HUMMER ESSAY 2001年7月     

 石飛毅氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

 
2001年6月  

2001.7.31.   石飛毅氏

アーリーモデルのHUMMERオナーはHUMMERにさほどパワーを求めておらず、それなりに満足していました。95年にそれまで6.2LのNAから6.5Lに変わったときはATも4速になったことも重なって多少マシになり350エンジンを積んだHUMMERが出たときも静粛性と高回転までの伸びは感心したものです。その後、96年にTURBOモデルが出てからは交通の流れをリードでき高速走行の安易さはかなりエポックメーキングな出来事でした。しかし内外を問わずパワーアップを望むオーナは沢山居るらしく、特にエンジン換装が一般的なアメリカでは多くのHUMMERがパワーアップを行っています。その中でも一番尖がっているのは、502エンジンへの換装で特にフロリダのOFF-ROAD AMERICA は継続的にこの改造をシステマティックに行っています。今回この様子を撮影したCD-ROMを入手しましたので、数回に分けて紹介します。

このCD-ROMに使われているドナーは部品から判断して96年式のワゴンです。かなりオフロードで酷使されたらしくボディーには擦り傷が入りフレームにはサビが発生しています。こんなに程度の悪いHUMMERは日本には無いのではないかと思われますが、この後の写真を見るとボディに関しては案外修正ができますので、中古並行HUMMERの場合は慎重に行いたいと改めて考えさせられます。
先ず、ボディーから屋根とリアーのサイドパネル分をフォークリフトを使い取り外します。この場合はオープンにするのでおそらく廃棄するのでしょう。(勿論いきなり外すのではなくこの工程まで来るのには、内装の分離や配線の処理、ガラスの取り外し等結構手間が掛かります)(写真1,2,3)

屋根が取り外された後、フレームとボディーの機械的な分離、電気配線の分離を行いボディーを取り外します。分離した後の、ボディーは専用のラックに載せられます。このラックの構造を見ると案外キャシャな気がします。この載せられている部分は殆どアルミなのでかなり軽量な様です。これは参考にしたい方法です。これであれば移動も楽で変形をさせることなく保管できます。(写真4,5,6)}

2001.7.30.   石飛毅氏

CCV 43号が発売されました。
今号には関根さんのHUMMERを取材されています。取材地は富士山麓の本栖ハイランドと言うオフロードコースで行われ多面的に取材して頂けました。さすがに石川さんの取材は歯に衣を着せない厳しい評価ですが、内容的に間違っている事は無いのでオーナもこれを読んでぜひ自覚して頂きたい部分が沢山あります。
HUMMERの開発された環境と状況と現況を他誌での取材では米軍に遠慮してか、またまた本当に解らないのか知りませんが、裏事情まで突っ込んだ内容ではありません。しかし CCV では実は・・・と言う感じで本当の事を書かれていますので大変興味深く知ることが出来ます。だからといって別にHUMMERに乗ることや、好きである事には全く関係なく、客観的な立場でアバタモエクボにならないで所有する事は重要です、
本当にわかっている方々にオーナーが間違った理解をしている事自体の方が「恥ずかしい事」ですから是非好意的に読んでいただきたいと思います。それによって我々も成長できると思います。でも本当は「ここが良い所」と言う部分もあるのですが、これは我々オ−ナーにしかわからない事なので皆さん「内緒」にしておきましょう。そうでないと2000円で分かられたらたまったもんじゃないですからねェ。あれで全てが分かったと思ったら大間違いですから。ひひひひひ・・・
CCVの43号は置いていない本屋があり現在は通信販売も盛んに行っています。ご所望の方は郵便振替で 口座番号0054-3-19701 株式会社 ITF 宛て に送金してください。なお、備考欄に「CCV 43号希望のHUMMERオナー」と記入の上 2240円(送料込み)振り込んでください。これが面倒な方は当方( tobitobi@tky2.3web.ne.jp )にメールを下されば代行します。

2001.7.28.   石飛毅氏

「アメリカン4WD」誌が「トラクション」と言う呼び名に変わって編集もアポロ出版に戻り再開しました。
もともと別な方ですがアポロ出版の方とは取材時だけでは無く日頃よりお付き合いがあり今回新任の編集長を紹介されました。
「トラクション」誌は今後HUMMERについては毎号必ずページを取る予定で今後の協力を依頼されました。今回は松原さんのHUMMERを時間の取れない松原さんに代わって行ってきました。また、今後の題材として友野さんのHUMMERも参加しましたが、今回のメインは松原さんのHUMMERになります。今後、都会派とか色々な方に協力のお願いがあるかと思います。
炎天下の取材後、友野さんのHUMMERを少しいじりました。93年式のHUMMEは運転席の下側にはカバーが無く配線がむき出しになっています。95年以降のものについているパーツは一年前に発注済みでズーッと取り付けたくてウズウズしていたようです。取り付けはそれほど大変ではありませんが、バルクヘッド側の取り付け金具を作る必要があります。今回はL型のアルミの型材を加工して作成しました。これの固定はバルクヘッドにタップ・リベットを打ち込みカーペットを挟む形で取り付けます。先端をここに差し後はメーターパネル下に押し付けて固定して終わりですが、元々カバーする事を前提に組み立てられていませんので、ここにも別部品を作る必要があります。完成したところすっきりしてここにカバーは絶対に必要だと感じました。(写真参考)
友野さんから502エンジンコンバージョンのCDを頂きましたので時間が出来たら見た後に感想を書き込みます。


2001.7.20.   石飛毅氏

友野さんの足回りの改造がやっと終わりました。
昨日とりあえずの組み込みは終わりましたので、今日は細かいセッティングを行いました。連休なので道路が混んでいたので笹本さんがBMWのバイクで渋谷から1時間程度で来ました。今日みたいな日は、バイクかヘリコプターに限りますね。
今までの経験上フロントはトーイン1度程度、キャスター角はゼロ。リアーはトーアウト1度程度キャンバー角は1度程度のポジテブキャンバーとしました。角度は目視でおおむね見た後、両側のホイールの前後の寸法を測り関数計算をすると角度が出ます。基本的には曲がり易くするようなセッティングにしています。
フロントのトーイン調整はハンドルを直進状態にして左右のタイロッドのスリーブを回転させて調整します。リアーはこの部分はラジアルロッドになります。友野さんのHUMMERはアメリカでオフロードを走っていたらしくこのラジアルロッドが固着しており、HUMMERから外してバーナーであぶったり、ショックを与えたりしましたがびくともしないので片側のタイロッドエンドだけ回転させて調整しました。
今回はアッパーアームの付け根2箇所にそれぞれ偏芯カムを備えましたのでこれの位置でアームを前後に動かせます。これによってキャンバー角を変更できますが、フロントの場合は両方の移動を逆にするとアッパーアームの前後方向の位置も変えることが出来ますのでこれによってキャスター角の変更も出来ます。
したがって一回のセットでは中々上手く行きませんが、色々セットできるので便利です。何度か試乗を繰り返しとりあえず納得しました。車を友野さんの家に持っていくとき高速を走行しましたが若干ハンドルの位置が右に傾いていますが、左側通行のため道路が左下がりなのである程度は仕方が無いと思います。次回もう一度やってみます。
この他にステアリング・スタビライザーを取り付けました。これのメリットはオフロードでは路面からのキックバックと、高速でのハンドルのぶれを抑えます。デメリットは多少ハンドルが重くなります。今回はプレデターのものですが、オプションのアンダーガードが無いと取り付けが出来ません。取り付けはボディー側はアンダーガードのパイプにX軸一箇所Y軸方向に2箇所のUボルトで固定します。ステアリングリンク側はセンターリンクにL型のプレートを2個のUボルトで固定します。
先ずボディー側のアンカーをしっかり固定します。次にステアリングリンク側を動く程度に仮止めして、スタビライザーにブッシュをワッシャ−を串刺しにしてボディー側金具に固定します。このとき串刺しにしたブッシュが未だ圧縮されていないので固定のナットが締めこめません。仕方が無いのでエンジンをかけてスタビライザを圧縮してブッシュを縮めて閉めこむ事にしましたが、ハンドルを回して圧縮して、車の下に入るとハンドルが戻ってしまい圧縮できません。助手がいればハンドルを抑えてもらえるのですが、この作業のちょっと前まで遊びに来ていた笹本さんが居たのですが肝心な時に帰ってしまったため1人でどうにかするしかありません。思案の結果、ハンドルのスポークに紐を付けて車の下で紐を引いてハンドルを固定すると上手くブッシュを縮める事が出来簡単に固定できました。


思ったよりすいている高速を気分良く走っていると先ず、カーナビの画面が乱れだしライトが若干暗くなってきました。電圧計を見ると電圧は11V以下になっています。友野さんがガレージに来る途中でも同じ事になったのを聞いていたのでとりあえず節電して、友野さんの家までたどり着きました。HUMMERのオルタ−ネターはただ回転しているだけでは充電しません。オルタ−ネターの横にあるコネクターから電圧が掛かると発電します。テスターが無いので、このコネクターを抜いて電球をつけてみると発光しますので電気は来ていることは確認できました。再度コネクタを付けてコネクターをあおってみると発電を開始しました。どうもこのコネクターの接触不良が原因でした。
次回この部分のコネクターのチェックをして見ます。発電を開始してからしばらくエンジンをかけたまま放置して充電を行い、次回のエンジン始動に十分なぐらいになったところで停止しました。
HUMMERのエンジン始動時はグローとスターター共に消費電力が大きいので電圧不足で始動すると、スターターのピニオンギア−がリングギア−に十分噛まないで回転してスターターまたはリングギア−をなめる事があります。くれぐれもスターターの回りが悪い時は横着しないで他のバッテリーのアシストをして下さい。手遅れ前であればほんの少しのブーストで始動できます。充電が終わった頃松原さんもお見えになり3人でノンアルコールの打ち上げをしまし、次回の大仕事についての皮算用をしました。

2001.7.19.   石飛毅氏

友野さんのHUMMERとりあえず、組みあがりました。
おおよそのセットをして、改めて計測してみると見事にアライメントが変でした。フロント左とリア右はほんの少しの調整でOKでしたが、フロント右は極端なトーインが付いています。この場合恐らく直進時にハンドルは常に右に切りながらまっすぐ走って居たはずです。リア−の左は極端なトーアウトがついていますこれは車のZ軸に対して右に回転させる力が働いていたと思います。と言う事は前後で相殺してまっすぐ走っていたかも知れません。
しかしこれは適切な状態ではありませんので、アライメントを調整する事にしました。フロントの調整は簡単でしたが、リア−は固着して全く動かないので、取り合えず浸透性の潤滑剤をしかり塗りこんでおきました。組み付け時に気が付いたのですが、このHUMMERにはホイールスペーサーが付いているため、ナット先端にスタッドが出てきません。恐らくボルトかナットのどちらかに伸びが出て居るため、締め込み時に異常な力が必要です。あまりいいことではないので、早めにロングスタッドに変えて、新しいナットに交換した方がいいでしょう。スタッドボルト破損の原因になるのと締め込みトルクの管理が出来ないので、締め込み不足によりタイヤが取れることもあります。アルバイトの博君と涼しい夕方からの作業だったのですが気が付いたら2時でした。明日はせっかく組んだのですがリアーは再度バラす事になると思います。暑くならないことを願っています。


CCV編集部、石川編集長より恒例であります「ジープの機能美展」のお知らせが届きました。
回数を重ねるごとに見学者も増え、前回はカーグラフィック CLUB の方々も沢山お見えになり、自動車好き大人の「集会」の色が濃くなっています。博物館内の展示物も見ごたえありますが、駐車場に集まる方々の車のなかにも、HUMMERを初めとする見物(みもの)が沢山来場します。入場料は無料ですが差し入れ寄付は自由です。楽しい時間を過ごせます。本来、来場者数を多くする事が目的ではないのですが、沢山の方がお見えになると張り合いが出ると思います。
実はこの展示会をを参考に松原さんは常設の展示場を作ってしまいました。無骨なジープと立派な博物館がなぜかとてもよく馴染んでします。以下原文のまま紹介します。

各位
お世話になっております。この夏もまた銭の無い編集室がジープのギャラリー展示を行います。もう7回目となりますがジープ等の機能的な美しさやメカニズムに興味のある方には出来るだけ観ていただきたい展示です。ご興味のありそうな方々あるいはジープ系のウェブサイトやBBSにて告知いただければ幸いです。このテキストの転載は内容の変更がなければご自由にどうぞ。また添付の画像もご自由にお使い下さい。

名称  ジープの機能美展

期間  2001年8月15日(水曜日)から8月19日(日曜日)まで
          09:00〜18:00(最終日は09:00〜17:00)
会場 358-0015 埼玉県入間市二本木100 入間市博物館 042-934-7711 (fax:934-7716)
主催・連絡先 358-8691入間市豊岡3-4-16 Tel.042-965-1020 CCV編集室 石川
                      QFG00145@nifty.ne.jp
                      http://homepage2.nifty.com/CCV/

今回で7回目となりますが、1941年から70年代のビンテイジ・ジープや機能美のあるユニークな四輪駆動車を広いギャラリー内に関連資料と共に展示します。駐車場は約120台分あり屋外にて展示される車輛、あるいは来展者のジープ等を見学出来るのも一興です。展示されるのは俗に言われるドレスアップ四駆に類する装飾ジープ等ではありません。この展示は貴重な車両の提供と輸送を自前で行ってくださるオーナーの方々のご好意なくしては実現出来ませんので感謝しております。入場は無料ですし撮影も自由ですが、守っていただきたいマナーがありますので来展時には受け付けにて注意書きを見てください。最終日8月19日には特にジープ及び旧車関係のマニアが多く来館されますので駐車場はミニ・ジープ・ミーティングのようになります。
インターネットサイト
(入間市博物館の情報は)
http://www.alit.city.iruma.saitama.jp/top.html
(過去4年間のジープの機能美展の様子は)
http://www.artfolio.org/car.html

展示予定車両    8台
ジープ MB     ジープ GPW  
ジープ CJ3A    マイティーマイト M422A2 
フォード M151   フォードGPA 水陸両用ジープ
スズキジムニーLJ10

 

2001.7.18.   石飛毅氏

HUMMER のマニュアル CDRO(99−00) が今日 AM GENERAL がら送ってきました。
どうやらCDにミスがあったようです。CDには「Release2」と書いてあります。お手元にこのプリントが無いCDをお持ちの方は購入先に問い合わせると新しいものが頂けるかも知れませんね。内容は未だ確認していませんがわかり次第レポートします。
沢山の方からメールを頂いておりますがなぜか返事を送れない方が居ます、きちんとお名前を書いてきた方には返事を書いていますが、どうもアドレスがおかしいのか私の技術不足のせいか返事が出来ません。お心当たりの方は再度その辺を注意して再度メールいただきたいと思います。メールを出したのに返事を書かない奴と思われるのは本位ではありませんのでよろしくお願いします。

 

2001.7.16.   石飛毅氏

友野さんのHUMMERは常に進化した新しい部品を取り付ける事を続けています。
今までに足回り関係はサスペンションのグリスニップル付きロアーアームジョイント、ウレタンブーツ付きハーフシャフト、コイルスプリング等を交換してきました。今回はキャンバー調整可能なアッパーアームブラケットと、減衰力調整可能なショックアブソーバーに交換することになりました。
どうせ組替えるのであれば、そう簡単に部品を交換するわけにはいかないので、ペイントする事にしました。スプリングとブラケットは新部品でしたのでそのまま、工業製品の塗装をしている業者に焼付け塗装をしてもらい、その他の外した部品はべっとり付いた、グリスと泥をワイヤブラシと、パーツクリーナで地道に落としオリジナルの汚い塗装を一部剥がし、サンドブラストをかけて先ず最初に一通り塗装しましたが、仕上げの塗装をしたときに下塗りの色が出てきてしまうという失敗をしてしましました。原因は上塗りの塗料とガレージ在庫の下塗りのペイントの種類が違うのが原因でした。
丁度いたペイントのプロであります木村さんに指導していただき、天気のいい日にサンドペーパーをかけて足付けを行い買ってきたラッカー用のサフエーサーを塗ってから上塗りをしました。仕上がりは中々です。欲張って圧塗りしたので多少垂れはありますが足回りなのでそのままです。
ショックは密閉容器なので焼付け塗装はリスクがあるので車の板金屋でありますランドマップさんに塗装してもらいました。
外さない部品とフレーム周りは黒でペイントしました。その他にドライブシャフトもざっとペイントしましたが、友野さんのHUMMERについているコイルスプリングは長めなので装着の時ハーフジョイントの中のボールがずれてしまい、結局ハーフシャフトの方も行う羽目になってしまい、せっかくのペイントがグリスだらけになってしましました。ショックアブソーバーはランチョの9000シリーズと同じようなダイヤルが付いていてこれによって硬さを変更できます。
今回は未だ間に合いませんでしたが、このキットにはこのダイヤルをコンピューター制御でコントロールするユニットが付くそうです。内容は未だ良くわかりませんが、アメリカのHUMMERのチャットではキャデラックの乗り心地と評判になっています。HUMMERの足回りの交換は3回目ですが毎回、付けては外しと何度か繰り返していますが、やはり部品の重量が多いのはこの暑い時期にはこたえます。なんと、リア−のコイルだけでも20Kg以上はあります。せっかくペイントしても組み込み時に傷がついてしまうので組付けに神経を使うしアライメントの測定をもしながら組みますので、未だリア−しか組めていません。今週末にフロントを完成させたいと思います。組みあがった状態の写真を見ると、綺麗なので中々ご満足です。

2001.7.15.   石飛毅氏

PCの方はダマシダマシ使っていますが、今のところどうにかなっています。
HUMMER のエアコンの部品はコンテナで運んでいますので、暑さのピークをすぎたあたりに到着しそうです。
友野さんの足回りの交換はミーテイングまで内緒の部分があるので公表していませんが明日の日曜日は2名のアルバイトを確保していますのでピークを迎えます。でも、ウォーターポンプの交換が入るかもしれません。
今日は木村さんがオートバイのキャリアーを付けて来たので写真を紹介します。これは市販のヒッチキャリアーの一部を改造したもので中々良く出来ています。

2001.7.12.   石飛毅氏

友野さんからの情報ですと humvee.net で今話題になっていることにhummerparts.com の店が問題になっています。
ネットで簡単に注文できますが、物がこないようで簡単に言えば取りこみ詐欺のようです。この店は以前 humvee.net のスポンサーだったけど今は外されました。 たいしたものは売ってないんだけど被害にあった人はかなりいるみたいです。海外への注文は十分注意してください。
昨日の赤HUMMERはスーパーチャージャが付いているかも知れません。それがどうしたといわれても困りますが一応報告まで。

2001.7.11.   石飛毅氏

暑い日が続きますねェ! エアコンの調子は如何でしょうか?
私のHUMMERは部品待ちのため未だガレージに入ったままです。そのためほとんど乗っていません。そのためか Yahoo! オークションに95年式の赤いHUMMERが売りに出ているので私が売ってしまうのかという質問が沢山あります。このHUMMERは走行距離がやや大目ですが、エンジンの積み替えをやっているというのが気になります。今は円安なので希望価格から逆算すると、車体価格は現地価格43000ドル程ですから現物を見ることができるメリット分お得かもしれませんね。(販売価格は諸費用込みこみかどうかは解りません)ただし、ホィールがワンピィースなのがなぜでしょう。どなたの手に渡るのか同じ年式同じ色なので気になります。買われた方は連絡ください。

2001.7.9.   石飛毅氏

HUMMERネタではありませんが、本日モノマガjン誌が松原さんのランボルギーニLM002の取材をガレージの近所で行いましたのでお付き合いさせて頂きました。
このランボルギーニは以前ミーティングに松原さんが乗ってきましたが、この秋にオープンする那須PSガレージに展示するために購入したものです。
誕生のルーツにはHUMMERのルーツと多少のつながりがありますし、HUMMERに乗っていると良く「チータですか?」とも聞かれる事がありますので乗ったことがあるという自慢も含めてちょいと紹介します。当方もこの車について不慣れな事もありますので諸現等多少いいかげんな事や間違いが多々あると思いますが感じたままを書きたいと思いますので少々割引して呼んでさい。
このランボルギーニLM002は311XR(松原さんはこれも所有しています)の設計に携わった方がランボルギーニ社に転職して砂漠を爆走できるスーパーカーとして1台だけ試作されたチータが先祖です。チータとの大きな違いは屋根がきちんとある事、エンジン位置が違う事を初めとしてほとんど違うものです。
チータは発表当時日本では空前のスーパーカーブームであったため、多くの30代以上の方々の脳裏に強烈に存在が焼きついています。結局チータは市販されず80年代中盤にLM002として(チータはLM001?)高速走行可能4輪駆動車として90年代初頭まで販売されました。LM003、4の存在もあったようですが市販はされていません。
松原さんのLM002は92年式で走行は5000キロほどの上物です。購入時にはエンジンが不調で個人経営の腕の良い専門店でチューンしたためほぼそれから1年以上経った現在でも絶好調をキープしています。色も黒から綺麗なアクアブルーに塗り替えられてまるで新車のようです。
エンジンはカウンタックと同じV12気筒のDOHCガソリンで馬力は”沢山”あります。このエンジンとの組み合わせのミッションはローギアが左手前にあるヒューランドパターンで高速車である事を誇示しています。エンジンはアイドリング1000rpmから綺麗に7000rpmのレッドゾーンまで全てのギアで一気に吹け上がります。普通ですとレッドゾーン近くではモタツクのが普通のエンジンですが、運転者の右足次第では9000まで行っちゃいそうです。音が変わる4000rpmからはものすごいトルクで加速中は周りの景色が変わります。
幸せな事にコンディションキープのため時々私が運用していますが当初点火系のトラブルで何度も路上で停止しましたが、原因究明した後は私の乗り込みのおかげ(こうでも言わないとオーナーに申し訳ない)で低速でのトルクも太くなり街中での低速走行(5速60kもOK!)可能になりました。高速走行も並み以上で6000rpmシフトアップしていくと5速に入れてそのまま6000rpmまで回転をあげると210Km/hにまで速度が上がると思います!!到達時間は1分ちょい超えぐらいだと思います!!!。
高速走行でもサスのストロークが小さいのですが乗り心地も振動も非常に少ないのではないかと思います。くれぐれも申し上げますが私は制限速度を守ります。内装は革張りでシートは薄めですがシートの張りがしっかりしていて形状がいいのですべる事はありません。
仕上げはHUMMERと違っていて全て高級です。スイッチ類も全く特別で私にはそそるものですが、ウインカーレバーは右に出すとダッシュパネルに当たったり、ステレオがしょぼかったりとのご愛嬌もありますが、走る事に関しては徹底しています。シフトレバーも運転席から遠いいのですが、カチカチと小気味良く操作でき、ポジションも少し高めなので操作が楽です。
ミラーはカウンタックの小さなものが付いていますが電動で視認性は中々です。後方視界もスペア−タイヤがありますがHUMMERより良くルームミラーも使えます。一般的にはこんな車の存在意義は不明ですが私には大きな存在価値があります。次回のミィーテイングで見ることが出来ます。これから追々他の展示車についてレポートもします。

2001.7.8.   石飛毅氏

友野さんのHUMMERの足回り変更のためガレージに入庫しています。
変更箇所はキャンバー角変更を簡単にできる最新のモデルと同じブラケットに交換すること、硬さを調整できるショックアブソーバーに交換します。
友野さんのHUMMERは93年式で初期のモデルですが今まで十分なメンテナンスをしていますが、先ずタイヤを外して色々点検しましたところ、一箇所だけハブリダクションのタイヤ側からオイル漏れがありました。その他は全体的に約8年間のホコリと泥が蓄積されていてこれを落とすのが一番大変です。マフラーも穴があくほどではありませんが錆も浮いている所もありましたのでワイヤブラシでこすった後、耐熱のフラットブラック(ストーブ塗装用)塗料を買ってきて塗りなおしをしました。
タイヤで隠れている部分もワイヤブラシとパーツクリーナで汚れを落としシャーシーブラックで塗装しました。
交換の工程は以前に紹介しましたので省きますが、さすがに足回り交換の作業も3回目になるとアルバイトの博君も手際よくばらして行きます。例のショックアブソバーのネジもぴったりの工具がそろっていますので本当に楽です。但し部品の重さは相変わらずなので作業は重労働です。特に今回はすでに自由長の長いスプリングに交換しているのでスプリングコンプレッサーが必要なほどではありませんがちょいとてこずりました。
ハブのオイルシールの交換は未だ紹介していませんので以下に紹介します。
今回はすでにアッパーアームを外していますが外す必要はありません。先ず位置決めをしているタイロッドアームのボールジョイントを外します。次にCTISのホースを外しハブの中からオイルを抜きます。4本のボルトで止まっているタイロッドの付いていたベースがハブの裏側のカバーになっていますのでこれを外します。このカバーの奥には小さいスナップリングで固定されているオイルシールが入っています。どうせ外したのでこれもスナップリングと一緒に交換します。ハブを閉めているクランプナットのロックボルトを6角レンチで緩めて外します。ハブはこのナットを緩めると簡単に抜けます。
外側のシールは10cm以上もあるので、消耗は早い感じがします。シールはハウジングに傷をつけない様にシール抜きを使ってきれいにはがします。シールのハウジングは傷が無いか確認してグリスをたっぷり塗りこみます。次にシールの外側にもグリスを塗りインストーラを使ってシールを打ち込みます。
次にシールの内側にもハブにもグリスを塗りハブを静かに挿入します。クランプナットをハブにガタがなくなるまで締め付けでロックナットを締めます。小さい方のシールはスナップリングを外してシールを取り出します。シールの打ち込みは先のシールと同じでたっぷりとグリスを塗って行います。カバーをして出来上がりです。
HUMMERの場合は普通の車と違ってハブの中はグリスではなくオイルです。中のギア−がオイルをかき揚げて潤滑をしています。グリス潤滑は浸透性流動性で潤滑性能はオイルに劣りますが、オイルのほうが寿命が短いのと管理が大変です。


友野さんの作業中に渡辺さんのHUMMERのタンクから燃料漏れがありました。タンク上部からですと大事なのですが、単なるドレンプラグの緩みでした。ドレンプラグの構造は案外簡単で、ゴムの中に鉄板がモールドされていてこれを外側からネジで引っ張りゴムを膨らませてシールする構造です。したがって閉めこむ時にゴムが回転しては閉めこめませんので注意してください。このプラグからの漏れは今までに沢山あります、時間がたつと緩む様です。

2001.7.7.   石飛毅氏

CCVの石川さんからの情報でHUMMERのセカンドソースとしてかなり使われています、DICK-CEPEKのタイアが再販される事になったようです。
DICK-CEPEKのタイア部門だけミッキートンプソンに買われたみたいです。すでにかなりの方が装着されていますが FOUR WHEELER誌 には広告が出ており、その中に日本の代理店も出ていますし、通販業者の広告にも復活しています。
昨年はじめに供給が止まり一切販売されずに居ました。1本だけバーストしたHUMMERの交換用にアメリカ中探しましたが、中々見つからずやっとどこかに在庫されていたホコリだらけのものを探し当てた事があります。それ以来我々のチョイスはスパースワンパーかオリジナルのAT、MTしかありませんでしたが、DICK−CEPEKの再販で少し選択が広がりました。

2001.7.5.   石飛毅氏

今日はレポートが色々あります。
まず、アパレル関係の浅井さんがこれからのシーズンにぴったりのTシャツを作ってくれました。生地は糸から選んでいるそうです。そのためか肌触りがよく着心地が良いものです。縫製も脇の所に縫い目のある通称カットソウと言われる物でTシャツとしてもグレードの高いものです。と、妻が申しております。
実は私の着れるザイズは未だ無いのです。(撮影用にLを無理やり着てみましたがやっぱり丈が足りません)プリントはいつものロゴを少しアレンジして良い感じになっていますさすが作りなれている感じです。ロゴに色もOD色とダークグリーン、そして赤の3色です価格は未定ですが、ご希望の方はメールください。反響次第では今後の方針を決めます。あ〜かっこいい!!

友野さんに頼んでいた95・96年式と97・98年式のパーツリストと、サービスマニュアルのCD-ROMが届きました。1枚のCDに2年分の物が入っています。したがって価格は今までの約1/4になります。アクロバット・リーダーで表示されていますので検索プリントが楽チンです。メーカーからユーザー向けにこんないい物を出すのは凄い事です。このままインターネットでの注文もできるみたいですけど日本に送ってくれるかどうかは不明です。
95.96は友野さん、97.98は渡辺さんの物ですがガレージに常駐させておきます。勿論以前の99.00もガレージに常駐しておきます。ご自分で所有されたい方はまとめて手配しますのでこれもまたメールで連絡してください。電話での問い合わせの時もご自分の年式のマニュアルを手元において下さると助かります。くれぐれもCDのコピーを依頼されないで下さい。

2001.7.4.   石飛毅氏

めげずに書き込んでみます。
本日会社の帰りに本屋に寄って見るとオフロードエキスプレスが売っていたので購入しました。先日行われた雫石のミーティングの様子が出ていました。ザーッと見て一番興味がったのは以前噂に聞いていた2ドアハンビーにハイラックスのターボを2個つけて無茶苦茶速いのを作った方が居ると聞いていましたのでその方が更にボディパネルも作っている事に驚きました。
掛かっているお金の事や、せっかくの苦心の結果の写真があんなに小さくては「何をやってんだ」としか言い様がありません。オーナーが気の毒です、あのような方とじっくり語り合いたいです。
当クラブは一応、年2回のミーティングを開催するよう努力していますが、今春は雫石でのミーティングがある事を知りましたのでジェントルな対応をしました。従いまして次回のミーティングを早々に告知いたします。ミーティングを開催するに当たっての一番の問題は開催場所です。自分達にとっては楽しみですが、他人から見れば決して全てが好意的ではありません。ましてお金を掛けないで場所を借りるのは大変です。
今回は松原さんが車を見ながらお茶をするスペースを那須にオープンしますのでここをお借りします。基本的には喫茶店ですから、持ち込みはご法度です。もちろん食事も出来ます。当日はそこを中心に那須全体をミーティングの場所としますので全て自由行動です。ここには整備スペースもありますので我々のミーティングには最高の場所です。
開催日は9月22・23日とします。例によって何もしませんが自発的に何かやりたい方は事前に連絡ください。勿論2日とも居てもいいし一日だけでも結構です。宿泊を希望の方は連絡ください。出来たら同じ宿がいいでしょう。近くにキャンプ場もあります。決して集まる台数の多さでは無く参加者の質を問うミーティングです。参加資格はありませんが全身軍服の方はお断りだそうですから服装には注意してください。

2001.7.3.   石飛毅氏

2001/07/03 Am 1:57
先生から最近メールが無いとのメールを頂きましたが、実は毎日書き込んでは居るのですが、以前完全復帰したと思われます我が家のPCですが、やはり老体に鞭打ってもダメでした。症状は突然止まってしますのです。以前メール上で書いていて途中で止まってしまい懲りてから、用心のためワードで書いてからバックアップしながら書いていましたが、その奥の手も使えないほど酷くなりました。このメールも同じ文章を何回も書き直しています。どうにかしたいと思いますが、長々と書いた文章が一瞬に消えるのは耐えられないむなしさです。今回は、溜まっているねたがあったので頑張ったのですが、このメールの送信時間を見て頂くと解ると思いますがガックリデス。ここで取り合えず送信します。
2001/03/07 Am 2:10
今のところOKです。大変申し訳ありませんが新マシーン導入までの間しばらくは「ガレージにある95マシーンで書いて会社で送る」「文章は手書きFAX、写真はメール」「会社で居残り書き込み」の方法を取ろうと思いますが、ガレージでは作業が多くてあまり書けないので少しペースが落ちますが、せっかくの日課なのでどうにか続けます。本日の分も覚えているうちにもう一度気合を入れて書いてみますので取り合えずコーヒでも飲んで頑張ります。
 

2001/03/07 Am 3:46   本文
通常の車はブレーキのアシストにエンジンの吸入負圧をインテークマニホールドから引き出しマスターバックのダイヤフラムを引いて行っています。ターボ車の場合はインテークマニホールドは正圧なのでバキュームポンプをオルターネーターの裏側につけていたりします。
HUMMERの場合はバキュームの代わりに油圧を使っています。油圧の発生はパワステのポンプと共有しています。仕組みは複雑で踏み心地は独特なものがあります。私の、他に所有しているブレーザーも全く同じ物を使っていますので、アメリカでは一般的なようです。日本でも大型のトラックでは空気圧を使っています。
油圧のアシストを行っているユニットはハイドロブースターと言います。空気圧ならニューマチックブースターになります。
今回はバルクヘッド(運転室とエンジンルームの壁)に取り付けている根元部分からのオイル漏れがあるHUMMERがガレージに持ち込まれました。このオイル漏れは微量ですがバルクヘッド面を伝わり長時間駐車すると路面にポツポツとシミが付く程度のものですがブレーキ関係なのであまり良い気分ではありませんでした。当然パワステのオイルが無くならなければ問題ありませんので部品が届くまではオイルを継ぎ足しての運用でした。
当初はオイルシールの交換でいいかと思いましたが、パーツリスト、マニュアルにも分解整備では無くユニット交換でしたので部品代は高額になってしましました。
前置きが長くなりますがこのトラブルの原因はあまり乗らずに居たため本来濡れ潤滑で考えられているオイルシールの油切れによる傷だと思われます。新しいうちのオイルシールはロッドとの接触面は細い線でちょっとした傷で、もれる事になります。また、長時間同じ状態で居るとシールに癖が付いてもれの原因になります。今回のHUMMERはそれほど使い込んではいないのにフロントのハブシールからも漏れがありました。乱暴な話ですがそのままオイル管理をして乗りつづけて居る内に止まる事もありますが交換することがベストです。ちなみに私の所有しているシボレーは今まで11年間でオイル漏れはありません。
交換の手順ですが、まず、運転席側のインナーフエンダーを外します。この時フードを支える棒のアンカーも外しますのでこれに代わるつっかえ棒をボンネットに施します。今回は適当な角材にずれないようにロープで縛り付けておきました。インナーフエンダーはすっかり外すのではなく運転席側から近い順で3個のボルトとボンネットを支える部分のアンカーを外すだけで十分な作業スペースが稼げます。インナーフエンダーについている作業灯は配線のコネクターを抜くだけでOKです。
ブレーキのユニットはマスターシリンダー(ブレーキ液を貯めて圧送するピストンが入っている)とハイドロブースターに分かれています。今回はハイドロブースターの交換なのでブレーキ液を抜く必要はありませんので作業は楽です。
マスターシリンダーとハイドロブースターのつなぎは2本のボルトとOリングでシールされています。ハイドロブースターがマスターシリンダーを押す部分は先端が丸いロッドが出入りして押し込む構造で機械的な固定はありません。したがって2個のナットを外すと取れます。しかしこの固定のボルトにはプロポーショニングバルブの固定にも使われているので数本の金属製配管を動かすのは芳しくないので、マスターシリンダを送りながらスパナでナットを緩める必要があります。プロポーショニングバルブの配線もコネクターから抜きます。次にハイドロブースターの配管3本を外します今回は高圧側の一本が錆びていて押し付けナットを回すと配管も供回りしてしまうので潤滑剤とゴムハンマーで軽くショックを与えてどうにか外しました。次回のこの部分を触る時には新しいものを準備した方がいと思います。
3本の配管を外した後は室内の作業に移ります。ドアのストッパー、エンジンチェックのコネクター、足元灯のコネクター、空調用のダクトを抜きダッシュボードのアンダーカバーを外します。ブレーキペダルの根元についているハイドロブースターのプッシュロッドは先端をロッドに通してから割りピンで止まっています。割ピンを抜いてプッシュロッドを外した時にガタ止めのウエーブワッシャの位置は一番奥になりますので注意してください。
ハイドロブースターは4本のナットで固定されていますがバルクヘッドに防水のために粘土状の防水剤が使われていますので、ナットをとっても外れません。ハイドロブースターを外した後のバルクヘッドは古い粘土がたくさんの残るのでパーツクリーナできれいに掃除します。今回の防水は粘土ではなく、ひも状のブチルコムを使いました。
ブチルゴムはフロントガラスの接着にも使われています。これを一筆書きの要領で大穴とネジ穴にブチルゴムが下側で重なる様に貼り付けます。こうするとつなぎ目からの水の浸入が減ります。取り付けはハイドルブースターをバルクヘッドに押し付ける前にパイロットシャフトを少し入れペダルに固定してからバルクヘッドに押し付けると作業が楽ですしブチルゴムをきれいに潰す事が出来ます。
この後の作業は外した手順の逆ですが、マスターシリンダーを差し込むときにOリングに傷をつけないように油分をつけてから装着します。組みあがり後、パワステのオイルの量を確認してエンジンを掛けます。数回ブレーキを踏みながらオイルの中に泡がなくなることを確認します。ついでにハンドルも回して泡が出ない事も確認します。最後にパワステオイルの量を確認して終了です。
作業は最初1人でしたので晩飯休憩を入れて6時間ぐらい掛かってしましましたがオーナーの監視下での手抜きなしでの作業なので仕方がありません。日本国中何処にもオーナー立会いで修理している所は無いと思います。ほとんどが密室の作業ですから。


友野さんが久しぶりに「ホワイト餃子」(柏市の名産?)と共にやって来ました。今回はバリアブルレートのショックと可変キャンバーコンバージョンパーツを持ってきました。友野さんはこだわりが強くて特殊な注文が多いので直ぐには取り付け不可能なので、後日作業は行う事にしました。
その代わり簡単なワイパーアームの交換とサイドミラーの交換を行いました。ワイパーは93年式の場合はハンビーと共通でアームがビョーンとおきなくてブレードもスプリングの無い板切れなのでふき取りが悪いので交換しました。ミラーはプレデターからノンパワーミラー用のコンベックス(凸型)ミラーが出ましたのでこれを早速購入した様です。ミラー面にはプレデターのロゴが入って歪の無い物でしたが裏面と切り口の処理がちょっと・・ですが形状精度はGOOD。今まで張り付いていたカッコ悪いミラーを剥がしオリジナルの上からブチルゴムを使って貼り付けました。平面に凸面を付けるため隙間が均一ではないのでブチルゴムが最適です。

 

  2001年6月