2015年7月  HUMMER ESSAY 2015年8月      

2015.8.31.    石飛 毅氏

遂に、米軍がハンヴィーの後継車両を決定しました。
本来は2000年頃に後継車を決める予定でしたが、米軍も予算縮小でハンヴィーを継続して使ってて、既に35年以上経過してしまいました。HUMMERも誕生して既に23年も経ち、生産終了して9年経っていますので、ハンヴィーはとても長く使われていますので悲しいですけど、新しい車両が採用されるのは仕方がない事です。ただ、ハンヴィーはマダマダ米軍で使われていますし、軍用車として大人気ですから60ヶ国以上の軍で使われています。従って直ぐに生産が止まったり部品供給が止まる事はないと思いますけど、AM Gneralには打撃でしょうね。ただ、たった7年しか使っていないH2の工場もあるし、オシュコシュから生産が委託される可能性も全くないとは思えません。
最近流行というか、時代がLEDになって自動車にも新車から沢山使われています。HUMMERもALPHAはLEDを採用されていますけど、多くのHUMMERは電球です。以前は価格も高い上に明るさもいまいちでしたが、SMD型の高輝度LEDの価格が下がり、とても安価になりました。しかし、その多くはドラゴン国製なので、初期の明るさを求めるあまりに放熱力が低くて劣化のために光度が落ちたり球切れを起こすものが多くて品質的に劣る物ばかりでした。
所が最近はドラゴン製でもこの辺りを反省して良い物も出てきていますけど、大抵メーカー名も分からず使ってみないと分からない物ばかりです。
先日のCCDカメラも箱と中身の写真が違ってたり、真っ白な箱だったりですから、結局、製品の責任は販売店か、輸入代理店が追う事になりますし、アメリカの様に不良品が出たら原因は言わずに新品交換で終わらせる文化を受け入れないと中々使う勇気は出ません。その代わり運がよければ安い良い物にも当るのでハイリスクハイリターンになる場合もあります。
並行輸入のアメリカ車は、いまだにウインカーとブレーキが共通なので、殆どの輸入業者はバックランプにオレンジの球と交換してウインカーとして使います。従って、大抵のアメ車はどこでもバックランプを追加しています。それも、示し合わせたように同じ奴でこれは、防水性に劣ってて、数年で接触不良を起こしたりする代物で、デザインも悪いので折角の新型車が台無しです。そこで、スカイオートが改善用の使いやすそうなLEDを探して最近はコレを使っています。
価格を抑えるためか、どうやら大量に購入したらしくミーティングで出品してましたが、ドラゴン製なので余り興味を持っていませんでした。所が、最近、当方はスペアタイヤを下ろしてバックカメラで後方を全体的に見る事が出来るようになったら、バックランプが一つしかないため、明るさムラがでて不満が出てきたので交換したいと思っていたら、鈴木さんと一成さんがコレと交換してて、手にとって見たら、大きさも明るさも構造も中々良くて使ってもいいかなと思い、当方も入手しました。
現品の詳細は12V固定で3Wと言うだけ。観察すると、本体はアルミダイキャスト、レンズはポリカーボで4個のSDMタイプのLEDが4個並んでいます。中味は見えませんけど、12V固定で抵抗が中に入っているだけで電流制御はしていません。だから、12V専用なんだと思います。回路が抵抗だけの場合は供給電圧は固定にしないと電圧が上がると電流が大きくなってしまい明るくはなりますけどLEDの温度が上がってしまい破損する事があります。本体はアルミダイキャストで後方には冷却フィンが付いているので熱対策は考慮されていそうです。黒で塗装された取付金具は本体に、プラスや六角ボルトではなく、ステンレスの六角穴付きボルトが使われてて好感が持てます。
ただ取り付けるのでは芸がないので、テストをする事にしました。LEDの寿命は6万時間といわれていますけど、高輝度LEDの場合は半分の3万時間と考えたほうが良いようです。そこで、今回は100時間連続点灯のテストをして見ました。比較する条件を一定にするため、定格が3Wなので電流は250mAに設定して試験を行いました。測定項目は明るさと本体温度、外気温です。面倒な事は報告しませんが、結果としては明るさには全く劣化がなく、温度も一定で、フィンの先ではちゃんと温度降下して入るのでフィンも機能しています。
ただ、バックランプで使う場合は点灯時間が少ないので固定抵抗式でも大丈夫だと思い、当方のHUMMERに取り付けることにしました。取り付け場所ですが、最近は還暦仕様にしていますので、出きるだけ目立たないために小型なLEDにしたので色々考えました。そのために、先ずは、このライトの水平と垂直方向の照射角を測定しました。水平方向は30cm離れたところで56cmの幅が照射出来てましたのでライトの横幅を引いて計算すると約86°、垂直方向は同じく30cm離れた所で22cmの照射角でライトの高さが2cmなので約36°でした。ただ、垂直方向の照射は直接光とリフレクターで反射した光の強さがクッキリ分かれるので眩しい部分は真ん中の明るい部分だけなので、実質的には20°を切っています。
コレを念頭に入れての取り付け場所の選定を行った所、汚れにくくて目立たない場所としてヒッチメンバーの左右に取り付けました。ただ、変更する可能性があるので、取り付けは軽量を生かして3Mの強力両面テープで固定しました。この向きで取り付けるメリットは、ライトの垂直方向変更角度が大きく取れるのが一番のメリットです。今週末は既にこのLEDライトを取り付けた鈴木さんが来たので、照射状況を確認させて頂けたので画面の写り具合とか、バックミラーでの状態を見せて貰いました。水平方向に関しては、広角なので十分な範囲を照射出てきてたので、当方の取り付け位置でも満足できそうです。シャッターで照射確認した所、鈴木さんのは少し高い気がするので、少し下げた方が良さそうでした。

2015.8.25.    石飛 毅氏

関東は一時期の酷暑から抜け出せた様で、ココの所過ごしやすい日が続いています。
先日取り付けようとしたバックカメラは正像だったため、リアバンパーにしか付けられなかったので、スカイオートで交換して貰いました。所が、今回交換してもらったカメラは、正・鏡像の切り替えが付いているタイプに代わっていました。配線をカットする事で切り替え可能なので、カメラ本体を分解してスイッチを入れ替える等の面倒はありませんでした。
当方は、ナビ以外のカメラはリアバンパーに少し角度を付けて、バックの時に障害物との間隔を確認する正像カメラと、バックミラーの下に取り付け、車線変更や右側の縁石との感覚を見るための側面後方を確認用に鏡像カメラ2個を付けています。モニターは古いので、アナログのRCA切り替えユニットでカメラの切り替えを行っていますが、最近のモニーターはビデオ入力が数系統あるので切り替えは簡単らしいです。ただ、切り替え器の場合は手探りで操作出来るので当方はコレで満足しています。
今回入手したカメラは、本体形状は先日入手したカメラと形状は同じで、不安になるぐらい小さいです。かなり小さいと満足していましたが、丁度、スカイオートに入庫していたHUMMERにもコレよりも小さい円筒型のカメラが付いていました。何かに組み込むにはこの円筒型は都合が良さそうです。ただ、円筒状なので角度調整が難しいので、後付の場合は角型の方が扱いやすと思います。
バックカメラは外から引込み線はフェンダーに穴を開けて荷室から延々と配線を引いています。ミラー用は電動ミラーの配線を通す穴があるので、RCAのコネクターを少し削って、通しています。方法は横着なので、固定は両面テープで済ませていますが、松原さんは横型のミラーなので、ミラーのケース中に綺麗に組み込んでいるので全くカメラの存在が分かりません。大久保さんはカメラが水平方向に旋回する機構を組み込んでて、後方だけでなく前方も確認できる優れものを作成していました。どちらも中々見事な出来栄えです。
映像は、昼間は光量が多いので映像は十分満足出来ます。赤が強いのは夜間の感度を良くするためで、夕暮れ時は肉眼より良く見えるし、夜間も少しの明かりがあれば十分確認できます。また、夜間に後続車のヘッドライトが入り込んも赤外付のカメラの様に真っ白になることもないので、とても見やすい映像です。最近の車は全方の視界確保が必要で、国産の場合はシャモジみたいなミラーがボンネットの先っぽに付いていますけど、コレの代わりにCCDカメラでもいいそうです。スカイオートは並行輸入なので、予備検の時にCCDカメラとモニターを最初から取り付けているそうです。そのためCCDカメラとモニターを大量入荷したので価格も抑えられていると自慢していました。確かに今回使ったカメラは3800円とかなりリーズナブルで、ネット価格に負けていないのはスカイオートも中々頑張っています。20年前には5〜10万円していたのとコンパクトになったのを考えると、技術の進歩には驚きます。後は耐久性ですが、この価格なら2-3年使えれば元は取れると思います。
今回もう一つ気になっていた物もゲットしました。それは先日鈴木さんのHUMMERに取り付けたバックライト用のLEDバーライトです。ワット数は3Wと控え目ですが、大きさと明るさはバックランプには十分でした。夏休み中、一成さんが来た時に一成さんもコレをバックランプにしててコンパクトで広がりもあって中々よさそうでした。
当方もバックライトはLEDライトを付けていますが、今までスペアタイヤを付けていたので案外目立たなかったのですけど、外したら取って付けた感じで一体感がないので、興味深々でした。LEDは省エネ長寿命と言われていますけど、元々電球の寿命は新品時の半分の光量になった時を寿命としていますので切れるまでが寿命と考えると案外長持ちだと錯覚します。大体の電球の寿命は500時間ぐらいなので意外と短くて驚きます。平均時速30キロだとして夜間走行15000キロで電球交換をしなくてはなりません。タクシーやバスのヘッドライトが暗いのは夜間走行が長いからです。
LEDは長寿命と言われていますけど、言われているほど寿命が長くないのは、素子が温度に弱く劣化するからです。家庭用のLEDライトが思いの他高いのは、素子の価格ではなく、この熱を逃がすために大きなヒートシンクがコストを支配しています。特に高輝度と言われているLEDはこの傾向が顕著です。当方も色々LEDを触っていますけど、テープ式のLEDは結構寿命が短いのはこのためです。
さて、今回当方がゲットした4灯のLEDがアルミダイキャストのケースに収められてて、ヒートシンクも付いているので、価格は安いけどソコソコ使えそうだと思い使うことにしました。しかし、その前にテストを一応しようと思い連続試験を始めました。一応予定では100時間連続点灯して性能劣化がないか、アルミボディはちゃんと放熱をしているかを調べてみようと思います。
先ず行ったのは電流の測定で、12Vで250mA流れていましたので公称3Wと言うのは合っています。電圧をそのまま下げると4灯ともほぼ同じ様に減光していますので、LEDのバラつきはありません。次に光量の測定ですが機材が限られているので、250mAで通電し60cm離した状態で照度を測定しました。初期値は1600ルックスでした。所が2時間ほど経過して測定すると2360ルックスに上がってて、24時間経過してもほぼこの照度を保っています。
放熱状態は外気温27〜28℃で本体では40-42℃で、ヒートシンクの先端では31℃まで下がっているので、ヒートシンクがちゃんと機能しています。このまま100時間を目標にテストします。100時間テストして劣化がなければ恐らく俗に言われるLEDの寿命は保てそうです。また、100時間全く問題なければ、バックの速度が時速2kとしても200キロ、毎日20mバックするとしたら10000回分ですから毎日乗っても、恐らく人生のバックする距離はキープできるかも?

当方のHUMMERは追加したメーターとかスイッチとか色々あるのですけど、他の人だけではなく自分自身も忘れてしまう事があるので、テープにサインペンで書いてあるだけなのでカッコ悪すぎます。そこで、カッティングマシーンを使ってレタリングしました。カッティングマシーン自体は小さな文字でも作成できますけど、老眼に加えて作業環境が悪いので、先ず作業環境を改善しました。今回も廃棄品を使いました。使ったのは学校や企業の実験室で良く使われている木製の実験台で、中々重量があります。コレを電気配線作業テーブルと背中合わせにして配置しました。ただ、この下にはピットがあるので移動できなくてはなりません。とりあえずココに置いて使えるか実際に置いて見て良い具合だったので、この実験台にキャスターを取り付けました。キャスターは既に納品が終わった製品の組み立てに使っていた物で、車輪の直径は150mmそして材質も硬質樹脂ですから対荷重も高い高級品です。
取り付けに当り、キャスターと取り付け板を合わせると机の高さが高くなりすぎるので、実験台をチェーンブロックで宙吊りにして脚を丸ノコで切り落とし、短くなった足を包むように金具を作成して取り付けました。その後切り落とした脚に付いていた棚板を押し込んで完成。ここにパソコンとカットマシーンを置いてカットした物を振り向いて拡大鏡ライトを使って余白のむしり取りを行えるようにしました。お陰で今まで小さい文字は後輩に頼んでいましたけど、高さ6mmまでの英文字ならば自分でも出来るようになりました。今まで雑然としていましたけどレタリングしたほうが高品質な仕上がりです。

2015.8.17.    石飛 毅氏

当方のHUMMER20年経ちましたので、タイヤのサイズを落として37インチにしましたが、それに伴い少し大人の雰囲気を出そうと思い、スペアタイヤキャリアーを外しました。
20年間乗ってて走行中にパンクしてタイヤ交換が必要になった事が一度もなく、釘が刺さってても、大抵気が付いて車載している修理キットで補修後CTISで空気を入れる事が出来ますので、スペアタイヤを使わずに事が済んでしまいます。
スペアタイヤがないと良い事としては、バックカメラが普通の場所に付ける事が出来ます。今まではスペアタイヤが邪魔で結局キャリアーに付けていましたが、殆ど役にたっていません。仕方なく、正像の別カメラを横向きに取り付けて障害物との間隔を見ながらバックしていました。このカメラは便利でキャンピングトレーラーを繋ぐ時にもボールの位置を確認できます。また走行中に結合部の様子を見る事が出来てとても重宝しています。
所が、このカメラ恐らく購入直後に取り付けたという記憶しかありませんので、何年使ったかは不明です。ただ、パナソニックのこのカメラはかなり高価だった記憶だけはあります。このカメラが遂にお亡くなりになりました。そこで、スカイオートで安価なCCDカメラをバックミラー用と同時に2個購入し、交換する事にしました。
購入したCCDカメラは価格も驚きですが、大きさには驚きます。パナソニックの1/20程の大きさしかありません。少し前のカメラでも十分小さいと思いましたが、そのカメラの半分程の大きさしかありません。接続方法は画像用のRCAと電源用のピンジャックで配線は2本引く必要があります。パナソニックの場合はカメラ本体の他に電源ユニットも必要でしたから、コレを含んだ大きさと配線の煩雑さは比べ物になりません。ただ、一つだけ問題があって、それはミラー用交換をした時に気が付きました。
ミラー用のCCDカメラは恐らく7-8年使ったと思います。コレは高速の合流や車線変更のときにとても便利で、当方のガレージに出入りしている人には先ずお薦めしています。偶然元々付いていたカメラと配線が全く同じだったので、カメラ部分を交換するだけですぐに使えましたが、映っている画像が正像。どうやら、このカメラは正・鏡像の切り替えが出来ません。
仕方なく、ミラーカメラ交換は断念。バンパーカメラは正像で良いのでバンパーカメラの交換を行いました。モチロン配線はパナソニックのとは異なるので、全部配線は引きなおし。そのために荷室のカーペットを剥がしてみると、リアゲートの部分に水が進入した跡が残っていたので、序に掃除し、カーペットにも有機物らしきカピカピの汚れがあったので、これも有機溶剤を使って染み抜きを行いました。一応、このカーペットの予備はありますけど、物凄く綺麗になったので、このまま継続使用する事にしました。
ナビ用のパイオニア純正カメラも、普通の場所に取り付けました。これもそれ程古くはありませんけど、今回新たに取り付けたカメラより一回り大きいカメラです。画質はパイオニアは変な画像処理しているのと、モニターの違いがあるのでなんともいえませんが、スカイオートCCDの方が綺麗です。そもそも芸術作品を映すわけではありませんので、実用上は全く問題ありません。
スペアタイヤキャリアには、カメラの他にもアマチュア無線のアンテナが付いていましたけど、これもバンパーに移動。バンパーにはキャリアの跡が付いているので、全体を塗装してごまかしました。天候が良かったので十分見るに耐えれる仕上がり。
荷室も色々ゴチャゴチャしていたので整理しました。荷室にはスイス軍のアルミケースを2つ載せています。このケースは2個並べてもそのままで蓋の開閉が出きるし、追加の荷物がある場合はスタックして片側に寄せて重ねても荷崩れしません。また、突起部分が木製なので引きずる場合もソリになってくれるので良く滑ってくれて移動が楽です。取っ手も付いていますし、とても便利なケースです。以前はPSガレージでも販売していましたけど今はどうかな?因みに屋外で使うと、木の部分が腐るそうですから、あくまでも屋内用です。
このケースを平たく敷いて、レザーでコンパネを包んだ板を乗せると簡易ベッドになります。この板は通常一番奥に立てて置くと邪魔になりません。中々便利です。

2015.8.11.    石飛 毅氏

夏休みに入りました。
初日は、スカイオートから車検が終ったと連絡が来ていたので、電車に乗って引き取りに行ってきました。今回は車検を機会にタイヤを40インチから37インチに変更しました。本当は40インチの方が当方的にはカッコ良いのですけど、アルファーのホイールに入った37インチのセットがあるので、資源の有効利用のため暫く37インチで運用しようと思います。ただ、この37インチのセットは何故か一本だけ偏磨耗していたので、今までH2のホイールに新品の37インチを付けてスペアタイヤにして背面に背負っていましたので、このタイヤを入れ替えました。アルファーのタイヤセットにはランフラットが入っていて、交換は肉体労働です。この際、背面タイヤキャリアーも外そうと思うので偏磨耗したタイヤはランフラットを取り出すためにサイドウォールをカットして取り出しました。
40インチのタイヤは友野さんから頂いた物で、フロント2本はまだ賞味期限が残っていましたけどリア2本は部分的に残り山がゼロとタイヤとしての性能はもう備えていなかったので、乗り心地やバランスとは無煙の代物に化していました。37インチのタイヤはまだ山も多くゴムの硬化もしていませんので、乗り心地やハンドリングは良好になりました。タイヤサイズも小さくなり、スペアタイヤもなくなって当方のHUMMERも大人の雰囲気に代わりました。
スカイオートでこの度、DURAMAXコンバージョンしたオーナーの方とお逢いしました。岡山の方で、お嬢さんと引き取りに来ていましたので、関西ミーティングには是非親子で来てくださいとお伝えしておきました。このオーナーのHUMMERは95年式ですからNAからの乗り換えですから、ご自身のHUMMERが鈍足から俊足になり大変満足されていました。オーナーは中身が一新したので、これからタイヤ、ホィール等色々手を加えて行くそうなので、ドアハンドルに苦労した跡があったので、とりあえず欠品になりそうなドアハンドルの交換をお薦めしておきました。ドアハンドルは、初期の物は少し体重を掛けると、すぐに破壊してしまい、当方も色々修理しましたが高年式用の対策品が出て、余りにも作りが良いので交換しました。その当時は内装色と同じタンとグレーがありましたが、現在は黒だけになってしまい、最近は壊れなくなったのでソロソロ欠品になるそうです。
相変わらずスカイオートにはHUMMERが沢山あるのですけど、見慣れない色のHUMMERがあったのでお聞きした所、スカイオートのアルファーを貸し出しのためにラッピングしたそうです。施工したのは借主が手配した業者で5人で3日間掛かったそうです。従って、暫くスカイオートのHUMMERは出稼ぎに出てしまうそうです。
土曜日は鈴木君が大量の飲料水と共に来ガレージ。
車検の時にホィールを艶消しの黒に塗ったそうです。以前はアルミ地色だったので、CTISのカバーは磨きのステンレスでしたが、今回同時に黒に塗装しました。そこで、そのカバーに蛍光緑の文字にしたいというリクエストがあったので引き受けましたが、それ以外にLEDバックランプとテールランプを入手してて、それも取り付けたいというので、お預かりする事にしました。
先ずはテールランプの交換ですが、コレはJeep用の物なの物理的には問題なく取り付きます。ただ、アメリカ仕様なので黄色がありません。そこで、バックランプ用の白をウインカーにするのですけど、最近は黄色くないとウルサイので、黄色いフィルムを挟んで何となく黄色にしました。ハザードで確認した所、問題なく点灯したので、これで良いと思ったら後で問題発覚。ご報告します。
バックランプは今までハロゲンランプを2個使っていましたが、スカイオートで買った薄型のLEDとの交換をしました。このLEDは薄型でボディも確りしてて中々好印象。明るさも十分で、一番良いのは薄型なので、バンパーの上に付けても邪魔になりません。左右に2個付けたので、広がりも十分で、サイドミラーで見える範囲も十分照らすし、バックカメラにも十分な光量でした。価格を聞いたら思ったよりも安価なので、コレは当方も欲しいアイテムです。
思ったより時間が掛かったのはCTISカバーで、このカバー用の原稿がガレージにないので先ずは原稿作りからやりました。リクエストの蛍光緑はカッティングシートの材料が厚くそして硬いため当方のカッティングマシーンではカットできず、色々考えた挙句、緑は枠だけにして、文字は黒でカットして張り付けることにしました。ただ、最近、老眼が進んでて老眼鏡の度も合っていないので、余分を剥ぎ取るのか無理なので、先週に続いて給食当番を呼んで、作製して貰いました。給食当番は中々出来が良くてジェリ缶に軽油を買って来いとか嫌がらないで行ってくれます。
やっと、作業が終わりHUMMERを配達してあげようと思って乗り出したら、、、ウインカーが点滅しない。。。更に、左ウインカーのパイロットランプは玉切れしてる。HUMMERのウインカーリレーはバイメタル式で昔のオートバイのと同じ2極式です。昔、ハイフラッシャーが流行した時にケースを開けて電極の感覚を詰めてハイフラッシャーにしたアレです。流れる電流の量で熱変形してON-OFFする原始的な構造なので、LED化して電流が減ったために発熱量が減ったため、実際には点滅しないというよりも点滅の感覚がとても長くなったと言うのが正しい症状です。コレでは使い物にならないので、ガレージに戻り納車は翌日にしました。因みにハザードの場合は左右のウインカーを同時に点滅させるので電流的に十分だったためです。
電流を増やすために、簡単なのは電球を増やせば良いのですけど、電球むき出しという訳には行かないので、ガレージの手持ちの部材でどうにかしようと思い、マーカーランプを繋いで見ましたけど、1-2個足しても足らず対策も明日に持ち越しました。
月曜日は加藤さんがお見えになる予定でしたが寝坊して起きたのは11時。加藤さんから連絡が入ってたので折り返して電話し、加藤さんが来たのはお昼過ぎ。加藤さんは3人目の男の子が一昨日生まれたらしく少子化の進んだ現在には表彰状物です。
加藤さんの目的はボンネットダンパーでしたが、それよりも遠大な計画があって、それを作っている途中で少しミスがあり、サンドブラスターが必要で、結局、ガレージにいる間はそれに没頭していました。
当方は、先ずは、ウインカーパイロットランプの玉交換。メーターパネルから外すのは面倒なので、以前、パネルの下に穴を空けておいたので、その穴から細いピンで押すと簡単に外せます。ウインカー点滅対策を考えて、先ず、定番のセメント抵抗を入れるために電球の抵抗を測定したら9Ωだったので、給食当番にセメント抵抗をリモートコントロールで買ってきてもらい取り付けましたが、何故かそれでも足らず、再度電球の抵抗を測定したらなんと1Ω。元々セメント抵抗の1Ωなんて売ってないので8オームの抵抗を8個並列にしないと駄目なので、現実的ではありません。そこで、バイクのウインカーとか改善の時に使う電球のバックランプとかを付けましたけど思うような結果にならず、結局、多少ハイフラになりますけど今までバックランプとして使っていたランプを繋いで応急処置としました。その後、スカイオートに聞いたらやはりリレーを改造しているそうなのでリレーで対応する算段をして見ます。

 2015年7月