2013年4月  HUMMER ESSAY 2013年5月      

2013.5.31.    石飛 毅氏

以前、大井先生の所にジオン手術に送り込んだ会社の後輩のお父さんが亡くなり、家族葬だというので参列は控える事にし、周りにも迷惑になるからと参加を自粛させました。
所が、お弔いの電話の中で、葬儀は柏にお住まいの友野さんの自宅の隣で、以前、そこは結婚式場だったのですが、数年前にセレモニーホールになったと、友野さんと時代の流れに敏感な経営者だと感心してた場所でした。久しぶりに友野ガレージ訪問したいので豹変して葬儀に参列することにしました。
友野さんのガレージには温室があって、と言うよりも、最近は温室にガレージがあるという感じになっていますが、ガレージの中は相変わらずHUMMERの部品が溢れています。友野さんのガレージのお楽しみには弟さんの車見学もあります。弟さんは車好きですけど、友野さんの様に気に入った一台を大切に、、、ではなく、コロコロ入れ替えます。今までにはデトマソパンテーラ、TVRとかだったり、古いフルサイズアメ車や大型のキャンピングカー等、バラェティというか節操がないというか、全く方向性が解りませんが、それでも、共通点があって、それは『変な車』だという所です。
今回はシトロエンのGSとSMの2台でしたが、GSはなんどワゴンでした。フロントはセパレートシート、2列目はベンチシートで、荷室には折りたたみのシートが床にあって、持ち上げると横向きのシングルシートが2個出てきます。GSは価格も安く日本でも79年頃に西武自動車が大量に預入したので良く見かけましたが、ワゴンの現物を見たのは初めてです。SMの方はマセラッティのエンジンを積んだシトロエンで、これも滅多に見ることができません。ここには、2台のシトロエンが、特徴である駐車中はシャコタン状態で置かれていますが、別のガレージにはお父さんのC6が止まっていますので、変な車の代名詞のシトロエンですが、その中でもレアな3台を家族で普通に所有していると言うのは珍百景だと思います。
お通夜の後、カレンちゃんは塾に行っているので、友野さんと2人で晩御飯を食べに行ってきました。関西ミィーティングの話をしたら、『20日は行けないって行ってあったんだけど。。。。572で頑張って行こうと思っていたのに、キット俺は来なくて良いんだ。。。。』と、寂しそう。とりあえず、新幹線で来るようには説得しました。
実は友野さんの所に来たがっていたのは、何を隠そう例のLEDヘッドライトが気になっていたからです。先日スカイオートがミーティングの時に持ってきて、見た瞬間欲しかったのですけど、衝動買いするような額ではなかったので我慢。しかし、その後、円の急落とか友野さんのfacebookやブログ、プレデターのHPを見ているとドンドン欲しくなります。初物のLEDですから人柱は嫌なので。。スカイオートにも『LED誰か付けた?』と聞いたり、友野さんとラインしてても『誰か買った?』と聞いていたのですけど、どちらも『まだ!』との答えしか返ってこないので、ジリジリしていました。
友野さんのガレージに着いて、一番最初に『LEDヘッドライトは?』と、まるで子供状態で、『あるよ〜』と言いながら見せてくれました。友野さんもワンセットしか輸入していないので、現品限り!次回は円安だからこの値段では買えないのは充分判っている。アメリカでの値段も知っていけど、自分で輸入しても全くメリットがないので。。。。買っちゃいました。
今回購入したLEDランプは懐中電灯を何本か纏めたタイプではなく、点光源のタイプで従来のヘッドライトと同じ構造です。従って外観からはLEDヘッドライトとは思えません。形状は汎用の丸型2灯式ライトと同じ形状で、配線も既存の3Pコネクターを差し替えるだけです。ライトのボディはアルミダイキャストでレンズはポリカーボネートです。内部は上下2段に分かれてて上がロービーム下がハイビームになっています。真ん中の仕切りにはサージ回路や電源回路が、光源が乗ったPC板が取り付けられています。電源電圧は電流も少ないので恐らく三端子レギュレーターを使った9‐30Vのマルチ電源なので、通常車で使われている12、24Vのどちらでも電気周りの改造なしで使用できます。
波長ですが、420‐650nmなので、可視光の範囲ですから、有害な紫外線は出ていません。噂では紫外線が出ていないと虫は寄って来ないというのでカブトムシの捕獲はできないでしょう。また、ポリカーボネートの曇りも出ないと思われます。問題の明るさですけど、波長測定時は『眩しくて見てられない』状態ですが、これは装着して測定しないと他との比較はできないと思います。消灯時は正面から見ると黄色いLEDのモールド材の色が見えますけど、横から見るとヘラーのブラックマジックと同じようにレンズ部分が真っ黒にみえて、当方好みです。ワクワクしながら週末取り付けて、様子を見てみます。
関東地区の話ですけど、遂に本日朝9時からスカイツリーから地デジの電波が送信されました。早速試してみたところ、今まで会社の駐車場で、ロッドアンテナだけでは全く映らなかったパイオニアのエアナビですが、映るようになりました。それも、アンテナ強度が5本立つという素晴らしさで、感動しました。これで、途切れることなく『めざましテレビ』を見ながら通勤が出来ます。今まで、子供の時から東京タワーには大変お世話になりましたが、時代の流れには、素直に流されてしまいます。

2013.5.30.    石飛 毅氏

先日は大井先生の所でお世話になりまして、楽しい山形旅行が出来ました。
とても楽しかったです。当方が山形に行っている間に急展開がありました。当方の十数年付き合いがあり、松原さんの親せき筋である、是枝さんは皆さんも良く知っている方だと思います。彼が、スカイオートからHUMMERを購入しました。それも元松原さんが所有していた、赤の4DrHTです。このHUMMERは一端スカイオートから当方の近所にお住まいの方が購入されていましたが、余り乗らなかったのと、置き場所の問題で手放されスカイオートに戻って来ました、その後商談が進んでいましたが、どうしても是枝さんは松原さんが乗っていた時に一度預かってた事がある「このHUMMERが欲しい」と言う事で、色々な難関を乗り越えて今回購入という運びになりました。
当方もこのHUMMERには思い入れがありますので、遠方に嫁がずに近い人が乗って貰えるのはとても嬉しいです。早く見たいのですけど、山形旅行から帰ってきた後、母親が人工関節の手術をしたので、それの見舞とかがあって中々時間が取れず、やっと久々に見る事が出来ました。
前のオーナーは健全に乗る整備をしていただけで、特に大きく改造とか手を入れる事がなかったので、松原さんがのっていた時と殆ど変っていませんでした。従ってナビも古い、、、、でも、2008年にバージョンアップしているので、使えない事はないのでこのまま我慢。オーディオもカセット!ですが結構高級機が付いているので、これも我慢。一番大きく変わっているのは、フルセグの地デジチューナーと、助手席にモニターが追加されていました。
本人も数日乗ってて、一番気になっているのがボンネットの振動で、当方達はなれているのですが念のためボンネットを開けたところ、ボンネットキャッチがオリジナルのままだったので、早々にこれは、防振タイプの物と交換しました。帰宅後連絡があり『振動がピッタリと止まった』と喜んでいました。走行距離も35000マイルと車齢16年目の固体としては少ないのには驚かされます。当方も良く知っているHUMMERが帰ってきて、とても嬉しいです。

2013.5.10.    石飛 毅氏

先日のミーティングで目立ったのは、『LED』ですね。
少し前まではLEDは室内灯とかブレーキランプとか小さい照明用でしたが、最近は補助灯にもLEDが使われるようになり、さらに極最近ではヘッドライトまでもLED化となって来ています。トレンドに乗るのが早いのがHUMMERオーナーの特徴で、前回は多灯式のヘッドライトを福井さんが装着して、今回はスカイオートがプレデターで販売されている単焦点のヘッドライトを販売していました。
LEDの話を少しすると、LEDと言っても全て同じというわけではありません。ただ、殆どの照明用に使われているのはチップ式のLEDで青色ダイオードに黄色の蛍光体使って擬似的な白色にしています。これは青色から出てくる波長を蛍光体で波長を長くするとことで単純に白色ダイオードよりも自然に近い色になるのと、コストと明るさのバランスが良いからです。本当は赤と青の蛍光体を入れるともっと自然色に近くなるそうですけど、そうなると明るさが落ちるみたいです。
LEDは明るければそれに越したことがないのですけど、電流値が大きくなるとそれだけ発熱量が上がって暗くなったり素子が壊れてしまいます。これを防ぐために、各メーカーは色々な努力をしてて同じように見えたり、明るさが同じだと言っても大違いです。また、点灯原理からすると定電流の回路も単純に抵抗を入れてごまかしているもの、耐ノイズ特性を考えて定電流回路を入れているものの違いでコストが全然異なります。特にLEDの場合は静電気に弱いので、キチンとした物はフィルター回路がちゃんと入っています。熱に関しても、外環でヒートシンクが付いていても、LEDのチップの熱がちゃんと伝わる様な構造になっているかが問題です。チップの耐熱温度は想像より低くて、たったの80℃程度ですから、かなり真剣に放熱板を付けたり、ペルチェ素子とかファンを付けたりしないと、1時間程の連続点灯で照度が下がったりお亡くなりになってしまいます。
チップ自体は安価なので、その回路、構造、材質等を手抜きすれば安価に作る事が出来ますので、良いものをちゃんと選ぶ目がとても必要です。従って、価格だけどか見た目だけで選んではいけません。でも、見た目だけでアクセサリーとして付けていると割り切るなら、あんまり気にしないで選んでも良いでしょう。実用品として使うのであれば、ライト選択で必要なのは照射角度です。LED自体は発光角度が小さいので、これをどのような光束にするかはレンズと反射板が大きな役割を持っています。外からそのライトの照射角度を知るには正面から見てならがライトを傾けて、直接または反射鏡に黄色い部分が見える角度が光束の角度になります。ただ、直接LEDが見える部分と反射鏡で見える部分では光の強さが異なりますので、LEDそのものが外から見える場合の照射面の中心が一番明るくて回りが暗くなります。そのため、多くのLEDのランプは沢山LEDが並んでいます。所が今回スカイオートが持ち込んだLEDヘッドライトはチョッと違っていました。http://shop.predatorinc.com/h1ledheadlampset.aspx
丸形の汎用ライト形状ですが、ライト内部に仕切り板があって、上下が別部屋になっています。下半分がハイビームで、上半分がロービームなので反射鏡はぞれぞれ専用のW反射ライトでした。上下に仕切りがあるのでLEDはハイビーム、ロービーム専用の2個入ってますが、LED自体を正面からは見ることが出来ません。要するに、LEDは直接ライトの外に照らすのではなく、光は全て反射鏡に当たり配光されます。これは、LEDの性能が上がり、輝度が上がり、沢山LEDを使わないでも良くなったのと、仕切り板が大きく取る事ができるので効率良く放熱出来るからだと思います。スペック表を見ると、LEDが10個付いていると書いてありますけど、見た目はハイ/ローそれぞれ、一個づつです。これは一個に見えるバルブの中に複数の素子が入っているためカタログには10LEDと書いてあると思われます。単純に電流値比で考えると、ハイには6個、ローには4個。または、両方とも同じ5個入りで回路で電流値を変えているだけか不明です。同時点灯が出来るかも今の所不明です。
LEDと言えば消費電流が少ない筈ですが、このLEDライトはハイビームで4.5A@12.8V(57.6W)ロービームでは2.5A@12.8V(32W)と思いの外、電気を食います。まぁヘッドライトとして使うとなるとそれぐらいは必要なんでしょう。ただ、流石LEDらしく、寿命時間はとても長く10000時間もあります。平均速度30kmで走ったとしたら、30万キロの夜間走行が出来ることになるので、車体が朽ち果てるまで使い続けることが出来る、超々長寿命です。
こんな感じの少し捻った物が好きな当方としては、見た瞬間、物欲魂に火が付いたのですけど、約10万円と言うのはハードルが高いです。価格的には、出初めのHIDとほぼ同じですから、初物ですから仕方がないと思います。もちろん、ミーティングの時はスペシャルプライスにはなっていたのですけど、それでもそう簡単に手が出ません。当方のレイブリックのHIDは随分使っていますけど、絶好調で取り替える必要も全くありませんので、今回は現物を眺めるだけにして、点灯のデモンストレーションをやってたけど、見ると勢いが付いちゃいますから見ませんでした。
HIDとLEDの違いですが、HIDの場合はスイッチを入れて光量が安定してMAXになるまでにはチョッと時間が掛かります。厳密に言うと数分掛かっています。ところがLEDの場合は電源を入れた瞬間からMAXなので、寿命にどんな影響があるか解りませんけど、パッシングにも充分対応できます。消費電力はHIDの場合、点灯時に大きな突入電流が流れますが、安定するとハロゲンライトより消費電流は少なくなります。LEDの場合は消費電流は一定ですが、LED自体はその構造と材料によって明るさがそのまま消費電流に比例しません。前にも書いたようにHIDに比べてあまり消費電流を下げる期待はしない方が良いような気がします。HIDに比べると電圧が普通の12Vですから、安全性は高そうです。価格を除いては全て良い事づばかりですけど、LEDはEMC試験するとノイズ発生源となってPCMとかに影響が出てしまうこともあるそうなので注意も必要です。
丸形、規格ライトを採用している車が絶滅している現在ではもう出ないと思っていましたが、LED化した物が出てきているのは喜ばしいことです。マダマダ、アメリカでは丸型ライトの需要はあるのでしょうか?でも、このライト点灯させたのを見ていないので、左側通行でも大丈夫なのか調べていないや。

2013.5.3.    石飛 毅氏

ゴールデンウィークは、案外規則正しい生活をしています。
そのためか普段見ない朝の情報番組を結構見ています。先日、朝のコーヒーを飲みながらボーッとしてテレビを見ていたら、興味を引く情報をやってました。何時までも少年の心を持つ当方が今回興味を引いたのは、小さなフィギュアで、フィギュアといえば大抵の題材は人気キャラクターとかなんですけど、段ボール箱で出来たロボットの人形で、そのダンボールに『Amazon』のロゴが入っていました。
これ以外にもプラモデルの『タミヤ』『愛媛みかん』『カルビー』『ペプシコーラ』のダンボールで出来た物もありました。取り合えず物欲スイッチが入ってしまいましたので、Amazonで注文したら、流石Amazonで、買うAmazonのキャラクター商品なのか?朝頼んで夜には到着しました。当然Amazonの箱に入って送られて来るのですが、買った物もAmazonのダンボール箱というのは愉快です。早速ダンボールを開けると、また小さなバーコードとかQRコードも印刷されてるAmazonのダンボール箱がまた出てきました。そのダンボールには送り状までチャンと張られてリアルに再現しています。試しにiPhoneで印刷されたバーコードをスキャンしたら、ちゃんと当確商品のバーコードでしたし、QRコードもスキャンしてみたら、チャンとAmazonのサイトが表示されました。
ワクワクしながら、箱を開けると小さなロボットと付属品が綺麗にパックされてて、クオリティは価格以上の満足感。早速取り出すと、見た目はダンボールですけど、材質はプラスチックで、質感もあって中々手ごたえがあります。手、足、首は可動で動かすとクリック感があって、位置を保持でき凄く精度を感じる動きをしますし、耐久性も高そうです。頭の横にあるスイッチを入れると、黒い目玉が黄色く光り、ロボットに命が吹き込まれた感じがします。因みに、当方は今年の10月で57歳です。
こんな物、当方の周りは知らないだろうと思って、Facebookにアップしたら案外ウケが良くて、その中でCCVの編集長が『海洋堂』の製品だと教えてくれたので、ググッて見たらこの会社は商品に製作者の個人名を公表して、物凄く売り上げを延ばした会社だと言うのをテレビで見た事があります。更に調べるとこのダンボールの人形のダンボー(DANBARD)は漫画の中で子供が作ったロボットhttp://ja.wikipedia.org/wiki/ダンボー で、海洋堂としては普通のフィギュア商品で、もう数年前から販売されていたようです。
当方が購入したのは、このロボットを作った時の材料がAmazonのダンボールという設定のモデルで、Amazonのタイアップ商品です。Amazonがやるな!と思うのは、他銘柄は全て1200円なんですけど、Amazonだけ送料込み1000円で販売しています。元々愛嬌のあるAmazonのダンボールは結構好きなのでとても気に入ってます。
当方が購入後、当方と同じ少年のまま?の友野さんも早速購入したのですけど、友野さんはオリジナルサイズとミニサイズの両方を購入したみたいで、facebookに写真をアップしましたので見た所、オリジナルサイズは頭をはずすと、中に入っている少年が出てくるそうです。これもチョッと欲しいです。

2013.5.1.    石飛 毅氏

長い筈のGWが始り、色々やりたいと思っていましたが、ウダウダしている間にもう半分過ぎてしまいました。
前半は何をしたのかと言うとチョロチョロ出掛けてたり、ガレージの掃除をしたりで大した事をやっていません。後半は何度かオイルシールを交換してもオイル漏れが止まらないフロントデフの交換と、出来たらクーラントが洩れ始めたラジエーターを外して修理をしようかと思っていますが、できるかどうか?
フロントのデフは、デフのスピンドルの外側をシールしているオイルシールからの漏れで、オイルシールを交換してみましたが量的には減りましたが、洩れは止まりませんでした。そこで、スピンドルが悪いのではないかと思い、スピンドルを交換してみましたが洩れは止まりません。そこでまたオイルシールを交換しましたが、オイル洩れは止まりませんでした。そこで、一度スピンドルを手で押してガタツキを点検した所、サイドベアリングのガタが多く感じました。車載のままですと、デフのメンテナンスがやり辛いので、予備のデフを整備してから交換したほうが効率が良いので、先ずは予備のデフの整備をしてから、交換しようと思います。
ラジエーターのクーラント洩れは、一年ぐらい前から始まっています。もう一箇所エンジンの冷却水取り出し口も少し滲んでいるので、これもクーラントを抜いた序にシールを交換しようと思っています。ラジエーターはDURAMAX交換時にコンバージョンキットのアルミの物と交換しました。普通のラジエーターとの違いは多分良く冷えるからだと思います。サーキットを走るような車の場合はこれ以外に軽量化もあるのでしょうが、3t以上あるHUMMERの場合、この程度の軽量化なんて焼け石に水です。強度的にはオリジナルの真鍮のラジエーターの方がある様な気がしますけど、スカイオートでの整備状況を見ると大体10-12年年位で修理か交換をしているみたいですが、年数以外にもラジエーターの寿命を左右しているのは走行距離と乗り方です。これは、構造的にラジエーターのサポートは左右の側面上部からスタッドが出てて、そこにサポートブラケットを介してヘリコプターフックに固定されています。下部はラジエーター底部中央に一番前のクロスメンバーに固定されています。どちらもラバーでマウントされていますので、多少の振動と、応力は吸収出来る筈ですけど、タイヤバランスが大きく崩れていたり、元々最高速度が120km/hで設計されているハンビーと同じ設計のままですから、実用速度でのヘリコプターフックの左右の揺れは思いの他大きくラジエーターには結構負荷が掛かります。
当方の場合、近年走行距離も少なくなり漏れている量も少ないので、思い切って交換しようと中々なれなかったのですけど、もっと漏れてから慌てるのも嫌だったので、スカイオートにラジエーターを頼んだら『新品も怪しい物があるから修理の方がいい』と言われたので、そうしようかと思っていましたが、アルミラジエーターの場合は修理は真鍮のラジエーターと異なり難易度が高いので、もし修理出来なかったらラジエーターが届くまで、そのまま放置になってしまいますので、それも困りますのでどうしようか考えていました。でも、それ程大慌てするほどの状況ではないので、頭の片隅に留める程度でした。
そんな折、同じDURAMAXコンバージョンの柳本さんから『クーラントが漏れているんだけど』と連絡があって、当方のも漏れているけどそれ程酷くはないので、クーラントの量を見ながら乗っていると伝えたら、どうも柳本さんのは当方のより大量で、とりあえず下ろして修理する事にし大阪でALPHAに乗っている藤原さんがやっている整備工場に入庫しました。藤原さんからの話では、漏れている箇所が数箇所あって、これのラジエーター屋に修理依頼した所、お断りされた模様です。そこで、新規作成の見積もりをしたところ、結構高額で修理方法をスカイオートと相談している様子です。
これと、別な話で当方もアメリカ製のアルミラジエーターには不安があるので、国内で作れる所を探していた所、今年のオートサロンでインタークーラーやレース用のラジエーターを作っている会社が出展してて、相談した所『現物があれば普通に作れる』と自信たっぷりだったので、大体の価格を聞いて、名刺とカタログを貰ってブースを後にしました。柳本さんの話が出てから、必死にその名刺とカタログをさがしていますが中々見当たりません。その後、休みに入ってどんな状況になっているのか聞いていませんが、色々な選択肢があるので、どうなるか気になっています。
と、思っていたらスカイオートと連絡が取れて、その後の話を聞いた所、無事修理が終った様です。コレで安心なので当方もラジエーター取り外しの準備に入れます。

 2013年4月