HUMMER ESSAY 2000年2月     

 石飛毅氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

 
20001月  2000年3月  

2000.2.26. 石飛毅氏


メールで質問が来ました、御本人にもお答えしましたが 紹介します。


Q オートメータ製タコメーターの取り付け方法を教えて。 
A オートメータ製タコメーターはHUMMER純正で使用しています。先ずセンサーが付いていたと思うのですが、こいつをオイルタネータのボデイの腹に取り付けます。止め方は付属のベルト又はホースクランプで固定すれば良いと思います。あとは電源と、アース、ライトの配線をします。次にエンジンをかけて暖気が終わったら、後のボリュームで700回転に合わせればおおよその校正は終わりです。精密な精度を求めるには、オプチカル回転計で正しい回転を検出して校正をした方が良いです。私はこの小野測器製の回転計を持っています。現在友人に貸していますので返品後お貸ししますので使ってください。 通常ガソリンエンジンは点火の回数をパルス信号でとって、これを回転に置き換えていますですからこの場合タコメータの設定は気筒数の切替えで正しい数字が出ます(回路はアナログですが調整はデジタルになります。DIESELの場合はオルターネータの磁場の変化を検出してこれに比例して回転としていますが、車によってクランク一回転に対してのプーリーの回転がまちまちななので入力に対して針の触れる変化の傾きをかえて調整します。ですから傾きのゼロに近い方(アイドリング)でやるより、2500〜3000rpmで調整した方が正確になると思います。 


Q 後部のタイヤのCTISの付け根の中心部からわずかにエアーもれがしています。パッキンか何か交換すれば大丈夫でしょうか?   
A CTISの空気漏れは良くある話です。大きく分けてタイヤ周辺と車両側に分ける事が出来ます。今回の場合漏れ場所が直ぐに特定できて良かったと思います。本体側の時は大変ですから。文面では後タイヤの中心部からとの事ですが先ず後輪両側のバルブを止めます。一番根元の六角を緩めネジの部分にガス配管の時に使うシールテープ(テフロンのうすいテープ DIY店で売ってます)を約1,5〜2巻ききます、巻きすぎは締込み不足で漏れの原因になりますので注意してください。巻く向きはネジを手前に見て時計回り(CW)に巻きます、反対に巻くとねじ込んだ時にテープが抜けてしまします。もちろんテープの変わりに液体ガスケット類でも結構です。通常CTISのチューブはナイロンらしき物ですがこれの付け根から漏れている場合は交換した方が良いと思います。アフターマーケットでメッシュの物も出ていますのでこれに交換すると丈夫そうで良いですね。
PS 電話で質問される方がいますが、こちらも即答するのは難しいものが有りますし 資料が手元に無い事が有りますので、出来るだけメールで頂けると有りがたいです。新品部品なら良いのですが、私や信頼できる人が直接見ていない中古品の価格はさまざまで値段を告げられやすいですか?と聞かれても自分が買った事が無い物は新品より安いとしか答えられません、なにせ商売では有りませんのでお手柔らかにお願いします。メールでの問い合わせはじっくり考えられますしテキスト化できて、資料価値が出ますので、どんな質問でも歓迎です。


2000.2.23.    石飛毅氏 


先日、新たしい車がお目見えしましたので紹介致します。97年8月生産の4Dr HT ウインチ カーナビ 皮張りシート(黒色)が装備され 色は私と同じ赤です、走行はたったの1100Kmで先日「ロッキー」で販売されていた物で、松原さんが購入されました。松原さんは93年も持っていますが、パワー不足解消の為にスーパーチャージャーを付けましたが3ATではやはり運動性能の向上は思ったほどではなく、不満が有りました。今回ターボDIESELに初めて乗ってあまりにも違うパワーに驚いていました。このHUMMERはカナダ仕様なので、メーター類の単位や機能表示マークにUSA仕様と違いが有ります。メーター類はやはり国産と同じ単位の方が読み取りやすいのでこの方が良いと思います。下回りを確認した所オイル漏れ等は一切無く、まったくの新車状態でした。ただ一つ残念なのはグリルガードがメッキされていてなお且つステップの様な物が溶接されていました、これは購入者の好みではなかったので 早々、グリルガードとついでにインタークラーキットを注文しました。Yahoo オークションは色々驚く物が出ていますが遂にHUMMER本体が出ました。93年モデルで色は黒内装はタン色積み替えてなければ6.2L NA DIESEL 3ATでしょう価格は500万円スタートで落札希望価格は600万円!!でした。出展者ももう少し相場を調べた方が良いと思います、今の処 誰も入札していません。その他には93年のカタログ(ペラペラの物)が出ていましたが連絡した所8000円と言われました。もちろん高すぎるので買いませんでしたがあれが8000円なら私の本棚の資料は全部で一体いくらになるでしょう。ハンビーのフロントウインドウ一式(枠とガラス)も売りに出ていたので入札してみようと思いますので買えたらお知らせします。1/18 のモデルも幾つか出ていますオークションの検索で「ハマー」と入力すると出てきます。BSIでHUMMERのカレンダーが500+送料で売っています。1月までは1200円+送料でしたから未だ1/6しか経っていませんので割引率は高いと思います。本国でも10ドルしますからお買い得です。ついでにカタログ500円+送料も一緒に頼めば送料がお得になると思います。 

タイヤ 先日、お伝えした17インチホィールの続報です。使えるタイヤが無いと先日書きましたが、GF Goodrich(ミシュランオカモトタイヤ)からBaja T/A 37×12.5×17のタイヤが発売されていました。パターンはGood YearのGSAとMTの中間ぐらいでサイドウォールも凸凹していなくてしっかりできているタイヤです。本国では37×12.5×16.5も販売されていますのでHUMMERの標準ホィールでも使えますが国内での販売の予定はないそうです。価格はオープン価格ですが本国ではスワンパーと同程度の価格なのでGood YearのMTよりは安くなるでしょう。このタイヤはデザートレースで使われていますし、耐荷重を示すロードレンジも"D"です。おそらく高速性能には期待できると思いますので輸入してみようと思います。 

CTISカバー CTISのカバーに貼ってあるシールが劣化したので輸入してみました。93年までは何も貼ってありませんでしたが94年から、「CTIS」とかかれたシールが貼ってありました。輸入した物は薄い弾力性のあるプラスティックの板に多色刷りされたゴージャスな物でした。私の95年はただのシールだったので、劣化しましたがこれならば耐候性が高そうです。これに張り替えようと思っていた矢先に後輩が又、ステンレスでCTISカバーを作ってオリジナルパーツとして押し売りしてきました。取りあえず付けて様子を見ようと思いますが、私はカバーにCTISマークが欲しいのでそれを伝えると、例によってカッティングしてくれましたこれの出来が中々良いので文字を車体色の赤にして貰おうと思っています。99年までの物は間違って輸入したステンレス製の物が知り合いの修理屋で在庫しておりますので欲しい方は連絡してください紹介します。但しCTISマークは有りませんので自作してください。 

ナンチャッテHUMMER in RVショー 栃木の方からも連絡頂きましたが「RVショー」でクライスラーJEEP用のHUMMER変身ボディーパーツが出ていました製品の出来は中々良いのですが価格は80万円以上もする代物です。じろじろ見ていたら係の方が来て如何ですかと聞かれたのでいやみでしたが「本物を持っています」と答えておきました。あれに乗って本物とすれ違った時の持ち主の気持ちを考えると辛くなります。軍用車としてHUMMERの先祖である名車「JEEP」が可愛そうです。どうせならもっとオリジナルな形の物を作るのが正しい仕事だと思います。今までビートルベースのナンチャッテHUMMERは見た事が有りますがさらにそれのまねなら最悪。輸入品でしょうか? RVショーはこの他にHUMMER関連としては日本四輪駆動協会公認のレディース4×4クラブが使っている黄色いHUMMERが駐車場に停まっていました。ワゴンに9フィートのルーフラックに板を敷いていて、どうやらこの上でレディースの会長である「レシチア」さんと言う方が「歌」を歌って全国キャラバンをしているそうです。ここの御担当から先日連絡が有りましてHUMMERオーナーとして参加したいと連絡が有りましたので参加は自由ですと返事をしようと思っていますがお嬢さんが来る様ではないみたいなので安心しています、いらっしゃってもおそらく当日 我々の方はHUMMERの方にばかり気を取られてお相手はできませんので気を悪くされては申し訳ありませんから。A4サイズの広告とHUMMERをあしらったシールと、CDを頂きましたので聞きましたが中に「炭坑節」や「ヤスキ節」等が入っていました。

2000.2.16.    石飛毅氏

  
早速ですが、先日のレポートに間違いが有りましたので、訂正してください。スラントバックと17インチホィールは販売時期ではなく、販売開始時期の事でした。したがいまして1〜3月に販売を開始すると言う事なので安心してください。期間限定はおかしいと思いましたので本日先方に何故?と質問しました所間違いに気が付きました。尚スラントバックの生産は1日5個でAMGCが作っているのではなく、社外品ですがそちらの精度は良いのですがHUMMERの精度が悪くて組み合わせに難航しているみたいです。新しい17インチのタイヤに関しては聞きましたが 未だ不明です。  

以前より改善をお手伝い(研究の為勝手にやらさせてもらっていたのですが)をしている土浦の落合さんのHUMMERにナンバーが無事付きました。取得税納入の際、課税事務所に年式による販売価格の資料が有るらしくて、97年式は米国内で○万ドルはするはずと言って落合さんの購入価格より多い額を提示され、慌てて色々抵抗しましたが受け入れて頂けず結局融資の時に銀行に提出した書類を直接銀行からすぐFAXしてもらうことで解決しました。資料は不明なので根拠が分からないのですが、中古車の値段はまちまちで国内の中古車価格を適応されたら困りますので、登録の際は先方の領収書、消費税納入時の書類等販売価格を証明できる物を持参した方が良いようです。又、ハーフモデルは車両に生産年月日が書いてありますので、年式とイヤーモデルでも違いますからそれを確認してもらった方が良いです。最大で1年違いますので販売価格には大きく差が有ります。HUMMERに限った事では有りませんが。中古業者から買った時は必ず納税証明を見せてもらいましょう、見積もり時の概算のまま支払うのは止めて取得税は別途支払う事にした方が懸命です。 落合さんはお兄さんが修理工場をやられている整備士なのでこれからHUMMERの勉強をしてくださるそうなので、そちら方面の方は頼りになると思います。ご本人はしゃれたレストランを経営されています。狙った訳では有りませんが昼時だったのでおいしいお昼を頂きました、HUMMERを見たことのない方はお食事に行かれると良いと思います。了解を頂いていませんのでレストランの名前は書きませんが探してください。緑色です。近辺には白とサンドベージュのHUMMERが生息しているそうです。 

2000.2.16.    石飛毅氏


2000年モデル

ボデイ 2、4Drソフトトップ4DrHT、ワゴンの他にスラントバックが標準でカタログに載りましたが、2000年1/4期(1〜3月)の期間限定販売です。スラントバックの市販状態の内装は不明ですが。スラントバック本体は後から購入可能です。現に関根さんのHUMMERには同じ物が付いていますし、作っている所は解っていますので慌てる事は有りません。塗装色は、赤が無くなり変わりにCANDY APPLE(インドりんご色)になり、人気の明るいレモンイエロー(BSIのデモカーの色)から、暗い黄色に変わりました、その他合わせて9色になっています。インテリアは、薄いグレーと濃いグレーの2種類です。ちなみに2000年のカタログには、もう売っていない赤や黄色のHUMMERの写真が沢山出ています(表紙は黄色いHUMMERです)日本の車のカタログでは考えられない物です。ミィーティングの時今まで集めたカタログとサービスマニュアル、パーツリストを持っていきますので閲覧してください。 

2000年モデルタイヤ  2000年モデルのカタログ今日入手しました。内容的には標準のホィールがワンピースからツーピーススチールに変わった事。オプションで16.5インチと17インチのアルミホィールが採用されました。それぞれのホィールはビードロックは標準ですが、ランフラットはオプションです。スチィールはCTISの配管が従来通り外ですが、アルミはアンテラのホィールのように、スポークの中をくり抜いて内蔵にしています。タイヤは16,5インチはMTが標準、17インチはGS‐Aが標準です。17インチのオプションタイヤはMT/Rとなっていますが何?かは解りません。従来HUMMER用のアルミホィールは色々有りましたが、丈夫で有名なアルコアのホールもディスク面にCTIS用のミゾを入れた為そこから割れると言う話を聞いた事が有ります。その後見たアルミは溝が無くなりCTIS配管が外に出ていましたが、今回の様にスポークに入れるのは良いアイデアだと思います。従来のHUMMERにこの16.5インチホィールを装着するにはワンピースからの履き替えは中のランフラットが使えると思いますので問題無いと思いますが2ピィースからの履き替えはランフラットは使えなくなります。このホィールは文面からするとホィールにビード用の溝がある様なので特別なビードロックは不要のようです。このホィールのオプションのランフラットはビードライナーが付いていますので激しい走りをするにはランフラット付きを選んだ方が良いと思います。17インチは国内には17インチのHUMMERに適合するタイヤが有りませんので(トラック用は17.5インチばかり、17インチは乗用車用なので耐荷重不足でだめ)装着には勇気が要ると思います。又、2ピィースとなっていますが交換の時分割できるかどうかは不明です。もっと重要なのはスラントバック同様2000年1/4に販売が限られている事です。このホィールはスラントバックと違って出何処が不明なのでかっこいいのですが今の所難しいです。私の推薦はワンピィースのホイールをタイヤ、ランフラット付きで組み込んだ物を輸入する事をお勧めします。これであれば無駄な時間を使わないで合理的だと思います。  

2000年モデル足回り 99年モデルは気が付かなかったのですが4Drソフトトップとスラントバック以外には積載荷重が2種類有ります、おそらくサスペンションの硬さが違うだけと思います。以前も車によってコイルの太さに違いが有りましたしパーツリストにも数種類出ています。

 
HUMMERミーティングinLA 2月12日にLA郊外でHUMMER CULB主催のミーティングが有り約30台ほどのHUMMERが参加しました。参加したHUMMERの中にはハンビーやディーラーが持ち込んだ2000年モデル、ガンガンに改造したHUMMERなどが有りましたがモチロン中心はノーマルHUMMERだったそうです。集まってHUMMER話に花を咲かせた後、2種類のオフロードコースを準備していましたが。ここの所続いている雨のおかげでハードな方は中止になりライトクロカンを楽しんだようです。主催者に当クラブの紹介をしてもらい、今回の写真をHPに掲載する了解を求めました所、友好的で快諾してくれました。写真を3枚お送りしますので掲載願います。尚、もっと写真が有りその内HPに掲載するそうで準備が出来ましたらULRを送りますのでリンクお願いします。次回訪米の時にあちらの会長さんを紹介して頂けるそうなので楽しみです。次回のミーティングは3月の下旬ですが、かなり激しい走りをする走行会だそうです。


バイヤーズガイド本日、アメリカン4WD誌にチューンアップHUMMEとして出ていたHUMMERを見に埼玉の外車屋ロッキーへ行ってきました。97年式4DrHTでしたが実はノーマルでした。カナダモデルの為メーター類の単位は日本と同じで、グロープラグのランプが「WAIT」ではなくマクドナルドのマークを一筆書きした様な表示で有ったり多少違いが有ります。走行距離はほんの少しで付いていたカーナビの使用時間はたったの1時間でした。シートは皮張りで、ウインチが付きで、グリルガードはメッキがしてありました。リヤーのウインカーは配線変更ではなく別な物を追加してありお金が掛かっていますがカッコ悪い物が付いていました。年式は97年でしたが倉庫に置きっぱなしだったのでどう見ても新車でした。手に入れるには消費税、取得税、その他で1000万円オーバーになるでしょうね。ちなみにこの車はもう売約済みです。その他に96年式ターボDIESEL 4DrHTで色はサンドベージュのHUMMERが600万円程度で売りに出ていると言う話が有ります。迷惑を掛けるといけないので売り場所は公表できませんが興味のある方はメールください。 

エンジン先週、ターボ用のインタークーラーキットを注文して見ました。私はターボモデルのパワーは十分だと思うのですがある物は付けたいと思うのが人情で、相談の結果ボルトオンで取り付けは簡単なので試してみようと言う事になり注文してみました。キットの内容はアルミラジエター付きとか魅力的な内容(http://www.adventureaccessories.com/Adventure/Filters.html)なので同時に、K&Nクリーナー、デュアルオイルフイルター、シュノーケルの定番部品も注文しました。定量的に効果を調べてレポートしますので楽しみにしてください。 

ミラー 遂にHUMMERに合うミラーのダイナに遭遇しましたのでお知らせします。そのダイナは通常のトラックではなくてワンボックスの2トン積のモデルでした。年式は不明ですがドアに「DYNA 200」のシールが貼ってありました。フロントグリルは、薄い金色の車です。尚、ミラーは後ろのプラスチックの中心に「玉」を挟んで止める簡単な形です。今度修理屋に注文してみますので型番と値段が解りましたら再度報告します。関根さん(97シルバー)は重機用でぴったりのミラーを見つけましたが購入価格が1万円強もしたので一般的では有りませんが、安全の為なら高くても仕方が無いですね。

2000.2.9. 2   石飛毅氏


HUMMERの輸入は今まで3台自分のを入れると合計4台輸入、HUMMER以外は5台ほど輸入した事があります。いずれも購入者に直接現地に送金していただき、海運手配、通関資料作成と依頼、引き取り、予備検査資料作成依頼、を肩代わりして送料、消費税、その他の実費を立替後清算して居ます。この時オーナーがコンテナ輸送を希望された時ついでに互助会メンバーの貨物も便乗して居ます。航空便も上手くすると安く運べますが、破損時に保険の手続きが面倒であったり価格面ではやはりコンテナが魅力です。重いもの、かさばる物、壊れやすい物、あらかじめ必要な事が予想できるベルト、タイヤなどの消耗品はコンテナで、緊急度が高いもの、衣料品、は航空郵便でと、使い分けて居ます。送り方を上手く考えないと少量の個人輸入は結構割高になることがありますが、コンテナで大量に運ぶと結構送料は割安なので、知り合いの業者さんと共同で、出きるだけ貨物を集めて輸入して居ます。通関が面倒なので輸入するものは自動車部品、工具、キャンプ用品などの関税の掛からない物に限っています。次回のコンテナは3月中に発送ですなにか御希望のものがあればお知らせください。

2000.2.9.    石飛毅氏


  メールを頂いた方の中に何処そこで中古のHUMMERが売っていたと言う情報が目に付きます。売られている所がしっかりしている所であれば問題ないのですが、例え良心的なお店でもHUMMERの場合一般の車と違う所が有ります。又、あまり良心的でないお店で売り逃げされない為にも、HUMMER購入を目指していらっしゃる方が見立てる時の参考になれば幸いと思いバイヤーズガイドを紹介します。今までの書き込み内容と一部重複する部分も有ります。これを業者の方が見て優良中古車や格安現状車が増える事も期待しています。  中古車選びは先ず、事故車で有るかどうか見極める事。次に一般的にお金がかかる部分は、エンジン、ミッション、駆動系、が心配されます。その他は消耗品の状態の確認になると思います。これによって適正価格かどうか見極める事が必要です。 

1 年式確認:フロントドアーを開けた時、お尻の位置に製造年式が有ります。一般に10月頃からイヤーモデルが出ます。たとえば99年10月からは2000年モデルになります。12月一杯まで作られた車は2000年ハーフと一般的に呼ばれます。これによりその年式に無いボディーパネルや装備が付いている場合は危ないと注意するのは当たり前でしょう。中古並行輸入車で有れば現地の車検証を見せてもらい、「サルベージ」の記入が無い事を確かめましょう。見せてもらえない時は止めた方が良いかもしれません。結構現地のディラーでやっちゃったHUMMERを確認しています。又、通関証明を見せてもらえばどの程度放置されたかが解ります。 

2 ボディチェック:元々手作りに近い為各部に怪しい所が有りますが以下の部分は新車もおんなじなので心配ありません。ボンネットの傾き(右左のフロントガラスの前の受け金具の隙間が違う)。運転席側リアドアーの取っ手の浮き。リヤフエンダー前側の合わせ目の隙間。屋根の歪み。マフラー先端の汚い溶接。以上は今まで見たHUMMER全てこうなっていました。激しいオフロード走行をした車の確認は、下回りの観察で解ります。特にサスペンションロアーアーム同士をつないでいる、下開きコの字型金具の損傷状態、を確認してください。この部品は他の比べて異常に薄い材料を使用しているので解りやすい部分です。サイドロッカーパネル、下面のこすり傷、サイドロカーアームのキックアップ部分の溶接部割れ確認、溶接に沿って塗装がはげている時はしたから大きな力で押された履歴がある証拠。HUMMERは回転半径が大きい為すえ切りが多いのでパイロットアームのガタが良く出ます。助手席側のタイヤをかなりの力を入れてあおってください。助手席の足元外側に有るアーム部分にガタが有れば直ぐ解ります。(4万円コース) 

3 タイヤ:走行距離は大抵タイヤの消耗で解かります。通常使用であれば大体寿命は2,5万マイルは十分に持つはずです。2ピィースホイールでは、新車の時ホィールと同色に塗られていますので、ホィール固定ボルトの状態を見ればホィールを割った事が有るか解ります。通常空気圧を高めにして(35psi)丁寧に乗れば30000マイル以上ぐらい乗れそうです。タイヤの銘柄はGY社MT、GSAですが、日本では見ない再生タイヤを使っているケースが有ります。この時「台」の銘柄は上記の物でも、トレッドパターンが違います。タイヤ交換には4本で安くやっても30万円以上の失費は覚悟しなければなりません。CTISの空気を一度全部抜いてください。この時タイヤが完全に潰れなければランフラットがちゃんと入っています。時々入っていない物が有りますので注意してください。(ランフラトはオプション品です)又、上の部分を足で押してビードが落ちればビードロックが入っていませんので購入は止めましょう。この後コンプレサーで空気を入れますが35ポンド(2.4K)まで20分ぐらいかかりますがこれ以上掛かってもちゃんと圧が上がれば良いでしょう。CTISは時々漏れが有りますが未だ一番怪しいタイヤの付け根の回転部分から漏れたHUMMERは有りません。何れも配管ジョイントからでした。フロントタイヤは、ターボになってからホィールアライメントが変わって、ポジテイブキャンバ゛ーが結構強くついていますので奇妙ですが心配は要りません。ブレーキキャリパーの固着が多いのでパッドの厚みが均一かどうか確認してください。下に潜ればローターの傷は全て確認できます細かい物には目をつぶれますが、深い物は要交換です。 

4 エンジン:DIESELは冷間時にカンカンと大きな打音がしますが2〜3分で止まれば問題ありません。掛け始めはアイドルアップで900回転ぐらいですが暖まると700回転でピッタリ安定します。その他エンジンは特別な部分は有りませんが、調子に付いては文字で説明する事は不可能です。ベルトの消耗、ACホースに油染み(ガス漏れに付き物)ホースカシメのゆるみ、オイル漏れといった、一般的なチェックはしてください。ただターボ車は96年車の場合はタービン音がかすかにしますが97年車では聞こえなくなっています。ガソリンエンジンは始動時からかなり静かです。しかし走り出すと通常より回して走るようになります。 

5 ミッション:一般的にアメ車の場合国産車に比べトルコンのスリップ比が大きいので踏み込むと景気良く回転が上がります。ある程度速度が乗るとスッと回転が落ちます。があくまでも程度問題で走り始めはポンと車が出ます。ポンと出ない物はトルコンが完全に滑っているのでNGです。(30万円以上コース)時々コンピュータが馬鹿になっているのが有ります。アクセルを静かに踏んだ時変速をなかなかしない物、ODに入らない物が有ります。前者はスロットルをやや強く踏んでショック無く流れるように変速すればOKです。回転が上がっても変速しない物は、センサーの故障かATその物の故障が考えられます。ちょっと強めに踏んで変速ショックが大きい時は一度停止して、エンジンを止め再スタートして直ればOKです。後者は60Kぐらいで走っていてアクセルパーシャルの状態でDと丸Dを入れ替えれば確認できます。停止状態でD、とRを入れ替えて切り替わりが遅い場合はATF、ATフイルターの交換で直る(3〜5万円コース)事も有りますがOHであれば大きな出費になります。 

6 価格:業者から買う 新車価格、中古車価格は一概に何年式はいくらとはっきり言えないのが現状です。それはアフターフオローの問題が有るからです。業者もちゃんと車を並べてきちんと整備して、ちゃんと保安基準に適合させて、長い保証を付けている所。広告に載せて来たカモに他の業者の価格を見せて割安感を持たせて売りっぱなしで部品が入らず修理の時間と金のかかる所。金を掛けても修理のできない売るだけの所、並行輸入でもきちんと整備して安く売る所、整備専門の所、が有ります。個人売買でも私の様な「お宅」と「音痴」では車の程度が違いすぎます。米国内でも当HPでリンクしている「リンチHUMMER」はLAに比べて劇安ですが売り切れが多いしインランドのシッピングコストが馬鹿になりませんその他に電話代や時差などが大変ですが確かに価格は魅力的です。但しリスクはすべて自分で背負う事になりますので個人輸入の時もできたら現地に行って確認できたら良いと思います。後は信用できる現地コーディネータを使う事です。メンバーの中で上手くやった方は数人いますし、パーツの供給も同様に信用できるコーディネータ、ディラーを使う事が重要です。(要望が有れば紹介します)が大体価格と程度は資本主義国ですから比例します。

 これは全て実体験にもとずいていますが参考にとどめてください。これによって貴方が不利益を被っても私は責任とりません。車を選ぶのは、あくまでも貴方で利益を得るのは私で無く貴方なのですから。車を見て欲しいと良く言われますが、私がやるのは上記の事なのですから貴方がやっても同じです。ただ目の前にHUMMERが有るとついつい品定めをしてしまうのは「性(サガ)」の様です。高い買い物なので頑張って掘り出し物を探しましょう。結構中古は流通しているようです。尚、修理代はあくまでも目安ですが可能な額です。ただそれには努力、忍耐、人付き合いが必要です電話一本で済ませるには無理ですけど。  

最後に、ガソリン車に関しては、購入には結構勇気が要ります、仲間ではほぼ新車なのにオーバーヒートでエンジンが足を出してしまい修理中です(別項で紹介します)。海外の情報でも同様に事例が書いてありましたし、私が現地で購入する時もこの事は言われました。米国内ではガスHUMMER専用のエアースクープ、電動ファンが売られていますので対策をしていない物はこの辺を考慮に入れた方が良いでしょう。大井さん頑張ってください!応援します。まずは電動ファンからでも手始めにやりますか。

2000.2.7.    石飛毅氏


タイヤ交換をしましたので、報告します。交換した車は、94年式の2ピースホイール ランフラット 付きです。昨年末にホイールをばらした所、以前交換時の組み付けが悪くランフラトのビードロックが変形していて再利用が危ぶまれたのと、合わせ目のOリング、締め付けのナット、エアーバルブのOリングの再利用は危険なので新品に交換するのが常識とたまたま居合わせたトーヨジャイアントタイヤの方に(ホイルローダーとかのタイヤ交換の専門家)指導されて部品を注文しました。その部品が入荷しましたので今回又、トヨータイヤの方指導に来てもらい 組み上げました。ランフラットは当初入れないつもりでしたが、ホイールにビード溝が無く、合わせただけではホイールの形からタイヤのビードが落ちてしまいそうでした。試しに一本仮組みした所空気圧が落ちると人が乗った程度でビードが外れてしましまい、これでは危険なのでやはり中に何かつめてビードロックが必要と判断し、前回外したタイヤのランフラットを見ると約2ヶ月放置していた為変形部分が完全とは言えないけど戻っていたのとランフラットとしての機能は期待しないのであればビードロック部品として十分使えるので、これを再利用する事にしました。ホールの分解は今回作業したのでは有りませんが、

タイヤ交換の手順を紹介したいので順を追って説明します。先ず全てのタイヤのCTISシステムのバルブをカットします。HUMMERは常に前後それぞれタイヤ2つ一組で空気を共有しています、ですからタイヤがパンクするとパンクしていない方の空気も抜けます。その為それぞれのタイヤにはCTISと縁を切る為のバルブ゛が付いています。位置はホールの中心にあるジョイントがありその爪をマイナスドライバーで外側に引くとジョイントが少し手前に持ち上がります。こうするとタイヤの空気はCTISと縁が切れます、再度ジョイントを押し込むとCTISに接続できます。タイヤを外す時はCTISのカバーを外し先程のバルブの奥の6角の部分を半時計回りに回すと配管が車から外せます。この時反対側のCTISをカットしていないと反対側のタイヤの空気が吹き出しますのでくれぐれも全てのバルブをカットしてから作業をするように心がけてください。又、外した時多少空気や油が出る事が有りますが、あまり気にしなくて良いと思います。タイヤを車から外した後、タイヤの空気を完全に抜きます。次に合わせホイールを止めているボルトのネジ部分のゴミや塗料をワイヤーブラシ等で取ります。12個のナットをSST(特殊工具)の5角ソケットで外します。効果は分かりませんが、一本を一気に緩めるより対角を少しずつ緩める方が良いと思います。全てのナットを緩めホイルを分割します、合わせ目にOリングが入っていますがこれの再利用は空気漏れの原因になるので必ず新品にします。タイヤをホイールから外して中のランフラットを取り出しますランフラットは硬いゴムの固まりで人の力ではとても硬くて変形は無理なので、特殊工具で丸いランフラットを圧縮して取り出します(写真参照)。そのままの状態で向きを確認(空気の通る切り欠き位置の確認)して新しいタイヤに詰め込みます。ランフラットを緩めて大きい方のホイールに乗せますOリングにグリスを付けて溝に入れます。ランフラットがきちんとタイヤのビードに乗っている事を確認してもう一つのホールのOオーリングのあたり面にもグリスを付けてランフラットの空気が通る溝とバルブの位置を合わせてホイールを合わせます。次にホイールっを止めるナットの3個所に位置合わせ用のワッシャーを入れて新品のナットを手で締め込みます。このナットは締め殺しのナットで通常のナットより硬いのである程度まではインパクトレンチを使わずにしめ込みます。ナットからのボルトの出っ張り量を確認しながら少しづつインパクトレンチで締込み最後はトルクレンチを使い締め付けトルク115N/mで締め付けます。最後に空気を入れて石鹸水で漏れの確認をして終了です。ホイールバランスは取りあえず取りますが通常のタイヤのように簡単には取れません、大型車のバランサーで取るしかないと思います。組み付けが終了したらHUMMERに取り付けます。CTISカバーのネジ位置を確認してタイヤを取り付けた後、ハブの中心の配管接続口を掃除して(ネジサイズNPT1/4)配管の先端にシールテープか液体シール材(車載付属品)を付けねじ込みます。4輪装着してからCTISのバルブを開けて終了です。結論、HUMMERのタイヤ交換は体力と知恵が必要ですし、2つのSSTが必要ですのでこれを熟知した業者で行った方が良いと思います。現行の1ピースホイールは未だやった事が無いので解りませんが、市販のアルミホイールにした時ではランフラット、ビードロックの装着は1ピースと同じなので興味が有ります。又、市販のホイールでは通常タイヤのビードが収まるように溝やぎざぎざが有ります。ただこの状態でエアーを落とすとリム落ちをしますので、ホイール交換しているHUMMERは注意してください。ホイール形状からして2ピースにビードロック無しは危険なので絶対止めましょう。


2000.2.6.    石飛毅氏

本日は愛用の95年HUMMERのメンテナンスを行いました。友人の修理工場が埼玉に有りまして、そこは元々ランドクルーザーと言うサビることをもっとも得意としている、三河の荷車専門店ですが。そこの顧客が荷車を見捨てHUMMERを購入して以来、我々互助会がひいきにしてあげています。ここの工場の経営状態は、はなはだ芳しくありません。それは我々HUMMERが儲かると思ってか、インチ工具やしょっちゅう使わない様な特殊工具(デフ交換用のスプレッターまで購入)を買いあさって明らか我々が払った工賃を上回る出費をしています。遂に先週HUMMERの為に4トンリフトまで購入してしまいました。こちらからお願いした訳では有りませんので、別に気兼ねしてはいませんが、せっかくなので取りあえずオイル交換とグリスアップをお願いしました。今までHUMMERがリフトに上がっていたのを見たのはBSIの広告と、アメリカのディラーだけで、国内の2柱リフトの殆どは、3,5トンで4トンを超えると流通量が少ない為、急に価格が上がるそうです。この工場はアメリカのHUMMERディラーで使っているのと同じ物を、輸入して設置した為、幅も広く、3,5トンのHUMMERを問題なく持ち上げます。リフトをセットする時、通常はやや車を中心に対して後ろ気味にセットするのですが、HUMMERの重心は見事にど真ん中でした。今の所適切な工賃(車検総額12万円程度)です。  リフトアップ後ゆっくり下回りを見学した処、トランスファーから少しオイルが吹き出していました。トランスファーのオイルはATFなので(赤い色)てっきりトランスファーからのオイル漏れと思いましたが、良く見るとATの配管からで、この配管は金属の途中を振動逃げの為10cmほどの長さのゴムホースでつないでいます。どうやらこのゴムホースを止めているホースバンドが緩んでいてここから漏れているようなので、増し締めして取りあえず様子を見る事にしました。以前四国の林さんのHUMMERはこのパイプが破れた事が有るので定期的に交換が望ましいと思いますので2回目ATF交換(30000mil時)の時に交換しようと思います。その他、気が付いた事はフレームの幅は意外と狭く、臓物はぎっしり詰まっている感じでした、燃料タンクの複雑な形状とマフラーの取り回しは良く考えられていました。マフラーのタイコは良い色に焼けていてその上の床にはきちんと銀色の断熱材が貼ってあります。しかしマフラーとと燃料タンクの間の遮熱板は薄くてあまり効果がなさそうでなお且つ、ちぎれかかっていて、ガシャガシャ異音を発生していますので補強後断熱材を貼ろうと思います。リアデフの位置は車体の中心ですがフロントは運転席側に少しオフセットしていいて、エンジンもまっすぐではない様に見えます。プロペラシャフトは思った通りでまっすなのでジョイントの負担は少ないと思います。それに比べステアリング系のアームは少々無理が有る為パイロットアームの付け根側ジョイントは限界で直ぐに交換を要するぐらいガタが出ていました。これはパーツが来ていますので早急に交換します。HUMMERはグリスニップルの数が多いので取り説を良く見て洩れない様にしてください。今時珍しいぐらいグリスポイントが有るのですが、なぜだかロアーアーム先端のボールジョイントにはニップルが有りません。ブーツが付いているのでグリスは入っていると思うのですが、充填の方法は思いつきません。以前ニップルを付けようと思いドリルで穴を空けた事が有りますが、ここのジョイント内部は金属同士の接触ではなく、樹脂が間に入っていました。米国のHPで94年までのボールジョイントは対策品の物と交換するように指示していましたが、私の95年は対策済みなはずですから取りあえずグリスは補充していません。リフトに車を乗せ見ますとネイタで見る時よりも距離が取れるのでじっくり観察できて色々と勉強になります。 今日の様子をデジカメで撮ってきましたので添付します。



2000.2.3.    石飛毅氏


昨日ランドローバ ディフエンダー110に乗っている友達が足回りのストロークアップの為、プロペラシャフトを作って欲しいと依頼してきまししたので、就業後、会社に来てもらいその場で図面を書いて差し上げました。色々話し合って検討する事はとても楽しくこれがローバーではなくてHUMMERならば良いのにと思いました。加工は会社の協力会社にお願いします。私は取りあえず20年図面を書いていますので多少の機械系には知見が有りますので、こんな物が有ったらとか、こういう物が欲しいとか有りましたらお知らせください。

今の所、一人よがり部品は(誰にも見ていない図面のみ)もっとコクピット感を出す為のアルミ製メーターパネル、壊れやすいナンバープレートガード、ステンレス製CTISカバー、ステンレス製CTISパイプが有ります。この他にドアに付いているパワーウインドウのスイッチのケースがネジの所で割れたのでこれの補修用の部品は作りましたが見てくれはあまり良くありませんでした。しかし機能は十分果たしています。後ろのバンパーの上に乗るとナンバー燈 の上に良く乗ってしまうので、これの保護用にガードは早く作ろうと思っています。他の部品は壊れたら随時作ろうと思っています。メーターパネルのプラスチックは簡単なブロー成型品なの強くネジを締めると割れますので注意してください。そうしなくても経時変化でその内割れると思います。ちなみに松原さんの93年はACコントローラーの枠が駄目になりました。 

HUMMERで冬にヒータをかけていて良く効かない、夏にはクラーが悪くないのに効かないと言う話を良く聞きますので対策を紹介致します。95年からは運転席足元にカバーが付きましたが94年式までの物はカバーが有りません、97年式からは更にこのカバーはしっかりした物になり、内側に断熱材の様な物も貼ってあります。このカバーは醜い配線を隠す役割の他にもう一つ重要な役割が有ります。それはHUMMERの最低水深を決めている物のと思われる直径5センチぐらいの穴が運転席足元に有ります。それは穴はハンドルのシャフトを通す穴でして。取りあえずゴムのリップが付いていますが、気密性の高いHUMMERとは思えないほど大きな穴です。この穴からは走行中ガンガン外気が入ってきますので、特に運転席の足元は冬の場合隙間風でひえひえになります。当然エンジン音もガンガン入ってきます。ハンドルは常に回すのでここをしっかりふさぐのは難しいと思ったのか、95年式は簡単なカバーをしましたがそれでも外気はダダ漏れで、走行中なぜか何処からとも無く冷たい風の流れを感じます。97年以降の物はしっかりした気密性の高い物になり更にエンジン音で共振してしまうので防振の為にスポンジを貼っています。対策は例の穴をふさぐ事が一番なので、空いている所を厚めの隙間テープで塞ぎシャフトの触る部分にグリスを塗っておくと良いと思います。耐久性はあまり有りませんが万が一シャフトに絡んでも大事にはなりません。95年以降のHUMMERの場合はハンドル下左右のタッピングビスを外すとカバーが取れます(確かタッピングビス4本で外れます)内側に断熱材としてスポンジ(ガラスウールは止めた方が良いです)を貼ります。この時手前のダッシュボードに触れる部分には貼らず、残りの3辺は少しはみ出るぐらいに貼ると気密性が上がります。カバーを外す時伸縮するダクトが付いていますので横のタッピングビスを外すと簡単に外せますので外した方が作業性は良くなります。取り付けはエンジンとの仕切りの壁に付いている溝にカバーの端を差込みそのまま上に上げてタッピングネジで固定します。この時ネジを斜めに入れると穴がバカになります。又、あまり強く締めるとカバーが割れてしまいますので注意してください。(ダクトのネジも同様です)  カバーを外した時に何も刺さっていないコネクターが有りますがこれはトラブル発見用のテスターを刺すコネクターですから、ご心配なく。又ランプの裏あたりに何か英語で書いたテープのついているちょん切れた線が数本有ります、これはアクセサリー用のサービス配線で機能はそのテープに書いてあります何か電装品を後付けする時に利用できます。



2000.2.2.    石飛毅氏 


お心使いありがとうございます。特に今の所、問題は有りませんけど 最近のカウンターの進み方を見ていると、どんな人が見ているかは解りませんので、ご子息のご指摘通りにし削除していてください。このページを見ていらっしゃる方はEメールアドレスで十分なはずですね。それと大井さんにはこれから早いレスポンスにしたいと思いますので、メールを会社の方tobi@dkk.co.jpへ送って頂けますと、返事が早いと思いす。会社宛てですと自宅にも転送されますので好都合です。 

今日久々にHPをすみからすみまで見ましたところ、私の文章力の無さに少々嫌気が差しました。好意を持って見て頂けてる方や、情報の内容の良さが分かって頂ける方には我慢できると思いますが。そうでない方は、誤字脱字を笑う事しかできない可哀相な人と、とは思いますが、常識的な間違いや、誤った言い回し、句読点等ございましたら 先生のご判断でぜひ修正してください。元々大井先生だけに書いていたメールですが、最近は先生だけではなく複数の方相手に見られていますのでよろしくお願いいたします。 

複数の方々に見て頂けるのを思い、最近はHUMMERの情報に餓えた方々のために、5年間仲間と得た体験を基にできるだけ早くお伝えしようと思います。残業して帰宅後 食事を取りながら、途中で入浴したりしながら 一生懸命キーを叩いております。毎回書き終えた時に読み返してはいますが書き終わった時にはクタクタで、ついつい目をつぶって「送信」を押しています。 毎日、有効な情報を伝えようと努力してはいますが、 あれも書きたいこれも書きたいと気持ちばかりあっせって手が追いつきませんし、お金を貰って書いている訳ではないので、少しは気が楽ですが、嘘は書けませんので 確信の無い事は書けません。たとえば、陸事で「99年後期型は予備検の時特別なブレーキのテストが必要」らしいと言う事を耳にしましたが、この件に付いては未だ未確認なので 今の所単なる噂でしか有りません。しかし、内容が重要なのと直感で何か有ると思い一生懸命調査しています。もちろんBSIなどの正規ディーラーで買う方は心配ありませんが。情報の少ない個人輸入の方には特に重要な要件だと思います。今後も内容を充実したものにしたいと思いますので くどい様ですが 読み憎さは勘弁して頂きたいとは思います。 

又、以前にも書きましたが、私は純粋にHUMMERが好きで、ここに書いている中に他車をけなすような不謹慎な引用が有る事が有りますが、ここはHUMMERのHPなので手前味噌になるのは当たり前ですから この辺も十分理解して頂きたいと思います。 さらに、付け加えますと、ご商売にされている方の邪魔をする気も更々有りません。最初苫小牧に出来たHUMMER JAPAN設立当時に携わっていらした方とも懇意にして頂き情報交換やお客さんの紹介もしていました。ここに書いている事は当事者から直接いわれた事を忠実に書いているだけすから、違っていましたら教えて頂きたいと思います。

HUMMERのオーナーの中にはディーラーやショップにお任せしているオーナーと、我々のような清貧ユーザーの両方がいてもいいと思います。自分の車は自分でと言うもまっとうなことをやっているので、それを自分で動くかお金でお任せするかは、それはそれで、場合にも依りますので否定しません。(私は廃油の処理の手段を持ちませんのでカーマニアでは常識と言われているオイル交換をショップにお願いしています)HUMMERに乗っているだけで共感を覚えます。ですから HUMMERをせっかく持っているのだから もっと深くHUMMERを知って欲しいとも思います。たとえばフェラーリのお客は内部の実物を見た事が無い部品の事まで 物知りで業者さんはプロですから素人よりも頑張っていて、努力しないで知識のない客だけを相手にしている処は直ぐにお客にばれますから先が知れてます。HUMMERについては特定はしませんが、本当に頑張っていると思う業者さんも有ります。(雑誌の「輸入車のお値段」に早く出たらいいのになぁ)それとは反対にお客にばれたなと思う業者さんも有ります。色々勝手に書きましたが 日本で初期に経費では無く自腹を切って買ったサラリーマンは乗りこなす為にはこうするより仕方が無かったのですから無理も無いと諦めて頂きたい。

 

 2000年1月  2000年3月