HUMMER ESSAY 2003年4月
     
石飛毅氏、友野京氏よりの E-mail より抜粋    to  大井康之

  2003年3月  

2003.4.30.    石飛 毅氏

昨日、日本テレビに松原さんと一緒にHUMMERを引き取りに行って来ました。
映像で見た時、中々の出来栄えと思っていましたが、アレだけの時間のために美術担当の苦労が物を見てびっくりしましたので、個別に報告します。
まず全体についてですが、車体形状は、通常4drソフトトップのM998ですが、リアーの荷台にもホロが掛けられています。このタイプのホロはあまり今まで見かけなかったのですが、今回のイラク戦では多く見かけました。おそらく、湾岸戦争の時の問題点を学習した結果採用されたのではないかと思います。スタジオモデルはこのホロをキチント骨を作り、キチント縫製してあり、後方の部分は、荷物が取り出し易いように本体ホロと別にしてあり、巻き上げて丸めたまま上部に束ねられるストラップと金具もついていました。乗員部分は、後方と同じビニールクロスを糊付けして張ってソフトトップの雰囲気を出しています。ドアは、本物よりしっかりした鉄製の骨組みに、ビニールクロスを巻きつけ透明部分はキチンとファスナーが付いて開閉可能でした。出来は透明部分の縦方向の大きさがウエストラインより下まであって少し大きい事以外は、本物に忠実に再現されています。と言うより本物よりよく出来ています。
フロントバンパーは木製でこれまた良く出来ていました。ウインチベットステーを外すことが出来なかったので、本物より10cm程前に出ていました。アンテナベースはコレも本物と見間違えるほどの形状と質感がありました。室内は、現地で使っていたハンビーも荷室との境はベニヤが張ってあったそうで、これも再現してありました。センタートンネルはAC噴出し穴と両リアシートの間の高さを合わせてあります。ホィールはボディと同色に塗られ、エンブレム類は同色のカッテイングシートが張られてHUMMER色を消しています。これらの艤装の他に、リアル感を出すために更に汚れ処理をしてあります。この方法は汚す部分にのりをスプレーして、「おがくず」と「黄粉」をふりかけていました。タイヤとホイールはどうやら本物の泥を塗りつけて、窓ガラスにもワイパー後が付いています。実際、砂漠ですからワイパーは使ったのかは不明ですから、やりすぎかなとも思います。
スラントバックを積みなおすので、これらのうち荷台のホロと、アンテナベースは置いてきましたが、それ以外はほぼそのままの状態で帰りました。帰路の方々の反応は何時もの何倍も強烈で運転しているのは恥ずかしかったです。暫くはこのままにしておこうと思ったのですが、汚れ演出の材料が黄粉なのを思い出し、水分を吸ってカビでも生えたら取り返しの付かないことになりそうだったので、ランドマップでスチーム洗車してもらいました。その時ペイントされていたホィールの塗料はいとも簡単に取れて現状復帰しました。TV局の方はこの辺のところは手馴れていると感心しました。写真は松原さん送ってください。
先日、沢野さんが来た時に「お茶」と一緒にTAMIYAから発売されたばかりの1/32 HUMVEE M1025 のプラモデルを持ってきてくださいました。どうやら沢野さんの所にTAMIYAが採寸しに来たらしく、お礼の印として発売前に持ってきてくれたそうです。最初見たとき何もこんな時期にと思いましたが、さすがにTAMIYAの商品だけあってぱっと見た感じが中々の出来だったので、しっかり実物を見てから紹介しようと思いました。改めて「出来」を見ると本物に非常に忠実に作られている事に驚かされます。足回りや燃料タンク、ミッション、トランスファー・・・現物を見た事が無いHUMMERオーナーはこのプラモデルを買って、組み立てなくてもライナーに付いた状態でも凄く勉強になりますので、購入をお勧めします。
TAMIYAの心憎い所はミラーが一本アームの物と、窓枠に固定するコの字型のフレーム付きの2種類が選べて使用状況に応じた作品を作れる事です。一体このプラモを作った方はどうやって調べたのか不思議です。現物を見ないと絶対解らないところがいくつもあります。それとも沢野さんのHUMMERをかなり真剣に見たのかもしれません。価格は2400円です。一つ残念なのは エンジンが無いことです。何でだろ????
どうやらこの模型は次号の「モデルグラフィックス」に詳しく紹介されるそうです。同時に実車の紹介もCCV誌石川編集長が執筆されてカラーページで掲載されるそうです。

2003.4.28.    石飛 毅氏

本日、夜9時に先日持ち込んだHUMMERが出演する番組が「日本テレビ」系で放送されますので、お忘れなく。あそこまで、色々やりましたがその後一体どんな艤装をテレビ局が行うのか楽しみです。
今週末は、まず静岡の沢野さんが奥さんと一緒に朝9時にお見えになりました。何時も6時に来る柏組より3時間もキャンピングカーで長く寝れました。目的は先日スカイオートで購入したドデカイタイヤを入れるためにボディリフトをするためです。以前にもボディリフトには触れていますので詳しくは書きませんが、そもそも手作りのHUMMERですから、作業時間は固体によってマチマチです。単純にボディを止めているブロックを6個交換するだけではなく、燃料給油パイプの位置の修正、プロペラシャフトの干渉、シフトレバーの位置変更、ステアリングシャフトのボディとの干渉等、色々出てきます。ある程度走行して「馴染み」が出た後にもこの辺のチェックが必要です。今回は、友野号の噴射ノズル取り外し工具、ギヤプーラーが来ないと作業が出来ないのでボディリフトを当方が土曜日に行い、遅れている友野号を日曜日にアルバイターと工具が来たらやるつもりでいましたが、年寄りには一日でのボディリフトは結構過酷でした。こんな時のリゲインは助かります。開けて日曜日、やる気満々でしたが全然作業が進みませんでした。理由に心あたりのある方は友野さんの家の方に向かって謝って置いてください。そんなわけで、連休中はアルバイターも複数日数来れるので、集中攻撃をして、出来るだけ終わらせる事にしましたので、今日は早めに帰りました。


 

2003.4.24.    石飛 毅氏

本日「日テレ」にHUMMERを届けてきました。
日本テレビには今から28年前に「TVジョッキー」の「奇人変人コーナー」に出演して白いギターを貰った時以来で、すっかり場所も忘れていました。今回のHUMMER貸し出しは日本テレビの報道局今泉浩美さんが米軍に従軍しての取材を終わらせ、無事帰国されたので、米軍従軍生活を36日間の活躍を紹介する番組に、そのときの模様を再現するためにHUMMERを使うためです。元々ハンビーをそのまま持っていくはずでしたが、NTVで使用したハンビーに出来るだけ近いものにしたいと言う要望から、松原さん所有の93年サンドベージュを加工して番組で使う事になりました。番組の趣旨が充分解らなかったので当方としてはこんな感じの車でした、と言うぐらいのつもりだったので似た物であればいいと思いましたが、内容を聞くとイラクに居る時の再現で、出来るだけ本物に近づけたいと言う気持ちが解り、こちらもそれに答えるしかないと思い作業を開始しました。
ドアを4枚、ヘッドレスト、ウインチの取り外し、スラントバックも降ろしてきました。現地で使っていたハンビーは4ドアのスクエアーソフトトップでしたから、フロント側の屋根にはキャンバスを張るようです。リアもキャンバスを作りシートもカバーを作るようです。更に、ドアも作るといってますので楽しみです。こちらからは、ハンビーの汚れる場所を教えたり、本物のドア構造を教えたり出来る限りの事をしてきました。松原さんも乗り乗りで、ホイール、バンパー、足回りも、「サンドベージュに無ってもいいです」太っ腹な所を見せていました。
番組のメインである今泉さんは、今回、米軍の適正試験に合格して、従軍の権利を取得たそうです。誰でも従軍できる事ではなかったようで、そういえば従軍レポートはNTVだけだったような気がします。彼女のほかにスタッフはカメラマンだけで、生中継は124Kの衛星電話で送信していたので画像が粗かったそうです。一部の録画はこの回線を使って1分の画像を3分かけて送ると言う方法だったので綺麗な画像を送れた様です。イラクではNTVに一台のハンビーが貸し出され、今泉さんは運転席の後部座席に何時も乗ってレポートしていたそうです。ハンビーの運転は何時も米軍の軍人が行ったそうです。従軍しても一体どのような任務かは十分解らないで現地に行ったわけですが、行動も一々軍から説明は無く、周りが片付け始めたらそれを察して、移動の準備をするといった感じだったそうです。一番驚いたのは風呂にも入れず36日間毎日テントではなくハンビーの中で寝たそうで、何処にも逃げ場が無いところで開き直って生活していたのではないかと思います。
面白い事に本当に偶然ですが、今回のHUMMERからハンビーへのコンバージョンの一部の仕事を今泉さんの実弟が携わっていて、面白いので色々話を聞きました。彼はお姉さんがイラクに行ったのは知らなかったそうで、帰国後もお互い忙しくて未だ逢っていないそうです。命がけで仕事をした立派なお姉さんについての感想を聞きましたが照れていました。出来た姉を持つ弟の気持ちが当方には良く判ります。
放映は28日月曜日夜9時からで生放送で行われます。「スーパーテレビ、女性従軍記者の36日」と言う題名です。コンバージョンは、写真を見ながら大道具さん達が一生懸命作っていますので、ハンビーとの違いを探すようなあら探しはしないで下さい。当方も出来るだけ協力しましたが、時間と工具が足らないので充分な事が出来なかったのでした。まあ、主役は今泉さんですから。多少の事は目をつぶりましょう。
http://www.ntv.co.jp/36days/index.html 一部の地域を除く全国ネットです。

2003.4.20.    石飛 毅氏

土曜日は、沢野さんがスカイオートさんにタイヤを買いに来ているといる連絡があり、その前に友野さんからパーツが届いたと連絡がありましたので、柏に行く途中なので出かけていきました。
スカイオートは外環から国道4号バイパスと旧4号線と交差している所から左折して直ぐの所に大きなHUMMERの絵が描いてあるので直ぐに解ります。以前はバイパスの方に他の車と一緒でしたが、HUMMERのみ別になったようです。沢野さんはドデカイ スワンパーが付いたアルミを購入しニコニコして帰っていきました。どうやらGWにリフトアップをするそうです・・・・
沢野さんが帰った後に、倉庫に案内して頂き見学してきました。倉庫はひろーい所でHUMMERが上がるリフトが1基あり、もう1基分のリフトが設置を待っていました。倉庫には、スカイオートの長年の歴史を感じさせられるお宝がザクザクあって楽しめました。その中に仕事以外のお宝も多々あり案内してくれたメカニック(ツナギを着ていたからそう思っただけ)に誰の物か聞いた所そのメカニックさんの物で彼は社長の息子さんでした。来週アメリカに行くそうです、うらやましいですね。

友野さんの所に行くと、何時ものようにニコニコ顔でお迎えしてくれました。この笑顔が何も無い時は素直に受けれるのですが今は不気味です。今回の貨物は以前に少し触れましたが、スーパーインジェクションポンプキットです。一見普通のポンプですがこの中に後、馬が100頭も居るのかと思うと??です。このほかに、高回転時のタイミングをキチント取るためと耐久性を重んじて、クランクシャフトからカムを駆動しているタイミングチェーンをギヤ駆動にするキットと増量インジェクター、リターンホース、ガスケット類も同時交換します。長居をしないで早いとこ組もうと思っていたのですが、帰りの高速走行中に松原さんから連絡があり、サンドベージュのHUMMERをテレビ局に貸すため、エンジン周りをバラバラにしてあるのですがコレを23日までに組む依頼が入り、予定が狂ってしまいました。ガレージに帰ると牧野さんご夫婦が見えており、しばし雑談。その後笠原さんに留守を頼み、家のアストロをお世話になっていた、大手高額ヨーロッパ車販売会社にいた工場長が国道16号沿いに独立したので、表敬訪問。以前から色々知恵袋としてお世話に成っていたのですが、勤務先に遠慮してあまりお会いできませんでしたが、これからは、いいお付き合いが出来そうです。帰ってきて笠原さんに忙しいのでアルバイトを依頼して工数確保して明日のためにガレージ泊。
 
朝から93の復帰作業、この方は笠原さんに手伝ってもらい、友野号はアルバイト1,2号に作業してもらい同時進行しました。友野号は以前せっかく組んだフロント周りをまたばらして、更にインジェクションノズルを外し・・・バラバラ。新しいポンプの外見は全く変わりませんがノズルは気のせいか穴ぼこが大きく見える気もします。コレってターボ用かなとも思っています。友野号の部品は当初簡単な依頼でしたが内容が膨らみ段々外した部品とか色々増えたので、友野ラックを作成しました。Lアングルにキャスターを溶接して移動が楽になっています。溶接機は便利!コレで作業場を広く使えます。作業はインジェクションノズルが8個のうち7個は簡単に外せるのですが、残りの1が工具が入らないので外せません。本来は特殊工具を使うのですが、そんな物無いのでソケットを削って作る事にしました。スナップオンを削るのは辛いので、後日安いのを買って加工します。メインプーリーも外すのにプーラーが必要です。コレはランドマップに借りる事にしました。竹下君はコツコツ、ロールバーを作っています。今日は日ごろあまり手をかけていない家族との約束があったので残りの作業は明日ということにしました。明日は月曜日なんですけど・・・ね。


 

2003.4.18.    友野 京氏

2003.4.16.    石飛 毅氏

ミーティングの続きです。
ミーティングは毎回2日間行われます。ミーティングと言っても何もイベントなんか無くてだらだら話をしていることが中心で、後は簡単な修理をしたり、他のHUMMERを見て次の自分のHUMMERをどうするか考えたり相談したりです。ところが、会場の那須PSガレージも月日を重ねるうちに、段々知名度が上がりお客さんが沢山来ます。日曜日は近所でスパーカー(モットしゃれたおしゃれな言い方は無いでしょうかね)のミーティングがあってその余波の方が来場して良い眼の保養になりました。車好きの間での評判がドンドン上がりミーティングなんか出来なくなるのも時間の問題じゃないかと思われます。それでも他のお客さんも、当方達のおバカな車を興味深々で喜んで見学してくださいます。次回からは駐車エリアと建物の間にもおくようにしないと駄目ですね。毎回、ガレージのほうで用意してくれるプレートも中々の出来で結構皆さんコレクトしていて、並べて飾っています。こういうのって楽しみの一つになります。他の人には何にも意味の無い物でも当方達には楽しみになります。
2日間のイベントなので参加はこの間であれば自由なので、皆さんご自分の都合で参加されます。多くは2日間の参加者が中心で、毎回貸し別荘を借りて宿泊します。回数を重ねるうちに、誰がイビキで誰がハギシリで、誰が寝言を言うか段々把握してきて、居心地の良い場所を探して寝ています。実はこの「お泊り」が結構楽しくてついつい夜更かしをしてしまいます。「前回の話題は大きなトイプードル」でしたが「今回は不味いタンメン」の話で一晩過ごしました。
次回も秋に行いますので、今回おいでになれなかった方はぜひご参加ください。毎回「那須PSガレージ」のスタッフには感謝します。今後ともよろしくお願いします。
以前Yahooオークションに出ていた「白HUMMER」前回のミーティングにレンジローヴァーでお見えになった上口さんが新しいオーナーになりました。引取りが終わり今は毎日じっくり観察中らしく、色々と理解できない事があると不安になって色々聞かれます。キット今は喜びと不安がゴチャゴチャで楽しいでしょうね。当方も購入当時は何がなんだか解らず毎日ニヤニヤして乗っていました。早く自分色のHUMMERになるといいですね。

2003.4.14.    石飛 毅氏

遠路遥々ご苦労様でした。
今回も多数の方々が参加されてそれぞれ皆さんが楽しめたのではないかと思います。
今回の特徴は皆さんそれぞれのHUMMERを色々とご自分でいじられて少し成長したような気がします。今回は毎度の友野号はお休みでしたが、浜本さんがハーレーの記念モデルを新車で買ってそのままオフロード用に改造途中の状態でなんとHUMMERに積んできてしまったというのが驚きでした。笹本さんもエンジンつき自転車をリアトレーに積んできて何か面白い事を皆さんがしようとするところに好感が持てます。今までは古い、遅い、壊れるので乗換えを考えていた浅井サンのフルオープンHUMMERも皆が目を見張るほど変身してしまい、今では中々HUMMERに進化しています。
第一回目の時は、那須までこれずに引き返した浅井サンのHUMMERでしたが、スペシャルエンジンチューンステージTのお陰でメーターのメモリが足らなくなったそうです。93年も中々捨てたもんじゃないです。これからも進化が続くでしょう。浜本さんの93年もステージTを施しましたが若干欲張りすぎてアイドリングが高くなってしまいましたが、それでも皆に付いていけると喜んでいます。未だの方は自分のリスクでやってください。NAのメカニカルポンプはイジリガイが有りますね。但し、NAでパワー不足でお嘆きに方々に近い内に朗報があるかも知れません。言葉を濁しているのは、確定じゃないからです。でも広告にうそが無ければ、ターボ車を凌ぐスパーHUMMERになるはずです。自分の中ではホンとかよ!と思うものですが、内燃機関工学的には理にかなった事ですが、そこまで行くのか?と思うパワーアップが可能らしいです。
友野さんのHUMMERで実験してそのうちお披露目しますが、この部分は結果が出るまで原則的に内緒!ですが、しつこく聞かれたら言ちゃいそうです。NAに負けられないターボも今回更なるチューニングパーツが登場しました。これはタービンのペラの変更を行うハイフロータービンを作ってもらいました。発注者は何時も友野さんとチャレンジャーとしての双璧である松原さんです。今回は仕上げに表面をバフ掛けしたので少し価格は上がりましたが、案外お安い費用でした。表面をきれいにするメリットは見た目だけではなく、放熱の高率は良くなるし、強度も上がります。
このハイフロータービンは、外観は全く変わりません。違うのは中のペラの形が通常放射状の直線的なものから、トルネードしている物に変わっています。恐らくハウジングとのクリアランスの調整もやっているようです。軸受けはベアリングではなくてメタルです。これはどちらが言いか解らないのですが、レース用は十分メンテが出来るのでベアリングでもいいと思いますが、R32GTRも限定のニスモ使用はベアリングからメタルに変えてあったことを記憶しているので、メタルのままでいいかなと思っています。一般的にベアリングの方がキチンとしたクリアランスのメタルの方が造るのは大変ですし漏れも少ないような気もします。DIESELの場合はカーボンも多そうなのでメタルの方がいいはずです。交換は公認アルバイトの2人が行いましたけどインタークーラーも付いているので1日かかりました。
初日の夕方お約束のメガクルーザー登場!色が・・・赤!何も当方のHUMMERと同じ色にしなくてもと思いました。メガクルーザーに対する当クラブのジャッジはHUMMER オトボケ審判である笹本さんにお願いした所、HUMMER H1.5 と言う事にしました。理由はリアー側面がH2に似ていること。でも量産車とは思えない流用品の山だから、全高が高いから、です。メガクルザーのいい所は、リアーバンパーの切れ上がり具合はHUMMERよりいい感じでした。これは、ケンボウのリアーバンパーを外した物もいいのですが、バンパーがついている状態で小またが切れ上がっています。でも、HUMMERの横にあってもでかい車です。今回オーナーに貸しを作って今後反論できない様にしておきました。今日は眠いので続きは後日・・・・

2003.4.9.    石飛 毅氏

友野さんからの情報です。
個々の所のブームのETCですが、先日紹介した価格.COMの物より更に安い所を教えてくださいました。こんな物は安ければ安いほど良いので紹介します。http://www.a-p-s.co.jp/bees/item.html のお店はセットアップ込みの価格ですから今の所、当方の物と同じ物では最安値です。当方はこんな物といってますが、やはりこだわる方が居るのは世の常です。大きく分けて一体型と、アンテナ別体の物はカード挿入部分があまり見えないのでそれなりのメリットがあります。一体型はダッシュボードの上にこれ見よがしに載せる事になりますので、カードを入れたままの放置は盗人に直ぐばれます。前払いシステムは全ての機材が揃った後にネット上で申し込みをします。所要時間は3分です。4〜5日でETCプラザからユーザーIDとパスワードが送られます。再びここのHPで支払いを行います。このページでは残金の確認とETCを利用した履歴3か月分を見る事が出来ます。日付、乗ったインター、降りたインターそして利用金額が表示されます。ですから何時何処に行ったか内緒の行動はできません。勿論ここはパスワードが無いと見れませんが万が一と言う事もありますから、携帯の着信履歴のように簡単に消す事は出来ませんので心当たりのある方は充分注意が必要です。

2003.4.7.    石飛 毅氏

今週も、友野さんが早朝やって来ました。
内装が外されすっかり裸になったHUMMERを見たくて来たようです。お土産はなぜかユンケル。それも2箱、厳しい義務を果たすための暗黙のプレシャーです。内装は剥がすと、所々にスポンジが張り巡らされています。内装をORAの様にロールゲージを張り巡らせたいので、最終的には内装無しでいくそうなので、このスポンジは不要なのですが、作業は面倒でご本人でも出来るので取っておきました。パーツクリーナーとシール剥がし剤を手に4時間ほど掛けて綺麗に剥がしておりました。
当方はその間、ACの交換をすると必要なダクトを入れる作業を行いました。ACユニットは助手席側にあって、涼風(熱風)は93の場合は蛇腹ダクトを使用しています。94年以降はコレよりも効率の良いプラスチック製の成型されたダクトを隙間を這うように張り巡らされています。このおかげで、93は夏は暑く冬は寒いのですが、ぐんと環境は良くなります。ただし問題なのはこのダクトを使うには多少の大掛かりな変更が必要です。まず、メーターパネルの形状が異なります。コレはメーターパネルの裏側をダクトが通るのでスピードメーターの右横の燃料計と、水温計が手前に配置されていますので、メーターパネルの交換をしなければ成りません。
もうひとつは、デフロスターのダクトも93の物は左右の噴出し口に箱があってそこまでやはり蛇腹ダクトでそれぞれ配管されています。友野さんの話では殆ど効果が無かったそうです。このままでは新しいエアコンユニットに接続できませんので、この部分も交換します。まずメーターパネルの交換は以前に当方のHUMMERで交換した事があるのでおおよその段取りは解っていました。タダ、友野さんのHUMMERは只者では無いため、一筋縄ではいきません。それもHUMMERを充分理解した方が配線した物ではなく、それぞれの追加部品を色々な方が作業して居るのでメーターパネルの裏もセンターコンソールの裏も配線だらけです。その様子は大盛りのスパゲティー状態です。
タダどの作業者もプロなので、キチントそれぞれの配線は行っているのですが、線の間に線がくぐっていたり挟んであったりで、一度開けたのですが、そのまま塞ぎたい気持ちで一杯でした。どんな物が付いているかと言うと、ステレオはイコライザーにパワーアンプ、おまけにウーハーも付いています。お決まりのカーナビ、CBラジオ、バックミラー様のモニター、CCDカメラ3台、追加メーター多数、エアークリーナーインジケータ、タコメーター、ブースト計、ライト多数それぞれのスイッチ、ヘッドライト交互点灯ユニット、警報装置。怖いのはこれらの配線を全て理解している人が世の中に存在していない事です。中には挟み込んだ配線の被服が破れているものがあり、長期間止めておくとバッテリーが上がるってしまうそうですが、それはこの辺に問題があったんだと思われます。
とにかく、これらの配線が繋ぎっ放しでは、絶対に作業できないので、全て撤去して全てやり直しをする事に決め、殆どを取っ払いました。殆どの配線は継ぎ足しや中継コネクターを多用しているので、物によっては電圧降下もあって問題がおきそうなので、殆どが電気部品である事から電源、アクセサリ、アース、イルミネーションの4本を色別に整理して配線の長さを適切にして、取り外しの時に、簡単に出来るように室内配線を行う事にしました。コレは後日行います。このおかげでだいぶすっきりしました。
次にデフロスターの配管ですが、コレは大事です。DOGハウスハッチを開けてフロントウインドウのしたのフレーム内に入っているダクトを事故車から外し93に移植しました。フロントウインドウのフレームの下は下が開いているコの字型のチャンネル材でコの中に3分割したダクトが入っています。コレを引き抜きよく見ると左右に均等に空気が出るように形状は考えられています。ところが噴出し口の形状が93年は運転席側3個助手席側1個であるのに対して、94年以降はそれぞれ1個づつしかありません。仕方が無く運転席側はそのままで、新しいダクトに無理やり挿入して対処しました。コレによって93年式でも新しい物とほぼ同じなので、今の所ACのコンバージョンは上手く行きそうな感じがします。93年式の外気導入口は助手席側足元にあります。高年式の物はエアクリーナ横にあります。従ってこの部分は不要ですがこの穴の裏側はしっかりした部品なのでコレを撤去するとボディにダメージが出そうなのでそのままにして外気導入口はニコニコマーク辺りに開ける必要がありそうです。
溶接機がやっと稼動するようになり、竹下君が一日中色々な物を溶接して、練習していました。溶接機は中古の半自動の溶接機でアルミの溶接も腕があれば出来るそうです。あくまでも腕があればですけど。竹下君が溶接をするのは初めて見たのですが中々上手で、綺麗に溶接できています。今日はまずダッシュパネルの横バーのブラケットを作成しましたが良い感じです。ボール盤とか、耐熱布とか用意する物がありますがミィーティング後にドンドン出来そうです。
今週は博君はランドマップで行われている、エンジン、ミッション作業の方に派遣して居るのでランドマップに様子を見に行きました。既にエンジンとミッションは降ろされていて、新しいミッションにトランスファーが取り付けられていました。このHUMMERのエンジンは例によって8番シリンダーがお亡くなりになっていて、相当なオイルが冷却水ラインに混入し、オイルラインには冷却水が混入していました。抜いたオイルを見ると悲惨でした。ミッションも変速タイミングの不調と、変速ショックが大きくなっていた物です。抜いたATFを見せてもらいましたが、一体何時交換したのかと思いましたが、走行距離を考えると汚れ方が異常なところを見ると、内部のクラッチプレートの磨耗が激しくて汚れたと思われます。もう一つ気になったのは、トランスファーを釣っている8mmぐらいのワイヤーがこすれて切れそうになっていました。今まで沢山HUMMERを見ていきましたがこんな事になっているHUMMERは初めてでした。このまま取り付けるには気の毒なので、当方のワイヤーを進呈する事にしました。
新しいエンジンと古いエンジンが2台並んでいたので、先日不思議だったオイルプレシャーセンサーの確認をしました。当方のHUMMERは配線は3本でしたがセンサーのピンは1本だったので、この2台を比較すると、古いほうのエンジンは3本新しいほうは1本でした。一体何時から変わったのか解りませんが、交換のときもしかすると注意が必要です。もう一つ新しいエンジンで変わっていた所は、リングギアの裏側の今まで何か解らなかった穴に潰した配管がされていました。この端はエンジンの外に開放されています。以前個々の穴からオイルがもった話を聞いた事があって、在庫のエンジンブロックを見たら鋳型はありましたが塞がっていました。一体なんでしょう?ご存知のかた教えてください。
金曜日に注文していたETCユニットが届いていました。配線は電源、アクセサリー電源、アースの3本ですから簡単なので直ぐに取り付けしたかったのですが、土曜日は朝から一日中作業予定があったので日曜日に時間を作って大急ぎで取り付けました。帰りに初ETCを体験しましたが、徐行ではあっても走ったまま「ポッ」と音がしてパカッとゲートが開くのは気分がいいです。当方のユニットは出口で「料金は500円です」とあまり良い声ではありませんがしゃべります。価格はDCカードのHPでキャンペーンをやっていたので16500円(税別、セットアップ込み)でした。カーショップでの価格と比較して安価ではないと思います。送料は込みだったか、どうかは忘れました。「価格・COM」で見ると一番安い物では12000円ぐらいの物もあります。セットアップは入ってませんが、こんな物は動けば良い様な気がしますので途方は安い物で充分だと思います。「価格・COM ETC」 運用までの手順は何処かのHPを見れば解りますが、色々な方法があるみたいです。横着な皆さんのために当方の場合を紹介します。
まず、自分のカード会社のHPを見ます。ここでETCカードの申し込みをしますETCカードはETC専用の物ですから一般のお買いもには使えません。ETCカードを作ると年会費が発生します。当方の「DCカード」の場合は「DCゴールドカード」を持っていると年会費は無料です。ETCカードはICチップ入りなので2週間ほどで送られてきました。同時に、キャンペーンの申し込みをしました。申し込み後直ちにETCユニット申し込み用紙が送られます。コレに必要事項を書いて車検証のコピーを同封して送り返します。1週間で、当方のHUMMERの情報をインストール(セットアップ)されたユニットが送られて来ました。ちなみにDCカードのキャンペーンはもう終わりですがこのユニットをフロントガラスに近いところに取り付け配線をしてカードをこの中に差し込みます。差し込んだ状態で親切に「ETCが利用可能です」とだるそうなやる気の無い汚い女性の声で語りかけてくれます。ちなみにそのままエンジンを切ると「カードが残っています」としゃべります。声はカーナビのネエーチャンの方が好みです。

2003.4.3.    石飛 毅氏

春のミーティングもいよいよですね。
半年振りに皆さんのお顔が見れるのが楽しみです。友野さんのHUMMERは間に合いませんが、ご本人は色々と持って浅井さんと参加されるのでご心配なく。当日は例によって佐野インターを10時ごろ出ますので、途中の方は佐野サービスエリアに入ってみてください。また、当日何時もの雑魚寝(布団はあります)宿泊希望の方は当方あてにメールください。(red-hummer@hummer-club.jp) 人数確認をしますので利用人数もお忘れなく。(誠に残念ながらペットの利用は出来ません)
一応ミーテイングの公示をします。
日程は2003年4月12〜13日です。場所は那須PSガレージ http://www.ps-car.com/ です場所の解らないかたはココのHPに地図がありますのでご利用ください。PSガレージのHPを見て頂くとお解りに成ると思いますが、ココはレストランですから300人位メンバーが居れば貸切も夢ではありませんが、当日も平常営業です。従って、メンバーとはいえ決して大きな顔をして、一般のお客さんを威圧する事の無い様にお願いします。従って、HUMMERを見てみたいけど恥ずかしがり屋の方は一般客を装って来ればそーっとしておいてあげます。でも、欲しい光線は出さないで下さい。直ぐにばれます。メンバー以外のHUMMERオーナーの方もモチロン歓迎します。
先日 HUMMER JAPAN の社長も「としまえん」でお会いした時にお誘いしましたので都合が合えばストレッチリムジンが来る可能性もあります。購入前で悩んでいる方には前回HUMMERの半分の4気筒のメガクルーザーが納車前の方が、今回メガクルーザーで来る約束をしておりますので、嘘つきじゃなければ来ると思いますので、日米比較も出来ると思います。希少性はあちらの方が高いです。HUMMERオーナのみんさん珍しいメガクルーザーを堪能してあげましょうキット喜ぶと思います。そういえばトラビスが来た時に、当時借りていた倉庫の隣りに止まっているメガクルーザーをみて、「何だこれは」といって腹を抱えて笑っていました。「バカに出来ないぞトヨタだ」と言ったら「オーナーが自分で作ったんだろ」といって信じてくれなかったのを思い出します。

2003.4.2.    友野 京氏

2003.4.1.    石飛 毅氏

YahooオークションにHUMMERが3台出ています。
個性的な2台とシンプルな1台が出ています。シンプルな1台は以前に数回部品を送った事がありまして、オーナーは付き合いの深い整備工場で面倒をみてもらって居たようです。
この整備工場の方とはメンテナンスや修理方法の事で数回お話をした事があります。お逢いした事はありませんので、どのように使われていたかは解りませんが、きちんと整備はされていたようです。大切にしていたのに手放されるのは残念ですね。参考の為に3台のアドレスを載せておきますので参考にしてください。
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b33073482
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d27185094
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e23956436

 2003年3月