2004年9月  HUMMER ESSAY 2004年10月      

2004.10.31.    石飛 毅氏

先日、ミドリさんに大きな不幸が襲い掛かりましたので、暫くミドリさんにお会いする事が出来ません。
ガンメタに化粧直しをして帰ってくるはずでしたが少し長引きそうです。そんな訳で、ミーティングの前からウォーターポンプの漏水口からクーラントが滲んでいた工藤さんのHUMMERのウォーターポンプの交換を行いました。ウォーターポンプは01当たりから先般浅井さんのオーシャンブルーでご対面した新しいタイプが出ているのでこれに交換する事にしました。理由は新しいほうはファンの固定方法がセンターロック式で脱着が簡単そうなことと、在庫にあったからです。どうせ前回りを取り外すので、ついでに運転席側のACコンプレッサーとパワステのポンプが付いているブラケットもお化粧直しをしました。それと、インタークーラーを取り付けているためにラジエーターをアルミの物にしているのでアッパーホース用の配管の角度が悪くて、アッパーホースに無理な力が加わり高速道路で破裂してレスキューした事があるので、今回はアッパーホースをフレキシブルな金属ホースと交換しました。それと最近流行のクーラントも精製水にて希釈してロングライフとシリカ等の不純物がエンジンや流路の狭いラジエーター、ヒーターコアで詰まらない様にしました。
ウォーターポンプはファンの付け根にあって、ファンとは温度が上がるとロックするカップリングを解して繋がっています。従って、冷却ファン、ウォーターポンプをエンジンに固定しているボルトがオルターネーターとバキュームポンプを固定しているブラケットも取り外しが必要です。従って作業開始前には、バッテリーのターミナルを取り外します。次に、ロアホースの先に付いているミニコックを開いて冷却水を抜きます。出来るだけ作業をやり易くするために、部品の取り外しは外側から行います。エアクリーナー配管、インタークーラー配管、テンショナー、オルターネーター、バキュームポンプはブラケットに付いたままでOKです。ACコンプレッサーはガスを抜くと面倒なので、固定ボルトを外してから配管に優しい位置にソーッとしておきます。HUMMERのラジエーターはヘリコプターフックに鍛造のステーを解して上部分は両側のスタッド一本で固定されています。下側はナンバープレートの裏側で一ヶ所固定しているだけなので3点で固定されているだけです。従って、一回ラジエーターを外した履歴のあるHUMMERは往々にして下がり気味で装着されている事が多々あります。
今回のケースもシェラウドの上部にファンが当たって一部欠損していました。この状態ですと、ファンにカップリングが付いて状態では抜けない事が良くあります。今回はオルターネーターのブラケットを取り外していたので、前後方向に余裕のある助手席側(HUMMERのエンジンは車のセンターラインに平行ではなくて角度を持って取り付いているので、エンジンの横方向は運転席側に多くの余裕があって、前後方向には助手席側のほうが余裕があります。)から取り外しが出来ました。ウォーターポンプの取り外しでやりづらい物はクロスパイプのホース取り外しとポンプ下側の細いボルトを緩めるのを忘れる事、そしてクロスパイプからの繋ぎ口の裏側にも固定用のボルトがある事です。これ以外はそのまま見えるので手当たり次第に緩めて緩め終わりごろにエンジンブロックから大量に出てくるクーラントを撒き散らさないようにする事です。
勘所としては、運転席側の3本ある太いボルトのうち、一番下のボルトはエンジンブロックのウォータージャケットに貫通しているのでこいつを最初に抜き取るとドバーッとクーラントが飛び出る事がありません。古いポンプをバックプレートごと外して、バックプレートに固定されているボルトを緩めてウォーターを取り外します。バックプレートに付いているガスケットのカスはキチンと落とさないと後で痛い目に遇います。新しいガスケットを見ると紙ベースですが片面には透明な潰れてシールしそうな樹脂が塗布されていますけど反対側(バックプレートと接する方)には何も付いていないので、取り付けのときにロックタイトのウルトラブルーを薄く塗布しました。
次に古いポンプに着いていたジョイントを取り外して移植しようと思ったところ、穴が無い!このジョイントはヒーターコアに行く配管を繋げるジョイントです。新しいHUMMERはこの辺のレイアウトが違うようです。ちなみに以前ガスケットが無いのでウルトラブルー厚塗りでごまかそうとしましたけど。厚みが足らなくて微妙にバックプレートに当たるのでこのガスケットは必ず入れてください。大きな壁に当たりました。この時点でもう外は薄暗い状態で、疲労も集中力も一番切れる時間帯でした。この時タイヤを取りに来た牧野さん、お構いできなくて申し訳ありませんでした。ジョイントのサイズはNPTの1/2です。加工のためには18mmのドリルとタップが必要。ちょうど永倉さんがガレージに向かっているので、カインズホームで調達してもらう事にしました。でも、当方の所にあるボール盤は18mmのドリルは太すぎてくわえることが出来ないので、段付きのドリルでないと駄目です。少し待つと永倉さんから連絡があって、PT(NPT)1/2のタップは売っていませんでした。
ドイトには電話で問い合わせましたが1/2のタップはありませんでした。万が一あったとしても、こんなに大きな加工は大変な事が予想されるので、勤務先と取引のある加工協力会社に電話した所、快く引き受けたので、この時間は道路が込んでいるでこの狭山から圏央道に乗って入間で降りるという贅沢をして急行しました。ここではドデカイボール盤のオヤジみたいな奴にキチンとバイスとかシャコ万できっちり抑えて加工してくれました。タップ一箇所なのに固定する段取りの方が10倍位時間が掛かっています。お礼もそこそこに(そういえば代金を払っていない!)これで今日中に終わると思いましたが、ちょっと長めの休憩。この間工藤さんにスクレーパーで取った塗料を補修塗装してもらい、乾燥時間にしました。乾燥が終わり、ウォーターポンプを取り付けてファンを付けると、ラジエーターにファンがたっぷり当たって取り付けが出来ません。シェラウドの上が掛けていた時点で嫌な予想はしていたのですが、予想が当たっちゃいました。ラジエーターは先の3本を緩めても、沢山の配管が止まっているし、ラジエーター、各オイルクーラー、そしてインタークーラーがあるので人力で上げるには大変です。更に、ラジエーター上部を固定しているボルトは1本ですが、この部分を緩めてもラジエーターはビクともしません。このステーが止まっているブラケットを緩めないとラジエーターは動きません。運の悪い事にこのブラケットを止めているボルト(各2本計4本は)ナット側がブラインドで直接見えないので後部を当てることも大変です。もちろんバッテリートレー、サイドパネルを外せばたいした事は無いのですが、それらを外す手間は膨大です。
そこで、とりあえずどうにかブラケットのボルトを緩めて、天井からラジエーターを吊り上げて固定する前に本当にこれでよいか試しにフアンを取り付けて見ましたが、それでも未だファンが当たってしまいガックリした所で、この日の作業は終わりにして、工藤さんを家に送って行くついでにお風呂に入れてもらいました。ツナギのままだったのですが工藤さんが洗濯してくれて、パンツ以外の全ての衣料品を支給してもらいました。工藤さんの家には始めて行ったのですが、家の中にNIGOの洋服屋と靴屋じゃないかと思う部屋がありました。何時もおもしろい服を着ていることがあるのですが、収集家でもあるようです。
翌朝、内緒のおまじないをして、ファンを収めることが出来た頃、工藤さんがタクシーでやってきました。アッパーホースは汎用の市販品ですが取り付けはどうにかなるだろうとおもって何も考えないで購入思案したが、ゴムホースの径は偶然ピッタリでした。蛇腹部分は長かったのでカットしましたけど、小さい径で曲げてもスプリングバックが少なくて細かくいろいろな物を逃げて配管が出来ます。見た目も綺麗なのでお勧め品です。購入先はKINOKUNIです。
後は、元に戻す作業なのですけど、相変わらずインタークーラーの配管は自由度が低いので閉口します。今回はラジエーターの位置も変更したので特に高難易度でした。新しいクーラントを入れて先ずアイドリングで放置、水温が上がった時点でクーラントレベルを点検して、近所を一回り、各部の異常が無いことを確認して、再度クーラントレベルを調整して、最後にホースバンドの増し締めを行いウォーターポンプの交換を終了しました。

2004.10.26.    石飛 毅氏

H3GMのHPに出ました。 http://www.hummer.com/index.html
今までH3はピックアップしか知らなかったんですけど、ワゴンもあったんですね。幅が190センチなのでH2を一回り小さくした大きさですから、日本国内には適切なサイズですね。エンジンは3500CCミッションは5速のマニュアルもある見たいです。ベースはトレールブレーザーでしょうか?H2の売れ行きが好調なので、三井物産が取り扱う可能性が高いと思われます。

2004.10.26.    牧野 岩氏

2006年モデル? Duramax http://autodeadline.com/Photos?Source=Hummer&Model=H1

H2純正ホィール用のCTISカバー製作が始まりました。
カバーは以前作ったカバー同様ステンレスの磨き板を使用します。板厚も同じく2mmを使用します。1ピース用のものより少し大きくなるので、表面に張るステッカーも模様替えしました。全長が長いのでH1のロゴとHUMMERのロゴが増えています。これは試作なので、雰囲気を見るための物で本ちゃん用は多少変更がアリますのでお楽しみに。


 

2004.10.25.    石飛 毅氏

工藤さんが新しいタイヤ(発売からは時間が経っているらしい)TrXus STS-All Terrain http://www.intercotire.com/html/trxus_mtsts.htm を付けたので見せに来てくれました。
サイズは38X15.5X16.5ロードレンジは10RlyでMax.Loadは3640Lbです。ノーマルより巾が3インチ広いのですけど、2ピースのホィールに組むとはみ出しはありません。ボディリフトをしているので、据え切りでも何処にも当たりません。装着の感想はロードノイズは低く乗り心地は良いそうです。ウイークポイントは出足が悪くなったそうです。


当方のHUMMERにHi-Lo切り替えのHIDを取り付けました。
おさらいをしますが、従来取り付けていたHIDはLoビームだけなので、オリジナルのヘッドライトソケットからロービームとアースの2本をライトの裏で接続しただけでした。Hi-Lo切り替えのユニットは 先日、ミドリさんに取り付けたばかりなので、要領は解っていたのですが箱を開けると松原さんのHIDユニットと異なっていました。メーカーは同じレイブリックですが棚置き在庫している間に、変更になったようです。当方の取り付けた物はDE81+DF02セットhttp://www.raybrig.gr.jp/products/hid_lamp_system/ss5000.htmlで購入したのはYahooオークションで価格は送料別で55000円でした。このユニットは車検対応です。ライト自体もレイブリックのマルチリフレクターhttp://www.raybrig.gr.jp/products/headlamp.html#multireflectorheadlampを使っているので相性は良さそうと勝手に判断しています。このマルチリフレクターライトはHUMMERに取り付ける場合は加工が必要なので、これに着いては近いうち工藤さんのHUMMERに取り付けるので詳細を報告します。ミドリサンのHIDとの大きな違いはミドリサンのユニットはバラストとイグナイターが一体でしたが、今回取り付けた当方のユニットでは別体になっています。バーナ部分も少し小型になっています。このユニットには全ての配線がキット内に入っています。配線の多くは巾の割りにライトの間隔が狭いHUMMERなので、延長するのは電源位で外は逆に短くしています。ミドリサンの場合はバラスト以外は全てボンネット裏にある左右のジャンクションボックスに収める事が出来ましたが、今回は助手席側のイグナイターを入れる事ができませんでした。キットに入っている配線を加工して出来るだけ省配線化をしましたけど、以前のモデルの方がすっきり綺麗に取り付ける事が出来ています。(写真のすっきりしている方がミドリさん)
取り付けてから光軸を少し低めにして笠原さんと銭湯に行くついでに夜間テストをしましたが、今までの物はハイビームが無いので光軸を少し高めにしていたし、漏れ光が多くてすこし眩しかったのですけど、新しいユニットは上部が綺麗にカットされています。ハイビームも漏れ光が少なくて制御されています。決してハイビームだからと言っても投光器のようなものでは有りません。感想は元々HIDを使っていたので明るさに対しての驚きはありませんが、対向車の事を考えると、ヘッドライトですから対向車の事とかを考えると全て納得できます。HIDのよさが一番解るのは雨の日です。ライトの明るさは新品の時に一番明るいのは実は安価なシールドビームです。ライトの寿命は切れる時では無くて新品の時の明るさが半分になる時期を寿命としています。車検のときに切れていないのに、交換されてしまうのは明るさが足らない為です。シールドビームは明るいけど寿命が短いという事です。意外ですけどHIDの場合は新品時はシールドビームより暗い(データー上)のですが、その明るさが長いという事です。現に当方が取り外したHIDと今回取り付けたHIDとに明るさの違いは殆どありませんでした。元々夜間長距離走るトラックにのHID化が早かったのはこの辺が採用の理由と思われます。以前にもこのことを書きましたが、当方が通常使用しているワゴンRも切れて居なかったのですけどH4バルブを交換したところ、鈍感な女房でも明るさが解りました。ちなみに、このHIDユニットは一本のバーナーをソレノイド(電磁石)アクチェーターで位置を変えているので、通常のライトの様にHi−Loの同時点灯は出来ません。また取り付け後の光軸調整は試験機できちんと合わせましょう。


中越地震の時はガレージの外で作業して居ましたが、色々な物音で体感できました。
その後、ラジオで聞いていると刻々と入ってくるニュースで思ったより規模が大きく大変なことになっている事を知りました。被災された方々にはお見舞い申し上げます。
H2のホィールの追加加工が出来きました。当方のHUMMERのMTRは装着してから1.5万マイル走行したので、ローテーションしました。その合間にH2のホィールを取り付けて、様子を見ました。加工はセンターボアの拡大とリム部にCTIS配管用の穴を開けました。スポークの数と穴の数が合わないので、この穴はスポークの間に加工しています。HUMMERの特徴としてはヤハリCTISのカバーなので2ピース用(細い方)と1ピース用(巾の広い方)のCTISカバーを取り付けました。H2用は全長が少し長くなって、巾は両タイプのちょうど中間ぐらいの物になります。個人的には2ピース用の方が好きなので出来るだけこれに近い物にします。現状スカイオートさんからしかオーダーは無いので、材質等の希望を聞きましたが、リムにつけるハーフユニオンはステンレス(SUS316!です)CTISカバーは磨きステンレス(SUS304)にします。これに貼るステッカーの色は黒、白を考えています。色物が欲しい場合は台紙を好きな色にしてその上に何れかのステッカーを張る方法がいいと思います。加工が上がったのでスカイオートと外環の新倉で待ち合わせて引渡しをしました。夜にごそごそやっていると怪しいらしくて人が寄ってきます。また夜の新倉は怪しい車が結構来ます。何か屋根からスルスル柱が伸びて撮影?している怪しい車、所沢のイベントから帰ってきた旧車。その旧車の人は今日のイベントで怪しい四角い軍用車(CCV石川編集長のピンツガウワーのこと)居ませんでした?と聞くと知っていました。


 

2004.10.18.    石飛 毅氏

金曜日の夜からJLRC(日本ランドローバークラブ)のミーティングに行ってきました。
土曜日の夕方は会社の同じ大学出身で近所に住んでいる先輩のお父さんがお亡くなりに成ったので、夕方には帰ってきました。お通夜は、都内があまりにも込んでて時間に間に合わないので、後輩にご挨拶をお願いしてガレージに直行しました。ガレージに着いてから牧野さんが調達してくれた無線LANを設置して動作確認をしました。
無線LAN
ガレージでは、各年式のサービスマニュアル、パーツリストのCDをパソコンにインストールしています。最近は必要な部分をハードコピーして作業を行っていますが、必要に応じてPCを持ち込む事が出来ると、とても便利です。無線LANでインターネットに接続できると、作業中にメールのチェックをしたり、ライブカメラの接続も可能となります。無線LANであれば、コードレス、最悪でも電源だけでネットに接続できるので煩わしさがありません。構想では、外部アンテナを取り付けないと作業スペースをカバーできないと思っていましたが、外部アンテナ無しでの動作状況は、シャッターを閉めた状態でもガレージ全体で接続可能でした。そうなるとキャンピングカーの中までは届いてくれるとありがたいので、外部アンテナの到着が楽しみです(外部アンテナだけ発送が遅れていました)。
土曜の夜はにぎやかでした。
松原さんは先週とても忙しくて久々に当HPのチェックすると、当方の誕生日だった事を知ってケーキを持ってガレージに来てくれました。松原さんの他には工藤さん、ヒロシ、寺田さん、そして村上さんも来てくださり、夜遅くまでべチャべチャ話をして楽しんでいました。(皆が気を使ってくれて嬉しいです)話題はもちろん殆どHUMMERの話ですけど、なかで一番楽しかったのは、次回のミーティングでどうやったらHUMMERでPSガレージを一杯にできるかでした。毎回なら大変ですけど節目毎に盛り上げるのは当方も賛成です。最近スカイオートのお客さんとは顔合わせが出来ていますけど、未だ知らない人は沢山居ます。村上さんの話では、越谷周辺にリフトアップしたHUMMERが居るそうです。未確認ですが、ロールバー、グリルガードの他に純正の2ピースホールにもメッキがかかっているそうです。特に凄いのはそのHUMMERの色で「おピンク!」だそうです。うーん見てみたい・・・
H2のホィール
とりあえず、37のMTRは完売だった事はお知らせしましたけど、今更言うのも申し訳無いのですが、現在MTRはアメリカでは手に入らないのでプレミアが付いています。更にMTはもっと品不足でプレミア価格で取引されています。HUMMER H1に取り付けることが出来るタイヤの情報としてここに色々書き込みがありますでのご参考にしてください。http://www.flashoffroad.com/features/Tires/tires.htm 
金曜日の夜にGOOD YEARから電話が入り先週の頭に依頼した40インチの見積もり回答が出てきました。40インチのタイヤも国内調達が可能になりました。欲しい方は、当方でも宜しいですけど、ランドマップ、スカイオートに問い合わせてください。H2のホィールに関しても当方が色々プロデュースしていますが、タイヤ組み込み、装着時のマッチングができませんので、これもランドマップ、スカイオートに相談してください。一応本日、ホィールにCTISの追加加工をしました。H2のホィールは7本スポークで取り付け穴が8個なのでCTISホースが出来るだけナットの邪魔にならない位置にホース接続用のテーパーネジを切りました。ここにホースを接続できるジョイントを取り付けて、センターバルブは今まで使っていたバルブを流用する事が出来ます。写真ではセンターキャップを付けて居ますけど、H2のホィールの流用が解ってしまう以外は実用上問題は無いでしょう。ヤハリH1らしさを強調したい方は、従来どうりCTISカバーを取り付けたらいいと思います。ジョイントの納期次第ですけど来週が試着予定です。この時に静的なタイヤの収まり具合のチェック、試運転を行います。
ACファン動作不良
当方のACはレトロフィットキットで最新版になっています。車体95年、内装98年、AC02年、エンジン02年まさにフランケンシュタイン状態なので、配線は自分にしか解りません。その中でもACはコンバージョンキットなのでさほど難しくはありません。問題なのはこのキットの設計者が流れる電流を間違っていて、配線が細いために先般解けてしまいました。(報告済み)そのため、キットのコネクターを外して直結しました。直結の弊害はメインキーをOFFFにしてもACスイッチが入っているとファンが回り続けることです。そのほかの機能上の問題は全く無いし、何よりも時間が無いので事件後、放置しておりました。その間スイッチを切り忘れてバッテリーを上げてしまったのは先週の一回だけで、それ以外は慌て者の割にはキチンと切っていました。
悪い事は続く物で、実は今週JLRCのミーティングでスイッチを6時間ほど切り忘れてしまいました。気が付いた時には寝る直前だったので面倒な事は翌朝じっくりやることにしてそのまま寝てしまいました。翌朝祈る思いでエンジンを掛けると無事始動。ポンコツ展示会のミーティング会場でエンジンが掛からなかったら、いい笑いものになるところでした。その日はすまして急いで、会場を後にした後6時間ファンを回しっぱなしにして良いわけないので、色々調べるとMAX以外は回っていません。更にMAXでも回転が重くて苦しそうでした。予想としてはファンの固着(一回ばらして注油しています)で低い電圧(フアンはLoでした)のため、固着しているモーターを回転する事ができなく、オーバーロードでヒューズが切れていると判断しました。(MAXは別ヒューズ)
日曜日にとりあえずファンを交換して、スイッチを入れてもファンはMAX以外回転しません。実はこの前にヒューズを点検したのですが正常でした。単純にフアンが固着している時に電流が流れていなかったのか、と勝手に判断していました。この次点で、故障難易度レベルがAから一挙にDまでアップしました。セオリーどうり電源の上流から配線をチェックしてファンのレジスター(抵抗)に到着。レジスターは何種類かの抵抗を直列や並列につないで、給電側の接続を変えて、異なる抵抗を通してファンの電圧を変えています。従ってMAXはバッテリー直結になるので別のヒューズになっています。このレジスターの抵抗をテスターで当たると抵抗値が異常に高いことを発見しました。レジスタを外して、各く抵抗値を測定するとOK。しかし端子の合算抵抗は駄目、こんな目で見れる回路なのでおちょくって掛かった事を反省して見ると、回路図に無い部品が一つ付いています。この部品は仕事でよく見る形状なので、付いている場所からしても温度ヒューズであることは直ぐに解りました。これを直結して合算抵抗を測ると、納得できる抵抗値をテスターは示しました。ファンの停止でオーバロードになり、抵抗が発熱して保護回路として付いている温度ヒューズが切れたのでしょう。温度ヒューズを見ると。MICROTEMP G4A 192cの表示が読み取れました。インターネットでこれを入力すると、HPは直ぐ見つかりました。これは10A流す事が出来て192℃でカットする物でした。これだけ解れば、部品単体での購入は簡単です。来週には電源の改造を含めて復帰が出来ます。

2004.10.15.    石飛 毅氏

当方の誕生日に沢山のメンバー、メンバー以外の方からメッセージメールを頂き感謝いたします。
返事を皆さんに送るには工数が掛かりすぎるほど頂きましたので、この場を借りてお礼申し上げます。こうしてみると案外一番・・・からは何も無いもんですね。2004年度お友達順位に影響が出ます。(嘘)
本日MTRが3台分の12本会社に届きました。当方、松原さん、村上さんの3人分です。MTの時はタイヤにミリタリーの表示があったのですが、日本グッドイヤーは一切輸入しておらず、その代わり東都GYが輸入して国内供給を細々とやって居るそうです。もちろんこの場合は2桁万円を若干超える位になっているようです。所がMTRは日本 GOOD YEARが輸入が出来るそうです。しかし、輸入した物の長期間全く売れないので、今後輸入するかどうかは解らないみたいです。売れ残りだからかどうかは解りませんが、今回の3セットは常識的な価格で手に入れることが出来ました。
当初電話でH1に取り付けるといったところ、「在庫はありますが残念ながらH1には付きません」と丁寧な回答を頂きましたが、当方はクラブ活動してて、H1にも17インチがあることを伝えると「お仲間で必要な方はいらっしゃいませんでしょうか?3セットあるんですけど」と嬉しい返事が来ました。今の所17のMTRが必要なHUMMERは当方と松原さんの572しかありません。当方のMTRは走行15000マイルで5部山、次回は40インチと思っていたのですが、価格の魅力には負けてしまい、後、15000マイル後のために購入決定。572もトレッドに傷が入っているタイヤがあったので、購入決定。後一つは商売柄あっても良いだろうと思ってスカイオートに電話すると価格を聞いて即決。で、あっという間に完売でした。会社に納入されたので12本運べる工藤さんに電話した所、引取りに来てくれました。タイヤ納品の時に東都GYではH2の大径リプレース用のタイヤ、ホィールの販売に力を入れてて、販売数は結構多いそうです。お誕生日プレゼントでGYのジャンパーを頂きました。(今日は寒かったので早速着用しました。感謝)
H2純正ホィールコンバート
MTRをスカイオートに運び込んだついでにH2のホィールを見せてもらいました。裏の刻印を見ると刻印には「T-DOT」と入っていました。スカイオートの話ではトラック用の表示だそうです。またタイヤのロードレンジは「D」でした。メーカーの標準タイヤが「D」と言う事は純正のホィールは「D]に耐えることが出来ると想像ができるので(後でちゃんと調べます)「H1に使える!」と盛り上がって、村上さんの個人所有のHUMMERに取り付けてみました。ヘリ気味の殺風景なGSA+テッチン1ピースを取り外し、H2のセットを合わせるとスタッドのピッチはおんなじ。ただセンターボアが小さいのでそのままでは取り付きません。それでも全体を甘締めして雰囲気を見ると飛び出しは思ったほど無くて収まりました。センターボアを広げれば後1cmは中に入ります。少し前に当方がエアーバルブはアンティラ見たいにスポークinタイプと書きましたがエアバルブは一般的なリムにあるタイプでした。これではH1での拘りであるCTISが取り付かないのでセンターボア同様に追加工が必要です。ジャッキを下ろして取り付いた状態を見て、センターキャップが無いとH2用の面影が無くなり、その場に居た皆の意見は「思ったよりイケル」が多数を占めて、村上さんは「このまま自分のHUMMERにH2ホィールとMTRを取り付ける」と言い出しました。当方が「加工をするにはタイヤを外さないと出来ない」と伝えると村上さんはさっさとタイヤをホィールから取り外し「お願いしま〜す」と言う事になってしまいました。もちろんどうなるかが見たいので協力は惜しみません。ランフラットは無理ですがホィールを加工してCTISの装着は可能ですけど、配管とカバーの設計は必要です。

H2純正ホィール観察、考察
H2のホィールは、鋳物です。表面はピカピカしていませんけど。GMの刻印も入っているので製造上の問題は無さそうです。タイヤのビードが収まる部分も両側にキチンとリブが入っているので多少の空気圧が落ちてもビードが簡単には落ちないと思います。ランフラットが入る構造ではないので、通常1万5000〜1万8000円(1本)掛かる交換費用も通常の価格で可能です。ホィールの入手性は日本国内も、アメリカ国内も高い割合でタイヤを大径の物と交換するケースが多いので、純正の不用品が出回る可能性は高いと思われます。現にスカイオートにあったH2のタイヤホィールも登録前から交換したものを売りに来たのを買い取ったそうです。このように上手くタイヤとホィールが手に入れば案外お安くアルミ化、と17インチ化が可能です。
HUMMER用お初タイヤ
実は、本日GYが納品に来た時に「もう1セットMTRが見つかったので、こちらに取り寄ましたので、もう1セット如何でしょうか?」と言われました。売れると思ったらしくてグイグイGYが押してきます。3セットの立替だけで資金繰りがショートしているので、了解だけしておいた事を工藤さんに伝えると、悩み始めました。工藤さんは現在スワンパーを使用していますが賞味期限が切れてて交換に迫られています。体と同じく大きめのタイヤが好きで、MTRにも魅力がありますけど最終的には40インチと決めております。その場合はホィールも交換となるので出費が多くなるので悩んでいます。スカイオートまでの道中スーッと悩んでいました。しかしスカイオートに到着すると、直ぐに結論が出ました。先日ミーティングの時にスカイオートが持ってきたタイヤと同じパターンで、あの時より大きいサイズが置いてあり、このタイヤに一目ぼれしたみたいです。結局12本タイヤを運び4本下ろして4本積んで帰ってきました。笑えます。そんな訳で未だ4本MTRがあります。必要な方は、見積もりを取りますので連絡ください。

2004.10.14.    HUMMER Club 一同

世界一HUMMERを愛している石飛さん、誕生日おめでとうごさいます。

佐山のHUMMER工房も何から何まで充実してきたし、世界の誰よりもHUMMERの心臓から毛細血管まで知り尽くしていることは我々クラブ員の誇りです。
今日では、日本中、そして世界中に石飛さんの知名度、認識度が上がって来ています。
クラブ員以外のHUMMERの故障に関しても、自分のことのように修理してくれることは誰にも出来ることではありません。
ホームページも1998年12月に始まり、もうすぐ6年になりますね。来訪者も23万人を超えました。
その中の資料は、膨大で、先日WEBの容量も300MBから600MBに変更して貰いました。
最初の考えを貫き、写真の大きさや解像度も落とさず、そして子細に解説してある内容は、どこの解説書にも負けない宝物だと思います。
クラブ員の協力も凄いと思います。本当にこのクラブは、すばらしい仲間の集まりだと思います。
来年4月がミーティング10回目になりますね。
何か思い出になるミーティングにしたいと思いますね。
そしてクラブ員全員が那須に集合したいですね。
クラブ員のアイデアを募りたいと思っています。      

緊急連絡!
先ほど、石飛さんの誕生日が10月14日である事が発覚しました !
日頃の苦労をしのんで、お祝いして下さい。
気持ちだけでも結構だと思いますので、アクションを起こしましょう。
何かアイデアのある方はメールください。   友野 京

お誕生日おめでとう♪♪♪
根性なし、柏組の一人です!!!
みなさん、おわかりでしょう!
ホームページ開設から6年、毎日チェックしています、根性なし柏組の一人です。次回十回目のミーティングには記念に残るノベルティーを今から考えています!次回は、雨が降ろうと、雪が降ろうと、嵐がきても、たとえ身内に不幸があろうとも、(子供も運動会があったら遅刻で・・・) PSガレージのパーキングをハマーで埋め尽くしましょう!!!     ASAI

2004.10.13.    石飛 毅氏

さっき家に帰ったら有機ELパネルの権威が出ていて、そのうちELのモニター、照明器具の時代が来るといってました。
樹脂に蛍光物質を塗りこんで僅かな電力で発色させる物です。勤務先でもLEDパネルの裏にバックライトとしてよく使用しています。先日、パーツオフと言う安売りパーツ屋サンに竹下君の燃料タンクを買いに行ったときにこのELパネルが売ってて、面白そうなので買ってみました。定価は5000円弱で、この値段でしたら絶対に買いません。キットになってて、パウチッコされたプラスチックがEL本体でこの上に透明な板に黒でハイビスカスとかドクロの絵を載せると裏からほのかな明かりで照らし出されます。VIP?系とか、ネオン管キラキラ族がターゲットの商品のようです。
今回は付属の絵には興味が無いので、カッティングシートを切り抜いて張りました。工藤さんに見せた所、大変気に入ってくれて、御影石のマウスパットと交換しました。所が、この商品廃番だそうです。価格が高いのが売れない理由かと思ったのですけどその理由は直ぐに解りました。2個購入したのですが、一つは3回ぐらい点灯したらもうお亡くなりに成りもう片方も長時間点灯テストをしてたらやがてお亡くなりになりました。そこで、何時もの様に「壊れたら分解」を守って分解してテスターで解る程度の点検をしました。しかしELパネルの点灯にはコイルのほかにトランジスターも入っているので修理不可能。それでも諦めないで、会社に持ち込みオシロスコープで点検した所、トランジスターがパンクしていました。トランジスターの型番を読んでインターネットでスペックを調べて、同等の「東芝製」に交換しましたが、点灯しません。トランジスターの足は3本で読み方はエミッタ、コレクタ、ベースです。両方のスペックシートを見るとコレクタとベースの配置が逆でした。繋ぎ直してスイッチを入れると無事点灯しました。長時間点灯テストをしましたところ動作は良好です。作っては見たのですが、今のところ利用方法がありませんので友野サンに教えた所、工藤さんと同じく欲しいそうです。案外皆欲しいのかと思ったのでヒロシ君に連絡して在庫を調べて貰って居ます。欲しい人居ますか?

2004.10.12.    石飛 毅氏

関東地方は台風で大荒れでしたが、当方は先般亡くなった友人をしのんで、彼がこよなく愛した志賀高原に追悼ハイキングだったので(実際は雨で少しだけスキーゲレンデを登っただけです)、台風の凄さは余り良くわかっていません。ただ、ガレージに帰ってくると廃油倉庫の周りに積んであったダンボールとキャンピングカーが雨漏りをしはじめた程度の被害はありました。このダンボールも本日ちょっとした事件で結局片付けることになりました。
事件その1 旅行は友人の車に同乗だったのでHUMMERはガレージに置いて出かけましたが、どうもファンのスイッチがLoに入ったままだったので、バッテリーを上げてしまいました。バッテリーを上げてしまうと、バッテリーの性能低下の原因です。特に、モーターとかランプの場合はバッテリーを完全に吸い取ってしまうのでダメージは大きくなります。上げる前は走行中の電圧計の針は14.5V位を指していましたので、そろそろ賞味期限末期なのは解っていたので、再充電して使えるか勝負でしたが、どうにか使えています。バッテリーの劣化は内部抵抗が小さくなる事なので走行中の電圧が劣化と共に上がってきます。元気なバッテリーは、エンジン始動後に暫く13Vを超えてそのうち大体12.5V位を指しています。
事件その2 ミドリさんと当方のHUMMERのエンジンオイル交換を行いました。ミドリさんのは新品エンジン保護のため、当方のは3000マイルを超えているのでルーチン交換です。当方はドラム缶からオイルを汲み出すのはドラム缶にエア圧を掛けてオイルを押し出しています。ドラム缶にエアを掛けると、結構ドラム缶は変形します。小心者の当方としては余り大きく変形した状態にしないで少しづつオイルを出しています。本当はオイルジョッキに溜まるまでは傍に居ない時は無いのですけど、貧乏性なのでこの時間が待てなくて外の作業を少しして戻ってみるとオーバーフロー。床はオイルだらけ、慌ててウエスでオイルフェンスを作って、オイルの広がりを抑えて、ウエスでふき取っては絞りまたふき取っては絞りを2時間ぐらい繰り返し最後は砂を蒔いて、またこれをホウキで履いてやっと現状復帰を完了しました。この時廃油倉庫とシャッターの間に押し込んであったダンボールにもオイルが到達して、たっぷりオイルがしみこんで居たので、結局これらもまとめて処分しました。ダンボールを束ねるために駐車場に集めるて広げて見ると思った以上の量で、梱包材もあわせると今までこんなに沢山何処にあったんだろうと思うほどの量です。ガレージも手狭ですけど、ゴミも多いのかな?とも思ってきました。色々な部品を持ち込むとき柏組みは時々ダンボールとかを持ち帰ってくれるので助かります。空き缶は回収日が隔週の月曜日なので、資源ごみとして廃棄しやすいのですが、現在ペットボトルは大量に保管してあります。このままだと大変なことになりそうです。そのうちガレージの中を一旦整理する事にします。

ロッカーパネルプロテクション:
ミドリさんにサイドステップを取り付けるためにサイドステップの梱包を開けると、今までに見たことの無いタイプの物でした。付いてきたマニュアルもろくなもんじゃなくて、皆で色々考えたのですが中々意見がまとまりません。これには理由があって、皆、ロッカーパネルプロテクションを外したくないので、どうにかそのままの状態で取り付かないか考えていたので無理があるで仕方がありません。結局パネルを取り外す事にしました。取り外すためには、リアシートを外し、カーペットを剥がさないと取れません。付けたばかりのオーバーフェンダーのリベットも取らないとなりません。材質はアルミなので重量的には楽ですけど、下回りにある取り付けボルトは固着している事が多く今まで取り外しに苦労をした経験があります。ましてミドリさんは普通錆びない部分のボルトも錆びているので気が乗りません。本日、牧野さんが来てリンチにあるHUMMERのモデル年別の資料を見た所、94年まではロッカーパネルは鉄製だ事を知りました。厚みは同じぐらいですから、重さは約3倍と言う事になります。95年モデルのオプション表にも鉄製のパネルが選べるようになっています。そんな話を牧野さんとしてて、実際牧野さんのHUMMERに磁石をつけてみるとピッタリ張り付きました。ちなみに当方の95年はアルミでした。重い気持ちを振り払ってロッカーパネルプロテクションを取り外した所、陰になって居る部分と裏側はオイル、泥等で汚れているので先ず清掃してステップを取り付ける段取りをしようと思いましたけど、ミドリさんは、近いうち塗装屋さんにお色直しに行くのでこのままの方が塗装屋さんに喜ばれるし、万が一そのまま塗装されたら、ボディが2トンになる可能性もあるので、松原さんの了解を得てサイドステップの取り付けは後回しにしました。
リアーLEDランプ:
ミドリさんの軍用タイプのLEDリアウインカーを取り付けました。べセルはリベット止めがオリジナルですけど、ミリサイズのネジ止めにしました。点灯試験をした所ウインカー部分はこれまた非常に暗いので、これも別にランプを取り付ける必要があります。アメリカはウインカーが赤またはオレンジなのですけど日本では赤のままですと車検に通りません。
ルームランプ修理:
ミドリさんのルームランプは組み上げ後、点灯しませんでした。セキュリティーの配線に、ルームランプが点灯した時にもアラームが鳴るようになっていたらしくてこれをカットしたままになっていることが予想できます。この作業をする時に、今まで以上にメリットが出ています。マニュアルの回路図をプリントアウトしてHUMMERに持ち込んで回路図に色々確認した事を書き込んで、トラブル部分を探し出す事が出来ます。ガレージのIT化のペンディング項目のモニターも、田鍋さんのお陰で液晶の15インチに交換出来て、画面もピンボケ気味から綺麗になって場所も取らなくなりました。折角なのでヒロシ君が作ったMOMO用のボスをオークションに出品しました。ヒロシがネットでアメリカの通信販売にオーダーしたりもしていました。現在2台体制なので近いうちもう一台増設して一人1台体制にします。
変な物:
ETCを取り付けてから高速道路の料金所の通貨が楽になりました。ETCの普及のためまた5000円の補助を行う事が決まったみたいです。観察しているとETCゲートは、通常の料金支払いゲートと比較して4倍以上の処理が出来る様です。こうなると段々ETCゲートが増えて一般ゲートは益々混んでくると思います。それはオートバイ用のETCが無いので、料金所通過に時間が掛かる一般ゲートを通過の自動車:オートバイ比率が上がるのでETCが無いとドンドン一般ゲートが不利になります。ミーティングの時PSガレージで面白い物を見つけました。オートバイでのゲート通過時間を出来るだけ短くするための武器で、CYBER ARMと言う物です。以前松原さんがガレージにバイクで来た時に腕に子供がおもちゃの武器を付けて、仮面ライダーごっこしているんじゃないかと馬鹿にして余りよく見ていませんでした。ミーティングが終わって浜本さんのHUMMERの修理が終わるまで、時間があったので今まで全くお土産を買って帰らないので、たまには女房と子供にダルトンのトートバックをチョイスした後に外に何か無いかとウロウロしてこの Te'BURADA CYBER ARMを見つけました。以前松原さんが見せてくれた物から進化して初期型で問題になった不具合部分が改良されたタイプでした。(間抜けな2人組みの写真で腕に付けているのが商品です)これを腕に付けて、現金、ハイカ(現在1万円のものしかありません)、クレジットカードやETCカードを入れておいて、料金所に着いたらおっさん(オバンも最近います)の目の前に突き出してからワンショット、スイッチを入れると電動で蓋が開き自動で止まります。その後突然の意外な行動に驚いているおっさんに「早よう取れ!」と命令し、おっさんにが処理した後、おつり等をまた Te'BURADA CYBER ARM中に入れてもらいまた同じスイッチをワンショット押すと自動で蓋が締まります。まるでトイレに行ってチャックを電動で下ろして、誰かに引っ張り出してもらい、支えてもらい用を達した後に、押し込んで貰い、チャックを電動で上げる様で、その傲慢な感じが面白くて当方はバイクで高速に乗らないので、本来の目的には使わないと思ったのですけど、何かに使えそうと思いついつい買ってしまいました。価格は良く覚えていませんけど確かに3000円だったと思います。浜本さんと一緒にこれにタバコを入れにしたまま帰りましたけど普段はやっぱりじゃま臭かったです。ミーティングの後、HUMMERに入れっぱなしでしたが、本日持って帰ったので明日会社にしていきます。本当は開閉のメカとワンショットで自動開閉停止する構造に興味があったので参考資料として購入しました。


H2のホィール:
牧野さんから、「H2のホィールって8穴ですか?」時々脈りゃくの無い事を聞くので面倒だから「しらん」と冷たい返事をしましたが、寂しそうな顔をするので思い直して「何で?」と聞くと「リンチにH2のホィールを履いたH1があるんですよ」「えっーーー!?」早々HPをチェックすると間違いなくH2のホィールを付けているH1がいました!その後色々見ると8穴で、オフセットもそれ程マイナスじゃないので、もしかするとH1に付きそうです。これって、結構朗報かもしれません。先ず、H2のホィールは「17インチ!」国内のH2オーナはノーマルホィールをホイホイ捨ててる。これをネットで安く買って、それに国内で買えるグッドリッチにすればMTを入れ替えるより安価な事は間違いなし。例えばhttp://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c57575974で売られています。H2オーナに純正のホィールは需要が無いでしょう。またH2以外の8穴を使っている車体は殆どマイナスオフセットなので、履く事ができません。ドンドン価格は下がって来る事間違いないでしょう。H2用のリプレースホィールを売っている所にお願いしておくのも安価購入の手段ですね。鋳物ですし純正であれば強度も十分と考える事ができます。CTIS装着の心配もありません。写真で見る限りH2のホィールはアンテラのホィールの様にエアの入り口はリム部分じゃなくて、スポークの一本が中空になっててセンターキャップを外すとエアバルブがある筈です。という事は、クリップボルトをも隠してしまうでかいセンターキャップなのでこの中にCTISのバルブ、ホースを入れる事が出来そうです。バルブの穴も加工しやすそうですからどうにかなるでしょう。(多分)「H2のホイルじゃあなー」などというH1な人は、少しモディファイすれば良いと思います。元々H2のホィールはフエイクでCTISカバー風な形状していますので、この部分にCTISの文字を作って張り込んだり、好きな色を塗ったりして雰囲気を変えれは良いと思います。まあ一度松原さんのH2に履いてたホィールを借りてホィールの強度の刻印を当方のH1純正アルミと比較したり、リム巾が0.25インチ広いのでタイヤの飛び出し量の測定をしてみます。リムの形状も調べてワンピース用の2ピースランフラットが取り付け可能かも調べます。先週MTRを12本国内で買いましたけど資金繰りが厳しいので色々声を掛けてどうにか全て売れ先が決まりましたが、もしH2ホイールが使えるならもっと持ってても良いかもと自分に都合の良い事を考えています。http://www.lynchhummer.com/invpages2/p393.html H2のフロントのアクスルキャパは4000lb.リアは5000lbです。H1はそれぞれ4100lb.6800lb.です。車体重量はH2が7600lb.H1が8600lb.(H1は04年モデルWAGON)です。H2の許容総荷重が8600lb.なので単純にはギリギリということになります。このままホィールの耐荷重との相関がある訳ではないのでやはり実物を調べないときちんとしたことは解りません。

2004.10.11.-2    石飛 毅氏

話題1 友野サンと上口さんの40インチのMTRに履いているホィールはGTホィールです。先般このGTホィールの社長からメールが来ました。内容はHUMMER専用のホィールを作っているからHPにリンクしてくれと言うものでした。(多分?)www.hummerproducts.com その後この社長さんの日本人の御友人から翻訳したメールが届きました(内容は合ってました)。それにはもう少し詳しくここの社長の事が書かれていてビックリしました。この社長はThomas(Tom )Cepekサンと言って、アメリカの4WDパーツ業界で一世風靡したDick Cepekの社長でした。数年前にDick Cepekは突然廃業してしまい、その時は驚きました。当方もカーソンにあったこの会社に行った事があって、その商品量の多さには度肝を抜かれました。この辺に詳しいCCVの石川編集長にお聞きした所、Tomさんは日本にも来たことがあるそうです。しかし創業者のDick Cepek氏が亡くなって自家用飛行機を持っていた位の会社が数年後に廃業した理由は知らないそうです。GT社はH1用に16.5 17 18インチのホィールを作っています。HUMMER専用ですからニッチなマーケットだと思います。返事にはメガクルーザー用のスタッドレスが履けるように17.5インチのホィールのほうが需要が多いとメールしておきました。(もちろんお友達の方に)大井先生リンクをお願いします。

話題2 ついにガレージにADSLが導入されました(滝涙)今まで友野サンのH”を渇上げして(料金はもちろん友野サンの支払いです)細々と約1年半ガレージのIT化を行っていました。もちろんH"が無ければ大変でした。ネットがつながると調査や資料探しをネットに頼るようになってドンドン使う機会が増えてきてしまい、とても32Kでは遅すぎてイライラしてやる気がうせてしまうようになってきました。そこで、ダイエットも無事終わったので、スポーツ ジムを脱会して、その分をプロバイダー費用に使うことにしてブロードバンドを導入しました。ガレージには電話回線が無いので専用線を引きましたが、申し込み後専用線でもIP電話が接続できることになったので、近い内にIP電話の利用も出来ます。そしてIT化の波は一挙に押し寄せてきて、新品の両面印刷可能なカラープリンターも導入できました。これが優れもので結構速度が速くて、写真と回路図を早速印刷しましたけど、写真は普通紙なのに我家のカラリオよりぜーんぜん綺麗です。こうなると凝り性の本性が出て勢いは止まらず、コジマ電気でスイッチングハブとケーブルを買い込んで、ついでに動きの悪いマウスも買い換えました。現在は有線ですが複数のPCでも接続ができます。どうせ使い放題の定額ですからノートPCを持って来れば誰でもガレージでメールを受けることを可能にしたかったのです。嬉しくて大井先生にADSL開通の報告をした時に、クラブの貯金で無線LANのハブを「買え」と言って下さったので、ガレージの何処でも使えるとメリットが大きいので無線LANの設備もします。最近の無線LAN内臓のPCが多いのでこの機会にまだモバイルをしていない方は始めてください。さらに現在ブラウン管式のモニターも近いうちにLCDになる予定です。これで、サービスマニュアルを見たり必要に応じてプリントしたり、作図、個人別HUMMERカルテを作成する事ができます。もう一つ更にYahoo!IDを持っている方にはライブカメラでガレージの状態を見ることも出来ます。今日、友野サンと先生でテストした時は画像の動きが悪かったのですけど、設定をしなおしたら動きが自然になりました。相互に声も伝わります。IT化が3歩進んだ自慢話ですが影で色々協力して下さった方々に少しでも当方の感謝の気持ちが届けばと思います。

2004.10.11.    石飛 毅氏

ミーティングの2日目は・・・朝から雨。
当方が起きるともう鶏より早く起きる友野さん初め数人が起きていました。当方仮眠のつもりでしたが、起きたら「朝」でした。未だ寝ている人が居るので、前夜にに残した飲み物を飲みながら、前夜に不完全燃焼していたので朝から興奮しながらHUMMERの話し。おなじ話しを繰り返しているような気もするけど、まぁ良いでしょう。
朝ご飯は何時ものようにPSガレージで取っています。今回もホットドック、サラダに飲み物全てお代わり自由!と言うスペシャルメニューを格安で提供していただきました。雨でしたが、当方は出来るだけ屋外に居いて、日曜日のみ参加の方をお向かえするために出来るだけ外に居るようにしました。アルバイト2人組みは今回、日曜日のみの参加で2万円のアストロで登場。ランドマップもジムニーで登場。スカイオートもお客さんを誘って下さって4台で登場。4X4マガジン社の方々もおみえになりました。
ランドマップは到着早速に買ったばかりのパワステ洗浄機で洗浄しませんか?と営業開始。当方も桜としてお付き合いしました。効果は感覚的なものですから良いと言えば良いし、変わらないと言えば変わらないので何とも言えませんけど、ポンプの音は確かに静かになった様な気がします。まあ、10年目に入った訳ですから、壊れてからじゃ遅いので、やらないよりはやった方が良いでしょう。スカイオートの村上さんは、自分のHUMMERに沢山レスキューを想定して沢山のパーツを積んで参加していました。同行するショップの対応としては中々立派な姿勢です。スカイオートのお客さんはどの方も初対面でしたが、メールを頂いていたり、車体を見たことがある方達なので、車体とオーナーの整合は理解できています。折角参加して頂いたのに生憎の雨のために、詳しく車を見てお話が出来なかったことが残念です。
4X4マガジン社の方々はミーティングがターゲットではなくて、近所に慰安旅行?をしててその帰りに白石さんが連れて来て頂きました。その中に、8年前に当方が取材された時の担当記者の方も要らして、あまり邪魔してはいけないと思って立ち話程度しかしていませんけど、これだけのHUMMERが集まる事は当時は全く考えられなかったと言われていました。さすがに4X4マガジンの慰安旅行だけあって、乗ってきた車にはアーバンウニモグ、ピンツガウワー710が入っています。ウニモグの印象派は、とにかく「デッケー!!」ということだけです。下田ケンちゃんは雨と言うのにビキニトップだけのHUMVEEでやってきました。雨合羽を着てはいたものの、体の芯まで冷え切って居たようです。
最近の話題はタイヤです。一番の焦点は価格ですね。やっぱりタイヤの場合はアメリカからの送料が高いし、GOOD YEARは米国内でも品不足で中々手に入りません。そうなると資本主義の典型であるアメリカは、平気でプレミアム価格で何処も販売します。驚いたのは、野茂が最初にドジャースで活躍していたときに15ドルの入場券が闇ではないプレーガイドで150ドルで前売りされていました。新車も人気があって生産の間に合わない時は正規ディーラーでもプレミアム価格で販売します。H2が出たときは随分沢山の上乗せをしないと買えませんでした。ですから、実際にタイヤを買うときは思うようにならないというのが現実です。
その中、今回スカイオートのお客さんに珍しいタイヤを履いている方がいました。これは、MTRパターンのUnicure Adventurer Remolded MTsです。要するに再生タイヤですが、当方が今までに見た再生タイヤの中では一番きれいに出来ています。車体重量があって走行距離が長いアメリカでは強度の高いタイヤは元が丈夫なので再生タイヤは沢山流通しています。中には数回張り替えている台(ベースになるタイヤ部分)も当たり前のようにあります。広告で、当社のタイヤは全て1回しか「張り替えていません」と言う物もある位です。今までHUMMER用として作られた再生タイヤを見た事がありますけど、どれもひどいものでばかりでした。何処が酷いかと言うとトレッドがずれていたり、サイドの合わせ目がハッキリ判るし、サイドに「良いの?」と思うほどの傷がある物です。従って今までの長い間、再生タイヤに対してあまりよいイメージは持っていませんでした。
ところが今回見たUnicure Adventurer Remolded MTsは本当によく出来ていて、何も知らないでトレッドの減りが無ければ間違いなく新品と誤解してしまいます。絶対に性能そのものは新品には劣りますけど、短期間で長距離を走行してしまうアメリカですとUVによる劣化も少ないので台には問題が少ない気がします。逆にトレッドの形状としてはMTより良いです。このタイヤその物に付いてはこれ以上のことは判らないので良い悪いの判断は全く出来ません。そう言えばYahooのオークションに出ていたHUMMERにもこのタイヤが付いていましたので流通量は多いようです。
ミーティングですか天候が悪いので、早々引き上げようと思ったのですけど、浜本さんのスピードケーブルが切れてしまい、これの交換作業に付き合っていたためPSガレージを出た時にはライトが必要な時間になってしまいました。
次回のミーティングはもう10回目です。日程は決定次第連絡しますが、浅井サン、工藤さんの2名はもう準備をしています。中々都合が付かない方も多いのですが、次回はぜひ参加してください。PSガレージの駐車場が間に合わなくなるぐらいHUMMERで埋め尽くす事が出来たらと思っています。

2004.10.6.    石飛 毅氏

ミーティング出発時間予定時間を少し過ぎましたが、ミドリさんも無事完成して直ぐに出発しようと思いましたが、当方と工藤さんのHUMMERをキチンと始業点検を済ませてから、3台で那須に向かいました。
コースは少し遅れ気味だったし当方が寝不足なので、ゴージャスに関越、外環、そして東北道に行くコースを使いました。走り始めてから直ぐに関越道、三好インター付近で上り車線場に2tクラスのトラックが燃えているのを目撃しました。まだHUMMERが燃えた事はないのですが、軽油車でも景気良くぼんぼん燃えてしまうんですね。お気の毒です。後で工藤さんに車種を聞いたら燃えるのが流行っているメーカーのトラックでした。3台は若干の渋滞に遇いましたが、予定の10時ジャストに佐野インターに到着しました。何時もと違うのはパーキングに友野さんが居ません。友野サンは今までの実績で絶対に時間に遅れる事は無いので、何かあったのかと心配したところ、単純に間違えて通り過ぎてしまったようです。もう10時を過ぎているので、我々3台に広田、上口、牧野さんを加えて計6台で出発しました。
ちなみに上口さんは何時も家族で来ているのですけど、今回は下の息子さんだけが参加です。室内の仕切りを外して中々居心地が良さそうにしています。東北道は何時もより車が多くてさほどペースは上がりません。少しは景気が好くなったんでしょうか? 途中、松原さんが給油のついでに、当方もミラーの固定ビスが緩んでお辞儀をしてしまったので一旦パーキングに入って修復してから本線に戻りました。この時松原さんがエンジンチェックランプが点灯したと言われましたが特に悪そうな症状が無いので、そのまま走行を続行しました。車が多いのでさほどペースを上げないで走っていると、見慣れた緑さん(ミドリさんとは別)がゆっくりとしたペースで走っています。渡辺さんです。以前は当方以上にかっ飛んでいた渡辺さんがとろとろと走行車線を走っていました。息子さんが生まれて、生まれ変わったらしいです。追い越し際にニヤニヤしている渡辺さんと後ろの「タイチロー」を気にしながら乗っている奥さんの様子を見ると、「家族」の見本のようで、ほほえましい光景でした。那須インターの出口では今まで余り混んでいた記憶が無いのですけど、今回は少してたので久々にETCのメリットがありました。
PSガレージに到着すると、日よけテントが張られて準備が整っていました。暫くすると給油で遅れた松原さんが到着して、リアのハブにオイルが溜まっていると言われましたが、兎に角当方は、とてつもない睡魔に襲われていましたので、「じゃあシールだな後で見る」とめんどくさそうにろくに見もしないでHUMMERの中で仮眠させて貰いました。土曜日は天候に恵まれてHUMMERの中は暑くてとても寝ていられなくて、目が覚めてしまい、外に出ると、参加者はのんびりと歓談しててその様子はまるで集団ヒナタボッコと言う感じです。当方もその中に加わり何時もの様にうだうだしていると、一台、また一台とHUMMERが集まってきます。いつも何をすると言う訳ではありませんが、なぜかHUMMERに囲まれていると楽しいのです。
今回は工藤さんがタオルを作って来たのでこれを販売しました。多い人は10本も買ったので初日には半分以上さばけました。使うのがもったいないと言う方もいましたけど、なんとなく気持ちは分かります。昼ご飯は各自自分の食べたい時にPSガレージで取っていますが、当方は3時ごろに食事を取り少しやる気が出てミドリさんのオイル漏れの診断をする事にしました。とりあえず申告のあった右のリアタイヤを外してハブを見ると全体がオイルで濡れています。ハブからのオイル漏れは圧力が無いので飛び散る事は殆どありません。ホイールの内側にほんのりオイルが付いている程度です。それに、ハブのオイルはつい最近交換しているので急にこれだけの量が漏れるのはおかしいと思い、燃料かと思って寝板を使って下回りを見ると右側のフレームがフロントの方から後ろまで万遍なく濡れていました。この時は先般燃料漏れした友野号とダブりましたが、今回はオイルが赤いのでATFであることはタオルでぬぐうと直ぐ判りました。
パワステか?ATか?この次点では判りません。ヨーク考えるとパワステならば左なので左側のフレームはドライなので、残るはATクラーの入り口しかありません。後付けのクラーのジョイントを見るとこの部分は乾いていました。ちょうどヘリコプターフックあたりから漏れが始まっていましたので、間違いなくメインのクーラージョイントからと言う事が推測できました。この部分はバッテリーケースがあって手が届かないので、狭いところに手を入れて締めこんでも、不十分な締め付けしか出来ないので、面倒でもバッテリーケースを外す事にしました。バッテリーケースを外すと、配管が外れているのではなくて、金属パイプとゴムホースのツナギ目からの漏れです。本来この部分は金属パイプの先端を膨らませて抜け止めになっていますが、インタークーラーの取り付けによって膨らんだ部分をカットしてゴムホースに繋いでいます。マニュアルにはこのふくらみを「作れ」と指示されています。当初これを作ろうと思って、スナップオンに聞いた所、目玉が飛び出るような値段で、それは無理と思い平野さんに聞いた所アルミの場合は簡単だけど、結局旋盤に銜えて絞り加工しないと駄目だと聞きました。それは不可能なので、結局多目に押し込んでホースバンドで止めましたけど、ATの圧が上がりゴムホースが膨らんだり縮んだりして緩みが出て漏れた模様でした。ここでは増し締めをすることしか出来ないので、増し締めをして、取り合えずの処置としました。
恒久対策としては金属パイプにスエジロック、それにたけのこジョイントを接続してゴムホースをつないで、ホースバンドで締めこむ事にします。スエジロックは高価ですけど、工具よりは全然安いので今後も、工具は買わないでこの方法で行きます。作業が終わると既に晩御飯の準備が終わっていました。晩御飯は前回から、外でサンマを頂いております。前回は焼き方が下手くそで、黒焦げの炭のようになったサンマを食べましたので、今回はまともな物が食えるかと思っていたら、全く学習効果が無くて今回も同じ轍を踏んでしまい黒焦げサンマでした。しかし今回は松原さんのお母さんが、漁港から値打ち物を買ってきて下さったため、このサンマは「刺し身用」でした。刺し身用をワザワザ焼くのは可笑しいので当方が我がままを言って「刺し身が欲しいと」騒いだ所、PSガレージのスタッフが そーっと刺身を出してくれました。勿論当方だけではなく皆の「刺し身」は人気で、ガレージのスタッフの手を煩わせないために、包丁とまな板を借りて牧野さんがサンマを下ろしてくれました。牧野さん中々上手くてこの点は尊敬します。当方はカメラと料理が苦手で、これの出来る人はマジに尊敬します。サンマの他には沢山クリの入った「栗ご飯」が出ました。あんまり食べるチャンスが無いので「栗ご飯」は感激でした。
夕食後、家族同伴の方は、それぞれの宿に向かい、我々独り者組は前回と同じ貸し別荘に泊りました。この別荘をリピートした理由は、大きな温泉が付いている事です。我々は夜更かしはするし、声はでかいので、旅館では出入り禁止になるので毎回貸し別荘を利用しています。しかし殆どの貸し別荘は風呂が狭くてお湯の量が少なくてシャワーの出が悪いのが定番なので、ついつい交代で風呂に入るのが面倒なので、中には入らない人もいます。修学旅行の様に皆一緒に入るのも中々楽しいです。出入り禁止になるまでは此処が定番になりそうです。部屋も20人は泊れそうな所なので、次回参加して夜更かしをしたい方はご遠慮なく申し出てください。今回上口さんが息子さんと2人なので同宿で「貸し別荘」を堪能してもらおうと思ったのですけど、当方が寝不足で10時には寝てしまったので申し訳ない事をしてしまいました。本当に残念です。2日目はまた次回に続きます。

2004.10.4.    石飛 毅氏

ミーティングからガレージに一旦寄ってから、たった今家に帰ってきました。
早々HPをチェックすると早速写真がUPされているのには驚きです。今回参加して下さった沢山のメンバーの方には申し訳ございませんけど、2日目は生憎な天候のために忘れないうちに撮って置こうと言う事で、貸し別荘宿泊組みのみの撮影となってしまいました。ご存知の様に、今回も前々回の秋と同じくミーティング参加直前で色々とありまして、前日が、徹夜になってしまいました。どうも秋は前日の徹夜は恒例の様です。それでも大きな事故もなく参加できて一安心です。
ミーティングについては、後日、報告しますので直前までの報告をします。ミドリさんはご存知の様に配線がメチャクチャで、それの整理をするために木曜日からガレージに入りました。また、金曜日は勤務先の狭山工場で棚卸しの応援があったので、そのまま木曜日にガレージ泊り、そして少し早めに退社してそのままガレージで作業をしました。作業そのものは順調で、金曜日のうちに十分間に合う工程でした。作業そのものには特別な物も無くて、時間の経過と上がりはシンクロして進んでいました。晩御飯は優しい工藤さんが明日のためにと豪華版の美味しい「ちらし寿司」を買ってきてくれて、仕事が忙しい中、松原さんも登録積みの「ETC」ユニットを持ってきました。とりあえず作業は順調で終わりが見えた頃に、笠原さんと入れ替えに明日のために2人は帰りました。当方もこの時間であれば「入間の湯」には間に合わないけど「極楽の湯」には間に合うと思いここには試乗がてらにミドリさんで行こうと思っていました。笠原さんが来た後、センターコンソールを取り付けたのですが、内側に意味の少ない防音材が張ってあってそれが邪魔で多少イライラしましたけど、長い時間の最終段階なので目は釣りあがりませんでした。
最後にステレオ、カーナビ、ETC、そして沢山付けたライトの接続動作確認して、ヘッドライトの光軸確認とブレーキの当たりをを兼ねて試乗しました。エンジンを始動して一旦ガレージから出して暖気を行い、その間に溜まった床を笠原さんと一緒に掃除をしました。笠原さんに留守番をお願いして、ガレージを出て先ずはブレーキの当たりを付けるためにスピードを出さずに軽くペダルに足を乗せて引きずりながら少し走り、次に少しスピードを上げてから強めにブレーキを踏みました。新品のエンジン、インタークーラー、ハイフローマフラー、コンピュターROMを書き換えたミドリさんは、少しアクセルを踏んだだけで豹のようにフロントを上げて加速します。当方のHUMMERより大きいタイヤですが明らかにパワフルです。一回目のハードブレーキはマアマア、そして2回目はグンと止まりました。これであれば大丈夫である事を確信して、今度は速度をもっと上げて見た所、気持ちよ〜く吹け上がります・・・だだし、これが最後でした。もう一度と思いアクセルを踏んんでも当方のHUMMERより遅い・・・。そのまま強く踏むと大昔のGASターボの様に段付き加速をします。そしてアクセルを離すと大きな「バァ〜ン」と言う音が発生。そして、その音が段々大きくなって最終的には小さいですけど、金属音がし始めました。
慌ててガレージに戻り、ボンネットを開けて点検しましたが、外観、補器類、ウエストゲートバルブのバキュームホースに異常無し。再度一回りしても変化無し。ブースト計を見ると低回転時の過給圧が無くて高回転では過給しています。トラブルはターボユニット類の異常と断定してガレージに帰還。この後の対策を検討し、ミーティングに「絶対参加」は譲れないので、笠原さんにお手伝いを依頼したところ、快諾してくれましたのでガレージの中に入れないで屋外で作業を開始しました。
先ず、せっかく付けたセンターコンソールを取り外し、もう二度と見ないと思った赤くペイントされたカバーとご対面。「う〜ん・・・綺麗!」と暫く眺めた後に。原因がタービンか?ウエストゲートか確認を行いました。ウエストゲートはエンジンを掛ける前はてで軽く動きエンジンを掛けるとロッドが引っ張られて自由に動かなくなります。エンジンの負荷が大きくなり回転が上って過給圧が規定値より上がるとウエストゲートが開きタービンの回転を落とします。停止状態では負荷が小過ぎてウエストゲートを開く事は出来無いのでエンジンが掛かった次点でウエストゲートバルブが動作する事だけを確認しました。その結果は動作に異常は無くキチンと動作をしていました。と、言う事は原因は厄介なタービンに問題がある事がほぼ確定しました。でも一応聴診器を当てて音を聞くと予想どうりゴロゴロ音がして、なおかつエンジンを停止するとタービンのインペラーの回転が落ちてきて止まる音も聞こえます。通常であればインペラーはかなりの時間慣性で回っているので段々回転が落ちて来るし、本来は止まる事を音で判る事はありえません。
従って原因は絶対にタービンと言う事になりました。今回のタービンは松原さんのREDから外した物をハイフローに改造した物ですからコアには問題は無いはずです。しかし、以前LAのハンティントンビーチHUMMERで日本人の自称「ライフスタイルコーディネーター」がタービンが良く壊れると言ってた事が頭をよぎりました。でも、今までタービンが壊れた事例は無いので、奴は「インチキ野郎」と決めていましたが、今回はハイフローにしているので回転が上がり、コアがノーマルには耐えてもハイフローの回転には追いついていけなかったのかも?としか当方の猿程度の知識では判断できません。物には当たりはずれがるし、それにこだわっていたらチューンなんてやらない方が良いと勝手に解釈して、兎に角お亡くなりになったタービンをポイして、新品のタービンと素直に交換する事が一番と気持ちを入れ変えて作業を開始しました。
作業自体は、手馴れた事なので時間的な問題だけでしたす。ただ、今回はエンジンハッチを閉めた状態で試乗して確認を取った事です。異常の無いことを確認して1人で作業できる所を残した所で、笠原さんには休憩してもらい、結局工藤さんが来るまで作業をしていました。工藤さんは空気を読んで「寝て居ないんですか?」とだけ言って、いなくなり、暫くすると「眠眠」と「ユンケル」を買ってきてくれました。そのうち松原さんが来て、恐縮してお礼を頂き、無事参加をしました。

 2004年9月