2015年6月  HUMMER ESSAY 2015年7月      

2015.7.29.    石飛 毅氏

関西ミーティングは無事開催されました。
会場は今年で3回目の琵琶湖湖畔にある宝船ファミリーキャンプ場です。ココは砂浜に防風林があり日陰があるので過ごしやすく、湖水浴も出来るので、とても過ごしやすい場所です。トイレも選べば、ウォシュレットを完備。お風呂はキャンプ場を管理している所と少し歩くとホテルがあるので、それぞれの事情に合わせて選択できます。
関西ミーティングは、藤本、片岡、福井の3名が企画、準備をしてくれてて、当日はその家族やお仲間が運営してくれます。特に飲食も用意してくれるので、キャンプなのに全く食材を持たずに参加できて、料理の出来ない当方には何よりのおもてなしです。毎回ワイルドな肉を調達してきますが、今回も骨付き肉の他に10kgの塊も用意されてビックリしました。
家族連れではない参加者は中々湖で泳ぐ事はないためか、モデルガンで射撃をしている人が沢山いました。恐らく次回は大会を開催する可能性が大きいですね。関西ミーティングは那須までは中々足を伸ばせない方々も参加出来るので、余りお目にかかれない方も多いのですが、日程的にお祭りと重なってか少し参加人数が少なかったので、来年は8月の第一週を予約したそうです。決して敷居の高くはありませんので、お近くの方も遠方の方もご参加下さい。

当方のHUMMERは直前までラジエーター交換とエアコン室内機改造作業をして、殆ど試走しないでの参加だったのですが、無事帰って来れました。今回もレンタル孫が付いて来たのと、関西ミーティングでしか使い道しかないのでキャンピングトレーラーを牽引しての参加です。高速道路はトレーラーを引いた場合では制限速度は100km/hだと思ってたら80km/hだったのを知ってしまい反省。それなら、大型トラックと同じペースで走れば良いし、出来るだけアップダウンが少ない東名周りで行く事にしました。距離は30km程遠回りですけど、PAの豪華さとか走りやすさで圏央道→東名→名阪→北陸道のコースにしました。当たり前ですけど1回も下りないで料金は同額です。
仕事が終わった後、ガレージに向かい、先ずは給油。ここで、問題発生。口元まで入れたら、タンクから燃料がドバドバ漏れ出して慌ててスタンドから出たら、給油キャップをするのを忘れて数リッター大地に戻してしまいました。ある程度減ると洩れないので多分配管の何処からか洩れているらしい。7時には出発して足柄SAに到着は21時。レストランが閉まりだしたので慌てて食事を取って出発。この後、結局、養老SAまで連続運転。HUMMERはアルミから真鍮ラジエーターに交換したけど水温は190Fで一定。フロントデフは69℃、リアデフは73℃、トランスファーは67℃、トランスミッションは62℃で安定していました。エアコンも寒いぐらい効くので満足。養老SAには一成さんが仮眠していましたけど、寒くて寝れないと言ってました。年寄は温度センサーが壊れているのかも?暫くするとスカイオートと八嶋さんが到着して、そのままココで宿泊。朝は8時ごろ目を覚まして、琵琶湖に向けて出発。燃料は3/4以上残っていたのでそのまま給油なしで行きました。
琵琶湖に到着すると既に結構な数のHUMMERが到着してて、先ずはキャンピングカーの設置。ふと、横を見ると福井さんもキャンピングトレーラーを持ってきていました。福井さんのは当方のよりも古いですけど、ハーマンの奴で形状は卵型。中々格好が良いです。卵型は雨漏りと空力的に有利ですが、福井さんのは走行中は車高を低くして設置時には屋根がチルトアップするタイプなので、この部分から雨漏りするそうです。でも、形が可愛いのでレストアをお勧めしました。
設置が終わって先ずは『たこ焼き』そして『焼きそば』で腹ごしらえ。取りあえず無事に琵琶湖に辿りついたのでHUMMERの修理は完了という事にしました。今回、日中は『アメ車マガジン』の取材があり、HUMMERを並べたり個別に写真を撮ったりしてマッタリ過ごしました。今回は翼が先輩と来たのでレンタル孫は奴らに任せて、当方はゆっくりしました。
晩御飯は、実に豪快なBBQで、少し焦げ気味の肉は美味しかったです。鮎の串焼きは、長い人生ですけど多分数回しか食べた事がないので、最初塩をタップリ付けたまま食べたので、塩辛くて参りましたが途中で塩を落として食べたら美味しかったです。
晩御飯の後は恒例のビンゴ大会。今回も何も不正もなく一巡目が終わったあと吉岡さんがやっと到着。ウインドウレギュレーターの交換をしてから急いで来て、そのまま、ビンゴに突入。この後、吉岡さんに悲劇がやって来ました。二巡目は少し景品が足らなかったのですが、殆どの方に景品は行き渡り無事ビンゴ大会は終了。その後トリガーソウルの純さんがお誕生日という事でケーキでお祝いした後、当方は片岡さんが『しこたま』用意した花火を持って、子供達を引き連れて花火をしました。途中でメイン会場が騒がしかったのですが、花火を続けていましたけど、余りにも花火が大量なので、火種の炭を取りに行ったら、全員物凄い血相をして大騒ぎ!聞く所によると、後から来た吉岡さんはビンゴの景品を忘れたけど『スダチ』を景品で当てたそうで、酔っ払った藤本さんが『何かだせ!』『腕にしているパネライを出せ』と騒いだところ、『パネライは無理だけどその代わりコレを』と言ってアイホンユザーが欲しいけど高くて買えない『Apple Watch』を差し出してじゃんけん大会を行ったそうです。所が当選した小出さんが盛り上げるためにか『使い方分からなので辞退するからもう1回じゃんけん大会やろう!』と提案した瞬間に当方が火種を取りに来たので更に大騒ぎ。
今まで、じゃんけん大会に勝った事なんかないので、目一杯盛り上げようと当方も先頭で大騒ぎの結果。。。”当った”うれしい。。。。”欲しかったけど買う勇気がなかったので”うれしかった”。その後のことはよく覚えていませんが、なんか一成さんのコンサートを聴いた気がします。因みに、帰宅した時には先に帰ってた翼が家族に報告していたので、よく取ったと喜んでくれたのですけど、愚妻は頂いた、お米、お豆、卵を見たときのほうが両手を挙げてたので、そっちの方が嬉しそうでした。
二日目は、取材の続きをしながら、またマッタリお昼の焼きそばを食べてから会場の片付けをして、帰り支度を行い、3時には出発しました。琵琶湖は地図で見て左側の下のほうが混むと聞いていたので、空いている時計回りで帰りました。高速に乗る前に給油した所、燃費は6.1km/Lと高燃費でした。高速400k、一般道120k位なので、高燃費だと思います。どうも、当方は最近物忘れが激しくて、ここでも給油口まで給油してしまい、また、お漏らしをしてしまいました。前日と2回の給油で5Lは大地に戻していますから、本当は6.4km/L位走っているかもしれません。
帰りは、スカイオートと八嶋さんの3台と浜名湖で小出さんと待ち合わせて『鰻』を食べました。浜名湖といえば確かに鰻は定番ですけど高い。ガレージの近所の『大穀の特上』よりも1500円高くて味は大黒のほうが上。もう二度と食うかと思うんですけど、また食べちゃいました。来年は絶対食わない積もり。。。
途中で土産を買ったり休憩しながらゆっくり帰ったので到着は深夜の12時。540キロを9時間掛けて帰ってきました。余りにも疲れたのでトレーラーは繋げたまま死んだように寝て、翌日は休暇を取っていたのでトレーラーとHUMMERの洗車、洗濯、片付けが出来たので来週末から通常モードに戻れます。

2015.7.22.    石飛 毅氏

エアコン必須のシーズンになりましたね。
当方のエアコンは、それ以前にトラぶっていましたけど、今は元気に稼動しています。最近の国産車はエアコンのトラブルは本当に減ったと聞いています。我が家のHONDAは8年、ekワゴンは13年経っていますけど、全く問題なく稼動しています。それに引き換えHUMMERのエアコンは。。。。20年の内、もう何回修理したか分からなくなっています。今回のトラブルは室内機の組み立て不良というか組み立て時のボルト不良で、洩れ箇所が発見し辛い所だったので、今回の修理で暫くは問題ないでしょう。
今週末は是枝さんのHUMMERが3月前にエアコンガスを充填して、暫く問題なかったのですが、急にエアコンが効かなくなったと言うのでやって来ました。効かなくなったと言う事はガス漏れと短絡的に考えて、エアクリーナやシートを外して徹底的に洩れ箇所を探し始めましたが、特にここだと言う箇所は見当たりません。そこで、コンプレッサーが回っていないのには他の原因があるのではないかと思って、レシーバータンクのプレッシャースイッチや室内機のサーモセンサーをチェックしたところ問題ありません。特にプレッシャースイッチが導通していると言う事は、ガスは入っててコンプレッサーは回ると言う事なので、微量、または冷媒の圧力が上がりすぎたための漏れが考えられます。
是枝さんのHUMMERはインタークーラーを取り付けているため、フロントのラジエーター周りのレイアウトはオリジナルと異なります。通常はコンデンサー、オイルクーラー、ラジエーターが綺麗に重なり合って、サイドはスポンジで覆われてファンで吸引された外気はほぼ均等にこれらを通過して冷却をしますが、是枝さんのHUMMERはインタークーラーと大きさが異なり、外気がバイパスされてしまうのでコンデンサーを通過する外気は少なくなります。そこで、改造時に電動ファンを2個取り付けて、冷却不足分を補う以上の冷却を行える対策をしていました。所が、是枝さんが入手したときに片側が動作しておらず、そして今回は残った一個もお亡くなりになっていました。
とりあえず、エアコンのガスを1本入れて見たところ、それなりに冷えて、追加でもう1本入れて高圧がソコソコ上がった所でオーバーチャージを防ぐためにガスチャージを終了して、コンデンサーに水をスプレーした所ギンギンに効くようになったので、ガスの量はこれでOKとしました。そうなるとコンデンサーの冷却をする事が必要になります。逆にコンデンサーの温度が上がりすぎると異常高圧になってまたガス漏れを起こしてしまいますので、当方が以前取り付けていた電動ファンを取り付ける事にしました。
通常、電動ファンと言うと、水温の上昇を抑えるイメージが強いため、電動ファンの動作を水温で管理している事が多いのですが、今回はエアコン用なのでエアコンのクラッチと連動を選択しました。琵琶湖ミーティングの前だったので取りあえず琵琶湖往復対応で簡単な取り付けで終わらそうと思ったら、電動ファン取り付け方法で良くあるタイプのフィンに突き刺して挟んで固定するプラスチックの部品を使おうと思ったら、これの長さが短くて使うことが出来ず、結局ファン取り付け用のブラケットをアルミ板で作ることになってしまいました。どうせやらなくてはいけないのですけど、当方も琵琶湖に向けてキャンピングカーの洗車とか、バッテリー搭載とか準備を色々やらなくてはならないのに全く出来ませんでした。。。
さて、市販の電動ファンですが、HUMMERに使うと良く壊れます。当方がオイルクーラーに使っているファンは数年使っていますが、まだ元気良く回っていますのでラジエーターがむき出しなので、雨と太陽に(UV)に晒されるのでため、屋外保管だと痛みが早くなる気がします。電動ファンに多く使われているのはDCブラシモーターで、劣化の原因は軸受けの固着です。コレをリパックしてあげると動き出しますので、ブラシとかコイルは水没しても案外大丈夫です。軸受けは普通メタルが多く高価な物はベアリングが入っています。メタル軸受けはクリアランスが小さい(ガタが少ない)と発熱量が多く、潤滑に使われているグリスが炭化してロックしてしまいます。ベアリングの場合は回転抵抗が少ないため、発熱は少ないのですけど、水には弱くホコリにも余り強くはありません。この関係からファン設置場所も考慮が必要になります。当方のお勧めは吹き掛け方法です。ラジエーターの下流側に設置すると暖められた空気を吸引するので環境温度が高くなってしまいます。
エアコンの原理はフロンガスを気化したり液化したりで熱移動を行います。フロンガスは同じ圧力では温度が下がると液化します。温度が上がると圧力が上がって気化します。コンプレッサーは気化した状態で圧縮され、コンデンサーで冷やされて液化します。その後、レシーバータンクを通ってエバポレーター手前のエキスパンションバルブでスプレーされて霧化し 潜熱(液体が気体になる時に熱を奪う原理)で冷やされてエバポレーターのフィンが冷やされます。ここにブロアーで空気を送ると空気が冷やされ、結露した水分はドレンとして車内に排出されます。霧化したガスはエバポレーターの中で温度が上がると気体になってコンプレッサーで再び加圧されてコンデンサーで冷やされて液化します。
気温が高い時にエアコンが効かない原因は、コンデンサーで十分冷やされず液化出来ず、エキスパンションバルブで満足な霧化が出来なかったり。ガスが足らずに液化出来ないと状態です。この場合は管路内の圧力が上がらないので、レシーバータンクのプレッシャースイッチがOFFになり、コンプレッサーを保護します。コンデンサーの役割はコンプレッサーで加圧されて高温になったガスを冷やすのですが、コンプレッサーから出てきたガスは60度以上になります。外気温が低い時は温度差が大きいのでコンデンサーを通ると直ぐに霧状から液化へ変化します。所が気温が高くなるとコンデンサー自体の温度が上がってしまい温度差が少なくなると十分液化出来なくなり、エキスパンションバルブで満足な霧化が出来なくなります。停車中と走行中でエアコンの効きが違う事や、涼しくなった夜の方が良く冷えるのでこの現象は体感できます。液化が十分出来るという事は圧力の異常上昇抑制にも効果的なので、電動ファンを取り付けることはとても良い事だと思います。
ガスは94年以降のHUMMERには134aを使います。R12の時代は適切なガスの量を見るにはサイトガラスの泡の状態を見ると分かるそうですが、134aの場合はこれが通用しないそうです。あくまでも、ガスの量は規定重量方式で、HUMMERのリアエアコン付きの場合は最新バージョンでは1000kgが指定されています。元々HUMMERは室内の広さに比較してエバポレーターの大きさが小さくて効きが悪いので過充填をしてしまう事が多々あります。そうすると、コンプレッサーがロックしてしまうので、要注意です。
お勧めの改造。電動ファンの追加の他に、プレッシャースイッチがもしLoの時OFFする物でしたら、Hiでも切れる物と交換すると異常圧力発生時にコンプレッサーを保護してくれます。
エアインテークを取り付けているフランジは、コルクのガスケットを挟んで取り付けられています。今回、エアクリーナーを外す時にこれを外したら、ガスケットが三角に変形していました。このガスケットがいるのか要らないのかと言われたら、要ります。この下は外気導入が大きく口を開けているので、雨水がエアコンの室内機に侵入してしまいます。また、以前、このフランジに付いているゴムのエルボウが外れてて雨水がココから進入して、エアクリーナーを通ってエンジンの中まで進入してしまい、エンジンブロックに水が満タンになった事もありました。簡単に作れますから劣化してたら交換しましょう。

2015.7.21.    石飛 毅氏

ガレージのボール盤は、以前子会社が移転する時に、上司が貰ったけど置く場所がないため当方のガレージで使うことになりました。
ところが廃棄品だけあって、軸受けからゴロゴロ音が出てるし、最近では軸が振れ始めソロソロ寿命の様な気がしてた所、先日、再び廃棄品がでたので頂きました。このボール盤は見た目はボロですが、生産用ではなかったので機構部は確りしています。推定年齢は30歳以上ですが、以前使っていたボール盤は60年以上使っていたので、マダマダ若者です。しかし、見栄えが余りにも悪いのと構造を知りたいのでレストアをしました。
ボール盤は通常は倉庫の方に置いてありますが、穴をあける度に倉庫まで移動しなくてはならないので、電ドルを多用していましたが、今回は移動できる架台を作成しましたので、電源さえあれば何処でも穴あけ加工が可能です。架台の作成には、当方は溶接が下手糞なので、一から作る事はしないで、またまた何かに使えると思って保管していた廃棄品を流用し、溶接箇所は最小で作成しましたが、とても満足できる仕上がりでした。

2015.7.9.    石飛 毅氏

関西ミーティングに間に合わせるためにHUMMERの修理をせっせとやっております。(関西ミーティングの詳細はこのページの下のほうにあります)
金曜日の夜にスカイオートにラジエーターが到着したので引き取りに行ってきました。従来アルミのラジエーターを使っていましたが、金属疲労か溶接不良か不明ですが1回修理しています。スカイオートの話では修理しても直ぐに他の所から漏れると言うので、品質が悪いのかも知れません。そこで、今回は、先日、片岡さんが交換したノーマルのラジエーターをリビルトして、その序に改造しました。改造箇所はインタークーラーを取り付けるためのブラケットの追加です。
通常のHUMMERは一番下にラジエーター、その上にオイルクーラーとATクーラーが一体になったもの、そしてエアコンのコンデンサーが乗りますので、3層になります。DURAMAXにコンバージョンした場合は、これにインタークーラーが追加され、更にラジエーターも厚いアルミ製の物と交換されますので、エンジンの高さが高くなるだけではなく、この冷却ユニットの嵩が上がった分をボンネットに収めるためにも、コンバージョンにはボディリフトが必須です。
アルミラジエーターはノーマルと同じ接続口なのでボルトオンで交換できます。ただ、厚さが違うためインタークーラーの配管に不都合が出ました。そこでシリコンパイプを長い物にして、アルミパイプにジョイント部分を一箇所増やして多少配管に余裕を持たせ、少しフラフラするパイプをブラケットで固定しました。従来の片側長めのエルボウは角度が固定だったので、シリコンパイプが変形していましたが、今回の改造で無理のないレイアウトになり見た目が綺麗になって大満足。
一旦はそのまま使おうと思いましたが、少し不安があったので、ヒーターコアも交換する事にしました。スカイオートがヒーターコアと一緒に緩衝材のスポンジも送ってくれたので、これでラッピングしてユニットに装着します。ヒーターコアの交換は、ココの所、舐め回すように触っているので、あっという間に完了しました。土日に是枝さんが手伝いに来てくれたので、室内機の装着も一人でやっている時より全然スムーズに完了しました。
自信はありますけど、やはり水漏れ、ガス漏れはやってみないと分かりません。クーラントはちゃんと回収したので再利用です。抜いた量は20L強ですが、3-4Lを残した所で満タン。恐らくフロントとリアのヒーターコアまでクーラントが回っていないためですが、真鍮はアルミよりも少し容量が少ない気がします。配管が全て接続した後に、エアコン配管内の真空引を行い数時間放置。クーラントを充填した後にラジエーターをキャップテスターで15psiまで加圧し、これも数時間放置。ドキドキしながらゲージを確認すると針はピクリとも動いていないので洩れがちゃんと止まっていましたので、エアコン、ラジエーター修理は完了。
ココからは、中断していた配線のトリミング作業を再開しました。室内機の前にはエアコンの配線とバキュームホース、ドアロック、パワーウインドウの配線が固定されずに横たわっています。特にリレーが宙ぶらりんななのは余りにも酷いので、リレーはネジ止め、配線は室内機にアルミのアングルを作成して固定しました。そして、全ての配線にはタグを付けました。このタグも先端だけではなく配線の途中にも貼り付けて、少し辿れば何の配線か分かるようにしました。

2015.7.2.    石飛 毅氏

アルミのラジエーターを使うことを断念しました。
ラジエーターの修理屋さんの話だと、修理しても他の所にクラックが入ってしまい、このままでは無限ループになってしまうので、オリジナルの真鍮ラジエーターにインタークーラーのブラケットを付けてもらう事にしました。チョッと負けた気がしますけど、元々アルミラジエーターには拘っていませんので問題ないです。ブラケットの寸法出しをするためにインタークーラーも預けました。
ラジエーターが出来上がるまでにエアコンの室内機の修理を始めました。スカイオートの話では、古いHUMMER用に準備されたレトロフィットキットの供給は終わってしまったようです。まだ部品単体では出るので差し当って問題ないので、思い切って室内機を新品にしようかと思って価格を聞くと、値上げと円安で以前の価格を知っている当方としてはとても手が出せない価格なので全体修理を決意しました。
今度こそ問題が発生しないように、圧テストをした所、問題はなかったのですけど、1部ハンダが取れている部分もあったのでヒーターコアは修理する事にしました。この他に交換した部品は配管のガスケットとエキパン固定のブラケットです。このブラケットはアルミ製でガスケットの当る部分に虫食いがあったので、新品と交換する事にしました。1番面倒なのは室内機のケースです。所々クラックが入っている部分もありますし、ドレンの3個の接続口は全て折れてグルーで補修暦があります。
グルーガンでの補修は溶着ではありませんので、強度的には期待できないので、今回はステンレス線で縫製?して強度を上げました。大きく穴が開いてしまった部分は、アルミの板でツギハギを行い、多少動きがあっても大丈夫なブチルゴムでシールしてビス止めで対応しました。オリジナルやグルーで固定した時よりも強度はアップしています。また、ドレン口を繋いでいるホースも負荷が掛かるので、必要に応じて柔らかいチューブと交換しました。
室内機のフラップはダイヤフラムとサーボモーターで駆動され、結露防止とダクトの密閉のためスポンジが貼られています。このスポンジは熱に弱いのか?場所によってチョッと触るだけでボロボロ落ちるので、コレも交換しました。環境が良くて健全なフラップに貼られたスポンジを指先で押すと一旦凹んで時間が経つと戻る低反発スポンジだったので、スーパービバホームで調達。ただし、裏面に粘着テープが貼られている300mmX300mmX5mmの物で1500円弱と思いの他高価でした。低反発の隙間テープも同時に購入しましたが、これも想定調達価格を上回っていました。
フラップの両面張られてて一枚物で貼るのは高度な技術か運が良くないと綺麗に貼れないので、二分割にして貼ると綺麗に仕上がりました。この他にも結露防止のスポンジを適当にカットして貼り付けました。外気導入口は、直接雨が降り込んでくることはありませんが、洗車のときに水が入りそうなので、表面がラミネートされているスポンジをカットして張りました。室内機と運転席ダクト、デフロスターダクトの接続口は厚めの低反発スポンジを貼り付けます。低反発スポンジは精度の悪い勘合、面に馴染む上に体積も少ないため素材としては好都合です。この後、ラジエーターとヒーターコアの修理が上がってきたら組み付け開始します。
先日作成したボンネットキャリアが重宝したので、今度はラジエーターユニットを収納、移動が出来るキャリアを作成しました。材料は廃品箱に入っていた3連ボンベスタンドを加工しました。華奢なフィンが当る部分には材木をカットして使用。写真ではオイルクーラー、コンデンサー、ファン、シェラウドが乗っています。現在ラジエーターとインタークーラーはスカイオートに預けてあるので、帰ってきたら全部乗るようにしたいと思います。

関西ミーティングのお知らせが幹事から届きました。
ヤンマーマリーナが手狭になり、宝船ファミーリーキャンプ場に移ってから、幹事の皆さんが盛り上げてくれますので、楽しさが倍増しています。基本的に好き嫌いのない方は用意してくれる食事を取った方がコミニュケーションが取れて都合が宜しいかと思います。以下の説明に従って早めの申し込みをしてください。

第9回 HUMMER Owners Club Japan 関西ミーティング

開催日 2015年7月25日(土)9時〜 26日(日)14時頃まで

場所 : 宝船ファミリーキャンプ場(琵琶湖)
http://orange.zero.jp/zas78702.bird/takaracamp/index.html
〒520-1223 志賀県高島市安曇川町下小川2248-2
☎0740-32-1293

【大阪・京都方面から】湖西道路、志賀ICを降り国道161号線、県道304号線で琵琶湖湖畔へ
【東京・名古屋方面から】北陸自動車道、木之本ICを降り、国道8号線、国道303号線、国道161号線、県道304号線で琵琶湖湖畔へ

オートキャンプメインですので、ホテル、旅館等をご利用の方は各自でお早目にご予約お願いします。(テント泊の方もお風呂は有料でご利用いただけます)
食事は去年と同様、こちらでご用意いたしますので食事希望の方は、メールで受け付けさせていただきますので、よろしくお願いします。

開催場所の宝船温泉オートキャンプ場さんのご好意で施設の一部を貸切利用させていただきます。マナーを守ってください。
※ 当日、幹事共はかなり荷物が沢山ありますので、申し訳ございませんが、タープ、イス(その他便利品)等をお持ちの方は持参していただけると幸いです。
※ 夏休みで渋滞が予想されます。出発はお早めに。

参加申し込み要領 : 下記項目を、藤本まで連絡ください。
メールアドレス  daishin69@yahoo.co.jp
1 お名前
2 人数
3 車種
4 住所
5 携帯電話番号
6 食事

25日(土)昼食 (タコ焼き、その他思案中) 要・不要
  25日(土)夕食 (焼肉メインのBBQ)  要・不要
  26日(日)朝食 (パン ヌードル)   要・不要
  26日(日)昼食 (未定)        要・不要
25日夜には、恒例の景品持ち寄りのビンゴを行いますので、参加の方はどんなもの(法規制品、動物は除く)でも結構ですから、お持ちください。

皆様のご連絡お待ちしております。  

幹事一同


 2015年6月