2013年1月  HUMMER ESSAY 2013年2月      

2013.2.25.    石飛 毅氏

週末、また、スカイオートのお手伝いに行ってきました。
モチロン、キャンピングカー泊しながらの軟禁状態生活です。色々な人が夜中に『出る!』と言うのですけど、当方は見た事がないので一度でいいから見てみたいので楽しみにしています。土曜日は先週早く着きすぎて工場に誰もいなかったので、11時位に到着。その後23時位まで作業をしたので12時間労働。日曜日は9時半位にスタートして終わりは23時頃なので13時間、合計25時間程で途中お茶時間もご飯時間もありますけど、スタッフ全員毎晩遅くまで頑張っています。当方はジジイなんですけど、もっとジジイのスカイオートの会長も同じペースで仕事していますから負けてはいられません。
DURAMAXの方は、今まであまり見た目の進捗が解り辛かったのですが、今週は当方のいない平日に色々な物が付いて来たので、見た目が進みました。エアコン、ヒーター、燃料、冷却水、油圧関係の配管も進んでて、エアクリーナーを付けて、残りはインタークーラーの配管と思ったら、インテークのマップセンサーが付くパイプが欠品。これはアメリカに文句を言ったところで時間が掛かるので、図面を書いて近所の加工屋さんに発注。
当方の当番は、兎に角配線の結合。エンジンルームにECMとTCMありますので、それらを室内に引き込んだり、エンジンコントロールとは別に、油圧、水温、回転計用のゲージ用のセンサーを付け、これらを室内に引き込みました。これで、ほぼエンジンルーム周りの配線は終わりました。見てて楽しいブースト計がないのでもしかして追加するのかも?残りは室内の配線で、シートを外してくれているので、デカイ体を折り曲げて行えば、エンジンスタートになります。多分一発でOKな筈でエンジンが掛かるのが楽しみです。
面白い話を聞きました。HUMMEERオーナーが以前ハイエースを貰ったという話を聞いていたので、週末にお会いしたときハイエースに乗っているのか聞いたところ『辞めた』と言うのです。理由を聞くとハイエースに乗っていると周りから文句を言われる事が多く、乗りたくなくなったので手放したそうです。理由はHUMMERと同じように乗っていると、周りの車から運転の仕方に付いて怒られて、中にはワザワザ降りてきて言われたそうです。彼は大型自動車もけん引免許も持っているし、自動二輪も大型を持っています。バイクに関してはYAMAHAのR1に乗っていたそうなので、運転に自信がないわけではないと思います。
ただ彼の運転方法は教習所で教わった事を忠実に守っているだけで、HUMMERに乗っているときには誰も文句を言わないのにハイエースの乗っている時だとボロクソに言われる状況は、世間が乗っている車種によって対応を変えている訳で、決して彼が悪いのではなく、彼がハイエースを乗りたくなくなったのは悪い世間であって、とてもお気の毒な話だと思います。是非このまま安全運転でいて欲しいです。
スカイオートで現在DURAMAXコンバージョンと平行してノーマルターボエンジンの積み替えを行っています。このエンジン交換はオーナーの希望により進行状況を確認しているため作業が時々止まるので時間が掛かっているだけで、DURAMAXと異なりバラバラでも何がどうなっているか熟知しているので本来なら数日で終わる内容ですから、決して仕事が遅いわけではありません。当方だったら、有無を言わさないで進めちゃいますけど、お客さんあっての商売ですからそういうこともあるんですね。結局、渋滞のタクシーと同じでお客さんの都合での時間ロスはリフトを占有しているので工賃も上がりそうな気がするんですけど、そんなの関係ないワイルドな方なのかも知れません。
当方は横目で見ているのですが、ビックリするような事があると、野次馬してしまいます。まず、最初はホースバンド類が大方締めていなかった事で、ゆるゆるでした。そしてインテークを外すとタービンには水が溜まっていました。当然、エンジンの中にも水が入ってウォーターハンマーを起こしていたみたいです。積み替えのときはミッションとの切り離しはクランクを回して行いますけど、中でピストンが固着してて、結局、オイルパンを剥がしてコンロッドを緩めてクランクを回して外したそうです。
このまま引き抜くとコンバーターがミッションから抜けてしまい、コンバーターのエア抜きが上手く行かないと面倒な事になるので、コンロッドを緩める方が大変ですけど正解でしょう。下ろしたエンジンのヘッドを開けると言うので、開いたピストン上部を見ると特にデトネーションもないし、ガスケットも吹き抜けた部分はありません。原因はタービンの水溜りを見る限りに於いては水中を走ってしまったか、締まっていないホースバンドから雨水の浸入か?とりあえず水害かと思われます。ただ、気になるのは、なんと外したバキュームポンプを見てビックリ普通ダイヤフラム部分があるはずなのにそれがなくてバキュームポンプはただのアイドラープリーになっていました。構造的には外れてなくなる事はないので誰かが取った?のでしょうか?
これがないと、ヒーターの切り替えバルブは動かないし、ウエストゲートバルブを動かすことが出来ませんから、ブーストも上がらずエンジンが壊れる以前にパワーがなかった筈ですから、ちゃんと専門店に修理を出しておけば、エンジンが壊れることがなかったような気がします。実に残念ですね。積み替えた序にウォーターポンプの軸にガタがあったので交換していました。これは時間の問題ですから交換は正解でしょう。後は、タービンが入荷すればもう一息で終わりですね。

2013.2.19.    石飛 毅氏

随分前に作ったクーリングキットですが、ドックハウスを外さないと設置できませので、普通のオーナーが行うのはチョッと難しくて、かなりの台数に付けましたが、当方のガレージに来る人には殆ど行き渡ったのとスカイオートに権利?(大袈裟ですね)を全て渡しましたので久しくキットの話を耳にしませんでしたが、先日、この度オーナーになった方からリクエストがありました。スカイオートに振ろうと思いましたが、アールズのホースやジョントは常時使っているので、加工屋さんが間違えて大量に作ってしまったステンレスジョイントは一部はスカイオートに引き取って貰いましたが、スカイオートでも処理しきれない量なので半分は当方が手持ちのままだった記憶があったので、ガレージの中をひっくり返して探し出しました。
思い起こせばエンジンクラックに怯えているオーナーは日本だけではなくアメリカ本土のオーナーも同様でしたが、アメリカ本土のオーナーはまだエンジンクレームが効く年式の場合はお気楽でしたが、日本のオーナーにはビビリ物でした。しかし、販売されてから月日が経ちクレームも効かなくなったアメリカのオーナーのためにラバーダックとプレデターが対策部品を作製しました。早々当方は入手しましたが、ラバーダックの方は品質がプワーだったのと、ガスケット等は付属していないため、取り付けには苦労しました。プレデターの物は逆にオーバースペックで取り付けも面倒だし物自体も大きくて価格も輸入すると軽く2桁万円ですから、そうそうお薦めは出来ませんでした。友野サンが輸入して、暫くガレージに置いてありました。
そこで、品質と価格を抑えるために、しこたまアールズのジョイントと工具を買い込んで一応ベストな物を作りガスケットや取り出し口の加工をした物をキットにして作製しました。ジョイントとホースはアールズを使っていますので見た目も悪くはありませんです。
久し振りの話題なので、もう一度振り返るとクーリングキットの目的はシリンダー内の温度分布を一定にする物です。シリンダーの一番奥はエンジンルームが狭いために熱が篭りますし、一番冷えずらい部分です。また、もともとの排気量よりも大きい上に圧縮費比の高いエンジンですから、どうしてもシリンダーの厚さが取れず、厚い部分と薄い部分の差が大きくなります。特に一番後方の7、8番シリンダーはその傾向が強く、ボート用で使う場合は7,8番シリーンダーからも冷却水が回るようになってますが、車両用はココにメクラブタがされています。熱分布が悪いと局所的に温度が上がり、その部分のクーラントが沸騰を始めてエアが溜まり気層部分が出来てしまい冷却出来なくなってしまいます。そこで、この部分から気泡を抜く事でシリンダーの冷却を均一にするために配管をします。
HUMMERの場合はエンジンが普通の車両より高いためサージタンクを高く取れないのもあまり良くありません、タービンのクロスパイプも抜く事が出来ない位なので、ボディリフトが有効になります。今の所、当方が付けたクーリングキットでクラックが入った話は聞いた事がありませんけど、もう駄目なのに付けても全然意味はありません。逃げる訳ではありませんが、これを付ければ大丈夫という万全な物ではありませんが、神主の友野さんには申し訳ないですけど、お守りよりも。。。。久し振りの話題で忘れ掛けていましたが、対策エンジンもブロックが丈夫になってもエアは抜けませんから未装着方は何かのついでの時の装着をお薦めします。キットは当方の所にも若干ありますが、当方は気難しいですから何かの整備の時にでもスカイオートで話をしてみてください。

2013.2.18.    石飛 毅氏

DURAMXのコンバージョンですが、先々々週に泊まっていたキャンピングカーが売れてしまい、泊まるところがなくて、先週はスカイオート新社屋工事用事務所(スーパーハウス)に宿泊し土日作業しました。
そして今週は、土曜日は一休みして日曜日早朝からスカイオートに入り、引き続き配線を中心に燃料系の作業を行いました。プレデターもコンバージョンが進化してて、さらにGASエンジンからのコンバージョンですからハードは熟知していますけど、配線燃料系統の辺りはまるで『なぞなぞ』です。まぁ、なぞなぞ自体は個人的には楽しいのですけど、A型の当方としてはアメリカ人の大雑把な物は耐えられないので、配線の引き直しとか資料をきちんと整理して誰が見ても解るようにと後が大変です。それでも、流石にプレデターのハードは確りしてて、殆どの物がきちんと作られています。
今回、配線をしてて気が付いたのは、段々ECMに色々なものが依存されて来ています。当方のLBZの時はエンジンミッションだけスタンドアローンになってて、エアコンなどの機器は全て単独になってて、エアコンリクエストは配線されていませんのでアイドルアップなんてしませんでした。所が今回はエアコンもECMを通すみたいで、新たな配線がされています。ただ、この配線には何を入れたらいいのかが解りません。12Vなのか?アースなのか?はたまた5Vか?そうなると、シルバラードのマニュアルを開いて探し出さなくてはなりません。これを全ての配線に行い記録してから実配線を行います。
この他に、電源ラインもバッテリー1個から2個にするため引き直しが必要です。今回は当方のと異なり、バッテリーに接続する端子が増えています。要するに、スターターを全て通す配線ですと、寒冷時に吸気ヒーターとスターターに一気に電気を食われてしまいますので、スターター、ヒーター、電装がバラバラの配線でバッテリーに接続する様になっていました。これは、多分客先クレームから改良された部分でしょう。

2013.2.4.    石飛 毅氏

スカイオートでDURAMAXコンバージョン中のHUMMERですが、一部パーツが欠品してアメリカにオーダーしてやっと届きました。
アメリカには年末年始の長い休みがあるので、それまでは忙しいし、休み中はキッチリ休みますので正月明けでやっと届きました。スペシャルパーツですから仕方がないのですけど、日本とはやはり文化が違います。
作業再開に伴い、工数不足のスカイオートから応援要請があり、お手伝いすることになりましたけど、今回のHUMMERはベースがGASエンジンなのでDIESELからのコンバージョンに比べて厄介です。そのため、出来るだけ当方を長い時間拘束したいけど、火曜だと当方が宵っ張りの朝寝坊タイプなのを熟知しているスカイオートは、『朝来ない!』のを警戒して色々対策を考えた挙句、下取りして在庫しているキャンピングトレーラーに当方を軟禁することにしました。尚且つ、金曜日に福井さんがスカイオートに来るというので金曜日の夜からラブコールが掛かり、これで土曜日の開店から日曜日の閉店までスカイオートから抜け出せなくなりました。
金曜日は、ほぼ福井さんと同着で、暫くすると桧谷さんと八嶋さんの『京葉グループ』が合流して、『つくし』でお食事。つくしは創作料理屋ですが、誰もお酒を飲みません。それでも、コーラと烏龍茶で12時近くまで居座れるから不思議です。そのまま当方はキャンピングトレーラーに宿泊。桧谷さんも誘ったのですけど、銀次郎が留守番なので帰らないわけには行かず、結局当方一人で宿泊しました。
このキャンピングトレーラーは良くあるアメリカ製ではなくフランス製なので、作りは確りしていました。横幅も広いので長身の当方が横になって楽に寝れます。ただ、暖房がFFヒーターで、スカイオートも使ったことがないので一酸化中毒になると困るので安全のためにオイルヒーターを持参しました。オイルヒーターは広い部屋だと中々暖かくなりませんけど、キャンピングトレーラーの広さなら十分温めることが出来ます。起きててもそれほど良い事がないし、お化けがでても困るのでし暖かい場所で横になっていると睡魔がやってきて秒殺で寝てしまいました。
翌朝、結構スペース効率も良いので、チョット欲しそうな顔をしたら、スカイオートはこれから工事が始まるので、自走できないキャンピングトレーラーは邪魔らしく『安すくするから買ってください』と言うのですけど、安いといってもそれなりの価格ですから、そう簡単には買えません。
2泊目は、桧谷さんが一緒に止まってくれたので、近所のスーパー銭湯に行って綺麗になって2人で就寝。あさの目覚めも良く、自由にノビノビ使わせて貰らってくつろいでいると、スカイオートの会長が来て、また『買え』と言われました。余程邪魔なんでしょうね。
金曜日は福井さん、土曜日は鈴木さんが来て、日曜日は電車とタクシーを乗り継いで小出さんがおいでになりました。HUMMERの引き取りに来たらしいのですけど、その内、スカイオートとゴソゴソやりだして、『試しに〜』と言っているうちにバタバタしているのを横目で見ていたら、HUMMERに繋げて。。。『お買い上げ!』となると、中でくつろいだままの状態ですから、慌てて中の荷物を取り出し、そのままトレーラーハウスはドナドナされて行っちゃいました。
来週も応援予定なんですけど、結構頭を使うし調べたり測定したり地道な割には進みが見えない面倒な作業だから、通いだと気が重くなるから『仮病』して休んじゃおうかなぁ〜。
スカイオートの工事の打ち合わせで、狭山ハウジングが双子H2でやってきました。狭山ハウジングは車検の序にHUMMERに乗り換えする積り?なので、この2ショットはもうないかも?と言いながら写真を撮っていたので、当方も序に撮影しておきました。

さて、肝心のDURAMAXですが、難航しています。一番の問題点はGASエンジンである事です。DIESELとの大きな違いは、グローランプがない事、バッテリーも1個から2個燃料タンクの燃料供給部分も変わりますので、当方の時のように配管はそのままと言う訳には行きませんし、タコメーターも違うものが必要です。日本ではアメ車というとガソリンエンジンだとおもい、ワザワザガソリンエンジンを選んでいる人もいますけど、HUMMERに関してはあまり向いていないのはアメリカでは常識で、殆ど数がありません。従ってDURAMAXコンバージョンのキットはDIESELを想定しているので、キット以外のパーツが思いの他多くて、特に細かい部品を見落としてしまいます。新しいエンジンのECMとTCMの配線の数も当方のLBZと比べて多くて大変です。
そんな訳で今回は何時もと異なり泊りがけでお手伝いに行きました。当方は主に配線関係を担当して配線前に行った方が良いメカ組立も行いまます。これ以外にもブレーキのOHやヘリコプターフックの取り付け準備、燃料のレベルセンサーも当方のはまだ旧型のヤジロベーなのに、交換が大変だからと、ガイドパイプ式のと交換していました。何しろ経年劣化やインチキ修理を見ないふりが出来ないので部品交換等やることは沢山あります。一番可愛そうだったのは、プロペラシャフトのクロスジョイントのUボルトのネジが舐めたままちゃんと締まっていないで、このまま走ってたら今頃解体屋さん行き間違いない状態でした。
クロスジョイントは在庫がありましたが、Uボルトは欠品中でしたが、友野さんが在庫していたので、これは送ってもらいましたので新品と交換できて一安心です。重要な場所なんですけど、それ故締めすぎて壊しているHUMMERは案外多いとスカイオートが言ってました。正直な所、古いHUMMERのコンバージョンは大変ですが、もしスカイオートがやらなくなったら、HUMMERの将来は真っ暗になってしまいますので、ナダメながら手伝っています。
実務。ECMのコネクターは2つあり、一個は98本もう一個も50本位あります。このうち半分はコネクターtoコネクターで問題はないのですが、残り半分は切りっぱなしです。一応名称は書いてあるのもありますけど、どうもその表現はマニュアルと合っていません。そこで机に沢山のマニュアルとコンピューターそしてiPadなどのデバイスを広げて、先ずLMMのマニュアルを翻訳して、回路図を見て、テスターでそれのピン番号を探し、その後、HUMMERのマニュアルを見て何処に繋ぐか決めた後、名称をケーブルに貼ったテープに書き込みます。これが基本パターンで、これ以外にライトとかウインカーやメーター類、エアコンなど元々あった部分の配線もします。特に今回はエンジンが焼けてしまっているので、そのまま使う配線が再利用が出来ないので、これも引き直しが必要です。そんなことを2日間やっていると段々ボーッとしてきて、当方もスカイオートも金曜日と土曜日に食べた物が何だか解らなくなって、同じものを連続で食べてしまい大笑いしました。なにしろ、ここまで来ると工数が増えても限界があるし、結局、失敗すると自分に掛かって来たりやり直しをしなくてはならないので『とりあえず』と言うのはしないことにしてやっています。当方は本業が終わった後に回路図をだして、作業メモを作り週末の作業に向けての準備もしています。まぁ、なぞなぞみたいで楽しいですけどちょっとヘビーかな?と、当方は心の中でチョットだけ弱音が出ています。

2013.2.1.    石飛 毅氏

ココの所、スマートホンが物凄い勢いで売れています。
以前に言った通りスマートホンは多機能で素晴らしいのですけど、果たして生活に必要か?と問い詰められたら、それほどでもないのは事実です。ただ、少し生活を潤わすしたり効率を上げるという意味では便利です。ただこの便利も便利すぎて用が増えるという反面もありますから、真の意味ではどちらがいいのかキット神様も悩むところではないでしょうか?
そんな訳で、当方も以前アンドロイドを購入しましたが、CPUとメモリーの低価格高性能の恩恵を受けている最近の電子デバイスにしては、バグが多くフリーズしたり操作する上での階層に違和感があって、実は使おうと思ったときにバッテリーが切れているという状態でした。これは、バッテリーの残量管理をキチンとしなくても不便さを感じない=使っていないという事でした。
そこで、翼が携帯販売の仕事に就いたのを理由にiPhone5発売と同時に機種変更した所、同じiPhoneユーザー同士で情報交換したりの互助会が何時の間にか出来て、今では片時も離せない状態になっています。この事から、当方に取ってはアンドロイドよりもiPhoneの方が使えるスマホだったことが実証できて正解でした。
もう一つアンドロイドのときに比べて良い事は、毎年変わるのですけど、それでもほかと比べてモデルチェンジが少なく、そのためにケースが豊富にある事です。簡単なシリコンカバーから、1インチの鉄の塊まで数え切れないケースがサードパーティから出ています。それも、ドンドン進化してて同じブランドでも以前のモデルはダメでもiPhone5様になったら仕上がりが良くなったり、逆に懲りすぎて使い辛い物になったりと色々楽しめます。
当方も、先ずシリコンカバーを購入しましたが、半月ほどでハードケースが欲しくて、色々見せて貰った結果、友野さんのアルミ削り出しは高すぎるので総合的に判断するとバリスティックが神と思いましたが、中々発売されず、妥協してオッターを購入した所、妥協と言ってしまったのが申し訳ないほど素晴らしい出来で、当方の周りでは大ブームになっています。そのためか、完璧と思っていたオッターも色によって硬さが異なり、そのためか評価が違ってくることもありました。ゴム部品は混ぜ物で色を替えるので黒系は硬いくて形状維持性が高いのですけど、薄い色になると硬度が下がって、外れやすくなったりしています。それでも精度は高く浮いたり外れたりすることはありません。
これだけ、回りがiPhoneになっていたのにかたくなにdocomo離れが出来ていなかった桧谷さんも年末にスカイオートの罠に引っかかり、ついに購入しました。そうなると、殆どの夜は銀次郎と二人きりですし、酒も飲まない桧谷さんの調査力は素晴らしく、当方の知らない新しいハードケースを見つけてくれました。この件は先日お話しましたが、桧谷さんが手にした段階で当方も手配しましたが、定価が250ドルもするので、当然Amazonやヤフオクを探し回った結果、香港発送の業者から送料込7500円で購入しました。所が手に入るまでに時間が掛かり、手に届くまでは2週間掛かり、その間何も連絡がなく心配でしたが無事届きました。
桧谷さんの話では、発売が年末ギリギリだったので、現在の価格は国内発送で12000円。海外発送で8000円位です。タマに、Amazonでは国内発送でも7000円を切る場合もあります。もう暫くすると慌て者相手に行き渡り、段々下がって来ますのでその内4000円代までなると思います。例えば、オッターボックスも当方が購入した時は3600円でしたが、現在では送料込でも1700円で購入できます。最近のこの手の価格は需要と供給のバランスのレスポンスが早く、マーケットに直ぐ反映されますので、こまめなチェックで賢いお買い物をするべきです。でも、新しい物好きの当方としては、欲しいものは直ぐに入手したくなるので、その価格差は満足代だと思うと案外気が楽です。
さて、このケースはLUNATIKという会社が販売していますけど、ハッキリしませんけど多分アメリカの会社です。https://www.lunatik.com/でデザインはMNMLという会社がやってます。http://www.mnml.com/ 生産はドラゴンでしょうね。当方のモデルはTAKTIK EXTREMEというモデルで、一番の時長はアルミの枠にラバーのバンパー。そして、一番の凄いところは貼ってあるガラスがCORNING社製GORILLAガラスだと言う所です。普通の耐衝撃性のケースに貼ってあるのは大抵樹脂製のフィルムですが、TAKTIKの場合はガラスが貼ってあり操作性は抜群です。一枚ガラスが増えるのですけど特に当方のようにシャカシャカ高速で操作しない場合は全く問題なく操作できます。カメラ部分はむき出しなので水没は無理です。だけどそれなりの対応をしているので雨程度であれば問題なく使えるでしょう。
ゴツイので重量をオッターと比較してみましたが、オッターの66gに対して96gと、思ったほど重くはありませんでした。色はHP上では黒と白しかありませんので、当方は無難な黒を購入しましたが、実際にはシルバーも市場に出回っていますので、今後色は増える可能性もあります。平面部分があるので、その内、彫刻に挑戦して見ます。

 2013年1月