを踏むとある程度の予測はしていましたけど、作業前よりは少なくはなったものの、まだ、ダラダラ漏れてきます。そこで、手を抜くのは辞めて、配管を車体から外して作業を行う事にしました。配管はラジエーター運転席側下部分で左右に分岐している部分からキャリパーまでは一体なので、この部分を緩めると配管を外す事が出来ます。分岐部を外して、メクラブタをすればとりあえずマスターシリンダーにエアが入る事はありません。
配管の固定はこの分岐部分の傍と、配管のトグロをまいている根元の部分だけなので、分岐部分さえ外せば思ったより簡単に外す事が出来ます。どうせ外したので、漏れの原因をジックリ観察すると原因らしきものは直に解りました。ブレーキのキャリパーの配管は、直接キャリパーにねじ込むのではなく、真鍮のアダプターをキャリパーに取り付けて、そこにフレアーナットを締めこむ形になっています。その真鍮のアダプターのテーパー部分が磨耗してか、押し付けられて変形したためフレアーが底付きを起してしまい漏れが始まった模様です。従って、いくら締めこんでも、余裕分がないので漏れてしまいます。従って、この部品はある程度消耗品と考えた方が良いようです。今回の場合も手元に新品のアダプターがあったら、この部品の交換だけで済んだと思われます。
更に、フレアーの加工もフレアー加工工具の推奨方法だと、最初から底付きをしてしまいますので、Wフレアーの最後のテーパー部分は小さめに作った方がいい事が解りました。特に今回は磨耗したアダプターなので更に小さいテーパーで加工を止めたフレアーを作成した所、ダダ漏れの配管もキッチリ漏れが止まりました。
今回の経験からブレーキ配管のフレアーナットからの漏れ修理の手順は以下となります。

1 漏れているフレアーナットの六角に変形のない事を確認する。
2 直に友野さんにブレーキアダプターと、これの根元に入れる銅ワッシャーの手配をする。
3 修理屋さんにHUMMERを持ち込み、アダプターの交換を頼む。
4 マシ締めで治るといわれても断固として拒否する。それでもいう事を聞かない場合は、その修理屋から立ち去るか、アダプター交換以外の工賃並びに部品代は修理屋サン持ちにすることを確約してもらう。
5 エアー抜きは、圧送以外は一日では抜けないので、暫く乗った後にもう一度行う。

ブレーキの配管の方が硬いため、磨耗するのはアダプターの方で、余程の事がない限り当方の用に配管をカットしてフレアーを作るような事にはなりません。相馬さんの話では、国産車の一部はこのアダプターの中身だけ交換できる物が結構あるそうです。HUMMERの場合は、設計が横柄なので、中身だけとは言わず丸ごと交換なんだと思います。フレアーナットはピッチの細かいネジを使っていますし、配管のフレアーを壊してはいけないので、柔らかい材質を使っています。それなのにガンガントルクを掛けると簡単に六角をなめてしまいます。ネジピッチが小さいので軸方向の力は小さいトルクで十分に出ますから、そんな状態のネジを見たら直に交換した方が良いと思います。因みに、以前、ハニーちゃんは配管そのものが腐っていましたので、フレアーも作る事が出来ませんでしたので、配管をメッシュに交換しましたが、その時はフレキシブルで取り出し方向が自由に選べて取り外しの簡単なバンジョー式に交換しました。これがベストですけど、財政的に余裕のある方にはお勧めですけど、通常はそんな必要はありません。
こう書くとHUMMERは壊れやすいとか面倒だと思われますけど、今回の事で、原因が解ったので、何方かが同じトラブルでも修理は1時間もあれば終わる内容です。当方の今回のトラブルは15年間10万キロ以上全く問題のなかった部分ですから、皆さんのHUMMERにはマダマダ先の話です。

2011.1.10.    石飛 毅氏

スカイオートが『PREDETOR JAPAN』として、オートサロンにPREDATORのパーツを満載した03年式とDURAMAXコンバージョンをした当方のHUMMERを並べる事になったのは既に報告しましたが、大手のようにコマを持って、綺麗なお姉さんを並べてと言うのでなくて、以前、植村さんのハンビーコンバージョンと同じように出品します。
それでも、毎年HUMMERが並ぶのは楽しいです。そこで、当方としては、何時ものように汚いままでは申し訳ないので、ここの所ボディの色が部分的にピンク色になりつつあったので、何時もの磨き屋さんにお願いしてビカビカにしました。15年間で新車から3年目にポリマーを行い、その後、暫くは自分で洗車とかワックスを掛けていましたけど、ガレージが出来てから洗車は年に数回でしたから、塗装が痛んできたので、近所にある義父の時代から懇意にしている修理屋さんの弟さんがコーティング屋さんを始めたと言うので、試しに出したのが最初で、その後、当方の家族の車とか近い知人の車を出しています。
このショップはコーティング屋さんと言うより『磨き』が主体で、何時もピカピかになって帰ってきます。いくらコーティング剤が良くてもベースをちゃんと磨かないで、良い材料を塗っても全く意味がないと彼は言います。従って、日数は掛かりますけど新車と言うより新車以上の輝きになって帰ってきます。俗に言う高級車でもベルトコンベアで流れて塗装されていますので、磨くと言う作業はありませんので、ここに持ち込まれている車の新車率は結構高いそうです。
当方のHUMMERは今回で3回目ですが、実際の作業は見た事がありませんでしたが、引き取りに行った時にランドクルーザーを磨いていた状態を見てビックリしました。車体のあちこちにマスキングテープが張り巡らされていました。これは磨く時にバフを掛けてはいけない部分にはマスキングをしないと際までキチンと磨けないらしいです。このランクルはまだ粗磨きのの途中でしたが、黒い車にありがちな細かい傷が一切ありません。ボディだけではなくて、バイザー等のプラスティック部分も専用の磨き剤を使って磨くそうで、それぞれが他の部分に付くと悪さするので、ココまでマスキングが必要なんですね。このランクルのお客さんはリピーターで、もう何回か入庫しているそうです。
そこで、当方のHUMMERの施工方法を聞いたら、何とリベットは出っ張っているので、バフがリベットに沢山当ってしまうので全てのリベットをマスキングして粗磨きして、その後、仕上げの時にそれを剥がして仕上げるそうです。そんな姿を見てみたかったので『写真を撮って貰いたかった。』と、言った所『携帯で何枚か撮ってありますけど』と言うので写真を見せて貰いました。写真でも解るぐらいピカピかになった当方のHUMMERは何時もより深みのある艶になっていたので『更に腕を上げた』かと思ったら、今回はポリマーではなくてガラスコーティングだそうです。これだと車庫保管だと10年位持っちゃうそうです。
因みに、このショップオープンから業販売専門で、ショップには看板が一切出ていません。以前、後輩も一緒に働いていたのですけど、辞めたの?と聞いたら、その後輩は最初から独立するのを前提でココで修行していたそうで、現在は当方のガレージ近辺でやっているそうで『腕を上げてクライスラーの仕事が出来るぐらいになっているんですよ。』と褒めていましたが、この近辺でクライスラーと言えば『タイガーオート』なので、『タイガーオートの事?』と聞いたら『そうです。』との返事でした。何か縁を感じました。日常のメンテナンスは洗車だけでいいそうで、研磨剤の入っていないワックスは掛けても良いけど、お手入れセットが付いてきますので、これでメンテナンスをすればOKのようです。
使っているコーティング剤のHPはこちらです。 http://www.arkbaria.com/index2.html 

2011.1.6.    石飛 毅氏

オートサロンに向けてお掃除をしています。
外側は磨き屋さんに出しますので、主に室内の掃除をしました。室内の中でも一人で乗る機会が多いので、汚れているのは運転席が殆んどで、他は掃除機を掛ける程度と雑巾掛けで終わります。これに引き換え運転席の方は酷くて、雑巾がけ程度では落ちません。そこで、カーペットを剥がして、アルカリ洗剤を使って束子で擦り、ホースで洗い流す手段しかないのですが、外は寒いので諦めたのですけど、どうせ外でも室内を洗い流す時には床のドレン口から排水するので、ドレン口にバケツを置いて、流れを良くするために、ジャッキでリアを上げてガレージ内で丸洗いをしました。
内装も、当方の年式はレーザーに細かい筋が入っていますので、この筋に入った汚れを落とすために、洗剤を吹きかけると流れ落ちてしまうので、ペーパータオルに洗剤をひたひたに付けて、パックの要領で貼り付けて、暫く洗剤を浸透させてから、濡れ雑巾で拭き取ると綺麗になり、室内もスッキリしています。
年末に取り付けたパドルシフトですが、動作は完璧でとても気持ち良く操作できます。強いて言うなら、DURAMAXは吹け上がりが良いので、平坦な道で元気良く走る時に各ギアで引っ張りすぎるとタイムラグがあるため、動きがギクシャクしてしまいます。それでも自動よりは早くはなるのでしょうが、スムーズさに欠けます。反面、シフトダウンの方はアクセルオフと同時に操作するとキッチリシフトダウンしてくれるので、エンジンブレーキを使う上でとても便利です。また、高速で追い越しを掛ける時にも6速から5速にシフトダウンしてから追い越しを行うと、とても気持ち良く加速してくれます。オートモードですと、アクセルを踏んでからキックダウンするのにタイムラグがありますので、ワンテンポ遅れますからマニュアに優位性があります。整理すると、マニュアルシフトはシフトアップよりシフトダウンを積極的に行うための物という感じがします。まだ、この状態で峠の下りを走ったことがありませんが、今までより数段安全に走る事が出来る筈です。
大変満足なパドルシフトですけど、取り付けをやり直しました。直接の理由は、始めは角が付いただけで満足していたのですけど、段々なれて来ると『アバタもえくぼ』だった筈なんですけど、粗が見えて来て少し斜めになっているのが気になり始めました。そこで、パドルレバーを一旦取り外して取付金具の一部を作り直しました。序に、パドルシフトレバーのフレームも、以前友野さんが、内装に貼っていた材料が少し残っていたので、これを貼り付けて目立たないようにしました。
ekワゴンは通勤の手段として愛用しています。後輩が全く同じ色のekワゴンに乗っているので、会社の駐車場に並べています。ホィールとタイヤは当方の方がカッコ良いのですけど、後輩のはグレードが高いため、スポイラーとハイマウントブレーキランプが付いててやる気満々で、チョッと差を付けられています。通勤車ですし、いい歳をしたおっさんが見た目をやり過ぎるのは余りカッコ良くないのですけど、純正品であれば余り気合が入っている感じはしませんし、ハイマウントのブレーキランプは視認性も向上しますから、安全運転に効果があるので、オークションで探したらリアゲート一体の物を見つけました。しかし、必要なのはスポイラーだけですし、価格的に数万はメインではない車には勿体ないので、辞めようとしたところ、後輩が2000円の出品物を探したので落札。
取り付けは当然自前ですし、中古なので穴あけの型紙もありませんので、寸法を測ってマジックでケガキをしてドリルでガンガン穴あけをして取り付けましたが、ドリルが3回転位で穴が開いてしまうのには驚きでした。細かい傷が沢山付いていますが、色も大体同じなのでお金を掛けたくないのでそのままで良しとしました。
以前、上口さんから寄付していただいたインパクトレンチは重宝に使わせて頂いています。特に、HUMMERの内装を止めているビスを追加する時にはとても役立ちます。このインパクトにはバッテリーが2個付いていたのですけど、一個が充電出来なくなり、リセットとかトリクル充電とか行いましたけど復活する事なく成仏してしまいました。ただ、本体はマダマダ元気なので、バッテリーを購入しました。時々『バッテリーを交換するより新品を買った方が良い』と聞きますが、職人さんに比べて当方のように使用頻度が低い場合は、バッテリーを買った方が遥かに安いです。
ホームセンターに在庫がなく、注文したら直ぐに取り寄せてくれて、価格は、ピッタリ1万円。ガレージに持ち帰って早速箱から取り出して先ずは充電。充電が完了して、インパクトに付いている電池を外して入れ替えようとしたら、形が違う!そこで、慌てて、ゴミ箱から箱を拾い上げて交換しようと思いましたが、その前に念のため、型名を調べると、全く同じ????チャンと装着できて、電池の容量も同じです。時代の進化でバッテリーも小型化したみたいです。
ただ、当方は大丈夫でしたけど、慌てて交換に行ってしまう人も出そうなので、新しい箱には『旧型はでかいけど小さくなりました。勿論同じ様に使えます!』的な説明を入れて欲しいですよね。しかし、時代の進化が早いのは気が付いていましたけど、実際に目の当たりにすると実感できます。
HUMMERをボディ磨きに出しました。この方とのお付き合いは独立された頃からのお付き合いで、もう直ぐ10年です。当方のHUMMERは赤なので段々退色してもおかしくないのですけど、まだ元気で、良く綺麗ですねって言ってもらえるのは定期的に磨きに出しているのと、普段洗車とかワックスとか掛けていませんので、余り痛んでいないからなんでしょうか?今回で3回目の磨きになります。多分、また新車のとき以上の輝きを取り戻して貰えそうです。
カーナビのバージョンアップを行いました。購入から3年目なので最後の無料バージョンアップです。前回は30時間近く掛かりましたけど、今回は22時間でダウンロードからインストールまで全て完了しました。ヒロシ君のナビも同じですから、ダウンロードしたデーターはそのままパソコンに残して、インストールだけを行いますので数時間で終わります。次回からは2万円以上も掛かるので、多分バージョンアップはしない積もりです。恐らくヒロシ君もしないでしょう。これだけ、バージョンアップも手軽に出来るのですから、もっと価格を下げたらどうなんでしょうね?例えば有料は仕方がないけど次回一回は1万円。後2回の場合は18000円。後3回の場合は2万円とかで先払いにして回数を増やすと割安になれば多分バージョンアップをする人が大幅に増えると思いますが、如何でしょう?

2011.1.3.    石飛 毅氏

明けましておめでとうございます。
当クラブも今年で創立11年目を迎えました。ここまで続けられたのは、皆さんの熱い情熱が途切れる事なく続いていたからであります。今年も今まで通り力まずに、大見得を張らずに続けて行けたらと思っています。
さて、桧谷さんのオイルクーラーが昨年一番最後の作業でした。。前の週に本体の取り付けと配管が完了していますので、配線作業を行い完了させました。オイルクーラーの電装配線は負荷がポンプとファンで、両方とも結構大きな電流が流れます。特に起動時は突入電流が大きいので配線は太めで行いました。また、HUMMERの場合はボディアースが余り積極的には行われていないので、アース線もエンジンルーム内のジャンクションターミナルから引いています。リレーはポンプの傍に取り付け、ヒューズはジャンクションターミナル直近に取り付けました。スイッチは桧谷サンが照光式のプッシュスイッチを購入して来ました。これは、OFFの時にもスイッチの位置が解りますし、ONにすると光量が増します。したがって、夜間でもスイッチの位置が解りやすく、さらに、両面テープで固定できるので場所も選びません。
オイルクーラーはリアフェンダー内に設置し、保護プレートに隠されますので内部の状況が判り辛いので、プレートに穴を開けて裏側からアクリルを貼り付けて中が多少見えるようにしました。また、夜間でも少しは見えた方がいいので、内部にLEDを2個入れてみました。ただ、関西系ではありませんので、どーだ!と言うほどは明るくはありません。作業中に是枝さんが来てくれて大掃除を始めてくれたので、作業終了後、そのまま当方も参加しましたが、大方終わっていたので、あまり手を使いませんでした。
30日は、ここ数年恒例になっている近隣忘年会を工藤さんの事務所で開催。何時も美味しいお料理を準備してくれてマッタリと過ごす宴会をすると、年の終わりを感じます。また、今年も元気で乗り越えられる事を願って年末の締めとしました。
31日は、世間では正月準備に忙しいのでしょうが、当方はこれまたマッタリとテレビ三昧で越年し、年賀状が出来たのは年が明けてからでした。元旦は打って変わってパドルシフトのお試しを踏まえてHUMMERに乗り、2箇所のお墓参りと、当方の実家に出向いたりと結構動き回りましたが、2日は自宅の新年会なのですが、朝から箱根駅伝。往路の結果はとても満足のいく結果だったので、復路も期待ができるので、初ガレージは4日から予定でマッタリしていたら、桧谷サンからメール。年末に予定を聞かれたので2日の夜からガレージに入ろうと思うと言ってたためか、『今日は何時にガレージに行くのですか?』とのメール。家族の方が当然大切なので、『今日は行かない。』と返事しようと思ったのですけど、『真夜中だけど、一応何かあったの?』的な返信をしたら、『オイルクーラーの配管からオイルが滲んでいて、、、、』。この手の物はある程度増し締めは必要になる事が多々あるのですけど、そんなに大量に漏れてはいないと思いましたが、年末から年始に掛けて、京都往復をしたようでチョッと心配にはなりましたが、素人は漏れの程度とかも漏れ箇所とかの内容は聞いても適切な回答は帰って来ないし。写メでも送ってもらいたいのですけど、自己満足な携帯ではそれも無理なので状況把握は無理。折角の新年会の最中に携帯をイジイジしていると、冷たい視線があるので、面倒なので『3日なら』と返事したら、何時行けばいいとか意外と粘着系の返事で。。。結局『今からガレージに行く。』と言ったら、家族から『何で?まだ2日だよ!』。。。『チョッと人が来るから。。。』とボソボソ言うと、『誰?』と、聞かれても話が拗れそうなので返事が出来ずにそのまま準備をしていると、物凄い冷たい視線を感じましたが振り切って家を出てきました。

 2010年12月