HUMMER ESSAY 2001年6月     

 石飛毅氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

 
2001年5月  

2001.6.26.   石飛毅氏

娘のインターハイ予選のためしばらく応援に従事していたため、すっかりHUMMERから離れていました。趣味を我慢して応援した結果、東京都で1位となりました。親ばかですが大変喜んでいます。
私は、それほど太っては居ませんが身長が高いため、洋服には苦労していました。最近はルーズフィットの流行なので、以前より良くなりましたが未だにアメリカに行くとかなりの量の衣料品を購入しています。もちろんHUMMERの整備の時は妻に遠慮してツナギを着ていますが、これは私のサイズに合ったものが無く今着ているものはアメリカから購入してきたものです。これと同じツナギが国内でも売っていますが現地価格35ドルのものを日本で15000円出す気にはなりません。しかし洗濯が間に合わないのと自分で洗っているため仕方なく涙を飲んで買いに行きましたが、案の定大きいサイズは有りませんでした。
自動車メーカーやタイヤメーカーには大きいサイズがあるのですが、ロゴ入りは価格も高く市販はコネがないと買えない事も有ります。
そんな話を、河野さんと従業員の方と話していたところ従業員の方も私と同じような体格なので苦労している事で意見が合いましたが、河野さんの会社で使っているツナギには大きいサイズがあるそうで今度機会があったら調達して頂けると言うありがたいお言葉がありました。それからしばらくして、宅急便で荷物が届き空けてみるとオレンジ色の4Lと書かれたツナギが3着入っており早速試着したところ、サイズはぴったりでしゃがんでもお宝の圧迫の無いものでした、しばらく着たままでしたが記事の伸縮性もよく体にフイッとして作業中何処かに引っ掛けたりしないで済みます。
また金属部分も綺麗に収納されるのでボディーに傷をつけないようになっています。更に一部分は反射テープが縫い付けられているので、夜間の路上修理も安心です。しばらくきていた後脱いでしまう時もっと驚いた事がありました。それは背中にクラブのロゴが入っていた事です。いい年のオヤジですがなぜかニヤニヤしてしまいました。
数日前、落合さんからフアンのプーリーが割れた話を報告しましたが、割れた部品が届きましたので考察してみます。
まずプーリの構造はスピニングロール加工で仕上げられた大きいおわんと小さいおわんを重ねて溶接したものです。これを4本のスタッドボルトで固定しております。壊れた部品を見てみると大小のおわんの溶接がはがれ、大きい方のおわんはボルトの外側が金属疲労による破壊でちぎれていました。新たに送られた部品は壊れたものと形状が異なっています。それはベルトの掛かる部分の内側と外側にフランジが付いていますが送ったものは片側だけでした。以前ベルトが削られて細くなっていたHUMMERもありましたが、後から送ったプーリーは対策品?なのでしょうか。取り合えず写真を掲載します。

2001.6.20.   石飛毅氏

オイルフイルターねたです。
World war Uの頃のアメリカのJeepの頃からある、FRAMというオイルフイルターのメーカがアメリカにあります。純正品のOEMはもちろんやっていますが、社外品として広く売られています。日本の自動車用品店でもオレンジ色の箱のFRAMのフィルターが売られています。
ここのHPを見るとHUMMERの使用できるフィルターを探す事が出来,更に他車との互換性も見る事が出来ます。という事は緊急の場合はそれらの車用物も流用できる事になります。流用可能車種は以下の通りですが、あまり一般的なものはありませんがGMの車と共通なのは間違いないようです。
ALLIS-CHALMERS, 2001-1992 AM GENERAL, CRUSADER, DAYTONA, DETROIT DIESEL, EVINRUDE, EVO, FLAGSHIP, FMC, 1996-1962 GENERAL MOTORS, GENERAL MOTORS, GRIMMER SCHMIDT, HYSTER, INDMAR, 1995-1993 ISUZU, JOHNSON, MARINE POWER, MASSEY-FERGUSON, MERCRUISER, NEW IDEA, OMC, PENINSULAR DIESEL, PLEASURECRAFT, UNIVERSAL, VOLVO, WIGGINS, YAMAHA
また、FRAMのフイルターはスタンダードな物のほかに色々機能の高いものがあり5種類のチョイスが出来ます。各種の内容はHPを参考にして下さい

2001.6.19.   石飛毅氏

笹本さんは、デザイナーとして海外では結構有名な方です。時計のデザインとか、家庭用雑貨品とかのデザインをされています。それらご自分で、それらデザインしたものを試作し、使い勝手等をレビューした後量産されています。
先日、相棒の松原さんと一緒に会社にお邪魔した時それらの試作品の山に驚きました。今まで我々のガレージではキャンプ用の椅子と、電線材料を巻いている芯をテーブルに使用していましたが、最近洒落た椅子やテーブルを使用していますがそれらは全て笹本さんの作品です。
その笹本さんが当クラブの新しいロゴマークをデザインしてくれました。今までのものはシールでしたので細かい文字は使えなかったのですが、笹本さんがご自分のお使いになっている協力会社にお願いして格安にてアルミで作成して頂ける事になりました。この様な立派な物は少数では中々作れませんのでありがたい話です。また、今後色々な物を作る思案もあるようなので楽しみです。出来上がり次第、適価にて配布しますのでお楽しみにして下さい。


先日来お話しているDIESEL用の噴射タイミングが解るライトを松原さんが購入してガレージの備品として常備しました。スナップオン製の物で発光部分はタイミングライトその物ですが、途中にアンプをかませて噴射ポンプの脈動を電気信号に変えてタイミングライトを発光させます。

(写真はアンプ部分) 


写真が載ったことで解ると思いますが、デジカメが再生しました。内部を精製水で洗い乾燥させて組み立てたところ無事生還しました。これでまた、写真が復活しますので詳しく色々お伝えできるでしょう。物を大切に!!
渡辺さんから先週電話相談がありました。ACのブロワーファンが回らなくなったとの第一報でしたので、ヒューズの確認とファンの位置を教え電圧を計ってもらいました。第二報で、電圧はあるけどファンが回らないとの事でした。
この様な場合良くある事は、テスターで当たった場合はテスターの消費電力が少ないので12V程度の電圧を指しますが、ファンのような大きい電流が流れた時は負荷が大きいと十分な電流が流れなくなります。この様な時はほとんどアース不良です。プラス側はバッテリーからしっかり給電されていますが、マイナスはボディーにアースされている部分に酸化皮膜が出来て隙間に絶縁物が析出して電気が流れなくなります。渡辺さんに対するアドバイスは、アースを別配線にして見ることをお伝えしました。
本日メールが入り、無事治ったそうです。テールランプ、ストップランプ等は、アース部分が泥の付きやすい所にあるので、良くこんな事があります。
さらにランドマップさんから連絡が入り、整備中のHUMMERのベルトテンショナーの回転止めが折れているのでスペアーが無いかと聞かれたので、事故車のものを供出しました。テンショナーはボルト一本で止まっており、回転止めにピンが出ていますが、全てダイキャスト製のため取り付けが緩んでか、組みつけの時ピンの穴をあわせずに閉めこんだらしくピンがぽっきり折れていました。このHUMMERは購入後ほとんどメンテしていなかったそうなので、更に色々点検をする様依頼しました。購入後、しっかり初期メンテナンスは必要です。

2001.6.18.   石飛毅氏

HUMMERのメンテナンスで聞かれた事がありましたので一般的な話しとして書きます。
先ずエンジンオイルですが、これは基分の問題ですが、DIESELエンジンの場合は、オイル自身に洗浄力があるので結構黒くなります。従って黒くなったら交換時期と言う事は当てはまりません。かといって何時までも交換しないのはオイルの酸化、せん断を受けて粘度低下による劣化は避けられません。添加剤等は好みです。効果のあるものもあるでしょうし悪い物もある様なので特にお勧めはありません。
オイルの種類もかなり高価な物から安物までありますが、指定の粘度とグレードを守るべきでしょう。
ここで大切なのは、オイルフィルター交換をオイル交換4000kmで交換してオイル交換二回に一回で良いのかと言う質問がありましたが、1L1500円以上のオイルを入れてて、ヤナセで買っても1500円のオイルフィルターをケチるなんておかしいと思いませんか?オイルフィルターは実際詰まっていると流量が減ってプレッシャーは上がります。そうするとバイパスしてフィルターを通らないで循環されていますので付いているだけと言う事になります。
先に書きました様にDIESELはオイルフイルターはガソリンよりフィルターは詰まり易いので、いすゞのビッグホーンのフィルターはDIESEL専用でサイクロン式に分留する機構がフィルター付いています。従って価格は4000円前後と高価二なります。
HUMMERはガソリン車の物と共通でろ過面積もさほど大きくありません。私は念のためオプションのWオイルフイルターキットを付けて毎回2個のフイルターを交換しています。交換のインターバルは NA DIESELなので5000km毎で途中油量が減った時継ぎ足しをしています。毎回オイルの話の時書きますが、HUMMERのエンジンはオイルを消費しますので油量点検は必須事項です。
ブレーキ液に関しては99-00のCDマニュアルによるとブレーキ液はDOT3になっています。ハンビーのCDマニュアルを読みますと基本的にブレーキ液は無交換のものでまるで測温用のブルドン管の内部液と同じ扱いです。HUMMERもここの部分はハンビーと共通でしたがABSが付いたのと同じ?に一般的な物になったようです。以前指定のブレーキ液はシリコン系DOT5でしたので古い部品と異なっているかともってパーツリストでゴム部品の品番を見ましたが私の見る限りでは新しい物と同じでした。ブレーキ液の混入はしない方が良いと思いますが、私は全入れ替えをして使用しています。
メンバーからの故障報告は落合さんから金属疲労から来るプーリーの破損がありました。破損した物をその内見せてもらって解析します。

2001.6.14.   石飛毅氏

先日、笹本さんが私の希望している内容に十分なパソコンをガレージに寄付してくださいました。
これで残りのHUMMERマニュアル、パーツリストのCDが見れると思います。ソフトのインストールのため一度持ち帰り準備します。松原さんのバハ仕様HUMMERにここの所しばらく試乗していますが、本日はやはり松原さん所有のランボルギニーLM002に虫干しのため乗りましたが、やっぱりカウンタックのV12が乗っているだけあってすごい加速です。ガソリン、マニュアルミッションなので発進には多少てこずりますが、6000回転まで一気に吹き上がる加速は結構はまります。外見で同じグループにされますが物が違います。
車が「速く走るように」と運転手をあおります。ただし私は運転が下手なので、最初の10mぐらいはチューンドHUMMERの方が速く走れるような気がします。外観はボンネットの膨らみや、ヘロヘロのボディーは手作り感があり不細工ですが室内の作りはなにか違う上等品です。HUMMERとは生い立ちが違う事がこの部分でわかります。
ただしこの車は突然プラグに火が飛ばなくなる事が一番の欠点でした。症状はエンジンが温まるとエンジンが止まり冷えると何事も無く始動しました。当初点火コイルを疑いましたが、原因はコイルそのものではなくコイルからデスビに行くハイテンションコードのキャップの中の空気が膨張してコードを引っ張って内部で接点が抜けてしまっていました。HUMMER同様に手が掛かりますが何れにしろ楽しい車です

2001.6.11.   石飛毅氏

正規ディラー主催のミーティングは如何でしたか。
参加費は当クラブの25年分の会費と聞いて驚きましたが我々のような「安い平行輸入車」オナーには一生行けません。きっとそれだけの見合ったリターンがあったのではないかと思います。
ところで、当方のHUMMERは現在、ACの部品待ちのため入庫中ですがその間松原さんのHUMMERの足回りの調整をしながら使用させて頂いています。当初、ハンドリングに難がありましたが、トーインを調整したところ、ちょっと良くなりました。しかし相変わらずのキョロキョロはまだ残っており、やはりキャンバーの調整は必須です。タイヤはBFグッドリッチのバハを履いていますがやはりタイヤの当たりは偏っています。
パワーがありますので、キャンバー調整式コンバージョン部品が到着したら慎重に調整します。このHUMMERは法定速度以内では、全くのストレスを感じません。マフラーもどちらかと言うとシューシュー言ってますが、バリバリ音ではありません。アイドリングでは全くノーマルです。このHUMMERに乗っているとなぜか挑まれる事が多く、よく「あおられ」ます。どうやら外観にやる気がある様で周りを挑発しているようです。本人に自覚が無いのでそれに気がつくまで、なんとなく変でした。
また昨日信号待ちをしていると、対向車の強烈な視線を感じ小心者なので目をそらしてやり過ごしたとたん、後方でドカーンと大きな物音がしました、この時私の後続車両は知り合いで対向車がわき見をして先行車にそのまま突っ込むまでの一部始終を見ていました。結局3重衝突で真中の車は前後を潰してさらに持ち上がっていたそうです。目的地がこの現場から100mぐらいのHOTELでしたが、救急車の音もしていました・・・・。若い頃、歩道を歩いているかわいい女の子を見ていて追突しそうになった事がありますが、その子にも私にも責任はありません。わき見運転はいけません。

2001.6.8.   石飛毅氏

本日、後輩のシェビーバンで走行中坂道で急に力が無くなりそのうち停止ししてしましました。症状はオートマチック・トランスミッションのODの状態で1.2速と順調で3にシフトアップしたときに空回りしています。壊れる前に多少変な音がしていたのですがオーナーが何も言っていなかったのでそのままでしたが、急に失速してしまいました。
結局2速のままでランドマップさんに行き倉庫の中から同型の物を探し当ててそれと交換することにしました。しかし中古なのでどの程度の良品か解らないので博打ですが、清貧の我々としては如何に安く修理するかが常日頃からのモットウなので勝負に出ます。
しかし所詮中古ですから外したATを自分でリビルトすることにし、それをストックする事にしました。
こう書くと簡単に見えますがプロのレストアラーである白石さんがいずれ通らなければいけない道なので協力してくださる約束と費用は後輩持ちで修理ノウハウを得られるチャンスなので決断しました。
このミッションはTH−700R4でメカ式です。HUMMERの電子式と異なるところは機械的なエンジン回転とタイヤ回転の差を感知してシフトアップを行いアクセルの踏み量でシフトダウンする構造ですが、消耗する部分とメカ構成の大きな違いはさほど無くこのトライはHUMMERのATの修理に役立つと思います。
作業も後輩中心で主力とならないいいとこ取りをさせてもらいます。アメ車のATは結構丈夫ですが、シェビーバンやHUMMERのような重量車には結構きついと思います。現実的にもランドマップさんで発見した物は元カマロのZ28で使用していたものです。また、松原さんのF250も走行距離は少ないのですが、キャンピングユニット(現在ガレージに寄付して頂き宿舎として快適に有効利用しています)を積載して走行中ATが悲鳴をあげ結局白石さんがどこも修理を引き受けてくれないので、O/Hした経緯があります。
その時積み下ろしは手伝いましたが肝心の修理はご自宅で行われたので、全く見ていません。もっともFORDなのであまり参考にならないと思ったのと、ATに対しては触れてはいけないものという何かバリアがあったのも事実です。白石さんの話では一人でやるのは大変と言ってましたが、GMのATは周りにも沢山使っていますので、きっとHUMMERだけではなく広い範囲で有効利用できると思います。これで上手くいったら事故車のATもケース交換してストック出来る事になります。

2001.6.6.   石飛毅氏

5年間使用していますPCのハードディスク容量が不十分になり、遂に使用不可能になってしまいました。
ここの所毎日使っていても特に不都合もなく頑張ってくれていたのですが、当時としては3.5Gと高容量でしたが今のレベルではとても間に合わない容量です。私のPCは当時同一価格で色々ソフトが付いたり、スピィーカーが付いていた物が在りましたが、単純にCPUスピードを基準に(200M)選んだためゲートウエィにしました。そのため現在でもHDの容量を上げることで私のレベルでの使用には全く問題がありません。
数日間メールの送受信ができませんでしたが、本日無事復帰しました。HUMMERもゲートウエィのPCと同じくコンポーネントを変えていく事によって色々時代に対応していきます。
先日、大井先生のHUMMERのキャンバー変更をしましたが、これは作業よりも計算するほうが大変なので中々厄介な事です。98年式のクラッシュHUMMERは少し進化していて、アッパーアームの付け根の部分が改良されていてアームを固定している可動部のボルトに偏芯カムが付いておりボルトを抜くことなく、緩めてカムでアッパーアームの突き出し量を調整できます。これはフロントWウイッシュボーンのいすゞビッグホーンにも付いています。
先日大井先生のお宅で友野さんが購入したパーツリストの入っているCDロムによりますと、カムのあたりが付いているアッパーアームマウントとボルト偏芯カムを交換するとそのままこの機構を流用する事が解りました。コイルを交換している友野さんはフロントタイヤの当たりが悪いので早速部品手配して交換するそうなので、入荷次第交換を手伝いたいと思います。
所で、HUMMERのCDロムがあります。未だ全てを見たわけではありませんが、99、00年式のパーツリスト、サービスマニュアル、その他が一枚のCDロムになっています。価格は200ドル程度ですが今までの半額以下です。97、98年物もありますがそれ以前の物は無いようです。中身はアクロバットリーダーがインストールされているPCで一部見る事ができますが、その他の特別物を見るには、パスワードが必要なのですが友野さんは未だパスワードを貰っていないので見る事が出来ませんでした。
その内ガレージにPCを置いてこれらの資料を見ながら整備が出来ると思うとワクワクします。どなたかCD付きのWIN95がどうにか動作する程度で廃棄するようなPCがありましたら当方のガレージ廃棄して下さい。汚い手で触るのでいい物は勿体無いのでこのCDが見れるだけで十分です。CDついでですが、当HPもかなり容量的に大きくなりましたので、古いものは残念ですが削除されるかもしれません。しかし大変勿体無いのでそれらをCDロムにして配布する計画を予定しています。CD用に上手く動作確認出来たら実行の予定です、出来ない時はさよならなので大井先生の手腕に掛かっています。CDが出来れば通信費も掛からないのでお得です。

2001.6.4.   石飛毅氏

金曜日に休暇を取って朝一番でランドマップさんに電車で行き大井先生のHUMMERをピックアップして山形の酒田へランドマップさんの代行で納車に行きました。
途中友野さんと松原さんと東北道の蓮田パーキングで待ち合わせて松原さんが今年の8月頃オープンするコレクションの展示してある喫茶店(とは言っても大幅に車を置くスペースの方が広い建物)の途中経過を見学してから友野さんのHUMMERと大井先生のHUMMERの2台で酒田へと向いました。
何時も遅いHUMMEに乗っている友野さんの為に途中で車を入れ替えたりしながらむかいました。
GAS HUMMERの感想を他のエンジンと比較すると発進加速はターボ、NA、GASの順、中低速からの加速はターボ、GAS、NAの順です。最高速はGAS、ターボ、NAの順で騒音に関してはGAS、ターボ、NAの順です。
GASの最高速が良いのは同じギアー比で、最高許容エンジン回転が4500なので高速の伸びがあるからです。高速の侵入路線からの合流はややタルサを感じますが、これらはチップ交換、タコアシ交換、コンバーター交換で改善できるかもしれません。
燃費はデカイタイヤを使用している、93NAの友野さんのHUMMERとほぼ同じぐらいの燃費で4km/lを超えていました。高速走行だけであること、100Km/hでの巡航(友野さんのHUMMEが遅いから)でしたが大きい声で言えませんが120km/hぐらいでの巡航が全てにおいて快適な速度でしたのでもう少し燃費は良くなるかもしれません。この燃費ですとHUMMERの中で一番高燃費なのは6.5NA DIESELだと思います。
大井先生のお宅は酒田で開業医として活躍されていますが、広い敷地に病院、ご自宅、ガレージがあり、ガレージ以外には15台以上が駐車できます。おで迎えは先生と、奥さん、利口なラム(黒い大きなラブラドール・レトリバー)でした。先生のガレージは電動リモコンシャッターで、驚きましたが中にはHUMMER同様な真っ黒の86年式C4コルベットがゆったりとスペースを取って駐車されています。
早速、先生の書斎にお邪魔しましたが、びっくり!まるで子供部屋!!10台以上のシンセサイザー(奥様の話ではしまってあるものを入れると24台)、PCとレーザープリンターを筆頭に売っているPC関連機器は全て揃い、数え切れない車の模型、壁には絵と写真、そしてオーディオ機器、約10畳ほどの書斎は男のロマンがたっぷり溢れていました。それに引き換え我家の環境(私の占有スペースは2mX1m程度しかなく情けなくなります。
早速奥様の手作り料理を遠慮なく頂き(素人の手作りとは思えない内容です)それから延々朝4時まで3人でHUMMERの話で明け暮れました。
一番の印象は先生のバギーの話で、このHUMMERサイトの兄弟ページにバギーのページがありますが私は何処かで作らせてたのかと思っていましたが、実はあのバギーはボディの一部は市販品ですが、割れたときを考えワザワザFRPの雌型を作っておいて作成した先生の手作り品でした。
作成途中の写真をまとめたアルバムは3冊にまとめてありましたが、見事です。20年前にHUMMER以上に情熱とお金を掛けた作品は今、ひっそりと格納されていますが、先生の最高の作品です。
先生はこの他にクレー射撃、カメラ、ビデオ、動物の趣味があり大型犬2匹(外の犬小屋はエアコン付き)猫、ウコッケイが飼育されていました。聞けば聞くほど多趣味で奥の深い方です、脱帽! 
翌朝は先生は午前中の診察の後、おいしいお店で昼食をご馳走になり、まだ居ろとおっしゃる先生を振り切って帰路につきましたが先生のパワーに押されて物凄い脱力感でした。

帰りは友野さんのHUMMERに付いているカーナビがおかしくなって新潟回りで帰ろうとしましたが何時の間にか来た道になってしまいましたが、戻るのは面倒なのでそのまま元来た道で帰りました。
帰りは友野さんと友野さんが今まで飼っていた、ライオン、ニシキヘビ、2頭のミドリガメ、トナカイ、アルマジロ、クロコダイル、アザラシ、エリマキトカゲなどの話を聞きながら帰りましたが、この2人は何か違っていると思います。
その中での面白いネタは有名な矢の刺さったカモの話ですが、当時矢が刺さったカモを何日も捕まえられなかったのをテレビで見てあれではだめだと、捕獲用の道具を持って上野動物園に行きそれの使い方を教え貸してあげた翌日に職員がそれで捕獲できたそうです。この職員は「私が捕まえました」とテレビでインタビューに出ていたそうですが本当の功労者は友野さんです。
日曜は早朝よりガレージに行き松原さん、河野さん、笹本さんがお見えになりました。河野さんは社員の好青年と一緒にトラックで10馬力はある様なコンプレッサーと、巨大なジャッキーを2台も持ってきてくれ寄付して下さいました。コンプレッサーは本当に巨大で、早速に松原さんの義弟がレギュレーターと配管部品を調達してくれて稼動できるようにしてくれました。今回の物は力も強くインパクトレンチがワンワン唸るようになりました。
また、河野さんは帰りに溜りに溜まったガレージ内のごみをトラックに乗せて持って帰って下さいました。これでガレージの中がスッキリして快適です。ごみの問題は今まで本当に大きな悩みでしたのでご機嫌です。
笹本さんはお仕事の試作品であるオールアルミのテーブルと椅子を寄付してくれました。今までキャンプ用の折り畳み椅子でしたのでゴージャスになりました。こう書くと何か持ってこなければいけない様に思われますが、そんな事はありません、手ぶらで結構ですからぜひメンバーの方々は遊びに来て下さい。今日も楽しい一日でした。

2001.6.1.   石飛毅氏

一昨日、大井先生のHUMMERをランドマップさんに届けるために試乗を兼ねてドライブしました。
直進性、コーナーリング共に路面に付く感じで中々の出来だと思います。特にコーナーの安定性は良く思いどおりに振り回せる感じです。GAS−HUMMERは立ち上がりがマイルドで伸びがありなかなが運転し易いと思います。騒音も軽い感じで静かで、あまりエンジンが苦しんでいると言う感じはしませんでした。とても燃費が悪いと言うような感じはしないのですが、実状は悪燃費と聞いています。明日は長距離なのでチェックしてみます。
タイヤに関してはこれからは適当な時期にローテーションする事をお勧めします。大井先生のHUMMERをランドマップさんに預けた後帰りは松原さんのカッコイイHUMMERに乗り換えて来ました。今度は全く大井先生のジェントルなHUMMERと異なり低回転からドカーンと言う感じがして、更にステアリングも落ち着かずわだちに取られてキョロキョロして狭い道では運転に結構気を使います。本日も都内に行くため高速を走りましたが広い関越ではあまり気になりませんでしたが、狭い首都高では進路が定まらずエンジンパワーに見合った速度で巡航できません。折角のエンジンパワーが勿体無い感じがしました。しかし併走車が無い時は2車線目一杯使うと恐怖感も減り、きついコーナーもノーブレーキでロール無しで突っ込んでいけます。
帰りは知り合いのアメリカ人(HUMMERに詳しい方)を助手席に乗せて首都高を押さえ気味に走りましたが、「これはHUMMERではない!!」といって驚いていました。インタークーラーとマフラーだけの事ですが、彼曰くここまで来たらコンピューターもやるべきだと薦められました。ブレーキパッドはチタンパッドにして足回りのセッティングを行なうと内面的なモディフアイはひとまず終わりとします。
根っからの病気で帰りながら次ぎはどうするか考えましたが、ロールバーの作成、トップウイングの作成と色々案が浮かびますが、現状の残っている課題を処理する事の方が先決と思い頭の中をリセットしました。
ここの所ついていない事が、沢山あってブルーです。先ず、今使っているPCはもう7年目です。CPUは200Mなので当時としては凄いものでしたが機能的には十分です。しかしHDの容量が少なくCドライブは後50Mぐらいの状態で使用しています。したがって、こうやって書き込んでいる途中で止まってしまう事も多々あり、そろそろ買い換えかと思いましたが、ごまかしながらでもどうにか使えるので途中何度もセーブしながら書いています。
更にPCねたですが私の所属している3WEBネットが倒産してしまいました。暫くは使えるみたいです。
次ぎはデジカメで、これは作業の合間に使用しているので何度も落としてかなり乱暴に使っていますが丈夫で結構気に入っていました。工具と一緒に工具箱に入れても大丈夫なものでしたが、先日流石にクーラントを掛けてしまい、ついに動作しなくなりました。
先日入手したシボレーは茨城からの帰りにガラスが曇っておかしいと思ったらヒーターのコアが破れていて助手席が水浸しになっていました。
最後に愛機のHUMMERですが、昨日少し時間があったのでこれからのためにクーラーのホースが切れていたので修理しようとしましたが、エバポレーターの配管がポキッ!と折れて再起不能になってしまいました。
しかし、ここでプラス思考の私はPCに関しては使用目的がハッキリしているので、HDの用量を増やし、OSもWIN98(アップデートは既に買ってあるけど毎日使っているので時間が無いため何もしてい無かった)にしていらないソフトは整理して、ついでにもっとしっかりした安いプロバイダーにする事にしました。
デジカメは作業中なぜか義務感で撮影していましたが、暫らくは画像無しでも解るように文章力増強のためになると思い暫くは買わない事にしました。最近ガレージでツナギを洗うようになって洗濯が上手くなったのでデジカメがどうしても必要と思った時はバラシテ洗ってみようと思います。
クーラーは元々95の物は性能も悪く毎年トラブっているので、以前佐々木さんのHUMMERで行なった高性能の98年モデルへのコンバージョンを思い切ってやる事に決めました。これは以前交換した事があるので段取りを考えるとエバポレーター交換との差額は大きいのですが、工数は自前なのでただですから絶対お得と自分に言い聞かせています。これからが楽しみです。
そして全自動洗濯機も格安で手に入れる事も出来たし、今日は全日空ホテルでスゲーおいしい中華料理を松原さんにおごってもらえたので少しづつ上向いてきました。だから今は全く元気です、
愛機のHUMMERは使えないクーラーユニットをいつまでも付けていても重いだけなのでバラバラにして外してしましました。ですから今は部品が来るまでお泊まりです。
あまり最近はインターネットを見ないのですが、先日、後輩からYahooの掲示板にHUMMERの掲示板があると言うので見てみました。書き込まれている方の内容をそのまま素直に受けると、結構トラブルはあるみたいな事、駐車場に困っている様子が分かります。ただし、車検40万円と言うのは驚きですね。車検代と言うのは、ただ、単純にお決りの車検を取るだけの整備だと思うのですが、同時にやった作業が含まれていると思われます。
当方の今まで2回行なった車検代はもちろんこれの半分以下の常識的な値段でした。当HPのアドレスも書き込まれているのでここをご覧の方の書き込みもあるようです。 
明日は友野さんと2人で先生のお宅におじゃましますがくれぐれもお気を使わない様にして下さい。今回の作業も良い勉強になりました。

 

  2001年5月