2015年3月  HUMMER ESSAY 2015年4月      

2015.4.13.    石飛 毅氏

今週末はミーティングですね。
当方は先週は山形に出張した序に大井先生の所によらさせて頂き、とても良い物を見せていただき、そして、美味しい物も頂きました。大井先生は当方の知っている限りでは、ワーゲンベースのバギー、CJ-7、コルベット、HUMMER、レガシーGT、MINI、ステージア、レジェンドですが、今回、新たにGTRをゲットされました。松原さんが以前乗っていた時に運転させて頂きましたが、強烈なパワーでしたが、決して乗りづらくはなくて、渋滞でも問題は全くありませんでした。何よりも体の大きな当方にとって室内が広いのはとても都合が良くて、価格以外は、とても良い印象でした。今回、大井先生はGTRでミーティングに来られるそうなので、とても楽しみにしています。
山形からガレージに直接帰って来て、是枝さんの改造計画第二段のリアバンパーにステッププレートの施工を行いました。毎週、息子さんが一緒に来て宿題をガレージでやっています。今週は、レア物であるHUMMER鉛筆を進呈したので、当方のHUMMERの絵を描いてくれました。先週書きましたが、ORAのパーツはどちらかと言うと高速でオフロードを走る目的のパーツなので、リアのバンパーは機能優先であるため、日々の運用には少し配慮が足りません。大きく張り出したリアバンパーは荷台の荷物を取るために乗ろうとしてもパイプだけなので、足元を気にしなくてはなりません。特に雨の日は滑りますので、輪をかけて危険になります。そこで、バンパーの上に安心して乗れるようにバンパーのステップ化の検討をしていました。
1番良いのは軽量なエキスパンドメタルですが、当方が行う溶接はまだ人に見せられる様な代物ではありませんので、アルミの縞鋼板(チェッカープレート)を張り、溶接部分を隠す事にしました。今までこの材料を買った事がなかったのですけど、今回使う板厚3mmの材料費は約15000円程なので、比較的高額です。時間短縮のため、型取りは自分でやってきてもらいました。本当はセンター部分はウインチを乗せるため、パイプがないので、乗る頻度が高いので、曲げ加工を行い強度を増したいところですが、自由に使える機械にベンダーがないのと、縞鋼板はヤゲンを痛めると聞いた事があるので、業者さんにお願いして迷惑を掛けるのは心外なので断念しました。作業が終わった今になって考えると、パイプのない部分にLアングルを通せば問題なかったと、反省しています。この部分はその内やり直しします。
この日は愚息の誕生会があり、ガレージを早仕舞いしましたので、塗装まで終わりませんでしたが、帰宅後、ご自身で塗装をしたそうなので、取り合えず完成した筈です。

2015.4.8.    松原義明氏

皆さん、ご無沙汰しております!
ミーティング宿泊&宴会幹事の松原です。
いよいよ来週末、ミーティングですね。毎度おなじみの宿泊、土曜日夕食のエントリーを行いたいと思います。

参加者氏名
同行者氏名(お子様は年齢を)

18日土曜 夕食食べるよ!
18日 貸し別荘泊まるよ!
と!
york-h1@zf6.so-net.ne.jp

までお知らせください。
なお締め切りは4/12(日)一杯とさせて頂きます。13(月)には集計を始めますのでよろしくお願い致します。

土曜の夕食は17:30辺りから始めます。
なお日曜の朝食はPSガレージのオープンを早めますので、通常メニューで対応させて頂きます。

夕食を食べず、貸し別荘にも宿泊されない方は、とくにご連絡頂かなくても結構です。

なお貸し別荘ビンゴ大会は、例年どおり行われますので、参加者は、お一人1品以上の景品をお持ちよりください。

では!

2015.4.2.    石飛 毅氏

週末に一成さんが仕事の序にHUMMERで来ガレージ。
一成さんのHUMMERに使っているバッテリーはオプチマのイエローットップです。ロット番号を見ると2005年の175日なので、もう直ぐ10回目の誕生日を迎えます。一成さんの話では、使用上の問題はないけど、もう10年使っているのでソロソロ交換を考えているのでバッテリーの健康状態を知りたいとの事でした。
そこで、CCAと暗電流の測定を行って端子を外して単独で測定した所、Aバッテリーは977CCAで90%以上で、Bは689CCA70%程度の好成績。連結状態で1553CCAですから交換するには勿体ないです。一成さんはチョッと前までは車庫保管ではありませんでしたが、最近は充電器2個を使って時々メンテナンス充電を行っているそうです。その時、AよりもBの方がFULL充電になるまでの時間が長いと言っていました。性能劣化は内部抵抗の上昇ですから、抵抗値が大きいと、電流が流れにくくて結果的に充電時間が長くなりますので、一成さんが夢を見ている訳ではありません。劣化のバランスが違うのはココまで年数が経っていると環境温度の違いとかケーブル長さとか等の微妙な違いの積み重ねによるものも考えられます。試しにバッテリーの位置をローテーションしたら何か解るかも知れません。性能的にバランスが悪いのですけど、片側だけ交換する分けにはいきませんので、早急に交換せず、もう一年様子を見ながら使ってみようと言うことになりました。聞いた話ですけど、オプチマを17年使っているという人がいるそうなので、その記録を目指すのも面白いかも。因みに、一成さんは一度もバッテリー上がりをさせたことがないそうです。因みに暗電流は56mAとやや少なめなので、1.3A/日程度の放電なので、月1に乗れば済む量です。
この後、オイル交換を行いましたが、一成さんの『自由帳』に記録している情報によると、前回交換から1年5ヶ月、走行3000マイルでした。走行距離が短いので距離よりも時間で交換。
一成さんのHUMMERは92年式ですから23年目になりますけど、エンジンルームも下回りも本当に綺麗にしています。余程暇なのか潔癖症なのかメンテナンスしてても気持ちがいいです。是非このまま維持して欲しいですね。

是枝さんのHUMMERは、松原さんが所有していた時にカリスマ的HUMMERパーツブランドであるORA(オフロードアメリカ)のパーツを装着しました。
AM GeneralがHUMMERブランドを売却した時にキッパリ廃業してしまい、現在では入手困難で当方のようなマニアにはお宝です。ORAのパーツは社名の通りHUMMERをオフロードで使うためのパーツであり、規模こそ異なりますが現在のラバーダック4X4のコンセプトに近い物があります。
ORAのフロントガードは前のめりになった時、前転しないように斜めに突き出してスキッド製を持たせています。更にウインチを内蔵させるため、HUMMERを牽引しても問題のない強度が保たれています。そのため、下端はそのままアンダーガードと一体化していますのでガードが下がっています。さらに、必要最低限のボディリフトもしていますので、正面から見ると下あごが出ているみたいな感じになります。タイヤのサイズアップをすれば多少上がりますし、塗色も黒であればさほど目立たないので気にはなりません。所が、是枝さんのHUMMERは一体感を持たせるために赤くペインされているのですが、かえって目立ってしまい軽快感が落ちています。そこで、以前からガードを上に上げたいとの要望がありましたけど、構造上フレームに当ってしまいますし、良く出来ているカッコいいガード自体を加工してしまうのは惜しいので、ペンディングにしていました。しかし、逢う度に『上げたい上げたい、上げれないなら取りたい』と念仏を唱えるので、真剣に考える事にしました。
手っ取り早いのは外してしまう事なんですけど、ロールバーやリアバンパーとのバランスがありますので、折角まとまっているのに乱れてしまいます。万が一外しても、フロントのバンパー(穴の開いたちっこい奴)やブラケットを購入しなくてはならないので費用が掛かります。黒くペイントも考えましたけどロールバーやリアバンパーも塗装しなくてはならなし、黒くしたら折角のカッコよさがなくなってしまいます。検討の結果、フレームに干渉する高さまで上げて、固定してるボルト穴を開け直す案が出ました。ただ、それだと2cmが限界で余り効果がありませんし、ブッシュガードを固定している穴の明け直しや、下端のサスペンションと共締めしている部分が固定できなくなります。そこで、ブッシュガードを固定している1番太いボルトが縦二本で固定してあるので、このピッチ分(約5cm)上げるならばブッシュバーの穴あけが不要で、下端には鉄板を溶接すれば固定も出来ます。ただしフレームとブラケットが大幅に当ってしまいます。
救われるのは、当るブラケットとフレーム部分は先端なので大きな荷重が掛からないので、この際、カッコ優先でカットしてしまう事にしました。ただしボルトの掛かっている部分はカットしないし、Uフックも使わないので強度的に落ちる事はありません。不要と思われる部分をサンダーでカットしては、仮止めをして、またカットしては仮止めという作業を繰り返してOKを出した後に形を整えました。カットしたままですとブッシュバーの固定ボルトの数が4本少なくなるので。目立つ前から固定しているボルトのために、5mmの鉄板を継ぎ足しました。ガードの下端も5mmの鉄板を溶接して固定。当方の下手糞溶接でも、強度的には問題はないと思います。
ボンネットとの干渉もギリギリセーフで満足な出来にはなりましたけど、ヘラーのHIDフォグが当るので外しましたが、車体と一体化したので、補助灯なしのこのままがカッコいいと思います。
翌日は、高価なへラーのHIDフォグランプのリフレッシュを行いました。この10年以上前に発売された HELLA RALLY 4000 XENON ID DRIVING LIGHTはHIDがまだ世の中に浸透していない時からあるランプです。バルブは汎用規格品である2DSのですからバーナー交換も可能です。HIDの価格破壊が進んでいますけど、まだ現役で当時と同じ価格で販売されています。レンズも大きく、ダイキャストのボディは堅牢で防水性も高く、これを超えるHIDは見たことがありません。ランプと言えばCIBEですが、CIBIEはHIDに対して批判的で製品化をモタモタしているうちに時代はLEDになってしまいました。現物はもう10年以上使っていますので、塗装はチョーキングで白っちゃけていますので、分解して再塗装です。是枝さんにはリアバンパーにステッププレートを付ける。ロールバーの曲線部分をストレートにしたいそうです。それって結構難易度が高いんですよねー

 2015年3月