2004年8月  HUMMER ESSAY 2004年9月      

2004.9.28.    石飛 毅氏

先週テレビを見ていたら「ニフティー」のCMで一瞬HUMMERのフロントが映っていました。
本当に一瞬で見慣れている人しか判らない位です。最初見たときはボーっとしていたので、「あれ?」と言う感じでしたが、2回目の時はじっくり見ていましたので間違いなくHUMMERであることを確認しました。車体は白で運転席側のフロントが映ります。昨日竹ちゃんもこの話をしていましたので判る人には判るんですね。5年以上前にエイベックストラックスのCMでプロモーション風のCMで車を運転しながら歌っている男性歌手の背景にスピーカーが映っているのを確認して、その後フロントガラスのセンターピラーがチラッと映って運転している車はHUMMERだと確信しました。家族に報告しても冷たい返事しかかえって来ませんでした。我々以外にはこんな事は何でもない事なんでしょうね。
本日も1件来ましたけど、H2のオーナーからメールが来ました。クラブが出来たころの問い合わせ件数には比較にならないほどのペースです。H1だけで手一杯なので現在入会はお断りしております。H2の販売台数のペースはH1に比較にならない訳ですから、そのうち沢山の整備が出来る工場も増えそうですから、H1の様に互助会は不用ではないかとも思われます。H2の話でもう一つ、週間女性○○○(伏字にしたのは企画をばらすことになるので伏字にします)のライターから丁寧だけど図々しいメールが来て、セレブの車HUMMER・・・と当方に向かってムカムカすることを書いて来ました。一緒にアンケートのような物が書いてありましたけど、それを答えたらそのライターの仕事はインターネットで探してメールして相手に作文させて自分が儲けるという安直さが直ぐに判ってしまうと、怒りが加速して、丁寧に言葉を選んでH1とH2の違いを判りやすく書いて、さらに「あなたの言っているHUMMERはH2でしょ?オイラのはH1と言って何時も爪の中を黒くしていないとまともに乗れないのでセレブじゃ無くてセルフな奴です」(少し誇張)。「よーく調べてH1でOKだったら全面的に協力します」と書いてメールしました。それからもう1週間以上経っていますけども「違いました」というメールすら来ません。有名週刊誌で、良く色々な芸能人を「苛めているけど」自分達の方がよっぽど非常識極まりないと思います。もし紙面にHUMMERはH1とH2があって・・・とあったら原稿料頂きます。パーマ屋とか歯医者の待合室でよく見かけるので要チェックです。ちなみに車のスーパーセブン。RXセブンは好きでウルトラマンもセブンが好きです。
セレブとセルフで思いついたのですけど、燃料代が上がっています。少しでも安い所でと我々はセルフを利用しますけど、あれってうちの義弟みたいに車椅子の方たちにはきついですよね。これの対応ってどうなっているんでしょう?逆に自分で入れたくない人はまだまだ沢山居るみたいです。コワオモテの人がセルフで入れろと騒ぐこともあるらしいです。この人アメリカ旅行に行ったらどうするんでしょうね。
友野サンからの情報です。
2005年10月に発売予定の H1 Alpha の詳細がLynch HUMMERのHPに少し出ています。主にエンジン、ドライブトレーンなどのスペックです。Lynch HUMMER
これによるとエンジンは噂どうり6.6L Duramax Turbo Diesel Engine. 馬力は205から300馬力で5速ATと合わせて停止状態から60マイルまでの加速は18%アップの13.5秒です。5速ATのメリットはクロウリングギアーが22%下がって、許容回転が下がった分オーバードライブは0.75から0.71になりました。動力性能だけでなくブレーキもローター径が10.7から12インチとなり、ハブリダクション内のギアも平歯車からヘリカルギア、ハーフシャフトも強化型になったので、トータルでレベルアップする真面目な改良だと思います。残念なのは重量増、価格増ですね。H2の現地価格は60000ドルですからALPHAは2倍を軽く超えてしまいます。殆ど装備されているのですがアルミホィールMTR色々入れたディラーのプライスカードは14万ドルを超えてしまうことになります。業者が販売する時は恐らく2000万円超えて乗り出し2300万円なんて位になるんでしょうねきっと。こんなもん一体誰が買うんでしょうね?お金を持ってても誰もカワネーダローナ。先生も奥さんに今度こそ殺されますね。もちろん当方も間違いなくこんなの買ったら秒殺されます。宝くじが当たったり、会社を首になって退職金(首の場合は会社都合なので支給率が高い)が入ったら買いますけどね。決して遺産では買いません(親が見ている事があるので親用)。
 

2004.9.27.    石飛 毅氏

ミドリさん、外装関係は概ね完成したのですけど、室内が未だ終わっていません。
今週末がミーティングなのに大変です。ライト類は配線に気を使っていますので、時間が掛かってしまうのは仕方が無いのですけど、以前に取り付けている物がキットの配線が余っていたり、渡り線が多いし、短くてパンパンに張っている所もあります。運転席のアンダートレーを外して愕然としました。HUMMERに慣れていないショップで電装品を装着すると何処のショップもこの中に押し込む様で配線の山になっています。今回もその例に漏れず、配線が至る所でクロスして内装に押し込んであったり、元々の配線より細い線で注記してあったりで兎に角先ずこの配線を整理しました。こうしないとナイトビジョンの配線は途中でカットできない上に配線が硬くて外に収納する事が出来ないからです。
電源、アクセサリー、アースは適当な所からどれも取っているので、一つ物を外すには配線を追い回すのに必死です。何か電装品を装着する時はぜひセンタートンネルを外して装着する事をお勧めします。またランプ、電動フアン等はリレーをボンネット内に収めてアースと電源はエンジンルーム内の端子から取る事をお勧めします。室内への取り込みはスイッチのみとした方が良いでしょう。兎に角残り作業は金曜日の夜ということになります。多分徹夜!最近、綺麗なミドリさんに見慣れているのですが、サイドマーカーを取り外すと未だ錆び履歴が残っています。完全に内部に水が溜まっていた事がレンズについている跡で判ります。
最近作業灯に新しい物を導入しました。通常の直管式蛍光灯はフックがどれも不安定でちょいと触ると直ぐに落下して破損してしまうため、今までに何本も廃棄しています。今回仕入れたのは据え置き型でこの手の物の多くはハロゲンタイプが多いのですけど、これは蛍光灯です。ハロゲン式は熱を持つので室内では使えないこと、玉切れのときに入手性が低いし、あっても高価なのでホームセンターでは器具ごと買ったほうが割安な事もあります。今回の照明は3000円ですから、低価格で球もパルックですから何処でも買うことがでできます。通常の直管式の場合は安物は配線が弱かったり、安定器やインバーターがヤワで直ぐ壊れます。まともに使える奴は10000円ぐらいするのが当たり前なので、今回の物はお得なのでもう一つ買う事にします。

2004.9.26.    石飛 毅氏

毎日雨が続いています。屋内ですけどやはり天気はいいほうが気分も晴れます。
本日はミドリさんに集中しました。もう片方のヘッドライトの取付けをしました。ライトユニットの加工をして、塗装をして、乾燥待ちの間にズーッと竹下君から言われてたトランスファーのオイル漏れを点検しました。停止中の漏れなのと竹ちゃんの話ではフィラープラグからの漏れだと聞いていましたので、プラグのパッキンは締めすぎによる変形でしばしば漏れるし、入庫した時にトランスファーガードはATFだらけでした。エンジン交換中も床を幾ら拭いても直ぐにATFだらけになっていたので、ランドマップに在庫有ったので、先般譲ってもらいました。
HUMMERの下にもぐりじっくりとトランスファーを見るとフィラープラグから漏れている跡が判りました。ドレンプラグには異常が無いのでこのまま使う事にしました。ドレンプラグを外さないで済む事は、交換したばかりのATFは無駄にならいので精神衛生上良い事です。漏れているフィラープラグを外すと多少オーバーチャージしている分が滴り落ちますので、この流れているATFを油分としてパッキンが当たる面にオイルストーンを軽く当てて面出を行いました。作業中、常にATFが滴っているので面の状態は判らないので、指で触ると下の方に少し傷があるようです。指先で感じる傷を全て取るには手作業では面は綺麗になるけど、全体のうねりがでてしまうので、新品に交換してもし漏れたら液体ガスケットを塗ってみようと思いました。
新しいフィラーキャップを適度な力で締めこみ、汚れの多いトランスファーをパーツクリーナー片手にゴシゴシ30分程拭いていると、嫌な物を見てしまいました。トランスファーのボトムにATFが今にもホタリと落ちそうに溜まっています。ヤッパリさっきの傷が駄目なんだと思い、ドレンプラグから少しATFを抜いて液面を下げてフィラープラグを外してウエスで擦ると、一番下側に傷では無くて「クラックでした」。先ほどはこの部分にATFが垂れていたので見えませんでした。外側の鋳物の角にも線が見えますけどこれもクラックかどうかは判断できません。カラーチェックをすれば判るのですが、とにかく割れている事にはこれを埋めなければなりません。この5mmのクラックの為にトランスファーを下ろす気にはなりませんし、このクラックまでのATFが漏れても機能的には問題が無いので、何かの方法で埋める方が費用的にも時間的にもお得です。
先ず取り出したのは、ロックタイトのエポキシパテ。粘土みたいな奴で固まるとタップも立てられる優れものです。早速コネコネしてクラックに押し込みますが、クラックの溝が狭すぎて入っていきません。次に取り出したのは嫌気性のハメアイ公差がラフな時に使用するロックタイト。これは入ったんだか入っていないんだか良く判りません。また嫌気性なので、表面の傷は埋まりません。念のためシリコンガスケットを塗りこんで、フィラープラグをねじ込みました。暫くトランスファーの掃除をしてチェックしても漏れてこないので、一応応急処置として置きます。もう少しいい方法があったら試してみます。
そう言えば以前、この部分がにクラックが入ったという話を聴いたことがあります。その時はフィラーキャップの締め込み量を聞かれて、その後ココのパッキンが欲しいといわれて、その後ケースが欲しいといわれケースを酒田の車屋さんから送って貰ったりして準備はしたけど交換は大変だという事で何か対策をしたらしく、その後大丈夫なようです。その事例とよく似ているのでこの部分はウィークポイントでしょう。これを避けるには、締め込み過ぎないことしかないと思います。新品のプラグには中強度のネジロック剤が塗ってあります。もしかして毎回交換?なんでしょうか。ただ中強度とはいえネジの径が大きく六角の頭が薄いので、入れにくいし対辺が30mm(ダサい工具だと29でもOK)なので大抵モンキーを使っちゃうのですけど、運の悪い事に、鋳物の出っ張りがモンキーを使うとココに引っ掛かって「あれ硬いなぁ?」なんて言いながら力を入れると、テコになってパキッと逝っちゃいます。当方は基本的にモンキーは便利ですけど、合う物が無い限りは出来るだけ使用しません。またモンキーの大きさに比べて極端に小さい幅や目一杯口を開く状態でも使用しません。また使っているうちに少しづづ開いてしまう事があって舐める可能性も高いので、精度の良いモンキーを使用した方が良いと思います。当方はスナップオンじゃなくてバーコのモンキーを使用してます。口のガタが少なくて使用中に動く事も少ないです。ダイヤルを回した感じも剛性が高くて気に入っています。写真には2本しか写っていませんけど本当は3本あるんですけど、一本は現在行方不明です。以前無いと思ったら、ボール盤のハンドルにつけたままという事がありました。もしかすると今回もそうかもしれませんので明日ボール盤を確認します。
ライトバーですが、ラッキーな事に夕方から笠原さんが時間があるというので、一昨日の続きをお願いしました。後は配線を1本つなぐだけです。HIDの方はやはり運転席側の方が錆が酷かったです。ライト裏側の固定ビス全部ワイヤーブラシで擦らないと緩みませんでした。残り作業は電源とアース配線が2本です、また、お昼を越えて休み時間も越えてしまったので集中がきれて作業は終わりにしました。接続が終ってパッキングする前にテスト点灯をして良好であれば、配線を綺麗にトリミングします。ほかの部分で、部品がもう間に合わないのでLEDランプはハウジングが割れている物を一旦取り付けます。後は内装と昨日来た部品の取り付け、給油口の交換です。明日上手く行けば、ETCの書き込みに行こうと思います。あれ?そいえばミドリサンの車検証と機械番号?の書類はあったかなぁ?


 

2004.9.25.    那須PSガレージより、ハマーオーナーズ・クラブの皆様へのお願い。

いつもご利用いただきありがとうございます。
当方の不手際ににより、通関手続きが遅れてしまいマグカップの在庫が品薄になっております。大変お手数なのですが、既にお持ちの皆様にご持参いただけるようお願い申し上げます。
是非よろしくお願いいたします。
助けてください。那須より悲鳴が届きますように。一つでも多くのリサイクルカップと出会えることをお待ちしております。

※ もちろんリサイクルカップご持参のお客様には初回よりオカワリ価格で(300円)対応させていただきます。
                        那須PSガレージ おくの

2004.9.25.    石飛 毅氏

本日、友野さんがミドリサンのパーツを持って来てくれました。
到着時刻は普通で、充分な睡眠時間が取れましたのでありがたいです。友野号はレトロフィットキットを取り付けた状態で、キーを切ってもファンが回りっぱなしだった(当方のも先日配線が燃えてしまい、それ以来同じ状態です)ので回路変更をしました。デフロスターのダクトも上手く固定できていなかったので、近所にある勤務先の協力会社に図面を書いてコンビニからFAXして固定金具を作成してもらいました。エアコンの効き目も今一なので、ガス圧を見たところかなり落ちています。コンプレッサーでの差圧は十分に取れているので、ジョイントのつなぎ目を目視で点検した所、エンジンルームが何時も綺麗なので、何処から漏れているのか予測が出来ません。ガスの中に蛍光体が入っているので、LEDタイプのUVランプとフイルターメガネを使って配管を探ると、目視では判らない漏れがハッキリ見ることが出来ます。漏れていた部分は高圧ホースでリアーエアコンへの分岐点のジョイントから漏れていました。
エンジンオイルが汚れているので交換すると言うのも来訪の用件でしたので、オイル交換には並、上、特上がある事を伝えると「トクジョウ」とゴモゴモ言ってるので、作業を始めました。エンジンを暖めて先ずドレンアウト。フィルターも緩めてオイルを抜きます。また、そのままフィルターを取り付けて数秒間エンジンを回し、ドレンアウトするとオイルポンプに溜まっていたオイルが出てきます。DIESELエンジンの場合ブローバイガスにカーボンが多いのでドレンアウトしたオイルの状態は当方には見慣れた物で、焦げ臭い匂いがしていない分まだ賞味期限が残っている位だと思っていましたが、友野さんにとってはショックだった見たいです。「特上はこのままもう一度オイルを入れて共洗いでフラッシングするから、次は綺麗なオイルが出てくるから心配ないよ」と告げてから新油を6L入れ、エンジンをアイドリングで放置しました。無駄なアイドリングにならないようにこの間クーラーガスを入れる事にしました。正味40分程アイドリングを行いドレンアウトすると、思いのほか汚いので友野さんの顔を見ると「これじゃ汚い」DIESELエンジンはある程度は仕方がないと説明はしたのですけど、「綺麗になるまで洗いたい」と言うむちゃくちゃな切望に負けたのと、一体何回フラッシングするとピンツガウワーの様に綺麗過ぎてにゲージが判別でき無くなるのか興味もあったので引き受けました。
HUMMERはオイルクーラーも大きいし、延々と横たわる配管はラジエーターまでの距離もあるし太く、ヘッドを開けた時に、傾いたヘッドの外側に結構な池が出来ていました。プッシュロッド先端のオイルアジャスターにも溜まり分があるので、確かにドレンアウトとフィルターの交換だけでは全量交換は不可能です。でも、エンジン内壁、オイルパンの内部を何度か見ましたけど、掃除は大変でした。当方の使用しているCF-41は洗浄剤も入っているので手で擦るよりオイルポンプでドンドン回した方が良さそうな気もします。とは言っても、大量のオイルを使うには気が引けるので、2回目はオイルフィルターを交換して、オイルも4Lで済ませました。この液面であればオイルポンプも届くし、無負荷なので冷却効果はさほど問題にならない。短時間なので酸化や粘度変化潤滑力の低下は無いと見込めるからです。油圧ゲージを見ても充分でした。今回は、工藤さんが夕飯を買ってきてくれたのでこの間を利用して20分ほどフラッシング。ココで若干の変化がありました。
ドレンアウトしたオイルは色は黒ですけど、前2回と比較して明らかに違うのは、同じ黒でも今回は光が透過していました。フィルターを外してのオイル抜きを行い、そのまま再装着して、数秒間のアイドリングを行いドレンアウトと再度フィルターを外してのオイル抜きを行い再々装着して、3回目のフラッシング用新油を4L注入しました。今度は10分ほどアイドリング。おまじない程度に時々軽く空ぶかしも加えておきました。ワクワクしてドレンアウトすると見事に透明、若干色は付いていましたがこれなら友野さんも満足するだろうと顔を見ると ニッコリ! 3回フラッシングするとDEISELでも、黒みは取れることが判りました。これでフラッシングは完了として、新しいフィルターと交換しレベルゲージで確認しながらオイルを入れたところ9L入りました。
作業開始時には馬鹿にしていましたけど、ココまで綺麗になったのを目の当たりにすると自分のもと思うのは人情で、当方も立ち会った工藤さんも近い将来同様の事をしそうです。よくカーショップで、エンジン内洗浄というのがありますけど、DIESELエンジンは燃焼温度が低いので、さほどヤニ状の饗雑物は無いし硬くなったカーボンも無いでしょう。それより低粘度の洗浄剤でエンジンを回す事や洗浄剤がエンジンオイルに混じる事が嫌です。今回も途中でもっと安いCFオイルに切り替えようかと一瞬思いましたけど上記の理由から、CF-4で共洗いとしました。当方のHUMMERもエンジンを新品にしたときに最初の1000キロぐらいまではガソリン車並にオイルが綺麗でした。セオリー道り一回目は1000kmで行いましたがドレンアウトしたオイルは勿体無いぐらい綺麗でした。その後はオイル交換のインターバルは3000キロまたは半年で、途中気が向いたときにレベルゲージを抜いて減っていたら継ぎ足しうをしています。
現在の交換方法は一応出来るだけ古いオイルを追い出したいので「上」です。これに効果があるかどうかは、技術的には無い方だと頭の中では判って居ます。おでん屋の出汁、焼き鳥屋のタレはズーット継ぎ足しで良いと思いますけど、DIESELはオイルにとっては過酷なので、たまにはオイル交換した後にレベル計が見難くして見たいと思う気持ちも判ります。ミーティングで友野さんのレベルゲージを見るのが楽しみしてください。
オークションでまたHUMMERのパーツを買ってしまいました。「タコメーター色々」はGAS用とDIESEL用がCTISの圧力計などがありましたが、全てが必要な方はあまり居ないと見えて、入札は当方だけでした。スイッチセットも普通の人は同じ物が2個あっても仕方が無いのであまり競争にならなくて上手く落札できました。ドアスイッチも無事落札できました。その代わりグリルガードのピンとか、CTISのバルブは競争が激しかったみたいです。フロントハブもとてもあの値段で買えるものではありませんので、当方みたいな者が持っているとメリットがあるのですけど、当方にも在庫が3個あるので現在は入札していません。
工藤さんがミーティング用に「タオル」を作りました。毎回ノベルティーを作ってくれるので楽しいです。頼んだタオルやが、小うるさくて、タオルの命は使い心地だとまっとうな事を言っててプリントが柔らかい物です。早速、本日スーパー銭湯で使いましたが、確かにプリントが柔らかくて新品なのに吸水性もあって中々使えるタオルです。こんな良いタオルなら御贈答にしても喜ばれるし、家族全員に買ってHUMMERのイメージアップ(友野さんの奥さんはもう1年近く乗ってくれないそうです)にも役立つと思います。ミーティングで販売しますけど例によって再生産はいたしません。ブッチャケ(これ使うとおじさんじゃ無いらしいのですが当方には無理があります)90%以上売れたら儲かりますのでその儲かった分はガレージの飲み物に消えるでしょう。万が一余っても御心配なく、勤務先に強制的に買う後輩が沢山います。

2004.9.24.    石飛 毅氏

金曜日を休暇にして、今日から4連休にしました。
ミーティングまでに、HID、フォグランプ、トランスファーのオイル漏れの修理。一応ココまでをミドリサンの第一章とします。笠原さんを予約していたので、ライトバーのフォグランプの取付けをお願いしました。今後の事もあるので、リレーをエンジンルームの適当な場所に付ける事は止めてリレーの取り付けベースを作成してもらいました。へラーのキットは配線からスイッチまでキットになっています。でも、HUMMERに取り付ける場合、配線は短いので全て作り直しです。早速、黒の配線が在庫切れだたのと、ついでの買い物(後記)があったので、買い出しに行きました。リレーはギボシ端子を差し込むタイプなので、信頼性に欠けるのですけど笠原さんが丁寧にヒシチューブを掛けて配線を作ってくれています。ライトまでの配線もライトバーの中に通してもらう様にお願いしたのですけど、先週末、御宝のステーを取り付けたときに、バーのパイプを半分ぐらい塞いでしまっているので、苦労していたみたいです。日付が変わってしまったので、繋ぎこみと、スイッチの取付けが残っています。
ミドリさんのヘッドライトは右側通行用のハロゲンシールドビームが付いたままです。これをレイブリック(スタンレー)製規格マルチリフレクター(ブルー)に交換する予定で、ランドマップに注文していましたけど、ブルーはズーッと在庫切れで根気よく待っていましたけど、いよいよミーティングに間に合いそうもないので、イエローハットに行ったら透明タイプの在庫があったので買ってしまいました。中身のHIDはもうずいぶん前に買った、これもレイブリックのH4でHi-Lo切り替え式を使います。通常のHIDであれば切り替えが無いので、オリジナルのヘッドライトの配線でリレーのコントロールをしてこの電源配線とアースを取れば終わりですが、切り替え式は配線が多くて面倒です。この配線も長さが汎用なので、余った配線があったり足らなかったりします。一旦仮配線をした所、余った配線がライトの周りにトグロを巻いています。配線だけなら良いのですけどバラスト以外に切り替えコントロールの箱、リレー、ラインヒューズ2個があって、それらを雨天時にタイヤの巻上げを浴びる所に取り付けたのでは、雑すぎるのでこれらの部品は、両ライトの脇にあるコネクターボックスの中に押し込むことにしました。
配線は、殆ど両端にコネクターが付いていますので単純に長い場合はカットして繋げばいいのですけど、先般購入したギボシは規格の抜け止めが付いているので、このキットのコネクターの一部は同じ物を使用していたので、長い配線はコネクターから端子を抜いて長さを決めて、新しい端子に圧着をしなおしててコネクターに差し込みました。これ以外のコネクターはピンを持っていないので、中間に配線を中継しかありません。また、ラインヒューズも、あちこちに散乱しては判りずらいので、まとめる事にしました。バラストンの固定は、ボンネットの袋状になっているところにM6のナッターを入れてしっかり固定しました。
当方のは面倒なので両面テープで固定してましたので、よく剥がれてタイヤの前にぶら下がってしました。レイブリックのマルチリフレクターライトはシールドビームより鏡面の深さがあるので、HUMMERのライトブラケットにはそのままでは入りません。以前はライト本体をサンダーで削りましたけど、最近は思いっきり枠をカットしてライトには何も加工しません。また、更に今回の切り替え付きはもっと奥行きが長くなるので、ライトのケースを延長しました。ハット状のライトケースの後方をカットして曲げやすい1mmのアルミ板を300mm×80mmにカットしてこれを筒状に丸めてお茶筒の蓋のようにして切り取った残りを被せます。この部分はあまり延長するとボンネットを締めた時に干渉するので4cm程の延長で中も外も干渉しないで取り付けることが出来ます。ライトの点灯試験が終わったら、隙間にシーリング材を打ちます。ミドリサンの錆は相変わらずで、ライトケースの中もサビサビです。ブラストを掛けて再塗装しましたけど、今日は助手席側だけだったので、驚くほどではありませんけど、今までミドリサンは運転席側の錆が多いので、明日ライトを開けるのが怖いです。


 

2004.9.20.    石飛 毅氏

関東地方は、浅間山が噴火して居るので風向きによって火山灰が降って来ます。
当方のHUMMERにも火山灰が積もっていたので、今年2回目の洗車をしました。それもガソリンスタンドで「泡洗車」と言う物をして貰いました。本当は自分の車ぐらい自分で洗うのが当たり前ですが、時間が取れないのと火山灰は硫黄分が入っているので、あまり塗装に良くないと思ったので給油のついでに行いました。料金は普通の車の1000円増しと言われましたが、凸凹の多いHUMMERの場合は1000円増しでは申し訳ない感じがしました。
Yahoo!のオークションに以前からこまめにHUMMERのパーツを出してくれている方が、また出品しています。今回は小物です。PCMはターボ用ですね、品番を良く確かめて購入しましょう。最も、最近はPCMが壊れた時は200ドルで下取りして、ROMチューンした物に交換する方が多いので余り需要が無いかもしれませんね。価格は良心的です。エアポンプも案外丈夫なので今までに交換したことはありません。これより要望のありそうなパーツには入札をしておきました。
ミドリさんのACの配線にやっとめどが付きました。今回の困った理由はコンプレッサークラッチと圧力センサー、PCMの配線のコネクターが異なっていただけではなくて、クラッチリレーのコントロールの方法が異なっていた事です。レトロフィットキットはクラッチコントロールリレーのコイルに常時12Vが掛かっていて、アースの断続でクラッチのコントロールを行います。ところがミドリさんは電源側のコントロールでクラッチリレーをコントロールしています。そのコントロールもPCMから行っているようで、PCMにはクラッチからACリクエスト信号をインプットして、リレーのコントロールをコントロールパネルのACリクエスト配線から本来PCMから来る配線をカットして、そこに接続して元々リレーに来ているイグニッション電源もカットしました。これで無事ACの動作は完璧に終了です。
このほかにも色々あったので、タケヒロ コンビに代わって本日は笠原さんの手をお借りしました。松原さんがココのところ気になっているナイトビジョンを早く取り付けるのは、電気工事士の免許を持っている笠原さんが強い見方です。ACのトラブル解消で気分が良かったので、先ずライトバーの取り付けを行いました。ライトバーのタイプは上にひさし状の台があるタイプで、下側はウインドウのヒンジ、上部は3連ランプのベースと友締めするタイプです。これのメリットは、仕上がり精度が低くて取り付けが楽です。これを取り付けて、次にナイトビジョンの取り付けに仕掛かったところで、ピンチ!ライトバーとナイトビジョンは同じヒンジを使って、なおかつヒンジのボルト穴をナイトビジョンカメラの上下方向の調整に使います。両方取り付けるにはアダプターか、溶接が必要です。
当方は仕事で溶接技術者受験の講習会に行ったことがあります。この講習会は溶接技術者が資格を取るために受ける物で、講習会と実技を2日間掛けて行い、その後に学科試験と実地試験を行います。しかし当方は知識だけで十分と会社が判断して実地講習も、試験も受けませんでした。仕事では協力会社に溶接の仕上がりに文句を言いますが、自分では全く出来ません。と言うよりやったことがありません。要するに頭でっかちな部分です。一応松原さんにボルトオンでは両方取り付かないと説明して、どちらかを選んでもらおうと思ったのですが、電話先では予想どうり「両方」でした。色々取り付けの方法を考えたのですが、出来るだけシンプルにするには溶接しかありません。何時もは竹下君が溶接をしているので、よっぽど電話して来てもらおうと思ったのですが、ズーッとこのまま溶接からは逃げられないので、母親がパソコンを始めたことが影響して溶接に挑戦しました。
取り付けの方法はお手の物ですから、シンプルで確実な構造が思いついたのですが、やはり溶接は難しいです。フラットバーに溶接した物は落としただけで、ポロッ。結局ビードを大盛りにして後はサンダーで仕上げる方法をとりました。調整用のボルトはライトバーにタップを立て、このままじゃネジ山が足らないのでナットを付けたボルトをWナットの様にしてねじ込みそのままナットを溶接しました。この方法ですとパイプにナットを溶接するのが楽チンです。もちろんこのナットも一回目はポロッ、でした。そうこうしているうちに仕事が終わった松原さんがポルシェでカッ飛んで来て、ナイトビジョンの取り付けが初まっているのに大喜びでした。その上、奥さんが今日は妹さんの家にお泊りだと言う事も聞いてしまい、この次点で映像が写るまで今日は終わらないソフトプレッシャーを感じました。
外は当方、中は笠原さんと手分けしたお陰で、とんとん拍子に作業が進んで、いよいよスイッチオン。でも上手く動かない!大体、取説も見ないで動かす事が無謀と言う当たり前の結論に達してトリセツを読んだ所、ヘッドライトを点灯しないと動かない事が判明しました。これでは折角の川原で展開されている行事を見学できないと言う結論に達して、スモールでも見ることが出来る様にしました。スモールが無い状態で動作すると万が一の時に確信犯だと言う事に成るので、あくまでも暗がりの中で安全運転のために取り付けたと言い張れないので秘密のスイッチは付けていません、本当です。絶対に全ての電気を消してひっそり使うことなんて出来ない様にしてあります。我々は何時も正々堂々としております。
じゃあ写りはどうかと気になると思いますので報告します。先ず、ガレージの中から映してみると景色は殆ど良く見えません、60万円が殆どドブに捨てた様な状態です。松原さんの目の回りには縦の線が何本も書いてありました。暗視カメラなんて所詮こんな物でしょう。ヘッドライトを点灯しても全く変化は無くて、肉眼の方がはっきり言って良く見えます。お気の毒でしたが、一応カメラの前に行って電気屋のビデオカメラのディスプレーの時と同じく手を振ったり、舌を出したり、定番のピースサインは一通り行い、ついでに暗いし、どうせ写っていないので、ズボンを下ろして前も後ろも出してやりました。しかしHUMMERの中で画面を見ている松原さんと笠原さんの様子が変!何か騒いでいます。よく聞くと「よく写っていますよ〜!」どうやら熱を持った人間にはめちゃ反応して居るみたいです。交代して見てみると、画質は悪いのですけど、はっきりそこに誰が居るかは解ります。ズボン下ろさなければよかった。反省。一体どんな仕掛けなんでしょうね?草むらに隠れていてもこれならバレます。もちろん映っている画像の写真を撮りましたが、これはミーティングでのお楽しみと言う事にします。ちなみに川原には未だ行っていません。

2004.9.20.    1/6 ラジオコントロール HUMMER

W  :  31.5 cm
L  :  70.0 cm
H  :  35.0 cm

2004.9.20.    石飛 毅氏

先週遊びに来たランドローバーシリーズUが再来訪しました。
バックも出来るようになって進化しています。ちゃんとライトも点灯するし、キチント駐車スペースに置いてくれました。お父さんは有名なスピーカーメイカーの電気系の技術者ですが、最近はマネージャーの仕事でOEM先である日本の自動車メーカーに技術打ち合わせが多いそうです。おじいさん(子供達から見て)は機械加工の工場をやってて、シリーズUの本物をお持ちだそうです。3歳のお子さんもバイリンガルなのには驚きです。バイパーを見て苦悩している事を言うと、英語は得意ですからと言ってくださったので、心強い味方と懇意に出来て大変喜ばしい事です。
日曜は朝ミドリサンのACの配線を探ってみた所、コンバージョンキットに足らない配線がある事がわかりました。この配線をつければ一応OKなので、墓参りに出かけました。
実家に到着すると、母親がいきなり「携帯電話何処に落としたの?」と言うので「バイクに乗ってて道端に落としたんだけど」と答えているうちに、心の中で「何で知っているの?」と疑問に思いそのまま聞いてみるとマサに待ってましたとばかりに「私、パソコン始めたの!」とニコニコ。早速パソコンに向かって電源を入れて先般出かけた日光の写真を開いて見せてくれました。今年の誕生日で確か73だったと思いますけど、ぎこちないマウスの動きですが手順は確かにしっかり踏んで操作しています。インターネットも父親が「お気に入り」に入れてあるものは見る事が出来るようです。その「お気に入り」のなかに当HPが入っているので、それを見て「携帯電話」話をしたようです。と書いているのも恐らく読まれている訳です。数時間しか居ませんでしたが、日光の写真は数回見せられました。恐らく毎日何度も写真を「開いては閉じ」を繰り返していると思われます。当方の母親は怖い物知らずで勝気で、文句を言わせたらとてもかないません。ココを見ていて、当方が可愛そうな目にあっているのを知ったら怒鳴り込みに行くと思いますので皆さん注意しましょう。(そういえば小学校の時、学校に何度か文句を言いに行っててくれたので、先生が当方の事を腫れ物に触るような扱いをしていました。)
さて、日光の写真を見飽きたので早々に友野さんの所へ行ってきました。相変わらずHUMMER漬けの部屋でしたが見慣れない部品を発見!浅井さんがミーティング用に購入したスペシャルパーツです。当方もオハツの部品ですが、中々の見ものです。ミーティングをお楽しみにしてください。そしてもう一つ、友野さんと松原さんがロッドホールに注文しているスペシャルパーツの途中経過を撮影した写真を見せてくれました。これも凄い(値段も凄い)パーツです。今回のミーティングには間に合いませんが、出来上がりが楽しみです。
ガレージに急いで帰るとヒロタケ コンビがハブリダクションのオイル交換と純正のオーバーフェンダーの取付けをしてました。当方もエアコンの配線を回路図で検討して、新しい配線を作りました。エアコンに付いて来た車体側との接続配線には6Pのコネクターが付いていますけど、車体側は3Pです。この部分は従来ですと古いモデルのコネクターに合わせた変換コネクターセットが付いているはずですが付属していません。整理が悪いので無くしたかと思って、96年のGAS用のダンボールを明けて確認した所、やはり入っていません。結局、何時ものように回路図とにらめっこをして配線の解析を始めます。エアコン側の6本の配線は、コンプレッサークラッチ、圧力スイッチ、クラッチ用リレー電源(ACC)、コントロール用電源、アースでもう一本はクラッチリレー用電源と結線されている事を突き止めて、これらをコンバートするコネクターを作成しました。車体側をローインパクトにするため、ACについてきた方のカプラーをカットして配線しました。結線はランドマップから頂いてきた突合せ端子で、圧着後熱を掛けると外皮のヒシチューブがピタッと張りついて外気を遮断します。前回当方が失敗した「泥棒端子」はクラッチの電源容量を考えると、恐ろしいので使わない事にしました。泥棒端子の考察は接触部分の面積が小さいために、抵抗が大きくなり熱と火花によるオゾンが悪さをします。オゾンはとても腐食性が高いので今回の配線のように、燃えたわけでもないのに色が変わって被覆も可塑剤が抜けて硬くなるようです。長期間大切に乗るのであれば使わない方が良いです。
エンジンを始動して、ACのコントローラをONにすると・・・動かない!クラッチが入りません。もう一度配線の確認を行いましたが、ヒロタケ組がフロントのオーバーフェンダーの取り付けに回ってきたので、邪魔にならないように点検しましたが、配線に間違いはありません。電源を入れて検討したかったのですけど、近所迷惑な時間(2時半)になってしまったので、本日の作業は終了にしました。他にもスイッチべセルの交換、フロントウインカーの交換(問題発生!)給油口(途中まで)遮熱板、トランスファーガードの取付け等色々ありますけど、今日はもう寝ます。


 

2004.9.18.    石飛 毅氏

携帯電話に頼っている生活が続いています。
しかし、15日に携帯電話を無くしてしまいました。当方は、自前と会社の2個を常時携帯していますが、両方とも一辺に無くしました。昨日は一日中静かでいいなぁと思っていたのですけど「帰るコール」をしようと思っいカバンの中を見ると「無い」会社の事務机、実験室、CAD室、内緒の隠れ家と自分の立ち寄りそうな所を探しても見当たりません。失くした携帯に電話をすると、お姉さんの声で「おかけになりました・・・パケット通信中か電源が・・・」と言う冷たいお返事。ヨーク一日の行動を考えると、夕方にトランスファーの部品を届けた時に忘れてしまった可能性が高いと判断して、連絡するにはもう遅いのでそのまま帰宅しました。本日、思い当たる所に行って事情を話すとそこにはありませんでした。会社に帰ると「AUから電話があった」と言われて電話すると、2個とも拾得物として警察に届けられていることが解りました。今は手元に「赤、黄」両方ともありますけど、この間お電話を下さった方々にはご迷惑をおかけしました。
今週末は3連休です。でも散発的な用件があるので、土日はズーッとガレージには居れませんけど、不規則に出入りはしています。実家にも行くので帰りがけに友野サンのところへ「コンプレッションゲージ」引取りに行きます。一応HUMMER専用の物なので、正確に測れます。コンプレッションはDIESELエンジンに必要な良い圧縮、良い燃料の2大要素の一つを測定できます。大まかには1番と8番、一番いいのは全部のシリンダーを測定する事が一番です。8番と7番は周りが狭いのでボンネットを開けただけで測定できるか未だ現物を見ていないので解りません。とりあえずミドリさんはエンジンが丸見えなので測定してみます。測定希望の方は思ったより高価だったので友野サンにお布施を払ってください。(笑う)
この外にATの油圧を測定できるゲージも入手中です。これでフィルターの詰まりを定量的に交換時期が解るし、ミッションの不具合もわかります。更に、燃圧を測定するゲージも検討中です。燃料の流れはタンク→電磁ポンプ(プライマリーポンプ)→燃料フィルター→噴射ポンプ→噴射ノズル→戻り配管→タンクという流れです。この中でモニタリングが必要なのは、@電磁ポンプ(プライマリーポンプ)→燃料フィルター→A燃料フィルター→噴射ポンプの2箇所です。@は電磁ポンプの劣化が解り@とAの比較でフィルターの詰まりが解ります。本当は常時監視を出来るとベストですがAには自転車のバルブのようなリリーフ弁がありますのでこれにタイヤのエアゲージを取り付けると簡単に測れます。このリリーフ弁を@に追加れば測定は可能です。

2004.9.17.    松原義明氏

宿泊担当幹事の松原です。
今まで宿泊希望の方は、事前連絡を前提としておりましたが、回を重ねるうちに、大体の予想が立つようになりました。
従いまして、今回、宿泊希望の方は当日の午後3時までに、私、松原までお申し出下さい。
前回宿泊した、温泉大浴場?付の貸し別荘になります。
最大で16名まで宿泊できますが、それ以上となった場合は一部、セレブなソファー、ゴージャスな床となる方がいらっしゃるかも知れません。ご了承下さい。
土曜日の夕食は、PSガレージにて用意があります。
こちらもご希望の方は、当日で結構です。
何かご質問のある場合は、メールにてお願いいたします。
york@zf6.so-net.ne.jp

2004.9.16.    石飛 毅氏

ロードサービスの件ですが、調べた所によりますと、保険会社によって内容が色々と違います。
単純にロードサービスをやっている所、故障でも家までの旅費が出るところ、ガソリンを無償で入れてくれるところ、タイヤが破損したら一定の限度額までタイヤ代を出していくれるところ、30分以内に行かなければならない所調べれば調べるほど保険会社は努力しています。大御所のJAFとは大違いです。一体何処の保険会社が良いかは分かりませんけども何処を選んでもJAFを下回る所は見当たりません。当方の認識不足で、ロードサービスと言えばJAFと思ってて、保険会社のロードサービスなんてたかがしれていると思っていましたけど内容的にはどれも侮れない内容です。もちろん車に付いてい来る物なので、JAFの様に本人でなければならないと言う事は無くて、その車に誰が乗って居ようが関係ありません。我が家の場合はワゴンRに当方、妻、娘2人時々会社の同僚等不特定多数の人間が運転しますけど、JAFの場合は全員が会員に成らなくてはなりません。(以前は会費無料で家族会員と言う制度がありましたけど無くなりました)また、ETC機能付クレジットカードにもロードサービスが付いている物もあります。この場合は年会費1500円ですからJAFの会員になるより安いです。何処かの放送局でロードサービスの実態を特集したら、JAFが終焉を迎えるのは「間違い無い!」でしょう。
今週は工具を3点調達しました。
一点はスタンダード(インチ)とメートルネジのネジ山を潰した時の修正を行なう物です。ボルトとナットそれぞれに対応してて、タップとダイスがあればそれでも良いのですけど、タップやダイスの場合は削るのが目的ですから、斜めに入ると新しい山を作ってしまう恐れがあります。今回の物は大雑把で強度は充分あるので、簡単なネジ修正には良好だと思います。
もう一つは、圧着器です。カシメる所が2個あるギボシ(ファストン?)端子の圧着を行なうのに最初はエーモンのセットに入っていた物で上手くハート型が出来ずに圧着後配線が抜けてしまう事が多々あったので、クニペックスの物を入手しました。使い心地は良好でしたがこれも握る強さによって抜ける事がたまにあります。今回購入した物は2個所の圧着を一度に行なえて、なおかつ一定量を握りきらないと口が開かない構造になっています。握る力も少なくても良い機構になっています。優れている所は先端の「歯」を交換する事で、ギボシ端子以外の丸型端子や着きあわせ端子、スリーブの圧着にも使えます。更に優れてる所は交換して取り外した「歯」をグリップの中に収納できる事です。収納も単純に差し込んで、抜け止がフリクションではなくて歯の凹み部分にグリップのばねがはまって、押し込むとカチッ!カチッ!と良い音をさせて固定できます。
もう一つは作業用蛍光灯です。作業用蛍光灯は今までに数本購入しましたけど、配線に躓いて蛍光燈を落下させて破損したり、引っ張られた配線が切断してしまったりしています。今回購入した物は、蛍光燈にはプラグが付いてて、お好きな長さのケーブルを繋いで下さいと言う思想の物です。これであれば、配線に躓いてもプラグが抜けるだけ出し、少し奥にプラグがあるので横方向からの力が掛かって2本の爪が平行移動する可能性も低いです。価格は配線が無い分安いので、破損した作業等のリード線にプラグを付けて使うつもりです。
今日、三鷹にある自動車電装屋さんに所用があったので行ってきました。ここは以前にも紹介した事がある電装屋さんです。エアコンコンプレッサー、スターター、オルタネーター等の電装部品を修理する設備があります。変な車や外車の修理が得意でに今日はHUMMERの他にロールスロイス、ナビゲーターが入っていました。日頃電気系統で悩んでいる事柄を良いチャンスなので色々お聞きしました。HUMMERのオルタネーター、スターターの修理はOKだそうです。持ち込んで、バラシてもらい、その後ケースだけ持ち帰って磨いたり色を塗ったり、アルマイトを掛けたりしてから再度持ち込んで、中身を新品にしてカッチョ良いオルタネーターを作りたいと言う注文も受けてくれるそうです。電装パーツも売っているのでオスメスの平型ギボシ端子と端子カバーをマトめ買いしてきました。100個単位ですけど小分け品をオートなんとかで買うより格段に安いですし、日立ロジステック製で品質も安心です。抜け止のカエリも付いているので、ボッシュのリレーケースの配線にも使えます。ボッシュの自動車部品はインターネットにもきちんと出ていないので、カタログがありましたので一部頂いてきました。今までボッシュのリレーを色々使っていましたがソケットに種類がありすぎて、再入手が出来なかった事があったのですが、今後はここ電装屋さんでカタログ注文出来るので助かります。
本来の目的はここのところ多発しているトランスファーのOHキットを配達してきました。トランスファーは既に開けられていましたが、中は色々なカスが混じっていました。ミッションも取り外されてミッションの専門工場に送られていました。ほかに何か不具合はないかとエンジンルームを見て、ビックリ97年式のNA DIESELでした。更にスピードメーター、オイルプレッシャーはカナダ使用で水温計、CTIS圧力計はUS仕様でした。サーッと見て気になったのはフロントの右タイヤが偏摩耗していた事です。

オークションで落札したHUMMERのパーツが届きました。これで7年前から動かない右ミラーがジーーーー、ジーーーーと動くようになります。でも、凸レンズが在庫に無いので暫くはそのままです。今付いている奴はまたぶつけた時のために保管しておきます。エアコンのホースも3本しっかり入っていました。リアーゲートは工藤さんからの依頼品ですけど梱包をはがすと運送中に傷が付くと気の毒なのでそのまま運びます。

GAS HUMMERのエンジンのOHする件ですけど、DIESEL TURBOのトラブルよりは発生率は低いのですけど、エンジンの欠陥ではなくてHUMMERの構造、並びに使用条件の問題ですから、予防をする事は可能です。今のところ分っていることは、何れも高速道路でトラブルが起きています。エンジンを冷やす機能は冷却水とエンジンオイル、並びに燃料があります。冷却水はエンジンのブロックのちょうどピストンが動いているあたりと、DIESELとは異なってインテークマニホールドにも冷却水が循環されています。オイルはエンジンの回転部分や往復運動の部分を潤滑して熱を発生しないようにしたり、ピストンの裏側にもシャワーしてピストンの温度を下げます。燃料は吸入したときにピストンのヘッドを冷やします。これって解りづらいのですけど、気化した燃料がピストンの頭を冷やす効果は大きくて、高速回転で燃料を薄くした方がある程度までパワーが出るのですけど、薄すぎて焼きつきの原因になります。
クーラントとオイルはラジエーターとオイルクーラーでそれぞれ冷やされますが、高速でさほど水温が上がっていない時でも高回転でまわている時はエンジンそのものが高温になってて回転が落ちた時にウォーターポンプの回転が落ちてしまいエンジンから十分熱を取ることが出来なくなります。古いガス湯沸かし器で温度を上げると湯量が減るのと同じ事です。エンジンの発熱量は確かに減りますけどエンジンそのものが持っている熱容量は膨大で回転を落としても直ぐに温度は下がりません。どちらかというと水温自体は上がってきます。単純なストーリーは高速で走ってて料金所でパタッと止まるとラジエーターに来る空気も止まるし冷却水のエンジン内滞留時間が長くて水温が上がる。この時にタイミングが悪いとエンジンが焼き付くということになります。
電動ファンがあると走行風が減ってもラジエーターに空気を送り込むことが出来るということです。オイルも同様でオイルポンプの回転が落ちてエンジン内に潤滑が出来なくなると言うことです。オイルは温度が上がると粘度が下がるのでポンプからの吐出圧は下がりますので、高回転時間が長いと冷却能力が落ちます。じゃあDIESELエンジンは?と言うと元々燃焼温度がGASに比べて低いのでエンジンから出てくる発熱量は少ないです。オイルの温度だけを見た場合の劣化はGASの方が厳しくて指定のオイルの粘度巾は広くなります。逆にDIESELの場合は回転部分の極圧は大きいのとカーボンの量が多い(ブローバイガスの部分でシリンダー内はDIESELのほうが綺麗)ので酸化の度合い夾雑物の量は多いので別の意味でグレードの高いOILが必要になります。
同じ大きさのラジエーターとオイルクーラーでほぼ同じ重量の車体を運用しているので、低回転でのトルクが低いいので高回転を使うし、元々DIESEL用で設計された車体で尚且つ開発時は今より低速走行しか想定していない車体ですからGAS HUMMERは熱的に厳しくなる訳です。DIESELの場合当方は当初NAでしたが平坦路を走っている限りでは夏でも、冬でも水温計は一定で特に水温が気になったことはありません。現在、TURBOに乗せ換えて、平坦路でも水温計が220Fまで上がってファンのクラッチが繋がると下がると言う事が頻繁に起きます。油圧も連続高速走行をするとオイルプレッシャーは下がり気味になります。インタークーラーを付けた場合はラジエーターに走行風が制限されるので電動ファンが必須になります。
ここまで電動ファンの話ばかりですが、ハード的な対策は、クーラントの濃度を適正にする。実績のある(理由は良く解らないけど確かに効果が有ります)レッドライン等の添加剤をクーラントに入れる。オイルは夏場は粘度を高めにする。フロントグリルにはフォグランプとかを付けない。これぐらいは特別な事ではありません。次に特別な事、エンジンルームの通気性を上げる。かと言ってボンネットをチルトアップするとフロントガラスが割れたりゴムが変形します。先般勤務先の会長のジャガーマーク2がヒート気味で対策としてボンネットをチルトアップしたらオーバーヒートは止まったけど、見事にガラスが割れました。エンジンルームに溜まった熱気は想像以上です。エンジンルームの熱を抜くにはボンネットまでのHUMMERはエンジンハッチが小さいのでエンジンの裏側からエアの抜けが悪いので、に外気導入口を付けて走行風を取り入れてボディーの下に熱気を抜く。停止時はエンジンの下にファンを取り付けて積極的に排気する。ここまでやればだいぶ信頼性が上がりそうです。
ソフト面では速度を上げない。エンジンのレスポンスが悪くなったりパワーが落ちたら速度を落として暫く走行して休憩する事が必要でしょう。GAS HUMMERの場合はエンジンの温度が上がるとTBIのマネージメントが燃料を濃くするので夏場の燃費は極端に悪いはずです。しかし適正な速度で走ると燃費は案外高燃費です。以前、友野サンのHUMMERで大井先生のお宅に行った時は友野号の最高速が100km/h位だったので、それに付き合って先生のHUMMERで併走した時は友野号より燃費が良かったです。逆に松原さんの雪子さんが350エンジンだった時に天童がから来た時は内緒の速度だったので、2時間おき位でGASチャージしていました。GAS HUMMERのオーナーの皆さん、色々考えて工夫して何かいいアイデアを考えてHUMMERを大切にしてください。当方も今まで沢山のHUMMERに電動ファンを付けましたけど、自分のHUMMERには未だ付けていません。RR(砂漠のRRの方です)の電動ファンを入手していますので必須ではありませんけど念のため、そのうち取り付けます。

2004.9.13.-2    石飛 毅氏

昨日書いた路上での故障について、色々調べました。
もうJAFは要らないという結論です。特にHUMMERの場合は車体重量が3tを超えているので電話でJAFに問い合わせた所、杓子定規に「ロードサービスの対象にならない」と言われました。回答はそれだけで電話を切ろうとしたので、少し小言を言わせて貰いましたけど。民間は元より、地方自治体より対応は最低でした。地方自治体は主権は住民である事が大前提ですけど、JAF場合は、選挙も無ければ対面できる対応の場所も限られてて単純に任意で言葉巧みに会員を集めているいる、洗脳カルト法人ですね。じゃあ何でJAFは要らないかというと、これはHUMMERに関しての事ではなくて、最近当たり前になった任意保険でロードサービスを受ける事があるからです。これには少し条件があって当方の入っている保険会社に聞いたところ、「人身障害保険」または「代車(等)費用補償」を付帯した契約であれば「くるまの安心サービス」が付いて来ます。電話で問い合わせた所、念のために調べますと一旦電話を切って、その後に「規定はありませんので3tを越えている車体でも可能ですと」回答がありました。ただし、1m以上の落差のある所からの引き上げとかクレーンを使う引き上げには費用が掛かるけど、単純に平場での牽引に対しては、当方の保険屋会社は50kmまで無料です。今回高速道路で故障したHUMMERはJAFに断られて、別の業者が来て8万円掛かったそうです。皆さんもう一度保険証書と、一緒に送られてくるパンフレットを見直してください。どうもロードサービス=JAFとお思いでしょうが、そんなことが無いようです。もちろんJAFにキーロックとか、バッテリー上がりぐらいは見てくれないのかと聞いたところ「駄目だそうです」JAFのETCカードは3t以上は使えるのにね。

2004.9.13.    石飛 毅氏

今日は千客万来でした。
まず、福島からは関根先生がコンサルタントの日向さんと長年お付き合いのあるご近所の修理屋さんと一緒にお見えになりました。関根先生は購入後、引越しとか色々あって余り乗られていないようでしたが、元々フルサイズリムジンを振り回している方なので、運転には心配が無い模様でした。今日は、今後色々お世話になる整備の方と当方の顔合わせがメインでしたが、狭山のガレージはいたく気に入って下さったようです。そのうち工藤さんがランドマップに行く途中によってくれて、松原さんのデロリアンに一緒に乗って帰ってきました。このデロリアンは松原さんが最近乗るように手に入れたもので、那須に展示してあるデロリアンとは違います。展示車は気を使いますが、こいつは適度にやれてて気軽なので皆が代わる代わる運転席に座り、未来に向かっている様に遠い目をしてハンドルを握っていました。デロリアンは中々味があるので結構好きです。当時売られたのは8000台だそうです。関根先生を色々ご案内しているうちに、昨日、「止まった」佐々木さんが昨日のお礼にワザワザ来て下さいました。義理堅い人です、こういうレスポンスは思わずホホが緩みます。
最近、竹下君がTJの燃料タンクを安全タンクに交換しました。安全タンクは近所の車部品リサイクルショップで購入した30Lの物ですが、これには高価な電磁ポンプが付いているし、配管はズーット気になっているアールズの配管を使っています。今までにアールズのノウハウが無かったので、今回は色々勉強になりました。アールズは日本では「KINOKUNI」と言う代理店が手広くやってて、立派なカタログは無料で入手できます。先週このカタログを手に入れて竹下君の配管以外に、工藤さんのHUMMER用にフレキシブルホースを試しに購入してみました。これであれば、成型品のゴムより丈夫ですし、自由度が高いので、レイアウト変更した車体には好都合です。工藤さんのHUMMERはウォーターポンプから水が漏れているので、交換するときについでに交換したいと思います。竹下君のHUMMERも部品がそろい修理完了です。竹下君は以前90Lクラスの安全タンクを入手済みなので、そのうち容量をアップする予定です。
ミドリさんは、鳴らなくなったホーンとブーストメーターを購入し、内緒のマフラーも届いたので取り付けました。内緒のマフラーはハイフロータービンのお陰も合って中々いい音がしています。それを聞いた工藤が直ぐに同じ物を注文していました。
ミドリさんのACを真空引きしましたが、ホンの少し何処か漏れてて、真空引きを10分して10分放置で針一本分ぐらい漏れています。殆ど新品部品なので漏れの原因はジョイントである可能性が高いので、全てのジョイントを再度締めなおしました。此処だという手応えはありませんでしたが、その後、真空引きをしても針は動かなくなりました。夏なので40分以上真空引きをして放置しても大丈夫でした。来週、オイルとガスを入れます。
帰ろうとしたら話題のトランスファーがオイルまみれになっていると竹下君が言うので覗いているとフィラープラグから滲んでいます。ここのパッキンは樹脂製で変形が大きくおまけにガスケットだけパーツでは出ない様です。ランドマップに在庫があると言うので来週のために帰りにランドマップに行きました。ランドマップに行くとGAS HUMMERが高速道路でエンジンがお亡くなりに成って、牽引を頼んだら最寄のインターまで8万円だったそうです。こうならないために、皆さん修理はキチンと行い、当方を大切にしましょう。
近所にお住まいのイギリス人の方がお子さん用に電動のランドローバーシリーズ2を完成させました。中々のできで小さいけどバイリンガルの子供達はニコニコです。イギリス人が全員そうだとは絶対思っていませんけど、このお父さんとの育ちの違いを思いっきり見せ付けられました。


 

2004.9.12.    石飛 毅氏

今日は長い一日でした。
友野さんにはかないませんけど、朝早く起きて先ずドリンク剤を飲んでからら当方のHUMMERの修復作業を行いました。
当方のHUMMERはNAからTURBOに載せ換えているためPCMの配線は継ぎ足したり一部はNAの配線も使っています。積み替えた時はうまく動くかどうか分からない部分もあったので一部は泥棒端子(配線の途中に挟んで分岐する端子)で仮配線の部分が残っていました。以前止まったときもこの部分の接触抵抗が悪くて、こげたのが原因で竹下君のTJで牽引した事がありました。まだいくつか残ってて、いつかは本配線にしないといけないと思っていたのですけど、動いているとついつい後回しになってしまいました。今回も以前修復した隣の配線でPCMのアクセサリー電源ケーブルでした。今回はこれと、電磁ポンプの両方が同時多発テロとなってHUMMERに降りかかってきました。今回のPCMの方のトラブルはフランケンシュタインである当方のHUMMER固有のトラブルです。
作業をしていると、昨日オイラを見捨てた下田健ちゃんが、HUMVEEでやって来ました。塗装をしたらしく段々綺麗に成ってきています。色々細かいパーツも買っているみたいで楽しそうです。その後に勤務先の会長がフラーッと来て、コーヒーを一杯飲んで若干無駄話をした後に、HUMVEEで駅まで送ってもらいました。その後、工藤ちゃんが昨日の報告を見て、御昼ごはんを持って御見舞いに来てくれました。ソロソロ時間なので、昨日レンタルした積載車に乗って、永倉さんの会社に回送車を取りに行きました。回送車を取りに行ったのはガレージの外に置いてあるカマロはLT-1が搭載されていたのですが安く買えたので、エンジンを抜き取って残ったドン柄を廃棄するためです。廃棄先は川島のリサイクルメタルと言う会社で、途中道に迷って5時までの就業時間には数分前に到着してセーフでした。
中にはジャガーのそれほど古くない完全な車体があったり、車の他には自動販売機等も処理するみたいです。規模も大きくフロンの抜き取り装置もちゃんとありました。ここからもう一度永倉さんの会社に戻り、回送車から積載車に乗り移って積載車の返却に向かいました。積載車を借りた所は自宅から近いのですが、そのまま家の前を素通りして、ツナギのまま新所沢まで電車で行きました。新所沢には工藤さんが迎えに来てくれて工藤さんはガレージで竹ちゃんと待ち合わせて、当方を置き去りにしてスゲー綺麗な女性2人の計4人で出かけていきました。1人になった当方はそのままHUMMERの復旧作業を開始して、どうにか組み上がった頃皆が帰って来ました。
もう遅いのでそのまま当方は風呂に行く準備をしていると、携帯が鳴って当方を呼んでいます。こんな時間(24時です)に一体誰だろうと思って電話に出ると、久しぶりに佐々木さんでした。電話に出た瞬間時頃の挨拶もそこそこに暗い声で「止まっちゃいました」場所は目黒区のイエローハットの本社の駐車場らしいです。症状を聞くとホンの少し前に起きた症状と同じなので燃料ポンプと、昨日足らなかった工具を持って出発しました。夜中の東京は道も空いてて、目黒まで全て高速を乗り継ぐというゴージャスな道を選んで行きました。佐々木さんが山の手通りまで出ていたので、直ぐに分りましたが、HUMMERは地下駐車場から這い上がって公道に出る直前で、ゲートの棒の下に止まっていました。作業は20分も掛からなかったと思います。エンジンも息を無事吹き返しました。佐々木さんに「飯でも」と言われましたが、眠気が襲ってきたので、丁重にお断りして帰路につきました。途中眠気も無くなり快調に走っていると、昼間の工藤弁当以来何も食べていないのでさすがに腹が減ったので三好のサービスエリアに寄って「天玉うどん」を注文しました。呼ばれて取りにいくと、おじさんが「黄味が破れたのでもう一個サービスしたよ」と言われてどんぶりの中を見ると卵が2個浮いていました。これが今日一日の御褒美だとしたら淋し過ぎます。
ミドリサン本日ノータッチ。本日風呂も入らず4時15分就寝。

2004.9.11.    石飛 毅氏

止まっちゃいました。当方のHUMMERまあ最近ちょっと変だなと思っていたので、今週点検しようと思っていたのですが、全くついていない話です。
そのトラブルも複合的なものでした。下田健ちゃんが、またリングギアを舐めたというのでそれを渡すために急いで家を出たところ燃料がないので、駐車場の大家さんでセルフ給油をするためにスタンドに入ったところでエンスト。再始動でエンジンがかかり、給油機の前でエンスト、丁度良いやと思ってそのまま給油。再始動は問題無くそのままスタンドを出たところでまたエンスト。走りながらそのまま素早くニュートラルにして、エンジンを掛けると始動、でも直ぐ停止。スタンドを出て50mでもう二度とエンジンは掛かりませんでした。
以前から時々息継ぎを起こすのでFSDがソロソロ駄目だと思っていたので、FSDのユニットは配線を付けた状態で車載しておいたので(そこまでやるなら予めやっておけば良いのにとお思いでしょうが自分のHUMMERに触っている時間がないんです)、路肩(本当は一車線塞いでいました)に止めたままで何も考えずにFSDの交換をしました。暫く作業しているとおまわりさんがやってきてどれぐらいで終わるか聞かれたので、「直ぐ治ります」と答えFSDの取り付けは直ぐに終わりました。汚れた手を拭いて、キーを捻るとポンプの音がしないし、エンジンチェックのランプも点灯しません。どうやらPCMの電源がきていない模様です。お巡りさんがまたやってきて、「どうよ?駄目か?」「いま車屋さんを呼びます」「引っ張るのかい?」「はい」「こんなデッケー車。どんな車で引っ張るんだ?」「さあ?」と、ありがちな会話をして、近所で付き合いのある常岡自動車さんに電話して事情を話して作業の出来る広い場所まで牽引をお願いしました。
当方が作った渋滞で、近いのですが中々来ないので暫く待つと、常岡自動車が乗ってきた牽引車は「軽トラ!」それを見てお巡りさんもびっくり!「こんなので引けるかぁ?」と言いましたが、当方も心配でしたが「平だから大丈夫ですよ、と本当は心配でした。軽トラから降りてきた社長は開口一番「これしかなかったんですよ」と一応釈明していたのですが、3,5tを引くには子供でも諦めるんじゃないかなと思いましたが、一応リアーゲートには「スーパーチャージャー」のシールが張ってあるからNAよりはマシだし、人力よりはマシだと思って気を取り直して用意しておいた牽引ロープを軽トラに結びました。トランスファーを「N」に入れていざ発進すると軽トラはケツを振りながらホイルスピンをしてどうにか動き始めました。「おー良いじゃん」と思って少しカーブを曲がろうとしたら「ハンドルが回らない!パワステが利かないとやっぱHUMMERのハンドルは重い!」と思ったのですが、マジに曲がらないのでおかしいと思ったらハンドルがロックのままでした。慌ててホーンをならして止まってもらい、キーを回して解除。常岡の社長は、何かあったのかと心配して降りてこようと思案したが、まさかハンドルロックしたままなんて恥ずかしくていえないので、満面の笑みで「OK オッケー、良いよ行ってぇ〜♪」と照れ隠しをしました。
軽トラはまた、大きなホイルスピンのスキル音と左右に後輪を振りながらまたHUMMERを引き始めました。スーパーチャージャーの付いている軽トラはパワフルです。100M程引いて古本屋の前の駐車場に放り込み点検すると、どうやら電磁燃料ポンプがお亡くなりになっていました。この時点ではポンプを交換すれば直ると思っていたので、先ず、ランドマップに電話してポンプの在庫を確認した所、「有りません、ガチャ」ガレージには在庫が有るので博に電話・・・「出ない!」次に竹下君も電話「でない・・・」掛けて居る途中に掛かってきた松原ちゃんに折り返しの電話をしたら・・・「出ない・・・」困った。もう一度ランドマップに電話して、さがせと言うと「この前、つや消しのHUMMERに使ってないんですけど・・」といいかけて「あっ!あるかも知れない。といい一旦電話を切って、暫く待つと「ありました。もって行きますよ。」と、神の声。涙を流しながらお礼を言い、ボンネットを開けたまま1時間ほど待ちました。
ランドマップが来て燃料ポンプを交換してスターターを回すとエンジンは・・・掛からない。結局PCMに電気が来ていない事が判明して、じっくりガレージに持ち込み修理をする事にしました。がっかりしていると、ランドマップが「面倒を見ないから、キットHUMMERがスネたんですよ」とたわけた事を言うので間髪を入れずに「うるせーぇ!」。でも沢山日頃御世話しているのに来てくれたのはランドマップだけ、狭山で待たせていた下田ケンちゃんにも悪い事をしたけど、ぜんぜんおいらの事を心配しないで「明日来ます。」といって返っちゃった。
明日は、荷物が沢山来るのでガレージに居て当方のHUMMERを修理したいのですけど、永倉さんがカマロを解体屋に運ぶから運転お願いしますと言うし、そのカマロだってどれがいる部品でいらない部品か判らないし、いる部品だって倉庫の真ん中にドーンと置いてあって、おまけに、もう一台ガレージに止まっているので積載車でHUMMERを運んで来ても降ろすのがえらく大変で・・・イライラしっぱなしです。今週末は荒れてやる!そうだ積載車も返しに行かないとクレーンが入らない、待てよ。HUMMERも動かさないとカマロが吊れない。あーどーしょー。と思いながら、ローソンのお好み焼きそばを食べながら悩んでいます。
オークション、当方が3点落札しました。エアコンのホースは NA DIESEL用。嫁入り先はほぼ決まっています。 リアキャリパーは保存、ミラーは当方が使います。総額61,500円。そのうち自分の分は21,500円、40,000円が在庫。素直にミラーだけにすればよかった。デフは最後に質問したのですが、出品者の見ていたパーツリストの番号はケースの番号でした。落札された方は取り付ける前に必ず減速比の確認をしましょう。
今、当方のHUMMERを見たらPCMに電源が来ていません。ヒューズはOKなのですけど、どうやら何処かで断線している可能性が大です。直結しても、噴射ポンプが動きません。この辺の動作もおかしいので、修理は手こずりそうです。ミーティングに行けないかも・・・


 

2004.9.8.    石飛 毅氏

当方たちの端正な姿を見れる雑誌の表紙です。


さて、本日教えて頂いたのですけど、YAHOO! AUCTIONにまたHUMMERのパーツがオークションに出ています。
価格の安い物で使えそうなものは当方が入札しています。入札していない部品もあるのですが、ガレージのIT化と設備投資のために支払い能力が欠落しているので、必要性の低い物はまだ入札しておりません。先ず、エアコンのホースですけどこれは94.95年式用のコンプレッサーを挟んでコンデンサーと、エバポレーターの間の部分です。写真では判りづらいのですけど、曲がっている方の先端は2又に別れてて一方はリアエアコンにつながります。このホースは漏れが多いので予備で持っててもバチは当たらないでしょう。キャリパーは部分的に金具とレバーを交換すると左右両方とも使えます。加熱で熱履歴のある方には交換をお勧めします。でも本当は両側を同時に交換することをお勧めします。デフは難しいですね、97年式と言う事で購入しているらしいので恐らく減速比が2.73だと思いますけど、この当時はオプションで3.08もあるし、98年からはターボは2.56になっています。確率的には2.73だと思うんですけど。2.73だったら98年式には使えません。ギアハブも出ていますね。オイル切れをしちゃった人は中身を交換できるけど、それ以外はさほど必要ないので価格と比較して躊躇しています。送料も高そうだし。リアゲートが出ています!それも2枚なんでだろ〜。
今回もAM Generalの送り状が出ていましたが、今回のは幻の車王ボーイ宛です。元のHUMMER JAPANですから、沢山パーツを持ってても不思議じゃありませんね。あの当時、全国の日産ディーゼルで修理の扱いをしていましたので在庫の補用品の在庫期限が切れて出てきたのかなぁ。リアゲートがあるということは、北海道にあるDocomoのHUMMERを特装した時に要らなくなって取り外した物かもしれません。確かあのHUMMERは97年式で、7年経っているので償却が終わって(リースかも?)要るはずだし、携帯電話の通信方法もアナログからデジタルそして今は第三世代へと移り変わり、中の機材が車体の劣化より先に来てDocomo北海道がHUMMERを手放してしまって、提携の整備工場がもう要らないといって出品したのかも知れませんね。北海道とはいえDocomoのあの非常用のHUMMERはさほど利用頻度が低い(出動しない方が良いです)と思うので程度は良い筈です。そうなると2ドアの特装車べース用のパーツが出ている事も考えられます。
エアコンの配管からすると、エンジンはNAかも?そうなるとデフもGVWが12100ポンドで減速比が3.08だとすると、このデフが使えるHUMMERは多分国内ではレアですね。この予想が当たってHUMMERがスクラップになっていないことを熱烈に祈ります。友野サン朝の祈祷で神様にもお願いしてください。そういえば北海道警察署にもHUMMERがあったはずだけど、あれもどうしただろう?車王ボーイ時代は短い期間だったけど積極的に展開してたので知らない事が沢山あります。誰か知らないですかねぇこの辺の事情を。そういえば苫小牧に当方の友達の実家が手広くタンクローリー等の大型自動車の整備工場をやっていると聞いたことがあるので、(そいつはなぜか薬大に行って東京駅で結婚式をして東京に住んでいます)いずれにしても貴重なパーツを廃棄しないでオークションに出してくださった事には出品者には感謝します。今回当方が色々入札していますけど必要な方は遠慮なく入札してください。当方は他の人の入札があった時点でもう入札しません。でもミラーは当方のも随分前から壊れているのでガチンコで勝負します・・・
 

2004.9.7.    石飛 毅氏

精製水に関して色々な方からメールを頂きました。
あまりにも多いのでビックリしました。先ず大義で精製水というのは、原水をにフィルターを通してイオン交換した物、その後に更に細かい分子を吸収するフィルターを通したもの、更にその後に蒸留した物を言います。そこで最後の蒸留ですが、原水をそのまま蒸留した物もあります。最初の写真はイオン交換樹脂を充填したタンクで最初に活性炭フィルターを通してイオン交換樹脂を通って最後に中空紙のフィルターを通して終わりです。容器の上に載っているのは導電率計です導電率(水にどれぐらいの電気が流れるかの指針)を測定してイオン交換樹脂の寿命を監視しています。不純物が多いと導電率が高くなります。導電率が上がるとイオン交換樹脂は再生のために業者が引き取りに来ます。再生の費用は1万円程だそうです。同時に前後のフィルターも交換します。大体この装置で10万円台です。バッテリーの補充液はこの程度でOKです。
次の写真は更に不純物を除去するための特殊な方法でろ過する装置です。手前にあるイオン交換樹脂を通した後にこの装置に入れます。これでもかなりの純度の高い純水が出来ます。この装置は大体80万円です。これは使う分だけ蛇口をひねって出します。
次の写真は更に純度を上げるために使われている装置で連続運転して常に一定量の純水を作成して後方のタンクに貯めています。分析やさんが試験用の器具を洗ったり色々な薬品の希釈に使用しています。タンクの大気開放口にはもちろんフィルターが付いてて大気に触れて汚染されないようにしています。この装置でHUMMERより高くなるといったら驚かれると思います。
最後の写真は勤務先の製品でボイラー用水内のシリカの濃度を測定している装置です。この装置は接液部は全て樹脂です。ガラスだとそこから染み出てくるシリカ分を測定してしまうからです。ですから勤務先の科学屋さんに言わせると綺麗な水というと精製成績補償の付いている精製水となってあの価格になるのです。こんな物がごろごろ転がっているのが当方の仕事場です。時計が写っていますので仕事中に写真を撮ったのがばれてしまいましたね。
先般、那須で行った取材が出ている雑誌が販売されたので、早速購入してきました。PSガレージがメインターゲットですが当日協力した皆さんのHUMMERもキチンと掲載されています。でもHUMMERがHAMMERとなっています。英語の解る人はハマーと言うとHAMMERになるそうで、ハンマーと言うとHUMMERになるらしいです。ですからこの辺の見解の違いがあるので当方はこのHPの開始当初からカタカナ出の表記はしていません。560円で全国の書店コンビニで販売されています。買って読みましょう・・・


 

2004.9.6.    石飛 毅氏

今週はミドリさんの進展はグーンと進みました。
インタークーラーの弊害でホーンはそのままで取り付けが出来ません。そのままではインタークーラーの配管に当たってしますのです。ホーンそのものもボディが腐食しているしコネクターもNGです。オーナーには新しいホーンをお勧めしたい所です。サージタンクからラジエーターのロアホースまでのホースは外観はさほど痛んでいなかったのですけど、中を見ると老化が激しかったので友野サンに手配して送ってもらいました。ところが形状が少し違うのです。J型に先端がターンしているのですけど、頑張ってもこの形状では無理です。もう一度形を見るとこの部分の曲がっている部分をカットすると元の形に近くなるので、思い切ってカットした所ピッタリです。新しい年式のサージタンクを見たことが無いのでなんともいえないのですが、上位互換性を取っているのかもしれません。そのうち熱で壊れるFSDのリロケーションキットを最初から採用しました。これもインタークーラーの配管のお陰で中々いい取り付け場所が無いので、思い切ってバッテリートレーに取り付けました。ここであればエンジンの熱もそのまま来ないので条件もいいし、雨にも当たりづらいので好都合です。ステンレスマフラーはなぜか車体から10cm以上もはみ出すので一回車体に取り付けてからマーキングして高速カッターで切断しました。以前浅井さんのHUMMERも同じように飛び出していたのでカットしましたので、製作者はこれで良いと思っているらしいです。
あれこれやっていると宅急便が届きました。箱を開けるとなんと!ナイトビジョンです。それもHUMMER用としてカメラの外部取り付けブラケットも表示部も室内に殆ど追加加工無しで取り付く金具が付いています。配線も一応専用配線が付いています。詳しく取説を読んでいないので性能等の詳細は解りませんけど、要するに真っ暗闇でも良く見えるカメラと言う事です。出来るだけ早い時期に取り付けて近所の河川敷(夜になると一定の間隔を置いて車が止まっています)に出向いてテストしたいと思います。価格はどうも片手を楽に越えるみたいです。どんなに良く見えても当方は買いませんというより買えません。


一応ミドリさんに取り付くものが全て収まったので、始動に向けて液体類の充填作業を開始しました。先ず、冷却水をある程度入れてサージタンクにポンプを取り付けてキャップのリリーフ圧まで加圧をして暫く放置して漏れテストを行います。この時にサーモスタットボディに付いているブリーダーパイプを緩めてエア抜きも行います。とりあえず規定レベルまで入れて後はエンジンの始動後に量の調節を行います。もちろんクーラントは精製水です。今回使っている精製水は、イオン交換樹脂を通したり、フィルターを通しただけの物ではありません。確かにイオン交換樹脂を通した純水は当方の会社でも装置が至る所にあるので、それこそ蛇口をひねると出てくる状態ですからワザワザ買う必要はありません。
この純水でボイラー水内のシリカを測定する分析計でバッチリ検出されます。発電所のボイラーにはシリカ分は大敵ですから常に測定してます。(このことから精製水を使う理由です)このシリカ分を全く入れたくないので、今回はイオン交換樹脂等を通した後の水を蒸留した物を使用しています。ちなみに水道中の塩素はO-157などの大腸菌を殺菌するのには必要ですが、これは直ぐに飛んでしまいます。これを水道端末までキチンと残すために水道局は必死に策を練っている位なので、簡単に飛んでしまうのでさほど問題はありません。それよりも水道中に含まれているシリカ分とか炭酸カルシュウムなどが邪魔なのです。塩素だけであれば中空紙と活性炭で簡単に取り除けます。お解りでしょうか。もっといけないのは井戸水でクーラントを希釈することです。井戸水にはエンジンによくないミネラル分がたっぷり入っているので、エンジン冷却系には全く向いていません。ちなみにクーラントは28L入りました。ラジエーターがアルミに代わっているのでオリジナルより少し多いようです。
話を戻します。数ヶ月ぶりにボンネットも取り付けました。予想はしていたのですけど、やっぱりファンのステーがボンネットに当たりました。左右3cmづつ当たってしまったので、その部分を補強してからあたる部分をカットしてました。ボンネットには松原さんの大好きなフードを取り付けましたがこのフードはもう生産中止だそうです。大量に頼めば作ってくれるかもしれませんけど、今の所入手は出来ません。近い将来全塗装をしますので暫くは白のゲルコートのままです。ATFもオイルクーラーが変わってるので12L程入りました。先日、トランスファーのトラブルを見たばかりなので、もちろんトランスファーのATFも入れ替えましたし、デフのオイルも入れ替えました。エンジンオイルも防錆剤が沢山入っていると聞いたので、新油に入れ替えました。エンジンオイルはガレージの外に出れるようになったら少し走って、もう一度共洗いという意味で入れ替える予定です。エンジンの始動を行う前に燃料のエア抜きを行い、直ぐにエンジンを掛けたい気持ちを抑えてエアコンの真空引きを行って松原さんの到着を待ちました。
今日は朝が早かったのと昼飯をキチンと食べたので腹が減ってしまい、香麺(毎週行くラーメン屋さん)には悪かったのですけど晩御飯にしました。晩御飯を食べていると松原さんがやってきたので早々に切り上げて、お初エンジン始動をさせてあげました。もちろん一発始動です。その後暖気してATF、クーラント、パワステオイルの量調整を行いました。松原さんによると塗装はミーティングの後というので、おととい持ち込まれたり、今日届いたお宝の取り付けを先に行う事にします。ミーティングでナイトビジョンの視聴(?)楽しみにしてください。早々ミーティングのインフォメーションが表紙の下のほうなので皆さん気が付いていないようです。出来ましたら表紙の一番上に移動は出来ませんでしょうか?御手数ですがよろしくお願いします。


 

2004.9.5.    石飛 毅氏

友野さんが金曜日にミドリサンのパーツを持ってガレージに来ました。
その前に、スカイオートからお客さんのHUMMERのトランスファーが壊れたので、パーツがないか?と問い合わせがありました。
以前、ATのOHキットを注文した時に間違えてトランスファーのOHキットが着てしまい、返すわけにもいかないので、そのまま泣く泣く在庫にしていた物があったので、京ちゃんと、通りすがりの工藤さんの3人でスカイオートに行ってきました。リフトに乗っているHUMMERは見覚えのあるHUMMERで、かなり過酷に使われている様子が下回りを見ているとヨーク分かる。雪道の走行が多いオーナーですが、冬季の凍結防止剤をたっぷりシャワーしているのに下回りの洗浄を全くやっていない様です。99年式なのですが、惨状はミドリサンより少しマシな程度です。同じく雪国で乗っている大井先生のHUMMERはとても綺麗なので、手入れ次第ということが良く判ります。そういうのに限って外側はピカピカでちょっとした傷を気にしたりするケースが良くあります。友野さんや上口さんのHUMMERは舐めれるほど下回りが綺麗です。
壊れた結果の症状は、走行中にガランガラン音がしたそうです。トランスファーを降ろす時にドレンプラグを緩めても一滴もATFが出てこなかったそうです。でも、ATFがドバドバ漏れた形跡がないのでスローリークだった様です。トランスファーのOHキットはチェーン、スプロケット、ATFクラー、パッキン、フィルター等で、分解されている状態を見せてもらったら、新品部品と比較してチェーンが伸びていました。チェーンが伸びてケースを叩いて大きな音が出ていた模様です。今回はフォークの爪が生きているので大井先生のときのようにシフトレバーは抜けなかった様です。油切れでトランスファーが壊れる症状はチェーンが伸びてケースを叩くのと、フォークが削れるのと2通りあるようです。リビルト品でもアメリカから取り寄せると30万円を超えるので、元々量的には少ないので漏れていなくても、点検しましょう!スカイオートも自分はもちろん、在庫のHUMMERも念のために点検した見たいです。当方も明日点検します。
点検はトランスフアーの2個ある大きくて薄い6角の上の方を緩めてそこから指を入れて赤いATFが付けばOKです。色が綺麗な透き通る赤でしたら賞味期限中ですけど、黒っぽかったら交換した方が良いです。此処にATFを入れるのは、面倒で、当方はポンプを使って入れています。このほかにもリアのパットが減ったまま乗り続けて、ローターが削れて1mm程に成っていました。キャリパーの周りは金属粉だらけです。
遂にエンジンオイルをドラム缶で買ってしまいました。200Lです。ドラム缶からオイルを吸いだすポンプが無いと、どうにもならないのでエアを入れて押し出すポンプも買いました。CF-4の15W40は中々安く手に入らないので苦労しましたが、ソロソロ、ミドリサンに入れないと駄目なのでヒロシのボス代を横領して買いました。精清水も4箱ゲットしました。勤務先の化学屋さんで結構詳しい人に聞いたら、水道水そのものは本当は駄目だそうです。今までシリカのカスが付くのは仕方がないと思っていましたが、化学屋さんの世界では常識だそうです。でも、コーンズとかの高級車を扱っている会社でも、そんなことしているなんて聴いたことがないけど、実際使っている人が全くカスが付かないという実績を聞くと心情的に交換したくなります。エンジンも古くなるとなぜかオーバーヒート気味になることが多々あります。ラジエーターやウォータージャケットにへばりついたカスが邪魔しているんでしょうか?
今日ミドリサンで確認したところ、完全ドレンアウトするためにエンジンブロックのドレンボルトの位置を確認しました。運転席側のバンクはそのまま簡単にドレンアウトできますが助手席側はスターターを外さないとドレンアウトできません。出来たら一回水洗いをして、短時間精清水だけで回してその後に精清水で希釈したクーラントを充填すれば満足できます。
精清水は不純物が入っていないので、水の癖に凄い勢いで金属を溶かします。だから飲んだりしたらお腹を壊すので、飲まないようにしてください。価格は18Lで3200円です。予め50%になっているクーラントを買う場合は、もしかして精清水か純水で希釈している可能性もありますので、此処までやらないけど少し気になる方は希釈済みのクーラントを使うといいでしょう。
ミドリサンは明日物凄いパーツが入ってくるので、まとめて報告します。


 

2004.9.1.    石飛 毅氏

エンジンオイルをついに200Lドラム缶で購入しました。
これで暫くはエンジンオイル不足で悩む事は無いと思います。どうしても一度安価でオイルを購入すると、とてもじゃないですけど、1200円/Lで購入する事は出来ません。APIの規格品であれば多少の違いは確かにあると思いますけどHUMMERに使用することは問題はありません。粘度も15W-40であれば一年中安心して使えるわけです。廃油の処理はしっかりしたルートがあるので、オイル交換をこまめにする事が出来ます。オイルフィルターネットのお陰で安く買えますので精神衛生上宜しいかと思います。
勤務先の化学系社員に聞いたところ、クーラントの希釈を水道水で行う事は、やはりエンジンやラジエターに水道水中のシリカ分が析出するためと聞きました。イオン交換樹脂式の純水装置から取り出した物でも多少はシリカ分はろ過されていますが、今回のミドリさんのように全ての冷却水を抜いている場合は、精製水を使用したほうが良いと教えてもらいました。これであれば炭酸カルシュウムや水道水中のミネラル分も入っていないので、長期間使っていてもクーラントがへたら無いし俗に言う水垢も付かないそうです。今回購入した精製水は20Lで3200円と高価ですけど、これも気分的には良いと思います。当方のHUMMERはエンジン交換時に通常ミドリのクーラントですが、在庫が無かったので赤いクーラント液です。先日、サージタンクの中を覗いたら赤が濁っていたので、そのうち交換しようと思います。クーラントは不凍液だけではなくて、沸点が上がる事でオーバーヒートの予防になりますし、エンジンラジエーターの防錆作用もあります。LLCと言いますのでロングライフクーラントですけど、3年に一度ぐらい交換してもバチは当たらないと思います。
単純にラジエーター下から出ていいるコックを緩めただけではエンジンブロックに残っている分は出ませんので。今回交換するときに、いかに全量を抜くかの挑戦をしてみます。両方のブロックに残っているクーラントは恐らく10L近くあるのでドレンアウトしただけでは半分しか交換できません。エンジンブロックのドレンプラグはエンジンマウントに隠れています。最悪はエンジンを載せた状態でエンジンマウントの交換と同じ手順で一旦マウントを外さないと抜けないかもしれません。そうなったらもう約10年たっているので、エンジンマウントのラバー部分の交換もしようかなと思っています。友野さんも交換希望でしたら部品手配してください。うちのワゴンRも先日エンジンマウントを交換したところガタガタして、そろそろ乗り換えかな?と思ったのですが振動が少なくなってボロッチさが無くなりました。ついでにミッションのマウントのラバーも交換すると効果は倍増します。
ガレージにインターネットを引く予定ですけど、未だTEPCO光が来ていません。ケーブルテレビは電話線の料金が掛からないので多少安いのですけど、工事費が6万円じゃあ話になりません。ニフティは無線ランを引くと高くなるし、色々考えた結果自宅と同じso-netのタイプ2で行こうと思って居ます。12Mにするか47Mにするかは未だ決めていませんけどやっぱり早い方がいいと言うより電話局からの距離が近いので12Mでも十分かなとも思っています。インターネットを引く理由は、やはり色々調べるのにADSL環境に慣れてしまった現在はやっぱり必要ですよね〜ぇ。

 

 2004年8月