2014年7月  HUMMER ESSAY 2014年8月      

2014.8.27.    石飛 毅氏

今週も2作品、夏休みの自由研究のお手伝いをしました。
最初はペットボトルロケットの作成なんですけど、殆ど完成してて後は飛ばすだけの状態だったので、もう一機違うタイプを作成して、それを広場に持っていって飛ばして来ました。所が、ペットボトルロケットは水と圧縮空気を充填させて飛ばすため、発射台がないと手で持って飛ばすので、発射の度に体中がビショビショになってしまい、真夏の日差しの下ではいいのですけど、これからの季節には耐えられなくなるので、発射台を作成することにしました。発射台の構想は出来ていたので、ガレージの端材を使って作成のお手伝い。小学生らしい出来上がりで完成しました。
もう1個は『郷土の絵』と言う題材です。とりあえず郷土である狭山で有名なのは、狭山茶なんですけど、これを絵にするのは中々難しいので、入間川と、自衛隊の飛行場があるので、これを題材にして描くことにしました。所が下書きを始めてみると、対象物が川と飛行機ですから上下の差が大きくて画用紙に上手くレイアウト出来ません。また、特に河川敷に立つと川が見えないので描く事が出来ません。本来なら、土手の上からスケッチするのがベストですが、入間川には土手がないので、ラジコンヘリを飛ばして良いアングルの写真を撮ってそれを見ながら描きました。
是枝さんのHUMMERのエアコンはガスがスローリークしてて、大体3ヶ月程で冷えなくなります。そこで、前回、蛍光剤を入れて置きました。最近になってまた冷えなくなったと言うので、漏れ箇所を特定したところ、高圧側のバルブから洩れている様な雰囲気だと言うので、バルブのムシを外してみたところ、低圧と高圧のバルブは異なってて、低圧の方は以前に修復した様です。ムシのゴム部分には特に欠損とかはありませんが、長年使っていますので、交換して暫く様子を見ることにしました。

2014.8.17.    石飛 毅氏

夏休みも無事終ろうとしています。
一成さんが八ヶ岳でライブをやった帰りに来ガレージ。一成さんはHUMMERをとても大切にしてて、結構細かい事を気にしています。そのお陰で22年(10万キロ)の間、元気に維持出来ています。今回も細かい部分で気になるところがあるのでガレージに来たみたいです。先ずは、少し前からCTISのデフレートスイッチを操作したら、それ以来、バルブからほんの少しですけどエアが漏り始めたそうです。一成さんのHUMMERは既に22年も乗っていますので、ソレノイドバルブの弁座が変形しててもおかしくないので、分解して見た所、弁座のゴムに当り面に受け側の跡が付いていました。
高年式の場合は、このゴムを反転させて延命できますけど、この年式の場合はゴムの交換が出来ませんので、バルブアッセイで交換になります。CTISの配管を外せば運用できますけど、一成さんのタイヤのCTISの配管を固定するのが面倒なので、デフレートバルブを取り外してプラグで塞ぎました。エア調整の減圧側の調整が出来ませんけど、大抵、加圧する場合が殆どなので実用上は問題ないでしょう。注文したソレノイドバルブが来たらまた来るそうです。
次にやった作業は、トランスファーの内部にある熱交換器の接続口に使っているゴムホースが膨らんでいるため交換しました。点検すると確かにゴムホースが膨らんでいました。ここの配管が破裂すると、AT内のATFが噴出しますので、結構重要なポイントです。ただ、作業がやり辛い部分ですし、残留ATFがタラタラ出てくるので、少し嫌な部分ですけど、帰りに破裂しても困るので交換しました。ホースを外す時に案外簡単に外せたので不思議だったので、外したホースを見るとと純正のホースとは違う物が付いていました。純正とを比べると外径は同じでしたが内径が太くて違うサイズのホースが付いていました。ホースクランプはABAの物が付いていたので、抜けなかったのではないかと思われます。
ブレーキ周りの整備も計画していたみたいで、シリコン系のDOT5のフルードや以前アメリカのディーラーで購入したHDタイプのパッド、ブレーキのOHキットなどを準備していました。ただ、ブレーキの状態は決して悪くなく、よくあるサイドブレーキの固着もありません。ブレーキフルードの減りも気にしていましたが、コレはパッドが磨耗していた分、減っているだけだし、フルードは新車の時のままですけどシリコン系は基本的に交換のインターバルがないので、信じられないぐらい綺麗だったのでブレーキのOHが必要な時には交換が必須なので、このままにしておきました。ただ、一成さんは近い将来、DURAMAXにエンジンコンバージョンする予定らしいので、その時にはブレーキの強化が必要ですから、その時に色々やることにしました。
そんな訳で、ブレーキはパッドの交換だけにしました。一成さんが持っていたパッドはもう10年ぐらい前にハンティントンビーチHUMMERがあった時に買ったそうで、今まで見た事がないタイプでした。生産していたのはhttp://www.porterfield-brakes.com/ で、現在は生産していない模様です。このパッドのお陰で普通だと然程面倒ではないブレーキパッド交換が面倒な事になりました。フロントのパッド交換はキャリパーのピストンはレバーで開けますので、簡単ですが、中々パッドが収りが悪く、装着は出来ますがコレではパッドの動きが悪く不具合がでそうな状態です。恐らく初めての場合はこのまま付けちゃうのでしょうが、明らかに何時も感じが違うので?マークが点灯。そこで、パッドを外して、よく見るとパッドのスライドする溝の加工が悪く面が出ていませんでした。そこで、他のパッドと比較して寸法を測定すると、寸法にもバラツキがあるし、寸法も狭い事が解り、この溝を修正しました。こんな事でもブレーキパッドの面が出ないので、制動不良やパッドの偏磨耗の原因になります。
一通り点検した後に、何気なくパワステのATFを見た所、焦げ臭く量も少なかったので、これもホースを抜いて交換しました。交換したのはもう7-8年前だったようで、最近スエギリをすると、異音が出ていたそうで、交換した所、この異音はなくなりましたけど、負荷が大きくなったためスエギリでベルトが滑る音が発生していました。このHUMMERの年式はサーペンタインベルトではなくVベルトなので冷間時には異音が出やすい様です。

毎日高校野球を見ながら作業していますけど、お昼ご飯は時々給食当番にお願いしています。この給食当番はレンタル孫のお母さんで、昨年と今年も琵琶湖で大久保さんにお世話になっててお礼をしなくてはと話をしてて、当方も義弟が来る予定がキャンセルになったので、都合がいいので、大久保さんの所に『お礼しに行こう』と言う事になり出かけました。実は、当方はHUMMERに乗りたかったので、一石二鳥でした。それと、何時もミーティングの時にしか行けなくて、そのくせまた来ますなんて調子の良い事を言っているのが何時も気になっていたので、PSガレージ経由、御用邸で手土産を買って、大久保さんに届けるというルートを計画しました。ただ、予定ではレンタル孫のお母さんの都合があったので明るい内に帰って来る予定でしたが、出発してHUMMERに異常があったので計画は全体的に遅れで進行しました。
圏央道は樹齢100年の木が中々退いてくれないので、まだ東北道まで繋がっていません。従って狭山ICから乗っても直に一般道に下ろされます。高速は絶好調でしたが、一般道を走り出すとカチャカチャと異音が発生。最初は小さな音でしたが、段々大きくなり始め、東北道に乗る手前のコンビニで点検すると、排気管が抜けていました。原因はフレームからリアタイヤの手前に出てくる部分の溶接が外れたからで、元々点付けしかしていなかったのですが、結構確り付いていたのでそのまま放置していたのが原因でした。仕方がないのでコンビニで応急処理。抜けたパイプは結構キチキチなので差し込むのは諦めて、干渉しないように位置を変えて、ココから先は直管で旅程を継続しました。
PSガレージには大幅にお昼を過ぎていましたが、定番の『牛筋カレー』を平らげ、新入荷の1950年式のマーキュリーを鑑賞。これは次回のミーティングの時にジックリ見てください。中々素晴らしい出来です。奥野さんが、色々配慮して顔を立ててくれたので、レンタル孫のお母さんにPSガレージは大好評でした。
時間が押してたので、一路小川に向かいましたが、流石夏休みだけあって高速は那須から渋滞。止まってしまうような渋滞ではありませんが、トロトロで北関東道に入り伊勢崎で降りた時にはもう暗くなり始めて、大久保さんの所に到着した時にはもう真っ暗でした。大久保さんはご商売をされているので、いない事はないだろうと思って不躾でしたが事前には告げずお伺いしましたが、歓迎して頂けてよかったです。一番驚いたのは大久保さんの所からガレージまで案外近くて距離は30Km程しかありませんでした。空いてたので時間も一時間掛からないで帰れて、レンタル孫のお母さんも次の予定に大幅に遅れる事がなかった模様でした。
ガレージに戻り、早速マフラーの修理を始めました。先ず、マフラーのレイアウトの再考から入りました。ミッションまでは特に問題はありませんが、今まで溶接していた部分の都合で、トランスファーとの隙間が1cm程しかなかったので、コレを増量。マグナフローが水平になる位置を出して、万が一のためにリアタイヤハウス内で全ての荷重を受けて固定する事にしました。ただ、全てを繋げたままでは重過ぎるのでテール部分は全て一度バラバラにしてから、順番に固定しました。ただ、もう夜中なのでブラケットを作るには騒音が出るので、フレーム内だけ固定して翌日にやることにしました。
エンジンとミッションは一体なので、余裕分はトランスファーの受け部分をフレキシブルにして、それ以降は確りリジットにしました。その結果、以前溶接していた部分の差込量はかなり減少したので、溶接は出きるだけ沢山する事にしました。ココでの問題は当方の溶接の腕なのですが、見た目より出きるだけタップリ付ける事を念頭に置いて溶接しました。ハンマーで叩くと打音が甲高い音だったので、これで良しとしました。後は余りにも飛び出したビードをサンダーで落として、ボロ隠しのバンドを付けて終わりにします。

夏休みに人の出入りが多くても、一番出席率がよかったのはレンタル孫かも?。こんなむさ苦しい所の何処が良いのか良く解りませんけど、ガレージに一人で夏休みの宿題をやっています。当方としても何にも気を使わないし、一緒に高校野球も見てくれるし、結構いてくれると楽しいし、子供は年寄りと同じで、時間でご飯を食べるので、当方も規則正しい食生活を送れます。
彼女は、小学校6年生なので、夏休みの宿題には工作がまだあります。昨年は絵だったので色々助言していい絵が書けました。今年は半年ほぼ前に以前3チップの変色LED懐中電灯でペットボトルを底から照らすと綺麗になるのを知って、今年はコレの流れの作品を作りました。材料は親がジョイフルホンダで調達してきましたが、最近のクラフトコーナーには凄い物が売っているんですね。3チップLEDディスプレー照明やシーグラスとか貝殻まで売られてて構想さえ確りしていると、何でも揃います。
シーグラスの接着は樹脂を溶かすホットメルトで行うので、小学生でも簡単に積み上げる事が出来ます。形も元々不揃いなシーグラスなので余りとらわれずに積み上げても『味』になります。レンタル孫も多少集中が切れましたけど、照明をすると3色のガラスなのに透過波長によっては全てが一色に見えたり、二色に見えたり中々の出来に夏休みの宿題というよりも自分で作ったお部屋の照明になると、大満足してくれて、当方がいてくれて幸せなんて可愛い事言われて、懐いてくれるとレンタルだか本物なんだか錯覚して解らなくなってきます。

2014.8.10.    石飛 毅氏

台風はのんびり動いてて、風雨が続いてて困った事になりましたね。
ガレージの方は進路からそれていたので被害は全くありませんでした。夏休みになって、最初の来客は勤務先の元会長、この会長は当方の大学の先生だったので、それが縁で当方は就職したのですけど、メリットよりリスクの方が多くて困った方でした。無二のジャガー好きでEタイプの修理が終らないので、車庫が空いているのでまた一台増車したと写真を見せて自慢していました。昼ご飯を奢ってくれたので、少しボディを磨いてあげました。
先週は狭山の七夕祭りで、以前はガレージの前が渋滞するほどの混雑で、ガレージの前の橋には人で埋め尽くされていましたけど、翌週の川越の花火大会の規模が大きいためか最近は狭山の花火は衰退しています。当方も年に一回は見ようと思って今年は川越の花火を見ることにしていましたけど、花火の始まる2時間前に関越で不調になったHUMMERがあると聞いて、とりあえずガレージまで来てもらう事にしました。
不調の内容は、アクセルを一定にして80km/hで走っていたところアクセルが一定なのにエンジン回転が上がったり下がったりし始めた様です。一応走行は出来たので、ガレージまで来てもらう事にしましたが、ナビが不調らしくたどり着けないので、TECH2をもって近くのコンビニに向かいました。到着した時にはチェックランプも消えててエンジンは安定していましたが、トラブルコードの履歴は残っているので調べた所、4個残っていました。内容的には噴射ポンプの物も含まれていましたが、全てが一度に悪くなる事はないので、一つだけ回転センサーがあったので、コレが原因で噴射ポンプが誤動作したと思われるので、センサーの交換をする事にしました。
回転センサーはエンジンの前側でクランクでエンジン回転をピックアップしています。このセンサーで拾っている回転数はタコメーターの他にEMCのパラメーターにも使われています。センサー自体はボルト一本で固定されているだけなので、脱着は簡単な筈なんですけど固定ボルトを緩めて抜いた所、途中でパワステポンプに当ってしまい抜く事が出来ませんでした。パワステポンプの位置を移動するには、パワステポンプを外すか、ACのコンプレッサーごとブラケットを外すかの方法がありますけど、とりあえずパワステポンプを外そうと思いプリーを抜くSSTを出してプリーを外そうと思い作業を始めましたけど、ファンが邪魔でSSTはボロボロ落とすし、途中でプリーが駄目ならファンを外してコレをやってもいいですけど、時間も掛かるので繋がっている物も多いですけどブラケットを外す事にしました。この時、チャンと確認しなくて後で涙が出ました。。。
ブラケットは全撤去しないで、ある程度緩めて、パワステのバックプレートを外しブラケットを最小限移動して、回転センサーは無事交換。後は元に戻して、ガレージの周りで試乗をしてもらい問題がなかったので修理は完了しました。オーナーからは食事を誘われましたが、帰り道の途中ですし、大体、花火は最後のフィナーレが一番凄いですからそれを見に行く事にしました。ガレージからは花火で明るくなった空と音は聞こえますが花火そのものは見えませんので、河川敷まで出たところシダレ柳がパラパラ落ちるのだけ見れました。
ガレージに戻り、工具を片付けると、、、、ない!SSTのシャフトが。。。。またやってしまいました。つい先日も買ったばかりのスリムライトを下回りに置いたまま忘れて、紛失したばかりで、今回もその話をしながら作業していたのに、、、作業の方は何度も確認をしてやりますけど、終った達成感で、工具は後で片せば良いと思っちゃうんですね。二兎追う者は一兎も得ずの典型的な事になってしまいました。無念です。

2014.8.5.    石飛 毅氏

台風で四国が大変なことになっていますね。
総降水量1000mmって1mですから、四国が土砂崩れてなくなってしまうんじゃないかと心配です。以前だとあまり馴染みのない四国ですけど、最近は徳島にDURAMAX仲間がいますので、ついついニュースを見てしまいます。まだ降りそうなので、どうか、これ以上被害が出ない事を願っています。
当方も先日通勤に使っているekワゴンが、チョッと破損してしまいました。最近のバンパーは樹脂ですから、ドライヤーを当てて後ろから押したら、そこそこ乗ってても恥ずかしくない程度に戻りました。かなり反省モードで、コストコに買い物に行ったら、ドライブレコーダーが激安で販売されていました、こんな事の後なので、何かのお知らせ?かと思い、もしものためにekワゴン用にドライブレコーダーを購入しました。HUMMERの方はもう随分前から取り付けてて、幸いな事に登場する事がありません。今後もドライブレコーダーを付けてて良かったなんていう事にならない様に安全運転を心がけます。ドライブレコダーですけど、マーケットには安いものから高いものまで沢山売られています。以前、誤動作が多いので調べてくれと言われて電波暗室に入れて調べた結果を報告しましたが、粗悪品は高周波も低周波もドバドバノイズが出て、ナビのGPSを拾わなくなったり、地デジの感度を下げたりします。ナビとか、テレビの不具合なら良いのですけど、最近の車は電子機器を沢山搭載していますので、これらが暴走したら面倒な事になりますので、機種選択は慎重に行うことが必要です。
今回購入する時点でもこの事は気になりましたが、メーカーはカーセキュリティで実績のあるユピテルで、その場でネットで調べたところ、ノイズの影響がないと言う口コミがありましたので、あまり悩まずに購入しました。メーカー名の所在が解らないドラゴン製と異なり、ユピテルですから、もし何かあったら信用問題になりますので、ちゃんとEMC試験や実装テストをやっているはずです。ノイズに対してCEマークは信用出来ますけど、これは自己宣言なので、その自己がハッキリ解らない製品にCEマークが付いてても仕方がありません。
購入したモデルは、DRY-FH51と言う2.5インチのフルカラー液晶モニターと、GPSが付いているモデルです。モニターは取り付けの時に撮影する範囲を確認できるし、操作モードもLEDの点滅とは異なり沢山の情報を表示できます。GPSは位置情報の他に速度の計測にも使用してます。撮影角度は107度の広角で画素数はQVGAから200万画素HDまで選ぶ事が出来ます。保存用のSDカードも4Gしかありませんけど、ちゃんと付属されていますので直ぐに使えます。以前は数万が相場でしたが、スペックは相当上がっているのに購入価格は破格の8750円とお財布に優しい価格です。撮影画像を見るソフトも添付されてて、ネットに繋いだPCで見ると走行軌跡や走行速度が解ります。業務用の物はもっと高品位の物がありますでしょうが、費用対効果を考えると個人使用には十分です。

 2014年7月