2011年5月  HUMMER ESSAY 2011年6月      

2011.6.28.    石飛 毅氏

iPhoneが発売されてから、スマートホン全盛の時代に突入していますけど、当方は未導入です。
一番欲しいのはiPhoneなんですけどキャリアが地方に行くと使えないのは当方に取っては今一踏み出せない障害です。松原さんや片岡さんもこの辺が問題になって直ぐに手放したと聞いた時は当方の障害は正解だった気がします。でも、iPhoneは欲しい気持ちは一向に衰えませんで、もし、DOCOMOかauだったらとっくに導入しています。その後、DOCOMOも追いかけてスマートホンを発売していましたが、どうもiPhoneの偽物みたいで素直にに導入する気にならないで指を咥えた状態が続いています。
その後、auもスマートホンを出しましたが、更に偽物感が強くかったのですけど、ヒロシ君が直ぐに買って特に不満も言わずに使っているので、そんなに悪くないかな?と、思い始めたのですけど、その後、桧谷さん、浜本さんと立て続けにDOCOMOのスマートホンを導入したら『こんな物!使えない』と言い出してまたiPhoneへの憧れが高まって来ました。ヒロシ君は若いのにIT音痴なので、どんな物でも便利だと思っていたのか?auだから使えるのか?と色々考えちゃいました。一体どれが本当なのか?どれが一番良いのか?考えると一長一短で何も買えないというのが最善に成ってしまいます。
iPhoneを買うかどうか、もう3年近く悩み続けましたけど、やっと昨日結論がでました。それは、iPhoneじゃなくて、来月に発売されるカシオのGショックコンセプトのスマートホンです。このスマートホンは発売された当初はアンドロイドなので余り興味を持ちませんでしたけど、先週末スカイオートが『アンドロイドは侮れない』と言い出し、現状はiPhone を超えていると言うのを聞いて、アンドロイドに対して好印象を持ったこと、何れにしても今の携帯よりは絶対に便利なので、iPhoneじゃなくても良じゃねーの?と思い始め、逆に、iPhoneには望めない防水、耐衝撃性能は当方の使い方では絶対に必要という結論になり、突然フンギレて昨晩、晩御飯前に翼と一緒に予約して来ました。
どの携帯電話会社もコスト的に高いスマートホンを売るために工夫してて、初期費用は取らずに2年間毎月携帯電話料金に加算しています。従って現在翼と家族契約している当方の電話代は2人で12000円ほどですが、これが18000円程に跳ね上がります。でも、電話料金は当方のお小遣いとは別腹なので、余り関係ありません。
ココからは本音ですが、当方にとってスマートホンって、、、本当は要らないかもしれません。当方が常駐している場所には全てネットの環境があるし、必要な資料も殆んどiPadに入っているので、ワザワザ小さい画面で見る必要はありません。メールも一番多い作業は迷惑メールの削除で、重要や緊急なメールは普通の携帯電話のメールで十分役に立っています。当然、車の運転中はネットはやりませんし、イザとなったらイー・モバイルもあります。
ゲームには興味がないので、ゲーム機としても使いません。それじゃーあんまりなのでスマートホンを作っている人に申し訳ありません。そこで、もう一度今の生活でスマートホンでなくてはならない事をジックリ考えたのですけど、中々見つからなくって、無理やり考えたのは電車に乗っているときや病院の待合室で時間を潰す時ぐらいしかありません。要するに、時間潰しスマートホン必要という事だけはハッキリしました。でも、電車には余り乗らないし、病院も余り行きません。じゃーなんでそんなに欲しくなったのかと言うと、新しいデバイスでこれだけ広がっているという時代の流れに乗っておかないと、50オーバーの当方としては世の中から取り残されてしまうのではないだろうか?という脅迫心があるからで、実はとても子供じみた理由だったのです。
そうなると案外冷静さを取り戻せて、OSがどうのこうの機種がどうのこうのなんて、調べれば調べるほど実は一長一短で、どんぐりの背比べだと解ると、どれを選んでも正解と不正解が同居した物しかありません。差がなから悩んでに踊らされているんだと思うと、それまで悩んでいた自分がバカバカしくなって反省。結局、何時もの自分のポリシーが復活してきて、防水で耐衝撃という当方らしい機種選択になりました。入荷は7月の8日です。

2011.6.27.    石飛 毅氏

今週末は、またまた濱本さんがやってきました。今回は前回やったエアナビの車速パルスが不安定なので、コレの原因究明とハーフシャフトの修理が上がってきたので、その取り付け、その他細かい改善と、一番面倒なクーラント交換を行いました。ハーフシャフトに付いては、詳細をレポートして頂いたので、後日詳しくお知らせします。
まず、エアナビの車速パルスですが、93年式は機械式の3ATなので、スピードメーターも機械式です。速度はトランスファーの終端からギヤで回転を取り、メーターの裏までワイヤーで引き回して、マグネットカップリングでをメーターの針に力を伝えます。そのままでは針はぐるぐる回ってしまいますので、針には逆向きの戻ろうとする方向にバネで引っ張り、バネの力とマグネットの力がバランスしたに目盛りが振られて速度としています。しかし、それ以降のスピードメーターは電気式で、マグネットカップリングの変わりにテスターのように電気的に針に回転力を伝えてバネとのバランスで針を振らせています。最近の車はデジタル化していますのでサーボモーターで駆動しています。
逆に、機械式のメーターでもリードスイッチを使って速度パルスをPCMに取り込んで、エンジン、ミッションのコントロールしているの物もあります。従って、機械式のメーターだからといって、車速パルスがないとは言い切れませんが、93年までのHUMMERの場合は車速パルスは存在していません。そこで、最近は殆ど見なくなりましたが、車速のない場合はタイヤを磁化したり、プロペラシャフトにセンサーを付けたりの荒業パーツがありましたけど、HUMMERの場合はオートメーターから電気駆動式のスピードメーターを装着するために便利な矩形パルス発生器があるのでこれを使っています。この発生器はトランスミッションの取り出し口からワイヤーを抜いて、このパルス発生器を装着し、そこにワイヤーをまた接続する事で、機械式メーターのままパルスだけを取り出す事が出来ます。
所が、濱本さんの場合、藤壺のマフラーと交換しているためパルス発生器を挟み込むとワイヤーを接続する事が出来ません。そこで、オリジナルのメーターを諦めて、スピードメーターをAUTOMETERの物と交換する事にしました。パルス発生器の配線は12Vのプラスマイナスと信号線の3本で、信号線は一般的な5Vかと思いましたが、テスターで当ると3.6Vと、思ったより低いのですけどもしかするとシンクロで測定すると、MAXは5Vかもしれません。速度計は校正が必要ですが、HUMMERの場合は一般的なPPSなのでAUTOMETERのデフォルトと同じだった見たいで校正は必要ありませんでした。前置きが長くなりましたが、先日はこの信号線をメーターとナビにパラレルで配線しましたので、スピードメターが動いているのに、ナビにパルスが届いていないのは、分岐点からナビまでの間という事なので、この間の配線を調べた所、最終的にはナビのパルス信号のコネクターは一本しか繋がっていないのに4極の丸ピンを使ってて、尚且つその一番奥だけに配線されているためキチンと差し込まないとパルスが接続されません。今回はこのピンジャックの差込不良が原因でした。
次に、先日サイドカメラを取り付けた時にドアロックのスイッチにコネクターを入れ忘れていたため、スイッチベゼルを外した所、ドンドン破壊してしまい、取り付け不能になってしまったので、在庫のプラスチックベゼルと交換。コレは絶対に壊れる物で、一生持つアルミ製の丈夫な奴が売っているので、割れたら素直に交換することをお薦めします。濱本さんも、まだ運転席側はかろうじて付いているのですが、『近いうちにアルミと交換する』と言ってました。
ハーフシャフトは、新しいバンドと交換されてて、カシメも確りしていました。多分大丈夫でしょう。この数ヶ月間、ほぼ毎週の様に交換していますので、交換はアッと言う間に終わりました。
クーラント交換は、本当に時間の掛かる作業です。オーナーの目の前での作業ですから、内部洗浄を行い、出てきたクーラントが汚い状態で終わらせる訳には行きませんし、綺麗になったと思っても一回りしてくると、振り出しに戻るほど汚くなります。結局、夕方から始めて、一旦洗浄が終わったのは21時頃で、このタイミングで一旦上下ラジエーターホース等を新品に、そして、ロアパイプもステンレス製と交換しました。大抵、この部分は錆で酷い事になっているので18年も乗っているので悲惨な事になっているかと思ったら、案内綺麗なので感心していると、以前一度交換しているそうです。ちゃんとメンテナンスをしていると後が楽ですが、このパイプはオリジナルだと交換部品になってしまいますので、クーラントの入れ替えのタイミングでステンレスにするのもお薦めします。
ホース類の交換をしたので、一度、水道水を満たして漏れテストを兼ねて食事に出掛け、そのまま高速を一区間乗ってガレージに戻り、水温が下がるまで他の作業(前々回に取り付けたセンターコンソールに照明を追加)をして時間を潰してからドレンアウトしたら目の前が真っ暗。それまで殆ど濁りがなかったので、透明な水しか出てこないと思っていなかったのに、振り出しに戻るぐらい汚く濁った水が出て来たので、思わず濱本さんと顔を見合わせてしまいました。もう、中断できないので、やるしかありません。この後、何度か洗浄を繰り返して、やっと納得できる状態になり、スーパークーラントと純水でラジエーターを満たし、終わった時はもう夜が開け始めていました。以前とは異なり、ラジエーターの強制排水装置と、エンジンブロックからの給水方式を行っているので、洗浄時間の短縮と、洗浄効果は上がったのですが、洗浄効果が上がったため、余計に時間が掛かってしまった気がします。
本当は、加速時の異音を浜本さんは治したかったみたいですけど、これ以上作業を続けるのは体力的にも限界で、濱本さんと殴り合いになりそうなのですが、濱本さんはキックボクシング経験者なので勝ち目はないので、素直に異音の本格的なと調査は後日にしてもらいました。フラフラになってシェルターで横になった瞬間、当方には義務はないのでそんなに気にする必要ないと思ったら安心して、爆睡できました。

笹本さんが、久し振りにミニモークに乗ってガレージに来ました。昔は余り興味がなかったので、買ってから20年放置してて最近手を入れ始めて楽しんで乗っているようです。この他にもう一台あるそうです。下駄みたいな車で、ヒーターはあるそうですけどエアコンはありませんので、ビニールハウスの様なホロで、夏は地獄の3丁目程度だそうです。遅い、うるさい、乗り心地は悪い、暑い、寒いと修行しか思えない車ですけど、味だけは格別の様な気がします。恐らく、普段良い生活をしていると何処かで苦労していないと罰が当ると思っているのかも???一度乗ってみたいですね。もちろん天気の良い春か、秋限定ですけど。
笹本さんは、もう随分前からBMWのオートバイに乗ってて、話を聞いていると結構BMWのオートバイでは顔が広そうです。最初はハーレーを買ってしまったのは後悔しているらしく、オフロードバイクがお好きで、先週、タケちゃんがハーレー(ロードホッパー)から、KTMに乗り換えたり浅井さんがGSを買った話をすると『皆!やっと気が付いたか!』と発言。一旦ミニモークで笹本さんが出かけている間に、タケちゃんがハイエースで来ガレージ。ハーレーのマフラーを作ろうと思って揃えた溶接用のガスボンベと、携帯用のTIG溶接機を持ってきてくれました。これらの備品は今の所使う予定がないけど、もしかしたら、また使うかもしれないので預かりですけど、存分に使いたいと思います。そうこうしているうちに笹本さんが帰ってきて、『オレん所にも、酸素以外にも色々なガスボンベがあるから、持って来て使ってよ』と言ってくれたので、近い内にヒロシ君と一緒にお伺いしようと思います。
実は、金曜日にスカイオートが来た時に、溶接の練習をしようかと思っていると言ってたら、設備が充実してしまい、今の所、溶接機は用途別に全部で4台!と環境は勝手に揃って来てしまいました。だけど、当方には全くといって程技術が乏しいので宝の持ち腐れになりかねません。そこで、ヒロシ君にお願いして、半自動は火花と音がが大きくて心臓に悪いので、先ずは火花のTIG溶接から練習を始めました。まだ、ビギナーなので仕方がないのですけど、日頃仕事では安直に溶接の図面を書いていますけど、やってみると大事です。
酒田には美味しい物が沢山あると思いますけど、ヒロシ君が朝取れたとうもろこしを持ってきてくれました。このトウモロコシは生でも食べれるそうです。当方と言うよりも我が家はトウモロコシ好きなので、感激です。新鮮なだけではなく、箱には『ジューシー』と書いてあるので更にワクワク。それ以上に驚いたのは、ヒロシクンは皮が付いたまま電子レンジに投入すると言うのです!そんな食べ方、今までにした事も聞いた事もないので、もうよだれがダラダラでハァハァしてしまいました。物凄く長く感じる3分間をじっと待って出てきたトウモロコシの皮を剥いて、一番美味しいと思われる真ん中部分をかじると、。。。『美味〜い!』こんな美味しいトウモロコシは初めてです。それも、定番の北海道産ではない埼玉産なんです。
当方が無心で食べている最中に、タイミング良く翼が来て、ヒロシ君用に電子レンジに入れてた第二弾を横取りしてご相伴!その美味しさに親子で感激。結局余ったと言うか3人で食べた以外のトウモロコシは『お中元』と言う事で全て我が家の家族の餌食となりました。埼玉も捨てたもんじゃないです。

狭山の一部で流行の軽トラが今日は4台も集まりました。新しい物は一台もなく全部ボロ。一番ボロはヒロシ君の軽トラですけど、一番年式は新しくて走行距離も一番多いみたいです。これ以外にも一台あるし、噂ではもう一台増える様で、合計6台の軽トラがガレージに出入りしていますので、軽トラガレージにならない様に注意します。まぁ、一時期の越谷で火の付いた自転車と同じでその内飽きる気配もします。
そんな軽トラ組みをよそに、当方はブレーキパッドのメンテナンスを淡々と遂行。今回はブレーキパッド裏面に貼った薄い鉄板を除去する作業です。この鉄板、場合によってはズレたり剥がれて脱落する事もあり、スカイオートではトラブルの原因になるので貼っていないそうです。当方も以前は張っていなかったのですけど、今回のパッドに付いて来た薄板は、ヅレ止めが付いているので『対策品』と勝手に思い込んで使っていたけど、これがバネ効果になって、動きの良くなったピストンを押し下げるので、ブレーキベダルの遊びが多くなり違和感があったので、撤去しました。
前後共に外しましたが、8枚のパッドのうち、まともに鎮座していたのは5枚で、2枚は移動。1枚は何処かに行ってしまったようで、なくなっていました。この事からヤッパリ要らないと確信を持てました。たとえ数ミリでも、ずれるとブレーキの当たりに変化が出てしまいますので、絶対に要らないパーツです。因みに純正にはこの薄板は付属していません。
NOZAWA-GOのナビがお亡くなりになり、とりあえずナビがないと何処にも行けないと言うので、とりあえずエアナビのT-99を装着しました。ステレオがモニター付きですが、モニターを収納すると電源が落ちてしまいますので、何か画面に出しておかないと間抜けですから、サイドのカメラを常時放映。上段に今まで付いていた液晶モニターは一時的に休憩。その位置にエアナビを設置し、T-99から付いたバックカメラ機能でバックカメラを映し出す事にしました。T-99にはバック信号がないので、どうやってカメラとナビの切り替えを行うのかと思ったら、ユーザー選択により画面にバックモニターのスイッチを出して、タッチパネルでバックする時に押すか、スイッチを2秒以上押すかのどちらかの手動操作で切り替えます。
関心なのは、停止時以外には切り替え操作が出来ないようになっています。しかしこの機能で、後ほどとんでもない迷路に入ってしまいました。それは一通り配線が終わり、翼がテストドライブを終えてガレージにNOZAWAーGOを入れる時に『バックカメラに切り替わらないんだけど』と翼が戸惑った様子で訴えて来たのですが、何かの間違いに決まっていると思いとりあえずそのまま入庫。
点検すると、何故か車速パルスが停止中なのに車体から出てて、地図がドンドン進んでいます。当然パルスの配線を外すと止まります。不思議な事に、電源を常時電源のシガーラーターから取るとパルスも止まります。この事からノイズを電源から拾っているのが考えられるので、とりあえずノイズサプレサーを入れて見ましたが変化なし。何度も色々な場所から電源を取ってもパルスが止まらず完全に迷路に入り込んで、もうお手上げ状態。スターで当っても、周波数はもちろん一切の電圧は出ていません。
翼は『トウモロコシを持って帰りたい』と途中でリタイヤ宣言。当方としてはトウモロコシは家族に好印象を持ってもらえるし、出きるだけ新鮮な方がいいと思って、翼を開放。もう一度原点に戻って、電源で変化ないという事から、もう一度アース線を辿ってみる事にし、分岐している配線を辿って見る事にしようと思い、ナビの電源のマイナスを外しましたが、、、、ナビが止まらない。プラスだけで動作している事になり、平賀源内の立場がなくなってしまいます。濱本さんの時は、パルスが出なくて、今度はパルスが出すぎると逆の現象は、なんとも言えない巡り合わせと言うか、面白すぎます。
要するに、ナビの繋がっているマイナスの配線は全て色々な機器のマイナス同士が繋がっているだけで、どの線も実際のバッテリーのマイナスには繋がっていない事になります。しかし、全ての機器はちゃんと動いてて、異常を訴えているのはナビのパルス信号だけです。ここで、もう一度落ち着いて考えると、iPodの電源とステレオに接続している出力ラインのマイナスがちゃんとアースに繋がっているステレオのアースとコモンで回り込んでいたため、電圧が安定していないためパルス信号として不具合が出ていたようです。従ってアースをキチンと落としたところ、無事パルスが止まりました。
問題解決したのが遅い時間だったので、洗濯とか片付けもあるので、明日は、会社にはガレージから直行になったけど、トウモロコシで家族からの非難は回避できる予定です。

2011.6.25.    石飛 毅氏

スカイオートに入庫したHUMMERのファンシェラウドが破損していたので、点検した所、修復不能な程バラバラになっていたため交換が必要だったのですが、スカイオートの在庫品がある筈なのに行方不明で捜索困難状態だったので、当方の在庫を取りに来ました。埃を被っていたので、洗浄をして貸し出し。借りパクされない様に注意します。
本来、ファンシェラウドは破損する物ではないはずなんですけど、結構破損して補修しているのを見受けます。大抵は上の部分がファンに触れて、壊れる事が多く、その原因はラジエーターを固定しているステーの緩みでラジエーターが下がってしまうようです。それ以外ではエンジン積み替えやラジエーターを取り外した後の組み付け不良、それ以外には、ファンが固定してあるウォーターポンプにガタが出てシェラウドに触れて壊してしまいます。この場合は本来ガタが出る前に水漏れで気が付くはずです。今回の破損は上下共にバラバラで、既にシェラウドの機能は果たせていませんでしたので、ウォーターポンプのガタが原因だったようです。
シャラウドの役割は外気を吸い込む効率を良くするためですが、破損してしまうと効率が半分近くまで落ちてしまいます。ただ、DIESELの場合は、エンジンがオーバーヒートする程には中々ならないのですけど、エアコンのコンデンサーの冷えが悪くなって圧が上がりすぎてしまい、コンプレッサーの破損を引き起こす原因にもなります。
もし、破損していたら効率だけではなく、そこがキッカケになって破損してしまうので、破損部分にアルミの板とかプラ板を使ってツギハギをして、補修しましょう。本格的に壊しますと、大きな専用部品ですから送料も価格も割高ですし、交換も面倒なので大きな出費になってしまいます。
積み込みが終わりひと段落すると、スカイオートが発売になったばかりのスマートホンを見せてくれました。スカイオートはiPhoneは発売から新モデルが出るたびに買い換えているし、iPad、iBookを買い続け、ドップリAPPLE信者なので、ドコモのスマートホンを買うと言うのはチョッと意外で、更に開口一番『iPhoneより全然良いです!』だったので、驚きでした。どうも当方の認識としては、『使いやすさや性能はブッチギリでiPoneだけどキャリヤが最低』との認識でしたが、どうも本日発売されたエクスペディアはiPhoneを大きく超えて、操作感、画面の美しさ、応答特性のどれを取っても上回ってて、『iPhoneはメインで使わない』と断言していました。
スペックを見ると、画面は有機ELパネルですから美しいのは納得できます。消費電力も少なく電池の持ちが良いと思います。速度が速いのはデュアルコアですから、納得できます。操作性が良いのは、画面の表示方法がアイコンだけのiPhoneと異なり多彩であるのと、『戻り』のキーが常時使える部分は特筆できるようです。アレだけiPhoneを使いこなしているスカイオートがこう言うと、当方の次期導入機種選定に大きく影響して来ます。
当方としては、当方の使い方に一番フィットしている来月発売予定のGショックスマートホンに魅力を感じていますが、アンドロイドには不安を持ってて、数ヵ月後に出るiPhone5にが気になって仕方がありませんでた。ただ、キャリアは地方では通じ難いらしく、片岡さんは直にポイしたと聞いていたので、今一納得していませんでした。恐らく、この事で当方のココ数週間の悩みから開放されそうです。

2011.6.23.    石飛 毅氏

ドイツから次女が一時帰国しました。
丁度1年間ドイツのブレーメンとハンブルグにいたのですけど、最近はスカイプとかfacebookのお陰でオーストラリアにいた時よりも、長い感じがしませんでした。成田に到着するのが早朝で、早起きして迎えに行ったのですけど、到着してから中々出てきません。何かあったと思い到着口で待っていると、手ぶらで前に我が家に居候していたドイツ人と一緒に我々の前にやってきました。予想通りフランクフルトで預けた荷物を載せ忘れててその所在確認と引渡しの手続きに長時間掛かってしまったようです。載せ忘れた荷物は50人分程で、次女は自宅に送ってもらうから良いのですけど観光旅行で来た人たちは一体どうなるのか?どうでも良い事ですけど心配になっちゃいます。
因みに2人の乗ってきた飛行機は話題のA380で、一緒に来たドイツ人は飛行機の運転手の卵なので、色々な状況時に応じて数回コクピットでオンジョブトレーニング?をしながら、日本まで来たようです。次女は7月からまた語学学校が始まるので、10日ほどでまたドイツに行ってしまうので淋しくなりますが、ドイツにいる間、最初は英語で頑張っていたようですけど、郷に入れば郷に従えでドイツ語の方が英語より堪能になって、生活する必要十分になっていたのは驚きでした。その分英語は忘れたそうですけど、それでもどうにかなるレベルはキープしているのでチョッと子供が遠い存在になってしまった感じがします。
ドイツにもちゃんとした日本食はあるのですが、食材もレストランも高くて手が出せないらしく、先ずは、『がんてつ』でラーメンと餃子、その後、夕食の素材を買いに行きましたが、おしんこ、シラタキ、納豆、焼きそば、、、案外素朴な物ばかりでした。本当は『伊勢廣』とか『つくし』に連れて行きたいのですけど、滞在期間が短期なので、行けるかどうか解りません。
頭に来たのは『けだま』です。けだまは次女に一番なついていたのですけど、いない間は当方と毎日一緒に寝て一番になついていたはずなんてすけど、一年振りに次女に逢って大興奮状態。事もあろうに当方が次女の部屋の近くに寄っただけで、当方を威嚇したり吠えたりします。。。。バカ犬だと思っていたけど、記憶力だけは良いみたいです。
次女が帰ってくる前日、当方の勤務先の会長が突然入院。それも、当方が先日入院したのと同じく広尾の日赤医療センター。もっとも自宅のガーデンヒルズから一番近い病院ですから偶然ではなく自然な事なんですけどね。当方が入院している間、毎日帰る途中に寄ってくれたし、元々当方の大学時代の先生だったし、仲人でもありますので、勤務終了後お見舞いに行って来ました。会長の方は今期で引退が決まっててますが、当方は会長の立ち回りの犠牲になってて、残った会社の役員の殆んどから嫌がられているので、残った当方にとってはこれから定年までは面白くない状態になるので、それに関しての文句も言わなくてはならないので、出かけてきました。
その途中、初めて『オロチ』が走っているのを見ました。カッコイイとか悪いとかじゃなくて、押し出しの強さや存在感は凄かったです。多分、台数的には貴重だと思うので、併走して撮影しました。

2011.6.20.    石飛 毅氏

ここの所、何も問題なく運用中のNOZAW-GOでしたが、マタマタ、ナビがご機嫌斜めになってしまいました。全く駄目という訳ではないのですが、仮死状態。ナビがなくても良いとは思うのですけど、最近の若い人(友野さんも同じです。)はナビがないと何処にも行けないので、ナビがないのは当方達より深刻な問題の様です。
現在使っているのは藤本さんから頂いたナビですが、もう調査の結果、HDが限界に来ていました。11年前のモデルですから良く頑張ったと思います。このナビは、オーディオとナビ部分が分かれているのでステレオ自体はまだ使えます。ただ、このステレオは特殊で、モニターが一体ですが、CD等のメディアは一切付いないのと、モニターを出しておかないと電源が切れてしまいます。
勿論、オーディオ一体のナビを購入すれば全て丸く収まるのですけど、翼の資金力ではフリップダウンの購入は不可能。割安の楽ナビには2DINとオンダッシュしかありません。特に楽ナビのライトはミュージックサーバーが削除されてかなり格安ですが、ネットで『割安だよ』と、言った所『う〜んん!』と天を仰いでいますので、やはりエアナビしかありません。先日、572と濱本さんが購入していましたが、当方がekワゴンに付けているT77より進化していましたので、ナビとしての機能は必要十分なので、エアナビのT-99をチョイスしました。
所が、NOZAWA-GOにはサイドとバックの2台のカメラを付けてて、これを一台のモニターを切り替えて使っていますので、エアナビの置き場がありませんので、そう簡単には行きません。そこで、もう一度、エアナビのカタログを見ると、T-99にはバックカメラにも対応しています。対応といってもバック信号を取っていませんので、AVボタンを2秒押すとカメラの切り替えが出きるそうです。そこで、ステレオは常時iPodをビデオ入力の音声だけ使って聞いていますので、この映像端子にサイドカメラを接続して、常時ステレオのモニターにはサイドの映像を表示して、バックカメラはエアナビに接続して『使う時だけ見る』というシステムで行く事にしました。従って、今まで使っていたモニターは、撤去してそこにエアナビを取り付る事にしました。購入先は、『価格.com』で調査して、オプションの電源、車速パルス、AVケーブルも同時購入できる被災されている東北の業者からにしました。
もう一つ不具合があったのは、前席のドアハンドルの破損です。ドアのハンドルは初期はストラップでしたが、左右別部品のビニールレザーの張物になり、2001年以降はモールド品になりました。ストラップタイプは高年式でも後席に使われている物で、中の芯材が腐食しているのを良く見かけます。張物タイプは肘掛も兼用していますが、強度的に脆弱でドアから剥がれそうになっているものを良く見かけます。肘だけを乗せる分には問題はないと思いますが、運転中姿勢を変えるために体重を掛けると簡単に『バキバキ』音がします。最新版のモールドタイプは左右共通で芯材に金属を使用して表皮も硬質ウレタンの様な強度のあるゴム系の素材になり、強度は抜群に上がっています。
購入は室内の内装色に合わせて注文しますが、グレーとタンに価格差が何時もあります。NOZAWA-GOは黒く塗装をしていますので、前オーナーの意思を継ぐためどちらの色でも構わないので、安かったタン色を購入。塗装は、地元の修理屋さんに黒いウレタンバンパーを塗る時に序に序に塗ってくれと頼んであったので、渡してから数ヶ月経ってしまいましたが、無料だったので学生の翼には助かりました。
桧谷さん曰く、新型は握り部分が貫通なのでタバコが置けないから嫌だそうですけど、そんなのどうでも良いと思いましたが、確かに気が付かないうちに当方もekワゴンの肘掛にタバコを入れて便利に使っていました。ただ、ゴミも沢山溜まります。

土曜日の夕方、ここの所恒例になっているスカイオート詣でを今週もしてしまいました。DURAMAXのコンバージョンの経過を見るのが主目的ですが、気になったエンジン高さの方もボンネットを加工して無事収まった様です。LBZでも、少ないですけどボンネットの加工をしましたので、加工の量的な問題だけで収めたのはさすがですね。今回は初のLMMの搭載なので、時間が掛かってしまったのは仕方がない事ですね。
走行はしていませんが、エンジンを始動させて頂き、空ぶかししか出来ませんでしたが、アクセルの反応はLBZよりも良く、拭け上がりも軽い感じがします。音は、前回は爆音でしたけどマグナフローのマフラーが入っていたので、ジェントルな排気音でした。今週末には完成しているでしょうから、また見に行くかも・・・・
スカイオート、桧谷さんと一緒に『つくし』に行く予定でしたが、福島でエンジン始動困難なHUMMERオーナーから連絡があり、電話で色々対応していましたけど、メカに弱いと言うか日本語に弱いらしく、結局、積載車でスカイオートが緊急出動になってしまい、つくしは飲めない2人で出かけました。飲めない2人でしたが、何時も満席なつくしは天候と翌日が『父の日』のためか、空いてて『父の日』が全く関係ない?当方達にスペシャルメニューでもてなしてくださり、2人とも大満足。
ついつい長居をしてしまい、帰りは外環周りで帰宅しましたが、途中の『新倉パーキング』でトイレ休憩に立ち寄った所、大型のパーキングエリアに若い人達が集まってご自慢の車でデモンストレーションしていました。殆んど若い人が楽しんでいるのですけど、雰囲気と言うか乗りはアメリカのカーウォッシュの様ですけど、我々の様な長老はおらず、日本の自動車文化が根付いていないのはいがめません。
アメリカの場合は、閉店した洗車屋の駐車場に車が集まってただ並べているだけなんですけど、子供から車椅子のジーさんまで年齢層は幅広く、若い人達がどんなに頑張っても年長者には敬意を持っているし、年長者もそれなりの知識を持って若い人たちに惜しみなく教授して、週末の主催者のいない生活に密着したイベントです。所が、日本の場合はこの手の集まりは、大黒ふ頭の様にどうしても若い人が中心で群れて騒ぐ事が多く、それに対し眉を潜めた人が通報してパトカーが来て、追いはられると言うのがパターンです。今回立ち寄った新倉も、以前閉鎖された事もありました。しかし、帰りしな考えたのですけど、あの若い人達が我々の年代になった時、同じテンションで車に接しているかどうかは疑問です。
軽トラブームは成長しています。大抵10年以上経った熟成物が殆んどで、材木屋は20年のビンテージ?を何処からか探して来ました。土曜日に狭山ハウジングが、軽トラ用のマフラーを買ってきたというので見せてもらいましたが、軽トラには似合わないようなツチノコというかサンショウウオのようで下品なマフラーだったのでドーかナー?と思いましたが、一応ヒロシには日曜日に取り付けがあることを伝えて置きました。日曜日にヒロシが来て狭山ハウジングに行くと、その下品なマフラーが既に付いていました。それも、垂れ下がってて、清々しい景色の良い牧場でふと見た馬が発情してて、見なかったことにしようと思うのと同じ位下品。更にエンジンを掛けると爆音。
取り合えず色々やりたくていてもたってもいられなかったのは解るのですが、このまま『見なかったこと』にするのは、辛いのでハッキリ『駄目!』と告げ、取り合えずパーツ探しに出かけました。中古パーツ屋で色々探すと、下品なマフラーばっかりです。下品なマフラーばっかりというのは、結局、商品価値はある位しか使わないで、売りに出したと言うケースも多いのではないかと思います。その中で、5次元のマフラーを発見、価格はおバカマフラーより小さいし簡単だけど、価格は飛びぬけています。やはりお上品で高品位なマフラーはお高いみたいです。
そのマフラーを加工してパイプを切った張ったしてどうにか軽トラに押し込みましたが、とてもお洒落でカッコ良く付ける事が出来ました。これなら、音も小さいし飽きも来ないでしょう。取り付けが終わった頃、結構軽快な音をさせたオフロードバイクが登場。多摩ナンバーでこの手のバイクに乗っている知人に見当が付かず、暫くお友達リストをグルグル回しても誰も浮かばないので、ヘルメットを被ったままの来訪者に『誰??』って声を掛けると『英悟です』。。。久々にタケちゃん登場。
しかし、タケちゃん&バイクと言えばハーレー。先日、KTMからハーレーに乗り換えたバカはいましたけど、ハーレー(ロードホッパー)を2台乗り継いだタケちゃんがオフロードバイクなんて???しかし、このバイクは形状から車名が全く解らず、近くに寄ってビックリ!KTMのエンデューロでした。250ccの4stでレース仕様。リアのスプロケットがデカイ。これをベースにマフラーとか付けて軽自動車並の価格だったそうです。来年モデルからは、インジェクションになるので、キャブレター仕様最後のモデルになるそうです。
更に細かく見ると、リムはエクセル、ブレーキキャリパーからレバーまでオールブレンボーなど、付いている部品は全て一流品というか高級品が使われてます。驚いたのは燃料タンクで、少し赤いポリタンクだと思ったら本当にポリタンクと同じ材料で、中のガソリンが見えます。燃料が入っているのが見えるタンクなんて耕運機とラジコン以外には見たことがないのでビックリです。確かに当方もCRは街乗様なので、走行状態で燃費に差が出るため、常に燃料の残量が気になっていますが、このように見えるというのはとっても便利です。
アクセルを少し捻らせてもらいましたけど、4st単気筒とは思えない下からズバーンとまるで2stの様な拭け上がりです。この手のライトウエイトを普段着で近所を乗り回すのが結構お洒落だと思って当方もCRを持っていますけど、ここの所遠ざかってましたけど、タケちゃんのを見るとこの夏はこれかな?と、思っています。
色々、やることが多くて、やっと当方のHUMMERに取り掛かれたのは薄暗くなった頃からでした。先日下回りの点検を行った時にフロントの助手席側ブレーキキャリパーに滲みを発見しました。滲み程度なので取り合えず作業は今週行う予定でしたが、色々あってやっと作業をする事が出来ました。今までリアのキャリパーは両方ともOHをしていますが、フロントは初めてですから、16年間約12万キロ以上大丈夫だった事になります。今回お漏らしは片側だけでしたが、電球の交換と同じく大体寿命は同じでしょうから、遅かれ早かれ作業するなら同時に行う方が効率が良いし安心できますので、左右のOHを行いました。キャリパー交換で嫌な部分は、ブレーキの配管関係です。まず、フレアーナットがチャンと潰さずに緩めること、外した後にタラタラ流れてくるブレーキ液も厄介です。
先ずは助手席側のキャリパーの配管を緩めて漏れ出すブレーキ液に耐えながら外した後に専用のゴム栓をします。これで、取り合えずタラタラを止める事が出来ます。配管を外すとキャリパーは何も制約される物が無いので、取り外しは実に簡単です。外した汚れの付いたキャリパーは先ず洗浄。大体きれになった所でダストブーツを剥がして、ピストンを抜きます。抜いたピストンの様子を見ると、多少側圧を受けてピカピカ光っている所はありましたが、大きな傷もなくそのまま継続して使えそうなので、内部を清掃してからマスキングをして、サンドブラストでお掃除。キャリパーは地肌のままなのと一応熱を持つ部分なので耐熱のシルバーで塗装。こちらのキャリパーを乾燥中に引き続き運転席側のキャリパーの取り外しに移りますが、運転席側のほうがデフのオフセットの短い方なので、フレアーレンチの角度が合わないので、フレアーナットを潰すよりも面倒でもハーフシャフトを外す事にしました。
お陰で、問題なく配管を外す事が出来たので、満足。この後は同様に分解、清掃、塗装を行います。運転席側の塗装を乾燥させている間に、助手席側のキャリパーの組み立てを行います。新品にするのはシール、ブーツだけで、今回は部品がなかったので、ブッシュラバーとテフロンシートは交換していません。次回のパッド交換の時に同時交換しようと思います。リアと異なりフロントは実に簡単で、面倒なのはピストンを入れることぐらい、注意点はダストブーツの変形や破れないように注意する位です。ピストンは側面の当たり状況からピストンの倒れを考量して180度回転させて取り付けました。組み立てが終わった頃に運転席側の塗装も乾燥したので、同様に組み立てを行ないます。
当方のブレーキペダルの遊びは元々大きめです。これには原因があって、まず、ブレーキパッドのバックプレートに鳴き止めのプレートが入っているため、このプレートにバネ効果があって、ブレーキを緩めた時にピストンの戻りが大きくなります。従ってブレーキペダルを踏んだ時からピストンは動いているのですけどパッドを本格的に押し込むまでは結構ピストンが動いてからになります。メリットは常にピストンが動いているために固着がありません。走行中にパッドが動かないため、低速走行中に良くあるカタカタカタという音がしません。デメリットは、ブレーキにダイレクト感がないのでエアが入っているような気になる事が挙げられます。今回、ピストンの抵抗が減ったらしく、この遊びの量がタップリになってしまい違和感がありましたので、近い内にバックプレートだけにしようと思います。

麻生さんから、『HUMMERが火災(大げさかもしれない)した』との、連絡がありました。先ず麻生さんのメールをそのまま記します。

HUMMERのCTISが動かないので、ヒューズをみたら切れてました。ヒューズを入れて、CTISのスイッチを入れるとヒューズボックス付近から白煙が!
よく見るとキーチャイムのユニットからチラチラと火が(・_・;急いでスイッチ切って、ヒューズ抜きましたが、なかなか火が消えず、ユニットはこのあり様です。
どうやら、ボンネットロックのワイヤーを伝って雨水が入り込んでいたようです。先日のミーティングの雨で室内に雨が入ってきてたので、コーキングをやり直そうとしてたとこです。久しぶりに焦りました。

そして、送られた写真を見ると丸こげです。麻生さんはチャイムと書いていますけど、写真からすると『コロンコロン♪』の方じゃなくて『ぴーーーー♪』の方だと思います。このピーちゃんはヒューズボックスの上のほうに刺さっているモジュールで、CTISの圧力が下がった時にお知らせするブザーで、CTISを使わない時はうるさいので『1G』のヒューズを抜いて黙らせる奴です。。麻生さんの話では、以前この『ピィ〜♪』音が濁って変な音だったので、ケースを開けたところ断線していたので、ジャンパー線を飛ばしたそうです。当方の経験と知識では雨の進入で燃えると言う事は余り考えられない様な気がします。それは、この程度の電流で水が触れても、洗浄可能タイプの部品以外でも壊れる事はあっても火が出るほどの事は無い様な気がします。それとPC板の裏面から出火していますので、この場合ジャンプさせた配線の過剰電流で被覆が溶けてショートしたと考えるべきでしょう。
従って、元々のプリントされたパターンが切れていた原因を収束させないで、ジャンパー線を飛ばしたため負荷が掛かったか、単なる基盤の不良でジャンパー線の飛ばし方が悪かったかになります。さらに、PC板を見てみると通常はハンダ槽に通す前に部品を実装して足をカットしますが、このPC板は全ての足が曲げてあります。これはケースに余裕がない場合に行う手法で、隙間がない部分にジャンパー線を飛ばして、その後に配線が押し付けられると上記の理由からショートする可能性はとても大きいです。従って、今回のトラブルの原因は雨ではありません。
これを雨が原因だと思い込むと、もし何か問題を抱えたままだとまた同じ事の繰り返しになりますので、チャンと点検してから部品の交換を行った方が良いと思います。当方としては人災であってHUMMERの問題じゃないことを願っていますけどね。
聞いた話ですけど、これと、同じ様な事が最近ありました。エアコンのコンプレッサーが壊れてこれの交換をした所、直ぐにコンプレッサーがお亡くなりになったという事例です。まず、コンプレッサーが壊れる理由ですけど、ガスの量が減ったりオイルが減ってしまった場合はコンプレッサーが摩耗してしまい、やがて焼き付を起こします。焼き付いた場合は大抵その前に沢山の金属の粉が配管の壁をメタリック仕上げにしますので、コンデンサー、エバポレーター、配管の清掃、エキスパンションバルブ、レシバータンクの交換が必要です。当方なら配管も新品に交換します。
HUMMERの場合は、94年からは熱交換率の悪い134aになっています。元々軍用ではACの想定なんてありませんので、収納スペースの都合からエバポレーターもヒーターコアも国産小型車と同等かむしろ小さい物が付いてます。多少 能力不足を補うために室内循環のリアエアコンが付いています。外気導入も97年式以降はMAX以外は外気導入なので、フロントよりもリアの方が冷房もヒーターも効きが良いのが構造的に普通です。所がフロントの冷房の効きが悪いとついついガスをオーバーチャージしてしまい、コンデンサーの冷えが悪いとドンドン圧力が上がってコンプレッサーがオーバーロードになってしまいます。
そこで、レシーバータンクに付いている圧力スイッチを圧力不足(ガスがない場合)でエアコンOFFと圧力異常上昇でエアコンOFFのスイッチを付けると、暑いですけどコンプレッサーの保護になります。ただ、オリジナルのHUMMERの場合は圧力不足のスイッチは付いていますが、異常上昇は付いていないので、ガスの入れすぎと同じくコンプレサーに重労働をかせる事になります。
今回の事例は、お客さんからコストに対する要望が厳しくて上記の修理が出来なかったために即死してしまったそうです。さらに、ファンのシェラウドもバキバキに割れてて、コンデンサー所かラジエーターの冷却もままならない状態だったそうで、修理やさんにとっては正に踏んだり蹴ったりの事例です。加藤電気の場合は頑固ですから、この辺りの修理内容を行わないお客さんは断っちゃうそうです。従って、ちゃんとエアコンの修理をすると、結構高額になるので当方の場合は、コンプレッサーがパンクした時に思い切ってレトロフィットにしましたので、交換してから9年起ちますが流用したコンプレッサーからのオイル漏れがあり、数年年前にロックする前に交換とヒーターコアを交換しても、まだ使えています。
多分、これから冷房のシーズンになると『効かない』と言うトラブルが続発すると思いますが、上記の内容をよく理解した上で安直な修理は当方だけに任せてきちんと修理しましょう!

2011.6.14.    石飛 毅氏

土曜日の夕方からはDURAMAXに火が入ると言うので、スカイオートに出かけてきました。
当方が到着した時には、油脂類の注入中でエンジンを掛ける直前で、儀式には間に合いました。一通り補給が終わり、再度レベルをチェックし、手動ポンプで燃料配管を満たした後、数回スターターを回すと無事エンジンが掛かり一安心でした。実はココから先の方が色々大変で、先ずはATセレクターレバーの位置出し、全てのユニットの配線を行い、動作確認等は目立たない作業ですけど、こちらの方が大変です。その後、試走を繰り返し不具合があればそれの修正を行いながら完成に向かわなくてはなりません。
特に今回は一部エンジンの高さが高い部分がありますので、この処理のために工夫も必要ですから、エンジンが掛かったからと言って一息つくのはまだ早いと言う感じです。取り合えず当方がお手伝いできるのは、配管部品探しとかボンネットのコブの手配位しかお手伝いできませんけど、協力したいと思います。
日曜日の夕方、Jeep展から帰ってきて、ヒロシ君の軽トラのドレスアップをお手伝いしました。ヒロシ君の軽トラは藤本さんから頂いて大阪から乗ってきたときは、解体屋に持って行った方が良いと思ったのですけど、少しづつ手を掛けて普段の足に使っています。最近は狭山ハウジングから材料を貰ってフラットだった荷台のヘリも付いたし、アルミホィールも付いています。アルミホィールはネジのピッチサークルがあっていなかったのですけど、穴を開けなおして付けるという荒業を使っています。今回は、スカイオートのゴミ箱から拾ってきたダイハツコペンのテールパイプを取り付ける算段ですが、元々ソーセージ位のテールパイプをハム位の物で、それも、2本ですから各駅停車と新幹線位の差があります。
ジャッキアップして、色々当てて見ましたけど、音はそのままが良いと言うので、太鼓の出口からパイプをカットして、TIG溶接機で借り止めをしながら継ぎ足し継ぎ足しを繰り返して無事完成。ナンバープレートのしたから覗いているテールパイプはただの軽トラなんですけど、ただ者ではないやる気を感じます。テールパイプを交換しただけなので、排気音には関係ない筈なんですけど、実際にエンジンを掛けると今までの牛乳屋さんと同じような軽い音から少し低音が出て、アクセルOFFでの吸い込み音もするようになりました。コペンはスポーツカーですから、ノーマルでも軽トラとは一線を越えたグレードの排気音がしていましたけど、あれって高性能エンジンだからではなくて、テールパイプで作られた音だと言う事が判明しました。要するにノーマルのテールパイプはただの筒ではなく管弦楽器という事になります。
ココまで改造してヒロシ君の心配事は、藤本さんに『返せっ!』て言われそうな事だそうです。男が一度上げた物を返せなんて言う訳はないし、ヒロシにとってはお宝でも、冷静になって見たらゴミですから、そんな心配はありません。ただ、この軽トラチューンですけど、ガレージ近辺ではプチブームです。狭山ハウジングも近所の簡単な荷物の移動しか使っていなかった軽トラは、余り大切に使われておらず、駐車場の端に何時も追いやられていましたけど、最近はアルミホィール、ハンドル、オーディオ&スピーカー、バックミラー等、手を入れています。出入りの電気屋さんも、ガレージにクーラーを中々付けてくれないのに、マフラーを交換したりして、軽トラが今クローズアップされています。そういえば数年前から浅井さんが軽トラとかワンボックスを色々な軍用カラーに全塗装して、ステンシルをして乗っていますから、流行の先取りでこれから、軽トラの大ブームが来るのかしら?ヒロシもこの後、米軍の飛行機の水色艶消しで塗装するそうなので、当方もチョッと、かっきいいい・・・・!と、思っています。

2011.6.13.    石飛 毅氏

土曜日は、夕方までJeep展の見学に行ってきました。
見学者には顔見知りが沢山いるので、展示してある車両と同じぐらい顔を見せ合うのも楽しみです。日曜日には、田宮模型の箱絵を書いている佐藤先生の他に、今回はルパン3世カリオストロの城で作画監督をされた、あの、ひょうきんな佐藤先生も真面目になってしまう大塚先生もお見えになりました。大塚先生は宮崎駿の先輩に当る方で、来場した方々もビックリです。実は、当方はルパン3世のアニメは大抵見ていますけど、名作と言われているカリオストロの城自体が大塚先生が監督をしているのは知りませんでした。どちらかと言うと、Jeep研究の第一人者として先に尊敬をしてしまったので、そちらの方の話をする機会が先に来てしまい、先生自体も『HUMMERの石飛』として当方を覚えて下さっているので、今更色紙を出して『ルパン書いてください!!』とお願い出来なくなってしまいました。今日も、一時間以上も2人でお話をしましたけど、内容は全てJeepの事やハンビーの事です。
恐れ多いのですが、先生はハンビー(HUMMER)は良い車だと言ってくださっています。それは、歴代軍用車で一番長く使われている事、と、ハンビーが出たばかりの時にイタリアの山岳道路を試乗されたときに、軍用車としてこんな優れた物はないと思ったそうです。余りにも光栄な話をしてくださったので、少々舞い上がり気味でした。今回は松原さんも久し振りにJeep展にスカイラインで来展。大塚先生とは初対面でしたが、那須PSガレージの事は当方もお話をしていますので、松原さんの事はご存知でした。特にXR311に関しては大変興味をお持ちで資料も沢山お持ちだそうで、今度見せていただけることになりました。また、今度、那須PSガレージにも訪問したいと言ってくださったので、とても楽しみです。
この様に、色々な方々と縁を持てるのもJeep展というかCCVの石川編集長のお陰ですから、本当に感謝しております。4輪駆動業界も衰退しているのに、今まで流行り廃りに関係なく開催しているJeep展の来場者の数は変わらないというよりも、逆に増えている感じがしますから驚きです。是非、今後も今まで通りのスタンスで何時までも続けて頂きたいイベントだと思います。。。。って開催前に書けばよかった。。。。反省。(宮崎駿は逢った事がなくて知らない人だから、有名人なので、敬称なしです)
さて、今回のJeep展で当方が興味を一番持ったのは『クロガネ』の3輪車です。3輪車は単なるプアな乗り物だと思ったらそれは大きな誤解です。実は3輪というのは4輪と違って常時3点バランスするためにサスペンションに頼っている偶数車輪の物より常時トラクションが確り掛かるため、ぬかるみでの走破性は抜群です。更に小回りも聞くので、利用目的によっては理想的な乗り物です。ただ、高速走行時の旋回性能には問題があって、特に丸ハンドルになってからは良く転ぶのが弱点です。従って自動車の高性能化で実用速度の上がってしまった現代では『使えない』物になってしまったのは仕方がない事です。
それと、同じ3輪でもドイツのケッテンクラウトは、後ろ2輪がキャタピラです。ドイツ軍は第二次世界大戦のときに、一体これを何に使うために、どうしてこんな面倒な物を作ったのか、当方の知識では皆目検討が付きません。そこで、このケッテンクラウトをレストアしたカマドさんが、ケッテンクラウトの本を出版されたので、一冊購入しましたので勉強して見ようと思います。因みに、この本のイラストは我らが佐藤先生の作品です。
スカイオートにも現在一台あるピンツガウワーが日頃の整備を怠っていた?ためか、群集の前で痴態を晒してしまいました。チョッと前に燃料ポンプを換えたそうですが、純正部品ではなかったため磨耗してしまい、燃料不足で走行不能になってしまい、Jeep展の会場から牽引してのお帰りになってしまいました。ランドローバーで牽引しましたが、ピンツにはヒロシ君がドライバーとして乗車。ピンツガウワーの感想は、『ブレーキが利かない』でした。因みに、このピンツガウワーは空冷のガソリンエンジンで構成はポルシェと同じですが、ブレーキはドラムです。スカイオートに現在あるピンツガウワーは水冷のDIESELでブレーキはディスクと、進化しています。HUMMERと同じくハブリダクションを装備しています。
感心したのは牽引ロープで、強度もありながら柔軟性もあって、特に端末の処理は最高の出来です。これは確かピンツガウワーの標準付属品だったと思います。こんな立派な牽引ロープが標準付属品だという事は、今回の牽引は『良くある事』『想定内』の様です。

2011.6.8.    石飛 毅氏

日曜日に、スカイオートに入庫している572のチェックをしてきました。
今回のエア抜けの原因は、エンジンの熱で配管が解けたためでした。一応、熱対策として銀色の被覆がしてありましたが、劣化してボロボロになっていました。ボロボロになっている原因には熱も追い討ちを掛けていると思われます。対策としては、樹脂からステンレスメッシュの配管に交換し、尚且つ、排気管を避ける迂回させるルートに変更します。丁度車検なので、これらの対策は車検取得後に行う予定です。
スカイオートには色々なHUMMERが入庫していますが、一台残念な整備を受けたHUMMERが入庫していました。ターボDIESELの弱点として、噴射ポンプのソレノイドを駆動しているFSDがあります。このFSDにはパワートランジスターが入ってて結構大きな電流を流すために発熱量は大量で、手で触るとやけどする位の熱さになりますので、当然、冷却を考慮しなくてはなりません。通常の設置場所は噴射ポンプの側面に貼り付けられて、噴射ポンプがヒートシンクの代役をしています。元々、FSDの設置場所はVバンクの間に埋もれているため、熱が溜まりやすい場所にあるので、高い率でFSDはパンクします。そのため、同じ事を繰り返さないために、FDSにヒートシンクを取り付けて、出切るだけ風通しの良い場所に移動するのはT-DIESELでは常識化しています。
今回スカイオートに入庫していたHUMMERは、他社の工場で短期間に数回FSDの交換をしているそうです。壊れやすいFSDですけど、オリジナルの場所でも走行条件によりますけど数年は持ちますので、ボンネットを開けると驚きの交換方法で、配線だけ引っ張り出して、FSD本体はタイラップでエンジンハーネスにぶら下げてあったそうです。毎回、そんな修理しかしていないので、何度も壊れてしまうのは当たり前です。一度エンジンがかかっている時に触ってみれば解ると思うのですけど、当方の予想ではトランジスターの劣化はあっという間に起こるので、数回乗ったら不調が始まるはずです。当然、今回は外付けのヒートシンクを使って出切るだけ風通しの良い場所に設置するので神経質になる事はないでしょう。
ただ、ココで問題なのはFSDの設置場所です。装着例を見ると、皆さん色々考えていますけど、案外難しいと思います。ヒートシンクとFSDの固定方法も熱伝導グリスやゲルシートを使ってきちんと取り付けなくてはなりません。キットの延長配線も、元々HUMMER専用と言うわけではありませんので、長さが不十分で、取り付け場所には苦労をします。良く冷えそうな場所も、雨が掛かり易い場所であったりとトレードオフの関係になりますので、ココが一番!と言う場所はまだ決めかねています。ですから、何度も言うように、今、オリジナルのFSDが元気な場合は、そのまま使わずにFSD延長キットを増設し、万が一これが壊れたらオリジナルに配線を戻せばそのまま走行可能な状態に戻せます。結局、転ばぬ先の杖の方がトータル的には安心で出費も抑える事が出来ます。
DURAMAXコンバージョンの方は、一旦ボディを仮載せを行ない、ボディとの干渉、操作類に支障がない事を確認した所、一体で作成した排気管を一旦外して分割可能にするため、再度ボディと分離しました。乗せたり降ろしたりと結構作業は面倒です。再びボディを載せる前に、各部の本締めや、塗装、調整を行ない、21時近くにやっとボディを載せる事が出来ました。
スカイオートは作業の後、千葉に行かなくてはならないので、桧谷さんとヒロシ君の3人で普通の中華屋さんで遅い晩御飯を終わらせガレージに帰りました。自宅に直接帰らないのは、翼が毎日の様にNOZAWA-GOに乗るため自宅にはNOZAWA-GOが配備されているので、当方のHUMMERを置く場所がありませんので、必然的に保管ベースはガレージです。従って、HUMMERで出かけた場合は、自宅に直接帰らずにガレージに立ち寄る事になるので、ついつい翌日の出勤がガレージからになってしまいます。
日曜日もガレージに戻ってから、以前から気になっていた『ゴリラ』のホィールナットを友野さんから入手しましたので、早速交換。現在使っているナットはスチールの2ピースホィール時代から使っていますので、もう10年以上同じナットを使っています。チャンとトルク管理をしているためスレッド部分はそれほど痛めてはいない積りでも、何度も立脱着を繰り返している内に手で締め込む時に抵抗はありますし、何本かは手では締め切らないものもあります。表面はメッキの出来が悪いので錆びこそ有りませんけど、外装部品としてはチョッとみすぼらしくなっています。ナットを手で緩めるのに抵抗があるのはスタッドにも問題がある事が多々ありますけど、スタッドの方は一度交換しているためか、新しいゴリラのナットをは実に軽くスルスル入りましたのでスタッドには全く問題はありませんでした。
今まで使ったナットと『ゴリラ』を比較すると、古いナットはテーパー部分の変形があり、表面も荒れています。ネジはスレッド部分の摩擦ではなく当たり面の摩擦で緩み止めをしていますので、この部分の仕上げの良さは機能的に望まれる部分です。両方のナットを軸方向から見ると元々の素材を知る事が出来ます。今までのナットは六各であるのに対して、ゴリラはまるで一番太い部分が座面にあります。従って工具を入れるとゴリラは座面の手前で止まりますが普通のナットはホイールナット用のソケットを使うとホィールに工具が当たってしまう事になります。
元々、ディープソケットと言うのは普通根元まで六角のままではなく、強度不足にならないように先端だけが6角なので、ホィールナット用の物でないとロングナットの場合はナットの中間辺りまでしかソケットが入りません。そのため、新品でも1回締め込むとココに傷が付いてしまいます。また、浅い状態で締めこむ時にナットにはトーションバーの様に捩れの力が掛かるので、トルク精度が落ちる事になります。スカイオートの話では、最近のホィールは大きなソケットが入らない事が多く、工具でホィールに傷が付くので最近はゴリラのナットを使っているそうです。確かに当方の純正2ピースもソケットがギリギリで、タイヤを装着するときに確りスピンドルに押し付けて平行にしないと工具は入りません。メッキの仕上がりも以前の物よりも滑らかで綺麗なので、後はメッキの耐久性ですね。

毎年開催されている『Jeepの機能美展』は、ここ数年はこの時期に開催されています。Jeepだけではなくて、懐かしい車や珍しい車も展示されていますし、関連した展示物もあって目の保養になります。一時期の猛盛の4輪駆動業界でしたが、現在の衰退は目を覆いたくなりますが、結局、本物はあの宴とは全く関係なく、こうしてちゃんと残っています。公開は9日からです。主催者は『見たい人だけ見れば良い』と言ってますが、当方は色々な人に見てもらい、夫々の人がそれを見て何かを見つければそれで良いと思っています。http://homepage2.nifty.com/CCV/JEEP2011.html
出遅れてしまい、搬入のお手伝いは出来ませんでしたが、展示物を並べたり程度の事はさせていただきましたが、今回興味を持ったのはケッテンクラートで、以前も展示されていましたが、今回はトレーラーが付いていました。それと、『くろがね』のオート三輪もいい雰囲気が出てましたが、一緒に置いてある木製の容器は怖くて近寄れませんでした。佐藤先生の話では何度も顔を合わせて当方の事を覚えて下さっているアニメの大先生もお見えになると言われたので、今更色紙を出すのは恥ずかしいのですが、義兄が『次元』の大ファンで色紙を熱望されたので、当方も土日は顔を出し、日曜日には撤収のお手伝いもする予定です。

2011.6.6.-2    石飛 毅氏

スカイオートでDURAMAXにコンバージョン中のHUMMERオーナーが、日曜日に来る予定だったので、友野さん浅井さんヒロシ君と色々な予定を凝縮していたのですけど、土曜日になったそうなので、当方が土曜日に変更すると、これ以外にも濱本さんとか色々な人に迷惑が掛かるので取り合えず金曜日に仕事が終わった後、スカイオートに向かいました。
この時点では、フレームとボディは引き離された状態でしたが、新型のLMMは当方のLBZよりもブロックの強化とか、パワーアップ、排ガス対策が強化されてエンジンが少し大きな感じがします。特に吸入ダクトは口径が大きくなり、エアクリーナーボックスも改造されて、ダクトの長さも短縮されて、中のフィルターも今までに見たことがないタイプの物に変更されています。当方の現状は、本来ならエンジンの許容回転数は4200rpmですが、燃料かエアの量が足らなくてそこまで回りません。先日、吸入口を大きくしたら少し回転が上がるようになりましたが、今度は燃料が足らなくなりました。この辺を改善する事で当方のHUMMERもマダマダ余力が残っています。もっとも、今度回転が上がると松原さんのALPAHやシルバラードチームのように、ミッションアラームが出ちゃいますので、トルクコンバーターや強化ミッションが必要となりますので何事もホドホドが宜しいかと思います。
ここで、気になったのはエンジンの高さです。当方のLBZと比較してインテークパイプが大型化されたEGRの上を越えるために山なりになっているため、少し高くなっています。実際、当方のや柳本さんのも、ボンネットのアップと構造物の撤去でギリギリクリヤーしているので、今回は当方の予想では無理。スカイオートも困っていましたけど、逆にココまで出ているならボンネットをチルトアップして車体のプロポーションを乱すより、一部なので、昔のスカイラインGT-Bみたいに、ボンネットを部分的に膨らませてしまう方がかっこいい気がします。それも、FRPで造型するよりも、アルミの板でカバーを作って強度を持たせたエアインテークみたいにポッコリ膨らませる方がやる気を感じます。そう考えていたら何か羨ましくなってきて、当方も真剣に考えてたら眠れなくなってしまいました。。。
金曜日はそんな訳で慌しかったのですけど、スカイオートの越谷ちびっ子ギャングメンバーで美容院を経営しているヨッチさん方が、夏用に当方の残り少ない髪を切ってくれたり、鞄屋のヒロサンがiPad用のキーボードを持ってて、使わせて貰えたり、楽しかったです。
特に、iPad用のキーボードは存在自体は知っていましたが、実際に使うのは初めてで、当方のiPadとブルーツゥースで接続して使った所、中々便利です。当方が羨ましそうに『イイねー、イイねー』を連呼していると、周りりが『ヒロが使っているのなんて見たことないからいらないジャン』とか『カバンの中でじゃまだろー』とか言われる度に当方が『俺は使うな』とか『カバンには余裕があるな〜』と反応してたら段々顔が青くってきて、最後に『余り使っていないしカバンの中で邪魔だから・・・・・・ど、どうぞ〜』と、顔が引きつらせながら天を仰ぎながら、差し出していたのは何ででしょう???ホンと、ヒロさんは良い人です。
仕上げは、晩御飯で『つくし』が貸切のため、金曜日は美味しい焼肉屋があるというので皆で行くと、確かに分厚いタンとか中々食べ応えがあって確かに『美味しい』それにお値段もお手ごろで越谷の新たな『食』が追加になりました。

土曜日は、濱本さんが関西ミーティングに行った時に『パタパタと変な音がする』と言うので、排気漏れではないかという事になり、それの点検と、今までは問題なかったのですけど段々年齢を重ねると運転能力が下がりますので、先日の572と同じくバックカメラの設置、そして、ナビの車速パルスの接続作業をしに来ました。
先ずは、車速パルスの接続ですが、93年式はスピードメーターはケーブル式です。これ以降の4ATになってからは制御がTCMになっていますので、スピードメーターは電気式です。そこで、AUTOMETERの電気式スピードメーターのセンサーを使ってパルスを出すことにしました。実は、このセンサー取り付けはもう5-6年前から計画してて、部品はその時にゲットしていて、それ以降ズーッとガレージに保管していたので、かなり熟成されています。
先ず、速度計のケーブルをトランスファーから取り外して、このセンサーユニットを取り付けて、その後にケーブルを取り付けます。要するにケーブルとトランスファーの間にセンサーを入れるという事なので、センサーの分取り出しポイントの長さが長くなるので場合によっては取り付けが出来ません。今回もその場合によってが的中してしまい、センサーユニットを付けるとケーブルがマフラーに大当たり。そこで、この際、スピードメーターをAUTOMETERの物と交換してしまうことにしました。
この後、恒例の問題が発生。ハーフシャフトからまた、グリス漏洩を発見。しかし、ブーツに破れなどの破損はありません。丁度お見えになった山田さんのご子息はハーフシャフトを生産している会社に勤務してて、ハーフシャフトの担当をしていると言うので見てもらった所、ブーツが被っている部分の隙間から遠心力でグリスがはみ出たのではないかという事になり、一度持ち帰ってこの部分を点検してもらう事にしました。この時にハーフシャフトの色々な話を聞くことができましたので、次の機会に報告します。そんな訳で、濱本さんが帰るためには代替のハーフシャフトが必要になり、多少ブーツに不安のあるハーフシャフトにグリスが飛び散らないようにその場しのぎでサランラップを巻いて取り付けました。ブーツが破れても濱本さんの自宅とガレージの往復程度ではそう簡単にCVジョイントのグリス切れにはならないので、大丈夫です。
この後、気分を入れ替えて先ずはドアミラーのベース部分にカメラの設置。93年は元々電動ドアミラーの設定がないので、ミラーを外して蝶番の部分に配線を通すために穴あけ。今回のカメラはカメラ本体から延々とケーブルが延びているタイプではありませんし、中継のコネクターも丸型で小さいため電動タイプのミラーの場合は穴あけは必要ありません。鏡像と正像の切換は途中にチップを入れて変更が出来ます。今回、カメラは2台ですけど、モニターは外部入力が2chなので、当方が使っているような切換器は必要ありません。
バックカメラですが、4 DrHTの場合は高い位置から見下ろす事が出来ませんので、普通のバックカメラの位置では車体との感覚は掴めないので、結局、当方と同じく横にカメラを設置して障害物との間隔を見れる様にしました。配線はバンパーの裏からフレームに沿わせて、リアシートの裏側から室内に配線を取り込みセンターコンソールの横を通してセンターコンソールまで引き込みました。
モニターは価格的には7-8000円の物ですが、昔の廉価版とは大違いで映像は綺麗です。後は耐久性の問題なんですけど、毎日乗るわけではないので使用による消耗より、電子部品の寿命次第だと思います。このモニター本体にも鏡像、正像、上下切換の機能が付いていますので便利なんですが、この設定を入力1と2夫々に設定が出来ませんので、今回のように鏡、正像の接続の場合はどちらかのカメラの設定を変更する必要があります。

日曜日は、スカイオートからのメールで起床。友野さんと浅井さんは既にスカイオートに到着している模様。土曜日は朝刊を配達するオートバイの音がしてから寝たので寝坊しましたが、睡眠時間はタップリ。スカイートに着くと先ず目にしたのは浅井さんのBMWのGS。サイドバックとか、ナビも付いています。聞く所によるとETCも付いていますので、何処までも行けそうなツアラーです。なんで、浅井さんがこの手のバイクかと言うと、浅井さんが原発の疎開中に大阪でKTMに乗っている麻生さんから、同じようなバイクに乗りましょう!と誘われて、寄った勢いで『ソーしましょう!』と、言ってしまったのが始まりでしたが、一体何処で買ったら良いのか皆目見当が付かずに、スカイオートに話をした所、近所の知り合いがBMWの代理店をやっていると言うので、そこに一緒に出かけたそうです。まだ買い悩んでいた浅井さんですが、その前にスカイオートが800ccのBMWを気に入ってしまい、お客さんを連れて来きた手前があってか、それの購入意思を出したら、勢いで浅井さんも買ってしまったようです。
しかし、喉から手が出るほど欲しかった訳でもなく長期のローンが効くらしくて2人揃って『麻生さんの手前』という理由だけで買ってしまったのが実情です。実は、このお誘いは当方にも降ってきてて、当方もこのお店に見に行ってます。BMWのGSはとてもカッコよくて欲しいバイクのランキングの上位にありますが、そう簡単に買うわけには行きません。候補にあったGSは07年モデルということで、詳しい人に聞くとこのモデルよりも浅井さんが買ったモデルの方が良いと言われて、07年モデルは諦めてお店でゲットしたDVDを何時も見て『いなぁ〜』とため息を付いていました。
日曜日に、昼ごはんを食べてコンバージョン作業のお手伝いをしていると、突然、麻生さんが登場!バイクの格好をしていたので当方達はKTMで来たのかと思い、浅井さんのGSは今日納車ですよ!と言ったら『僕もKTMと他のバイクに交換して納車なんですよ』と、耳を疑う発言。麻生さんが、浅井さんに勧めて、スカイオートも買ったのに、自分はサッサとKTMを手放していました。実に自分勝手な無責任な行動には呆れて物が言えません。それも、浅井さんの納車の日に。。。。浅井さんも目が怒っていましたが、自分ではいけてると思っているけど、空気の読めない麻生さんは全然責任を感じていません。その証拠に浅井さんは、麻生さんとの約束を守って男気を通したのに、男気のない麻生さんにムカついて、帰ってからBMWにケリを入れたらひっくりがえしたそうです。今は自宅でタンクからガソリンがこぼれたままBMWは横たわっています。
麻生さんは飽きっぽくて、今度乗り換えたバイクは自分の中ではいけてるんでしょうけど、どうもスカイオートにいる連中は全く興味がないみたいで、どちらかと言うと浅井さんのGSの方が人気でした。一般受けはそっちの方がするのですけど、GSの方が人気で更にKTMの方がマニアックで、更に受けが良いみたいです。麻生さん一気にお友達をなくしたみたいな気がするなぁ・・・・・。本日のスカイオートでの人バイクランキング KTM>GS>麻生の今度のバイク でした。

2011.6.6.-1    石飛 毅氏

第5回関西ミーティング・レポート

今回で5回目となる関西ミーティング。悲しいことに昨年に引き続き雨天。今年は「せっかく遠方まで来るのだから」という関東や九州方面の参加者の皆さんのご要望にお応えして、2日間の日程で開催しました。第1回〜3回までの猛暑、第4回の大雨を教訓に、今年は梅雨入り前の少し涼しい時期に開催ということで、5月の最終土日としました。しかし。。。異常気象はこのミーティングにまで影響を及ぼし、季節外れの台風と梅雨入りで、またまた大雨。土曜日の昼過ぎまではなんとか小雨程度でしたが、夕方以降はそれなりの雨でした。
前日の金曜日は、朝までミナミで夜遊びした当方は、一睡もせず琵琶湖のヤンマーマリーナに向かいました。予定より30分遅れの到着。既に会場のご近所メンバーの片岡さん、福井さん、それにトビさんが到着しており、片岡さんご提供のHUMMERもすっぽり格納出来る大型テントの設営を行っていました。トビさんから「遅せーーーーんだよぉ」といつものようにお叱りを受けながら設営の作業に取り掛かりましたが、この大型テントはコストコで販売されているテントで、骨組みもテント生地もかなりしっかりしており、少々の雨や風にはビクともしない代物です。組み立てもとても簡単で脚立や設営者は2名いれば20分程度で設営完了です。それに屋根だけではなく、4面に窓付、出入り口付の壁テントがあるので、雨や寒い冬場には重宝します。大型のため、収納格納や搬送するにはちょっとした大きなクルマが必要です。今回はまたまた片岡さんがハイエースを提供してくれたので助かりました。
午前9時にはテントの設営も完了し、椅子やテーブルの準備も完了。あとはメンバーの到着を待つばかり。しかし、、、2日間の日程の初日で雨天となると、流石に出足が鈍い。10時頃になりようやく、メンバーさんが到着し始めました。流石に雨模様のミーティングはクルマを見たり、触ったりするわけにもいかず、テント内でHUMMER談議に花を咲かせる状態で、まぁ、それはそれでメンバーさんの距離感も縮まり、初参加の長野のNさんや大阪のFさん等は良かったのではないのかなぁ、という感じました。天気が良くて、皆がバラバラになると、初参加の方はなかなか話をすることが出来ないですからね。そういう意味では大型テントでひとつ屋根の下もありです。
昼ごろには参加予定のメンバーさんは概ね揃い、ヤンマーマリーナ内にある「琵琶湖 レストラン&ウェディング シェヘラザード」さんで昼食会。今回も琵琶湖に面したレイクビューのテラスを貸し切り、ランチタイム。このランチタイムもメンバーさんが交流を深める良いチャンスで、今回もこの時点で参加者の皆さん、それぞれに親交を深めてもらえたと思います。ランチタイムを長く過ごし過ぎた当方はテントに戻ると既に夕方。
駐車場は、今回、広めに確保したので16、7台のH1が停まっていますが、かなり余裕の状態でした。例年であれば約30台程度は集まるのでチョット少なめですね。しかし、皆さんご家族連れも多く、結局、土曜日は約30名が参加してくれました。
あっという間に夕方になり、予定通りレイクビューのテラスでバーベキュー!今回も屋台のオヤジ役は藤本さんと片岡さん。30人分の食材を手際よく調理してくれました。おかげで1時間程度で食材はすべてメンバーさんの胃袋の中に入って行きました。バーベキューが終わると、恒例のビンゴ大会!今回のビンゴ大会、当初はお宿のホテルで「大人のビンゴ大会」にする予定でしたが、関西ミーティングではご家族連れも参加できるようにと、参加者全員参加の「プチ大人のビンゴ大会」としてスタート。始まるなり、藤本家の元気過ぎるご子息「タイト」が例のごとくノリノリ状態でわめきまくる状況でスタート。今回も景品は山盛りで、高級なお酒やお菓子、HUMMERパンツ、スイカ、折りたたみ自転車、プラモデル、大人のオブジェ、洋名「ゴールデンボール」などなど、貰ってうれしい物から、取り扱いに困るものまで盛りだくさん。結局、3回もビンゴをやって、1時間半後にようやく終了。番号を読み上げる当方は金曜の朝から一睡もしてない状況で、3回もビンゴをやると流石に声がおかしくなりました。
土曜日のイベントとしては、このビンゴ大会で終了し、各自お宿へ。
2日目の日曜の朝、前夜一瞬で爆睡していまい早めに寝たのでスッキリした目覚めの当方。しかし窓の外を見ると、視界が悪いくらいの大雨。しかも大雨洪水警報が各所で出ている状況。準備をして会場に向かうと、前日、所用で来れるかどうかわからなかったスカイオートが積載車で到着しており、ひろし君までもが来てくれていました。やはり土曜日に出発したもののフロントタイヤバースト事件の友野さんは断念されたようで、ご欠席。残念です。
ホテルをチェックアウトするため、部屋のカギを回収に回るとトビさんは爆睡中、成瀬君も雄琴で疲れた?のか眠そうに起きてきました。一成さんと松原さんの部屋に行くと無人。一成さんに電話してみると「腹が減ったのでマックで朝飯だよぉ」という返事。「マックで朝飯」という言葉に釣られて、当方もマックへGO!。やっぱりたまに食べる朝マックはイイですねぇ。早々に食事を済ませてミーティング会場に戻ると、テントが無い!朝飯を食いに行ってる間に強風が吹き始めたので、テントを撤収し始めていました。しかし時間はまだ9時。これからミーティング2日目の日曜日なのに会場を撤収。。。。迷いましたが、強風は危険なので仕方ありません。皆で早々にテントをかたずけ、飲み物などの残り物の整理をすること1時間ちょい。かたずけが終わるころには日曜日の参加者が続々集合。大雨の中、24台、36名の方が集まってくれました。それにH2AJのH2、H3乗りの方も駆けつけてくれて感謝しています。彼らは、当方が何度かお会いしている方々で、H1ばかりの集まりにわざわざ来てくれるのでホントにありがたいです。H2乗りの方はもしかすると近いうちにH1のオーナーになるかもしれません。楽しみにしてます。
HUMMERのクラブメンバーさんは雨でも何でも必ず参加してくれるのがイイですねぇ。幹事としてはホントにありがたいです。そうこうしているうちに昼前になり、ランチタイム。土曜と同じレイクビューのテラスで頂くことに。その時、アメ車マガジンの神津さんがカッコイイC10に乗りわざわざ取材に来てくれました。帰る気配を見せていたメンバーさんも、せっかくの取材ということで取材完了までいてくれることになり感謝。小雨を見計らって参加車両すべての写真を撮影してくれたアメ車マガジンの神津さんには感謝です。その上、集合写真まで撮影してくれて「本当にありがとうございました。」どうしようか迷っていた集合写真も取れた頃には14時を過ぎており、関東メンバーの皆さんはそろそろ帰路につく時間。参加者のみなさんにお礼と解散宣言をして「第5回関西ミーティング」は無事に終了しました。
来年の第6回は好天に恵まれるよう。日程調整を行いますので、今回来れなかった皆さんの参加を楽しみにしています。特に今回のミーティングを率先して早くやるように促しながら、台風まっただ中の沖縄旅行で参加できなかった浅井さんには、今回の分も含めて来年は4泊で参加してもらおうと思っています。
ビンゴ大会は飛び入り参加もあり、景品提供無しの方もおられましたが、来年からは景品提供無しの方にはビンゴ大会への参加は遠慮していただく方向で考えています。こういうイベントは場所を提供してくれているヤンマーマリーナさんや協力してくれる皆さんのお力がないと、継続することが難しいですが、今後も継続してHUMMERを通じた楽しいイベントとなるようにしていきたいですね。
というわけで2日間で13台の関西車両、10台の関東、九州等車両、45名の参加者となりました。悪天候のなか、参加していただいた皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。次回は10月にPSガレージでお会いできることを楽しみにしています。
幹事代表:麻生


関西ミーティングは、那須でのミーティグとは別の意味での楽しみ方があり、回数を重ねるごとに成熟していくと思います。参加者される方は、お客さんジャーありません。設営、撤収、イベント全てが自分でやるものです。時間の都合でならそれなりに大人の対応があると思います。『良い所取り』で、『お徳』だからの参加はお断りですね。これが、今まで長続きしている当クラブの秘訣です。他人を不快にさせる方には来て欲しくありません。例えばまだ3回しか参加していない福井さんは、土曜日の朝一番でテントの設営を片岡さんと2人でやっていました。このような地道な事であって成り立っている所が、参加型のイベントとは異なる所です。お客さん的な上げ膳据え膳と言う気持ちなら来ない方が良いと思いますね。

2011.6.3.    石飛 毅氏

2年前に購入した35000円のパソコンをまた修理しました。
トラブル内容は、マウスパッドの左ボタンの不良で、段々強く押さないと反応しなくなって最後にはパソコンが折れるぐらいに押さないと駄目になります。前回も壊れたのは1年の保障期間が過ぎた直後で自前で修理。今回も前回多めに買ったスイッチがあったので実質20分弱で修理完了しました。スイッチは表面実装なので、当方が行うとプリント板のパターンを壊してしまいそうなので、電気設計の後輩に依頼。数分で完了。一番時間が掛かるのは分解で、一度やった事があるのですけど忘れてしまってて、あれこれ触っての分解なので仕方がありません。その代わり、組立ては数分。これで、また一年使えるはずです。

2011.6.2.    石飛 毅氏

先日製作したリザーバータンクを関西から帰ってきて点検をしました。
心配していたチューブも往復900kmでも全く問題はありませんでした。メインのタンクのキャップを開けると若干レベルは下がっていましたが、リザーバータンクのレベル計を見ると、タンクの1/3程クーラントが入っていたので、キャップを開けたまま大気開放口に圧をかけた所、クーラントは移動してメインの量は殆んど元通りにないましたので、クーラントを外に開放する事はなかった模様です。
冷却システム内は、温度上昇でクーラントの膨張や、エンジンブロック内の局所的な沸騰で気泡が出ることで内圧が上がり、当方の場合は15psiでキャップのバルブが開いて大気中に開放します。タンク内に空気層がある場合、ココからは蒸気だけ出てくるのですが、空気層が少ないとクーラントも外に出てしまい、これを繰り返すうちにタンクのレベルが下がってしまいます。今回製作したリザーバータンクは、このクーラントを外に出さないために取り付けた物で、ここに溜まったクーラントは、エンジンが冷えて冷却炉が負圧になると底に届いているチューブで吸いこみ、元に戻るようになっています。ただ、このサイクルは、負圧で全てを吸い込むことが出来ないためか、タンクの中には若干吸いきれなかったクーラントが残ります。タンクをアルミで作ったのは、先ずは格好ですけど、タンクに入ってきたクーラントや蒸気を出来るだけ早く冷却する効果があります。
若干リザーバータンクに残のには理由があって、一番疑わしいのはラジエーターキャップです。当方が使っているラジエーターキャップは純正の物で、キャップの奥のシール材は若干ばねで与圧されたメタルです。温度による変化と固着を避けるためにメタルが使われています。ここのシールはゴム製の物もあります。タンクのこの部分が当たる面を観察すると、リザーバータンクをパウダーコートした時に、マスキングが乱暴だったために細かい凹凸が出来ています。ゴムのタイプですと吸収できますが、メタルタイプの場合は漏れの原因になります。ココから漏るとタンクの回りは乾燥したクーラントだらけになるので、今回、この面を軽くに仕上げました。その効果が出てか今回のロングドライブでもタンクの回りには結構綺麗でした。もう少し綺麗に仕上げると皆無になりそうです。
そこで、適切なクーラント量を探すために、前回はタンクの1/3程気層部分を作っていましたが、今回欲を出してタンクには目一杯クーラントを追加してみました。ラジエーターキャップの面もオイルストーンで仕上げてピカピカにしましたので、更にいい効果が見込めそうです。

入梅で土日は大雨でしたが、東京はまぁまぁの天気で太陽も出ました。その太陽の周りに2重の虹が出ていたので太陽に向かってシャッターを切ったら案外チャンと撮れていました。2重の虹は生まれて初めて見たのでチョッと感動しました。この2重の虹は東京の多摩地区埼玉西武の結構広い範囲で見れたみたいで、ローカルニュースに出ていました。
ガレージの花壇もタップリの雨のお陰かユッカロストラータの花が開きました。昨年は咲かなかったのでガレージのは2年周期で咲くみたいです。本当は他のユッカも花が咲くそうですけど、まだこの一本しか咲いた事がありません。バナナの花はもう1年近く咲いたままです。葉っぱはまだ一枚も出ていないので心配ですけど、友野さんに見せたら『大丈夫、大丈夫』と言うので、それを信じて葉っぱが出るのを待ちます。因みに、一昨年延びすぎだったカンナは、昨年の熱射の影響でまだ伸びていません。今年の夏は暑くならなければ良いですね。
今週末は、現在スカイオートでDURAMAX(LMM)のコンバージョン中なのと、572の損傷状態を確認するために日曜日に出向こうと思っています。コンバージョンの方は、既にフレームとボディの切り離しは完了してて、フレームの洗浄、塗装を終わらせ、フレームにエンジンがもう乗っています。デフダウンの金具を送れと言われましたので、もう駆動系の作業に取り掛かっているようです。当方のお手伝いできる所は、マニュアルシフト等のコンバージョン後の拡張性を持たせる準備をする積りです。572の方はCITS配管の被災状況を把握して、今後の対策を行うためです。それと、ゴリラのナットが大量に入荷したというので、これの受け渡しも行います。

 2011年5月