2011年6月  HUMMER ESSAY 2011年7月      

2011.7.31.    石飛 毅氏

先日スカイオートから572を引き上げる時に『燃料タンクから燃料が漏っています。』と言われましたので、ガレージに戻ってきた時には確認できませんでした。ただ、リアのササスペンションを見たときに何か塗装を溶かすような物が垂れた後が残っていたので、スカイオートの指摘は間違いなかったようです。スカイオートの話では『急加速した時に過大に出る』と言うので、前をジャッキで上げて見ましたけど、ガソリンそのものは確認できませんでした。
そのまま、友野さんの所に入庫して友野さんにもその旨を伝えておきました。その後、友野さんが荷台にある大量のオイルクーラーを外して見た所、荷台の床に燃料のシミを発見しました。そこで、このタンクの上蓋を外した所、インナータンクが破損していました。レース用の燃料タンクは、外側はアルミですが、内部はゴムだったりポリタンクみたいな物で、その中に揺れ防止のためにスポンジが入っています。友野さんの写真から572のインナータンクはFRPで作られていました。FRPで作られていると言うのは初めて見ましたが、コレは572のタンクはスペシャルオーダーなので成型品が使えなかったからではないかと思います。
今回はそのFRPのインナータンクの上の方がボロボロになってて、クラックも沢山入っていました。恐らく、当方がガレージに乗ってきたときはガス欠寸前だったし、給油したのはガレージまで来れる30Lチョッとだったし、572に不安があったため、丁寧に乗って帰ったので急加速は一切行わなかったので漏れがなかった模様です。その後、ガレージから友野さんの所に行った時は、チョッとサービスして60L入れたし、結構景気良くアクセルを踏んだので、荷台に漏れた燃料が染み出したと思われます。
友野さんが早速燃料タンクのメーカーに問い合わせた所、インナータンクの寿命は5年と言われました。さすがに寿命が短いだけあって製作は可能ですが、そのタンクの『図面を送って来い』と言われました。以前、渡部さんから聞いた話だとF40も同様な構造で、ゴムにカーボンで補強されてて、一定の期間で穴が空いてしまうので、定期的な交換が必要だそうです。そのときに合わせて価格を聞いたことがありますけど、純正はビックリするぐらいの価格で、バカバカしいので572の様な社外のレース用と交換しているそうです。そんな話を聞いたときはビックリしましたけど、そういうこともあるのかと聞いていたので、燃料タンクメーカーに寿命があると聞いても余り驚きませんでした。
さて、図面を書くとなると当方の出番だと思い採寸しに行こうと思い連絡したら、インナータンクの価格はスマートホン4台分程と高価!そこで、新品タンクをオーダーした場合の価格を聞くとアウタータンクの価格は。。。スマートホン一台分プラスするだけ。。。。要するに、価格の殆どがインナータンクの価格で、アウターとスポンジは殆ど気にならない価格です。そうなると、別注で寸法が上手く合わない事や、タンクの構造上どうやって硬いインナータンクを入れるの?と思うとリスク回避のために今の外寸と取り合いが解る写真と寸法を書いて新品を再度注文した方が良いと言う事になりました。
しかし、写真を見て思いますが、FRP自体は工場で薬剤のタンクとかにも使いますので、材質的には問題はありませんけど、これを見る限り厚さは足らないし、硬いので振動のある車にはあまり向いていない気がしまので、寿命は5年と言っているんだと思います。とりあえず新品を作ってもらえるのは良かったのですけど、心配なのは寿命といわれている5年後です。レギュレーションの問題とか重量の問題とか見た目の問題もありますので、このタンクを使っているんだと思いますけど、5年ごとに交換するのは当方は納得できません。そこで、新しいタンクが来たら古いタンクの中身を廃棄してインナータンクを腐食しないステンレスで作ろうと思います。
アウターの形状はアンダーカットになっているので、少し小さくしてスッポリ入る様にして内部に揺れ止めのバッフルと、吸い込み口にも偏り防止の壁を付けてあげれば最後の一滴まで吸い上げが出来ます。万が一のために、2部屋にして吸い込み口をそれぞれに付けて切り替えバルブを付ければ、リザーバータンクにもなりますので便利かもしれません。この程度の物であれば当方の脳ミソでも設計は出来ますし、今のうちなら職場の協力会社にお願いすれば、新品タンクよりリーズナブルに作れると思います。何と言ってもステンレスであれば、ほぼ半永久的につかえますので、オリンピック並みに燃料タンクを交換するバカバカしさからは開放されます。

2011.7.26.    石飛 毅氏

松原さんが、在庫で残っていた572のTシャツを友野さんの所に送ってくれたそうです。この透視絵は佐藤先生の作品で、当方もかなり気に入ってて、着過ぎてボロボロになってしまったのですが、もう一枚何処かにあった記憶があったので、友野さんにあったら惜譲する積りでしたけど、仕舞い過ぎて見当たりませんでした。もう諦めかけていたのですけど、PSガレージに在庫があったらしく無事友野さんの手に入ったようです。絵的にもとても素晴らしいので、もう一度必死に探してみます。

先日、ポーターブルナビと交換したNOZAWA-GOですが、新しいビルドインナビと交換しました。実にNOZAWA-GOは1年7ヶ月の間にビルドインタイプは3台目になります。毎回皆様のご好意による物ですが、今回も片岡さんがパイオニアのサイバーナビと交換したために、翼の所に回わして頂けた物です。3度目の正直になるナビは、イクリプスのHDDナビで年式は2005年ですが、4アンテナ4チューナーの地デジ!です。更に、片岡さんは最新の地図ソフト更新付きというスペシャルオプションなので、翼は小躍りして喜んでいます。当方はイクリプスのナビの取り付けは初めてなので、とりあえず取り付け要領書をHPからiPadにダウンロードしてiBookで見ながら予習してからの取り付けを始めました。
配線色は、車速パルス、サイドブレーキ関連の配線は色が異なりますけど、それ以外は殆ど同じなので楽チンです。更に、もうアナログ放送は終わっていますので、アナログアンテナの配線は最初から使わないので、別体になるのは地デジユニットだけです。毎回取り付けはキッチリ行っているので、取り外しも結構面倒です。GPSのアンテナも、前回同様面倒ですけどボンネットの裏側に設置しました。その他の配線も元々HUMMERに付いていたので、ある程度トリミングもされていますので、邪魔な配線は地デジのアンテナとチューナーユニットとヘッドユニット間のランケーブル位です。
驚いたのはインダッシュで、DVDドライブもAM、FM、アナログTVチューナー全てを1DINの中で納まっている事です。更に、メモリースティックも使えます。当方のサイバーナビも地デジチューナー内臓ですが、トータル2DINですからかなりコンパクトです。ただ、時代を感じるのはメモリースティックの対応容量が128MBまでです。確かにこのナビが発売された頃は特別少ない訳ではなかったのですけど、メモリーの容量アップとコストダウンが物凄い勢いで進んだのが改めて痛感しました。まさか、G単位なんていう時代がこんなに早いとは誰が想像できたでしょうね。とりあえず、全ての取り付けとスタティックな状態での動作確認は終わりましたので、時間が取れたら動的テストを行います。
502の作業も、ちゃんとやっています。今回はラジエーターのアンダーパイプの作製です。アンダーパイプはスチール製の物がキットに入っていましたけど、ビッグブロックV8エンジンはオリジナルのままですと長すぎて、尚且つ短すぎるとベルトに当って仕舞います。尚且つ、ドレンの位置もバルクヘッドの真上になってしまいますので、これの位置変更も必要です。ヒロシ君にドレンのボスも作ってもらったので、今回は位置だしを行い、溶接しました。溶接自体はヒロシ君が上手いので安心ですけど、ただ、毎回ボンベを閉め忘れてくれるので、たったの一箇所の溶接でボンベが一本空になります。今回は真面目に使うと3年ぐらい持つデカイ方のボンベなので、ガス代がキツイですわ〜。。。。

2011.7.24.    石飛 毅氏

金曜日に572を友野さんの所に届けました。
タイヤバーストから2ヶ月間振りに友野家に戻ってまいりました。2ヶ月の間にタイヤを輸入してスカイオートで交換し、そのまま車検を取ってCTISの修理をスカイオートに任せる積りでしたが、当方のHUMMERも車検だし、何と言ってもスカイオートは一杯で、面倒で時間が掛かるCTISの修理は当方のHUMMERと入れ替えで引き受けました。実は、前にも触れたとおり当方のHUMMERも微量ですがCTISからの漏れもあり、572で徹底的に行う事で自分のHUMMERの役に立つと思ったからです。
572の状態は、漏れていた部分は沢山の場所からで、結局、月曜日から金曜日まで放置してテストも行い、最終的には前から不安だったオーリーブ式の継ぎ手を増し締めして完了しました。572は夏なので、オーバーヒートが心配でしたが、先日、スカイオートが燃料圧力を調整してくれてから調子が良くて、エンジンを掛けてから安定しているし、エアコンも効くようになりましたし、水温も200Fでピッタリ止まっています。燃料も今回は資金が潤沢なので、60L給油しましたが、狭山から柏まで、燃料計は針2本分しか減りませんでした。
友野さんのガレージに到着する前に連絡してあったので、友野さんがガレージのシャッターを開けて待っていましたが、572が見えると両手を振りながらピョンピョン飛び跳ねてお出迎えしてくれ、首を長くして待っていたのが笑っちゃうほど良く解りました。久々の友野ガレージですけど、新しいパーツがゴロゴロしています。一番興味のあるのはスーパーHDのハーフシャフトキットです。マスキングして、赤い塗装をしている途中ですが、スプラインの太さは並じゃありません。シャフトも心持太いみたいです。相反して、以前にTOMONO-GOで使っていたハーフシャフトも転がっていましたが、破れたブーツの間から見えたCVジョイントのカップが変形していました。これはサスペンションを入れての車高の上げすぎで、サスペンションが伸びた時にハーフシャフトが倒れすぎてカップに当ったためです。
もう一つ、気になったのは高級ショックアブソーバーですね。普通、ショックアブソーバーは非分解ですが、572や502で使っているショックアブソーバーは組み立て式で、メンテナンスが出来ます。従って、定期的に中のオイルや消耗品であるゴム部品を交換する事が出来ます。ただ、最後に高圧窒素を充填しなくてはならないので、素人にはおいそれと手を出す事が出来ません。
バラバラな状態でダンボールに入っているので、一体何本取れるのかは解りません。この他に、棚の中や床には物凄い量のパーツが並んでて、コレだけの量のパーツをストックして管理するなんて当方には真似できません。友野さんの所からの帰りは、スカイオートの代車でスカイオートに寄って、車検の上がった当方のHUMMERを引き取りました。スカイオートに到着すると、展示車の移動をしていましたけど、ギッシリ詰った展示場の入れ替えは大事ですね。兎に角スタッフは忙しそうです。
当方のHUMMERを受け渡された時に『CTISの漏れが酷くなっていますので、リアは止めてあります。』と言われましたが、やろうと思っていた修理は速攻やらなければならなくなっていたようです。
朝起きてHUMMERを見ると、車検前より大幅に漏れが酷くなってて、リアタイヤのランフラットが着地していました。早速修理をしようと思いましたが、先ずはNOZAWA-GOの運転席側のリアドアロックが動作不良を起しているので、アクチュエーターの修理を行いました。内張りを外して、アクチュエーターを取り出すと、修理履歴のない固体だったので、分解してモーターのメンテナンスとグリスアップをして、修理完了。チョッと2個あるうちのリモコンが一個も不調なのでこれも検証します。

関東地方は金曜日も土曜日も曇り空で、気温も上がらずとても過ごし易かったので助かりました。当方の会社も電力の平準化に協力するために、当方の事業所も今度の月曜日が休業になりました。だから、今週は3連休なので少しヘビーな作業が出きるので、月曜日の朝にリアタイヤが着地しているのを見て、時間の掛かるCTIS漏れの徹底的な修理う事にしました。当方のHUMMERは95年式なのでCTISの配管は全てウレタンのチューブで、フロントに関してはゴムホースです。フロントとリアの切り替えはメカニカル式のバルブです。従って572と同様熱にはとても弱いのが気になります。序に報告しますと、今までに572と同じ走行中にこのチューブが破裂した事例はノーマルのDIESELエンジンでありました。96年式からは全てステンレスメッシュに恐らく本国でも同じ様な事が有った為の対策と思われます。また、メカニカルバルブは、空気中の水分の影響でか摺り合せ部分と時々磨いてあげないと漏れてしまいます。
一成さんは92年式で全てをステンレスメッシュと交換していますが、結構大変な作業になりますし、部材がないので今回はそこまでの作業は見送りました。まず、漏れている事の確認のためにメカニカルバルブをOFFにして、全てのタイヤのクイックリリースをOFFにします。その状態で暫く放置してゲージでフロントとリアのゲージの下がり具合を確認します。今回は短時間でリアのゲージがグングン下がっていましたので、とりあえずリアを攻めます。ハブから洩れの確認を行います。先ず、クイックリリースバルブをONにして配管内をエアで満たします。次に、ハブのブリーダーの配管を抜いて泡テストを行いますが、コレはタイヤを装着したままでもブリーダーチューブは抜けます。チューブを抜いたブリーダーに適当なチューブを繋いで、水に漬けて気泡の有無でスピンドルシールの状態が確認できます。今回は両方ともスピンドルシールは無事でした。
次に、配管の継ぎ手部分の漏れの確認です。今回は、先ず、一番疑わしいゲージ配管から確認しました。当方の95年式はゲージの配管はオリーブ式なので、先日572と同じ様になっている事が予想できますので増し締めを行いました。この状態でもう一度クイックリリースをOFFにしてゲージの下がり具合を見ます。増し締めの結果、まだ漏れていますけど、ゲージの落ち方が鈍くなりました。今回は近いうちのワンタッチと交換するつもりなので、ゲージのジョイントは壊れない程度に思い切り締め込みました。
次に疑わしいのは、クイックリリースバルブでチョッと前に運転席側は交換していましたので、反対側のクイックリリースを交換してみました。クイックリリースの構造上、エアを止めるシールはタイヤ側にあって、クイックリリースバルブをOFFにしてタイヤの空気が抜けなくても、クイックリリースのスライド部分のシールがヘコタレていると、車体側の配管からエアが抜けます。今回はこのクイックリリースを交換した時点で修理は完了しましたが、コレで止まらない場合は、配管とバルブの交換しかないと思います。
それと、もう一つ『あれ?』と思ったのは、ゲージが下がっているのに、警告音が鳴っていませんでした。キーの警告音は鳴りますので、ヒューズは無事なので、ブザーの配線を確認すると、コネクターの所で断線していました、ブザーの位置はステアリングコラムの右側の根元辺りにあります。コネクターは3Pで配線はハンダ付けされていますが、機械的にストレスを芯線が受けてしまう構造なので余り良い方法ではありません。そこで、狭い所に手を入れてコネクターを外して端子を抜いてハンダのやり直しを行いました。
このブザーを外したのは初めてで、端子をみるとアースの落とし方で音のピッチを変える事が出来る事が解りました。音の種類を変る事より、他のHUMMERと共通性を持たせる方が良いので、オリジナルと同じままです。因みに、ブザーの写真はCTISのスイッチが付いているプレートを外して撮ってあります。
CTISの漏れが案外早く終わってしまったので、前から気になっていた運転席の足元にあるカバーの補修と固定を行いました。当方のアンダーカバーはターボエンジンに積み替えた時に事故車の内装と交換しましたので、事故の衝撃でアンダーカバーは部分的に割れていましたが、機能的には問題がなかったのでそのまま使っていました。更に、若干寸法が合っていないため、固定も甘くて強度的にも問題があって走行中ビビリ音が出ていました。そこで、トウボウド部分への延長と、アルミ板を充てて割れている部分の補修を行いました。

2011.7.19.    石飛 毅氏

柳本さんが、久々にお見えになりました。金曜日からワンコ2頭も一緒です。関東地方は蒸し暑いのですけど、取り替えたエアコンは絶好調なので暑さに弱いワンコ達も元気でした。
今回来たのは柳本さんのHUMMERはH2のホィールを履いていますが、タイヤが40インチなので少々ハミ出るためオーバーフェンダーを付けています。スカイオートオリジナルのオーバーフェンダーはアメリカの物と異なり、フェンダーアーチの大きさを変えないタイプで幅もたっぷりありますので、H2ホイールのままだとタイヤがかなり引っ込んでしまいます。そこで、ホィールスペーサーを装着を希望して当方に相談がありましたが、アルミ製の場合は今まで何度か書きましたが、割れてしまった事例を見たり聞いたりした事がありましたので、とりあえず反対しました。
特にHUMMERの場合、荷重があるので切削アルミなら少しは安心ですが、一言でアルミといっても色々な種類がありますし、中には鋳造品もありますので、耐加重に不安がありますので、相談された場合は辞めた方が良いと進言しています。しかし、柳本さんはオーバーフェンダー自体は大変気に入っているので、どうしても引っ込んでいるのが気になるみたいで、その気持ちも解るのでやっるならスチールが良のでヒロシ君に作製してもらいました。
遠路ドライブで柳本さんには申し訳なかったのですけど、日中は暑いので出きるだけ涼しい内に肉体労働を済ませたかったので、スペーサー装着を到着早々始めさせてもらいました。
挟む場合のスペーサーであれば、加工的には然程難しくはありませんが、この手のアダプター型のスペーサーは同芯度が出ていないと振動の原因になってしまいます。この辺の事があるのでヒロシ君にお願いしましたが、予想通り、加工精度はバッチリで尚且つ防錆のためにメッキも掛けてくれていました。
アルミ製は締め込みトルクが大きいとテーパー部分をナットが削ってしまいますので、締め込み後に緩む可能性があります。その点スチールであれば、確りスチールホィールの定格トルクである190N-mで締めこむ事が出来ます。今回作製したスペーサーは35mmの厚さで、重量は10kgを切っていますけど、結構重いです。スペーサーには荷重をボルトに頼らない様にするため、ホィールのセンターボアを受ける凸部分も作ってもらいました。
装着で困ったのは、CTISのコネクターが届かなくなった事と、組み立て式のセンターキャップ?がホィールセンターボアを受けるため、内径が小さくなってしまい、アルミのスペーサーが入らなくなりました。
そこで、CTISのバルブの装着はアールズのニップルとソケットで延長する事にして、キノクニに注文。日曜日には到着します。アルミのスペーサーは仕方がないのでグラインダーで削って装着。このガードは今まで飛び出ていたのですけど、ホィールのディスクと面一になりました。また、CTISのコネクターも出てきたので、操作はやりやすくなりました。ジャッキを下ろしてフロントはオーバーフェンダーとほぼ面一で、リアはホンの少し入っていますが、来た時と比べると断然カッコ良くなりましたので、柳本さんも大喜び。しかし、もう一つの課題の方は購入したパーツが不良だったので、チョッとガッカリでしたが、コレはありがたい事にスカイオートが対応してくれると言うので一安心です。
土曜日は、柳本さんご夫婦と奥さんのお姉さん家族や当方の家族、桧谷さん、工藤さん、ヒロシ君そして、宴会大王のスカイオートの大人数で『つくし』の美味しいお料理を堪能しました。

日曜日は、遅い起床で親父二人で血糖値の測定から一日が始まります。当方は現在治験中の薬を飲んでいますが、柳本さんはインスリンを打っているので、面倒くさそうです。日中はできるだけ体力を消耗しないようにしていましたが、ヒロシ君は朝から外でアトレーのエンジンを下ろしていましたけど、案外外の方が風があってガレージ内よりも涼しいと言ってました。コレって、スカイオートの第二工場も同じらしく太陽光で熱せられるので蒸し風呂になってしまいます。もっと扇風機があれば篭った熱を出せるのですけど、焼け石に水の様な気もします。
柳本さんがお帰りになった後、すこし涼しくなったので、ヒロシ君のお手伝い。このアトレーは事故車で、ターボエンジンモデルなので、これからエンジンを下ろして、ヒロシ君は軽トラに積み替えるみたいです。しかし、アトレーはフルタイム4WDだし、、、出きるのか心配です。リフトが無いので、狭山フォークリフとやジャッキを使ってリフトしてバイク用のジャッキでエンジンを受けて下ろし終わったのは22時過ぎ。
ヒロシ君とご飯を食べて分かれてからガレージに戻って、涼しい内に572の作業を始めました。572はリアの方が漏れが多く、先日ハブのブリーダーからエアが出ているのを発見しましたが、スピンドルシールが無かったので、友野さんに送ってもらいました。また、序に交換できるのでスピンドルのロックナットも交換する事にしました。
ハブの分解はもう何度もやっていますのでお手の物ですけど、572は走行距離は短いのですけど、モアブとか砂漠で酷使されているので、酷使されています。そのため分解するとそのまま組み上げるのは心もとないので、結局、汚れ、錆落とし、塗装も行いましたので、一輪整備するのには4時間も掛かってしまいました。スピンドルロックナットですが、予想通り簡単で確実!ソケットは当方の手持ちがなかったのでランヅマップに借りて来ました。トルク調整も2回で、それも小さいトルクなので小型のトルクレンチ一本で済みます。今まで3本のトルクレンチを入れ替えて締めていた事を考えると、作業効率は格段に良くなります。走行距離が短いので、スピンドルシール以外はまだリップが残っていたのと、近いうちハブのピニオンギヤとベアリングを交換する予定なので、そのまま継続使用しました。この時点でサッカーが始まってしまったのですが、眠気の方が先に来てしまい、寝ようとしたら、友野さんが起床。作業報告をした後、当方は就寝。
朝の9時頃目が覚めると、なでしこジャパンが優勝したと言うので、テレビで確認。572の残り2輪のエア漏れ確認が残っていますのでコレを始めましたが、全てのタイヤを切り離して、車体のCTISの配管だけにエアを貯めて放置するとまだ、リアがガンガンゲージが下がります。と言う事は、配管が漏れている事になりますので、実に面倒です。リアの配管は切り替えバルブから、リアデフ辺りまで、そこから左右に分かれた3本のステンレスメッシュホースで構成されています。これのどれかが漏れているチェックをするには、リアデフの分岐点で取り外してココにマルチリークテスターを装着する事で、漏れていると思われる部分を狭めて行くしかありませんが、恐らくフレームの状態であった時に施工されたと思われる配管は、何も外さないで、切離すのはとても厳しく、何度か挑戦しましたがとてもじゃないけど外せません。
それでも、少しでも漏っていると止まるまで、当方がやらなくてはならないので、色々な工具を持ち出して見ましたが、ディスクローターを外すか、デフを下ろさないと、外す事が出来ません。余り同じ事で悩んでいても仕方が無いので、漏れ箇所の特定範囲が広くなりますが、切り離す部分を切り替えバルブに移す事にしました。そのために、ゲージ部分の配管にあわせるマルチリークテスターのアダプターを製作しました。
コレを使って、先ず、リアのゲージ配管を抜いてアダプターに付けてテストすると、漏れているのは切り替えバルブとゲージの部分と判明。そこで、今度は圧力センサーからゲージの間をテストすると、洩れは無し。と言う事は圧力センサーから切り替えバルブの間でもれていることになります。ココで、また疑問が発生。実はこの部分はメーター数千円の断熱チューブで覆われているので、この間は問題が無いと思っていた部分だからです。しかし、もう一度考え直すと、元々今回のバースト事件はこの配管の近くにある太いチューブが破裂した事になるので、ここで細い方も穴が空いても当たり前な部分です。元々この断熱チューブもちゃんと掛かっていたかどうかも当方は確認していませんので配管を断熱チューブから抜くと。。チューブは見事に溶けていました。
この部分の配管を交換して、再び車体の配管だけにして暫く放置して確認すると、ゲージは殆ど下がらなくなりました。やっと微量エア漏れに結論が出ました。実は、当方のもコレよりもう少し緩やかですけどエア漏れを起していますが、微量洩れの調査は時間も掛かるし、根気が必要なのでめんどくさくて放置しているのに、なんで572のを必死に追求しているのか自分でも不思議ですけど、まぁ今度は段取りのお勉強と言う事で納得する事にします。
この後、散々散らかした工具を片付けて、リアモニターの配線処理、CTIS配管の固定を行い作業終了しました。このまま暫く運用してもらい、圧力センサーやブザーの設置は、先ず、システムがちゃんとしている事が確認できてからにします。アルミで作った遮熱板は熱によるやけも無く良好な状態を保っていました。このままでもいいかなと思いましたが、折角友野さんが用意してくれたので断熱材を貼りました。接着は耐熱の高いスプレーで友野さんは以前から使っているそうですけど『一回使うと固まって使えなくなる』と言ってましたが、それは使った後にさかさまにしてチューブのブリードをしないからだと思います。
接着剤はとても扱いやすいのですけど、断熱材は繊維が丈夫で中々思うように切る事が出来ません。従って端面はボロボロしています。接着剤の耐久性がわからないので、剥がれそうな所にはリベットを打っておきました。

今週の総括をします。
まず、ホィールスペーサーですが、ワイドなHUMMERを更にワイドにするオーバーフェンダーは迫力満点です。オーバーフェンダーは、好みもありますし、スカイオートに肩入れしている訳ではありませんが、スカイオートのフェンダーのアーチが変わらないほうが当方は好きです。ローダウン派の場合は輸入品の方が好みだと言うのは理解できます。デメリットはスクラブ半径が大きくなる事でバランスが悪いと振動が出ます。メリットは大型車のワダチと合うらしくハンドルが取られないそうです。コレは今まで当方も気が付きませんでした。
CTISですが、古いモデルのオーナーは漏れている固体が多いと思います。これの原因はCITSのクイックリリース、スピンドルシールの交換を行っていると思いますが、それでも微量に漏れて抜本的な漏れ無しにはなっていないと思われます。これは低年式で使われているジョイント部分も原因の一つです。オリーブ式のジョントはどうしてもオリーブが綺麗に潰れていない事が多く、締めこんでバケツに水を入れて見ると微量ですが泡が出てて、完全に漏れ無しには出来ていないケースが多く見られます。さらに、漏れているために更に締めこんで袋ナットを破損する事もあります。
従って、どうしてもCITSを生かせたい方は、このジョイントを高年式の差込タイプ(写真のピカピカの奴)と交換することをお薦めします。572もまだ袋ナット式(写真の真鍮の物)の部分があるので、まだ完全ではありません。
スピンドルナットは、オリジナルのロックナットの緩み止めは、ちゃんと整備書を持っている所であれば良いのですけど、専門店以外で整備される方はこちらの方が良いと思います。一応、友野さんに注文するとインストールマニュアルを付けて貰えるようにします。(多分、当方が作製)

2011.7.18.    石飛 毅氏

先日注文してあったスマートホンが届きました。
当方はカシオのG'zOneシリーズが発売された時から今まで毎回新しいのが出たら使っていたわけではありませんが、ズーッとG'zOneシリーズの携帯を使い始めています。本当はiPoneに憧れていましたけど、スマートホン自体がマイノリティだった時は機能面で分散されて来る気がします。たった一年でこの手の環境が激変しますので、携帯メーカーは息をつく暇もないでしょうね〜
当方は翼と一緒に事前予約をしていたのですけど、発売日前に翼には発売日に渡せますと連絡が来たのですけど、当方にはないのでワザワザauショップに出向いて『俺のは?』と聞いたら、既に、届いている数だと当方まで回ってこないと言われ、残念ながらうな垂れながら帰宅。連絡が来た翼は大喜び。。。しかし、当日の昼間にauから『ご予約のG'zOneを本日お渡しできます。』との連絡が入り、就業時間が終わった後、もうハアハアしながらauショップに直行。
翼は午前中に受け取っていたのですが、当方の分は当日入荷分だったようです。その代わり良い事がありました。契約の途中、係りの人が『ご一緒にカバーは如何ですか?』と意外なお薦めがありました。実はiPhoneの魅力の一つにカバーの種類が沢山あって、好みの物が選べるというのがありました。しかし、当方のスマートホンは個性的なので、その手の物には期待をしていませんでしたので、係りの人のお薦めは意外でした。薦められてショーケースの所に行くと、久々の衝撃!そのケースが当方の好みにピッタリ!迷わず即購入。当方の電話と一緒に純正のケースというかプロテクターというか、カバー?も入荷したので、翼は見ていない模様。
そこで、やさしいお父さんは翼に連絡してauショップに呼んで見せた所、意外な反応で『こんなの要らない』。。。マダマダ修行が足りませんね。このカバーは柔らかいゴムで出来てて元々丈夫なG'zOneですが、更に丈夫になります。柳本さんもこのG'zOneを予約していると聞いたので、このカバーを見せた所、当然気に入って予約してるショップにカバーを予約するために連絡したら『無い』といわれたので、翼に買いに行かせることにしました。その間、片岡さんも購入予定で、写真を送った所『カッコイイ。。。。』という事で一応片岡さんの分も翼に買いに行かせました。
こんな物で、喜んでいるんですから日本も平和ですよね。そうそう、スカイオートでパワーバランスの当別編が売ってました。コレは『Pray for Japan』モデルで、売り上げの一部が東北の被災者に送られるそうです。あれから、何もしていないので、コレを購入して久々に支援しました。

2011.7.14.    石飛 毅氏

窒素と溶接用のガスが届きました。
会社では沢山のガスを使っていますので、ほぼ毎週来てくれるのでとても便利です。今週なんか2回も来ています。ですから、充填も直ぐ頼めて価格的にも安価なので助かります。ここの所、ボンベに係る事が多いので気にしてみたら、会社の中には結構沢山あります。一応小さな社内用の放射線(β線)を検知する半導体検出器を作るプラントもありますので沢山のガスを使っています。また、パージ用とか標準ガス等一回りすると、あちらこちらにあります。今回納入されたボンベも一旦置くのにチャンとボンベ室に転倒防止のチェーンを掛けて保管してもらいました。小さいボンベでも結構重量があるので、ガレージで置く場合も、ボンベスタンドに立てて保管します。
友野さんから毎日パーツが届いています。一昨日はCTISのスピンドルシール、昨日はスピンドルナットです。HUMMERのスピンドルナットは円筒型に切れ込みがあって締めこんだ後に小さなボルトで切れ込みを潰してロックさせています。先日、浜本さんのHUMMERでこの小さなナットがバカになってスピンドルナットがロックされないと言うトラブルがありました。また、このナットは通常のソケットでは締め込みは出来ませんのでSSTが必要となります。SSTを使い締め込みトルクだけでなく緩めて締めてと規定されていますので、きちんとメンテナンスをする事は不可能です。
SSTも持たずにアウトプットシールを交換したと言うのは、いい加減な修理と言う事になります。もし、不安でしたら交換作業をした業者にどんな工具で作業しているのか見せてもらうべきです。ただ、トルク管理をしているからといって安心するのはまだ早いんです。実は10年程前にマフラーで有名なボーラさんに逢った時、彼はHUMMERを持ってて、HUMMERのパーツを色々作っていました。当方もお逢いした時に数点見せて貰いましたが、タイヤの虫ゴムの固定金具など、どちらかと言うとマニアックな見えないパーツが殆んどで、さすがにメカニックな方だと感心しました。その中に、スピンドルナットがありました。アメリカ国内で、HUMMERをオフロードで使っている時にこのスピンドルナットが割れてしまう事があるそうです。
割れた場合、タイヤが取れる前に異変に気が付くので、タイヤが取れてしまうことはないみたいです。ただ、異変前にナットを点検するとクラックが入っていることがあるそうです。今まで、当方もハブシール交換の時には必ずナットの損傷状態点検はしています。割れると言う話を聞いたときはHUMMERに乗り始めてまだ数年だったので、割れたら困るのでかなりの量を買い込んでいましたが、今までナットのトラブルは浜本さんのだけで、ナットが不良在庫になっています。
とりあえず、走行距離が10万キロを超えていますので、壊れる前に交換をしようと思います。
このナットの破損するという理由は良く解りませんが、全てがそうではなくその時のロットが悪かったのかもしれませんが、そもそも構造的に緩み止めとしては不安に思っていましたが、友野サンが今回仕入れたロックナットはこの緩み止めがよくあるタイプの菊座の親分みたいなのを利用するタイプです。先ずは来0-溝にハマル菊座の親分を入れて、六角ナットを規定のトルクで締めたり緩めたりして最後に締めこんで、菊座の親分の爪に引っ掛ける事が出来る中身が六角のワッシャーを菊座の親分の溝に爪が嵌る場所に入れます。その後にナットの溝にストップリングを入れて緩み止めが完了します。
まず、これの良い所は緩み止めが機械的な位置で決まるので、作業者による差がなくなります。また、万が一ナットにクラックが入っても、ワッシャーとスナップリングでナットを包み込んでいるため、それがプロテクターになってバラバラにならないのでスピンドルが抜ける可能性は飛躍的に低くなります。パーツの品質を色々な角度で調査しましたが、高精度で作られていますので安心できます。ただココで問題なのはこんなに大きなナットを締めこむソケットを持っているかどうかです。見た感じ、普通はそんなに大きなサイズのソケットなんて持っているケースは低いです。このセットを装着するには大きなソケットを買わなくてはなりません。買うとしても在庫が中々なさそうで価格的も高そう。そこで、送ってもらう前に友野さんにその辺の話をして、暗にソケットを買わなくてはならないんだけど、、、と言おうとしたら、帰ってきた返事は『44.45mm』中途半端な数値なので、インチサイズ!そこで新らためて分数にしてみると『1 3/4"』になります。
『1 3/4"』といえば、バイパーのクランクを止めていたナットが緩まない時に、深夜にスナップオンディーラーに電話で『何処にいるの?』と聞いて大泉まで高速に乗って買いに行った記憶に残るサイズで、それならガレージにあるので、装着がちゃんと出来ます。そんな訳で、今回リアのシールを交換するときに序にこのキットを装着してみようと思います。興味のある方は友野さんにお問い合わせしてください。ただ、工具は今まで貸し出すと帰ってこない確率が高いのでお貸しで来ません。

2011.7.13.    石飛 毅氏

関東も東北地方も梅雨明けですね。
今年も昨年並みに猛暑らしいので消費電力が気になる毎日ですが、ニュースだと思ったより消費電力が低くて大停電は避けられそうですね。多分、個々がチョッとした無駄を抑える事でかなりの節電になっているんだと思います。ただ、使わないで省エネと言うのはお門違いなはなしで、頭を使ったクレバーな使い方と言うのが正しい省エネだと思います。
例えば、昨年勤務先が変わりましたが、最近、消費電力モニタリングシステムを設置したら、面白い現象がありました。勤務先は同じ敷地に元々あった建物群と新築した建物があり、新しい建物にはクリーンルームとか電波暗室とか色々な設備があるにも関わらず、日中はほぼ、消費電力は一定で、それも建物の規模からするとかなり低めです。強いて言えば11時半に消費電力のピークがありますが、ほぼ一定です。所が、それ以外の建物は新しい建物の2倍の消費電力で、尚且つピークは気温が一番高い3時半でした。
これは、新しい建物には太陽電池パネルがあるという事で太陽光が強烈な時は発電量も多いから、気温が上がっても相殺されて平準化されているという事です。尚且つ、建物のガラスは熱反射ガラスを使っているのでブラインドを下ろさなくても暑くはならない様です。エアコンの設定温度がどうのこうの言われていますが、当初設定温度が28℃で運用していましたが、この状態では汗をかきながら仕事をしなくてはならず効率も下がります。消費電力のモニターリングをして、予想を下回った消費電力であったため、徐々に設定温度を下げて見ましたが、然程大きな消費電力の変化がなく、結局、今では過ごしやすい設定温度になっています。
どうも、断熱性の高い建物の場合は、朝の気温が低いうちに建物内を冷やしておくと、その後、その温度をキープするのは余り差がない様です。まして、先ほどの太陽光パネルとの相殺関係で増えた分は発電して補うので、もう暑さで辛い思いをしなくても済みます。
所が、ガレージは断熱材なんて全くの無縁で、エアコンはフル稼働させても焼け石に水、かえってスポットクーラーで局所的に冷やした方がありがた味があります。一番涼しいのはシェルターで小林大工がタップリ断熱材を入れてくれたので、窓用エアコンを使うとあっという間に快適温度になります。この事から、これから、熱中症とか汗疹対策には、ガレージの作業は気温が上がり出してイヨイヨ耐えられなくなってきたら、ホームセンターに買出しに行ったり、シェルターを冷やしてお昼寝したりして、気温が下がってきたら作業を再開して、そのまま夜遅くまで作業をすると言うパターンが理想です。
先日、友野サンが572のショックアブソーバーを触っていた時に先端の虫ゴムを触ったら中から窒素が噴出してビックリ。そこで、『窒素を入れたい』と言うので、最近はガソリンスタンドとか洋品店でもタイヤに窒素を入れてくれるので、そこに行けと言ったのですけど、得意のムニョムニョで行きません。本人曰く、ガレージで入れられたら良いなぁ〜と言うし、その前にショックアブソーバーのボンベも買っているのですが必要なのでとりあえずボンベを仕事場で取引のある業者さんに聞いたところ、窒素ボンベをレンタルすると一定期間で返さないわけには行かなくなるので、とてもショックアブソーバーに使う分なんて早々なくなる事はありませんので、長期間借りる事になるので、小さい方のボンベで良いから借りたいと申し出た所、なんと小さいボンベの貸し出し品はないそうです。
この話は前に溶接用のガスの時と同じ話だったのを思い出し、思っているほど高くないので色々考えた挙句にボンベを注文しました。ボンベにはレギユレーターが必要なので、これもゲット。後は充填するためのインフレーターが必要なのですが、この手の充填は抜いた瞬間にシュッと音がして所定の圧力にならない場合があるので、この部分は何か作らないと駄目だと思い、友野さんに充填圧力を聞くと『200psi』。。。『それって14kg/cu以上じゃん!』窒素ボンベは160kg/cmあるから14kg/cuの圧力だと100L以上の容積まで充填できるから良いのですけど、普通入手できるレギュレーターは1MPaまでで、それ以上を扱うには、高圧ガス製造業の届出が必要になるため、問い合わせても色々聞かれて面倒です。
要するに、そこまでの圧力設定を出来るけど、そんな圧力で使わないとチャンと説明してやっと注文が出来ました。中には、安価な物はあるのですけど、ココまでの高圧になると破裂したらシャレになりませんから、名前の通ったメーカーの物を購入しました。もう既に、この時点で月末のお小遣いは飛んでしまいますので、早急に友野さんに連絡して、とりあえず諭吉を補充。ここの所、自分のHUMMERを触っている時よりも色々な立替が多いので別に贅沢をしている訳ではないのに瞬間的に針がEマークを指してしまいます。まぁ全て回収できる物ですから良いんですけど、立て替えている方は忘れないでくださいね。

2011.7.11.    石飛 毅氏

関東地方は暑いです。本当に暑くて、熱中症にならないように水分補給は確り行っています。昨年はこんな感じの時期から水分補給はスポーツドリンクを飲みすぎてペットボトル症候群になってしまいましたので、今年は糖分の入っていない水分を取っています。それ以上に肌が弱い当方は汗疹にも注意しています。コレは汗をかいた後に洗い流すのを徹底的に行っています。Tシャツもコマメに取り替えて直に洗濯もしています。
さて、昨日はCTISの切り替えバルブ(95年式まではメカ式の切り替えバルブです)を外して配管の構成を変更して、出きるだけマニホールドに近い部分に配管が来ないようにして終了していましたので、本日は配管の反対側の接続とゲージの配管を行いました。フロントのゲージの配管は左右に分岐する部分から取り出しを行いました。本来は逆止弁と圧力計を設置しようかと思いましたが、準備できたセンサー類はPTネジでHUMMERの殆どはNPTなので、柔らかい材質であれば無理やり接続できますが、金属の場合はやりたくありません。これらを取り付けるためには変換コネクターを使うしかないので、接合部分が多くなるとそれだけ洩れの原因になりますので、今回は中止。もう一度、部材の選択とレイアウトを仕切りなおししました。
ただ、配管には友野さんが用意してくれた高級な断熱材があるのと、ステンレスメッシュになりましたので、ウレタンの時よりも明らかに耐熱性が向上していますので、安心できます。それに、センサーの取り付けより効果的な遮熱板の作製を優先しました。遮熱板の材質は、何時ものようにアルミ板です、熱伝導率は高いので余り遮熱板には向きませんが、表面が反射材の断熱シートを貼りますので、母材の熱伝導は余り関係ないと思います。何と言っても加工性の高さは一番相応しいと思われるステンレスより飛躍的に高いので、素人細工にはアルミしかないでしょう。
一通り配管を行い、改めて洩れ具合を見ましたが、フロントもリアもダダ洩れです。コレだけ漏れているとブリーザーホースのフィルターにチューブを付けて音を聞くとシューシュー聞こえます。この時にフロント、リアを切り替える事でどちらから漏っているかは特定できます。今回は、リアを切っても音が止まらず、フロントを切ると音が消えましたので、音源はフロントです。
適当に選んだフロントの片側のタイヤを外して、ハブリダクションのブリーダーを外すしてブリーダー口にチューブを付けて、石鹸水に先端を漬けると先端から泡が出た場合は、このハブのシールからエアが漏れている事が特定できます。今回は運転席側のタイヤを外してチェックした所、石鹸水を使うまでもなく、シューシューエアが漏っていました。早速シール交換作業を行いましたが、572の場合はシール部分のエクステンションスピンドルには大きな磨耗痕が確り円周状に付いていました、コレはシールの当り面になるのでシールを交換しても磨耗限界が低くなるので、シールの寿命が短くなります。
組み付け後、漏れテストを行った所、反対側は洩れはない模様。次にリアですが、こちらは洩れの度合いが低く音は殆どしません。そこで、フロント同様に片側のタイヤを外しブリーザーホースを抜いてチューブを付けて石鹸水に漬けた所、思ったより大量に泡が出ていました。所が、スピンドルシールの在庫が一個しかなかったので、こちらは友野さんから送ってもらってからにします。
今回は、CTISがメインですが、前回、友野サンの所で出来なかったバックカメラの取り付けも行いました。荷台には高い位置にカメラを取り付ける事が出来ませんので、当方のと同じようにリアバンパーから障害物との距離を見える位置にカメラを設置しました。エンジン関係では、ブローバイガスの水分をセパレーターで分離していますが、冬場に比べて余り溜まっていませんので、ガレージに着いてから抜いた所、100cc以下でした。また、エアコンのブロアーがMAX以外は回っていませんでしたので、先ずはレジスターユニットの点検を行いました。ブロアーの回路はMAXは直結で、それ以外はレジスターユニット内の数種類の抵抗の通し方で電圧を落とし、ブローアの強さを調整しています。MAXが動くという事はブロアー本体には異常はありません。従って、MAX以外のトラブルとしては、ヒューズ切れ、レジスターユニット内の温度ヒューズ切れが想定されますが、実は一番多いのはコネクターの接触不良です。実は、ファンの強さは弱い方が電気を使わないと思いがちですが、実は弱い時は沢山の抵抗で電気を熱にしているだけで、消費電力は変わりません。
要するに、昔の電動ラジコンのスピコンと同じで抵抗が熱々になってしまいます。今はデジタル化されてパルスでコントロールされていたり、遅い時は電気を食わない方法ですけど、HUMMERのファンは原始的です。従って、出きるだけ冷えるようにエンジンルーム内に置かれて、触っても火傷しないのと、放熱性を上げるために鳥かごの中に入っています。因みに95年式以前はエアコンの室内機の中に入ってて、ブロアーの風で冷却していますので、見る事が出来ません。
従って、余り環境の良くないエンジンルーム内にあるため、熱と埃などで接触不良が起き易くなっています。大抵、コネクターを数回抜き差しするだけで復帰します。572の場合はもう少し酷くてコネクターのケースが溶けて、端子が接触していませんでした。仕方がないので、コネクターを削って入るようにしました。時々コネクターを抜き差しするだけで長持ちします。

2011.7.10.    石飛 毅氏

燃圧を下げて好調になった572ですが、炎天下での調子を見たくてお昼ご飯を食べに行く序に走ってみました。
エンジン始動後数十秒はアクセルを少し踏んでアイドリングを上げないとエンストするのは前と同じですけど、その時間がとても短くなりました。恐らくガスが薄くなったので冷間時でもプラグが被らなくなっているからでしょう。燃料が薄くなると心配なのはオーバーヒートですが、これも今まで渋滞に嵌ると水温が異常に上がったのですけど、200Fで安定しています。肝心のエンジンルームの温度ですけど、コレは正直解りません。今まで、エクゾーストマニホールドの温度が高温だったのは、排気管に巻いてある断熱材の状態を見ると大体解ります。
以前、454コンバージョンの時にドッグハッチを開けたまま走った事がありましたが、点火時期が早すぎる時にエクゾーストマニホールドが、真っ赤になっててヒロシとビックリした事があります。CTISのホースの溶け方や断熱材の様子から572もエンジン本体の熱よりも未燃焼ガスがエキマニ内部で燃焼するため赤熱して、発熱が多かったと思われます。本当は、点火時期も見たいところですけど、今回調子が良いのでこのままチョッと手を付けないで様子を見たいと思います。
水温が上がらなくなったとは言え572の発熱量は多くて、帰ってからエンジンルームに手を入れる事が出きるまでは、数時間掛かってしまいました。その間、新しいCTISのフローチャートを考えてパーツの拾い出しを行い作戦を立てました。エンジンが冷えて車検の往復でパンクした配管を外しましたが、狭い場所でスパナをひっくり返しながらチョッとづつ緩めるのがとっても面倒なので、3/4のショートコンビネーションレンチを一本犠牲にしてグラインダーで削って13/16のサイズにしました。元々13/16のショートコンビネーションを使えば良いと思われますけど、実はサイズが上がるとスパナ自体も大柄になってしまい、使い勝手が良くありません。力の入り具合やスペースの事を考えるとワンサイズ下の3/4がピッタリなので、可愛そうですけどグラインダーでガリガリ削ってしまいました。このお陰で作業性はグーンとアップなので満足です。
外したチューブはもうヨレヨレになった保温チューブに包まれていましたけど、正直な所、ココまでヨレヨレなのは機能を果たしていません。輻射熱を反射させるキラキラはもう剥がれています。溶けた部分を見ると果たしてこの保温材がちゃんとしてても駄目だろうと思われる位の酷さです。ここで、まず当方の予定では、とりあえずフロントに行っている配管をウレタンから耐熱温度の高いステンレスホースに交換するのを第一に考えCTISバルブの配管を見ると、リア用は既にステンレスメッシュと交換してありましたので、フロントをステンレスメッシュと交換すると、コンプレッサーからの配管だけウレタンになってしまいます。コレでは統一性がないので、コンプレッサーからの配管もステンレスメッシュに交換。出きるだけこの部分からウレタンホースをなくしたいため、フロント用のゲージは別の場所に移動する事にしました。
使ったステンレスメッシュホースは純正の物で、友野さんが用意してくれた物はメネジなので使えませんので、当方の在庫品を使用しました。長さは多少余り気味ですけど、加工しないでそのまま装着。ここで、念のため、リアーの配管はそのまま使うので、マルチリークテスターで洩れの点検。マルチリークテスターはとても便利で100ccぐらいのエアを2kg/cuに加圧してバルブを閉じて、放置しゲージの下がり具合でリークしているかどうかは解ります。でも、自作なのでこのテスターは何処にも売っていません。本当はオゾン層の問題がなければ、フロンで配管内を加圧してフロン検知器で漏れを探す事が出来きて便利なんですけど、現在ではそんな事は出来ませんので、コレに変わる良い方法がないか今検討中です。
で・・テスターでのテストの結果。。リアにエア漏れがある事が解りました。と、簡単に書いたけど、これを探すのは物凄く大変です。エア漏れを発見するのには、界面活性剤で泡で探す方法と、音があります。音の場合は物凄く静かな夜中の方が良く解ります。普段作業中は音楽を掛けていますけど、それも止めて静まり返って自分の呼吸も聞こえるぐらいの状態で探しましたが、音は聞こえません。
こうなると、一旦配管を組み上げてから途中でエアを止めて順番に配管を外してメクラブタをして、洩れ箇所の特定をしなくてはなりませんので、この部分はそのままにして、一旦、全ての配管をする事にします。地道な作業で、この陽気では汗だくになるし、狭い場所の作業はイライラしますけど、イズレにしても漏れが止まらないとやらされるので、今回は徹底的にやることにします。

2011.7.9.    石飛 毅氏

ガレージのエアコンは日中は余り効かなくなってしまい、更に室外機から異音も出て、何時壊れても可笑しくない状態でした。
まぁ20年以上も前のエアコンですから、仕方がないのですけど、昨年並みの猛暑が予測されますので、狭山ハウジンググループの電気屋さんにお願いして、居間のエアコンの交換をしてもらいました。本当は、作業場の方も中古のエアコンは準備しているのですけど、とりあえず逃げ場がないと熱中症になってしまいますので、この時期は忙しいのでしょけど無理を言って交換してもらいました。
今回取り付けたエアコンは、前の物より能力は大きいけど、消費電力は全然低いそうです。この手の物はドンドン進化しているんですね。とりあえず、赤いペンキを先週使い果たしていますので、今の所ノーマルですけど、出きるだけ早い時期にガレージカラーにします。
エアコンの取り付けが終わった後に、スカイオートに車検に出していた現在、休業中のアルバイトのH2を引き取りに行ってきました。当方のHUMMERも8月頭に車検が切れますので、アルバイトのH2と入れ替えにスカイオートに入庫しました。アルバイトのH2は、今回凹んだドアの修理等の板金ありましたけど、03年式のサンセットオレンジという珍しい色なので、色合せが難しいのでデトニングで修理しました。結構大きな傷だった様ですけど、綺麗に治っていました。
スカイオートにはHUMMERが溢れていましたので、『忙しい?』と聞いた所『修理が半端じゃない量なんです〜』と、『結構大変』オーラを出していました。最近は、スカイオートに置いてあるHUMMERを見るとオーナーを知らないHUMMERが多く、中にはとても個性的なHUMMERも入庫しています。大抵、大規模な修理は他店販売車が多いそうで、どうも、HUMMERの修理工場として世間が頼っているのが伺えます。直に駄目なHUMMERはそう言う訳には行かないのですけど、やった方が良いんだけど。。。と、思う程度のHUMMERは自社販売のお客さん優先になってしまうので、後回しにせざるを得ない状況の様です。
正直な所、『そう言わずに』とは思いますが、『自分の所の所で買ってくれたお客さんに忙しいからと、後回しにするのは申し訳ないですから』と言うのは的を得た話だと思います。当方の感じでは、訳の解らない所が販売しっぱなしでスカイオートがケツを持っている感じがしています。まぁ、心理的には初期費用は安くすませて、修理はスカイオートがやってくれるだろうという都合のいい話は解らない気もします。しかし、スカイオートとしても、後回しにして我慢できないお客さんが他に出して、結局弄り回して傷口を大きくして、結局入庫する事になるので、新工場の本格的稼動が始まれば、キャパが大きくなりそうなので、出きるだけ広く対応出きるようにしたいと、大人見たいな事を言ってました。動いているから大丈夫と思っている方は、痛い目に合わない様にちゃんとしましょう。
さて、当方のHUMMERを入庫して帰りは572で帰ってきました。実は、572はCTISのホースが破裂した後、スカイオートで現況復帰は行いましたが、車検場の往復でまた破裂してしまいました。結構エキマニから距離を離したのですけど、ピンホール程度の穴が開いたそうです。最初に破裂した時に、配管の材質やレイアウトの変更、遮熱板の作製等を行わなくてはならないと言う話になっていたのですけど、車検の往復程度で仮に配管をしてくれたのですけど、最近の572は何時もよりお熱が出ているみたいです。スカイオートから『燃料が濃すぎます』と連絡があり、燃圧と点火時期がおかしいのではないかと言う事になり、様子を見ようと言う事になり電話を切りました。
スカイオートに着くと『燃圧を調整したら、調子が良くなってんですけど』と満面の笑みで迎えてくれました。確かに、何時もだとアイドリングでシャクリが出るのですけど、一定でシフトをPからDにすると何時も大きなショックを伴うのですけど、良い感じ。そのまま、とりあえず『つくし』で晩御飯を済ませた後に、572に乗り換えてガレージに出発すると、とても、スムーズです。試しにアクセルを強く踏んでみた所、今まで一瞬カブリ気味になってから爆音と共に加速するのですけど、アクセルにちゃんと比例して加速をします。若干パワーが落ちたような感じもなりましたが、室内に入り込んでいた臭い排気も減ったような気がします。
気分良く乗り出して、沢山付いているゲージを一通りチェックすると、なんと燃料計が『E』を刺していました。スカイオートからガレージまで約60キロで、記憶によるとおとなしく走っても3km/Lを切るので、最低でも20L以上残っていないと駄目なので、悩んだ挙句給油をする事にしましたが、なんか腹立たしかったので、スカイオートに電話て『燃料が入っていないんだけど!』と、電話すると『さっきまで入っていたんですけど、可笑しいなぁ?友野さんなら、燃料入れないで車検に出す事はないから、ゲージが壊れているんじゃないですか?』と言うので『ジャーこのままで行くけど途中で止まったらお迎えよろしく!』と返したら速攻で『入れてくださ〜い!』でした。。。。
所が、ハイオクですからお財布の中を見ると満タンは到底無理な状態。恥ずかしいけど、安心してガレージに帰れる30Lだけ入れましたが、燃料計を見ると思った以上に針が生き返ったのでスカイオートの言うようにゲージがおかしいのかと思いましたが、走っている内にガンガン減りだしたので、どうもこの辺りはゲージの動きが大きい部分だったようです。それでも、ガレージに到着した時点でゲージは乗り出し時より沢山残っているので、燃圧が下がった分燃費が良くなったのかもしれません。
燃料が薄くなったときに一案心配なのは水温上昇ですけど、夜間で涼しかったのと余り速度を上げていなかったためか水温は200F以上あがりません。更に、期待していなかったエアコンも効いてて汗だくになるのを覚悟してましたが、取越し苦労でした。ただ、エアコンのファンがMAXしか動かないので、先週当方のHUMMERでも起きた症状と同じで、ヒューズかレジスター周りのトラブルが予想できます。そんな訳で、スカイオートの燃圧調整は今の所好印象です。

2011.7.4.-2    石飛 毅氏

オーディオの配線不具合を直してステレオを視聴しましたけど、考えてみたらBOSEのアンプを使っているので、ステレオ電圧は音量には全く関係ありませんでした。ただ、視聴した音楽がCoccoという人の『きらきら』というアルバムの中に入っている『in the garden』というふわ〜んとした朝にピッタリの曲で、とっても気持ち良くゆったり聞きはじめたら、途中にビックリというかギクッ!としました。歌っている人はとても声の澄んでいる女性ですが、突然聞き覚えのある男性が一緒に歌いだしてビックリ。まさかその人がここにいる訳がないので、ありえないので本当にビックリしました。もちろん、その曲のバックで歌っている人の声だったのですけど、声の質、節回し、空気のもれ方、軽く巻舌な感じが浅井さんにソックリ!聞けば聞くほどソックリじゃなくて歌っているのは浅井さんに間違いありません!
だいたい浅井さん自体もミステリアスな人ですから、これは間違いなく浅井さんだと、思い始めたらもう頭の中がそのことでぐるぐる回り始めました。実は、キャメロンレーシーの社長と言うのは表の姿で、実は内緒でミュージシャンをやっているかもしれません。確かに、何時も忙しくてスカイオートであっても夕方には帰っちゃいます。あんなに皆が夢中になる『つくし』にも、行った事がありません。これは、大抵、夜行われるライブの時間に間に合わせるためだったのかもしれません。都内に宿泊する機会が多いのもライブが終わった後に打ち上げがあって、遅くなるからじゃないでしょうか?
時々話をすると、結構、日本全国の都市の事も良く知っています。そうなると、問題は顔を見た事がないCoccoはどんな人か?そう言えば浅井さんの奥さんってとても可愛らしいし、最近は余り顔を見る機会がないのはそっちの仕事が忙しくなったから???となると浅井さんの奥さんがCocco?と、思ってネットで調べたら。。。別人で、浅井さんの奥さんのほうが可愛いです。序にネットで視聴が出来るので試しに聞いたら、低音の出ないPCのスピーカーとかでは浅井さんらしさが出ていないので、視聴する場合は低音の出るヘッドホンで聞いて下さい。ビックリしますから。

2011.7.4.    石飛 毅氏

次女の一時帰国は終わり、本日、成田に見送りに行ってきました。
10日間の滞在でしたけど、家の中では日本語と英語とドイツ語が飛び交ってもう訳がわからない状態でした。先生から頂いたサクランボはドイツ人には驚きの美味しさだったみたいで、目を離している間にかなりの量が奴の胃袋に納まっていました。
彼にとっての日本食は中々興味深いらしいのですが、次女がドイツではちゃんとした物は高くて食べれない寿司、しゃぶしゃぶ、焼肉と連れまわしましたけど、かれの一番のお気に入りは『カンピョウ巻き』と『焼きソバ』と、食べさせ甲斐の無い奴です。
このドイツ人は結構運動が好きで、前回来た時に、翼が連れて行ったバッティングセンターが気に入ってて、今回もまた行きたいと言うので連れて行きました。次女の話では自宅にバッティングマシーンを置きたい位好きだそうです。次女が滞在中、友達に会うため、ドイツ人が暇になるので、次女が翼に『一日お世話しろ』と命令しましたが、翼も予定が有るので突然言われて困っていましたが、そのまま自分の予定であるフットサルの試合に連れて行って試合に出した所、翼とドイツ人がデカクて相手チームにハッタリが効いたみたいです。そのハッタリは一日中保てたみたいで、ドイツ人はMVPを貰って帰ってきました。ドイツ人は190cm位あるので、我が家の3人の子供達と一緒に並ぶと普通に見えますが、小柄な義妹を一緒に並べると大クワガタと平クワガタみたいに違う種類に見えます。
ドイツ人は来週からアメリカに渡ってイヨイヨ実機での練習が始まるそうで、その時に使うビーチクラフトのオペレーションマニュアルを見せてもらいましたけど、覚えられない位に色々なメーターとスイッチが並んでいました。メカ好きな当方としては一度でいいから、操縦してみたいです。次女がまたドイツに旅立ち、我が家もやっと平静を取り戻しましたが、台風シーズンの9月にまた一瞬帰ってくるそうなので、そのときはまた家の中が大嵐になります。

先日、ヒロシ君からトウモロコシを頂きましたが、工藤さんが会社にトウモロコシを配達してくれました。産地は工藤さんの倉庫の裏にある畑で作られているそうで、まだ旬ではないので収穫量が少ないそうですが、結構沢山頂きました。渡された時に『生で行けます!』と言われたので、チーム員と一緒に先ずは生で試食した所。。。美味い!青臭さは皆無で、甘みがタップリです。歯ごたえもあって生食も病み付きになりそうです。
しかし、通常、生で食べられないトウモロコシも加熱すると美味しくなるので、これも加熱して頂いた所。。。二周り位美味しさが増しました。電話で聞くと、フルーツトウモロコシと言って、沢山トウモロコシ畑があるそうですけど、一部でしか作られていないそうです。そして、来週が旬らしく、もっと美味しさが増すそうです。残ったトウモロコシを自宅に持ち帰ると早速トウモロコシ好きの家族で頂きましたが絶賛で、我が家での当方の立場はグングン上がっています。まだ買えないのですけど、ガレージに出かけるときに『トウモロコシ宜しくね〜!!』と何時もの無言の見送りとは大違いです。

今週は、土曜日の午後と日曜日だけの作業になりましたが、日曜日は久々に材木屋からH2の事で連絡があり、マフラーをゲットしたので付けて欲しいと連絡が入ったので、今週は当方のHUMMERのセンターリンク修正と電気配線の整理そして、エンジンオイルの交換を予定していたのですが、前倒しをして、先ずはセンターリンクの修正を行いました。実はタイヤを交換してから、タイヤを40インチに交換した後、左右にハンドルを目一杯切るとスタビライザーに当るので、ストッパーの位地を変えて舵角をすこし小さくしました。その後、コンバージョンをした後に右に目一杯ハンドルを切るとまたゴロゴロと音がし始めたのですが、ハンドルを目一杯切るのはパワステポンプに負荷が掛かるので、できる限りハンドルの『すえ切』りはしないように指定ました。
ところが先日、スカイオートから現在コンバージョンしているHUMMERでデフが色々な物に干渉しますので、当方と同じようにデフのダウンをしていますが、スカイオートの話ではハンドルを目一杯切るとセンターリンクとプロペラシャフトが干渉してしまうそうです。今まで、当方の場合も柳本さんの場合も問題がLMMエンジンはLBZよりエンジンの高さが高いので、エンジンマウントも数センチ下げられています。そこで、当方のHUMMERも念のためセンターリンクを見ると、ホンの少しですけど干渉していました。そこで、センターリンクの当ってペイントが剥がれている部分を中心に削りました。ホンの少しなんですけど、削ると結構な量になるので強度が落ちますけど、この程度なら問題ないでしょう。もし、強度的に心配になったら下側には余裕があるので、L型のアングルを溶接して2次断面係数を上げるつもりです。
電気配線の整理を始めました。電気回線の整理の理由は、ここの所、電圧計の振れが12Vをチョッと超えた辺りまでしか触れないのと、ナビのメニューにある『取り付け状況』で電圧を見ると、走行中でもほぼ12 Vを表示しています。普通、走行中であれば13Vを超えている筈ですから、電圧が足りません。そこで、バッテリーを直接測定すると13.8Vもありましたので、オルタネーターもバッテリーも問題はありません。コレは16年も乗っていると接触不良が段々出てきて、抵抗が大きくなって電圧が下がってきます。ナビの電源は元々のオーディオから取っていますので、電源配線は16年前のままです。そこで、電源を増設した端子台から引き込むと、ちゃんと電圧が13V以上に戻りました。配線の取り出し口やイグニッションリレーも16年前のままですから、端子の掃除や交換、ヒューズ、リレーの交換を行う事で恐らく復帰すると思われます。今回は点検だけで、今の所この程度なら問題がないと思われますし、本格的な修理とエンジンオイル交換は後日行います。
日曜日はH2のマフラー交換を行いましたが、持ってきたマフラーはアメリカのメーカーの物だそうですけど、一切ブランドの表示がありません。聞いた価格も新品なのに格安でチョッと不安。現物を見た所、多少さしこみ口が凹んでいましたけど、機能上問題はありませんので、安ければ良いと言うポリシーなら良いでしょう。一応ブランド名を確かめたらこれでした。http://afepower.com/shop/details_new.php?partno=49-44010&filter&menu=gas&engine=V8&searchtype=vehicle&make=Hummer&model=H2&year=2003&engine=V8&&brandID=63
作業はヒロシクンにお任せしたので、ヒロシ君曰く、H2の純正マフラーは撤去するには、カットしないと駄目だそうです。だから、一旦外したら、もう使えません。同径の突合せクランプを使えば戻りそうですけど、大抵の人は廃棄してしまうみたいです。撤去している様子を見ていましたけど、固着があって取り外しには苦戦していた様です。
実は、マフラー交換をするのに大きくリフトするには当方のガレージにはリフトがないので移動式エア リフトを出してきたのですけど、アームの形状がH2に合わないので、折角出したのに使えませんでした。このリフトは入手した時から錆が出ていましたので、その内錆落としをしようと思っていたのですけど、中々登場もないので忘れてしまっていましたので、10年前のやろうとしていたことをやることにしました。グラインダーで錆を落とした後に、狭山ハウジングが錆止めを持ってきてくれたので、先ず錆止めをハケ塗り。天気がまぁまぁなので直に乾きましたので、下塗りの白系缶スプレーで塗装。そのあと、お決まりの赤で塗装しました。赤の塗料が少し足らなかったので、一部白が残っていますけど、まぁ綺麗になったので気にしないことにしますし、久々にステンシルを引っ張り出してきて、シュ〜♪しちゃいました。ステンシルってヤッパリ味がありますよね〜ぇ。このステンシルは、以前、工藤さんが作ってきてくれた物で、2枚あるのですけど、後一枚はここぞと言う時のために新品のまま保管してあります。

 2011年6月