Interior 1 (GPS ,Air Conditioner ,Seat ,Power Windows ,Audio ,ETC etc.) |
95年式のHUMMERに乗っているメンバーの方が、昨年ACの調子が悪いので外車専門の修理屋さんに持って行った所、エバポレーターが壊れていると診断され修理を依頼した所、ACユニットをバラバラにして部品が入らないためそのまま数ヶ月放置され挙げ句の果てに修理をギブアップしてしまい、どうしたら良いか相談されたことは以前報告しました。 この時カイダク樹脂で作られたACユニットのケースは接着面以外の所でバラバラにされ破片はジグソーパネル状態でなおかつ欠損もありました。 95年式HUMMERのACは大物のエバポレーター、コントローラー等の個別部品はGMの部品と共通なのでメーカーからまだ出ますが、ACユニットボックスはもう部品では出なくなっています。 メーカーは古いHUMMERのエアコンは切り捨ていて、その代わり最新型のACユニットにコンバージョンするキットが出ております。重大な故障はこれに変えろと言う姿勢でその代わり組みあがった完成品はかなりしっかりしたキットです。 バキバキのボックスを修復する事と、ヒーターを含めたACの性能向上を考えると、これから長く乗るにはこちらの方がお得と思います。価格も見積もりを取りましたところ、前出の修理屋さんから出たエバポレーター単体の見積もり価格と同等の現地価格で売られておりました。 当方も95年式であるため興味があるのと、今回の修理を請け負った修理屋さんの工場は近所からのクレームがあるため夜間作業ができないので当方のガレージで一部修理を行ないました。作業は主に平日でしたので全行程に付合ったわけではありませんが、仕事の終了後は立ち会い、その時は多少猫の手の役割を果たしましたので大まかですが報告します。 交換の主な部品はAC室内ユニット全部、コントローラ、レシーバータンク、バキュームタンク、ACユニットのワイヤーハーネス、ヒーター切替バルブ、各種ステー、ボデイ加工用テンプレート、ビス、オーリング等の小物50点以上の部品で構成されています。この他に20ページのマニュアルが付いています。 先ず、全部品の確認、とマニュアルの解読をしました。このマニュアルは図が少なく何を外せとかの説明はすべて抽象的な文章だけなので難解です。また、結構重要な事が書いてなかったりとてもいい加減な物でした。(一番ひどいのは回路図が入っていない事) 次に、内装のパッド、センターカバー、助手席の取り外しを行ないます。これでACユニットがあらわになるのですが、今回の事例は既に取り外してあるので、古い配線の撤去を行ないボディーの加工に入ります。 旧タイプのユニットと大きな違いは配管のやり取りが足元の左側面で行なっていますが新しい物は、爪先の上辺り、エンジンルームで言うとエアークリーナーの下辺りで室内との接続を行なっています。そのためボディーのカットと固定用の金具を付けるための多数の穴あけを行ないステーの取付けはリベットで行ないます。 作業のためにはエアークリーナ、冷却水のサージタンクを取り外します。また、低い位置にあるヒーター配管のつなぎ直しもありますので、冷却水は全て抜き取ります。バッテリーももちろん端子を外しておきます。 内部はこの他にコントローラーの取付けを行ないます。テンプレートに合わせてセンターカバーをカットして今までのプッシュ式の物から3個のダイヤルが並んだものと交換します。配線は全て新しいハーネスを引き直します。また、一部のダクトは切断、延長の追加工が必要です。 旧型はすべて電気式であったアクチェータはニューマテック(空気駆動)式になりハーネスには駆動用のチューブもあります。次にエンジンルームの説明をします。交換部品は,ヒーター切替バルブ、ヒーター配管、レシーバータンク、ブロアースピード切替レジスターユニットの交換、バキュームポンプの取付けを行ないます。 旧型のヒーターコントロールバルブはサーボモーターで流路を絞ってヒーター温度をコントロールしていたようですが、新しい物はニューマティック駆動のバルブでON−OFFの動作しかしていません。恐らく温度コントロールは内部のユニットで冷気との混合比で行なっているようです。 オナーには辛い事ですがこれらの部品の交換をしている時に疑問が出ました。このHUMMERは以前にもACの不良があったらしく、ACホースの数箇所がホースバンドに交換されていましたが、その殆どのバンドは締込み不良で、なおかつオイルだらけでした。前出の修理屋さんの診断ではエバポレーターと診断されていましたが、本当のはここが原因ではなかったかと疑惑を持ってしましました。当然ここの部分のバンドは締め直しましたが、近い将来交換が必要になりそうです。 外部のハーネスもすべて交換です。ハーネスを通す穴は油圧パンチで行ないました。ACの配管はそのまま室内ユニットに繋ぎます。ヒーターの配管は一度フロントヒーターコアを通った後、リヤーユニットのコアに繋がります。早い話がACは並列、ヒータは直列に配管されています。したがって、リアーヒターは温調不可能と言う事になります。冷媒のガスを入れ試走しましたが、ヒータの効きはOKでした。 ACは外部温度が低いのでコンプレッサーのクラッチが繋がらないのでテストには立ち会えませんでしたが、これは後日、電装専門業者でテストをするそうです。交換修理中マニュアルで不明であった所は解体車があり大変参考になり、更に旧部品から流用しなければならない部品をオーナーが持参していなかったので、これも解体車から流用しました。(後で返してもらいます) 今回得たもの、マニュアルには全ての部品番号が書いてあるので、私の95年HUMMERも解体車のユニットと多少の部品追加で新型のACと交換できる事です。しかしその前に亀裂の入ったホースの交換が先ですけど。 大井先生のHUMMERですが以前ACの効きが悪いと言われていましたが、もしかすると切り替えダクトがきちんと稼動していない可能性があります。運転席のパッドを外してユニットをあらわにした写真を送って下されば、室内ユニットの種類が特定できますのでこちらからチェックする所を教えてあげます。その他ではやはりフロントのエクステンションバルブがおかしいかもしれませんね。 今日、しみったれている私は外した部品の再利用が可能かどうか探りました。一番欲しいのはヒーターのバルブですが、外観は錆びだらけで元々怪しかったのですが、内部を見た所、予想どうり穴の殆どがさびと付着物で塞がり、これらを拭き取ると何とパイプに穴が空いていました。私のHUMMERの物も同程度と考えられるので部品を注文しておきます。そして後数年後これと同じ修理も予想できますので、貯金しておきます。このコンバージョンは94年車から可能なようです。93年は恐らくメカ式のユニットなので、もう少し部品の多いキットが準備されていると思います。 あると便利な使用工具:リベッター、ナッター、エアーソー、グラインダー、油圧パンチ、助手、(ユニット本体取付けは一人では無理)
先日交換したオートメーターを装着しましたが、先日 既にオートメーターに変えている友野さんのHUMMERに乗せてもらった時、燃料計の残りが1/4だったのに実際は40Lそこそこしか入らなかったので少し気になり、しばらく試走した所、やはり燃料計以外は、以前と殆ど変わらなかったのでセンサー交換の必要は無い様でした。 今日はこれよりもう少し切実な問題がありましたので報告します。このHUMMERの窓を閉めているのをたまたま見た所パワーウィンドウの窓ガラスがモソモソとしか上がらず、その間それを上がるまで10秒近く掛かっていました。こんな事を繰り返していると、以前紹介したように、スイッチの焼き付き、モーターの焼き付きの原因になります。このHUMMERは購入時より助手席側のパワーウィンドウの「閉まる」側の動きが悪かったのですが、フィルムが貼ってあったのでそれが原因と思っていましたが、剥がされているのでもう大丈夫と思っていましたが、今日久しぶりに見た所、運転席側の動きも悪く、助手席もさらに悪くなっていました。
ここで今回考えた事は高速で走ると空気は流体として流れが出てしまいグリルから入った空気はエバポレーターに当たり上に抜けてしまう様な気がします。魚を捕る網を水中で速く動かすと抵抗が増すのと同じだと思います。その時エンジンファンはぐんぐん引いているはずですが、実際はラジエターの脇とかの流れの無い所から吸っているような気がします。ではなぜ水温が上がらないかというと、勿論ラジエターでの放熱もありますが、フアン・エンジンそのものも空冷してもいます。またオイルクーラーもあります。従ってこの状態でバランスしていると電動ファンが動かないかもしれません。結論は、ACのクラッチが入った時は自動で電動ファンが回るようにしたらどうでしょう。この話、勿論その時は電動ファンが回っているといわれたら、根本的に考え直さなければなりません。どう考えても、フロントとリアーのAC配管は単純に分岐していますので、前と後ろに差が無いはずです。強いて言えばリアは内気循環で配管が無いのでフアンが強力なぐらいです。羽の面積もリアーの方が大きかった様な気がします。 今日は、ガレージ共同運営者ののピックアップのAT下ろしと、先週下ろしたパッカードのAT積み込みを行いました。 ACのファンが以前からLoにすると、どこかに擦れているようなゴクゴクと言う感じの異音がしていました。Lo以外では特に問題が無く回っていましたのでそのままにしていましたが、一月前から、段々と他のスピードでも音がする様になりファンの様子を見る事にしました。
発見方法は配管の中に特殊な薬品を10ml程注入し、しばらくコンプレッサーを回転させます。この時全くガスが入っていない場合は薬剤が回らないのと圧力が上がらないのでガスも注入します。エンジン停止後、黄色いサングラスを装着し紫外域の専用ライトを当てると漏れている部分が黄色く光り確実に漏れ箇所を発見できます。 私のHUMMERの場合高価なコンプレッサーからの漏れはなかったので安心しましたが、レシバータンクのアウト側ホースのゴムと金属のカシメから漏れていました。この配管は室内のエバポレーターに行く配管で構造上無理な曲率で装着されていますので、新車から5年経ちて寿命が来たようです。ゴム配管自体も手でこじると裂け目が有りました。原因がハッキリしましたので配管を取り替えればまた快適に過ごせるはずです。ついでに最近コーナの途中に足元で「ボコ」っという音がし始めましたので、ボディーマウントの増し締めを行ないました。マウントのゴムは未だヘタッテいないようでしたが後1〜2年で交換時期の模様です。 大井先生の作られたエアコン用のエアースクープは中々良い出来ですね! 一つしか作っていないのですか? 今年の夏にはクーラーで苦労しましたね!
8月中はやはり周りでクーラーのトラブルが多発しているようです。そういう私のHUMMERも3年間良好でしたが、ついにダウンしてしまいました。
友野君のHUMMERも同様なのでパッキンを届けるのと、松原さんのハンビーのドライブシャフトのブーツが破れていたので友野君の93から外したドライブシャフトアッセンブリーを分けてもらうため、松原さんと一緒に友野宅にお邪魔しました。
今年の夏は東京は非常に熱く、私のHUMMERも日中は効きが甘いようです。酒田もフェーン現象で結構温度が上がるので大変ですね。 ここ一月ほど前からキーレスエントリーが動かなくなり、暇を見ては色々調査しました。私のHUMMERは購入時に2個のリモコンが付いていました。常時使っている方では動作しなくなったので、スペアーのリモコンを使ってみましたが、これでも動作せず、リモコンの電池を交換してみましたがやはり動作しませんでした。次に本体の電源を疑い先ずヒューズの点検のため取説を見ましたがリモートエントリーの項目が見当たりません。仕方なくサービスマニュアルの回路図を見ると4Fがリモートエントリーレシーバーにつながっていて、テールランプと共用になっていて、確認した所正常でした。その他の配線もチェックしましたがすべて正常で、原因は、レシーバーの故障と断定してしばらくそのままにしておりました。 リモコンの内部
リモートエントリーレシーバー右上の 赤いコネクターが設定用の線
友野さんが、アルミのパネルを輸入したので、取り付けのお手伝いをするために、千葉に行ってきました。このキットの内容は、メーター周りのベース以外のネジ止めされている部分、ACの吹き出し口、パワーウインドウ・スイッチパネル、ドア取っ手周り、シガーライター、シフトレバー周りの殆どをアルミのビレトパネルに交換する物です。部品の総点数は20点以上もありワクワクする内容です。価格は1500ドルほどで高いと最初思いましたが、部品の仕上げの良さ、点数を考えると決して高い物では無いと思います。(でも私にはちょっと手が届かない) パワーウインドウスイッチの続報です。今日気が付いたのですが、先日交換したパワーウインドウのスイッチが光っていました。このスイッチは部品取りHUMMERのドアに付いていた物を流用しましたがこの部品取りHUMMERは98年式なのでどうやらドアのスイッチもこの年式はイルミネーション付きのようです。未だイルミネーション付きスイッチは壊れて居いいので分解していませんがこのイルミネーションは夜間以外でも走行中は常時点灯しています。発光は電球か、ELか解りませんが、この大きさや差し替えで配線増設無しで光っている事で判断すると恐らく電球だと思います。 パワーウインドウのご機嫌が突然悪くなりました。 スイッチの内部
動作中のスイッチの内部
接点のやけ具合、下側が{開く}の方
分解の手順は先ず取っ手を外し、レバーを外します。レバーはリンケージのロッドがプラスチックの止め具で止まっています。簡単なメンテナンスの時は不用意にこれを取ると、ロッドが手の届かない所に落ちてしまいますので紐をロッドに付けてから外した方が良いと思います。パワーウインドウのスイッチを取り付けているプラスチックの台は薄いので良くねじ穴から割れますので止めているねじは強く締め込む事は厳禁です。未だ割れていない方は注意して下さい。内張りの取り外しは内張りと同色のタッピングビスを外すのですが。ネジを外しても内張の上部はベルクロで止まっているので外れません。ベルクロを外すと内側に水が入らない様にビニールが張ってあります。このビニールをはるために使っている接着剤は強力で力ずくではがすと塗装がはがれます。多少暖めたりすれば取りやすいのでしょうが、神経質な方は必要な部分をカッターで切って現状復帰の時に新しいビニールを張った方が良いと思います。リヤードアーロック用のアクチェーターは外の取っ手の下あたりに入っています、大きさはZIPPOのライターを一回り大きくしたぐらいの角型です。フロントドアーは室内のロックピンがダイレクトにラッチのユニットに付いていますが、リアーは自転車のブレーキケーブルの様なワィヤーでつながっています。パワーウインドウの駆動方式は上下機構と一体になっていますので、モータが壊れた時はユニット交換になります。ただし窓ガラスが小さいのでコンパクトなユニットです。ガラスを交換する時は窓ガラスを固定しているねじがガラスの位置によって緩めません。ガラスには金具が接着されていますので、破損時はガラス屋さんに頼んでも上手く接着できるか心配なので。今回全く傷の無いガラスは一枚ですが、クラブ員の破損時の応急用に保管しておきます。未だ1枚しか外していませんので(4枚共ガラス大きさは同じ)フロントドアガラスを外した時金具の形状を確認します。モータは小型でドアの厚みの中に収まっていますので、パワーウインドウ車でない93年式の車に取り付けられるかもしれませんので助手席側はしばらくそのままにしておきますので、当確車オーナーは早めに確認に来て下さい。
オートメーター社のメーターについてお知らせ致します。HUMMERのスピードメーターのサイズは、3 3/8" です。スピードメーターは120 MPH と160 MPHが有りますが 120 MPHまでのスピード表示で十分です。その他のゲージ (燃料計、油圧計、水温計、電圧計) のサイズは、2 1/16" です。オートメーターからは色々なタイプが出ていますので皆さんのHUMMERに合ったオリジナルに仕上げて下さい。
オフロードやストックカーなどのスポーツレーサーのための頑強なシリーズとして スポーツコンプ(SPORT-COMP)が出てます。これは黒に白の表示です。 スピードメーターは、AUM#3987 3 3/8" 120MPH Electronic Speedometer 燃料計は、AUM#3314 2 1/16" Fuel Level (0 empty/90full) 油圧計は、AUM#3327 :: Oil Pressure 0-100 PSI 水温計は、AUM#3337 :: Water Temperature 100゜-250゜F 電圧計は、AUM#3391 :: Voltmeter 8-18 Volts レーシーなホワイトフェイスのシリーズとして ファントム(Phantom)が有ります。これは白地に黒の表示です。 スピードメーターは、AUM#5887 3 3/8" 120MPH Electronic Speedometer 燃料計は、AUM#5714 2 1/16" Fuel Level (0 E/90F) 油圧計は、AUM#5727 :: Oil Pressure 0-100 PSI 水温計は、AUM#5737 :: Water Temperature 100゜-250゜F 電圧計は、AUM#5791 :: Voltmeter 8-18Volts 最も過酷なレースにも耐えるように設計されたプロ仕様の本格派シリーズとして プロコンプ ウルトラライト(Pro-comp ULTRA-LITE)が有ります。これはシルバーに 黒の表示です。 スピードメーターは、AUM#4487 3 3/8" 120MPH Electronic Speedometer 燃料計は、AUM#4314 2 1/16" Fuel Level (0 E/90F) 油圧計は、AUM#4327 :: Oil Pressure 0-100 PSI 水温計は、AUM#4337 :: Water Temperature 100゜-250゜F 電圧計は、AUM#4391 :: Voltmeter 8-18 Volts その他、2000年Newモデルとしてカーボンファイバーフェイスの新タイプが発売されていますのでカーボンファイバーのダッシュパネルを取り付けている方は、是非こだわって取り付けてみてはいかがでしょうか。2000年のカタログを取り寄せてみます。 スピートメーターを取り付ける際にはパルス信号に変えるセンダーが必要になります。エレクトロニックスピードメーターセンダー AUM#5291 Speedometer Sender です。スピードメーターは、全てマイル表示になりますので車検時にはキロの表示のステッカー等での表示が必要です。その他の計器は、そのまま取り外してつなげるだけで問題なくきちんと作動致します。ちなみに私のHUMMERは、プロコンプ ウルトラライトです。スピードは誰よりも遅いけどレーシーな気分満々で運転しています。私は、MARTEL BROTHERS PERFORMANCE からこれらのオートメーターを購入していま す。HPはwww.martelbros.com です。色々なカーパーツが揃っています。HPを見たと言えば5%値引きしてくれます。 渡辺さんからはオイル添加剤の調査開始のレポートが入っています。私も色々試しましたがはっきり言って今まで不明解です。友人のバイクレーサーがマイクロロンの結果が良い事は聞いた事がありますが。馬力が体感できるほど上がる訳は無いので、目に見えない耐久性の向上と考えています。害の無い物で利かない物は良いのですが、シール類の劣化、スラッジの原因になるような物は勘弁願いたいと思います。今後の渡辺さんの自分のHUMMERを犠牲にして行うテストには興味があります。
エアコンの件ですが、同じようなトラブルで解決した事例が3件有りますので
御参考になればと思います。
1 現象
:しばらく使っていないと冷えないガス圧が上がらない
事例車両数:5台
原因 :
コンプレッサーの配管ホースの金具のカシメ不足から ガスがスローリーク していた ガスチャージすると 2週間 から2ヶ月は使えるけどその内冷えなくなる。
発見方法:
ゴムホースの先端の金具を手で強く握りぐりぐり回すようにねじる、この程度で金具が回る様ではだめ。 さらに信じられない時はコンプレッサーをビニール袋ですっかり覆いガスを溜めて翌日電装やさんに来てもらいビニールの中を 検知管でチェックしてもらうと 明らかにもれている事が判明する。
対策:
発生件数の量から新品と交換( $200程度)しても又もれる可能性が有るので 付いている配管を修理する方が 安価で確実。
2 現象 :ガス圧OK なのに冷えない
ただリヤークーラーはちゃんと効く
原因:
エアーミックスチャーの動作不良 ヒータコアとクーラのエバポレーターの切り替えゲート(扉)が動かない ので ヒーターとクラーが同時に入ってる事になっている。助手席側の足元に(もちろん外)あるドレン口から冷たい水が出ていたら間違いなくこれが原因
対策:
ゲート動作(バキュウム駆動)用の空配管の点検、切り替えバルブの交換(日本電装の物が流用可能)
3 現象:全く効かない
原因:コントローラ不良
対策:
コントローラのコネクター点検 ピンが細いので 時々ちゃんと入っていない時がある。 コントローラーの交換 97年式の物は450ドルほどでしたがこれはどの年式もその頃のタホ、サバーバン、K/Cシリーズトラックと共通ですからHUMMER用として買うと割高。
以上エアコンの修理事例ですが
基本的に クーラーは効きます
アメリカでクラーが効かない事には
とんでもない事になり彼の地のユーザーが黙っている訳はありません。
現に96年(もちろん前期)式の友人のGAS HUMMERのエアコンはペンギンが飼えるぐらい効きました(現在エンジン交換中)
私の95年式も現在はガンガン冷えています、もちろん東京より暑い四国の友人もバッチリ効いています。絶対おかしいはずなので諦めないで下さい。
さて先日 お知らせしました クーラー対策の続報です。
96年式のHUMMERで私がLAから輸入した車(基本的にボランティアでのお手伝いでけど)なのですが、輸入直前に コントローラーが壊れていたので交換しました(アッセンブリー交換)し、その後 又クラーが壊れて あちこちの業者を回って やっと引き受けてくれた業者で 調べると又コントローラーが壊れていたそうです。中を開けてみると部品が一つこげていてこれを交換したところすっかり直ったそうです。オーナが家に帰って以前に換えたコントローラーを見るとやはり同じ所が壊れていました。この部品は未だ 何か解りませんし 原因が分からない為ちょっと不安ですが修理した業者さんの話では 良く壊れるので日本製の物に変えると直ると言っているそうです。電気部品には多少知識が有りますので 取りあえずこの方から壊れているコントローラーを送ってもららい修理してみます。これを後で 2000.1.3.井さんにお送りしますので 先ず交換して見てください。ただし今、此の方が単身赴任中の為チョット時間が欲しいといってますが 夏まではまだまだ有りますので、いいですよね!
此の方はクーラーの調子が悪かった時、先ず
BSIに修理の依頼をしたら40万円と言われたそうです。さらにBSIの車はすべて日本製の部品に変えてあるとも言われたそうです。しかし私の友人はBSIで買った車なのに
エアコンのコンプレサーが走行中におっこちたのですが
その折れたステーは以前にも折れたらしくて
素人臭い溶接で補修してありました。さらに我々の間では高くても1000円で流通しているオイルフィルターも3000プラス送料で買っていました。あのヤナセでさえ1300円なのに商売ですから仕方が無いといえばそれまでですが
嘘やぼったくりは自滅します。ちなみにクーラーの修理代は5000円だったそうです。すいませんぐちぽくて、HUMMER好きの私としましてはHUMMER=金がかかる、故障だらけ
と思われるのがやなのです、大体私の所に来るHUMMER乗りのほとんどのきっかけは販売店とのトラブルが多いので
どうも斜に構えてしまいます。
配線図を今貸してありまして未だACのコントローラーの駄目になった部品の先は不明です。95年と97年の回路図はマニュアルが有りますので見る事が可能ですが、96年式は97年と同じ内装なので近いと思います。その部分がおかしい可能性も有りますので引き続き調べます。吹き出しの切替えが上手く行かないのはフラップがきちんと動かないのでバルブが動きっぱなしになっている(所定の位置にこないのでバキュームのバルブが通電しっぱなしに成る)為コントローラーの部品が駄目になる事が考えられます。原因はバキュームラインの漏れ、潰れ、バルブの不良が考えられます。回路的には配線の色で「白」が負荷とまでは解っていますので、バラせば解ると思いますが、おおよその見当を付けてからがいいと思います。冬場のクーラーの効きは吹き出し口から出てくる空気が冷たく成る事でしか判断出来ないと思います。取りあえず本日送りましたコントローラーを試してください。
バックカメラ
私のHUMMERはご存知のようにスペアータイヤが付いていますが後方視界が劣悪で、以前、バック中に死角に入っていたバイクを引掛けてしまった事が有ります。恥ずかしながら、当たった事に気が付いたのはバイクの倒れる音でした。弁償額7万円は痛かったけど、子供が遊んでいたらと思うと ぞーっとします。これは危険と思いバックカメラの導入を検討しましたが当時のバックカメラはモニター付きでバックに入れると画面に電源が入る物は高価でなかなか手が出ませんでしたが、白黒のCCDカメラは 15000円と格安でしたので、カーナビのモニターとフアミコンの切替え器(1500円でオーディオの切替え器より安い)を使いモニターを共用にして手動で十分と考え採用しました。スイッチは遠くて使いずらい シガーラータをユニットごと外してその穴から配線を出して灰皿の前に切り替え器を置きました。モニターは運転席クーラー吹き出し口の見やすい場所に両面テープとタッピングビスで固定しました。カメラは 通常の位地ではタイヤがじゃまで良く見えませんのでナンバープレートの上に後ろ斜め横から見る様に取り付けましました。(HPの写真参照してください)CCDカメラ取り付けの副産物は細い道や車庫から バックで出る時に 本道を走ってくる車が見えます。左側通行では本当は反対側が見えた方が良いのですが、それでも結構役に立ってます。又、高速道路で追い越し車線に出る時もバックミラー代わりにも成ります。一時期故障した時CCV編集部の帰りにバックで出る時、隣の時計やさんの前の照明塔に ガツン してしましました。ライセンス灯が破壊して大きな音がしたので、人が出てきて、照明塔を点検してくださり「大丈夫だから早く行きなさい」と言ってくださいました、その後時々CCVにお伺いした時にお会いすると、なんとなく「へたくそ」と思われているような気がします。この時の被害はライセンス灯(15ドル プラス 送料)でした。このライセンス灯交換の時気が付いたのですが、電球交換式ではなく 電球と本体が一体で防水型のようでした。四角い形で後ろに赤、前は黄、室内は透明に使っているランプも同じように一体ですから電球が切れたら交換です。当方に手持ちは有りますが予備の携帯をお勧めします。HUMMERはこの様に電装品の防水にはかなり気を遣っているのはやはり軍用車上がりと感心します。この他にも室内のドレンプラグはだだのゴム製グロメットではなく、「栓」 になっていたり、後づけのACのドレンパイプも先端が潰してあって逆流防止をしています。デフのブリーザーパイプ(デフ内の空気が膨張、収縮した時に息をする大気開放口の事)もたち上げてありますし、スターターの端子もシリコンのコーキング剤の様な物をたっぷり使ってシールして有ります。ここまでしないと渡河深度はカタログでは明記できませんね。 オーディオに付いては、諦めています。NA DIESEL 車は 室内騒音でそれどころではないのと。音楽はあまり得意ではないためラジオで渋滞情報を聞く為に付けっぱなしにしている機会が多いです。いくら音痴でも低音が無いのは気が付きますし右スピーカーが遠いい為のアンバランスも分かっています、しかしお気づきと思いますがHUMMERはドアも薄く、室内も案外 狭くて、ウハーを置く場所が有りません、唯一積載をじゃましないとすると椅子の下がいいと思います、前後とも椅子の下は結構スペースが有りますのでここに 置けると思います。しかし私の車はそこが牽引ロープ置き場、であり、トレッキングシューズ置き場なので置けませんけど・・。東京のキルタイムと言うショップでNIKEが使っていた赤いGAS HUMMER WAGONを見せて頂いた事が有りますが、室内と荷台を壁で仕切ってあってそこに数個の30Cmぐらいのスピカーと 菓子折りの様なアンプがズラーと並んでいて、見るからに難聴養成車でしたので 多分その道の方が考えた場所だと思います。バッテリーも増設してありました。すいませんあまり参考になりませんで。 カーナビに付いては、速度信号はスピードメーターパネルの裏からピックアップできます、オートバックスからカーナビ取り付け費 5万円 その他にパルス発生器が2万円と高価な見積もりが出ましたので自然な流れで取り付は自分でやりました。HUMMERのミッションはGMのサバーバンタホと同じ形式の4L80E で 最後のEはコンピュータ制御を示しますから絶対に速度信号が有ると確信して回路図を眺めました、回路図によるとスピードメーターからは配線が3本出ていて黒はアース、グレーはランプ、そして残りの一本は…・分からない だからきっとこれと思い接続しました所バッチリでした。私のカーナビはアルパインの物ですが速度信号はパルス、アナログ信号の何が来ても学習機能が有って最初はばかですが段々利口になってきます。したがってHUMMERから一体どんな信号が出ているか分かりません。現在はカーナビ内のスピードとメーターの整合は取れています。ミッションから取っている方もいますが、渡河性能がミッションの高さまでに成りますのであしからず。(今 TVCMでオートウエーブは5年前のアルパインCDROMカーナビ10万円で下取り と流れています 本当ですかね?)
10月にLAへ行った時現地のエキスポーターからこれは良く割れるのでステンレスで作った人がいる、と言って一つのナットを見せてくれました、形を見ると薄肉で外周には4個所溝の切ってあるベアリングナットでした、このナットは通常タイヤを支えているテーパーベアリングを締め付けている物で、これが割れると言う事はタイヤがホイールごとさよならする訳ですから、大変な事に成るはずです。英語力が無いのと通常鉄製のネジは熱処理をしてあり単に硬さだけを比較してSUS(以下ステンレスの事)に変えて良いのかと思うし、割れると言うのは確かに熱処理が良くないために
外周の溝がきっかけになってそこからパッカっと割れる可能性も考えられます。しかし今まで色々とアメリカのHPを見ましてもその様な事例は未確認なのでサンプルとして一つだけ貰って来ましたが、情報を集めたいと思います。米国内ではHUMMERを本格的にクロスカントリーをしている方が多いので、オンロードだけなら心配ないのかもしれません。引き続き調査します。
九州出張よりただ今帰ってまいりました。羽田からあえて小型の飛行機に乗りたくて北九州空港行きを使いました。空港に着いて直ぐ急でしたが四国から現在単身赴任で福岡に来ている、林さんに連絡を取りましたところ、快く 小倉まで会いに来てくれました。彼は例のACコントローラーで苦労した方です。大井さんの車の修理過程を話しました所、役に立てた事を大変喜んでいました。その後ACコントローラーのトラブルは再発していないと聞きましたので、その他にいじった所を聞きました所、以下の部分を改良していました。内容は簡単で エンジンルーム内助手席足元にある温水切替用ダイヤフラムのリターンスプリングがいいかげんな取り付け方で、彼のHUMMERの場合はスプリングが強すぎて動作が不完全でしたので、これをスムーズに動く適切な位置に調整したそうです。もしこのダイヤフラムを動かすソレノイドバルブの配線が白色であれば、全て解決になると思います。調べて見てください。その他には屋外駐車なので窓回りのボルトはステンレスに換えたり、レカロシートを4脚全て自分で付けたりしているそうです。この中で窓回りのステンレスネジは、錆が早いのでさっそく真似させて頂こうと思います。レカロはフロントは両方共バッチリでしたがリヤーの方は格好は良いけど狭くなるので薦められないとおっしゃっていました。あれやこれや結局2時近くまで話が付きませんでしたが、翌日は講習会の講師でしたので名残惜しいかったのでしたが、再会を約束しましてお別れました。同じ車を持つ仲間同士通じる物が沢山有りました。きっとミィーティングは楽しくなるでしょうね。
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