Interior 2 (GPS ,Air Conditioner ,Seat ,Power Windows ,Audio ,ETC etc.) |
先日、予告したブースト計を取り付けました。 当方ののHUMMERと松原さんのHUMMERと同時進行で2台に取り付けました。メーター本体は使い物にならない(時間が狂う、車中泊中にうるさい)時計を外して、個々に取り付けました。車両本体とのコネクションは照明用の配線2本と加給のかかっている所から配管一本引くだけです。取り付けに必要な用意する道具は、電気ドリル、1/4のテーパーネジ用タップ、これの下穴用のドリル用キリ(11mm)が必要です。 回転計、時計のメーターパネルを外し時計の電源と、照明配線を外します。電源はナットを緩め、照明はカットします。時計の電源は不要なので絶縁テープでぐるぐる巻きにしてメーターパネル内に押し込み、照明用の配線は突合せ端子で圧着しました。ホースを通す穴は、外したパネルから中を覗いてメータパネルを止めているビスの横に穴をあけると丁度エンジンルーム内の燃料フィルターの上に出てきます。配管の取り出しは穴を明けるためキリコが出るので取り外して掃除ができることが必須なので、インテークマニホールドの二股を外し1/4のテーパーネジを切りました。 両車とも1インチのボディーリフトをしているのでこの辺の作業性は良好です。しかしインタークーラーの付いている松原さんのHUMMERはちょいと面倒です。今回購入したのはHKSのブースト計で価格は税別7000円これにも2mのホースが付いています。意味は無いのですが黒では寂しいので私は赤、松原さんはブルーのウレタンホースを別途購入しました。この他にホームセンター(ドイト入間店)で1/4−6mmのジョイントを調達しました。費用は合計でも1万円弱です。取り付け時間は0.5時間ぐらいです。(インタークラ−付きは1時間) ブーストの状況は、停止中は負荷が無いので殆ど振れません。走行中の加給状況を簡単に報告しますが両車に違いがありました。当方のはノーマル、松原さんのHUMMERにはインタークーラ−と、抜けのいいマフラーを付けています。これによってどうやら違いがあるらしく当方のブースト計はどんな状態でも全て加圧ですが、松原さんの方はアクセルの踏み始めはバキューム状態になりそれから加給します。 停止状態から全開にすると当方のブーストは一気に0.7に上がりアクセルをそのままにしていても直ぐに0.5に落ちます。松原さんの方は私の0.7の部分が0.9まで上がります。この違いが出る考えられる要因は、インタークーラーがあるため、タービン以降のバッフアーが大きい、排気の排圧が小さい事だと思います。一瞬ある程度加圧が上がるのは、ウエストゲートバルブの開閉を加給圧をダイレクトに使っているのではなく、バキュームポンプで作った負圧をソレノイドでオン/オフしてコントロールしているのでこれの応答遅れだと思います。 松原さんのHUMMERの方が前記の理由でタービンの回りが良いのでオーバーシュ−トが大きいから加給圧が上がると考えられます。高速道路での両車のアクセル漬物石状態での違いは当方が止まっているとする朝の遅刻ギリギリで学校に向かう高校生が自転車が通り抜けていく位の違いでドンドン離れていきます。しかし最高速は同じ・・・だと思います。(国内の最高速は100km/hです)。その内入荷するハイ・パホーマンス・コンピューターに交換したらどうなるかこれで比較できます。 来週の土日に毎年恒例のカーグラフィッククラブ主催の CG DAY が「としまえん」で開催されます。ここ数年CCV誌の石川編集長からの依頼でHUMMERを展示していますが、毎年ですと飽きられてしまいますので今年はHUMMERはお休みです。その代わり松原さんのコレクションの中からXR311をお借りして展示します。今年はカーグラフィック誌も40周年を迎え何時もより大掛かりになるそうです。毎年屋内にもブースがありましたが、必死に販売している他と比べのんびりしているのと、屋外と屋内では場所が離れているので楽しい屋外に比べて留守番がつまらないので今年は屋外展示のみです。 当方は2日間通しで現地に居るつもりなので、ぜひ見に来てください。入場料は1000円ですが、会社員の方は恐らく福利厚生に「としまえん」があるはずなので、たまには利用してください。屋外に怪しい4輪駆動車の団体が当方の基地なので、すぐ分かると思います。私の顔を知らない方はそこに居る誰かに聞いてくださればOKです。もっともその中で一番品位が高い人間を目指せば簡単です。
松原さんが仕事を追えた後ガレージに来て、食事に行った時ヒーターの風量が少ないけどあんなもんだったような気もすると言うので確かめたところ、噴出し口の切り替えが先日の大阪のHUMMERと同じく切り替えのアクチュエーターが上手く動いていませんでした。再度ガレージに戻り調整しなおして直ぐに良好になりましたが、このタイプのエアコンユニットには良く有るトラブルの様なので、修正方法を詳しく紹介します。症状はダッシュボードの噴出し口からの風量が少ない時アクチュエーターの点検が必要です。
先日付けた当方のカーナビは本体の配線間違いで速度パルスが未配線であったので繋ぎ直しました。その他に走行距離がエンジン交換後500kmになりましたので、各油脂類のレベルチェックをしました。全体的に良好でしたが、Wオイルフイルターの取り付具の付け根から若干のオイル漏れがありましたので、増し締めしました。この部分は直径が大きい割りに細いOリングなので中々締めこむのに力が要りますし少しの緩みで漏れます。今までにも他のHUMMERにも良く見受けます。
当方のHUMMERですが、前回の時点ではエアコンのコンプレサーが動かなかったのでガスチャージできませんでしたが、配線に今一つ自信が無かったのでガレージに戻りまた内装を剥がして再度配線をチェックした所、配線に間違いは無く、原因は外気温センサーがあって外気温が低いためコンプレッサーが動作しなかっただけでした。
今回の目的はHUMMERの標準的なスピーカーの位置は車幅の都合と、乗車位置がドア側いっぱいにあるため反対側のスピーカが遠くに有り、左右のアンバランスが大きく運転席にバランスを合わせると同乗者は更なるアンバランスになります。これを解決し更に低音が殆ど出るような直径のスピーカーではないためウーハーの取り付けを行いました。 今回購入したパイオニアのウーハーのセットはウーハーだけではなくて左右別々のサテイトスピーカーなどという物が付いていて個別に音量のスパンを調整できるのでこれをフロントの左右の席にそれぞれの遠い方のスピーカと同じ方を配置する事にしました。取り付けはCDチェンジャーカバーに穴をあけ裏に補強板を入れ固定しました。配線は内装の中を通しワイパーモーターあたりから引き出しました。 繰り返しますがこれによって各席に左右のスピーカーを1セットづつ専用に持つ事になります。視聴した所、本来のステレオ効果がはっきりしてボリュウムを絞っても透き通るような音に包まれます。また低音もドコドコさせることなくジェントルにして素人の私でも違いがわかるほど良い音になりました。早速走りながら視聴しましたが別物です。たしか、オプションのモンスーンオーディオシステムのスピーカー配置もこんな感じだったと思います。 今回の取り付けにおいて、CDチェンジャーのカバーはお決まりですがネジ穴付近にプラスチックの欠けが出ていました。この欠けはHUMMERの内装には頻繁に起きます。新しい物と交換してもよいのですが、結局また欠けるので、今回はアルミのフラットバーを加工しておさえつけて固定する事にしました。作成は案外手先の器用な(外科医なのでそうでなければ困るのですが)オーナーが自ら作成をしました。今回購入したMD、CDのシステムはさほど高価な物ではありませんが、音源のデジタル化とスピーカーの配置で結構良い音になります。丸貧な方法は、スピーカの追加だけでも十分な気がします。
病室は角部屋で90度方向2面に窓があり、眺めは良好です。今の時期は白鳥やカモが沢山飛んでいます。本来2人部屋なのですが一人で使わさせて頂き、河野さんから頂いたお花と松原さんが持ってきてくれた莫大な量のビデオに囲まれています。この花と莫大なビデオは部屋に来る看護婦さんや調理さんも驚いています。ご飯は決まった時間にきちんと出てくるし、特に晩御飯は先生の奥さんが飽きの来ない様に色々考えてくださり、毎日これが一番の楽しみです。入院当所は寝てばかりいましたが治療が進み貧血も痛みも減ってきたので寝てばかり居ると体が痛くなり健康にも悪いので極力外に出る様にしています。夜はビデオですね!助かります。 さて、先生のHUMMERですが今回チョイスしたCDチェンジャーは10連装なので純正のカバーぎりぎりでこれの取りつけには少し工夫が必要です。また、カバーの開口部も削らないと上手くカセットの出し入れができないでしょう。この辺は明日ホームセンターで適当な金具を探しに行くことにして、とりあえずバラバラになった内装の組上げを行いました。面倒でしたが、松原さんのHUMMERの時も感じましたがどうせなら手を抜かずに思いきってシートや床材を剥がして配線をする事で足を引っ掛けたり何かの拍子で断線したりすることが無いので2度手間にならないと思います。シートは案外外すのは楽でリアーは4本のボルト、フロントは上下させるベースが重いのでレールで2分割にした方が車外に出しやすくなります。明日は完成を目指してみます。
私にとってストレス発散の一番はHUMMERに触れて居る事と主治医がおっしゃるので本日も少し作業しました。HUMMERのCDチェンジャーのケーブルは天井裏を後ろに50cmほど後方に這わせ、その後運転席側のBピラーの中を通り運転席シートの固定ボルトのアンカーあたりを横切りそのまま立ち上がってセンターコンソールに入ります。こう書くと簡単そうですが、ケーブルは天井に粘着テープで数カ所止めてあるので引っ張っても出てきませんので結局シートを外し、内装を剥がし運転席側の内装から天井に手を突っ込んで引き抜きました。
規則正しい生活、食事の毎日ですが、元々寝たままで居られない性分なので何かをしていなければ居られません。入院生活も1週間経って、投薬と注射のおかげで、ヘリコバクターピロリ菌も居なくなった様で日を追うごとに痛みが和らいできます。そこで大井先生のHUMMERに何かやりたいリクエストを聞いた所、オリジナルのオーディオに不満がある様でしたが、元々HUMMERの騒音が音楽を聴くような環境ではないと思いましたが、大井先生のHUMMERはGAS車であることと、先生はかなり私と異なり音楽には造詣があるので、先生の要望は低音を出すためにウーハーを装着したいと言う事でした。 先生の書斎は10畳ほどですが壁の色が判らないほどのオーディオ機材で埋め尽くされており、中には幻のDATのデッキも数台あり総額HUMMER2台分ほどではないかと思われる装備です。 しかし新物好きなはずなのに、MDは一台も無いので先生にMDには興味無いかと聞いた所、最近は新しい物に飛びついたための火傷が多いので買い控えていたのと、DATが最高と思っているらしく私のブレーザーに装着している数万円のMDステレオを聞かせた所音の良さに目から鱗状態でした。MDの一番大きなマーケットはハイティーンで、録音の簡便さ、MDウォークマンの小ささと、消費電力の少なさが受けて、CDウォークマンをすっかり蹴散らしています。この環境は日本固有の物であって、アメリカの家電屋にはMDはありませんでした。従って今だにHUMMERのヘッドセットはモンスーンシステムでもカセットです。 また、先生がオーディを交換に踏み切れなかったのは、天井から吊り下げられているCDチェンジャーの交換は困難と思っていたようで諦めていた様です。実際はチェンジャーのメカーと合えばヘッドの交換は出来るのですが・・・。また、天井のチェンジャーの交換は大掛かりになりますが出来ない事は無いのでそれを伝えると、新物好きの買いたい病がむずむずしてきたらしく奥さんがコンサートに出かけた後、こそこそ二人で近所のカーショップに行きSONYのMDヘッドセットと、CDチェンジャー、パイオニアのウーハーを購入し、そのまま家電屋に行き4倍のスピードで録音できるMDコンポも買ってしまいました。 HUMMERのCDチェンジャーケーブルは天井裏を通り、運転席側のピラーを通りフロアーマットの下を通りシフトレバーの脇を通ってヘッドセットに繋がります。従って運転席側の内装並びに前後シート天井の一部を撤去しないとケーブルは通せません。センターピラーならびにフロントのピラーは内装の裏に余裕が無いので見た目を気にする方には耐えられないかも知れません。 今日はシート撤去、内装剥し、配線のレイアウトを行いましたが、手際良く作業をしてあっという間にバラして居る様子に先生も驚かれたようです(自慢です)。先生のガレージは昔バギーを作った事があるためか、インチ工具やショートパーツが案外揃っていますが、しばらく触っていないせいで、こんなもんありますかと言うと出てくるまでに時間が掛かり出てきたころにはもう要らない事がたまに傷です。しかし、テスターありますか?と聞いた所ごろごろ3個も、それもデジタルの高級品ばっかりだったのには驚きました。凄いと誉めた所一つくれたのでなんでも言って見るもんだなと一つ利口になりました。 続く
炎天下の取材後、友野さんのHUMMERを少しいじりました。93年式のHUMMEは運転席の下側にはカバーが無く配線がむき出しになっています。95年以降のものについているパーツは一年前に発注済みでズーッと取り付けたくてウズウズしていたようです。取り付けはそれほど大変ではありませんが、バルクヘッド側の取り付け金具を作る必要があります。今回はL型のアルミの型材を加工して作成しました。これの固定はバルクヘッドにタップ・リベットを打ち込みカーペットを挟む形で取り付けます。先端をここに差し後はメーターパネル下に押し付けて固定して終わりですが、元々カバーする事を前提に組み立てられていませんので、ここにも別部品を作る必要があります。完成したところすっきりしてここにカバーは絶対に必要だと感じました。(写真参考)
クーラー使用時にはエンジンルームの中にあるバルブを閉じて室内に温水が行かない様にします。HUMMERはこのバルブを動かす方法は4通りあります。 古い順に、ワイヤーで直接動かす方法。サーボモーターで動かす方法。バキュームを電磁弁で開閉してダイヤフラムで動かす方法。直接室内コントローラーにて、手動でバキュームの切り替えを行なう方法があります。この他に番外として古いエアコンユニットを最新にコンバージョンした時はバキュームポンプを付けてコントローラーで切り替えるものもあります。 今回の大井先生のタイプは3例目の電磁弁で切り替えるタイプです。今回はこの電磁弁が壊れていてヒーターが効きっぱなしになっていました。これは電磁弁を交換する事で簡単に直ります。現在は強制的にヒーターをOFFにしてあります。 今日は93年式HUMMERのACコンプレッサー・ステー交換作業を見学しましたので報告致します。
|