HUMMER ESSAY 2002年12月
     
石飛毅氏、友野京氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

  2002年11月  

2002.12. 31.   石飛 毅氏

28日から休みになり、ガレージの増築した部分の床に塗装をするため、572HUMMERを移動して、ブレーキから液漏れがあった事は前回報告しました。
ついでに色々と点検するとありとあらゆるところから、お漏らしでこれらの補修とリフレッシュを行う事にしました。ブレーキは先日修理しましたので、まずはエンジンからのオイル漏れは案外簡単なところからで、カムカバーからでこれは振動で緩んだと思われるもので両バンクから漏れていました。それによってオイルの量が減っていて、ついでに交換する事にしました。オイルは指定が5W-30で、これはガレージに在庫が無いので、グレードはSJの4L缶を2個購入しましたが、ドレンアウトするために改めてオイルパンを見るとかなりの増量した物が付いていて、合計8Lのオイルを入れても全くレベル計に付く気配もありませんでした。おそらく見た感じでも12L以上は入りそうな気配、年明けに買い増します。
オイルエレメントもリロケーションされていて、いつもの場所には無くブレーキブースターの所に付いています。アルミフィンの付いたゴージャスな物が付いていましたが、こんな物、勿論在庫は無いので標準のものを使用しました。これは何かの時に手配して交換します。位置はエンジンより高い位置なので、オイルを抜かなくても、フィルターの交換は出来ます。
フロントのデフのオイル漏れはデフカバーからの漏れで、ボルトは特に緩んでいませんでしたので、これはシールのやり直しで止まるはずです。このHUMMERはそれなりにオフロードで使われていますので、下回りにはこすり傷や錆が出ていますので、これも手を加えた部分が解り易いので手を入れた所にドンドン塗装を施すことにしました。デフのカバーも塗装が落ち痛んでいたので、まず白に塗って、赤で塗装してやりました。デフカバーの取り外しは例によってアンダーガードが邪魔していますので、これを取り外し黒で再塗装。
タイヤの空気漏れは、1週間で抜けてしまう程度でこれでは使用上に問題があるので、すべてのタイヤを切り離し、1週間放置して様子を見た所、4本のうち3本が程度の違いが有りますが、タイヤ単体からもれていることが解りました。タイヤを外しどうやって点検するか悩んだ挙句、洗剤をつけましたが微量なので上手く発見できませんでした。当方のガレージは入間川の側なのでタイヤを川に運んで、博が長靴をはいて川に漬けて点検しました。その結果2ピースホィールの合わせ目からの漏れで之はタイヤをバラさないと加修できないのでランドマップに持ち込んで分解をしてもらうことにしました。年内は修理が一杯なのでこれは年明けになります。
足回りもついでに点検、お決まりのボールジョイント、タイロッド、アイドラーアーム。これらの部分はハンドルぶれとか出てからでは、磨耗していることになりますから、点検後グリスアップ。アームは綺麗に掃除してからこれも再塗装。パワステのポンプも洗浄後緩みの点検。ATFは量的に少し足らないぐらいですが、汚れていますので交換するつもりです。案外交換していないので、汚れている(性能ダウン)しているものは多いと思います。

2002.12. 23.   石飛 毅氏

HP再々開おめでとう御座います。
HP停止中は、メーリングリスト登録をされている方々にはHPが調子悪い時には直接メールを送る事にしました。21日の報告は、笑い話ではなくて「ガス欠」程度の軽い事でも運が悪いと、とんでもない事になるという一例で今読み返すと、興奮していたらしく、相変わらず読みにくい文章で赤面しています。股間が汚れたズボンも洗濯の結果再着用は可能である事を報告します。また、友野さんの「遊園地HUMMER」も無事構造変更、記載事項変更も行い、無事車検を通過できた事も合わせてご報告いたします。ナンバーが以前習志野でしたが、新ナンバーは管轄変更が有あましたので「野田」ナンバーになりました。友野さんは「野田」文字の前に「友」の字を貼り付け「友野だ!」とするとおしゃってます。この後、ベルト変更とをゆっくり作業の予定です。
20日に北海道から北サンが毛蟹と供にお見えになりました。購入後間が無いのですが、フロントままりのリンケージ類のガタが多く購入先にクレームを付けた所、全て交換とグリスアップをしてくれたそうで、暫く手元に無かったそうですがやっと再納車されてお見えになりました。
当初販売店はHUMMERの販売経験が少なく、通常そう簡単に悪くなる物ではないのでまさかと思ったらしく、現物確認後不具合を認めて、全て気持ちよく交換してくれたそうです。販売店の対応には北サンは大変喜んでいました。この他にも不動のウインチも8274の基盤無しのものではなくきちんとHUMMER用のものを現在取り寄せてくれている最中で、ウインチは外されていました。
今回来た要件はは2インチのボディリフトとステアリングスタビライザーの取り付けで、何もこんな所まで来る必要は無い物ですが、結果的に来てよかった?事もあったようです。ボディリフトをする理由は、大きいサイズのタイヤを履くためと、冷却水のサージタンクをあげる整備性の向上です。ボディリフトの手順は省きますが、メーカーの手違いでロングボルトの長さが足りなかったり、燃料タンクを下げるスペーサーとベルトも違っていました。スペーサーは博君がフライス盤できれいに落とし、タンクのベルトは最近株を上げているランドマップが延長してくれたので助かりました。下回りをざっと点検するとトランスファーにオイルのにじみがあり念のため量を調べた所、量も質も問題があり、これを交換、ドレンアウトしたATFは加熱のため変質し焦げ臭い匂いもしていました。油脂管理が悪いのかと思いトランスミッションのATFを確認するとこれはとてもいい状態でした。パワステの方もきちんと確認している所を見ると一般的な整備はきちんとやってある様でした。
しかし4輪駆動車やHUMMERの特殊な部分には手が入っていないと判断して、面倒ですがタイヤを外しハブリダクションのオイルを点検する事にしました。内緒の北海道スペシャル仕様の特殊なタイヤはランフラットが入っていないので案外軽く脱着は楽でした。オイルを点検すると予想どおり真っ黒、量はOK折角ですから交換する事にしドレンアウトすると、タラタラとしがオイルが出ない!細いドライバーを差し込んでグリグリするとまるで蜂蜜の様な黒い塊がどろっと出てきてその後少し柔らかいあめ色の液体がドローっと出てきました。通常のギヤオイルが出てきたのは暫くたってからで、ハブの中で分離していた事が明確でした。過度の使用ではギヤオイルがココまでの粘度変化を起こす原因は無いので恐らくモリブデン系の添加剤を入れていたとしか考えられません。添加剤については製造メーカーのうたい文句は色々ありますのでこれの是非は経験が無いので述べませんが、その使用量によっては害になることも考える事が出来ます。
先ず、この部分は高回転であること、シール剤はゴム、軸受けはローラー、ボールベアリングであること、オイルはケースの半分であることを考えると以下の事が解ります。通常、とんかつソース位の粘度のギアオイルはギアの回転で飛び散ったオイルで油漬けになっていない部分の潤滑をしている事。浸透する事でシールの磨耗を濡れ潤滑で押さえている事です。どんぶりにとんかつソースと蜂蜜を入れて割り箸でかき混ぜると、割り箸の周りに凹みが出来ます。この凹みの大きさは蜂蜜の方が大きくこれをギアの軸と考えると中心部分に液体が来なくなります。勿論ギアケースはどんぶりと異なり変な形ですから吹き溜まり見たいな物も出来ます。鮮度が味噌のような物でしたら、ギアの周りに味噌の壁が出来て、ギアには肝心の味噌は付かない事になります。
現実問題として北サンのHUMMERのハブは分離していて底の方にモリブデンらしきものが沈殿して、働いていたのは一部のオイル分だけだった様子でした。高価な添加剤でも分離する物はこの場合は充分機能を果たせず単純にハブリダクションの容量を減らしギアオイルの必要な量を確保できなくする邪魔者でしかありません。と、当方は判断して、今回は全て、指定のギアオイルにしました。ミッション、デフのグリス漬けの物は見かけないところからも、この部分は粘度を上げるような添加剤はお勧めできません。
北サンの帰宅後、572HUMMERの点検を行うために暖気して、不具合を観察する目的で町内を一周(2Km程)して帰ってくるとリア左のブレーキキャリパーからドバーっとブレーキオイルが噴出しているのを発見!漏れ箇所を探すとキャリパーのピストンからの漏れで修理にはキャリパーのOHが必要。インナーキットは以前から在庫しているので部品の問題は無いのですが、リアキャリパーはサイドブレーキと一体なので分解にはノウハウが必要。フロントは単純にキャリパーを外しブレーキの配管からエアを入れるとピストンは簡単に取れます。単純に構造は注射器と同じ。所がリアはメカ的に動くサイドブレーキと通常の油圧回路が同居しているので簡単には分解できません。
結局あれこれマニュアルを見ながら、(実際はえらく大変で、これに一番時間が掛かった)分解するとリング状のシールはピストンの外形より信じられない位に内径は大きく成長していました。これでは漏れない方がおかしいので、原因の特定は明確。この分でいくと他の3個も時間の問題と判断できますが今回は時間が無いのと、もう一つの理由でこれだけの修理としました。当方は通常ブレーキ液を交換するような修理はプロに任せることにしているため、ブレーキ液の在庫を持っていません。使いたいグレードのブレーキ液は案外高価なので、CCVの石川さんに分けてもらう事にしました。ブレーキ液の状態は汚れと、不純物が漂っていたので入れ替と判断して在庫を買い占めてきました。博がクリスマスケーキとシャンパンを買って来ていたので、貧乏臭いけど楽しいクリスマスをするのと、ブレーキ用の特殊工具が欲しかったので、ランドマップを呼びつけついでにエア抜きもやらせてあげました。
試走後、博がキャリパーを触ると結構加熱しているといったので充分利いている事が解りました。これってフルタイムの車は片効きとかしても解りにくいので簡易的に調べるのには解りやすい方法です。ぜひ心配な方は試してください。実は572HUMMERは、この他にも下回りから「おもらし」の部分が多々あります。エンジンオイル、冷却水、デフカバー、デフのピニオンとかです。これらは早急な修理項目です。勿論他のキャリパーも監視項目です。

2002.12. 21.   松原義明氏

アメリカのハマー関係の友人用のXマスカードを製作しました。

2002.12. 21.   石飛 毅氏

メンバー各位 マタマタHPが止まっています。78時間後に復旧します。ので昨日先生に送ったメールを送ります。

恒例に成りつつある豪華忘年会ですが今年も深夜までに及ぶロングランでした。
ヘリコプターで行く意見もありましたが、当方が根性無しなので熱海から船で初島まで渡りました。
今回のテーマは下品な物から、高い所まで数々の話題に花が咲きました。
当方は工藤さんに直接ガレージに送ってもらい、車検準備の残り作業を行い、友野号を都内まで回送するために出発しました。友野号は快調で気分良く出発しましたが、この数分後あんな悲惨な事になるとは全く想像できませんでした。一体何が悲惨だったか、その時の状況を時系列で、その時の自分の心の叫びを含めて報告します。
ガレージを出て16号に入り、暫く走ると流れが良いため全般的に速度は「速いな」と感じ左車線を自分のペースを守って走っていましたが、後方より追いぬかれてイライラして居るようなので少しペースをあげようと思い少し多めにアクセルを踏むと、突然!エンジン停止、ハンドルがズッシリ重くなり、ブレーキは効かない。運の良い事に道路は直線でしたので、慌てずにそのまま少し左に寄りながらスローダウンし無事停止。我ながら「冷静に対応」と自己満足。停止した所は三菱自動車の川越南店前で、左によってもHUMMERですから2車線の1車線を塞いで停止。ハザードを出してスターターを再度回すと少しアイドリングして即停止。あららら・・・どうしたんでしょうと燃料計を見ると「E!]。ガス欠でした。
どこか壊れたのではない事に一安心。周りを見回すと200m後方にエネオスがあったので、上に乗っているタンクを使うのは勿体無いのでスタンドに行きそこでポリタンクを借りて10L購入。スタンドはシッカリしていてタンクの人質にカードを取り上げられた。HUMMERまで戻り改めて道路を見ると、大型トラックが凄いスピードでビュンビュン通過している。流れが止まるのを待ってタンクを持って給油口にたどり着くと、給油口はキー付き!慌てて戻りかぎを見ると、エライ数のそれらしき鍵が束になっている、一体タンクの鍵はどれだ?・・・と思いながら通過車が後方の信号で止まるのを待って、急いで給油口へ。これだ!と思った鍵を差し込むが回らない!一本目は は・ず・れ!、順番に数本入れて回して見たが全部「はずれ」。どーなってんだと思っていたところ、後方よりホーンとパッシングの雨に気が付き、慌てて歩道に戻る。車の流れが切れるのを確認して再び給油口へ、もう一度全ての鍵をさして回しても一向に蓋が開かない。向きを変えて繰り返し順番に差し込んでもだめ。焦る!!
気が付くと また、沢山のライトがせまり慌てて非難。一服して、落ち着き再々度挑戦するが、どーしても開かない!鍵をガチャガチャさせて何気なく鍵を右に回すと、パカッ!?と簡単に開いた。開かない原因は通常の車の鍵と回転方向が逆だっただけでした・・・・あまりにバカバカしい原因に自分が情け無くて数分自己嫌悪。
引いて開くドアなのに一生懸命押して「開かない!!」という事は良くある事。自動ドアだと思ってそのまま減速しないで思いっきりドアと激突する事もある事だからと自分に言い聞かせ気を取り直す。歩道に置いたポリタンクを取りに戻り、またまたクルマの流れが止まるのを待って、小走りに給油口へ。タンクを持ち上げノズルを差し込んで燃料を給油開始したが、再びこちらに沢山のライトが向かってくる。未だ全部入っていないので慌ててノズルを抜いたので洋服と道路に軽油を撒き散らしてしまった。ノズルを淵で「トントン」とでき無かったのが原因で、このとき燃料を買うとき5Lにして置けばよかったと猛反省。どうにか残りの燃料を給油し、とりあえずスタータを回すことにする。
93年のブリードはスターターを回さないと出来ないのでエンジンを掛けてブリードしなければならないので、様子を見るために少しクランクをする事にした。しかし今日は本当に運に見放されている様で、軽く回したスターターの回転が弱い!明らかにバッテリーがNG。あんまり無駄に回してもジャンピングしたとき不利なので、誰かにスターターパックを持ってきてもらおうと思い、先ず、博君に電話したが博はどうやら遠くに居るみたいで無理。一応博君にはガス欠で・・・と端折って事情を説明したところ、先ず、”馬鹿笑い”「そういえば燃料入っていませんでした」と軽く返答。それまでの苦労で気が立っていたのでなぜか必要以上に腹が立ってしまい、博に「バキャロー、知ってたなら紙に書いて貼っとけ!」と言って憂さ晴らし。
仕方なくJAFに電話。止まっているのは16号でトラックが物凄いスピードで走って居るので、もの凄い危ない状態なので直ぐきてもらえでないかと一方的に事情を熱烈に更に悲壮感も交えながらを説明してから「どお?」と聞くと先方は事務的に「調べます」と応えて、保留のメロディーに切り替わり待たされる。期待して数分待った先方の答えは「一時間以上です」。「そこをどうにか」と粘ると「一時間以上皆さん待っています」と更に冷酷な対応「じゃ来なくてい・・・・・」と いいかけた所で電話がプツッ!!!。
不運が重なるもので電話のバッテリー切れ・・・・・・「ちくしょー」と叫んでも携帯の電池が無いとなると、電話が掛けられないだけでは無く、電話番号も解らないので、他の手を取るにも手も足も出ない事に気が付きコンビニに走り、電池アダプターを購入。そこへ三菱の方が「どうしました?」と声を掛けてくれた。事情を話すと、親切にもバッテリーとケーブルを貸してくれた。地獄に仏でこの時は三菱の軽自動車位買ってもいいと思った。
しかし、93年はバッテリーからの配線が長いのと、貸してくれたケーブルは細くてどうしても始動できず、丁重にお礼をいて返却。もう一度どうしたらよいか考えた結果、スタータパックが必要と判断して再度博に電話。博は、寺田さんはもう先に帰ったからと、暗に寺谷連絡しろと言っている。これで奴は当方の「お友達ランキング」1353位に転落。ランドマップに連絡すると先ず”馬鹿笑い”「笑い事じゃない」のを説明したところ直ぐに向かってくれる返答に感謝!。
HUMMERの中で待っていると三菱の方が5〜6人出てきて、「危ないので中に入れましょう」とマタマタ神の声、更に女性が赤色灯で”交通整理”年配の方が”発煙筒”を2本点火して下さり、皆で重いHUMMERを一旦バックさせ、その後デリカで牽引して三菱の駐車場に置かせて下さり、更にショールームでお休みくださいと案内してくれ、更にコーヒーまで入れてくれました。この時点でランサー位買ってもいいと思いました。
コーヒを入れてくれたその女性が当方に「先日は有難う御座いました」と丁寧に挨拶してくれた。良く見ると先々週松原さんがココの不良在庫?のクロスブレードを知り合いのディラーを通して購入したので、ココから回送される前に見学に来た時に対応してくれた方でした。どうやら「表に奇妙な車がエンコしている」「乗っている奴は見た事ある」「そうだ!クロスブレードの客だ」「助けろ!」という事になったようです。
この時点で、この彼女からデボネアを買ってもいいと思うほど良い気分になりました。と同時に、また、松原ちゃんに助けられた。あのまま路上に居たらドデカイトラックに突っ込まれたらえらい事になるのは間違いないですから。中でお茶していると、寺田が、バッテリーパックと始動剤を持ってきてくれ、燃料のブリードをした後始動剤をいれスターターを回すと、突然セキュリティーがけたたましく鳴り出し、キーをいじったりリモコンをいじっても一向に止まる気配無く近所迷惑も甚だしく鳴り響きスピーカーにウエスを詰めてもさほど効果なく、ゾロゾロ人が出てきたので、やむなくスピーカーを壊して止めるしか無かった・・・
不運はまだまだ続きます。スピーカーを引っ張って壊した時思い切り引っ張ったのですがその時CTISの圧力計に行っているケーブルも・・・プツッ! これまた凄い勢いでエアーが シューッッッ;−−−。慌てて寺田と手分けして、CTISのバルブをOFF!!今日はトコトンついていないようだ。もうココまで色々あればもう出尽くしたろうと、また、気を取り直してスターターを回すと、贔屓目に見ても回転が・・・弱い!どうやらバッテリーパックの電気を使い果たしたみたい・・・
ココまで当方を困らしても不思議とココにHUMMER捨てて帰りたい気持ちは沸きません。反対に徹底的に戦う闘争心がめらめら湧き出し、荒馬乗りの心境に自分が成っているような気がしてくるから不思議です。バッテリーパックがNGなので、ランクルからケーブルジャンプして始動する事にして、ケーブルを繋いでも予想通り全く電圧が変わらない。どうやらケーブルがトラブル?と頭をかすめましたが、いくつか接続の位置を変えていると突然室内灯が明るく成った事で接続が確認できたので、急いで始動するとやっとエンジン始動!一息つきました。
後片付けと、三菱にお礼を言って給油するためにエネオスに戻ると、借りたポリタンクが・・・無い!慌てて三菱に戻ると・・・無い、寺田が盗んだのではないかと思い電話すると「助手席のあ・し・も・と」との返答。良く見ると・・あった!再度スタンドに戻るとエンジン停止が出来ない旨を言うと快諾してくれた。しかしまた、燃料タンクの鍵がエンジンキーに付いている事を思い出し、キーが回らないように慎重にリングを回してキーの取り外しに成功。
その後のエンジンは好調で関越に乗ると、当方も、落ち着き冷静な判断力を取り戻すと、寒い事に気が付き空調のレバーを見ると青いエリアに入っていた。これじゃぁダメだとレバーをいじると、動かない!このまま無理やり動かすと壊れそう。仕方が無いので上着を着る事にして、走りながら上着を着たのですが、シートがバケットなので下まで下ろせず、まるでスペインの闘牛士の上着みたいな状態でしたが、夜間なので、周りからは見えないのでそのまま運転を続けた。
友野号はパワーウインドウではないので当方は何時も料金所では手前で止まり下りて、歩いて支払いをしています。今日も出来るだけ空いている端のレーンで止まり降りようとした所上着をどうやらベルトの上から着たらしく、まるで網に掛かった魚みたいに引っかかってしまい、転げ落ちるようになってしまった。その後は順調で無事車を業者に預け、山手線の駅まで歩き、山手線に乗ると、座っている人がじろじろ見るので改めて自分の風体を見ると着ている物が、どこかでねっ転がっていた位汚れ、特に「つちのこ」の辺りには、”失禁”したように軽油が染み込んでいて、軽油の甘いけど臭い匂いも発していました。その後は出来るだけ汚れをカバンで隠してコソコソ帰ってきました。当然家に帰ると・・・・当然晩御飯はありませんでした。頭は白髪で真っしろ。

メーリングリスト各位
友野さんから 新しいHUMMERに使えるタイヤが紹介されました。
このタイヤはかなりオフロードを意識したタイヤでアメリカ製らしくサイドまでパターンが回っています。サイズはホィール径が17インチなので、着用にはホィールが必要です。グッドリッチとしては、これでHUMMER用は3種類になりました。松原さんからも「やばいHUMMER」がYahooオークションに出ているとの連絡がありました。どうやら名義変更が出来ない訳有りのHUMMERですから、そのまま乗るのはちょっと気が引けます。あれだけのスピーカーがついていると言うことは使用目的は「あれ」しかないと思うのですが、質問のコーナーには物凄い量の問い合わせがあって、出品者も大変そうです。やはり価格が350万円というと買いやすいのでしょうね。名義変更が出来ない理由は、大抵の場合は元の持ち主っが不明ということかな?パーツ取りとしてなら良いカナと思います。

2002.12. 14.   石飛 毅氏

当クラブのメンバーのHUMMERは96年前後が一番多いと思います。
DIESEL車はエンジン始動時のグロープラグ、ハイコンプレッションのエンジンを回転させるために、一時的に電流が多く流れます。国産のランドクルーザー等は12Vのバッテリーを直列につないで24Vにしています。電圧を24Vにすると電流は理論的には半分になるのですが、バッテリーの内部抵抗は直列なため倍になります。HUMMERは2つのバッテリーを並列につないでいるので、内部抵抗は半分になります。これらのメリットディメリットは電気的にあると思いますが、2個のバッテリーのバランスの問題とか色々あってどれがいいとは言い切れませんが、メリットをあげると12Vにしておくと電装品がガソリン車と共用できるので、各種電装品の取り付けに気を使わないでもOKです。24Vのメリットは同じ仕事量であれば電流は半分で済むので配線の断面積は半分で済みます。
DIESELエンジンの走行中は電気は大幅な黒字なのでバッテリ―にはそれほど厳しい物ではありません。したがって寿命は案外長くて5年以上使っている方が沢山居ます。しかしバッテリーが弱ってくると始動時に沢山の電流を流せなくなると、これと言って大きな前触れも無く始動不良になります。HUMMERのバッテリーはサイドターミナルの付いている物ならば使用に問題はありません。以前はACデルコのサイドターミナル式バッテリーの価格は2万円以上していましたが、現在は13000円程度で購入できます。最安値は通信販売ですが1万円を切ることもありました。
どうせ交換するのであれば性能的にも見た目にも良いOPTIMAのバッテリーと交換しても良いかと思います。大きく分けて、バッテリー上部が赤いレッドトップ、黄色いイエロートップが代表的です。中にはサイドターミナルの無い物もありますので、購入時には注意が必要です。価格はレッドトップで19800円、イエロートップで25000円前後が相場です。
バッテリーは産業廃棄物ですから、外したバッテリーは購入したお店で引き取ってもらって適切な処理をしてもらう事が大切です。以前にも書きましたが、OPTIMAをHUMMERに搭載する際単純にボルトONですと前方のバッテリーがきちんと接触しないので、2個積みなのに1個しかつながっていない事になますので十分注意してください。またトップターミナルがバッテリー固定金具に接触しますので、キャップを付けて、尚且つステーの当たりそうな所を、削り取る細工をお勧めします。
所でバッテリーは確か表示は12Vです。でも、どうやらこれはバッテリーの本当の電圧を表示している物ではない事が最近表面化して居ます。当方の勤務先では色々なセンサー技術も仕事の一つで色々なセンサー技術の資料を目にします。その中で最近の燃料電池自動車用センサーのスペックで電圧が42Vとなっています。この電圧はおかしくないかと思いませんか?12V×3=36V、12V×4=48Vですからどう計算しても42Vにはなりません。更に調べるとどうもバッテリーは12Vと言ってるのは実は新品満充電は14V(13.8V)で昔は性能が不安定で平均値で公称12Vだった様で、新しい技術ではバッテリーのドロップが少ないので新技術では14Vと定義されているようです。その内一般的に14Vが使われるかどうかは未確認ですが、雑学として覚えていても良いのでは無いでしょうか。この42Vにするメリットは各センサー、電動備品が増えるとその分配線の量も増えます。今までの自動車用配線では重量も場所も取るので、電圧を上げて電流を少なくして配線の細い物が使かえるようになります。今後の車用の配線は束ね線から、フラットケーブルに変わっていくことが考えられます。

2002.12. 13.   石飛 毅氏

トラビス(以前仕事で日本に来た方)が写真のようなロックスライダーを作成しました。
写真で見る限り出来は中々良い物です。トラビスはこれからHUMMER用のパーツを沢山作ってインターネットで販売をしたいと考えているようです。ホイールはリンチHUMMERで売られている17インチの物ですが見た感じ丈夫そうではみ出しも無い物のようです。タイヤはMTRです。

HPの紹介です。
先程のトラビスのお友達の Bill Dammさんが作っているHUMMER H1のHPです。このHPはオフロードをガンガン走っているH1オーナの写真が沢山乗っています。黄色いHUMMERトラビス、赤いワゴンが当方にタイヤを売ってくれたBAG MANです。彼らはHUMMERオーナーの中でも過激なグループと言われています。
http://www.h1hummer.com/ 
ココのページで一番笑えるのは、ロゴが当クラブのパクリです(笑)。トラビスにステッカーとかエンブレムあげたからなぁ。リンクを貼ってください。友野さんトラビスにロゴがカッコ良いとトラビスにメール打ってください。

2002.12. 12.   石飛 毅氏

HP運営協力をして下さりました方々には、本日振込先を記入したメールをお送りしましたのでよろしくお願いいたします。
当HPは3年前に先生とのメール交換から始まり、さほど気を入れて続けていたわけではありませんが、何時の間にか3年も経って居ました。当HPのような個人の運営している非営利の所は作成時は面白がってちょくちょく更新していますが、その内段々その間隔が長くなりやがて放置という所が多々あります。HPの更新の手を抜くためにBBSが盛んに成りすぎて本来の目的を逸脱した物に変わっていく事も多々あります。
当HPは登場するHUMMERの個体数も多いのですが、アクティブに色々個性を出すメンバーのお陰でネタには困りません。外部の協力者も多く、3年経っても精力的に運営しています。勿論管理して下さっている大井先生には今まで甘えてばかりで恐縮しております。情報が貴重であるためそれを整理してHPを軽くすれば何処かのプロバイダーにぶら下がっての運営は費用が少なくて済みますが、容量的に全く足らないので、どうしても専用のサーバーが必要です。これからの発展を考えると膨大な容量が必要です。
今回名乗り出てくださった方々とランニングコストの試算をすると2年位で破綻する事になりますが、今後賛同者が増える事を想定してとりあえず出発しました。インターネットが普及してから数年経ち、これが仕事や趣味に色々な影響を与えています。当HPに載っている内容はHPが無ければ誰も入手する事は不可能だったはずです。雑誌類にもこんな少数の車を相手にするわけはないし、カタログやプレス資料でも知りえない内容と思います。たとえクラブに入っていても、クラブ誌では送料印刷代と費用が掛かり写真を添付となると費用は想像を越えます。なんと言ってもスピードが違います。
クラブ開始当初、インターネット環境の無い方には連絡費をいただきましたが、中には直ぐ始めるというので頂かなかったのですが、連絡がないのはおかしいとお叱りを受け捨て台詞まで謀れました。その後はそのままにしていますが、多少の未回収の部品代がありましたが、これ以上関わりたくないのでそのままです。
話がそれましたが、このインターネットという物は今は過渡期でこれから恐らく熟成されてくるような気もします。オークションのお陰で個人でも代引きが出来るようになった今では、個人でもカード決済が出来るようになると本屋で本を買うようにHPを買う時代が来るような気がします。
さて、先日笹本さんのHUMMERの突然エンジン停止する症状が暫く止まっていたのですが、再発したようです。バキュームホースの不具合を前回は直したのですが、それによって多少?影響があったと思ったのですがもっとトラブルは深い所にあったようです。この症状は今年の始めにも松原さんの赤HUMMERでもありましたが、この時はポンプをAssyで交換しました.。原因はFSDと踏んでいましたが、交換する手間を少し惜しまなければ、ポンプの在庫もあったのでポンプごと交換した方が確実な修理が出来るのでポンプごと交換しました。
そもそもHUMMERのパーツリストにはこのFSDの単体での部品は出ないのですが、GMのトラックではこの部品だけ出る事が解りました。それだけではなく、GMのトラックではDS4ポンプの横に張り付いているこのFSDは熱に弱く6.5Tエンジンの弱点の一つである事も判明しています。(以前に報告した事があります)社外品でこれをポンプから外してインテークマニホールドの風通しのいいところに移動するヒートシンクのキットはありましたがケーブルはオリジナルを使用するので、HUMMERには上手く使えないので、当方もそのままの状態です。
今回改めてそのメーカーのHPを確認した所、延長用のケーブルが付いたキットが販売されていました。内容はヒートシンク、FSD、延長ケーブル、抵抗器2種類です。これであればインテークマニホールドを外す事無く交換できるので工賃の低減が出来ます。更にヒートシンクのお陰で熱を放出できるので寿命は多分ズーッとでしょう。新品ポンプ40万円、新品FSD10万円(国内見積価格)と言われた笹本さんは現地価格を見て再発防止を見込めるこのキットを早速注文していました。このFSDが壊れるのは決して突然ではありません。(多分)笹本さんの話では、アクセルを踏んでいる時一瞬(ほんのチョット)息付きを起こしたそうです。キャブのガソリン車で急にスロットルをあけた時一瞬息つくのと同じようです。実は冷えている時に当方のHUMMERも時々そんなことがあります。ヒヤヒヤ。

2002.12. 11.   石飛 毅氏

友野さんのHUMMERの色々作業のため入庫しました。
作業の内容は、ベルトをVからサーペンタイトベルトに変更の準備(下見)とシート交換の準備、そして、内緒の変更のための改善を行うためです。ベルト変更の準備のために94年の工藤さんのHUMMERを参考のために見せていただきました。取付金具等は95年のHUMMERから外しておいた物を流用しますが、オルターネータ、ACコンプレッサーは新規に交換が必要です。このほかにはプーリーとか色々と細かいパーツが必要です。観察の結果、冷却水のパイプの取り回しが違うのでラジエーターの交換が必要で、更に、エンジンからの冷却水取り出し口もワンオフで設計が必要です。多難ですが、これによって信頼性が上がるので費用対効果は良いと思います。

雪道で有効だった補助灯です。

松原さんのHUMMERに付いているカーナビは、DVDを見る事が出来ますが音はステレオから出ません。
どうもいい状態で音を出すにはトランスミッタ-を使うより直接有線で接続した方がいいのと、同じメーカーの物であれば機能を充分に使えるので、先週ステレオのヘッドセットとCDチェンジャーそれとマルチバス分配器を、松原さんと博君が「イエローハット」で購入して来ました。この手の接続は博が得意なのですが、なかなか上手く音が出ません。皆でああたこうだやっていると、ステレオの扉が開きそこにあるはずのCD入り口が無く有ったのはMDの入り口。箱を見るとCD、取り説もCD、結局本体以外は全てMD用でした。対応した店員は話によると頼りない感じの店員だと聞いたので、上手く接続できないのは、分配器がおかしいと踏んで、平日に販売店では恐らくラチが開かないので、パイオニアに問い合わせする事にしました。
所が資料をガレージに忘れてしまい、月曜日にガレージに行き資料をピックアップして火曜日にパイオニアに連絡すると、懇切丁寧に説明してくださり、予想通り分配器のチョイスが違っていました。この旨をイエローハットに連絡すると、ステレオの方はそのまま(4000円高い)分配器は新しい適合品と交換。(配線はHUMMERに合わせるためにズタズタでしたが引き取ってくれて、差額を返金と全てきちんと対応してくれました。両社とも顧客満足度の高い会社です。結局土曜日の午後に松原さんがきて、更に助手席用のモニターも追加して、終った瞬間に逃げるように帰っていきました。
土曜日の午前中にやろうやろうと思っていた、CTISのエアー漏れ、リアのボールジョイントの交換を行いました。CTISのエア漏れは一晩置くとランフラットがつく位(殆ど抜けている)でした。今まで漏れる一番多いのはタイヤのバルブ、その次にメーターの配管ですが、どれも異常は無くCTISの配管を点検すると左のタイヤの配管とハブの接続口にあるジョイントが油漏れのように滲んでいたので、この部分を一度外してそろばん球を点検し閉めこみ直した所ぴたっと漏れは止まりました。
CTISのエアポンプはオイルレスなのでオイル分はありませんが、ハブの中を空気のルートが通っていますので、ここのオイルシールは濡れシールなので配管には多少の油分がありますので、ACのガス漏れと同じように漏れている部分が黒く油分が滲んでいる部分は漏れていると判断して、増し締めやジョイントの部品交換で修理できます。
ボールジョイントは以前フロントの上下を交換しました。その後ハンドルのブレは全くなくなりましたが、きついコーナーを回っている時に大きな「ボコン」という音がしていました。当初はボディマウントでもずれているのではないかと思いましたが、ブレーキングでは音がしないので、以前グラグラになっていたのをそのままにしていたボールジョイントだろうと思いました。
HUMMERの場合は普通の車と異なりハブリダクションで一段減速していますのでハーフシャフトの回転とタイヤの回転が逆です。通常の車ですと発進時にシャフトの力がタイヤをそのまま回しているので大きな回転力でタイヤを回そうとしてもタイヤが空転しない限り駆動系を自分で回してしまいます。リジットアクセルの車ですと発進時に自分でサスペンションを下げたり、車体を傾がせたりすることが良くあります。HUMMERはこの回転が逆なのとフルタイム、独立懸架なのでアクセルをドカンと踏んでもケツを下げて加速するような車体の変化は殆ど無くそのままの姿勢で加速します。という事はあまりボールジョイントには見た目のタイヤの大きさに対して思ったより前後方向の大きな力は掛かっていません。
所が、コーナーで受けるような横Gは車重がそのまま掛かるので一番その状態がボールジョイントに過酷な状態となります。リアのボールジョイントが消耗しているとこの状態が一番解り易い事になります。交換手順は以前にも報告して居ますので省略しますが、固定しているナットは高トルクで閉められているのと、例によってナットはセルフロックなのでボルトを痛めることが多いので新品を用意しておく事をお勧めします。今回はロアーは未だ充分使えそうなので用意はしておきましたが、勿体無いのでそのまま使用しました。
新調した純正の2ピースアルミホィールはオフセットが2ピース スチィールホイールよりプラスなので多少内側に入っています。僅か10mm程ですが、人の目は鋭くて明らかにひっ込んで居ました。先日河野さんのHUMMERには8mmのステンレス製のスペーサーを作りましたが、当方のHUMMERには11mmのスペーさを作りました。8mmでナット面ギリギリのスタッドでは長さがたりなくなるので、今回はスタッドボルトを長い物と交換しました。今回は時間切れで特に引っ込んでいるリアのみを交換しました。これによる効果は、通常リアトレッドを広げるとアンダーステアになるのですが、HUMMERはそんなシビアな車ではありませんので、走行に違いは全くありません。この変更はあくまでも見た目なのですが、お金がかかる割に劇的な変化はありません。今度フロントをやります。
502コンバージョン計画が始まりました。先ず今まで開けていない。(あけるのが怖い)3個の木箱を遂に開梱しました。四角形の箱は以前少し蓋を開けて見た事のある、補記の全て付いたコンプリートエンジン本体、電動ファン、コイル4本、コンピュータ、細かい部品の入った箱。長い箱には、ガソリン用の燃料タンク。燃料ホース一式(以前大井先生が交換した時に取った部品と同じ巨大なAssy)トランスファ-。少し小さめの箱には、スタビライザー、ショック、マフラー、ミッション、ファンの取付金具・・・と沢山のネジ類を含めた細かいパーツ。部品の大まかな検品をして。本当は全部出そうと思いましたが。整理して収納するところが無いので、仕方なく棚とプラボックスが来るまでまた封印しました。封印したので、またこのまま塩ずけになりそう・・・この他事前に、デフ、強化ハーフシャフトは用意してありますので、患者のHUMMERで使うのはボディー回り、内装、エアコン室内ユニット、フレーム、ステアリング位かな。この他に調整式のブラケット、アルミラジエタ-、強化アイドラ-アーム、ボールジョイント、サスアーム、タイロッド、センターリンクを入れたら完璧です。
中には未だ交換の必要のない物もありますが、ハンビーに流用すれば、劣悪なハンドリング、乗り心地のハンビーが改善されます。ハマー用の97年式に付いていた純正ウインチ12000ポンドの売り物があります。HUMMERですから、勿論未使用(笑い)です。取り付け用のウインチベッドもついていますのでご希望の方は当方に連絡下さい。価格は国内定価の半額でしたら蔵が建ちますので、米国定価の半額程度を考えています。
※写真は別メールで送ります。

2002.12. 10.   石飛 毅氏

酒田までの交通手段は、鉄道、飛行機、車のチョイスがありましたが、自由に動き回れる車にしました。
往路は、出発が遅れましたが東北道が空いていたし、積雪も那須あたりで薄らと路面を覆っていた程度なので、HUMMERも合法スピード程度で走れ快適でした。途中BMWのSUVに追いつかれ、その後を追従していきましたが、あれは早いですねぇどんどん置いていかれました。その後のGは良い勝負でしたが、たばこを落としてしまい減速して手探りで探している時、凄い勢いで抜いていったGTRが赤い回転灯を灯してGと一緒にパーキングに入ってきました。
ここの所きちんと整備しているので、どの速度域でも振動が無く疲労を感じる事もありません。今回のような長距離では標準のシートではお尻が痛くなるのですが、やはりレカロは痛くならないのはさすがだと思います。空気圧は高速ではタイヤ温度が上がって40ぐらいになりますが、特に直進性が悪くなる事はないのですが、乗り心地が悪いので少し下げました。オイルプレッシャー、水温共に良好でしたが、電圧がちょっと高めでオーバーチャージ気味なのは気になりました。
山形道から月山に入ると積雪が多くそのままの空気圧で走っても不安が無いのですが、一応誰も来ないのを確かめてブレーキテストをした所、止まる寸前での挙動変化があるので、30まで下げてブレーキテストをしたとろ、きちんと止まる事が出来たので積雪路でもMTRは安心して走行できます。気温はそれほど低くないのでアイスバーンになっていなかったのが良かったようです。
酒田に近づくと殆ど積雪も無く約450kを6時間弱で走破しました。帰りは先生から泊っていくように薦められましたが、来る時月山の天気は雪だったので、これ以上積雪量が不安なので帰る事にしましたが、これが後であんな大変になるとは思いませんでした。
月山は予想通り積雪量が増していましたが、HUMMERにMTRの場合は適度に積雪があった方が走るのには楽で、ちょっとぐらい乱暴な運転をしてもゼンゼン問題がありません。月山越えも順調に行き、寒河江のPAで余裕の休憩、このままで行けば1時頃には帰れると思い少し仮眠。2時間ほど仮眠してスタートしましたが、山形道は全く車が走っていません。貸し切りでどんな速度で走ってもどうぞ御好きにして下さいと言う感じでしたが、逆に何かあったら大変です。
山形道から東北道に入り国見から雪が降りだし進めば進むほど積雪量が増し、段々怪しくなってきました。先ずワイパーが凍って拭き取りが悪くなり顔をフロントガラスに近づけて扇状の模様の隙間から前を覗かなくてはならなくなり、ご自慢のHIDは降ってくる雪ばかりを照らすので、肝心の路面は見えません。その様子は丁度ディズニーランドのスペースマウンテンの様で前方の赤いテールランプが少し見えるだけです。ライトは車の先端に付いているし下向きにしても、元々上の方に漏れる光があってこれが雪を照らしてしまうのが原因です。
元々補助灯が嫌いなのですが、実は博君に貰ったオニギリ程度の大きさのランプを密かにナンバープレートの下に付けたのですが、これは暗くて全く使い物にならなかったので付けていたのも忘れていましたが、これは車の奥の方に付いているので上に漏れる光が無いので使えるかと思い点灯すると、思惑どうり路面だけを照らし、降っている雪は全く見えなくなり(止んでいる様に成る)快適な視界を得る事がで来ました。
ワイパーもトイレの洗剤を頂いてワイパーのメカ部にこすり付けてやると着雪は嘘のようになくなり、快適な視界を確保できバッチリの環境になりました。次の試練は、小径タイヤの車です。どうにか周りの車の速度と同じに走れるように成って来ると前方に渋滞が発生、止まってしまう物ではなく積雪でハンドルが取られやすい乗用車は、大径タイヤのトラックと異なり50kぐらいが限界でそれ以上の速度では轍に取られると右左に飛んでしまいます。目の前で何台かの乗用車が飛んでいきましたが、あの状態ではABSなんか関係ないみたいです。
HUMMERも多少ハンドルを取られますが重量が重いのでそのまま轍に負けないで進んでいくので飛ぶ事はありませんが、決して安心は出来ません。この手ののろのろ車に追いついては、抜くを繰り返し結局東京まで雪は降り続け疲労コンパイの旅になってしまいました。夜間の雪道は凍らないワイパー、上に光が行かない様に遮蔽版を付けたライトが必要です。

2002.12. 8.   石飛 毅氏

HPの修復は、当方の入院中にお茶のみ友達だった母上が危篤中で大変な時に暫く休みましょうと言ったはずなのに修復して頂き本当に有難うございます。
早々に色々な方から会費納入のメールや、新規入会申し込みがありメール対応をしているうちにこんな時間になってしましました。こういう時って案外普段顔を逢わせていないメンバーの方が初動が早いのが皮肉なもんですね。(プレッシャーです)一応何時も会うからいいやと考えず、一応事務手続き上必要なので皆さんメールは下さい。また、ランドマップから業者のHPメンバー入会はダメか?の質問もありましたが、基本的に当クラブの趣旨は情報の共有ですからケツの穴の小さい事は言いたくないのでHPメンバーに関してはその辺は問いません。
ただ、過去に当クラブに対しての誹謗中傷を含むご意見のお持ちの方の入会は断固としてお断りします。このように書けば身に覚えのある方の問い合わせは無いでしょう。当方は気が小さいので、苦しい断りをするのが辛いので勘弁して頂きたいものです。先生が葬儀準備をしている時にまで書き込んでいる当方は非常識ですが、少しは先生の気が晴れると勝手に解釈してメールを入れさせて頂きました。人の命は案外あっけないだと懇意にしていた方が亡くなると痛感します。おばあちゃんのご冥福をお祈りします。

2002.12. 7.   石飛 毅氏

12月1日より当HPのサーバーにトラブルが発生しました。
当HPは容量が多いため外部のサーバーを利用せず、大井先生の病院のサーバーをご好意で間借りしておりました。このサーバーには常時接続されて、HPを見ている方が直接入ってきます。今回のトラブルの原因は不確定ですが、外部からの進入のハッキングの可能性もあるそうです。
そこで当HPのサーバーを病院の物と切り離して単独で持つことにしました。そこでこの場合の問題は費用が発生す事です。この際思い切ってHPをやめようかとも思いましたが、HPを楽しみにしている方や有効に利用している方もいらっしゃるので、継続することを前提に検討を重ね、以下のようにすることに決めました。
まず、当クラブは年会費がありませんでしたがHP運営費を集めることにしました。クラブ員は元より、オーナー以外にも門戸を広げて(勿論ダレでもという訳ではありません)運営していくことにしました。ここで、HPをメンバー限定にするかどうかの問題が出ましたが、当初のクラブの趣旨は多くのHUMMERの情報を広めることでありますので、基本的には公開とし、他のHPに良くある掲示板とか、おいしい話はメンバー限定としていきたいと思います。これによってメンバー同士の交流も図れますので、その分メリットが出ると思います。
会費は年間5000円で、まとめ払いは 3年分13000円 5年分20000円 として指定の口座に振り込んで頂きます。(振込み手数料はご負担ください)この場合は年末に会計報告をHP上のメンバー限定エリアで大井先生によって行います。20000円以上の振込み分はその方のご好意として遠慮なく計上します。また、お祭りの寄付では高額協力者は張り出ししますが、当HPの場合はダレがいくら振り込まれたかは解りませんので特にメリットはありません。また、個々の事情を判断してこれは任意ですから強制する物ではありませんので、不払いによる除名をする事は考えておりません。
振込みをしてくださるメンバーは tobi@pf7.so-net.ne.jp にメールください。振込先をお知らせします。また、新たにオーナーでHUMMER OWNERS CLUB JAPANに入会希望の方、HPメンバー入会希望の方も tobi@pf7.so-net.ne.jp にメールを送信ください。
                     HUMMER O.C.J. 事務局 石飛 毅

 2002年11月