2011年2月  HUMMER ESSAY 2011年3月      

2011.3.31.    石飛 毅氏

東京も震災直後のドサクサはひと段落して、落ち着いてきました。
特に停電がここの所ない事が段々平時感を持たせてくれている様な気がします。しかし、これから気温がドンドン上がるとまた停電が始まると、また、大騒ぎになるのでしょうか?ひとまず落ち着いていますけど、相変わらず原発からのイケナイ物が飛んできてますので、気を許せませんし、落ち着きません。電車も間引き運転の状態ですが、4月から元に戻るそうなので、段々普通の生活に戻れそうです。しかし、東京都内の生活嗜好の戻りは遅いみたいです。チョッと前に新宿、四谷を通ってホテルニューオータニに行って来ましたけど、必要以上と思われる位照明を消しているし、お客さんもまばらで、まるで『お休み中』の様にも見えます。中に入るとそれなりに人はいましたけど、やはり何時もよりひっそりしています。
海外のアナリストは、日本は貧しい国になると予想しているみたいですけど、そう簡単にはヘコタレナイのが日本の良いところです。当方の会社に出入りしている運送会社が支援物資を送る映像がテレビに出ていましたので、昨日運送屋さんに『忙しいですか?』と聞いたら、今、沢山物資が集まりすぎて、持ってこないで欲しいと言われているとの回答でした。どうやら、善意の物は集まっているけど上手く分配できていないのが実情で、現地の混乱振りが良く解ります。こういうのは、『今、欲しいもの』と『もうチョッとしたら欲しいもの』は変わってくると思います。瞬間的な事よりも長い目で見なくてはならないですね。
当方は微力ですが、今出来るのは『募金』ぐらいしかありません。しかし、今後の復興に向けては日本の経済力を落とさないために、今まで通りにして力を貯めておくほうが良いと思って、普通に生活しようと思いますが駄目でしょうか?共倒れは一番悲劇ですからね。
そんな訳で、先週末は何時もの様にガレージライフを再開しました。土曜日は春休み中実家に家族を送っているので、暇だと思って声を掛けたらH2のアルバイトが久々に登場。 やることは取り合えずガレージの掃除だったのですけど、義弟がアストロのショックを交換に来ました。震災前に乗り心地がボヨンボヨンなので、交換したいといわれて、ランチョの7段調整式のショックをタイガーオートで購入済だったので、そのまま交換作業。8年乗ったアストロはあちらこちら痛んでて、取り合えずリアゲートのウェザーストリップの貼りなおしも施工。水が荷室に入ってて、中が湿ってて、色々変質してました。それでも、まだ錆が出ていないので、マダマダ使えそうです。
アストロの作業が終わり、送り出した後、当方のHUMMERを見るとアスファルトに直径10cmほどの新鮮なシミを発見。またデフのサイドシールかと思って詳細に見ると、漏れているのはデフオイルじゃなくて。。ブレーキ。運転席側はサイドブレーキシャフトの固着で、既に2回OHしていますが、助手席側は初めてです。運転席側のOH回数が多いのは、道路の端の方が雨の時に水が溜るので、ブレーキに掛かる水の量が多いため腐食して動きが悪くなると思っています。キャリパーのピストンからの漏れは初めてです。ブレーキのピストンが当たる部分はゴムですから、大抵はこのゴムを交換すれば終わるのですけど、車体からの取り外しの事を考えると、消耗品は全て交換するのが王道です。
OHキットの中身は殆んどがゴム部品で、金属部品はピストン先端を塞ぐフリーズプラグのような形をしたキャップだけです。取り合えず、ブレーキ配管を慎重に外して、配管から漏れない様にゴム栓をします。ブレーキ配管がゴムなら挟み込んで止めれるのですけど、HUMMERは全てが金属パイプなのでパイプの穴を塞ぐしかありません。タラタラ流していても良いんですけど、後々のエア抜きとかお掃除とか面倒なので、塞げるなら塞いだ方が良いです。
OH自体は何度も経験しているので、特に問題はありませんでしたが、キャリパー本体は長年の埃とブレーキパッドのカスが溜まっていたので、ワイヤーブラシでゴシゴシしても全く落ちないので、マスキングしてサンドブラスターを使うと、とても綺麗になります。その代わり、地肌が出てしまいますので直ぐに錆びますので塗装をしました。毎回、キャリパーをOHした時には、履歴を残すために塗装をしていますが、やはり横着しないでサンドブラスターを使うと綺麗になって気持ちが良いです。OHの後のエア抜きは一応日を置いて2回行っています。組み立て式のピストンの場合は狭い隙間があるので、どうしても気泡が入るため、一度のエア抜きでは完全にはならないと考えるからです。翌日、テストした後にキャリパーを点検すると全く漏れが止まっていたので、大満足です。
日曜日に、先ず工藤さんがBANKSが販売しているシルバラード用の排気ブレーキユニットを持ってきました。以前にも触れましたが、メカ的なパーツは使わないで、標準のターボチャージャーの可変バルブを利用して排気ブレーキの代用にするユニットです。構成はユニットのPCMとパラメーターのセットを行うタッチパネルの液晶モニターです。取り付けは全てプラグインなので、案外簡単です。驚いたのは操作する液晶モニターで、このモニター自信はWINのCEをOSとしたパソコンでした。BANKSではiQモニターと言い、普通のPCとしても使えます。このモニターにはGPSアンテナが付いててナビソフトを買うとカーナビにもなっちゃいます。
さらに、車体の30種類の状態を5項目同時に表示も出来ます。その中には憧れのシフトインジケーターもあるので、欲しいモード全開ですが、一つ問題があります。それは、シルバラードにはプラグインで装着できますけど、当方のHUMMERに装着する場合はまたあの膨大な配線図を眺めて拾い出しが必要だからで、一応、今の所衝動買いにはならないように待っています。
取り付けが終わってヒロシ君と一緒に工藤さんが試乗に出かけている間に松原さんが奇妙な車で登場。これ直ぐに紹介したいのですけど、今、こんな世間なので、もう少し世の中が落ち着いたら紹介します。多分『大うけ』間違いなしです!

2011.3.24.    石飛 毅氏

都内ではもうガソリンスタンドの列が消えつつあるというのに、埼玉県はまだガソリンパニックが続いています。
埼玉は田舎だから仕方がないのでしょうか?昨日仕事が終わった後に、並ぶのを覚悟でスタンド巡りをしましたが、どこも閉店で、地元に詳しい狭山ハウジングに連絡したら何処そこは営業していると言うので行ってみても、時既に遅しで閉店。開いてても『軽油だけ』と言うので入れてもらえません。結局、狭山ハウジングに発電機用のガソリンを10L分けて頂きました。噂では、今週末にはどうにかなるというので、この燃料を温存します。
昨日、軽油はあるというスタンドが開いてたので、今日はHUMMERで通勤して、昨日軽油だけ販売していたスタンドに行くと、結構並んでいる車があったので、そのままスルーして仕事が終わった後にスタンドに行くと、並んでいる車はゼロ。スタンドは殆んどの照明を消していましたが、営業はしているようです。HUMMERをスタンドに入れると、スタッフが駆け寄り『ガソリンは終わりました。』と言われたので『軽油なんだけど』と言うと、『OKです!前へどうぞ』と案内してくれました。ガソリンは売り切ったし昨日まで軽油は50Lまでだったそうですが、『軽油は今日から満タンOKで24時間販売するので、今後とも宜しくお願いします。』と気分のいい返事を頂いて空っぽのタンクを満タンにしてもらいました。首都圏の燃料パニックももう直ぐ終わりそうです。
ガソリンの方はひと段落したのですけど、今度は水道水に放射能が混入し始めました。混入がわかったのは金町浄水場という江戸川から取水している浄水場なんですけど、当方の現在の仕事は水道水に関連した仕事なので、開発担当にはこのての事が詳しい奴がいますので、皆を代表して色々聞くと、ココは最先端の高度処理をしていますので、ここで処理した水から放射能が出たということは、日本の浄水場は全てだめという事になります。もっとも、原水に放射能が混入していなければ飲み水としては全く問題がないのですけど、今回金町浄水場で処理した水から放射能が出たというのは、同じ原水を使っている北千葉とかも駄目な筈です。
一体どの程度混入していたのかは解りませんけど、恐らく我々おっさん達が飲んでも問題ない程度ですけど、乳幼児には決して良い事ではありませんから、直ぐに友野さんに連絡。友野さんの甥っ子はなだ生まれたばかりなので、水道は絶対に駄目だと伝えたかったので連絡すると、防災放送で既に発表されていたようです。後輩の話では、普通の浄水器とかフィルターも取れませんし、定番の煮沸も歯が立たない様です。じゃー、どうすれば良いのか!と後輩にぶつけるとアレしかないみたいですと、当方が毎日点検している超純水装置は放射能よりも細かい膜を使っているので、人工的に放射能を取るには最高の装置だそうです。しかし、このまま直接飲むと『お腹を壊す』そうです。理由は何も不純物がないので吸収が凄くて下痢をするのですが、コーヒーとか料理とかご飯を炊いたりの加工をすれば大丈夫だそうです。ただ、ミネラル分もないH2Oですから、美味しくはないそうです。
今までこんな物ラジエーターにしか入れられないと思っていたのですけど、使えそう。だけど、もう一つの欠点は消毒作用のない事で、放置していると腐るみたいです。まだ、良くわからないので、当方の課は6人いるので、複数人数に異変があったら何か解るので、明日、この水でコーヒーを入れて人体実験をして見ます。実験と言えば、当方の勤務先では定期的に放射線の量を測定しています。原発の事故があってから毎日複数回測定していますが、本日測定している部署に見学しに行って来ました。測定器はアイロンみたいな奴で、メーカーはアロカというこの手のメーカーとしては大手です。以前、ライバル製品がありましたけど、当方の開発した製品が駆逐したので、良く知っています。
早速、色々計って見ましたけど、計った場所はプレハブの建物だったためか室内と室外の差は余りありません。外で測定すると、風の強さとか向きで数値はかなり振れますので、今日はこれ!と断定は出来ません。ですから、今、色々な所で放射線の数値が発表されていますけど、0〜0.3位はフラフラ針が揺れますので、その値は最大値なのか平均値なのか、あんなにきっぱり言い切れるのが不思議です。もっと良い測定器ならテレビとかネットで出てくる言い切った数値になるのでしょうか?少なくとも当方が測定した所、針はフーラフーラなので、ココからココの間としか言いようがありません。明日からは水道水をタンクに貯めて放置した後に測定してみようと思います。
何か関東一円は逃げ場のないモヤモヤした場所になってしまったので、暗くなって来ます。信じられないのですけど、帰りは空から雪まで降ってきました。もうどうにでもなれと開き直るしかない感じですね。自宅に帰ると、ドイツからのヨード剤の第一便が届きました。当方が使う予定はないのですが、当方の周りにいる子供ちゃんたちへの配布用ですけど、使用量がわからないうちに配布する分けには行きませんので取り合えずストック。第二便も近々届きます。

2011.3.21.-2    石飛 毅氏

ここの所、風邪を引いてしまい、喉と頭が痛く久々に寝込んでしまいました。熱が全くでないのでインフルエンザでは無いみたいで、昨日復帰してガレージに行って来ました。こんな時期ですから、何か浮かれた事が出来ないので、先ずは原発の情報収集。念のため、エンジンが掛からない発電機の修理を行なったり、補修が必要な器具類の修理とか桧谷さんとウダウダして、帰宅。相変わらず開いているガソリンスタンドは行列。。。
被災地の支援に皆色々やっていますねェ〜。オートラウンジの石原さんは地元で積極的に支援物資を集めたり、チャリティミーティングをしたり、義援金を集めたりと走り回っています。奥さん曰く、家でもあれだけ動いてくれたら。。。。っておっしゃっていましたが、チャンと協力しているみたいです。前回のミーティングでは大きなお腹をしていましたが、あの後、生まれた赤ちゃんは男の子で圭悟(けいご、ケイゴ、K5・・・)良い名前だ。
群馬のマサボボ(牛柄)もいわき市に支援物資を持って出かけたそうです。あまり目立たないけど、いわきも被災しています。【動画】東北地方太平洋沖地震 projectRI#1 で検索するとその様子が動画で流れます。皆、中々やるなぁ〜。当方も負けていられないですけど、案外やれることってないなぁ〜だけど、東京を始めとする被災を逃れた地域が活性化して元気にならないと、満足な支援なんて出来ませんから、皆さん暗くならないで頑張りましょう!

2011.3.21.    石飛 毅氏

廣田さんが、被災地から戻ってきた様です。余り長いメールは返信とか忙しい時には相応しくないと思い、一行だけの『頑張れ』メールを送りましたが、5日間の救援活動を終えて一旦帰宅したようです。以下、廣田さんからの報告です。


緊急消防援助隊 神奈川県隊として5日間宮城県仙台市宮城野区で活動してきました。活動中余震がかなりあり、津波警報により活動一時中断を余儀なくされたり、なかなか活動がはかどらないこともありました。今回は、本当に津波さえなければ、大惨事にならなかったのではないかとつくづく感じた地震でした。仙台市に入っても若干の建物の崩れやガラスの破損があるものの、人々は比較的普通だったのですが、ある一線を越えると、目を疑うような光景が広がります。つくづく自然の強大さを感じました。私は、怪我もなく、無事に帰宅しましたが、まだまだ仲間が出向し活動しています。こんな状態がいつまで続くのかわかりませんが、なんとか収束してくれることを願います。

怪我もなく無事帰って来た事で安心できました。送ってくれた写真も無残な光景ですが、仕事とは言え災害地での活動は体力的にも精神的にも大変な事だと思います。心から『ありがとう』を送りたいと思います。この時期の災害地への活動は、自衛隊とか警察、消防の様に指揮命令が統制取れる方々の方が二次災害も少なく、我々一般人はかえって邪魔になるので、彼らにお願いするしかありません。被害が大きいので長引くとまた行くような事があるかと思いますが、くれぐれもお体には気をつけて頂きたいです。

2011.3.20.    石飛 毅氏

物不足が言われていますけど、結局あるみたいです。
近所のスーパーにはお米も沢山並んで来ています。トイレットペーパーもティッシュもあります。水も段々並んできました。燃料に関しては、親戚のガソリンスタンドに今朝聞いたら、関東では大量に出荷しているエネオスの根岸製油所は震災直後に数日出荷が止まりましたけど、その後は順調に出荷しているそうです。そもそも、震災翌日にエネオスの根岸が出荷を一時期止めたため、エネオスのスタンドが次回何時入るか解らなかったため、販売規制をしたのが今回の燃料パニックの発端じゃないかと思います。
確かに、被災地は電気も止まり、流通が止まってしまいましたからガソリン不足なのは解りますけど、千葉のコスモ石油は燃えちゃいましたけど、出光、シェル、モービル等は全く影響はないので通常出荷なのですけど、ジョモとエネオスが合併してから、エネオスのスタンドが増えてしまったので、販売規制の話が広まってしまった様です。親戚のスタンドは入荷量がその時期少なかったのですけど、来週からは通常量入ってくるので落ち着くと言ってました。で、現在は営業を始めると交通渋滞を巻き起こすので、かなり大変な事になるので、今週は入荷を辞めたそうです。
辞めたら余計不足になるのではないかと思うのですが、一台辺りの数量はどれも20L以下で、今入れなくても良いんじゃないかという車ばかりだそうです。セルフの使い方も解らないで、買占めというか常時満タンにしていないと焦って要る人が殆どだそうです。交通渋滞を巻き起こすと、バスや大型が身動き取れないので、とりあえず店を開ける事が出来ないから、今は2車線の街道沿いのスタンドに任せるしかないと判断したみたいです。従って、当方もまだタンクの中にガソリンが入っていますから、来週まではそのままにしておく事にしました。
さて、田島さんからの話では、消防士の廣田さんは救援活動のために仙台に行っているそうです。田島さんも何時でもいける準備をしているそうなので、恐らく被災地に行かれるのは時間の問題です。スカイオートも空家があるので、被災者家族の受け入れ申請をしたそうです。東京も原発がマダマダ予断できませんけど、被災地でも原発の近くですとリスクは同じですから、赤ちゃんのいる家族を受け入れるそうです。皆、偉いなぁ〜。。。当方は風邪を引いてしまい、昨日は撃沈。本日は回復してきたので、ガレージに片付けをしに来ました。経済が落ち込むと被災地にも十分なケアが出来ませんので、被災していない場所の人は何時も通りにして、沢山働いて納税額を上げるしかないですね。

2011.3.19.    石飛 毅氏

被災地の話はテレビで見るだけだったのですけど、仕事の関連で影響がボディブローの様にズンズン響いてきてます。
当方の知人が教えてくれたのですけど、一番即効性の高い寄付は日赤らしいです。ダルビッシュもイチローも寄付しているらしいです。当方は彼らのようなわけには行きませんので、身の丈の寄付をしに行ってきます。沢山の人が少しでもまとまれば大きな額になるはずです。http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
原子力発電所の方は、現場は苦労しているのが手に取るように解ります。ヘリからの散水。。。多分、現場の実務者の意見なんて通らないんだろうなぁと思うような方法です。原子力委員会のおっさん達が出てきているけど、原発を上から目線であーだこーだ言って、作る方にも色々文句を言ってるくせに、自分らがOK出した物にたいして偉そうに言うだけです。大体、テレビに解説で出ている奴は気に入らないです。全て嘘に聞こえます。嘘に聞こえる理由は分け目のおでこ側が不自然だからです。あれは全体に取れる帽子に間違いありません。偽りの自分を平気でばれていないと思い、奴は嘘つきです。上は知識をひらつかせて、実務者に無理難題を押し付けてくるけど、自分の組織的配下にしか力を借りられない淋しい奴達ですからね。指示を出しているのは現場から音もにおいも感じない離れた場所でやっていること自体が中々進展していない理由の一つだと思います。現場には頑張って欲しいです。
テレビも鼻に付きます。同じ内容なんですから、もう皆大変さは解っているのに、撮影しやすくて結構悲惨に見える場所は自ずと同じ場所になるので、被災者もめんどくさい筈です。『現場には電気が来ていません!大変です!』と言いながら、傷一つ無いヘルメットを被った奴が照明を浴びてホザイテいる。その電力分けてやれよ。暖かそうなジャケットを、横を歩いているバーちゃんに上げろよ!って見た人の半分位が思うはずです。津波の後、屋根の上にいるおばさんとおじさんが手を振っている映像を見たときには、お前!助けに行けよ!と突っ込みどころ満載です。一般放送はしていないなら、NHKだけじゃ公平じゃないから民法はグループ分けして時々放送中止する。計画放送しろよ!って思っちゃいます。
解説者も、放送局で違う事を言ってるし、一体一般人は何を信じればいいのかワカラナいです。同じソースから来る情報の言い方を変えて言うだけですから、大きな違いはないはずなので、言っている事が違うのは確定した事ではないと判断するしかありません。現に、長女が民法を見てて解説者に司会者が『我々は一体どうしたら良いでしょう?』と聞いたら『NHKが一番正しいから、そこから情報を取りましょう。』って言ったらしく大うけでした。この解説者はある意味正直で偉い人だと思います。
と、色々言ってますけど、当方は所詮小市民ですから、自分の信頼できる仲間の情報が一番信用しています。例えば、被爆予防にはヨードが良いと言う話を原発がムズムズし始めた時に聞いて、ヨード剤があれば良いけど手に入らないならルゴールとヨードの入っているうがい薬でも代用できると言う話を聞いたのですが、暫くしてネットで『飲むな!』って出て、そいつの話が間違っている的な事を言われたのですけど、更に調べると東海村や今回の福島原子力発電所のお膝元の茨城県薬事師会の薬事情報では、ヨード剤の代わりにルゴールを希釈して飲ませろって書いてあります。
量も使い方もわからないバカががぶ飲みして、本当の事でも皆がパニックになるためにそれなりの御用学者が確信を避けた書き方で効果がないとかYahoo!のニュースに書いているけど、疑いの目で読むとルゴールを希釈して代用する事は否定していないと、後から言い訳が出来る書き方です。このように否定する記事っていうのは、どうでも取れる方法で書くのは御用学者の常套手段です。本当にちゃんとしたことを書く人は、『これは駄目』だけど、『こうすれば良い。』と書かなくてはなりません。当方のあわてんぼうで単細胞な母親は大騒ぎです。
さらに、これを読むと解りますが、当方の様な40歳を超えたおっさんは、実際甲状腺にはタップリヨウ素が入っているので、もう取り入れる余地がないため体内被曝で一番恐ろしい甲状腺がんにならず、副作用の方がリスクがデカイので、せいぜいワカメと昆布を食べていればそう簡単にやっつけられる事はない見たいです。そもそも、当方は放射線に関しては狭い範囲では全くの素人じゃなくて、実際、日本国中の浮遊粉塵を測定しているβ線吸収式ダスト計のかなりの割合は当方が20代の後半に設計した物です。これは半減期の短い密封放射線源と半導体製の検出器の間にろ紙を置いて、そこの上に捕集した粉塵を集めて単位時間辺りの粉塵の厚みを透過した放射線の数で計っています。これを設計するに当たり、線源と検出器の距離角度、距離精度を保ちながら、その隙間に均一にダストを捕集する設計は新しい基準になってもまだ日本で一番正確で再現性のいい方法でマーケットのシェアは日本一のままです。
大手の測定器メーカーがOEMしたいと言ってきた時、会社の偉い奴らは大喜びで浮かれていましたが、当方が相手の要望を一切跳ねつけて最終的にはお断りしました。それはとても繊細で当方が発明者の一人であるこの部分は真似が出来なかったのであって。。。。。とこの辺にしますが。当方の場合は非常にずるい奴で、相手が何か言ってきても知らない振りをして先ず聞きます。その時の内容で大体その人の知識レベルを知って、その後の対応にします。逆に中々それを出さない人には、すっ呆けた質問とか浅知恵っぽい事を言って相手から引き出して、『あなたは凄い人じゃないですか!これは釈迦に説法でした!穴があったら入りたい!』と侘びを入れてから、知りたい事を引っ張り出します。
それを駆使して、今回の被爆と避け方をガンガン吸収しています。具体的には、上記したように当方は年齢的にもかなり抵抗力を持っているのですが、子供達は同じ量を浴びた場合でも、当方よりも大きくなる事は明白です。従ってタップリの放射線が東京に来た場合は、東京にはいない方がいいのですが、パニック状態で安全な場所に移動するのは大変な事になります。そこで、その混乱を避けるために、まず、ドイツにいる娘が帰ってくるのを阻止。次に、東京にいる子供達を神戸に疎開。そして、毎日風向きを考えながら、現在は毎日会社で測定している放射線量をジックリ観察して、被爆予想を立てています。当然、回りにも疎開は進めていますが、出来る人と出来ない人がいるのも現実で、一生懸命ヨウ素の準備、マスクの着用等、しつこい位言い続けています。
そんな折、ドイツの次女から意味が解っていない様な『ヨードとかヨウ素っているかって聞いているんだけど、居るの?』とメールが来ました。ヨード剤に関しては大井先生にも吉岡さんにも聞いたのですけど、日本ではそう簡単に手に入れることが出来ませんし、現状では福島とか茨城で必要な物ですから、我々がお守り的に欲しいなんて言うのは我儘ですから、諦めていたのですけど、天からの声。当然返事は『要る。』でしたが、一体どれ位輸入できるかが問題です。本当は沢山欲しいのですけど、個人使用的な量であれば輸入が出来ると思いほんの少しだけ頼みました。まぁ、これで当方の周りの子供から30代の大人には行き渡ると思いその話を友達にすると、お子さんが一月前に修行に出した息子さんがいると聞いたので、その友人にも分ける約束をしました。ただ、一体どれ位の量の物が来るか解らないので、チョッと行き渡るか不安になったので、更にその倍量を別送で娘に頼みました。
この状態ですから一体何時来るのか解りませんけど、何もしなくては何も来ないですから、やるだけの事が出来て満足です。次女の友達はドイツでパイロットの卵で、毎日日本の風向きとか天候を見てくれています。雨には当たるなとか、結構細かい指示をしてくれるのですが、考えてみたらパイロットは一般の地表生活者と異なり、亜成層圏を飛行すると自然被爆量は我々の何倍にもなるので、その辺の知識をチャンと持っているようです。国際便のパイロットやキャビンアテンダントが休みが多いのは、被爆した分浄化させる時間が必要だからみたいです。単に休みが多くて甘い仕事だと思っていましたけど、それなりに色々な理由があるんですね。
因みに、当方がこの一年間一体どれ位の放射線を受けているのか計算して見ました。今日、会社で測った放射線量は0.07-0.11μSv/hでした。16日からのデーターしか入手していませんので単純に比較できませんが、ここ数日の測定値では16日が一番高く段々下がっているようです。当然、風向きとか色々あるのでしょうけど、当方の勤務地の平常時は0.05−0.08μSv/hで、年間総放射線量(総量)は約0.6mSv(600μSv)だそうです。これは一日中外にいた場合受ける量で、屋内に入っている時間はその1/10に落ちると言われていますので、一日の70%は屋内にいますから、160μSv。集団検診で受けるレントゲンの放射線量は1回で600μSv位ですが、当方はこの一年でレントゲンは10枚位撮っているので6000μSvで、CTも1回受けているので6900μSvになり、合計は7068μSvで7.068mSvとなります。ただ、このようにダラダラの被爆は体に浄化作用があるので、短時間でこれを受けてしまうのとは大違いです。
今、原発のところで働いている人達は総量で10000μSvが上限です。それも防護服の上からですけど、確り管理しています。ですから、作業は時間に限りがあるので中々思うようにいかないのも仕方がないんですね。2011.3.17.    石飛 毅氏

原子力発電所破壊はマダマダ先が見えませんね。
ヘリコプターから水を掛けているんですけど、チャンと掛かっていませんね。風で飛ばされてしまうので、狙いを定めでも難しいと思います。どうにか水をゴム風船に入れて落とすとか、氷の状態で落とすとか、もう一ひねりをしたいところですね。地上からの放水も中々始まらないので、まだ不安です。東京はこれに対する心配が人によってバラバラです。東京を脱出する人から、何も考えていない人とか温度差が激しいです。海外の方が情報がない分、心配してくれてて、ドイツに行っている次女から、ドイツに来いとか大阪で受け入れてくれるとかありがたいお言葉を頂いていますけど、当方は、自衛隊、警察、の注水作業に期待しています。脱出した方からの情報では、関西方面の宿泊施設はどこも満タンで宿泊先を求めて放浪化しているようです。遠方に生活基盤があれば遠くに脱出するのも手ですけど、今の状態でそんなに大変だと脱出するのも考え物ですね。
万が一、溶解した場合は、原発の周りは高濃度の放射能で汚染されますけど、風向きによって大きく違いますが、まともに来ても距離がありますので、何時ものようにという訳には行きませんけど、対策を行えばしのげる程度なので、色々詳しい方に聞きながら最善を尽くします。今の所、当方の対策は放射能が漏洩した情報を得たら、外に出ないで目張りした家に篭ります。雨は絶対にあたってはいけないみたいです。確かに雨が放射能をタップリ吸収して固まりになってくるのですから危険極まりないです。明日は雨が降るというし、来週は風向きが内陸方面になると聞いていますので、今と同様、放射能情報慣れになる事なく情報収集に注力したいと思います。今は不安はありますけど、食べ物もあるし、暖かい部屋の中にいれるのですが、一番気になるのは東北の雪ですね。寒さに慣れた地方の方だと言っても、家に帰れば暖かい分けで、寒さからの逃げ場のない状態は山で遭難しているのとおなじぐらいの辛さだと思います。早く春が来て欲しいです。

2011.3.16.    石飛 毅氏

地震の影響で普段の生活通りの生活とは異なり、チョッと我慢が必要な状況です。被災された方々に比べれば雲泥の差ですから不満はありません。スパーマーケットやホームセンターからは、電気、水道、ガス等のライフラインが通じなくなった時の対策品が全くなくなっていました。一番利用価値の高い乾電池が一番酷くて、AMAZONでは4本16000円と言う考えられない値段で売っていたのは、冗談だとしたらこんな時にはやめて欲しい事です。
会社の前にガソリンスタンドがあるのですが、ココのスタンドは力があるのか毎日入荷されるので、午前中から渋滞が始まり、午後2時頃には完売になります。しかし、この静かなパニックを見ていると本当の問題から少し外れている部分での過剰反応だと感じます。電気は、現在、東京電力の火力発電所が5箇所止まってて、これらの発電所の被害状態は何も報道されていませんので解りませんが、火災とかの報道がありませんし、プラント自体は一般家庭よりも頑丈ですから、それほど大きな損傷はなかったと思いますので、配管類の点検プ後、一旦停止した炉の再始動を行ない、温度が上がったら試運転を行ない、稼動という形になると思います。発電機と言うのは発電所に複数あって、全てを同時に動かすことはなくて常に何台かは定期的に点検されていますので、炉の点検再始動以外は当たり前の作業なので、技術的にも何も難しい事ではありませんし、常時行なっている作業ですし、直接被害地ではありませんから作業員の確保も出来ています。
従って、現状大きな問題がなければ再稼動には然程時間が掛からないと思います。ただ、問題があるとすると大人の事情で、将来を含めた世界の電力事情は本音の部分では大多数が原発に頼るしか将来はないと解っている筈です。これを電力不足という形で消費者にアピール?といってはならない事があるかもしれません。世界中の原子力発電関連の方がお見えになっていますが、これは事故を広げないためですが、半分くらいは実証視察の意味合いも含まれています。要するに、実験では行えない現状を把握して、今後の安全な原発に生かすためだと思います。
正確ではありませんが、夜間の一番消費電力が少ない時の殆んどの部分は出力調整の難しい原発が行ない、火力は休憩、水力は止めて下流に溜まっている水を汲み上げて上流のダム湖に戻して翌日に備えていると言うのが基本だと当方は認識しています。そうなると、国を司る人や電力会社としては、原発は『要らない。』と言う意見が増やしたくないのは本音でしょう。現実に電力不足の可能性はありますので、計画停電を始めたのですけど、逆に節電が進んで予定より消費電力が減ってしまい、初日は殆んど停電なし、2日目も一部行われましたけど予定より短時間で、停電になった家庭は待ってた物が来たと言う感じで冷静に対応していましたので、停電のパニックよりその準備するためのパニックの方が数千倍という結果でした。
3日目は電車も広範囲で動き出し、通勤には余り問題はなく、関東地区は平静を保っています。計画停電も履行されてて、会社も停電になりました。グループ分けされた全部ではなくて、同じグループの自宅は停電回避です。このように、予測できない停電なので、交通事情が読みきれないために会社は『早帰りもOK』と柔軟性を持たせてくれましたので、静かに環境変化の流に乗っている感じです。ガソリンの方はまだスタンドへの行列が続いていますが、これも入荷の状態はまぁまぁですから、後2-3日で行列もなくなる様な気がしますので、今はタンクが空になるまで乗り続けても大丈夫だと思います。
食料もないというのは店頭にであって、何も食べる物がないというわけではなさそうです。学校給食が止まっているので、個人の米の消費が上がったため店頭から米がなくなっていますけど、元々、米は備蓄と言うか倉庫にタップリ新米も古米も余っているので、燃料が行き渡って流通が戻れば問題はなさそうです。トイレットペーパーやティッシュも店頭にはないのですが、これも一時的に家庭在庫が増えたためで、スーパーやホームセンターは混乱を避けるために、店頭に並べる個数を減らしているからだけのようです。
ただ、パンに限っては被災地で保管も輸送も楽で衛生さも保てる事から、被災地に繰り回しているそうなので、店頭に並ぶ個数は減少していますけど、パンがなくても生活には何も支障がないし、どうしてもと言う方はベーカリーショップで買えますので、ないからといってパニックしている人は頭が弱いです。ただ、色々な人がいて、被爆を避けるためにうがい薬をがぶ飲みして体調を崩した人がいたり、在庫がないスタンドに並んで見たりする人がいるので、そういう人には惑わされないようにすることが大切です。
さて、こんな状態ですから、Jリーグとかフィギュアスケートとかのイベントは軒並み中止しています。25日発売の iPad2も延期になったそうです。そこで我々も後一月後に控えているミーティングを延期する事にしました。実際には高速道路も閉鎖されていますし、復旧しても其処から先の東北地方への物資の輸送で混雑が予想されますし邪魔になります。そこで、松原さんと相談の結果、今回のミーティングは延期としたいと思います。毎年、PSガレージのシーズン開幕に行われているミーティグはマネージャーも楽しみにしてくれていると勝手に思っていますが、浮かれた気分の我々が大々的にミーティングを行うのはデリカシーが足らない行為だと思いますので、諸般の事情が許される様に成ったら開催したいと思いますのでご理解願います。ミーティングによる経済効果が景気を下げてしまいますが、その分、色々な所で行っている義援金に募金する事で取り戻してください。

2011.3.13.    石飛 毅氏

地震の影響はかなり深刻ですね。
電力使用量過多でガレージと会社のある狭山では、週明けから輪番停電になる可能性があるようです。それに従ってか、近所にあるHONDAの狭山工場では工場が操業を停止しています。要するに、節電と生産ラインの急激な停止後の復旧も大変でしょうから、操業停止は適切な対応でしょうね。当方も土曜日は出勤日だったので、夜間自動点灯する照明機器の停止と太陽電池のパワーを東電に出来るだけ沢山戻せるように対策しました。輪番停電は、どうなるかは解りませんが、皆積極的に省電力を暗に伝えている様に思います。本当はテレビの報道は出来る限りの省エネを随時放送すれば、もっと効果が上がると思います。
当方の個人的に一番心配していたガレージの被災状況ですが、全く何事もありませんでした。積み上げたコルゲートチューブの段ボールが落ちた位で一安心。テレビも棚に並べたマグカップもそのまま鎮座していました。
大意は解りませんが、関東地域の燃料は出荷を抑えていて、お昼にHUMMERの給油の時に『ガソリンは20Lまで、軽油は100Lまでです』と言われたのですけど、そんなに入らないので了承しましたが、『灯油は1缶だけでお願いします。』と言われたのはチョッと困りました。漏れ聞こえた話では、この給油制限は国策の様で、出来るだけ不要不急の自動車の利用を抑えているみたいです。これは災害復旧を優先するための燃料確保対策であると思われますので、仕方がないので、車の使用は控えようと思います。
さて、自然災害は防ぎようはないので仕方がない部分が殆どですが、心配なのは原子力発電所の放射線漏れですね。当方も仕事で放射線には若干の知識がありますが、案外強い放射線は重い元素で物に当ったりすると落ちちゃうし、それほど広範囲に拡散しないと認識しています。飛散するのは軽い弱い放射線だと思っているので、風向きが海洋方面に向かうといいなと思っていた所、放射線に詳しい知人が飛んでくる放射線はセシウムで、もし飛んできた時の対策は花粉と同じで、家に閉じこもってマスクして甲状腺に溜まらない様に、一番良いのは専用のヨード剤だそうですけど、そんな物はおいそれと手に入らないので、代用品として、うがい薬とかヨウドチンキを摂取すれば予防にはなるそうです。ワカメや昆布でも代用できると言うので、信じるか信じないかはもし、その状況になったときに掴む藁になればいいと思い、買出しに行こうと思った時にヒロシ君がガレージに来たので、一緒にドンキホーテに向かいワカメと昆布、そしてガムテープをゲット。万が一の時にはこれで対応しようと思います。風向きによっては600kmの範囲では放射線が飛散する可能性があるので、状況を判断して乗り切りましょう。

釈迦に説法ですけど、一応専門の奴からの指示です。先生には何度か電話しましたけど、上手く通じませんね。
原発ですけど、風向きによっては先生の所に被害が来る可能性もありますよね。オイラはチョッとビビッテいます。
ガレージ辺りも明日から停電になりそうです。冷蔵庫の中身が駄目になると思って早めに食べちゃいます。

一部の新聞には、もう記事として同様の事が出ているようです。
放射線被ばくを最小限に抑えるには、体内への吸引防止、身体への付着防止が最重要です。家屋の密閉とマスク等での吸引予防が有効です。セシウムは粒子が大気中を漂う事から、花粉症の予防等と同様に考えていいと思います。放射線感受性の高い甲状腺の被ばくを防ぐ事も重要です。甲状腺以外の臓器では体内へ入った放射性同位元素の殆どは代謝され体外排出されますが、甲状腺はセシウムをトラップし人間の寿命以上の期間、放射線を発生し続け長期的な体内被ばくを引き起こします。甲状腺に特異的に集まるヨードによる体内被ばく予防は有効です。専用のヨード剤が一番良いのですが、ご自宅にある昆布、ワカメ等の海藻類、うがい薬やヨードチンキ類を少量摂取しておくのも効果があると思います。原発への燃料のウランは非常に重い元素ですから、広範囲に拡散する事は考えにくいですが、ウランの壊変に伴い発生するセシウムは非常に軽いため、拡散事故の要因の殆どはセシウムと考えられますので、これによる体内被ばくを避ける事が重要です。家の目張りをして、都昆布と、イソジンをチョビチョビしながら放射線がなくなるのを家でじっとして待っていましょう〜!!!後は水、食料の備蓄と拡散状況では外気に極力触れない事が必要です。


これも凄いですよね。
http://www.abc.net.au/news/events/japan-quake-2011/beforeafter.htm

2011.3.12.    石飛 毅氏

今回の地震は、想像以上の被害で驚いています。
都内は一見平静を保っているようですが、東京タワーの先っぽが曲がったり、埋立地で液状化現象が起きてディズニーランドが暫く開園出来なそうだったりと、時間が経つにつれて被害が報告されています。友野さん所の諏訪神社と柏神社では石製の鳥居が落下して柱だけになっています。動かすにも重過ぎて今の所なす術もないようです。個人的な被害は那須PSガレージの展示車両数台に被害が出たり、厨房中カレーが散乱したりで大変な事になっています。それ以外の関東メンバーは色々な伝で無事を確認しています。今回の地震は海外でも大きく取り上げられてて、プレデターやラバーダックからもお見舞いの連絡があったそうです。当方の次女からも早い段階で連絡が来ましたが、娘はテレビを持っていないので、余り情報を得ていなかったのですが、周りのお友達から家族は大丈夫かと沢山連絡が入って地震の大きさを知った様です。
まだ、余震が続いていますので東日本の方々はマダマダ気を抜かないで備えてください。当方は昨日の一番大きな地震の時は、退院後の一ヶ月点検の日で、朝から出かけていました。とても天気も良くダウンからウインドブレーカーに切り替える天候で、朝一番で丸の内の時計メーカーの本社に時計のオーバーホールに出しに行って来ました。時計の真贋を見るためと、オーバーホールの見積もりを出すために1時間ほど時間を潰すために近所のNTTの博物館に行って来ました。ここは、NTT以外にも郵便の展示物もあり貴重な資料が沢山あって時間潰しと言うより、時間が足りませんでした。約束の時間に見積もりを貰いに戻り、そこから地下鉄で渋谷区にある病院に向かい2時から採血。一応、空腹時血糖なので昼食は抜いていたためお腹が空いてましたが、その後の看護士さんからのカウンセリングを聞いている内にとても気持ち悪くなって、終わるや次の栄養指導の前に何か食べようと思いましたが、新鮮な空気を吸うために一旦病院の建物の外に出て少し歩き回っていたら、気持ち悪い上に頭がくらくらして目の前の景色がグラグラするし、まともに立っていられないので、そばのコンクリートの壁に『反省サル』の様な姿勢で深呼吸していたら、更にグラグラ。。。かなり揺れが酷くなって、やっと体ではなくて地震だと気が付きました。
外にいたため、余り大きな地震だとは思わなくてそのまま、栄養指導を受けて最後の担当医に診て貰うのですけど、予約の時間になっも呼ばれず待合場所にひとりポッチになってしまい、これは変だと思って受付に戻ると。。。担当医は救急で大忙しになってて、病院中がパニックになっていたのですが、当方は一番静かな診察室前のソファーで気持ち悪くなって殻に篭ってて回りが見えていなかったみたいです。
代理の先輩先生に観て貰い、取り合えず数値はうなぎ下がりに良い方に向かっているので、引き続き投薬はなしで2月後に再診する事になりました。さて、会計を済ませてロビーを見ると、人が溢れていました。殆んどの方は患者さんですからタクシーを待っている方々で、案内所で話を聞くと、全ての電車が停まってて身動きが出来ない様でした。取り合えず当方は渋谷行きのバスに乗って渋谷駅に向かいましたが、バスは発車して数分で渋滞にハマリ微動だにしなくなってしまい、回りを見るとまるでゾンビの行進のように物凄い人数が川の流れのように歩いています。バスの運転手さんが『降りたい人は降りても良いです。』と言ってくれたので、お言葉に甘えて下車。渋谷の駅まで歩くともうそこは人で溢れていました。当然、JRを初めとする私鉄も動いていませんので、とどまっている人は、渋谷発のバス停に並んでいる人で、それ以外の高校生とか若者は地べたに座り込んで電車が動くのを待っています。
しかし、駅のテレビで『JRは当日の運転はしません。』と流れると、大勢のため息と罵声が唸りのように響き渡り異様な雰囲気でした。取り合えず、周りの状況を見る限り、車に乗っても道路が駐車場化しているので、自転車がベストと思い『自転車を買おう!』と、思いましたが、自転車を売っている場所が見当たりません、取り合えず家の方面に向かって歩きながら探す事にして、渋谷の駅を18時ごろ後にしました。ルートとしては、渋谷から原宿に出て、井の頭通りを下北沢に向かい、その後、永福、吉祥寺にして淡々と歩き始めました。ここの所、通勤で早歩きをしているので、大体、1時間で6キロ以上歩けるので、取り合えず以前やっていた下北沢のお店に向かいました。
もしかすると、ココで自転車を借りれればベストなので、先ず一時間半を掛けて下北に到着。友人の社長がいて、今日は泊まれと言ってくれましたが、明日は土曜日ですがゴールデンウィークを10連休にするため代替の出勤日になるので泊まるわけにも行かないので、お茶を頂いている最中に長女が恵比寿から歩きだして、当方より少し先を歩いているのがわかり、追いかけることにしました。歩いているうちに都心から離れると道路状況も良くなり、長女に翼に連絡して迎えに来てもらう算段をさせました。奴らの作戦は荻窪で落ち逢うことにしたらしく、当方も荻窪に進路変更して無事合流。自宅に着いたときは24時をまわっていました。家の中の被害状況は、食器棚からコップ類が転落して散らばっていたのと、時計が傾いたり軽い家具が移動した程度です。一番の問題は転落したドッグフードが散らばって、マルコと毛玉がバイキングというか食べ放題になって満腹になった位な事です。
土曜日に出勤してからガレージに向かいますが、一体どうなっている事か心配です。

2011.3.8.-2    石飛 毅氏

スタビライザーを装着して小躍り状態ですけど、乗る時間も無いのに2010年の改良計画は、この後、第2弾、第3弾の計画が決まっています。
第2弾はご存知の様に、現在設計中のアルミ鋳物で作成しているデフカバーで、沢山オーダーが出来て一個当たりの型代負担率が下がって、安く作れることです。その後は、当方は横着者なので最初の内は一生懸命やるのですけど、その後、継続するのは面倒ですから、鋳物の型を修正してプレデターのマークを鋳込んでプレデタージャパンであるスカイオートに任せてしまい、アメリカにも売り込んで貰って世界中のHUMMERオーナーが入手できるようになる事です。そのためには商品価値を上げなくてはなりませんので、液体ガスケット等のシール剤を使わずに、Oリングでシールするタイプにしたいと思います。フランジ部分の面は寸法的にタイトなので、もう一度、3次元測定器でカバーの寸法を計りなおして詳細設計を行いたいと思っています。
この第2弾の一番満足の出来る『松』クラスのシステムは、フロントは温度計装着。リアはオイルクーラーと温度計の装着です。しかし、無駄な物を付けても仕方がないので、先ずは前後共に温度計を付けて様子を見るたいです。そのためにもデフカバーは欲しい所ですけど、製作する数があまり見込めない場合は、一旦諦めてカバーはそのままでもデフ本体に温度センサーを装着できますので、先ずは温度データーの収集を行い、本当に放熱が必要かどうかを調べて、から、もう一度取り組みなおしたいです。もし作るとなると、プレデターのロゴを入れる事を考量した設計にしないと駄目なので、現在再設計中です。
改良計画の第3弾は、ブレーキの強化です。プレデターのウイルウッド対向ピストンブレーキが『松』ですが、これは費用的に無理なので、『竹』グレードである排気ブレーキを考えています。普通、排気ブレーキにはエクゾーストパイプの途中に付けるタイプが一般的ですが、ヒロシ君情報で、BANKSからSpeed Control Exhaust Brakeと言うユニットの存在を知り、現在、これの検討を行っています。
これは、機械的な機構の追加は全くなしで排気ブレーキにします。排気管を塞ぐ機械的なデバイスは、DURAMAX(LBZ以降)に装着されているターボチャージャーには可変のベーンが付いていて、ブースト圧のコントロールをしています。このベーンは排気の量をコントロールしてて、このベーンを全閉にする事で排気ブレーキにするオリコウなシステムです。このユニットのおいしい所は、モニターが付いてて、常時、車両状態を表示できる事で、その項目の中にはシフトポジションも付いていますから、シフトインジケーターのないコンバージョンしたHUMMERにはとても有効で美味しいシステムです。しかし、まだデフの行く先が決まっていませんので、ここはひとつ誰かを騙して人柱にしてしまおうとワルダクミをしていますので、その内お試しが出来ると思います。

ガレージでの作業中に時計をしていますが、以前、OHに出したところ、もう少し丁寧に使ってくださいと技術担当からのメッセージがあったので、気が付いた時には外して作業しています。しかし、その間、使う時計がないので、カシオのGショックをゲットしましたが、どうも当方の太い腕には似合わないと家族から言われて、悔しいので小林君が塾に通っているから時計が必要だと勝手に決め付けて押し付けました。本当は、以前購入したHUMMERの時計を使えば良いのですが、購入当時は全く欲しがる様子もなかった翼が当方から『カリパク』して使い続けています。今更取り上げるわけには行かないので、進呈。今までコソコソ使っていた時には何も言わなかったのですけど、自分の物になった途端にベルトを調整しろとか電池を交換しろとか言ってきます。
そこで、何か大きくて強そうな時計がないかと探していたら、HUMMERではなくてHUMVEEの時計が沢山存在しているのを見つけました。ブランドを使うにあたってはチャンとオーサライズされていると明記してあるので、パチ物と言うわけではありませんけど、価格は9800円と安価。価格的には問題が無ので、形をの選択は直ぐ決まりました。ただ、3色あるうちのどれを選んでいいのか悩んでしまいましたので、後輩に写真を見せながら相談したところ『これカッコ良いですね〜おれは緑買います。』と、即決。当方的には一番ない色を選んだので、安心したのですけど、色々悩んだ挙句当方はオレンジを買いました。
届いた時計を見ると、当方のオレンジより後輩の緑の方が。。。カッコイイ。。。まぁ世の中そんなモンでしょう。日曜日に松原さんが来た時に、見せようと思って、松原さんの時計を見るとスピードマスターにしてはチョッと変わっていたので、見せてもらうと『007モデル』でした。文字盤にはライフルが切ってあって秒針のお尻には007のロゴが付いていました。限定品なので松原さんは海外で買おうとしたら、中々なかったので諦め半分で帰国後探したらアッサリ海外の値段より安く手に入ったそうです。限定品なのですけどラッキーじゃないかと思ったので感心したら、松原さんが『限定と言っても数は10000個なんですよ。どう思います?』確かに、当方も限定と言うからには多くても数千個だと思っていたので、確かに微妙な数です。まぁ松原さんはムービーファンですし、オメガのスペシャルなので、当方的には良いと思います。
スカイオートから、近所に来たので顔を出すと言うので待っていたら、工藤さんと同行。車検に出した帰りだったそうです。工藤さんは入間のジョンソンタウンに事務所を構えていますが、今発売中の『Daytona』でそのジョンソンタウンの特集があり工藤さんが掲載されています。同じジョンソンタウンには群馬の戸部さんのご子息も工房をお持ちで、一緒に掲載されています。通りすがりの長女に見せたら工藤さんを良く知っているので『感動していました!』詳細は是非購入して読んでください。中々カッコ良いです。最近『Daytona』から遠のいていましたが、工藤さんが置いていってくれたので、ジックリ読んでみたら中々面白いです。来月号も買おうかしら。

2011.3.8.-1    石飛 毅氏

先生もお持ちのステカを新しくしたら、ソフトも新しくなっていました。前のDr.SITKA PLUSよりもグーンと使いやすくなってて古いデーターも取り込めますので、今後は新しいソフトで全てを動かすことにします。
週末は、マッタリでした。土曜日は、荷物の発送、芥川製菓のファクトリーアウトレット、仕事場にもチョロット顔を出して会社を出たら、工藤さんとすれ違い。チョッと前に修正したHUMMERのブレーキラインの増し締め、NOZAWA-GO用にヒロシ君がH2純正ホィールのセンターボア拡大加工を終わらせてくれたので、CTIS用のタップ加工、デフカバーの再採寸、剥がれて500hpが5 0hpになってしまったり、劣化したクラブのステッカーを作り直したりと雑用的な事をやって、最後はスナップオンのディーラーが来てバタバタの一日でした。
H2のホィールのCTISの接続口の加工は久々です。今回使用したジョイントは今までの物よりもチョッと高級品にしましたが、円高のお陰で前よりも安価になりました。規格は米国製なので、テーパーネジはPTではなくてNPTです。コネクターバルブに接続するチューブサイズがインチなので、インチサイズのジョイントになります。穴あけ位置はスタッドボルトの真ん中にチューブが通る場所に加工します。位置はタイヤのビードを避けて、出来るだけ外側にしたいのですが、余り外側ですとチューブが出てしまいますので注意が必要です。
H2のホィールは案外硬くて、一気に穴を開けると時間が掛かるので、太さの異なる4種類のドリルで段々大きな穴にしました。最終的にはΦ11.5mmの穴にして、その後タップリタップグリスを付けてネジ加工を行います。テーパーネジの場合は平行ネジと異なり、タップの入れ具合は感になってしまいます。本来は基準径が決まっていますけど、使うタップによって異なりますので、ココだと思った位置までネジを切ってねじ込むジョイントを仮にねじ込んで、食い込み具合を確かめながら深さを調整します。
このままで、もうタイヤの装着をすれば使い始める事が出来ますが、以前、工藤さんのシルバラードがH2のホィールを艶消しで塗ってあるのを見たらしく、翼が『艶消しの黒』を希望しているので、この後、塗装屋さんに出します。
日曜日は、桧谷サンが『芥川製菓』のアウトレットに来た序に立ち寄り、以前から『ヒーターの効きが悪い。』と訴えていたので、助手席のダッシュボードカバーとセンターコンソールを少しずらして室内機を点検しました。エンジンがまだ温まっている状態だったので、ダンパーを上げて様子を見ると、各ダンパーの動作は正常。隙間から手を突っ込んでヒーターコアを触ると良い温度に上がっていました。その状態でヒーターを出し続けると、チャンと暖かいエアが出ています。チャンと動いている事を言うと、どうも桧谷さんは納得していない模様。
最新式のエアコンユニットは、ヒーターにしたときは全て外気導入になります。外気導入口に手をかざしてみると、思いの他エアを吸い込んでいるのが解りますので、試しに手をかざしてみてください。これだけの量をあんなに小さいヒーターコアで賄うのはお気の毒としかいえません。これだけの空気を一瞬に『暖かい』と感じるまで温度を上げるのは大変な事です。日曜日は天気が良く外気温もソコソコでしたが、真冬の冷たい外気には太刀打ちで来ません。
思い起こすと、当方のHUMMERも、以前、余り暖かくならないので、外気導入のダンパーを動かずアクチェーター用配管に小細工をしましたのでヒーター効きはグーンと良くなっていました。さらに、今回、ヒーターコアを熱交換率が良さそうなものと交換しましたので、更に効く様になり、今位の季節では窓を少し開けて走れています。
このヒーター温度向上対策はエアアクチュエーターの配管を工夫して常時MAXにする方法と、スイッチ一個と4方のソレノイドバルブを使って、何時でもMAXと外気導入を切り替える事が出来ます。タバコを吸う桧谷さんには後者の方がお薦めですね。因みに、リアヒーターはヒーターコアがセンタートンネルの中にあるので常時室内循環ですから、フロントに比べてとても暖いです。当然、ヒーターが効くと言う事はエアコンもバッチリです!
日曜日に、松原さんが西武警察的なスカイラインに乗って来ました。当方が若い時には憧れの車の一台でしたので、ツイツイ目を細めて見てしまいます。毎回色々発見があるのですけど、今回は金色に塗られたホィールがカンパニョーロだったと言うことに気が付きました。それもSKYLINEと鋳込んであるので、専用品だったみたいですね。松原さん曰く、センターキャップは作り直したらしいのですけど、見事な出来栄えでした。お見送りをしましたけど、走り去る音はクオ〜オオオオン♪と、とても良い音をしていましたけど、運転している本人には聞こえないんだろうなぁ〜。
NOZAWA-GOは、年末から翼が乗り回したいと言う事で、物分りの良い父親として自宅の車庫に置いてあるため、当方は自分のHUMMERにはここの所余り乗れていません。エアコンユニットも交換して、スタビライザーを付けて乗りたいのですけど、乗るチャンスが殆んどありません。ですから、リアにスタビを追加した後の評価は桧谷さんから聞いているだけで、ウズウズしていましたので、今週はNOZAWA-GOと入れ替えしてもらいました。従って、やっとリアスタビライザーの評価が出来ました。
まず、一般道での直線は然程影響はありませんが、車線変更の時にお釣は少なくハンドルを切ったままと言うか、ハンドルを切った後の応答が向上しています。チョッと速度を上げて交差点を曲がるときも同様でロールが少なくハンドルの応答に遅れがなく車体が確りした感じがします。ここまで応答が良いと車の重さとか、大きさを感じなくなります。
高速道路ですが、まず、インターチェンジのデンデン虫は大抵狙ったラインより内側の方が外に逃げるスペースを取りたいのでツイツイインベタのラインを取りますが、その状態でも狙ったとおりに走れますし、外側のラインでも安心して走れます。入り口では前の車があったので余り速度を上げれませんでしたが、サービスエリアの入り口を速度を落とさずに進入しましたが、減速しながらのコーナーでも、外に出る感じは殆んどありません。インターの出口料金所前は少し上りのコーナなので、アクセルを踏み気味で限界を探りながら走りましたが、タイヤのスキッド音が聞こえ始めても、怖さがない分、車体を配下に置いたまま冷静な状態でいられます。料金所を通過してから加速して出口に突っ込みながら進入して、早めにハンドルを切っても切った分曲がる感じなので、余裕を持ってコーナーに進入できます。次にS字切換がありますが、パーシャルのままクリップポイントを過ぎてからアクセルをグン〜と踏んでも、今まではリアの外が沈んでアンダーになりながら加速していましたが、沈み込みが減った分ドンドン加速しながら思い通りのコースを取る事が出来ました。
高速の進路変更でも違いがハッキリ出ます。お下劣ですけど、短期間での進路変更は今までは不安定になるのですけど、この辺の不安もありません、一般道より高速の方がその違いはハッキリ解ります。嬉しくて色々試して見ましたが、総評は車体重量が軽くなった感じと車体が小さくなった感じがします。キットこれで、サーキットを走ったらもっと違いが出るんでしょうね〜。ガレージから自宅までの短い距離でしたが、楽しくて笑いが止まりません。その内、峠の登りと下りをパドルシフトとスタビで楽しく走ってみたいです。しかし、一体当方は何を目指しているのか自分でも良く解らなくなってきましたけど、やりたい事をやるのは自由だ〜!!!

2011.3.4.    石飛 毅氏

当方はインターネットのブラウザーは googl chromeを使っています。
インターネットエクスプローラーより早いので便利なんですけど、時々変な事がありますが、読み込み速度が早いので一度使い始めると止められません。変な事があると言っても本当に稀なので気にはならないのですけど、昨日送ったあのデフのpdfは画像単体では見る事が出来ますが、画像を動かすことが出来ません。試しにインターネットエクスプローラーで見たら、チャンと3D画像を動かすことが出来ました。試しにiPadで見てみたら、こちらは画像すら見れませんでした。Macではどのようになるのかは今の所不明です。iPadは普段非常に便利に使っているのですが、フラッシュプレーヤーがサポートされていないので、こちらも時々表示が変ですが、お手軽さがそれを上回っています。
iPadも今月末には新型が出るみたいなのですが、この手の物って、ある程度行き着くまでは毎年大きく変化するので、まるで生物の様な気がします。こんなにコロコロ変わると、それに振り回されて趣味で使う分には良いけど、とてもじゃないけど仕事では使えませんね。新し物好きなスカイオートも、結局、Macのエアにしてこの手のPadからは手を引いたみたいです。そうは言っても使い道はチャンとありますので当方は使い続けますけど、昨年、iPadが出た時にあっという間に中国で発売された『フエイク品』の『epad』を現物を持っている友人がいましたので、今借りて触っています。OSはアンドロイドで、端末としてはそれなりに楽しめます。あっという間に出てきた割にはチャンと出来ててビックリしました。開発スピードの速さと成長は当方の想像を遥かに超えています。
一例として上げるなら、数年前には2桁万円だった、HIDのヘッドライトもタブレットPCの様にめまぐるしく発展しています。品質は今まで色々な車に取り付けて見ましたけど、不良もそれなりにありますが、駄目だというほどの率ではないし、ココまで価格が下がってくると不良が出たら買い換えちゃえば良いや。と、思うような価格になっています。そうなると、チョッと前に買った値段はまるでボッタクっていると思われるのが嫌なので、もうHIDは在庫に持つのは止めました。持っているだけで、ドンドン価格が下がるので『使うときに買う。』という方針にしています。当方は趣味ですけど、商売でやっている人達はたまったもんじゃないですね。
LEDのランプも同様です。カーショップに行くと不思議な現象があります。ズラーっと並んだLEDは高輝度だったり広角だったりと色々な種類が出てて、その価格も『高い!』と余り感じなくなりました。しかし、中には何で?と、目玉が飛び出る位高い物もありますが、ヨーク見ると価格的に高くて中々売れずに長期在庫品になってしまったもので、後から出てきた商品の性能が上がり尚且つ価格が下がった新製品に押されて展示中に化石化してしまったお気の毒な商品が殆んどです。もうLEDが高級品と言う時代はおわっちゃいましたね。
昨日、さらに、88ハウスで中国の恐ろしさを感じました。なぜだか88ハウスには色々な在庫品が山積みになっています。車のメッキパーツやホィール、タイヤはあっても余り不思議ではありませんけど、タイヤチェンジャー、コンプレッサー、タイヤキャリア。。。等の設備品やスクーターが沢山並べられています。これらは全てが中国製で価格を聞くと驚きます。中国製だからという気持ちもまだありますけど、殆んどの物はアメリカで販売されているメーカーの物で日本製と比較するとアメリカ基準の物ですが、価格的にアメリカ基準までの品質はあるということです。
価格は4.2tの2柱リフトが国産だと100万円近いのですけど、アメリカから輸入すると20万位だと言うのは聞いた事があります。しかし、この中国製は10万円チョッと。。。。頭を抱えてしまいます。色々な荷物の中で当方が一番興味があったのは、スクーターです。このスクーターの何処に興味を持ったのかと言うと、全てが電動スクーターなのです。大きさ的には50cc125cc250ccの3種類で、価格は250ccクラスでも国産メーカーの50ccスクーターと同じ位です。125ccクラスはその半分で、50ccクラスはもう値段を聞く気になりませんでした。価格の違いは電池の種類で250ccクラスはリチウム電池で125ccはシリコン系だということで、バッテリーが価格を支配しています。ドラゴン製と言うとどうしても品質に問題がありそうですが、この価格なら考えてしまいますね。耐久性、安全性、補修パーツの供給とかチョッと心配ですけど、出来の良さを見る限りでは、侮ってはいけません。

2011.3.3.    石飛 毅氏

昨年、トランスファーオイルの温度が上がっているのに気が付き、オイルクーラーの取り付けを行いましたが、寒い時期になり一般道を走っている限りに於いては温度計の針は殆んど触れていませんので、現在休眠状態です。ATにも温度計とアルミのオイルパンを取り付けてから温度が気になりましたが、こちらも寒い時期になってから気にするような温度にはなっていません。残るデフの温度ですが、温度計の準備は出来ていますけどセンサーの取り付けは済んでいません。まだデフの方までは手が廻っていません。
温度センサーを取り付けるのには、センサーをねじ込むためにタップを切らなくてはなりません。タップは大抵テーパーネジで、入り口より奥が狭いネジで、シールテープや液体ガスケットを塗ってねじ込む事でネジの隙間が普通のネジよりも少なくなって液体が漏れなくなります。従って、ねじ込む部品の厚みがないとシールする長さが足らなくて液体が漏ってしまいます。同様に、オイルクーラーを取り付けるとしたら、取り出し口と戻り口に配管するとき同じようにテーパーネジでジョイントをねじ込みます。
因みに、テーパーネジはサイズの表示が1/8、1/4、3/8等とインチサイズで表示されます。かと言って、日米同じかと言うと、これが微妙に違ってて、ネジのピッチがほんの少し違います。日本では表示は最近変って、オネジがRメネジがRcと変更になりましたが、まだPTと言う呼び方が一般的に使われています。アメリカで使われているテーパーネジの呼び方はNPTと頭にNが付いています。一番馴染みが多いのはタイヤを外す時にスピンドルからCTISのバルブを外しますが、これはNPT1/4です。
一般的にHUMMERの場合はNPTが使われていますが、一応、何か取り付けるときはシール剤を塗る前に手で回してねじ込み具合を確かめてから装着をするようにしています。ネジの規格が違う場合は数回ねじ込んだ途端にねじ込めなくなりますので違いは解ります。
話は戻りまして、オイルクーラーや温度センサーを付けるに当たって、オリジナルのデフカバーは鉄板で出来ているため、テーパーネジを切るには板厚が足りません。そこで、温度センサーだけならばデフの本体側にテーパーネジを切って取り付ければ済むのですけど、オイルクーラーの取り付けとなると抜き出しの位置の問題とか色々あってデフのカバーに取り付けるのがセオリーだと思います。そこで、大抵のアメリカ車用のデフカバーが売られているので、HUMMERで使われているダナ用のデフカバーを探しましたが、合う物が中々探せません。アメリカでデフカバーが売られている主な理由は、オイルの増量、冷却、オフロードでヒットした時に潰れないよな堅牢性、メカニカルデフロックのブラケット併用、そして、美観アップと、多くの目的別の物が販売されています。これだけ、目的に応じた多種のデフカーバーがあるのでカッコイイデフカバーがあると思ったのですけどHUMMER用のはどのカテゴリーの物もありません。せめて材質的に板厚が取れるアルミであればどんな物でも良いと思ったのですけど、全くありません。
色々、サードパーティの部品を探すのが上手いブルーハマーにも友野サンが問い合わせましたけど、返答は『無い』でした。そこで、仕事柄アルミの鋳物の設計は時々やりますので、試しに作ってみようかと、友野さんに話をしたらノリノリでしたが、時間がなくてやっと設計を始めました。こんな物を設計しても、実際作ると欲しがるのは、松原、友野そして当方の変わり者位しか欲しがらないので個数は見込めません。しかし、切削加工というのは塊から削り出しをするため、加工時間も長くなるし、2kg程度の製品に仕上げるために使う材料も概算で6kg弱なので殆んどがゴミになってしまいます。
更に、図面を書いているうちに気が付いたのですが、切削加工では表せない微妙な角度とか形状とかがないと美的品質が上がらないので、切削は諦めて鋳物にして図面を書いてみました。これが、ファースト案で、後輩に2Dから3Dにしてもらいました。HPに上手く乗せることが出来ると良いのですが、もし見る事が出来たら、画面を左クリックしてから、ドラッグすると動かすことが出来ます。構造的には、アルミの鋳物で、一番上の部分と円周方向と、フランジ面、ネジの首下が当たる部分は機械加工をします。オイルの注入口は全てに加工しますが、オイルの取り出しやセンサーの付く部分はガイドの凹みだけにして、使うときに穴加工をするようにしました。まだ、寸法的に詰めなくてはならない部分がありますが、デフとの当たり面には通常液体ガスケットを使いますが、上手く設計するとゴムパッキンを使ってシールが出来るかもしれません。

デフカバー.pdf

 2011年2月