HUMMER ESSAY 2002年9月
     
石飛毅氏、友野京氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

  2002年8月  

2002.9.30.    友野 京氏

24インチホイール
JS Dillon's AM General 'Yellow Hummer'

2002.9.24.    石飛 毅氏

今ごろなんですが、HOMECOMINGの荷物を整理していたら、暗号表のようなメモを発見しました。
このメモは結構重要なメモでエンジン ブロックのキャスト年月の解読のメモでした。これは1999物で2000年以降は解りません。キャスト年月はエンジンブロックのミッションとの繋ぎ目に鋳込んであります。表示は例えば「F293」と書かれている場合は6月29日93年という事になります。Fは2月ではなくてアルフアベットの6番目なので6月となります。此処で重要なのはこのキャスト番号が「E319」以降のTURBOエンジンは8番シリンダークラックの起きる確率の高いエンジン番号であると聞いてきました。これを解くと5月19日99年ということに成ります。そしてシッカリ対策されたのは「F019」6月1日99年以降であるとも聞いてきました。これは車両の製造年月日とはシンクロしませんので、何かの機会でエンジンハッチを開けた時に排気管のカバーを外してチエックして下さい。

MIKEさんの写真は凄いですね。
モアブはHUMMER CLUBの毎年行われている走行会の目玉のようです。此処での凄いというのはこのコースを市販状態のHUMMERで走行している事です。HUMMERの設計スペックは色々伝説はありますが、先日HOMECOMINGで座学で聞いたのですが、走行可能水深とかステアケースは何インチまでとか結構細かく数値化されていてそれに向かってデザインされました。従って此処の写真出でているコースを走行するための走り方をきちんとスペックを理解して行けば安全に走行出来ます。しかしそれを理解しないで走行すれば見た目もう少し楽そうなところでも転倒したり帰れなくなってしまうことがあります。
この写真の中で溝を渡っている写真は信じられませんがその走行方法を説明します。先ず溝に対して約15度の角度で進入します。これは左右のタイヤが溝に対して丁度タイヤが2つのタイヤが溝に落ちている時間を稼ぐためです。先ず運転席側のタイヤが溝に掛かりますがますがそれほど大きく落ちませんそれはHUMMERのフロントとリアの荷重バランスが殆ど同じでバランスをとりやすいのでフロントが接地していなくとも対角側の後輪の荷重が抜けてもフロントが大きく落ちることは無く(ある意味では2輪が荷重を受けている状態)バランスします。その後今度はフロントの右側のタイヤが落ちる頃左側のタイヤが反対側の壁に届き今度は左フロントのタイヤと対角側のリアタイヤがバランスしながら進みます。このときハンドルはキックバックに耐えながら直進方向にシッカリ支持しておくことが大切です。そのまま進むと左タイヤがシッカリ乗り上げたのがこの写真の状態です。V字溝の通過時は接地していないタイヤがありますので空転を抑えるためにはかなり強めにブレーキを踏みます。当然トランスファーは4Lなので同時なアクセルを踏めばブレーキに打ち勝って前に進みます。
という事はHUMMERのようなAT車のクロカンは当然左足ブレーキになります。通常当方もできるだけ右足ブレーキですが、クロカン時のヒルクライムで止まった時ATのクリープで車体を保持できずに下がり始めた時ブレーキを踏みアクセルを踏むために左足に踏み換えて(ブレーキペダルが大きい理由はここにあり?)からクロカンでは左ブレーキです。これであればスタックした時にもブレーキをまるでクラッチのように強く踏んで少しづつ放し、アクセルを踏むと今まで空転していたタイヤがウソのようにグリップして通過できます。
コース取りは経験とか腕が必要ですが、これがAT車でのクロカン必須テクニックです。これが出来ないとサスストロークの少ないHUMMERでトロトロ走ると簡単に対角スタックを小山でしてしまします。小山の場合は対角スタックしそうになる前にのぼりで少しアクセルを踏みながら超えると3輪接地を繰り返しながら進みますが空転をしたときは前にも書いたようにブレーキです。ガンガン吹かすとトルセンデフですから乗り越える事が出来ますが空転したタイヤが急に接地してグリップすると質量の大きい慣性のついたタイヤが止まると駆動系にダメージを受けますから出来るだけブレーキを使います。それと、適度に接地している場合は路面をほじくり今度は自力で出れなくなることもあります。メリハリをつけて出来るだけゆっくり進む事がお勧めです。
次回のミィーテイングで「お山」をお借りする予定なので、その時は車を壊さない程度で充分に楽しめますから試してください。

2002.9.24.    石飛 毅氏

この3連休は当方のHUMMERをどうにかいじれる機会がありましたので、取り急ぎ作業いたしました。
作業内容は、当方のフロントのコイルスプリングがヘタッテいてフロントノーズが下がり気味なのでコイルスプリングの交換を行ない、ついでにアイドラーアーム、上下のボールジョイントの交換を行ないました。交換したスプリングはノーマルの極々当たり前の物と交換しましたが当方の年式の物よりデーター上では同じバネ乗数ですが自由長が若干長く、線径もほんの少し太いので少しヘビーな物になっているようです。
作業はいたって順調でしたが交換してみるとサスペンションのブラケットはそのままですからアッパーアームの位置は同じで車高が上がったため、96年以降のHUMMERと同様にキャンバーが付いてしまいました。ある程度走れば少しヘタッて車高は下がると思いましたが、それまで待てないので、以前友野さんから頂戴した調整式のブラケットが片側分ありましたので、もう片側を事故車から外してフロントのアッパーアームを調整式のブラケットに交換しました。交換するとキャンバー角と、若干のトー、キャスター角を調整する事が出来ますが、キャンバーとキャスターは意識的に調整できる事です。トー角はこれらを調整する事で変わってしまうと言った方が正しい説明になります。キャスター角はHUMMERの場合は困った事に止まった時の車体のレベルによってキャンバーが変化しますので如何に調整式とは言っても、納得できる物になるには何度もやり直す調整が必要です。特に今回は車高に変化があるのでタイロッドでトー調整も調整しないと正しい角度が出ませんので、タイロッドを回そうとしましたが錆付いていて一向に回る気配を見せないので、この作業は来週に持ち越しになりました。
写真はアルバイトSの提案で、塗装をしたコイルです。取付作業中はがれたので補修もしてくれました。養生紙の写真は気にしないで下さい。


松原さんのZZ-4を先週一週間乗り回してもらい、不都合個所を出してもらいました。その結果ノッキングが出る事と、ガソリン臭いとの2点の指摘がありこれを解決するべく調整をしました。
まず点火時期はマニュアルに従うとハイコンプレッションのZZ4では遅いみたいなので少し早めにしていました。これを少しづつずらしながら一番いい位置を捜すのですが、350エンジンのディストリビュータはエンジン側からはスペースが無くて出来ません。したがって面倒でも室内の内装をはがし、ハッチを開けると調整が出来ます。でも、補記類が付いていてディストリビュータを固定しているネジをゆるめるにはストレートのレンチでは困難です。そのため、ここはハーフムーンのレンチですと見事に届きしっかり固定できます。点火時期は通常クランクプーリーのマークとエンジン側の目盛りでタイミングライトを使い調整します。ところがZZ4には圧縮上死点のマークしかないので、タイミングライトは、エンジン回転数をベースに発光時間を1度づつ遅らせる機能の付いた物を使い、その表示から現在のタイミングを知る事が出来ます。タイミングを変化させると遅い時は低速が利き早いと低速はありませんが高回転がいい感じになります。以前はHUMMERは重いので低回転重視で、アイドリングも高めにしておきましたが、今回は下を棄て高回転でのパワーに期待にもって行くようにし少しづつ点火時期を換えては試乗を繰り返し妥協点を探します。
高回転で燃料が薄いとまた、エンジンがお亡くなりになってしまうので、これ以上、上を回すのはちょっとと思う辺まででやめて、一応丸Dで5000まで回るとシフトアップします。2000まではTURBO-DIESELにかないませんが、そこから上はDIESELでは味わう事が出来ない気持ちの良い伸びです。残念なのは、調整の試乗はいちいち組み込んでは面倒なので、ハッチを開けたまま、クリーナーは外したままで行ないました。従って条件だしをした後エアクリナーを付けて走ると、さっきまでとは明らかにパワーが違います。GAS HUMMER用の良いクリーナーがあったらもっと良い感じになるのに残念です。
この他に排ガス関係の補記類もそのままですが、これらも外せば良くなりそうですが、善良な?市民としては止めておきます。昨日は高速試乗をかねて家に持ち帰りましたが572よりも最高回転の高いエンジンは小排気量のマルチシリンダーバイクのような感じで許容回転3000そこそこのDIESELエンジンとは別物です。電動ファンの助けもあって水温上昇もそれに伴うエンジンストールもなくなり排気ガスのガソリン臭さも少なくなりました。音はアイドリング、一般走行では静粛ですが、やっぱり高速ではウルセー車です。

2002.9.24.    笹本康明氏

From   Mike M. Paull's HUMMER
Colorado   Durango/Moab Event

2002.9.18. -2   石飛 毅氏

先日の緊急出動HUMMERはブレーキ液の漏れ等が在りましたので、ランドマップさんにひきわたすことにし,本日引き渡ししました。
今回は近所であり、パーツも揃いましたが緊急時に当方に声を掛けてくることは特に嫌ではありませんが、当方もサラリーマンですから即出動と言うわけにはいかない場合もあります。そして工具類も殆どガレージに置いてありますので、あちらこちら移動してからの支援は当方の負担が増えます。日ごろより車載工具の少ないHUMMERには工具を積んでおいて欲しいと呼ばれそうな方にはお伝えしています。中には趣旨を理解して購入しても「積んである?」という問いかけに「無くさないようにしまってある」といわれてしまうとガックリします。最低減必要な工具はぜひ車載していただきたいと思います。

それではいったい車載工具は何を用意すれば良いのかわからないと言われそうなので以下にこれだけはもってて欲しいものを記載します。決して友野さんのようにツールケース一杯になるほど持っていなければいけないわけではありません。(あれば一番良いけど)

 1.+、− ドライバーセット 柄の短いドングリみたいな物と普通のサイズがあれば良いです。極端に大きいものは不要、マイナスはコネクターをこじる時に使うことがあるので、時計ドライバーより少し大きめの物があると便利。普通サイズは貫通式の物。
 2.3/8ドライブラチェットレンチハンドル 首が動く物でハンドルの長さが20p位の物
 3.3/8エクステンション 5p 10p 15p程度の3種類
 4.3/8ドライブソケット 3/8、1/2、9/16、8/5、11/16、3/4 10、12、15oまで揃っていたら十分です。3/8〜7/8位までのセットが良くあります。これらのソケットはショートとディープが必要です。
 5..コンビネーションレンチ 片側がめがね、反対側がスパナになっている物。長さはレギュラーの物で3/8、1/2、9/16、8/5、11/16、3/4、15o が必要。このほかに3/8、1/2、9/16、15oのショートが必要です。
 6.モンキーレンチ 開きが25o位の物
 7.ニッパー
 8.プライヤー
 9.ロングノーズプライヤー
11.ウォーターポンププライヤー
10.電工ペンチ
11.200g程度の金属製ハンマー
12.テスター
13.カッター
14.下に引くビニールシート
15.懐中電灯 (LEDで頭に着けるやつは一晩中電池が持って最高です)
16.シュトラスクリーン (水のいらない石鹸)
17.ビールバケツ
18.チューブレスタイヤ用パンク修理キット

ざっと思いついた物はこの程度です。ラチェットハンドルと9/16 15mmサイズのソケット、コンビネーションレンチは使用頻度が高いしハイテンションボルトがサイズの割りに多いのでメーカー物(スナップオン、KTC、KOKEN、TONE等)の良品がお勧めですがそのほかの物はホームセンター物でOKです。その場合はソケットは12ポイントより6ポイントのほうが同じ品質なら丈夫なのとねじをなめにくいのが良いと思います。電工ペンチはカシメ部分がギボシ端子用のものを用意してください。同じ形でもスリーブ用の物がありますので注意してください。心配性の方はこのままコピーして、アストロプロダクツとかストレート等(HP有りますので場所は調べてください)の工具屋さんに説明してもらいながら買うのもひとつの方法です。
このほかにショートパーツ(消耗品)として下記の物はそろえて置きたいです。

 1.ビニールテープ
 2.ガムテープ
 3.シール剤(ウルトラブルー)
 4.ウエス(ペーパータオルでもOK)
 5.スペアーヒューズ5,7.5,10,15,20A(車用)
 6.スペアーヒューズ(テスター用)
 7.配線
 8.ギボシ端子
 9.丸型端子
10.パーツクリーナー(エーテル系は緊急時に始動剤としても使える)

これらの物を流行おくれの押入れにしまってある旅行かばん(マジソンバック!?)に入れておけば車が揺れても音がしなくて便利です。これだけ揃っていれば地方のインチ工具が無い修理屋さんでも「工具はある」と言って見てもらうことも可能ですし当方が手ぶらで行ってもOKでしょう。なお大きいタイヤを着けている方はご自分のタイヤが車載工具のタイヤレンチで緩められるか確認をしておくべきです。一昨日の緊急出動を他人ごとと思わずに、折角の教訓を生かさないのは愚か者の結論でっせ。

2002.9.18. -2   石飛 毅氏

ただ今緊急出動から帰還しました。
一日の業務が終了しそろそろ退勤しようと帰り支度をしている時に携帯電話が・・・・「外環で突然大きな音がしはじめて走るとガタガタ凄い音がしてちゃんと走らないんですけどミッションが壊れたのですか?・・・・」とりあえずトランスファーをNにしてアクセルを踏んでもらうと音はしないというのでミッションでは無いが高速上なのでとりあえず新倉のパーキングが近いというのでとにかくだましだましそこでまってもらい、会社にある工具をかき集め出かけていきました。
会社から外環に向かう途中色々考えて、このHUMMERの前オーナーがフロントの運転席側のハーフシャフトを壊した事があり、業者で修理した事を思い出しもしかしてそれが原因ではないかと思いついた時連絡が入り「右側のハーフシャフトのボルトが無くなっていてグリスを撒き散らして外れているんですけど・・・」ヤッパリ!ハーフシャフトと固定ボルトの在庫はあるので交換すれば完治すると思い、その他壊れている物が無いかと確認した所「とりあえず他は良いみたいです」との返事なのもあって応急処置ではまたドック入りに成るのでどうせならきちんと直した方が良いと思い、一旦ガレージに行き会社で集まらなかったインチ工具と部品を集める事にしました。
ところがガレージ到着前にまた携帯がなり「ブレーキの所に付いている金物が割れています。・・・どの部分か電話でやり取りしているうちにガレージに到着し松原さんのHUMMERを見ながら電話し壊れている部分を特定した所なんとブレーキキャりパーを固定しているブラケットが真っ二つになっていることが判明。この部品も在庫があるので楽勝!と思い、ツナギ、工具、ウエス、寝板、LEDライト、プラボックスを手際よく集めて「新倉」に向かいました。
到着するとライトを点けて準備OKでオーナーが待っていました。現状をザーッと見てとにかくハーフシャフトの交換をするためタイヤを外しスプラインを止めているボルトを似たたところでこのHUMMERは邪魔なアンダープロテクターが付いていて肝心なブレーキ周りが良く見えないしハーフシャフトは外せません。LED懐中電灯でブレーキ周りを見るとなんとローターを固定しているボルト穴に欠落部分を発見!ローターはもちろん手持ちに無いので、再修理は必須なので、今付いているハーフシャフトを再使用して、とりあえず帰ってもらうことに決定。ブレーキキャリパーブラケットを取り付けキャリパーを固定してハーフシャフトを固定して・・・頭の中で手順を考え直ぐに終るつもりでしたが、ここにはジャッキが一つしかないので一輪だけ上げてもハーフシャフトの位置決めは出来ないので、先ず外したタイヤをフレームの下において万が一車載ジャッキがへこたれた時でも当方がせんべいにならないようにしてから作業を開始しました。
先ずキャリパーを固定している破損したブラケットを除去、ブラケットとキャリパーは特殊ボルトで繋がっていますので、これを対辺7の特殊なサイズのアーレンキーで緩めます。固着を想定していたので延長パイプを持ってきていました。そしてブラケットを固定・・・のはずですがなんと9/16のレンチを忘れてきてしまい、ボックスとラチェットで外さなければならない状況でした。この部分はラジエーターのロアーホースが邪魔して連結棒を入れても微妙に当たるためほんの少しづつしか緩められませんので時間が思ったより掛かります。キャリパーを広げキャリパーを固定しローターとハーフシャフトの位置を合わせてボルトを固定しますが裏側のボルトを止める事は出来ませんので見えるボルトをキャリパーに当たらない程度まで締め込み、タイヤを付けて車体を動かし回転しながら締めこむのですが、なんとハーフシャフトのフランジがゆがんでいるためキチンとボルトが締め上げる事が出来ません。
この作業を何度か繰り返しどうにかだましだまし締め込みどうにか作業が終った時は翌日になっていました。オーナーは作業をし易くするためにキレイに汚れをふき取っていたため作業中は少しブレーキフルードがにじんでいたのでチョット キャリパーにも問題があるかと思いましたが食事をしたあと見たところ思ったより漏れていたので、危険なのでそのまま当方のガレージに保管して、週末徹底的に修復する事にしました。
今回のトラブルの原因は以前から言われているハーフシャフトを固定している6本のボルトの緩みです。このボルトはかなり注意していないと緩みます。ネジロックを使っても重いHUMMERを止めるためにかなり高温になるためヒートサイクルが激しいので出きるだけ点検する必要があります。以前友野さんがワイヤーロック式のボルトと交換していましたが、その時はあまり関心がありませんでしたが、今日の状態を見ると決してオーバーなことではないし、それが原因となって考え付く被害は多少値が張りますし、必ず工具をだめにしてしまう(締め込み方法に無理がある)面倒な作業でもやる価値はあると考えられます。心配な方はネジロックと15mmのスパナを持って点検しましょう。この部分は追い締めより一度緩めてからネジロックをつけて、精度の良い工具でシッカリ行う事が必要です。

2002.9.18.    石飛 毅氏

秋のミーティングの日程をミーティング実行委員(そんなもんあったかどうか知りませんが)より連絡があり、秋のミーティングは、10月5日 土曜10月6日 日曜日に決定しました。
あと3週間程しかありませんが、他の日程を上手く調整して参加して下さい。お約束通り個別に連絡はしませんが、土曜日の夜は前回より広めの宿泊施設を準備していますので宿泊希望の方は連絡して下さい。
連絡先はtobi@pf7.so-net.ne.jp です。
今回はTシャツを配布しますので楽しみにして下さい。
当方もこの3連休を利用してスプリング交換(もちろん極上純正中古品)を含めて足回りを一新します。それとアルバイトの博君が捜してきたナイトビジョンという夜間でも見えるCCDカメラの取付もやっちゃいます。

2002.9.17.    石飛 毅氏

3連休は久々にガレージライフを送りました。
と言っても結局は自分の事ではないのですけど・・・金曜日から博君とブレーザーのエンジン交換を始めて金曜は12時には寝ましたが、翌日は朝まで作業を行い続け、夜が明けた頃友野さんがやってきました。毎度朝の早い方です。
今回のタスクはバンパー交換と後方視界が悪いのでバックミラー代りのCCDカメラを2台取り付けました。後方用のカメラはできるだけそれらしく解らないようにするため93年式は予備の燃料タンクが無いのでボディになんと穴を開けて埋め込みにしました。この画像をモニターに写してバックミラーの代わりにする手法はアメリカのオーナーには結構オーソドックスで沢山見かけました。ハードトップは比較的後方視界が良いのですが、カメラが広角なので、5M後方に横に置いてあるHUMMERが全て画面に入りますので普段ミラーでも見えない広い範囲が見えて便利です。
この他にもう一つ助手席のミラーの下にもつけましたが、CCDカメラは案外暗くても良く見えるので、これも夜間にミラーで見るより良く見えそうです。当方も斜め後方を見るようにCCDカメラをセットしています。カーナビのモニターにゲーム機の切り替えスイッチを使い画像を切り替えています。駐車の際はこれがとても役に立ちますが、もう一つ切り替えのホートがあるし最近はカメラ本体も安いのでバックミラー用のCCDカメラを追加しようと思います。案外見込みで運転している事が多いので安全性は上がるでしょう。
バンパーはオフロードアメリカ製によく似た物ですが全て交換する物ではなく、バンパーにかぶせるタイプです。メリットは牽引用のレシーバーも牽引フックもそのまま使える事、ボディリフトしたためにバンパーとボディの隙間が埋まる、リアゲートを開けないで荷物を載せる時に踏み台になる。デメリットは重量と全長の増加、スペア-タイヤキャリアが使えない事です。HDバンパーでないHUMMERには強度が上がるのでチョットいい感じです。
連休中は千客万来で、松原さん、与那嶺さん、落合さんがお見えになり、一時はガレージにHUMMERが5台になり渋滞している前の通りを走る車は殆どじろじろ見て行きます。きっとこの省エネ時代に馬鹿な奴らと思っている冷たい視線のような気がします。
そんな中で有り難い来客が月曜日に着てくださいました。河野さんの会社のスーパー従業員がパネルトラックで産廃の回収に来てくれました。何でも乗せて良いというお言葉に甘えてガンガン乗せてしまい、不要品の類を廃棄したので、少しガレージが片付きました。ガレージから出る部品の梱包材、壊れた鉄の塊、オイルフィルター、古タイヤ等我々素人には廃棄の手段が無いのと、当然多大な処理費が掛かるので大変助かりました。一応礼儀として簡単に分別しましたが、このままトラックで帰った後、分別の名人がいてこの方が信じられない凄い勢いで分別してくれるそうです。失礼ですがどんな事にも名人が居るものだと感心しました。せめてと思い多少の自分の使わない部品を献上しましたが、逆にお礼を言われて当惑してしまいます。ガレージに何か残して来た記憶のある方は今度河野さんにお会いした時は次が続くようにちゃんとお礼を言ってください。作業をしているのであまりお構い出来ない事がありますが、それでもよければどうぞ遠慮無く遊びにきてください。別に廃棄物を持っていったりしなくても歓迎です。
夜になって、ガレージでレストアを行っているハーレーの3輪車配線チェックを行いました。車やバイクの配線はマイナスがアースになっているため、時々家庭用の電源では起こらない事が発生します。殆どのスイッチはプラスかマイナスの片方を切るためアースを共通にしていると電気が逆流する事も多々あります。今回のハーレーの場合、ウインカーが片方は点くけど反対はNGで配線のルートはOKでしたがハンドルについたスイッチをシッカリ固定するとこの現象が起きてそれなりにしていると正常になるというもので、スイッチの品質がイマイチでした。スイッチそのものの状態は良いのですが、ハンドルにもマイナスが生きているから起きる現象です。更にハンドルは接触抵抗が大きい為に多少の抵抗があるのも困った物で、電圧が6Vの場合は抵抗が60Ωでも10Aしか流れないので一つしか付いていないヒューズは切れません。でもバッテリーは直ぐ上がります。逆に他の負荷を与えると直ぐにヒューズが切れます。古い車や泥のかかる部分のアースは接触抵抗が増えて絶縁抵抗が大きくなって点灯しなくなったり、ブレーキを踏むとウインカーがついたりする珍現象が起きます。
HUMMERの場合はハンビーと共通の電装品はアースも被服のコネクターを使用していますので心配は少ないけどテールランプの部分はカバーが付いていますが怪しい所です。これを少し良くするには菊座を入れておくとメリットがあります。それとよく売られているアーシングシステムですがDIESELの場合はその仕組みから基本的にエンジン性能が良くなることは無いと思ってください。それにエンジンコントロール系は全て防水仕様ですから、エンジンの調子が良くなるつもりなら無駄です。気になるならもう一度エンジンブロックのアース線をキレイにして繋ぎ直す事で良いでしょう。ガソリン車も同様にプラグの電圧を考えればその前にやる事は沢山あると思います。
しかし、後付けの電装品の場合は少し異なります。電装品を付ける時アースには案外きちんとしていないことがあります。それは殆どの取り付けの際作業者はテスターを使わないでブザーやランプを使うため、先程のハーレーのように本来アースが十分取れていない所にとってしまい動作不良を起こします。入り口ばかり気にして出口は疎かになるようです。何か電装品がおかしい時は先ずアースを疑うと簡単に解決することは多々あります。塗装が乗っていたり、泥が付いていたり抵抗が大きい所はいけません。HUMMERにはCTISポンプの傍に太い線が沢山集まっているプラスとマイナスの電源端子がありますからそこから太い線を一本引いておいてそれを共用すると良いでしょう。

2002.9.13.    石飛 毅氏

フロントのオーバーフェンダーの金具を勤務先の協力会社に3種類8個の金物を製作してもらいました。
さすがに出来はキレイで当方の万力と金槌製の物とは大違いで仕上がりだけではなく、時間も短縮できます。フエンダーを取り付けるためにはある程度の強度が必要なので片側に4個の金具をメインにして先端は袋になっていないので装着後採寸して現在別部品を手配中です。取り付けに当たってのポリシーは外から見える部分には穴あけを行わない、ラバーフェンダーなどを追加しないで取り付けること、オリジナルのフェンダーアーチより小さくしない事です。リアーは前回紹介したようにフェンダーアーチにベンダー曲げたフラットバーをつなげて、載せるようにリベットで固定しました。
ボンネットはフェンダーアーチは8mmほどの一枚ものですが30mmほど離れた所は袋状になっています。此処の部分をアンカーにすれば見えるところには穴が開きません。また、フェンダーは形状が複雑なのと仕上がりも悪いので密着させるは難しいので、リベット止めにしないで金具は穴を明けてM5のナッターを入れてSUSのネジ止めとしました。ボンネットの袋上になっている部分は案外薄いので穴あけは簡単です。ダイレクトにタッピングビスで固定すると、材質がFRPなのでボソボソして取れる可能性があるし再取り付け時に不具合が出る可能性もありますのでナッターを使うことはベストです。同じように見えますが金具は場所によって3種類あります。実際に付けてみると思うように行かない部分があったのでスペーサーを入れて不具合の出たところには修正しています。これによって大きなタイヤは車体からはみ出す事がなくなりました。
全幅が広くなったように感じましが実際はドアの出っ張といい勝負ですしミラーの取り付け部分はもっと外側になりますので運用上は問題無いでしょう。仕上がりは切り口の雑な所を溝ゴムで隠しましたのでいい仕上がりに成りました。フロントは実際のフェンダーアーチとほぼ同程度なのでボディリフトはしていませんがタイヤの干渉はありません。明日先端の金具が出来て来ますのでこれをつけて終了です。
首都圏乗り入れ規制ですが、神奈川県の広田さんが県に問い合わせた所、HUMMERはNGと言う回答があったようです。自治体の規制の内容は少なくとも東京都と神奈川県は同じです。恐らく埼玉と千葉県も同様であると思います。
当方の装着したタイヤ・ホィールに付いてですが、ホィールは強度を上げるために重量のメリットはありませんがスチール製の平板でリムを巻いて溶接しスピングロールで形を作りアウターとインナーリムをボルト止めしているのに比べてキャストしたブランクを旋盤とマシニングセンターで機械加工を行っているので真円度、振れ、同心度に差が出ますので高速道路での振動は殆ど出ません。タイヤは従来のMTと比較してサイドウォールが新しい方式で補強されています。DURA-WALLと誇らしげにマークが付いています。
従来のMTは軍用のバイヤスタイヤから最近ではハンビーにも使われています。そのためサイドウォールにはMI「ミリタリー」の表示があります。本当かウソかは解りませんがこのお陰で日本グッドイヤーでの正規品としての輸入が無かったそうです。そもそも日本グッドイヤーは他のサイズのMTの販売にはあまり積極的では無かったので売る気が無かったのかとも思います。正規品が無いので価格は自由価格なので販売価格は様々で一番高い購入例は14万円/一本と聞いています。現在MT/Rは米国で行われているクロスカントリー競技である「トップトラックチャレンジ」(ビデオはリミット4X4で販売しています)のメインスポンサーであるため米国内でもメジャーで、日本でもMTより積極的に販売されています。価格も最近高くなったグッドリッチのタイヤより安価で、一時期センセーショナルなデビューしたダンロップのMT2に無いサイズを中心に売れているようです。このままMT/Rのセールスが伸びるとHUMMER用のMT/Rが国内での安定安価供給が期待できます。
17インチ用のタイヤはMT/Rの他には高速ダート走行用のBFグッドリッチのに同サイズの物があります。現在新車のHUMMERは殆どアルミを装着した物が多く、更に殆どが16.5インチのMT、GSAではなく17インチのMT/R、GSAを選んでいるようです。MTは最近使い出したハンビーの方で流通(逆に軍用バイアスから軍のリプレースもMTになったらしく先日入ってきたMTの価格は同じ信頼できる業者なのに100ドル弱プレミアムがついていました)できていますが16.5インチのGSAの需要はガタ落ちでAM Generalの購買はあほらしくよく考えないで実績で仕入れたらしく余剰在庫が300本も出たためにHOMECOMINGの時に事情の「余剰在庫」と書いてセールしていました。
今の所MT/Rの販売は17インチのみなので現在MT/Rを装着するにはホィールも交換する必要があります。今回リンチHUMMERでタイヤと2ピースホィール、ゴージャスCTISシステムを入れ、送料を入れるとかなりの金額になりましたのでお気軽に17インチには出来ません。トラビスの話ではその内16.5インチの販売があると言ってましたので、現在の所16.5インチのリプレイスはMT、GSA、スワンパー各種、PJ、がありますが、くれぐれもBGグッドリッチの35X12.5X15が付くからといっても買ってはいけません。
このシーズンになると秋のミーティングはいつ?と聞かれます。確かに年2回のミーティングが恒例になりましたが、今回も場所は「那須PSガレージに決まっていますので日程を決めれば良いだけですが10月の上旬にほぼ決まりそうです、独断で決めていますし日程も事前にお伝えしていませんので集まりは悪いかもしれませんが一人になってもやりますので楽しみにしている方はご心配なさらないで下さい。本来イベントなんか全く考えるつもりは無いのですが(余裕が無いからです)今回は少し考えています。内容は未定ですが以前お話があった河野さんの「山」が使えたら今回はぜひお借りしたいと思います。それと、浅井さんかがTシャツを作ってくれましたのでこれを先着で一枚ずつお配りしようと思っています。日程は後日この場で連絡します。

2002.9.9.    石飛 毅氏

7年間5万キロ以上付き合っていたMTを本日交換しました。
購入当初メーカー推薦の空気圧で最初の1万マイル位使用したため変磨耗が発生してバランスも崩れてハンドルには常にジミーが発生していてミラーでタイヤを見ると、タイヤが真円ではないため常に微弱の振動があました。リアーの内側は一部スリック状態に成るまでしゃぶりつき果てたタイヤを良く見ると思っていた以上に酷使された後がありよく此処まで持ったと感心しました。
新しいタイヤとホイールはHOMECOMINGの時オプション部品を販売していたブースが「今回に限り日本までの送料はタダだよ」と言うので純正の17’ 2ピースアルミホイールを見積もった所ホイール単体で1500ドル(もちろん1本)、これにランフラット、CTIS配管、タイヤを組み付けて見積もると10000ドル近くになることが解り諦めました。
この話をトラビスにしたところ、BAGMANさんが今日エアー漏れしたしたタイヤを売りたがっていると斡旋してくれました。修理した後の状態で最初4000ドルで良いと言うので購入を決めました。帰国後ホィールが新品になったので5000ドルに価格変更がありましたが、断わるのも申し訳無いので受け入れ送料約700ドル輸入時に約2万円で合計金額はなんと!70万円に・・・凄い事になってしまいました。いまさら後悔しても仕方が無いので、気を取り直して組み付けました。
このホイールは2ピースで2ピースのランフラットとタイヤを挟み込んで組みつけています。CTISの配管はシャフトのセンターからはバルブと短い配管でホィールのセンターホールに接続します。その後はリム部分がトンネルになっていてタイヤにつながっています。その部分は通常カバーで塞がれています(このカバーも別売り)。しかし当方のボルトは袋型のロングボルトなのでこの蓋ができません。そこで、亜流ですが従来のCTISカバーを無理やり付けましたがこれが中々馴染んでいて結構気に入っています。先端は未だ固定していませんが、その内固定金具を付けるつもりです。
さてMTRの方ですが空気圧はMT同様35PSIで使いましたが、乗り心地は良好です。高速道路を走行しましたが、100でも全く振動が無いので安心してこのまま140まで行っても大丈夫なようです。弱点は轍に対して敏感で少しハンドルが取られるので、接地感は少し薄れます。加速中の駆動系の振動が無いので、何となく加速がいい感じになりますがタイヤの重量そのものは殆ど変わりないので、気のせいだと思います。今日は隣りにPJタイヤを履いているHUMMERやスワンパーを履いたHUMMERと比べると存在感が薄れます。しかし新品のタイヤはヤッパリいいですねェ。

松原さんの GAS HUMMER は折角サイドステップをつけましたが、はみ出しが大きく仕方が無いので、車高を下げる事になりますが、スキッドガードの下側に付けるタイプと交換しました。
たかがサイドステップとはいえかなりシッカりしたベースを固定してそこをアンカーにしていますので、8Xkgの当方が乗ってもびくともしません。このサイドステップとバランスを取るためタイヤはビードロックつきのアルミにPJの15.5X38のタイヤに交換しています。このタイヤとホイールではかなり車体からはみ出しますので、オーバーフェンダーを作っていますが、パイプの方は未だ間に合わないので、純正の物をモディフアイして付ける事にしました。純正をそのままつけるとハンドルを切ったときに干渉してしまうので、さけるためと幅を稼ぐために本来ですとフエンダーの折り返した部分にリベット止めしますが此処をアルミプレートで外側に当て板をしてそこに付ける事にしました。
先ずリアーは3mmのアルミをベンダーでホイールアーチと同じ形に作成し、これをバイスで借り付けしてからリベットで固定します。そこの被せるようにフェンダーをのせて、リベット止めしますが、仕上がりの悪いフエンダーの切り口が見えるので、溝型のゴムを買ってきて挟み込みました。こう書くと簡単ですが構想と現実はかけ離れていてホイールアーチに3mmのアルミ板を逢わせるのは面倒です。更に此処へ樹脂のフェンダーに合わせても形状が違うのでスペーサーを入れて調整もしなければなりません。お陰で仕上がりは上場です。3mmなので強度的にも充分です。問題はフロントです。リアはホイールアーチの曲げがアーチにそってあるのですが、フロントは帰りが無く裏側のホイールアーチから離れた所にあるため、そのままでは足がかりが無いので固定は面倒です。万力とハンマーでいくつか金具を作りましたが上手く行かないので、結局寸法をキッチリ取って図面を書いて業者に依頼する事にしました。色々試しても図面を書くのは本職なのでこの場合は結局これが一番早いようです。

当HPもここの所またカウント数が増えていますね。
友野さんの話では HOMECOMING の後多いそうです。友野さんの話では当HPもアメリカの HUMMER CLUB メーリングリストで話題になっているそうです。彼らの要望は日本語が解らないので、写真を期待しているようです。別に大した事をしているわけで無いのですが、今後も写真をできるだけ撮るようにします。
その中で我々をお世話してくれたMike M. Paull さんが時々日本にも来るので是非当クラブのメンバーになりたいと希望されていますので、当方の独断で入会を認めました。HOMECOMINGの時の写真のCDと「アメリカン4WD誌」ネームプレートを送る事にしました。入会金は我々メンバーが向こうでそれ以上の歓迎を受けましたし、次回のHOMECOMINGでまた色々お世話になるでしょうからサービスです。Mike M. Paull さんのHUMMERの写真をメンバーの写真の中に追加してください。
HUMMERを乗用登録に変更する件ですが、マタマタ違う情報が入ってきています。チョットした事で乗れなくなってしまう事はとんでもない事なので、当方も翻弄しています。急に展開が変わる事が有りますので。乗用変更を希望される方は申し出てください、今の所本人よりきちんと希望されている方は、友野さん、笹本さん2台分、工藤さん、広田さんだけです。この方には事情が急変した時に直ちに連絡します。これはクラブ員には限りませんので心配な方はメールをください。尚、当方のメールアドレスが変更になります。現在のtobitobi@tky2.3web.ne.jp は9月一杯で終了します。アドレスを変えるのは、嫌でしたが現在のプロバイダーのサービスが悪く将来性も無いので、これからはtobi@pf7.so-net.ne.jp に変更します(もう使えます)のでよろしくお願いします。

2002.9.6.    石飛 毅氏

本日CCV誌の石川編集長と話をしていて気が付きましたが、今回の排ガス規制にの扱いについて錯綜しているのでもう一度整理します。国土交通省の規制はHUMMERは規制対象外である事は以前書きましたので省略します。
今回我々HUMMERに対しての規制は首都圏の流入規制が当てはまります。この流入規制は乗用登録以外の使用過程のDIESEL自動車全てに当てはまりますが、車両形式ごとにデータを添え、知事が認めた現象装置が設置された物は対象外から外れます。規制対象車は来年の10月から初年度登録から7年経過した物は全て乗り入れが出来なくなります。HUMMERの場合は96年10月以前に登録された個体は速適用されます。これ以降のHUMMERも7年を経過して日をもって適用されます。このとき車検が残っていても関係ありません。これを破ると条例違反で運用を止めないと50万円以下の支払いが必要です。取り締まりは「Gメン」が行うそうですが、恐らく警察官が行う事が安易に予想できます。この「Gメン」に停められて検査を拒否すると12万円以下の支払いをしなければなりません。(これは罰金か反則金か解りませんが、公務執行妨害であれば罰金でしょう)HUMMERの場合は先に書いたメーカーが排気ガスレポートを出してくれても、これを知事が認めないとダメです。
先日、大道芸人の許可書を巡ってニュースが流れた時、一生懸命「芸」した方に許可書を渡す時、方手で「ホレ」と言う感じで渡していた姿が流れていましたが、もう充分エライのに、ああいう態度をする方に一般市民の事なんか無視しそうです。したがって当方は3ナンバーにすることを決意した次第です。

HUMMERにここの所低価格で販売されているOPTIMAバッテリーを使っている方が多いようですが、当方もこのバッテリーの数々の神話が気になりもう4年使っています。この間2度ほど放電させましたが特に問題なく使っています。
先日使用期間2年程で完全放電したOPTIMAを拾い一般的な充電器で充電した所充電器が破裂しました。もちろん充電は出来ません。そこで以前HPで専用の充電器がある事を知っていましたが、大きさや、見た目の印象の割に高価なので関心がありませんでしたが、発売元に今回の話をしたところ、完全放電した物でも充電できると言うのでその秘密を知りたくて約4万円のOPTIMA充電器を入手しました。
試しに拾ってきたものと異なるバッテリを11V近くまで放電して説明書を読見ながら充電しました。充電のシステムは以下の手順です。電源を入れると先ずソフトスタートモードがあります。これは完全放電したバッテリーを回復させる機能で、電流を流しても電圧が上がらないショートしているバッテリーの場合はアラームモードになります。ソフトモードは6時間管理してこの間に10.6Vに達しない時もエラーになります。これをクリアーすると次にバルク充電と言う大電流(最大7A)での急速充電になります。此処で14.7Vに達した後定電流(定電圧14.7V充電)充電を行い電流が1A以下になると均等充電(定電流2Aパルス充電)になり、このとき電圧を管理して14.4Vになるとこの充電が止まります。このまま充電器を繋げておき電圧が12.5Vに成ると、またソフトスタートから再度充電ルーチンを行うようです。先日拾ったOPTIMAもこの充電器で回復するかトライします。

ここの所投稿を2誌にしましたので紹介します。
先ず、もう発売して1月経ちますが、日頃お世話になってるCCV誌から依頼がありましたので投稿しました。内容は日頃より笑いの種になってるHUMMERのオーナ代表として、「俺にも言わせろ」と言うお題でしたが、対象読者にケンカを売るような事は出来ませんので、通常運用について投稿しました。購入希望者は直接CCV編集部に連絡してください。来週は編集長が渡米しますので親切で気さくな奥さんが対応してくれるはずなので一層問い合わせし易い環境です。(連絡先0429-65-1020 10:00〜17;00)電話でHUMMERのHPを見たと言って、石飛の記事が出ている「CCV」が欲しいと、言ってくだされば当方の株が上がります。日頃ここのHPを皆さん「ただ」で見ているのですから、たまには、お金を使っても罰が当たらないと思います。原稿料を頂きましたので本気でお願いします。もちろん後で、発送先を頂きますので、今後の対応はそれによって左右します。ついでに年間購読して頂いた方にはサービスします。
もう一冊はアポロ出版の「アメリカン4WD」誌ですこれにはHOMECOMING 2002から帰ってきて直ぐに原稿を書きました。載っている写真は当HPの「イベント」に大量に掲載している物の中から使っていますが、記事はできるだけ当HPとダブらないようにしています。カラー4ページで中ほどに掲載されています。立ち読みですと10分ぐらいで読めます。原稿料は無しなので買わなくてもいいですが、H2 HUMMER試乗記はいい感じで書かれています。
それと、越谷の「スカイオート」の広告でHUMMERを結構大々的に販売しています。以前から時々HUMMERを展示していましたが本格的にやり始めたようです。当方も一度行った事がありますが、その時にいた「遠藤」さんは前向きで感じのいい方でした。でも一回しか逢っていないので本当の事は詳しく知りません。広告にはパーツの価格を明示していますので安心です。場所は国道4号バイパス沿いで東京方面から行くと右側にある確か黄色い建物でしたが、広告によるとHUMMERの販売は別の場所みたいです。東京に HUMMER JAPAN が出店したそうですし(行った事がないので場所は知りません)浦和のロッキーもH2を売るみたいなので、これから買う方はチョイスが増えていいのではないかと思います。

8月中はイベントが多くて色々忙しかったので、久し振りに今週末は土日でガレージライフです。

2002.9.5.    石飛 毅氏

HOMECOMINGに行った時、色々お世話してくれたトラビスの同行者から買った純正の2ピース17インチアルミホィールとタイヤが到着しました。
購入した時に付いていた中古ですが、先日オフロードでクラックが入ったらしくAMGeneralの保証で新品に組み替えた物です。タイヤはMTRの8部山でランフラットも組み込んであります。価格は5000ドルに送料ですから、結構高価になりました。これを町中用として今履いているスチールにPJを付けて、OFF用にしようと思います。贅沢!


排ガス規制の続きですが、規制をクリアーするにはDPFとかの取付等で今後の展開は未知ですが、そもそもこの規制を取り締まるのは、物理的に考えても無理があります。国土交通省のように車検を取れなくすると、無車検車となり、これを運行する事は現状を見る限り守る事は出来そうですが、規制地域外の車とか、HUMMER等のような輸入車は車検が取れるのでそのまま乗って都内で運用してしまう「確信犯」も横行すると考えられます。運悪く公知の当方のHUMMERは立場的にこのままと言う訳にはいかないし、乗れなくなってしまっては今まで一体何をしていたのかという挫折感も出てしまうので延命対策をする事にしました。
今回施行される首都圏の条例は「乗用登録」であれば規制の対象外になります。現在ナンバーの付いているHUMMERは「ガスレポート」無しでも少し面倒な所定の手続きを行なえば用途変更によって「乗用」にする事が可能です。東京都に住む当方の場合は自動車税は88800から111000円で22200円高くなり、車検ごとの従量税は50400円から88200円で37800円高くなります。逆に任意保険は24ヶ月で32450円が27600円になり4850円下がります。合計でその差額は2年間で82200円(年間41100円)今より維持費が上昇します。
乗用登録への変更は色々調べましたが案外面倒なので、自分が動くのと業者の方にお願いする費用対効果を考えると業者にお願いした方が得なので、お願いする事にしました。したがって、この件についての「どうしたら良いの?」という質問はしないで下さい。自分のを業者に任せて他人の車を私がコーディネートするほど馬鹿じゃありませんので、ご理解願います。その代わり業者の紹介は恐らく「まとめてナンボ」という商習慣は通用しますので、私のHUMMERをとりあえずやってその後費用は報告します。
うわさでは9月中にやらないと10月から国土交通省の基準が変わると言われたので、国土交通省に連絡しました所、この辺の事は変わらないと言ってましたが、火の無い所に煙りは立たないので、どうせ変更するのですから9月中に行ないます。せめて希望ナンバーで弁財の番号を踏襲します。

2002.9.2.    友野 京氏

こんにちは、夏休み最後のイベントで、浅井ファミリーと友野ファミリーで、近くの川原で、バーベキューをしに行きました。
川は、最近流行りのジェットスキーをしている方々で大変にぎやかでした。
この川原へ行くまでに少し楽しいオフロード走行が体験出来ます。両脇にアシが沢山繁った幅2メートル程の道をハマーで突き進んで途中にドロドロの水溜りに突っ込んで泥んこになりながら川原へたどり着きます。 友野号は、タンクに水を積んでずっしりと重いので、身軽な浅井号で走り回りました。 途中浅井さんの奥さんが運転をしました。かなりのチャレンジゃーでジムニーなら通れる様な狭い所を進んだりしたら、砂のアリジゴクにハマッテ抜け出せなくなりました。 運転を私と交代しましたが、オフロード走行は滅多にしないので私も上手く無く駄目でしたので、友野号で前から引っ張ろうとしましたが駄目で、後へ回って引っ張ったら簡単に抜け出せました。 天気も大変良く、子供達も砂遊びしたりカエルや雷魚も取ったりして楽しい一日でした。写真を送ります。大自然には、サンドベージュの浅井号がとってもお似合いでした。


 

 2002年8月