HUMMER ESSAY 2002年10月
     
石飛毅氏、友野京氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

  2002年9月  

2002.10. 28.   石飛 毅氏

6.2Lエンジンのベルトの交換色々観察しましたが、基本的にNA-DIESELエンジンの補記類及びステーを流用すれば可能です。
しかしオルターネター、パワステポンプ、エアコンコンプレッサー、メインプリー、・・・・と交換するパーツが多すぎてお金が掛かりそうです。結論はこまめにベルトのメンテ交換をすることが一番の近道である事です。どうしても思い込みと情熱があるなら、以前当方が使っていた部品が一部を除いてありますのでヤレと言われればやりますけど・・・ベルト交換していた方が安上がりなのは間違いありません。
リアのアライメントを調整してから当方のHUMMERは結構調子が良いです。空気抵抗が減ったのでタイヤのグリップが上がっても路面を横に擦る事が無いのでタイヤの音も少し低減したようです。
昨日、ランドマップに入庫した初期のDIESEL-TURBOのHUMMERはコーナーを回るたびにフロントタイヤが鳴くといってましたが恐らくフロントのコイルがへたってアライメンがおかしくなったために曲がる度にフロントタイヤの横滑りがでてククク・・・と音が出るようです。この他にもボールジョイント等にガタが出ていると走行中に荒くアクセルをオン・オフするとタイヤの向きが変わって駆動系にゴキンゴキンと大きなショックが出ます。ランドマップの意見としては「走行距離が短い割にガタガタです」だそうです。フロントサスのへたりは走行距離にはあまり影響が無いので時間の経過である程度までへたりますが、DIESEL-TUBOになってからバネレートと、自由長が変わったので、デフォルトは内股(ポジテブキャンバー)ですからある程度ヘタっても、以前当方と、友野さんのように交換する必要はありません。
昨年大井先生のHUMMERもタイヤの偏磨耗が出てアライメントが大きくずれていましたので調整を行いましたがコイルスプリングの交換は無用でした。96〜97年式のHUMMERはコイルのなじみが出て丁度良い具合になっている時期です。(本日松原さんの93年式を見たところやはりかなりヘタっていました、既に交換用のスプリングは入手済み)トーイン調整は通常車検の時に、フロントタイヤは測定を行いますが、リアーのトーアウト(リアーの基本はトーアウト)を行う車は少ないので一般の修理工場で殆ど行っていないと思います。フロントに比べて症状が解りにくいしトーイン調整は楽ですが、97年までのHUMMERのキャンバー調整はシッカリ工賃を頂かないと割の合わない作業ですからわかっててもやらないでしょう。
自分のHUMMERのトーイン調整歴はタイロッドアームに傷がついているかどうかで大方判断できますので確認したら良いでしょう。Wウイッシュボーンのアライメンと調整は根気が必要で地道な作業です。当方も未だリアのキャンバー調整は行っていないので追々やろうと思っています。本日ガレージからの帰り国産高級V8エンジン搭載4輪駆動車と成り行きで先を争いましたが、信号スタートで充分先行できて満足の石飛でした。

2002.10. 27.   石飛 毅氏

ゲームで有名なメーカーの方々が4人お見えになりました。
ゲームにHUMMERが登場するらしく最近のゲームはリアリティーが重要なファクターらしく面白い見学をしていました。例えば乗り降りするときの人間の動きとか、運転席から外を見た景色のビデオとかを撮影していました。この業界は競争が激しいので、詳しい内容をお聞きするのは申し訳ないので聞きませんでしたが、写真とかでは判らないHUMMERのイメージが掴めたと喜んでいました。特に気に入ってたHUMMERは93年のスラントバックで、本当はハンビーも見たかったと言うところから察するとシューティング系の様な気もします。4人ともHUMMERの現物は初めてだったのでえらくご機嫌でしたので、すかさず協力オーナーのキャプションを入れて頂く事を快諾してくださいました。
そのスラントバックですが、近いうちにエンジンコンバージョンを行いますが、全く乗れなくてはいけませんので、実働できるように補修をしましたが二三気が付いたことがありましたので報告します。このHUMMERは新車で輸入されて現在に至ってます。この93年のエンジンまでは補器類の駆動にVベルトを複数使用しています。93年のエンジンは比較的軽く回りますがこのベルトの張り方で、意外とエンジンパワーが食われて居ることを実感しました。もちろんどんなエンジンでも補器類を駆動するための負荷はありますが、93HUMMERのベルトは取り回しが長いためか少し強めに張らないとベルトの泣きも出ます(滑っている)し、バルトが暴れます。これを嫌って特に泣きだけが止まるまで締め上げるにはかなり大きな張りを必要とします。
このHUMMERの場合は今回オルターネータのブラケットも修理して補強してあるのを発見しました。以前クーラーコンプレッサーブラケットも補修してありましたので、結局両方とも前のオーナーが壊してしまっていたようです。そのために、オルターネータのベルトが外れたり、緩んだりしています。どうやらベルトのトラブルが多いのはプーリー径とベルト長さのバランスがおかしいから起こっているような気がします。93年はある意味では一番ハンビーに近くVベルトをハンビーも使っていますので、どうして?と思いますがハンビーは電装が24Vでもっと大きな径のプールをオルターネータに使っています。また、ACは付いていませんのでハンビーでこのあたりのバグ潰しは出来ていないことになります。
友野さんのACコンプレッサーはオーバーテンションが原因でコンプレッサークラッチが壊れています。従って現状ではショートレンジでベルトを交換していかないと、ベルト伸びる→張る→ベルト伸びる→張るを繰り返すとベルトの接触面が硬化して滑っているためオーバーテンションになってしまい、各ブラケットを破損したり曲げたりしてしまうようです。このHUMMERの走行処理は現在2万マイルそこそこですが、前オーナーが乗っていた間1万マイル程度でブラケットを壊していたと言うことはベルトの寿命はえらく短いことになります。交換が楽なサーペンタイト式に交換できるか検討してみます。

2002.10. 21.   石飛 毅氏

木曜日の夕方に急遽仕事で富山に行くことになり、翌日出発ですと土曜日からのプロジェクトを遂行できませんので、木曜日の内に出発し金曜日夜帰って来ました。
富山には以前ミィーティングにいらした方がいらっしゃいましたので連絡しようと思い簡単に探しましたが結局連絡先が解らず残念でしたが連絡できませんでした。その代わり前回のミーティングに見学に来た方とは連絡が取れました。
富山までは以前の関越ー北陸道コースより、上信越を通るコースが開通していますのでこの方が40kmぐらい近いのでこちらを利用しました。夜間なので制限速度近辺で4時間少々で到着平均燃費は5km/l程度でした。大村さんのHUMMERは高速で70km/hで走ると7k/lだそうですがストレスが溜まりそうです。ほぼ連続走行でしたが、水温も油圧も大きく変わらずに往復800kをこなしました。
金曜日に、予め充電しておいたバッテリーを2個持って松原さんの93年HUMMERを倉庫へ取りに行きました。このHUMMERはそろそろ502に積み替えるので、以前取り付けたスーパーチャージャーが不要になるので友野さんが譲り受けました。松原さんが取り付けたときは、作業が思うように進まずにかなり時間が掛かり効果はイマイチでした。松原さんは何でもやってみるチャレンジャーで、あまり効果が上がらない事は気にしていませんでしたが、幾らなんでもと思いその後ポンプ調整とかで幾らかはパワーアップしました。友野さんもそれほどの効果は無い事は承知で、何でも付けたい症候群で取り付けをすることにしました。
確かにスーパーチャーは魅力的なアイテムですがポンプ調整をきちんと行わなければ思うように性能を引き出されない事が考えられます。ボルトオンですしアクセサリーと思う軽い気持ちで作業を開始しました。同じ加給器でもターボとスーパーチャジャーの違いは当方の浅知恵の範囲では、駆動方法が機械的にエンジン回転に比例している事、したがって加給圧が異常に上がる事がありません。という事はパワーアップはリニアでマイルドです。取り付けも楽です。デメリットは駆動力はオルターネータ等と同じくエンジンパワーを使っていますので動力損失はダイレクトです。
ターボは排気エネルギーを利用していますので動力損失はありません。加給圧もアクセル開度が上がると排気の熱膨張が多くなるのでタービンは良く回り、加給圧がドンドン上がります。このためターボはタービンの回転を下げない意味もあって膨張した排気をたタービンの手前でマフラーにバイパスするウエストゲートバルブが付いています。
よく誤解されますがエンジンは吸気した空気の量より排気の方が体積は膨大になります。したがって多くなった排気で回したプロペラが吸気のプロペラを回す事が出来ます。したがってエンジン回転があまり高くないDIESELエンジンにはターボの方がスーパーチャージャより向いているといわれています。金曜日にエアークリーナー、スーパーチャージャー本体の取り外しを行い本格的な作業は土曜日にしました。スーパーチャージャーはサーペンタイトベルト用のクランクプーリーを追加して、その分ファンを少し前にずらします。インテークマニホールドは専用の物と交換します。エンジンルームの天地方向が狭いHUMMERはかなり無理に押し込んでいるので取り外しは面倒です。更に左右のバンクの冷却水を行き来させているクロスバーも低く部分的にえぐられています。
これらのパーツを松原さんのHUMMERから取り外した所・・・思わず友野さんと目を合わせた一大事がありました。インテークマニホールドを外す時やたらとボルトが柔らかいのでおかしいと思いましたが外してビックリなんとインテークマニホールドのガスケットがねじれて密着していませんでした。これでは折角スパーチャジャーが加給しても効果は半減です。見事に折れ曲がっていたガスケットには何ら液体ガスケットの類も塗られていませんでしたので漏れていた事は間違い無いです。何度かは調整しましたのでスーパーチャジャー本体とマニホールドにはシッカリ液体ガスケットが塗られていましたがインテークまではバラスと成ると大事ですしどちらかと言うと考えられない事です。(ちなみに以前の取り付けは当方ではありません)同じ失敗をしてはいけないので、繋ぎ目にはシッカリシール材を塗りこんで友野さんのHUMMERに組み込みました。
ポンプ調整は何をして良いのかは解りませんので、全体的な燃料を濃くして、これによってアイドリングが上がるので、アイドル調整スクリューを一番薄くしておきました。この調整は正直な話「感」です。NAのまま調整し吹かした時に少し黒煙が出るぐらいであれば加給した時に黒煙が出ないはずなので何度か繰り返し調整しました。ここで適当な所で辞めておけば良かったのに少し鼻薬を聞かせたのが間違いの始まりでした。この調整はスーパーチャージャー本体を付けるとポンプの調整は出来ません。全てを組み込みエンジンが掛かったのは真夜中の2時、しかしエンジンを掛けるとアイドリングとは思えないほどの高回転で大変なことになってしまいました。それとクロスパイプの付け根からも冷却水が・・・これで集中力が切れてこの日は終わりにしました。
翌日、博君は今時珍しい「社員旅行」なのでお休みですが、アルバイト2号の竹下君が来てくれたので新たな気持ちで折角組んだ物を全て取り外し組みなおしました。ポンプはもう少し薄くして組み付けたお陰でアイドリングもOK、アクセルを踏んでも黒煙無し!少しアイドリングで放置した所特に問題も無いので竹下君と柏までドライブ、ここの所当方の絶好調HUMMERしか乗っていないし色々積載物が多い友野HUMMERの普段が解らないので違いは解りませんでした。しかし、交通の流れには十分乗れますし、高速道路でも充分な速度と加速を行っているので良いのかなという感じはしています。もちろん松原さんのHUMMERより充分なパワーは感じました。
柏について友野さんに試乗してもらうと、「全然違う!軽い!」と感激していました。どうやらかなり効果はあったようです。加給器を付けた時に噴射ポンプの調整はアクセルの開度に応じて燃料を濃くしたり噴射のタイミングを変えたりとか必要です。付けてみないと違いは解らないので、今回の様子を友野さんに「尻」で覚えてもらって暫くしたらこの辺を変えると更にパワーが上がると思います。
DIESELエンジンはGASエンジンに比べて異様に噴射タイミングを早くしたり燃料を濃くしすぎなければ壊れる事が無いので多少の事をしてもいいのが特徴です。黒煙が多すぎたり調子の悪いNAエンジンは多少調整が出来る場合がありますので相談してください。磨耗による機能低下はそう簡単にはきませんが走行距離が極端に少ない物(毎日のようにエンジンをかけている場合は別)はエンジン内部のオイル切れやピストンリングの固着とかがありますから注意してください。デジカメが新しいので汚い手で触るのが嫌だったので写真はありません。友野さんが取り付いた状態の写真をアップしてくれると思います。

2002.10. 16.   友野 京氏


H2 Lift up


H3

2002.10. 16.   石飛 毅氏

当方はHUMMER購入時からインターネットにお世話になっていましたが、現状メールとインターネットが中心でモデムも会社はADSLですが、モバイルは14,4なので殆どメールチェックだけでした。
家庭でのインターネットの環境はISDNにしたのは早かったのですが、いつの間にかブロードバンドの波がやってきて、ASDLを引き、家庭内も無線LANを引くことになりました。使っては居ますが、特にコンピューターに詳しいわけでは無いので会社の後輩に聞いたりしながらどうにか家庭内LAN接続は終了しました。詳しい方には釈迦に説法ですが、お得な情報は共有したいので、あえて書かせていただきます。
ADSLは要するに電話と異なり常時接続でも使った量に比例する料金変動が無いことがメリットで、各プロバイダーがお得な料金プランを設定して居ます。それと今までと異なり複数のコンピューターをつなぐ場合に面倒な部分はかなり簡略されています。プロバイダーによって異なりますが、当方の利用方法から家庭内で複数(現在4台)のコンピューターを接続し同時使用ができること、外部からダイヤルネットワークを利用できること、複数のメールアドレスが使えること、海外でも使うことができる事が絶対条件で後輩に探してもらったところ、今まで長い間使っていたプロバイダーから条件がピタリのプロバイダーに乗り換えました。
料金はレンタル品を含めても月々の使用料金は今までと殆ど変わらないのも魅力的でした。家庭内では配線を張り巡らせることは見栄えも悪いし、これから設置場所が変わることを考えるとコンセントさえあればOKの無線接続にしました。各コンピュータに付加した設備投資は3万円ほどで4台のコンピュータが接続できました。ここまでは、単純に常時接続を以下の理由から薦めて居るまでの序文です。
以前書きましたように、常時接続、高速データー通信のメリットを生かして、掲示板の変わりにチャットでもやろうという提案をしました。今回大井先生とテストをしましたところ、チャットをしたことが無い当方には目から鱗でした。まず、無料と言うことでYahooメッセンジャーをダウンロードし、友野さんのYahoo IDを入力しました。友野さんは良い子の時間に就寝してしまいますので、置手紙を使用していましたのでこれのメリットは全く生かされておりませんでした。次に悪い子時間に就寝している大井先生とIDを交わしてテストしてみました。
チャットは予想どうり相手がタイプしている表示とか便利なツールもあり、入力に手間取るぐらいで特に難しいことはありませんでした。驚いたのは先生がWEBカメラを持っていて先生がこれをセットすると画面にパジャマ姿の先生が映ってきました。こちらからするとまるで隣に居るようで奇妙でしたが結構楽しめます。先生の話によると声もいけるらしいです。とりあえず当方も明日カメラを買いに行ってきます。メンバーでYahoo!のIDを持っていてメッセンジャーをダウンロードしている方はメールを送っていただければ当方のIDをお送りしますのでチャットしましょう。面白いですよ!
本日GMのHPを見ました。H1のCLUBのところをクリックしたところ、アメリカにはいくつかのクラブが掲載され、海外クラブは当クラブとフランスに2つ、カナダに2つだけ掲載されています。先日のミーティングのときAM GeneralとGMはHUMMER CLUBしか認めないと言っておりました。従って掲載されているクラブはHUMMER CLUBが階下の支部として公認しているクラブになります。クラブ設立当時大井先生がHUMMER CLUBに声を掛けていてくれた成果が出たような気がします。当然、先日のHOME COMINGの時もそのおかげで大変光栄な扱いに有難さを感じました。だからどうしたと言われたらそれまでですし、あまり意味の無いことかもしれませんが、恥じないようにがんばります。と意気込む事務局です。しかしあのお金の掛かっているHPに自分の所属しているCLUBが乗っているのは結構うれしい物です。確認してみてください。

2002.10. 15.   石飛 毅氏

先日COSTCOで購入した工具一式です。ひっくり返すとこうなります。

黒煙テストの写真です。3足並んでいるのは左から、未装着ランクル=対策パジェロ=コンピューターチューンHUMMER。 2足並んでいるのは、コンピューターチューンHUMMER=ノーマルHUMMERです。ノーマルは未だ配管に残っている物を若干含んでいると思われますのでもっと本当は良いと思います。

2002.10. 15.   石飛 毅氏

3連休の初日予定が変更になり、急遽当クラブのお手本になっているJLRC(日本ランドローバークラブ)のミ-ティングに行ってきました。
毎年2回行い今回で20回目を迎え盛況に行われています。今までは土日で行われていましたが、今回は3連休という事もあって2泊3日で行われています。場所は今回に限り富士見パノラマスキー場の駐車場で、基本的にキャンプです。当方は翌日の予定がありましたので深夜帰りましたが、いつ行っても歓迎して頂け感謝します。
今回このミーティングに参加するにあたりチューニングコンピュータをつけていきましたので試乗した様子と、ミーティングに面白い業者が来ていたのでチョットした実験が出来ましたので紹介します。先ず、チューニングコンピュータは体感できるパワーアップはあります。100Km/hでのアクセルの開度は明らかに異なり、負荷に応じて加給圧が通常より高くなっています。中央高速 談合坂の登りを右車線キープで楽に走れます。NAの時は100キロキープ出来無かった事を考えると別物でした。燃費は相模湖あたりまで渋滞でしたので、4.3k/lでした。
ミーティングの会場に着くと何処かの企業がランクルとパジェロを並べて黒煙減少装置なる物のデモを行っていました。パジェロにはこの減少装置を取り付けてあって、クルマの前に黒く汚れた軍足(軍手の友達の靴下版)が下げられていました。どうやらこの軍足は排気管の出口に被せて黒煙を捕集して「こんなに違います」と装着車と未装着の比較を解り易くするための展示でした。
この装置は燃料フィルターと噴射ポンプの間に箱を入れるのですが何か良く解らないけど数本の配線が出ていました。その箱の中には聞いた事も無い名前の「石」が入っているそうです。当方にもそこのスタッフが売り込みをしたので、当方のHUMMERは触媒が付いているからいらないといった所、触媒はダメだといったのでそんな事はナイト反論、そこで先方からテストしないかと言われたので、こちらにとって望む所ですから、車両提供しました。エンジンを掛けて空ぶかしして、その後アイドリングの状態で靴下を被せ3秒間空ぶかしをするのですが、公正を期するためエクセル操作は先方に任せました。結果、軍足についたススは装着のそれより少ないのですが、先方は「ほぼ同じ」と言い張ります。そこで当方は「今の状態は燃料を濃くしているからノーマルに戻します」と言ってコンピューターを急いで交換し同じテストを行った所今度は更にすすが少なく先方もどう対応して言いか解らなくなったらしく複数のスタッフの感想はマチマチで翻弄していました。
基本的に燃料が薄くなれば黒煙は減少します。その代わりNoxが増える事は周知の事実です。HUMMERの場合はEGRと触媒でこの辺のバランスを取っています。更にターボで空気の量もコントロールできるので楽です。この場合は停止状態なので負荷は殆ど無いのでアクセル開度が大きくなければ燃料は回すだけですから加給圧は余りあがりません。黒煙が増える要素としては、高地であることは多くなる要因ですが燃料噴射ポンプの手前に絞りを入れてしまうと燃料が薄くなり(HUMMERではプライマリーポンプが壊れると走るけどここ一番でパワーが無くなる)黒煙が減ることも考えられます。
この装置が単なる減圧装置であってもこれと同じ事は可能です。更に電線が色々出ていましたが(電力の供給は無い)燃料が流れてその周りにコイルを巻けば電気は流れます(電磁流量計の原理)があの程度の流れでは微小電流しか流れないので何かをできるのであれば凄い発明でしょう。排ガス規制を乗り越えるには燃料の処理では難しい問題は残ります。やはりエンジンそのものと、コントロールマネージメント、後処理をしなければ難しい気がします。営業妨害をするつもりはありませんが、先ずこれでお墨付きを貰ってくれれば物が何であれ受け入れますが、今の所未公認で対策しても排気量の小さいパジェロがHUMMERのノーマルより黒煙が多いのでは当方の結論としては「ダメ」です。先方には「効率のいい触媒を個別に開発した方が良いですよ」と本当の事を助言しておきました。その方が確実で効果ははっきり出ています。そんなわけで帰りはノーマルコンピューターでしたのでガラガラの高速を平均90キロでのんびり帰ったら燃費は6k/lでした。
日曜日はZZ4エンジンの調整でした。元々良い感じにまで持っていったのですが、オーナーに渡し暫く乗ってもらったところノッキングをする、エンストすると言うのでもう一度点火時期の変更を行い、その状態でのベストを出しましたが、以前の調子にはなりませんでした。このままミーティングに乗っていきましたが、調子が悪くもう一度入庫しました。原因は燃料で、ノーマルは日本のレギュラーガソリンでも充分ですが圧縮比の高いZZ4では点火時期、アイドリング回転どれをとってもノーマルと異なります。結局燃料をハイオクにして点火時期も以前と同じに戻して高速道路でテストした所、併走した当方のTDエンジンより早くなりました。ドライバーの博の話では「加速時に体がシートに一応つきます」との事でした。このままレギュラーを使うとまたノッキングを起こしますので、サブタンクは入れ替えるまで使用禁止にして置きます。
月曜日は北海道在住のHUMMERオーナーがお見えに成りました。大阪に来たついでに寄られたのでHUMMERではありませんでしたが、ワザワザ来ていただき驚きでした。今の所の悩みはやはり雪道の対策だそうです。札幌あたりでは圧雪路を信じられないぐらいのスピードで走っていますから標準のタイヤではきついでしょうね。

2002.10. 12.   石飛 毅氏

本日夕方よりCCV編集長と一緒に東京都町田市にオープンした COSTCO に行ってきました。
COSTCOはアメリカに390店舗以上あるスーパーですが、基本的に小売店ではありませんで WHOLESALE(卸売り業)です。したがって我々は購入ではなく建前上仕入れになります。これは価格が安いために小売業からの圧力をかわすものとしか考えられません。したがってここには会員にならないと入店はできません。LAに行ったときに数回行ったことがありますが、レザーマンのMINIマルチプライヤーがLAのホームセンターで25ドルで売られていましたが、COSTCOではこれにケースとMINI MAG LIGHTが付いて25ドルで売られていたので、私には安い店と言う印象が残っています。
COSTCOの発音はアメリカでは「コスコ」と聞こえていましたが、日本のパンフレットを見ると「コストコ」となっています。おそらくマクドナルドと同じで日本では変わっているようです。COSTCOは最初幕張にできましたが、そのときは往々にしてこの手の物は現地の物と違っていて向こうのものを安い価格で購入できるとは考えていなかったので行く気は全くありませんでしたが、先日下見に行った石川編集から現地からオンラインで連絡があり、ChevronのDIESEL用の14W−40のガロン(3.79L)缶が6本で・・・と言う連絡がありとりあえず2箱(12本)購入依頼しました。聞くところによると町田のCOSTCOはアメリカ物中心で多少国内物もあるけど面白いと言われたので今回石川編集の仕入れに同行して当方も会員になりました。
年会費は一般4000円事業主は3500円この事業主の社員は2500円で会員になれます。受付のとき「自営業」と言い張れば3500になるようです。たとえば私が石川商店の番頭でしたら2500円です。店舗は1フロアーでとにかく広くてディスプレーは在庫の棚の下で棚と棚の間はHUMMERでも走れるほど広く商品は細かい物は少ないけど安いことは確かでした。殆ど120円換算で現地価格と差が無いと思われます。
今回は電球を蛍光灯にする物とガレージの手洗い洗剤、飲み物3パックカップラーメン、ウエス、チョコレート、おやつと色々買いました。アメリカに行ったとき本当は欲しいけど安いけどかさばったり、「こんな物アメリカで買うかよ!」と思われるもを買いあさりました。特に、車載用の工具はセット物は安いけど重いので何時も一回は持ちますがあきらめていました。そのあきらめていた工具が売っていましたので思わず買ってしまいました。
内容はmmとインチの混合で、ソケットは6、12ポイントの1/4、3/8ドライブソケット、1/2ドライブソケット、一部のディープソケット。mmとインチのコンビネーションスパナ、プラス、マイナス、トルクス(2種類)ドライバー、各種ビットドライバ、mm、インチのアーレンキーなど全部で165ピースが多少ゆがみ気味のスチールケースに入っています。これにプライヤーとハンマーを入れれば先日紹介した工具は殆ど揃います。品質は緊急用としては十分対応できると思います。このセットのえらいところはインチ中心である事と、ビットドライバーにはなんとプラスドライバビットにフィリップスとポジの両方が1,2,3と揃っていることです。更に感激なのはHUMMERでたくさん使われている15mmのソケット、スパナも入っていることです。このセットを見つけたときは思わずうれしさのあまり天を仰ぎました。国内のディスカウンターではこんなセットはめったにお目にかかれません。おそらくCOSTCOの仕入れ担当がアメリカ本国で売れているから仕入れただけで絶対に再度仕入れはないと予想できます。それでもってこの仕入れ価格は涙チョチョギレる低価格で1万円を切っているからこれはもう買いです!
今写真を撮るために梱包をバラシましたがきれいに並べていると高そうに見えるから不思議です。と書いていましたところのどが渇いたのでコーヒーを買いに行って帰ってきたとき床においてあったこの工具箱につまずき倒したところ1段目がひどいことになっていました。2段目は天地が低いので全く無事でしたが1段目は余裕がありすぎて倒すとグチャグチャになります。どうにかしなくちゃ。ここは生鮮食料品名からオイルまで色々売っています。奥さんたちへのベンチャラで一度行ってみるといいでしょう。それと併設のファーストフードも粗挽きホットドッグソーダー飲み放題で250円にも参りました。ピザも食いましたがデカイので編集長と半分ずつにしました。

2002.10. 10.   石飛 毅氏

今までネット環境がISDN回線を使ったダイヤルネットワークでしたが、最近はブロードバンド流行でいろいろなHPも重くなって開く速度が遅くてイライラしていました。
そこで色々調査して海外でも使いやすいプロバイダーを探して今までの弱小プロバイダーからメジャーなプロバイダーに乗り換えました。料金も接続料と電話代を考えるとほぼ同じで12Mの環境は快適でたまりません。今まではプロバイダーとの1対1でしたが、この際古いパソコンも復帰させて、無線LANで同時4台接続できる、すごい環境になりました。当方も仕事が結構忙しくて帰ってきてから色々ネットサーフィンしますがランニングコストのことを考えると控えめにしていましたがのびのび状態です。
当方のHPは殆ど情報を伝えるだけの片側通行です。殆どのHPには掲示板がありますが誰でもアクセスできる掲示板がありますが、匿名ですと荒らされる事も多々ありますので、設定していません。検閲付きの掲示板は管理者の負担が大きいので大変です。以前よく見ていたHPの掲示板は管理者がしっかりしていて仲間内の情報交換に色々役立っていましたが、管理者の方が忙しくなり少し気を抜いたとたんに、意味不明の書き込みがありました。もちろん当HPもメールを頂ければ有効な情報はそのまま、または当方が加筆して流用します。したがって当HPに掲示板の設定は行わないつもりです。
そこで代案として少しは楽しもうと思いまして、何処かのサイトを利用してチャットを行いたいと思います。ためしに友野さんと色々試してみて使い心地のよさそうな所を探します。そこで少し練習してからメンバー限定で日程を決めてチャットをしたいと思います。自分がブロードバンド環境になったとたんにやろうというのは身勝手ですが、とりあえず試してみたいと思います。
今帰ってきたばかりですが、友野さんから「チューンアップコンピューター」が送られてきました。すぐに確かめたいのですが食事がまだなので済んだらチョッと行ってこようと思います。

2002.10. 9.   笹本康明氏

You've never seen a Hummer?     by Mike M. Paull
     
(He is a "member" of Hummer Club Japan!)

At first glance when I say this, I said "My God, a Hummer in Manila"! But, on closer inspection, it's a 3/4 scale replica (ala "fake") built on a Mazda B2000 truck chassis - amazingly good workmanship tho' since it's all hand-formed galvanized steel sheet!
You have to admit, it's a pretty good replicar. But, that engine has never seen the line at AM General. This rear quarter view looks Just like my 1999 Wagon!
Here, the resemblance to the real thing starts to fade - note the manual tranny (all Hummers are automatics). Another thing that sets this unique rendition apart from the real thing.

2002.10. 7.   石飛 毅氏

皆さん、ミーティング参加ありがとうございました。
毎回、天候に恵まれて快適に過ごせたと思います。参加台数は何時もと同じように述べ17台で常連が数名欠けていますが、日程の決定が遅かったので本当は行きたかった方々にはご迷惑をおかけしました。次回の日程は少なくとも2ヶ月前には決定します。その前に今年も忘年会を行う気持ちはありますので忘年会実行委員からその内連絡があると思います。
今回は、浅井さんが作って下さったTシャツを一枚無料、もう一枚は強制購入という手段で配布しました。当クラブは、当初は会費を集めましたが、初年度は頂きましたがその後あまりにも小額なので忘れてしまいますし、音信不通の方も居ますので集める事が出来ないので2年目からは無料にしています。大人になって義務とかがある趣味では普通すぎますので、音信不通でも気が向いたら、また顔でも出すか程度の気持ちでいいんじゃあないかと思います。
今回も久々にお目に掛かったメンバーも居ましたがそれで良いと思います。当方を含めた「お馬鹿」数人が地道にも継続をさせて居ますので、気まずい思いは無用です。クラブの運営はインターネットの発達で当HPを見ていただくことを前提で行っていますので、どうにか負担は上手く分散されていますし、前回は、工藤さんが御影石のオーナーメントを作ってくれました。また、今回はPSガレージも3回目になると色々趣向を凝らしてくださりステンレスボトルを購入後好みの「中」を均一料金で供給してくださいました。更にまた、集まるだけでは飽きてしましますので、今回は河野さんから以前よりお話のあったHUMMERの走れるオフロードをお借りしました。この件は後で詳しく触れますが、常に皆さんのご協力で今回もほぼ無事行えた事を感謝します。
今回の目玉は広島からきたカップルです。Yahooオークションで友野さんと知り合いになった小林君(21才)が陸路12時間かけて参加しました。以前香川の林さんが来た事もありますが、それに次ぐ遠方からの参加です。その内九州あたりから「大林」さんあたりが来そうです。小林君はケンに続く未だクソガキですが、若いのに自分で買ったそうなので驚きました。若いメンバーの前でいい年を取った男共が我がままいいほだいの中で恐らく我慢の2日間だったと思います。
この他にもHPを見てHUMMERが見たくて来てくださった方も何人かお見えになり熱心に見ておられました。石川県からクラシックレンジロバーで来られたご家族は奥さんが「私は反対!」とか言ってましたが、メンバーに沢山声を掛けて事情聴取しているのはとっても微笑ましい光景でした。当方不在中HUMMERのウインドウにご丁寧にお手紙と名詞を残して帰られましたが、良いHUMMERにめぐり合える事をお祈りします。
もう一方、メガクルーザーの納車待ち中の方がお見えになりライバルHUMMERを観察していました。メガクルーザーは地球規模で見ると、あの大会社であるTOYOTAが作った希少車です。ぜひ彼にはオーナーズクラブを立ち上げて頂きたいと思います。でも個人所有のメガクルーザーは一体何台あるんでしょう?
翻訳家の古本(コモトです、ふるほんではありません)さんは、今回もランチャ・インテグラーレで奥さんと一緒に参加しています。「HUMMERのクラブには絶対自分のような有能な翻訳家が居れば便利だからメンバーにしろ」と自薦してきましたので、テストとしてリモコンキーの翻訳をさせたところ夫婦で気合を入れて翻訳してくれましたので、今後HUMMER CLUBのニュースレターの解説でもさせようと思い会員番号ありの準会員にしました。(番号は893番です。ヤクザではなくヤクスサと読んでください)仕事の具合によってはその内正会員にしても良いカナと思いますが、働きが悪い時やHUMMERの悪口を何時ものように5回言ったら即刻クビにします。
話は戻りまして初日はいつものように、お互いのHUMMERの変わった所がが無いかのチェックですが、今回で5回目ともなると中々目新しい事も少なくなって来ています。今回はZZ4 HUMMERを松原さんが持ち込みましたが、当方の力量不足でまだ調子が出ていないので、今回は来ただけ程度のお披露目でした。(次回は凄くなっています)
夜は相変わらず「ノンベー率」が低くいのですが(15人中アルコール3人、コーラ5人、牛乳1人、その他はウーロン茶でした)貸し別荘は3時まで宴会が続きました。
翌日はPSガレージで格安のモーニングを取ったあと、河野さん(本人は欠席です)所有のオフロード行きましたが、そこは「山」ではなく大きな大きな「穴」でした。そこは砂利を採取している所で通常キレイに整地されているのですが今回のためにダンプで土を運んでくださり、ユンボウで沢山のコブを作ってくださってありました。ここのご案内役は、河野さんの会社のスーパー社員である門間さん(今後当方のHPではスーパーモンマとします)が使用上の注意をして下さり、当方は早速「ローレンジ」に入れて走行しましたが盛り土なので柔らかく車を壊すような事無く楽しめました。
恐らくこれだけのものを作るには何台ものダンプで運んだ事を思うとこれまた頭が下がります。門間さんによると前回は(行こうとしましたが時間がありませんでした)もっと凄いのを作ってあったそうです。(残念!)しかし結果的に初心者ばかりの当クラブ員には今回の盛り土は充分でした。
最初は皆さん慎重でしたが段々エスカレートして松原さんは回りにおだてられて572 HUMMERでジャンプしてしましました。素直に乗せられてやってしまう松原さんには脱帽です!このジャンプは30Mほど全開で助走して小さなコブを利用して飛びましたがキレイに4輪とも地面から離れて5M程スカイカー状態になってフロントからシッカリショックを吸収して着地しました。前後等分布荷重でパワーのある572 HUMMERだから出来るジャンプでした。この模様はビデオにも写真にも撮りましたのでその内公開します。結局全員なんだかの形でここを走り、オフを走る楽しさが解ってきたようです。たまにはサスペンションをフルストロークさせて動きを良くしておくことも良い事です。
次回はスーパーモンマが前日から凄いのを作って待ってると言ってましたので、ここが使えるまで恒例になりそうです。回りも暗くなり帰り支度をしていると、まともにライトが点かないHUMMERがチラホラ、高速を走るとこれまたテールが点かないHUMMERが出てきて、サービスエリアでコーヒー一本のギャラで修理。寝不足でしたが楽しい2日間でした。
次の春のミーティングをお楽しみに。

2002.10. 3.   友野 京氏

DCタイヤは危険?

2002.10. 1.   石飛 毅氏

CCVの石川さんから教えてもらいましたが、4X4 MAGAZINEの11月号最強?のH2 HUMMERが出ていますね。
アメ車系の雑誌の方がサバーバンやタホの流れでH2の特集を組んだのが2月ほど早くに出ていましたので、4X4 MAGAZINEは遅れをとりましたが、内容はプレス発表の転記ではありませんので、誌面は多いのですが、内容的に低頭記事的なのが気になります。H2と他のSUVとのデザイン的な違いは、曲線を多用している最近のSUVとは違う、内装も同じく直線を使いメーターパネルもお父さんがちょっと昔のスポーツカーと誤解するぐらい沢山メーターが付いています。直線的なボディなので強度を上げるために窓は小さめで、横から見るとステップバンにも似ていますが、実際に見比べると違います。ボンネットは開けると、アンカー部分がくねくねするけど、これはクラッシュゾーンだから仕方が無いけど、もう少しどうにならないか?とか、の方が伝わりそう。今後の販売展開はサバーバン、タホ系のほうでもガンガン売られそうなので、そのうちH1より増えそうですね。価格はインターネットで調べると5万ドルです。8月から増産すると言ってましたので、そろそろプレミアは無いんじゃないかと思います。
当方は選ばれていませんし、マニュアルが読めますので、特にメリットが無いのですが東京にも HUMMER JAPAN ができて関東方面のオーナーには電話でのやり取りではなくて直接行けるのでメリットが大きいですね。綺麗なショールームとメンテナンス スペースもあります。写真だと判りずらいですけど、面積は十分ですけど天井が低そうなので、残念。綺麗なので掃除も大変そう。でも、当方の所のように、来た人がコンビニ弁当の食いカスや、空き缶、ペットボトルを置き去りにしないでしょうからごみの量は少なそう。通常の整備ではHUMMERはリフトに上げる整備は少ないので天井の高さは十分だと思います。預けたお客さんもこれならと言って財布の紐が緩みそうです。
何はともあれ都心のマンションの店舗にしてはなかなかなもんです。特にエアコンも付いているみたいなので快適な作業環境がうらやましいです。当方のガレージにもエアコンが用意されていますが、現物はあるんですけど取り付けはまだです。これから先行き細くなるHUMMER H1ですがこれだけの投資にはびっくりしました。所詮プロとアマの違いは設備には歴然とした差がありますが、少ない分は首から上を使い、気の会う仲間と、白石さんのようなスペシャリスト等の交友関係で補って行きながら楽しみます。
さて、当方のHUMMER ですがスプリングを交換したところポジティブキャンバーと、トーインがつきすぎて、見た目も変ですが、コーナーで左右のタイヤの行き先が揃わないのでタイヤに無理がかかってスキル音が出ていました。サスペンションのアライメントは、何時もの様に錘と電卓で計算します。キャンバーはエキセントリック カムにしたので簡単に調整できます。アッパーアームはY字型でフレームには前後2箇所で固定されています。この部分を延ばしたり縮めて調整をしますが、キャンバーは2個同時に同じ寸法で縮めるとキャスター角は変わりません。トーインは対ロッドを調整して進行方向に対してタイヤが進むとどこかで交差する方向がトーインで地球を一周してから交差する方向をトーアウトと言います。実は、当方の調整前の状態でもマニュアルに記されているアライメントの範囲に入っている事です。従って調整は不要でしたがその状態で走行したところ以前に書いたように、コナーで左右のタイヤの向かっている方向が違いますので、タイヤが横方向に滑ります。特に外側のタイヤが悲鳴を上げているように感じます。この程度は確かに我慢できる範囲なのでしょうが、良い状態を知っていますし、このままでは、偏磨耗の原因になります。また、トーインが強いのでアクセルOFFでも空走しているときも抵抗が感じられます。このまま高速を走ったところフロントタイヤの空気圧がリアに比べて上昇しました。これはフロントのタイヤが熱を持っていると言う事ですからこのままで良いわけありません。また、国道16号はトラックが多いので道路にワダチができていますのでハンドルが取られます。そのためにトーインとキャンバーを調整しました。調整はタイロッドの長さを伸縮して調整します。タイロッドの調整は暫く遣っていないので先週末に十分油を差しておきましたのでビクともしなかったタイロッドですが簡単に緩み調整できました。きちり調整を行って走行すると、ハンドルも軽いし、空走状態でも抵抗が小さく感じます。高速を走でった状態は、空気の良く当たるフロントよりリアはネガティブキャンバーも付いているので、スタート時35PSIであった空気圧はフロント37、リアは40以上まで上がりました。今回はリアの調整だけでしたが、リアは強いネガティブキャンバーが付いていますので、そのうちリアもコイル交換も含めた、調整が必要と思われます。

今週末はミーティングです。当方は土曜日の早朝ガレージから出発します。また、東北道のインターで待ち合わせをしようかと思います。

 2002年9月