2013年11月  HUMMER ESSAY 2013年12月      

2013.12.24.    石飛 毅氏

メリークリスマスですね。
20日に次女が男の子を出産したので遂に当方も孫が出来ました。体重3500gで身長55cmと大柄です。送られた写真を見ましたが、黒い髪と瞳なので和テーストタップリで、当方の孫という感じがします。年が明けたら、当方もドイツに向かいます。本来なら妻がドイツに行っているので「鬼のいぬ間に洗濯」なのですけど、当方の場合は犬のお世話がありますので、普段の方が全然自由です。それでも合間を見てガレージには行ってます。
ガレージもスッカリ冬モードで、夜中は氷点下になり、エアコンの他に石油ストーブも使っています。そんな季節だというのに激暑だった今年の夏を思い出し、夏対策を行いました。DURAMAXにコンバージョンした時にラジエーター、オイルクーラー、ACのコンデンサーのレイアウトが変わっています。一番大きな変更点はインタークーラーの追加です。現状は一番下にラジエーターがあり、その上に同じ大きさのインタークーラー、その上に小降りになったオイルクーラー、最後にACのコンデンサーが積み重ねられて、スラントにして搭載されています。これだけ積み重なった放熱器をファンが風を引き込んで冷却しているので、脇からの空気の流入には、かなり気を使ってて、ラジエーターの上と左右にはスポンジで覆われています。特に上部のスポンジは停止時にエンジンルームの熱気が入ってくるのを防ぐには効果的で、ボディリフトした時にもう一枚追加するのはこのためです。
所が、当方の場合は両脇にはスポンジがありますけど、上部のスポンジは積替えのどさくさで何処かに行ってしまったので、実は停止時にエンジンルームの熱気を吸い込む以前にファンで吸引すると抵抗の少ない上の方から空気が入ってくるためエアコンのコンデンサーを冷やすには効率が悪くなってしまっています。走行中は一番上なのでエアコンの効きは良くなりますけど、止まっている状態だとコンデンサーはアッチッチになってしまいます。そこで、電動ファンを取り付けようと思ったのですけど、インタークーラーが追加になっている分高さが足らず、手持ちの電動ファンはボンネットに当たってしまいます。ボンネットフードを付ければ良いのですけど、出来るだけオリジナルの形を保ちたいので夏までに薄型のファンを探すことにして諦めていました。
ラジエーターユニットの風の流れがダダ漏れな状態で電動ファンを付けるというのは窓を開けたまま冷暖房しているのと同じで、何か対策をしないと頭が悪いと思われるので、ラジエーターの上部にカバーを取り付けました。素材はアルミの板で固定はエアコンのコンデンサーを固定しているスタッドを使い、シール部分は溝ゴムを使用しました。当方の図面なしの現合手作り品なので多少ヨレヨレしていますけど、これで効果があったらもう少しちゃんとした物を作りたいと思います。
ちょっと前になりますけど、鈴木さんのHUMMERのナンバー灯と室内灯をLEDにした時の報告をします。長く使っているナンバー灯やマーカーは電球の熱でレンズや外装が溶けていることが多々あります。 特にナンバー灯は酷くて当方のは2個溶けて、3個目はLEDにしたので元気です。ナンバー灯は他のマーカーと同じく防水なので、一番影響のない部分をカットして分解します。カットしているのはバックパネル部分でここに端子と電球が付いています。LEDは3X3MDSタイプのLEDを押し込んで配線しています。バックパネルを作成し、ここからリードアウトしてホットメルトで防水しました。
天井のドームランプは奥さんから「オムツを交換するときに暗い!」とクレームが入っているそうなのでランプレンズに合わせた樹脂の板を作成して出来るだけ沢山LEDを貼り付けました。これだけ貼っても電球より消費電力は少ないのは喜ばしい事です。ドームランプの電球はソケットごと外したほうがいいと思います。
全部目一杯LEDにすると、とても明るくて車が新しくなった感じがしますね。当方のHUMMERもドームランプはLEDですけど、点灯時間が長いためか少し暗く感じるので近い内交換してみます。

2013.12.20.    石飛 毅氏

次女の出産のため、妻がドイツに旅立ちました。予定では一ヶ月ちょっとで、年末年始は長女もドイツに行きます。翼もスキー場で働いていますので、年末年始は下山しません。と、言うことで、年末年始は人生始まって以来の一人ぽっちです。と言っても実際は、実家にも行きますし、自宅は義弟の事務所にもなっているので、然程寂しくはなりません。
妻が、不在になる前までは、食事とか洗濯、そしてペット達のお世話とか心配でしたが、イザとなると案外ソツなくこなせています。食事も以前頂いたボンカレーを良く食べますけど、最近のレトルト食品は本当に美味しくなっていますので、これにローソン100で買って来たそのまま食べれる生野菜が便利で、全く不自由はありません。一番面倒なのは、犬達のお散歩です。特にオスの「ケダマ」は家では排泄をしませんので、雨でも雪でも朝と夜の2回やらなくてはならないので、これがプレッシャーです。それでも、夜は一緒に寝てくれるので寂しさが紛れますし癒されます。
孫が生まれた時一番困ることは、抱かせて貰えるかどうかなんです。実は常時いる家族の大人の人数は9人で、そのうち5人が喫煙者だったので、室内喫煙が可能でした。所が、義弟と義妹は長期入院や健康上の問題でタバコを辞めたので、現在3人。所が、翼は山に行ってしまい、もう1人の義弟は仕事が忙しく殆ど家には来ませんので、実質的な喫煙者は当方一人だけになってしまいました。喫煙者の権利が衰退してきたことにより、特に次女は大の嫌煙者なので、このままでは孫を抱かせて貰えない可能性が出てきました。
そうなると、当方にも禁煙というプレッシャーが掛かってきました。大井先生を始めとして、周りからは以前から辞めろと言われ、ニコチンパッチとか禁煙ガム、電子タバコとか色々試しましたが、どれも全く効果がありませんでした。恐らく喫煙者には色々なタイプがあって、ニコチンだけ補給すれば良い訳ではなく、タバコを吸う行為そのものが習慣になっていたり、色々な事情があると思います。でも、自分が一体どのパターンでタバコを吸っているのかは、判っていないので、色々やっても禁煙できないのだと思います。
当方の場合は、ニコチンパッチは頭がクラクラして気持ち悪くなってしまい、とても貼ったままではいられませんでした。これは、ニコチンが強すぎたんだと思います。また、パッチから供給されるニコチンとタバコで得るニコチンと同じとは思えなかったので、ニコチンだけ体内に入れれば良いという安直な方法は通用しないので、数枚使っただけで挫折しました。ガムの方は、元々ガムを噛むのが嫌いなので、即日却下。そして、数年前にタバコの形をした電子タバコを見た時に、これは行けると思って使い始めました。これは中々調子が良くて、使っている間はタバコの量も減って期待できそうだったのですけど、使わなくというか使えなくなりました。使えなかった理由は、煙も少なく中のフィルターに入れるフレーバーの量が少なくて、すぐに味がなくなり頻繁に中身を入れ変えなくてはなりませんでした。それでも使っていましたけど、中のフィルターが専用品でそれも案外高価で、タバコより費用も掛かるし、その内再入手出来なくなって使わなくなってしまいました。
そろそろ禁煙外来でも、行くかなと思っていましたけど、スカイオートが良い物を持っていました。それは電子タバコなんですけど、今までのオモチャみたいな物と異なり結構しっかりした物でした。まるでタバコのように吸っているスカイオートを見て興味津々。そこで、色々調べてみると、このタイプの電子タバコは海外ではかなり一般的な物であることが分かりました。構造はバッテリー部分と、液タンク、気化部、吸い口に分かれてて、液タンクにリキッドを入れます。液タンクにリキッドを入れて、スイッチを押しながら吸うと、まるでタバコのように煙が出ます。このリキッドは色々な種類があって、スカイオートはマルボロ味のリキッドを入れていました。
電子タバコのメリットは、本当の意味で一服できるので、まるでキセルの様な感じで吸うことが出来ます。煙は水蒸気なので、吐いた後に直ぐ消えます。タールが入っていないのでタバコ臭さもありません。勿論、電気ヒーターでリキッドを蒸発させているのですから、火は必要ありません。リキッドにはニコチンが入っているので、これを薄める事で自分好みのニコチン濃度にすることも可能です。スカイオートが買ったのはLAの専門店で、綺麗なバーの様な所にズラーっとリキッドを並べて販売していたそうです。こんなに凄い世界的に流行っている物がなんで日本に入って来ないのか疑問に思いさらに調べると、このニコチン入りリキッドが問題だという事が解りました。
日本ではニコチン入りのリッキドは薬事法で販売や譲渡が禁止されています。そのリキッドを吸引する器具も同時に制限されますので、今まで余り目にする事がなかったようです。スカイオートみたいに海外に良く行く人はいいのですけど、全く行かない人はどうすればいいのかと言うと、ネットで検索すると普通に沢山出てきますが、殆ど在庫しておらず、注文すると、海外から送られてくるので形態としては個人輸入という事になります。特に使用、携帯は違法ではありませんので個人輸入して使うことは全く問題がありません。日本で海外製の市販薬(違法成分がない物)を使うのと同じ事になります。当然、これだけのメリットがあるなら大量輸入してと考えますけど、一回の輸入量は一ヶ月分の自己使用量までで、器具に関しても正当な裏付けがある量に制限されます。
早速、当方もゲットして構造解析。当方がゲットしたのはスカイオートと同じ物で、最初海外を含めて探しましたがありませんでした。それはスカイオートが専門店で評判の良いパーツをチョイスしてもらって組んだからでした。構成は、バッテリーがeGo製の電圧調整付で、カトマイザーというタンクと気化部分が一体になった部品はkangetechの最新モデルが使われています。このセットで使っているバッテリーは好評で、色々なカトマイザーメーカーはこのeGoのバッテリーと互換性を持たせて、設計していますので、eGo-c twistのバッテリーを抑えて置けば助長性を持たすことが出来ます。
使い心地は予想通り良好です。ボタンを押している間だけ通電しますので、安全性はタバコの比じゃありません。煙の量とニコチン濃度は比例しますので、印加する電圧で調整できます。この調整がうまくいくと、吸った感じは今までの電子タバコは玩具だったと思うぐらい本物に近く、このまま本物のタバコを吸わなくなるのは時間の問題だと感じました。実際、本物の本数はどんどん少なくなり、今の所、3本/日で済んでいます。今までは毎日1箱ぐらい吸っていましたので、消費量は1/7で済んでいます。
第一段階としては、本物を吸わなくなったあとにニコチン濃度を減らして見ます。第二弾はニコチンゼロにして、第三段階ではそ全てのタバコを辞める計画です。一体どれぐらいの日数が掛かるか解りませんけど、無理をするとストレスが溜まるので気長にやろうと思っています。因みに当方が始めたところ周りがワサワサしだして、現在5人が電子タバコを採用しています。因みに、リキッドの価格ですがひと瓶30mlで1500円です。当方の消費量は、0.5ml/日なので、60日分。カストマイザーは一応消耗品らしいのですけどかなり寿命は長いみたいです。これの部品代が一個120円なので1ヶ月事にこれを交換したとしても、ランニングコストは1000円程度です。今まで年間170000円使ってたタバコ代が12000円になますので、お小遣いが増えたのと同じ事になります。

2013.12.10.    石飛 毅氏

次女がドイツで出産するため、妻が一ヶ月程渡欧します。
妻が不在でも、長女と翼がいれば何とかなると思っていましたが、長女も年末から年始にドイツに行くし、翼は先日他界した当方の親友が、存命中に白馬でやっていた白馬(八方)スキー場の出店計画を引き継ぐ形で、白馬に篭ることになりましたので、年末年始は完全に一人になってしまいました。独り暮らしなんてした事がないので物凄く不安なんですけど、妻が先々週仙台で行われた全国ママさんバレーボール冬季大会に東京都代表として参加したので、4日ほど独身生活の練習が出来ました。まだ、長女がいましたので完全独身ではありませんでしたがいい経験になりました。
当方の不得意なのは料理ですが、これは栄養のバランスを考えてカット野菜とかサトウのご飯とかがあるのでどうにかなりますし、大人ですから外食で解決できますが、一番困るのは、犬達です。朝晩の散歩と食事は欠かせません。試しにガレージに連れて行きましたけど、初日は最悪で一匹は震えが止まらないし、もう一匹は全く寝ないで興奮状態でガレージをウロウロ。助っ人に来て貰いましたので、キャンピングカーに一緒に寝てもらい、鈴木くんのHUMMERの作業は徹夜で終わらせました。翌日は環境に慣れたみたいで2匹ともおとなしかったのですけど、翌日2匹とも体調不良だったみたです。従って、今年の年末年始は家でおとなしくテレビになりそうですが、天気によっては犬の目を盗んでガレージに行けたらと企んでいます。
因みに、妻が参加したバレーボール大会は47都道府県代表が予選を行い、決勝は4ブロックに分かれて、それぞれのブロックで優勝が決まっておしまいなのでで、4チームは優勝になります。妻のチームはその中のブロックで優勝できたので、ご機嫌で帰ってきましたけど、当方はぐったりでした。

 2013年11月