2002.8.22. 友野 京氏 Rodney Udd, who
owns the Hummer of Alaska dealership in Anchorage, was treated at and
released from Providence Alaska Medical Center on Monday after he drove his
Hummer through a red light, hit two vehicles and then sped down the road,
where he hit two more vehicles, police said. (Photo by Bill Roth / Anchorage
Daily News)
Published: August 27, 2002
HUMMER H2 clash

2002.8.22. 石飛 毅氏
DIESEL規制について今まで色々聞いた事を報告します。
今回の規制は同じ目的ですが2種類の規制があります。まず国土交通省による首都圏に登録のある車両に対しての規制と、首都圏を中心とする地方自治体による乗り入れ規制に分類されます。
国土交通省の規制は車種別の規制値をナンバーの種類に関係なく全ての車両に対して行われます。使用過程車がこの規制値を下回っている車両に対しては車検を通して継続して使用できるようにします。規制値には短期と長期に別れますが、短期に適合しても多少伸びる程度なので話は長期とHUMMERを年頭において進めます。登録されているDIESEL車は通常メーカーが出している型式承認があって、この記号は元々ある幾つかのDIESEL排気ガス規制のどれに適合しているかを示しています。国土交通省に問い合わせた所、HUMMERは型式承認番号が無いのと、アメリカ国内のEPAによるDIESEL排気ガス規制値に適合していると言う事を尊重して今回の規制からは外しています。
元々HUMMERは日本国内での装着事例が全く無い時からEPAの規制を通すために触媒を装着し、石油精製会社も触媒の効果を上げるために既に低硫黄軽油の販売もしていましたので、今回の国土交通省の決定に対して私は「儲けた!」とは思っていません。もしHUMMERに対して規制を掛けるのは元々アメリカのEPAを手本とした規制ですから、これに適合したHUMMERを規制する事は絶対納得はできないと思います。直接聞いた話ではありませんが国土交通省はこの手の専門職員をアメリカに行かせて調査研究もしていると聞いていますので今回の決定はこの方々がちゃんと仕事をしてきたと判断できます。
これに対して首都圏の自治体は概ねの規制に関してはしっかり検討を行なっていますがHUMMERのような特例についての検討は現状不十分です。国土交通省とラインも余り太くないようです。昨日お伺いした状態でもHUMMERを規制する分類はこの機械的に分類をし、規制車であると言う判断は出来ますが、「EPAに適合しているんですけど」と問い掛けてもそれに対する対応は「すいませんそれを証明して下さい」としか返答できないようです。
アメリカ合衆国の決めた規制を我々一日本国民が隣のおやじが村長みたいな自治体ではない自治体の方に証明するなんて身の程に余る事で、合衆国大使館にあなたの国の法律を日本の自治体が説明しろと言ってますがどうしましょう」と言いたいぐらいですが、元々の野放しの排気ガスを規制する事は賛成ですし御担当も我々と同じサラリーマンである事を考えると力なく「そうですか」と答えるしかありませんでした。
気を取り直してAM
Generalからレポートを貰った場合はどうですか?と聞いた所、それもだめなようです。国内で排ガステストを行ないこれで「適合を」頂くしか無いようです。しかし国内のメーカーのレポートはそれぞれの会社が社内の装置で測定した物がそのまま使われるので、国内にはHUMMERが乗るようなテスターはありません。どこかのメーカーが貸してくれなければ測定する事も不可能ですが個人が別の会社の車両を持ち込んで「測って下さい」と言っても困難なのは目に見えています。
結論としては多くの人材が専従している国土交通省は個別の対応に対しての検討がされたそれまで専門の職員が居ないのにいきなり人を集めてやれと言われた自治体はそこまでの余裕は無い、その仕事を課税担当は邪魔して、8ナンバー車は乗用並みと判断して自動車税を大幅に値上げしてきた。同じ自治体なのに方や貨物、方や乗用だ、とバラバラ。それぞれの方の子供さんがHUMMERを見て「パパトラック!」「こらあれはトラックじゃない!」とでも言うのでしょうか?
現在ヨーロッパでは省資源、低排出ガスDIESELエンジンの開発が盛んですが、これを貨物車に搭載した物は実状では規制の対象に成ります。自治体はメーカーに対してHUMMERの排ガスレポートを請求したり問い合わせるシステムは確立されていません。従って来年(平成15年)10月までに7年を経過したHUMMERは車検が残っていても首都圏を走行する事は出来ません。7年に満たないHUMMERは都内を走行できますが7年経った日に運用は禁止です。施行まであと1年あまりの間に何とかならねぇかなーと思う今日このごろです。
2002.8.16. 石飛 毅氏
HOMECOMING
写真掲載ご苦労様です。今写真ごとのキャプションを写真を見ながら書いていますので出来ましたら送ります。
今回行きました HOMECOMING を振り返って見ます。日本とアメリカの HUMMER の OWNER
事情はこのイベントだけを見ますと様子はかなり異なると思います。ただ、参加している方々のような使い方をしている方々の比率よりやはりアメリカでもOFF
ROADを走る HUMMER は圧倒的に少ないようです。
参加している HUMMER
を見る限りでは「素」は皆無でOFFを走る為の何がしかの改造をしています。特に目立つのはフロントのブッシュガードもかなりの割合で「使い物になる」物と交換していますし、タイヤ・ホイールに関しても多くが交換されています。タイヤは最近発売された
GOOD YEAR のMTRの装着されている方が圧倒的に多く、残りはMT、スワンパー、PJが多く純正採用のGSAは思いのほか少なく感じました。MTRは現在17インチしか販売されていませんので必然的にホィールはアルミに交換されています。サイズもフェンダーとの干渉を考えてオーバーフエンダーを装着している
HUMMER
も少ないのはOFFロード走行を考えての事です。交換しているアルミは純正のワンピース、2ピースが大勢を占めていてその他にはオフロードアメリカの高価なビードロック付きのホィール、廉価なリンチHUMMERでよく売られている物も人気です。
特にハードOFFローダーはウインチ(フロントの出っ張りが少ないマイルマーカーも日本の販売量の割に多く見られます。その他にハイリフトジャッキ、スコップ、斧、水、燃料、工具は工夫されて積んでいます。OFFローダーにとって日本では電波法の問題もあって使えませんがCB無線も殆どの
HUMMER に詰まれています。
今回のイベントの中にあった林間コースを先導しているAM
Generalの社用車にも積まれていて、途中後続車にミラーをタタメとか止まれとかCB無繊で知らせていました。無線は同時に全員に連絡できるのと、何処でもつかえるメリットがあります。もう一つ、どの車にも積んでいるのはアイスボックスです「お茶」が無いアメリカでは中身は「水」「ソーダ」を中心に直ぐに「アルコール入りフローズン」を作れるように氷とガソリン駆動のミキサーを常に積んでいる方もいます。
2002.8.16. 友野 京氏
こんにちは、 今日は、95ガソリン ホワイトワゴンのオーナー小林氏が、はるばる広島から友野号を見に片道900キロの距離を千葉までいらっしゃいました。
往復1800キロをハマーで走らせるのが可哀想なので、パジェロでこられました。 彼は、サバーバンから リンカーン・ナビゲーターを乗り継ぎハマーにたどり着いた様です。 驚く事に若干21歳の若さです。 おそらく日本で一番若いハマーオーナーさんではないでしょうか
?
ハマーオーナーになって未だ半年ですが、購入後に、シュノーケルやミリタリーランプやブラックアウトライト等を自ら取り付けてカスタマイズしています。今後は、タイヤ、ブッシュガード等の交換をしていく予定だそうです。 友野号を見て「来て良かった」と感激してくれましたので良かったです。
次回のミーティングにお誘いしましたので今度は、ハマーで来てくれると思います。
3時間程でお帰りになられましたが若さですねー 私だったら絶対泊まりでないと無理です。
2002.8.10. 石飛 毅氏
HOME COMING その3
HOTELから会場に向かうと、大型バスが工場見学を希望するメンバーを乗せて行きます。
バスに乗るとモニターに見学時の注意事項が流されます。工場は H1 と H2
に分かれております。場所はサウスベントのテストコースから20分位のところで2つの工場とオーバルテストコースで構成されています。工場に向かう途中 H2
がキャリアカーに乗せられて運ばれていくトラックとすれ違うと気持ちが逸ります。
見学はまず H1
からで、中の撮影は禁止されていますので、写真が撮れないのが残念です。見学の体系は10人ぐらいのグループに分かれて説明員が付き添い説明します。まず、工場の入り口にはHUMMERの最新モデルが置かれその後ろに写真の展示がありますが、そんなものより現場が見たいので軽く流し工場に進んでいきます。基本的に工場は外注から来た部品を積み上げて置く所と組み立てライン、多少の板金加工、シャーシ組み立てライン、タイヤ組み立てライン、ボディーを作るラインが少しづつ合流して組み上げていきます。基本的にラインはハンビー用のもので、HUMMER
は其の中に時々入れてもらっているという感じです。シャーシはハンビー用はつや消しの塗装でHUMMER用は艶有り塗装されているので、ラインに流れているときに判別できます。ボディーもハンビーの場合はラインで塗装されますが、HUMMER
は地金のままで、なおかつハンビーと共通の組み立て手順の部分まで組み立てて、屋根やドアなどは組み付けを行わないで途中から HUMMER
工場に移されます。もちろんボディの穴位置とか換気口などの詳細はボディーに板金から異なりますが所々緑色の部品も使っています。
H1
の組み立て工場の続きです。HUMMERの組み立ては、屋根とかドアとか内装を組み付けるラインが2本、塗装ラインが1本で構成されています。最後にアライメントの調整を行うリフトがありました。もちろんここでも転がっている部品はどれも馴染みのある物ばかりで、中には喉から手が出るほど欲しい部品もあります。
なぜか不思議でしたが、帰りのバスの中で部品を持っている方がいたので、聞いたところどうやら交渉して頂いたようでした。ここで働いている人は10人位で生産台数は現在たったの2台/日です。ということは年間500台強という事になります。この
HUMMER
工場の最大生産能力は8台だそうですからいずれにしろあの価格になるのは仕方がない気もします。ちなみにハンビーは現在一日あたり22台生産されていますが、こちらの最大生産能力は100台だそうです。ハンビーと
H1 の工場で働いている人数は600人ですから利益は?だと思います。
H2
の組立工場もけっして大量生産に向いているとは言えない設備です。ここの生産量は現在1勤で一日80台の生産をしています。部品調達が好調になれば2交代で生産を行うので一日150台ぐらいにはなるそうです。現在は生産量が少ないので市場ではプレミアムが付いているそうで今回
H2 で参加した方は殆どがラッキーだと言ってました。
工場見学の後、近所の古いJeepの部品やさんにトラビスに連れて行って貰いましたが、驚いたことにハンビーと HUMMER
の新品、中古部品が山のように在庫されていて、なんとバックヤードではそれらの部品からハンビーを丸ごと新品部品で作っていました。店先には HUMMER
の部品も格安で販売されていて、松原さんと笹本さんは大物部品を購入していました。
今回のミーティングでのイベントの中で大きいものは2つありました。
一つは200台の HUMMER
でのパレードとアーノルド・シュワルツネッガーが来たことです。パレードは日本語の出来るマイクご夫妻と、マイクさんのお仲間のリンダ HUMMER
に分乗して、列の中盤を走行しました。スタートは市内なので各交差点には警察官が立ちすべての交通を遮断して行われ市内から高速道路に移ると合流車線をパトカーが遮断してしまうという大規模なパレードでした。空にはヘリコプターが飛び交通を遮断されて待っているドライバーも車を放置して見学をしたり、もちろん沿道の見学者も手を振り歓迎しているという光景はおそらく車に対する考え方の違う日本では考えられない光景です。これは地元サウスベントだけに限った事ではなく、この証拠としてはこの時のイベントの紹介をローカルはもちろん全米ネットでトピックスとして放映されました。このイベント紹介の放送で一番面白いのは笹本さんが流暢な英語でインタビューに答え、それが全米のニュースに流れた事です。この後笹本さんは全米デビューしたので地元の人間をマネージャーに雇うと奥さんにメールを打っていました。
アーノルドシュワルツネッガーはハンビーの魅力に引かれ、AM ジェネラルの社長に自ら交渉し HUMMER
の販売を開始させた張本人である事は有名な話です。そのためかわざわざサウスベントまで HUMMER
誕生10周年を祝して来たようです。我々がマイクさんのスーパーアレンジでシュワちゃんの所に記念写真を撮りに行くと「日本からか?」と聞かれ「Yes」と答えると「どうもありがとう」と日本語で言われたのには驚きました。彼は一人ずつ丁寧に握手をしてくれ中々腰の低い態度で案外いい奴のような気がしました。身長は思ったより低いのですが中々のマッチョでした。でも、ボディーガードの2人のほうが強そうな気がします。シュワちゃんの所を離れた瞬間にマタマタテレビ局が来てインタビューを受けましたが、この時の様子は松原さんのインタビューがこれまた全米に流れています。こちらの方は本当に良くしてくれ、我々がテレビに出たものをビデオに録画してプレゼントしてくれました。
最終日はフォレストツーリングのレベル3に便乗させてもらいました。最初トラビスの HUMMER
でしたが途中彼の仲間のバックマン(戦争で亡くなった方を入れる袋を作っている会社の社長さんなので通称バックマンだそうです)の HUMMER
にトラブルがあったので、フロリダから来たケイトさんと言う女性の HUMMER に乗り換えました。彼女は以前グランドチェロキーに乗っていて HUMMER
に乗り換えてからOFF ROADマニアになったそうで、HUMMER
には沢山擦り傷が付いていました。テクニックも中々でスタックする事無くセクションを丁寧にクリアーしていくのには驚きました。
HOME COMING
に参加して、こちらの方々には大変お世話になりました。どなたも皆気さくで、色々話しかけてくれるし、親切にしてくれました。トラビスは旧知でしたが、初めて逢ったのに、ホテルから会場まで何度も送ってくれたり、我々を食事に連れて行ってご馳走してくれたり、我々が飽きないように色々手を回してくれたマイク夫妻には本当に感謝します。手前味噌ですがこのHPを良く見ている方も沢山いて友野さんの
HUMMER に付いて色々聞かれたり、ホテルのバーにわざわざ来て、ここのHPに93年の HUMMER
が出ていたけど・・・と離れていてもインターネットのおかげで世界が小さくなった事も実感しました。
マイクご夫妻は時々日本に来るので、再会する機会がありますので其のときは改めてみなさんに紹介したいと思います。
2002.8.9. 石飛 毅氏
ホームカミング報告 その2
ミーティングは昼だけではありません。夜はパーティがあります。
2日目はトラビスの友人のグループと一緒にステーキハウスに行きました。飲む方が多いので出来るだけ少ない数のHUMMERで行きましたが8人乗り込んだHUMMERもありました。
話は前後しますが、このイベントで驚いたのは色々突発的なイベントがあります。大きなポリバケツの上に小さな飛び込み台のようなものがあって、そこに人が座り、横にある的にめがけてボールを投げて命中すると飛び込み台がお辞儀をして座ってた人が水の中にに落ちるという単純なゲームで、投げるのにお金を取ります。また、シュワルツネッガーから寄付のあったジャケットを抽選でゲットするため番号札を希望者に好きなだけ買わせます。夜のイベントでどこから持ってきたのか分かりませんが、床屋の椅子が出てきて今から丸坊主にするからといってお金を集めます。この日2人が丸坊主になりました。これで集まったお金は全て寄付されます。丸坊主になった一人は我らがトラビスです。
翌朝マイクさん(日本語夫婦)に朝会場に連れて行ってもらい入り口に変な女性がいると思ったら、トラビスが女装していました。ワンピースを着て、「ミス ホームカミング クイーン」と書かれたタスキをして小さな冠もかぶっています。本当にこの日のために色々準備をしているのに驚きます。
明日は工場見学の様子をレポートします。
2002.8.7. 石飛 毅氏
ホームカミング報告
8月4日12時に成田を出まして、12時間でシアトルに着き3時間のトランジット後、サウスベントに到着しました。成田からシアトルまでは最近は貧乏人にもプライベートモニターが装着されていますし、ある程度まとまった睡眠をとりましたので時間を持て余すことはありませんし疲労も僅かで体調良好です。
シアトルからサウスベントまでは笹本さん曰く新幹線一両より小さい飛行機(50人乗り)なので、客室内から飛行機の形が分かってしまいます。窓際のシートは壁がラウンドしているので体のでかい当方には窮屈な飛行機でした。この航空会社は大手でしたが、運用はいい加減で、オーバーブキングはするし、我々4人は早い時間に一緒にチェックインしたのですが席はバラバラで、そのおかげで当方の横は年齢不詳の綺麗なアメリカ人にしては珍しく細身の女性ではありましたが、日本女性と異なり椅子の上に足を乗せたり、持込んだコーラをガブガブ飲んだりお行儀が良くありません。いやな予感がしたのは当方を見て何か話しかけようとするので、時差ぼけの力を借りて隣にあんまり近寄らないように湾曲した壁に体を貼り付けて寝ることにしました。もちろん早い者勝ちの真ん中の肘掛は彼女に譲りました。
サウスベント空港に着き預けた荷物を暫く待っていましたが一向に出てこないので、仕方がなく外にタバコを吸いに出て行くと、小柄なアジア系の女性が寄ってきて、「HUMMER ホームカミングに来た方ですか?」と片言ですがしっかりとした日本語で話しかけられ度肝を抜かれました。本来はトラビスが来るはずなのですが、彼女から聞くと彼らはシンシナティーから自走なので到着が遅れているようなので変わりに彼女が迎えにきてくれたそうです。そのうち男性が2人きてCPUを英語モードにしようと思いましたが先方から「お疲れ様でした」と声をかけられマタマタびっくり完全なアメリカ人顔でしたが、お母さんが日本人だという方でした。これはラッキーと思い彼らの2台のHUMMERに分乗してホテルに向いましたが、彼らもシアトルから来たツーリストなので道があいまいで、本当は20分ぐらいの道のりを1時間以上もかけて連れて行って頂きましたが、既に集まっているHUMMERが街中に沢山見かけ、あちらこちらに駐車してあったり、信号待ちの中や対向車にも常にHUMMERがいるという状態に興奮してしまいました。どのHUMMERにも丹念に観察したいのですが、それをやっていたら寝る時間がなくなるほどの量なのではやる気持ちを抑えてホテルに向かいました。
ホテルは MARRIOTT HOTEL
ですが、売店には今回の為だけではなく常設でHUMMER関連のアパレルや小物を販売していました。チェックインをしている所に丁度トラビスがやってきて取り合えず「握手」それ以上は何を言われても良く分かりません。その夜の予定は、まず参加受付、その後パーティが予定されています。参加受付は、予め予定されている個人の予定表と首から下げるIDカード、Tシャツなどの参加品が配られます。パーティにはAMジェネラル社長を初めとするAMジェネラルのお偉いサンがたくさん参加しご挨拶をしていましたがこれまた何がなんだか分かりません。回りから判断すると、米軍とのハンビー納入契約は後2年だったそうですが、この度後7年契約が延長されたようです。従って後7年は
HUMMER H1 を作るそうです。
アメリカ人の参加者は以前ニュースレターで我々が紹介されているので日本から来た我々を親切に受け入れてくれます。特に松原さんは所有している5台のHUMMERをプリントした
Tシャツを着ていたので誰もがそれを見てぶったまげていました。笹本さん曰くこの「自慢Tシャツ」はこの国では素直にすんなりと受け入れてくれて、どんな人にもこれを見せると楽しんでくれて「掴みはOK」でした。ついでですが調子に乗ってAMジェネラルの社長にも見せたところやっぱり単純に驚いていました。調子にさらに乗って「リンダ」という主催のおばさんにも見せたところ同じように驚いてくれましたが、その後リンダと同じ席で食事しているとき彼女の農場は東京都2個分の広さも有る事が分かりぶっ飛びました。
トラビスは幹事をしているため朝が早いので我々は、昨日空港に迎えに来てくれた日本語OK夫婦(マイク夫妻)とダブル東京都のリンダさんのHUMMERに乗せていってもらいました。会場はホテルから15分程の少し市街地から外れたAMジェネラルのテストコースで行われています。ここは工場からは離れていておそらく開発関係部門のそばなのかもしれません。入り口にはスチュードベーカーグループと書かれた看板がありました。
参加者の中でも到着が早いので入り口近傍の駐車場にリンチHUMMERの大きなトレーラーと30台ぐらいしかHUMMERが止まっていなし、特に何もないので少しガッカリ。しかしこの駐車場をスルーして小高い丘を越えるとそこは当方にとって夢の世界が広がっていました。まず目に飛び込んだのは今走っているところが斜めの舗装路なので変だと思って良く見るとそこは高速周回コースでした。
会場はこのオーバルコース(約0.5マイル)内にある建物と大きなテント、HUMMERスタッフの販売テント、HUMMERに使用しているパーツのメーカーがブースを作って自社製品の展示をしていたり、教育用にカットしたHUMMERが2台。。。。。。。どうしていいか分からなくなる程の盛りだくさんに興奮してしましました。
試走コースはステアケースと模擬渡河プールは途中でH1用とH2用に分かれています。もちろんH1用のほうがハードです。実際に乗ると結構面白く、スタートして3輪ローラ路面がありそこで車が進まなくなります。ここでブレーキを踏むと前に進みます。これは空転しているタイヤを止めることで抵抗を作って前に進むテクニックを体感するものです。次はステアケースでここはタイヤの半径より高い段差ですが15の角度で侵入し越えていきます。次は砂利ですがこれはスバルでも通れるなんでもないものです。この次は斜面の角度ががおそらく40度ほどの、ここはAMジェネラルが準備したH1とH2で試走できます。山でこれを超えると40%のキャンバーに続きます。この後、簡単なモーグルがあってプールを渡って終わりです。
もう一つのコースは参加者が走るコースでここは結構ハードです。コースはマッドのモーグルラインが3ライン。ロックセクションが2ライン、簡単な山が3つ、のけぞりそうな山が1個、ステアケース、ローラー道、バランスシーソーなどが配置されています。ここを我々はトラビスのHUMMERを借りて交代で走りました。難易度の高いセクションにはAMジェネラルのインストラクターがいて指導してくれます。このほかにも、ロックセクションではハンビーに乗った社員がレスキューの準備をしています。飲み食いはジャンクフードしかありませんが、ミネラルウォーターはCSIが無料で支給してくれます。
夕方近くになってフォレストツーリングその1に出かけました。ここはテスト用に作られたコースで大体モビリティーパークの100倍ぐらいのコースで砂、泥、キャンバー、ヒルクライム、そしてスクリーンクロスといって池を200m位渡るセクションで構成されています。圧巻はスクリーンクロスで、以前乗ったGPAと同じぐらいの感覚で車内は水浸しになりまるでHUMMERが泳いでいるようでした。 続く・・・
2002.8.3. 友野 京氏
こんにちは、1993
HUMMER オーナーの浅井さんがついに、カスタムに走ってしまいました。!!
まず、タイヤはスーパースワンパーSXの38.5インチ、CTISはピカピカのステンレス製のクイックリリースに交換しました。ボディは、2インチのリフトアップ、アイドラーアーム、ピットマンアーム、ハーフシャフト4本も最新のヘビーディューティの新品に総取替えで、足回りはカチっとしっかりしました。
クロスジョィントもガタが来て擦りへっていましたので、全部の個所交換しました。夏場は、ドアを外しても良いようにミラーをミリタリーハンビー用に交換しています。
10年前の購入時に1度しか外していない、ホロをこの際、取り外して、フルオープンで楽しむ事にしました。開放感が実に魅力的です。
浅井さんは、大変喜んで帰っていきました。まだまだカスタムすると張り切っていましたので今後の進化が大いに楽しみです。








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