HUMMER ESSAY 2000年5月     

 石飛毅氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

 
2000年4月  

2000.5.29.    石飛毅氏

JOAのビデオをお送りくださいましてありがとうございました。
前日の準備から当日の模様、HUMMERの助手席からの撮影とても楽しく撮影されていました。AMGから出ているHUMMERビデオよりとても楽しく出来ています。一人で見ていては申し訳ありませんので、ビデオに詳しい松原さんに相談した所、送料込み1000円で配布できるそうなので。ダビングして配布したいと思います。内容は普段我々とお会いする機会の無い大井さんが普段の我々のHUMMER生活をレポートしていて楽しいものです。レースの模様も沢山映っていますが、最後にクラッシュHUMMERの映像も入っていて時間もたっぷりで見ごたえがaありました。
欲しい方はメールで申し込んでください。頼まれた分だけダビングします申し込み日は6月10日までとします。

今日は、JOAで汚れたHUMMERを車外も車内も水洗いしてしまいました。車内は誰でも洗浄しますが、先日クラッシュHUMMERを解体中に気が付いたのですが。HUMMERは全てのコネクターが防水になっていました。恐らくオープンモデルがあるので車内に水が入っても良い様になっているようです。運転席、助手席の床前方にあるドレンプラグを抜いて、水はけを良くする為に後ろをジャッキで上げて汚れている床を洗剤を付けてゴシゴシ洗いました。天気が良かったので1時間ほどですっかり乾きドレンから水も出なくなりましたが。念のためドレンは外したままにしています。多少水が残っていてもボディはアルミですから錆びる事は無いでしょうし、これから気温が高いのでその内乾くだろうと楽観的に考えています。ほこりだらけよりマシ。

時々HUMMERの部品を送ってもらっているLAのエージェントから、97年式走行19000マイルのHUMMMERの紹介がありました。メーカーオプション装備はフル装備ですが、その他にウッドパネルとMOMOのハンドルが付いているそうです。内装の色はタンです。価格は68000ドルです。現車はラスベガスにあったので錆びはないと言っています。
興味のある方は連絡ください。輸入方法等は相談に乗りますが。お金の相談はご遠慮ください。今は、ちゃんとしていますが、保証はありません。保証付きの車はBSIで買いましょう。

2000.5.23.    石飛毅氏

JOAフエスティバルマッド‐ドラッグレースの報告致します。
今年は、松原さん関根さんの2台の体制で参加し、応援は大井、友野、廣田、渡辺、石飛の大世帯で盛り上がりました。
松原さんのHUMMERはインタークーラー、ストレートマフラー、ボーラの排気菅にして、タイヤは新型のGOODYEARタイヤを装着しました。このタイヤは軽量で外径も小さくパターンはMTよりゴツゴツしていてなかなかの予感をさせてくれるタイヤでしたが、装着後よく見ると、NOT HIGHWAY USE と書いてあり、タイヤだけ別に運ぼうかとも思いましたが、ゆっくり走るという事でそのまま装着していく事になりました。今までのモディフアイでインタークーラーはかなり効果があり、更に欲が出て排気をスムーズにするためレース直前にキャタライザーをバイパスする配管を付けました。実はこれが失敗のもとでもったいないことをしてしまいました。
レースの状況は相手のアーリー・ブロンコ(351コブラヘッドエンジン)にスタートで置いて行かれ2〜3車身はなされましたが後半スピードが乗ると破竹の勢いで加速してどんどん追いつきゴールではほぼ同着でした。どうやら排気管をストレートにしたことにより低速での排圧が無くなりスタートのパンチがなくなってしまったようでした。
逆に関根さんのHUMMERは出足はいいのですが、中盤からはスピィードが落ちて失速していました。この2車の違いは高速型、低速型に、はからずもともなっていた様です。タイムはいずれもほぼ同じでしたから。
ノーマル排気にインタークラーの取り付けがベストと考えます。結局2台とも参加者120台のうち半分ぐらいの成績で決勝には残れませんでしたが大変楽しいものでした。
今回の参加に協力していただけたタイガーオートさん、前日夜中までお付き合いして頂き、さらに当日も工具を準備してくださいましたランドマップさん。前日無理やりアメリカから届いたタイヤを通関してくださいました東京税関大井支局の渡辺さん、矢吹海運の酒井さんには大変お世話になりました。

今年の反省。
参加者のレベルはどんどん上がっています。レースですから勝つためのものですが、我々はあくまでもHUMMERでの参加にこだわり、執着していますので、来年もHUMMERで参加します。
しかし、今年の失敗は明白で、試走もスタート練習もしていないなめた状態で参加したのは、甘く見ていたのがいけないと思います。来年のため、昨日から松原さんともう準備を始めていますので、応援お願いします。
ちなみにメガクルーザーですが、やはり2段加給はやっていませんでした。ボンネットにスーパーチャージャの配管が出ていましたが、ボンネットが開かない状態で取りつけていました。車体はきれいで好感が持てましたが、排気音は参加者中いちばん大きくて下品でした。来年はもっと熟成してくると思いますので侮れません。

現地で、静岡在住のHUMMERオーナーである沢野さんにお会いしました。仕事の都合で那須のミィーティングに来れなかったので今回、JOAに来てくださいました。沢野さんのHUMMERは97年DIESEL TURBO WAGONでBSIで輸入したものが近所の中古屋さんに流れて来た物を購入したそうです。時間がなかったのであまり詳しいお話が出来ませんでしたが。メンバーになっていただけましたのでこれからもよろしくお願いします。     (2000.5.22.記載)

松原 HUMMER

関根 HUMMER

メガクルーザー

 

2000.5.18.    石飛毅氏

いよいよ今度の20日土曜日がマッドドラッグレースですね!
今回のレースはタイヤの選択が重要なポイントになります。スワンパーとかを使いたいのはやまやまですが、実際は抵抗が大きすぎてスピードが乗りません。かといってGSAでは泥が詰まってしまいトラクションが取れません。
そこで今回は新型のMTを今回のレースの為にアメリカに発注して、今回の共同調達海上コンテナに乗せました。海上コンテナを無理言って早めたりして、15日には東京港に付きました。当然入港前に資料を揃えて通関書類を作成して本日朝無事提出しました。
通常、このまま我々個人輸入の場合、立ち入り検査の知らせが提出後速やかに連絡がきますが、今回は何も言ってきません。当然税関のあなたまかせ状態です。個人輸入だからこそ、購入金額のごまかしも禁輸入品には事前に通関しの方と相談して、トラブルの無い様に注意しています。当然貨物の引き取りの為にトラックの手配や会社の休みを取ってこの日の為に準備してきました。確かに忙しいのは解っていますが、そんな事を言っていたら港に荷物がどんどん貯まるはずです。貯まると流れ通関しているのでしょうか?
私が今まで輸入した所、税金とか検査は確かに間違いなくやっており、税関に対しては結構好意的に思っていました。先日も横浜税関からアンケートの電話が有りましたが、暇な時間にこちらから電話して回答したりしていました。本当は怒鳴り込みたいのですがこちらのお願いしている業者に迷惑を掛けてしますので無理は言えませんが、明日一番で事務所を覗いてみて、新聞でも読んでいたら残業させてでも貨物(タイヤだけでも)を出す覚悟でトラックに乗って行ってきます。個人の場合は立ち入り検査をする事はかまわないと思います。確かに港にあるコンテナの数を見れば大変だと思いますが業者の通関は書類だけです。同じ貨物でも航空便の方は迅速な通関をしています。
ちなみに9日に頼んだHUMMERの衣類は今日届きました。成田に着いたのが17日で翌日には宅配されます。でも海上貨物はで どーしよーかなー的な態度です。今時の時代には考えられません。汗を流してやっているなら同じ働く者としては気持ちは分かりますが、そうでなければ・・・・。
レースの時ビードロック付きのタイヤが松原HUMMERに付いていたら、税関はしっかり働いていると思って下さい。 

昨日友野さんが更に車を派手にするためと、CTISの配管を安全なステンレス製の物と交換するためにガレージを訪れました。
当方のガレージには先日から蛍光灯が付きましたので夜間作業も楽になりました。外装はカッテイングシートで当ホームページのアドレスとか、Tomono's HUMMER とか色々彼が考えたステカーを張りめぐりました。CTISの配管はオールステンレスの配管でHUMMERに合うように長さを指定して工場で作ってもらいました。取り付けには3時間ほどで終了しました。友野さんもレース見学にきますのでその時に写真を撮って掲載します。

2000.5.12.    石飛毅氏

ここの所HUMMERの始動が悪くなり、燃料フィルターの劣化と思いそろそろフィルターを交換しようと思っていました。所が昨日、HUMMERの電装品をいじる為にバッテリーを外し、作業終了後バッテリーをつなぐ時、先ず2つのバッテリーのプラスをつなぎ、次に室内側のマイナスをつないだ所、ドアを開けているのに室内灯が付きませんでした。もう一つのバッテリーのマイナスをを付けるとちゃんと点灯しました。これはおかしいと思い、色々つなぎあわせた結果、2つのバッテリーのうち端子にセカンダリーバッテリーの端子を取り出す為に2段で付いている方のバッテリーの端子にきちんとつながっていない事が解りました。原因は高性能バッテリーであるOPTIMAの端子の大きさがケーブルの先端の端子の大きさより大きいため、締め込んでもゴムが邪魔して浮いた状態になっていました。したがって一番目のバッテリーには浮いた状態で使っていない事になっていました。新品の時は接点が新しいので多少のつながりは有ったかもしれませんが。時間が経って端子表面に酸化物が出来て絶縁されたようです。ケーブルの端子のゴムをカッターで削りつなげた所、今までと違いものすごい勢いでセルが回るようになりました。しかし少なくても1年間1つのバッテリーで特に問題なく働いていたOPTIMAはさすがです。先日、友野さんがリンチHUMMERに「OPITMAを付けるのには少しコツがいるといわれたけど何でしょうね。」と言ってた事を思い出しました。キットこれの事だと思います。両方のバッテリーがきちんと働いているかの確認は、ドアを開け室内灯を点灯させます。次にセカンダリーのマイナス端子を外します。この時異常なければ、フアーストバッテリーはOKです。マイナスを元に戻し、ファーストバッテリーのマイナスを外し空中で端子をプライヤー等で挟みその状態で室内灯が点灯していれば取りあえずOKでしょう。理論的にはバッテリーのつなげる位置はどちらも同じですが現実は端子の接触抵抗等無視できない物があります。微量の電流ではあまり関係有りませんが、始動時のグロー電流や、スターターの電流は膨大で、乾電池のように内部抵抗の大きい物は満タンでも直接プラスとマイナスを繋いでも問題ありません。しかしニッカドや鉛電池は内部抵抗が少ないのでショートさせるとドカンと大電流が流れます。従って、 自動車バッテリーは接触抵抗は馬鹿に出来ませんので、出来る事ならタイヤのようにローテーションをする事をお勧めします。これに依って2つのバッテリーを均等に劣化させる事が出来ます。 
昨日、栃木の今市にCCV編集長石川氏が、ブガティのコレクターからランドローバーを譲り受けたため引き取りに同行させて頂きました。ガレージには数千万円のブガティーが沢山有り目の保養をさせて頂きました。中にはTVカーグラフィックのイントロに出ている現車も置いてあり感動しました。その中で一番の驚きは、近所に専用のファクトリーがあり、そこはまるでイギリスのバックヤードで無雑作に置かれたクラシックカーや、エンジンに次の目標が出来た様な気がします。昼食の後、その方にHUMMER所有の話をした所、近所に売り物が有ると言われ友人の方に案内してもらいました。そのHUMMERは95年式のスラントバック付きでしたが、CTISが省かれている以外はほぼフルオプションでしたが。キレイな白の塗装は再塗装でした。元々サンドベージュでしたが。前オナーが迷彩色にしていて、下取り後再塗装したようです。エンジンを掛けた所。かかりが良くATのショックの無く駆動系は良いようでした。価格は580万円のカードが付いていますが。CTIS、塗装、回転計不良、タイや消耗(ホイールは旧型ワンピース)を考えると、少し高いと思います。興味のある方は連絡下さい売っている所を教えます。
栃木で面白いHUMMER話を2つ仕入れました。一つは人間関係でトラブルが有り、旅館にHUMMERで突っ込んだ事件があったそうです。当然建物は目茶目茶で地元では話題になったそうです。
もう一つは実力も人気も日本でNo1の野球選手が新車のHUMMERを探していたそうです。今は実際に愛用しているかどうかは分かりませんがなぜか欲しがっているだけでも嬉しくなりました。本国でもシュワルツネッガーを始めとするスパースターの愛用者が沢山います。彼が日産車ではなくHUMMERに目を付けた所はさすがですね。当クラブへの入会打診が有りましたら内緒にしておいてあげようと思います。そうだ!オリックスVS西武戦の時近所の西部ドームにHUMMERでいってみようかな?ちなみに西武の有名免許取りたてピッチャーは前出の選手に相談してランドックルーザー100を買ったそうです。私の予想では次回はHUMMERだと思います。巨人の怪物はシボレーのタホに乗っています、彼もその内・・・・・・・・。

2000.5.8.    石飛毅氏

CCV誌編集長の石川氏より変なHUMMERのレポートが届きました。
英国のVantagefieldという会社の作品です。主な顧客は頭に布を巻いた方々のようです。全般的な作りは甘くてこの手の物の雰囲気だけではなくハンビーのホイルやミラー灯火類を流用して、出来るだけ忠実に真似している努力にはさわやかさすら感じます。大きさは更に大きい様ですが。ここまで作るのならいっそのこと本物の方が安価ではないかと思います。作った趣旨や内容をもう少し知りたいと思います。


さて、いよいよ再来週(00年5月20日)はJOAのマッドドラッグレースです。
我々HUMMER OWNERS CLUB の松原、関根の両HUMMERがエントリーします。お時間の取れる方は、本栖ハイランドに応援氏にきてください。

2000.5.5.    石飛毅氏

友野さんの93年式HUMMERの足回りのヤレを修正するためと、タイヤを大きくするために足周りの負担を考えて、主要なパーツを交換したレポートが入りましたので、私も現車を見せて頂き多少試乗しましたので彼の報告書を参考にして報告します。
交換したパーツは、アイドラーアーム、ピットマンアーム、左前ハーフシャフト、(右前は以前交換済み)全てのボールジョイント(8ヶ所、ロアアームのボールジョイントはグリースニップル付)、スプリング、CTISホースを交換しました。全てのパーツは互換性の有る物は新しいモデルの物にしています。しかしアッパーボールジョイントは以下の3タイプあるようです。それは94年モデルまでの物、95年式以上の物のが2種類あります。93年以前のスタンダートモデルはボールジョイントを取り付ける時に半円の鉄製のワッシャーやスペーサーの役割を果たす物をアームの下に当ててボルトで取り付けますが、95年モデル以降のアッパーアームは全てアップグレードの仕様になっていてこの半円のパーツがアームに溶接してあります。それとアップグレード仕様はボルトが大きくてスタンダードに取り付けるにはドリルでボルトの穴を大きくする必要が有ります。
同時にスプリングを交換しましたが、標準品そのままでは面白くないので社外品を含めて、色々と検討した結果、AM ジェルラルの純正で、アップグレード仕様の中にスノーピロースプリングと同じような物がありました。このスプリングはノーマルの純正スプリングよりもかなり線径は太いけど巻き数が多いので硬さは極端に硬くなさそうなのと約4.5センチメートルのリフトアップ出来るのが魅力的なので高価ですが採用したようです。
今まで友野さんのHUMMERは、大きなブッシュガードやボディリフトをしているのであまり気が付きませんでしたが、もうすぐ8才を迎えその間の愛用のおかげで良く見るとロアーアームの傾きが平らになっており、特にフロントがひどく、前のめりの姿になっていました。
そして極め付けはスーパースワンパー TSL の39.5 X 15 X 16.5のタイヤに履き替えました。今までは、タイヤ交換2回とも純正のグッドイャー37インチのMT でしたのでこの39.5インチのスワンパーの迫力はビックリです。通常このサイズのタイヤをハマーに取り付けるには2インチのボディリフトが必要となります。しかし友野さんのHUMMERは既に3インチのボディリフトを1年前にしていますので取り付けには問題有りません。3インチのボデイリフトをしていれば42インチサイズのスーパースワンパーを取り付ける事が出来ますが、左後輪前側からのサイド出しのマフラーにタイヤが当たってしまいます。さらにこれ以上大きいサイズは目に見えて燃費が更に悪くなり、減速比がハイギヤードになり、ますますカメさんになってしまいますので、39.5インチのスワンパーを選択したようです。
CTISのバルブは、古くてオーリングの劣化で空気漏れしていたのでこれもステンレス製のゴージャスな物に交換していました。純正よりも工作精度はかなり良いものですので、調子の悪い方はこのステンレス製の物に交換すると気分良いでしょう。ステンレス製の物は色々なメーカーから出ていますが、今回採用した物はディックシーペック製の物でバルブが長い為、お気に入りのハマーオーナーズクラブオリジナルのヘビーディユーティCTISステンレスカバーを取り付けようとしたらステンレスのバルブが当たってしまい、そのままCTISカバーを取り付ける事が出来なかったのでスペーサーを入れて取り付けています。通常、友野さんのホイールはボディと同色に塗装してあり、タイヤ交換の度にボルトの塗装がハゲてしまうので再塗装をしていますが。今回はこの作業でフロントのタイロッド4個とリアのラディウスアームの不具合を発見しましたので後日それらを交換をする為にもう一度タイヤを外さなければいけないので未だ塗装はしません。
今回は一度に沢山のパーツを交換しましたので交換の手順は省略しますが、スプリングの交換は案外簡単なので紹介します。 
  1  ロアーアームに止めているショックのボルトを抜いてからショックの頭のボルトを緩めてショックを取り外します。
  2  1Gでフレームにウマを当てます。
  3  ロアーアームに1Gでジャッキを当てます。
  4  ロアーアームのボールジョイントの4本のボルトを外します。
  5  タイヤを手前に引きロアーアームからロールジョイントを逃がします。
  6  ジャッキを緩めロアーアームを下ろすとコイルが外せます。この時不安であればコイルが飛ばない様に針金で縛っておくと良いでしょう。
  7  取り付けはこれと逆にすればOKです。 
コイル交換にコイルコンプレサー等の特殊工具は必要ありません。

これだけの部品を一度にする事は普通の方はやらないと思いますが、いずれも消耗品である事は確かです。その消耗は徐々にやってきて、症状は少しづつ変化が出てくるものなのでやられてきたなと思ったら部品調達が一度で済むのと、交換のための労力も重複しますので一度に片を付けた彼のやり方は賢い方法と思います。これらの寿命は日頃のグリスアップ等のメンテナンスでかなり違いますので一概に言えません。短い距離でしたが試乗した所、8年落ちとは思えないほど乗り心地、ハンドリングがシャキッとしていました。タイヤが大きい為のパワーロスも我慢できるし、3ATの為従来は高速走行時のエンジン回転が下がったため案外静かでしたが、タイヤのパターンの為の乗りごこちは多少犠牲になりました。高速走行中窓から顔を出してタイヤの振れを見ましたが、標準のMTよりキレイに回っていましたので一見危なそうなスワンパーの出来には驚きました。外した部品はその内見せて頂いて消耗状態等調べて、本当に交換が必要かどうかの調査をしてみたいと思います。案外なかには一生物もあるかも知れません。

以下に友野さんの送ってきた感想を原文のまま記します。

タイヤを取り付けた結果、以前はタイヤが小さくタイヤハウスのスペースがあり過ぎで格好が悪かったけどバッチリ整い大満足です。ただしタイヤが 約7センチメートル程、太くワイドになるので前輪にはホイールスペーサーを取り付けタイヤを少し外に出す事が必要です。理由はハンドルを最大にキルとボデイに当ってしまうからです。それと停止している時は、ハンドルを回してタイヤの向きを変える事が不可能になりました。今回のモディフアイでタイヤで2.5インチ、コイルスプリングで1.75インチ、ボディリフト3インチのトータル約7.25インチ=18.5センチメートルのリフトアップが出来ました。グラウンドクリアランスはフロントバンパー下で以前は37インチのタイヤで51センチメートルでしたが現在64センチメートル。リアバンパー下で以前は、61センチメートルでしたが現在68センチメートルになりました。これで身長180センチメートルの私でも四つん這いのお馬さんごっこの姿勢で楽にハマーの下に潜れますハマーの身長は、現在シュノーケルの高さまでで220センチメートルに成長しました。

2000.5.2.    石飛毅氏

連絡が途切れて申し訳ございません。本日会社の後輩の結婚式が有りまして便利屋の私は、又、司会を務めました。昨今の結婚式は仲人を立てる事が少なく、両家の紹介等司会者の仕事は多岐に渡ります。大変でした。
オーディオライトチューン確かに効果的と思います。エンジン音の大きいHUMMERには最適と思います。最近のモンスターオーディオシステムも中央にスピーカーが追加されさらに運転席後方のシート下にウハーが置いてあります。
今日大村さんからミィーテイングの時の写真が富士フイルムのFDIサービスで送られてきました。大変良く写っていますのでお送り致します。
解体HUMMERの続報です。
ミッションのベルハウジングが割れていたのはレポートしましたが、エンジンへのダメージをチェックしましたがミッションを下ろす事にしましたが。人手が要る為にJEEP乗りのカサハラさんに手伝って頂き(彼が主に働きました)ミッションを下ろしました。ミッションはトランスフアーを付けたまま下ろしましたが重量はかなり重く体力の有る大人2人でも持ち上げる事は出来ませんでしたので100Kg以上の重量は有ります。ベルハウジングはミッション部一体なので修理して再利用する事は結局リビルト品より高くなってしましますので。廃棄するしかありません。ミッションを外した後コンバーターを取り外したリングギアーを見るとスタータのピニオンギアーが噛んだままで更に欠けていました。リングギアーもミッションに押されてまがっています。今の状態でエンジンを見ると大きく当たってはいませんが、良く見ると一部の部品が衝撃で当たった後戻ったらしく、破損していました。この状態でエンジンの再利用ができるかは未だ判断できませんが、心配です。又明日ガレージに行ってきます。

赤い部分がミッションジャッキこれをミッションに縛り付けてから固定しているボルトを外して後ろに下げてエンジンから切り離します.

破損しているベルハウジング中の錆びているのはトルクコンバータ

外されたミッションとトランスファー

後ろから見たトランスフアー

 

  2000年4月