HUMMER ESSAY 2000年3月 |
2000.3.29. 石飛毅氏
先日の比留間さんのドライブシャフトの続報です。どうやらハーフシャフトは色々調べると初期の物はCVジョイントメス側の太さが違い、ブーツのヒダヒダも少ない物でした。比留間さんのハーフシャフトは以前に壊した事が有って古い車から移植したものだったので年式で注文した為に違う寸法の物が来たようです。旧型の物は直径が87.2mmで新しい物は91mm程でした。比留間さんは今回のミーィテイングに間に合わせる為に、職人さんに大急ぎでどうにかしててもらう事にしましたが、無理矢理径の合わない物の締め付けてもだめなので、考えた結果、金属でリングを作りそれをはめ込んで径をあげる事が一番と考えました。しかしリングを作には時間がかかり、間に合いそうにも無かったので、私の方で大急ぎでリングを作る事にしました。今日の夕方に図面を書き旋盤をあけてもらい作ることにしました。手持ちの材料の都合でステンレス(SUS304)を使い、内径は87.15mmで仕上げて、装着はヤキバメで 固定する事にしました。材料は95mmの丸棒からの削り出しでしたが大きい旋盤を使用したので粗削りは早いのですが出来上がりの肉厚が薄いので仕上げは少しづつしか削れないので2時間ほどで内径87.12mm外径91mm長さ25mm外側にゴムを固定する4mmの溝付きのリングが完成しました。仕上がりは見えない所に使うには勿体無いぐらいの美しさでした。そのまま職人さんの所に届けた所、あまりにも早い出来上がりに驚いていました。早速当ててみると寸法はピッタリでした。明日には比留間さんのHUMMERも数ヶ月ぶりに復活します。ミィーテイングの時に力作を見て下さい。 95mmの丸棒から削り出しました 美しい完成品
2000.3.28. 石飛毅氏 先日、メンバーが取材協力しました、アメリカン4WDの見本誌が発売前に、いつもの修理屋に届いているというので業務終了後に出向き拝見させて頂きました。凄い事に表紙は何と! 松原さんの93年式サンドベージュ、と関根さんの2台のHUMMERが飾っており 「君はHUMMERを知ったかぶりしていないか」とドキッ!!とするキャプションが入っています。記事はオールカラーの物で最初はバスケットで有名なデニスロッドマンの下品なHUMMERが出ています。この手の記事は週刊誌的でやなのですが、4ページも使い沢山の写真を載せている所やペイントした方の事を紹介したりしているのは、案外しっかり取材しているようで好感が持てます。HUMMERの歴史は散々今まで他紙でも紹介していますのでうんざりですが軍用からハマーへの移行が今までより詳しく書かれています。詳細写真も関根さんのHUMMERを使い、先日紹介した修理屋のHUMMER用リフトで持ち上げて撮影しています。又、エンジン、ミッション、オプション、ボディカラーなどの分類が工夫されていて良く出来ています。これから購入する方(中古HUMMER)の参考資料になると思います。もう一つ面白いのはアメリカのフォーホイラー誌が出しているビデオの中でHUMMERが転倒するシーンをこま送りで載せてあります。このビデオは中々面白い物でお勧めできます。全体的にもちろん私も資料協力しましたが、私のコネで忙しい中、リフトで上げたり、車輌貸し出しをした方々の紹介(名前が)が小さいのは少々不満です。愛車が紙面に載る事はよほどの偏屈ではない限り嬉しいのは事実で、別に不細工な顔写真を載せろと言うのではなく、もう少しこういう方々が良かったと思うようにして頂きたいです。特に、我々ユーザーはそれでも納得できますが、忙しい中リフトを使わせてくれたのは業者で頼んだ私としてはせめてベルスポーツ並みに扱って頂けたら私の「借り」を使わずに済んだと思います。今回、この業者には「借り」が出来てしまいましたので、ミィーテイングにもしものための工具、オイル等を持ってくる事を条件にOKしました。現地で依頼があればなんでもやっていいかと言われていますが、別に無理に仕事を頼む必要はありませんのでお気を使わないでください。また、この記事をプロデュースした「須永」記者兼カメラマンも取材ならびに「アメリカン4WD誌」を売りに来ますので、この二人が喧嘩しないかが心配です。この他にも神奈川の方が軍用部品を持ってフリーマーケットをしたいと要望がありましたのでOKしています。皆さんも不用のパーツ、通信販売で買ったけどサイズが合わない、HUMMERシャツなど、HUMMER関係の物のフリーマーケットは、ご自由にやって下さい。但し販売上のトラブルは当人同士で処理して下さい。又、たこ焼、焼きそば等の全くHUMMERに関係ない物、法的秩序を乱すものの販売は、お断りします。 2000.3.22. 石飛毅氏 結局、インタークラーの取り付けが気になって、仕事が終わった後、修理屋さんに行ってきました。私が行った時はもう既にAT、エンジン、パワステの各オイルクーラー、ACコンデンサー、ラジエターの配管が外されて直ぐにユニットを外せる状態になっていましたので、手を貸して下ろしました。このユニットを外すとエンジンに手が届きやすく、整備性はかなり向上します。またエンジンが左にオフセットされているのは知っていましたが、正面から見るとかなりずらして搭載しているのが解ります。
丸い所がタービンとの接続口
左が改造品
エンジンがオフセットされている様子
仮止めで配管している様子
ブルーのパイプがインタークラー配管
2000.3.21. 石飛毅氏 先日届きました、DIESEL TURBO 用のボーラ製のマフラー、インタークーラの取り付けを開始しましたので報告します。 2000.3.18. 石飛毅氏 年度末の忙しい時期ですが、慢性的な寝不足と、他人のHUMMERばかりで自分のHUMMERの面倒をしばらく見ていなかったので、本日は休暇を取りやろうやろうと思っていた、ドラッグアームの交換をする事にしました。わたしのHUMMERを保管している車庫は狭い為すえ切りが多いのでどうやらここに負担が掛かったみたいでタイヤをゆするとかなりガタガタになっています。HUMMERのパワステは強力なのですえきりのし過ぎには注意が必要です。これに依る体感できる症状は普段の走行では問題はないので解らないのですが、高速で100Km/hを超えてから振動が凄くなります。交換は先ず、助手席側のタイヤが浮くまでジャッキで持ち上げます。次にテーパーシャフトの割ピンを外しナットを緩め外します。エンジンを掛けハンドルを左一杯に切りエンジンを止めます。テーパーシャフトはしっかり食いついていますので、穴の側面をハンマー等で叩くとテーパーが緩み抜けます。HUMMERのドラッグアーム周辺は込み入ってて叩きずらいのでフロント側から1mほどの鉄棒をリンクの腹に当て棒の端をハンマーで叩きました。テーパーが抜けた後、アーム本体をフレームに固定しているボルトを緩めます。このボルトはフレームを貫通していて長いので緩める時は瞬間に力を入れて緩めないとボルトがトーションバーになってしまいボルトをいためてしますので注意が必要です。又ナットは立て込みでは有りません。2本のボルトを外し新しいアームと交換します。先ずテパーシャフトを入れ仮止めします。フレーム取り付け用のボルトは入れずらいので、タイヤをあおりながら入れると楽です。2本のボルトをしっかり締め込み固定します。HUMMERのフレームは閉角断面(ボックス型)なのでボルトが取る穴にはパイプを通して溶接して有り強く締め込んでもフレームが潰れない様になっています。テパーシャフトのナットをしっかり締め込み、緩み止めに新しい割ピンを入れます。最後に新品の部品にはグリスが入ってい無いので、グリスを挿して完了です。HUMMERは20個所ほどグリスポイントが有ります。グリスの管理は思ったよりインターバルが短いので、(得に足回りとステアリングリンケージ)ぜひマイグリスガンを購入する事をお勧めします。グリスは別に高い物で無くても結構ですがまめに挿す事の方が大切です。直ぐに試走しましたが心なしか良い感じになりました。面倒ですが各ネジには、さび付きに依る固着防止の為、協和興材のMMCを使用しました。これは耐熱が1260℃もありエグゾーストマニホールド、マフラーのネジに使用すると効果が有ります。一缶の量が多いので、仲間内で分ければ安い物でしょう。又、カタログにはシール効果も有ると書いてありますので今度CTISのネジに使って確かめてみます。本当にシール性と固着、結着防止効果が有ればCTISには理想的です。 外したアーム
ハブリダクションのキャップと奥のボルトの頭
ハーフシャフトのブレーキ側のボルト
奥のボルト
2000.3.13. 石飛毅氏 日曜日CG展示の後松原さんの93年式HUMMERのCTISがエアー漏れしているので、エアー漏れ修理の達人である後輩に修理してもらう為、HUMMERを預かりました。今日修理してもらう為HUMMERで出勤した所なぜかタコメーターが振らない事に気が付きましたが、特に変調はなく順調でしたのでそのまま乗り続け、20分ぐらいしてから突然ラジオが停まりましたがニッポン放送なのであまり気にしなかった(私の近所はなぜか入りが悪い)のですが、ウインカーが付かなくなった時何かおかしいと徐々に感じ、CTISポンプやヒーター等もスイッチをいじりまわした所、どれも動作せず、走りながら色々思考しましたが、大元のバッテリーではないかと疑い、エンジンが止まらないのでそのまま会社まで 回りの車に注意しながらウインカ、ブレーキランプ無しなので徐行して会社にたどり着き、直ぐに松原さんに連絡取りました。彼が言うには1週間前にバッテリーが上がったそうで、もうバッテリーがだめではないかと言われたのでお昼休みまでお気楽に仕事をして、昼食後再度HUMMERに戻り、後輩のブロンコからジャンプしてもらおうと思いバッテリーを見るとどう見ても新品のオプチマが付いており再度松原さんに連絡すると預けていた修理屋さんにバッテリー交換を依頼した所在庫が無かったので未だ換えていないと思っていたようでした。修理屋に電話で確認した所交換したばかりで原因はバッテリーでは無い事が判明しました。気を取り直し取りあえず 始動を試みました。最初使用したジャンプコードの容量が足らず(袋には100Aと書いてありました)始動する事が出来ず。仕方がないので、6000円もする太めの100Aジャンプコードを買い求め、再挑戦しましたが、それでも未だ容量が足りず結局最初のコードもつなぎやっと始動する事が出来たのでひとまず安心しましたが実はそれからが問題でエンジンは掛かるには掛かりましたが、電圧計もタコメータも動かずおかしいと思いエンジンルームを覗くと全てのベルトはきちんと回ているのですが
何とオルターネータはベルトが滑って回っていないのを発見して慌ててエンジンを切りました。ベルトを触るとゆるゆるで内側はかなり痛んでおり、使用限界が来ていました。何気なくオルターネータを触ると一瞬 固かったのですが多少の引きずる音はしたものの 手で十分回るので、ベルトが原因と決め、近所の修理屋を数件回りましたが9.5-1250のベルトは在庫が無く前出の修理屋に探してもらい中村オートパーツ小平に在庫が有ると解り、修理屋のお使いのふりをして直接ベルトを取りに行き、会社に再び戻りスパーチャジャー、エアコンの各ベルトを外し新しいベルトを付け再始動した処、今度はちゃんとメターは触れるし、なお且つ全ての電装品が完動したのでやっと一息して充電の為にエンジンを15分ほどアイドリングで放置しました、もう良いだろうと思いメーターを確認した所、又メーターの動きが止まっているので、嫌な予感がしてベルトを緩めオルターネータを手で回すと今度は全く動かなくなっていました。GM車用のオルターネターの予備がまたまた前出の修理屋が持っているので無理を言って持ってきてもらい現物を比較してみると取り付け形状は同じでしたが脇に付いているコネクターのピン数も形状が異なり 他を壊すといけないので結局諦めてリビルト品を注文する事にしました。日中散々走り回り、終わったのは22時で成果は何も無しでした。
2000.3.13. 石飛毅氏 本日無事としまえんでの車輌展が終了しました。 2000.3.10.2 石飛毅氏 としまえんにHUMMER搬入しに行ってきました。夏季に波のプールになる所にレンジローバ、ピンツガウワー、ウニモグ、と一緒に展示されます。展示準備の様子を少し見ましたが、98年のマクラーレンF1(ミカハッキネン用)を見る事が出来ました。もちろん至近距離から観察できましたがあまりにも奇麗に出来ているので何か詰まらないような感じがしました。同じ展示車のFORD40の方が色々発見が有って面白かったです。土曜日はカーオブザセンチュリーにノミネートされ他車の展示が有りませんので我々の展示場所はその展示エリアの回りなのでひっそりとしていると思いますが、土曜日の方がゆっくりできると思います。韓国からのTV局が来ておりその自動車評論家のおっちゃんは我々の持ってきたJEEP MB を見て大変興奮していました。どうやらその方が初めて運転をして運転を覚えた思い出の車らしく、熱烈に試乗を申し込まれ所有者のオートジャンクションさんが快諾するとずいぶん長くテープを回していました。CCV石川さんのコレクションに木箱入りの2000部限定のJEEPの本が数冊有り定価は2000円である事を伝えると、嬉しそうに買いますと言ってました。HUMMERの事も録画していましたので我が愛用のHUMMERもNHKのオンエアーに続き2回目のTV出演になります。写真はしゃれでミゼットを挟んで記念写真を取りました、比べてみるとHUMMERの大きさを改めて感じました。当日は我々HUMMERの間にはジムニーが展示されます。
2000.3.10. 石飛毅氏 CTISカバー作りました、磨きに赤文字、磨きに白文字、艶消し黒に白文字です。此れに標準を加えて4種類のカバーがついています。
2000.3.9. 石飛毅氏
カウンター1000オバーおめでとうございます。
2000.3.6. 石飛毅氏
先週名古屋まで下見に行った事故車のHUMMERを昨日引き取りに行ってきましたのでレポートします。
早朝4時に起きて川越の元HUMMERオーナーの方に行きローダーに乗り換えて中央高速を一路名古屋へと向かいました。その途中諏訪の手前で対向車線のパーキングに何とローダーに乗ったBSIの例の黄色いHUMMERが停まっているのを見ました。非常に気になりましたが対向車線でしたのでそのまま我々は名古屋に向かいました。
名古屋に10時半に到着すると直ぐに各部を点検して、ローダーに載せる段取りをしましたが、重量は3トン以上でフロントタイヤの一つが外れているので転がす事は無理なので、ユニックの釣り下げ許容荷重を考え、外れているタイヤを持ち上げる様にしてアームを立てたり長さを換えたりしユニックで可能な限り荷台に引っ張り、その後は手動のハンドウインチで数cmずつ根気良く引きよせ荷台に載せました。置いてあった場所をかたずけ、オーナーの所へ行きナンバーを返してリモコンと鍵を受け取り気が付くともう1時になっていました。帰りは登りの少ない東名をのんびり7時間かけて帰ってきました。下ろした後、未だ車庫が完成していないので、ブルーシートとトラロープでしっかりパッキングして保管しました。今後の予定は、先ずエンジンチェックの為に邪魔になっている部品を剥ぎ取り、エンジンを掛けても良い状態にして、生きている事を確認してから、95年式を横においてハーネスごとスワップする予定です。おそらく5月のゴールデンウイークが作業の山になると思います。
最近又、HUMMERオナーの方から数人連絡が有り大変喜ばしい事と思っています。皆さん多少の問題が有ったみたいですが、どうにか色々対策をしているようです。今日掛かってきた方は93年式で新車から乗っている方でHUMMER歴7年目の先輩でした。おそらく今の所一番の長老?だと思います。現在の所93年3台94年2台95年3台96年3台97年4台98年1.5台その他不明の方5台のかたから連絡頂いています。4月2日にはこの中から何台が来れるかは解りませんが出来るだけ多くの車が集まる事を期待しています。その他にもHUMMERオーナー以外の方も何人かおみえになるようです。
2000.3.4. 石飛毅氏
明日は アメリカン4WD誌からの依頼で松原さんのXRとHUMMERを撮影する為に成田に行ってきます。明後日は関根さん、萩原さんのHUMMERを加え撮影がおこなわれます。次号の紙面は多数のメンバーのHUMMERが紙面をにぎわす事になります。以前の取材もオーナーの立場に立った取材で好感が持てましたので今回も期待しています。ちなみに私の赤は出過ぎなので、今回はご遠慮しました。
我々車好きにとって交通事故は最も恐ろしい事で、例え自爆でも良い事は何一つとして有りません。自分だけ気を付けていても、見ず知らずの人と混走している一般道ではいつ起きてもおかしくない事でもあります。今回不運にも事故に遭い再起不能なHUMMERを前オーナーの好意で私の所に引き取る事にしました。たとえ全損状態で、見た目はごみでも私たちには宝の山です。そのままでは使えませんが手をかければ使える物は沢山あります。辛い思いをされている当事者ではない他人の私が今回の事故内容に付いてあれこれいう事は、無礼でありますので、一切伏せさせて頂きます。しかしあくまでも原因は人為的な物が起因している事だけは間違いないでしょう。決してHUMMERに責任は有りませんので、私はこのドナーHUMMERを大切にしたいと思います。解体される前に連絡を下さったオーナーと、連絡を下さったジャパンランドローバクラブの堀池さんには心より感謝致します。ちなみに主要部品の行き先は決まりましたが、未だ色々と健全な部品が有ります。ご要望の方は、連絡ください。使える物はネジ1本まで丁寧に外し分類していつか役立つように整理して保管したいと思います。
2000.3.3. 石飛毅氏
友野さんから昨日のレポートの補足がきましたので掲載願います。
燃料フィルターの交換時の、ちょっとした私の経験でアドバイス致します。フイルターの交換時に、古い汚れたフィルターを取り出すとやはりフィルターには、かなりの燃料が含まれおり新しいフィルターを入れてもフィルタ−ハウスの上まで燃料が無いので、この部分の空気を抜く為に、フィルター上部の空気穴を開け、エンジンを掛けてポンプを駆動させエアーを抜きます。私が、初めてフィルター交換したした時この方法では、エンジンを掛けても燃料が足りず噴射ポンプがエアーを噛んで吸わなくなり、掛からなくなってしまい、最後はバッテリーもあがってしまいました。新しいフィルターに交換時は、溢れない程度にフィルターハウスの上まで燃料をジョウロ等で必ず燃料を足してから、フィルターを入れキャップをしてエンジンを掛けて空気を抜く方法が良いです。
燃料を足さなくても、だいじょうぶな事も有ると思いますが万一、一発でエンジンが掛からない場合は、大事になる前に燃料を足す方法をお勧め致します。 燃料タンク 私のハマーの燃料タンクは、ディーゼルをスタンドで入れてもらう際に、いつも満タンに入れるのですがオートストップで止まった所以上に入れると、その分がタンクから溢れてしまいます。だから私は「オートストップで止まった所まで」が口癖です。なぜでしょうか ? オイルフィルター 私のハマーにはデュアルオイルフィルターを取り付けてあります。目に見えて効果は分かりませんが、1つよりは2つ付いていた方が効果が有るに決まっていますよね。オイルフィルターはK&Nのディーゼル用を使用しています。ほぼ3ヶ月に一度のエンジンオイル及びオイルフィルターも毎回、新しく交換しているので乗り初めて4年がたちますが、一度もエンジン関係のトラブルは有りませんでした。
以上 友野さんからメールを頂きました。
燃料のルートは電磁ポンプ→フイルター→噴射ポンプの順になっています。通常噴射ポンプの吐出量より電磁ポンプの吐出量が上回っているはずですが何かの弾みで配管内にエアーを噛んでしまったのだと思います。頻度が高い訳ではないので、"友野式"を私もお勧めします。以前に暖まるとエンジンが止まるHUMMERが有りましたがこの時も燃料ホースの中に若干のエアーが有った為にこれが膨張して配管内でダンパーになってしまい燃料が行かなくなった様です。(長崎のオーナー)
友野さんに連絡が取れませんでしたので、燃料タンクの漏れている場所が特定できませんが、考えられるのは当然タンク上部です。上部には燃料の吸い口、戻り口、ベント口、給油時の急激な空気を開放する為の戻り口(給油口の横に出る奴)、ロールオーバーバルブ、レベル計と沢山の穴が空いています。しかしどの穴も密閉なはずなので、何処かが緩んでいると思います。タンクはご存知のように樹脂製で、燃料ゆれ防止の仕切りが有りませんので燃料のゆれが激しい燃料計の動きで解ると思います。しっかりふさがっているように見えても結構勢い良く波しぶきを立ててシェイクしていますのでちょっとしたゆるみでもかなり漏れると思います、故障ですから良く見て直してください。
オイルフィルターはエアークリーナーと異なり、サイクロン式分流機構が付いていない限り、性能の差は出にくいと思います。所詮油漬けのペーパーフィルターです、ろ過面積は2個付けしていれば勿体無いのでノーマルで十分と思います。エアークリーナーの場合は洗浄して再使用できる所がK&Nの最大のメリットで、専用オイルが無ければただの目の粗いフイルターにすぎません。(意味ないじゃ〜ん)何事もきちんとしたスケジュールでメンテナンスをしておく事が大事だと思います。
2000.3.2. 2 石飛毅氏
カーグラフィック NAVI DAY 2000
日時 2000年3月11日 12:00---16:30 12日 10:00---16:30 会場 としまえん (西武鉄道 豊島園駅下車すぐ) 東京都練馬区向山3-25-1
案内文 テーマ1 「レインジローヴァー30周年」 5台 レインジローヴァー 1973式 2ドア スウェーデン仕様 朽木宏氏所有 レインジローヴァー 1977式 2ドア オーストラリア仕様 CCV編集室所有 レインジローヴァー 1983式 4ドア 英国仕様 島津英世氏所有 レインジローヴァー 1971式 2ドア・ボブテイル車 堺田務氏所有 レインジローヴァー 4.6HSE 現行モデル BMW/ROVER テーマ2 「カーオブザセンチュリーの四駆」 1(2)台 JeepウイリスMB 板橋区オートジャンクション所有 レインジローヴァー 2ドア (テーマ1とダブリ展示) テーマ3 「ホイルリダクション付きの車」 5台 ピンツガウアー 710M(4×4) 板橋区オートジャンクション所有 ピンツガウアー 712K(6×6) クワトロスポーツ岸野氏 所有 ウニモグ最新モデル ウェスタンコーポレーション AMGC ハマー シビリアン/ステーションワゴン 石飛毅氏所有 AMGCハマー シビリアン/スラントバック 松原義明氏 所有 別テーマ ダイハツ・ミゼット 板橋区オートジャンクション所有 スズキ・ジムニー LJ10 ニ階堂裕氏所有(日本ジムニークラブ) 2000.3.2. 石飛毅氏
燃料フィルター交換、メンテナンス
友野さんが燃料フィルターで苦労されていまして、色々調べましたので報告します。燃料フイルターユニットの場所はエンジンルームの運転席側バルクヘッドのそばに有ります。2組の配線がつながっています、3本線の方は水分センサーで、2本線の方は燃料ヒーターです。燃料ヒータは電源は12Vで走行中しかONしません。フィルターはマニュアルに依ると6000マイル(9600Km)で交換となっていますが、燃料事情の良好な日本では今の所(28000マイル走行)結構長持ちしています。燃料フィルターの役割はごみと水分分離の役目が有ります。したがってごみで詰まらなくって奇麗に見えても水分がフイルターに含まれると燃料の透過が悪くなってエンジンパワーダウンの原因になります。フイルターの面は結構細かくて水の分子より細かくて燃料の分子よりは大きいそうであんな物でも結構考えられています。ただしよほどの粗悪な燃料であったり燃料タンクからの水の混入が無い限りフイルターのケースで分離され水分は沈殿します。この沈殿した物は時々ドレンアウトをしたほうが良いと思います。もちろんアラームランプが点いた時は直ぐにドレンしましょう。ドレンアウトの方法は簡単で先ず用意する物は空缶とプライヤーだけです。運転席側のタイヤの裏に有るT字型のバルブを探します、これを見つけたら、先ず手で反時計回りに回してみますこの時硬くても出来るだけ手で回す事をお勧めします、どうしてもあかない時だけプライヤーで回します。一度緩めたバルブを締込み、エンジンを掛けます、次にバルブの出口に空缶を当ててバルブをゆっくり開けるとそこからちょろちょろ汚い物が出てきます。ある程度ドレンしてこれで良しと思った所で再度しっかり締めて液漏れの無い事を確認します。これでドレンは終わりです、水分が入っていたら水が空缶の底に玉の様になってコロコロしているはずです。廃液は必ずきちんと処分してください。フイルターの交換は上部の回りそうなリングを緩めて引き剥くとフイルターが取れます。新しいフイルター下に微量のオイルを塗り押し込みます、リングを元の位置まで締込みます。友野さんの苦労はここで発生したようでフイルターの底の穴が小さくてフイルターがきっちり収まらなかったようです。どうやらHUMMERのフイルターケースは2種類有る可能性が有ります、逆の場合はスポスポで意味なくなってします事も考えられます。フィルターの型番はAMGC
Part #5742602、ACDelco社 #TP1256、NAPA Gold Fuel Filter 3376 STANDYNE社FUELMANGEA
100シリーズ#31712B28、とあちこちのメーカーで作られています。箱にトラクターの絵が書いてあった物も有りますので例によって汎用品で、販価は社外品の方が安いと思います。上記の物はすべて穴の径が1インチぐらいでしたが、友野さんのフィルターケースには何れの物も入らなかったようです。近い内の当方のHUMMERで確かめてみますので報告します。フイルターを装着後、フイルター上部のドーム型のキャップを反時計回りに1.5回転させエンジンを掛け上部の穴から空気が出なくなるまで回します、燃料が出てきたらしっかり締めます。これは燃料のエアー抜きといってガス欠をした時にも同じ事をします。燃料ポンプは電動で直径5cm程の筒状でフイルターの横に有ります、色は安っぽい金色で案外小さいポンプです。
燃料タンクベントフイルター
燃料タンクは当然燃料が吸引されて負圧になるので当然タンクに空気を入れる穴が空いています。HUMMERの場合はこの空気穴は高々とエンジンルーム助手席側窓の下あたりまで延々と配管されています。この先端には小さなフィルターが付いていますのでこれの掃除も時々してあげてくださいここが詰まると燃料タンクが潰れる事も十分考えられます。私のHUMMERは依然走行中時々後ろでボコンという音がする事が有りましたが原因はこれの詰まりでした。タンクが負圧になりタンクが凹み、タンクの戻ろうとする力が大きくなった時に急激に空気が入ってタンクが元に戻った時の音でした。心当たりのある方は掃除してください。エンジン丸洗いする時も気を付けましょう。湿っていると空気が通りません掃除は外して内側からのエアーブローで十分です。神経質な方は、さらにタンクキャップを開けて配管の中もエアーブローすれば完璧です。
オイルフイルター
オイルフイルターはAC Delco社PF-35又は1218でOKです、価格はヤナセで1300円ぐらいで買え国産同型よりかなり安いので毎回交換、出来たら2個フイルターの付くディアルフイルターキットの装着をお勧めします。海外旅行の際Kマート、ターゲットなどのスーパーには必ずフィルターは売っていすのでまとめ買いしましよう。
ATフイルター
ATフィルターはやはりGMと共通のAC
Delco製で品番1#8684221です。この時忘れてはいけないのはガスケットを同時に買う事です。SEALの品番は1#8677743です。フイルターは現物を見ると頼りないほど小さいので、早めに交換しようと思いましたが近い内にビッグプロジェクトを予定していますのでその時にしようと思います。部品番号はあくまでも私がHUMMER用として購入したのですが未装着なのであくまでも参考としてください。AC
Delcoの部品は国内の部品屋さんでもそろう物が有りますので心配ないと思いますが価格はそれなりです。
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