2011年3月  HUMMER ESSAY 2011年4月      

2011.4.26.    石飛 毅氏

第5回 HOCJ関西ミーティング開催のお知らせ

東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
4月に予定されていた#22 Nasu Meeting は 諸般の事情にて延期となりましたが、関西から元気を発信!ということで例年より少し早めに関西ミーティングを開催します。
クラブメンバーさんのご協力、遠方からの参加で回を重ねるごとに参加台数も増加している関西ミーティングも、早や5回目を迎えることとなりました。今年は遠方からの参加者様からのご要望により2日間の日程で行います。
昨年に引き続き、HUMMER OWNERS CLUB JAPANの第4回関西ミーティングを下記の日程で行うこととなりましたので、ご案内させていただきます。急なお知らせで申し訳ありませんが、ご都合を調整して頂き、ご参加いただければと思います。ミーティングは今回も前回と同様、琵琶湖のヤンマーマリーナさんで行います。 これまでと同様に「まったり・ノンビリ」ミーティングです。開催場所の駐車エリアの確保の都合上、事前に「ミーティングに参加するよ!メール」 h1meeting?highest-one.com (迷惑メール除けのため?を@に入れ替えて送信願います。)をください。メールには お名前・車種・人数・参加日・都道府県の記載をお願いします。 土曜日の宿泊場所は基本的に各自で準備してください。

開催日:
2011年5月28日(土)・29日(日)※雨天決行
開催時間:9:00〜16:00(開門は8:30です。集まりだしたらそれが開始)

会費:
昼食やバーベキュー等で徴収来るかもしれません。
昼食:原則としてヤンマーマリーナさんのレストランを利用願います。
※ 事前参加メールには必ずお名前、車種、都道府県、参加人数をお知らせください。 駐車場所の確保やノベルティグッズ等の段取りに毎回苦労していますのでご協力をお願いします。
※ 那須でのミーティングと同様に適当に集合⇒歓談⇒解散です。
※ 開催場所のヤンマーマリーナさんのご好意で施設の一部を利用させていただきます。マナーを守ってください。
※ 炎天下や悪天候も予想されますので暑さ対策は各自お願いします。
※ 渋滞が予想されます。出発はお早めに。駐車場は8:30開門です。
※ 当日はヤンマーさんが別のイベントを予定されています。確保のため参加予定のかたは事前にメールにご協力お願いいたします。

場所:ヤンマーマリーナ
〒524-0102 滋賀県守山市水保町1380 琵琶湖湖畔のオシャレなマリーナです。http://www.yanmarmarina.com/
交通:大阪/京都方面より 名神高速「京都東インター」または湖西道路「真野インター」より琵琶湖大橋経由約10分

麻生弘文



朝の通勤では何時も歩行者と自転車には注意しています。特に地元の場合は当方は駅と反対に向うため対向してくる歩行者と自転車と沢山すれ違います。また、義父が商売をずーっとやっていましたので、知人や顔見知りも多いのでお下品な事をしてしまうと世間体がありますので、特に注意しています。本日も通勤の途中に、細心の注意を払ってほぼ徐行をしていましたけど、道路の両側に歩行者がいて、行き場がなく一旦停止。すこし動いて何時も自転車が飛び出てくるT字路で、カーブミラーに黒い映像が見えたのでまた停止した所、やり過ごそうと思ったら、そのまま自転車が向ってくるので「来るな〜!」と思ったのですけど、そのまま激突。おそらく自転車の方は当方の車を避けようにも人がいて人を避けたのかも知れません。
ほぼ朝一番の出来事ですから、面倒だな〜と思ったので、相手が自転車なのでもし傷が軽かったらそのままでも良いかなぁ〜と思って、とりあえず交通の邪魔になるので、バックするとタイヤが何かに擦れる音で小傷では済まない事に気が付きました。相手の方は体力のありそうな方で、ほぼ直線的に当たったためか転倒もしていません。恐らく当方が動いていたらフロントガラスに突っ込むか更に速度が出ていたら跳ね飛ばしていたかもと思うと、チョッと血が上りそうでしたけど、相手の方はチョッと驚いた様子でしたが、毅然として、「申し訳けありません。」と頭を下げてから「警察に電話します。」と言い直ちに連絡をしてくれたので、当方はekワゴンの様子を見ると、タイヤだと直ぐに解る跡が縦一に凹んでいました。思いのほか凹んでいたので相手の自転車を見るとリムが曲がっていました。バンパーとリムが衝撃を吸収してくれたみたいです。さらに驚いた事にはバンパー以外には全く損傷がないことです。ライトに擦り傷もありません。
警察に連絡した後に相手の方は直ぐに当方に断りを入れて保険会社に電話をしていました。警察が来る前に名刺を頂きたい旨を言うと「こんな事のご縁で名刺交換するというのは不甲斐ないで申し訳ない」と言いながら名刺を受け取ると、学校の先生でした。流石聖職にある方はチャンとしていると関心しましたので、当方の血圧が上がる余地なし。とりあえず警察の方は物損なので、事故証明は出すけど、これ以上の事は行なわないで帰りますけど宜しいですか?と言うので、確かにこれ以上何もすることはないので警察には帰って貰い、相手の方から保険屋さんの連絡先と証券番号を控えるように言われて、それを書きとめてお別れしました。
ekワゴンの方はアカデミックに凹んでタイヤが当たるので、そのまま馴染みの修理屋に持ち込み、とりあえず、タイヤが当たらないようにしてもらいました。樹脂のバンパーの裏には殆ど補強はなくインナーフェンダーを外すとバンパーの裏に手が入りました。バールで押しましたが、山部分が凹んで折れ曲がっているので裏から押しただけでは元には戻らず、ジャッキでフロントを上げてヒートガンで暖めながら熟練の方がハンマーの柄を使って遠目には何事も無かったようにしてくれましたけど、今日はekワゴンにはツキがないと思って愚息のHUMMERに乗り換えて1時間遅れで出勤しました。その後、保険屋さんから連絡もあり、色々聞かれたのですけど、そのまま当方の都合で修理してくださいと言われましたので、GW中は使わないので休みになったら入庫します。
会社に着くと、数名が支援物資を持って来てくれました。キックボード、プラレール、レゴ、ぬいぐるみは子供が喜びそうです。小林さんからも支援物資の準備をしてあるというので小林さんの家に取りに行ってきました。子供達も被災地に持っていくのを知っているので助け合いと言うのが解っているので、何時もと違ってHUMMERへの積み込みを一生懸命手伝ってくれて、チョッと嬉しかったです。ココまで話が広がってしまったからには責任を持って被災地に届けます!
自宅に帰ると、大好きなバームクーヘンがあるので、奥さんが気を聞かせたのかと思ったら、朝の自転車の方が「保険屋さんが失礼な事があったら言ってください。」という言葉を添えて持って来てくれたそうです。世の中、ヤッパリちゃんとしている人っているんですね〜。

2011.4.25.    石飛 毅氏

日曜日は、浜本さんが支援物資第二段を持ってきてくれたので、狭山ハウジングに集まった支援物資を浜本さんのハイエースに載せて、スカイオート集積センターに移動。
既にスカイオート集積センターは先日の3倍ほどの山が出来てて、余りにも多いので身動きが取れません。そのまま浜本さんと何時もの桧谷さん、そして、そんな積りじゃなかった浅井さんも加わって仕分け作業を開始。男性ズボン、男性衣料、女性衣料、子供衣料、幼児衣料、マタニティー衣料、サニタリー用品、靴、寝間着、カバン、文房具、おもちゃ、本、縫いぐるみ。。。分類だけでも大変ですけど、皆さんの誠意のありがた味を感じると元気が出ます。(なんチャって)。更に、スカイオートからは軽トラック、浅井さんのつてで軽乗用車まで集まり、個人で行っている災害地支援の度を越えています。こんなに沢山の予想を上回る物資が集まるとは想定していませんでしたので、現地への輸送手段も大幅に変更で、メインの荷物は大型のトラック2台を準備していました。
仕分けが一段楽した後、当方は浅井さんのシルバラードで、千葉県の八千代市まで軽自動車の引き取りに向かい、スカイオートは桧谷さんと一緒にトラックの引き取りに出かけました。貰える軽自動車という事で余り期待していませんでしたが、これです!と言われてみるとスズキのアルト(多分)で埃こそ被っていましたけど、大きな傷もなくマダマダ普通に乗れる車でした。当方は軽自動車になれていますから良く解るのですけど、エンジンの調子も良く2速はストレスなく85Km/hまで伸びます。この手の軽は軽量なので思いのほか軽快です。キット被災地で喜ばれるでしょうね〜。。。
あくまでも予定ですけど、最終の仕分けを29日に終わらせて高速道路の割引の都合上、夕方前までには出発し、途中で大休憩を取って30日の朝には現地に入ります。その後、現地に2泊して配布を行い、2日の明るい時間には帰ってくる予定です。当方は、今回メンバーでは数少ない大型免許を持っているので、この予定通りなんですけど、桧谷さんはそのまま海岸線を巡ってから帰ってくるみたいです。

NOZAWA-GOのタイヤとホィールの交換作業中に4個あるCTISのクイックコネクターの内、一個が怪しかったのですけど、そのまま装着。2日で完全にタイヤがペチャンコになるので、翼が乗る度にコンプレッサーを起動していましたので、重い腰を上げてクイックリリースバルブを交換しました。CTISの空気漏れの一番多いのは、このバルブとメーターの配管で、その次にスピンドルのシールです。CTISのバルブが駄目になるとリリースバルブを切った状態(手前に飛び出させた状態)でバルブを上下左右に動かした時に、プシュ位なら大丈夫ですけど、シューという音がしたら内部のOリングにヘタリが出ていますので、スローリークの原因と考えられます。
このCTISのバルブは内部に数個のOリングを使っていますが動くところではないので、摩耗というよりも変形と乾燥した状態で動かす事が原因でシール性能が劣化していると思います。クイックリリースバルブ漏れた場合は、殆んどの場合、交換になるのですけど、困った事に価格が物の割には高価なことです。販売先によって価格は色々でしょうけど、押しなべて何処で買っても高価です。それは、我々日本のオーナーにだけではなく、原産地のアメリカでも同じらしく、これのサードパーティ版が出始めて、友野サンが早々に輸入したので、テストしようと思って取り合えず一個だけ購入ましたので、以前に製品紹介はしましたけど、まだ使っていませんでした。
友野さんの話では、オリジナルより価格が安いので、既に2桁台数の国内HUMMER用には出荷しているみたいですが、当然ですけど問題は出ていないようです。チョッと遅れましたけど、取り付けを行ないましたのでレポートします。まず、部品の構成はチャックのオスメス、エアバルブ、ホース継ぎ手をTジョイントにねじ込んだ物で、全て市販の物です。従ってオリジナルの基本に非分解の物とは異なり、不具合が出た場合は単品で交換は可能です。それと、チャック部分を抜いた時には、両方ともエアシールが出来るので、反対側を気にしないで外す事が出来ます。また、これのためのシールは非分解ですけど、一番漏れる原因のオスメスを勘合した時のシールをするOリングは見える場所にあるので、容易に交換が出来ます。
元々NOZAWA-GOは全くエア漏れをしていないという訳ではなく、時々スッカリ抜ける事があったり、全然大丈夫な時もありました。要するに気まぐれなんでしたが、抜けない時の方が圧倒的に多かったのと、ノーマルホィールにはランフラットが入っていましたので、ビード落ちもありませんし、タイヤの空気を入れる時間も短かったのでツイツイ放置していました。今回、タイヤ交換時にチューブを変えたり、外したり色々触っているうちに、取り付けの時にリーク音が大きくなっていたのですけど、手であおって馴染ませると音がしなくなったのですけど、車庫に置く度に毎回スッカリ抜けるようになってしまった。ランフラットも入っていませんので、ビードが落ちても困ります。ランフラットがない分、容積が増えたため、元の空気圧に戻すまでは結構な時間が掛かります。今回交換の決定的な理由は、翼には車庫に停めて置くときには、クイックリリースを抜いておけとキツク言っても馬耳東風で、毎回ONにしたままでそのくせ、『エアが抜ける抜ける』と言う事を全く聞かない癖に文句ばっかりは一人前に言うので、『抜ける』という言葉に敏感なお父さんは根負けして遂に交換しました。交換前は4時間程で前後のゲージの指針は目視で差が解りましたけど、交換後は半日経っても全く同じ位置にありますので、恐らく修理完了だと思います。
オリジナルは非分解と書きましたが、内部のOリングをやる気になれば交換は出来ます。でも、コツが要るのと構造的に茶筒と同じように嵌めあい勘合になる事とオリジナルはまたその内漏れる可能性があるので、オリジナルに拘らないのであれば、このタイプとの交換をお薦めします。因みに、友野さんから入手した場合は、仮組みなので、全てのテーパーネジにはシール剤またはシールテープを巻いてから使ってください。それと、オリジナルよりもチューブ側が長いので、オリジナルを外した場合ジョイントの中で広がってしまった部分を少しカットして、そのままチューブを使えます。しかし、長期間使っている場合はチューブの交換もお薦めします。

2011.4.24.-2    石飛 毅氏

HUMMERのエアインテークはキノコというかトイレの煙突の様な独特な形をしています。
これは軍用トラックにも使われてて、砂埃の多い所でフロントタイヤが巻き上げた粉塵を出来るだけ吸い込まないように、普通ボンネットの中にあるエアの入り口を出来るだけ高い位置にしています。更に、渡河時に水を吸い来ないためにも出きるだけ高い位置にエアインテークを設けるために都合の良い位置に取り付いています。
TOMONO-GOを始め、インテークを高く上げているHUMMERを時々見かけますが、煙突の先っぽはオリジナルの物から少し大きな物に交換しています。これはCENTRI PRECLEANRS http://www.centriprecleaner.com/index-2.html で、中身は一応大きなゴミを落とす機能があります。キノコの下から入ったエアはベーンが風向きを変えて中のインペラーをぐるぐる回して、大きなゴミをキノコの横に空いた溝から排出する事になっています。本当に出るかどうかは解りませんけど、サイズ選定をする計算式もHPの中にありますので、一応計算されているみたいです。
このキノコは、当方がHUMMERを購入した時から純正でも、アフターマーケットでもほぼ同じものが販売されていましたが、当方は煙突を伸ばすのが趣味ではなかったので、装着に興味はありませんでした。ショートの物もありましたけど、ショートの場合は助手席の前にキノコがあると前方視界が悪くなるので、装着を見送っていました。しかし、随分前に松原さんがこのキノコをオーバストックしたときにキノコを頂きました。しかし、キノコをHUMMERにはダイレクトには取り付ける事が出来ません。車体側の取り付け部分の直径とキノコの直径は異なっており、HUMMER用として買うとアダプターが付いてきます。このアダプターの長さでロング、ショートが普通売られていますけど、TOMONO-GOの場合、スーパーロング(特注)が付いているし、助手席前が邪魔になるので、横っちょに曲がっている物も今ではあります。
そんな訳で、キノコの取り付けはアダプターがないのでスッカリ忘れていたのですけど、チョッと前にALPHAは今までのエアインテークの形状が変わってて、松原さんのALPHAで確認したら、オリジナルより空気の取り入れ口の開口部が大きくなっていました。これは、排気量と最高エンジン回転と、ハイブーストに対応した変更で、オリジナルでは容量が足らないからでしょう。さらにエアクリーナーも、毒キノコタイプに変わっていました。エアクリーナーは純正では中々採用されていませんので、オリジナルでは吸入抵抗が大きすぎたため、変更されたと思われます。
そこで、当方の場合はエアクリーナーは湿式のK&Nに交換しているので吸入抵抗は減っているのでエアインテークをキノコに換えて吸入抵抗を減らそうと思っていましたけど、アダプターを作るのが面倒で、また、スッカリ忘れていました。所が先日、TOMONO-GOを工藤さんの倉庫に収納した時に、工藤さんが倉庫にしまってあったキノコセット(アダプター付き)を『使います?』といって差し出してくれた時、一気に記憶が戻り『使います。』と即答してゲット。現物は、キノコ部分のアルマイトが痛んでいましたけど、当方はキノコは新品を持っていますので、問題はありません。
しかし、キノコの取り付けは先書の様に、問題があるので、オリジナルのキノコを外した後、大キノコを載せて、助手席に座って見ると然程視界に影響がないので、できるだけ低い位置に取り付くようにすれば問題はありません。アダプターをチェックすると結構ローダウンする余地がタップリあるので、『もうこれ以上短く出来ない。』まで、カットしました。更に、大キノコの方にもローダウン台が残っていたので、こちらもカット。カットした後は取り付けがホースバンドなので、締め込み用のスリットも入れました。
キノコは新品を付けるつもりですけど、余り目立たない方がいいので、ボディと同色にすれば余り目立たないと思い、とりあえす頂いた方のキノコの表面を荒削り、耐水ペーパーで研いで、コンパウンドで磨いて、ピカピカにしてから取り付けて見ましたが、これでは柳本さんのと同じになってしまいます。最も柳本さんのはメッキですからメンテナンスも楽チンですけど、このままだと直に曇ってしまいます。そこで、とりあえず、ボディ色はスプレーだと色が合わないので松原さんのALPHAの様な黒のメタリックで塗装。一応クリーアも塗りました。
このままでは、何か物足りなくなったので、色々考えているうちにシュノーケルと言えば、子供の頃に大好きでプラモデルも作った事がある『サブマリン707』のシュノーケルのシャークフェイスを思い出してデザインをネットで捜しだして、カッティングシートで作製。とりあえず赤が無いので、白だけで作って貼り付けたらチョッと満足。その内、口の中を赤にします。と、思ってステッカーを貼ったら、曲がったので、貼り直そうと思って剥がしたら、塗装も剥がれちゃいました。。。ヤッパリ、アルミにはミッチャクロンを塗らないと駄目ですねぇ〜。またやり直しです。
707のデザインを探している時に解ったのですけど、このシュノーケルにシャークフェイスを書くというのは、実際に海上自衛隊の潜水艦でやってたのを見て作者の小沢さんが、707にも書いたそうです。そういえば、工藤さんがこんな感じのパーカーを着ていたのを思い出しました。

2011.4.24.    石飛 毅氏

桧谷サンのブログを見て感じたのですけど、毎年、当方も桜が咲くと『さくらウォッチ』していましたけど、今年は勤務先の移転もあったので今まで定点観測した桜ともお別れしたのも影響してか殆ど見ていませんでした。新しい勤務先のも立派な桜の木がありますので、『咲いたなぁ〜』と思った程度で、全く心が踊らないうちに花が落ちてしまいました。
所が、会社には桜の木が沢山あるのですけど、何故か少し離れたグランドの端にある桜は他の桜が散った後でも花が咲かないのです。不思議に思い桜じゃないのかと思っていたところ、先週の頭に片方が突然咲き出し、以前からココの事業所にいる方から、アレは『松前桜』で、もう退職している方が松前藩の末裔だったそうで、松前の教育委員会から頂いたそうです。所が、もう一本の桜は一向に咲かないで葉っぱが目立って、いったいどうしたのかと思ったら、葉っぱだと思っていたら薄い黄色い花が咲いていました。これは御衣黄(ギョイコウ)という桜で、昔は黄桜とも呼ばれていたそうです。この他にも、会社には今八重桜とかハナミズキの花が咲いてて癒されます。
被災地への救援物資はドンドン集まっています。一成さんからも、『送ったよ〜』と連絡がありましたし、オオエのブログには山のようなオモチャを送ると書いてありました。狭山ハウジングにも沢山集まっています。金曜日は会社のスタッフや上司も沢山協力してくれた物資をガレージに運びストックしました。土曜日の朝、物音で起きると上口さん親子が荷物一杯もトラックで来ガレージ。お知り合いの保育園が事情で廃園する事が決まり、保育園での遊具や、衣料品など大量に頂いてきたそうです。そのままスカイオートに持ち込んでもらいましたが、その後のスカイオートからの連絡では『保育園が始められる』と言ってました。本日もスカイオートには沢山人が集まり、荷物の仕分けや整理をしているそうなので、明日はガレージのストックと狭山ハウジングの物資を運びながら当方も手伝いに行きます。

2011.4.21.    石飛 毅氏

被災地に送る救援物資は着実に集まっているようです。
殆んどはスカイオートに送ってもらっているのですが、当方のところにも引き続き集まっています。決して沢山ではなくても結構ですから、25日を目処に宜しくお願いします。
先日取り付けた、BANKSのスピードブレーキ+iQコンピューターですが、本来の機能を全て出し切れていませんのでチョッと不満です。実際はシフトインジケーターが出るだけで十分だと思っていたのですけど、ディスプレーに赤いマークが出ているのは余り気分のいいものではありません。元々、当方のコンバージョンは初期のシステムなので、その後に行った柳本さんのコンバージョンと比べるとバックグラウンドでは色々進化しています。その中で機能的に目立つのは、オートクルーズです。DULAMAXのオートクルーズはPCMで管理されていますので、キャンセル用のブレーキの配線もされています。当方のHUMMERにはこの部分が省略されていますので、TECH2に接続してブレーキを踏んでも表示が変わりません。
オートクルーズ自体は全く使いませんので、無くても問題ありませんけど、今回取り付けたシステムの半分を占めるスピードブレーキのシステムは全く使わないことになります。そのためか、iQのディスプレーに表示されるメーターの種類も工藤さんのシルバラードに取り付けたときの表示項目が減っています。iQに表示される項目は、PXLの様に診断用のカプラーから取り出すのではなく、カプラーからは電源だけの取り出しでスピードブレーキのシステムが、ランのケーブルからGMハイスピードランの信号を取り込んで表示させています。ややっこしい話ですけど、PLXやTECH2で表示できる内容がiQでは表示できないというのが問題で、もう一つはスピードブレーキのシステムが使えないと言うことです。
そこで、もう一度この辺りの配線を行なう事で復活というかバージョンアップできたらいいのではないかと思い、思い切って全てのエンジン、ミッションコントロールの配線を確認したくなり、思い切ってハーネスを解いて、どのラインが何処に行っているのか、どのラインが接続されていないのか調査をする事にしました。一応、エンジンとミッションを流用したドナーである2006年式のシルバラードのマニュアルはあるので、最後はどうにかなると思い、そこから先は勢いで配線をバラバラにしました。 
GMのマニュアルは、HUMMERのマニュアルと異なり、全ての配線が一枚に書かれていませんで、それぞれのパートに分かれています。例えばブレーキスイッチの場合、ブレーキを踏まない時にONになる接点とOFFになる接点があり、それが別々のページに書かれています。従って発見した配線だけを行っても全てが完結する事にはならないのが問題です。更に、最近の車両は12Vだけではなく5Vを使っている信号もありますし、マニュアルシフトアップダウン信号のように12Vを使っても一本の配線を使って、その間に抵抗を並べてその抵抗値を変えることで電流を変化させてPCM内部に比較回路があって変化量をみる物もあります。従って、これらの信号線の電圧、信号形態等がわからないと解決できません。
さらに、シルバラードは省配線のため車体各所にCPU回路があってそれらがランで繋がっています。例えば、速度計とタコメーターの信号は直接ですけど燃料ゲージとか、油圧、水温等のデーターはメーター内にCPUが積んであって、それらのデーターはランで送られているために個別に配線されていません。これらの内容を知らないと、問題がある場合も一筋縄では解決できません。
そこで、現状把握のために行ったことはPCM、ECMの全ての配線の拾い出しを行ない、一体何が配線されてて何が配線されていないのかのチェックを行なう事にしました。これで、少しは進展があるはずです。ここで、困ったのは、その数の多さです。メモを取りながらテスターであたって、ゴチョゴチョやるのですけど、記憶力と体力の両方が要求されるので、緊張が切れたり間を置くと忘れてしまいますので、結局、真夜中まで作業は続いてしまいました。途中で502の作業をしていたヒロシ君にも手伝って貰い、どうにか配線作業は終わらせる事が出来ましたけど、結果は。。。作業前と同じでメーターの数は増えませんので失敗。
もう一度、回路図の見直しをしますけど、今度、柳本さんのHUMMERに取り付けたときに再確認してみます。配線の整理をした序に、それ以外の電気周りの配線ももう一度整理しました。室内はジャンクションボックスからプラスとマイナスを太い線で引き込んで、大きなリレーを使ってACCを作り、端子台から色々なおもちゃの配線を引き回しています。室外のフォグランプ4個、HIDヘッドランプ、ホーン、エンジンコントロール用電源、オイルクーラーポンプ電源等の電装品はジャンクションボックスからリレーまでの電源をプラスとマイナスから引いています。所が、当方の年式のジャンクションボックスはプラスとマイナスの両方とも一本しかなく、端子が放射状になってて、もう殆んどスペースがありません。また位置もエンジンルームのチョッと奥なので、作業性も最悪です。
そこで、以前、マイナス側にはジャンクションボックスを追加しましたが、今回も装備の追加でイヨイヨプラス側も接続が難しくなりましたので、こちら側も追加しました。この端子台はモールドされた樹脂の中で繋がっているため、一箇所に電線を引き込むと全てが同位になる端子台で、高年式のHUMMERに使っているのと同じ物です。高年式のHUMMERの場合は、プラス電源の取り出しは案外取り出しやすいので便利ですけど、マイナス側はスタッドが一本なのと、そのアースポイントの構造が悪くて壊れます。これは、取り付いている位置が悪くてさび付いてしまい、ナットが緩まなくなるため、無理やり回すとベースごと破壊するケースが良くありますので、壊れたら諦めて交換した方がいいです。

2011.4.19.    石飛 毅氏

スカイオートから、当クラブ関連の方々から徐々に被災地向けの支援物資が集まり始めていると報告がありました。
現在、浅井さん、野澤さん、友野さん、大村さん、福井さんからの荷物は無事届いています。ガレージからは、浜本さん、狭山ハウジングさん、当方の勤務先から集まった物資は全てスカイオートに運び込んであります。ディ・アゴスチーニのHUMMER編集をされているテックデザインさんからは、支援物資輸送経費のカンパを頂きました。スカイオートも忙しいので、個別に受け取り完了の連絡をする時間がありませんが発送伝票は保管していますので、後日改めてお礼の連絡等を行います。
受け取った荷物は一応簡単に中身を確認して、大分類を行っていますが、『なるほど!』と思うものから、?な物とかバライティーに飛んでいますが、どれも皆さんの暖かい気持ちを感じるそうです。現地からはこれから熱くなるのでTシャツが必要になると連絡を受けましたが、浅井さんは仕事柄、早速にTシャツを大量に準備してくれたそうです。今、集めているのは物資もですが、輸送用のダンボールが足らないという事でホームセンターに買いに行ったら、案外高いので出来るだけ出費を抑えるためにダンボール探しをしていました所、狭山ハウジングさんがまとまった量のダンボールを探してくれたので、一安心ですが、マダマダ必要かもしれません。
スカイオートと昨晩打ち合わせした時点では、28日の夜から29日一杯で仕分けを行ない、29日の夜か30日の朝に出発して、現地に到着後、現地スタッフと一緒に余り物資の行き渡っていない避難所とか孤立している個人にお渡しして、数日ボランティアをして帰って来る予定だそうです。『アレだけの荷物だと輸送手段も色々考えないと駄目だね。』と頑張る様に励ましたところ、『あれ?行かないんですか?』と言いながらチョッと驚かれました。当方としては、10連休なので休みの前半に行う『仕分け』のお手伝いはするつもりだったのと、今後、何回か行う支援のうち一回ぐらいは現地に行ってもいいとは思ってましたので、シドロモドロ。
正直な所、先日、スカイオートと桧谷さんが現地に支援物資を運んだ事自体当方にはとても出来るようなことではありませんし、2人とも本当に偉いと思っています。被災地の方々は本当にお気の毒だとは思っていますので、一番簡単な募金とかは自分の出来る範囲で目一杯までは行ないましたので、これで簡便して下さい的な事で済ませていました。それ以外は通常の経済活動をする事が支援の一つとか言いながら、これ以上は余り積極的に行動する積もりはなかったのですけど、マサボボが福島に行ったのを筆頭に、浅井さんが旭町に数回、そして、スカイオートが釜石に行ってまた行くという事を聞いているうちに段々募金だけでは肩身が狭くなって来ました。そこで、せめてスカイオートが持って行く荷物を少しは揃えようと思い、余り乗り気ではなく物集めを始めたら各方面からドンドン声が掛かり、かなり本格的になってきてしまい、生半可な気持ちでは済まなくなりフンドシを締め直して本気で支援活動を始めた所でしたが、こんな本格的な支援活動の最初から終わりまでの覚悟まではありませんから、シドロモドロになってしまいました。解りやすく言うと『乗り』ですから、主体的にやっている訳ではないのに何時の間にか引き込まれているという何時ものパターンに落ち込んでいるのがこの時点で自覚しました。
色々ニュースで見る限り、現地は瓦礫の山で埃だらけだし、下水処理は不十分で、ため池状態の海水が段々腐ってきて悪臭が漂っている等と劣悪な環境の話を聞くと、お坊ちゃま育ちの当方は(本音:そんな所には行きたくないよ〜)足手まといになりそうな感じがしたので、現地が落ち着くまでの活動は若い人に任せた方がいい(本音:他人に押し付けよう)と思っています。それに、こんな一番山場で大変な時に行くチャレンジ精神(本音:遠すぎる)もありませんので、役に立たないだろう?とネガティブな意見をスカイオートに告げると、行けば絶対に何かの役に立つし、話し相手になるだけでもいいと言うし、自分たちの食べ物ももって行くし、寝る所も用意して行くので現地には迷惑を余り掛けないですみます。と、お膳立ては出来ている様な事をいうので、もう逃げられないので連休は東北で過ごす事が確定しました。次に怖いのは、現地に行ったら変な正義感が出て帰れなくなる事です。

2011.4.18.    石飛 毅氏

呼びかけにさっそく、浜本さんが反応してくれて、大量の物資が持ち込まれました。
職業柄スコップが山盛りに一輪車まで入っています。この他に、本、カバン、エコバックと生活に必要な物資が余りにも大量だったのと、NOZAWA-GO用ホィールの塗装が上がったので、タイヤを組んでもらうために、狭山ハウジングにトラックを借りてスカイオートに運びました。
スカイオートは、元スケードボードパークだった倉庫に一旦集めて、現地で仕分けするのは大変なので、ココで仕分けをする作戦です。既に沢山の物資が既に集まってて感動しました。どんなものが集まっているのか見せて頂きましたが、歯ブラシや紙おむつの生活消耗品から、長靴、衣類等の生活必需品、本、オモチャなどの娯楽品と多岐に渡っていました。一応、4月25日までに届けて貰って、その後、仕分けを行い、ゴールデンウィーク中に持っていく予定ですが、まだ日程的には流動的な部分もありますが、一応、協力いただける方は25日を目途にお願いいたします。
さて、NOZAWA−GOのホィールですが、H2のホィールにセンターボアの拡大とCTISの配管用の穴を開た後、工業製品の塗装屋さんにお願いして、半艶の黒で焼付塗装して貰いました。これにCTISの配管を行い、CTISプレートのステッカーを作製して持ち込みました。タイヤは福井さんが40インチと交換した時に取り外したMTRを頂けましたので、これを組んでもらいました。
NOZAWA-GOが来た時から欲しかったタイヤとホィールが入り、翼は大満足。交換後、晩御飯を食べるために、先ず『つくし』まで試乗した感想は、乗り心地が良くなったのと良く転がる様になった様です。元々、GS-Aなので、騒音は大きくなかったのですが走行抵抗が小さくなったためか惰性で走る距離が伸びたので、ブレーキ感覚が少し変わった様です。一番のメリットはランフラットがなくなったのでタイヤ+ホィール重量の減量でバネ下荷重が減った事だと思います。恐らく燃費向上も期待できるでしょう。
震災後、2回目の『つくし』ですが、お客さんは沢山入っていました。今日は息子さん(つくし君)のお誕生日だったので、キャンペーンで蟹が激安でした。活蟹なので、お刺身で頂きました。甘くてとても美味しくて、とても幸せになれました。
先日、スカイオートと一緒に被災地に救援物資を運んだ桧谷サンも来てて、大変なタスクをこなした事に労いをした後、HUMMERを見せて貰いましたが、汚れた車体を見るとまるでスキー帰りの様に車体には細かい砂粒がアチラコチラに付いていましたが、一番困ったのはルーフラックに軽油を入れたポリタンクを積んでいったのですが、これがダラダラ洩れて軽油のシャワーを浴びた跡で悲惨な状況になっていました。本人はあんまり気にしていない様でしたけど、『明日、洗う』そうです。

2011.4.16.    石飛 毅氏

本日、スカイオートからTOMONO-GOを工藤さんの資材を置いている倉庫に移動してもらいました。
久々に見るTOMONO-GOはドアを開けるとLEDが至る所に付いていますから、眩しい〜ぃ〜!!暫くはココに鎮座させて頂きます。
TOMONO-GOを収納した後、3人で美味しいカレーを食べに出かけました。工藤さんの倉庫は仕事先から10分位の所で、当方の通勤路から少し入った所なので、『美味しいカレー』が近所にあるというのは耳寄りな情報ですから、ワクワクします。到着したレストランは当方の通勤路で、今まで全く気にしていなかったレストランでした。全員お勧めのカツカレーを頂きましたが、食いしん坊の工藤さんのお薦めはハズレなしでした。
3人での会話は、当然、先日スカイオートが支援に行った被災地の話になってしまい、詳細を聞いてきました。お米が2t近くあるので、人が良くて断れない桧谷サンと2台のHUMMERで出かけたそうです。現地の酷さはスカイオートの話で聞いているだけで伝わりますが、散々喋ってもあの現実を言い尽くせないので、『実際に見たほうが良いですよ。』と語っていました。実際、野次馬化している人も多いそうですけど、アレを見てしまうと普通の人ならそんな自分の行為を恥じる様な悲惨さだそうです。現地の人も、テレビとか雑誌などの報道では表しきれない被災地を例え野次馬でも見てもらいたいと、思う気持ちの方が強い様です。
スカイオートは売名行為とかギセンと言われようが、現地にカップヌードル一つでも持って行かないで避難するのが一番サイテーだと言ってました。それを聞いた当方も、赤十字には結構頑張った額を寄付しましたけど、何もやっていないので、ギクッ!とした一人です。実は、スカイオートは、お米の他に、どうかな〜と思って、古着や、多少匂いが付いてた縫いぐるみを持って行ったそうですけど、出した途端にドンドンなくなったりする様を見て、着の身着のままで逃げてきた人達は何もないのですから、当たり前の事ですが、気の毒になりすぎて、つい自分が着ていった上着まで置いて帰ってきたようです。
そこで、スカイオートには当方が出来る事はないかと聞いた所、被災者は赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢層なので、何でも良いから衣類は喜ばれるみたいです。報道では、新品じゃなきゃ駄目だとかちゃんと洗濯していないと駄目だとか言いますけど、脱ぎ捨てた様な物でなければ、タンスの肥やしになっていたり、流行から外れて着なくなったりとか、デブになって着れなくなった普通の物なら何でも喜ばれる様です。
沢山の方がいますので、価値観もバラバラですからストライクゾーンはとても広いし、着飾るというよりも清潔で暖かく出来る事のほうがどれだけ重要かと言うのはチョッと考えれば解る事です。当方の家でもなくなった義父の洋服を丸々一式別のルートで送りましたけど、大変喜んで頂けました。
そこで、先ず当方が出来る事は、この場で皆さんのご協力を仰ぐ事だと思い、改めて上記の支援を募集します。先日の余り力の入っていない呼びかけでも、クラブ員、会社の後輩、狭山ハウジング等声を掛けて頂けましたけど、マダマダ沢山の物資が必要です。スカイオートに直接でも宜しいですし、当方のガレージに持ち込みでも結構です。スカイオートの場合は直接被災地に持ち込みますので、同じように集めても中々被災者に届かない事はありません。
スカイオートでは、一旦倉庫に集めて、年齢別に仕分けを行い、溜まった時点で、持込、または毎週出かけている友人に託します。当方も前回行けませんでしたので、出来るだけ現地に同行する積りです。どうかスカイオートの頑張りに協力願います。

スカイオート住所
 埼玉県越谷市袋山1851-1     潟Xカイオート 村上周平
 048-976-1235

品名に『HOCJ支援物資』とお書きください。重ね々申し訳ございませんが、スカイオートまでの送料はご負担ください。

2011.4.13.    石飛 毅氏

スカイオートが無事帰って来ました。現地の方々と直接お逢いして色々彼なりに考えたようです。

今後とも、支援活動を行いますので、下記の物資でご協力の出来る方は、ガレージ、または、スカイオートあてに送ってくだされば必ず現地に持ち込みますので、どうか宜しくお願い致します。以下、スカイオートからのメールです。下記の写真をダウンロードして見て下さい。どれも現実です。



『ひとりでも多くの方にこの惨状を見てもらいたいと現地の方からの声です。ネットに掲載してあげてください。支援、協力の輪を広げましょう!

※ 支援物資は、子供のおもちゃ、ぬいぐるみでもなんでも可。お菓子、靴、子供から大人まで!新品、中古問わず。上着、ジャンバーこのあたりの物が不足しているようです。基本的に何もない状態ですので、思いついたものなんでもいいと思います。財布や、リュックサック、こんなものでも喜んでくれます。 企業ではお堅い物資が多いので、こういった個人からの物が大変喜んでもらえるようです。

http://firestorage.jp/download/95fc631435eac6b9295adc76e3f3de0c4f34f7cd

http://firestorage.jp/download/6bf51caaf1bed1ec407504639386cbf8cc867083

http://firestorage.jp/download/d9881421fa962d1b41a65bc472707ed61fe28db1

http://firestorage.jp/download/b3993e632fb7b5c34f8c5c9fa6823d4e318f34da

上記圧縮ファイルになるので解凍してみてください!』

2011.4.12.    石飛 毅氏

スカイオートと桧谷さんが2台のHUMMERで被災地に出向いたのは、先日報告しましたが、土曜日から火曜日まで色々なボランティア活動をして、今、東京に向かって帰ってきている途中です。現地の状態は目を覆いたくなるような悲惨な状況は予想を遥かに超えた状態で、言葉に表せない状態だったそうです。お米以外にも、どうかな?と思って一応持っていった靴、衣料品、おもちゃ、お菓子等は現地では奪い合いだったそうで、大変感謝された様です。衣料品とかは新品じゃなきゃ駄目だとか、チャンと洗濯してから持っていくようにという情報だったのですが、決してそんな事はなく幾らあっても足らない状況では、そんな事言ってられない様でした。
浮かれた車だと世間の目は厳しいと思っていたのですけど、現地では全く逆で桧谷さんは寄ってきた子供達を順番に乗せて遊園地状態だったそうです。途中から合流した越谷ちびっ子ギャングのメンバーである美容師の『よっちさん』は技術を生かして、被災地で沢山の人のカットをしたらしいです。スカイオートの話では特に4ヶ月の赤ちゃんのカットしたのは特に印象的だった様です。思っても中々行動できないのに、実際に行動した彼等を素直に褒めてやりたいです。本当に偉いですよね〜。

2011.4.11.    石飛 毅氏

土曜日の昼間にスカイオートに連絡したら、夜からお米を2t釜石に運ぶ話がでました。
実はスカイオートの知人に釜石で鍼灸マッサージの修行をして埼玉県の草加で開院している方がいて、当方も何度か食事に同席した事があり、よく知っている人です。この方は、先週、色々救援物資を持って釜石に行ってきて、必要な物資を聞いてきて、それを運ぶために話が来たようです。本当はトラックで行こうと思ったそうですが、釜石の目的地は道路が荒れてて、乗用車とか大きなトラックでは入って行くのが大変らしく、HUMMERで行くと言ってました。そこで、2tもあるので、一台では無理なので桧谷サンのHUMMERも出動しました。当方も誘われたのですけど、急な話で全く準備が出来ていませんのと、今の段階では被災地に行くのは野次馬と思われるのも気が引けたので、今回は第一陣として現地の様子を視察してきてもらう事にしました。
先ほどスカイオートに連絡した所、被災地は言葉にならない位の瓦礫の山で、地震の被害というよりも90%以上が津波の被害だそうです。従って少し高台は普通で何事もなかった様ですが、数メートルの違いで天国と地獄の差だそうです。今回は、支援物資を届けたらとんぼ返りの積りだったそうですけど、微力で短時間ですがボランティアをやってから帰ってこようと思っているそうです。引き続き活動は続けますので、ヒロシ君と話をして次の機会はシルバラードで同行しようと思います。

土曜日柳本さんと話をしたところ、工藤さんには新品を返す事にするので、暫く当方が使っても良い事になりましたので、テスト走行の時に破損すると困るので配線をキチンとやることにしました。柳本さんも期待しているので、ちゃんとテストして使い物にしなくてはなりませんので、ちゃんと評価と検証します。
ここの所、シフトレバーの位置が悪いのか、バックランプが点灯しませんので、先週スイッチを取り外してテストしました。一応、ボールを奥まで押すと接点はクローズされるので接点は生きていると思い、すこし押し気味になるように改造しましたが、まだ不安定でした。そこで、新しいバックスイッチと押し込み量を比較したら、新しいものは少し押し込んだだけでスイッチがONになり押し込み量が全然違います。当たり前ですけど古いスイッチと交換したところキチンとバックランプが点灯する様になりました。このスイッチは16年間使っていましたので、賞味期限が切れたのか、バックランプのワット数が大きいので接点が焼けたのか気になったのでスイッチを分解して見ました。
スイッチの構造は非分解で、樹脂で充填された方から壊しながら一つ一つ取り除いていくと、スプリングが出てきて、そのスプリングはお皿を押していました。お皿を取り除くとゴムのダイヤフラムがボールからの水の浸入を防いでいます。さて、今回の原因ですけど、接点を拡大鏡で見ると部分的に焼傷していました。大きな焼傷ではありませんでしたが、原因は間違いなくこれでしょう。一番大きな電流が必要なのはバックランプなので、普通は問題ないのでしょうけど、後、数十年乗る事を考えるとまた同じ事になるので、交換の面倒さを考えるとリレーを入れたほうが得策だと思います。
スピードブレーキの動作不良の原因と思われるのは、心当たりがあって当方のHUMMERはECMにブレーキの配線が接続されていませんので、これが一番疑わしいかな?と思って、ブレーキスイッチの配線チェックをするため外そうと思いましたけど、単なるネジ止めではなさそうな感じ。LED付きミラーで確認したらスイッチ本体はクリップ止めで、スイッチごときを外すためにはボルト止めのブラケットを外さなくてはなりません。再利用しない場合はそのまま爪を押し込んでも良いのですけど、当方の16年選手はプラスチックが可塑化していますので、破損する可能性があるのでブラケットごと外して見ました。スイッチの取り外しのもう一つ面倒なのは、2つ挿してあるコネクターも物凄く硬くて、人力で爪を押し込む事が出来ません。そこで、当方は以前購入したカブトムシの角みたいなコネクター外し工具を使ってやっと抜きました。
写真でみるようにブラケットは信じられない位強固で、アルミ製で、曲げ加工だけではなく合わせ目は溶接されています。このブラケットが情けなくて、スイッチはネジが切ってあり、ブッシュをはめ込んだ後に回転させて、ストロークを調整出来る様になっているのに、ブラケットにスイッチ本体が当って回転できません。従って、スイッチ交換のときは予めスイッチの長さを決めてから押し込まなくてはなりませんので、一発勝負です。交換のときは注意しましょう。

土曜日の夜にヒロシ君と逢って、晩御飯を食べてゴールデンウィークは時間が取れそうなので、502を進めることにしました。そこで、日曜日は502作業。まず、ファンがラジエーターシェラウドに当っているので、先ずエンジンの位置調整を行いました。一旦エンジンマウントをを緩めてチェーンブロックで軽く持ち上げて、出来るだけ後方にしながらもう一度座り直しをさせましたが、余り違いは出ませんでした。そこで、今度はラジエーターの位置をもう一度やり直して見ましたが、それでも当たりが取れません。この状態で当らなくても、エンジンが動くとファンは多少変形しますので、クリアランスも必要です。
そもそも当る理由はウォーターポンプがエンジンブロックに組み込まれるタイプではなく、少し浮かせて取り付けるタイプで、エンジンの前方が長くなっています。それとアルミラジエーターもハンドメイドに近いので、ポン付けにはなりません。当方のHUMMERも同じラジエーターを使っていますが、502と同じくラジエーターの取り付けには苦労しました。そのときと同じくブラケットの位置がヘリコプターフックと干渉するので、この部分の加工を行い何度も調整してやっと位置決めが出来ました。
ラジエーターの位置が決まり、ATFクーラー、エンジンオイルクーラーの配管も出来るようになりました。エンジンオイルクーラーは、アールズのステンレスメッシュを使いましたが、今までアールズの太い配管はカットに物凄く苦労しましたけど、先日、友野さんの真似をして購入した専用カッターは簡単にステンレスメッシュをカット出来るし、締め込みながらカットするのでホース先端はバラバラになるどころか絞れますので、コネクターにも差し込みやすくなり、実に使える工具です。これで、ステンレスメッシュホースの嫌な作業は全くなくなりました。やはり良い工具は良い仕事しますね。
ブリードホースを全て新品に換えてラジエーターの配管も行いましたけど、普通に配管するロアホースがベルトに当ります。これもエンジン長が変わった弊害です。この部分も新たにブラケットを作製しないと安心できません。概ね組み込みが終わりましたので、もう少しセッティングを調整して、イヨイヨもう一度フレームの塗装に入り、フレーム関係は終わりになります。
フレームの塗装はヒロシ君に任せて、当方はボディの改造に入ります。ボディの主な改造は、メーター周りを初めとしてヒューズボックスを含めたハーネスの全取替えと、レトロフィットのエアコンの組付けです。これが終われば、イヨイヨボディとフレームの合体ですが、段取り良く行ってGW中に合体出来たら良いなぁ〜という感じです。ボディが乗ればTOMONO-GOもガレージに移動できますが、そう思い通りに行かないのが現実なんですよね〜

2011.4.9.    石飛 毅氏

TOMONO-GOの顛末で色々な方から心配のメールを頂きましてありがとうございます。
友野さんも当方も一番良い方法が取れた事で、ご機嫌です。今後も、近くにTOMONO-GOがありますので、友野さんも手放した気にはならないで済みます。スカイオートには迷惑を掛けたり、工藤さんには、今後の保管場所で色々ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
さて、先週から工藤さんに借りて、スピードブレーキの取り付けに挑戦していますが、マニュアルの膨大な回路図を見ていると頭が痛くなり、先週までは、不明な4本の配線のうち2本までは探し出しましたが、残りの2本を無事解明できましたので、早速、配線を開始しました。しかし、もし上手く行きましても、諸般の事情で当方のHUMMERには取り付は中止になりましたので、配線はボンネットから外を引き回して窓から入れて今回は、評価テストに留める事にします。
マニュアルを読み続けて解った事は、メーターに表示するための情報はてっきりDLCからだと思いましたが、DLCのピンを確認した所、6番と14番にはピンが入っていませんでした。そこで、何処からデーターを取っているのか不思議でしたが、GMハイスピードRANのデーターはスピードブレーキを一旦通して行なってましたので、やはり不明な配線にRANケーブルが潜んでいましたので、DLCを接続しているのにデーターが出ないので先週は焦りましたけど、この手のシステムは必ずキチンと配線をしなくてはなりませんね。
仮付けですから、パワーブレーキのユニットをエンジンルーム内に置いて、接続する配線は全て室内にありましたので、エンジンルームで配線処理を行うよりも室内に取り込んでボディハーネスから配線を分岐した方が後々の事を考えると良さそうなので、手抜き取り付けです。
さて、全ての配線が終わり、スターターを回すと、無事モニターにそれなりの項目が表示が出来ました。面倒でしたけど達成感は結構高くて満足でした。一番嬉しい表示は、エンジン回転とかのゲージで見えるものは別にどうでも良くて、ギヤの表示が出来る事です。マニュアルで走行しているときに2段落とすか1段落とすか迷う事があるので、どうしても表示が欲しかったので、シフト表示器を自作しましたが、6速の表示をさせる事が出来なかったのと表示部をそれなりの体裁にしますとコスト的に高くなってしまいますが、このシステムを取り付ける価格は少し高いですけど、おまけとして色々なゲージが不要になるし、チェックランプが点いた時のDTCも見えるかもしれませんし、クリヤーも出来るかもしれません。かもしれないという書き方をしているのは、コンバージョンしているため、色々な部分でシルバラードとは異なる配線をしているためで、全ての機能が使えない可能性があるからです。ただ、現時点でシフト表示とミションの温度、回転、エンジン温度はキチンと動作している事は確認できていますので、これだけでも十分元が取れている気がします。とりあえず走れる状態にしてテスト走行を行い、もう少し詳細を確認して報告します。今日は気が済みました!

2011.4.8.    石飛 毅氏

クラブのシンボルであるtomono-goが人手に渡るというのはあまりに辛くて、眠れない夜が続きました。
そもそもtomono-goは所有者こそ友野さんですけど、あそこまで色々やったのは当方ですから、当方の作品と言っても差し支えないと思います。更に、海外のHUMMERフリークに HUMMER OWNERS CLUB JAPAN が認められているのも、tomono-goの存在が大きいです。ある意味、世界的にもクラブのシンボルとしてしその存在は何事にも変えられないもので、とても辛い事です。友野さんが今回壇上の思いで決断されたのでには、本人はハッキリ言いませんが、当方の誘導尋問に引っかかり大体は掴めましたが、その事情は良くわかるし、そうせざるを得ない気持ちも良く解ります。しかし、これが他人の手に渡るというのは、とても耐えられません。
以前、572の時にも同じ思いをしましたが、その時は当方は翼がまだ大学に進学し、野球をするために普通の学費より大幅に出費が予想されていたので買いたくても手が出ませんでしたが、嬉しい事に友野さんが手を挙げてくれたので見知らぬ人の手に渡らずに済みました。
翼が野球を辞めて普通の大学生に戻り、ホッとして調子に乗ってDURAMAXにコンバージョンして今に至っています。そんな一安心でマッタリと過ごしていましたが、突然、tomono-goを手離すという話を聞いて、どうしていいのか解らなくなってしまい、某然としてしまい、何も手が付けられなくなって仕舞いました。
色々考えた中で、どうしてtomono-goの方を手離すのか?という事はいくら考えても、理解できなかったのです。誰がどう考えても、572よりもtomono-goの方が思い入れがあるはずなんです。その答えは中々解らなかったんですが、本日やっと解りました。分かったタイミングは、色々考えた結果、tomono-goは誰の手にも渡したくないので、晩御飯を食べながら資金繰りにあてはありませんが、買う事にしました。
晩御飯中に決めたので、家族は驚いていましたが、不思議な事に反対はしないのです。当方のここ数日の落ち込みを見ていた家族は想定していたみたいで、思ったより冷静に『如何やって買うの?3台になったら大変でしょ?その時に売るなら買う意味がないでしょ?』と言われ、ハッとしました。そう言われた時に当方が売ろうと頭をよぎったのは赤いHUMMERを売ろうでした。
恐らく友野さんも究極の選択を迫まられて、自分の中だけで処理できるtomono-goを手離す事にした事に気がつきました。
572を手離す事は、色々手に入れるまでに周りにお世話になっているし、手に入れてからもまだ日が浅いので、そう言う訳には行かなかったのでしょう。そう思ったら余計に如何にかしなくてはと思った時に、心配している人からメールが入り、買うことを決断しました。恐らく車検満杯まではそのまま乗りますが、ナンバーを切って保管になるとは思いますが、まだ途中の部分も多々ありますのでライフワークで完成させて、友野さんの事情が許される時がきたら数倍で買い取ってもらえる準備をします。
これで皆さん納得できましたか?因みに、上記の通り友野さんは決してHUMMERの熱が冷めた訳ではありませんので、この部分でもご心配は無用です。因みに、大井先生のHUMMERも、あのままの状態でタイムカプセルに保管してあります。

2011.4.7.    石飛 毅氏

昨日、友野さんから連絡があって、信じられない報告がありました。
被災された方々には申し訳ないのですけど、当方にとっては今回の地震よりも原発が放射能を漏らす事よりもありえない事です。行き先はまだ決まっていませんけど、これからは572一本で行くそうです。まだ動揺していますのでコメントはこれだけです。

2011.4.4.    石飛 毅氏

金曜日は、久々にスカイオートに顔を出しに行って来ました。
用事があると言えばありますが、ないといえばなかったのですけど、お客さんが減って、関東の外食産業が厳しいという話を耳にしますので、主な目的は『つくし』で、晩御飯でした。当初閑散とした『つくし』を予想していたのですけど、予想は大きく裏切られて千客万来で、店主の顔も引きつっていなかったので、一安心でした。
さて、久々のスカイオートでしたが、今、スカイオートで流行っていたのは、リアブレーキのトラブルでした。数台同じような修理が続いているようで、先週の当方もリアブレーキトラブルだったので、同じ仲間がいてチョッと嬉しかったです。参考のため、スカイオートのスタッフ達に『サイドブレーキの戻りが悪いトラブルって運転席側が多くありません?』と聞いたところ、チョッと間を置いて『そうかも???』『そうだね〜』『確かに多いなぁ』『今日のもそうだ!』と言ってました。キャリパーのお尻にはこまめに防錆剤をシューしたほうが良いかもと思いました。でも、逆に、お尻からブレーキ液を吹いたHUMMERも入庫しているようで、どれ?って聞いたら、タジマンのHUMMERで、なぜか短髪を掻きながら照れている彼の顔が浮かんでしまいました。因みに、洩れたままでまだ大丈夫ってそのまま乗っていた人がいるらしいですけど、HUMMERに限らず、ピストンからの漏れっていきなりドドドド〜って大量に洩れ始める事があるので、洩れたら入庫を履行して下さい。
一応、フロントとリアは、配管は別系統(ABS車は4輪バラバラ)で、どちらかが効かなくても止まらない事はないのですけど、制動距離は実際の停止距離より何倍も長く感じ、踏んでいる最中に『終わったな』と確信できるぐらいの恐怖にさらされます。
土曜日は、小林さんがチェックランプが点いたので、いい機会なので色々やりたい事があるみたいで、数日前の事前連絡後(桧谷サンに対する皮肉です。)来ガレージ。小林さんは、元仕事場の後輩ですから当方に言われた事はキチンと守り、言った事をちゃんとノートに書いてありますので、今回もノートを読み上げながらの作業です。
まず、オイル交換。前回交換時から約3000km走行、注入量は7.3L(デュアルOILフィルター装着)でした。次に、ブースト計装着、当方が以前使っていたφ60のHKS(廃番品)を進呈。ELパネルで文字盤が出て目盛りの振り方が綺麗なので、とても見やすいメーターです。フロントブレーキパッド交換。以前、厚さ5mmだったのですが、勿体無いからギリギリまで使うため、常時監視命令を出していました。残量が3mmになり、半年に一回しか来ないので『後半年は心配』だと交換を希望してきたので、当方がメタルパッドに交換したときに装着していた0.5mmしか使っていないノーマルパッドを保管していたので、進呈。彼のノートによると、走行約8000マイルで2mm磨耗した事になります。従って彼の場合はフロントパッドは4000mil/mm(6400km/mm)のペースで磨耗した事になります。補足すると、新品で9.5mmのパッドを、見た目の限界である3mmまで使ったとすると、次回の交換は26000mil(36000km)後になります。という事は、残り3mmのパッドは後4000mil位は使えた事になりますけど、ローターの磨耗が多いとピストンが落ちる事もあるので、残り3mmで交換が宜しいようです。今回、リアのパッドは交換していませんので計測していませんけど、新品に交換した時の距離も彼は記録していますので、次回測定して見ます。
ATFの部分交換も行いました。一応簡単ですけど、オイルパンからドレンアウトした分だけ補充しました。ノーマルのオイルパンなので、入れ替えた分は案外少なくて約4Lです。元々全量入れ替えは無理なので、こまめにチョビチョビ交換するだけでもATにはいいことだと思います。当方も前に使っていたATはディープオイルパンでしたが、この方法と3-4年に一回のフィルター交換で、10万マイル弱使いましたけど、ATのトラブルは一切ありませんし、変速ショック等皆無でしたので、十分効果はあると思います。
一通り、要望の作業が終わった後に、一応点検のために下回りを一周して点検を行った所、フロントハブのインプットシール辺りがオイルが滲んでいるような感じがしましたので、念のためタイヤを外してハブオイルを点検した所、量も質もバッチリでした。オイルが滲んでいる感じがしたのは、ボールジョイトグリスをリパックした時にはみ出た余剰グリスが浸透していたためでした。このHUMMERを入手してから2年半ですが、丁寧に使っているため?か仕入先が良かったのか、先ほどのハブ以外のオイル洩れどころか、滲みも全くありません。HUMMERと言うか、オイル洩れは入っている証拠と言われる事の多い輸入車にしては非常に珍しいです。因みに当方のHUMMERは現在クーラントが13psiになったときにクーラントが洩れるのと、エンジンオイルがオイルパンから滲んでいます。また、色々な部品の交換した履歴は一切記録していません。ただし、エンジンオイルの交換日時、距離だけは、オイルフィルターやフロントガラスにマジックで書いております。今度からは記録しようかと思っていますけど、特技『三日坊主』ですから無理だと思うし、記録用のノートを買いに行く事すら忘れちゃます。
作業も終盤になり、次回行う事をノートに付けさせて、最後に『何か気になることは?』と聞くと『ホィールを磨きたい』と言うので、H2のメッキホィールを見ると、かなりくすんでいたので、3Mの『クロム&メタルポリッシュ』があったので、それを使わせたら、声を上げて感激するほどピカピカになり大満足。このHUMMERにはフロントグリルを始め、沢山のメッキパーツが付いているので、必需品らしく自分用に『買う』と言いたいけど、高そうに思ったらしく『幾らするのか聞かれたのですけど、当方はスナップオンから買った事がある樹脂用の研磨剤と感じ違いして『チョッと高かったような気がする。』と答えたのですけど、実はこれを買った記憶がないのです。もしかすると、誰かが忘れていったのかもしれませんが、当方のガレージ入り口には余り目立たないのですけど『賽銭箱』って書いてありますので、ココに入ったものは浄財ですからありがたく使わせて貰います。
作業が終わった後に、奥さん(会社の同僚で毎日顔を合わせています。)と子供達が電車で来て、一緒に晩御飯。2人の子供は孫のような感じでとても可愛いいのですけど、下のGALは結構やんちゃで、今日は朝から怒られっ放しだったらしくて『戸塚ヨットスクールに入れられちゃう。』事になっていましたので、少々落ち着かなかったのですけど、頭のいい子なので『嘘』を見破ってい感じもあったのですけど、当方も一緒に謝って、とりあえず最悪の状態は避けれた事にはなりました。そこで、念のため、チビと一緒に戸塚のビデオを見たら、かなり衝撃的な暴力シーンがあってチビより当方の方がビビッチャいました。自分のスクールのHPにあんな暴力シーンの凄い映像を入れるなんて、戸塚さんってスゲー。。。。

先日紹介した松原さんのボンドカーですけど、ベースはカマロではなくてムスタングでした。因みに、噂によると製作会社に松原さんのPSガレージの紹介をしたところ、先方は大喜びで気持ちよく売ってくれたそうです。因みに、中古の本物より購入価格は高かったそうなので、買う人はアストンマーチンが安く買えるからと言うんじゃなくて、『ボンドカーが欲しい』人なんでしょうね。その気持ちよく解ります。
日曜日の朝起きると、桧谷さんがガレージに来ていました。京都と滋賀の片岡さんの所に行ってきた帰りに寄ってくれたみたいで、京都土産と、片岡さんから頂いた『カップライス』をそのまま右から左に差し入れてくれました。桧谷サンは、ガレージにいるとめんどくさくて昼メシを取らないのを知ってて、ガレージに奉納してくれました。だから、片岡さんには当方から厚く御礼申し上げます。そんな感じで、被災した訳でもありませんし、買い占めたというわけではありませんが、いつの間にかガレージに食料が豊富になりチョッと嬉しいです。
当方のHUMMERのお漏らしですが、ブレーキはバッチリ止まりましたがクーラントは相変わらず微量ですが洩れています。そこで、土曜日の夜からラジエーターテスターで15PSIで加圧して一晩放置しました。朝確認すると、本当に微量の漏れがありました。恐らくヒーターの切り替えバルブじゃないかと思い、エアダクトを外して確認しましたが、ちゃんと乾いています。ある程度の量がないと洩れ場所を特定できないので、そのままもう暫く放置して、以前から気になっていたバックランプスイッチの不具合を修正する事にしました。
バックランプのスイッチは、シフトレバーの付け根にあって、ボールプランジャー式のスイッチを押し込んで接点をONにします。シフトレバーをゴッソリ外して修理するのがいいのですけど、HUMMERのシフトレバーを外すのは偉く大変で、内装も剥がさないと手が届かないので、下から作業する事にしました。と言うのも、シフトレバーの付け根は古いモデルではゴムの蛇腹だけで、新しいモデルではその上にグレーのカバーが付いていますので、下からの作業は拒否していますが、当方のはゴムの蛇腹だけで、尚且つ15年前から破れかぶれになっていますので、下から簡単にアクセスできます。何時もこの部分を触るたびに思うのですけど、シフトレバーユニットは外す事は考えていないみたいですね。配線の色は全て黒、シフトゲートロックのワイヤーは一体どうやって外すの?っていう感じです。
さて、バックランプスイッチですが、ONにならないのはアクチュエーターがボール部分を確り押していないのが原因なのですけど、この部分には全く調整というものがありません。長い間使ってシフトレバーが横方向にガタガタしているので、Rにシフトしてシフトレバーを手で押さえていると、押し切れるみたいですが、手を離すとバックランプは消えてしまいます。そこで、アクチュエータに板を追加して押し込み量を増やそうと思いスペーサーを作製してアクチュエーターにネジを切って固定しようと思ったら、物凄く硬い材質で作っているためかドリルでは歯が立ちません。そこで仕方がなくアルミの板でラップして見ましたが、少しはマシになりましたけど殆ど変わりませんので、車検までに気を入れてシフトレバーをASSY交換するつもりです。
バックスイッチが駄目だというのが解った頃に工藤さんが来ガレージ。先日取り付けたスピードブレーキの調整も解らないし、空荷だと効きすぎて乗り辛い見たいで、当方に試さないかと貸してくれました。シルバラードは、先日報告したように、プラグインですから取り外しも簡単で、30分も掛からずシルバラードから撤去。早速、当方のHUMMERに取り付けましたが、先日報告したように一つだけ4本の配線を取り出すカプラーが当方のHUMMERには付いていませんので、これは後回しにしてスピードブレーキのユニット以外を配線して動作させましたが、モニターには虫眼鏡マークが出たまま動作しません。虫眼鏡で探しているようです。そこで、今度はつなげられる物は全て繋いで動作させましたが、今度はOKマークは出るのですけど、ゲージ類は全く数値を出しません。やはり、無いコネクターの配線を繋がないと駄目のようです。
そこで、シルバラードのコネクターの写真と、現物とサービスマニュアルの回路図を見比べながら配線を探し始めました。そうは言っても、サービスマニュアルはまるでジャポニカのように厚くてページ数は1000ページで、それが4冊です。その中から探し出すのですから膨大な時間が掛かりそうです。最初の1時間で、コネクターの番号が16PのC100というコネクターで、配線の内容は解りました。しかし、シルバラードの写真とマニュアルの配線色が違います。とりあえず、細かい事は気にしないでその配線の機能を知る事が出来たので、一歩前進。次にその配線を捜索しなくてはなりませんが、配線図は30P以上あってコネクター中心には回路図は書かれていませんので、アチラコチラの配線図に散らばっていますから、気の遠くなる作業です。4時間掛かって探せたのはまず2本。もう、この時点でかなりテンションが下がったのですが、工藤さんが折角人柱になってくれたし、柳本さんも期待しているし、噂ではスカイオートでは近い内に複数のDURAMAXコンバージョンがあると聞いていますので、新しいコンバージョンオーナーもその内欲しくなると思うので、気持ちを高めて捜索活動を続けた所に丁度柳本さんから連絡があり、その後どう?って聞かれたので、『大変です。』って言うと『ブルー?』と聞かれたので『ブック!』と答えました。
一人で背中を丸めてマニュアルを見ながらの配線探しよりも『現物渡たして、どうにかなるのを待っていた方が数倍楽だという事に気がついた。』と、言ったら『頑張って〜♪』と笑いながら電話を切られちゃいました。とは言え、当方も欲しい装備なので、最善を尽くして頑張りますけど、最初は皆のためにとモチベーションをあげた『良い人』でしたけど、今は暗くなっていますから上手く行ったら誰にも教えない事にしようという『セコイ奴』に今は成り下がってて、ここの所、なりを潜めていた本性の『ブラック・トビ』が目覚めて来ています。とりあえず、マニュアルを持ち帰って今週は配線の研究と解析をするために殻に閉じこもる事にします。
帰りがけに、再度クーラントの漏れを探したら、洩れ箇所を発見できました。エンジンからラジエーターに送水するジョイント部分からでした。最初、下から見たらエンジンブロックの辺りにクーラントが出ていたので、おかしい!と思ったのですけど、上から見ようと思いよじ登ったら発見できましたのでチョッといい気分でした。ただ、この部分は恐らくガスケットとOリングを使っていると思いますので、部品を取ってからの作業になると思います。とりあえず『後で』に追加です。

2011.4.1.    石飛 毅氏

松原さんが、何時もと違う見た事がない車に乗って来ました。
当方は余りこの手の車は見た事がないのですけど、子供のときに007のボンドカーで強烈なイメージが残っているので、新しいモデルになっても独特なフロントグリルでアストンマーチンだとは解りました。でも、なんでアストンマーチンを買ったのかはちょっと?でした。取り合えず、話を聞くとボンドカーも色々変遷があって、このアストンマーチンヴァンキッシュは2002年の『ダイ・アナザー・デイー』で使われたボンドカーだったそうです。取り合えず『へェー〜』っと50%位のテンションで、相槌を打ちましたが、松原がすかさず『ベースはカマロなんですよ!』と畳み込んで来て何でカマロ???と頭の中が??で一杯。更に、チョッと見てください?と室内に乗り込んでボンネットを指差すので、一体何が起こるのかチョッとワクワクしましたけど、まだテンションは60%。しかしその数秒後、当方のテンションは150%で『カメラカメラ〜♪』と小躍り状態。
慌てふためく当方を見て、松原さんが、してやったと”ニヤリッ!”と笑い、今度はフロントグリルを見ろ!と言うので、そのままのテンションでフロントを見ると。。。テンション200%で、おわぁお〜〜!!!!と、仰け反り状態。もうやられちゃいました。さらに、今度は助手席を見ろと言うので、ダッシュボードをを見ると。。。。もう、失禁するかと思う程の興奮で、ハァハァ言っちゃいました。。そうです。この車はカマロベースのボンドカーでした。このボンドカーの凄いのは、ボディの仕上がりはとても良くて、本物を現物なんて見た事がないのでまるでアストンマーチンです。だから、車体としてのソックリ度は正直解りませんけど、そんな事なんてどうでも良い事で、子供の時に憧れたボンドカーと言うだけで十分です。メカ部の仕上がりとか動作も確りしてて、出来は良いと思います。何時も言いますけど、こんなバカバカしい車が当方は大好きなので、とっても『スンゲー』です。
特に、この場合は、普通で見た目は悪い言い方をすれば何処にでも走っていそうな高そうな車で興味がないのですけど、こんな車欲しい〜と思ってしまいます。レプリカなんでしょうけど、当方は本物よりも魅力的です。少し落ち着いて、何度も操作してもらいましたけど、幾ら見ても飽きません。一通り気が済んだ頃に、工藤さんとヒロシ君が帰ってきたので、コイコイと手招きしてまるで自分の車のようにツバを飛ばしながら、もう一回皆で大盛り上がりしました!!!。
さて、その驚きの装備を説明します。室内はアストンマーチンとは違うと言ってましたけど、そんな事は当方にはどうでも良い事でして、センターコンソールから、ウニョウニョと出てきたスイッチパネルを操作すると、ボンネットのサイドに付いている2箇所のエアスクープのメッシュがモーター音がするとスライドして開口し、中からマシンガンが、クイーンとセリ出します。
次に、フロントグリルですが、フロントグリルがこれまたモーター音と共に、カパーッ!っと口が開いて中々赤い頭のミサイルが4発!如何にも発車準備完了!と言う感じで前に迫り出します。
そして、室内ですが、助手席のダッシュボードが上下に開いてマシンガンとピストルが直ぐ使えるように(使うことはないけど。。)出てきます。そして、バックミラーは、モニターになっててフロントグリルの内側に入っているCCDカメラで、フロントグリルがチャンと開いてミサイルの発車準備状態をモニターできるようになっていました。暗いニュースばかりで気が重い日々が続いていたので、何かホッとしました。

 2011年3月