2012年2月  HUMMER ESSAY 2012年3月      

2012.3.28.   石飛 毅氏

暖かい日と寒い日の比率が段々暖かい日が多くなってきました。
でも、まだストーブを仕舞うには早いです。暖かくなると外での活動がしたくなり、アウトドア活動をしてきました。と、気取って言いましたけど寄居の河川敷でラジコンをしに行っただけのことです。この河川敷は秩父山系を水源の荒川で長瀞渓谷からチョット下流になります。河川敷はその長瀞から流れ着いた小石やどうやって転がってきたのかと思うほどデカイ石がゴロゴロしています。元々そこにあったと思われる岩と転がってきた石が混じり合ってロック・クローリングをするには絶好の地形です。
もう少し下流に行くと、もっと広い河川敷があって、そこは入場料(300円)が必要ですけど、実車でのクローリングも出来るしトイレ等の設備もちゃんとあります。しかし、我々の行った場所はそのような設備がありませんので一般客は少なくカヌーやラジコン等のマニアには絶好のスポットになっています。
当方は工藤さんにガレージまで迎えに来てもらい、他の参加者とは関越自動車道の高坂サービスエリアで待ち合わせしました。当方達は近所なので、集合場所に時間前に到着して一番乗り、続いてヒロシ君がシルバラード、そして桧谷さんがHUMMERで到着し、最後のスカイオートを待っていると、スカイオートが乗ってきたのはキャンピングカー。このキャンピングカーは犬を大切にしているスカイオートの会長が犬が一緒だと旅館に泊れないため、旅行用に使っているキャンピングカーです。普通のヤドカリ型キャンピングカーの場合は余り走りに関しての性能や車体強度が期待できないし、キャンピングカー然としたスタイルを嫌った会長は見た目は普通のコースタータイプを選択した様です。スカイオートのチョイスは大正解で、設備の無い河川敷にはピッタリで、とても役に立ちましたが、会長が大事にしていた愛犬が、先日お亡くなりになったので、このキャンピングカーも手放してしまうそうです。
お昼前に到着して、サッサと荷物を降ろして、飢えたケモノの様にラジコン開始。いつもより広い場所なので思いの外電池の消耗が激しくてドリフトより小型のバッテリーを使っていますけど30分程でバッテリーが上がってしまいます。セクションも高さがあるので落下したりタイヤが溝に落ちたりして結構部品が外れたりネジが緩んだりしますので、メンテナンスもしなくてはなりません。皆さん一通り色々トラブりましたけど、唯一工藤さんの奴だけノントラブル。やはりプロが組んだ車体は確りしているみたいです。でも、競技用のためバッテリーが更に小さいため一回の走行時間は我々の半分ぐらいなので交換が面倒です。それでも、充電用に以前当方が使えないと思って交換したオプチマと後輩が使っていたオプチマの3個を満充電して持っていったのでガンガン充電が出来て、バッテリーが無くて走れないと言う悲しいコトにはなりませんでした。
ココでも何時もの様に工藤さんが買出しに行ってくれて、給食当番を引き受けてくれたのでBBQと焼きそば、鳥の燻製。。。量も質も上場で、食べることにも心配が無く楽しい一日を過ごせました。最近は外に出る機会が少ないので、外でのラジコンは健康のためにとても良いような気がします。

2012.3.26.   石飛 毅氏

LEDのバックランプの固定をしました。
出来るだけ目立たないようにしたいのと、何かの拍子にヒットしないような場所を選んだ結果、スペアタイヤキャリアーの根元にしました。17年間使っていたバックランプは取り付けているナットはサビでかなり固着して外されるのを拒否していましたけど、世代交代となりました。暗くなってから、HUMMERをガレージから出してお試しした結果、照射範囲は広がり使える様にはなりました。ただ、光の色が白くなり目で感じる明るさは格段に上がりましたけど、波長が短くなったためかCCDのバックカメラでは明るさの差がそれほど違いはありませんし、欲が出てもう少し広い範囲でも良いかな?と感じるので2個がベストだと思います。
ネットで調べると、この手のライトは本当に安価になっています。その殆どは中国製でこの値段で売られたら国内外の有名ブランドのラインプメーカーは太刀打ち出来ないでしょう。現にHIDのヘッドライトユニットは既に10000円を切っている物も現れて、一時期圧巻していたレイブリックのHIDもかなり価格を下げて頑張っていましたけど、もうヘロヘロになっています。当方のHUMMERにはレイブリックのユニットを2003年の6月から使っていますので、もう9年間トラブル無しで品質の良さは流石だと思いますが、中国製の物もこの3年程の間に10台以上取り付けましたが、バラストの不良が4個とバーナ切れが3個位で品質的には劣りますけど、ハロゲン電球の寿命よりは長いので壊れたらまた買っても国内メーカーの半分で収まります。ランプは消耗品なので、交換するのは必然ですから殆どのユーザーが中国製に流れてしまうのは仕方がないでしょう。ただ、HIDも時間の問題でその内LEDに変わりそうです。
そのLEDですけど、本当に明るくなりました。注意しないと困るのは高輝度LEDと言っても色々種類があるし、ルーメンだとかルックスだとか、表示方法が沢山ありすぎて統一されていないため中々比較するのが難しいです。従って、現物を確認しないと思った明るさではない事があります。詳細に調べると、マニアが使うような懐中電灯の場合はLED単体にブランドがあって、大体の能力はLED単体のワット数と最大に流せる電流値で比較されているようです。ただ、同じLEDを使っても実際に流せる電気回路と、放熱を行わないと能力を発生できませんので、この部分は機器メーカーの能力が問われる部分です。
懐中電灯のシュワファー等の高級品はLEDでも使っているうちに結構熱くなるのはこの放熱が行われているためで、LEDが熱くなると抵抗が上がって電流が流なくなるので、明るさを保つにはドンドン冷やさなくてはなりません。車載の場合はLEDにしてみればほぼ無限の電源が確保出来き、重量や大きさの制限も少ないので電流も沢山流せて、大きなヒートシンクでガンガン放熱出来ますので、性能を発揮しやすくなります。但し、ここで問題なのはブランド品のLEDランプとと粗悪品との差がどれだけあるかは、単純には寿命と、光学系の設計がキチンとされているかです。それと、案外大きな問題としては初期不良率の違いがあります。中を開けてみると半田の仕方、部品の固定方法等開けてみないと解らない部分の出来の良さで概ね品質が判断できます。
何しろ、最近の中国製は見た目がドンドン良くなっていますけど、細かい部分の詰めとか実際自分達で使って居ない為にこの手の振動とか耐候性等のフィールドでの実績が少ないから今の所不安です。とりあえず、外観は同じでも中身は全然違うと言うこともあるので、取り外したBOSCHのランプは整備して保管しておきます。
以前にRIMOWAのスーツケースをドイツで格安で購入できた話をしましたが、今回のアメリカに同行した後輩がRIMOWAが欲しくてアメリカで探しましたが、その昔(2008年頃)当方がRIMOWAは「日本の並行輸入品が一番安い」と言ったように、アメリカでは日本より高価か、同程度でした。そこで、帰国後、日本で色々探してみましたが、やはり日本国内並行輸入品は安価でした。日本の正規代理店は「林五」という会社が行なっていますが、ネットでの話ですけど余り良い評判がされていませんでした。要するに、修理に関する事で正規品しか受け取らない上、最近まで提携の修理業者(第一ボディ)に、並行品の修理を受けさせない圧力を掛けていたそうです。事実関係はハッキリしていませんけど、セグウェイもそうでしたけど、概ね日本の総代理店では同様な話を良く聞きますので、よくある話です。
ですが、ちゃんと代理店としてきちんとやっているところもあります。例えば日本ロレックスは、本物であればどこで買おうがちゃんと修理を受け付けてくれますし、OHも受け付けてくれます。また、販売の方でもプレミアムが付いているためか、並行品の方が高いこともありますし、販売店の判断で割安で購入できる事もあります。
RIMOWAをドイツで購入したときに、オッサンが「5年間の世界保証」が付いていると言ってたのですけど、以前から林五は専用の保証書を発行してて「並行品」とか「海外購入品」の修理は受け付けないとしていたし、その保証書も一年間となっていましたので、ドイツでの話はそうなっていたけど日本では提供外?と思っていました。ただ、スーツケースが壊れる場合の大多数は渡航時に預けている間に起こる可能性が高く、航空機会社等の保証の場合は第一ボディで修理をしてくれますから、当方はどうでも良いかなと思っていました。しかし、ネットで調べると航空会社の中にはキャスターや取手等の突起物は「免責」としている場合もあるので、修理に困っている人がネットで訴えている様でした。並行輸入業者もしたたかで、実際はどうなのか解らないですけど「ウチで買ったものは治すけどそれ以外は修理が多いから手が回らないので勘弁してくれ」と書いています。また、「安いから保証は付かない」とも書いてあります。これって矛盾してて、RIMOWAは丈夫と言うのが売りな筈ですけど「修理が多くて自分のお客さん意外手が回らない」って言うのはどういうことなのでしょうかね?
当方がもし並行業者でちゃんと仕入れているなら、キャスター交換修理で小一万円、取手交換で15000円するのが相場ですから自社で修理するのは勿論の事、他からもガンガン修理を受けて販売よりもそっちで利益を上げちゃおうと思うんですけど、恐らく仕入先が不規則だったり、ちゃんとした輸入ルートを持っていないのではないかと感じます。実際、キャスター交換はネジ一本でOKだし、キャスターベースだってリベットで止まっているだけです。取手もさほど難しい修理ではありませんから高度な技術を必要とするような物はありません。当方だったら万が一壊れたら、自分で直します。この程度の事ですけど並行業者も大したことがないのに「修理します」を掲げているのは、滑稽です。
所が、ここ後輩が欲しいというので色々調べたらチョット状況が変わってきたみたいです。まず、日本の代理店は自前の保証書発行を止めて、5年保証の国際保証に乗り換えた模様です。また、何処で買っても、代理店の保証書に必要事項の記入のある物に関しては国際保証をちゃんと行う雰囲気のレポートが出ています。実際の修理をやっている第一ボディのHPでも修理に関しては広く門戸を開いてて、以前言われてた障害は全くないどころか、逆に「どうぞ!」と言う感じに変わっています。従って、当方がルフトハンザショップで言われた事は本当でした。
こうなると、後は価格ですが、ここまで良い環境になったのですが、その価格は相変わらずの設定です。ドイツでの販売価格と比較して為替で考えると230円/€となり、現在のレートと大きくかけ離れています。また、ドイツの場合は内税で19%の税金が掛かっていますので、両国の消費税を引いてレートを出すと260円/€と現在のレートの半分以上になってしまいます。幾らなんでもこれはボッタクリ過ぎですから、とてもじゃないけど買えません。そうなると、頼りになるのは並行輸入業者になるのですけど、コチラは155円/€ですから、価格的には許せる範囲です。ただ、問題なのは並行業者から買うと「5年間インターナショナル保証書」が無記入なことが多いのです。このインターナショナル保証書なんですけど、結構記入が面倒で、製造番号や名前とか色々記入する項目が多く結構ちゃんとしているもので、買った時にオッサンから「これは保証期間が過ぎても必要だから大切にしてください」と、やたら丁寧に説目していました。
また、この事が影響しててか、人気がアルミからソフトに変わっているためか後輩の欲しがっているアルミ系のスーツケースの多くは売り切ればかりで、ソフトも売り切れが目立ちます。当方の勝手な予想では、林五にRIMOWAからクレームが入ったため保証に関しては国際保証を担保する指示があり、逆に並行輸入を抑える対策を交換条件にしたのであれば色々とツジツマが合います。並行業者の仕入先がちゃんとRIMOWAのアカウントを取っているところからなら問題はありませんが、(但し、期日は末端に渡る日付と異なります)それ以外にRIMOWAが卸を禁じていればペナルティーがかかるため、国際保証書の記入は行わないと思われます。このような形で並行業者の締め出しを行うと必然的に林五から買わなくてはならなくなるという両方の利害が一致します。
所が、後輩にそんなボッタクリの物を買わす事ができないので、色々調べた結果、価格も安く保証書の記入もある購入方法を探し出しました。それは、ドイツから直接個人通販する方法です。現に当方もサミットレーシングから買っているのと同じ方法で、ドイツの通販会社で、RIMOWAのアカウントをちゃんと持っている所なら、国際保証書の方も問題ありません。また、輸出になるので先方の消費税は免除されるため、表示価格より約19%のディスカウントを受けれます。送料も日本まで50€ですから、現在のレートであればネットの表示価格を100倍にして単位を円にした価格で購入できます。恐らく、日本にいながらRIMOWAを買うにはこの方法が現在ベストだと思います。とりあえず後輩が人柱になってお試し買をしますので、結果が解りましたらまた詳細を報告します。

HUMMERに乗る機会は週末に限られますが、ガレージから出すときに毎回タイヤの空気圧が減っています。当方の40インチMTRは、大体30-35psiで運用していますが、大体1週間放置で25psi位まで低下しています。当方の場合はランフラットが入っていますので、CTISのコンプレッサーを10分程度動作させると、所定の圧力まで空気圧を上げることができます。今週も何時もの様に空気圧を見ると25psi程度まで落ちているので、何も気にしないでCTISコンプレッサーのスイッチをONにしたところ、何時ものポコポコ音が聞こえません。モニターランプは点灯しているので、ヒューズ切れじゃないと思われますけど、ウンともスンとも言いません。そこで、ボンネットを開けてコンプレサーの端子にテスターをあてると、ちゃんと12V以上を指していました。
コンプレッサーはDCモーターです。配線は2本だけなので間違いなくブラシモーターですから、17年もしょっちゅう使っているのでもしかしたらブラシの状態が悪いのではないかと思い、まだバラしたことがないので、ブラシ部分の状態をみたいのでとりあえずコンプレサーを下ろしました。HUMMERのコンプレッサーはトーマスの186.6Wで最大流量は48L/minです。最大圧力は100psiもあります。今回はモーターのポンプヘッドは面倒なのでそのままでエンドキャップに端子があるので、こちら側にブラシがあるのは歴然なので、エンドキャップだけを分解しました。エンドキャップはナット2個で簡単に止まってて尚且つ材質はプラスティックです。プラスチックですと、熱伝導率が低いのでベアリングの放熱に疑問が湧きますが、連続運転定格ではないので良いと判断しました。樹脂もファイバー入りと思われる硬いものを使っているので耐熱性と強度には期待できます。
それよりも樹脂は絶縁体としては優秀ですから、端子、ブラシ周りの部品点数低減に貢献できますから、トータル的に考えて樹脂を採用して、この部分は消耗品するのは良い設計だと思います。ただし、HUMMERのパーツリストにはこの部品だけの販売はありませんが、どう考えてもこの部分は他のパーツと強度バランスが取れていませんので間違いなくメーカーは部品の準備をしているでしょう。エンドキャップは鉄製の本体に確り勘合されているので、隙間に薄い物を差し込んで均等にソーっと押し広げると綺麗に外せます。このカバーには位置決めマークがありますので、適当に外しても大丈夫です。
カバーを外すと大きなマグネットとアマチュアが出てきます。ベアリングを手で回すと心地よく周りマダマダ使えそうです。ブラシとコミュ二ターの部分も大きな傷や摩耗はありませんでした。ただ、ブラシの動きが少し悪かったので清掃と注油を行いました。内部には侵入した雨水のためかサビが出ていましたけど、穴が空くまでは後200年ぐらいは掛かりそうなのでそのまま放置しました。さて、今回の原因ですが、端子の緩みだったので、分解しなくても外から締め込めば簡単に治る物でした。端子は真ん中が6角で両側がスタッドになっているので、外から内部に回り止されたナットで固定されています。従って配線の端子を止めているナットを外してコンプレッサーの六角を締め込めば緩みは解消されます。この時、両方緩めると面倒なことになるので注意が必要です。端子をすこし揺らしてガタがある場合は一度端子を外して締め直しをお薦めします。
内部の清掃は近い将来ポンプヘッドもOHしたいので、ベアリングとブラシ回りだけにして、終わりにしました。エンドキャップは浅いしブラシのスプリングもマキバネなため、ブラシを広げるのが簡単ですから、組み付けは楽です。コンプレッサーの不具合はまだ聞いたことがないのですが、ブラシモーターの場合は、回転の管理をしていませんので本当は性能を発揮できていなくてもなかなか判りません。強いて言えば起動時の反応とか、回転ムラがあればブラシに問題を抱えている事があります。また、モーター部分以外のヘッドもピストン(ダイヤフラムではありません)バルブに問題がある場合は圧力が上がりません。近い内にこの辺の部品の調達状況を調べてみたいと思います。
コンプレッサーの不具合で一番多いのは本体ではなく、振動と音があります。その原因はコンプレッサーの防震ゴムがちぎれてコンプレサーがズレてバルクヘッドにヘッドが干渉しているためです。防震ゴム自体は安いものですから放置しないで速やかに交換しましょう。

2012.3.24.   石飛 毅氏

本日、所ジョージの番組に松原さんが『バットマンカー』と一緒に出演しました。
前に一度ここでも告知しましたけど、アメリカに行っている間にスッカリ飛んでしまい、直前告知を出来ませんで、申し訳ございませんでした。当方も仕事が終わり晩御飯のラーメンを食べに行って一口食べた瞬間に思い出し、そのまま、ラーメンを置き去りにしてガレージに来てテレビのスイッチを押して、まず翼に連絡して録画をしてもらい、その後、色々な人に連絡しましたけど、皆虚しく呼び出し音が鳴るだけ。。。結局電話に出たのはスカイオート、ヒロシと藤本さんだけ、特に藤本さんは当方に大阪では『やっていない』と言うので、関西方面の連絡はその時点で辞めました。その後、固唾をのんで、番組を見ていましたけど中々出てきません。その内、当方も知っているケッテンクラウトの小林さんが出てきたので一応松原さんに『もう出た?』と連絡したら『今、パースにいて、工藤さんから番組の最初に出たと連絡がありました』との連絡があり、日本にいないので録画はしているそうなので、一安心。
番組を観ていた工藤さんにお願いして写真を頂きましたので雰囲気だけ味わってください。番組はとても楽しくていい番組でしたから、どんな風に我らが『松原さん』と『バットマンカー』が出演しているのかとても楽しみです。因みに録画はミーティングの時にでもジックリ皆さんと観たいと思います。因みに、また告知を忘れるとあとで水臭いと言われるので報告しますが、4月4日はオイラがNOZAWA-GOと一緒に『BS日テレ おぎやはぎの車遍歴』と言う番組にチョロット出ます。こちらはBSなので、日本国中で観る事が出来ると思います。
と、書いている最中に藤本さんから連絡があり『関西でもやっていました。。。。』アホ!

2012.3.21.   石飛 毅氏

バックランプ用のLEDは明るいのですけど、光束を絞っているためにバックランプとしてはチョッと使えない物でした。
そこで、光学系に詳しいH2に乗ってる方の元アルバイトに相談して凹レンズやLEDバックライト用のフィルムとか色々試しましたけど、基本に戻って無事解決しました。LEDは表面にレンズの付いているものやそのままのものがあります。しかし大抵の場合はLEDからチョッと離れた部分を半円にしてその部分が光源に見せかけて実際底から全方向に光を出している様に見えます。懐中電灯等の場合はココを焦点として放物面で平行光を作っています。実際は光源に面積があるので完全な平行光にするのは大変なので中心が一番明るく、その周りに光が拡散するのが実情で高額な懐中電灯や演劇用の投光器は複雑なレンズ構成やピンホール等を用いて均一なムラのないスポットを作っています。
そこで、今回のLEDランプをガラス面から見るとリフレクター部分を見るとLEDの黄色い部分が見えます。と言う事はレンズでスポットを作っているのではなく、リフレクターが放物面である事が解りました。この放物面をどうにかすれば全体的に光が広がると言う仮説がたったので、先ずは分解してみる事にしました。その前に、LEDランプ、55Wのフォグランプ、輸入車に後付で良く使われているバックランプの光を比較してみました。
先ず、LEDは峡角光束はメガホンの様な形です。消費電流は先日と同じく1.0Aでした。55Wのフォグランプは流石で左右には見事に広がりつつ上下方向に漏れ光は殆どあません。光の量も十分でバックランプとしては理想的です。しかし、消費電流は6Aもありますので、スイッチ保護にはリレーが必要です。最後のバックランプですが左右方向にちゃんと広がっていますけど、光量はロウソク並みで、話になりません。コレを見ればバックランプを交換したい当方の気持ちが解って頂けると思います。消費電流は0.8Aですから、ダイレクトに繋いでも問題はないでしょう。
テストをした後に、イヨイヨLEDランプの分解をしましたが、見えているネジを外すと簡単にバラバラになりました。構成はガラス、ガラス押さえ、リフレクター、そして本体に分かれます。リフレクターはLED4個分が一体で成型されてて、裏面にはメッキなどはありません。メッキがあればもっと明るくする事が出来ると思いますが、コストバランスを考えると、無くても十分だと思います。色々外したままで点灯して見たところ、光はLEDが本体の奥にあるのでケースの開口部の形状がそのまま円形で、均一な光面でした。当然何も光学系がないので理想である細長い光にはなっていませんけど、ライト本体を下に向ければ見たい部分をちゃんと照らしますので、このままガラスで蓋をして使う事にしました。
取り付けはとりあえず、使っていないバンパーの穴を使ってランプの金具を逆さまにして取り付けました。NOZAWA-GOと違ってバンパーから飛び出しているのは気になりますけど、取り付け場所はもう一度考えます。取り付けた後に、今まで使っていたBOSCHのフォグラップと比べて見ましたが広がりは同等で明るさが段違いでした。BOSCHの方は15年以上使っているので、黄色くなっている事からもう寿命近いので単純に比較は出来ないと思いますが、LEDの消費電流を考えたら価格の下り続けるLEDに軍配が上がります。

2012.3.18.   石飛 毅氏

アメリカから無事帰ってきました。
ジェット気流が弱かったためか予定より40分早く到着したのですが、予定通りに時差ボケがやってきました。翌日の土曜日は頭がスッキリしないためグタグタで、何もやる気が起きませんでしたが、本日は何とか復活して元気にガレージライフを開始しました。もう随分前にゲットしていたのですけど、やっとLEDバックランプを取り付けました。先ずはココの所、電装周りが不調のNOZAWA-GOですが、最後のバックランプのヒューズ切れが残っていましたので、先ずはその原因究明から行いました。ヒューズが切れると言うのは明らかに電源が何処かに落ちていると言う事なので、配線を辿って行くしかありません。バックの配線はシフトレバーにスイッチがあって、バックのポジションにシフトレバーを移動するとONになりバックランプに電源を供給します。従ってバックランプはプラスコントロールになります。
今回の原因は、シフトレバーからナビやバックカメラ用に取り出していた配線の被服が経時劣化で剥がれてショートしていました。この配線を修復して既存のランプで点灯テストを行い良好だったのでランプの交換作業に移りました。ランプの交換理由は大抵のHUMMERの場合、日本の保安基準に合わせるために、オリジナルのバックランプをウインカーに変更して、バックランプを追加しています。この追加しているランプは案外暗く後方視界の悪いHUMMERには不十分です。また、直接窓から顔を出したりミラーで確認し易い運転席側にランプが付いている場合は助手席側の夜間後方確認が出来ません。
そこで、当方はランプを容量の大きい物にして、尚且つ助手席側に設置しています。この場合ランプの容量が大きくなるのでリレーを入れてスイッチの保護を行っています。スイッチは単純な接点であるため、出きるだけ流す電流は少ない事に越した事がありません。今回交換したLEDランプは10Wなので単純計算では約0.9A、実測で1.0Aですからオリジナルよりも電流は半分以下になります。HIDとは異なり突入電流が大きい事もありませんので、配線の交換も必要ありません。
この、LEDランプはLEDが4灯で最近流行のチップ式の面発光LEDです。(多分)従って輝度は恐らく2WクラスのLEDなため、放熱用のフィンがちゃんと付いています。ただ、取付金具は上下には多少動きますけど90度傾けてアングル型にすると、固定用のボルトの頭が当ってしまいます。そこで、今回は取付金具を作り直して直接バンパーを固定しているボルトで共締め出来る金具を作製しました。
これであれば、取付ボルトは見えませんし車高バンパーの下から飛び出す事もなくコンパクトに収める事が出来ます。特にNOZAWA-GOの場合はステップバンパーでランプ本体が隠れますので、益々目立たなくてカッコいいと思います。
HIDのフォグランプの配線がまだだったので、ガレージ内に入れた序に行いました。このライトには無線リモコンユニットが付いているし、GAS-HUMMERや高年式のHUMMERはジャンクションボックスが見える所にあるので配線は楽です。リレーと受信機は一体になっていますので、リレーの励磁用リード線はボンネットの先端のボックス内にあるスモールランプ配線を分岐してスモールと同期させますのでフォグを点灯した時に消し忘れもありません。
先日、『おぎ・やはぎの車遍歴』収録のため成田までの往復300km強を久々に当方が乗りましたが、中々快適です。渋滞に巻き込まれながらも、消費した燃料は70Lですから燃費も4Km/L以上で走っていますので良いのではないかと思います。GAS-HUMMERの不思議な所は、ある程度の速度までは中々速度に乗れませんが何故か頭打ちがなくそのままドンドン加速を続けますので、80km/h位までは軽トラ並ですけど、そこから先は案外良く走ります。渋滞の中でもオーバーヒートもしませんし、車齢16年を迎えますが『絶好調マーク』をキープしています。
やっと外が暗くなりバックランプのテストをしたら。。。。眩しい!光束が余り広がっていないので明る過ぎます。バックは直近だけ見えれば良いので取りえずビニールテープでLEDの下半分を個別にビニールテープで塞ぎました。そうすると眩しくはないけど暗すぎます。結局、もう一度付け直しをして見るからに下向きにした所、眩しさは減りました。ただ、元々スポットっぽいので正直な所、バックランプにはお薦めできません。やはり、LEDのライトはまだ、車用専用設計の物は少なくて投光器として使われている物なので近い距離を広く照らすには、焦点の短い単球を角度を変えて沢山並べるしかないですね。ただ、当方の考えではバックランプの目的は自車がバック中である事を知らせる目的と、暗闇を照らす物ですから、昼間でも見えなくてはなりませんので、ある程度の明るさは必要です。そこでランプを塞ぐのではなくランプの前に散乱板を付ける事で光軸を広げる事が出きる筈なので、何か作って見ようかと思いますので、お楽しみにして下さい。従って、当方のバックランプは対策をしてから取り付る事にします。

2012.3.15.   石飛 毅氏

関東地方にはまた、地震があったそうだし、ネットで天気予報を見ると関東地方はマダマダ寒さが厳しいようです。
フロリダのオークランドから早朝の飛行機でLAに戻るため、朝6時起床、6時20分にはタクシーに乗っていたというバタバタしながらオーランドに到着。早朝だというのに人の多さには驚きました。以前も書きましたが、アメリカでは交通機関としての飛行機は大変重要で、なくてはならない物にはなっていますが、あまり利益は上がっていないようです。コストダウンのために機内サービスを有料化したり便数を減らして利用率を高めたりしています。以前はサウスウェスト航空が今までサービスだったものを全て有料にし、座席すら早い者順という乗合バスで、それまでの老舗航空会社とずいぶん違っていました。
今回、国内線は、ヴァージンアメリカとアメリカンエアラインを使いましたが、両方とも預ける荷物は有料だったり、以前では無条件の機内サービスだった飲み物が一部有料だったり、それも寝ている人を起こしたり、シールを貼ったりして「何時でもどうぞ」的なサービスがありませんでした。機内の音楽等のエンターテーメントはありましたが、それ用のヘッドホンまで有料だったのには驚きました。帰りのアメリカンエアラインは毛布も枕もありませんでした。このように見える部分だけでもかなり合理化を進めてもその割には料金は国際線と比べても高いのは何でなんでしょう?
最も、当方はBOSEのノイズキャンセル付きのヘッドホンを持ち込みましたので、困りませんでしたが、それならそんなシステム辞めてしまえばいいのにと思います。早朝便でのBOSEのヘッドホンの使い方は、ジャックを刺さず無音にして耳栓変わりとして使って、爆睡の道具として使いました。勿論、音楽や映画を見る時の音響品質も高いし、飛行中の騒音もかなりカットでき、それによって脳が休まりますので疲労激減します。今回同行した後輩に試聴させてあげた所、LA到着後直ぐに購入していました。最近飛行機をよく使う大井先生にもお薦めできます。ただ、日本で買うと高価なのは一番の欠点ですがアメリカで販売されている価格は円高の御陰で納得の出来る価格です。
アメリカので食事は結局アメリカらしいものは、空港で2回食べたクロワッサンサンド、と本日食べたハンバーガー位で、殆ど何時も食べている様なものばかり食べていました。ただ、日本食に関してはLAとフロリダを比べると天と地の差があります。LAは食材によっては日本より安いものがある位で大抵の物はあります。だけど、残念なことに大好物のカレーにはありつけませんでした。
LAよりもオーランドが良かったのは、町が綺麗でした。流石にディズニーランド、ユニバーサルスタジオ、シーワールド、ケネディー宇宙センターがある観光地ですから、その辺には気を使っているのでしょう。宿舎から、展示会の会場まではシャトルバスが走っていましたけど、2km程なので2日目は歩いて散策しながら行ってみました。友野さんはオーランドで留置されたりアパートを借りて長期滞在していましたので、事前に食事には困らないと聞いていましたから、今回は観光ではありませんのでレンタカーを借りませんでした。初日に友野さんに傾いている建物があったので報告すると「斜めじゃなくて逆さまになっているんじゃない?」と言われましたが、当方がどう見ても斜めだったので変だと思っていたのですけど、展示会場に向かう途中逆さまの建物が確かにありました。この建物を見ながら考えたのですけど、普通に建ててからひっくり返したほうが早いし、建てやすいと思うのですが、最初から逆さまに建てているようでした。
LA空港には予定通りフロリダ周りのスカイオートよりも3時間ほど早く着いたいので、予めレンタカーのキーを受け取っていたので、久々に当方がLAでの運転をしました。スカイオートと来るようになるまでは、サンディエゴやサンフランシスコの手前までと当方はアメリカで運転していたのですけど、最近は殆ど便乗でスカイオートが飲酒したときに近距離の運転を少ししたぐらいで、久々にLAを運転しましたが、自転車と同じで一度体で覚えた事は直ぐに思い出して何事もなく?運転できました。ただ、ナビどころか地図すらないので、あまりウロウロして道に迷うのが嫌だったのですが、レンタカーに乗ると中はゴミだらけだし、当方達がオーランドに出発した後に買ったと思われる折りたたみの脚立まで積んであったので、これをどうにかしないとLAの空港までスカイオートを迎えに行っても人が乗れないので、どうにかしなくてはなりません。
そこで、これからの予定を組むために3日間LAに残された工藤さんに連絡すると、工藤さんは皆がいない間に徒歩でウロウロしていた様ですが、その行動範囲は思ったよりも広く、電話したときも何時も刺繍を頼んでいる作業着屋さんまで歩いて行ってました。そこで、とりあえず工藤さんをピックアップして、スカイオートの現地会社に向かい荷物を下ろして、その後にホテルにチェックインという予定より長距離ドライブになってしまいました。
ホテルに着くと、工藤さんはどうしても「風呂に入りたい」との理由でジャグジー付きの広い部屋に移っていました。工藤さんが勧めてくれたので当方も速攻で湯船に入りましたが、普段あまり感じませんけど湯船は温まるし体のリセットが掛かりましたので、工藤さんの気持ちが良く解りました。
予定の時間になりましたので、空港に出発。空いた道路を快調に飛ばして空港に到着した瞬間、スカイオートから到着の連絡が入りほとんど時間を無駄にしないでタスクを終えることができました。レンタカーの扱いに付いてスカイオートにクレームを入れたところ、「荷物は???」と聞くので「捨てた」と返事しておきました。

2012.3.13.   石飛 毅氏

本日から展示会の見学を開始しました。
会場は幕張メッセの数倍はある広さで世界最大の化学機器展です。毎年会社から数名参加させてもらい、昨年は10名程会社から派遣されましたが、今回は3名で、それも気の知れた後輩と一緒なので去年よりも数倍楽しい旅行になっています。ただ、明日は会社の偉い人が来るので晩ご飯はチョット気を使わないとならないのですが、少しぐらいのは我慢しないとダメですよね。
展示会は2日間の予定なので、一日目の今日は早めに撤収してホテルでマッタリくつろいでいるとドアからノック音がしたので、後輩に出てもらうとなにやら大騒ぎ、ドアの方に目をやるとそこにはいるはずのないスカイオートが面々の笑顔と共に「お待たせしました〜 飯食いに行きましょう〜」と言いながら入ってきました。後輩達は一体何が起きたのか?一体どういうことなのか呆然と立ち尽くすばかり。ロスアンゼルスからフロリダまでの移動時間や費用を考えたら、想定外の出来事ですから仕方がありません。
話によると、今回の日程でフロリダでオークションがあるので、それを我々の日程に合わせたみたいです。フロリダでも一泊して、その夜にはサンフランシスコのオークションに出かけるそうで、まさに全米を回っている様です。全米を回る理由は、他の業者さんはどうしてもカリフォルニア中心で車を探すので車両の程度の割に金額が張ったり、過走行の車両が多いので出来るだけ日本人の同業者とかち合わない場所を選んでいくようです。そんな感じでアメリカ中を飛び回っているので、ホテルの予約なんて何時もしていません。今回も行き当たりばったりでしたが、オーランドはディズニーランド、ユニバーサルスタジオがある上に今回は展示会もありますので、何処のホテルも満室で泊まるところがなく結局我々のホテルに寄生することになりました。寄生すると決まったら5000台もあるリストを見ながら明日のオークションの予定を経てて、結局中々眠れなさそうです。
スカイオートのコミッションしている人はアメリカ生まれの日本人ですから、レストランのオーダーで困ることありませんので、本日は昨日よりチョット敷居の高いKOBE BEEFレストランで美味しいステーキを頂きました。しかし、後輩達は本気でビックリしました。。。因みに工藤さんはロサンゼルスで待機なので、フロリダには来ませんでした。明日は、少し近所を散策するつもりです。

2012.3.12. -2   石飛 毅氏

昨日、早朝の飛行機でフロリダまで無事到着しました。
早朝の飛行機のためホテルを出たのが5時半で、飛行場までの足はスカイオートが早起きして送ってくれました。朝からタクシーを頼んだり等の面倒なことが省けたので助かります。フロリダまでの飛行機はバージンアメリカンの直行便がとれたので、多少運賃が安い乗り継ぎ便を使うより移動時間、体の負担を考えると価格差は埋まります。機体はA320の新しい物で快適ですけど、アメリカの飛行機は日本の長距離バス的な感覚で、4時間も乗るのにヘッドホン別料金、飲食(ソフトドリンクを除く)は全て有料で、コストを下げているみたいです。LA→オーランドの料金は往復1300ドルと言うのは高いと思いますけど、日本だと北海道沖縄往復ぐらいありますから、見方によっては安いと思います。
オーランドに到着してレンタカーを借りようかと思いましたが、ロケーションもよくわからないので、とりあえずタクシーを使いホテルにチェックイン。小さなホテルは2ベットルーム2バスルームに台所が付いたコンドミニアムなので広くて快適です。ただ、我々はこのキッチンを使うつもりは全くありません。晩ご飯は近所の中華料理バフェに行きました。料理の種類は全てを一口づつ食べるのも無理なぐらい多く、味も耐えられる物でしたが、価格がリーズナブルなためか行儀がの悪い客層が多く、あまり落ち着きません。でも、オーダー方法や写真無しのメニューに比べたら気が楽で結構楽しみました。

2012.3.12.    石飛 毅氏

金曜日の夜に成田からシンガポール航空の最新鋭機であるA380でロスアンゼルスに無事到着しましたが、やはり予想通りと言うかロスアンゼルス空港にいないはずの人がいました。この人は同じ飛行機だったのですけど、我々と異なり横に広いのでビジネスクラスだったので、優先登場、優先降機で荷物も先に出ますからロスアンゼルス空港の出口まで顔を合わせないで先に外に出れてますので、我々を出迎えてくれました。
当方達は日曜日にはフロリダに向けてしまうし、スカイオートもロスアンゼルスから各地に出かけますので、3日間はロスアンゼルスで一人ぼっちになってしまいます。本人は「適当にブラブラしてます」とは言うものの、一体どうやって過ごすのか心配になってしまいます。。さぁ一体どうなるんでしょう?
とりあえず空港でレンタカーを借りて、先ずはスカイオートが咬んでいる寿司のケーターリングトラックに行って腹ごしらえ。本日の出典は有名IT産業の事務所周辺で、ケータリングトラックが沢山集まっている場所です。激戦区ですが一番人が集まっていたのはこの寿司トラックだったので、何かとても良い気持ちになれました。後輩たちはロスアンゼルス訪問は初めてだったので、最もロスアンゼルスらしいと思われる、サンタモニカに連れて行き、ビーチ周辺のモールでお買い物。後輩たちは色々家族に頼まれているみたいで、物凄い勢いで買い物。自分たちのものは買わずに、先ずは家族の物というのは見習わなくてはいけませんね。と言うものある程度義務を終えると、REIやレッドウィングで自分達の物を購入していました。とりあえず当方はまだ自分のものを買っていません。
そうそう、後輩がリモアのバックが欲しいというので、見に行きましたけど、円高とは言えドイツの物なので日本国内の並行輸入屋さんの価格と比べて高価でした。リモワと言えばアルミ製ですが、最近の航空会社は荷物の重量に厳しいため現在アルミは主流ではありません。現に当方の持っているシルバーインテグラは型落ちしています。それでも、アルミのスーツケースは男心をそそりますので、欲しくなるアイテムです。
実際はドイツでは750ユーロで販売されている物はアメリカでは消費税込で1300ドルになってしまいます。これを、現在、日本で購入すると約85000円で購入できます。ネットでは「訳有品」と書いてありますけど、アルミのスーツケースは一回飛行機に乗せると傷や凹みの洗礼を受けて「味」が出てきてしまいますので、この手の「訳有」なんて問題ありません。従って、リモワをアメリカで買うのは一切諦めました。

ロスアンゼルス2日目です。日程的に、オーランド行きのチケットを取ったのがギリギリだったので、移動は日曜日の早朝の便しか取れませんでした。従って、本日は一日フリーでロサンゼルス近傍の散策をしてきました。訪問先はサウスコースとプラザと、コスタメサで何度も行ったところですけど、スカイオート観光は中々奥が深くて新しい発見が一杯でした。
サウスコースとプラザはショッピングモールとしては歴史があって20年前に当方が初めて来た当時はCA最大のモールと言われていましたが、日本同様新しい大きなモールが建設されて今では普通サイズです。しかし、入居している店舗は一流所が多く、やはり他とは違うそうです。コスタメサは直ぐに海に出てしまいますので、途中で寄り道をした事がありませんが、今回はローカルのショップに寄ったり食事をしました。
どうしても、昼食は手短にすませますけど、今回も昼ご飯はハンバーガーでしたけど、チェーン店ではなく個人商店のハンバーガーショップにしました。チェーン店はそれなりの品質ですけど、今日行ったショップはそれら大手に負けないぐらいの美味しさで、マニュアルに沿っていないサービスなどの「味」もあり中々満足度の高い食事が出来ました。
食事の話ばかりですけど、我々の行動中心であるガーデナー市近傍は元々日本人が多い場所で、更にトヨタ、日産、ホンダの拠点があるため、日本食が沢山あります。価格的にも決して高くなくデリカシーのないアメリカンフードよりも日本食をチョイスしてしまいます。本日は焼肉に行きました。こちらには韓国焼肉も沢山ありますが、スカイオート観光のチョイスは日本風焼肉ですから全く日本と同じです。しかし、ここ最近、日本では風潮と価格で中々食べられない「ユッケ」を食べることができますので、今の日本の焼肉屋さんより満足度がとても高いです。代金も殆ど日本と同じぐらいか少し安いぐらいです。これは、おかしな事をすれば舌の肥えた日本人からそっぽを向かれてしまいますので、全く心配なく食事ができます。因みに牛肉が安いこちらでは朝からステーキも食べられます。
明日は早朝の便であるうえに、本日はサマータイムの切り替え日なので、なんと!一時間時間が短縮されてしまいましたので、更に一時間早く出なくてはならなくなり、時差ボケ等とのんびりしたことなんて言えない日程です。

2012.3.8.    石飛 毅氏

明日から、急遽、フロリダのオークランドで行われるコンベッションに出かけます。
急に決まったので、航空券の手配や宿泊先の手配をスカイオートが頑張って手配してくれたので、折角、会社からOKが出たのに「行けない」という悲しい事にならないで済みました。今回は当方の他に、会社の後輩2人と出かけますが、日本からフロリダへの直行便はありませんので、仕方がなく(とても仕方がなくです)ロサンゼルスで乗り換えます。しかし、この時期、アメリカは春休みなんでしょうか?国内線が混んでて料金も高い。成田→LAは10万円チョットなんですけど、国内線は1300ドルもします。それでもやっととれたのはLA到着の翌々日の便なので、1.5日程LAに滞在しなくてはなりません。
今回は仕事ですから、何時ものお遊び仲間と一緒ではありませんから、当方がレンタカーの運転をしますので国際免許を取りに行ってきました。国際免許って偉そうな名前ですけど、軍隊色を薄くしたボール紙に印刷した低品質の物で、とても先進国が発行した国際ライセンスとは思えない権威のない時代遅れの産物で、ありがたみは全くなくて、これって使えるの?と思う代物です。実際、ドイツでは日本の免許の翻訳があればそれで良いらしいし、ハワイとかロスアンゼルス等の日本人が沢山いるところでは、日本の免許でも大丈夫だと聞いたことがあります。多分、日本の免許証に英語が併記されていれば、それでOKだと思うので、もっとちゃんとした外交をしてもらいたいと思います。それと、気になったのは有効期限です。国際免許の有効期限は1年で、日本の免許と違いますから、先に日本の免許の有効期限が切れた場合はどうなるのでしょう?こんな問題も日本の免許が使えれば全く問題がありません。しかし、もしもの事があったら面倒な事になりますので、一応2650円支払ってボール紙をゲットして来ました。
急に決まったとはいえギリギリまで言わないのは、周りに迷惑を掛けるからです。先日もスカイオートが北海道に修理に行ったのですけど、桧谷さんが、いつの間にか北海道にいたりするし、どうもこの手のウケ狙いが流行っているので、ロスに付いたら「お持ちしていました!」なんて誰かがいたら困りますからね。スカイオートは今回出張日程が同じなんですけど、当方のメインはフロリダなのでロスで短時間ですけど一緒に行動する予定です。

2012.3.7.    石飛 毅氏

関東の天気は気まぐれで、気温が上がったり下がったりの繰り返しです。
今年は雪が多かったので酒田にはマダ雪が残っているのでしょうか?先週末は土日に寄居の河川敷でラジコンの競技会があるというので見学に行ってきました。ココの所、旬なクローリングです。土曜日のお昼近くは天気が良かっので、薄着で行ったら寒くて早々に帰りました。翌日は工藤さん桧谷さんヒロシ君の3人で見学。クローリングを知ったのは10年以上前にアメリカの雑誌で、日本のトライアルマシンとは異なる風体のスコーピオンと言う実車の写真を見て、その用途がロッククローリングチャンオピョンシップだということを知り、アメリカからビデオを輸入しました。これはシリーズ戦で毎年ビデオが発売されて、CCV編集部でも毎年ビデオが輸入されていました。
日本でもマキシスが日本でシリーズ戦を数回行いましたけど、当方は見に行っていません。噂でバッテリーカーのジムニーが最強だったと記憶しています。恐らくローリングには軽さと、モーターの大きな特徴である静止状態から動き出すゼロトルクが大きい所がクローリングには向いていたのでしょう。
アメリカの実車クローリングマシンの現状は知りませんけど、当時は信じられないぐらいのロングコイルにものすごく長いアームを使ってタイヤが身の丈に届くぐらいのサスペンションストロークが度胆を抜かされました。それをモデルにしたランクル40のクローリングマシンがタミヤから発売されて、鎌ヶ谷のランクル乗り達がこぞって買求めて実車のイベントで走らせていました。それから随分経ってクローリングもドンドン進化して車の形はしていますけど、ロック専用の道具みたいになっています。
当初、当方は所詮ラジコンなので、走破性の低さからオモチャに近いので余り興味はありませんでしたが、最近のラジコンを見てその走破性の凄さには目を見張るものがあって急に興味を持ちました。スカイオートも同じで、色々相談して買ったモデルは、競技用の機械ではなく、どちらかというと実車のプロフィールを出来るだけ残したスケールモデルを購入しました。当然、機械と性能は桁違いなので、工藤さんが購入した機械と比べてガッカリでした。所が、最近はその性能の低さ故、走らせて見ると頭も使うし達成感も大きく楽しくなってしまいました。
まぁ、飽きっぽいメンバーばかりなので、その内、誰もやらなくなるのは目に見えていますが、今の所、暫くはこのブームは続きそうです。
日曜日の夕方、久しぶりに松原さんが来ガレージ。話によると、3月の下旬に所ジョージがMCをする特番に協力したそうです。色々な車を持っているので、何を出したのか聞いたところ「バットマンカー」だったそうです。「おぉ〜!」と思いましたけど、登録はないし、HUMMERより車幅の広いバットマンカーの移動は普通の積載車では無理ですから、移動だけでも大掛かりな筈です。話を聞くと、やはり移動は色々大変だったようです。一応、実働展示車というのがPSガレージのポリシーですけど、バッテリーとかガソリンとか展示中に熟成されている物の入れ替え等は大変なことだったと思います。番組名とか日程が分かりましたら、お知らせします。
実は、松原さん同様、当方もテレビにHUMMERを貸し出してきました。番組はBS放送ですから馴染みがないので、今まで知らなかった番組でしたが、連絡してきた担当者から教えられて先週と先々週の2回放送を見て見ました。番組の内容はMCの「おぎやはぎ」がゲストが所有していた車や現在乗っている車の紹介をしたり、車考をインタビューする番組です。車好きには結構面白い内容で、敷居も低くて馴染みやすく、MCの「おぎやはぎ」が案外車に詳しくて中々趣味も良い所は好感が持てました。全体的にここまでどっぷり車中心のバラエティ番組は殆どないので良い番組でした。
今回、HUMMERに声が掛かったのは、ゆっくり貯めて喋る事で有名な戦場カメラマンの渡辺さんがゲストで、本来はゲストの今まで所有していた車の遍歴を紹介する番組ですけど、どうも渡辺さんは免許はお持ちですけど車を所有したことがないそうで、今回は「思い出の車」と言うことになったそうです。そこで、渡辺さんが戦場取材の時にアメリカ軍のハンビーに乗せてもらう機会が多くてとても印象に残っていたそうで、番組担当者はハンビーかハンビールックのHUMMERを探していたようですが、中々確保できず、当方の所に連絡が来ました。
今までにも、色々貸出の話は結構ありましたが、折角貸し出しても余り良い気分にならないことがあったため、当方も誰かにお願いするのが面倒なので、心当たりのオーナーに連絡するように即しましたが、既に連絡しても返事がなかったみたいで、とりあえず当方預りにして、何人か問い合わせましたけど結局間に入るのなら面倒ですから我が家のHUMMERで対応することにしました。先方のリクエストでは「公道ではありませんけど誰かが運転する」の項目がありましたので、出来たら当方のHUMMERはめんどくさいので、乗りやすいNOZAWA-GOが良いと思ってましたら、先方からも「白の方で。。」と言われて一安心。所が、ここの所の天気で外に出していませんでしたから、全体に埃が掛かっていたので翼を呼んで洗車して取材準備しました。
取材当日は、朝からあいにくの雨で更に道路は大渋滞。朝の6時に家を出て撮影場所の成田に到着したのは8時半を回っていましたので30分以上遅刻。到着した頃には雨も小降りになり、先ずはHUMMERの静止撮り開始。実は外だけだと思っていたら、室内も撮ると言うので、慌てて車内にある、生活必需品を撤去。翼は綺麗に使っているので面倒なことではありませんでしたが、当方のだったら大変な作業だったところです。
車両撮影の後、室内撮影用の小型のビデオカメラが着けられ、車内に小さな台本が張り付けられました。小型カメラは本当に小さくてSDカードに記録されます。一体どこのメーカーかと思って、設置している人に聞いたら恥ずかしそうに「予算が少ないのでドラゴン製です」との事でした。知りませんでしたが、このカメラは案外人気物で色々な所で使われているそうです。

暫くすると、渡辺さんが来て超丁寧な挨拶をされました。渡辺さんは普段運転されていないらしいので、HUMMERの他に来ている車がマニュアルなので、マニュアルの運転練習を開始。乗り方が慣れていない感じから一目でチョット。。。という逆オーラが出ています。一番痛かったのは、セルモーターの回し方でエンジンが掛かっても彼のセル回転時間は「長回し」らしくリングギアが悲鳴を発生。オーナーがお気の毒。でも、練習が必要だという割には段々上手くなって、エンストは一回したあとはスムーズに運転していました。脳内メモリーからの「運転技術」記憶のロードは時間が掛かっているけどちゃんと行われたみたいです。
さてHUMMERの方ですが、渡辺さんが「ATなら大丈夫」と事前に言ってあったみたいで、練習なしでいきなり本番でした。確かに運転はATなら大丈夫でしたが、スターターに悲鳴をあげさせていました。このあと、収録は続いていましたが、もうHUMMERの出番はなさそうなので「帰っても良いですか?」と聞いたら、チョット驚かれましたけど丁寧なお礼と共にOKが出たので途中で帰ってきました。総評としては今回はスタッフも好感の持てる人だったし、「おぎやはぎ」も年長者の当方に対して礼儀正しくてちゃんと敬語を使ってくれて気分を悪くする要素はありませんでした。特に渡辺さんは本当に「あれ?」と思ったんですけど、あのままでした。ひとり変な奴と言うか何か勘違いしているバカな奴がいたのですけど、回りがちゃんとしていたので「無かったことにします」

2012.3.2.    石飛 毅氏

3月に入りました。週のはじめには関東も予想以上の積雪があり、大人になってもちょっとワクワクしてしまい、仕事中雪かきと言いながらも降雪の中外でワイワイやって楽しんでしまいました。結局、勤務先では18cmの積雪でしたが、当方の雪かきの御陰で、社員は誰も転倒などの事故にあわないで済みました。雪は降った後がとても面倒ですけど、翌日は晴天で気温も15度位にまで上がり、アッと言う間に溶けてなくなってしまいましたので、たった一日だけの雪国体験でした。
相変わらずFacebookは続いていますが、何時もの様に余り熱心ではありません。結構な人数の人がやっていますので、普段余り顔を見れない友人が何をしているのか解るので、嫌ではありません。昨日もみんな何しているかな?と思いながら見ていると、牛HUMMERが「昨日の夜から再度ブレーキのランプがつきっぱなしになっちゃいました。アース不良かなぁ。」(注:原文にサイドではなく再度と書いてありました。)と、のんきなメッセージが入っていました。他の人のコメントには「サイドブレーキは飾りだと思っていた」とこれまた、のんきに輪をかけていたので、慌ててブレーキ液の漏れではないかと指摘したところ、その後のコメントを見ると予想通りブレーキ液漏れでした。
何処から漏ったかの詳細は解りませんが、ブレーキ液が漏れたと言うことはブレーキの踏みしろのフィーリングがおかしかったはずです。HUMMERのブレーキ配管は前後の2系統に別れていますのでランプが点灯しても直ぐに天国行きにはなりません。2輪駆動の場合はどちらかのブレーキが効かないと踏んだ瞬間に解りますが、HUMMERの場合はフルタイム4輪駆動であるため高速走行でないと、分かり辛いのは事実で、制動フィーリングだけでの異常を察知しなかったと言う事に限っては牛HUMMERのオーナーが鈍感だったと断言するのは可哀想です。
ただ、警告灯が点いたということに対して、ブレーキの異常を考えずにランプの異常と思ったり、ペダルの踏み込み量がおかしい事で何かが壊れたと危険を察知しないというのは、どんなもんでしょう?ブレーキの警告灯は常時片側に電源が来ててアース側の配線は通常浮いています。この配線はサイドブレーキスイッチとブレーキのマニホールドに圧力スイッチの2回路あって、サイドブレーキを引き上げるとレバーがスイッチを押してアースに落とし、ブレーキの差圧でスイッチがONになってアースに落ちます。このことを頭にいれてランプが点灯したときはサイドブレーキだけとは思わないでください。

 2012年2月