2013年7月  HUMMER ESSAY 2013年8月      

2013.8.26.    石飛 毅氏

先日、スカイオートに車検に出しましたが、以前、スカイオートのスタッフがバルカンタイプのLEDヘッドライトは結構明るくて車検を楽に通ったと言ってたので、当方もLEDのまま車検に出して、どれ位なのか試して貰いました。
所がその後、夏休みになってしまったので結果を聞き漏らして、そのまま忘れてましたが、先ほどスカイオートのブログにその時の結果が出ていました。ブログによると車検の基準値は15000カンデラ以上に対して、781hcdという数値が出ていました。単位がhcdという事はハンドレットカンデラですから78100cdという事になります。HIDのヘッドライトだとキツイと聞いた事がありますので、この数値はかなり凄い数値みたいです。確かに、明るいのですけどライトを見るとHIDに比べて眩しくないのでどんな物かと思っていましたけど、トラックライトのヘッドライトはチャンと設計されているのとハイビームは同時点灯だし、車検場のライトテスターの測定波長が太陽光に近い部分だけだとすると、その近辺の光量が多いLEDに有利だと思われます。
マダマダ価格が高いLEDヘッドライトですが、この結果であれば満足度は高いですね。安価な方法としては先日是枝さんに取り付けた電球交換式のLEDは1万円弱で、ロービームは良好です。ハイビームも当方と同じくロービームと同時点灯なんですけど、余り明るい感じはしません。当方とH2に乗っている後輩のインチキ臭い考察では、ハイビーム時にロービームの光源の位置がハロゲンの時やHIDの様に移動しないためだと思います。恐らくハイビームもそれなりに明るいのですけど、距離の近いロービームがそのままなので、距離があるハイビームが暗く感じるのかもしれません。LEDのアドバンテージは省電力と定命ですが、省電力に関してはハロゲンより低くHIDとほぼ同等です。肝心の寿命ですがスペックでは確かに長定命ですけど、誤解しやすいのですけどLEDも点灯時に発熱します。只し、触るとやけどする程上がるハロゲンやHIDとは比較にならない程の温度ですけども、LEDの素子の耐熱温度が100℃以下と非常に低いので、LEDの放熱の効率が寿命を左右します。
当方のLEDライトはランプ本体がアルミ製でこれが放熱器になっています。最近流行りのLEDフォグランプも裏側にデカイヒートシンクが大抵付いています。H4バルブ交換式のLEDも熱に対しては考慮されてて、LEDはアルミブラケットに取り付けられ、気持ちですけどヒートシンクも付いています。このブラケットは熱伝導率の高いアルミ製なので、ランプ内部で放熱しきれない熱をランプの外に付けてあるヒートシンクまで伝熱させます。また、外のヒートシンクには小さな電動ファンが付いてて空気の拡散を補助しています。しかし、是枝さんのHUMMERに取り付けた時に動作確認した所、ファンが壊れていましたので、全体的な品質には不安があります。
これらに比べて以前ボクシーのフォグランプに取り付けたLEDバルブは残念でした。知識的にLEDの熱害を知識として持っていたので、現品を見て少し心配でした。購入したバルブはCREE製高輝度LED使用したおり、テストした所、明るさはカタログ通り充分なものでした。しかし構造はアルミの筒で囲まれていますが、LEDの熱はそのアルミだけでランプの外での放熱は行っていません。LEDの熱はランプの中にこもりますので、容積の小さいバンパー埋込みタイプのランプではオーバーヒートしそうでした。結果的にこの予想は大当たりで、HBタイプのLEDバルブは数時間の使用でお亡くなりになりました。
これらの事を考えると、福井さんが付けているバルカンタイプか当方の付けているトラックライトのLEDは価格的に問題で、バルブ交換式は品質に疑問があるのでLEDヘッドライトはまだ『待ち』だと思います。先日、新車のスペーシアを購入した40代の女子社員が、購入時にオプション追加の意味が分からずHIDにしなかったため、夜に少し黄色みのあるライトを見て、周りから『昭和の新車買ったの?』と言われ落胆でした。当方がライト交換出来るのを耳にした彼女から『石飛さーん!白いライトにしてください〜ぃ!』と頼まれましたが、新しいものにはリスクが付き物なので、あまり知識のない女性にリスクを説明するのが面倒ですから信頼性を重視して、プラグインではなく、リレー式のHIDにしました。
スペーシアに取り付けて驚いたのは、設計時にHID化が織り込まれて、ライト本体に『バラストはここに付けて!』と、取り付ける場所が用意されていました。その御陰で、バラストの取り付けには全く苦労しませんでしたが、最近の車は樹脂のファスナーで止まっている部品が多く、アースポイントを探すのは少し面倒でした。
今週は、先週に引き続き是枝さんのHUMMERをメンテナンスしました。今回は、電気系統の配線をやり直ししました。是枝さんのHUMMERには発売当時から憧れのヘラーのHIDフォグとルーフにもランプが付いています。それ以外に大きな電流を流れる物は電動ファンで、もう一つ自動開閉のボンネットスクープが付いています。これらの取り付けは当方が行ったのではないのでゴチャゴチャした配線を整理しました。
電動ファンは先日片方が焼きついていましたので、予算の都合で稼動する方を整備して一個だけ使うことにしました。ファンの動作はエアコンの時意外は使わないので、スイッチは付けずにACクラッチと同期させました。ルーフライトはなんとヒューズが入っていなかったのと、電源はバッテリーから引き回してあたので、これもJKターミナルから引き直して完了。ヘラーのHIDはバッテリートレーにリレーとヒューズが置いてあったので、コレも運転席側に移動してスイッチは既存の物を流用。へラーのHIDはリレー、ヒューズセットをボンネットダンパーに固定してスイッチは新設。驚いた事にボンネットのスクープのリレーを触ったら暖かい!ズーットONになったままだったみたいです。恐らく暗電流はタップリ流れていたはずです。フード開閉用のモーターの状態も解らないし、要らないと言うので、配線は全て撤去しました。その御陰で、バッテリー周りはとてもスッキリしましたし、配線も分かりやすくなったので、オーナーは大満足なはず。
ココの所、停滞していた電気配線用の工具が追加されました。ちょっと前にタイラップ等樹脂カット用のニッパを買いましたけど、今回は大物です。防水用の付き合わせ端子で4サイズ圧着出来るものと、防水ギボシ端子の1.25と2スケを圧着できる物です。どちらも専用品なので、安心して圧着が出来ます。配線工具だけで引き出しがマンパンだと幸せを感じます。

2013.8.21.    石飛 毅氏

夏休みが終わり、通常モードです。
休み中のガレージは灼熱の太陽に照らされて毎日お昼前に40℃を超えてしまいました。沢山頂いた差し入れのお陰と、キチンとした食事を取り、暑すぎる時は昼寝が効果的だと聞いたので、2時間位の昼寝をしていたので、夏バテにも熱中症にもならないで過ごすことが出来ました。夏休み中にやりたかった事は陸運局に行く事と、もう一つはTOMONO-GOのメンテナンスでした。所が、後半は是枝さんのHUMMERのメンテナンスが中心になってしまい、TOMONO-GOの方は最後の一日だけになってしまいました。
本当は、当方のやりたいことを優先したかったのですけど、エアコンが効かずHUMMERが大好きな息子さんが『熱中症になってしまう』と言うので、そんなことになってしまっては困るので、見ることにしました。
HUMMERのエアコンが効きが悪くなる原因は、ガス不足、コントローラーの抵抗焼傷、バキューム不足によるヒーターバルブ動作不良があります。この年式は元々フロントはエバポレーターが軽自動車並に小さく効きは悪いのですけど、リアは室内循環なので熱中症になるほど効かないことはありません。しかし、普通の車と比べると効きが悪いのでドンドンガスを入れてコンプレッサーがロックしてしまう事も多々あります。標準的なガスの量は900‐1200g程度なので、これ以上のチャージは厳禁です。
ガス漏れが多い順番は配管のカシメ部分、ジョイント、ホースのピンホール、エバポレーター、コンデンサーの漏れです。手間と費用が一番掛かるのはエバポレーターからの漏れで、最悪はレトロフィットキットと交換になります。今回はちゃんとコンプレッサーも回っていましたし、ヒーターの切り替えバルブも動いていました。コンプレッサーも油漏れがなく綺麗だったので、何処からかのガス漏れでした。ただ、漏れ箇所が特定できませんので、取敢えず蛍光剤とオイルを入れて、ガスを800g追加して様子を見ることにしました。
オリジナルのHUMMERの場合は、あまり関係ありませんけど、是枝さんのHUMMERはインタークーラーを取り付けた時にラジエーターもアルミに交換しています。オリジナルはラジエーター、オイルクーラー、エバポレーターの3層で隙間も狭く、隙間はラジエーターパッドで塞がれています。しかし、是枝さんのHUMMERはインタークーラーが追加されていますのでラジエーターパッドは省略されていますので、ファンが引いた空気の流れはエバポレーターを通らずに脇から入ってくる量が多いので、ラジエーターとインタークーラーは良く冷えますけどエバポレーターとオイルクーラーに流れる空気の量はあまり多くはありません。その対策として電動ファンを取り付けて補っていましたけど、何故か配線が外されていました。そこで、2個付いているファンに電源を直結して見た所、ファンは回りません。手で回してみると微動だにしない事から、モーターが固着している模様でした。そこで、潤滑剤を入れて色々やると、一個だけ復活しました。一個でも結構な風量がありますので、取敢えずないよりはましなので、片側だけ付けることにしました。
是枝さんのHUMMERは4Dr‐HTなので荷物の収納場所がないので、先日、コストコに行った時、金属製の箱が売っていたのでその旨是枝さんに伝えたら、既知でした。そこで、採寸した結果、少し小さいのですけどプラボックスよりは良いのではないかということになり、コストコに出向いて購入。このボックスは大小のセット売りで、大きい方は是枝さんが使い、小さい方は当方が使うことにしました。この箱は鉄のチェッカープレート製で、乗っかっても大丈夫な強度があり、ちゃんと鍵も掛かります。大きい方は蓋にもダンパーが付いているので使いやすそうです。ただ、アメリカ設計基準なので、雨の浸入対策に積極性がないので、濡れて困るものは収納できません。水に濡れても良いものでも、水が侵入した後にそれが蒸発し中はサウナ状態になり、鉄製の工具などは直ぐに真っ赤に錆ますので、雨の後はこまめに換気して乾燥させることが必要です。
この箱は構造上、荷台の一番奥に押し付けて設置すると、蓋を開けた時に当たってしまい全開に出来ませんので、少し隙間が必要です、尚且つ蓋はダンパーで押し上げられるのでボディに結構いい勢いで当たるため、かなり広く開けないとならないので、荷物の取り出しに支障がない程度まで開いて、当たる部分にゴムパッキンを取り付けました。固定方法はフックの固定ネジを利用し、気休めですけど箱の底には水抜き穴を開けました。
前オーナーがー屋外保管だったのと余り気にしない方だったので、塗装は当方と同じ赤なのですけど塗装が傷んでてピンク色に見えてしまいます。そこで最初はコーティング剤の様な物を塗りましたけど、どんなに頑張っても色ムラが出てしまい、塗らない方がマシという残念な結果になってしまい、是枝さんは落胆。そこで、面倒なのですけど塗装を一皮剥くことにしました。ボデー磨きは素人なのですが、一応輝きは戻りましたので、今後キチンとお手入れをすれば屋外保管でも輝きは保てると思います。と、やっているうちに時間がドンドンなくなりましたので、ファンの配線等は後回してにして天気が良いうちにTOMONO-GOのお掃除をしました。
TOMONO-GOはバッテリーにキルスイッチがあるのと、こまめに充電をしていますし、キャンピングカーを出す度にエンジンを掛けていますので、セル一発でエンジンは目覚めます。ただ、保管は雨ざらしなので、こまめに水洗車はしていましたが、最近水垢が付き始めたので洗車してからワックスがけをしました。93年式は生産時にはサンドベージュで塗装され、ハンビー工場で半分組立てされてからハマー工場に移動されたサンドベージュ以外の場合は、そこで違う色に塗装されます。従って白いTOMONO-GOはドアの裏側等はサンドベージュです。その部分を見ると、全塗装したのかと思われますが、見える部分だけ上塗りされているので外装の塗膜は大げさに言うと倍になります。それの御陰で、TOMONO-GOは塗装の状態が良くて、是枝さんのHUMMERよりも簡単にピカピカにする事が出来ます。久々にピカピカになったTOMONO-GOは、何となく嬉しそうでした。次回は、サビの出ている煙突マフラーを塗装します。

2013.8.14.    石飛 毅氏

夏休みですが、金曜日に次女がドイツから一時帰国したので一日早く始まりました。
本当は土曜日にオートラウンジさんの8周年のBBQ大会に思ったのですけど、娘が帰ってきたので移動時間が取れなかったのと、ご案内を見たら『8周年』って何で?と単純に疑問に思って8周年の意味を何度も考えたのですけど、疑問が解けず、もしかして毎年やっているイベントならキリの良い10周年のほうが良いかなと思って、無理な旅程を組むのは諦めました。もう一つの理由は、余り深く考えていなかったのですけど、どうやらキャンピングトレーラーをHUMMERで引っ張るのに車検証の備考欄にその旨記入しないと不味い事を知ってしまい、キャンピングトレーラーを引っ張って行く事が出来ないので断念しました。
この備考欄の牽引記載を、どうせなら車検のタイミングでスカイオートにお願いしようと思ったのですけど、これは車検とは異なり、登録してる管轄の陸運局に行かなくてはならないので自分で行く事にしました。一応、ブレーキの計測をするそうなので、見方によってはタイヤがはみ出て見えるので、スペーサーを抜いて、更にタイヤもノーマルサイズに戻しました。
当方の登録しているのは多摩で、到着するとガラガラです。とりあえず何が必要か用紙を売っている所で聞くと、まだ昼休み中だったのに、可愛らしい女性が『多分これでいいと思います』と9号ORC用紙を20円で購入。しかし、この用紙印刷が何故か黄色で印刷されてて、老眼のおっさんには見えません。更に記述見本もありません。どうにかアイホンのカメラモードで読取りましたが、書き込めたのはナンバーと自分の名前と住所だけ。それを窓口に持っていくと、どうも用紙が違ってて買いなおし、ただ、来場者が少ないためか、用紙に名前だけ書くと窓口の方が全て書き込んでくれました。コレを違う窓口に持っていくと今度は『型式不明は車両のブレーキテストが必要なんだけど予約した?』と言われて『何のことだか解りません』と言うと、アッチの窓口に行けといわれて事情を話すと、その担当はとても親切で『じゃー計測しますので、0番コースに車を回してください。ただHUMMERはブレーキ厳しいんだよね〜』と案外詳しい人でした。厳しいといわれて少し不安だったのですけど0番コースに回り書類を出してから、HUMMERを回すと、見た瞬間担当の顔が少し歪んで『ここの状態ではコースに入れる事が出来ません。コースをこの状態で通すには改善命令書を発行する事になります。』と言われました。その後、決して高圧的ではなく『ヘッドライトの端っこが車体枠から40cm以内じゃなくてはならないのですよ。それと排気管が真横なのは駄目ですけど、どうされます?』と丁寧に説明してくれました。当方としてはその改善命令書なる物が一体何なのか解らなかったのですけど、ブレーキの測定値が出ないと聞いていたので、それが一番知りたかったので『このままではどうせ改善が必要で、また見せに来ますので改善命令書はお受けして、ブレーキの測定だけして貰えますか?』と聞いたところ、『じゃーそうしましょう。』と測定は受けさせてくれました。
測定は、フロント、リア、サイドブレーキの測定で、サイドブレーキは最初引き代がすこし余っていたので、その旨伝えて2回テストさせて頂きました。計算書を作成してもらいましたが、エンジン換装しているので、馬力の確認を春日部陸運局に問い合わせしたため、暫く待たされましたけど、最終的にHUMMERのブレーキ性能は十分だったみたいです。事務所に戻り、車検証を受け取り最初にテストを受け付けしてくれた人の所に行くと、『ブレーキの測定値は良かったですね。』と言われ、その後『オーバーフェンダーかサイドステップ付けてます?』と聞かれて『付けていません。』というと『オカシイな、普通だったらライトは大丈夫なんだけど。。。』と、言ってくれましたが、どうやら車検証だけを見てH2だと思ったみたいなので『H1なんです』というと『アレはだめだ。。』と中々詳しい人でした。
どうやら、改善命令書は当方が思っているより厳しい事みたいで、窓口の人も困り顔で、『車検取ったばっかりなんですけど、どうしてなんだ、、』と言うので『自分でオリジナルに戻したので、明日元に戻して来ますけど如何でしょうか?』と言うと、『それじゃー連絡先を教えて下さい。』と言う事になり、とりあえず車検証は貰えました。
ガレージに帰りながら、どんな感じでライトを付けるか、マフラーをどうするか色々考えてガレーに戻って先ずは部材探し。ライトは誰かが外したH4フォグがあったので、コレを使うことしました。取り付けはフォグランプステーをベースにアルミ板を延長してギリギリの位置に追加する事にしました。スカイオートに相談するとライトの数は全部で6個までなので、当方の場合は合計8個になってしまうので、配線は外しておいた方がいいと教えてくれました。
マフラーは色々考えたのですけど、時間がないので一番手っ取り早い方法で斜めにカットして反転させて排気口を真下に向ける事にしました。コレの一番の問題はカッコ悪さではなく当方の溶接技術で取りあえず盛るだけ盛って後はグラインダーで擦って終わりにしました。溶接部分は排気口の直後ですから、排気洩れの問題はないし、兎に角、排気口が下に向いてれば『良し』でしょう。翌日、陸運局へ再訪問。担当にHUMMERを見てもらうと『チャンと適合していますね。』と太鼓判。これで、コンプライアンス違反は全くない優等生HUMMERになりました。
さて、今回、一番のトレーラーに付いてですが、当方も余り深く考えていないで牽引していましたけど、結構面倒な事みたい。ただ、規制緩和のお陰で以前よりも簡単になったそうです。以前はトレーラーと親車と両方に記載が必要で、親車を入れ替えたりトレーラーを入れ替えたりすると、その度に、車検証の変更が必要だったみたいです。確かにキャンピングトレーラーの車検証には親車の指定が何台か書いてありました。それでは普及の障害になるので、ブレーキ、原動機の性能、車重等を変数にした計算式で計算されて、ブレーキ無しは○○kg、ブレーキ付きは○○kgの牽引が出来ますと記載されます。HUMMERの場合は型式不明なので現車持込が必要ですけど、普通に型式がある車は車両の検査はなしで申請すれば備考欄にコレが記載される様です。
当方のHUMMERの場合はブレーキ無しが750kgで、ブレーキ付が1990kgまでで、計算してくれた人に聞いたら『目一杯まで取れましたね。』と言ってたので、親子指定なしの簡易的な測定では、これ以上の重量はないみたいです。もし、もっと重いキャンピングトレーラーを牽く場合は親子持込で検査を受ける必要なんでしょうね。

2013.8.7.    石飛 毅氏

まだ、8月だというのに来年のカレンダーの受注が始まりました。
毎年、沢山買う人がいるので、出荷量は日本が第2位!余っても仕方がないし、どうせならお正月から飾りたいですから、早めに友野さんに予約して下さい。友野さんの連絡先がわからない人は『ヤフオク』にも予約で出品すると思いますので、そちらで見て下さい。また、facebookでも出していますのでHUMMER OWNERS CLUB JAPANで検索して見て下さい。どの手段でも連絡が取れない方は、当方にメールして下さい。友野さんに転送します。

2013.8.2.    石飛 毅氏

HUMMERをスカイオートに車検のため入庫してましたので、引取りに行って来ました。
何時も工場の方に行く機会が多いのですが、今回は本店工場の方に取り行きました。仕事が終わった後に電車で行ったため何時もより早く到着したので、展示場をひと回りして車両を見て来ました。大型車両が多いので、展示場はギュウギュウですが、現在工事中の新社屋が出来上がったらもう少し余裕ができるでしょうから楽しみです。
HUMMERも2台展示してあり、どちらも中々いい状態でしたけど、一台は当方が訪問した時に商談中だったので回転は早いみたいです。HUMMER以外で気になったのは、JeepラングラーのDIESELが展示してありました。ヨーロッパではもう耳タコですけど、主流はDIESELなので、アメリカの象徴であるJeepでもDIESELエンジンを搭載しています。エンジンはクライスラー製ではなくイタリアのVM Motorilというエンジンメーカー製です。このVMはOEMエンジン専門会社でデトロイトDIESELとかクライスラー、ダイムラー等のアメリカやドイツの資本が入った会社で、歴史は中々古い会社で、レンジローバーやアルファロメオにもDIESELエンジンを供給してたこともあり、現在は韓国の大字、起亜、現代、クライスラー、GMにDIESELエンジンを供給しています。
このラングラーに搭載されているエンジンは、ユーロ5排ガス規制に適合した、428DOHCという型番の4シリンダー2.8LのコモンレールターボDIESELです。馬力は200hpでトルクは410N-Mですから、馬力は普通ですけどトルクはぶっ飛んでます。ボンネットを開けると、エンジンが短くてHUMMERと同じ様にフロントミッドシップです。燃料噴射システムはBOSCHで当方のDURAMAXと同じ形のPCMが付いていました。と、言う事はこのエンジンはチューン可能?始動してもらいましたところ、4気筒なのでそれなりにディーゼルノック音がしますけど、昔の音質とは違いますし、最近の密閉が良いJeepの室内では、あまり気になりませんでした。驚いたのは排気管で、あの一時期、三菱がやってたGDIシステムのガソリンエンジンでさえ排気管の内側にはカーボンがこびり着いていましたけど、このJeepは3000km走行しているというのに、排気管の内側は素材のままでした。ユーロ5は中々クリーンですね。
メーターを見るとタコメーターはレッドゾーンが4000rpmよりチョッと上で、最近のアメリカの車は100マイルまでしかスピードメータの目盛はありませんけど、このJeepは200kmまで目盛りがあります。制限のないアウトバーンをリミッターなしで疾走出来るのかも?近い内に、ガス検を通して販売するそうなので、興味のある方はお問い合わせしてください。

松本さんからの情報です。HUMMERをベースにしたハンティング用のスペシャルマシーンです。一見違う車かと思うほど良く見るとベースがHUMMERだと言うのが解ります。横から見た写真は中々カッコイイですけど、フロントが不細工だと思うのは当方だけ?価格はビックリ価格なので、買う人がいるかなぁ?と言うのが正直な感想です。やっぱりJ隊の軽装甲車の方がカッコイイです。http://www.gizmodo.jp/2013/07/h1.html

 2013年7月