2011年7月  HUMMER ESSAY 2011年8月      

2011.8.27.    石飛 毅氏

一時期は運気が下がっていましたけど、めげないで一つ一つ改善をして段々運気が上がって来ています。
先ずは、買ったばかりのスマートホンは先週の土曜日に修理に出した所、何と火曜日のお昼には修理が上がってきました。土日を挟んでいるのに中2日と言うのは驚きです。新品交換なら解りますけど、ちゃんと修理して来ました。更に、故障ではなく当方の完全な落ち度での破損だったのに修理代は無料!!先日のiPadとは大違いでした。
もう修理が上がったので、破損の状況ですけど先々週友野さんの所に572の荷台に塗装のお手伝いに行くために早起し、友野さんにメールをしながら歯磨きをして支度が終わった後、シャッターを開けてHUMMERをガレージから出した後、シャッターを閉めようと思ったら、何故か床にスマートホンが落ちていました。一体なんでこんな所に落ちているのか一瞬?でしたか、拾い上げて画面が蜘蛛の巣みたいに成っているのを見た瞬間、床に落ちている理由が判明!『やばい!踏んだ!』。。。。
それは、友野さんにメールを打ち終わった時に顔を拭く時にスマートホンが邪魔だったので、丁度HUMMERのボンネットが空いていたのでタイヤの上が丁度良かったのでポンと置いたまでは記憶があるのですが、その後、ピックアップした記憶が全くありません。タイヤの上に置いたまま、ボンネットを閉発進させて仕舞ったのです。落ちてきた場所から想像すると前後のタイヤで踏まれた模様です。
慌てて、外観の点検をしたり、色々操作して動作を確認した所、傷一つ無く動作も良好。驚いたのは画面は蜘蛛の巣上になっていましたが、表面のガラスには全く傷がありませんでした。ラバー製のケースは大げさでしたが、今回はこのケースもかなり役立ったと思います。コレが無かったら間違いなく傷だらけになっていたはずです。
スカイオートが中心になって釜石に支援しに行った時に動員を掛けた真吾さんが、支援のグッズを作っています。被災された方々が瓦礫を素材にして焼印を押した手作りキーホルダーなので、一つ一つ形が異なり中々風情があります。焼印された文字は大槌町の天才少年書道家が書いた物です。因みに、この焼印は以前当クラブの焼印を作った材木屋が手配してくれました。大分前から販売されているのですけど、中々機会がなかったのと、情けない事ですけど、正直な所、当方の中でも大分当時の高ぶりが減衰されてて忘れかけているのかもしれません。そこで、今回忘れてはいけないと思い購入してきました。一つ500円でスカイオートで販売されていますので、機会のある方はお求め下さい。
更に、本日、勤務先の後輩が『PRAY FOR JAPAN』と書かれたステッカーを持ってきました。この後輩はタイガーオートでJ購入したJeepに乗ってて、タイガーオートに行った時に販売されていたのを買ってきてくれました。Jeepのフロントグリルをデザインしたステッカーは中々良い出来でかっこいいです。これも、タイガーオートで500円で販売されています。売り上げは全て募金されるそうなので、制作費はタイガーオートの持ち出しと言う事になりますので、そのまま募金すれば良いじゃないかと思われがちですが、全額募金というのは販売する事で段々薄れて来る気持ちを忘れないためには効果的だと思います。そこで、当方もこのステッカーを尊重というかシリーズ化というか、要するにデザインをパクってHUMMERバージョンを作ってみました。
色は国旗をイメージして白をベースに赤を上張りにして、ヘッドライトの片側は日の丸を配しています。
一応、タイガーオートの社長に了解を頂いてから、クラブ内で募金の資源にしようと思います。因みに材料費等は今までクラブステッカーの売上がありますので、これで賄いますけど、人工は当方が請け負いますので、コツコツ製作しますため数は作りませんので欲しいと言うか募金を希望される方は申し出てください。ミーティングまでに作ります。もちろん全額募金なので、後からバラバラ欲しいと言われても、もう会社募金箱がないので身近に募金場所がないので、募金しに行くのが面倒なのでだめです。。。。なんて事言ったら不謹慎ですよね。その場合、皆さんを信用しますので、何処かに募金すれば良い事にしようかと思いますが、『前に募金した』と言うのは駄目という事にします。PSガレージに募金箱があればそこに入れたら貰えるという方法が一番助かるなぁ〜。。。松原さん募金箱あります?

スカイオートから10年以上経過したHUMMERのエアコン機材の一つであるレシーバータンク(リキッドタンク)の『中身が出てくる』という事例が多発していると連絡がありました。以前からこの症状が出ていたらしいのですが、ここのところ立て続けに出てて、既に今月に入ってから2台この症状が出ています。
このレシーバータンクの中身はシリカゲル等の乾燥剤が入っています。不純物を取るために活性炭が入っているという話もありますけど、実際は解りませんが最近はシリカゲル以外にも良い乾燥剤もありますが、基本的に水分をなくすわけではなくて、そこに溜め込むと思って下さい。従ってレシーバータンクは消耗品だと言う事です。スカイオートから写真が送られてきたので、壊れた状態を見ると丸い形状の粒なので今回飛び出したのはたぶん乾燥剤だと思います。この粒々が配管を閉塞したり、液体を霧化するエキスパンションバルブを塞いでしまうとコンプレッサーに負荷が掛かってコンプレッサーがお亡くなりになってしまいます。
当然、エキスパンションバルブも交換になるしエアコンシステムの大掃除が必要になります。当方の回りにあるHUMMERは意識的にと言うか加藤電機で強制交換されていたので、車齢より新しい物となので、このような体験をした事がありませんが、スカイオートに持ち込まれた車齢が10年近いHUMMERに多発しているみたいです。
スカイオートも、何でゴミが出てくるのかレシーバータンクをカットして見た事があるそうですけど、構造的には乾燥剤を抑えているメッシュが頼りなくて『あれじゃー漏れて当たり前です』と言ってました。実際の修理は、レシーバータンクの交換はもちろんですけど、配管の掃除、エキパンの交換をフロント、リア共に必要で、97年前期モデルの場合は配管が固着していると、配管やエバポレーターの交換まで必要になります。スカイオートとしては壊れて修理に入ればお金になるのですけど、こんな程度で『お気の毒』だと、言っていますので、何かの機会で入庫する事に相談することをお薦めします。
と、書いてて段々レシーバータンクの中身が気になったのでガレージに幾つか転がっているので、分解してみる事にしました。
まず、振ってみました。実は、スカイオートの話では振って『シャラシャラ音がするのは駄目だ』との事だったので素直に従いました。とりあえず当確解剖体は無音でしたが、何となく水っぽい物が入っている感じがしたので、とりあえず逆さにしたら、ATFの様な色の油が出てきました。コレはPAGの残りです。どのような構造か解りませんのですが、出来たら段階を見たいので胴体をグラインダーで横っ腹を四角くカットしました。四隅を少し残した状態で、バールを突っ込んで外套をめくるとその殆どが空洞!そして下から1/3の辺りにスカイオートが行ってた粒々がサンドイッチされていました。構造的には、中心にパイプが一本通ってて、そのパイプを構造物として穴の空いた円盤にフィルターとしてフエルト見たいな物で粒々を挟んで閉じ込めていました。流路としては、上のほうから冷やされた冷媒がタンク内に入り円盤で挟んだフィルターを通った後に中心のパイプで吸い上げるというフローです。ココの役目は気泡を含んだ冷媒を一旦貯めて、気液分離を行い粒々を通った液体だけを吸い上げる様にしています。恐らく、冷媒が足らない時は気泡も一緒に吸い上げてエアコンの効きが悪くなるんでしょうね。
さて、このレシーバータンクは当方がレトロフィットと交換したときに取り替えた物で、その後、圧力スイッチをHi-LoのW接点の物と取り替えたために外した物で、3-4年しか使っていない物なので中身を見た感じではまだ賞味期限は残っていますが、粒々のパホーマンスは目視では判断できません。スカイオートの話では、このフェルトみたいな奴がボロボロになってて粒が下に落ちていたとの事なので、このフェルトの耐久性は余り期待できないみたいですね。要するにレシーバータンクは消耗比として考えているのでしょう。粒々が一番下に落ちるとパイプから簡単に吸い上げられて配管に入ってしまうのですね。
ぱっと見た感じですけど、粒々を抑えている円盤の穴が粒々より小さければこんな事にはならないと思うのですけど、フェルト見たいなのが駄目になって粒々が穴を塞ぐと圧が上がっちゃうから、こうしているのでしょうか?この構造は当方が作ったリザーバータンクの構造と同じで、2つの目的の一つである気液分離のオーソドックスな構造でした。因みに写真のイエロートップがチョッと見えているレシーバータンクは当方の現在使っているレシーバータンクで、NOZAWA-GOもこれと同じ物を使っています。

2011.8.22.    石飛 毅氏

昨日、机の上で考えたトラブルコードのキャンセルをするために、部材を揃えましたが、プレッシャーゲージのパラメーターは解らないので、車検代を払いに行った序にスカイオートにプレッシャースイッチの現物を探して貰いましたが、どれも2ピンの物しかありませんでした。それ以外の燃料レベルゲージは320Ωのセメント抵抗が2個あったので希望抵抗値の40〜250Ωに合わせるために、並列で160Ωにして完了。
燃料ポンプリレーの方は一応ガレージに転がっていたIPFのリレーのコイル部分だけに配線をしました。この配線はPCMの電位と同じにして、断線を検地するための配線なので、エンジンを掛けた時にもリレーは動作しません。ダイレクトにアースに落としても大丈夫かも知れませんけど、PCMの内部を破損してしまうのはバカらしいので抵抗の変わりにリレーを使いました。因みにリレーのコイル抵抗を計ったら100Ωなので、抵抗を入手したら抵抗に交換しようと思います。
コンピューター化が進んだ最近の車体は、この手の電流や電圧の差で色々と検地してパラメーターとして使いますので、今回のように車体間での電源の電圧の差があると暴走します。コレはプラスだけではなく、アースの電位差もシビアに出ますから要注意です。仮配線でテストを行った所、A/C以外のトラブルコードは無事消えました。とりあえず、もう少しコンパクトな部材と、プレッシャースイッチを入手したら、恒久的な配線にする事にして、このまま仮部材のままPCM-BOXに押し込みました。あと少し。。。。

2011.8.21.-2    石飛 毅氏

当方のHUMMERのDURAMAX(LBZ)エンジンは2006年のシルバラードから移植しましたが、シルバラードは車体全体を幾つかのコンピューターで制御されています。
メインはエンジンのPCMとミッションのTCMで、これ以外にもボディコントロールモジュールやエアコンやゲージも個別のコンピューターが使われてハイスピードランで繋がっています。HUMMERに移植する際使われるコンピューターはPCMとTCMだけなので、エンジンコントロール以外の配線で使われていない物もあるためチェックランプが点灯しない軽度のトラブルコードが潜んでいます。センサーが単なるON/OFFのスイッチの場合、配線されなくてもトラブルコードとして出ない物があります。
チェックランプが点かないので余り気にはしていませんでしたが、スピードブレーキを付けたら、簡単にトラブルコードのスキャニングが出来ますので、ついついスキャンをするのと、トラブルコードが出てくるのは、気分が悪いもんです。そこで、今まで、この潜んでいるトラブルコードの幾つかは潰しましたが、まだ面倒な3個だけ残っているので、コレの対策をマニュアルを頼りに作戦を練りました。現在出ているのはP0230(フエルポンプリレーソレノイドエラー)P463(フエルレベルセンサー1ハイボルテージ)P0532(A/Cプレッシャースイッチエラー)が出ています。P0230が出ているという事ですが、マニュアルの燃料構成図にはこのポンプは入っていませんので不思議なんですけど、リフトポンプを追加しなくてはならないかと思いポンプの選定までしましたけど、マニュアルを更に詳しく見ると、どうも流用した車体にはオプションのサブ燃料タンクが付いている車体だったらしく、ベースのプログラムがサブタンク付きなので、このコードが出ている模様です。従ってココにはダミーの数オームの抵抗を入れる事で解決できそうです。
P463はそんな訳で現状はPCM上ではメインタンクを選んでいる状態なので、フエルレベルセンサー1エラーと出ています。コレもマニュアルではフルで40Ωエンプティーで250Ωとマニュアルに記載されているので、この間の適当な抵抗を入れればOKです。所が最後のA/Cプレッシャースイッチは5Vで吊ってて可変抵抗かストレンゲージで圧力を測定しているので、どれぐらいのダミー抵抗を入れればいいのか判断が出来ません。マニュアルでは電圧の変化を見ているような感じですけど、3本の配線は5V、レファレンス、シグナルになっていますので、単純に可変抵抗なら3本にする必要がない気がするので、この部分は素直にエアコンのプレッシャースイッチを買って入れて置くのがベストな気がします。使われていない配線は既に、引き出しは終わっててピン番号を記入していますので、部材が揃えば直に消す事が出来ます。
これで、段々コンバージョンも完璧に向かって行きますが、これは自己満足なのは重々解っていますが、今後同じエンジンと積み替える人が出る可能性があると思うので役に立つと思います。電圧の問題とか、トラブルコードの絶滅に目鼻が立って今日は気分がいいので、このまま続けてLBZの達人になってやろうと思っています。

2011.8.21.    石飛 毅氏

ココの所不調が続いていましたが、壊れたスマートホンも機能的には全く問題ないのですけど、やはり見難いのでauショップに持って行きましたら、どうやら保険に入っていたらしく、『中身が壊れていない画面だけの交換であれば修理は無料が可能です。』と、言われました。『どうやってこうなりました?』と聞かれたのですけど、まさか『HUMMERで乗り越えました』なんて言ったら怒られそうなので、正直に『気がついたら、床に落ちてて。。。』。と言いました。さすが頑丈が売り物のスマートホンと言うのは決して嘘じゃない事は照明できました。もっともカシオもHUMMERで踏まれるとは思っていなかったでしょうけどね。。。当方の不注意ですから多少の出費は覚悟していましたので運気が上がって来たようです。
当方のHUMMERは今月に入って不調が続いていました。症状は『エンジンが止まる』ですが、発生状況は2種類ありました。まず、始動時にエンジンが掛かりますが、そのまま数秒でストール、もう一つは走行中突然パーシャルでストールします。一番酷かったのは長野に行った時で、その後帰ってきてから燃料のエア抜きを行った所、走行中にストールすることはなくなりました。ただし、走行中に一瞬イキツキを起す事があり燃料系統の不具合が出るようになりました。そして、先日スカイオートに行った時の帰り際に始動不良。スターターを回そうとキーをひねってもウンともスンとも言わず、何度かトライするとどうにか始動。そして、動き出そうとした途端にストール。
この後、同じような状況になって、どうにかエンジンが掛かり、その後は何事もなく走り出し、その後は全く何も起こらず無事帰宅。その後、ガレージに来る間も全く何事もなく走ってきました。ここで、唯一気になるのは電圧計がどんなにエンジン回転が上がろうとも12Vピッタリを指しています。元々ゲージはあてにならないので、ナビの『接続状況』で電圧を監視するとMAXでも12.1V、定常状態は何と11.8Vでした。バッテリーが悪いのかと思いましたが、バッテリーが悪くてもエンジンさえ掛かっていれば12.5V以上は指すはずですが、そんな電圧とは程遠い数値しか指しません。こんなに低い電圧の場合オルタネーターの不調が考えられますが、低い電圧ですけどそれ以上下がりませんので、発電はしている模様。
バッテリー端子の電圧を測ると、ちゃんと12.5V以上はあるし、エンジンが回っている時は13V以上の電圧になっています。そこで、テスター片手に色々な場所の電圧を計るとACCの電圧がB端子の電圧に比べて1-1.5V低い事が解りました。当方のHUMMERは電装品が多いので、ACC電源は車体のACC以外にリレーを使って別系統のACCを取っていますが、このACCは問題なく車体のACC電源が低くなっていました。
そこで、スカイオートから『電圧が高すぎるとエンジンが止まるんですよ』と言ってた事を思い出し、マニュルを見ると『電圧が低くても保護のため止まる』事が判明。コレだと思いエンジンコントロール系統のために追加されているACC電源用端子台の取り出し口を探すと、ハンドル下からACC電源を取っていましたので、コレをカットしてイグニッションをONにすると電圧計の針もナビのモニターも12Vをタップリオーバーしていました。要するに、エンジンコントロールの消費電力が大きくて電圧降下を起していました。
そこで、思い切ってエンジンコントロールのACC電源を新たにリレーを追加して、別電源にした所、無事全ての電圧がほぼ同じになり、エンジンも百発百中で掛かります。更に、今までBANKSのスピードブレーキは常時『異常』だったのですけど、常時『OK』になりました。この時点で、今までの不具合の総括をすると、エンジン始動時にスターターが回らなかったのは、1000WのインテークヒーターがONになると電圧が下がりPCMが電圧異常と判断してロックを掛けていた模様。ただ、この異常判断電圧とその時のACC電圧がギリギリだったために掛からない時があった模様です。
また、スピードブレーキも時々数値が消えてしまう事があり、そのときは一旦OFFにして再起動していました。この数値が消えるのは、夜間や雨の日が多かったし、負荷があってエンジン回転が高い時には必ず消えていました。また、フルスロットルを続けているときにPCMがエラーを頻発していましたのは、エンジン回転が上がると消費電力が多くなるためで、スピードブレキはPCMより動作電圧範囲が高いと考えると、動作が上手く行っていない事も納得できます。この他の不具合も、電圧降下を原因のトラブルだと考えると全てツジツマが合います。積み替えてから2年の間に色々電気的な負荷が増えて段々出てきた事なので中々原因は掴めませんでしたが、これでスッキリしました。後は高回転での燃料不足を解決すれば、ヒロシ君のシルバラードに追いつけるかも。。。ヒヒヒヒ・・・・!とりあえず、明日のテストドライブで全てが判明します。
旅行は全工程700kmと結構走りこみました。エアコン常時ONでの燃費は5.9km/hと中々でした。気になるフロントデフの温度は走行風をまともに受けるためか、負荷がリアより少ないためか最高温度は87.5℃でリアの最高温度の112℃より20℃以上低い温度でした。リアデフもこの程度であれば特別冷却する必要はないでしょう。因みに、AT、TR共に90℃を上回リそうな時は、少し運転を抑えました。この事から、オリジナルのHUMMERの場合は当方のHUMMERより負荷は小さいと思われますので、TR以外は温度上昇には余り気を使わなくても良いでしょう。

2011.8.20.    石飛 毅氏

夏休みなので、一応、旅行に行ってきました。
暑い所は嫌なので北海道が良いかなと思いましたが、震災の影響で観光客が減っている福島をカトチャン(ドリフターズ)がテレビでレポートしていたので、会津を中心とした小旅行です。元々ネギを箸の代わりに食べるお蕎麦に興味もありましたので、先ずは大内宿に進路を取りました。ルートはまだ走った事がないので、関越、北関東自動車道、東北道を使い、白河から一般道に入り大内宿に到着。噂どおり、夏休みですが人数は少なく全く渋滞はありませんでした。
大内宿では、一番手前の一番有名な蕎麦屋で『高遠蕎麦』を食べましたが、正直な所、不味くはないのですけど『ガッカリ』です。ここの大内宿は元々宿場だったのですけど、天災等で使われなくなり過疎だったために、昔ながらの生活や風習が残っていたために学術的な価値があるそうで、そのため学者が出入りするようになり、NHKのドラマで現地が使われるようになったのですけど、その当時、そこに住んでいる人は藁葺きや上下水道の完備した文化を取り入れたくて、一時期は藁葺きをトタンに変えたり、道路もアスファルトで舗装されていました。
その後、色々変遷があって、道路の舗装が剥がされて藁葺きに戻されて今があるそうで、実際に観光客が今のように沢山来る様になったのは、平成に入ってからだそうです。実際この手の古い時代が残されている場所としては厚みがなく、観光客目当てのみやげ物屋の列です。ただ、その土産物屋の中で勝ち組は当方が食べた蕎麦屋だけで、それ以外のお店はオコボレで営業している感じで必死さが伝わります。それに引き換え、勝ち組のお店は、高飛車です。まず、店に入っても全くシステムが解らず、当方は後から来たお客さんから抜かれるしテーブルが空いても案内しないし、こんな大した事がない観光地に遠路遥々来たお客さんに対して無礼極まりませんでした。
蕎麦の味が解る様な繊細さは当方は持ち合わせていませんが、特別美味しいわけではありませんので、観光地としての歴史が短く、本来ココの価値を全く感じない蕎麦だけが全面的に押し出しているだけのこんな所いはもう二度と行かないと思います。こうやって黙ってても誰でも来る様な観光地での経営者は何か誤解していると思います。土産はできるだけ一生懸命やっている所から買いましたが、その時に幾つか会話をしましたけど『あの店だけ別格です〜。。。』と言う言葉に怒りすら感じてしまった当方は可笑しいでしょうか?じゃー、他のお店が皆辞めてしまったらこんなに観光客は来るのろうか?そうなったら、ただの田舎の蕎麦屋って言うだけですから、わざわざ行こうと思わなくなるでしょうね。敗北感を味わいながらの大内宿でも、良い事が二つありました。一生懸命試食を進めるおばさんに誘われて食べた『ゴマ味噌せんべい』は絶品でした。
このせんべいは他の場所でも売ってましたので大内宿限定ではありませんけど、帰りに車検代を払うために何も言わずにスカイオートに置いてきましたら、帰りに『ゴマ味噌せんべい絶品!通販購入します』とワザワザメールが来ましたので、本当に美味いんだと思います。もう一つは、地元の料理で『ごつゆ』という料理で、コレは当方には美味しかったです!
泊まったのは五色沼の近くのホテルでしたが、観光客の数が少ないためかサービスは最高で、また来たいと思う程すばらしい物でした。このホテルは皇室も泊まった事があるらしく流石に歴史や伝統がある所は違いますね。桧原湖も閑散としてて、駐車場のにーちゃんも必死で『桧原湖はココから見えるのはホンの一部で、サービスしますから、モーターボートに乗ってください。』と必死なので、情に流されて乗りましたが、このにーちゃん確かに満足する案内をちゃんとしてくれました。
この後、喜多方ラーメンが食べたいと言うので行きましたけど。。。これも残念。沢山喜多方ラーメンのお店があるのですけど、驚いた事に関東近辺にある『幸楽園』が数件あって、どこも沢山お客さんが入っていました。松原さんと長崎に行った時に長崎ちゃんぽんのチェーン店である『リンガーハット』が沢山あって驚いたのですけど、それと同じでした。という事は。。。そうです、ワザワザ食べに行くほどの物じゃなかったです。再び惨敗感を味わって、帰路に着きましたが、納得できなかったので那須PSガレージによりましたけど、色々展示物が変わっていたり暫くウロウロ。カッコイイTシャツが売ってたので2枚ゲット!入り口にはネットで見た『カーズ』の電動カーがあって当方が食いついていたら家族から『買っちゃだめ!』と忠告。長年連れ添っているだけあって、当方の事が実に良く解っています。まだ、在庫がありますので決して諦めたわけではありません。落ち着いてケーキを食べていると、案外大きな地震が発生しましたけど建物は音もしませんで安心。
高速道路は地震の影響で福島方面が通行止めになったのですけど、都心に向かう方は速度制限なので、ゆっくり帰ろうと言うことになり、那須には何度も行ってますが、まだ那須のアウトレットには行った事がなかったので、家族サービスのため立ち寄り衣料品を購入。その後、スカイオートに立ち寄り、仕上げは『つくし』で旅行の打ち上げをして帰りました。『つくし』がこの旅行で一番満足できる食事でした。

2011.8.17.    石飛 毅氏

ココの所、ツキがありません。
お気に入りの買ったばかりの懐中電灯はなくすし、先日は愛用しているiPadが壊れました。壊れた内容はタッチパネルが全く反応しいという内容で、APPLEのサポートに電話すると引き取り修理だというのですが、当方としては出来るだけ早く直したいので、サポートから渋谷のAPPLEストアーに予約を取って貰い、持ち込みました。渋谷のAPPLEストアーの2Fが窓口なんですけど、対応した方に症状を言うちゃラーっと触って『だめですね〜、交換になるので修理代3万五千円(確か)です。』とアッサリ。。更に追い討ちを掛けるように、『だた、修理の場合は保証は90日です。それより『後1万円チョッとだすと、iPad2の16Gが買えますが如何します?』と買い替えを勧めてきました。
とりあえず、そんな事急に言われて『ハイそうですか』と言うほど余裕はありませんから、そのままお持ち帰り。職場で同じくiPadを使っている後輩に『一年半で壊れたよ』と、愚痴をこぼすと、後輩がすかさず『オレのは1年と数日で壊れたので、保証が効かず仕方が無いのでiPad2を買いました。』と、ため息混じりでつぶやいていました。アップルケアに入っていると通常の1年保証から2年保証になるので、こんな頻度で壊れるならアップルケアに入っていた方がお得というか必須ですね。ただ、この2台とも普通に使ってて落下もしていないのにこんな短命なのは不良品じゃなくて、製品そのものが未完成品だと思います。でも、コンセプトは良いので、現在『ニコイチ』で組み上げる予定です。
そんな訳で、iPadが使えないので、スマートホンの出番ですけど、何と!丈夫だと言う事で選んだスマートホンですけど、壊れました。表面のガラスは割れていませんけど、中の液晶が割れているみたいで、ブラックジャックの顔のようです。そんなに酷い使い方をしている訳ではないのですけど、当方の使い方は駄目なんでしょうか?それでも、流石に画面はグチャグチャですけど、ちゃんと動作してて機能的には全く問題がないのは流石Gショックシリーズです!修理代はどれぐらい掛かるのか。。。。

夏休みが始まっています。当方は13日から21日までタップリお休みです。初日は、近所にある『サイボク』という酒田で言うと『平田牧場』の様な所にお買い物に行ったら、駐車場に入るためには物凄い渋滞で、並んでいると一成さんから『今から行く』と連絡があり、その後、立て続けに桧谷さんからも『今、途中まで来ている』と連絡がありましたので、予定を変更してガレージに帰還。
桧谷さんは、常駐先のスカイオートが夏休みなので行く所がないため銀次郎と一緒にやってきました。でも、当方が先日仕入れた軍用テーブルが気になってて家で使いたいと言うので、惜譲しました。使いたい人の所に行くのが一番です。銀次郎は全く芸はしませんが、ヨタヨタ歩きと愛嬌のある顔で癒されます。でも、怖い物知らずと言うか、やりたい放題というか、先日エンジンを下ろした軽自動車に頭を突っ込んで、リードが体に巻きついて身動き取れなくなってそのまま成すがままにしていました。頭を汚い所に突っ込んだので、人間用のシャンプーで丸洗いしてあげました。銀次郎は水を嫌がらす、シャンプーも嫌がらず、成すがままに丸洗いされていました。面白い犬です。
桧谷さんとウダウダしていると、大渋滞に溺れながら一成さんがやってきましたが、来てから暫くズーッと渋滞に文句を言っていました。一成さんはそのままガレージ泊で翌日ヒロシ君が来たら、ベルトの交換をしてくれと言い出し、最近ゲットしたらしい新型のベルトを持ち出して来ました。92-93年式はVベルトを使っていますが、ちゃんと注文しても上手く行かない事が多々あります。また、ベルトの本数もWだったりシングルだったりです。それと、ベルトの張り方を間違えるとトラブルの原因にもなります。
一成さんの92年式は、ウォーターポンプのからオルタネーターと、パワステにはベルトがWで掛かってて、パワステのプーリーからエアコンにシングルで動力を伝えています。今回は一応全てのベルトを交換しましたが、ウォーターポンプからオルタネーターは問題ありませんでしたが、パワステの方が短くて、エアコンにベルトを掛ける事が出来ませんでした。取り付けたベルトと外したベルトは型番が違ってたので、外した物と同じ物が在庫でありましたので、2本進呈。無事装着できました。ただ、エアコンのブラケットがどう考えてもちゃんと付かないので、不要の部分を削り取りましたが、装着の時に逆さまにすると問題なく付く事が発覚。誰かが逆さまに装着していたようで、今までも無理やり装着されていた模様です。
Vベルトのタイプはアイドリング状態で、外れるんじゃないかと思うぐらいブルブル震えます。実はこのブルブルはアイドリングの時が一番激しくエンジン回転を上げると、少し収まります。それでも、それを見て『緩い』と思って、ガンガンベルトを張ってしまう事が多々あり、これが原因でコンプレッサーやオルタネーターの寿命を短くしてしまいます。スタティックな状態で張りをみて、滑り音がしないので有れば問題はありませんので張り過ぎに注意してください。

一成さんの作業が終わった後、一成さんがコストコに行きたいと言うので3人でコストコに行って来ました。今までの経験では土日でも、6時を過ぎると空いているのですが、流石に夏休みなので混雑していました。一成さんは日本のコストコは始めてだそうで、子供のようにハシャイでハイになっていたので、カートのなかにドンドン色々入れてあげました。特に今回良かったのは、LEDのマグライトのセットでした。今更マグライト?とお思いでしょうが、価格的にはその昔では考えられない位の格安です。単一3本の大きな物と、単三2本の小さな物2本セットで3000円切ります。LEDも高級懐中電灯程ではありませんが、チップ式LEDで明るさは十分です。LEDとは言え照度を上げると発熱を伴いますので、熱が出ない分電池の持ちもいいと思います。
実は、ガレージに戻ってから気が付いたのですけど、マグライトというと単純にON-OFFだけでしたが、単三のタイプは短時間にON-OFF動作を行うと照度が2段切り替えが出来、更にON-OFFを短時間に行うと間欠点します。更にもう一回行うと、SOS点等を行うと言う高機能品でした。3人でコレを付属のホルスターに入れて腰にぶら下げて大喜びでした。
これ以外に当方はNOZAWA-GOには、何も工具が積んでいませんでしたので、格安の工具セットを購入。大きなサイズはありませんけど、インチとミリのソケット、コンビネーション、アーレンキーが入っていますので、インチとミリの混じっているHUMMERにはもってこいです。価格は約6000円と格安ですけど、品質も価格なりですが、車載工具としては十分でしょう。早速、翼に見せた所大喜びでNOZAWA-GOに早速搭載していました。

コストコから帰ってきて、フロントデフの温度センサーの取り付け作業を始めました。この時期は塗装の乾きが良いので手を抜かないでちゃんと取り付けました。取り付けが終わったのは朝方でしたが、一成さんもヒロシ君もズーッと付き合ってて解散したのは夜明け直前でした。当方はそのまま仮眠を取り、6時半に起床して友野さんの所に塗装支援に行って来ました。
572は長期間燃料タンクからの漏れで、荷台のコーティングが浮いてしまいました。それを友野さんビリビリ剥がしてしまいましたので、何時ものように『どうしよう〜??』と相談を持ちかけられたので、色々探した所、一番塗り易そうな『タニムラIW-NSS』があるよと教えた所、即注文してしまいました。従って当方も責任を感じてお手伝する事にしました。
この手の物はその昔アメリカでは良く見かけましたが、最近は日本でもポピュラーです。しかし材料費は案外高価で、今回友野さんが購入した3.3uに1.6mm塗布で4万円弱です。友野さんの所に着くと、スッカリ準備は整ってましたけど、まだロールバーが乗っていました。配線とか配管があるので横着してそのまま塗ろうとしたみたいですけど、予想では高粘度なのでグチャグチャになりそうなので、とりあえず全て下ろしました。
塗料はちゃんとカラーコピーの施工手順説明書があり、とても親切。とりあえず、分量を決めるのが面倒なので全部一気に混ぜる事にしました。もし余ったら、ガレージの入り口に塗れば良いと言う事にして、缶の蓋を開けると硬化剤を入れる前から結構粘度があります。硬化剤はまるでラードのような物で、とりあえず全部入れて攪拌。攪拌時間は5分で、大体『混ざったな』と思った時点で塗り始めました。床から塗ると壁が塗り辛いので、先ずは壁からですが、最初ヘラで擦り付けてみた所、案外確り張り付くな〜。。と思って缶を見ると、ローラーが突っ込まれていたのでローラーで擦ると、思った以上に垂直面にへばりつきます。
穴ぼこにマスキングをしましたけど、マスキングは塗装の境だけでそれ以外は不要でした。2人でゴロゴロとローラーで擦りつけて30分も掛からないで塗り終わってしまいました。かなり厚めに塗りましたけど、1/3程余ったので、ガレージの入り口が滑るのでシャッターの外側の部分に塗りました。思ったより本当に早く終わったので、当方はそのまま実家に寄ってお墓参り。夕方、友野さんに連絡した所、もうスッカリ固まったそうで、一安心しました。
NEW工具導入です。ハブのベアリング交換用にブルーHUMMERがベアリングプーラーを選定してくれました。当方の所には小さい物がありますけど、これで百人力です。

翼から、ズーッとバンパーアップをしてくれとせがまれていましたので、作業を行いました。スペーサーの厚みは2インチでコレを外してブラケットを2インチずらした位置に空けなおすと、ブラケットを延長しなくてはならないので、伸ばすためのブラケットを以前片岡さんに作ってもらっていたのですけど、紛失。。。2時間ぐらい探しましたけど。。紛失。。多分何処かに仕舞い忘れた模様です。
そこで、1/2インチのスペーサーを追加する事で勘弁してもらう事にしました。最初、一人で作業を始めましたけど、シングルバンパーですが、ステップバンパーになっているので、案外重くて外すのは外したのですけど、装着は重すぎるので翼が来るのを待って、途中からは親子仲良く楽しく作業できました。
今まで、腰パン状態でしたが、最近の都会の若者は腰パンしないそうなので、翼も大満足で作業が終わった途端『じゃ〜!』と一言残して、NOZAWA-GOで帰って行きました。今度から工賃取ってやる!

2011.8.10.    石飛 毅氏

先日、ゲットした色々な物です。
四角い箱は蓋を横に付けると足が付いててテーブルになります。アメリカ軍の野戦用のシステムディスクですけど、時代的にはベトナム戦争の頃でしょうか?薄い方の箱は同じように野戦用の郵便物を仕分ける棚です。これは足がありませんけど、蓋を開くとテーブルになります。これも、ベトナム戦争時代でしょうか?ビニールの袋にループが沢山付いている奴は、デスバックです。凄く厚手のゴム引きでチャックが付いています。この中にお亡くなりになった方を入れて運びます。だから、チャックのベロは反転しない外専用です。密閉度が高いのでこのまま空輸して本国までお持ち帰り出来るそうです。当然未使用新品です。当方に純正アルミホィールを売ってくれたのは、この袋を作っている会社の社長さんで、皆から『バックマン』と呼ばれていました。
もう一つの長方形の布は簡易用ストレッチャーの布部分です。両側に棒を通すとストレッチャーとして使えて、怪我人を運んだ後はそのまま棒を抜いて、シーツとして使います。だから、棒の本数よりこの布が沢山装備されます。布には1995年とシルク印刷されています。迷彩柄の物はブランケットですが、これは迷彩デザイン物か軍用かは解りません。名前はマルチブランケットです。どう使うか解らないんですけど、あちらこちらに紐が付いてて使い方は工夫次第っていう感じです。質感はとても良く出来てて、これ専用の形になっていますので、市販品の迷彩柄という訳ではありません。穴が一個空いていましたけど、味だと思います。
過去に2個ゲットして、HUMMERのカーゴスペースにピッタリ収まっていたドイツ軍の使っていたアルミのトランクを再度ゲットしました。前にゲットした2個の内、1個は翼に取られてしまいましたので、前回調達した笹本さんに聞いたところ、『もう無い』と言われて諦めていましたが、今回ゲットできて嬉しいです。このトランクはサニタリー用品を入れていたので、とても中は綺麗です。密閉性はマアマアだと思いますが、浜本さんはオープンの荷台に使ってて、木製のプロテクターが腐ってしまったようです。日本やアメリカだとアルミのトランクをスタックしたり、移動で滑らすようなソリ部分は絶対に樹脂を使いそうですけど、ヨーロッパは案外木材を使います。
以上が軍的な物で、これ以外にはスポットクーラー、FRPのボックス、スッテップ、MACツールのコンビネーションセット、ミションジャッキ等、盛り沢山で色々調達いたしました。とは言え一部の物は一体何に使うのか?と言われると『ドキッ!』としてしまいますので聞かないで下さい。どうしても欲しい人は言ってくだされば損はしない価格でお譲りします。

2011.8.9.    石飛 毅氏

ここ最近アメリカのHUMMERオーナーとメールの交換をしています。
フロリダのマイアミに住んでいる方でLM002とゲレンデとHUMMERを所有しています。HUMMERに関しては1995年から所有してて、過去には1995 6.5L NA PULAM METAILCの4drHTにスラントバック付、97のワゴン、99のワゴンを所有してて、現在は96年式のオープントップに乗られている見たいです。2500円払うからクラブに入会したいと言われましたけど、アメリカ在住ですから一応丁寧にお断りしましたけど、とりあえず残っているノベルティーを送りました。彼はFlashOffroad.comにも投稿しています。年齢とか何も解りませんけど、結構マメにメールをくれます。おいらも英語で頑張っているのですけど、今日の彼からのメールは日本語でした!ちょっと可笑しい日本語ですけど、ちゃんと伝わります。今度は電話で話をしようというのですけど、さて、どれ位通じるかが問題です。

2011.8.8.    石飛 毅氏

久々にHUMMERで長距離ドライブに出かけました。
長距離とは言っても往復で400Kmですから大騒ぎするほどの事ではありませんが、ココの所気になる事がありましたので、何かあってもスカイオートの守備範囲なので、そのままお出かけしました。
気になる事は『エンスト』です。起きるタイミングはエンジンを掛けた直後で、初爆がなく何度かスターターを回してある程度時間が経つと何事もなく普通に走ります。この現象は毎回ではなく、エンジンが冷えている時でも暖まっている時でも発生します。走行中には発生しませんので余り気にしないでいたので、その内、燃料配管サイズを上げる時に燃料系統は点検する積りだったので、何もしていませんでした。車検の時にスカイオートにもこの件は申し送りしておきましたけど、今回の車検時には発生しなかったようです。
ところが今回関越は問題なく通過して、上信越道に入ってサービスエリアで休憩をしてエンジンを掛ける時に、数回スタートに失敗しました。その後、佐久まで高速は問題なくクリアーして松原湖の手前でもう一度コンビニに寄って再スタートする時に再び始動失敗。再スタートは問題ありませんでしたが、コンビニの駐車場で方向転換中にもエンスト再発。エンストはするけど毎回再スタートは問題ありません。そして遂に走行中エンジンが止まってしまいました。とりあえず惰性で重いハンドルを必死に回し路肩に寄せましたが、エンジン停止中のハンドルの重さは尋常ではなくて力を入れると脱糞しそうです。ココまで来ると段々自信がなくて、恐る々キーをひねると何事もなかったように再スタートします。一安心したのも束の間で、その数分後、今度は右折待ち中にまたエンストしましたが、簡単に再スタート。合計3回エンジンが止まった事になります。
この時点で、気になるのは電圧計が低目を指している事。スターターを回した時にチョコっとしか回らない場合とソレノイドの音もしないときがあります。この事から今回のエンストは電気系ではないかと思い、最近行った大きな電気部分の作業はバッテリーの切り替えスイッチなので、充電不が原因かと思い一泊した朝に配線変更。エンジンはちゃんと掛かりましたけど、走り出した瞬間にエンスト。。。その後、走り出してから数回エンストを繰り返しましたけど、佐久の街中に入るとスッカリエンストとはオサラバになり、気分良く上信越道路を巡航中渋滞があって、それを抜けた後、調子良く走っていたら、急にアクセルの付きが悪くなりブースト計を見るとアクセルを踏んでも圧が上がらず、回転も2000rpm以上上がりません。今度はエマージェンシーモードになってしまった様です。PAに入ってiQでトラブルコードを見ると、燃料レールの圧が上がりすぎでした。
ガレージに戻り、もう一度基本に戻って整理して原因調査を始めました。先ず、エンストの原因は燃料だと思い、先ずはフィルターのエアー抜きを行いました。エアー抜きは頭のメクラ蓋を外して、頭の円筒をシュコシュコ押すと燃料が出てきます。所が、今回は数回円筒をシュコシュコしないと燃料が出てきませんでした。これは駄目ですね。そこで、フィルターと燃料タンクの間からエアを吸っている可能性があるので、全て増し締めを施工。フィルターとポンプの間にも当然エアが入っていますので、とりあえずエンジンを掛けてこの部分のエア抜きを行います。当然、最初の数回はスタートに失敗しますけど、暫く暖気をしてから、再スタートを行うと今度は先ほどまでとは異なり、100発100中でスータートは成功するようになりました。エンストの原因は『燃料にエア混入』です。
次に電圧計ですが、これはメーターの電源に泥棒配線されてて、それの負荷が掛かって電圧降下していただけでした。スタートに失敗した直後にキーを捻っても、ソレノイドの音もしない事ですけど、エンジンが間違いなくスタートしてから、ワザとエンジンが掛からない程度にスターターを回して直に回すとちゃんとスターターが回りますので、PCMに一定時間どうのこうのというロジックはないので、変なエンストした後に一定時間スターターがキャンセルされるのは、セキュリティが関係していると思います。一回りした後、色々意地悪してみましたけど、無事、修理完了しました。一時期はバッテリー交換しなくてはならないかとか、暗電流をもう一度測らなくてはならないかとか色々考えましたが、案外、基本的で簡単に解決できました。
さて、前回報告したリアデフの温度計ですが、予想通り『付けると気になる』が的中です。デフの温度は案外早くに上がります。街中を流しているだけでも直に70度ぐらいになります。そして、高速道路を走ると、巡航速度でも100℃、メーターを見ないで走っていたらMAXで108℃まで上がっていました。ギヤオイル自体は110℃と言うのは特に高すぎるという事ではありません。ちゃんとしたメーカーの物であれば140℃位で使ってもちゃんと潤滑で来ますので問題はないようです。今回は炎天下の高速道路で出た最高温度なので、そう簡単にはこれ以上の温度にはならないと思いますが、もう暫く観察してから結論を出します。
リアデフの方が負荷が高く温度上昇は高いと思ったので、フロントデフにはまだ温度計を付けていません。その代わりセンサーを繋がないとメーターがフラッシュするため、煩わしいので、センサーをエンジンの上に置いてエンジンルーム内の温度を計ってみました。その結果で最高温度は74℃でした。因みに、この温度でもエアコンの効きはペンギンが飼える位でしたから、この温度は余り高すぎると言う事ではないと思われます。今度は、エクゾースト近辺にセンサーを置いてみようかと思います。
フロントブレーキのOHを行ってから数百キロ走りましたが、ブレーキの当たりが出てきてとても良く効くようになりました。ブレーキ液に漏れがなくてもピストンの動きが悪いとパットがキチンと押されないので加重分布が崩れます。溝付きローターに交換してからローターが均一に中々ならなかったのですけど、この数百キロで前も後ろもローターがピカピカで、レコード溝も皆無です。今まで長いこと乗っていますけど、ココまで綺麗なローターに仕上がったのは初めてです。リアデフのカバーを付け直したため、今まで一体何処から漏れていたんだと思った油分がリアデフ回りからなくなりました。汚いカバーも美しくなって気分が良いので、フロントのデフもやりたくなってきました。

今回、佐久に出かけたのは名古屋の知人が今まで収拾していた軍物や機材を手放すと言うので当方が手を上げて引き取る事にしました。その荷物の受け渡しをその方のご子息が佐久でお店を営業しているので、そこに顔を出すタイミングに合わせて機材の引き取りに出かけました。ご子息は佐久の学校に通い始めてから佐久にスッカリ根を張って、地元の方と結婚し、お店も始めた様です。当然、当方もお店にお伺いしましたけど、中々の盛況で若いのに本当に頑張っているのが良く解りました。今まで佐久は通過地点でしかありませんでしたが、中々立派な町で歴史も感じます。ご子息のお店は繁華街のど真ん中で、この辺一体には大小合わせて300軒の飲み屋がある激戦区ですが、土曜日と言う事もありますけど満席で、なんかとっても嬉しかったです。
まだ明るい内に近所に着いたので、面白い物があるからと散策に誘われついて行くと、初代コロナマークUのピックアップが置いてありました。コンセプトとしてはもう日本にはない分類で、当時は色々な車種にこの手の物があったのは、商店主であれば4ナンバーは、経費で落ち易いし、維持費も安かったので高度急成長時代には今では考えられない高級車(当時としてはですけど)のピックアップはニーズが高かったのでしょうね。
日帰りでは寂しいですから、佐久の近所にある松原湖オートキャンプ場で一泊し、そこで機材の受け渡しを行いましたが、大体の荷物の量を予想していたので、ランドマップからヒッチキャリアーを借りて行ったのは正解で、HUMMERの中はギッシリです。中身は後ほど紹介します。

2011.8.6.    石飛 毅氏

リアデフの温度計取り付け作業は完了しました。
デフカバーを開けて安全に穴を空けれる場所の選定を行いました。出きるだけデフの下のほうで、中身と干渉しなく尚且つデフをジャッキアップする可能性もあるので、センサーがデフの下面から飛び出さない事が必須条件です。検討の結果と言うよりココしかないと言う場所はピニオンギヤの下側で、ドリルが入る一番高い位置にしました。デフのカバーは16年間の疲れがあり塗装は劣化して腐食も始まっていますので、油分を取り錆を落として塗装しました。ボルトも腐食していますが、軽くブラストを当てると綺麗になりました。デフカバーとボルトの腐食は、ブレーキのカスが原因です。カバーには染み出た微量のギアオイルも泥と混じってデフカバーのお肌を汚していました。
デフ本体の締め込み具合は案外緩くて、16年間の振動で緩みが出ていた模様です。特に上のほうからの洩れはサイドシールが漏れているのと誤解してしまう程漏れていました。配線は以前取り付けたトランスファー用のポンプベースに多芯のケーブルに余り線があるのでコレを使う事が出来ますので、延々とセンサーの配線を引き回す手間は省けました。一応、これでリアデフの温度が解りますので、一安心です。予想ではサーキットを走る訳ではありませんし、アレだけ熱対策している572もデフクーラーは付いていませんので大丈夫だと思っていますし、ドレンアウトしたデフオイルも変質やこげた匂いはしていませんので、あまり気にしなくても良いと思います。だけど、万が一、90℃以上になってしまったら、またオイルクーラーを付けなくてはなりませんので、メンドクセー事になります。とりあえず、今週は遠出をするので、早い時期に報告はできると思います。

2011.8.1.    石飛 毅氏

先々週の頭に軽くギックリ腰になったので、マッサージを受けた所、直に治ったのですけど念のために体の芯をほぐすためにマッサージを受けたら、翌日、体全体が硬直してしまい身動きが取れなくなりました。俗に言う『もみ返し』っていう奴らしいのですが、今まで体験した事がないので、ビックリしてしまいました。ですから、今週はガレージには行きましたが出来るだけ体を動かさない様にしました。土曜日は早起きして午前中にNOZAWA-GOの仕上げを軽く行いましたが、昼寝していると福井さんがスカイオートからの帰りに寄ってくれたり、一年続いたディ・アゴスティーニの最終号の打ち合わせを行ったりで時間潰しはできました。予定では濱本さんが来るはずでしたけど、お腹の調子が悪いという事でお休み。濱本さんは悪食なので、あれほど、拾い食いをするなって言ってあったのですけど。。。
月末なので、スナップオンが元気良く来ました。元気良く来るのはここの所、月末に濱本さんがいるので結構買ってもらえると思って期待しているようです。最近の景気の悪さはスナップオンの様な高級工具はそう安々とは売れないでしょうから、平時より期待してしまうのは良く解ります。しかし、今月は、浜本さんがお休みなので売り上げが上がらないのはお気の毒なので、直に必要かどうかは解りませんけど、ブルーポイントブランドのハンドキャリー出きるインチとミリのソケットセットと何処かに行ってしまったマイナスのドライバーを一本。それと、ポンチのセットをお買い上げ。。。。ソーしたらスナップオンのキャップをくれました。っていう写真を撮って、仕舞おうとしたら、ソケットの方を持ち上げてしまい中身が。。バラバラになってしまいました。秋にはコレのスパナセットが出るそうなのでセットで車載工具にして、今の車載工具はNOZAWA-GOに載せます。
そういえば、大分前にコストコでスナップオングッズが売っていたので買いました。ナイフと細い懐中電灯のセットで前にも同じような物を買ったので、必要ないのは重々承知してましたけど、ツイツイ物欲で買ってしまいました。だけど、『また買ってら〜』と思われるのは恥ずかしいので黙っていました。もう一つは、その後に工藤さんが買ってきてくれたスナップオンのLEDライトです。これは、LEDがタップリ付いているので、結構明るいです。トップにもLEDが付いててピンポイントで照らす事も出来ます。これの良い所は、底にマグネットが付いてて、自立も出来ますし真横にしたままでも大丈夫で、リアのハブの分解の時はフレームにくっ付けて使えます。充電式ではありませんで電池式なので、バッテリー管理が必要ないので車載用にも使えます。結構普通に使って紹介するのを忘れていましたら、松本さんから両方ゲットしたと連絡があり、思い出しました。写真は松本さんが撮影した物です。
日曜日も、マッタリとして過ごしましたけど、少しは出た方が良いと言う事になりヒロシ君と一緒に映画を見に行って来ました。映画の題名は『カーズ2』です。当方は見た目も実年齢もおっさんですけど、『カーズ』は大好きで、アメリカでカーズのウインドブレーカーも買っちゃう程です。因みに現在『PSガレージ』で、POWER WHEELSのバッテリーカーが販売されています。子供ちゃん用ですから当然乗れませんけど、見てたら欲しくなってしまいます。写真で見る限り結構デティールは良いです。因みにマネージャーのブログによると60000円で国内で販売している業者より格安です。コレを買うのをぐ〜っと我慢したので、その反動で映画館では色々グッズを買い込んでしまいました。
映画の方は、日本が舞台になっていますし、題材がGMがその昔設計してその後英国に渡って英国製の車に載せたエンジンが駄目だ!と言う事を知っているとそのものズバリではありませんけど『あのエンジンの事かな?』と、思って映画が終わった後に、ヒロシも同じ事を考えたみたいで、『コレはCCVの編集長には見せられないないな。』と大笑いして帰りました。退屈しないとても良い映画だったので、興行的に前作を上回るし、当方でさえもう一度ゆっくり見たいと思いますのでDVDも売れそうですね。

 2011年7月